JP2003326409A - 穴あけ装置、穴あけ方法、圧縮機の破壊方法 - Google Patents

穴あけ装置、穴あけ方法、圧縮機の破壊方法

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JP2003326409A
JP2003326409A JP2002132415A JP2002132415A JP2003326409A JP 2003326409 A JP2003326409 A JP 2003326409A JP 2002132415 A JP2002132415 A JP 2002132415A JP 2002132415 A JP2002132415 A JP 2002132415A JP 2003326409 A JP2003326409 A JP 2003326409A
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drill
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 油を含む容器の穴あけにおいて、穴あけ位置
狙い作業の工程が多く作業者の負荷が高かった。容器か
らの油の処理作業頻度が多かった。ドリル自動下降制御
に不具合あった。 【解決手段】 穴あけ狙いを容易にする機構を1つのレ
ーザーを使用した簡単な構造で設た。また、液体もしく
は可燃性物質を回収するクランプ機構6の下方に配置さ
れた回収機構15と油回収機構16を設けた。また、穴
あけの際回収した液体もしくは可燃性物質から不純物も
しくは不具合物質を除去するステップを備えた

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はドリルにて穴をあけ
る装置および方法に関する。特に廃冷蔵庫や廃エアコン
等冷媒回路を含む電気機器のリサイクル処理において発
生する廃コンプレッサのように油や冷媒などを内蔵する
容器に穴をあける装置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の穴あけ作業は、図8で示されるよ
うなボール盤と呼ばれる装置で行われていた。図8に特
開昭52−3793号公報、特開2000−34330
9号公報ほかに記載されている穴あけ装置の説明図を示
す。穴あけ作業内容は図8の装置を使用して次の工程で
行われる。まず作業者は対象物をテーブル39の上に置
く。穴あけ時に対象物がずれることを防止するため手で
対象物を支える。または治具にて対象物をテーブル39
上に固定する。次にドリル上下レバーを操作してドリル
38を人力で下降させ、ドリル刃が穴をあけたい位置に
来るかどうかを確認する。図8では二面のレーザ光を対
象物に投影し、二面のレーザ光の交差点34をめじるし
として穴あけ位置を確認する。2つのレーザーで加工位
置を合わせる技術として特開平7−1293号公報のよ
うなものも知られている。
【0003】対象物固定治具はテーブル39上にネジに
よって固定されているが、穴あけ位置を調整したい際に
は この固定をはずし、対象物ごと固定治具の位置を調
整しテーブル39上に固定する。以上の操作で穴あけ位
置調整が完了した後、ドリルを回転させ、ドリル38を
自動で下降させ、穴をあける。ドリル刃の長寿命化、穴
あけ部の切り粉除去、穴あけ時間の短縮のために、穴あ
け中にはドリル刃に切削油が塗布されていることが望ま
しいため 作業者がスポイトにて油を塗布する。穴あけ
後、ドリルが上昇した後にスイッチを押しドリル回転を
停止させる。ドリル自動下降を終了させるには二つの方
法があり、一つは手動レバーにて人力でドリルを上昇さ
せる方法、もう一つはドリルが装置上である高さまで下
降したら自動的に上昇するように装置に設定を行う方法
である。後者の機能のないボール盤も存在する。穴をあ
けた後 作業者は対象物固定治具を開き対象物を取り出
し、装置内に残った油を除去する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の穴あけ装置の構
造では穴あけ位置を調整するための作業が多く手間のか
かるものであった。具体的には対象物のクランプ作業、
クランプ機構の移動と固定、狙い時のドリルの人力上下
である。
【0005】ドリル自動下降を自動的に停止する機構
は、ドリルが装置上である高さまで下降したら自動的に
上昇するという設定であるので、対象物の高さがばらつ
くと、あるときはドリルが刃に届かない、あるときは必
要以上に深い穴をあけてしまう不具合があった。
【0006】対象物の形状によってはクランプ機構にて
対象物を完全に固定することが困難で、人力によるため
作業者の力を必要とし穴あけのために知から作業や作業
量増大につながり、リサイクルの費用や負担が増えると
共に誰でもができる作業にはつながらなかった。
【0007】対象物の内部に多くの液体ヤその他の流動
物を含む場合、たとえば対象物が圧縮機の様に回転体を
内蔵しこの潤滑用の油を内部に多く含む場合、このよう
な密閉構造の容器を破壊しようとする場合、対象物に穴
をあけて装置から油などの液体や危険物を除去する作業
を頻繁に行う必要があった
【0008】このような穴あけ装置は 対象物から油を
除去するためのものであるのに ドリルに切削油を塗布
するため処理すべき廃油を増加させていた。切削油を使
用しない場合は穴あけに不具合が発生していた。
【0009】本発明は上記の問題を解決するためになさ
れたもので、油などの液体を含む容器の容易な穴あけを
提案するものである。また本発明はリサイクル処理のよ
うな場合、簡単な操作で信頼性の高い作業が可能な装置
および方法を提案するものである。又本発明は誰でもが
可能な作業を行える装置及び方法を提案するものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明にかかわる穴
あけ装置は、対象物に穴をあけるためのドリル機構の刃
位置を対象物上に光にて示すドリル機構に設けられた光
照射装置と、対象物をクランプし固定させるクランプ機
構と、ドリル機構もしくはクランプ機構の少なくともい
ずれかを移動可能とする移動機構と、を備え、ドリル機
構を対象物に接近させずに光にて穴あけ位置付近を示し
て穴あけ作業を可能にする。
【0011】第2の発明にかかわる穴あけ装置は、ドリ
ル機構の自動ドリル加工終了を 自動ドリル加工の開始
からのドリル機構の刃の動く距離によって判断する装置
と、を備え、対象物の穴あけ深さを一定とする。
【0012】第3の発明にかかわる穴あけ装置は、対象
物をクランプして固定する前に対象物が倒れることを防
ぐため、クランプよりも小さな力で仮にクランプする仮
クランプ機構と、を備えたものである。
【0013】第4の発明にかかわる穴あけ装置は、対象
物に内蔵され、かつ穴あけにより漏出する液体もしくは
可燃性物質を回収するクランプ機構の下方に配置された
回収機構と、を備えたものである。
【0014】第5の発明にかかわる穴あけ装置は、回収
機構に接続されて回収した回収物から不純物もしくは不
具合物を除去する分離機構と、を備えたものである。
【0015】第6の発明にかかわる穴あけ装置は、回収
物が油の場合、不純物を除去した回収油を切削油として
ドリルに塗布可能にドリル機構の刃の近傍に配置された
切削油供給装置と、を備えたものである。
【0016】第7の発明にかかわる穴あけ方法は、対象
物に穴をあけるドリル刃に相当する位置の近傍に光点を
照射させて穴あけ位置を選択するステップと、対象物を
クランプし固定するステップと、ドリル刃を対象物に接
近させ光点近傍にドリル刃を回転加工させて穴をあける
ステップと、を備えたものである。
【0017】第8の発明にかかわる穴あけ方法は、ドリ
ル機構のドリル加工終了を加工開始してからの距離によ
って判断するステップと、を備えたものである。
【0018】第9の発明にかかわる穴あけ方法は、対象
物に穴をあけるドリル刃に相当する位置の近傍に光点を
照射させて穴あけ位置を選択するステップと、対象物を
クランプし固定するステップと、対象物に内蔵された液
体もしくは可燃性物質を穴あけの際に回収するステップ
と、を備えたものである。
【0019】第10の発明にかかわる穴あけ方法は、ド
リル刃の加工する方向と光点を照射する方向は相互に平
行である。
【0020】第11の発明にかかわる穴あけ方法は、ド
リル刃の加工する位置と光点を照射する位置は、穴あけ
装置もしくは対象物が移動可能な方向にずれている。
【0021】第12の発明にかかわる穴あけ方法は、対
象物に内蔵され、穴あけの際回収した液体もしくは可燃
性物質から不純物もしくは不具合物質を除去するステッ
プと、を備えたものである。
【0022】第13発明にかかわる圧縮機の破壊方法
は、廃却された圧縮機に穴をあけるドリル刃位置を得る
ため前記圧縮機に穴をあけるドリル刃に相当する位置の
近傍に光点を照射するステップと、圧縮機をクランプす
るステップと、圧縮機をクランプするクランプ機構もし
くはドリル刃を回転させるドリル機構の少なくともいず
れかを移動し照射された光点により圧縮機の穴あけ位置
を選択するステップと、圧縮機に穴をあける際、圧縮機
内から漏出した冷凍機油を回収するステップと、を備え
たものである。
【0023】第14の発明に関わる圧縮機の破壊方法
は,回収した冷凍機油から不純物もしくは不具合物質を
分離するステップと、を備えたものである。第15の発
明にかかわる圧縮機の破壊方法は、冷凍機油を回収した
圧縮機を砕片に破壊するステップと、を備えたものであ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、本発明に関
する実施の形態1については圧縮機の穴あけを例にして
説明する。図1は本発明の穴あけ装置を示したものであ
る。図において1はドリル回転機構、2はドリル上下レ
バー、3はドリル刃、4はドリル回転オン、オフスイッ
チ、5はレーザ光照射装置、6は対象物クランプ機構、
7はクランプ台、8はレール、9はステージ、10は加
工対象物、11はクランプ台固定レバーである。
【0025】図1における穴あけ作業において、作業者
は対象物10をクランプ台7におき、対象物クランプ機
構6にて対象物をくわえる。
【0026】ドリル1にはレーザ光照射装置5が設けら
れ、ドリル刃53位置を対象物上に投影している。また
クランプ台7はレール8によってステージ9上を左右、
奥手前の二方向に移動することができる。作業者はドリ
ル1を囲う対象物10からはなした状態で、投影光で穴
あけ位置を確認し、クランプ台ごと対象物を移動させる
ことによって穴あけ位置の調整を行う。穴あけ位置を選
択し決定後、クランプ台固定レバー11によってクラン
プ台を固定する。特開2000−342209号公報で
は穴位置を指示するため 二つの面状レーザを用いてい
たが、本発明では、一筋のレーザ光で穴位置狙い精度は
十分であり、一筋の光のほうが省エネルギーかつ安全で
あるので一筋の光を使用する。すなわち一転に集中させ
るレーザー光は少ないエネルギーで位置を確認でき使用
できるとともに、広がりを設けないのでほかの部分への
影響を考えなくともよい。
【0027】ドリル刃5は上下することができ、この刃
の動く方向と照射するレーザー光の線は平行であり、し
たがって加工対象物10の上面におけるレーザー光の投
影位置と実際に刃物があたる位置は刃とレーザー装置の
取り付けの関係で約10mmぐらいずれている。ただし
このずれが小さく、たとえばずれる方向とクランプ台の
移動方向が左右や奥手前など一緒であれば穴あけ位置の
選択に対し妨げにならない。特に廃冷蔵庫や廃エアコン
等冷媒回路を含む電気機器のリサイクル処理において発
生する廃コンプレッサのように油などを内蔵する容器に
穴をあける場合に必要な位置に関する精度はそんなに高
いものが要求されるわけではなく加工の容易さ、安全性
が要求される。
【0028】リサイクル品のように最終的に資源として
回収するために破壊する容器であって、対象物の内部に
多くの液体を含む場合、たとえば対象物が廃却された冷
蔵庫に使用されていた圧縮機の様に回転体を内蔵しこの
潤滑用の油を内部に多く含む場合、このような密閉構造
の容器を破壊しようとする場合、対象物に穴をあけて装
置から油などの液体や危険物を除去する作業を頻繁に行
う必要があったが、この穴あけ位置は内部と外部を連通
する位置に設ければよい。したがって作業者がドリル加
工時刃の破損などが生じないように危険性の少ないたと
えば平坦面などの位置、あるいは内容物が可燃性の場合
燃焼の危険性の無いたとえば油や空気より重いブタンな
どの気体がたまりにくい加工物の上方であって上面側の
位置、あるいは穴あけ加工中や加工直後にあけた穴から
練れ出す液体や気体などの流動物の処理に都合がよい位
置、の選択に都合がよければよいのであって、穴あけ位
置のねらいの精度が10mmに対し数mmぐらいずれて
もかまわない。
【0029】以上の操作で穴あけ位置調整が完了した
後、ドリルを回転させ、下降させ、穴をあける。穴をあ
けた後 作業者は対象物固定治具を開き対象物を取り出
し、装置内に残った油を除去する。このとき固定冶具を
開く方向や対象物の取り出し方などに対し内蔵されてい
る流動物の漏れ出しに注意する必要がある。対象物が廃
却されるコンプレッサーのようなものでは油を除去した
後で細かく破砕する破砕装置にかけて砕片とし材料の種
類ごとにたとえば電磁選別機などで分けられて有用な資
源材料として回収される。
【0030】以下、本発明に関する別の穴あけの例を図
2にて説明する。図2は本発明の穴あけ装置を示したも
のである。
【0031】図2は、図1にドリル自動上下制御機構1
2を追加したもので、穴あけ位置狙いが定まった後の作
業が図1の構成と異なる。作業者はスイッチ4を押し、
ドリル回転を開始させた後、ドリル上下レバー2にてド
リルを対象物に触れる高さまで下降させる。その後 自
動上下制御機構12のスイッチを押す。自動上下制御機
構により ドリルがこの位置からある距離だけ自動で下
降した後に 自動的にドリルが上昇、回転停止し、自動
でクランプが開き、対象物の固定が解かれる。なおドリ
ルの回転を制御機構12のスイッチによりはじめてもよ
い。これは対象物の近くまでは人が上下方向に動かし、
近づいてからスイッチを押してドリルの回転および自動
的に加工を開始させる。上下レバー2もしくは制御機構
12の動作に連動させてレーザー照射装置を停止させる
ことにより加工量を一定にすることができ、無駄なエネ
ルギーを使わず、かつ加工範囲を確実に押さえられるの
で内蔵された流動物の燃焼対策など安全性を高めること
ができる。
【0032】以下、本発明に関する別の例として圧縮機
の穴あけを例にして説明する。図3は本発明の穴あけ装
置を示したものである。
【0033】図3は図2に対象物仮クランプ機構13を
追加したものである。対象物を穴あけ時にずれないよう
に強い力で本クランプする際に対象物が倒れ、ずれるこ
とを防止するため、仮クランプ治具がクランプ台に設け
られたバネで対象物に押し当てられる、または作業者が
仮クランプ治具を押し当てるようにしておく。この場合
仮クランプ機構で対象物を押さえる力は本クランプより
も大幅に弱くしておく。これにより対象物の形状が単に
置くだけでも不安定なものであったとしても倒れずに確
実に押さえることができ、本クランプの作業が簡単にな
る。
【0034】以下、図4について圧縮機の穴あけを例に
して説明する。図4は本発明の穴あけ装置を示したもの
である。
【0035】図4は図3の対象物クランプ機構6を油圧
シリンダで駆動させ、油圧クランプスイッチ14を追加
したものである。対象物のクランプを油圧で力を加える
ように行い、人の負荷を低減、クランプ力の不足解消を
狙いとする。これによりドリル機構によるか工事の作業
が安定した状態で行うことができ穴あけ時のトラブル発
生を防止できる。
【0036】以下、本発明に関する図5については圧縮
機の穴あけを例に説明する。図5は本発明の穴あけ装置
を示したものである。
【0037】図5は図4に受け皿15と液体回収タンク
16を追加したものである。穴あけ時に対象物から漏出
した液体を受皿15を介してタンクに回収する。装置上
の液体回収作業の頻度を少なくすること、液体が装置か
ら漏れるもを防止することが出来る。液体回収タンク1
6はクランプ台7とステージ9との間に設けられ対象物
10から流出する油や可燃性気体などをクランプ機構より
下部で受けて溜めている。ブタンなどの可燃性自然冷媒
は空気より比重が重く下方に流れるため下部で溜めるこ
とは有効である。この受け皿15で溜めた流動物をタン
クに回収する。ドリル機構による穴あけ加工終了後対象
物のクランプをはずして倒しあけた穴から流出させると
簡単である。以上の説明では対象物である容器上部に1
箇所穴をあける構成であったが,1箇所にとらわれるこ
となく,且つ上部にとらわれることがないことは当然で
ある。例えば対象物の上だけでなく2箇所,即ち下にも
あけることにより油抜けがよくなる。この加工はクラン
プ機構に回転軸を設け,手動や自動で回転できるように
しておく。対象物をクランプに固定した状態でクランプ
ごと回転させて上下を反転し再度固定して加工すれば良
い。
【0038】対象物である圧縮機に穴をあけた後でクラ
ンプ機構を緩めたい週物の姿勢が変わったり,穴の位置
を下に向けることにより穴あけ装置の台の上で圧縮機内
部の油が流れ出す。この穴あけ後も10分程度圧縮機の
内部から溜まっていた油や付着していた油が流れ出すの
で図5と同様な受皿9,液体回収タンク16を備えたス
テージ9を加工台に隣接して油回収台として配置してお
けば、加工直後に圧縮機を移して穴部分を下にして保管
できるとともに油を回収タンクに回収でき,更に穴あけ
装置の周辺などを汚すことがない。次に以下、図6につ
いては圧縮機の穴あけを例にして説明する。図6は本発
明の穴あけ装置を示したものである。
【0039】図6は図5に不純物分離装置17を追加し
たものである。対象物から漏出した液体から不純物を取
り除くため、分離装置17を設けた。例えば対象物が圧
縮機の場合、圧縮機から出る油から、切粉や冷媒例えば
地球環境に悪い影響の有るフロンを分離する。切粉など
の異物はフィルターのような物理的に排除する装置で油
だけを通すフィルターを不純物分離装置の中に配置して
定期的にこのフィルターを取り出し洗浄すれば異物は排
除される。油に溶解している冷媒の分離は油と冷媒の物
理特性の違いを利用して分離する。例えばフロン分離機
は、フロンを含む油を加熱し、油とフロンの沸点の違い
を利用して、フロンを分離、回収する。不純物分離装置
の中に加熱装置が設けられており油の上部より配管で真
空ポンプにより分離したフロンを吸い出すなど物理特性
を利用して油からフロンを排除する。塩素を含むフロン
が油の中に溶け込んでいる場合、この油を燃焼させたり
処理する過程で環境に問題のある不具合物が大気中に放
出される。このような不具合物、あるいは人間に危険な
危険物を油など内蔵する流動物から分離し悪さをしない
様に回収する必要がある。油は燃焼だけでなく様様な使
われ方をする。このように何時どのような条件で分離さ
れるか分からない物質をそのままの状態で放置したり使
用することは環境問題として不適切といわざるを得な
い。この発明では油に冷媒や更にどのような危険物や環
境不具合物質である不純物がとけこんだり含まれていて
も,それを容器廃却時で油を回収した時に分離しようと
いうものである。
【0040】以下、本発明に関する図7について圧縮機
の穴あけを例に説明する。図7は本発明の穴あけ装置を
示したものである。
【0041】図7は 図6にノズル18を追加したもの
である。穴あけ動作中、ドリル刃長寿命化、穴あけ部の
切り粉除去、穴あけ時間の短縮を目的としてドリルに油
の塗布を自動で行う。この油は対象物からの回収油を用
いる。対象物10から漏れた油を受け皿15で集めタン
ク16に回収し、さらに不純物分離装置17で異物や危
険物、不具合物を取り除く。純度を上げた回収油を不純
物分離装置から直接、あるいは他の油や添加剤と混合す
るなどの再処理をして配管でノズルに接続させる。ノズ
ル18からドリル加工部分に圧力を上げて吹き付けるこ
とにより機械加工のための潤滑油として使用できる。こ
れにより機械加工の信頼性をさらにあげることができ
る。なおこの吹きつけた油は再び回収できるので環境対
策としても有用である。
【0042】以上のように、この発明に係る穴あけ装置
は、対象物に穴をあけるためのドリル機構と、ドリル刃
位置を対象物上に投影するレーザー光照射装置と対象物
クランプ機構を左右、奥手前の二方向に移動、固定する
機構を有し、穴あけ位置の狙い作業を容易にするもので
ある。さらに、自動ドリル下降終了を 下降開始してか
らの距離によって判断する装置を有し、対象物の高さに
よらず、穴あけ深さは一定となり内部構造が不明な場合
でも加工範囲を必要最小限にとどめられ信頼性が高く寿
命が長く安全な加工装置、方法が得られる。なお,対象
物クランプ機構を左右、奥手前の二方向に移動、固定す
る機構を説明してきたが,対象物を動かす方向は例えば
左右のみの1方向でも,更に2以上の方向でも良いし、
左右,奥手前の方向でなくとも,例えば斜めの方向でも
良い。
【0043】この発明に係る穴あけ装置は、クランプ前
に対象物が倒れることを防ぐための仮クランプ機構を有
するものである。さらに、対象物のクランプを油圧で行
う手段を有し、人の負荷が低減し、クランプ力不足解消
するものである。これらによりリサイクル処理などの作
業が簡単になり、誰でもでき、さらに、安価に処理でき
るためリサイクルを促進できるので地球環境保護にも有
用である。
【0044】この発明に係る穴あけ装置は、対象物に液
体など流動物が入っている場合、漏出した液体を回収す
る機構を有するものである。さらに、対象物に液体が入
っている場合、漏出した液体を回収する機構を有し、か
つ回収した液体から不純物を除去する機構を有する。こ
れによりたとえ危険物質や地球環境上問題となる物質を
含んでいても確実に処理でき信頼性の高い装置、方法が
得られる。
【0045】この発明に係る穴あけ装置は、回収する液
体が油の場合、不純物を除去した回収油を切削油の代用
としてドリルに自動塗布する装置を有するので、自分の
ことは自分で処理できる装置が得られる。
【0046】以上のように、対象物に穴をあけるための
ドリル機構と、ドリル刃位置を対象物上に投影する一つ
のレーザー光照射装置と対象物クランプ機構を左右、奥
手前の二方向に移動、固定する機構を有し、穴あけ位置
の狙い作業を容易にする。対象物が廃却家電などの圧縮
機のような密閉容器の場合、資源回収には砕片化する必
要があるが、内部の油や可燃性冷媒を抜かずにそのまま
破砕装置にかけたら破砕機の刃との接触などで高熱とな
り燃焼させる恐れがある。トラブル発生を防止するには
まず可燃性の流動物を抜き去る必要がある。さらに長期
使用期間後の圧縮機のような密閉構造の容器では中の構
造がわからないだけでなく、どのような内臓物が含まれ
ているかもわからない。このような場合でも本発明の穴
あけ個所の狙いが必要な範囲で正確で作業のしやすい装
置、方法を使用することにより安全性の高いリサイクル
処理が可能になる。なお上記説明では光点としてレーザ
ー工の例で説明してきたが,レンズなどの就航装置を利
用した照明の光を用いることにより,光エネルギー密度
の低い蛍光灯や白熱灯の光を用いても良いことは,遠方
よりおおよその位置を指示できればよいという本発明の
考えにより明らかである。これにより一層安全性が増す
ことになる。
【0047】
【発明の効果】第1の発明にかかわる穴あけ装置は、対
象物に穴をあけるためのドリル機構の刃位置を対象物上
に光にて示す前記ドリル機構に設けられた光照射装置
と、対象物をクランプし固定させるクランプ機構と、ド
リル機構もしくはクランプ機構の少なくともいずれかを
移動可能とする移動機構と、を備え、ドリル機構を対象
物に接近させずに光にて穴あけ位置付近を示して穴あけ
作業を可能にするので、作業が確実・簡単となり迅速な
穴あけを行うことができる。
【0048】第2の発明にかかわる穴あけ装置は、ドリ
ル機構の自動ドリル加工終了を 自動ドリル加工の開始
からのドリル機構の刃の動く距離によって判断する装置
と、を備え、対象物の穴あけ深さを一定とするので、確
実な処理が可能になる。
【0049】第3の発明にかかわる穴あけ装置は、対象
物をクランプして固定する前に対象物が倒れることを防
ぐため、クランプよりも小さな力で仮にクランプする仮
クランプ機構と、を備えたので、安定した加工が行え
る。
【0050】第4の発明にかかわる穴あけ装置は、対象
物に内蔵され、かつ穴あけにより漏出する液体もしくは
可燃性物質を回収するクランプ機構の下方に配置された
回収機構と、を備えたので、安心した加工作業が行え
る。
【0051】第5の発明にかかわる穴あけ装置は、回収
機構に接続されて回収した回収物から不純物もしくは不
具合物を除去する分離機構と、を備えたので、リサイク
ルでの資源回収を確実に処理できる。
【0052】第6の発明にかかわる穴あけ装置は、回収
物が油の場合、不純物を除去した回収油を切削油として
ドリルに塗布可能にドリル機構の刃の近傍に配置された
切削油供給装置と、を備えたので、環境対策と共に信頼
性の高い加工が可能になる。
【0053】第7の発明にかかわる穴あけ方法は、対象
物に穴をあけるドリル刃に相当する位置の近傍に光点を
照射させて穴あけ位置を選択するステップと、対象物を
クランプし固定するステップと、ドリル刃を対象物に接
近させ光点近傍にドリル刃を回転加工させて穴をあける
ステップと、を備えたので、作業が簡単で確実で迅速に
行える。
【0054】第8の発明にかかわる穴あけ方法は、ドリ
ル機構のドリル加工終了を加工開始してからの距離によ
って判断するステップと、を備えたので、安定した作業
が早く行える。
【0055】第9の発明にかかわる穴あけ方法は、対象
物に穴をあけるドリル刃に相当する位置の近傍に光点を
照射させて穴あけ位置を選択するステップと、対象物を
クランプし固定するステップと、対象物に内蔵された液
体もしくは可燃性物質を穴あけの際に回収するステップ
と、を備えたので、作業が確実で安全である。
【0056】第10の発明にかかわる穴あけ方法は、ド
リル刃の加工する方向と光点を照射する方向は相互に平
行であるので、対象物の大小,構造変化に関わらず同一
の作業が行える。
【0057】第11の発明にかかわる穴あけ方法は、ド
リル刃の加工する位置とレーザー光を照射する位置は、
移動可能ないずれかの方向にずれているので、位置修正
がしやすい。
【0058】第12の発明にかかわる穴あけ方法は、対
象物に内蔵され、穴あけの際回収した液体もしくは可燃
性物質から不純物もしくは不具合物質を除去するステッ
プと、を備えたので、リサイクル処理を安心して遂行で
きる。
【0059】第13発明にかかわる圧縮機の破壊方法
は、廃却された圧縮機に穴をあけるドリル刃位置を得る
ため前記圧縮機に穴をあけるドリル刃に相当する位置の
近傍に光点を照射するステップと、圧縮機をクランプす
るステップと、圧縮機をクランプするクランプ機構もし
くはドリル刃を回転させるドリル機構の少なくともいず
れかを移動し照射された光点により圧縮機の穴あけ位置
を選択するステップと、圧縮機に穴をあける際、圧縮機
内から漏出した冷凍機油を回収するステップと、を備え
たので、圧縮機のリサイクルを迅速に行える。
【0060】第14の発明にかかわる圧縮機の破壊方法
は、回収した冷凍機油から不純物もしくは不具合物質を
分離するステップと、を備えたので、環境にやさしく安
全な資源回収が可能である。
【0061】第15の発明にかかわる圧縮機の破壊方法
は、冷凍機油を回収した圧縮機を砕片に破壊するステッ
プと、を備えたので、安全・確実・迅速な資源回収が可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1による穴あけ装置説明
図。
【図2】 本発明の実施の形態1による別の穴あけ装置
説明図。
【図3】 本発明の実施の形態1による別の穴あけ装置
説明図。
【図4】 本発明の実施の形態1による別の穴あけ装置
説明図。
【図5】 本発明の実施の形態1による別の穴あけ装置
説明図。
【図6】 本発明の実施の形態1による別の穴あけ装置
説明図。
【図7】 本発明の実施の形態1による別の穴あけ装置
説明図。
【図8】 従来の穴あけ装置構造図。
【符号の説明】
1 ドリル回転機構、 2 ドリル上下レバー、 3
ドリル刃、 4 ドリル回転オン、オフスイッチ、 5
レーザ光照射装置、 6 対象物クランプ機構、 7
クランプ台、 8 レール、 9 ステージ、 10
加工対象物、11 クランプ台固定レバー、 12
ドリル自動上下制御装置、 13 対象物仮クランプ機
構、 14 油圧クランプスイッチ、 15 受け皿、
16液体回収タンク、 17 不純物分離装置、 1
8 ノズル。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B23Q 11/10 B09B 5/00 Z (72)発明者 藤崎 克己 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 3C011 EE03 EE08 3C036 DD04 HH00 LL05 4D004 AA22 BA10 CA01 CA02

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物に穴をあけるためのドリル機構の
    刃位置を対象物上に光にて示す前記ドリル機構に設けら
    れた光照射装置と、前記対象物をクランプし固定させる
    クランプ機構と、前記ドリル機構もしくは前記クランプ
    機構の少なくともいずれかを移動可能とする移動機構
    と、を備え、前記ドリル機構を前記対象物に接近させず
    に前記光にて穴あけ位置付近を示して穴あけ作業を可能
    にすることを特徴とする穴あけ装置。
  2. 【請求項2】 前記ドリル機構の自動ドリル加工終了を
    自動ドリル加工の開始からの前記ドリル機構の刃の動
    く距離によって判断する装置と、を備え、前記対象物の
    穴あけ深さを一定とすることを特徴とする請求項1記載
    の穴あけ装置。
  3. 【請求項3】 前記対象物をクランプして固定する前に
    前記対象物が倒れることを防ぐため、前記クランプより
    も小さな力で仮にクランプする仮クランプ機構と、を備
    えたことを特徴とする請求項1または2記載の穴あけ装
    置。
  4. 【請求項4】 前記対象物に内蔵され、かつ穴あけによ
    り漏出する液体もしくは可燃性物質を回収する前記クラ
    ンプ機構の下方に配置された回収機構と、を備えたこと
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の穴あけ
    装置。
  5. 【請求項5】 前記回収機構に接続されて回収した回収
    物から不純物もしくは不具合物を除去する分離機構と、
    を備えたことを特徴とする請求項4記載の穴あけ装置。
  6. 【請求項6】 回収物が油の場合、不純物を除去した回
    収油を切削油としてドリルに塗布可能に前記ドリル機構
    の刃の近傍に配置された切削油供給装置と、を備えたこ
    とを特徴とする請求項5記載の穴あけ装置。
  7. 【請求項7】 対象物に穴をあけるドリル刃に相当する
    位置の近傍に光点を照射させて穴あけ位置を選択するス
    テップと、前記対象物をクランプし固定するステップ
    と、前記ドリル刃を前記対象物に接近させ前記光点近傍
    に前記ドリル刃を回転加工させて穴を開けるステップ
    と、を備えたことを特徴とする穴あけ方法。
  8. 【請求項8】 前記ドリル機構のドリル加工終了を加工
    開始してからの距離によって判断するステップと、を備
    えたことを特徴とする請求項7記載の穴あけ方法。
  9. 【請求項9】 対象物に穴をあけるドリル刃に相当する
    位置の近傍に光点を照射させて穴あけ位置を選択するス
    テップと、前記対象物をクランプし固定するステップ
    と、前記対象物に内蔵された液体もしくは可燃性物質を
    穴あけの際に回収するステップと、を備えたことを特徴
    とする穴あけ方法。
  10. 【請求項10】 前記ドリル刃の加工する方向と前記光
    点を照射する方向は相互に平行であることを特徴とする
    請求項7または8または9記載の穴あけ方法。
  11. 【請求項11】 前記ドリル刃の加工する位置と前記光
    点を照射する位置は、穴あけ装置もしくは対象物が移動
    可能な方向にずれていることを特徴とする請求項7乃至
    10のいずれかに記載の穴あけ方法。
  12. 【請求項12】 前記対象物に内蔵され、穴あけの際回
    収した液体もしくは可燃性物質から不純物もしくは不具
    合物質を除去するステップと、を備えたことを特徴とす
    る請求項7乃至11のいずれかに記載の穴あけ方法。
  13. 【請求項13】 廃却された圧縮機に穴をあけるドリル
    刃位置を得るため前記圧縮機に穴をあけるドリル刃に相
    当する位置の近傍に光点を照射するステップと、前記圧
    縮機をクランプするステップと、前記圧縮機をクランプ
    するクランプ機構もしくは前記ドリル刃を回転させるド
    リル機構の少なくともいずれかを移動し前記照射された
    光点により前記圧縮機の穴あけ位置を選択するステップ
    と、前記圧縮機に穴をあける際、前記圧縮機内から漏出
    した冷凍機油を回収するステップと、を備えたことを特
    徴とする圧縮機の破壊方法。
  14. 【請求項14】 回収した前記冷凍機油から前記冷凍機
    油に含まれている不純物もしくは不具合物質を分離する
    ステップと、を備えたことを特徴とする請求項13記載
    の圧縮機の破壊方法。
  15. 【請求項15】 前記冷凍機油を回収した圧縮機を砕片
    に破壊するステップと、を備えたことを特徴とする請求
    項13または14記載の圧縮機の破壊方法。
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