JP2003326359A - Al合金製熱交換器の製造方法 - Google Patents

Al合金製熱交換器の製造方法

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Taketoshi Toyama
猛敏 外山
Yoshiharu Hasegawa
義治 長谷川
Etsuo Hasegawa
恵津夫 長谷川
Takashi Hattori
隆 服部
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    • F28F1/10Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィン芯材の粒界腐食を効果的に抑制できる
Al合金製熱交換器の製造方法を提供する。 【解決手段】 Al合金からなる芯材15aの両面にA
l−Si系ろう材15bをクラッドした両面クラッド材
により成形されたフィン15と、Al合金からなるチュ
ーブ14とをろう付けするろう付け工程において、前記
フィン15とチューブ14との組付体を450℃以上の
温度に保持する時間を1〜15分の範囲内とする。これ
により、ろう付けの加熱時にろう材成分中のSiが芯材
の両面から芯材内部の粒界部分に沿って優先的に拡散す
ることを抑制して、フィン芯材の粒界腐食を効果的に抑
制できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、両面クラッド材に
より成形されたフィンとAl合金からなるチューブとを
ろう付けするAl合金製熱交換器の製造方法において、
特に、フィン材の粒界腐食を抑制するのに有効な製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用Al合金製熱交換器、例え
ば、車両空調用の凝縮器、蒸発器、ヒータコア、エンジ
ン冷却水用ラジエータ等の熱交換器においては、車両搭
載スペースの制約等から特に小型軽量化への要求が強
い。従って、車両用Al合金製熱交換器のフィン材とし
ては、高い伝熱性能の確保するための導電率(熱伝導率
に対応)向上、薄肉化達成のための強度特性の向上等が
要求される。
【0003】ここで、車両空調用の凝縮器に例をとって
熱交換器の製造方法を説明すると、凝縮器ではチューブ
をAl合金の押出成形により断面偏平状の多孔形状に成
形し、一方、フィンは、Al合金芯材の両面にAl−S
i系ろう材をクラッドした両面クラッド材によりコルゲ
ート状に成形する。そして、このコルゲート状のフィン
と偏平多孔形状のチューブとを積層して熱交換コア部を
組み付けて、この組付体を適宜の治具により拘束して仮
組付の状態を維持する。
【0004】次に、この組付体を真空加熱炉または不活
性雰囲気の加熱炉内に搬入して、ろう材の融点以上の温
度に組付体を加熱しろう材を溶融することにより、組付
体の各接合部を一体ろう付けする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、両面クラッ
ド材(ブレージングシート)から成形されるフィン材の
芯材としては、Al合金の中でも耐食性に優れ、かつ、
高温強度も高いA3003等のAl−Mn系合金が一般
的に用いられる。しかし、車両の実際の使用条件での腐
食環境の下では、耐食性の良好なAl−Mn系合金を芯
材としたフィンにおいても粒界腐食が発生する場合があ
る。
【0006】ここで、粒界腐食を図6により説明する
と、フィン15は芯材15aの両面にろう材15bをク
ラッドした両面クラッド材により構成され、15cは、
芯材15aの結晶粒を示している。粒界腐食とは図6の
太実線部15dに示すように、フィン芯材15aの結晶
粒15c相互の境界面に沿って発生する腐食現象であ
り、この粒界腐食15dが発生すると、結晶粒相互間が
分断されるので、フィン強度、ひいては製品強度をも著
しく低下させる原因となる。
【0007】そこで、特開平11−140572号公報
においては、車両用のAl合金製熱交換器におけるクラ
ッド材(ブレージングシート)の芯材および犠牲陽極皮
材中のSi含有量を0.1wt%以下、より好ましくは
0.05wt%以下に制限して、粒界腐食を抑制するこ
とが記載されている。
【0008】しかし、本発明者らの検討によると、Si
含有量を上記のように0.1wt%以下の微小量に制限
しても、実際の熱交換器用フィン材として使用される両
面クラッド材では粒界腐食の抑制が困難であることが判
明した。
【0009】すなわち、両面クラッド材のろう材には、
その融点を下げるためにSiが10wt%程度の量含有
されているので、ろう付けの加熱時にろう材成分中のS
iが芯材の両面から芯材内部の粒界部分に沿って優先的
に拡散するという現象が発生する。そして、この芯材内
部へのSi拡散部分(粒界部分)がろう付け後に電気化
学的に貴な部位を形成するので、このSi拡散部分の周
囲が選択的に腐食する。
【0010】この結果、芯材中のSi含有量を上記公報
のように0.1wt%以下の微小量に制限しても、ろう
付けにより製造される実際のAl合金製熱交換器におい
てはフィン芯材の粒界腐食の抑制が困難となる。
【0011】本発明は上記点に鑑みて、フィン芯材の粒
界腐食を効果的に抑制できるAl合金製熱交換器の製造
方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者は、ろう付けの
加熱時にろう材成分中のSiが芯材の両面から芯材内部
の粒界部分に沿って優先的に拡散するという現象がフィ
ン芯材の粒界腐食の原因になっている点に着目して、ろ
う付け条件の改善によりフィン芯材の粒界腐食を抑制で
きないか検討してみた。
【0013】その結果、ろう付けの加熱時に熱交換器の
組付体を450℃以上に保持する時間を規定することに
より、ろう材成分中のSiが芯材内部へ拡散する量を抑
制して、フィン芯材の粒界腐食を効果的に抑制できるこ
とを見出したのである。
【0014】具体的には、請求項1に記載の発明では、
Al合金からなる芯材(15a)の両面にAl−Si系
ろう材(15b)をクラッドした両面クラッド材により
成形されたフィン(15)と、Al合金からなるチュー
ブ(14)とをろう付けするろう付け工程において、前
記フィン(15)とチューブ(14)との組付体を45
0℃以上の温度に保持する時間を1〜15分の範囲内と
する、Al合金製熱交換器の製造方法を特徴としてい
る。
【0015】ここで、450℃以上の温度に保持する時
間を1分以上にしているのは熱交換器のろう付け性を確
保するためであり、上記時間を1分未満にすると、ろう
付け性を確保できず、熱交換器の部品間の接合不良が生
じる。
【0016】一方、上記時間を15分以下にしているの
は、ろう材成分中のSiが芯材内部へ拡散する量を抑制
してフィン芯材の粒界腐食を抑制するためである。
【0017】本発明者の実験検討によると、熱交換器の
組付体の温度が450℃以上に上昇すると、ろう材成分
中のSiが芯材内部へ拡散する現象が開始されるので、
この450℃以上の保持時間を規定することにより、フ
ィン芯材内部へのSi拡散量を抑制できる。上記時間を
15分よりも大きくすると、Si拡散に起因するフィン
芯材の粒界腐食が発生して、フィン芯材の強度低下、ひ
いては、フィン材の引張強度が大きく低下することが判
明した。
【0018】以上により、上記時間を1〜15分の範囲
内とすることにより、Al合金製熱交換器のろう付け性
を確保しつつ、フィン芯材の粒界腐食を抑制してフィン
材の引張強度を良好に確保できる。
【0019】本発明者の実験検討によると、請求項2に
記載の発明のように、上記時間を6〜10分の範囲内と
することにより、請求項1の作用効果をより一層有効に
発揮できることが判明している。
【0020】なお、請求項1または2において、前記ろ
う材は、Al−Si系ろう材、またはAl−Si−Zn
系ろう材である。そして、前記芯材は、Al−Mn系合
金である。このAl−Mn系合金は、より具体的には、
Mn:0.8〜1.5wt%、Zn:0.5〜3.5w
t%を含有するAl合金である。
【0021】また、Al−Mn系合金からなる芯材は、
Mn:0.8〜1.5wt%、Zn:0.5〜3.5w
t%、Cu:0.01〜0.1wt%を含有するAl合
金であってもよい。
【0022】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態
について説明する。まず、本実施形態による熱交換器製
造方法を説明する前に、本発明方法を適用するAl合金
製熱交換器として、車両用空調装置の凝縮器の概要を図
1、2により説明する。
【0024】この凝縮器10は車両用空調装置の冷凍サ
イクルにおいて圧縮機(図示せず)から吐出された高温
高圧の過熱ガス冷媒を冷却して凝縮させるものである。
【0025】凝縮器10は、所定間隔を開けて配置され
た第1、第2の一対のヘッダタンク11、12を有し、
この第1、第2ヘッダタンク11、12は上下方向に略
円筒状に延びる形状になっている。この第1、第2ヘッ
ダタンク11、12の間に熱交換用のコア部13を配置
している。
【0026】本例の凝縮器10は、一般にマルチフロー
タイプと称されているものであって、コア部13は第
1、第2ヘッダタンク11、12の間で、水平方向に冷
媒を流す偏平状のチューブ14を上下方向に多数並列配
置し、この多数のチューブ14の間にフィン15を介在
して接合している。
【0027】ここで、チューブ14は、図2に示すよう
に多数の冷媒通路孔14aを有する多孔偏平形状のもの
であり、Al合金の押出または引抜加工により成形でき
る。また、フィン15は波状に折り曲げ加工されたコル
ゲートフィンである。
【0028】チューブ14の一端部は第1ヘッダタンク
11内に連通し、他端部は第2ヘッダタンク12内に連
通している。そして、第2ヘッダタンク12の上方側に
冷媒の入口側配管ジョイント(冷媒入口部)16を配置
し接合している。また、第2ヘッダタンク12の下方側
に冷媒の出口側配管ジョイント(冷媒出口部)17を配
置し接合している。
【0029】さらに、本例においては、第2ヘッダタン
ク12内において、入口側配管ジョイント16と出口側
配管ジョイント17との間の部位に1枚のセパレータ1
8を配置することにより、第2ヘッダタンク12の内部
を上下方向に2つの空間12a、12bに仕切ってい
る。
【0030】これにより、入口側配管ジョイント16か
らの冷媒を第2ヘッダタンク12の上側空間12aを通
してコア部13の上側半分のチューブ14に流入させた
後、冷媒を第1ヘッダタンク11内でUターンさせてコ
ア部13の下側半分のチューブ14に流入させ、しかる
のち、第2ヘッダタンク12の下側空間12bを通して
冷媒は出口側配管ジョイント17へ流れるようになって
いる。
【0031】熱交換用コア部13の上下両側には、断面
U字形状に成形されたサイドプレート19、20が配置
され、このサイドプレート19、20は最も外側のコル
ゲートフィン15および第1、第2ヘッダタンク11、
12に接合されるものであって、凝縮器10の車体側へ
の取付部材の役割を果たす。
【0032】第1、第2ヘッダタンク11、12は基本
的には同一構造であり、第1の凹状部材110、120
と第2の凹状部材111、121とを接合して、略円筒
状の中空タンク形状を形成するものである。第1、第2
ヘッダタンク11、12の上下両端部には円板状のキャ
ップ部材112、122が接合されて、第1、第2ヘッ
ダタンク11、12の上下両端の開口を閉塞している。
【0033】第1、第2の凹状部材110、120、1
11、121はいずれもアルミニウム板をプレス成形し
たものであり、第1の凹状部材110、120に設けら
れた偏平状のチューブ挿通孔(図示せず)にチューブ1
4の端部を挿通している。
【0034】ところで、上記凝縮器10において、多孔
偏平形状のチューブ14の材質は、ろう材をクラッドし
てないAl合金のベア材、具体的には、Al−0.5w
t%Mn系合金からなる。
【0035】一方、フィン15は、図3に示すようにA
l合金芯材15aの両面にAl−Si系ろう材15bを
クラッドした両面クラッド材、すなわち、ブレージング
シートからなる。フィン15の芯材15aの具体的材質
は図4(a)に例示するAl−Mn−Zn系合金であ
る。また、ろう材15bの具体的材質は図4(b)に例
示するAl−Si系またはAl−Si−Zn系合金であ
る。
【0036】次に、本実施形態の熱交換器製造方法につ
いて具体的に説明する。(1)熱交換器組付工程 チューブ14およびフィン15を含めて上記した各部品
を図1に示す状態に組付ける。その後、この組付体の表
面の全面にろう付け性を確保するためのフラックスを塗
布する。ここで、フラックスは弗化物系の非腐食性フラ
ックス、具体的には、KAlF4等である。組付体の組
付状態は図示しないワイヤ等の適宜の治具にて保持す
る。
【0037】(2)ろう付け工程 上記組付体を治具にて保持して、N2ガス(不活性ガ
ス)雰囲気に維持されたろう付け用加熱炉内に搬入し、
上記組付体をろう材の融点(例えば、577℃)以上の
温度(例えば、600℃)に加熱し、その加熱状態を所
定時間維持して熱交換器の各部品間を非腐食性フラック
スの存在下で一体ろう付けする。
【0038】次に、フィン材のろう付け後の引張強度、
フィン材の腐食試験後の粒界腐食の発生有無、およびフ
ィン材の腐食試験後の引張強度を、各種のフィン材料組
成およびろう付け条件について評価した結果を図5によ
り説明する。図5において、フィン用ブレージングシー
トの芯材を示す符号A〜Dは、図4(a)の符号A〜D
に対応し、また、ろう材を示す符号a、bは図4(b)
の符号a、bに対応する。
【0039】そして、ろう付け条件としては、フィンろ
う材から芯材へのSi拡散が開始される温度である45
0℃以上に保持する時間を1分から24分にわたって変
化させ、また、フィンろう材の融点である577℃以上
に保持する時間を0.5分から10分にわたって変化さ
せている。
【0040】図5はフィン材単体での評価結果を示して
いる。従って、ろう付け後の引張強度とは、フィン材単
体で図5のろう付け条件にて加熱した後の引張強度測定
値である。また、腐食試験とは、フィン材単体で図5の
ろう付け条件にて加熱した後、フィン材単体を5%Na
Cl、PH3の試験液(SWAAT試験液)に20時間
浸漬して、この20時間浸漬後のフィン材腐食形態を評
価する試験である。
【0041】図5において、番号1〜7は本発明方法に
属するものであり、腐食試験後においても、番号1〜7
のフィン材に粒界腐食が発生しないことを確認できた。
その結果、腐食試験後においてもフィン材の引張強度を
目標とする80MPa以上に維持できることを確認でき
た。
【0042】これに対し、図5において、番号8、9は
比較例であり、450℃以上の保持時間をそれぞれ18
分、24分に設定しているので、腐食試験後にフィン芯
材へのSi拡散による粒界腐食が発生し、その結果、腐
食試験後には、フィン材の引張強度がそれぞれ49MP
a、62MPaに大きく低下することが確認された。
【0043】ろう付け後の引張強度の差は主にフィン芯
材の組成の強度特性に依存するものであり、図4(a)
のDの組成、すなわち、Al−Mn−Zn−Cu系合金
の強度特性が優れていることが分かる。
【0044】(他の実施形態)なお、本発明は凝縮器以
外の熱交換器にも適用できることはもちろんであり、更
に、図1に示したマルチフロータイプの熱交換器構成に
限らず、押し出し多孔チューブを蛇行状に折り曲げ加工
するサーペンタイプの熱交換器構成、あるいはチューブ
を板材の張り合わせにより形成する熱交換器構成等にも
本発明方法を適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を適用するAl合金製熱交換器を例
示する正面図である。
【図2】図1の熱交換器におけるチューブの断面図であ
る。
【図3】図1の熱交換器におけるチューブとフィンとの
接合状態を示す部分拡大断面図である。
【図4】本発明方法において用いるフィンの芯材および
ろう材の材料組成を示す図表である。
【図5】本発明方法および比較例の粒界腐食および引張
強度の評価結果を示す図表である。
【図6】フィン材における粒界腐食の説明図である。
【符号の説明】
14…チューブ、15…フィン、15a…芯材、15b
…ろう材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B23K 103:10 B23K 103:10 (72)発明者 長谷川 恵津夫 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 服部 隆 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Al合金からなる芯材(15a)の両面
    にAl−Si系ろう材(15b)をクラッドした両面ク
    ラッド材により成形されたフィン(15)と、Al合金
    からなるチューブ(14)とをろう付けするろう付け工
    程において、 前記フィン(15)とチューブ(14)との組付体を4
    50℃以上の温度に保持する時間を1〜15分の範囲内
    とすることを特徴とするAl合金製熱交換器の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 前記時間を6〜10分の範囲内とするこ
    とを特徴とする請求項1に記載のAl合金製熱交換器の
    製造方法。
JP2002135851A 2002-05-10 2002-05-10 Al合金製熱交換器の製造方法 Withdrawn JP2003326359A (ja)

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Cited By (2)

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WO2006011653A1 (en) * 2004-07-29 2006-02-02 Showa Denko K.K. Heat exchange and method of manufacturing the same
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