JP2003320904A - 自動車用ピラーフィニッシャー - Google Patents

自動車用ピラーフィニッシャー

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JP2003320904A
JP2003320904A JP2002127281A JP2002127281A JP2003320904A JP 2003320904 A JP2003320904 A JP 2003320904A JP 2002127281 A JP2002127281 A JP 2002127281A JP 2002127281 A JP2002127281 A JP 2002127281A JP 2003320904 A JP2003320904 A JP 2003320904A
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finisher
pillar
door window
window plate
load receiving
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JP2002127281A
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English (en)
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Shoji Niikura
祥司 新倉
Koji Katakura
康治 片倉
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Hashimoto Forming Industry Co Ltd
Original Assignee
Hashimoto Forming Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンバーチブルトップ車またはハードトップ
車に適応でき、ピラー全体を隠す自動車用ピラーフィニ
ッシャーの提供。 【解決手段】 合成樹脂からなり、ウインドシールドプ
レート4とドアウインドウプレート5の間に設けられる
とともにピラーアウターパネル7を車両完成状態で実質
的に隠すように設けられ、且つ意匠面34裏面から本体
長手方向に沿って突出形成されウエザーストリップ15
と接するドアウインドウプレート突き当て荷重受け部1
3が設けられたフィニッシャー3。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用ピラーフィ
ニッシャーに関し、さらに詳細には、合成樹脂からな
り、ウエザーストリップを車体側に設けたコンバーチブ
ルトップ車またはハードトップ車に適用可能な自動車用
ピラーフィニッシャーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のドア部ピラーの表面を覆
うピラーフィニッシャー(ピラーガーニッシュとも称さ
れる)の取り付け構造に関して、特開2001−718
30号公報に開示された技術が知られている。同公報に
開示されたピラーガーニッシュの取り付け構造は、基準
取り付け部と、ピラーガーニッシュの幅方向ドア側に複
数設けられた第1の可動取り付け部と、幅方向ドアと相
反する外側に複数設けられた第2の可動取り付け部とを
有し、第1の可動取り付け部ではピラーガーニッシュの
長手方向の熱伸縮のみ許容し、第2の可動取り付け部で
はピラーガーニッシュの幅方向および長手方向への熱伸
縮を許容する構造になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記特開2001−7
1830号公報に開示されたピラーガーニッシュの取り
付け構造にあっては、ピラーガーニッシュがドアと干渉
しないように工夫してあり、ドアサッシュ付きの車両に
使用できる。しかしながら、コンバーチブルトップ車ま
たはハードトップ車はウエザーストリップが車体側に設
定されるので、ウエザーストリップの保持について何ら
の示唆も開示もされていない上記従来のピラーガーニッ
シュの取り付け構造は、コンバーチブルトップ車または
ハードトップ車に適用させることはできなかった。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、コンバーチブルトップ車またはハードトップ車に適
応でき、ピラー全体を隠す自動車用ピラーフィニッシャ
ーの提供を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、少なくともウインドシールドプレートの
側縁部とドアウインドウプレートとの間隙に沿って延び
る車体ピラーに取り付けられ、合成樹脂からなる車両用
ピラーフィニッシャーであって、前記車体ピラーを外表
面側から実質的に隠蔽する意匠面と、前記意匠面の裏面
から立ち上がると共に、ピラーフィニッシャーの長手方
向に沿って延在し、ウエザーストリップを介してドアウ
インドウプレート突き当て荷重受け部とを有することを
特徴とする自動車用ピラーフィニッシャーを提供する。
【0006】本発明の自動車用ピラーフィニッシャーに
おいて、ピラーフィニッシャーが、ウインドシールドプ
レート側縁部の上端部近傍からルーフパネルに沿って車
体後方部まで延長され、前記意匠面がルーフパネルとピ
ラーパネルとの接合部を実質的に隠蔽するように構成し
てよい。また前記ドアウインドウプレート突き当て荷重
受け部が、意匠面裏面側の薄肉部と先端側の厚肉部を有
し、且つ該薄肉部にリブを設けた構成としてよい。また
前記ドアウインドウプレート突き当て荷重受け部が、ウ
エザーストリップを保持するリテーナーとともにピラー
アウターにネジで取り付けられる構造を有することが好
ましい。さらにフィニッシャー意匠面裏面は、クリップ
とグロメットでピラーアウターに固定される構造を有す
ることが好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1〜4は本発明の自動車用ピラー
フィニッシャー(フィニッシャーフロントピラー、以
下、フィニッシャーと記す)の一実施形態を示す図であ
り、本実施形態では図1に示したようなコンバーチブル
トップ型の自動車にフィニッシャーを適用した例を示
す。このコンバーチブルトップ車のように、晴天時はオ
ープンカーとして使用し、必要に応じて通常は格納され
ている(幌)屋根を使用するような車両のフィニッシャ
ーは、ピラー部のみである。図1は本実施形態のフィニ
ッシャー41を適用した自動車40を示す斜視図、図2
は本実施形態のフィニッシャー41の斜視図、図3はフ
ィニッシャー41の裏面斜視図、図4は図2中SE−S
E断面図である。このフィニッシャー41は、自動車4
0のピラー部(Aピラー)に沿って車体側に取り付けら
れており、このフィニッシャー41はウエザーストリッ
プ15を介してフロントドア側のドアウインドウプレー
ト5とドア閉時に接するようになっている。
【0008】本実施形態のフィニッシャー41は、図2
および図3に示すように、板状をなす合成樹脂成形体か
らなり、ウインドシールドプレート4とドアウインドウ
プレート5の間に設けられるとともにピラーアウター7
を車両完成状態で外観上実質的に隠すように構成されて
いる。このフィニッシャー41を構成する合成樹脂は、
実用上十分な機械強度が得られればよく、特に限定され
ないが、耐衝撃性、機械強度、耐候性などに優れた合成
樹脂、例えばポリカーボネート系樹脂、ABS樹脂、ポ
リウレタン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリエチレ
ンテレフタレート系樹脂、ポリブチレンテレフタレート
系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリアミド系樹脂、フ
ッ素樹脂、ポリフェニレンエーテル系樹脂などの合成樹
脂、あるいはこれらの合成樹脂にガラス繊維や炭素繊維
などで補強した複合材料などが好適である。このフィニ
ッシャー41の意匠面34は、着色した樹脂の地肌とし
てもよいし、適宜な色調に塗装することもできる。
【0009】本実施形態のフィニッシャー41は、図2
および図3に示すように、板状をなす本体の取付面側か
ら、その長手方向に沿って延在する板状のドアウインド
ウプレート突き当て荷重受け部13を有している。この
ドアウインドウプレート突き当て荷重受け部13には、
リテーナー20を取り付けるための複数の第1の取付孔
12が長手方向に沿って所定間隔をおいて穿設されてい
る。さらにこのドアウインドウプレート突き当て荷重受
け部13には、リテーナー20側に設けられた位置決め
孔22に挿入して、リテーナー20を取り付ける際に予
めドアウインドウプレート突き当て荷重受け部13の所
定位置にリテーナー20を位置させる位置決め突起11
が設けられている。
【0010】このフィニッシャー41の先端には、ピラ
ーアウター7(図6参照)の所定位置に固定された突部
8に挿入され笠部9に係止される係止部3Aが形成され
ている。またフィニッシャー41本体の裏面には、図3
に示すように、フィニッシャー41を自動車40車体側
のピラーアウター7に取り付け固定するための複数のク
リップ取付部19が長手方向に沿って並設されている。
ピラーアウター7側には、このクリップ取付部19に対
応する位置にグロメット17を固定してあり、前記クリ
ップ取付部19に取り付け固定したクリップ18をグロ
メット17と係合させることによって、フィニッシャー
41をピラーアウター7に取り付けできるようになって
いる。
【0011】フィニッシャー41のドアウインドウプレ
ート突き当て荷重受け部13には、金属または合成樹脂
で形成されたリテーナー20が固定される。このリテー
ナー20は、ドアウインドウプレート突き当て荷重受け
部13に面接触する板状部分とその板状部分の一方が屈
曲されて形成されたウエザーストリップ保持部31とを
有している。リテーナー20の板状部分には、フィニッ
シャー41のドアウインドウプレート突き当て荷重受け
部13に形成された第1の取付孔12に対応する第2の
取付孔21が穿設されるとともに、ドアウインドウプレ
ート突き当て荷重受け部13に突出形成された位置決め
突起11が挿入される位置決め孔22が穿設されてい
る。リテーナー20のウエザーストリップ保持部31
は、本例示では長手方向に沿って屈曲させた一部を膨出
させ、この膨出部分をウエザーストリップ15に設けら
れた凹部内に強制嵌合することによってウエザーストリ
ップ15を一定の位置と方向で保持している。このリテ
ーナー20によるウエザーストリップ15の保持構造は
本例示に限定されることなく、ウエザーストリップ15
を一定の位置と方向で保持できれば、他の保持手段、例
えばリテーナー20側に挟持部分を設けてウエザースト
リップ15の一部をここに挟持する保持手段などを採用
してよい。
【0012】フィニッシャー41のドアウインドウプレ
ート突き当て荷重受け部13形成位置から下方(ドアウ
インドウプレート5側)の縁までの部分は、ドアウイン
ドウプレート車外変位荷重受け部になっている。このフ
ィニッシャー41は、前記ドアウインドウプレート突き
当て荷重受け部13と、ドアウインドウプレート車外変
位荷重受け部とを設け、ドアウインドウプレート突き当
て荷重受け部13に固定したリテーナー20にウエザー
ストリップ15を固定し、且つドアウインドウプレート
突き当て荷重受け部13とドアウインドウプレート車外
変位荷重受け部とによってウエザーストリップ15を保
持することができるので、ウエザーストリップ15の位
置を確実に保持でき、車体側に取り付けられる樹脂製フ
ィニッシャーでありながら、ドアウインドウプレート5
を閉位置においてしっかりと確実に保持できるコンバー
チブルトップ車用の合成樹脂製フィニッシャー41を提
供できる。
【0013】図4は上記フィニッシャー41とリテーナ
ー20を自動車に取り付けた状態を示すものである。こ
のフィニッシャー41は、意匠面34裏面に形成された
複数のクリップ取付部19にそれぞれクリップ18を取
り付け、ピラーアウター7側の該クリップ取付部19に
対応した位置に取り付けられたグロメット17に該クリ
ップ18先端部を嵌合することによって、さらにドアウ
インドウプレート突き当て荷重受け部13をリテーナー
20とともにピラーアウター7にネジ締結されることに
よって、ピラーアウター7に固定されている。このフィ
ニッシャー41において、クリップ保持部19の形成位
置と、ドアウインドウプレート突き当て荷重受け部13
の第1の取付孔12の位置は、長手方向でずらしてある
(図3参照)。上記グロメット17とクリップ18を用
いた固定構造を採用したことで、ピラーアウター7側に
グロメット17を取り付けておくとともに、フィニッシ
ャー41にクリップ18を取り付けておき、フィニッシ
ャー41をピラーアウター7の所定位置にセットし、適
当に押圧するなどしてクリップ18先端をグロメット1
7に係合させることで、ピラーアウター7の正規な取付
位置にフィニッシャー41を実質的に固定することがで
きる。
【0014】図5〜12は本発明のフィニッシャーの他
の実施形態を示す図であり、本実施形態は、図5
(a),(b)に示したようなハードトップ車にフィニ
ッシャーを適用した例を示す。図5(a),(b)は本
実施形態のフィニッシャーを自動車に取り付けた状態を
示す斜視図、図6は図5(a)中のSA−SA断面図、
図7は本発明のフィニッシャーの斜視図、図8は同じフ
ィニッシャーの裏面斜視図、図9は図7中のSC−SC
断面図、図10は同じくSB−SB断面図、図11は同
じフィニッシャーの要部斜視図、図12は図7中のSD
−SD断面図である。
【0015】図5(a),(b)において、符号1はハ
ードトップ型の自動車、2はルーフ、3は本実施形態の
フィニッシャーである。このフィニッシャー3は、自動
車1の車体側にあるルーフ2およびその前方のウインド
シールドプレート4に接して車体側に取り付けられてお
り、このフィニッシャー3は後述するようにウエザース
トリップ15を介してフロントドア側のドアウインドウ
プレート5とドア閉時に接するようになっている。この
フィニッシャー3の先端は、図6に示すように金属パネ
ルであるピラーアウター7に取り付けた固定用の突部8
に形成された笠部9に係止され、その部分は車体側のフ
ロントフェンダー6によって外観上覆われている。
【0016】本実施形態のフィニッシャー3は、図7お
よび図8に示すように、湾曲した板状をなす合成樹脂成
形体からなり、ウインドシールドプレート4とドアウイ
ンドウプレート5の間に設けられるとともにピラーアウ
ター7を車両完成状態で外観視で完全に隠すように構成
されている。このフィニッシャー3を構成する合成樹脂
は、実用上十分な機械強度が得られればよく、特に限定
されないが、耐衝撃性、機械強度、耐候性などに優れた
合成樹脂、例えばポリカーボネート系樹脂、ABS樹
脂、ポリウレタン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリ
エチレンテレフタレート系樹脂、ポリブチレンテレフタ
レート系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリアミド系樹
脂、フッ素樹脂、ポリフェニレンエーテル系樹脂などの
合成樹脂、あるいはこれらの合成樹脂にガラス繊維や炭
素繊維などで補強した複合材料などが好適である。この
フィニッシャー3の意匠面34は、着色した樹脂の地肌
としてもよいし、適宜な色調に塗装することもできる。
なお、本実施形態のフィニッシャー3は本発明の単なる
例示に過ぎず、その全体形状、各構成要素の形状、個
数、大きさ、各構成要素相互の接合構造等は、適用する
自動車の型等に応じて適宜変更可能である。
【0017】本実施形態のフィニッシャー3は、図7お
よび図8に示すように、湾曲した板状をなす本体の取付
面側から、その長手方向に沿って延在する板状のドアウ
インドウプレート突き当て荷重受け部13を有してい
る。このドアウインドウプレート突き当て荷重受け部1
3には、リテーナー20を取り付けるための複数の第1
の取付孔12が長手方向に沿って所定間隔をおいて穿設
されている。さらにこのドアウインドウプレート突き当
て荷重受け部13には、リテーナー20側に設けられた
位置決め孔22に挿入して、リテーナー20を取り付け
る際に予めドアウインドウプレート突き当て荷重受け部
13の所定位置にリテーナー20を位置させる位置決め
突起11が設けられている。
【0018】このフィニッシャー3の先端には、図6に
示すようにピラーアウター7の所定位置に固定された突
部8に挿入され笠部9に係止される係止部3Aが形成さ
れている。またフィニッシャー3本体の裏面には、図8
に示すように、フィニッシャー3を自動車1車体側のピ
ラーアウター7に取り付け固定するための複数のクリッ
プ取付部19が長手方向に沿って並設されている。ピラ
ーアウター7側には、このクリップ取付部19に対応す
る位置にグロメット17を固定してあり、前記クリップ
取付部19に取り付け固定したクリップ18をグロメッ
ト17と係合させることによって、フィニッシャー3を
ピラーアウター7に取り付けできるようになっている。
【0019】フィニッシャー3のドアウインドウプレー
ト突き当て荷重受け部13には、金属または合成樹脂で
形成されたリテーナー20が固定される。このリテーナ
ー20は、ドアウインドウプレート突き当て荷重受け部
13に面接触する板状部分とその板状部分の一方が屈曲
されて形成されたウエザーストリップ保持部31とを有
している。リテーナー20の板状部分には、フィニッシ
ャー3のドアウインドウプレート突き当て荷重受け部1
3に形成された第1の取付孔12に対応する第2の取付
孔21が穿設されるとともに、ドアウインドウプレート
突き当て荷重受け部13に突出形成された位置決め突起
11が挿入される位置決め孔22が穿設されている。リ
テーナー20のウエザーストリップ保持部31は、本例
示では長手方向に沿って屈曲させた一部を膨出させ、こ
の膨出部分をウエザーストリップ15に設けられた凹部
内に強制嵌合することによってウエザーストリップ15
を一定の位置と方向で保持している。このリテーナー2
0によるウエザーストリップ15の保持構造は本例示に
限定されることなく、ウエザーストリップ15を一定の
位置と方向で保持できれば、他の保持手段、例えばリテ
ーナー20側に挟持部分を設けてウエザーストリップ1
5の一部をここに挟持する保持手段などを採用してよ
い。
【0020】フィニッシャー3のドアウインドウプレー
ト突き当て荷重受け部13形成位置から下方(ドアウイ
ンドウプレート5側)の縁までの部分は、ドアウインド
ウプレート車外変位荷重受け部25になっている。この
フィニッシャー3は、前記ドアウインドウプレート突き
当て荷重受け部13と、ドアウインドウプレート車外変
位荷重受け部25とを設け、ドアウインドウプレート突
き当て荷重受け部13に固定したリテーナー20にウエ
ザーストリップ15を固定し、且つドアウインドウプレ
ート突き当て荷重受け部13とドアウインドウプレート
車外変位荷重受け部25とによってウエザーストリップ
15を保持することができるので、ウエザーストリップ
15の位置を確実に保持でき、車体側に取り付けられる
樹脂製フィニッシャーでありながら、ドアウインドウプ
レート5を閉位置においてしっかりと確実に保持できる
ハードトップ車用の合成樹脂製フィニッシャー3を提供
できる。
【0021】図9、図10および図12は上記フィニッ
シャー3とリテーナー20を自動車に取り付けた状態を
示すものである。これらの図に示すように、このフィニ
ッシャー3は、意匠面34裏面に形成された複数のクリ
ップ取付部19にそれぞれクリップ18を取り付け、ピ
ラーアウター7側の該クリップ取付部19に対応した位
置に取り付けられたグロメット17に該クリップ18先
端部を嵌合することによって、さらにドアウインドウプ
レート突き当て荷重受け部13をリテーナー20ととも
にピラーアウター7にネジ締結されることによって、ピ
ラーアウター7に固定されている。このフィニッシャー
3において、クリップ保持部19の形成位置と、ドアウ
インドウプレート突き当て荷重受け部13の第1の取付
孔12の位置は、長手方向でずらしてある(図8参
照)。
【0022】上記グロメット17とクリップ18を用い
た固定構造を採用したことで、ピラーアウター7側にグ
ロメット17を取り付けておくとともに、フィニッシャ
ー3にクリップ18を取り付けておき、フィニッシャー
3をピラーアウター7の所定位置にセットし、適当に押
圧するなどしてクリップ18先端をグロメット17に係
合させることで、ピラーアウター7の正規な取付位置に
フィニッシャー3を実質的に固定することができる。ま
たフィニッシャー3横断面中央部にユーザーが、手をつ
いて体重をよりかけても、ぐらつくことがなく、重心移
動時の意外性による怪我を未然に防止できる。なお、本
例示においては、フィニッシャー3の意匠面34裏面に
設けたクリップ取付部19にクリップ18の基部に設け
たフランジをスライドさせて挿入固定できる構成とした
が、このクリップ取付部19に対するクリップ18の取
付構造およびクリップ18先端とグロメット17との係
合構造は、本例示に限定されることなく、部材同士を簡
単に接合するための従来周知の強制嵌合構造等を用いて
もよい。
【0023】図9および図10に示すように、フィニッ
シャー3をピラーアウター7に固定した状態にあって
は、フィニッシャー3上端縁(ルーフ側の縁)はエンド
ラバー16を介してルーフ2と密接している。このルー
フ2の端部はフィニッシャー3の内側でピラーアウター
7に接続されている。この固定状態において、フィニッ
シャー3とピラーアウター7との隙間には、要所に軟質
発泡樹脂などからなるシール材23,24が設けられ、
上記エンドラバーとシール材23,24はフィニッシャ
ー3とピラーアウター7との間の雨水や走行時の風の侵
入を防止している。
【0024】ピラーアウター7はドアウインドウプレー
ト5に近接する手前でフィニッシャー3と離間する方向
に屈曲され、その部分にフィニッシャー3のドアウイン
ドウプレート突き当て荷重受け部13とリテーナー20
の板状部分とがネジで締結固定されている。このピラー
アウター7のドアウインドウプレート突き当て荷重受け
部13とリテーナー20固定部分には、ドアウインドウ
プレート突き当て荷重受け部13に穿設された第1の取
付孔12とリテーナー20板状部分に穿設された第2の
取付孔21とに対応する位置に複数のネジ穴が形成され
ている。本例示においてこれらのネジ穴はエンボス26
によって厚肉化し、その内周面にネジ穴が形成されてい
る。雄ネジ部27はエンボス26に螺着嵌合されてい
る。このエンボス26は有効ネジ山数を確保する目的で
形成したもので、最低でも2山のネジが形成されるよう
に設けられる。また本例示においてドアウインドウプレ
ート突き当て荷重受け部13は、リテーナー20とピラ
ーアウター7とに挟持された状態で締結されている。こ
の部分の締結構造は、本例示に限定されることなく、リ
ベット止め、合成樹脂を溶融したものによるろう付け、
溶着などの他の固定手段を用いてもよい。
【0025】フィニッシャー3のドアウインドウプレー
ト突き当て荷重受け部13は、図11に示すように、フ
ィニッシャー3本体側の薄肉部13bよりも先端側が肉
厚の厚肉部13aになっている。さらに、この薄肉部1
3bには、ドアウインドウプレート突き当て荷重受け部
13の曲げ応力が集中するのを防ぐために、長手方向に
沿って複数のリブ29が形成されている。これらのリブ
29のドアウインドウプレート5と近接する側は、ドア
ウインドウプレート車外変位荷重受け部25側に向けて
漸次肉厚が増加した円弧状部分30になっている。この
ように、ドアウインドウプレート突き当て荷重受け部1
3のフィニッシャー3側を、先端側の厚肉部13aより
も薄肉化して薄肉部13bとし、さらに該薄肉部13b
にリブ29を設けてドアウインドウプレート突き当て荷
重受け部13を補強したので、フィニッシャー3の成形
時にその意匠面にひけを生じる不具合を防止でき、しか
も軽量のまま十分な剛性を持たせることができる。
【0026】上記リテーナー20に取り付けられるウエ
ザーストリップ15は、ゴム等の軟質樹脂で形成され、
リテーナー20のウエザーストリップ保持部31に強制
嵌合される凹部とドアウインドウプレート5を摺動可能
に保持する部分とを少なくとも有している。このウエザ
ーストリップ15の形状は本例示に限定されることな
く、適用される自動車の型等に応じて適宜変更可能であ
る。ウエザーストリップ保持部31に取り付けた状態に
おいて、該ウエザーストリップ15は、フィニッシャー
3のドアウインドウプレート突き当て荷重受け部13に
当接するとともに、その端部がドアウインドウプレート
車外変位荷重受け部25に接し、倒れ込むことなくドア
ウインドウプレート5を昇降可能に保持している。
【0027】フィニッシャー3の前方側(ウインドシー
ルドプレート側)は、図12に示すように、その屈曲し
た前縁部にゴム等の軟質の樹脂からなるせき28が嵌着
され、このせき28を介してウインドシールドプレート
4端部の外面と接している。ウインドシールドプレート
4の該端部は、ピラーアウター7上に接着剤33を介し
て接着固定されている。なお接着剤33には、固化前に
該接着剤33の流出を防ぐためのダムラバー32が隣接
配置されている。このように、ウインドシールドプレー
ト4に対してフィニッシャー3を接着固定しない構造と
することで、ウインドシールドプレート4破損時の補修
が容易となる。
【0028】このフィニッシャー3をピラーアウター7
に取り付けた状態で、フィニッシャー3の下縁が第1の
造形線位置10とされ、フィニッシャー3の上端側に嵌
着されたエンドラバー上端が第2の造形線位置14とさ
れる。この第1の造形性位置10と第2の造形線位置1
4にわたってフィニッシャー3を設けたことで、ピラー
アウター7全体が隠され、ルーフ2とピラーアウター7
とを連結するための溶接痕が隠されてユーザーには見え
なくなる。従ってこの溶接痕Wを消すためのサンダー仕
上げ工程が不要となる。
【0029】このフィニッシャー3の取り付け操作の概
要を記す。フィニッシャー3は、取り付け作業の前に、
上縁にエンドラバー16およびせき28を嵌着もしくは
固着し、さらに意匠面34裏面側の各クリップ取付部1
9にそれぞれクリップ18を取り付けておく。一方、ピ
ラーアウター7側には、ウインドシールドプレート4を
接着固定し、所定位置に穿設した複数の穴にそれぞれグ
ロメット17を取り付け、さらにピラーアウター7とフ
ィニッシャー3のいずれかの側にシール材23,24を
貼着しておく。次いでフィニッシャー3を持ち上げて、
その先端の係止部3Aをピラーアウター7に固定された
突部8と笠部9の間に嵌入して係止し、その後フィニッ
シャー3をピラーアウター7の所定位置に合わせてセッ
トし、フィニッシャー3を押圧し、クリップ18先端を
グロメット17に係合させる。フィニッシャー3の長手
方向に沿って存在する複数のクリップ18を、それぞれ
グロメット17に係合させることで、ピラーアウター7
を覆うようにフィニッシャー3を実質的に固定すること
ができる。
【0030】次いでフィニッシャー3のドアウインドウ
プレート突き当て荷重受け部13にリテーナー20を合
わせ、ドアウインドウプレート突き当て荷重受け部13
の位置決め突起11にリテーナー20の位置決め孔22
を挿入することで、リテーナー20を仮止めし、続いて
締結ネジの雄ネジ部27をリテーナー20の第2の取付
孔21に挿入し、それと一致しているドアウインドウプ
レート突き当て荷重受け部13の第1の取付孔12を通
し、ピラーアウター7のエンボス26に螺着し、締結す
る。ドアウインドウプレート突き当て荷重受け部13の
長手方向に沿って複数存在する取付孔にそれぞれネジを
螺着して締結固定することで、このドアウインドウプレ
ート突き当て荷重受け部13とリテーナー20がピラー
アウター7に対して強固に固定される。次いでリテーナ
ー20のウエザーストリップ保持部31にウエザースト
リップ15を強制嵌合する。ウエザーストリップ15を
ドアウインドウプレート突き当て荷重受け部13側に保
持するため、ドアウインドウプレート突き当て荷重受け
部13側に両面テープなどの粘着材を配置しておいても
よい。このように簡単な取り付け操作によってフィニッ
シャー3、リテーナ20およびウエザースットリップ1
5を所定位置に取り付けることができる。
【0031】本実施形態のフィニッシャー3は、合成樹
脂からなり、ウインドシールドプレート4とドアウイン
ドウプレート5の間に設けられるとともにピラーアウタ
ーパネル7を車両完成状態で外観上実質的に隠すように
設けられ、且つ意匠面34裏面から本体長手方向に沿っ
て突出形成されウエザーストリップ15と接するドアウ
インドウプレート突き当て荷重受け部13が設けられた
構成としたので、車体側に取り付けられる樹脂製フィニ
ッシャーでありながら、車両のフロントピラー部からル
ーフ部へかけての外観品質を向上させることができると
共に、ウエザーストリップ15を確実に保持でき、ドア
ウインドウプレート5を摺動保持できるハードトップ車
用の合成樹脂製フィニッシャー3を提供できる。
【0032】またピラー部をピラーアウターパネルで形
成した場合、該パネルに傷や錆が発生する可能性がある
が、本実施形態のフィニッシャー3は合成樹脂製とした
ことによって錆の発生はなく、金属パネルよりも傷が目
立ちにくくなる。さらにピラー部をピラーアウターパネ
ルで形成した場合、交換は不可能であり、該パネルに傷
や錆が発生した場合には、錆取り、パテ埋め、下塗り塗
装、中塗り塗装、上塗り塗装が必要であったが、本実施
形態のフィニッシャー3は溶接や溶着ではなくウエザー
ストリップ15を保持するリテーナ20とともにピラー
アウター7にネジで取り付けられる構造を有する構成と
したので、交換が可能となる。また、本実施形態のフィ
ニッシャー3は、ウインドシールドプレート4と接触状
態で取り付けられ、接着剤を用いて固定されていないの
で、ウインドシールドプレート4が割れた時の補修が容
易である。ウインドウモールディングで接着タイプのも
のは、ピアノ線または専用工具でウインドシールドプレ
ートとパネル間の固化した接着剤をガラス周に沿って除
去しなければならず、補修工賃の上昇を招いていた。従
って本実施形態のフィニッシャー3によれば、ウインド
シールドプレート4が割れた時の補修が容易であり、且
つ補修工賃を低減できる。さらに、本実施形態のフィニ
ッシャー3は、合成樹脂製としたことによって衝撃吸収
性を高めることができ、万一歩行者がピラー部に当たっ
た際に、金属のパネルが当たる場合よりもダメージを低
減できる。さらに合成樹脂としたことによって、低温状
態下または高温状態下に金属パネルを触れた時に感じる
低温および高温忌避感がない。また本実施形態のフィニ
ッシャー3は、適当な着色料の樹脂への混合および/ま
たは塗装によって自在に着色や色調の調整が可能であ
り、ユーザーには車体とは全く独立したフィニッシャー
とは感じさせず、車体の一部に思わせることができ、意
匠性を損なうことがない。さらに、ピラーアウター7を
実質的に外観上、隠蔽可能なため、ルーフ2とボディサ
イドアウターを連結するための製造時の溶接痕が隠れて
ユーザーには見えなくなる。従って溶接痕のサンダー仕
上げ工程が不要となる。
【0033】また、ドアウインドウプレート突き当て荷
重受け部13が意匠面34裏面側の薄肉部13bと先端
側の厚肉部13aとを有し、且つ該薄肉部13bにリブ
29を設けた構成としたので、フィニッシャー3の成形
時、意匠面34にひけを生じることなく美麗な外観とな
るとともに、軽量のまま十分な剛性を持たせることがで
きる。さらに、ドアウインドウプレート突き当て荷重受
け部13を、ウエザーストリップ15を保持するリテー
ナー20とともにピラーアウター7にネジで取り付けら
れる構造としたことによって、ウエザーストリップ15
の保持強度を上げてその落下を確実に防止でき、またフ
ィニッシャー3およびリテーナー20破損時等に交換で
きるようになる。また、意匠面34裏面を、クリップと
グロメットでピラーアウターに固定される構造を有する
構成としたことによって、簡単な取付操作によってピラ
ーアウター7の正規な取付位置にフィニッシャー3を実
質的に固定することができる。またフィニッシャー横断
面中央部にユーザーが、手をつくなどして、ある程度の
荷重がかかったとしても、ぐらつくことがなく、重心移
動時の意外性による怪我等の発生を未然に防止できる。
【0034】さらに、意匠面34裏面にクリップ取付部
19を形成する場合に、該クリップ取付部19の脚部の
フィニッシャー3側を薄肉にすることによって、フィニ
ッシャー3の成形時、意匠面34側にひけを生じること
がなくなり、意匠面34の美観を悪化させることなくク
リップ取付部19を形成できる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば以
下の効果を得ることができる。本発明の請求項1に係る
発明によれば、フィニッシャーは、合成樹脂からなり、
少なくともウインドシールドプレートの側縁部とドアウ
インドウプレートとの間隙に沿って延びる車体ピラーに
取り付けられ、車体ピラーを外表面側から実質的に隠蔽
する意匠面と、前記意匠面の裏面から立ち上がると共
に、ピラーフィニッシャーの長手方向に沿って延在し、
ウエザーストリップを介してドアウインドウプレート突
き当て荷重受け部とを有する構成としたことによって、
車体側に取り付けられる樹脂製フィニッシャーでありな
がら、ウエザーストリップを確実に保持でき、ドアウイ
ンドウプレートを摺動保持できるコンバーチブルトップ
車またはハードトップ車用の合成樹脂製フィニッシャー
を提供できる。
【0036】本発明の請求項2に係る発明によれば、ピ
ラーフィニッシャーが、ウインドシールドプレート側縁
部の上端部近傍からルーフパネルに沿って車体後方部ま
で延長され、前記意匠面がルーフパネルとピラーパネル
との接合部を実質的に隠蔽する構成としたことによっ
て、車体側に取り付けられる樹脂製フィニッシャーであ
りながら、ウエザーストリップを確実に保持でき、ドア
ウインドウプレートを摺動保持できるハードトップ車用
の合成樹脂製フィニッシャーを提供できる。
【0037】請求項3に係る発明によれば、フィニッシ
ャーのドアウインドウプレート突き当て荷重受け部が、
意匠面裏面側の薄肉部と先端側の厚肉部とを有し、且つ
該薄肉部にリブを設けた構成としたことによって、フィ
ニッシャーの形成時、意匠面にひけを生じることなく美
麗な外観となるとともに、軽量のまま十分な剛性を持た
せることができる。
【0038】請求項4に係る発明によれば、フィニッシ
ャーのドアウインドウプレート突き当て荷重受け部が、
ウエザーストリップを保持するリテーナーとともにピラ
ーアウターにネジで取り付けられる構成としたことによ
って、ウエザーストリップの保持強度を上げてその落下
を確実に防止でき、また該フィニッシャーおよびリテー
ナー破損時等に交換できるようになる。
【0039】請求項5に係る発明によれば、フィニッシ
ャー意匠面裏面は、クリップとグロメットでピラーアウ
ターに固定された構成としたので、簡単な取付操作によ
ってピラーアウターの正規な取付位置にフィニッシャー
を実質的に固定することができる。またフィニッシャー
横断面中央部にユーザーが、金属のパネルであると錯覚
していたまま手をついて体重をよりかけても、ぐらつく
ことがなく、重心移動時の意外性による怪我等の発生を
未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態のフィニッシャーを適用
した自動車を示す斜視図である。
【図2】 本発明のフィニッシャーの他の実施形態を示
す斜視図である。
【図3】 同じフィニッシャーの裏面斜視図である。
【図4】 図2中のSE−SE断面図である。
【図5】 本発明の他の実施形態のフィニッシャーを適
用した自動車を示す斜視図である。
【図6】 図5中のSA−SA断面図である。
【図7】 本発明のフィニッシャーの他の実施形態を示
す斜視図である。
【図8】 同じフィニッシャーの裏面斜視図である。
【図9】 図7中のSC−SC断面図である。
【図10】 図7中のSB−SB断面図である。
【図11】 同じフィニッシャーの要部斜視図である。
【図12】 図7中のSD−SD断面図である。
【符号の説明】
1 自動車 2 ルーフ 3 フィニッシャー(自動車用ピラーフィニッシャ
ー) 4 ウインドシールドプレート 5 ドアウインドウプレート 6 フロントフェンダー 7 ピラーアウター(ピラーアウターパネル) 8 突部 9 笠部 10 第1の造形線位置 11 位置決め突起 12 第1の取付孔 13 ドアウインドウプレート突き当て荷重受け部 13a 厚肉部 13b 薄肉部 14 第2の造形線位置 15 ウエザーストリップ 16 エンドラバー 17 グロメット 18 クリップ 19 クリップ取付部 20 リテーナー 21 第2の取付孔 22 位置決め孔 23,24 シール材 25 ドアウインドウプレート車外変位加重受け部 26 エンボス 27 雄ネジ部 28 せき 29 リブ 30 円弧状部分 31 ウエザーストリップ保持部 32 ダムラバー 33 接着剤 34 意匠面 40 自動車 41 フィニッシャー(自動車用ピラーフィニッシャ
ー)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D023 AA01 AA04 AB03 AC06 AD02 AD14 AD26 3D201 AA11 AA26 AA36 BA01 CA07 CB02 DA05 DA18 DA23 DA31 DA73 EA05A

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともウインドシールドプレートの
    側縁部とドアウインドウプレートとの間隙に沿って延び
    る車体ピラーに取り付けられ、合成樹脂からなる車両用
    ピラーフィニッシャーであって、 前記車体ピラーを外表面側から実質的に隠蔽する意匠面
    と、 前記意匠面の裏面から立ち上がると共に、ピラーフィニ
    ッシャーの長手方向に沿って延在し、ウエザーストリッ
    プを介してドアウインドウプレート突き当て荷重受け部
    とを有することを特徴とする自動車用ピラーフィニッシ
    ャー。
  2. 【請求項2】 ピラーフィニッシャーが、ウインドシー
    ルドプレート側縁部の上端部近傍からルーフパネルに沿
    って車体後方部まで延長され、前記意匠面がルーフパネ
    ルとピラーパネルとの接合部を実質的に隠蔽するように
    されていることを特徴とする請求項1記載の自動車用ピ
    ラーフィニッシャー。
  3. 【請求項3】 前記ドアウインドウプレート突き当て荷
    重受け部が、意匠面裏面側の薄肉部と先端側の厚肉部と
    を有し、且つ該薄肉部にリブを設けたことを特徴とする
    請求項1または2記載の自動車用ピラーフィニッシャ
    ー。
  4. 【請求項4】 前記ドアウインドウプレート突き当て荷
    重受け部が、ウエザーストリップを保持するリテーナー
    とともにピラーアウターにネジで取り付けられる構造を
    有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載
    の自動車用ピラーフィニッシャー。
  5. 【請求項5】 フィニッシャー意匠面裏面は、クリップ
    とグロメットでピラーアウターに固定される構造を有す
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の自
    動車用ピラーフィニッシャー。
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