JP2003320621A - 水性ゲルシート用セパレートフィルム - Google Patents

水性ゲルシート用セパレートフィルム

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JP2003320621A JP2002131320A JP2002131320A JP2003320621A JP 2003320621 A JP2003320621 A JP 2003320621A JP 2002131320 A JP2002131320 A JP 2002131320A JP 2002131320 A JP2002131320 A JP 2002131320A JP 2003320621 A JP2003320621 A JP 2003320621A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 医薬品、ゲルシートでのセパレートフィルム
の擦り下がりや、浮きおよび剥離が少ない水性ゲルシー
ト用製パレートフィルムを提供する。 【解決手段】 ポリエステルフィルムの少なくとも片面
に、微粒子を含有する硬化型シリコーンの硬化物からな
る離形層を設けた水性ゲルシート用セパレートフィルム
であって、該微粒子は、SiO2単位を有するシリカ
構造、SiO2単位と(CH33SiO 1/2単位
を有するレジン構造、またはSiO2単位とCH2=C
H(CH32SiO 1/2単位を有するレジン構造の
シリコーンからなる微粒子である、水性ゲルシート用セ
パレートフィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水性ゲルシート用セ
パレートフィルムに関する。更に詳しくは、水性ゲルを
用いた経皮吸収医薬品、医薬部外品および化粧品等の製
造、輸送および使用において、水性ゲルの保護に用いら
れ、きれいに剥離することのできる水性ゲルシート用セ
パレートフィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、吸水性樹脂に、ローション、乳
液、軟膏、クリーム等の薬剤を含有させた水性ゲルを不
敷布等の支持体のうえに積層した水性ゲルシートが開発
され、経皮吸収医薬品、医薬部外品、化粧品として、医
薬品メーカーや化粧品メーカーから盛んに販売されてい
る。
【0003】水性ゲルシートは、一般的に水分を多量に
含む含水ゲルである水性ゲルの層が支持体のうえに積層
された構造をしている。水性ゲルには、安全性が広く確
認されているポリアクリル酸などのカルボキシル基含有
ポリマーが用いられており、これらカルボキシル基含有
ポリマーを多価金属塩(例えば水酸化アルミニウム等)
で架橋し、非水溶化した吸水性樹脂が使用されている。
支持体には、ポリエステルフィルム、ポリエチレンフィ
ルム、ポリプロピレンフィルムまたは不織布が通常使用
されている。
【0004】このようなゲルシートは、例えば次のよう
にして作成される。すなわち、カルボキシル基含有ポリ
マーを、例えば水やアルコール水溶液といった親水性溶
媒に溶解するか懸濁させて液状体とする。この液状体
を、水性ゲルシート用セパレートフィルム上に膜状にキ
ャスティングしてシート化する。その後、多価金属塩を
シート化された液状体に吹き付けるなどして、液状体を
ゲル化して水性ゲルの層を得る。これに替えて、上記ポ
リマーの液状体に多価金属塩を溶解させて塗工機を用い
てセパレートフィルムに塗工して水性ゲルの層を得ても
よい。
【0005】こうして得られた水性ゲルの層のうえに支
持体を積層して、ロール状に巻き取る。この後、場合に
よっては架橋を完全なものにするため、50℃前後に加
温して数時間から数日間程度熟成させて水性ゲルシート
を得る。得られた水性ゲルシートは、必要な寸法や形に
断裁されゲルシート製品となる。製造工程で使用された
セパレートフィルムはそのままの状態、すなわち水性ゲ
ルの表面に積層されたままの状態で、ゲルシート製品は
梱包および輸送される。なお、セパレートフィルムは使
用時に剥離除去される。
【0006】最近、吸水性樹脂の改良改質が進み、樹脂
中にローション、乳液、軟膏、クリーム等の薬剤を含有
させた水性ゲルを、フィルムや不織布等の支持体のうえ
にシート状に積層したゲルシート製品が、経皮吸収医薬
品、医薬部外品、化粧品等として医薬品や化粧品メーカ
ーより数多く開発、販売されるようになっている。
【0007】また、薬事法の規制緩和により、従来薬
局、薬店など販売が限られていた医薬部外品の一部がコ
ンビニエンスストアや駅の売店などでも販売が可能にな
ったことにより、ゲルシート形態の化粧品ばかりでなく
効能を明示できる医薬部外品もゲルシートの態様で販売
することができるようになり、新製品も販売量も著しく
増えてきた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】これらの水性ゲルシー
ト形態の化粧品、医薬部外品等の製品は、販売店で売ら
れる際に、消費者の目に付き易くするために、また手に
取り易いように、通常、立てた状態で陳列されたり、吊
り下げた状態で陳列される。
【0009】しかし、水分を多く含んだゲルシート製品
は粘着剤を媒体とした経皮吸収薬に比べ、重量があり、
粘着力も弱いため時間が経つにつれ自重で擦り下がる現
象が起きる。ひどい場合はゲルシート製品の運搬中にも
擦り下がり、ゲルが浮いたり、最終的にはセパレートフ
ィルムから剥離して、ゲルの表面同士が貼り付いてしま
うことがある。このゲルシートの擦り下がり現象を防ぐ
ために、梱包時にパッケージ内の空気を抜いて包装紙で
挟むような工夫をしたりするが、梱包の従来設備が使用
できないばかりか、一度開封してしまうと効果がなくな
り、擦り下がりを完全に防止することも困難である。
【0010】本発明は、かかる問題点を解決することを
目的する。本発明の目的は、医薬品、医薬部外品や化粧
品等の水性ゲルシート製品に最適なセパレートフィルム
を提供することにあり、ゲルシートでのセパレートフィ
ルムの擦り下がりや、浮きおよび剥離が少ない水性ゲル
シート用セパレートフィルムを提供することを課題とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、ポリ
エステルフィルムの少なくとも片面に、硬化型シリコー
ンの硬化物からなる離形層を設けた水性ゲルシート用セ
パレートフィルムであって、該離型層は下記式(I)で
定義される最大表面張力(γLmax)が24〜36m
N/mの範囲にある、水性ゲルシート用セパレートフィ
ルムである。
【0012】
【数2】 γLmax=1/b+γc/2 (I) ただし、式(I)で、bはzismanプロットより求
まる定数、γcは臨界表面張力を表す。
【0013】以下、本発明を詳細に説明する。
【0014】[ポリエステルフィルム] [ポリエステル]本発明において、セパレートフィルム
の基材フイルムとしてポリエステルフイルムを用いる。
ポリエステルフィルムを構成するポリエステルは、芳香
族ジカルボン酸を主たる酸成分とし、脂肪族グリコール
を主たるグリコール成分とするポリエステルである。こ
のポリエステルは実質的に線状のポリエステルで、フイ
ルム状に形成可能なものであるが、溶融成形によりフイ
ルム状に形成可能なポリエステルであることが好まし
い。
【0015】ポリエステルを構成する芳香族ジカルボン
酸成分としては、例えばテレフタル酸、2,6−ナフタ
レンジカルボン酸、イソフタル酸、ジフェノキシエタン
ジカルボン酸、ジフェニルジカルボン酸、ジフェニルエ
ーテルジカルボン酸、ジフェニルスルホンジカルボン
酸、ジフェニルケトンジカルボン酸、アンスラセンジカ
ルボン酸を挙げることができる。
【0016】また、ポリエステルを構成する脂肪族グリ
コール成分としては、例えばエチレングリコール、ジエ
チレングリコール、トリメチレングリコール、テトラメ
チレングリコール、ペンタメチレングリコール、ヘキサ
メチレングリコール、デカメチレングリコールの如き炭
素数2〜10のポリメチレングリコール;1,4−シク
ロヘキサンジメタノールの如き脂環族ジオールを挙げる
ことができる。
【0017】ポリエステルとしては、アルキレンテレフ
タレートおよび/またはアルキレン−2,6−ナフタレ
ートを主たる構成成分とするものが好ましい。これらの
ポリエステルの中で、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リエチレン−2,6−ナフタレートが好ましい。ポリエ
チレンテレフタレートは、全ジカルボン酸成分の80モ
ル%以上がテレフタルであり、全グリコール成分の80
モル%以上がエチレングリコールである共重合体も好ま
しい態様として包含する。ポリエチレン−2,6−ナフ
タレートは、全ジカルボン酸成分の80モル%以上が
2、6−ナフタレンジカルボキシレートであり、全グリ
コール成分の80モル%以上がエチレングリコールであ
る共重合体も好ましい態様として包含する。
【0018】ポリエステルが共重合体である場合、全ジ
カルボン酸成分の20モル%以下はテレフタル酸および
/または2,6−ナフタレンジカルボン酸以外の上記芳
香族ジカルボン酸であることができる。また、例えばア
ジピン酸、セバチン酸の如き脂肪族ジカルボン酸;シク
ロヘキサン−1,4−ジカルボン酸の如き脂環族ジカル
ボン酸を共重合成分として用いることができる。
【0019】ポリエステルが共重合体である場合、全グ
リコール成分の20モル%以下はエチレングリコール以
外の上記グリコールであることができる。また、例えば
ハイドロキノン、レゾルシン、2,2−ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)プロパンの如き芳香族ジオール;1,
4−ジヒドロキシジメチルベンゼンの如き芳香環を有す
る脂肪族ジオール;ポリエチレングリコール、ポリプロ
ピレングリコール、ポリテトラメチレングリコールの如
きポリアルキレングリコール(ポリオキシアルキレング
リコール)を共重合成分として用いることができる。
【0020】ポリエステルには、例えばヒドロキシ安息
香酸の如き芳香族オキシ酸;ω−ヒドロキシカプロン酸
の如き脂肪族オキシ酸といったオキシカルボン酸に由来
する成分を、ジカルボン酸成分およびオキシカルボン酸
成分の総量に対し20モル%以下の範囲で共重合しても
よい。
【0021】ポリエステルには、実質的に線状である範
囲の量、例えば全酸成分に対し2モル%以下の量で、3
官能以上のポリカルボン酸またはポリヒドロキシ化合
物、例えばトリメリット酸、ペンタエリスリトール、を
共重合してもよい。
【0022】ポリエステルとしては、o−クロロフェノ
ール中の溶液として35℃で測定して求めた固有粘度が
0.4〜0.9dl/gのものが好ましく、0.5〜
0.7dl/gのものがさらに好ましく、0.55〜
0.65dl/gのものが特に好ましい。
【0023】[フイルムの中心線平均粗さ]本発明におい
て、ベースのポリエステルフィルムの中心線平均粗さ
(Ra)は100nm〜500nmであることが好まし
い。中心線平均粗さが100nm未満であるとゲルシー
ト成型時に混入したエアが抜け難くなり、中心線平均粗
さ(Ra)が500nmを超えるとフィルム表面を離形
層で被うために必要とする離形層の厚みを厚くしなけれ
ばならず好ましくない。
【0024】[フィルム中のフィラーおよび顔料]ポリエ
ステルフィルムの中心線平均粗さの範囲を上記の範囲と
するためには、例えばポリエステルフィルムの原料のポ
リエステル中にフィラーや顔料を含有させるとよい。ポ
リエステルフィルムの表面にフィラーや顔料を含有させ
た樹脂塗料を塗布してもよい。さらに、サンドブラスト
法、エンボス法、エッチング法を適応してもよい。コス
トや品質を考慮すると、原料のポリエステル中にあらか
じめフィラーや顔料を含有させる方法(練り込み法)を
とることが好ましい。
【0025】ポリエステル中に含有させるフィラーや顔
料としては、例えば酸化チタン、酸化ケイ素、硫酸バリ
ウム、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、炭酸カル
シウム、カオリン、タルクのような無機フィラー;例え
ばポリスチレン樹脂、アクリル樹脂、尿素樹脂、メラミ
ン樹脂のような有機フィラー;例えばポリエチレン、ポ
リプロピレン、エチレン−プロピレンターポリマー、オ
レフィン系アイオノマーのような樹脂フィラーを挙げる
ことができる。これらは単独で用いてもよく、2種以上
を用いてもよい。必要に応じて、酸化防止剤、紫外線吸
収剤、蛍光増白剤などを配合してもよい。
【0026】本発明の水性ゲルシート用セパレートフィ
ルムは、意匠性を良好にすることや離形層の反対面に印
刷などをすることを考慮すると、ポリエステルフィルム
として白色のものを用いることが好ましい。ポリエステ
ルフィルムを白色にするためには、ポリエステル中に白
色顔料を練り込む方法や、離形層を設ける面あるいは反
対面に白色の印刷をする方法をとることができ、ポリエ
ステル中に白色顔料を練り込む方法をとることが好まし
い。
【0027】ポリエステル中に含有させるフィラーや顔
料としては、前述のものが適宜使用できるが、少量添加
で白色とするには、酸化チタン、硫酸バリウム、酸化ア
ルミニウムが好ましく、特に酸化チタンが好ましい。
【0028】ポリエステル中に含有させるフィラーや顔
料は、平均粒径0.1〜6.0μmの範囲が好ましく、
ポリエステルの重量あたり2〜20重量%の範囲で含有
されることが好ましい。
【0029】[フィルムの製造方法]本発明ではポリエ
ステルフイルムとして二軸配向ポリエステルフイルムを
用いることが好ましい。ポリエステルフィルムの厚さは
好ましくは50〜250μm、さらに好ましくは65〜
188μmである。二軸配向ポリエステルフィルムは従
来から知られている製造方法で製造することができる。
【0030】例えば、融点(Tm:℃)〜(Tm+7
0)℃の温度でポリエステルを溶融押出して未延伸フイ
ルムを得、この未延伸フイルムを一軸方向(縦方向又は
横方向)に(Tg−10)〜(Tg+70)℃の温度
(但し、Tg:ポリエステルのガラス転移温度)で2.
5倍以上、好ましくは3倍以上の倍率で延伸し、次いで
上記延伸方向と直角方向にTg〜(Tg+70)℃の温
度で2.5倍以上、好ましくは3倍以上の倍率で延伸す
るのが好ましい。さらに必要に応じて縦方向および/又
は横方向に再度延伸してもよい。このようにして全延伸
倍率は、面積延伸倍率として9倍以上が好ましく、12
〜35倍がさらに好ましく、15〜30倍が特に好まし
い。さらにまた、二軸配向フイルムは、(Tg+70)
℃〜(Tm−10)℃の温度で熱固定することができ、
例えば180〜250℃で熱固定するのが好ましい。熱
固定時間は1〜60秒が好ましい。
【0031】[離形層]本発明の水性ゲルシート用セパ
レートフィルムは、ポリエステルフィルムの少なくとも
片面に、硬化型シリコーンの硬化物からなる離形層を設
けた水性ゲルシート用セパレートフィルムであって、該
離型層は下記式(I)で定義される最大表面張力(γL
max)が24〜36mN/mの範囲にあることが必要
である。最大表面張力が24mN/m未満であると水性
ゲルシートがズレやすく、36mN/mを超えると水性
ゲルシートと剥がすとき、剥離しずらく水性ゲルシート
が伸びてしまったりゲルの一部がセパレートフィルム側
に移行してしまう。
【0032】
【数3】 γLmax=1/b+γc/2 (I) 但し、式(I)で、bはzismanプロットより求ま
る定数、γcは臨界表面張力を表す。
【0033】このような最大表面張力の離型層は、次に
説明する微粒子を含有する硬化型シリコーンを用ること
により、ベースのフィルム上に設けることができる。
【0034】硬化型シリコーンは、ポリジメチルシロキ
サン、好ましくは付加反応型および/または縮合反応型
のポリジメチルシロキサン、特に好ましくは付加反応型
の剥離紙用ポリジメチルシロキサンから構成される。
【0035】付加反応型のポリジメチルシロキサンとし
ては、両末端と側鎖にビニル基をもつポリジメチルシロ
キサンを、3つ以上のハイドロジェンシロキサン(Si
H)基をもつポリジメチルシロキサンで、白金触媒下で
架橋反応させたものを用いることができる。
【0036】付加反応型および/または縮合反応型のポ
リジメチルシロキサンに配合する微粒子は、下記のいず
れかの微粒子であることが好ましい。 SiO2単位のシリカ構造の微粒子 ポリジメチルシロキサンポリマー中にシリカフィラーを
配合することにより離型層中の−Si−OH基の濃度が
高くなるよう調整して表面張力を増加させたもの。な
お、このシリカフィラーは平均粒径が1μm以下のもの
が好ましい。平均粒径が1μmを超えるとフイルムの曇
り度(ヘイズ)が大きくなり、透明性を要求される用途
に用いる際に支障となることがあったり、加工工程でフ
イルムを走行させる際に離型層の削れが発生することが
あるため好ましくない。また、シリカフィラーの配合割
合は固形分濃度で0.1〜2重量%であることが好まし
い。配合割合が0.1重量%よりも少ないと所望の濡れ
性が得られないことがあり、2重量%を超えるとシリカ
フィラーが離型層から削れて脱落することがあるため好
ましくない。 (CH33SiO 1/2単位を有するシリコーンレ
ジン構造の微粒子 および CH2=CH(CH32SiO 1/2単位を有する
シリコーンレジン構造の微粒子 ポリジメチルシロキサンポリマー中に下記のD単位、T
単位及び/又はQ単位の構造を有するシリコーンレジン
を配合して離型層中のメチル基の濃度を調整し表面張力
を増加させたもの。なお、このシリコーンレジンの配合
割合は固形分濃度で5〜40重量%であることが好まし
い。配合割合が5重量%よりも少ないと離型層の濡れ性
が不良となることがあり、40重量%を超えると離型層
が硬くなりすぎて耐削れ性が不良となることがあるため
好ましくない。
【0037】
【化1】
【0038】但し、D単位およびT単位においてRはメ
チル基等のアルキル基またはフェニル基等の芳香族炭化
水素基を表わす。
【0039】[離型層の塗設]いずれの場合も、離型層
は、これら硬化型シリコーンの未硬化の塗液を、ポリエ
ステルフィルムに塗布し、その後硬化させることで形成
することができる。すなわち、離型層は、例えば、シリ
コーン樹脂を0.5〜5重量%の固形分濃度で含有する
塗液を基材のポリエステルフィルムに塗布して、乾燥お
よび重合反応を行なうことにより形成することができ
る。塗液の溶媒としては、例えば、キシレン、アセト
ン、メチルエチルケトン、酢酸エチル、酢酸ブチル、ヘ
キサンといった有機溶剤を用いることができる。
【0040】ポリエステルフィルムには、塗液を、例え
ば3〜10g/m2で塗布する。塗液を硬化させて、離
型層を形成するが、このための乾燥および重合反応は、
100〜180℃、好ましくは130〜150℃で、1
5〜120秒間加熱することにより行なうことができ
る。
【0041】[水性ゲル層]本発明では、水性ゲルシート
用セパレートフィルムのうえに水性ゲルの層を設け、水
性ゲルの層のうえに支持体を積層して水性ゲルシートと
する。
【0042】水性ゲルの層は、水分を多量に含みシート
状に展延層できる層であり、例えばポリアクリル酸やそ
の塩、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドンと
いった水溶性ポリマーを、多価金属塩類で架橋したもの
を用いることができる。特に、薄膜状に含水ゲル層を形
成させるためには、カルボキシビニルポリマーを含み、
多価金属塩で架橋されたものを用いるのが好ましい。
【0043】本発明においてカルボキシビニルポリマー
は、広義の意味で用いられ、ポリアクリル酸やポリアク
リル酸塩のように、カルボキシビニル基が重合されたも
のを意味し、その一部もしくは全部が中和されたものを
包含し、さらにその一部が架橋されたものを包含する概
念である。これらは、例えば、商品名カーボポール、ハ
イビスワコー、ジュロンとして市販されている。
【0044】カルボキシビニルポリマーは、アクリル酸
を主としてこれに少量のアリルショ糖などを配した共重
合体であって、その一部が架橋された狭義のカルボキシ
ビニルポリマーを包含する概念である。ポリカルボキシ
ビニルポリマーとしては、ポリアクリル酸および/また
はその塩が好ましい。なお、ポリアクリル酸としては、
アクリル酸塩共重合体、デンプン・アクリル酸塩グラフ
ト共重合体が好ましい。
【0045】ポリカルボキシビニルポリマーとしては、
重量平均分子量2万〜1000万、さらには100万〜
700万のものを用いることが望ましい。このポリカル
ボキシビニルポリマーは、水性ゲル中に2〜30重量%
の濃度で含有されることが好ましく、3〜10重量%の
濃度で含有されることが好ましい。ポリカルボキシビニ
ルポリマーとして上記範囲の重量平均分子量のものを用
い、濃度を上記範囲内に調整することによって、最適な
三次元構造をつくることができる。
【0046】本発明では、水性ゲルシートを保管したと
きの水性ゲルシート用セパレートフィルムのズレの最大
値が水性ゲルシートのサイズの10%以内である水性ゲ
ルシート用セパレートフィルムを得ることができる。
【0047】上記水性ゲルと水からなる流動性の水性ゲ
ルを、本発明の水性ゲルシート用セパレートフィルムに
接して設け、さらに支持体を水性ゲルに接して設けるこ
とにより、水性ゲルの表面が保護された水性ゲルシート
を製造することができる。水性ゲルには、薬効成分を含
有させることができる。
【0048】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに詳述す
る。
【0049】なお、本発明における物性値および特性値
は下記の方法により測定した。 (1)最大表面張力(γLmax) エタノールに対しエチレングリコールを適宜割合で配合
し、表面張力が20〜40dyne/cmの範囲にある
数種の標準液を調整する。この表面張力はデュヌイの輪
環引き上げ法により測定する。次いで、この標準液をフ
ィルムの離型層上に滴下して標準液と離型層との接触角
(θ)を測定する。得られた測定角(θ)からcosθ
値を算出し、このcosθ値と上記方法により測定され
た表面張力とのプロット(Zismanプロット)を作
成し、その直線の傾きをbとする。また、このZism
anプロットの直線とcosθ=1で占めされる直線と
の好転において表面張力の値はcosθ=1で示される
直線との交点における表面張力の価をγC(臨界表面張
力)とする。かくして得られたb、γCを用いて下記式
(I)からγLmaxを求めた。
【0050】
【数4】 γLmax=1/b+γC/2 (I) 式(I)で、bは上記Zismanプロットより求まる
定数、γCは上記の方法で求まる臨界表面張力を表わ
す。
【0051】(2)水性ゲルシートのズレ ポリアクリル酸ナトリウム6重量部、架橋型ポリアクリ
ル酸4重量部、パラオキシ安息香酸エステル0.1重量
部をグリセリン40重量部に懸濁させた後、精製水50
重量部と乾燥水酸化アルミニウム0.3重量部を配合し
て水性ゲルを得た。これを幅30cmのテフロン(登録
商標)シート(厚み100μm)にゲル厚が約1mmに
なるように、バーコータを用いて製膜した後、目付10
0g/m2のポリエステル不織布支持体を水性ゲルに接
して貼り合わせ、直ちにロール状に30m連続して巻き
取った。この後、アルミニウムシートで当該ロールを密
封し、50℃で3日間エージングして、ズレ評価用のゲ
ルシートを得た。実施例と比較例で作成したセパレート
フィルムの10cm×20cmに対し、得られたズレ評
価用っゲルシートを8cm×12cmにカットし、テフ
ロンシートを剥離し、ゲルシートを離型フィルムの上部
が2cm、下部が6cm、左右1cmずつになるように
張り替え、それらを約3枚ずつ作成し、ジッパーの付い
たアルミをラミネートした袋に入れ、それを23℃の室
温下で垂直に成るように置き、3日後に開封し、ゲルシ
ートのズレを測定し、ズレ量/ゲルシートの縦方向の長
さ(12cm)×100%で表わした。
【0052】(3)中心線平均粗さ(Ra) JIS B0601に準じ、小坂研究所株式会社製の商
精度表面粗さ計SE−3FATを使用して、針の半径2
μm、荷重30mgで拡大倍率20万倍、カットオフ
0.08mmの条件下にチャートを描かせ、表面粗さ曲
線からその中心線方向に測定長さLの部分を抜き取り、
この抜き取り部分の中心線をX軸、縦倍率の方向をY軸
として、粗さ曲線をy=f(x)で表わしたとき、下記
式で与えられた値をμm単位で表わす。測定は、基準長
を1.25mmとして4回測定し、平均値で表わした。
【0053】
【数5】
【0054】(4)剥離強度 セパレートフィルムの離形層面に5kgの圧着ローラー
で圧着した後、離形層と粘着テープとの剥離力(Rf0
を引張り試験機にて測定した。
【0055】(5)残留接着率 ポリエステル粘着テープ(ニットー31B)をJIS
G4305に規定する冷間圧延ステンレス板(SUS3
04)に貼り付けた後の剥離力を測定し、基礎接着力
(f0)とした。次に新しい前記ポリエステル粘着テー
プをサンプルフィルムの離形層面に5kgの圧着ローラ
ーで圧着し30秒間維持した後粘着テープを剥がした。
そして、この剥がしたポリエステル粘着テープを前記ス
テンレス板に貼り、該貼合部の剥離力を測定し残留接着
力(f)とした。得られた基礎接着力(f0)と残留接
着力(f)とから下記式を用いて残留接着率を求めた。
【0056】
【数6】残留接着率(%)=(f/f0)×100 [実施例1]付加反応型のシリコーン樹脂(信越化学工
業(株)製;KS−778、ビニル基とSiH基を含有
するポリマー固形分30%のトルエン溶解液)100重
量部と、(CH33SiO 1/2単位、或いはCH2
=CH(CH32SiO1/2単位を有するシリコーン
レジン(信越化学工業(株)KS−3800)15部
と、更に白金触媒(信越化学工業(株)製;PL−50
T)1重量部とをトルエンに溶解して、全体の固形分が
2重量%のトルエン溶液(離形層塗設用)を調製した。
【0057】他方、テレフタル酸およびエチレングリコ
ールからつくられたポリエステル(固有粘度0.63)
90重量%と酸化チタン(平均粒径:0.25μm)1
0重量%からなる組成物を、20℃に維持した回転冷却
ドラム上に溶融押出して未延伸フイルムとし、次に機械
軸方向に3.6倍延伸した後、引き続き横方向に3.9
倍延伸し、厚さ75μmの2軸延伸ポリエステルフイル
ムを得た。これに離形層塗設用塗液を、6g/m2(塗
液量ベース)の塗布量で塗布し、150℃、30秒間加
熱乾燥および付加重合反応を行なわせ、セパレートフィ
ルムを作成した。評価結果を表1に示す。
【0058】[実施例2]付加反応型のシリコーン樹脂
(信越化学工業(株)製;KS−778、固形分30%
トルエン溶解液)100重量部に、表面に水酸基を有す
るシリカフィラー(アエロジル200CF)を0.5重
量部を加え、更に白金触媒(信越化学工業(株)製;P
L−50T)1重量部とをトルエンに溶解して、全体の
固形分が2重量%のトルエン溶液(離形層塗設用)を調
製した。以下、実施例1と同様にしてセパレートフィル
ムを得た。評価結果を表1に示す。
【0059】[実施例3]付加反応型のシリコーン樹脂
(東レ・ダウコーニング社製;SD−7335,固形分
30%のトルエン溶液)100重量部に、表面に水酸基
を有するシリカフィラーを含有する付加反応型のシリコ
ーン樹脂(東レ・ダウコーニング社製;BY24−40
0)を10部とCH2=CH(CH32SiO 1/2
単位を基本構造としたシリコーンレジンを含有する付加
反応型のシリコーン樹脂(東レ・ダウコーニング社製;
SD−7236,固形分30%のトルエン溶液)20重
量部を加え、更に白金触媒(東レ・ダウコーニング社
製;SRX−212)を1.2重量部とをトルエンに溶
解して、全体の固形分が2重量%のトルエン溶液(離型
層塗設用)を調整した。以下実施例1と同様にしてセパ
レートフイルムを得た。評価結果を表1に示す。
【0060】[実施例4]硬化型シリコーンおよびシリ
コーン樹脂の替わりに、アルキッド樹脂とメラミン樹脂
の混合物90重量部に、末端基に−SiOH基を有する
ジメチルポリシロキサンを10重量部を配合した組成物
を用いたこと以外は実施例1と同様にしてセパレートフ
イルムを作成した。評価結果を表1に示す。
【0061】[比較例1]付加反応型シリコーン樹脂
(信越化学工業(株)製;KS−778、固形分濃度3
0重量%トルエン溶解液)100重量部と、白金触媒
(信越化学工業(株)製;PL−50T)1重量部とを
トルエンに溶解して、全体の固形分濃度が2重量%のト
ルエン溶液(離型層塗設用)を調整したこと以外は実施
例1と同様にしてセパレートフィルムを得た。評価結果
を表1に示す。
【0062】[比較例2]実施例2のシリカフィラーの
添加量を0.05重量部にしたこと以外は実施例2と同
様にしてセパレートフイルムを作成した。評価結果を表
1に示す。
【0063】[比較例3]実施例2のシリカフィラーの
添加量を2.0重量部にしたこと以外は実施例2と同様
にして、セパレートフイルムを作成した。評価結果を表
1に示す。
【0064】
【表1】
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、医薬品、医薬部外品や
化粧品等の水性ゲルシート製品に最適なセパレートフィ
ルムを提供することができ、ゲルシートでのセパレート
フィルムの擦り下がりや、浮きおよび剥離が少ない水性
ゲルシート用製パレートフィルムを提供することができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/00 A61K 7/00 L 9/70 401 9/70 401 A61L 15/58 A61L 15/06 Fターム(参考) 4C076 AA80 BB31 EE24 EE27 FF70 4C081 AA03 AA12 BB09 CA16 CA27 DA02 DA05 DA12 DB07 DC02 DC03 DC04 DC05 4C083 AD09 AD15 AD16 CC02 CC07 DD12 DD41 FF01 4F100 AK41A AK52B BA02 BA03 BA07 BA10A BA10C JB05C JB12B JD20B JL14B JM10C YY00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステルフィルムの少なくとも片面
    に、硬化型シリコーンの硬化物からなる離形層を設けた
    水性ゲルシート用セパレートフィルムであって、該離型
    層は下記式(I)で定義される最大表面張力(γLma
    x)が24〜36mN/mの範囲にある、水性ゲルシー
    ト用セパレートフィルム。 【数1】 γLmax=1/b+γc/2 (I) (式(I)で、bはzismanプロットより求まる定
    数、γcは臨界表面張力を表す。)
  2. 【請求項2】 離型層が微粒子を含有し、該微粒子は、
    SiO2単位を有するシリカ構造、SiO2単位と
    (CH33SiO 1/2単位を有するシリコーンレジ
    ン構造、またはSiO2単位とCH2=CH(CH32
    SiO 1/2単位を有するシリコーンレジン構造を有
    する微粒子である、請求項1記載の水性ゲルシート用セ
    パレートフィルム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の水性ゲルシート用セパレ
    ートフィルムの上に水性ゲルの層が設けられ、さらにこ
    の層のうえに支持体が設けた水性ゲルシート。
  4. 【請求項4】 水性ゲルシートを保管したときの水性ゲ
    ルシート用セパレートフィルムのズレの最大値が水性ゲ
    ルシートのサイズの10%以内である、請求項3記載の
    水性ゲルシート。
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