JP2003320483A - 筐体組立方法およびその組立治具 - Google Patents

筐体組立方法およびその組立治具

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JP2003320483A
JP2003320483A JP2002127255A JP2002127255A JP2003320483A JP 2003320483 A JP2003320483 A JP 2003320483A JP 2002127255 A JP2002127255 A JP 2002127255A JP 2002127255 A JP2002127255 A JP 2002127255A JP 2003320483 A JP2003320483 A JP 2003320483A
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Japan
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plate
side plate
lower plate
jig
upper plate
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Application number
JP2002127255A
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English (en)
Inventor
Seiichi Sakurai
誠一 桜井
Masahiro Machida
政広 町田
Teruo Tsukamoto
輝男 塚本
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】筐体の側板に上板および下板を嵌め込む作業を
容易にし、効率よく筐体の組立と接合を行う方法を提供
する。 【解決手段】側板2と上板および下板を接合して筐体を
組立てる筐体組立方法において、側板2枚を一つの側板
設置治具31上にそれぞれ設置し、側板設置治具31の
両端に上板設置治具61および下板設置治具81を配置
してこの上板設置治具61および下板設置治具81上に
それぞれ上板および下板を設置し、各治具に設けられた
回転機構によって側板2と上板および下板を回転させて
起立させ、各治具に設けられた移動機構によって側板2
と上板および下板を移動させて筐体となるように組合
せ、その後に側板2と上板および下板の互いの間を接合
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子交換機等に用
いる筐体を接合によって製作する筐体組立方法およびそ
の組立治具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の筐体組立方法の例を、図面を用い
て説明する。図20は筐体の完成状態を示す斜視図であ
り、図21は筐体の構成部品を示す斜視図である。図2
0、図21において、1は筐体である。
【0003】2は筐体1の2つの側面を構成する側板で
あり、鋼板、アルミ板等をプレス成形等の成形手段によ
って打抜、曲折等をして製作され、互いに対向する位置
に配置される。側板2は、例えば図21に示すようにコ
の字状に成形された支柱2a、2bの間に4本の桟2
c、2d、2e、2fが設けられた枠形状に成形され、
支柱2a、2bの下端には筐体1の組立時に用いる凹部
2g、2hが形成されている。
【0004】また、支柱2a、2bの間の桟2c、2
d、2e、2fの両側に、桟2c、2d、2e、2fを
連結するように成形されたフランジ2iが設けられてい
る。3は筐体1の上面を構成する上板であり、鋼板、ア
ルミ板等をプレス成形等の成形手段によって打抜、曲折
等をして製作され、図21の例では中央部に開口を有す
るトレイ状の形状に成形され、その4隅にボルト孔3a
がそれぞれ設けられている。
【0005】4は下板であり、鋼板、アルミ板等をプレ
ス成形等の成形手段によって打抜、曲折等をして製作さ
れ、図21の例では製作の都合上前部下板4aと後部下
板4bに分割され、共に台座部を有する角柱状の形状に
成形され、それぞれの両端にボルト孔4cが設けられて
いる。5は補強部材としての補強枠であり、鋼材、アル
ミ材等によって製作され、図21の例では側板2の桟2
c、2d、2e、2fおよびフランジ2iに溶接等の接
合手段によって接合される。
【0006】6は補強部材としての補強材であり、鋼
材、アルミ材等のコの字断面の溝型材等によって製作さ
れ、図21の例では側板2の桟2d、2eに溶接等の接
合手段によって接合される。7は補強部材としてのL型
材であり、鋼板、アルミ板等によって製作され、図21
の例では側板2の桟2fに溶接等の接合手段によって接
合される。
【0007】8は補強部材としての補強板であり、鋼
材、アルミ材等によって製作され、図21の例では側板
2の桟2cに2枚、補強材6とL型材7にそれぞれ1枚
づつ溶接等の接合手段によって接合される。図22にお
いて、11は従来の設置治具であり、角柱等を組合せて
製作されている。
【0008】12は基枠であり、その上部の4隅に位置
決めに用いる位置決め突起13が設けられている。図2
3において、15は連結補助具である。16a、16
b、16cは連結棒であり、連結棒16aと16bとの
間および連結棒16bと16cとの間には孔17を有す
るヒンジ18が設けられ、互いに回動可能なように係止
されている。また、連結棒16aと16cの端部には孔
17を有する固定板19が取付けられている。
【0009】図24において、21は定置式スポット溶
接機であり、床面等に設置された本体部22に固定され
た固定アーム23および往復運動可能に設けられた可動
アーム24を有している。固定アーム23および可動ア
ーム24には、それぞれ銅やタングステン等を材料とし
た導電体で製作された下電極25および上電極26が互
いに対向して設けられ、これらの間に2枚の被溶接部材
を挟持して通電することによって、各部材や部材間の電
気抵抗による発熱を利用して2枚の部材を溶融して溶接
する。
【0010】上記の設置治具11によって筐体1を組立
てる場合、図21の例では、まず2枚の側板2のそれぞ
れに補強部材である補強枠5、補強材6、L型材7およ
び補強板8を所定に位置に定置式スポット溶接機21を
用いて溶接により接合する。すなわち、作業員は側板2
の所定の位置に各補強部材を配置し、側板2を水平に保
持して溶接部位を下電極25上に設置し、定置式スポッ
ト溶接機21を作動させて可動アーム24を降下させ、
これに設けられた上電極26を側板2に配置した補強部
材に押圧して挟持する。
【0011】この時、下電極25と上電極26との間に
は強電圧が印加され、下電極25と上電極26との間の
電気抵抗に応じた強電流が流れ、抵抗部位が発熱して局
所的に側板2や補強部材を溶融して接合する。次に、2
枚の側板2、上板3および前部下板4aと後部下板4b
を設置治具11に組付ける。
【0012】すなわち、設置治具11の基枠12に設け
られた位置決め突起13を基準として2枚の側板2に上
板3および前部下板4aと後部下板4bを嵌め込み、シ
ャコ万力等の汎用固定具を用いて基枠12に固定する。
この時、連結補助具15の孔17と前部下板4aと後部
下板4bのそれぞれのボルト孔4cとに図示しないピン
を挿入して連結補助具15を設置し、前部下板4aの落
下を防止すると共にその位置決めを行う。
【0013】このようにして図25に示す状態に設置さ
れた側板2、上板3、下板4は、それぞれの接合部、つ
まり側板2と上板3の嵌込み部および側板2と前部下板
4a、後部下板4bの嵌込み部の互いの間をアルゴン溶
接等の接合手段によって接合される。接合終了後は、汎
用固定具および連結補助具15を取外して設置治具11
から分離し、図20に示す状態で筐体1を完成させる方
法が用いられている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の方法においては、設置治具上で側板に上板およ
び下板を嵌め込んで組立てる場合に、各部品を保持して
おくことができず作業性が悪いため、組立作業に時間を
要し、時には2人で組立作業を行うことが必要になると
いう問題がある。
【0015】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、側板に上板および下板を嵌め込む作業
を容易にし、効率よく筐体の組立と接合を行う方法を提
供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、側板と上板および下板を接合して筐体を
組立てる筐体組立方法において、前記側板2枚を一つの
側板設置治具上にそれぞれ設置し、前記側板設置治具の
両端に上板設置治具および下板設置治具を配置して該上
板設置治具および下板設置治具上にそれぞれ前記上板お
よび下板を設置し、前記各治具に設けられた回転機構に
よって前記側板と上板および下板を回転させて起立さ
せ、前記各治具に設けられた移動機構によって前記側板
と上板および下板を移動させて筐体となるように組合
せ、その後に前記側板と上板および下板の互いの間を接
合することを特徴とする。
【0017】また、側板と上板および下板を接合して筐
体を組立てる筐体組立治具において、前記側板2枚をそ
の上にそれぞれ設置する側板設置治具と、該側板設置治
具の一端に配置され前記上板を設置する上板設置治具
と、前記側板設置治具の他端に配置され下板を設置する
下板設置治具とによって構成し、前記各治具に設置され
た部材を回転させる回転機構と移動させる移動機構を設
け、前記各治具に設置された前記側板と上板および下板
を、前記各回転機構によって前記側板と上板および下板
を回転させて起立させ、前記各移動機構によって前記側
板と上板および下板を移動させて筐体となるように組合
せ、その後に前記側板と上板および下板の互いの間を接
合することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明に
よる筐体組立方法の実施の形態について説明する。 第1実施の形態例 図1は本発明の第1実施の形態を示す斜視図、図2は第
1実施の形態の側板設置治具を示す斜視図、図7はその
上板設置治具の斜視図、図9はその下板設置治具の斜視
図である。
【0019】なお、筐体1は上記従来例と同様であるの
でその説明を省略する。図2において、31は側板設置
治具であり、2枚の側板2を設置するための治具であ
る。32は側板基枠であり、鋼材、アルミ材等の角材を
組合せてネジ等によって固定して製作される。
【0020】なお、側板基枠32はL型材や溝型材等の
型材を組合せて製作してもよい。33はアジャスタであ
り、側板基枠32の底部の4隅に設けられ、ネジによっ
て側板設置治具31の水平および高さを調節し、調節後
にはロックナット等によって固定される。34は側板移
動機構であり、側板基枠32の上面に設けられたレール
35とスライドガイド36とによって構成される。
【0021】37は直動ストッパであり、レール35の
両端にボルト等の締結手段によって固定され、スライド
ガイド36がレール35から抜け落ちるのを防止する。
図3は側板移動機構34を示す斜視図である。レール3
5の両側には円弧状のレール溝35aが設けられ、これ
にスライドガイド36の内側に設けられた図示しない転
動体を係合してスライドガイド36を往復動自在に係止
する。
【0022】38はブラケットであり、スライドガイド
36の上面36aに固定され、L字状に成形され、軸受
ユニット固定部38aが設けられている。図4は、側板
回転部39を示す斜視図であり、軸受ユニット固定部3
8aに固定された軸受ユニット40と側板回転軸41に
よって側板回転機構42が構成され、軸受ユニット40
は軸受箱40aとこれに組込まれた転がり軸受40bで
構成されている。
【0023】43はステイであり、把手44がL字状の
アームの先端に設けられる。図5は、側板取付部45の
側板取付座を示す斜視図である。46は側板取付座であ
り、2枚の側板取付板47と3本の取付棒48をネジ等
で固定して構成され、側板取付板47の上部の両端には
位置決め突起47aが設けられ、側板回転軸41が嵌合
する嵌合孔47bを有している。
【0024】49は側板クランプ機構であり、図6に示
すように対向する側板取付板47の間にネジ等によって
取付けられた溝型部材49aに、溝型部材49aとクラ
ンプ板49bとを貫通するクランプボルト49cを設
け、これにコイルスプリング等のバネ部材49dを設け
て固定ナット49eを用いて取付け、クランプ板49b
をバネ性を保持して係止する。
【0025】上記側板取付座46の両側に2個の側板ク
ランプ機構49を組込んだ側板取付座46を配置して側
板取付部45が構成される。図2において、50は突当
部であり、両側の側板取付座46の一つに設けられる。
51は取付座ストッパであり、中央に設けられる側板取
付座46の回転を防止している。
【0026】52は製品落下防止棚であり、側板基枠3
2の両側に設けられる。側板設置治具31の組立は、側
板基枠32の上部に設けられた3本のレール35のレー
ル溝35aにスライドガイド36の内側に設けられた図
示しない転動体を係合させて取付け、直動ストッパ37
をレール35の端部に取付けてスライドガイド36の抜
け落ちを防止する。
【0027】次いで、スライドガイド36に設けられた
ブラケット38の軸受ユニット固定部38aに軸受ユニ
ット40を取付け、その中央の軸受ユニット40に側板
取付座46の側板取付板47の間を挿入して配置し、そ
の両側の軸受ユニット40にも同様にして側板クランプ
機構49を組込んだ側板取付座46を配置し、側板回転
軸41を貫通させることによって取付ける。
【0028】この時、側板取付部45の上板3側には、
突当部50が設けられた側板クランプ機構49を組込ん
だ側板取付座46を配置する。また、側板回転軸41と
軸受ユニット40の転がり軸受40bの内輪とは圧入さ
れて嵌合し転がり軸受40bによって回転自在に係止さ
れ、嵌合孔47bと側板回転軸41とは圧入や溶接等の
手段によって固定される。
【0029】次に、ステイ43を側板基枠32の空間に
挿入し、ステイ43の横棒43aをスライドガイド36
の上面36aに固定し、その後に把手44をステイ43
のL字状アームの先端に固定する。このようにして、一
枚の側板2を取付ける側板取付部45が組立てられ、も
う一枚の側板2を取付ける側板取付部45も上記と同様
にしてレール35上の反対側に組立てられ、側板設置治
具31の組立が終了する。
【0030】図7は上板設置治具を示す斜視図である。
なお、上記側板設置治具31と同様の部分は、同一の符
号を付してその説明を省略する。61は上板設置治具で
あり、上板3を設置するための治具である。62は上板
基枠であり、鋼材、アルミ材等の角材を組合せてネジ等
によって固定して製作される。
【0031】なお、上板基枠62はL型材や溝型材等の
型材を組合せて製作してもよい。63は上板移動機構で
あり、上板基枠62の上面に設けられたレール35とス
ライドガイド36によって構成される。64は上板回転
軸であり、スライドガイド36の上面36aに設けられ
た軸受ユニット40の内輪に嵌合し、軸受ユニット40
と共に上板回転機構65を構成する。
【0032】66は上板取付部であり、横棒66a、横
棒66bおよび横棒66cを有しており、横棒66aと
横棒66cの両端部の上面に上板3を取付けるための取
付ボルト67が設けられている。図8は取付ボルト67
をB矢視方向から見た中央断面図である。取付ボルト6
7は、上板取付部66の横棒66aと横棒66cの端部
に設けられた開口66dに抜止部67aを配置して落下
防止構造を形成し、その下方にはハンドル67bが設け
られている。
【0033】図7において、68は回転軸取付フランジ
であり、その孔に上板回転軸64を挿入し小ネジまたは
溶接等の手段によって上板回転軸64と上板取付部66
を固定する。69は上板回転ストッパであり、上板基枠
62に固定されたブラッケット69aにピン等によって
回動自在に係止され、上板取付部66を水平に保持す
る。
【0034】70はステイであり、スライドガイド36
の上面36aに固定され、L字状のアームの先端に設け
られた横棒の側面70aが上板取付部66を垂直に保持
するストッパとして機能する。71は突当棒であり、突
当棒71の先端を側板基枠32に突当てて上板設置治具
61を側板設置治具31の所定の位置に配置する。
【0035】上板設置治具61の組立は、上板基枠62
の上部に設けられた2本のレール35のレール溝35a
にスライドガイド36の内側に設けられた図示しない転
動体を係合させて取付ける。次いで、スライドガイド3
6の上面36aに軸受ユニット40を取付け、上板取付
部66の回転軸取付フランジ68の孔と軸受ユニット4
0の転がり軸受40bの内輪に、上板回転軸64を貫通
させることによって取付ける。
【0036】この時、上板回転軸64と軸受ユニット4
0の転がり軸受40bの内輪とは圧入されて嵌合し転が
り軸受40bによって回転自在に係止される。また回転
軸取付フランジ68も小ネジまたは溶接等の手段によっ
て上板回転軸64に固定される。次に、ステイ70を上
板基枠62に空間に挿入し、ステイ70の上部の横棒を
スライドガイド36の上面36aに固定する。
【0037】このようにして、上板3を設置する上板設
置治具61の組立が終了する。図9は下板設置治具を示
す斜視図である。なお、上記側板設置治具31および上
板設置治具61と同様の部分は、同一の符号を付してそ
の説明を省略する。81は下板設置治具であり、下板4
としての前部下板4aと後部下板4bを設置するための
治具である。
【0038】82は下板基枠であり、鋼材、アルミ材等
の角材を組合せてネジ等によって固定して製作される。
なお、下板基枠82はL型材や溝型材等の型材を組合せ
て製作してもよい。83は下板移動機構であり、下板基
枠82の上面に設けられたレール35とスライドガイド
36によって構成される。
【0039】84は下板回転軸であり、スライドガイド
36の上面36aに設けられた軸受ユニット40の内輪
に嵌合し、軸受ユニット40と共に下板回転機構85を
構成する。86aは前部下板取付部であり、86bは後
部下板取付部である。これらには横棒86c、横棒86
dが設けられ、その両端部の上面には各下板を取付ける
ための取付ボルト67が上記上板取付部66と同様に設
けられている。
【0040】87は回転軸取付フランジであり、その孔
に下板回転軸84を挿入し小ネジまたは溶接等の手段に
よって下板回転軸84と前部下板取付部86aを固定す
る。88はスライドシャフトであり、前部下板取付部8
6aに設けられたフランジに後部下板取付部86bの方
向に向って水平に固定されている。89はリニアブッシ
ュであり、後部下板取付部86bに設けられる。リニア
ブッシュ89にはその内部で循環する数条のボール列が
設けられており、スライドシャフト88に係合して往復
動自在に後部下板取付部86bを係止する。
【0041】90は下板回転ストッパであり、下板基枠
82に固定されたブラッケット90aにピン等によって
回動自在に係止され、前部下板取付部86aおよび後部
下板取付部86bを水平に保持する。91はステイであ
り、スライドガイド36の上面36aに横棒91aが固
定され、L字状のアームの先端に設けられた横棒の側面
91bが前部下板取付部86aおよび後部下板取付部8
6bを垂直に保持するストッパとして機能する。
【0042】92は突当棒であり、突当棒92の先端を
側板基枠32に突当てて下板設置治具81を側板設置治
具31の所定の位置に配置する。下板設置治具81の組
立は、下板基枠82の上部に設けられた2本のレール3
5のレール溝35aにスライドガイド36の内側に設け
られた図示しない転動体を係合させて取付ける。
【0043】次いで、スライドガイド36の上面36a
に軸受ユニット40を取付け、前部下板取付部86aの
回転軸取付フランジ87の孔と軸受ユニット40の転が
り軸受40bの内輪に、下板回転軸84を貫通させるこ
とによって取付ける。この時、下板回転軸84と軸受ユ
ニット40の転がり軸受40bの内輪とは圧入されて嵌
合し転がり軸受40bによって回転自在に係止される。
また回転軸取付フランジ87も小ネジまたは溶接等の手
段によって下板回転軸84に固定される。
【0044】次に、ステイ91を下板基枠82の空間に
挿入し、ステイ91の上部の横棒91aをスライドガイ
ド36の上面36aに固定する。また、後部下板取付部
86bに設けられたリニアブッシュ89と前部下板取付
部86aに設けられたスライドシャフト88に挿入して
係合し前部下板取付部86aに後部下板取付部86bを
取付ける。
【0045】このようにして、下板4としての前部下板
4aと後部下板4bを設置する下板設置治具81の組立
が終了する。以上のようにして組立てられた側板設置治
具31と上板設置治具61および下板設置治具81は、
側板設置治具31の側板基枠32の一端に上板設置治具
61の上板基枠62に設けられた突当棒71を当接させ
て配置し、側板基枠32の他端に下板設置治具81の下
板基枠82に設けられた突当棒92を当接させて配置
し、アジャスタ33によって水平および高さを調節して
図1に示す筐体組立治具99の組立と設置が終了する。
【0046】図10は可搬式スポット溶接機を示す説明
図である。なお、図24に示す定置式スポット溶接機2
1と同様の部分は同一の符号を付してその説明を省略す
る、101は可搬式スポット溶接機である。102は可
搬式スポット溶接機101の本体部であり、これに固定
された固定アーム23および往復運動可能に設けられた
可動アーム24を有しており、作業用の把手103が設
けられている。
【0047】104はワイヤであり、本体部102にそ
の一端が接続しており、他端は図示しないバランサと接
続して本体部102の重量を軽減し、取扱いの容易性を
高めている。105は制御部であり、溶接用に供給する
電圧等を制御すると共に下電極25および上電極26を
冷却するための冷却装置106を内蔵している。
【0048】107は電源ケーブルであり、制御部10
5から供給される電流を本体部102へ導く。108は
冷却管であり、冷却装置106からの冷却液を本体部1
02へ導く供給管108aと電極冷却後の冷却液を冷却
装置106へ導く排出管108bとから構成されてい
る。
【0049】なお、可搬式スポット溶接機101を用い
て筐体1の側板2等に補強板を溶接して接合する場合に
は、作業員は本体部102に設けられた把手103によ
って互いに対向して設けられた下電極25および上電極
26を2枚の被溶接部材の所定の溶接部位に導きこれら
の間に被溶接部材を挟持し、電極間に高電圧を印加して
高電流を流すことによって各部材や部材間の電気抵抗に
よる発熱を利用して2枚の部材を局所的に溶融して接合
する。
【0050】上述した構成の作用について説明する。図
1において、筐体組立治具99は、上記のようにして側
板設置治具31の両端に上板設置治具61および下板設
置治具81を配置して設置される。この時、2つの側板
取付部45と上板取付部66および前部下板取付部86
aと後部下板取付部86bは、それぞれ取付座ストッパ
51と上板回転ストッパ69および下板回転ストッパ9
0によって、側板2と上板3および前部下板4aと後部
下板4bを水平に保持するように設定されている。
【0051】また、クランプ板49bは図1に示すよう
に側板回転軸41の軸方向と平行になる方向に設定され
ている。これら水平に保持された各取付部に図11に示
すように側板2等の各部品を取付ける。すなわち、側板
設置治具31の一の側の側板取付部45に図20に示す
完成状態で外側を向く方向を上方にして側板2を載せ、
側板31側の側板取付座46に設けられた突当部50と
側板2の桟2cの内側の壁面を当接させ、図12に示す
ように側板2の支柱2a、2bの曲折面を側板取付板4
7に設けられた位置決め突起47aの間に挿入し、高
さ、左右、前後方向の位置決めを行う。
【0052】また、バネ性を保持して係止されているク
ランプ機構49のクランプ板49bを持上げ、図2に示
す矢印D方向に回動させて、図12に示すように側板2
のフランジ2iに当接させて、側板2を側板取付部45
上に設置する。側板設置治具31の他の側の側板取付部
45上にも上記と同様にして側板2を設置する。
【0053】上板設置治具61の上板取付部66には、
完成状態で内側を向く方向を上方にして上板3を載せ、
上板取付部66の4隅に設けられた取付ボルト67を上
板3に設けられたボルト孔3aに挿入し、ハンドル67
bを回転させてナットにより締結して設置する。下板設
置治具81の前部下板取付部86aと後部下板取付部8
6bには、完成状態で内側を向く方向を上方にして前部
下板4aと後部下板4bを載せ、前部下板取付部86a
と後部下板取付部86bのそれぞれに2箇所設けられて
いる取付ボルト67を前部下板4aと後部下板4bに設
けられたボルト孔4cに挿入し、ナットによって締結し
て固定する。
【0054】このようにして側板2等を設置治具上に設
置した後、側板2の所定の部位に補強部材である補強枠
5、補強材6、L型材7および補強板8を配置し、可搬
式スポット溶接機101によって溶接して接合する。補
強部材の接合が終了すると、各取付部を水平に保持して
いるストッパを解除して、各設置治具に設けられた回転
機構によって側板2等を回転させ、側板2等を垂直にし
て図13に示す途中工程の状態にする。
【0055】すなわち、一の側の側板取付部45上に設
置された側板2は、取付座ストッパ51を図2に示す矢
印E方向に回動させて解除し、側板取付部45をそれに
設置された側板2と共に側板回転軸41を回転中心とし
て側板回転機構42によって矢印F方向に回転させる。
この時、側板取付板47のG部が側板設置治具31のス
ライドガイド36の上面36aに当接し、側板2を垂直
に保持する。
【0056】他の側の側板取付部45上に設置された側
板2も上記と同様にして垂直に保持するが、側板回転機
構42による回転方向を矢印Fとは反対方向に回動させ
て行う。上板取付部66上に設置された上板3は、上板
回転ストッパ69を図7に示す矢印H方向に回動させて
解除し、上板取付部66をそれに設置された上板3と共
に上板回転軸64を回転中心として上板回転機構65に
よって矢印I方向に回転させる。
【0057】この時、上板取付部66の横棒66aが上
板設置治具61のステイ70の側面70aに当接し、上
板3を垂直に保持する。前部下板取付部86aと後部下
板取付部86b上に設置された前部下板4aと後部下板
4bは、下板回転ストッパ90を図9に示す矢印J方向
に回動させて解除し、前部下板取付部86aおよび後部
下板取付部86bをそれらに設置された前部下板4aお
よび後部下板4bと共に下板回転軸84を回転中心とし
て下板回転機構85によって矢印K方向に回転させる。
【0058】この時、前部下板取付部86aに設けられ
た横棒86cが下板設置治具81のステイ91の側面9
1bに当接し、前部下板4aと後部下板4bを垂直に保
持する。このようにして、設置治具上に側板2等が垂直
に保持され図13の状態に設置される。
【0059】側板2等を垂直に設置することが終了する
と、各設置治具に設けられた各移動機構によって側板2
等を組合せ、図14に示す筐体1の状態に組合せる。す
なわち、側板設置治具31に設けられた一の側の側板移
動機構34によって側板2を垂直に保持したまま水平に
移動させ直動ストッパ37に当接させ、側板2の位置決
めを行って停止させる。
【0060】他の側の側板移動機構34によっても同様
にして側板2を水平に移動させ直動ストッパ37に当接
させて停止させる。側板2の移動が終了すると、上板設
置治具61に設けられた上板移動機構63によって上板
3を垂直に保持したまま水平に移動させ、側板2の支柱
2a、2bの端部に上板3を嵌込み側板2に上板3を組
合せる。
【0061】上板3の組合せが終了すると、下板設置治
具81に設けられた下板移動機構83によって前部下板
4aと後部下板4bを垂直に保持したまま水平に移動さ
せ、側板2の支柱2aの端部に設けられた凹部2gに前
部下板4aを嵌込むと共に、後部下板4bをスライドシ
ャフト88とリニアブッシュ89によるスライド機構を
利用して支柱2bの端部に設けられた凹部2hに嵌込み
側板2に前部下板4aと後部下板4bを組合せる。
【0062】このようにして、図14の状態に組合され
た筐体1の側板2と上板3および前部下板4aと後部下
板4bで構成される下板4は、それぞれの接合部、つま
り側板2と上板3の嵌込み部および側板2と前部下板4
a、後部下板4bの嵌込み部の互いの間をアルゴン溶接
等の接合手段によって接合される。この時、各取付ボル
ト67と共に上板3等を締結しているナットも同時に各
取付部に接合される。
【0063】接合終了後は、各取付ボルト67をそのハ
ンドル67bによって回転させ締結を解除する。この時
締結用のナットは各取付部に接合されているので円滑に
ネジを緩めることができる。取付ボルト67の締結解除
後に、上板取付部66および前部下板取付部86aと後
部下板取付部86bを上板移動機構63および下板移動
機構83によって組合せ時とは逆方向に移動させ、上板
取付部66および前部下板取付部86aと後部下板取付
部86bを上板3と下板4から分離させる。
【0064】上板取付部66および前部下板取付部86
aと後部下板取付部86bの分離後、各クランプ板49
bを持上げて側板2の設置を解除し、側板移動機構34
をそれぞれ中央方向に向って移動させる。この時、接合
が終了した筐体1は側板設置治具31の両側に設けられ
た製品落下防止棚52によって支えられる。
【0065】その後に電動ウインチ等による玉掛け作業
等によって、筐体1を図15に示す状態に持上げ、筐体
組立治具99から分離して筐体1の組立作業が終了す
る。なお、上記においては、補強部材の接合をスポット
溶接機によって行うとして説明したが、補強部材の接合
方法は接着やアーク溶接、電子ビーム溶接等の接合手段
を用いてもよい。筐体の各板を接合する場合も同様であ
る。
【0066】また、移動機構は転がり案内として説明し
たが、滑り案内であってもよい。以上説明したように、
本実施の形態においては、側板設置治具の両端に上板設
置治具および下板設置治具を配置し、側板と上板および
下板を設置治具上にそれぞれ水平に設置し、各治具に設
けられた回転機構と移動機構によって前記側板と上板お
よび下板を筐体となるように組合せた後に各板の互いの
間を接合することによって、各板を容易に保持して筐体
に組合せることが可能となり、組立作業に時間を要する
時間を短縮して業務効率を向上することができる。
【0067】また、可搬式スポット溶接機によって、上
記各設置治具に側板等を設置したまま補強部材を接合す
ることを可能とすることによって、定置式スポット溶接
機のように補強部材の接合場所と筐体の組立場所が別に
する必要がなくなり、側板等の部品移動作業をなくして
業務効率の改善を図ることができる。また、可搬式スポ
ット溶接機によって、定置式スポット溶接機による補強
部材の接合と筐体の組立を同一の場所とした場合に発生
する設置治具と溶接機の高さ合わせ等の調整作業が不要
となり、業務効率の改善を図ることができる。
【0068】図16は第1実施の形態のクランプ機構の
他の態様を示す断面図、図17は図16のP−P断面図
である。なお、上記第1実施の形態例と同様の部分は同
一の符号を付してその説明を省略する。図16は、第1
実施の形態のクランプ機構を自動化したものである。
【0069】すなわち、111はピニオンギアであり、
側板設置治具31の側板取付座46に設けられ、モータ
やステッピングモータ等の駆動源112によって回転駆
動される。113は回転用ギアであり、ピニオンギア1
11と噛合いピニオンギア111により駆動される。
【0070】114はクランプ軸であり、溝型部材49
aとクランプ板49bとを貫通して回転用ギア113に
固定され、溝型部材49aと回転用ギア113の間にコ
イルスプリング等のバネ部材49dが設けられており、
クランプ板49bをバネ性を保持して係止する。またク
ランプ軸114の頭部が溶接等の手段によってクランプ
板49bと接合されている。
【0071】115は昇降用カムであり、カム軸116
に固定され図示しない駆動装置によりカム軸116を回
転中心として回動自在に駆動され、昇降用カム115の
小径部が回転用ギア113に当接しており、バネ部材4
9dと共に回転用ギア113を昇降し、これにクランプ
軸114を介して連結しているクランプ板49bを昇降
する。
【0072】なお、ピニオンギア111の軸方向長さ
は、昇降用カム115によるクランプ板49bの移動量
より長く設定されている。また、回転用ギア113は、
図17例では半円弧状の形状として図示したが、円板状
の形状であってもでもよい。更に、クランプ板49bの
昇降は、油圧シリンダや空気圧シリンダを用いた昇降装
置であってもよい。
【0073】上記の構成によって側板2を側板設置治具
31の側板取付部45への取付ける場合は、第1実施の
形態例と同様にして側板取付座46に設けられた突当部
50を側板2の桟2cに当接させ、支柱2a、2bの曲
折面を位置決め突起47aの間に挿入して位置決めを行
う。その後、昇降用カム115を回動させてクランプ板
49bを持上げ、駆動源112を作動させてクランプ板
49bを側板2に設けられた桟の方向と平行になるよう
回動させ、昇降用カム115を前記と逆方向に回動させ
てクランプ板49bを降下させ、側板2のフランジ2i
に当接させて側板2を側板取付部45上に設置する。設
置を解除する場合は、上記と逆に作動させて自動的に解
除する。
【0074】上記に加えて、上板設置治具61と下板設
置治具81に設けられる取付ボルト67の締結と解除、
各ストッパ設定と解除および各設置治具の回転機構と移
動機構を電動または油圧等によって自動化し、一部また
は全部を自動で組立てるようにしてもよい。これによっ
て、更に業務効率を向上することができる。 第2実施の形態例 図18は本発明の第2実施の形態のクランプ機構を示す
斜視図、図19は第2実施の形態の上板取付部を示す上
面図である。
【0075】なお、上記第1実施の形態例と同様の部分
は同一の符号を付してその説明を省略する。図18にお
いて、121は位置決め板であり、側板取付板47に設
けられた長孔122に、その長さの間の任意の位置にボ
ルトとナットにとり締結されて固定されている。
【0076】123はクランプ板であり、第1実施の形
態のクランプ板49bの半分以下の長さに成形され、溝
型部材49aに設けられた長孔124に、その長さの間
の任意の位置に第1実施の形態のクランプ機構49と同
様に係止されている。図19において、131は固定枠
であり、その2隅にヒンジ132を介して固定具133
が設けられている。
【0077】固定具133は、コの字断面の鋼材または
アルミ材(中空の角柱でもよい。)で製作され、ヒンジ
132を回転支点として回動するよう構成されている。
また、固定具133に設けられた長孔134には第1実
施の形態例と同様の取付ボルト67が長孔134の長さ
の間を移動可能に取付られている。このような固定具1
33が、図19に示すように4箇所設けられ上板取付部
66が構成され、下板設置治具81も同様に構成され
る。
【0078】上記構成によって、筐体1を構成する側板
2等の部品を各設置治具に取付ける場合は、各部品の大
きさや形状が異なる場合に、位置決め板121とクラン
プ板123および取付ボルト67を長孔122、12
4、134によって任意の位置に移動させて固定する。
また、必要に応じて固定具133と固定枠131の間の
ヒンジ132によって固定具133の向きを変えて固定
する。
【0079】その後の作動は第1実施の形態例と同様で
あるので省略する。これによって、各種の筐体を一組の
筐体組立治具によって組立てることが可能となり、治具
製作に要する費用を節約することができる。
【0080】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は、側板設置
治具の両端に上板設置治具および下板設置治具を配置
し、側板と上板および下板を設置治具上にそれぞれ設置
し、各治具に設けられた回転機構と移動機構によって前
記側板と上板および下板を筐体となるように組合せた後
に各板の互いの間を接合することによって、各板を容易
に保持して筐体に組合せることが可能となり、組立作業
に要する時間を短縮して業務効率を向上することができ
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態を示す斜視図
【図2】第1実施の形態の側板設置治具を示す斜視図
【図3】第1実施の形態の側板移動機構を示す斜視図
【図4】第1実施の形態の側板回転部を示す斜視図
【図5】第1実施の形態の側板取付座を示す斜視図
【図6】図5のA矢視図
【図7】第1実施の形態の上板設置治具を示す斜視図
【図8】図7のB矢視方向から見た中央断面図
【図9】第1実施の形態の下板設置治具を示す斜視図
【図10】可搬式スポット溶接機を示す説明図
【図11】第1実施の形態の部品設置状態を示す斜視図
【図12】図11のC矢視図
【図13】第1実施の形態の途中工程を示す斜視図
【図14】第1実施の形態の筐体組合せ状態を示す斜視
【図15】第1実施の形態の筐体分離状態を示す斜視図
【図16】第1実施の形態のクランプ機構の他の態様を
示す断面図
【図17】図16のP−P断面図
【図18】第2実施の形態のクランプ機構を示す斜視図
【図19】第2実施の形態の上板取付部を示す上面図
【図20】筐体の完成状態を示す斜視図
【図21】筐体の構成部品を示す斜視図
【図22】従来例の筐体組立治具と構成部品を示す斜視
【図23】従来例の連結補助具を示す正面図
【図24】定置式スポット溶接機を示す説明図
【図25】従来例の筐体組立治具の設置状態を示す斜視
【符号の説明】
1 筐体 2 側板 2a、2b 支柱 2c、2d、2e、2f 桟 2i フランジ 3 上板 4 下板 4a 前部下板 4b 後部下板 5 補強枠 6 補強材 7 L型材 8 補強板 11 設置治具 12 基枠 13 位置決め突起 15 連結補助具 16a、16b、16c 連結棒 17 孔 18 ヒンジ 19 固定板 21 定置式スポット溶接機 22 本体部 23 固定アーム 24 可動アーム 25 下電極 26 上電極 31 側板設置治具 32 側板基枠 33 アジャスタ 34 側板移動機構 35 レール 35a レール溝 36 スライドガイド 36a 上面 37 直動ストッパ 38、69a ブラケット 38a 軸受ユニット固定部 39 側板回転部 40 軸受ユニット 40a 軸受箱 40b 転がり軸受 41 側板回転軸 42 側板回転機構 43、70、91 ステイ 44 把手 45 側板取付部 46 側板取付座 47 側板取付板 47a 位置決め突起 47b 嵌合孔 48 取付棒 49 クランプ機構 49a 溝型部材 49b、123 クランプ板 49c クランプボルト 49d バネ部材 49e 固定ナット 50 突当部 51 取付座ストッパ 52 製品落下防止棚 61 上板設置治具 62 上板基枠 63 上板移動機構 64 上板回転軸 65 上板回転機構 66 上板取付部 66a、66b、66c、86c、86d、91a 横
棒 67 取付ボルト 67a 抜止部 67b ハンドル 68、87 回転軸取付フランジ 69 上板回転ストッパ 70a、91b 側面 71、92 突当棒 81 下板設置治具 82 下板基枠 83 下板移動機構 84 下板回転軸 85 下板回転機構 86a 前部下板取付部 86b 後部下板取付部 88 スライドシャフト 89 リニアブッシュ 90 下板回転ストッパ 99 筐体組立治具 101 可搬式スポット溶接機 102 本体部 103 把手 104 ワイヤ 105 制御部 106 冷却装置 107 電源ケーブル 108 冷却管 108a 供給管 108b 排出管 111 ピニオンギア 112 駆動源 113 回転用ギア 114 クランプ軸 115 昇降用カム 116 カム軸 121 位置決め板 122、124、134 長孔 131 固定枠 132 ヒンジ 133 固定具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塚本 輝男 愛知県春日井市柏井町7−7−11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側板と上板および下板を接合して筐体を
    組立てる筐体組立方法において、 前記側板2枚を一つの側板設置治具上にそれぞれ設置
    し、 前記側板設置治具の両端に上板設置治具および下板設置
    治具を配置して該上板設置治具および下板設置治具上に
    それぞれ前記上板および下板を設置し、 前記各治具に設けられた回転機構によって前記側板と上
    板および下板を回転させて起立させ、 前記各治具に設けられた移動機構によって前記側板と上
    板および下板を移動させて筐体となるように組合せ、 その後に前記側板と上板および下板の互いの間を接合す
    ることを特徴とする筐体組立方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記各治具に前記側板と上板および下板を設置した後
    に、前記側板と上板および下板に補強部材を接合するこ
    とを特徴とする筐体組立方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記補強部材の接合を、移動可能なスポット溶接機によ
    って行うことを特徴とする筐体組立方法。
  4. 【請求項4】 側板と上板および下板を接合して筐体を
    組立てる筐体組立治具において、 前記側板2枚をその上にそれぞれ設置する側板設置治具
    と、該側板設置治具の一端に配置され前記上板を設置す
    る上板設置治具と、前記側板設置治具の他端に配置され
    下板を設置する下板設置治具とによって構成し、 前記各治具に設置された部材を回転させる回転機構と、
    移動させる移動機構を設け、 前記各治具に設置された前記側板と上板および下板を、
    前記各回転機構によって前記側板と上板および下板を回
    転させて起立させ、前記各移動機構によって前記側板と
    上板および下板を移動させて筐体となるように組合せ、
    その後に前記側板と上板および下板の互いの間を接合す
    ることを特徴とする筐体組立治具。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記各治具に前記側板と上板および下板を設置した後
    に、前記側板と上板および下板に補強部材を接合するこ
    とを特徴とする筐体組立治具。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記補強部材の接合を、移動可能なスポット溶接機によ
    って行うことを特徴とする筐体組立治具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111424754A (zh) * 2020-05-15 2020-07-17 三一重机有限公司 一种调节卡具、电气平台及挖掘机
KR102439616B1 (ko) * 2022-02-17 2022-09-02 주식회사 스마트시스템즈 범용성을 가진 용접용 지그
CN117817216A (zh) * 2024-03-06 2024-04-05 山西省公路局晋中分局试验室 一种道路桥梁伸缩缝加工用焊接设备

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