JP2003323516A - 移動者支援方法、移動者支援システム及び支援センター - Google Patents
移動者支援方法、移動者支援システム及び支援センターInfo
- Publication number
- JP2003323516A JP2003323516A JP2000163419A JP2000163419A JP2003323516A JP 2003323516 A JP2003323516 A JP 2003323516A JP 2000163419 A JP2000163419 A JP 2000163419A JP 2000163419 A JP2000163419 A JP 2000163419A JP 2003323516 A JP2003323516 A JP 2003323516A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support
- information
- supporter
- mover
- person
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 40
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims abstract description 36
- 238000012546 transfer Methods 0.000 abstract description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 4
- 230000006870 function Effects 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 5
- 230000006399 behavior Effects 0.000 description 4
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 4
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 4
- 230000004044 response Effects 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 2
- 235000012054 meals Nutrition 0.000 description 2
- 102100031083 Uteroglobin Human genes 0.000 description 1
- 108090000203 Uteroglobin Proteins 0.000 description 1
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 230000001413 cellular effect Effects 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 1
- 238000000265 homogenisation Methods 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000005457 optimization Methods 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 238000010561 standard procedure Methods 0.000 description 1
- 238000007619 statistical method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F40/00—Handling natural language data
- G06F40/40—Processing or translation of natural language
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Computational Linguistics (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Artificial Intelligence (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】移動者に対する行動の制限がなく、移動者が支
援を必要とする時間に対しての支払で済み、移動者のプ
ライバシーが保護され、何時、何処ででも支援を受ける
ことが可能で、支援者の個人的能力を超えて支援を行う
ことが可能で、支援要請情報の再利用が可能な移動者の
支援を行うことを目的とする。 【解決手段】 移動者10が保持する市販の携帯端末2
0と、携帯電話通信会社32及び回線電話会社4が提供
する通信ネットワークと、受付、精算サーバ36、支援
サービス会社の受付転送器40と、支援者情報端末60
と、情報データベース50と、インターネット52上の
ホームページ54とから構成されている。これにより、
言葉又は習慣が異なる地に移動した移動者10に対し
て、通訳支援者72が支援を行う。
援を必要とする時間に対しての支払で済み、移動者のプ
ライバシーが保護され、何時、何処ででも支援を受ける
ことが可能で、支援者の個人的能力を超えて支援を行う
ことが可能で、支援要請情報の再利用が可能な移動者の
支援を行うことを目的とする。 【解決手段】 移動者10が保持する市販の携帯端末2
0と、携帯電話通信会社32及び回線電話会社4が提供
する通信ネットワークと、受付、精算サーバ36、支援
サービス会社の受付転送器40と、支援者情報端末60
と、情報データベース50と、インターネット52上の
ホームページ54とから構成されている。これにより、
言葉又は習慣が異なる地に移動した移動者10に対し
て、通訳支援者72が支援を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動者支援方法、
移動者支援システム及び支援センターに関する。
移動者支援システム及び支援センターに関する。
【従来の技術】これまでは、移動者(旅行者やビジネス
出張者等)が、移動地域(移動中の各地域住民や業者、
社会等)を尋ねた場合、移動者の語学能力又は限定され
た地域サービスを行う主体(販売業者、自治体のサービ
ス部門の職員、ボランティア活動家、など)のサービス
に基づく、限定された場所だけでのコミュニケーション
を行うことだけが可能であった。
出張者等)が、移動地域(移動中の各地域住民や業者、
社会等)を尋ねた場合、移動者の語学能力又は限定され
た地域サービスを行う主体(販売業者、自治体のサービ
ス部門の職員、ボランティア活動家、など)のサービス
に基づく、限定された場所だけでのコミュニケーション
を行うことだけが可能であった。
【0002】そこで、言葉や習慣又は情報格差がある地
域に移動した移動者が、上記サービスを受けることがで
きない地域では、ミュニケーション・ミスが発生し、自
由に移動、活動するためのには、通訳者やガイド等の同
行者を伴って移動することが必要であった。
域に移動した移動者が、上記サービスを受けることがで
きない地域では、ミュニケーション・ミスが発生し、自
由に移動、活動するためのには、通訳者やガイド等の同
行者を伴って移動することが必要であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通訳者
やガイド等の同行者を伴う場合は、次のような問題が生
じていた。 (1)個人行動の制限に関して 従来の移動者向け通訳者(又はガイド)は移動者に同行
して行うものであり、数名の団体単位で行うことが多
い。従って、個人的な興味が異なる場合でも団体で行動
し続けなくてはいけない。 (2)通訳価格に関して 従来の移動者向け通訳者(又はガイド)は移動者に同行
して行うものであり、半日又は1日の単位で行う。従っ
て、コミュニケーション・ミスが起きていない時間で
も、移動者は通訳者に通訳料金や交通費、食費、その他
同行に必要な一切の経費を払う必要がある。 (3)プライバシー保護に関して 従来の移動者向け通訳者(又はガイド)は、基本的には
常時、移動者に同行して行う。従って、移動者(又はカ
ップル)によっては、プライベートの時間を優先したい
と考え、通訳者との人間関係に煩わしさを感じる場合も
多く発生する。 (4)利用場所に関して 従来の移動者向け通訳者(又はガイド)は移動者に同行
して行うものであり、限定されたエリアで行う。従っ
て、専門の通訳者が待機する大都市や有名観光エリアが
主体となり、その他の場所では、高品質のサービスを受
けることができない場合が生じる。 (5)利用時間に関して 従来の移動者向け通訳者(又はガイド)は移動者に同行
して行うものであり、主に日中のビジネス時間で行う。
従って、約9時間(昼食1時間を含む)の専門通訳者へ
の依頼を超えて、早朝や夜間の活動を希望する際は、高
品質のサービスが受けられない場合も多い。 (6)開始、終了、精算地点に関して 従来の移動者向け通訳者(又はガイド)は移動者に同行
して行うものであり、同一の地域で行う。従って、支援
の開始場所と終了場所及び精算場所は同一で有ることが
多く、長距離の移動中は継続した通訳サービスと簡単な
精算方法が存在しない場合が多い。 (7)専門情報に関して 従来の移動者向け通訳者(又はガイド)は移動者に同行
して行うものであり、通訳者個人の経験と能力で行う。
従って、専門的な情報(歴史、地理など)や地域の特色
(観光名所、買い物、食事、娯楽など)に関する最新情
報を全て即答できない場合も多い。 (8)支援要請情報の再利用に関して 従来の移動者向け通訳者(又はガイド)は移動者に同行
して行うものであり、通訳者個人の経験と能力で行う。
従って、通訳者が移動者との会話中に知り得た、移動者
の潜在的な支援要請データ(専門的な情報や地域の特色
など)は通訳者個人の経験としてのみ活用され、社会の
共有財産とならない場合が多い。
やガイド等の同行者を伴う場合は、次のような問題が生
じていた。 (1)個人行動の制限に関して 従来の移動者向け通訳者(又はガイド)は移動者に同行
して行うものであり、数名の団体単位で行うことが多
い。従って、個人的な興味が異なる場合でも団体で行動
し続けなくてはいけない。 (2)通訳価格に関して 従来の移動者向け通訳者(又はガイド)は移動者に同行
して行うものであり、半日又は1日の単位で行う。従っ
て、コミュニケーション・ミスが起きていない時間で
も、移動者は通訳者に通訳料金や交通費、食費、その他
同行に必要な一切の経費を払う必要がある。 (3)プライバシー保護に関して 従来の移動者向け通訳者(又はガイド)は、基本的には
常時、移動者に同行して行う。従って、移動者(又はカ
ップル)によっては、プライベートの時間を優先したい
と考え、通訳者との人間関係に煩わしさを感じる場合も
多く発生する。 (4)利用場所に関して 従来の移動者向け通訳者(又はガイド)は移動者に同行
して行うものであり、限定されたエリアで行う。従っ
て、専門の通訳者が待機する大都市や有名観光エリアが
主体となり、その他の場所では、高品質のサービスを受
けることができない場合が生じる。 (5)利用時間に関して 従来の移動者向け通訳者(又はガイド)は移動者に同行
して行うものであり、主に日中のビジネス時間で行う。
従って、約9時間(昼食1時間を含む)の専門通訳者へ
の依頼を超えて、早朝や夜間の活動を希望する際は、高
品質のサービスが受けられない場合も多い。 (6)開始、終了、精算地点に関して 従来の移動者向け通訳者(又はガイド)は移動者に同行
して行うものであり、同一の地域で行う。従って、支援
の開始場所と終了場所及び精算場所は同一で有ることが
多く、長距離の移動中は継続した通訳サービスと簡単な
精算方法が存在しない場合が多い。 (7)専門情報に関して 従来の移動者向け通訳者(又はガイド)は移動者に同行
して行うものであり、通訳者個人の経験と能力で行う。
従って、専門的な情報(歴史、地理など)や地域の特色
(観光名所、買い物、食事、娯楽など)に関する最新情
報を全て即答できない場合も多い。 (8)支援要請情報の再利用に関して 従来の移動者向け通訳者(又はガイド)は移動者に同行
して行うものであり、通訳者個人の経験と能力で行う。
従って、通訳者が移動者との会話中に知り得た、移動者
の潜在的な支援要請データ(専門的な情報や地域の特色
など)は通訳者個人の経験としてのみ活用され、社会の
共有財産とならない場合が多い。
【0004】本発明は、上記問題に鑑みなされたもので
あり、言葉や習慣又は情報格差がある地域に移動した移
動者に対して、移動者に対する行動の制限がなく、移動
者が支援を必要とする時間に対しての支払で済み、移動
者のプライバシーが保護され、何時、何処ででも支援を
受けることが可能で、支援者の個人的能力を超えて支援
を行うことが可能で、支援要請情報の再利用が可能な移
動者の支援を行うことを目的とするものである。
あり、言葉や習慣又は情報格差がある地域に移動した移
動者に対して、移動者に対する行動の制限がなく、移動
者が支援を必要とする時間に対しての支払で済み、移動
者のプライバシーが保護され、何時、何処ででも支援を
受けることが可能で、支援者の個人的能力を超えて支援
を行うことが可能で、支援要請情報の再利用が可能な移
動者の支援を行うことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本件発明は、以下の特徴を有する課題を解決するた
めの手段を採用している。
に、本件発明は、以下の特徴を有する課題を解決するた
めの手段を採用している。
【0006】請求項1に記載された発明は、言葉や習慣
又は情報格差がある地域に移動した移動者に対して、言
葉や習慣又は情報格差を支援する支援者が、前記移動者
に対して支援者情報端末を用いて、支援する移動者支援
方法であって、前記移動者は、前記支援者情報端末と通
信可能な携帯端末を保持し、支援を必要とするときに、
前記保持する携帯端末を用いて、前記支援者情報端末に
支援を求める情報を伝達し、前記支援情報端末へ支援を
求める情報を通知されたとき、支援者は、前記移動者の
求めた支援を行うことを特徴とする移動者支援方法であ
る。
又は情報格差がある地域に移動した移動者に対して、言
葉や習慣又は情報格差を支援する支援者が、前記移動者
に対して支援者情報端末を用いて、支援する移動者支援
方法であって、前記移動者は、前記支援者情報端末と通
信可能な携帯端末を保持し、支援を必要とするときに、
前記保持する携帯端末を用いて、前記支援者情報端末に
支援を求める情報を伝達し、前記支援情報端末へ支援を
求める情報を通知されたとき、支援者は、前記移動者の
求めた支援を行うことを特徴とする移動者支援方法であ
る。
【0007】請求項2に記載された発明は、請求項1記
載の移動者支援方法において、支援者の支援する内容
は、通訳サービス又はガイドサービスであることを特徴
とする。
載の移動者支援方法において、支援者の支援する内容
は、通訳サービス又はガイドサービスであることを特徴
とする。
【0008】請求項3に記載された発明は、請求項1又
は2記載の移動者支援方法において、支援者は、移動者
の保持する携帯で、他者が通話できるようにすることを
要請し、前記携帯端末を手渡された人と通話を行うこと
によって、移動者への支援を行うことを特徴とする。
は2記載の移動者支援方法において、支援者は、移動者
の保持する携帯で、他者が通話できるようにすることを
要請し、前記携帯端末を手渡された人と通話を行うこと
によって、移動者への支援を行うことを特徴とする。
【0009】請求項4に記載された発明は、請求項1な
いしい4ずれか一項記載の移動者支援方法において、通
信事業者は、移動者が支援を受けている時間を積算し、
通信料金と支援利用料金を合算した額を移動者に請求す
るか又はプリペイドカードから引き落とすことを特徴と
する。
いしい4ずれか一項記載の移動者支援方法において、通
信事業者は、移動者が支援を受けている時間を積算し、
通信料金と支援利用料金を合算した額を移動者に請求す
るか又はプリペイドカードから引き落とすことを特徴と
する。
【0010】請求項5に記載された発明は、移動者が保
持する携帯端末、移動者を支援する支援センター及びこ
れらを接続する通信ネットワークからなる移動者支援シ
ステムであって、上記支援センターは、移動者を支援す
る支援者が利用する支援端末と移動者を支援するための
支援情報データベースとを有し、上記支援者は、上記支
援者情報端末を利用して、言葉や習慣又は情報格差があ
る地域に移動した移動者に対して、上記支援情報データ
ベースを利用して、移動者の支援を行うことを特徴とす
る移動者支援システムである。
持する携帯端末、移動者を支援する支援センター及びこ
れらを接続する通信ネットワークからなる移動者支援シ
ステムであって、上記支援センターは、移動者を支援す
る支援者が利用する支援端末と移動者を支援するための
支援情報データベースとを有し、上記支援者は、上記支
援者情報端末を利用して、言葉や習慣又は情報格差があ
る地域に移動した移動者に対して、上記支援情報データ
ベースを利用して、移動者の支援を行うことを特徴とす
る移動者支援システムである。
【0011】請求項6に記載された発明は、移動者が保
持する携帯端末、移動者を支援する支援センター及びこ
れらを接続する通信ネットワークからなる移動者支援シ
ステムにおける支援センターにおいて、移動者を支援す
る支援者の保持する支援者情報端末と移動者を支援する
ための支援情報データベースを有し、言葉や習慣又は情
報格差がある地域に移動した移動者に対して、上記支援
者情報端末及び上記支援情報データベースにより移動者
の支援を行うことを特徴とする支援センターである。
持する携帯端末、移動者を支援する支援センター及びこ
れらを接続する通信ネットワークからなる移動者支援シ
ステムにおける支援センターにおいて、移動者を支援す
る支援者の保持する支援者情報端末と移動者を支援する
ための支援情報データベースを有し、言葉や習慣又は情
報格差がある地域に移動した移動者に対して、上記支援
者情報端末及び上記支援情報データベースにより移動者
の支援を行うことを特徴とする支援センターである。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。
て図面と共に説明する。
【0013】図1に本発明の全体の構成例を示す。
【0014】本発明は、移動者10が保持する市販の携
帯端末20(携帯電話に動画表示液晶ディスプレー、C
CDカメラ、GPSセンサー、端末間通信機能やキーボ
ード等を装備した機器などから構成されている。)と、
携帯電話通信会社(通信事業者)32及び回線電話会社
(通信事業者)34が提供する通信ネットワーク(例え
ば、ISDN回線38、無線回線30など)と、受付、
精算サーバ36、支援サービス会社の受付転送器40
と、支援者情報端末60(又は携帯端末20)と、情報
データベース50と、インターネット52上のホームペ
ージ54とから構成されている。
帯端末20(携帯電話に動画表示液晶ディスプレー、C
CDカメラ、GPSセンサー、端末間通信機能やキーボ
ード等を装備した機器などから構成されている。)と、
携帯電話通信会社(通信事業者)32及び回線電話会社
(通信事業者)34が提供する通信ネットワーク(例え
ば、ISDN回線38、無線回線30など)と、受付、
精算サーバ36、支援サービス会社の受付転送器40
と、支援者情報端末60(又は携帯端末20)と、情報
データベース50と、インターネット52上のホームペ
ージ54とから構成されている。
【0015】なお、図中、図1(A)は、地域を表し、
図1(B)は、通信事業者が提供する通信回線を表し、
図1(C)は、支援センターを表している。
図1(B)は、通信事業者が提供する通信回線を表し、
図1(C)は、支援センターを表している。
【0016】従って、受付、精算サーバ36は、通信事
業者のセンター内に設けられ、支援サービス会社の受付
転送器40と、支援者情報端末60(又は携帯端末2
0)と、情報データベース50は、支援センターに設け
られる。また、インターネット52上のホームページ5
4は、支援センターが提供するものである。
業者のセンター内に設けられ、支援サービス会社の受付
転送器40と、支援者情報端末60(又は携帯端末2
0)と、情報データベース50は、支援センターに設け
られる。また、インターネット52上のホームページ5
4は、支援センターが提供するものである。
【0017】移動者10が移動する地域で有効な通信方
式(PDC(Personal Digital Cellular)方式、GS
M(Global System for Mobile Communications )
方式、W−CDMA(Wideband Code Division Mult
iple Access)方式など)の携帯端末20を持っていな
い場合は、支援サービス会社からレンタル又は市販の携
帯端末をその地域で購入する。 (携帯端末、通信ネットワーク、支援者端末、受付、精
算サーバ、情報データベース間の情報のやり取り)図1
の構成において、本システムの標準的な利用手順の例を
以下に説明する。 (1)移動者10は、インターネット52上より支援サ
ービス会社(支援センター)のホームページ54又は最
寄りのサービス窓口にて、本サービスの会員登録を行
う。
式(PDC(Personal Digital Cellular)方式、GS
M(Global System for Mobile Communications )
方式、W−CDMA(Wideband Code Division Mult
iple Access)方式など)の携帯端末20を持っていな
い場合は、支援サービス会社からレンタル又は市販の携
帯端末をその地域で購入する。 (携帯端末、通信ネットワーク、支援者端末、受付、精
算サーバ、情報データベース間の情報のやり取り)図1
の構成において、本システムの標準的な利用手順の例を
以下に説明する。 (1)移動者10は、インターネット52上より支援サ
ービス会社(支援センター)のホームページ54又は最
寄りのサービス窓口にて、本サービスの会員登録を行
う。
【0018】この場合、携帯端末20とは別の端末で本
サービスの会員登録を行っても良い。また、移動者が所
有する携帯端末20が、インターネットとアクセスでき
る場合は、この携帯端末20から、本サービスの会員登
録を行っても良い。
サービスの会員登録を行っても良い。また、移動者が所
有する携帯端末20が、インターネットとアクセスでき
る場合は、この携帯端末20から、本サービスの会員登
録を行っても良い。
【0019】ホームページ54で登録された会員の情報
は、支援センターの情報データベースに格納される。
は、支援センターの情報データベースに格納される。
【0020】また、会員は、登録時又はその後、支援を
受ける利用予約データ(予約内容:言語、期間、時間
帯、地域、携帯端末レンタル有無、レンタルの希望貸出
場所と希望返却場所など)を端末20から入力して、支
援の予約を行う。
受ける利用予約データ(予約内容:言語、期間、時間
帯、地域、携帯端末レンタル有無、レンタルの希望貸出
場所と希望返却場所など)を端末20から入力して、支
援の予約を行う。
【0021】なお、会員は、支援サービスを受ける一定
期間前に、予約を行うことが望ましいが、緊急の場合
は、直前でもよい。
期間前に、予約を行うことが望ましいが、緊急の場合
は、直前でもよい。
【0022】オペレータ(情報支援者)74は、移動者
10の登録及び利用予約状況をインターネット52を通
じ、ホームページ54から情報データベース50に蓄積
する。なお、この蓄積は、自動的に行われる。
10の登録及び利用予約状況をインターネット52を通
じ、ホームページ54から情報データベース50に蓄積
する。なお、この蓄積は、自動的に行われる。
【0023】また、定期的に集計された利用予約データ
は、運用経験値により、利用負荷予測を行い、各言語毎
の通訳支援者70の配置人数を最適化する。 (2)移動者10は、移動した地域の店員12、市民1
4等との間で言葉や習慣又は情報格差により生ずるコミ
ュニケーション・ミスを感じた際、この携帯端末20か
ら該当言語のオペレータ(通訳支援者)72を呼び出
し、移動者情報(携帯電話の音声情報、CCDカメラの
画像、GPSセンサの位置情報など)を伝え、支援を要
請する。 (3)情報支援者74は、該当言語の通訳支援者72が
支援オフィスに不足した場合、受付、転送器40を通
じ、外部の通訳支援者70の携帯端末20を呼び出し、
変換(通訳)作業のサポートを依頼することができる。 (4)通訳支援者72は、移動者情報により移動者10
の状況を瞬時に理解し、必要に応じ、変換(通訳)した
要求を情報支援者74に伝達し、情報データベース50
からの情報検索を依頼する。なお、通訳支援者72は、
移動者10から口頭により、支援要請内容を通知されて
もよい。 (5)情報支援者74は、このとき、移動者10の支援
要請内容を情報データベース50から検索し、該当デー
タを音声で通訳支援者72に伝達する。また、必要に応
じ情報データベース50から、文字や画像及び位置情報
などの該当データを取りだして、移動者10の携帯端末
20に伝送する。 (6)通訳支援者72は、移動者10に代わって、この
携帯端末20を経由し、地域の店員12、市民14等と
通信(会話)する。通訳支援者72は、必要に応じて、
支援者情報(携帯電話の音声情報、文字ディスプレー2
1の文字、画像ディスプレー22の画像、位置情報等)
に変換(通訳)し、移動者10の携帯端末20を経由
し、地域の店員12、市民14等と通信(会話)する。
この変換、伝達の際に携帯端末20という小さく、手渡
し可能で、多くの人が簡単に使用できる通信媒体を利用
することにより、時間、場所、知識格差等を気にするこ
となく、移動者10と地域の店員12、市民14等が相
互に、コミュニケーションを図ることができる。 (7)通訳支援者72は、必要に応じ、地域の店員1
2、市民14等からの回答、提案内容等を支援者情報
に、逆変換(通訳)し、移動者10の携帯端末20を経
由し移動者10に伝達、回答する。 (8)移動者10は、携帯端末20を経由し通訳支援者
72からの逆変換(通訳)された回答を受信し、1つの
コミュニケーション・ミスが解消され、目的が達成され
ると、携帯端末20の通信を一旦切断する。そして、サ
ービス時間内に再度コミュニケーション・ミスを感じた
際、この携帯端末20から該当言語の通訳支援者72を
呼び出し、次の支援を要請する。 (携帯端末の構成)移動者10の持つ携帯端末20を図
2に示す。
は、運用経験値により、利用負荷予測を行い、各言語毎
の通訳支援者70の配置人数を最適化する。 (2)移動者10は、移動した地域の店員12、市民1
4等との間で言葉や習慣又は情報格差により生ずるコミ
ュニケーション・ミスを感じた際、この携帯端末20か
ら該当言語のオペレータ(通訳支援者)72を呼び出
し、移動者情報(携帯電話の音声情報、CCDカメラの
画像、GPSセンサの位置情報など)を伝え、支援を要
請する。 (3)情報支援者74は、該当言語の通訳支援者72が
支援オフィスに不足した場合、受付、転送器40を通
じ、外部の通訳支援者70の携帯端末20を呼び出し、
変換(通訳)作業のサポートを依頼することができる。 (4)通訳支援者72は、移動者情報により移動者10
の状況を瞬時に理解し、必要に応じ、変換(通訳)した
要求を情報支援者74に伝達し、情報データベース50
からの情報検索を依頼する。なお、通訳支援者72は、
移動者10から口頭により、支援要請内容を通知されて
もよい。 (5)情報支援者74は、このとき、移動者10の支援
要請内容を情報データベース50から検索し、該当デー
タを音声で通訳支援者72に伝達する。また、必要に応
じ情報データベース50から、文字や画像及び位置情報
などの該当データを取りだして、移動者10の携帯端末
20に伝送する。 (6)通訳支援者72は、移動者10に代わって、この
携帯端末20を経由し、地域の店員12、市民14等と
通信(会話)する。通訳支援者72は、必要に応じて、
支援者情報(携帯電話の音声情報、文字ディスプレー2
1の文字、画像ディスプレー22の画像、位置情報等)
に変換(通訳)し、移動者10の携帯端末20を経由
し、地域の店員12、市民14等と通信(会話)する。
この変換、伝達の際に携帯端末20という小さく、手渡
し可能で、多くの人が簡単に使用できる通信媒体を利用
することにより、時間、場所、知識格差等を気にするこ
となく、移動者10と地域の店員12、市民14等が相
互に、コミュニケーションを図ることができる。 (7)通訳支援者72は、必要に応じ、地域の店員1
2、市民14等からの回答、提案内容等を支援者情報
に、逆変換(通訳)し、移動者10の携帯端末20を経
由し移動者10に伝達、回答する。 (8)移動者10は、携帯端末20を経由し通訳支援者
72からの逆変換(通訳)された回答を受信し、1つの
コミュニケーション・ミスが解消され、目的が達成され
ると、携帯端末20の通信を一旦切断する。そして、サ
ービス時間内に再度コミュニケーション・ミスを感じた
際、この携帯端末20から該当言語の通訳支援者72を
呼び出し、次の支援を要請する。 (携帯端末の構成)移動者10の持つ携帯端末20を図
2に示す。
【0024】図2(A)のタイプ−1は、例えば、通常
の携帯電話機能(テンキー、マイク、スピーカー等)の
他に文字情報表示用のモノクロ(又はカラー)の液晶文
字ディスプレー21、画像情報又は位置情報表示用のカ
ラー液晶画像ディスプレー22、画像情報撮影用のCC
Dカメラ23、位置情報測定用のGPSセンサ24など
を備えている。
の携帯電話機能(テンキー、マイク、スピーカー等)の
他に文字情報表示用のモノクロ(又はカラー)の液晶文
字ディスプレー21、画像情報又は位置情報表示用のカ
ラー液晶画像ディスプレー22、画像情報撮影用のCC
Dカメラ23、位置情報測定用のGPSセンサ24など
を備えている。
【0025】図2(B)のタイプ−2は、タイプ−1の
機能の他に、データ入力用のフル・キーボード26(例
えば、QWERTY式)とデータ保存用のスマートメモ
リ(スマートカード)25等を備えている。 (支援者端末)通訳支援者72の使用する支援者情報端
末60を図3に示す。
機能の他に、データ入力用のフル・キーボード26(例
えば、QWERTY式)とデータ保存用のスマートメモ
リ(スマートカード)25等を備えている。 (支援者端末)通訳支援者72の使用する支援者情報端
末60を図3に示す。
【0026】支援者情報端末60は、例えば、パーソナ
ルコンピュータ(本体、CRT、キーボード、マウス
等)と、市販のヘッドフォン型受話器(スピーカ、マイ
ク)の支援者端末受話器62と、支援者端末接続ケーブ
ル61と、PC用カメラ64から構成されている。
ルコンピュータ(本体、CRT、キーボード、マウス
等)と、市販のヘッドフォン型受話器(スピーカ、マイ
ク)の支援者端末受話器62と、支援者端末接続ケーブ
ル61と、PC用カメラ64から構成されている。
【0027】また、パーソナルコンピュータは、画像デ
ータ表示ウインドウ66、GPS位置データ表示ウイン
ドウ68、及び文字データ表示ウインドウ69の画面を
有する。
ータ表示ウインドウ66、GPS位置データ表示ウイン
ドウ68、及び文字データ表示ウインドウ69の画面を
有する。
【0028】PC用カメラ64は、画像情報撮影用に市
販の動画用カメラのハードウエア64を使用し通訳支援
者72の画像を送信する。画像データ表示ウインドウ6
6は、パーソナルコンピュータ用の市販ソフトウエアを
利用し、移動者10が所有する携帯端末20からの画像
データをCRT上に表示する。GPS位置データ表示ウ
インドウ68は、パーソナルコンピュータ用の市販ソフ
トウエアを利用し、GPSセンサーからの位置データを
CRT上に表示する。文字データ表示ウインドウ69
は、パーソナルコンピュータ用の市販ソフトウエアを利
用し、移動者10が所有する携帯端末20からの文字デ
ータをCRT上に表示する。
販の動画用カメラのハードウエア64を使用し通訳支援
者72の画像を送信する。画像データ表示ウインドウ6
6は、パーソナルコンピュータ用の市販ソフトウエアを
利用し、移動者10が所有する携帯端末20からの画像
データをCRT上に表示する。GPS位置データ表示ウ
インドウ68は、パーソナルコンピュータ用の市販ソフ
トウエアを利用し、GPSセンサーからの位置データを
CRT上に表示する。文字データ表示ウインドウ69
は、パーソナルコンピュータ用の市販ソフトウエアを利
用し、移動者10が所有する携帯端末20からの文字デ
ータをCRT上に表示する。
【0029】支援者端末での標準的な利用手順の例を以
下に説明する。 (1)通訳支援者72は、支援端末受話器62で移動者
10からの音声情報を受信する。さらに、移動者10か
らの移動者情報(文字、画像、位置)を支援者情報端末
60のCRTから確認し、移動者の要求内容を理解す
る。 (2)通訳支援者72は、支援端末受話器62、支援者
情報端末60やPC用カメラ64を使用し、変換(通
訳)された支援情報を移動者10や地域の店員12、市
民14等に伝達、回答する。 (受付、精算サーバの構成)通訳支援者72の使用する
受付、精算サーバ36は、図1に示されるような携帯電
話通信会社32(及び回線電話会社34)が提供するサ
ービスを使用する。更に、インターネット電話を利用す
ることにより、遠隔地からの通話料金を低価格に押さえ
る効果が期待できる。
下に説明する。 (1)通訳支援者72は、支援端末受話器62で移動者
10からの音声情報を受信する。さらに、移動者10か
らの移動者情報(文字、画像、位置)を支援者情報端末
60のCRTから確認し、移動者の要求内容を理解す
る。 (2)通訳支援者72は、支援端末受話器62、支援者
情報端末60やPC用カメラ64を使用し、変換(通
訳)された支援情報を移動者10や地域の店員12、市
民14等に伝達、回答する。 (受付、精算サーバの構成)通訳支援者72の使用する
受付、精算サーバ36は、図1に示されるような携帯電
話通信会社32(及び回線電話会社34)が提供するサ
ービスを使用する。更に、インターネット電話を利用す
ることにより、遠隔地からの通話料金を低価格に押さえ
る効果が期待できる。
【0030】受付、精算サーバ36での標準的な2つの
利用形態の例を以下に説明する。
利用形態の例を以下に説明する。
【0031】有料ダイヤル方式の場合は、例えば、以下
の利用形態となる。 (1)移動者10は、支援サービス会社(支援センタ
ー)が指定した有料ダイヤルに通話し、支援を要請す
る。 (2)受付、精算サーバ36は、移動者10からの通話
に対し、1通話毎の通話時間を記録する。また、携帯電
話通信会社32が一般に販売している「回線利用料金」
と予め支援サービス会社から指定された「支援利用料
金」を最小通話時間単位で計算し、1通話毎の通話時間
で2つの合計請求額を計算する。 (3)携帯電話通信会社32は、その合計請求額を移動
端末20の持ち主に請求し、また支援利用料金を予め支
援サービス会社と合意した方法で支援サービス会社に返
金する。
の利用形態となる。 (1)移動者10は、支援サービス会社(支援センタ
ー)が指定した有料ダイヤルに通話し、支援を要請す
る。 (2)受付、精算サーバ36は、移動者10からの通話
に対し、1通話毎の通話時間を記録する。また、携帯電
話通信会社32が一般に販売している「回線利用料金」
と予め支援サービス会社から指定された「支援利用料
金」を最小通話時間単位で計算し、1通話毎の通話時間
で2つの合計請求額を計算する。 (3)携帯電話通信会社32は、その合計請求額を移動
端末20の持ち主に請求し、また支援利用料金を予め支
援サービス会社と合意した方法で支援サービス会社に返
金する。
【0032】プリペイド・カード方式の場合は、例え
ば、以下の利用形態となる。 (1)移動者10は、支援サービス会社が指定したプリ
ペイド・カードを購入し、カード番号とカード暗唱番号
の後、支援サービスダイヤルに通話し、支援を要請す
る。 (2)受付、精算サーバ36は、移動者10からの通話
に対し、1通話毎の通話時間を記録する。また、携帯電
話通信会社32が一般に販売している「回線利用料金」
と予め支援サービス会社から指定された「支援利用料
金」を最小通話時間単位で計算し、1通話毎の通話時間
で2つの合計請求額を計算する。 (3)携帯電話通信会社32は、その合計請求額を移動
者10のプリペイド・カードから引き落とし、また、予
め支援サービス会社(支援センター)と合意した額(支
援利用料金、特別割引等)を差し引いた額でプリペイド
・カードを支援サービス会社(支援センター)に販売す
る。 (情報データベースに蓄積されるデータの内容と利用方
法)情報支援者74の使用する情報データベース50
は、図4に示されるように支援者情報端末60と携帯端
末20に様々な情報を提供する。
ば、以下の利用形態となる。 (1)移動者10は、支援サービス会社が指定したプリ
ペイド・カードを購入し、カード番号とカード暗唱番号
の後、支援サービスダイヤルに通話し、支援を要請す
る。 (2)受付、精算サーバ36は、移動者10からの通話
に対し、1通話毎の通話時間を記録する。また、携帯電
話通信会社32が一般に販売している「回線利用料金」
と予め支援サービス会社から指定された「支援利用料
金」を最小通話時間単位で計算し、1通話毎の通話時間
で2つの合計請求額を計算する。 (3)携帯電話通信会社32は、その合計請求額を移動
者10のプリペイド・カードから引き落とし、また、予
め支援サービス会社(支援センター)と合意した額(支
援利用料金、特別割引等)を差し引いた額でプリペイド
・カードを支援サービス会社(支援センター)に販売す
る。 (情報データベースに蓄積されるデータの内容と利用方
法)情報支援者74の使用する情報データベース50
は、図4に示されるように支援者情報端末60と携帯端
末20に様々な情報を提供する。
【0033】移動者10における情報確認要求を発生し
た場合について、情報データベース50の利用の手順を
説明する。
た場合について、情報データベース50の利用の手順を
説明する。
【0034】ステップ10では、移動者10において、
何らかの情報を確認することが発生した。音声、映像、
文字等で、移動者10は、支援センターに、情報確認要
求を通知する。
何らかの情報を確認することが発生した。音声、映像、
文字等で、移動者10は、支援センターに、情報確認要
求を通知する。
【0035】ステップ11では、移動者10からの情報
確認要求を支援者情報端末60で受付ける。通訳支援者
72が、その内容を確認して、情報支援者74に、直接
又は電話を介して、データベース50の検索を依頼す
る。
確認要求を支援者情報端末60で受付ける。通訳支援者
72が、その内容を確認して、情報支援者74に、直接
又は電話を介して、データベース50の検索を依頼す
る。
【0036】ステップ12では、情報支援者74が、情
報データベース50を検索して、その結果を、直接又は
電話を介して回答する。
報データベース50を検索して、その結果を、直接又は
電話を介して回答する。
【0037】ステップ13では、情報支援者74から回
答を得た通訳支援者72が、その回答内容を通訳して、
移動者10に音声、映像、文字等で通知する。
答を得た通訳支援者72が、その回答内容を通訳して、
移動者10に音声、映像、文字等で通知する。
【0038】ステップ14では、移動者10は、回答情
報を確認して、通話を完了する。
報を確認して、通話を完了する。
【0039】情報データベース50での主要な蓄積デー
タの内容を以下に説明する。情報データベース50に
は、例えば、移動者情報、地域情報、専門情報などが蓄
積されている。移動者情報として、本サービスを利用す
る移動者10の会員情報が蓄積されている。具体的に
は、個人認証データ(氏名、住所、国籍、年齢、性別、
会員番号、携帯電話番号等)と利用履歴(利用言語、利
用地域、利用期間、利用頻度/8時間、利用情報種類
等)から構成される。利用履歴は次回利用時の利用負荷
予測の参考データとして用いられる。
タの内容を以下に説明する。情報データベース50に
は、例えば、移動者情報、地域情報、専門情報などが蓄
積されている。移動者情報として、本サービスを利用す
る移動者10の会員情報が蓄積されている。具体的に
は、個人認証データ(氏名、住所、国籍、年齢、性別、
会員番号、携帯電話番号等)と利用履歴(利用言語、利
用地域、利用期間、利用頻度/8時間、利用情報種類
等)から構成される。利用履歴は次回利用時の利用負荷
予測の参考データとして用いられる。
【0040】地域情報として、移動者10がある地域を
移動する際、一般的に必要とする旅行等に関連した情報
が蓄積されている。具体的には、観光情報(観光地の種
類、特徴、場所、料金帯、移動方法等)、ホテル情報
(ホテルの等級、特徴、場所、料金帯、移動方法等)、
買い物情報(商品の分類、特徴、場所、料金帯、移動方
法等)、食事情報(料理の種類、特徴、場所、料金帯、
移動方法等)や娯楽情報(娯楽の種類、特徴、場所、料
金帯、移動方法等)等から構成される。情報源として
は、インターネットのホームページ、旅行雑誌、移動者
10からの寄稿情報等を利用する。
移動する際、一般的に必要とする旅行等に関連した情報
が蓄積されている。具体的には、観光情報(観光地の種
類、特徴、場所、料金帯、移動方法等)、ホテル情報
(ホテルの等級、特徴、場所、料金帯、移動方法等)、
買い物情報(商品の分類、特徴、場所、料金帯、移動方
法等)、食事情報(料理の種類、特徴、場所、料金帯、
移動方法等)や娯楽情報(娯楽の種類、特徴、場所、料
金帯、移動方法等)等から構成される。情報源として
は、インターネットのホームページ、旅行雑誌、移動者
10からの寄稿情報等を利用する。
【0041】専門情報として、移動者10がある地域を
移動する際、専門的に必要とする旅行等に関連した情報
が蓄積されている。具体的には、歴史情報(移動する
国、都市、エリア、観光地等の歴史的背景や状況)、地
理情報(移動する国、都市、エリア、観光地等の地理的
背景や状況)、安全情報(移動する国、都市、エリア、
観光地等の保安上のリスクや事件情報)、事件処理情報
(移動する国、都市、エリア、観光地等での事件の対応
組織と連絡先等)等から構成される。情報源としては、
インターネットのホームページ、旅行雑誌、該当機関の
発効情報等を利用する。
移動する際、専門的に必要とする旅行等に関連した情報
が蓄積されている。具体的には、歴史情報(移動する
国、都市、エリア、観光地等の歴史的背景や状況)、地
理情報(移動する国、都市、エリア、観光地等の地理的
背景や状況)、安全情報(移動する国、都市、エリア、
観光地等の保安上のリスクや事件情報)、事件処理情報
(移動する国、都市、エリア、観光地等での事件の対応
組織と連絡先等)等から構成される。情報源としては、
インターネットのホームページ、旅行雑誌、該当機関の
発効情報等を利用する。
【0042】この情報データベース50は、市販の汎用
コンピュータ用OS(Windows(登録商標),
UNIX(登録商標)など)上で稼動する市販のデータ
ベースアプリケーションソフト(オラクル社、SAP社
等)を使用することにより、構築、改造、拡張、修復等
を容易に行うことを計る。 (支援者情報の伝達方法)通訳支援者72は、図3に示
される支援者情報端末60を利用し、図5に示される通
訳支援者72と移動先の地域の店員12、市民14等及
び移動者10の間での支援者情報の伝達を行う。
コンピュータ用OS(Windows(登録商標),
UNIX(登録商標)など)上で稼動する市販のデータ
ベースアプリケーションソフト(オラクル社、SAP社
等)を使用することにより、構築、改造、拡張、修復等
を容易に行うことを計る。 (支援者情報の伝達方法)通訳支援者72は、図3に示
される支援者情報端末60を利用し、図5に示される通
訳支援者72と移動先の地域の店員12、市民14等及
び移動者10の間での支援者情報の伝達を行う。
【0043】ステップ20では、移動者10が、携帯端
末で要求内容を、音声、映像、文字等で、支援センター
に通知する。
末で要求内容を、音声、映像、文字等で、支援センター
に通知する。
【0044】ステップ21では、移動者10からの要求
を支援者情報端末60で受付ける。通訳支援者72は、
その内容を確認する。
を支援者情報端末60で受付ける。通訳支援者72は、
その内容を確認する。
【0045】ステップ22では、通訳支援者72は、移
動者10に、音声、映像、文字等で、携帯端末20を地
域の店員12、市民14等に手渡すように要請する。
動者10に、音声、映像、文字等で、携帯端末20を地
域の店員12、市民14等に手渡すように要請する。
【0046】ステップ23では、通訳支援者72は、移
動者10からの要求内容を、地域の店員12、市民14
等に、音声、映像、文字等で伝達する。
動者10からの要求内容を、地域の店員12、市民14
等に、音声、映像、文字等で伝達する。
【0047】ステップ24では、地域の店員12、市民
14等が、通訳支援者72に、音声、映像、文字等で回
答する。
14等が、通訳支援者72に、音声、映像、文字等で回
答する。
【0048】ステップ25では、通訳支援者72は、地
域の店員12、市民14等に、音声、映像、文字等で、
携帯端末20を移動者10に手渡すように要請する。
域の店員12、市民14等に、音声、映像、文字等で、
携帯端末20を移動者10に手渡すように要請する。
【0049】ステップ26では、地域の店員12、市民
14等から回答を得た通訳支援者72が、その回答内容
を通訳して、移動者10に音声、映像、文字等で通知す
る。ステップ26では、移動者10は、回答情報を確認
して、通話を完了する。 (負荷予測と通訳支援者配置数の最適化)情報支援者7
4は、情報データベース50の利用状況データを用い、
通訳支援者72の負荷を予測し、配置数の最適化を計
る。以下に標準的な負荷予測手順を説明する。
14等から回答を得た通訳支援者72が、その回答内容
を通訳して、移動者10に音声、映像、文字等で通知す
る。ステップ26では、移動者10は、回答情報を確認
して、通話を完了する。 (負荷予測と通訳支援者配置数の最適化)情報支援者7
4は、情報データベース50の利用状況データを用い、
通訳支援者72の負荷を予測し、配置数の最適化を計
る。以下に標準的な負荷予測手順を説明する。
【0050】移動者10の登録会員情報の中の利用履歴
(利用言語、利用地域、利用期間、利用頻度/8時間、
利用情報種類等)から、普遍的な統計手法を用いて、今
回利用時の最大及び最小利用時間/8時間を予測し、参
考データとして保持する。次いで、この参考データをイ
ンターネット上の該当ホームページで交換しあうことに
より、各利用地域毎に通訳支援者のトータル負荷を積算
し、配置数の計画をたて、通訳支援者の必要人数を事前
に手配する。その結果、この予測人数が大幅に不足した
場合は、前述の通り、携帯端末20を使用することによ
り、遠隔地に所在する非常勤の通訳支援者70を臨時に
活用することもできる。 (複数の人間との間で支援サービスを行う場合の標準的
な手順の例)図6に示すように、移動者10は、必要に
応じて、通訳支援者72と他の移動者(図示せず、ここ
では、第2移動者という。他の通訳支援者70であって
もよい。)を交え、複数の人間との間で、支援を要請す
ることができる。
(利用言語、利用地域、利用期間、利用頻度/8時間、
利用情報種類等)から、普遍的な統計手法を用いて、今
回利用時の最大及び最小利用時間/8時間を予測し、参
考データとして保持する。次いで、この参考データをイ
ンターネット上の該当ホームページで交換しあうことに
より、各利用地域毎に通訳支援者のトータル負荷を積算
し、配置数の計画をたて、通訳支援者の必要人数を事前
に手配する。その結果、この予測人数が大幅に不足した
場合は、前述の通り、携帯端末20を使用することによ
り、遠隔地に所在する非常勤の通訳支援者70を臨時に
活用することもできる。 (複数の人間との間で支援サービスを行う場合の標準的
な手順の例)図6に示すように、移動者10は、必要に
応じて、通訳支援者72と他の移動者(図示せず、ここ
では、第2移動者という。他の通訳支援者70であって
もよい。)を交え、複数の人間との間で、支援を要請す
ることができる。
【0051】この際のグループ通話機能は携帯電話通信
会社32(又は回線電話会社34)から提供される市販
のサービス機能を利用して行われる。 (1)第1移動者10は、携帯端末20で支援要求内容
を発信する(S30)。 (2)通訳支援者72は、支援者情報端末60で受付及
び内容の確認し、情報支援者74にグループ通話機能の
利用準備を指示する(S31)。また、必要に応じ、変
換(通訳)した要求を情報支援者74に伝達し、情報デ
ータベース50からの情報検索を依頼する。 (3)通訳支援者72は、第2移動者をグループ通話で
呼び出し(S32)、第1移動者10の要求内容を第2
移動者に伝達する(S33)。この時、通訳支援者72
は、必要に応じて別言語の通訳支援者73をグループ通
話に参加させて、更に通訳を行って、第2移動者に伝達
することもできる。 (4)通訳支援者72は、第1移動者10の要求内容を
確認し(S34)、必要に応じ第2移動者や移動先の地
域の店員12、市民14等からの回答、提案内容を支援
者情報に逆変換(通訳)し、移動者10の携帯端末20
を経由し移動者10に伝達、回答する(S35)。移動
者10は、回答情報を確認して、通話を完了する(S3
6)。 (様々な支援要求に対する支援サービスの均質化)情報
支援者74は、前述の情報データベース50に蓄積され
る地域情報や専門情報データを用い、通訳支援者72の
個人スキルに偏ること無く、移動者10からのあらゆる
支援要請に同質で同等レベルの情報支援をリアルタイム
で行うことを計る。
会社32(又は回線電話会社34)から提供される市販
のサービス機能を利用して行われる。 (1)第1移動者10は、携帯端末20で支援要求内容
を発信する(S30)。 (2)通訳支援者72は、支援者情報端末60で受付及
び内容の確認し、情報支援者74にグループ通話機能の
利用準備を指示する(S31)。また、必要に応じ、変
換(通訳)した要求を情報支援者74に伝達し、情報デ
ータベース50からの情報検索を依頼する。 (3)通訳支援者72は、第2移動者をグループ通話で
呼び出し(S32)、第1移動者10の要求内容を第2
移動者に伝達する(S33)。この時、通訳支援者72
は、必要に応じて別言語の通訳支援者73をグループ通
話に参加させて、更に通訳を行って、第2移動者に伝達
することもできる。 (4)通訳支援者72は、第1移動者10の要求内容を
確認し(S34)、必要に応じ第2移動者や移動先の地
域の店員12、市民14等からの回答、提案内容を支援
者情報に逆変換(通訳)し、移動者10の携帯端末20
を経由し移動者10に伝達、回答する(S35)。移動
者10は、回答情報を確認して、通話を完了する(S3
6)。 (様々な支援要求に対する支援サービスの均質化)情報
支援者74は、前述の情報データベース50に蓄積され
る地域情報や専門情報データを用い、通訳支援者72の
個人スキルに偏ること無く、移動者10からのあらゆる
支援要請に同質で同等レベルの情報支援をリアルタイム
で行うことを計る。
【0052】また、この情報データベースに蓄積されて
いない種類の情報に関する支援要請があった場合でも、
支援者情報端末60にある市販のインターネット、ホー
ムページ検索機能を利用することにより、一般に公開さ
れている様々な情報をリアルタイムで検索し、その検索
結果を移動者10の携帯端末20に送信し表示させるこ
とができる。
いない種類の情報に関する支援要請があった場合でも、
支援者情報端末60にある市販のインターネット、ホー
ムページ検索機能を利用することにより、一般に公開さ
れている様々な情報をリアルタイムで検索し、その検索
結果を移動者10の携帯端末20に送信し表示させるこ
とができる。
【0053】本発明は、携帯端末と汎用ネットワークを
活用し、遠隔地から支援を提供することにより、言葉や
習慣又は情報格差がある移動者と移動地域とのコミュニ
ケーションをどこででもより円滑にすることを実現する
ための手法及びそれらを活用した新規なサービス事業に
関するビジネスモデルである。
活用し、遠隔地から支援を提供することにより、言葉や
習慣又は情報格差がある移動者と移動地域とのコミュニ
ケーションをどこででもより円滑にすることを実現する
ための手法及びそれらを活用した新規なサービス事業に
関するビジネスモデルである。
【0054】上記の通り、本発明では同行者の代わりに
携帯端末(携帯電話に動画表示液晶ディスプレー、CC
Dカメラ、GPSセンサー、端末間通信機能やキーボー
ド等を装備した機器)を通じ遠隔地からオペレータ(通
訳者又は情報提供者等)により同等のサービスを提供す
る。支援を要請された通訳支援者は、移動者の要求内容
(買い物、食事、トラブル処理、交通手段、方角確認
等)を移動者情報(音声、文字、画像、GPSデータ
等)により瞬時に理解し、移動者の代理として移動地域
(移動中の各地域住民や業者、社会等)に対し支援者情
報(音声、文字、画像等)に変換して伝達する。そし
て、必要に応じ地域からの回答、提案内容(定価、値引
き、支払方法、機能説明、内容説明、和解要求等)を支
援者情報(音声、文字、画像等)に逆変換し移動者に伝
達する。この変換、逆変換の際に携帯端末という小さく
て、手渡しでき、多くの人が簡単に使用できる媒体を利
用することにより、時間、場所や知識格差を気にせずに
移動者と地域が相互作用することができる。
携帯端末(携帯電話に動画表示液晶ディスプレー、CC
Dカメラ、GPSセンサー、端末間通信機能やキーボー
ド等を装備した機器)を通じ遠隔地からオペレータ(通
訳者又は情報提供者等)により同等のサービスを提供す
る。支援を要請された通訳支援者は、移動者の要求内容
(買い物、食事、トラブル処理、交通手段、方角確認
等)を移動者情報(音声、文字、画像、GPSデータ
等)により瞬時に理解し、移動者の代理として移動地域
(移動中の各地域住民や業者、社会等)に対し支援者情
報(音声、文字、画像等)に変換して伝達する。そし
て、必要に応じ地域からの回答、提案内容(定価、値引
き、支払方法、機能説明、内容説明、和解要求等)を支
援者情報(音声、文字、画像等)に逆変換し移動者に伝
達する。この変換、逆変換の際に携帯端末という小さく
て、手渡しでき、多くの人が簡単に使用できる媒体を利
用することにより、時間、場所や知識格差を気にせずに
移動者と地域が相互作用することができる。
【0055】また、支援情報を汎用ネットワークを通じ
て送受信することにより、グループ単位でのインタラク
ティブなコミュニケーションをリアルタイムで実現する
ことや、利用状況により負荷を予測し通訳支援者配置数
の最適化を計ること、そして移動者の要求に合わせ複数
の地域での受付、精算業務を容易に提供することができ
る。
て送受信することにより、グループ単位でのインタラク
ティブなコミュニケーションをリアルタイムで実現する
ことや、利用状況により負荷を予測し通訳支援者配置数
の最適化を計ること、そして移動者の要求に合わせ複数
の地域での受付、精算業務を容易に提供することができ
る。
【0056】更にそれらの利用情報を編纂し要求傾向を
知ることにより、地域に求められるサービスや社会基盤
への対応がより素早く正確に行うことができる。
知ることにより、地域に求められるサービスや社会基盤
への対応がより素早く正確に行うことができる。
【0057】通訳支援者により変換(通訳)された移動
者情報は、携帯端末を通じ移動地域(移動中の各地域住
民や業者、社会等)とのコミュニケーションをどこでで
もより円滑にする。
者情報は、携帯端末を通じ移動地域(移動中の各地域住
民や業者、社会等)とのコミュニケーションをどこでで
もより円滑にする。
【0058】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、次に述べる
種々の効果を奏することができる。 (1)個人行動に関して 本発明は、1人単位での携帯端末を利用するという、新
しい通訳支援の方法により、移動者の個人行動を可能に
しかつ利用コストを軽減することができる。 (2)通訳価格に関して 本発明は、例えば、1分単位での通話分のみ課金すると
いう、新しい通訳支援の方法により、移動者の利用コス
トを著しく軽減することができる。 (3)プライバシー保護に関して 本発明は、携帯端末を利用し通訳者が同行せずに支援す
るという、新しい通訳支援の方法により、移動者(カッ
プル)のプライバシーを保護することができる。 (4)利用場所に関して 本発明は、携帯端末を利用し通訳者が同行せずに支援す
るという、新しい通訳支援の方法により、移動者がどの
ような場所に行っても同等の品質の支援サービスを提供
することができる。 (5)利用時間に関して 本発明は、携帯端末を利用し通訳者が同行せずに支援す
るという、新しい通訳支援の方法により、移動者がどの
ような時間に行動しても同等の品質の支援サービスを提
供することができる。 (6)開始、終了、精算地点に関して 本発明は、携帯端末を利用し通訳者が同行せずに支援す
るという、新しい通訳支援の方法により、移動者が指定
する場所で開始し、遠隔地でも終了することができる。
また、携帯端末の自動課金により正確で自由な方法での
支払サービスを提供することができる。 (7)専門情報に関して 本発明は、携帯端末を利用し情報支援者が情報データベ
ースを検索、伝達するという、新しい支援の方法によ
り、移動者がどのような情報を要求しても速やかに同等
の品質の支援サービスを提供することができる。 (8)支援要請情報の再利用に関して 本発明は、携帯端末を利用し通訳支援者と情報支援者が
移動者から支援要請された内容を情報データベースとし
て蓄積、水平展開、再利用するという、新しい支援の方
法により、通訳支援者がどのような経験レベルであって
も速やかに同等の品質の支援サービスを提供することが
できる。
種々の効果を奏することができる。 (1)個人行動に関して 本発明は、1人単位での携帯端末を利用するという、新
しい通訳支援の方法により、移動者の個人行動を可能に
しかつ利用コストを軽減することができる。 (2)通訳価格に関して 本発明は、例えば、1分単位での通話分のみ課金すると
いう、新しい通訳支援の方法により、移動者の利用コス
トを著しく軽減することができる。 (3)プライバシー保護に関して 本発明は、携帯端末を利用し通訳者が同行せずに支援す
るという、新しい通訳支援の方法により、移動者(カッ
プル)のプライバシーを保護することができる。 (4)利用場所に関して 本発明は、携帯端末を利用し通訳者が同行せずに支援す
るという、新しい通訳支援の方法により、移動者がどの
ような場所に行っても同等の品質の支援サービスを提供
することができる。 (5)利用時間に関して 本発明は、携帯端末を利用し通訳者が同行せずに支援す
るという、新しい通訳支援の方法により、移動者がどの
ような時間に行動しても同等の品質の支援サービスを提
供することができる。 (6)開始、終了、精算地点に関して 本発明は、携帯端末を利用し通訳者が同行せずに支援す
るという、新しい通訳支援の方法により、移動者が指定
する場所で開始し、遠隔地でも終了することができる。
また、携帯端末の自動課金により正確で自由な方法での
支払サービスを提供することができる。 (7)専門情報に関して 本発明は、携帯端末を利用し情報支援者が情報データベ
ースを検索、伝達するという、新しい支援の方法によ
り、移動者がどのような情報を要求しても速やかに同等
の品質の支援サービスを提供することができる。 (8)支援要請情報の再利用に関して 本発明は、携帯端末を利用し通訳支援者と情報支援者が
移動者から支援要請された内容を情報データベースとし
て蓄積、水平展開、再利用するという、新しい支援の方
法により、通訳支援者がどのような経験レベルであって
も速やかに同等の品質の支援サービスを提供することが
できる。
【図1】全体の構成例を説明するための図である。
【図2】携帯端末の構成例を説明するための図である。
【図3】支援者端末の構成例を説明するための図であ
る。
る。
【図4】情報データベースの利用を説明するための図で
ある。
ある。
【図5】支援者情報の伝達方法を説明するための図であ
る。
る。
【図6】グループで支援を受ける場合を説明するための
図である。
図である。
10 移動者
20 携帯端末
21 モノクロ液晶文字ディスプレイ
22 カラー液晶画像ディスプレイ
23 CCDカメラ
24 GPSセンサ
25 スマートメモリ
26 フルキーボード
27 テンキーボード
30 無線回線
32 携帯電話通信会社
34 回線電話会社
40 受付、転送器
42、44 LAN
50 情報データベース
52 インターネット
54 ホームページ
60 支援者情報端末
61 支援者端末ケーブル
62 支援者端末受話器
64 PC用CCDカメラ
66 画像データ表示ウインドウ
68 位置データ表示ウィンドウ
69 文字データ表示ウィンドウ
70 通訳支援者(非常勤)
72 通訳支援者(常勤)
72 通訳支援者
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
H04Q 7/38 H04B 7/26 109H
Fターム(参考) 5B049 CC02 CC39 DD00 DD01 DD03
DD05 EE01 EE05 EE07 FF04
FF06 FF09 GG04 GG06 GG07
5B055 BB12 BB20 CB09 CB10 CC10
EE02 EE04 EE21 EE27 FA01
FB03 HA04 KK07 KK18 MM04
MM11 PA02 PA11 PA36
5K067 AA34 BB04 BB21 DD51 EE02
FF02 HH11
Claims (6)
- 【請求項1】 言葉や習慣又は情報格差がある地域に移
動した移動者に対して、言葉や習慣又は情報格差を支援
する支援者が、前記移動者に対して支援者情報端末を用
いて、支援する移動者支援方法であって、 前記移動者は、前記支援者情報端末と通信可能な携帯端
末を保持し、支援を必要とするときに、前記保持する携
帯端末を用いて、前記支援者情報端末に支援を求める情
報を伝達し、 前記支援情報端末へ支援を求める情報を通知されたと
き、支援者は、前記移動者の求めた支援を行うことを特
徴とする移動者支援方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の移動者支援方法におい
て、 支援者の支援する内容は、通訳サービス又はガイドサー
ビスであることを特徴とする移動者支援方法。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の移動者支援方法に
おいて、 支援者は、移動者の保持する携帯で、他者が通話できる
ようにすることを要請し、前記携帯端末を手渡された人
と通話を行うことによって、移動者への支援を行うこと
を特徴とする移動者支援方法。 - 【請求項4】 請求項1ないしい4ずれか一項記載の移
動者支援方法において、 通信事業者は、移動者が支援を受けている時間を積算
し、通信料金と支援利用料金を合算した額を移動者に請
求するか又はプリペイドカードから引き落とすことを特
徴とする移動者支援方法。 - 【請求項5】 移動者が保持する携帯端末、移動者を支
援する支援センター及びこれらを接続する通信ネットワ
ークからなる移動者支援システムであって、 上記支援センターは、移動者を支援する支援者が利用す
る支援端末と移動者を支援するための支援情報データベ
ースとを有し、 上記支援者は、上記支援者情報端末を利用して、言葉や
習慣又は情報格差がある地域に移動した移動者に対し
て、上記支援情報データベースを利用して、移動者の支
援を行うことを特徴とする移動者支援システム。 - 【請求項6】 移動者が保持する携帯端末、移動者を支
援する支援センター及びこれらを接続する通信ネットワ
ークからなる移動者支援システムにおける支援センター
において、 移動者を支援する支援者の保持する支援者情報端末と移
動者を支援するための支援情報データベースを有し、 言葉や習慣又は情報格差がある地域に移動した移動者に
対して、上記支援者情報端末及び上記支援情報データベ
ースにより移動者の支援を行うことを特徴とする支援セ
ンター。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000163419A JP2003323516A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | 移動者支援方法、移動者支援システム及び支援センター |
PCT/JP2001/004536 WO2001093137A1 (fr) | 2000-05-31 | 2001-05-30 | Systeme et procede de soutien aux migrants et centre de soutien |
AU60651/01A AU6065101A (en) | 2000-05-31 | 2001-05-30 | Migrant supporting method, migrant supporting system, and support center |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000163419A JP2003323516A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | 移動者支援方法、移動者支援システム及び支援センター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003323516A true JP2003323516A (ja) | 2003-11-14 |
Family
ID=18667172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000163419A Pending JP2003323516A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | 移動者支援方法、移動者支援システム及び支援センター |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003323516A (ja) |
AU (1) | AU6065101A (ja) |
WO (1) | WO2001093137A1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008278311A (ja) * | 2007-05-01 | 2008-11-13 | R System:Kk | 遠隔通訳システム |
JP2016220124A (ja) * | 2015-05-25 | 2016-12-22 | 株式会社ビーマップ | 通訳利用システム |
JP2018151848A (ja) * | 2017-03-13 | 2018-09-27 | セイコーソリューションズ株式会社 | 注文システム及び制御センター装置のプログラム |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2602103Y2 (ja) * | 1992-09-25 | 1999-12-27 | 孝人 鶴久 | 無線通信通訳サービスシステム |
US5392343A (en) * | 1992-11-10 | 1995-02-21 | At&T Corp. | On demand language interpretation in a telecommunications system |
JPH07250165A (ja) * | 1994-03-08 | 1995-09-26 | Kansai Chescom Kk | 電話通信サービスにおける顧客管理方法 |
JPH1032893A (ja) * | 1996-07-17 | 1998-02-03 | N B C Kk | 通訳システム並びに通訳システムに利用することができる携帯電話用のフォンマイク |
-
2000
- 2000-05-31 JP JP2000163419A patent/JP2003323516A/ja active Pending
-
2001
- 2001-05-30 WO PCT/JP2001/004536 patent/WO2001093137A1/ja active Application Filing
- 2001-05-30 AU AU60651/01A patent/AU6065101A/en not_active Abandoned
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008278311A (ja) * | 2007-05-01 | 2008-11-13 | R System:Kk | 遠隔通訳システム |
JP2016220124A (ja) * | 2015-05-25 | 2016-12-22 | 株式会社ビーマップ | 通訳利用システム |
JP2018151848A (ja) * | 2017-03-13 | 2018-09-27 | セイコーソリューションズ株式会社 | 注文システム及び制御センター装置のプログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2001093137A1 (fr) | 2001-12-06 |
AU6065101A (en) | 2001-12-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3264180B2 (ja) | 課金方式 | |
US20010056479A1 (en) | Voice searching system of internet information to be used for cellular phone | |
MXPA04011355A (es) | Sistema y metodo para ofrecer incentivos basados geocentricamente y realizar una operacion comercial a traves de un aparato inalambrico. | |
JP2006513461A (ja) | ポケットコンシェルジェおよびマルチメディア、ワイヤレスコールセンターのシステムと方法 | |
US20140269516A1 (en) | Internet, cellular broadcast phone set and software | |
KR20160132591A (ko) | 미용서비스 제공 시스템, 서버 및 방법 | |
Osman et al. | Older users’ requirements for location based services and mobile phones | |
Williams et al. | On the prospects for redefining universal service: From connectivity to content | |
JP2004343220A (ja) | ネットワークサーバ | |
WO2014035156A1 (ko) | 메시지 확인 대기 시간을 이용한 광고 방법 | |
WO2012018174A2 (ko) | 무선이동단말기를 이용한 공연관람 서비스 제공 시스템 및 그 운용방법 | |
JP2003323516A (ja) | 移動者支援方法、移動者支援システム及び支援センター | |
WO2001084402A1 (fr) | Systeme et programme de gestion d'interpretation | |
KR100578147B1 (ko) | 위치추적을 이용한 지역정보 서비스 방법 | |
Housel et al. | The development of information services in France: The case of public videotex | |
US20020133427A1 (en) | Real estate business support system and method | |
KR20030034029A (ko) | 정보 취득시스템 및 정보 취득방법 | |
KR20000023911A (ko) | 이동전화기를 사용한 보험 가입방법 | |
KR20070044334A (ko) | 외국인을 위한 유료 커뮤니티를 활용한 통역시스템과 그방법 | |
JP3352637B2 (ja) | 通信制御システム及び通信制御方法 | |
KR20000004823A (ko) | 정보분류표(전화번호)등록, 검색방식 전화접속체계(가변전화 접속방식 전화접속 체계) | |
KR20120122770A (ko) | 추천정보 기반의 배달시스템 및 이의 배달방법 | |
JP2008028968A (ja) | 特定業種に関する携帯移動端末及び情報処理装置 | |
KR20050089256A (ko) | 네트워크 기반의 상담 서비스 제공 방법 | |
KR20010002782A (ko) | 이동통신기기를 이용한 광고 시스템 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040217 |