JP2003324989A - モータ制御装置 - Google Patents

モータ制御装置

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JP2003324989A
JP2003324989A JP2002124781A JP2002124781A JP2003324989A JP 2003324989 A JP2003324989 A JP 2003324989A JP 2002124781 A JP2002124781 A JP 2002124781A JP 2002124781 A JP2002124781 A JP 2002124781A JP 2003324989 A JP2003324989 A JP 2003324989A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】負荷変動時における出力電圧の応答性を向上さ
せることができるモータ制御装置を提供する。 【解決手段】出力電圧検出値Voutに基づいてデュー
ティ比Dfbを得ると共に出力電圧指令値Vout*に
基づいてデューティ比Dffを得るようにし両デューテ
ィ比Dfb,Dffに基づいてデューティ指令値D*を
求めるようにした。デューティ指令値D*に基づいてデ
ューティ比駆動信号S1,S2のデューティ比D1,D
2を求め両デューティ比D1,D2に基づいて昇圧回路
35を駆動制御するようにした。即ち、出力電圧検出値
Voutに基づくフィードバック制御に加えて、出力電
圧指令値Vout*に基づくフィードフォワード制御に
より昇圧回路35を駆動制御するようにした。このた
め、負荷変動時の出力電圧指令値Vout*に対する出
力電圧検出値Voutの応答性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車の操
舵系にモータによるアシスト力を付与する電動パワース
テアリング装置のモータ制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば電動パワーステアリン
グ装置のモータ制御装置としては、車載されたバッテリ
の出力電圧を昇圧回路を制御することにより昇圧して電
動モータへ供給するようにしたものが知られている。即
ち、昇圧回路はバッテリとモータとの間の電源ライン上
に設けられており、バッテリからの入力電圧印加点とモ
ータへの出力電圧印加点との間に接続された昇圧用コイ
ルとダイオードとの直列回路、整流用コンデンサ、スイ
ッチング素子としてのトランジスタ及び昇圧用コンデン
サ等から構成されている。
【0003】トランジスタのゲートはモータ制御装置に
接続されており、同じくドレインは昇圧用コイルとダイ
オードとの間に接続されている。トランジスタのソース
は接地されている。整流用コンデンサの一端は昇圧用コ
イルの入力側に接続され他端は接地されている。昇圧用
コンデンサの一端はダイオードのカソード側に接続され
ており他端は接地されている。
【0004】モータ制御装置は、トランジスタに対して
昇圧のためのデューティ比駆動信号を出力し、このデュ
ーティ比駆動信号によってトランジスタをデューティ制
御する。トランジスタのスイッチング動作により、昇圧
用コイルでエネルギーの蓄積と放出とが繰り返され、ダ
イオードのカソード側に放出の際、高電圧(出力電圧)
が現れる。
【0005】昇圧回路からの出力電圧はモータ制御装置
から出力されるデューティ比駆動信号のデューティ比に
依存しており、デューティ比が大きければ出力電圧は高
くなり、デューティ比が小さければ出力電圧は低くな
る。モータ制御装置は、予め設定された出力電圧指令値
と実際の出力電圧検出値との偏差に基づいて、デューテ
ィ比駆動信号のデューティ比を制御する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
電動パワーステアリング装置のモータ制御装置には次の
ような問題があった。即ち、負荷変動等に起因するバッ
テリ電圧の変動や各種の外乱等に対する出力電圧の応答
性(追従性)が十分得られない場合があった。このた
め、ハンドル操舵時のアシスト力が変動し、ひいては良
好な操舵感覚が安定して得られないという問題があっ
た。
【0007】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、負荷変動時における出
力電圧の応答性を向上させることができるモータ制御装
置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、モータ制御信号発生手段から出力されたモータ制御
信号に基づいてモータを駆動するモータ駆動手段と、モ
ータ駆動手段と直流電源との間の電源ライン上に設けら
れた昇圧回路と、昇圧回路に対して昇圧回路制御信号を
出力し、この昇圧回路制御信号のディーティ比を昇圧回
路に対する出力電圧指令値と昇圧回路からの出力電圧検
出値との偏差に基づいて可変制御することにより昇圧回
路を駆動制御して直流電源の出力電圧を昇圧する昇圧回
路制御手段とを備えたモータ制御装置において、前記昇
圧回路制御手段は、昇圧回路に対する出力電圧指令値に
基づいたフィードフォワードデューティ比と前記偏差と
に基づいて昇圧回路制御信号のデューティ比を決定する
ようにしたことを要旨とする。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記昇圧回路制御手段は、記憶手段に
予め格納された演算式に少なくとも出力電圧指令値を代
入して演算することによりフィードフォワードデューテ
ィ比を求めるようにしたことを要旨とする。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、フィードフォワードデューティ比をD
ff、今回の出力電圧指令値をVout*(n)、Vo
ut*(n−1)を前回の出力電圧指令値、サンプリン
グ周期をΔt、昇圧回路への入力電圧検出値をVin、
入力電流検出値をIin、損失電力をPlossとした
とき、前記昇圧回路制御手段は、 Dff={Vout*(n)−Vout*(n−1)}
/Δt Dff=Vin/Vout* Dff=(Vin/Vout*)−(Ploss/Ii
n・Vout*) のうちいずれか一つを含む演算式に基づいてフィードフ
ォワードデューティ比Dffを求めるようにしたことを
要旨とする。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、入力電圧検出値と入力電流検出値とに
基づいて損失電力を求めるための特性マップを記憶手段
に予め格納し、前記昇圧回路制御手段は前記特性マップ
を参照して損失電力を求めるようにしたことを要旨とす
る。
【0012】(作用)請求項1に記載の発明によれば、
昇圧回路に対する出力電圧指令値に基づいたフィードフ
ォワードデューティ比と、昇圧回路に対する出力電圧指
令値と昇圧回路からの出力電圧検出値との偏差と、に基
づいて昇圧回路制御信号のデューティ比を決定する。こ
の決定された昇圧回路制御信号のデューティ比に基づい
て昇圧回路が駆動制御される。出力電圧検出値に基づく
フィードバック制御に加えて、出力電圧指令値に基づく
フィードフォワード制御により昇圧回路を駆動制御する
ようにしたことにより、負荷変動時における出力電圧指
令値に対する出力電圧検出値の応答性が向上する。
【0013】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の作用に加えて、記憶手段に予め格納され
た演算式に少なくとも出力電圧指令値を代入して演算す
ることによりフィードフォワードデューティ比が求めら
れる。このため、所定の制御周期毎に演算式を作成する
ようにした場合と異なり、昇圧回路制御手段の演算負荷
が軽減される。
【0014】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
に記載の発明の作用に加えて、フィードフォワードデュ
ーティ比をDff、今回の出力電圧指令値をVout*
(n)、Vout*(n−1)を前回の出力電圧指令
値、サンプリング周期をΔt、昇圧回路への入力電圧検
出値をVin、入力電流検出値をIin、損失電力をP
lossとしたとき、 Dff={Vout*(n)−Vout*(n−1)}
/Δt Dff=Vin/Vout* Dff=(Vin/Vout*)−(Ploss/Ii
n・Vout*) のうちいずれか一つを含む演算式に基づいてフィードフ
ォワードデューティ比Dffが求められる。
【0015】請求項4に記載の発明によれば、請求項3
に記載の発明の作用に加えて、入力電圧検出値と入力電
流検出値とに基づいて損失電力を求めるための特性マッ
プにより損失電力が求められる。このため、損失電力を
演算により求めるようにした場合と異なり、昇圧回路制
御手段の演算負荷が軽減される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を電動パワーステア
リング装置のモータ制御装置に具体化した一実施形態を
図1〜図6に従って説明する。
【0017】(全体構成)図1に示すように、電動パワ
ーステアリング装置1は、電動パワーステアリング制御
装置(以下「制御装置2」という。)及び当該制御装置
2により駆動制御される電動モータ3を備えており、こ
の電動モータ3の出力軸にはギヤ4が固定されている。
電動モータ3は三相同期式永久磁石モータで構成したブ
ラシレスモータである。
【0018】一方、ステアリングホイール(以下、「ハ
ンドル7」という)にはステアリングシャフト8が連結
されており、同ステアリングシャフト8には減速歯車9
が固定されている。この減速歯車9には前記電動モータ
3のギヤ4が噛合している。ステアリングシャフト8に
はトーションバー(ねじりばね)10が組み込まれてお
り、当該トーションバー10にはトルクセンサ11が設
けられている。トルクセンサ11は、運転者によりハン
ドル7が操舵されてステアリングシャフト8が回転した
際のトーションバー10の捻れ量に基づいて、当該ハン
ドル7に作用する操舵トルクTを検出する。この操舵ト
ルク信号は制御装置2へ送られる。
【0019】前記減速歯車9にはピニオンシャフト12
を介してピニオンギヤ13が固定されている。このピニ
オンギヤ13はラック14と噛合しており、当該ラック
14の両端にはそれぞれタイロッド15が固定されてい
る。タイロッド15の先端部にはナックルアーム16が
回動可能に連結されており、両ナックルアーム16,1
6間にはクロスメンバ17が回動可能に連結されてい
る。両ナックルアーム16,16にはそれぞれ前輪18
が取り付けられている。
【0020】前後左右の各車輪にはそれぞれ車速センサ
19が設けられている(図1では、一方の前輪18の車
速センサ19のみ図示する)。車速センサ19は車輪速
(車輪の単位時間当たりの回転数、即ち回転速度)を検
出し、この検出結果(車輪速信号)を制御装置2へ送
る。制御装置2は車速センサ19から送られてきた車輪
速信号に基づいて車速Vを演算する。
【0021】さて、運転者によりハンドル7が回動操作
されると、ステアリングシャフト8が回転する。この回
転はトーションバー10、ピニオンシャフト12及びピ
ニオンギヤ13を介してラック14へ伝達され、同ラッ
ク14の軸動に変換される。これにより、両前輪18,
18が転舵される。
【0022】このとき、制御装置2は、トルクセンサ1
1により検出された操舵トルクT及び車速センサ19に
より検出された車速Vに基づいて、所定の操舵補助トル
ク(アシストトルク)を発生させるように電動モータ3
を正逆駆動制御する。電動モータ3の回転はギヤ4を介
して減速歯車9に伝達され、当該減速歯車9により回転
数が減少されてピニオンシャフト12及びピニオンギヤ
13に伝達される。ピニオンギヤ13の回転はラック1
4に伝達され、同ラック14の軸動に変換される。この
ようにして、ハンドル7の回動操作による前輪18の操
舵に対してアシストトルクが付与される。
【0023】(制御装置)次に、制御装置2の電気的構
成について説明する。図2に示すように、制御装置2
は、CPU(中央演算装置)21、ROM(読み出し専
用メモリ)22、RAM(読み出し書き込み専用メモ
リ)23、及びモータ駆動装置24を備えている。
【0024】ROM22には、CPU21が実行する基
本アシスト制御プログラム及びハンドル戻し制御プログ
ラム等の各種の制御プログラム、各種のデータ、及び各
種の特性マップ等が格納されている。各種の特性マップ
はそれぞれ車両モデルによる実験データ及び周知の理論
計算等によって予め求められたものであり、例えば車速
Vと操舵トルクTとに基づいて基本アシスト電流を求め
るための基本アシストトルクマップや車速,操舵角速
度,操舵絶対角に基づいてハンドル戻し指令電流を求め
るためのマップがある。
【0025】RAM23は、ROM22に書き込まれた
各種の制御プログラムを展開してCPU21が各種の演
算処理を実行するためのデータ作業領域である。また、
RAM23はCPU21が各種の演算処理を行う際の各
種の演算処理結果等を一時的に記憶する。
【0026】CPU21にはトルクセンサ11、車速セ
ンサ19及びモータ駆動装置24がそれぞれ入出力イン
ターフェイス(図示略)を介して接続されている。CP
U21は、トルクセンサ11及び車速センサ19等から
得られる各種の情報に基づいて基本アシスト制御プログ
ラム及びハンドル戻し制御プログラム等の各種の制御プ
ログラムを実行する。
【0027】図2に示すように、モータ駆動装置24
は、FET(電界効果トランジスタ)31U,32Uの
直列回路と、FET31V,32Vの直列回路と、FE
T31W,32Wの直列回路がを並列に接続されること
により構成されている。FET31U,32U間の接続
点33Uは電動モータ3のU相巻線に接続され、FET
31V,32V間の接続点33Vは電動モータ3のV相
巻線に接続され、FET31W,32W間の接続点33
Wは電動モータ3のW相巻線に接続されている。
【0028】モータ駆動装置24と車両に搭載されたバ
ッテリ34との間の電源ラインL1上には昇圧回路35
が設けられている。昇圧回路35はCPU21からの指
令信号(昇圧回路制御信号)に基づいてバッテリ34の
電圧を昇圧し、これをモータ駆動装置24の各直列回路
にそれぞれ印加する。この昇圧回路35については後で
詳述する。
【0029】CPU21は、前記基本アシストマップに
基づいて、車速V及び操舵トルクTに対応した基本アシ
スト電流値を演算し、この基本アシスト電流とモータ駆
動電流センサ(図示略)によって得られるモータ駆動電
流(電動モータ3における実際のモータ駆動電流)との
差に基づいてPI制御値を演算する。CPU21はPI
制御値に応じたPWM演算を行い、このPWM演算の結
果(モータ制御信号)をモータ駆動装置24に対して、
具体的にはFET31U,32U、FET31V,32
V、FET31W,32Wに対してそれぞれ出力する。
モータ駆動装置24は、送られてきたPWM演算の結果
に基づいて電動モータ3に対する基本アシスト電流(3
相の励磁電流)の供給を3相の励磁電流路を介して行
う。電動モータ3は基本アシスト電流の供給に基づいて
ハンドル7に対して基本アシスト力を付与する。
【0030】(昇圧回路)次に、バッテリ電圧を昇圧す
る昇圧回路35について詳細に説明する。図3に示すよ
うに、昇圧回路35は、昇圧用コイルL、整流用コンデ
ンサC1、昇圧用コンデンサC2、FETQ1及びFE
TQ2を備えている。FETQ1及びFETQ2は、n
チャネル形のMOSFETである。
【0031】前記電源ラインL1上において、バッテリ
34からの入力電圧印加点P1とモータ駆動装置24へ
の出力電圧印加点P2との間には、昇圧用コイルLとF
ETQ2との直列回路が接続されている。FETQ2の
ソースは昇圧用コイルLの出力側に接続され、ドレイン
は出力電圧印加点P2に接続されている。また、FET
Q2のゲートはCPU21に接続されている。FETQ
2のソースとドレインとの間にはダイオードDが寄生し
ている。
【0032】入力電圧印加点P1と昇圧用コイルLとの
接続点は整流用コンデンサC1を介して接地されてい
る。出力電圧印加点P2とFETQ2との接続点は昇圧
用コンデンサC2を介して接地されており、この昇圧用
コンデンサC2は昇圧用コイルLによる昇圧電圧を平滑
する。FETQ1のドレインは昇圧用コイルLとFET
Q2との接続点に接続され、同じくソースは接地されて
いる。また、FETQ1のゲートはCPU21に接続さ
れている。
【0033】入力電圧印加点P1は入力電流電圧検出ラ
インL2を介してCPU21の電流電圧入力ポート(図
示略)に接続されており、入力電圧印加点P1を流れる
電流(入力電流検出値Iin)及び入力電圧印加点P1
における電圧(即ち昇圧回路35への入力電圧Vin)
をそれぞれ検出可能とされている。また、出力電圧印加
点P2は出力電流電圧検出ラインL3を介してCPU2
1の電流電圧入力ポート(図示略)に接続されており、
出力電圧印加点P2を流れる電流Iout及び出力電圧
印加点P2における電圧(即ち昇圧回路35からの出力
電圧検出値Vout)をそれぞれ検出可能とされてい
る。
【0034】(昇圧回路の動作)次に、前述のように構
成した昇圧回路35の動作を図3及び図5に従って説明
する。
【0035】力行モード時及び回生モード時において、
昇圧回路35の両FETQ1,FETQ2はCPU21
から送られてくるデューティ比駆動信号S1,S2(パ
ルス信号)により交互にオンオフ駆動される。このデュ
ーティ比駆動信号S1,S2の駆動パターンは図5に示
すようになっている。
【0036】図5に示すように、FETQ1のデューテ
ィ比(オンデューティ)D1は次式で表される。 D1=t1/T ここで、t1はFETQ1のオン時間、Tはパルス周期
である。
【0037】また、FETQ2がFETQ1と交互にオ
ンオフする場合、FETQ2のデューティ比(オンデュ
ーティ)D2は次式で表される。 D2=t2/T=(1−|D1|) ここで、t2はFETQ1のオン時間である。
【0038】さて、力行モード時には、デューティ比駆
動信号S1,S2によるデューティ制御によりFETQ
1,FETQ2がスイッチング動作を行なう。この結
果、昇圧用コイルLでエネルギーの蓄積と放出とが繰り
返され、FETQ2のドレイン側に放出の際、高電圧V
cが発生する。
【0039】即ち、FETQ1がオンしてFETQ2が
オフすると、FETQ1を介して接地側に電流i1が流
れる。次に、FETQ1がオフしてFETQ2がオンす
ると、昇圧用コイルLに流れる電流(コイル電流ic)
が遮断される。すると、この電流の遮断による磁束の変
化を妨げるように、オン作動しているFETQ2のドレ
イン側に高電圧Vcが発生する。この繰り返しによっ
て、FETQ2のドレイン側に高電圧Vcが繰り返し発
生する。FETQ2のドレイン側に発生した高電圧Vc
は、コンデンサC2で平滑(充電)され、出力電圧印加
点P2に出力電圧検出値Voutとして出力される。
【0040】このとき、昇圧回路35により昇圧される
電圧はデューティ比駆動信号S1のデューティ比D1と
関連する。デューティ比D1が大きければ出力電圧検出
値Voutは高くなり、デューティ比D1が小さければ
出力電圧検出値Voutは低くなる。
【0041】次に、電動モータ3が回生モードに入った
ときには出力電圧検出値Voutが上昇するものの、回
生モード時においてもFETQ2がデューティ比駆動信
号S2によるデューティ制御によりオン作動している。
このため、FETQ2を介してバッテリ34側に電流が
流れ、吸収される。
【0042】(デューティ比制御)次に、ROM22に
記憶された各種の制御プログラムに従って実行されるC
PU21のデューティ比駆動信号S1,S2のデューテ
ィ比制御について図4に示す機能ブロック図に基づいて
詳細に説明する。尚、入力電圧検出値Vin、入力電流
検出値Iin、出力電圧検出値Vout、出力電圧指令
値Vout*、デューティ指令値D*等の各種のパラメ
ータはそれぞれに対応する信号の意味として使用する。
【0043】図4に示すように、CPU21は、減算器
41、フィードバック制御部42、加算器43、フィー
ドフォワード制御部44及びPWM演算部45を備えて
いる。
【0044】減算器41は、ROM22に予め格納され
ている出力電圧指令値Vout*(目標値)と、出力電
流電圧検出ラインL3を介して入力された出力電圧検出
値Voutとの偏差を演算し、算出した偏差をフィード
バック制御部42へ送る。
【0045】フィードバック制御部(PI制御部)42
は、出力電圧指令値Vout*と出力電圧検出値Vou
tとの偏差を縮小するために比例(P)・積分(I)処
理を施して両FETQ1,FETQ2の制御量を演算す
る。フィードバック制御部42は算出した両FETQ
1,FETQ2の制御量に対応するデューティ比Dfb
を演算し、加算器43へ送る。
【0046】一方、フィードフォワード制御部44は、
出力電圧指令値Vout*、入力電流電圧検出ラインL
2を介して入力された入力電圧検出値Vin及び入力電
流検出値Iinに基づいてデューティ比Dff(フィー
ドフォワードデューティ比)を演算する。
【0047】フィードフォワード制御部44は、入力電
圧検出値Vin、入力電流検出値Iin及び出力電圧指
令値Vout*を、予め実機モデルによる実験・実測デ
ータ及び周知の理論計算等により求めた演算式に代入し
て演算することにより、必要とされるデューティ比Df
fを演算する。
【0048】即ち、FETQ1のデューティ比D1は、
次式(1)により求められる。 D1=t2/t1=Iout/Iin…(1) ここで、t1はFETQ1のオン時間、t2はFETQ
2のオン時間、Ioutは出力電流検出値である。
【0049】また、エネルギ保存則より、次式(2)が
成り立つ。 Vin・Iin=Vout・Iout+Ploss…(2) ここで、Vin・Iinは昇圧回路35への入力電力、
Vout・Ioutは昇圧回路35からの出力電力、P
lossは損失電力である。
【0050】そして、(1),(2)式により次式
(3)が導かれる。 D1=(Vin/Vout)−(Ploss/Iin・Vout)…(3) 式(3)において、出力電圧検出値Voutを出力電圧
指令値Vout*(目標値)に置き換えれば、デューテ
ィ比Dffが求められる。即ち、デューティ比Dffは
次式(4)で示される。
【0051】 Dff=(Vin/Vout*)−(Ploss/Iin・Vout*)…( 4) フィードフォワード制御部44は、式(4)に入力電圧
検出値Vin、入力電流検出値Iin、出力電圧指令値
Vout*及び損失電力Plossを代入して演算する
ことにより、必要とされるデューティ比Dffを演算す
る。
【0052】ここで、損失電力Plossについては、
FETQ1,FETQ2のスイッチングロス、両コンデ
ンサC1,C2の内部インピーダンス及び昇圧用コイル
Lの鉄損等の内部損失を全て考慮して完全な値を求める
ことが困難である。このため、フィードフォワード制御
部44は予めROM22に格納された電力損失特性マッ
プMに基づいて損失電力Plossを求める。
【0053】図6に示すように、この電力損失特性マッ
プMは実機を使用して実際に計測した値(実測値)に基
づいて作成されている。電力損失特性マップMは、横軸
に入力電流検出値Iinを設定し、縦軸に損失電力Pl
ossを設定して構成されている。電力損失特性マップ
Mは、入力電圧検出値Vinが例えば10,12,1
4,16V(ボルト)のときに対応した複数のマップ曲
線を備えている。各マップ曲線は入力電圧検出値Vin
がそれぞれ10,12,14,16Vのときの、入力電
流検出値Iinの増加に対する損失電力Plossの変
化を示している。入力電流検出値Iinの増加の割合に
対する損失電力Plossの増加の割合は、入力電圧検
出値Vinが10,12,14,16Vの順で高くなっ
ている。
【0054】フィードフォワード制御部44は、電力損
失特性マップMから入力電流検出値Iin及び入力電圧
検出値Vinに対応する損失電力Plossを演算す
る。フィードフォワード制御部44は、算出した損失電
力Plossを(4)式に代入してデューティ比Dff
を演算し、算出したデューティ比Dffを加算器43へ
送る。尚、フィードフォワード制御部44は損失電力P
lossを1サンプリング毎に演算する。
【0055】加算器43はデューティ比Dfbにデュー
ティ比Dffを加算してデューティ指令値D*を演算
し、算出したデューティ指令値D*をPWM演算部45
へ送る。PWM演算部45はデューティ指令値D*をデ
ューティ比駆動信号S1,S2に変換して昇圧回路35
の両FETQ1,FETQ2へ送る。図5に示すよう
に、PWM演算部45は、FETQ1とFETQ2とが
交互にオンオフ動作するように、デューティ比駆動信号
S1,S2を両FETQ1,FETQ2へ送る。これは
力行モード時及び回生モード時のいずれの状態のときも
同様に行われる。
【0056】このように、予め電力の損失分を考慮する
ことにより、負荷変動時における出力電圧指令値Vou
t*に対する出力電圧検出値Voutの応答性(速応
性)が向上し、出力電圧検出値Voutが安定する。従
って、操舵力変動が低減され、安定した操舵感覚が得ら
れる。
【0057】以後、CPU21は前述の処理を所定のサ
ンプリング周期(制御周期)毎に繰り返す。 (実施形態の効果)従って、本実施形態によれば、以下
の効果を得ることができる。
【0058】・出力電圧検出値Voutに基づいてデュ
ーティ比Dfbを得ると共に出力電圧指令値Vout*
に基づいてデューティ比Dffを得るようにし、両デュ
ーティ比Dfb,Dffに基づいてデューティ指令値D
*を求めるようにした。そして、デューティ指令値D*
に基づいてデューティ比駆動信号S1,S2のデューテ
ィ比D1,D2を求め、両デューティ比D1,D2に基
づいて昇圧回路35を駆動制御するようにした。即ち、
出力電圧検出値Voutに基づくフィードバック制御に
加えて、出力電圧指令値Vout*に基づくフィードフ
ォワード制御により昇圧回路35を駆動制御するように
した。このため、負荷変動時における出力電圧指令値V
out*に対する出力電圧検出値Voutの応答性を向
上させることができる。ひいては、操舵力変動が低減さ
れ、安定した操舵感覚を得ることができる。
【0059】・(4)式に入力電圧検出値Vin、入力
電流検出値Iin、出力電圧指令値Vout*及び損失
電力Plossをそれぞれ代入して演算することによ
り、デューティ比Dffを求めるようにした。このた
め、所定のサンプリング周期(制御周期)毎に演算式を
作成するようにした場合と異なり、CPU21の演算負
荷を軽減することができる。
【0060】CPU21からの出力電圧指令値Vout
*の変化がデューティ指令値D*に直接的に反映される
ので、出力電圧検出値Vout(フィードバック信号)
による制御遅れに依存しない高応答の制御が可能とな
る。従って、出力電圧検出値Voutは出力電圧指令値
Vout*に対して遅れることなく追従し、電圧偏差≒
0に、いっそう近づけることができる。
【0061】・入力電圧検出値Vinと入力電流検出値
Iinとに基づいて電力損失特性マップMを参照して損
失電力Plossを求めらるようにした。このため、損
失電力Plossを演算により求めるようにした場合と
異なり、CPU21の演算負荷を軽減することができ
る。
【0062】(別例)尚、前記実施形態は以下のように
変更して実施してもよい。 ・本実施形態では、式(4)に入力電圧検出値Vin、
入力電流検出値Iin、出力電圧指令値Vout*及び
損失電力Plossをそれぞれ代入して演算することに
より、デューティ比Dffを求めるようにしたが、次式
(5)〜(8)のうちいずれかに基づいて求めるように
してもよい。
【0063】 Dff={Vout*(n)−Vout*(n−1)}/Δt…(5) Dff=Vin/Vout*…(6) Dff=式(5)の右辺+式(4)の右辺…(7) Dff=式(5)の右辺+式(6)の右辺…(8) ここで、式(5)において、Vout*(n)は今回値
であり、Vout*(n−1)は前回値である。Δtは
単位時間(所定のサンプリング周期)である。即ち、式
(5)の演算結果は、出力電圧指令値Vout*の微分
値となる。また、式(6)は式(4)において損失電力
Plossを考慮しない場合である。このように、式
(4)を式(5)〜(8)に置換しても、本実施形態の
(1),(2)に記載の効果と同様の効果を得ることが
できる。
【0064】・本実施形態では、損失電力Plossを
1サンプリング毎に変えるようにしたが、変えないよう
にしてもよい。 (付記)次に前記実施形態及び別例から把握できる技術
的思想を以下に追記する。
【0065】・モータ制御信号発生手段から出力された
モータ制御信号に基づいてモータを駆動するモータ駆動
手段と直流電源との間の電源ライン上に設けられた昇圧
回路に対して昇圧回路制御信号を出力し、この昇圧回路
制御信号のディーティ比を昇圧回路に対する出力電圧指
令値と昇圧回路からの出力電圧検出値との偏差に基づい
て可変制御することにより昇圧回路を駆動制御して直流
電源の出力電圧を昇圧するようにしたモータ制御方法に
おいて、昇圧回路に対する出力電圧指令値に基づいたフ
ィードフォワードデューティ比と前記偏差とに基づいて
昇圧回路制御信号のデューティ比を決定するようにした
モータ制御方法。
【0066】・車両の操舵系にトルク伝達可能に設けら
れて操舵補助トルクを発生するモータと、前記モータを
駆動するモータ駆動手段と、モータ駆動手段と直流電源
との間の電源ライン上に設けられ昇圧回路と、昇圧回路
を制御することにより直流電源の出力電圧を所定の電圧
に昇圧してモータ駆動手段へ送ると共に当該モータ駆動
手段を介して前記モータを通電制御するモータ制御装置
とを備えた電動パワーステアリング装置において、請求
項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載のモータ制御
装置を備えた電動パワーステアリング装置。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、負荷変動時の出力電圧
応答性が向上し、操舵力変動を低減させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態における電動パワーステアリング
装置の概略構成図。
【図2】 本実施形態における電動パワーステアリング
制御装置の回路図。
【図3】 本実施形態における昇圧回路の回路図。
【図4】 本実施形態におけ昇圧回路の機能ブロック
図。
【図5】 本実施形態における昇圧回路を構成する電界
効果トランジスタのデューティ比駆動信号の波形図。
【図6】 本実施形態における損失電力特性マップを示
すグラフ。
【符号の説明】
2…モータ制御装置を構成する電動パワーステアリング
制御装置、3…電動モータ(モータ)、21…モータ制
御信号発生手段及び昇圧回路制御手段を構成するCP
U、22…記憶手段を構成するROM、24…モータ駆
動手段を構成するモータ駆動装置、34…直流電源を構
成するバッテリ、35…昇圧回路、D1…デューティ比
駆動信号S1のディーティ比、D2…デューティ比駆動
信号S2のディーティ比、Dfb…ディーティ比、Df
f…ディーティ比(フィードフォワードデューティ
比)、Iin…入力電流検出値、L1…電源ライン、P
loss…損失電力、S1,S2…昇圧回路制御信号を
構成するデューティ比駆動信号、M…電力損失特性マッ
プ、Vin…入力電圧検出値、Vout…出力電圧検出
値、Vout*…出力電圧指令値、Δt…サンプリング
周期。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B62D 119:00 B62D 119:00 137:00 137:00 Fターム(参考) 3D032 CC24 DA15 DA23 DA64 DA65 DD10 DD18 EC22 EC24 3D033 CA13 CA16 CA20 5H570 AA21 BB11 BB20 CC02 DD04 GG02 HA08 HB02 HB07 JJ03 JJ17 JJ24 LL02 LL03 5H575 AA17 BB09 DD03 DD06 EE07 GG05 HA09 HB01 HB20 JJ03 JJ17 JJ24 LL22 LL24

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ制御信号発生手段から出力された
    モータ制御信号に基づいてモータを駆動するモータ駆動
    手段と、 モータ駆動手段と直流電源との間の電源ライン上に設け
    られた昇圧回路と、 昇圧回路に対して昇圧回路制御信号を出力し、この昇圧
    回路制御信号のディーティ比を昇圧回路に対する出力電
    圧指令値と昇圧回路からの出力電圧検出値との偏差に基
    づいて可変制御することにより昇圧回路を駆動制御して
    直流電源の出力電圧を昇圧する昇圧回路制御手段とを備
    えたモータ制御装置において、 前記昇圧回路制御手段は、昇圧回路に対する出力電圧指
    令値に基づいたフィードフォワードデューティ比と前記
    偏差とに基づいて昇圧回路制御信号のデューティ比を決
    定するようにしたモータ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記昇圧回路制御手段は、記憶手段に予
    め格納された演算式に少なくとも出力電圧指令値を代入
    して演算することによりフィードフォワードデューティ
    比を求めるようにした請求項1に記載のモータ制御装
    置。
  3. 【請求項3】 フィードフォワードデューティ比をDf
    f、今回の出力電圧指令値をVout*(n)、Vou
    t*(n−1)を前回の出力電圧指令値、サンプリング
    周期をΔt、昇圧回路への入力電圧検出値をVin、入
    力電流検出値をIin、損失電力をPlossとしたと
    き、 前記昇圧回路制御手段は、 Dff={Vout*(n)−Vout*(n−1)}
    /Δt Dff=Vin/Vout* Dff=(Vin/Vout*)−(Ploss/Ii
    n・Vout*) のうちいずれか一つを含む演算式に基づいてフィードフ
    ォワードデューティ比Dffを求めるようにした請求項
    2に記載のモータ制御装置。
  4. 【請求項4】 入力電圧検出値と入力電流検出値とに基
    づいて損失電力を求めるための特性マップを記憶手段に
    予め格納し、 前記昇圧回路制御手段は前記特性マップを参照して損失
    電力を求めるようにした請求項3に記載のモータ制御装
    置。
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