JP2003322878A - 透過光量調整装置 - Google Patents

透過光量調整装置

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JP2003322878A
JP2003322878A JP2002127776A JP2002127776A JP2003322878A JP 2003322878 A JP2003322878 A JP 2003322878A JP 2002127776 A JP2002127776 A JP 2002127776A JP 2002127776 A JP2002127776 A JP 2002127776A JP 2003322878 A JP2003322878 A JP 2003322878A
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Masaaki Ishikawa
石川  正哲
Toru Kawai
河合  徹
Seiichi Kashiba
柏葉  聖一
Shigeki Sato
佐藤  茂樹
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ECを光量調整に使用する場合での、立上が
りを改善するとともに、EC駆動のための消費電力の削
減。 【解決手段】 露光量決定手段により、エレクトロクロ
ミック素子による透過率変化が必要か否かの判断がなさ
れ、エレクトロクロミック素子の透過率変化の指示があ
ると、必要な透過率変化量より、エレクトロクロミック
素子への印加時間が決定され、電圧駆動手段は決定され
た印加時間分エレクトロクロミック素子に電圧を印加
し、決定された印加時間終了後はエレクトロクロミック
素子への通電はオフとなる。但し、エレクトロクロミッ
ク素子のメモリー性より所定時間はその透過率をその後
も維持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレクトロクロミ
ック素子を用いた、カメラ等の撮像装置に適用される透
過光量調整装置に関し、特に制御上での応答速度の改良
と、エレクトロクロミック素子への印加電圧時間を短縮
した消費電力の削減に関するものである。
【0002】
【従来の技術】先ず、エレクトロクロミック素子の動作
原理について簡単に説明する。
【0003】エレクトロクロミック素子については、例
えば特開昭56−4679号公報に示されており、図5
に示す様な構造を有した、全固体形の、電圧による分光
透過率可変の光学フィルタ素子である。
【0004】図5において、lto等の透過被膜電極5
01と502の間に、Ta,SiO等の絶縁被
膜層503を介して、lrox等の酸化発色被膜層50
4と還元発色被膜層505が着色され、透過特性が変化
する。
【0005】この様な特性を持つエレクトロクロミック
素子は、従来より、カメラ等の絞り装置の代わりに、又
は、絞り装置と組み合わせて使用することが提案されて
いる。特に小絞り時の回折を避けるため、絞り径を小さ
くできない場合や、撮影者が長秒時露光を設定したい時
にエレクトロクロミック素子による透過光量調整は大き
な効果がある。但し、該エレクトロクロミック素子の作
動応答速度が遅い為に、広く実用化されていなかった。
従来のエレクトロクロミック素子の作動応答特性を図6
に示し、これについて説明する。
【0006】図6は、エレクトロクロミック素子の透過
率を下げる(濃度を濃くする)時の特性を示すもので、
縦軸がエレクトロクロミック素子の透過率の濃度(%)
を示し、横軸は透過率が安定するまでの時間(sエレク
トロクロミック素子)を示す。また、パラメータには
0.5V,1V,2V,3Vを印加した時の駆動電位を
示す。例えば、透過率を75%から25%にする場合、
目標透過率に達する電位である1Vを印加すると、目標
透過率に達成するまでの応答時間は約2sエレクトロク
ロミック素子かかる。
【0007】上述した様に、所定の目標透過率に導く為
に、エレクトロクロミック素子に目標透過率達成電位を
印加しても、エレクトロクロミック素子の応答速度が遅
く、カメラの絞り機構、又は絞り補助機構としては実用
性に乏しいものであった。
【0008】そのため応答速度を改善させるために、特
開平9−211497号公報では次のような提案がなさ
れている。
【0009】エレクトロクロミック素子の透過率を変化
させる過程において、所定時間、目標の透過率に安定す
る印加電圧よりも高い電圧をエレクトロクロミック素子
に印加させ、その後は目標の透過率に安定する電圧を印
加させる駆動制御手段を設け、エレクトロクロミック素
子の応答速度を、目標電圧よりも高い電圧を印加するこ
とにより改善するようにしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来例ではエ
レクトロクロミック素子の透過率が目標に到達後も常に
電圧を印加するため、エレクトロクロミック素子の駆動
のためにかなり消費電力が必要になってしまう。また、
透過率によっては印加電圧は大きくなるため、エレクト
ロクロミック素子への電圧印加時間と他の駆動手段に要
する電圧印加時間が重なる時、特に大電圧が必要となる
シャッター駆動や撮像素子の駆動と重なる場合にはカメ
ラ全体の電源を、その分大きなものにする必要があっ
た。
【0011】(発明の目的)本発明の目的はエレクトロ
クロミック素子の応答速度を改善するとともに、エレク
トロクロミック素子の駆動に必要な消費電力を削減する
ことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】電圧を印加することで透
過率を変化させると共に、電圧印加終了後も所定時間そ
の透過率を保持するエレクトロクロミック素子の特徴を
利用して、エレクトロクロミック素子に電圧を印加させ
る電圧駆動手段は、目標の透過率に安定する電圧より高
い電圧をエレクトロクロミック素子に印加するととも
に、印加時間を制御することによりエレクトロクロミッ
ク素子の透過率を目標の透過率になるような透過光量調
整装置にした。
【0013】上記構成の透過光量調整装置をカメラシス
テムに搭載したことにより、エレクトロクロミック素子
により透過光量を調整するのに要する時間が短縮化で
き、さらに目標透過率に到達後はエレクトロクロミック
素子には電圧を印加することがないため消費電力を削減
でき、また、他のアクチュエータ、特に露光動作を司る
大電圧の印加が必要なシャッター駆動や撮像素子の駆動
と電圧印加のタイミングがずらせるので、カメラシステ
ム全体の電源をエレクトロクロミック素子の駆動分を考
慮して大きくする必要はない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施形態に
基づいて詳細に説明する。
【0015】図1は本発明の透過光量調整装置を有した
カメラの断面図である。
【0016】1はカメラボディー、2が装着された交換
レンズである。カメラボディー1及び交換レンズ2は以
下の構成部より成っている。3はレンズ2を通ってきた
光線が結像し、結像された被写体象を光電変換を行い、
撮影のための画像を取り込むとともに、焦点検出部も兼
ねる撮像素子である。4は前記撮像素子への露光を制御
するシャッターである。5は合焦命令を受けて駆動され
るフォーカスレンズ、6は固定レンズである。7は透過
率を変化させ光量を調整するエレクトロクロミック素子
であり目標の透過率になるように電圧が印加される。8
は測光値をもとに決定された絞り値に絞り込まれる絞り
である。
【0017】図2は、本発明に係る透過光量調整装置を
有したカメラシステムのブロック図である。
【0018】図中、200はデジタルカメラ本体、30
0は交換レンズ本体を示している。201は、マイクロ
コンピュータで構成されるカメラCPUで、後述の如く
カメラ本体200内の種々の装置の動作を制御するとと
もに、レンズ本体300の装着時にはカメラ接点202
を介してレンズCPU301との送信及び受信を行なう
ものである。カメラ接点202はレンズ側に信号を伝達
する信号伝達接点、レンズ側に電源を供給する電源用接
点からなっている。203は、撮影者より露光時間が設
定される露光時間設定手段である。
【0019】204は、外部より操作可能な2段ストロ
ーク式のレリーズSW手段で、その信号はカメラCPU
201に入力される。カメラCPU201はレリーズS
Wより入力された信号に従い、第1ストロークスイッチ
(SW1)がONであれば測光手段205による露光量
の決定を行なうとともに、焦点検出手段206により焦
点検出が行われ、焦点検出手段の出力に基づいて後述す
るレンズ内の合焦手段を制御して合焦動作を行ない撮影
準備状態に入る。
【0020】第2ストロークスイッチ(SW2)がON
まで操作されたことを検知すると、レンズ本体300内
のレンズCPU301(後述の如くレンズ本体300内
の種々の装置の動作を制御するとともに、カメラ本体2
00に装着された時にはレンズ接点302を介してカメ
ラCPU201との通信を行なうもの)では、絞り値演
算手段201aにて測光手段による測光値と露光時間設
定手段より入力された露光時間から適正な露出となる絞
り値が演算され、絞り値比較手段201bではレンズ側
から伝えられた最小絞り値と演算された絞り値を比較
し、透過率決定手段201cでは演算された絞り値のF
ナンバーの値が最小絞り値のFナンバーの値より大きい
場合に、必要な透過率を適正な露出となる絞り値と最小
絞り値の比率より演算し、レンズ側に演算された絞り値
(演算された絞り値のFナンバーの値が最小絞り値のF
ナンバーの値より大きければ最小絞り値)、透過率を送
信して、絞り及びエレクトロクロミック素子の駆動命令
を行う。
【0021】その後、露光手段207に露光開始命令を
送信して、撮像手段208にてレンズ本体内の各レンズ
群からなる結像光学系を通って撮像素子に結像された被
写体像を光電変換し、画像信号を出力する。画像処理手
段209ではその画像信号をデジタル化して圧縮し、画
像記録手段210にてフラッシュメモリ等の半導体メモ
リ、磁気ディスク、光ディスク等の記録媒体に画像信号
を記録、保存する。
【0022】301のレンズCPU内ではカメラ側より
伝えられた透過率情報を受けて、エレクトロクロミック
素子印加電圧決定手段301aにてエレクトロクロミッ
ク素子への電圧印加時間を演算する。
【0023】302はレンズ接点であり、カメラ側より
信号を伝達される信号伝達接点、カメラ側から電源を供
給される電源用接点からなっている。
【0024】303は合焦駆動手段であり、合焦用アク
チュエータにてフォーカスレンズ304を駆動して合焦
動作を行なう。305はエレクトロクロミック素子駆動
手段であり、エレクトロクロミック素子電圧印加時間決
定手段301aにて演算された電圧印加時間をもとにエ
レクトロクロミック素子に電圧を印加する。306はエ
レクトロクロミック素子で電圧が印加されて透過率を変
化させる。307は絞り装置(図1中では8)であり、
前述の如くカメラCPU201から送信された絞り動作
命令に従いレンズCPU301によって制御される駆動
手段307aと、該駆動手段によって駆動され開口面積
を決定する絞り手段307bとから構成されている。
【0025】図3は、図2に示したシステムにおける主
要動作を示すフローチャート図である。
【0026】まず、カメラ本体200の電源SWをON
にしレンズ本体300に電源の供給が開始される(また
は、新しい電池を入れた場合、カメラ本体200にレン
ズ本体300を装着した場合などカメラ本体200とレ
ンズ本体300との間で通信が開始される。)(#50
01)。
【0027】次にカメラCPU201がレリーズSW手
段204のSW1信号が発生しているか否かを判別し
(#5002)、発生していれば、被写体の輝度の測光
を行うとともに、焦点検出手段206によりDef演算
を行い(#5003)、算出されたDef量に相当する
分レンズが繰り出される(#5004)。
【0028】次に、カメラCPU201がレリーズSW
手段204のSW2信号が発生しているか否かを調べ
(#5005)、発生していなければ再びSW1信号が
発生しているか否かの判別を行い(#5014)、もし
SW1信号も発生していなければ#5002へと戻る。
また、#5014で、SW2信号は発生していないが、
SW1信号は発生していれば、ステップ#5005へ戻
る。
【0029】#5005でレリーズSW手段204のS
W2信号が発生すると、#5003にて測光された被写
体輝度から撮影者により予め設定された露光時間で適正
露出となる絞り値を決定し(#5006)、決定された
絞り値と最小絞り値を比較して、エレクトロクロミック
素子による透過率調整が必要かどうかが決定され(#5
007)、エレクトロクロミック素子による透過率変更
が必要と判断された場合は#5008へ、不要と判断さ
れた場合は#5011へと進む。
【0030】#5008では#5006で演算された絞
り値と最小絞り値の比率から必要なエレクトロクロミッ
ク素子の透過率を決定する。#5009では決定された
エレクトロクロミック素子の透過率よりエレクトロクロ
ミック素子に印加する電圧印加時間を決定する。
【0031】#5010にて所定の電圧を決定された印
加時間の間、エレクトロクロミック素子に印加し、エレ
クトロクロミック素子を決定された透過率に変化させ
る。その時、エレクトロクロミック素子に加える電圧は
少なくとも目標の透過率に達成させる電圧よりも十分大
きな電圧であり、また、電圧印加終了後もエレクトロク
ロミック素子のメモリー性から所定時間はその透過率を
保持される。
【0032】エレクトロクロミック素子への電圧印加終
了後(エレクトロクロミック素子による透過率変更が不
要な場合は絞り値決定後)、レンズCPU301が絞り
装置307を制御して、決定された絞り値(決定された
絞り値のFナンバーの値が最小絞り値のFナンバーの値
より大きい場合は最小絞り値)まで絞りを絞り込み(#
5011)、その後、シャッターを駆動して露光が開始
され、撮像素子上に結像された光学像を光電変換して画
像信号を出力し、得られた画像信号を加工処理し、記録
媒体に記録保管するように制御を行う(#5010)。
そして、所定時間タイマーがカウントを行い(#501
3)、その後、カメラCPU201がSW1信号の状態
を調べ(#5014)、該SW1信号が発生しなくなっ
たら#5002へと戻る。
【0033】本発明に係るレンズ交換式デジタル一眼レ
フカメラシステムでは、電源SW手段203がOFFさ
れるまで上記一連の動作を繰り返し、OFFされるとカ
メラCPU201とレンズCPU301との通信が終了
しレンズ本体300への電源供給が終了する。
【0034】なお、実施例においては、デジタルカメラ
システムについて記載したが、この発明は銀塩カメラシ
ステムにも適用可能である。
【0035】図4は印加時間とエレクトロクロミック素
子の透過率の変化を示す図である。下段がエレクトロク
ロミック素子に電圧を印加する印加時間を表し、縦軸が
エレクトロクロミック素子に印加する電圧、横軸が時間
である。上段がその時のエレクトロクロミック素子の透
過率を表しており、縦軸が透過率、横軸が時間である。
【0036】同図において電圧印加の時間がT1で終了
した場合は透過率はn1となり、同様に印加時間がT2
の場合は透過率はn2、印加時間がT3の場合は透過率
はn3となることを示している。エレクトロクロミック
素子の透過率は電圧印加終了後、そのメモリー性より、
多少の透過率の変動はあるものの、露光時間までのタイ
ムラグ、露光時間を考慮するとその透過率は問題ない。
【0037】なお、本実施例ではエレクトロクロミック
素子のメモリー性が高い場合で示しているが、露光時間
中も透過率の変動があるエレクトロクロミック素子でも
適用可能である。その場合は、電圧印加終了後の透過率
の変動を露光時間より予測し、露光時間中の平均の透過
率が目標の透過率になるように、予め透過率を目標の透
過率より暗くなる印加時間をエレクトロクロミック素子
に加えれば良い。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、エレクトロクロミ
ック素子へは目標の透過率に関係無く常に大きな電圧を
印加するので、透過率が目標まで達成するための時間が
短縮化できる。さらに、目標透過率達成後はエレクトロ
クロミック素子のメモリー性を利用して素子への通電を
オフとするため、省電力化がはかれるとともに、エレク
トロクロミック素子への通電はその後の露光動作を行な
うアクチュエータへの通電と重ならないため、カメラシ
ステムのトータルでの電源電圧を小さく抑えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る光量透過調整装置を
用いたカメラシステムの断面図
【図2】 本発明の実施形態に係る光量透過調整装置を
用いたカメラシステムのブロック図
【図3】 本発明の実施形態に係る光量透過調整装置を
用いたカメラシステムのフローチャート図
【図4】 本発明の実施形態に係る光量透過調整装置を
用いたカメラシステムのタイムチャート
【図5】 エレクトロクロミック素子の原理図
【図6】 エレクトロクロミック素子への印加電圧とそ
の時のエレクトロクロミック素子の透過率の推移を表す
【符号の説明】
1 カメラ 2 レンズ 3 撮像素子 4 シャッター 5 フォーカスレンズ群 6 固定レンズ群 7 エレクトロクロミック素子 8 絞り
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柏葉 聖一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 佐藤 茂樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H002 CC21 HA03 2H081 AA71 2H083 AA14 AA26 AA53 2K001 AA06 EA17 FA01 5C022 AA00 AB01 AB17 AC52 AC55 CA00

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電圧を印加することで透過率を変化させ
    る物性素子と、前記物性素子へ電圧を印加することによ
    ってその透過率を変化させる電圧駆動手段とを備えた透
    過光量調整装置において、前記電圧駆動手段は、目標透
    過率を達成する電位より高い電圧を前記物性素子へ印加
    し、印加している時間を制御することにより前記物性素
    子の透過率を変化させることを特長とする透過光量調整
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、電圧を印加すること
    で透過率を変化させる物性素子は、電圧印加終了後も所
    定時間その透過率を保持することを特長とする透過光量
    調整装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、電圧を印加すること
    で透過率を変化させる物性素子とは、エレクトロクロミ
    ック素子であることを特長とする透過光量調整装置。
  4. 【請求項4】 電圧を印加することで透過率を変化させ
    る物性素子と、前記物性素子へ電圧を印加することによ
    ってその透過率を変化させる電圧駆動手段とを備えた透
    過光量調整装置を有するレンズ鏡筒において、前記電圧
    駆動手段は、目標透過率を達成する電位より高い電圧を
    前記物性素子へ印加し、印加している時間を制御するこ
    とにより前記物性素子の透過率を変化させる透過光量調
    整装置を有するとともに、前記物性素子への印加時間の
    タイミングを露光を制御するための駆動手段への電圧印
    加時間のタイミングとずらしたことを特長とするレンズ
    鏡筒。
  5. 【請求項5】 請求項4において、電圧を印加すること
    で透過率を変化させる物性素子は、電圧印加終了後も所
    定時間その透過率を保持することを特長とするレンズ鏡
    筒。
  6. 【請求項6】 請求項4において、電圧を印加すること
    で透過率を変化させる物性素子とは、エレクトロクロミ
    ック素子であることを特長とするレンズ鏡筒。
  7. 【請求項7】 請求項4において、露光を制御するため
    の駆動手段とは、シャッター駆動手段であることを特長
    とするレンズ鏡筒。
  8. 【請求項8】 電圧を印加することで透過率を変化させ
    る物性素子と、前記物性素子へ電圧を印加することによ
    ってその透過率を変化させる電圧駆動手段とを備えた透
    過光量調整装置を有するカメラシステムにおいて、前記
    電圧駆動手段は、目標透過率を達成する電位より高い電
    圧を前記物性素子へ印加し、印加している時間を制御す
    ることにより前記物性素子の透過率を変化させる透過光
    量調整装置を有するとともに、前記物性素子への印加時
    間のタイミングを露光を制御するための駆動手段への電
    圧印加時間のタイミングとずらしたことを特長とするカ
    メラシステム。
  9. 【請求項9】 請求項8において、電圧を印加すること
    で透過率を変化させる物性素子は、電圧印加終了後も所
    定時間その透過率を保持することを特長とするカメラシ
    ステム。
  10. 【請求項10】 請求項8において、電圧を印加するこ
    とで透過率を変化させる物性素子とは、エレクトロクロ
    ミック素子であることを特長とするカメラシステム。
  11. 【請求項11】 請求項8において、露光を制御するた
    めの駆動手段とは、シャッター駆動手段であることを特
    長とするカメラシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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