JP2003325627A - マッサージ機の振動強弱切換機構 - Google Patents
マッサージ機の振動強弱切換機構Info
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- JP2003325627A JP2003325627A JP2002142953A JP2002142953A JP2003325627A JP 2003325627 A JP2003325627 A JP 2003325627A JP 2002142953 A JP2002142953 A JP 2002142953A JP 2002142953 A JP2002142953 A JP 2002142953A JP 2003325627 A JP2003325627 A JP 2003325627A
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- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 モータの回転軸に取付けられる分銅の偏心量
を瞬時に切換えて多様な振動を選択することのできるマ
ッサージ機の振動強弱切換機構を提供する。 【解決手段】 回転速度が変更自在なモータ1の回転軸
2に圧入される回転分銅7と、回転分銅7から半径方向
に突設される連結軸8に沿って移動自在の可動分銅5
と、連結軸8の先端に設けた止め分銅9に一端側を固定
すると共に他端側を可動分銅5に当てて位置させたコイ
ルばね6とからマッサージ機の振動強弱切換機構を形成
し、可動分銅5に生じる遠心力とこれに抗してコイルば
ね6から加えられる付勢力とのバランスにより可動分銅
5の位置つまりは分銅部4の偏心量を回転速度に応じて
自動的に切換えて、振動の強弱が瞬時に切換わるように
する。
を瞬時に切換えて多様な振動を選択することのできるマ
ッサージ機の振動強弱切換機構を提供する。 【解決手段】 回転速度が変更自在なモータ1の回転軸
2に圧入される回転分銅7と、回転分銅7から半径方向
に突設される連結軸8に沿って移動自在の可動分銅5
と、連結軸8の先端に設けた止め分銅9に一端側を固定
すると共に他端側を可動分銅5に当てて位置させたコイ
ルばね6とからマッサージ機の振動強弱切換機構を形成
し、可動分銅5に生じる遠心力とこれに抗してコイルば
ね6から加えられる付勢力とのバランスにより可動分銅
5の位置つまりは分銅部4の偏心量を回転速度に応じて
自動的に切換えて、振動の強弱が瞬時に切換わるように
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、振動式マッサージ
機の振動強弱切換機構に関する。
機の振動強弱切換機構に関する。
【0002】
【従来の技術】振動式のマッサージ機においては従来か
ら、図7に示すようにモータ20の回転軸21に所定の
偏心量を有した偏心分銅22を取付けておき、モータ2
0の回転速度の大小によって振動の強弱を設定するもの
が良く知られている。しかしながらこの場合は、回転速
度が大きくなる程に振動が強くなるといったようにしか
振動の強弱を設定できず多様な振動を選択することがで
きないという問題があった。
ら、図7に示すようにモータ20の回転軸21に所定の
偏心量を有した偏心分銅22を取付けておき、モータ2
0の回転速度の大小によって振動の強弱を設定するもの
が良く知られている。しかしながらこの場合は、回転速
度が大きくなる程に振動が強くなるといったようにしか
振動の強弱を設定できず多様な振動を選択することがで
きないという問題があった。
【0003】また、特開昭58−121952号公報に
は、図8に示すようにモータ(図示せず)の回転軸31
の先端部を囲む円筒状の回転ガイド32を、操作つまみ
33によって回転軸31の軸方向にスライド自在に設け
ると共に、回転軸31の先端部から半径方向にばね付勢
した偏心分銅34を回転ガイド32の内周面に押し付け
て設置したものが示されている。回転ガイド32は軸方
向において内径を漸次変化させて形成しているので、操
作つまみ33により回転ガイド32をスライドさせると
図9(a)、(b)に示すように偏心分銅34の偏心量
が自在に変更されるものであり、偏心分銅34の偏心量
によってモータの回転速度とはまた別に多様な振動の強
弱が選択可能になるという利点がある。しかしながら、
この場合は操作つまみ33により手動で偏心量を変更す
る必要があり、強弱の切換えを瞬時に行うことができな
いという問題があった。
は、図8に示すようにモータ(図示せず)の回転軸31
の先端部を囲む円筒状の回転ガイド32を、操作つまみ
33によって回転軸31の軸方向にスライド自在に設け
ると共に、回転軸31の先端部から半径方向にばね付勢
した偏心分銅34を回転ガイド32の内周面に押し付け
て設置したものが示されている。回転ガイド32は軸方
向において内径を漸次変化させて形成しているので、操
作つまみ33により回転ガイド32をスライドさせると
図9(a)、(b)に示すように偏心分銅34の偏心量
が自在に変更されるものであり、偏心分銅34の偏心量
によってモータの回転速度とはまた別に多様な振動の強
弱が選択可能になるという利点がある。しかしながら、
この場合は操作つまみ33により手動で偏心量を変更す
る必要があり、強弱の切換えを瞬時に行うことができな
いという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みてなされたものであり、振動の強弱を自動的且つ瞬時
に切換えて多様な振動を選択することのできるマッサー
ジ機の振動強弱切換機構を提供することを課題とするも
のである。
みてなされたものであり、振動の強弱を自動的且つ瞬時
に切換えて多様な振動を選択することのできるマッサー
ジ機の振動強弱切換機構を提供することを課題とするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明を、モータ1の回転軸2に該回転軸2と一体に
回転する分銅部4を取付け、回転軸2の中心軸2aに対
する分銅部4の偏心量eを変更して振動の強弱を切換え
るマッサージ機の振動強弱切換機構において、回転軸2
の中心軸2aに対する分銅部4の偏心量eを回転速度に
応じて自動的に切換える偏心量自動切換手段Aを設けた
ことを特徴としたものとする。このようにすることで、
モータ1の回転速度を切換える際に分銅部4の偏心量e
が自動的に切換わることとなり、手間を要さずに偏心量
eを変更して多様な振動の切換えを実現することができ
る。
に本発明を、モータ1の回転軸2に該回転軸2と一体に
回転する分銅部4を取付け、回転軸2の中心軸2aに対
する分銅部4の偏心量eを変更して振動の強弱を切換え
るマッサージ機の振動強弱切換機構において、回転軸2
の中心軸2aに対する分銅部4の偏心量eを回転速度に
応じて自動的に切換える偏心量自動切換手段Aを設けた
ことを特徴としたものとする。このようにすることで、
モータ1の回転速度を切換える際に分銅部4の偏心量e
が自動的に切換わることとなり、手間を要さずに偏心量
eを変更して多様な振動の切換えを実現することができ
る。
【0006】また、前記偏心量自動切換手段Aとして、
分銅部4に、回転軸2の半径方向に移動自在の可動分銅
5と、可動分銅5に生じる遠心力FCに抗する付勢力F
Sを加えて該可動分銅5を回転速度に応じた半径方向の
位置に保持する付勢手段6とを備えることも好ましく、
このようにすることで、可動分銅5に生じる遠心力F C
と付勢手段6により加えられる付勢力FSとのバランス
によって可動分銅5はその回転速度に応じた半径方向の
位置に保持されて回転すると共に、回転速度が切換わる
と自動的且つ瞬時に可動分銅5の位置つまりは分銅部4
全体の偏心量eが変更されるので、回転速度の切換えに
連動して振動の強弱が自動的且つ瞬時に切換えられるも
のである。
分銅部4に、回転軸2の半径方向に移動自在の可動分銅
5と、可動分銅5に生じる遠心力FCに抗する付勢力F
Sを加えて該可動分銅5を回転速度に応じた半径方向の
位置に保持する付勢手段6とを備えることも好ましく、
このようにすることで、可動分銅5に生じる遠心力F C
と付勢手段6により加えられる付勢力FSとのバランス
によって可動分銅5はその回転速度に応じた半径方向の
位置に保持されて回転すると共に、回転速度が切換わる
と自動的且つ瞬時に可動分銅5の位置つまりは分銅部4
全体の偏心量eが変更されるので、回転速度の切換えに
連動して振動の強弱が自動的且つ瞬時に切換えられるも
のである。
【0007】また、モータ1の回転速度が上昇する程に
回転軸2の中心軸2aに対する分銅部4の偏心量eが増
大するように形成することも好ましく、このようにする
ことで、低速回転時には分銅部4の偏心量eを小さくし
て低速弱振動に設定し、高速回転時には分銅部4の偏心
量eを大きくして高速強振動に設定して、低速回転時と
高速回転時の振動レベルの差を大きくすることができ
る。
回転軸2の中心軸2aに対する分銅部4の偏心量eが増
大するように形成することも好ましく、このようにする
ことで、低速回転時には分銅部4の偏心量eを小さくし
て低速弱振動に設定し、高速回転時には分銅部4の偏心
量eを大きくして高速強振動に設定して、低速回転時と
高速回転時の振動レベルの差を大きくすることができ
る。
【0008】また、モータ1の回転速度が上昇する程に
回転軸2の中心軸2aに対する分銅部4の偏心量eが減
少するように形成することも好ましく、このようにする
ことで、低速回転時には分銅部4の偏心量eを大きくし
て低速強振動に設定し、高速回転時には分銅部4の偏心
量eを小さくして高速弱振動に設定することができる。
回転軸2の中心軸2aに対する分銅部4の偏心量eが減
少するように形成することも好ましく、このようにする
ことで、低速回転時には分銅部4の偏心量eを大きくし
て低速強振動に設定し、高速回転時には分銅部4の偏心
量eを小さくして高速弱振動に設定することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施の形態に基づいて説明する。本発明の実施の形態にお
ける一例のマッサージ機の振動強弱切換機構は、図2に
示すように切換スイッチ3により印加電圧を切換えて回
転速度を変更可能なモータ1の回転軸2に分銅部4を取
付けて形成している。前記分銅部4は回転軸2と一体に
回転するものであって、その回転速度に応じて回転軸2
の中心軸2aと分銅部4全体の重心Gとの距離つまり回
転軸2の中心軸2aに対する分銅部4の偏心量eを自動
的に切換える偏心量自動切換手段Aを有していること
で、図3に示すように例えば高速回転時には重心Gを回
転軸2の中心軸2aから離して強振動にし、低速回転時
には重心Gを回転軸2の中心軸2aに近付けて弱振動に
するといったように、切換スイッチ3の操作と連動した
偏心量eの変更によって自動的且つ瞬時に振動の強弱を
切換えるものである。
施の形態に基づいて説明する。本発明の実施の形態にお
ける一例のマッサージ機の振動強弱切換機構は、図2に
示すように切換スイッチ3により印加電圧を切換えて回
転速度を変更可能なモータ1の回転軸2に分銅部4を取
付けて形成している。前記分銅部4は回転軸2と一体に
回転するものであって、その回転速度に応じて回転軸2
の中心軸2aと分銅部4全体の重心Gとの距離つまり回
転軸2の中心軸2aに対する分銅部4の偏心量eを自動
的に切換える偏心量自動切換手段Aを有していること
で、図3に示すように例えば高速回転時には重心Gを回
転軸2の中心軸2aから離して強振動にし、低速回転時
には重心Gを回転軸2の中心軸2aに近付けて弱振動に
するといったように、切換スイッチ3の操作と連動した
偏心量eの変更によって自動的且つ瞬時に振動の強弱を
切換えるものである。
【0010】前記偏心量自動切換手段Aとして具体的に
は、図1(a)、(b)に示すように回転軸2の半径方
向に移動自在の可動分銅5と該可動分銅5に付勢力を加
える付勢手段であるコイルばね6とを、分銅部4に備え
ている。前記分銅部4は、回転軸2に圧入固定されて一
体に回転する回転分銅7から回転軸2の半径方向に突設
した円柱状の連結軸8の先端に該連結軸8よりも大径の
止め分銅9を固定し、リング状の可動分銅5をこの連結
軸8に貫通させて該連結軸8に沿って移動自在として、
コイルばね6の一端側を止め分銅9に固定すると共に他
端側を可動分銅5の対向面に当てて圧縮状態にある該コ
イルばね6が可動分銅5を回転分銅7側に押付けるよう
にして形成したものである。
は、図1(a)、(b)に示すように回転軸2の半径方
向に移動自在の可動分銅5と該可動分銅5に付勢力を加
える付勢手段であるコイルばね6とを、分銅部4に備え
ている。前記分銅部4は、回転軸2に圧入固定されて一
体に回転する回転分銅7から回転軸2の半径方向に突設
した円柱状の連結軸8の先端に該連結軸8よりも大径の
止め分銅9を固定し、リング状の可動分銅5をこの連結
軸8に貫通させて該連結軸8に沿って移動自在として、
コイルばね6の一端側を止め分銅9に固定すると共に他
端側を可動分銅5の対向面に当てて圧縮状態にある該コ
イルばね6が可動分銅5を回転分銅7側に押付けるよう
にして形成したものである。
【0011】上記分銅部4において、可動分銅5の重心
G´と回転軸2の中心軸2aとが距離rだけ隔たった状
態で、質量mの可動分銅5が周波数fで回転した場合に
は、可動分銅5にはFC=mr(2πf)2の遠心力が
生じるものである。また、自然長がl0且つばね定数が
kであるコイルばね6の分銅部4回転時の長さをlとす
れば、可動分銅5には回転時にFS=k(l0−l)の
付勢力が加えられるものである。そして、周波数fが小
さいときには遠心力FC<付勢力FSであって可動分銅
5は回転分銅7に押付けられることで該回転分銅7から
の反力を受けて図4(b)に示すようにr=r1且つl
=l1の位置を保持して回転し、周波数fが大きいとき
には、可動分銅5は図5(b)に示すように遠心力FC
=付勢力FSとなるr=r2(>r1)且つl=l
2(<l1)の回転分銅7と離れた位置を保持して回転
するようになっている。
G´と回転軸2の中心軸2aとが距離rだけ隔たった状
態で、質量mの可動分銅5が周波数fで回転した場合に
は、可動分銅5にはFC=mr(2πf)2の遠心力が
生じるものである。また、自然長がl0且つばね定数が
kであるコイルばね6の分銅部4回転時の長さをlとす
れば、可動分銅5には回転時にFS=k(l0−l)の
付勢力が加えられるものである。そして、周波数fが小
さいときには遠心力FC<付勢力FSであって可動分銅
5は回転分銅7に押付けられることで該回転分銅7から
の反力を受けて図4(b)に示すようにr=r1且つl
=l1の位置を保持して回転し、周波数fが大きいとき
には、可動分銅5は図5(b)に示すように遠心力FC
=付勢力FSとなるr=r2(>r1)且つl=l
2(<l1)の回転分銅7と離れた位置を保持して回転
するようになっている。
【0012】つまり、低速回転時には可動分銅5は回転
分銅7に押付けられた状態で一体に回転することから図
4(a)に示すように分銅部4全体の重心Gは回転軸2
の中心軸2aから僅かな距離を隔てて位置した状態(即
ち偏心量eが小さな状態)となり、高速回転時には可動
分銅5が半径方向に移動して回転分銅7と離れた状態で
一体に回転することから図5(a)に示すように分銅部
4全体の重心Gは回転軸2の中心軸2aから大きく隔た
って位置した状態(即ち偏心量eが大きな状態)となる
ものである。このように、モータ1の回転速度が上昇す
る程に回転軸2の中心軸2aに対する分銅部4の偏心量
eが増大するように可動分銅5等の質量や位置を調整す
ることで、切換スイッチ3の操作によりモータ1を低速
回転とした場合には低速弱振動に設定すると共に高速回
転とした場合には高速強振動に設定することができて、
低速回転時と高速回転時の振動レベルの差を大きくする
ことができる。
分銅7に押付けられた状態で一体に回転することから図
4(a)に示すように分銅部4全体の重心Gは回転軸2
の中心軸2aから僅かな距離を隔てて位置した状態(即
ち偏心量eが小さな状態)となり、高速回転時には可動
分銅5が半径方向に移動して回転分銅7と離れた状態で
一体に回転することから図5(a)に示すように分銅部
4全体の重心Gは回転軸2の中心軸2aから大きく隔た
って位置した状態(即ち偏心量eが大きな状態)となる
ものである。このように、モータ1の回転速度が上昇す
る程に回転軸2の中心軸2aに対する分銅部4の偏心量
eが増大するように可動分銅5等の質量や位置を調整す
ることで、切換スイッチ3の操作によりモータ1を低速
回転とした場合には低速弱振動に設定すると共に高速回
転とした場合には高速強振動に設定することができて、
低速回転時と高速回転時の振動レベルの差を大きくする
ことができる。
【0013】また、図6(a)、(b)に示すように、
低速回転時に可動分銅5が回転分銅7に押付けられて一
体に回転する状態においては分銅部4全体の重心Gが回
転軸2の中心軸2aから可動分銅5と逆側に大きく隔た
って位置し、高速回転時に可動分銅5が半径方向に移動
して回転分銅7と離れて一体に回転する状態においては
分銅部4全体の重心Gが回転軸2の中心軸2aから僅か
な距離を隔てて位置するように回転分銅5等の質量や位
置を調整しても良い。このようにモータ1の回転速度が
上昇する程に回転軸2の中心軸2aに対する分銅部4の
偏心量eが減少するように調整することで、切換スイッ
チ3の操作によりモータ1を低速回転とした場合には低
速強振動の振動に設定し、高速回転とした場合にはソニ
ック振動に近い高速弱振動に設定することができる。
低速回転時に可動分銅5が回転分銅7に押付けられて一
体に回転する状態においては分銅部4全体の重心Gが回
転軸2の中心軸2aから可動分銅5と逆側に大きく隔た
って位置し、高速回転時に可動分銅5が半径方向に移動
して回転分銅7と離れて一体に回転する状態においては
分銅部4全体の重心Gが回転軸2の中心軸2aから僅か
な距離を隔てて位置するように回転分銅5等の質量や位
置を調整しても良い。このようにモータ1の回転速度が
上昇する程に回転軸2の中心軸2aに対する分銅部4の
偏心量eが減少するように調整することで、切換スイッ
チ3の操作によりモータ1を低速回転とした場合には低
速強振動の振動に設定し、高速回転とした場合にはソニ
ック振動に近い高速弱振動に設定することができる。
【0014】
【発明の効果】上記のように請求項1記載の発明にあっ
ては、モータの回転速度を切換える際に回転軸の中心軸
に対する分銅部の偏心量が自動的に切換わることから、
手間を要さずに偏心量を変更して多様な振動の切換えを
実現することができるという効果がある。
ては、モータの回転速度を切換える際に回転軸の中心軸
に対する分銅部の偏心量が自動的に切換わることから、
手間を要さずに偏心量を変更して多様な振動の切換えを
実現することができるという効果がある。
【0015】また、請求項2記載の発明にあっては、請
求項1記載の発明の効果に加えて、可動分銅に生じる遠
心力と付勢手段により加えられる付勢力とのバランスに
よって可動分銅はその回転速度に応じた半径方向の位置
に保持されて回転すると共に、回転速度が切換わると自
動的且つ瞬時に可動分銅の位置つまりは分銅部全体の偏
心量が変更されることから、回転速度の切換えに連動し
て振動の強弱が自動的且つ瞬時に切換えられるという効
果がある。
求項1記載の発明の効果に加えて、可動分銅に生じる遠
心力と付勢手段により加えられる付勢力とのバランスに
よって可動分銅はその回転速度に応じた半径方向の位置
に保持されて回転すると共に、回転速度が切換わると自
動的且つ瞬時に可動分銅の位置つまりは分銅部全体の偏
心量が変更されることから、回転速度の切換えに連動し
て振動の強弱が自動的且つ瞬時に切換えられるという効
果がある。
【0016】また、請求項3記載の発明にあっては、請
求項1又は2記載の発明の効果に加えて、低速回転時に
は分銅部の偏心量を小さくして低速弱振動に設定し、高
速回転時には分銅部の偏心量を大きくして高速強振動に
設定して、低速回転時と高速回転時の振動レベルの差を
大きくすることができるという効果がある。
求項1又は2記載の発明の効果に加えて、低速回転時に
は分銅部の偏心量を小さくして低速弱振動に設定し、高
速回転時には分銅部の偏心量を大きくして高速強振動に
設定して、低速回転時と高速回転時の振動レベルの差を
大きくすることができるという効果がある。
【0017】また、請求項4記載の発明にあっては、請
求項1又は2記載の発明の効果に加えて、低速回転時に
は分銅部の偏心量を大きくして低速強振動に設定し、高
速回転時には分銅部の偏心量を小さくして高速弱振動に
設定することができるという効果がある。
求項1又は2記載の発明の効果に加えて、低速回転時に
は分銅部の偏心量を大きくして低速強振動に設定し、高
速回転時には分銅部の偏心量を小さくして高速弱振動に
設定することができるという効果がある。
【図1】本発明の実施の形態における一例のマッサージ
機の振動強弱切換機構を示しており、(a)は主要部側
面図、(b)は主要部斜視図である。
機の振動強弱切換機構を示しており、(a)は主要部側
面図、(b)は主要部斜視図である。
【図2】同上の振動強弱切換機構を示す概略説明図であ
る。
る。
【図3】同上の分銅部における偏心量変更の様子を示す
概略説明図である。
概略説明図である。
【図4】同上の低速回転時の分銅部を示しており、
(a)は全体側面図、(b)は主要部側面図である。
(a)は全体側面図、(b)は主要部側面図である。
【図5】同上の高速回転時の分銅部を示しており、
(a)は全体側面図、(b)は主要部側面図である。
(a)は全体側面図、(b)は主要部側面図である。
【図6】同上の別のバランスに調整した分銅部を示す説
明図であり、(a)は低速回転時、(b)は高速回転時
である。
明図であり、(a)は低速回転時、(b)は高速回転時
である。
【図7】従来の一般的なマッサージ機の振動強弱切換機
構を示す斜視図である。
構を示す斜視図である。
【図8】特開昭58−121952号公報に記載のマッ
サージ機の振動強弱切換機構を示す斜視図である。
サージ機の振動強弱切換機構を示す斜視図である。
【図9】同上の振動強弱切換機構を示す断面図であり、
(a)は偏心量を小に設定した場合、(b)は偏心量を
大に設定した場合を示している。
(a)は偏心量を小に設定した場合、(b)は偏心量を
大に設定した場合を示している。
1 モータ
2 回転軸
2a 中心軸
4 分銅部
5 可動分銅
6 コイルばね
A 偏心量自動切換手段
G 分銅部の重心
FC 遠心力
FS 付勢力
Claims (4)
- 【請求項1】 モータの回転軸に該回転軸と一体に回転
する分銅部を取付け、回転軸の中心軸に対する分銅部の
偏心量を変更して振動の強弱を切換えるマッサージ機の
振動強弱切換機構において、回転軸の中心軸に対する分
銅部の偏心量を回転速度に応じて自動的に切換える偏心
量自動切換手段を設けたことを特徴とするマッサージ機
の振動強弱切換機構。 - 【請求項2】 前記偏心量自動切換手段として、分銅部
に、回転軸の半径方向に移動自在の可動分銅と、可動分
銅に生じる遠心力に抗する付勢力を加えて該可動分銅を
回転速度に応じた半径方向の位置に保持する付勢手段と
を備えたことを特徴とする請求項1記載のマッサージ機
の振動強弱切換機構。 - 【請求項3】 モータの回転速度が上昇する程に回転軸
の中心軸に対する分銅部の偏心量が増大するように形成
したことを特徴とする請求項1又は2記載のマッサージ
機の振動強弱切換機構。 - 【請求項4】 モータの回転速度が上昇する程に回転軸
の中心軸に対する分銅部の偏心量が減少するように形成
したことを特徴とする請求項1又は2記載のマッサージ
機の振動強弱切換機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002142953A JP2003325627A (ja) | 2002-05-17 | 2002-05-17 | マッサージ機の振動強弱切換機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002142953A JP2003325627A (ja) | 2002-05-17 | 2002-05-17 | マッサージ機の振動強弱切換機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003325627A true JP2003325627A (ja) | 2003-11-18 |
Family
ID=29703098
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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JP (1) | JP2003325627A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102458694A (zh) * | 2009-06-11 | 2012-05-16 | 吉列公司 | 可变振幅振动式个人护理装置 |
CN104415901A (zh) * | 2013-09-04 | 2015-03-18 | 日本电产精密株式会社 | 振动发生装置 |
JP2015104541A (ja) * | 2013-11-29 | 2015-06-08 | 東京パーツ工業株式会社 | 振動発生装置 |
-
2002
- 2002-05-17 JP JP2002142953A patent/JP2003325627A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102458694A (zh) * | 2009-06-11 | 2012-05-16 | 吉列公司 | 可变振幅振动式个人护理装置 |
CN104415901A (zh) * | 2013-09-04 | 2015-03-18 | 日本电产精密株式会社 | 振动发生装置 |
CN104415901B (zh) * | 2013-09-04 | 2017-04-12 | 日本电产精密株式会社 | 振动发生装置 |
JP2015104541A (ja) * | 2013-11-29 | 2015-06-08 | 東京パーツ工業株式会社 | 振動発生装置 |
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