JP2003319667A - ピエゾアクチュエータ駆動回路 - Google Patents
ピエゾアクチュエータ駆動回路Info
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- JP2003319667A JP2003319667A JP2002121694A JP2002121694A JP2003319667A JP 2003319667 A JP2003319667 A JP 2003319667A JP 2002121694 A JP2002121694 A JP 2002121694A JP 2002121694 A JP2002121694 A JP 2002121694A JP 2003319667 A JP2003319667 A JP 2003319667A
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- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
で制御する事である。 【解決手段】 ピエゾスタック4Aの充電を、オンオフ
を繰り返すスイッチング素子35のオン期間にはコンデ
ンサ32からインダクタ34を介して行い、オフ期間に
はダイオード361でコンデンサ32をバイパスしてフ
ライホイール電流を流して行う回路において、スイッチ
ング素子35を制御するコントローラ212を、オン期
間の長さが一定値をとるように、かつ、2回目のオン期
間では、ピエゾスタックの充電開始から基準時間が経過
するまでスイッチング素子35のオンを禁止するように
設定することで、ピエゾスタック4Aの容量の変化で、
充電開始初期、特に1回目のオン期間およびオフ期間に
所定のエネルギーに到達する時間がばらついても、2回
目のオン期間以降のエネルギー投入特性が揃うようにす
る。
Description
タ駆動回路に関する。
材料の圧電作用を利用したもので、容量性素子であるピ
エゾスタックが充放電により伸長または縮小してピスト
ン等を直線動する。例えば、内燃機関の燃料噴射装置に
おいて、燃料噴射用のインジェクタの開閉弁の切り替え
をピエゾアクチュエータにより行うものが知られてい
る。
クチュエータ駆動回路の代表的な構成として以下のもの
がある。すなわち、ピエゾスタックに直流電源からイン
ダクタを介して通電する第1の通電経路を有しており、
その途中には直流電源を切り離し可能なスイッチング素
子が設けられる。そして、直流電源をバイパスする第2
の通電経路が設けられる。バイパス路は例えば直流電源
が逆バイアスとなるダイオードにより構成される。ピエ
ゾスタックの充電時には、スイッチング素子はオンオフ
を繰り返し、スイッチング素子のオン期間に、第1の通
電経路に前記ピエゾスタックへの漸増する充電電流が流
れ、スイッチング素子のオフ期間に、第2の通電経路
に、フライホイール作用で前記ピエゾスタックへの漸減
する充電電流が流れる。そしてスイッチング素子のオン
オフが繰り返されるにともないピエゾスタックへの投入
エネルギーが上昇していく。これは複数スイッチング方
式として知られている。
間の長さにより、エネルギーの投入速度を規定する平均
的な充電電流の大きさが異なり、また、ピエゾスタック
に投入されるエネルギーが充電完了時期で異なるので、
スイッチング素子を制御する制御手段を備えている。ス
イッチング素子の制御は、簡易さという点からは、スイ
ッチング素子の各オン期間の長さを一定値にとるととも
に、予め設定した充電時間に達したら充電完了とする、
上昇する充電電流やピエゾスタックの両端子間電圧等の
フィードバックを伴わないオープンループとなってい
る。
排出する排気ガスに対する排気ガス規制は近年益々厳し
くなる傾向にある。かかる排気ガス規制に対応すべく、
内燃機関の1サイクル中に燃料噴射を1回だけではなく
複数回噴射を行うマルチ噴射がある。マルチ噴射には、
噴射率を理想的な噴射率に近づけ、また、触媒装置の活
性化を図る効果がある。
の噴射が含まれる。前記ピエゾアクチュエータをインジ
ェクタの開閉制御用に用いたものは、応答性がよいこと
からその点では適している。また、マルチ噴射では微小
噴射量での噴射を行うので、高精度が要求される。
わちエネルギーの投入特性が変動すると、噴射量が大き
く影響を受ける。特に、容量性素子であるピエゾスタッ
クが温度変動等で特性が変化すると、エネルギーの投入
特性が変動する。このため、マルチ噴射として所期の効
果を十分には発揮し得ないおそれがあった。
ピエゾスタックへのエネルギーの投入特性がばらつか
ず、マルチ噴射を行う燃料噴射装置等にも好適に適用可
能なピエゾアクチュエータ駆動回路を提供することを目
的とする。
チング素子のオンオフ制御において各オン期間の長さが
一定値をとり、充電電流が0になるとオン期間に入るよ
うにしたものにおいて、ピエゾアクチュエータのエネル
ギーの投入の過程について鋭意実験研究を重ねた結果、
次のことが分かった。エネルギーの投入特性はピエゾス
タックの容量によって異なるが、充電の開始初期では、
漸減する充電電流が0となるオフ期間の終期における投
入エネルギーがピエゾスタックのみかけの容量が違って
もあまり差がなかった。特に1回目のオフ期間の終期に
おける投入エネルギーがみかけの容量によらず略一定で
あった。また、充電開始から所定回数のオン期間および
オフ期間(以下、適宜、オンオフ期間という)が経過す
るまでの所要時間が、ピエゾスタック容量が大きいほど
長くなっていくが、この所要時間の差は、充電の開始初
期のオンオフ期間の長さのばらつきが支配的である。特
に、最初のオンオフ期間の長さに基因してばらついた。
一方で、エネルギーの投入速度が、充電の開始初期で小
さく、また、充電の開始初期を除けばあまり差がなくピ
エゾスタックの容量によりあまり変動しないことがわか
った。
ーを示す特性線において、充電時間の方向に所定時間だ
けオフセットすると、充電の開始初期を除き、特性線が
略重なることになる。本発明はかかる知見に基づきなさ
れたものである。なお、前記みかけの容量とは、ピエゾ
スタックへの投入エネルギーをE、ピエゾスタックの両
端子間電圧をVとしてE=(1/2)CV2 と表したと
きのCである(以下の説明において単に容量という)。
エータを構成するピエゾスタックに直流電源からインダ
クタを介して通電する第1の通電経路に、その途中に設
けられてオンオフを繰り返すスイッチング素子のオン期
間に、前記ピエゾスタックへの漸増する充電電流が流
れ、前記直流電源をバイパスし前記インダクタを介して
前記ピエゾスタックに通電する第2の通電経路に、前記
スイッチング素子のオフ期間に、フライホイール作用で
前記ピエゾスタックへの漸減する充電電流が流れるピエ
ゾアクチュエータ駆動回路であって、前記スイッチング
素子を制御する制御手段を有するピエゾアクチュエータ
駆動回路において、前記制御手段を、前記スイッチング
素子の各オン期間の長さが一定値をとるように、かつ、
ピエゾスタックの充電開始から予め設定した所定回目の
オン期間では、前記ピエゾスタックの充電の開始から予
め設定した所定の時間が経過するまで、スイッチング素
子のオンを禁止するように設定する。
スタックの容量によらず揃えられる。そして、前記所定
回目のオン期間以降においてはエネルギーの投入速度が
容量によらず一定しているから、充電時間に対するエネ
ルギーの投入特性を良好ならしめることができる。
の構成において、前記所定回目のオン期間を、ピエゾス
タックの充電開始から2回目のオン期間とする。
時間の範囲でも、ピエゾスタックの容量によらず良好な
エネルギー投入特性を得ることができる。
ルエンジンのコモンレール式の燃料噴射装置の構成を示
す。ディーゼルエンジンの気筒数分のインジェクタ1が
各気筒に対応して設けられ(図例ではインジェクタ1は
1つのみ図示)、供給ライン27を介して連通する共通
のコモンレール26から燃料の供給を受け、インジェク
タ1から各気筒の燃焼室内に略コモンレール26内の燃
料圧力(以下、コモンレール圧力)に等しい噴射圧力で
燃料を噴射するようになっている。コモンレール26に
は燃料タンク23の燃料が高圧サプライポンプ25によ
り圧送されて高圧で蓄えられる。
1に供給された燃料は、上記燃焼室への噴射用の他、イ
ンジェクタ1の制御油圧等としても用いられ、インジェ
クタ1から低圧のドレーンライン28を経て燃料タンク
23に還流するようになっている。
チュエータ11を駆動するためのピエゾアクチュエータ
駆動回路21が設けられている。ピエゾアクチュエータ
駆動回路21は、ECU22により制御され、選択気筒
のインジェクタ1が燃料を噴射する。ECU22は、マ
イクロコンピュータ等を中心に構成され、ピエゾアクチ
ュエータ駆動回路21の他、燃料噴射装置の各部を制御
するようになっており、例えば、コモンレール26に設
けられた図示しない圧力センサ等の検出信号に基づいて
調量弁24を制御してコモンレール26への燃料の圧送
量を調整し、コモンレール圧力を調整する。また、EC
U22には燃料温、エンジン油温等の検出信号やクラン
ク角等の各種信号が入力している。
の構成を示す。ピエゾアクチュエータ駆動回路21は、
各インジェクタ1のそれぞれに1対1に対応して設けら
れたピエゾアクチュエータ11の本体部分であるピエゾ
スタック4A,4B,4C,4Dの充電および放電を行
う充放電回路部211、その制御を行う制御手段である
コントローラ212等からなり、図示しないワイヤハー
ネスによりピエゾスタック4A〜4Dと接続される。
0の給電で数十〜数百Vの直流電圧を発生するDC−D
Cコンバータ31、およびその出力端に並列に接続され
たコンデンサ32を有し、両端子間からピエゾスタック
4A〜4Dの充電用の電圧を出力する。DC−DCコン
バータ31は例えば一般的な昇圧チョッパ型の回路を採
用し得る。コンデンサ32は十分静電容量の大きなもの
(数百μF)で構成され、ピエゾスタック4A〜4Dへ
の充電作動時にも略一定の電圧値を保つようになってい
る(以下、適宜、コンデンサ32の両端子間電圧を電源
電圧という)。
4Dにインダクタ34を介して通電する第1の通電経路
33aが設けてあり、通電経路33aには、コンデンサ
32とインダクタ34間にこれらと直列に第1のスイッ
チング素子35が介設されている。第1のスイッチング
素子35はMOSFETで構成され、その寄生ダイオー
ド(以下、第1の寄生ダイオードという)351に対し
電源電圧が逆バイアスとなるように接続される。
A〜4Dは第2の通電経路33bを形成している。この
通電経路33bは、インダクタ34と第1のスイッチン
グ素子35の接続中点に接続される第2のスイッチング
素子35を有している。第2の通電経路33bはコンデ
ンサ32をバイパスして、インダクタ34、ピエゾスタ
ック4A〜4D、第2のスイッチング素子36を通る閉
回路を形成している。第2のスイッチング素子36もM
OSFETで構成され、その寄生ダイオード(以下、第
2の寄生ダイオードという)361に対し電源電圧が逆
バイアスとなるように接続される。
4A〜4Dのそれぞれに共通であり、ピエゾスタック4
A〜4Dと直列に1対1に対応して選択スイッチ37
A,37B,37C,37Dが接続してある。各選択ス
イッチ37A〜37DはMOSFETが用いられてお
り、その寄生ダイオード(以下、選択寄生ダイオードと
いう)371A,371B,371C,371Dに対し
コンデンサ電圧が逆バイアスとなるように接続されてい
る。
ク4A〜4Dに対応する選択スイッチ37A〜37Dが
オンされて、当該ピエスタック4A〜4Dに通電経路3
3a,33bが選択的に形成されることになる。なお、
選択寄生ダイオード371A〜371Dを順方向の電流
が流れるときには、選択スイッチ37A〜37Dの状態
によらず通電経路33a,33bは形成される。
チ37A〜37Dの各ゲートにはコントローラ212か
らそれぞれ制御信号が入力しており、前記のごとく選択
スイッチ37A〜37Dのいずれかをオンして駆動対象
のピエゾスタック4A〜4Dを選択するとともに、スイ
ッチング素子35,36をオンオフし、ピエゾスタック
4A〜4Dの充電および放電を行うようになっている。
は、選択スイッチ37A〜37Dに共通に抵抗器38b
が設けてある。その両端子間電圧すなわち図中b点の電
圧はコントローラ212に入力し、ピエゾスタック4A
〜4Dの充電電流が検出されるようになっている。
抗器38cが設けてある。その両端子間電圧すなわち図
中c点の電圧はコントローラ212に入力し、ピエゾス
タック4A〜4Dの放電電流が検出されるようになって
いる。
A〜4D側の端子と接地間に、直列接続された抵抗値の
高い抵抗器381a,382aが設けてある。その分割
電圧すなわち図中a点の電圧は、コントローラ212に
入力し、ピエゾスタック4A〜4Dの両端子間電圧(以
下、適宜、ピエゾスタック電圧という)が検出されるよ
うになっている。
指令信号や充放電回路部211の前記各種の検出信号に
したがって、充放電回路部211に制御信号を出力す
る。ECU22から入力する指令信号として、噴射信
号、気筒選択信号および充電期間信号が入力している。
噴射信号はピエゾスタック4A〜4Dの充電時期と放電
時期とを規定するもので、「L」と「H」よりなる二値
信号である。噴射信号の出力時期および長さにより噴射
期間が略規定される。また、気筒選択信号は、噴射気筒
に対応した、充電すべきピエゾスタック4A〜4Dを選
択するもので、対応する選択スイッチ37A〜37Dに
制御信号が出力される。充電期間信号は、ピエゾスタッ
ク4A〜4Dの充電期間の長さすなわち充電量を規定す
るもので、「L」と「H」よりなる二値信号である。立
ち上がりにおいて充電が開始され、立ち下がりで充電が
完了する。
それぞれ並列に抵抗器5A,5B,5C,5Dが設けて
あり、充電完了後にもピエゾスタック4A〜4Dから常
時、少しずつ放電する。抵抗器5A〜5Dはフェールセ
ーフ用のものであり、ピエゾスタック4A〜4Dの配線
ケーブルの断線等で通電不能になり、ピエゾスタック4
A〜4Dからコンデンサ32への通常の電荷回収ができ
なくなったときであってもインジェクタ1が噴射状態の
ままとなるのを防止するものである。抵抗器5A〜5D
はまた、焦電効果による発生電荷を解消する。したがっ
て、抵抗器5A〜5Dの抵抗値は最長噴射時間を考慮し
て設定される。
すものである。コントローラ212は、噴射信号、気筒
選択信号、充電期間信号が「H」になると、所定の制御
信号を出力する。なお、気筒選択信号は第1の気筒を選
択するものであり、続いて第2の気筒を選択するもので
あるとする。先ず、第1の気筒に対応する第1の選択ス
イッチ37Aがオンされる。選択スイッチ37Aのオン
期間は放電が完了するまでである。
ると(t1 )、コントローラ212が、第1のスイッチ
ング素子(以下、適宜、充電スイッチという)35のオ
ン期間とオフ期間とを次のように設定し、充電スイッチ
35に制御信号を出力する。すなわち、充電スイッチ3
5をオンして、第1の通電経路33aに漸増する充電電
流を流す(図4(A))。オン期間の長さは一定に設定
される。充電スイッチ35をオフすると、この時、イン
ダクタ34に発生する逆起電力は第2の寄生ダイオード
361に対して順バイアスであるから、インダクタ34
に蓄積されたエネルギーにより、第2の通電経路33b
に、漸減するフライホイール電流が流れる。これがピエ
ゾスタック4Aへの充電電流となる(図4(B))。充
電電流が予め略0Aに設定したしきい値(以下、適宜、
0Aしきい値という)になると、オフ期間を終了して、
再び充電スイッチ35をオンしてオン期間に入り、これ
を繰り返す(多重スイッチング方式)。充電電流(b点
での信号)は略三角形状の波形で流れ、ピエゾスタック
電圧(a点での信号)は階段状に上昇する。
間の開始時点(t2 )については、1回目のオフ期間に
おいて充電電流が0Aしきい値になった後、2回目のオ
ン期間が開始するまでにタイムディレイが設けてある。
タイムディレイは、充電開始時点(噴射信号等が立ち上
がった時点)t1 からの経過時間が予め設定した基準時
間となるように設定される。このため、コントローラ2
12内部で、充電開始時点t1 で「L」に立ち下がり、
前記基準時間が経過すると「H」に立ち上がる充電同期
信号を発生するようになっており、充電同期信号が
「H」に立ち上がった時点で充電スイッチ35をオンす
る。充電同期信号は、充電開始時点t1 にカウントをス
タートしカウント値に比例した電圧信号を出力するタイ
マと、基準時間に比例した電圧信号とを比較する比較器
等により生成することができる。
(t3 )、充電スイッチ35への制御信号は強制的に立
ち下がり、充電スイッチ35をオフに固定する。これで
充電は完了となる。ピエゾスタック4Aの伸長によりイ
ンジェクタ1のニードルを開弁駆動する。
)、ピエゾスタック4Aを放電してコンデンサ32に
回収する。放電期間は放電期間信号により放電時期およ
び期間の長さが規定される。放電期間信号は「L」と
「H」とからなる二値信号である。噴射信号が「L」に
なると立ち上がり、ピエゾスタック電圧が、略0Vに予
め設定したしきい値(以下、適宜、0Vしきい値とい
う)に達すると、立ち下がる。放電期間信号が立ち上が
ると、第2のスイッチング素子(以下、適宜、放電スイ
ッチという)36のオン期間とオフ期間とを次のように
設定し、放電スイッチ36に制御信号を出力する。すな
わち、放電スイッチ36をオンして、第2の通電経路3
3bに漸増する放電電流を流す(図5(A))。放電電
流が予め設定したしきい値(以下、適宜、上限電流しき
い値という)になると、放電スイッチ36をオフしてオ
フ期間に入る。この時、インダクタ34に大きな逆起電
力が発生し、インダクタ34に蓄積されたエネルギーに
より、漸減するフライホイール電流が第1の通電経路3
3aに流れる。これがピエゾスタック4Aからコンデン
サ32への放電電流となる(図5(B))。放電電流が
0Aしきい値になると、再び放電スイッチ36をオンし
て、これを繰り返す。
値に達すると(t5 )放電期間信号が立ち下がって放電
スイッチ36をオフに固定し、ピエゾスタック4Aの放
電は完了となる。ピエゾスタック4Aの電荷はコンデン
サ32に回収されることになる。そして、このようにピ
エゾスタック4Aを放電することで、ピエゾスタック4
Aが縮小してインジェクタ1のニードルが閉弁作動す
る。
先立って気筒選択信号が「L」になって、選択スイッチ
37Aがオフする(t6 )。
および充電期間信号が再び「H」になるとともに、第2
の気筒を指示する気筒選択信号が「H」になって、ピエ
ゾスタック4Bについて、第1、第2の通電経路33
a,33bが形成される。第3、第4の気筒についても
同様に順次、ピエゾスタック4C,4Dの充電と放電と
がなされる。
制御においてオン期間の長さが一定値をとるピエゾアク
チュエータ駆動回路について、ピエゾアクチュエータの
エネルギーの投入の過程について鋭意実験研究を重ねた
結果、次のことが分かった。実験には、本実施例とコン
トローラにおける充電スイッチの制御を除き同じ構成の
ものを用いた。以下の説明において、本ピエゾアクチュ
エータ駆動回路と実質的に同じ作動をする部分について
は同じ番号を付して説明する。実験では、充電スイッチ
35は図7に示すようにオフ期間の終期で(すなわち充
電電流が0Aしきい値を横切ると)即、オン期間に入る
ようにしている。図8(A)、図8(B)、図8(C)
はその結果の一例で、充電電流Ip 、瞬時投入エネルギ
ー(=充電電流Ip ×ピエゾスタック電圧Vp )、投入
エネルギー(=∫(Ip ×Vp )dt)の経時変化を示し
ている。図中には容量の異なる3つの場合を併せて示し
ている。なお、測定は、ピエゾタスタック4Aに変えて
予め容量が分かっているフィルムコンデンサをピエゾア
クチュエータ駆動回路に接続して行っている。
投入エネルギーの経時変化であるエネルギー投入特性を
示す図8(C)において、特性線がピエゾスタックの容
量によって異なるが、充電の開始初期では、漸減する充
電電流が0となるオフ期間の終期における投入エネルギ
ーがピエゾスタック容量が違ってもあまり差がない。特
に1回目のオフ期間の終期における投入エネルギーがピ
エゾスタック容量によらず略一定である。また、充電開
始から所定回数のオンオフ期間が経過するまでの所要時
間が、ピエゾスタック容量が大きいほど長くなっていく
が、この所要時間の差は、充電の開始初期のオンオフ期
間の長さのばらつきが支配的である。特に、最初(1回
目)のオンオフ期間の長さに基因してばらつく。一方、
エネルギーの投入速度である瞬時投入エネルギーが、充
電の開始初期で小さく、また、充電の開始初期を除けば
あまり差がなくピエゾスタック容量によりあまり変動し
ないことがわかる。すなわち、特性線を充電時間の方向
に所定時間だけオフセットすると、ピエゾスタック容量
の異なる特性線が重なることになる。本発明はかかる知
見に基づきなされたものである。
電電流が0Aしきい値に達しても、前記充電開始時点
(t1 )から基準時間が経過するまでは2回目のオン期
間が開始されない。すなわち充電スイッチ35がオンし
ない。これにより、次の効果を奏する。図6(A)、図
6(B)、図6(C)は本ピエゾアクチエータ駆動回路
の充電電流Ip 、瞬時投入エネルギー、投入エネルギー
の経時変化を示すもので、図8の場合と同様に、図中に
は容量の異なる3つの場合を併せて示している。以下、
図6のものを本発明と、図8のものを比較例という。
が第1の通電経路33aを通るオン期間ではインダクタ
34に発生する逆起電力が(VDC−Vp )であるのに対
し、充電電流が第2の通電経路33bを通るオフ期間で
はインダクタ34に発生する逆起電力がVp であり、ピ
エゾスタック4Aへのエネルギーの投入速度が相対的に
遅い期間と速い期間とを交互に繰り返して、全体的には
略直線的に投入エネルギーが上昇していく。相違点とし
ては、各エネルギー値に到達する時間が、ピエゾスタッ
ク容量に応じて異なり、ピエゾスタック容量が大きいほ
ど所要時間は長くなる。すなわち、エネルギー投入特性
がピエゾスタック容量によって変動する。
流が0Aしきい値に達した後に、前記基準時間が経過す
るまで充電スイッチ35のオンが禁止されるので、図6
(C)のごとく、ピエゾスタック容量が違っても2回目
のオン期間の開始タイミングが揃う。ここで、前記のご
とく、1回目のオンオフ期間で到達する投入エネルギー
がピエゾスタック容量によらず略一定であり、かつ、2
回目のオンオフ期間以降のエネルギーの投入速度がピエ
ゾスタック容量によらず略一定であるから、ピエゾスタ
ック容量によらずエネルギー投入特性が略同じになる。
これにより、充電期間信号が出力されている間の、エネ
ルギー投入特性が環境温度の影響でピエゾスタック容量
が変動しても変わらず、高精度な燃料噴射制御を行うこ
とができる。
回目のオフ期間で充電電流が0Aしきい値に達した後
に、2回目のオン期間の充電スイッチ35のオンを禁止
する期間を設けることによりエネルギー投入特性の容量
依存性を抑制することができるのは次のように考えられ
る。
ーすなわち充電能力は充電開始初期には小さく、エネル
ギーの投入が進行するほど大きくなる。これは、次のよ
うに理論的にも確かめられる。すなわち、前記のごとく
充電電流Ip は略三角形状であり、オン期間の終期に到
達する電流(充電ピーク電流)Ip PEAKは、電源として
のコンデンサ32の両端子間電圧(電源電圧)をVDC、
ピエゾスタック電圧をVp 、オン期間の長さをTON、イ
ンダクタ13のインダクタンスをLとして、式(1)と
表される。 Ip PEAK=(VDC−Vp )×TON/L・・・(1)
入エネルギーEは式(2)となる。 E=∫(Ip ×Vp )dt≒K∫((VDC−Vp )×Vp )dt・・・(2)
い充電開始初期には充電能力が低いことが理論的にも知
られる。
2からエネルギーが流出するのは、オン期間のみであ
る。このオン期間にコンデンサ32から流出するエネル
ギーは、コンデンサ32からインダクタ34とピエゾス
タック4Aとに分散して蓄積される。このうちインダク
タ34に蓄積されたエネルギーがオフ期間にピエゾスタ
ック4Aに移動することになる。したがって、1回のオ
ンオフ期間においてピエゾスタック4Aに投入されるエ
ネルギーは、オン期間にコンデンサ32から流出するエ
ネルギーと等しい。ここで、電源電圧VDCがコンデンサ
32の容量が大きいことで略一定であるから、充電開始
初期において1回のオンオフ期間にピエゾスタック4A
に投入されるエネルギーEon-offは式(3)となる。 Eon-off≒VDC×〔(Ip PEAK/2)×TON〕・・・(3)
(1)で表されるところ、ピエゾスタック電圧Vp が低
い充電開始初期には電源電圧VDCで略規定されることか
ら、充電ピーク電流Ip PEAKもピエゾスタック容量の違
いによってはあまり変わらない。したがって、充電開始
初期におけるオンオフ期間のピエゾスタック4Aへの投
入エネルギーEon-offはピエゾスタック容量の違いによ
ってはあまり変わらない。
一定であるからオフ期間の長さで規定される。ここで、
オフ期間では第2の通電経路33bを流れるフライホイ
ール電流による充電であり、式(4)と表し得る。 Ip PEAK=Vp ×TOFF /L・・・(4)
エゾスタック電圧Vp が低い充電開始初期には電源電圧
VDCで略規定されるから、ピエゾスタック容量の違いに
よってはあまり変わらない。したがって、オフ期間の長
さTOFF は式(4)より知られるようにピエゾスタック
電圧Vp に依存し、ピエゾスタック電圧Vp と反比例の
関係になる。ピエゾスタック容量が大きいほどピエゾス
タック電圧Vp は低いから、TOFF はピエゾスタック容
量が大きいほど長くなる。また、充電開始初期ほどピエ
ゾスタック電圧Vp は小さく、そのため式(1)より知
られるように充電ピーク電流Ip PEAKは大きいから、T
OFF は充電開始初期では長くなり、ピエゾスタック容量
によるばらつきも大きい。
ごとく、充電開始初期において、特に1回目のオンオフ
期間において、オフ期間の終期に到達する投入エネルギ
ーがピエゾスタック容量の違いではあまり変わらず、そ
の一方で、ピエゾスタック容量の違いでオンオフ期間の
長さ(TON+TOFF )が変わることが説明できる。
ゾスタック電圧Vp が低いほど長いから、2回目のオフ
期間の長さは1回目のオフ期間の長さに次いで長いこと
になる。したがって、3回目のオン期間の充電スイッチ
35のオンを禁止する期間を設けるのもよい。また、3
回目のオン期間の充電スイッチ35のオンのみを禁止す
る期間を設けるのもよい。要求される仕様に応じて適宜
設定し得る。勿論、望ましいのは、2回目のオン期間の
充電スイッチ35のオンの禁止である。広範囲の投入エ
ネルギーに対して、ピエゾスタック容量の違いによる投
入エネルギーの誤差を抑制することができるからであ
る。
する充電開始からn回目以降と、(n−1)回目までと
でオン期間の長さが異なっていても同じ効果が得られ
る。また、オン期間1回目はピエゾスタック容量が違っ
ていても充電ピーク電流の値が一定であることが本考案
に至ったポイントの一つであるから、1回目の通電のみ
電流が一定になるように制御すると、さらに高精度の効
果が得られるが、回路ロジックが複雑になる割に効果が
小さい。このため、本実施形態では採用していない。前
記電流一定制御は充電スイッチ35のオンの禁止をする
n回目より前ならば適用可能であるが、1回目のみの適
用が一番精度がよく、それ以外の回数まで適用したとし
てもオン時間だけで制御したときよりも高精度にするこ
とは困難である。
制御用のピエゾアクチュエータだけではなく、他の用途
に用いられるピエゾアクチュエータの駆動用にも適用す
ることができる。
路を備えたディーゼルエンジンの燃料噴射装置の構成図
である。
ピエゾアクチュエータを駆動する前記ピエゾアクチュエ
ータ駆動回路の回路図である。
動状態を示すタイミングチャートである。
エータ駆動回路に形成される、ピエゾスタックの充電時
の通電経路を示す回路図である。
エータ駆動回路に形成される、ピエゾスタックの放電時
の通電経路を示す回路図である。
アクチュエータ駆動回路の作動を示すグラフである。
比較例の各部の作動状態を示すタイミングチャートであ
る。
アクチュエータ駆動回路と比較する比較例の作動を示す
グラフである。
子 371A,371B,371C,371D 寄生ダイオ
ード 4A,4B,4C,4D ピエゾスタック
Claims (2)
- 【請求項1】 ピエゾアクチュエータを構成するピエゾ
スタックに直流電源からインダクタを介して通電する第
1の通電経路に、その途中に設けられてオンオフを繰り
返すスイッチング素子のオン期間に、前記ピエゾスタッ
クへの漸増する充電電流が流れ、 前記直流電源をバイパスし前記インダクタを介して前記
ピエゾスタックに通電する第2の通電経路に、前記スイ
ッチング素子のオフ期間に、フライホイール作用で前記
ピエゾスタックへの漸減する充電電流が流れるピエゾア
クチュエータ駆動回路であって、 前記スイッチング素子を制御する制御手段を有するピエ
ゾアクチュエータ駆動回路において、 前記制御手段を、前記スイッチング素子の各オン期間の
長さが一定値をとるように、かつ、ピエゾスタックの充
電開始から予め設定した所定回目のオン期間では、前記
ピエゾスタックの充電の開始から予め設定した所定の時
間が経過するまで、スイッチング素子のオンを禁止する
ように設定したことを特徴とするピエゾアクチュエータ
駆動回路。 - 【請求項2】 請求項1記載のピエゾアクチュエータ駆
動回路において、前記所定回目のオン期間を、ピエゾス
タックの充電開始から2回目のオン期間としたピエゾア
クチュエータ駆動回路。
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