JP2003322764A - 光通信モジュール - Google Patents

光通信モジュール

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JP2003322764A
JP2003322764A JP2002127844A JP2002127844A JP2003322764A JP 2003322764 A JP2003322764 A JP 2003322764A JP 2002127844 A JP2002127844 A JP 2002127844A JP 2002127844 A JP2002127844 A JP 2002127844A JP 2003322764 A JP2003322764 A JP 2003322764A
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JP
Japan
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light
optical
optical fiber
communication module
emitting element
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JP2002127844A
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English (en)
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Kyozo Saito
恭造 斎藤
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイズ、部品点数が少なく低コストな光通信
モジュールを提供することを目的とする。 【解決手段】第1の波長λ1の通信光を発信する発光素
子11と、第2の波長λ2の通信光を受信する受光素子
13とを備え、光ファイバ12に発光素子からの光を送
信し、前記光ファイバからの光を受信する光通信モジュ
ール30であって、前記発光素子及び受光素子を、それ
らの光軸が平行となるように配置すると共に、光ファイ
バの光軸を前記発光素子及び受光素子の光軸と直交する
方向に配置し、前記発光素子からの光を光ファイバ方向
へ偏向すると共に発光素子からの光を平行光にする偏向
平行化素子35と、前記発光素子からの光を光ファイバ
端面に集光させると共に光ファイバからの光を平行光と
するコリメータレンズ31と、前記光ファイバからの光
を回折して0次透過光以外の回折光を所定角度に射出す
る回折格子32と、前記回折格子からの回折光を受光素
子に向けると共に回折光を受光素子に集光する偏向集光
化素子33とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光通信モジュールに
係り、特に小型で安価に製造することができる光通信モ
ジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】光通信モジュールとして、従来図4に示
すものがある。この光通信モジュール20は、発光素子
であるレーザダイオード11からの波長λ1(例えばλ
1=1310nm)の光を光ファイバ12に入射すると
ともに、光ファイバ12から射出される波長λ2(例え
ばλ2=1550nm)の光を受光素子であるフォトダ
イオード13で受光するものである。
【0003】また、この光通信モジュール20は、レー
ザダイオード11に近接して設けられた第1のコリメー
ションレンズ21、光ファイバ12に近接して設けられ
た第2のコリメーションレンズ22、及びフォトダイオ
ード13に近接して設けられた第3のコリメーションレ
ンズ23を備え、第1及び第2コリメーションレンズ2
1,22の間に光軸に対して45度傾斜して配置された
分波フィルタで構成された分波フィルタ24を備えてい
る。
【0004】この光通信モジュール20によれば、レー
ザダイオード11の発光素子15から放射された波長λ
1の光は、第1のコリメーションレンズ21で平行光に
され、分波フィルタ24を透過して第2のコリメーショ
ンレンズ22で集光されて光ファイバ12に入射する。
【0005】また、光ファイバ12から射出された波長
λ2の光は、第2のコリメーションレンズ22で平行光
にされ、分波フィルタ24で反射され、第3のコリメー
ションレンズ23で集光され、フォトダイオード13の
受光素子14に入射する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述した従来
の光通信モジュールは、3つのコリメーションレンズ2
1,22,23と、分波フィルタ24とが用いられてお
り、部品点数が多い。このため部品コストが嵩み、装置
が大きくなるという問題がある。さらに、各部材の位置
調整に手間がかかるという問題がある。
【0007】そこで、本発明は、サイズが小さく部品点
数が少なく低コストな光通信モジュールを提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記課題を
解決するため光通信モジュールを以下のように構成し
た。本発明は、第1の波長の通信光を発信する発光素子
と、第2の波長の通信光を受信する受光素子とを備え、
光ファイバに前記発光素子からの光を送信し、前記光フ
ァイバからの光を受信する光通信モジュールであって、
前記発光素子及び受光素子を、それらの光軸が平行とな
るように配置すると共に、前記光ファイバの光軸を前記
発光素子及び受光素子の光軸と直交する方向に配置し、
前記発光素子からの光を光ファイバ方向へ偏向すると共
に発光素子からの光を平行光にする偏向平行化素子と、
前記発光素子からの光を光ファイバ端面に集光させると
共に光ファイバからの光を平行光とするコリメータレン
ズと、前記光ファイバからの光を回折して0次透過光以
外の回折光を所定角度に射出する回折格子と、前記回折
格子からの回折光を受光素子に向けると共に回折光を受
光素子に集光する偏向集光化素子とを備えたものであ
る。
【0009】本発明に係る光通信モジュールによれば、
発光素子から発せられた光は偏向平行化素子により回折
格子、コリメータレンズを経て光ファイバに伝送され、
小さいサイズで高い効率の光通信モジュールを実現でき
る。
【0010】また、本発明に係る光通信モジュールは、
偏向平行化素子を凹面鏡で構成したものである。
【0011】前記本発明に係る光通信モジュールによれ
ば素子を反射鏡で構成したことにより、偏向と集光等を
同時に達成できる。
【0012】さらに、本発明にかかる光通信モジュール
は、前記凹面鏡は回転放物面の一部で構成したものであ
る。
【0013】本発明によれば、反射光は回転放物面鏡に
より効率よく光ファイバ及び受光素子に入射される。
【0014】さらにまた、本発明に係る光通信モジュー
ルは、偏向集光化素子を回折部材からの1次回折光及び
1次より高次の回折光を受光素子に偏向させて集光させ
る高次回折光用の偏向集光手段を備えたものである。
【0015】本発明に係る光通信モジュールによれば、
集光されていなかった高次の回折光を受光素子に偏向さ
せ入射させることができ、高い効率で受光素子に通信光
を送信することができる。
【0016】そして、本発明に係る光通信モジュール
は、一次回折光と高次回折光の受光素子への入射光の光
路差を波長の整数倍としたものである。
【0017】本発明に係る光通信モジュールによれば、
複数の回折光がそれらの位相差により干渉することがな
くなり、反射光を効率よく伝達できる。
【0018】
【発明の実施の形態】〔第1実施の形態〕以下、本発明
に係る実施の形態を添付図面に基づいて説明する。図1
及び図3は本発明に係る光通信モジュール30の実施の
形態を示すものである。
【0019】この例は発光素子であるレーザダイオード
11からの第1の波長(例えばλ=1310nm)の光
をこのレーザダイオード11と平行に配され光ファイバ
12に入射するとともに、光ファイバ12から射出され
た第2の波長(例えばλ=1550nm)の光を受光素
子であるフォトダイオード13に入射するものである。
また、光ファイバ12とフォトダイオード13の光軸は
平行に配されている。
【0020】本例では、光通信モジュール30は前記レ
ーザダイオード11と光ファイバ12との間に偏向平行
化素子35を備えている。この偏向平行化素子35は回
転放物面の一部である曲面をなし、その一面にアルミニ
ウム等の高い反射率を備えた金属蒸着面を備える。これ
により、図1に示すように、レーザダイオード11から
の発散光は、平行光とされ、回折格子32の0次透過光
としてコリメータレンズ31で集光され光ファイバ12
に入射される。
【0021】また、本例では、光ファイバ12から発せ
られ、コリメータレンズ31、および回折格子32を経
た1次回折光(λ=1550nm)をフォトダイオード1
3に集光する偏向集光化素子33を備えている。この偏
向集光化素子33は、回転放物面の一部である曲面をな
し、その一面に金属蒸着面を備える。これにより、図1
に示すように、光ファイバ12から発せられ回折格子3
2で回折された光は、フォトダイオード13の受光面に
集光される。
【0022】〔第2実施の形態〕次に、本発明に係る第
2の実施の形態を説明する。図2は本発明に係る光通信
モジュール40の実施の形態を示すものである。
【0023】この例は発光素子であるレーザダイオード
11からの第1の波長(例えばλ=1310nm)の光
を光ファイバ12に入射するとともに、光ファイバ12
から射出された第2の波長(例えばλ=1550nm)
の光の1次回折光及び2次回折光を受光素子であるフォ
トダイオード13に入射するものである。
【0024】本例では、光通信モジュール40は前記第
1の実施の形態と同様の偏向平行化素子45を備えてい
る。
【0025】また、本例では、光ファイバ12から発せ
られ、コリメータレンズ41、および回折格子42を経
た1次回折光(λ=1550nm)及び2次回折光をフォ
トダイオード13に集光する2つの偏向集光化素子4
3,44を備えている。これら2つの偏向集光化素子4
3、44は、転放物面の一部である曲面をなし、その一
面にアルミニウム等の高い反射率を備えた金属蒸着面を
備える他、その配置位置を一次回折光と2次回折光のフ
ォトダイオード13への入射光の光路差を波長の整数倍
として配置したものである。
【0026】本発明に係る光通信モジュールによれば、
受光されていなかった高次の回折光がフォトダイオード
で受光できるようになり、受光効率が向上する。本願出
願人の測定によれば、1次光だけを受光していた例に比
べ約110%の受光効率が確認できた。また本例では2
つの回折光の位相差により打ち消しあうことがないの
で、反射光を効率よく受光できる。
【0027】尚、本例では高次の回折光として2次のも
のを使用するものとして説明したが、回折格子の格子面
の形状を選択し、他の次数の回折光を入射させることが
できる。
【0028】
【発明の効果】以上、説明したように本発明に係る光通
信モジュールによれば、以下の優れた効果を奏する。
【0029】本発明は、サイズが小さく部品点数が少な
く低コストな光通信モジュールを提供することができる
【0030】即ち、本発明に係る光通信モジュールによ
れば、発光素子から発せられた光は偏向平行化素子によ
り回折格子、コリメータレンズを経て光ファイバに伝送
され、小さいサイズで高い効率の光通信モジュールを実
現できる。
【0031】光通信モジュールによれば素子を反射鏡で
構成したことにより、偏向と集光等を同時に達成でき
る。
【0032】反射面を回転放物面で形成した本発明によ
れば、反射光は回転放物面鏡により効率よく光ファイバ
及び受光素子に入射される。
【0033】さらにまた、本発明に係る光通信モジュー
ルは、偏向集光化素子を回折部材からの1次回折光及び
1次より高次の回折光を受光素子に偏向させて集光させ
る高次回折光用の偏向集光手段を備えたものである。
【0034】本発明に係る光通信モジュールによれば、
集光されていなかった高次の回折光を受光素子に偏向さ
せ入射させることができ、高い効率で受光素子に通信光
を送信することができる。
【0035】複数の反射光の光路差を使用する光の波長
の整数倍とした本発明によれば、複数の回折光がそれら
の位相差により干渉して相殺ことがないので、反射光を
効率よく伝達できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る光通信モジュールの
構成を示す図である。
【図2】他の実施の形態に係る光通信モジュールの第1
の光学素子を示す拡大図である。
【図3】図1に示した光通信モジュールの具体例を示す
図でありAは横断面図Bは縦断面図である。
【図4】従来の光通信モジュールを示す図である。
【符号の説明】
11 レーザダイオード 12 光ファイバ 13 フォトダイオード 14 受光素子 15 発光素子 20 光通信モジュール 21,22,23 コリメーションレンズ 24 分波フィルタ 30 光通信モジュール 31 コリメータレンズ 32 回折格子 33 偏向集光化素子 35 偏向平行化素子 40 光通信モジュール 41 コリメータレンズ 42 回折格子 43,44 偏向集光化素子 45 偏向平行化素子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の波長の通信光を発信する発光素子
    と、第2の波長の通信光を受信する受光素子とを備え、 光ファイバに前記発光素子からの光を送信し、前記光フ
    ァイバからの光を受信する光通信モジュールであって、 前記発光素子及び受光素子を、それらの光軸が平行とな
    るように配置すると共に、前記光ファイバの光軸を前記
    発光素子及び受光素子の光軸と直交する方向に配置し、 前記発光素子からの光を光ファイバ方向へ偏向すると共
    に発光素子からの光を平行光にする偏向平行化素子と、 前記発光素子からの光を光ファイバ端面に集光させると
    共に光ファイバからの光を平行光とするコリメータレン
    ズと、 前記光ファイバからの光を回折して0次透過光以外の回
    折光を所定角度に射出する回折格子と、 前記回折格子からの回折光を受光素子に向けると共に回
    折光を受光素子に集光する偏向集光化素子とを備えた光
    通信モジュール。
  2. 【請求項2】 前記偏向平行化素子と偏向集光化素子を
    凹面鏡で構成した請求項1に記載の光通信モジュール。
  3. 【請求項3】 前記凹面鏡は回転放物面の一部で構成し
    た請求項2に記載の光通信モジュール。
  4. 【請求項4】 前記偏向集光化素子は、回折部材からの
    1次回折光及び1次より高次の回折光を受光素子に偏向
    させて集光させる高次回折光用の偏向集光手段を備えた
    請求項1に記載の光通信モジュール。
  5. 【請求項5】 一次回折光と高次回折光の受光素子への
    入射光の光路差を波長の整数倍とした請求項4に記載の
    光通信モジュール。
JP2002127844A 2002-04-30 2002-04-30 光通信モジュール Withdrawn JP2003322764A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007322739A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Konica Minolta Holdings Inc 光通信用光学系及び光通信装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Effective date: 20050705