JP2003321770A - 薄膜の蒸着方法、有機エレクトロルミネッセンス装置、有機エレクトロルミネッセンス装置の製造方法及び電子機器 - Google Patents

薄膜の蒸着方法、有機エレクトロルミネッセンス装置、有機エレクトロルミネッセンス装置の製造方法及び電子機器

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JP2003321770A
JP2003321770A JP2002126632A JP2002126632A JP2003321770A JP 2003321770 A JP2003321770 A JP 2003321770A JP 2002126632 A JP2002126632 A JP 2002126632A JP 2002126632 A JP2002126632 A JP 2002126632A JP 2003321770 A JP2003321770 A JP 2003321770A
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vapor deposition
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film thickness
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Hidekazu Kobayashi
英和 小林
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、基板に薄膜を蒸着させるときに、
その基板に成膜された薄膜の膜厚の均一化を図ることが
できる薄膜の蒸着方法、有機エレクトロルミネッセンス
装置、有機エレクトロルミネッセンス装置の製造方法及
び電子機器を提供する。 【解決手段】 基板10に蒸着物13を蒸着させて薄膜
を形成させる薄膜の蒸着方法であって、蒸着源12から
離れた位置に基板10を配置し、蒸着開始時における基
板10上の蒸着位置(位置P)と、蒸着終了時における
基板10上の蒸着位置とが略同一位置となるように、基
板10を回転させる。また、基板10に蒸着された薄膜
の厚さにおける最大値と最小値の差を、該最小値で割っ
た値を膜厚斑値と規定し、目標とする前記膜厚斑値を目
標膜厚斑値と規定し、目標膜厚斑値が基板10の回転数
の逆数よりも大きくなるように、該回転数を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板に薄膜を蒸着
させるときに、その膜厚の均一化を図るのに好適な薄膜
の蒸着方法、有機エレクトロルミネッセンス装置、有機
エレクトロルミネッセンス装置の製造方法及び電子機器
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体基板に薄膜を形成する装置
としては、蒸着装置があった。蒸着装置は、真空装置内
に蒸着源と基板を配置し、蒸着源を加熱することによっ
て蒸着物を蒸発させ、その蒸着物を基板上に堆積させる
ものである。ここで、基板は、回転軸に取り付けられ、
回転しながら蒸着物が堆積されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の蒸着装置では、基板を回転させること以外、基板に
蒸着させた薄膜の厚さの均一性を確保しようとする技術
が何らなされていなかった。そこで、上記従来の蒸着装
置では、比較的膜厚が大きい場合は、薄膜の厚さの均一
性を確保することができるが、比較的膜厚が小さい場合
(例えば、数オングストロームから数十オングストロー
ム)は、薄膜の厚さの均一性を確保することができない
という問題点があった。
【0004】これは、従来、蒸着源からの蒸着物の発生
量を制御してその発生量を小さくするにも限度があり、
また、基板を回転させる速度を高速にするにも限度があ
るので、膜厚を非常に薄くした場合、例えば、基板にお
いて蒸着源の上を1回通過した部分と2回通過した部分
とで、膜厚が100パーセントも異なるという事態が生
じるものである。そして、この膜厚の差が膜厚斑とな
る。
【0005】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
もので、基板に薄膜を蒸着させるときに、その基板に成
膜された薄膜の各部位における膜厚の差を低減すること
ができる薄膜の蒸着方法、有機エレクトロルミネッセン
ス装置、有機エレクトロルミネッセンス装置の製造方法
及び電子機器の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明の薄膜の蒸着方法は、基板に蒸着により
薄膜を形成させる薄膜の蒸着方法であって、蒸着源から
離れた位置に前記基板を配置し、蒸着開始時における前
記基板上の蒸着位置と、蒸着終了時における前記基板上
の蒸着位置とが略同一位置となるように、前記基板を回
転させることを特徴とする。このような方法によれば、
基板の蒸着面における全ての部分が蒸着源上を同一回数
だけ通過することとなり、蒸着膜厚の差(蒸着膜厚の
斑)を最小にすることができる。また、本発明の薄膜の
蒸着方法は、前記基板の回転速度が略一定であることが
好ましい。
【0007】また、本発明の薄膜の蒸着方法は、基板に
蒸着物を蒸着させて薄膜を形成させる薄膜の蒸着方法で
あって、蒸着源から離れた位置に前記基板を配置すると
ともに、該基板を回転させ、成膜厚に基づいて前記基板
の回転速度と成膜速度の内の少なくとも一方を規定する
ことを特徴とする。このような方法によれば、成膜厚が
薄い場合は、成膜厚が厚い場合よりも基板の回転速度を
早くすることで、蒸着膜の厚さにおける最大値と最小値
の差を該最小値で割った値である膜厚斑値について、成
膜の厚さにかかわらず所望の一定値にすることができ
る。
【0008】また、本発明の薄膜の蒸着方法は、基板に
蒸着により薄膜を形成させる薄膜の蒸着方法であって、
蒸着源から離れた位置に前記基板を配置するとともに、
該基板を回転させ、前記基板に蒸着された薄膜の厚さに
おける最大値と最小値の差を、該最小値で割った値を膜
厚斑値と規定し、目標とする前記膜厚斑値を目標膜厚斑
値と規定し、前記目標膜厚斑値が前記基板の回転数の逆
数よりも大きくなるように、該回転数を設定することを
特徴とする。このような方法によれば、基板の回転数を
上記条件で設定することで、膜厚斑値を目標膜厚斑値以
下にすることができ、膜厚の均一化を図ることができ
る。また、本発明の薄膜の蒸着方法は、前記基板の回転
速度が略一定であることが好ましい。
【0009】また、本発明の薄膜の蒸着方法は、蒸着開
始時における前記基板上の蒸着位置と、蒸着終了時にお
ける前記基板上の蒸着位置とが略同一位置となるよう
に、前記基板を回転させることが好ましい。このような
方法によれば、基板の蒸着面における全ての部分が蒸着
源上を同一回数だけ通過することとなり、さらに、蒸着
膜厚の差(蒸着膜厚の斑)を最小にすることができる。
【0010】また、本発明の薄膜の蒸着方法は、前記回
転数を前記目標膜厚斑値の逆数よりも大きくすることが
できない場合は、前記蒸着によって薄膜が単位時間当た
り形成される厚さである成膜速度を調整することが好ま
しい。このような方法によれば、基板に形成する薄膜の
厚さが非常に薄く、装置の回転速度の上限以上にしなけ
れば上記条件(回転数を目標膜厚斑値の逆数よりも大き
くする)を満足することができない場合でも、成膜速度
を調整することで該条件を満足させることができるの
で、膜厚斑値を目標膜厚斑値以下にすることができ、膜
厚の均一化を図ることができる。
【0011】また、本発明の薄膜の蒸着方法は、基板に
蒸着物を蒸着させて薄膜を形成させる薄膜の蒸着方法で
あって、蒸着源から離れた位置に前記基板を配置すると
ともに、該基板を回転させ、前記基板の回転速度をN
[rpm]と規定し、成膜速度をα[オングストローム
/sec]と規定し、所望膜厚をd[オングストロー
ム]と規定し、前記基板に蒸着された薄膜の厚さにおけ
る最大値と最小値の差を、該最小値で割った値を膜厚斑
値と規定し、目標とする前記膜厚斑値を目標膜厚斑値a
と規定したときに、目標膜厚斑値a>{(60*α)/
(N*d)}となるように、前記回転速度N及び成膜速
度αの内の少なくとも一方を調節することを特徴とす
る。このような方法によれば、目標膜厚斑値a及び所望
膜厚dに応じて回転速度N又は成膜速度αを設定するこ
とで、任意の所望膜厚dにおいて、膜厚斑値を目標膜厚
斑値以下にすることができ、膜厚の均一化を図ることが
できる。
【0012】また、本発明の薄膜の蒸着方法は、前記回
転速度Nが最高回転速度に達するまでは、前記成膜速度
αの調節は行わずに、該回転速度Nを調整することで、
前記膜厚斑値が目標膜厚斑値a未満になるように制御
し、前記回転速度Nが最高回転速度に達した後は、前記
成膜速度αを調節することで、前記膜厚斑値が目標膜厚
斑値a未満になるように制御することが好ましい。この
ような方法によれば、基板に形成する薄膜の厚さが非常
に薄く、装置の最高回転速度の以上にしなければ上記条
件(目標膜厚斑値a>{(60*α)/(N*d)})
を満足することができない場合でも、成膜速度αを調整
することで該条件を満足させることができるので、任意
の所望膜厚dにおいて、膜厚斑値を目標膜厚斑値以下に
することができ、膜厚の均一化を図ることができる。
【0013】また、本発明の有機エレクトロルミネッセ
ンス装置は、前記薄膜の蒸着方法を用いて作成されたこ
とを特徴とする。このような有機エレクトロルミネッセ
ンス装置によれば、該装置の構成要素である有機層又は
金属層などの膜厚を均一にすることができるので、各部
位の発光特性の均一化を図ることができるので、高品質
な表示をすることが可能となり、製品寿命を延ばすこと
も可能となる。
【0014】また、本発明の有機エレクトロルミネッセ
ンス装置は、前記薄膜の蒸着方法を用いて有機層及び金
属層の内の少なくとも一方が作成されたことを特徴とす
る。
【0015】また、本発明の有機エレクトロルミネッセ
ンス装置は、前記薄膜の蒸着方法を用いて正孔注入層が
作成されたことを特徴とする。このような方法によれ
ば、有機エレクトロルミネッセンス装置の構成要素であ
る正孔注入層の膜厚を均一にすることができる。
【0016】また、本発明の有機エレクトロルミネッセ
ンス装置は、前記薄膜の蒸着方法を用いて陰極が作成さ
れたことを特徴とする。このような方法によれば、有機
エレクトロルミネッセンス装置の構成要素である陰極の
膜厚を均一にすることができる。
【0017】また、本発明の有機エレクトロルミネッセ
ンス装置は、高分子材料を有してなることが好ましい。
このような方法によれば、高分子材料を用いることで、
製造の簡易化及び迅速化を図ることができるとともに、
各部位の発光特性の均一化を図ることができて、高品質
な表示をすることが可能となり、製品寿命を延ばすこと
も可能となる。
【0018】また、本発明の有機エレクトロルミネッセ
ンス装置は、前記高分子材料が共役系高分子であること
が好ましい。
【0019】また、本発明の有機エレクトロルミネッセ
ンス装置は、前記共役系高分子が導電性ポリマーである
ことが好ましい。
【0020】また、本発明の有機エレクトロルミネッセ
ンス装置の製造方法は、前記薄膜の蒸着方法を用いて有
機エレクトロルミネッセンス装置を作成することを特徴
とする。
【0021】また、本発明の電気機器は、前記薄膜の蒸
着方法を用いて作成されたことを特徴とする。本発明に
よれば、電気機器の構成要素となる薄膜の厚さの均一化
を図ることが可能となるので、電気機器の各種性能を向
上させることが可能となるとともに、製品寿命を延ばす
ことが可能となる。
【0022】また、本発明の電気機器は、前記有機エレ
クトロルミネッセンス装置を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、上記薄膜の蒸着方法を用いて製造され
た有機EL装置(表示部)を備えた電気機器となるの
で、表示部における各部位の発光特性の均一化を図るこ
とができ、膜厚の差(膜厚斑)によって生じる発光特性
の差(表示斑)を従来よりも非常に小さくすることがで
き、製品寿命も延ばすことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る薄膜の蒸着方
法について、図面を参照して説明する。本蒸着方法は、
成膜の厚さを均一にするための手法であり、例えば、成
膜厚などに基づいて基板の回転数(または蒸着速度)を
規定するものである。
【0024】(第1実施形態)本発明の第1実施形態に
係る薄膜の蒸着方法について図1を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る薄膜の蒸着方法を示す模式概
念図である。
【0025】本図において(a)は、蒸着装置(蒸着チ
ャンバー)1の内部に、基板10と蒸着源12をセット
した状態を示している。基板10は、その表面に蒸着に
よって薄膜が形成されるものである。そして、基板10
としては、例えば、有機EL装置の製造過程で用いられ
る基板が適用される。また、基板10の略中心には回転
軸11が接続されており、回転軸11の回転に伴って基
板10も回転する。
【0026】蒸着源12は、蒸着装置1内の底部に置か
れた蒸着ボート内に入れられている。そして、蒸着源1
2は、加熱されることで蒸発し、蒸着ボートから蒸着物
13となって放出される。その蒸着物13は、基板10
の表面に蒸着し、薄膜を形成する。
【0027】蒸着源12としては、例えば、有機EL装
置の有機層又は金属層をなす物質を適用することができ
る。具体的には、基板10に有機EL装置の正孔注入層
を形成する場合、蒸着源12としては、銅フタロシアニ
ン(CuPc)や、ポリテトラヒドロチオフェニルフェ
ニレンであるポリフェニレンビニレン、1,1−ビス−
(4−N,N−ジトリルアミノフェニル)シクロヘキサ
ン、トリス(8−ヒドロキシキノリノール)アルミニウ
ム等が挙げられるが、特に銅フタロシアニン(CuP
c)を用いるのが好ましい。また、基板10に有機EL
装置の陰極を形成する場合、蒸着源12としては、アル
ミニウム(Al)やマグネシウム(Mg)、金(A
u)、銀(Ag)等からなる金属が挙げられる。
【0028】次に、本実施形態における蒸着開始及び蒸
着終了のタイミングと、基板10の回転速度との関係に
ついて図1(b)を参照して説明する。図1(b)は、
図1(a)に示す基板10の平面図である。成膜の厚さ
を均一にするために、蒸着開始時における基板10上の
蒸着位置(例えば、位置Pとする)と、蒸着終了時にお
ける基板10上の蒸着位置とが略同一位置(位置P)と
なるように、基板10を回転させる。換言すれば、蒸着
開始時における基板10上の蒸着位置(位置P)と、蒸
着終了時における基板10上の蒸着位置とが隣り合わせ
になり、蒸着膜厚の斑(蒸着膜厚の差)が最小となる位
置で蒸着が終了するように、基板10の回転速度と蒸着
開始及び蒸着終了のタイミングとを設定する。
【0029】このように設定すれば、蒸着開始から蒸着
終了までに、基板10の全ての部分が蒸着源12上を同
一回数だけ通過したこととなり、蒸着膜厚の斑を最小に
することができる。ここで、基板10の回転速度は、蒸
着開始から蒸着終了まで略一定であることが好ましい。
【0030】(第2実施形態)次に、本発明の第2実施
形態に係る薄膜の蒸着方法について図1を参照して説明
する。本実施形態は、目標とする膜厚の均一さ(膜厚お
ける最大値と最小値の差)に応じて、基板10の回転速
度を設定するものである。
【0031】先ず、基板10に蒸着された薄膜の厚さに
おける最大値と最小値の差を求め、その差を最小値で割
った値を膜厚斑値と呼ぶこととする。したがって、膜厚
斑値は、薄膜における厚さの不均一の度合いを示すもの
である。この膜厚斑値に100を乗算して、膜厚斑値の
単位をパーセントとする。例えば、膜厚斑値が100%
だと、薄膜の厚さにおける最大値と最小値の差がその最
小値と同じ値であることとなる。
【0032】また、基板10に形成する薄膜について、
目標とする膜厚斑値を目標膜厚斑値a[%]と呼ぶこと
とする。そして、少なくとも蒸着開始から蒸着終了まで
基板10を一定の回転速度N[rpm]で回転させる。
この回転速度Nは、下記数1に示す条件を満たすように
設定する。 (数1) 目標膜厚斑値a > (1/N)*60*100 [%] すなわち、目標膜厚斑値aが基板10の回転速度Nの逆
数よりも大きくなるように、回転速度Nを設定する。な
お、数1において60を乗算しているのは、1秒間にお
ける基板10の回転数を求めているものである。
【0033】このように基板10の回転速度Nを設定す
ることで、蒸着時において、基板10の各部位が蒸着源
12を通過する回数について、n回の部位と(n−1)
回の部位とで膜厚の差(膜厚斑値a)をa[%]以下に
することができる。
【0034】例えば、目標膜厚斑値a=20[%]であ
る場合、 20 > (1/N)*60*100 [%] N > 5*60 [rpm] N > 300 [rpm] となる。したがって、この場合は、回転速度Nを300
[rpm]以上にすれば、膜厚斑値aが20[%]以下
になる。
【0035】なお、本実施形態においても、第1実施形
態と同様に、蒸着開始時における基板10上の蒸着位置
(位置P)と、蒸着終了時における基板10上の蒸着位
置とが略同一位置(位置P)となるように基板10を回
転させることで、蒸着膜厚の斑を最小にすることができ
る。
【0036】(第3実施形態)次に、本発明の第3実施
形態に係る薄膜の蒸着方法について図1を参照して説明
する。本実施形態は、目標膜厚斑値aと、基板10に形
成する薄膜の厚さの目標値である所望膜厚dとに基づい
て、基板10の回転速度N又は成膜速度αを設定するも
のである。
【0037】先ず、基板10に形成する薄膜について、
目標膜厚斑値をa[%]と規定し、基板10の回転速度
をN[rpm]と規定する。また、蒸着時に基板10に
おいて薄膜が形成する速度である成膜速度をα[オング
ストローム/sec]と規定し、所望膜厚をd[オング
ストローム]と規定する。そして、回転速度Nは、下記
数2に示す条件を満たすように設定する。 (数2) 目標膜厚斑値a > {(60*α)/(N*d)}*100 [%] ここで、成膜速度α及び所望膜厚dを一定値として考慮
しなければ、上記数1と同じ式になる。換言すれば、上
記数2は、成膜速度α及び所望膜厚dと目標膜厚斑値a
に応じて回転速度Nを設定するものである。
【0038】例えば、目標膜厚斑値a=20[%]、成
膜速度α=0.001[オングストローム/sec]、
所望膜厚d=0.02[オングストローム]である場
合、 20 > {(60*0.001)/(N*0.02)}*100 [%] N > 15 [rpm] となる。したがって、この場合は、回転速度Nを15
[rpm]以上にすれば、膜厚斑値aを20[%]以下
にすることができる。
【0039】また、上記数2の場合において、回転軸1
1を回転させる機械の構造、又は、基板10を回転軸1
1などに取り付ける構造などの制約で、回転速度Nが上
記計算値まで上ることができない場合(回転速度Nが最
高回転速度に達した場合)は、成膜速度αを調節するこ
とで、膜厚斑値aを目標膜厚斑値a以下にする。
【0040】なお、本実施形態においても、第1実施形
態と同様に、蒸着開始時における基板10上の蒸着位置
(位置P)と、蒸着終了時における基板10上の蒸着位
置とが略同一位置(位置P)となるように基板10を回
転させることで、蒸着膜厚の斑を最小にすることができ
る。
【0041】(有機EL装置)以下、本実施形態の応用
例に係る有機EL装置について図2を参照しながら説明
する。図2は本実施形態の薄膜の蒸着方法を用いて製造
された有機EL装置の一例を示す断面図である。図2に
おいて、有機EL装置50は、光を透過可能な基板(光
透過層)52と、基板52の一方の面側に設けられ一対
の陰極(電極)57及び陽極(電極)58に挟持された
有機エレクトロルミネッセンス材料からなる発光層55
と正孔輸送層56とからなる有機EL素子(発光素子)
59と、封止基板320を有している。また、必要に応
じて、基板52と有機EL素子59との間に積層されて
いる低屈折率層及び封止層とを備えている。低屈折率層
は封止層より基板52側に設けられている。
【0042】ここで、図2に示す有機EL装置50は、
発光層55からの発光を基板52側から装置外部に取り
出す形態であり、基板52の形成材料としては、光を透
過可能な透明あるいは半透明材料、例えば、透明なガラ
ス、石英、サファイア、あるいはポリエステル、ポリア
クリレート、ポリカーボネート、ポリエーテルケトンな
どの透明な合成樹脂などが挙げられる。特に、基板52
の形成材料としては、安価なソーダガラスが好適に用い
られる。一方、基板と反対側から発光を取り出す形態の
場合には、基板は不透明であってもよく、その場合、ア
ルミナ等のセラミック、ステンレス等の金属シートに表
面酸化などの絶縁処理を施したもの、熱硬化性樹脂、熱
可塑性樹脂などを用いることができる。
【0043】陽極58は、インジウム錫酸化物(IT
O:Indium Tin Oxide)等からなる透明電極であって光
を透過可能である。正孔輸送層56は、例えば、トリフ
ェニルアミン誘導体(TPD)、ピラゾリン誘導体、ア
リールアミン誘導体、スチルベン誘導体、トリフェニル
ジアミン誘導体等からなる。具体的には、特開昭63−
70257号、同63−175860号公報、特開平2
−135359号、同2−135361号、同2−20
9988号、同3−37992号、同3−152184
号公報に記載されているもの等が例示されるが、トリフ
ェニルジアミン誘導体が好ましく、中でも4,4’−ビ
ス(N(3−メチルフェニル)−N−フェニルアミノ)
ビフェニルが好適とされる。
【0044】なお、正孔輸送層に代えて正孔注入層を形
成するようにしてもよく、さらに正孔注入層と正孔輸送
層を両方形成するようにしてもよい。正孔注入層を形成
する場合は、上記実施形態の薄膜の蒸着方法を用いて形
成する。これにより、正孔注入層の厚さを均一にするこ
とができ、有機EL装置の各部位からの発光特性の均一
化を図ることができる。
【0045】発光層55も上記実施形態の薄膜の蒸着方
法を用いて形成してもよい。発光層55の形成材料とし
ては、低分子の有機発光色素や高分子発光体、すなわち
各種の蛍光物質や燐光物質などの発光物質、Alq
3(アルミキレート錯体)などの有機エレクトロルミネ
ッセンス材料が使用可能である。発光物質となる共役系
高分子の中ではアリーレンビニレン又はポリフルオレン
構造を含むものなどが特に好ましい。低分子発光体で
は、例えばナフタレン誘導体、アントラセン誘導体、ペ
リレン誘導体、ポリメチン系、キサテン系、クマリン
系、シアニン系などの色素類、8−ヒドロキノリンおよ
びその誘導体の金属錯体、芳香族アミン、テトラフェニ
ルシクロペンタジエン誘導体等、または特開昭57−5
1781、同59−194393号公報等に記載されて
いる公知のものが使用可能である。陰極57も上記実施
形態の薄膜の蒸着方法を用いて形成してもよい。陰極5
7はアルミニウム(Al)やマグネシウム(Mg)、金
(Au)、銀(Ag)等からなる金属電極である。
【0046】なお、陰極57と発光層55との間に、電
子輸送層や電子注入層を設けることができる。電子輸送
層の形成材料としては、特に限定されることなく、オキ
サジアゾール誘導体、アントラキノジメタンおよびその
誘導体、ベンゾキノンおよびその誘導体、ナフトキノン
およびその誘導体、アントラキノンおよびその誘導体、
テトラシアノアンスラキノジメタンおよびその誘導体、
フルオレノン誘導体、ジフェニルジシアノエチレンおよ
びその誘導体、ジフェノキノン誘導体、8−ヒドロキシ
キノリンおよびその誘導体の金属錯体等が例示される。
具体的には、先の正孔輸送層の形成材料と同様に、特開
昭63−70257号、同63−175860号公報、
特開平2−135359号、同2−135361号、同
2−209988号、同3−37992号、同3−15
2184号公報に記載されているもの等が例示され、特
に2−(4−ビフェニリル)−5−(4−t−ブチルフ
ェニル)−1,3,4−オキサジアゾール、ベンゾキノ
ン、アントラキノン、トリス(8−キノリノール)アル
ミニウムが好適とされる。
【0047】図示しないが、本実施形態の有機EL装置
50はアクティブマトリクス型であり、実際には複数の
データ線と複数の走査線とが格子状に基板52に配置さ
れる。そして、データ線や走査線に区画されたマトリク
ス状に配置された各画素毎に、従来は、スイッチングト
ランジスタやドライビングトランジスタ等の駆動用TF
Tを介して上記の有機EL素子59が接続されている。
そして、データ線や走査線を介して駆動信号が供給され
ると電極間に電流が流れ、有機EL素子59の発光層5
5が発光して基板52の外面側に光が射出され、その画
素が点灯する。
【0048】本有機EL装置では、上記実施形態の薄膜
の蒸着方法を用いて有機層又は金属層を形成することに
より、有機層又は金属層の厚さの均一化が図られ、各部
位の発光特性の均一化を図ることができるので、高品質
な表示をすることが可能となり、製品寿命を延ばすこと
も可能となる。
【0049】(電子機器)上記実施形態の電気光学装置
(有機EL装置)を備えた電子機器の例について説明す
る。図3は、携帯電話の一例を示した斜視図である。図
3において、符号1000は携帯電話本体を示し、符号
1001は上記の有機EL装置を用いた表示部を示して
いる。
【0050】図4は、腕時計型電子機器の一例を示した
斜視図である。図4において、符号1100は時計本体
を示し、符号1101は上記の電気光学装置を用いた表
示部を示している。
【0051】図5は、ワープロ、パソコンなどの携帯型
情報処理装置の一例を示した斜視図である。図5におい
て、符号1200は情報処理装置、符号1202はキー
ボードなどの入力部、符号1204は情報処理装置本
体、符号1206は上記の電気光学装置を用いた表示部
を示している。
【0052】図3から図5に示す電子機器は、上記実施
形態で製造された有機EL装置を備えているので、表示
部における各部位の発光特性の均一化を図ることがで
き、膜厚の差(膜厚斑)によって生じる発光特性の差
(表示斑)を従来よりも非常に小さくすることができ、
製品寿命も延ばすことができる。
【0053】なお、本発明の技術範囲は上記実施形態に
限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範
囲において種々の変更を加えることが可能であり、実施
形態で挙げた具体的な材料や層構成などはほんの一例に
過ぎず、適宜変更が可能である。例えば、上記実施形態
の有機EL装置は、本発明に係る薄膜の蒸着方法を用い
るとともに、共役系高分子(導電性ポリマーなど)を用
いて導電部を形成してもよい。
【0054】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、基板の回転速度などを所定の手法で設定するこ
とにより、基板に薄膜を蒸着させるときに、その基板に
成膜された薄膜の各部位における膜厚の差を低減するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る薄膜の蒸着方法を示
す模式概念図である。
【図2】 本実施形態の有機EL装置の概略断面図であ
る。
【図3】 本実施形態の電気光学装置を備えた電子機器
の一例を示す図である。
【図4】 本実施形態の電気光学装置を備えた電子機器
の一例を示す図である。
【図5】 本実施形態の電気光学装置を備えた電子機器
の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 蒸着装置(蒸着チャンバー) 10 基板 11 回転軸 12 蒸着源 13 蒸着物 50 有機EL装置 52 基板 55 発光層 56 正孔輸送層 57 陰極 58 陽極 59 有機EL素子(発光素子) 320 封止基板

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に蒸着により薄膜を形成させる薄膜
    の蒸着方法であって、 蒸着源から離れた位置に前記基板を配置し、 蒸着開始時における前記基板上の蒸着位置と、蒸着終了
    時における前記基板上の蒸着位置とが略同一位置となる
    ように、前記基板を回転させることを特徴とする薄膜の
    蒸着方法。
  2. 【請求項2】 前記基板の回転速度は、略一定であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の薄膜の蒸着方法。
  3. 【請求項3】 基板に蒸着により薄膜を形成させる薄膜
    の蒸着方法であって、 蒸着源から離れた位置に前記基板を配置するとともに、
    該基板を回転させ、 成膜厚に基づいて前記基板の回転速度と成膜速度の内の
    少なくとも一方を規定することを特徴とする薄膜の蒸着
    方法。
  4. 【請求項4】 基板に蒸着物を蒸着させて薄膜を形成さ
    せる薄膜の蒸着方法であって、 蒸着源から離れた位置に前記基板を配置するとともに、
    該基板を回転させ、 前記基板に蒸着された薄膜の厚さにおける最大値と最小
    値の差を、該最小値で割った値を膜厚斑値と規定し、 目標とする前記膜厚斑値を目標膜厚斑値と規定し、 前記目標膜厚斑値が前記基板の回転数の逆数よりも大き
    くなるように、該回転数を設定することを特徴とする薄
    膜の蒸着方法。
  5. 【請求項5】 前記基板の回転速度は、略一定であるこ
    とを特徴とする請求項4記載の薄膜の蒸着方法。
  6. 【請求項6】 蒸着開始時における前記基板上の蒸着位
    置と、蒸着終了時における前記基板上の蒸着位置とが略
    同一位置となるように、前記基板を回転させることを特
    徴とする請求項4又は5記載の薄膜の蒸着方法。
  7. 【請求項7】 前記回転数を前記目標膜厚斑値の逆数よ
    りも大きくすることができない場合は、前記蒸着によっ
    て薄膜が単位時間当たり形成される厚さである成膜速度
    を調整することを特徴とする請求項4乃至6のいずれか
    一項記載の薄膜の蒸着方法。
  8. 【請求項8】 基板に蒸着物を蒸着させて薄膜を形成さ
    せる薄膜の蒸着方法であって、 蒸着源から離れた位置に前記基板を配置するとともに、
    該基板を回転させ、 前記基板の回転速度をN[rpm]と規定し、 成膜速度をα[オングストローム/sec]と規定し、 所望膜厚をd[オングストローム]と規定し、 前記基板に蒸着された薄膜の厚さにおける最大値と最小
    値の差を、該最小値で割った値を膜厚斑値と規定し、 目標とする前記膜厚斑値を目標膜厚斑値aと規定したと
    きに、 目標膜厚斑値a>{(60*α)/(N*d)} となるように、前記回転速度N及び成膜速度αの内の少
    なくとも一方を調節することを特徴とする薄膜の蒸着方
    法。
  9. 【請求項9】 前記回転速度Nが最高回転速度に達する
    までは、前記成膜速度αの調節は行わずに、該回転速度
    Nを調整することで、前記膜厚斑値が目標膜厚斑値a未
    満になるように制御し、 前記回転速度Nが最高回転速度に達した後は、前記成膜
    速度αを調節することで、前記膜厚斑値が目標膜厚斑値
    a未満になるように制御することを特徴とする請求項8
    記載の薄膜の蒸着方法。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれか一項記載の
    薄膜の蒸着方法を用いて作成されたことを特徴とする有
    機エレクトロルミネッセンス装置。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至9のいずれか一項記載の
    薄膜の蒸着方法を用いて有機層及び金属層の内の少なく
    とも一方が作成されたことを特徴とする有機エレクトロ
    ルミネッセンス装置。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至9のいずれか一項記載の
    薄膜の蒸着方法を用いて正孔注入層が作成されたことを
    特徴とする有機エレクトロルミネッセンス装置。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至9のいずれか一項記載の
    薄膜の蒸着方法を用いて陰極が作成されたことを特徴と
    する有機エレクトロルミネッセンス装置。
  14. 【請求項14】 前記有機エレクトロルミネッセンス装
    置は、高分子材料を有してなることを特徴とする請求項
    10乃至13のいずれか一項記載の有機エレクトロルミ
    ネッセンス装置。
  15. 【請求項15】 前記高分子材料は、共役系高分子であ
    ることを特徴とする請求項14記載の有機エレクトロル
    ミネッセンス装置。
  16. 【請求項16】 前記共役系高分子は、導電性ポリマー
    であることを特徴とする請求項15記載の有機エレクト
    ロルミネッセンス装置。
  17. 【請求項17】 請求項1乃至9のいずれか一項記載の
    薄膜の蒸着方法を用いて有機エレクトロルミネッセンス
    装置を作成することを特徴とする有機エレクトロルミネ
    ッセンス装置の製造方法。
  18. 【請求項18】 請求項1乃至9のいずれか一項記載の
    薄膜の蒸着方法を用いて作成されたことを特徴とする電
    子機器。
  19. 【請求項19】 請求項10乃至16のいずれか一項記
    載の有機エレクトロルミネッセンス装置を備えたことを
    特徴とする電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006134908A1 (ja) * 2005-06-15 2006-12-21 Ulvac, Inc. 有機蒸着装置及び有機蒸着方法
WO2017110464A1 (ja) 2015-12-24 2017-06-29 コニカミノルタ株式会社 成膜装置および成膜方法
CN112921305A (zh) * 2021-01-22 2021-06-08 上海华虹宏力半导体制造有限公司 提高薄膜厚度均匀性的方法

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