JP2003325320A - 自動炊飯器 - Google Patents

自動炊飯器

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剛士 稲田
Kuniyuki Nakanishi
邦行 中西
Hatsuhiko Matsushita
初彦 松下
Akihiro Shinabe
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水量不足で炊き損じることがなく、また、給
水工程を途中で中断することも防止できるので、使用者
が運転を開始させる前に、給水タンク内の水量を確認す
る必要がない使い勝手の優れた自動炊飯器を提供するこ
と 【解決手段】 米を炊飯する炊飯部24と、炊飯部24
に給水する給水タンク34と、給水タンク34から炊飯
部24へ給水する給水経路と、給水タンク34の水量を
検知する水量検知手段とを備えたことにより、水量不足
で炊き損じることがなく、また、給水工程を途中で中断
することも防止できるので、使用者が運転を開始させる
前に給水タンク34内の水量を確認する必要がない使い
勝手の優れた自動炊飯器を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭、あるい
は業務用に使用する自動炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の水タンクを有する自動炊
飯器としては、例えば、特公平7−40986号公報に
記載されているようなものがあった。図4、図5は前記
公報に記載された従来の自動炊飯器を示すものである。
【0003】図4、図5において、1は本体キャビネッ
トで、この本体キャビネット1には引出しが設けられ、
上段引出し2には内鍋3aを内蔵する炊飯部3と水タン
ク4が設置され、下段引出し5には内部に炊飯用の米を
収納する米びつ6が設けられている。米びつ6の下段に
は体積計量部6aが設けられ、その下方には、ラス網状
の研米体7aと表面にブラシなどが設けられた研摩体7
bとからなる研米装置7および研米後、米を上部の炊飯
部3へ空気吹出しにより送るファン8、エジェクタ9な
どよりなる米移送装置が設けられている。
【0004】また、炊飯部3上には蒸気処理装置10が
設けられ、炊飯中に発生する蒸気を中に備えたファンで
冷却し、本体キャビネット1の前面上部に設けた排気口
から排出する。また、水タンク4の底には小型のポンプ
11が設けられ、炊飯部3の蓋12の中を通るパイプ1
3から炊飯用水を内鍋3aの中に供給する。
【0005】このような構成において、炊飯したい炊飯
量をキーインした後、スタートスイッチを押すと米びつ
6の米を体積計量部6aで計量して研米装置7へ入れ、
研米した米を米移送装置により米移送パイプ14、給米
筒25などを通して内鍋3aに移送させる。続いて、移
送した米に見合う水を水タンク4よりポンプ11により
パイプ13、給米筒25を通して内鍋3aに供給する。
米移送と水供給が終わると炊飯工程に自動的に移行す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の構成では、水タンクの水量が検知されていないの
で、米に見合う水が水タンク内に供給されているかどう
かわからない。水量が足らない場合は水量不足のまま炊
飯されて、硬いご飯が炊き上がってしまう。あるいは、
水の鍋内への給水途中で、例えば水供給量センサー等で
水が足らないことを検知して、次の炊飯工程に移行しな
いで中断させざるを得なかった。これでは、スタートス
イッチを押して水供給量センサー等で水が足らないこと
を検知するまで、時間がかかるため、使用者は給水工程
が中断したことを知らない場合が起こり得るので、使用
者はスタートスイッチを押す前に、必ず水タンク内の水
量を確認しなければならないという課題を有していた。
【0007】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、使用者が運転を開始させる前に水タンク内の水量を
検知して、炊飯する米に見合う水が水タンク内にあるか
どうかを使用者に報知することができ、水量不足による
炊き損じを防止することができる。また、給水工程を途
中で中断することには至らないので、使用者が運転を開
始させる前に、水タンク内の水量を確認する必要がない
使い勝手の優れた自動炊飯器を提供することを目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために、米を炊飯する炊飯部と、前記炊飯部に給水す
る給水タンクと、前記給水タンクから前記炊飯部へ給水
する給水経路と、前記給水タンクの水量を検知する水量
検知手段とを備えたものである。
【0009】これによって、使用者が運転を開始させる
前に水タンク内の水量を検知して、炊飯する米に見合う
水が水タンク内にあるかどうかを使用者に報知すること
ができるので、水量不足による炊き損じを防止すること
ができる。また、給水工程を途中で中断するには至らな
いので、使用者が運転を開始させる前に、水タンク内の
水量を確認する必要がない使い勝手の優れた自動炊飯器
を提供することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、米を炊
飯する炊飯部と、前記炊飯部に給水する給水タンクと、
前記給水タンクから前記炊飯部へ給水する給水経路と、
前記給水タンクの水量を検知する水量検知手段とを備え
たことにより、使用者が運転を開始させる前に給水タン
ク内の水量を検知して、炊飯する米に見合う水が給水タ
ンク内にあるかどうかを使用者に報知することができる
ので、水量不足による炊き損じを防止することができ
る。
【0011】また、給水工程を途中で中断するには至ら
ないので、使用者が運転を開始させる前に、給水タンク
内の水量を確認する必要がない使い勝手の優れた自動炊
飯器を提供することができる。
【0012】請求項2に記載の発明は、特に、請求項1
に記載の自動炊飯器において、水量検知手段が、給水タ
ンク内に給水タンクと連通して鉛直方向に配設された管
と、前記管内に設けられた磁石を有したフロートと、前
記磁石に感動するリードスイッチとを前記給水タンクの
外側に備えたことにより、給水タンク内の水量に連動し
て磁石を有したフロートの位置が変わるので、リードス
イッチはフロートが有している磁石に感動して、フロー
トの位置すなわち水量を検知することができる。
【0013】請求項3に記載の発明は、特に、請求項1
に記載の自動炊飯器において、リードスイッチを鉛直方
向に複数設けたことにより、磁石を内蔵したフロートの
位置を細かい単位で検知することが出来るので、炊飯す
る米の量に見合う水の量があるかどうかをより細かい単
位で知ることができる。
【0014】例えば、1カップ(0.18L)〜5カッ
プ(0.9L)炊飯できる炊飯器の場合、1個のリード
スイッチのみでは、水量が多い・少ないの2段階の検知
に限られので、その境界を2カップと3カップの間に設
定すると、たとえ4カップの米に見合う水が給水タンク
にあったとしても、5カップの米に見合う水が給水タン
クにないので、水が不足しているという判定をせざるを
えない。
【0015】ところが、5個のリードスイッチを設ける
ことにより、1カップ未満と各カップ数の合計6段階の
検知が可能となるので、各カップ数単位で炊飯したい米
に見合う水が給水タンクにあるかどうかを知ることがで
きる。
【0016】請求項4に記載の発明は、特に、請求項1
〜3のいずれか1項に記載の給水タンクにタンク蓋を設
けることにより、蓋体を開けた状態でも給水タンクの水
が外界にさらされることがないので、給水タンク内への
ゴミの侵入を防止できる。また、炊飯後ご飯をよそう時
にご飯をこぼすことがよくあるが、それでも給水タンク
内への落下を防止できるので、衛生上清潔な給水を得る
ことができる。
【0017】請求項5に記載の発明は、特に、請求項3
または4に記載の最下位置のリードスイッチはフロート
が管内の最下点に位置した時に感動する位置に配設した
ことによって、給水タンク内に水がない場合は最下位置
のリードスイッチはONになるが、給水タンク自体が自
動炊飯器本体にセットされていないときは、いずれのリ
ードスイッチもOFFになる。よって、給水タンク内に
水がない(少ない)のか給水タンク自体がセットされて
いないかを判別できるので、使用者にその状況を報知す
ることができ、使用者はその報知内容によって、水を追
加すべきか給水タンクをセットすべきか知り得て的確に
行動することができる。
【0018】請求項6に記載の発明は、特に、請求項4
または5に記載のタンク蓋に管を取り付けたことによ
り、磁石はタンク蓋に付随することになるので、タンク
蓋を給水タンクにセットしないと全てのリードスイッチ
はOFFになるので、使用者がタンク蓋のセットし忘れ
た場合、報知することができるため、使用者がタンク蓋
をセットしないまま炊飯することを防ぐことができる。
【0019】請求項7に記載の発明は、特に、請求項1
〜6のいずれか1項に記載の自動炊飯器において給水タ
ンクが装置されてからの時間を計測する計測手段と、所
定時間経過した時に報知する報知手段を備えたことによ
って、使用者が給水タンクに水を入れたまま長時間経過
させて、新鮮でない水で炊飯して損なった味のご飯にな
ることを防止することができる。
【0020】請求項8に記載の発明は、特に、請求項1
〜7のいずれか1項に記載の自動炊飯器において水平方
向に着脱自在な給水タンクを自動炊飯器本体の前面部に
設けたことによって、給水タンクをセットする際、鉛直
方向に着脱自在に構成されたものより、給水タンクを高
く持ち上げる必要がなく、容易にセットすることができ
る。また、給水タンクを透明の材料で形成することによ
り、給水タンク内の水の量を横方向から見ることができ
るので、使用者は給水タンク内の水量の概略を知ること
ができる。さらに、給水タンクに炊飯する米に見合う水
量の水位線を設けることにより、使用者は水の量の過不
足をあらかじめ知ることができる。
【0021】請求項9に記載の発明は、特に、請求項1
〜8のいずれか1項に記載の自動炊飯器において炊飯部
に米を供給する給米部を備えたことにより、使用者はあ
らかじめ水を給水タンクに、米を貯米部に入れておくだ
けで、運転開始のスイッチを入れることにより、炊飯を
実施することができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。 (実施例1)図1および図2に示す自動炊飯器本体20
は、少なくとも炊飯したい量の米を収納することができ
る貯米部21、米を計量する米計量部22、米計量部2
2から供給された米をとぐ米とぎ部23、米とぎ部23
でとがれた米を炊飯する炊飯部24、米とぎ部23と炊
飯部24とを接続する米搬送部25を備えている。貯米
部21、米計量部22、米とぎ部23、米搬送部25を
給米部と呼ぶ。26は炊飯部24内に着脱自在に収納し
た鍋で、27は鍋26を加熱する誘導加熱コイルであ
る。
【0023】28は自動炊飯器本体20の上面開口部を
覆う開閉自在に軸29で軸支した蓋体である。自動炊飯
器本体20の後方部には蓋体28の軸29を支えるヒン
ジ部30を備えている。
【0024】蓋体28内には米搬送部25からの米を鍋
26まで供給する米搬送パイプ31、米搬送パイプ31
の先端には米投入弁32が設けられている。33は炊飯
中に鍋内で発生した蒸気を外に排出する蒸気口である。
【0025】蓋体28に上方部を覆われた給水タンク3
4は給水タンク収納部35に鉛直方向に着脱自在に収納
されて、給水タンク34の底にはインペラー36が設け
られ、インペラー36の下方部にはインペラー36を回
転させるモータ37が配設されている。
【0026】38は給水タンク34内に設けられた給水
タンク側給水経路で、蓋体28内に設けた蓋体側給水経
路39の先端部40と着脱自在に接続されている。
【0027】給水タンク側給水経路38、蓋体側給水経
路39を給水経路と呼ぶ。
【0028】41は給水タンクの上面開口部を覆うタン
ク蓋である。
【0029】42は給水タンク34内に鉛直方向に配設
された管で、タンク蓋41の下面に取り付けられてい
る。管42の下方部43は給水タンクの底付近で連通し
ている。磁石44を内蔵したフロート45は管42内で
上下運動自在に配設されている。磁石44を内蔵したフ
ロート45の比重は水の比重より小さい値で独立発泡樹
脂で形成されている。磁石44に感動するリードスイッ
チ46a、46b、46c、46dを管42と平行に配
設してリードスイッチ取付板47に取り付けられてい
る。リードスイッチ取付板47は給水タンク収納部35
の外側にネジ48によって固定されている。
【0030】最下位置にあるリードスイッチ46dはフ
ロート45の最下点位置とほぼ同じ高さに配設されてお
り、フロート45が最下点の位置にあるときリードスイ
ッチ46dは感動してONになる。
【0031】49は制御部で、米計量、米とぎ、米搬
送、給水、炊飯を制御する。
【0032】米とぎ部23は、米計量部22で計量され
た米を収納する米収納容器45、米収納容器50内で回
転自在に配設された回転羽根51、回転羽根51を駆動
する駆動手段52を備えている。
【0033】米搬送部25は、米搬送ファン53が生み
出す空気流により米を炊飯部24へ搬送する。 (実施例2)図3は、本発明の第2の実施例の自動炊飯
器の断面図である。図3において、54は自動炊飯器本
体の前面部に設けた水平方向に着脱自在な給水タンクで
ある。給水タンク54の材料は例えばアクリルなどの透
明で形成されており、前面部には炊飯する米に見合う水
量の水位線が印刷されている。水位線を給水タンクの表
面を凸または凹のラインで形成しても支障はない。
【0034】以上のように構成された自動炊飯器につい
て、以下その動作、作用を説明する。
【0035】使用者は米を貯米部21内に投入し、蓋体
28を開けて給水タンク34に水を入れる。給水タンク
34は着脱自在なので、給水タンク34を自動炊飯器本
体20から取り出して水を入れることができる。水を入
れた給水タンク34を給水タンク収納部35にセットし
て、蓋体28を閉める。
【0036】次に、使用者は炊飯したい米の量を入力し
た後、運転開始ボタン(図示しない)を押すと、制御部
49はそれぞれのリードスイッチのON−OFF状態を
感知する。
【0037】給水タンク34の水位高さにフロート44
が位置しているので、そのフロートに最も近いリードス
イッチがONになる。
【0038】ONになったリードスイッチ(46aまた
は46bまたは46cまたは46d)によって、フロー
ト44の位置すなわち給水タンク34内の水量を検知す
ることができる。
【0039】ところが、検知した給水タンク34内の水
量が使用者の炊飯したい米の量に見合う水量未満であれ
ば、水量不足であることを報知して、運転を開始しな
い。
【0040】また、最下位置にあるリードスイッチ46
dがONのときは、フロート45が最下点の位置にある
ときなので、給水タンク34内には水がほとんどないと
判断して、同様に水量不足であることを報知して、運転
を開始しない。
【0041】そして、全てのリードスイッチがOFFの
ときは、給水タンク34が給水タンク収納部35に収納
されていない場合か、あるいは、タンク蓋41が給水タ
ンク34にセットされていない場合(実施例1)である
ので、その旨を報知して、運転を開始しない。
【0042】さらに、給水タンク34が給水タンク収納
部35に収納されると、いずれかのリードスイッチはO
Nになるので、いずれかのリードスイッチがONになっ
ている時間を計測して、一定時間、例えば水の新鮮度が
なくなる時間が経過したらその旨を表示して、使用者に
水の交換を促す。
【0043】水の新鮮度は外気温によって大きく変化す
るので、給水タンク付近に室温センサーを設けて、室温
によって、報知する時間を変えることにより、気温が高
い夏にはより短い時間経過でも使用者に水の交換を促す
ことができる。
【0044】また、水の腐敗の恐れがある時間まで時間
が経過した場合には、使用者に水の交換を促すだけでは
なく、その旨を報知して、運転を開始しないこともでき
る。
【0045】使用者は報知内容によって、給水タンク3
4に水を補給したり、給水タンク34をセットしたり、
あるいは給水タンク34内の水を交換する。
【0046】その結果、給水タンク34内の水量が使用
者の炊飯したい米の量に見合う水量以上であれば、自動
炊飯器20の運転が開始する。
【0047】運転が開始されると、制御部49は、ま
ず、モータ37を動作させて、使用者が設定した炊飯量
に最適な量の水を、給水タンク34から給水タンク側給
水経路38、蓋体側給水経路39、蒸気口33を経て炊
飯部24の鍋26へ供給する。
【0048】次に、制御部49は米計量部22を動作さ
せる。そして、米計量部22は、所定量の米を米収納容
器45へ供給する。
【0049】所定量の米が米収納容器50に供給される
と、制御部49は米とぎ工程プログラムに従って駆動手
段52を動作させる。駆動手段52が動作することによ
り回転羽根51が回転し、米収納容器50内に収納され
た米をとぐ米とぎ工程が行われる。
【0050】米とぎ工程が終了すると、制御部49は米
搬送工程プログラムに従って米搬送ファン53および米
投入弁32を動作させる。そして、米とぎ部23でとが
れた米を、米搬送部25を介して炊飯部24の鍋26へ
供給する。
【0051】このようにして、所定量の水と米が鍋26
へ供給されると、制御部49は米に水を吸収させる浸漬
工程プログラムおよび炊飯工程プログラムに従って炊飯
部24を動作させる。炊飯部24が動作することによ
り、使用者が炊飯したい量の米が炊飯されることにな
る。
【0052】なお、本実施例において、あらかじめ制御
部49がそれぞれのリードスイッチのON−OFF状態
を感知することによって、使用者が炊飯したい米の量を
入力した前に、または、運転開始ボタンを押す前に、ど
れだけの炊飯量に見合う水が給水タンク34内にあるか
を検知し表示することもできる。
【0053】また、水量検知手段としては重量センサー
にて水の重量を測ったり、光センサーで水位を検知する
等の手段もある。
【0054】磁石を有したフロートとリードスイッチに
よって、水位を検知する水量検知手段において、フロー
トをドーナツ状に形成し、そのフロートの中心穴にリー
ドスイッチを配設する形態がよく知られている。しか
し、フロート、リードスイッチとも給水タンク内に配置
されてしまうので、給水タンクを着脱自在に収納するた
めにはリードスイッチの電気線をも着脱可能な接続にし
なければならず、周囲に水が存在する部位であるので、
信頼性確保のためにコスト高となる。それに比して、本
実施例のように、リードスイッチを給水タンクの外側に
備えることにより、低コストで、信頼性の高い水量検知
を実現することができる。
【0055】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、水量不
足による炊き損じを防止することができ、また、給水工
程を途中で中断するには至らないので、使用者が運転を
開始させる前に、給水タンク内の水量を確認する必要が
ない使い勝手の優れた自動炊飯器を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における自動炊飯器の断面図
【図2】本発明の実施例における自動炊飯器の給水タン
クとその周辺の部分断面図
【図3】本発明の実施例2における自動炊飯器の断面図
【図4】従来の自動炊飯器の側面断面図
【図5】従来の自動炊飯器の正面断面図
【符号の説明】
20 自動炊飯器本体 21 貯米部(給米部) 22 米計量部(給米部) 23 米とぎ部(給米部) 24 炊飯部 25 米搬送部(給米部) 34 給水タンク 38 給水タンク側給水経路(給水経路) 39 蓋体側給水経路(給水経路) 41 タンク蓋 42 管 44 磁石 45 フロート 46a リードスイッチ 46b リードスイッチ 46c リードスイッチ 46d リードスイッチ(最下位置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲田 剛士 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 中西 邦行 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 松下 初彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 品部 晃宏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4B055 AA07 BA34 BA36 CA01 CA21 CA75 CA85 CC38 CD15 CD22 CD31 EA01 EA02 EA03 EA08

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 米を炊飯する炊飯部と、前記炊飯部に給
    水する給水タンクと、前記給水タンクから前記炊飯部へ
    給水する給水経路と、前記給水タンクの水量を検知する
    水量検知手段とを備えた自動炊飯器
  2. 【請求項2】 水量検知手段が、給水タンク内に給水タ
    ンクと連通して鉛直方向に配設された管と、前記管内に
    設けられた磁石を有したフロートと、前記給水タンクの
    外側に備えられるとともに前記磁石に感動するリードス
    イッチである請求項1記載の自動炊飯器。
  3. 【請求項3】 リードスイッチを鉛直方向に複数設けた
    請求項1記載の自動炊飯器。
  4. 【請求項4】 給水タンクにタンク蓋を設けた請求項1
    〜3のいずれか1項に記載の自動炊飯器。
  5. 【請求項5】 最下位置のリードスイッチはフロートが
    管内の最下点に位置した時に感動する請求項3または4
    に記載の自動炊飯器
  6. 【請求項6】 タンク蓋に管を取り付けた請求項4また
    は5に記載の自動炊飯器。
  7. 【請求項7】 給水タンクが装置されてからの時間を計
    測する計測手段と、所定時間経過した時に報知する報知
    手段を備えた請求項1〜6のいずれか1項に記載の自動
    炊飯器。
  8. 【請求項8】 給水タンクが水平方向に着脱自在である
    とともに、自動炊飯器本体の前面に設けた請求項1〜7
    のいずれか1項に記載の自動炊飯器。
  9. 【請求項9】 炊飯部に米を供給する給米部を備えた請
    求項1〜8のいずれか1項に記載の自動炊飯器。
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