JP2003319656A - スイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング電源装置

Info

Publication number
JP2003319656A
JP2003319656A JP2002116253A JP2002116253A JP2003319656A JP 2003319656 A JP2003319656 A JP 2003319656A JP 2002116253 A JP2002116253 A JP 2002116253A JP 2002116253 A JP2002116253 A JP 2002116253A JP 2003319656 A JP2003319656 A JP 2003319656A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
circuit
secondary side
output
switching element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002116253A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4217821B2 (ja
Inventor
Hisaichi Murayama
寿市 村山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Lambda Corp
Original Assignee
TDK Lambda Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Lambda Corp filed Critical TDK Lambda Corp
Priority to JP2002116253A priority Critical patent/JP4217821B2/ja
Publication of JP2003319656A publication Critical patent/JP2003319656A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4217821B2 publication Critical patent/JP4217821B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 二次側ポストレギュレータのスイッチング電
源装置において、簡単な構成でありながら、出力回路の
極端な小型化を容易に達成する。 【解決手段】 スイッチング素子6のスイッチングに伴
ない、トランス3の二次巻線5間に発生する電圧が、整
流回路18によって全波整流される。すなわち、従来の半
波整流回路に比べて、整流回路18からの整流出力の周波
数が2倍になる。したがって、二次側半導体スイッチ素
子32のパルス駆動信号を、主スイッチング素子6のオン
およびオフにそれぞれ合わせて送り出すようにすれば、
整流回路18を全波整流回路にしただけの簡単な構成であ
りながら、出力回路15を極端に小型化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トランスの二次側
にある出力回路に接続した二次側半導体スイッチ素子に
より出力電圧を調整する二次側ポストレギュレータを備
えたスイッチング電源装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】一般に、多出力のスイ
ッチング電源装置にあっては、1個の主トランスに複数
の二次巻線を備えると共に、個々の二次巻線に整流平滑
回路などからなる出力回路を接続してなり、主スイッチ
ング素子のスイッチング動作に伴ない、主トランスの一
次巻線に入力電圧を断続的に印加することで、各出力回
路からそれぞれ所定の直流出力電圧を取り出すように構
成している。また、それぞれの出力電圧は、主スイッチ
ング素子を制御するための制御フィードバック回路によ
り、直接的または間接的に調整される。
【0003】上記制御フィードバック回路は、一つの出
力回路からの出力電圧(メイン出力電圧)を検出して、
負荷の変動や入力電圧の変動を補償するように、主スイ
ッチング素子のスイッチングを制御しており、これによ
り調整されたメイン出力電圧の安定化を図っている。制
御フィードバック回路による調整方法は多数知られてお
り、例えば主スイッチング素子へのパルス駆動信号の導
通幅を制御するパルス幅変調(PWM)は、幅広く用い
られているメイン出力電圧の調整方法の一つである。し
かし、メイン出力電圧以外の補助出力電圧は、制御フィ
ードバック回路により間接的にしか調整することができ
ないので、補助出力電圧の安定化を図るための付加的な
技術が必要となってくる。
【0004】そこで考えられたのが、例えば特開平11
−289764号公報などで開示されるような、二次側
ポストレギュレータ(secondary side post regulato
r)と呼ばれるスイッチング電源装置の回路トポロジー
であり、その回路例を図7で示す。同図において、1,
2は直流入力電圧Vinが印加される入力端子、3は入力
側と出力側とを絶縁する主トランスで、この主トランス
3の一次巻線4と例えばMOS型FETからなる主スイ
ッチング素子6との直列回路が、入力端子1,2間に接
続される。そして、後述するPWM制御手段31からスイ
ッチング素子6のゲートにパルス駆動信号が供給され、
このスイッチング素子6がスイッチング動作を繰り返す
ことで、トランス3の一次巻線4に直流入力電圧Vinが
断続的に印加されるようになっている。
【0005】一方、主トランス3は複数の直流出力電圧
Vo1,Vo2を各々取り出すために、各出力電圧Vo1,V
o2に対応した第1の二次巻線5Aおよび第2の二次巻線
5Bを備えている。第1の二次巻線5Aには、整流ダイ
オード11,転流ダイオード12,チョークコイル13および
平滑コンデンサ14からなる整流平滑回路を備えた第1の
出力回路15が接続される。同様に、別の第2の二次巻線
5Bにも、整流ダイオード21,転流ダイオード22,チョ
ークコイル23および平滑コンデンサ24からなる整流平滑
回路を備えた第2の出力回路25が接続される。
【0006】より具体的には、二次巻線5Aのドット側
端子に整流ダイオード11のアノードを接続し、二次巻線
5Aの非ドット側端子にアノードを接続した転流ダイオ
ード12のカソードを、整流ダイオード11のカソードに接
続し、さらに転流ダイオード12の両端間にチョークコイ
ル13と平滑コンデンサ14との直列回路を接続して第1の
出力回路15を構成すると共に、平滑コンデンサ14の両端
に出力端子16,17を接続する。また、二次巻線5Bのド
ット側端子に整流ダイオード21のアノードを接続し、二
次巻線5Bの非ドット側端子にアノードを接続した転流
ダイオード22のカソードを、整流ダイオード21のカソー
ドに接続し、さらに転流ダイオード22の両端間にチョー
クコイル23と平滑コンデンサ24との直列回路を接続して
第2の出力回路25を構成すると共に、平滑コンデンサ24
の両端に出力端子26,27を接続する。
【0007】そして、主スイッチング素子6がオンする
のに伴ない、トランス3の一次巻線4に入力電圧Vinが
印加され、これにより二次巻線5Aのドット側端子に正
極性の電圧が発生すると、整流ダイオード11が導通する
一方で転流ダイオード12は非導通となり、二次巻線5A
から整流ダイオード11およびチョークコイル13を介し
て、平滑コンデンサ14や出力端子16,17間に接続する負
荷(図示せず)にエネルギーが供給される。一方、主ス
イッチング素子6がオフして、トランス3の一次巻線4
への入力電圧Vinの供給が途絶え、二次巻線5Aの非ド
ット側端子に正極性の電圧が発生すると、今度は転流ダ
イオード12が導通する一方で整流ダイオード11は非導通
となり、それまでチョークコイル13に蓄えられていたエ
ネルギーが、転流ダイオード12を通して出力端子16,17
間の負荷に供給される。
【0008】同様に、主スイッチング素子6がオンし
て、二次巻線5Bのドット側端子に正極性の電圧が発生
すると、整流ダイオード21が導通する一方で転流ダイオ
ード22は非導通となり、二次巻線5Bから整流ダイオー
ド21およびチョークコイル23を介して、平滑コンデンサ
24や出力端子26,27間に接続する負荷にエネルギーが供
給される。一方、主スイッチング素子6がオフして、二
次巻線5Bの非ドット側端子に正極性の電圧が発生する
と、転流ダイオード22が導通する一方で整流ダイオード
21は非導通となり、それまでチョークコイル23に蓄えら
れていたエネルギーが、転流ダイオード22を通して出力
端子26,27間の負荷に供給される。
【0009】前記第2の出力回路25からの出力電圧Vo2
を直接的に安定化させ、かつ第1の出力回路15からの出
力電圧Vo1を間接的に安定化させる帰還ループとして、
この出力電圧Vo2を監視して主スイッチング素子6への
パルス駆動信号の導通幅を制御するPWM制御手段31が
設けられる。これとは別に、トランス3の二次巻線5A
側で第1の出力回路15からの出力電圧Vo1を直接的に安
定化させるために、出力回路15を構成する整流ダイオー
ド11のカソードと転流ダイオード12およびチョークコイ
ル13の接続点との間に、例えばMOS型FETからなる
二次側半導体スイッチ素子32が挿入接続されると共に、
出力電圧Vo1の変動を監視して、スイッチ素子32の動作
タイミングを決めるスイッチ素子制御手段33が設けられ
る。
【0010】上記構成において、マグアンプと称される
磁気増幅器に代わり二次側半導体スイッチ素子32を整流
ダイオード11と直列に接続する主な理由は、整流ダイオ
ード11の漏れ電流によってマグアンプがリセットする
と、出力端子16,17間より取り出せる出力電力が低下す
るからである。また、マグアンプの場合は、過電流保護
を行なうのが困難で、軽負荷若しくは無負荷時における
レギュレーション特性も悪い。さらにスイッチング周波
数が高くなる程、マグアンプの部品コストが上昇する問
題もある。その点、二次側半導体スイッチ素子32を用い
た二次側ポストレギュレータは、そうした一連の問題を
回避することができる。
【0011】ここでのスイッチ素子制御手段33は、主ス
イッチング素子6と同時にスイッチ素子32をターンオフ
させ、スイッチ素子32のターンオンのタイミングを可変
する先端エッジ変調系の制御か、あるいは一次側スイッ
チ素子である主スイッチング素子6と同時にスイッチ素
子32をターンオンさせ、スイッチ素子32のターンオフの
タイミングを可変する後端エッジ変調系の制御のいずれ
かを採用する。但し、PWM制御手段31が主スイッチン
グ素子6のピーク電流モード制御を採用して、スイッチ
ング周期毎に主スイッチング素子6を流れるピーク電流
を制限し、過電流の保護を行なう場合には、各出力回路
15,25の出力電流を反映した電流が主スイッチング素子
6を流れるので、PWM制御手段31が適性に動作するよ
うにするために、スイッチ素子制御手段33により先端エ
ッジ変調系の制御を行なうように構成するのが好まし
い。
【0012】しかし、上記二次側半導体スイッチ素子32
を用いた二次側ポストレギュレータのスイッチング電源
装置では、出力回路15が整流ダイオード11のみを備えた
いわゆる半波整流型で、主スイッチング素子6のスイッ
チング周波数を上げても、チョークコイル13の入力側電
圧に相当する転流コンデンサ12の両端間電圧VS1が、主
スイッチング素子6のオフ期間中はゼロボルトになって
いるため、平滑フィルタ回路を構成するチョークコイル
13や平滑コンデンサ14、ひいては出力回路15の極端な小
型化が難しいという問題を有していた。
【0013】本発明は、上記の課題に着目して成された
ものであって、その目的は、二次側ポストレギュレータ
のスイッチング電源装置において、簡単な構成でありな
がら、出力回路の極端な小型化を容易に達成できるよう
にすることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明における請求項1
のスイッチング電源装置は、上記目的を達成するため
に、主スイッチング素子のスイッチングによりトランス
の一次巻線に入力電圧を断続的に印加し、前記トランス
の二次巻線に発生した電圧を出力回路により整流平滑し
て出力電圧を取り出すと共に、前記トランスの二次側で
前記出力電圧を直接的に安定化させるために、前記出力
回路に接続される二次側半導体スイッチ素子と、この二
次側半導体スイッチ素子の動作タイミングを制御するス
イッチ素子制御手段とからなる二次側ポストレギュレー
タを備えたスイッチング電源装置において、前記主スイ
ッチング素子のオンオフに合わせて前記二次側半導体ス
イッチ素子にパルス駆動信号を供給するように前記スイ
ッチ素子制御手段を構成すると共に、前記トランスの二
次巻線に接続する全波整流回路を前記出力回路に備えた
ことを特徴とする。
【0015】この場合、主スイッチング素子のスイッチ
ングに伴ない、トランスの二次巻線間に発生する電圧
が、全波整流回路によって全波整流される。すなわち、
主スイッチング素子のオフ期間中においても、全波整流
回路からの整流後の電圧はゼロボルトにならず、従来の
半波整流回路に比べて、整流出力の周波数が2倍にな
る。したがって、スイッチ素子制御手段から二次側半導
体スイッチ素子へのパルス駆動信号を、主スイッチング
素子のオンおよびオフにそれぞれ合わせて送り出すよう
にすれば、整流回路を全波整流回路にしただけの簡単な
構成でありながら、出力回路を極端に小型化することが
できる。
【0016】また、本発明における請求項2のスイッチ
ング電源装置は、前記主スイッチング素子のオンオフに
同期した整流スイッチ素子により、前記全波整流回路を
構成している。
【0017】この場合、整流スイッチ素子のオン抵抗は
整流ダイオードよりも小さく、出力回路の損失を小さく
できると共に、出力回路の大電流低出力電圧化にも容易
に対応できる。
【0018】また、本発明における請求項3のスイッチ
ング電源装置は、前記全波整流回路の整流電圧を検出す
る電圧検出手段と、前記出力回路からの出力電流が動作
レベルを越えたときに、前記二次側半導体スイッチ素子
をオフにして過電流保護を行なう過電流保護手段とを備
え、前記電圧検出手段で検出される整流電圧に応じて、
前記動作レベルを可変するように構成したものである。
【0019】この場合、タップ電圧検出手段で検出され
る整流電圧に基づき、過電流保護手段の動作レベルが可
変するので、二次側半導体スイッチ素子を流れる電流ピ
ーク値の高低に応じて、過電流保護の動作レベルも変動
する。したがって、過電流保護手段は安定した過電流保
護動作を得ることが可能になる。
【0020】また、本発明における請求項4のスイッチ
ング電源装置は、前記全波整流回路の整流電圧を検出す
る電圧検出手段と、前記出力回路からの出力電流が動作
レベルを越えたときに、前記二次側半導体スイッチ素子
をオフにして過電流保護を行なう過電流保護手段とを備
え、前記二次側半導体スイッチ素子を流れる電流ピーク
値が、前記主スイッチング素子のオンとオフで一定とな
るように、該二次側半導体スイッチ素子を制御する構成
としたことを特徴とする請求項1または2記載のスイッ
チング電源装置。
【0021】この場合、二次側半導体スイッチ素子を流
れる電流ピーク値が、主スイッチング素子のオンとオフ
で一定となるように、二次側半導体スイッチ素子を制御
するため、二次側半導体スイッチ素子を流れる電流ピー
ク値が、主スイッチング素子のオンとオフとに拘らず略
一定となり、過電流保護手段は安定した過電流保護動作
を得ることが可能になる。
【0022】
【発明の実施形態】以下、本発明における好ましい各実
施態様について、添付図面を参照して詳細に説明する。
なお、上記従来例と同一部分には同一符号を付し、その
共通する箇所の説明は重複するため省略する。
【0023】図1は、本発明の第1実施例を示す回路図
である。同図において、第1の出力回路15に備えた整流
回路18は、二次巻線5Aに発生した電圧を全波整流する
2個の整流ダイオード11A,11Bを備えたいわゆる中点
タップの全波整流回路からなる。具体的には、整流回路
18は、二次巻線5Aの一端であるドット側端子に一方の
整流ダイオード11Aのアノードを接続し、二次巻線5A
の他端である非ドット側端子に他方の整流ダイオード11
Bのアノードを接続し、双方の整流ダイオード11A,11
Bのカソードどうしを接続して構成され、この整流ダイ
オード11A,11Bのカソード接続点と、二次巻線5Aの
中点タップとの間に全波整流された電圧を発生させるよ
うにしている。そして本実施例では、整流ダイオード11
A,11Bのカソード接続点に二次側半導体スイッチ素子
32の一端(ソース)を接続し、二次側半導体スイッチ素
子32の他端(ドレイン)と二次巻線5Aの中点タップと
の間に転流ダイオード12を接続し、さらに転流ダイオー
ド12の両端間にチョークコイル13と平滑コンデンサ14と
の直列回路を接続して第1の出力回路15を構成してい
る。
【0024】上記構成においては、二次側半導体スイッ
チ素子32にMOS型FETを用いているが、マグアンプ
以外の例えばIGBT素子などを用いてもよい。また、
PWM制御手段31にてその出力電圧Vo2が直接的に安定
制御される第2の出力回路25についても、例えば整流回
路28を中点タップの全波整流回路に変更してもよい。こ
こでのスイッチ素子制御手段33は、各整流ダイオード11
A,11Bの導通期間中に、出力電圧Vo1の電圧変動を反
映したパルス駆動信号を二次側半導体スイッチ素子32に
供給する。すなわち、主スイッチング素子6のオフ期間
中にも、二次側半導体スイッチ素子32にパルス駆動信号
を供給する点が、従来例におけるスイッチ素子制御手段
33と異なる。
【0025】一方、トランス3の一次側には、コンデン
サ41と補助スイッチング素子42との直列回路からなるア
クティブクランプ回路43が、一次巻線4の両端間に接続
される。主スイッチング素子6と補助スイッチング素子
42は,お互いがともにオフになる期間(デッドタイム)
を有しながら、交互にオン・オフされる。これにより主
スイッチング素子6や補助スイッチング素子42のゼる電
圧スイッチングを達成すると共に、主スイッチング素子
6のオフにおける一次巻線4の両端間電圧の上昇を、コ
ンデンサ41によりクランプすることができる。なお、そ
の他の構成は、従来例で示したものと共通である。
【0026】次に、上記構成についてその作用を説明す
ると、主スイッチング素子6がオンし、トランス3の一
次巻線4に入力電圧Vinが印加されると、二次巻線5
A,5Bの各ドット側端子にいずれも正極性の電圧が発
生する。このとき第1の出力回路15では、整流ダイオー
ド11Aが導通する一方で、別の整流ダイオード11Bは非
導通となる。したがって、二次側半導体スイッチ素子32
がオンしていれば、二次巻線5Aから整流ダイオード11
およびチョークコイル13を介して、平滑コンデンサ14や
出力端子16,17間に接続する負荷にエネルギーが供給さ
れる。また第2の出力回路25では、整流ダイオード21が
導通する一方で転流ダイオード22は非導通となり、二次
巻線5Bから整流ダイオード21およびチョークコイル23
を介して、平滑コンデンサ24や出力端子26,27間に接続
する負荷にエネルギーが供給される。
【0027】一方、主スイッチング素子6がオフし、二
次巻線5A,5Bの非ドット側端子に正極性の電圧が発
生すると、今度は第1の出力回路15において、整流ダイ
オード11Bが導通する一方で、整流ダイオード11Aは非
導通となる。したがってこの時にも、二次側半導体スイ
ッチ素子32がオンしていれば、二次巻線5Aから整流ダ
イオード11およびチョークコイル13を介して、平滑コン
デンサ14や出力端子16,17間に接続する負荷にエネルギ
ーが供給される。また第2の出力回路25では、整流ダイ
オード21が導通する一方で転流ダイオード22は非導通と
なり、二次巻線5Bから整流ダイオード21およびチョー
クコイル23を介して、平滑コンデンサ24や出力端子26,
27間に接続する負荷にエネルギーが供給される。
【0028】さらに第1の出力回路15において、二次側
半導体スイッチ素子32がオフすると、整流回路18が後段
のチョークコイル13やコンデンサ14と切り離された状態
になる。この場合は、転流ダイオード12がオンして、チ
ョークコイル13に蓄えられていたエネルギーが、転流ダ
イオード12を通して出力端子16,17間の負荷に供給され
る。
【0029】本実施例では、トランス3の二次巻線5に
発生した電圧が、2つの整流ダイオード11A,11Bから
なる整流回路18によって全波整流されるので、従来のよ
うな半波整流回路に比べて、整流回路18からの整流出力
の周波数が2倍になる上に、負荷への出力電流のリップ
ル成分も小さくなる。したがって、スイッチ素子制御手
段33から二次側半導体スイッチ素子32に供給するパルス
駆動信号の周波数も、主スイッチング素子6のオンおよ
びオフにそれぞれ合わせて2倍にすれば、平滑フィルタ
回路を構成するチョークコイル13や平滑コンデンサ14を
極端に小型化することができる。
【0030】以上のように本実施例では、主スイッチン
グ素子6のスイッチングによりトランス3の一次巻線4
に入力電圧Vinを断続的に印加し、トランス3の二次巻
線5に発生した電圧を出力回路15により整流平滑して出
力電圧Vo1を取り出すと共に、トランス3の二次側で出
力電圧Vo1を直接的に安定化させるために、出力回路15
に接続される二次側半導体スイッチ素子32と、この二次
側半導体スイッチ素子32の動作タイミングを制御するス
イッチ素子制御手段33とからなる二次側ポストレギュレ
ータを備えたスイッチング電源装置において、主スイッ
チング素子6のオンおよびオフにそれぞれ合わせて二次
側半導体スイッチ素子32にパルス駆動信号を供給するよ
うにスイッチ素子制御手段32を構成すると共に、トラン
ス3の二次巻線5に接続する全波整流回路である整流回
路18を出力回路15に備えている。
【0031】この場合、主スイッチング素子6のスイッ
チングに伴ない、トランス3の二次巻線5間に発生する
電圧が、整流回路18によって全波整流される。すなわ
ち、主スイッチング素子6のオフ期間中においても、整
流回路18による整流後の電圧はゼロボルトにならず、従
来の半波整流回路に比べて、整流回路18からの整流出力
の周波数が2倍になる。したがって、スイッチ素子制御
手段33から二次側半導体スイッチ素子32へのパルス駆動
信号を、主スイッチング素子6のオンおよびオフにそれ
ぞれ合わせて送り出すようにすれば、整流回路18を全波
整流回路にしただけの簡単な構成でありながら、チョー
クコイル13や平滑コンデンサ14ひいては出力回路15を極
端に小型化することができる。
【0032】次に、本発明の第2実施例を図2に基づき
説明する。なお、上記第1実施例と同一部分には同一符
号を付し、その共通する箇所の説明は重複するため省略
する。
【0033】本実施例においては、第1実施例における
二次巻線5Bに代わり、2つの二次巻線5C,5Dを設
けると共に、各二次巻線5C,5DにMOS型FETか
らなる整流スイッチ素子51C,51Dをそれぞれ接続して
整流回路18を構成する。具体的には、整流回路18は、二
次巻線5Cのドット側端子と二次巻線5Dの非ドット側
端子とを接続し、二次巻線5Cの非ドット側端子に整流
スイッチ素子51Cの一端(ドレイン)を接続し、二次巻
線5Dのドット側端子に整流スイッチ素子51Dの一端
(ドレイン)を接続し、整流スイッチ素子51C,51Dの
ソースどうしを接続し、さらに抵抗52を介して二次巻線
5Cのドット側端子を整流スイッチ素子51Cの制御端子
(ゲート)に接続し、抵抗53を介して二次巻線5Dの非
ドット側端子を整流スイッチ素子51Dの制御端子(ゲー
ト)に接続して構成される。そして本実施例では、二次
巻線5Cのドット側端子と二次巻線5Dの非ドット側端
子との接続点に二次側半導体スイッチ素子32の一端(ソ
ース)を接続し、二次側半導体スイッチ素子32の他端
(ドレイン)と整流スイッチ素子51C,51Dのソース接
続点との間に、前記転流ダイオード12に代わるMOS型
FETからなる転流スイッチ素子55を接続すると共に、
転流スイッチ素子55の両端間にチョークコイル13と平滑
コンデンサ14との直列回路を接続して第1の出力回路15
を構成している。なお、それ以外の構成は第1実施例と
共通している。
【0034】そして本実施例においては、主スイッチン
グ素子6がオンし、トランス3の一次巻線4に入力電圧
Vinが印加されると、二次巻線5C,5Dの各ドット側
端子にいずれも正極性の電圧が発生する。このとき第1
の出力回路15では、抵抗52を介して整流スイッチ素子51
Cのゲートに駆動電圧が印加され、この整流スイッチ素
子51Cが導通する一方で、別の整流スイッチ素子51Cの
ゲートには駆動電圧が印加されず、この整流スイッチ素
子51Cは非導通となる。したがって、二次側半導体スイ
ッチ素子32がオンしていれば、二次巻線5Aから整流ダ
イオード11およびチョークコイル13を介して、平滑コン
デンサ14や出力端子16,17間に接続する負荷にエネルギ
ーが供給される。
【0035】一方、主スイッチング素子6がオフし、二
次巻線5A,5Bの非ドット側端子に正極性の電圧が発
生すると、今度は第1の出力回路15において、抵抗53を
介して整流スイッチ素子51Dのゲートに駆動電圧が印加
され、この整流スイッチ素子51Dが導通する一方で、別
の整流スイッチ素子51Cのゲートには駆動電圧が印加さ
れず、この整流スイッチ素子51Cは非導通となる。した
がってこの時にも、二次側半導体スイッチ素子32がオン
していれば、二次巻線5Aから整流ダイオード11および
チョークコイル13を介して、平滑コンデンサ14や出力端
子16,17間に接続する負荷にエネルギーが供給される。
【0036】さらに第1の出力回路15において、二次側
半導体スイッチ素子32がオフすると、整流回路18が後段
のチョークコイル13やコンデンサ14と切り離された状態
になる。この場合、転流スイッチ素子55のゲートにパル
ス駆動信号を供給して、この転流スイッチ素子55をオン
させれば、チョークコイル13に蓄えられていたエネルギ
ーが、転流スイッチ素子55を通して出力端子16,17間の
負荷に供給される。
【0037】以上のように本実施例では、主スイッチン
グ素子6のオンオフに同期した整流スイッチ素子51C,
51Dにより、全波整流回路となる整流回路18を構成して
いる。この場合、整流スイッチ素子51C,51Dのオン抵
抗は、第1実施例における整流ダイオード11A,11Bよ
りも小さく、出力回路15の損失を小さくできると共に、
出力回路15の大電流低出力電圧化にも容易に対応でき
る。
【0038】ところで、図1や図2に示すような第1の
出力回路15に全波整流回路18を備えた回路トポロジーで
は、第1の出力回路15に入力する電圧、すなわち、トラ
ンス3の二次巻線に発生する電圧が、主スイッチング素
子6のオンとオフでそれぞれ異なるため、図3の波形図
に示すように、二次側半導体スイッチ素子32のドレイン
・ソース間を流れるパルス毎のピーク電流値が、主スイ
ッチング素子6のオンとオフで各々違っている。したが
って、この電流を検出して、スイッチ素子制御手段33に
過電流保護(OCP)機能を付加したときに、過電流保
護が働く動作レベルPを、図3に示すように一定値に設
定した場合には、安定した過電流保護動作を得ることが
難しいという問題がある。
【0039】こうした問題を解決した回路例を、第3実
施例として図4に示す。なお、上記第1実施例と同一部
分には同一符号を付し、その共通する箇所の説明は重複
するため省略する。
【0040】ここでは、二次巻線5Aの各端(ドット側
端子および非ドット側端子)に発生するタップ電圧、す
なわち整流回路18からの整流電圧を検出するタップ電圧
検出手段61を設ける。スイッチ素子制御手段33は、出力
回路15からの出力電流が動作レベルPを越えたときに、
二次側半導体スイッチ素子32を強制的にオフにして過電
流保護を行なう過電流保護手段62を備えているが、特に
本実施例での過電流保護手段62は、タップ電圧検出手段
61が検出するタップ電圧に応じて、動作レベルを可変す
るように構成している。
【0041】なお、図2に示す回路トポロジーでは、二
次巻線5Cのドット側端子と、二次巻線5Dの非ドット
側端子に発生するタップ電圧を検出するように、タップ
電圧検出手段61を設ければよい。さらに、タップ電圧検
出手段61は、トランス3の一次巻線4の各端(ドット側
端子および非ドット側端子)に発生するタップ電圧を検
出する構成としてもよい。それ以外の構成は、図1と共
通している。
【0042】次に、上記構成についてその作用を、図5
の波形図に基づき説明する。同図において、上段は整流
回路18からの整流電圧、下段は過電流保護の動作レベル
Pである。
【0043】タップ電圧検出手段61は、主スイッチング
素子6のオンオフ動作に伴なって導通する整流ダイオー
ド11A若しくは整流ダイオード11Bの一端に発生する二
次巻線5Aの電圧、すなわち図5の上段に示すように、
整流ダイオード11A,11Bのカソード接続点と中点タッ
プ間に発生する整流回路18からの整流電圧を、検出信号
としてスイッチ素子制御手段33に送り出す。このときス
イッチ素子制御手段33にある過電流保護手段62は、検出
信号の電圧レベルが高ければ、二次側半導体スイッチ素
子32を流れる電流ピーク値が高いものと判断して、過電
流保護の動作レベルPを高く設定し、逆に検出信号の電
圧レベルが低ければ、二次側半導体スイッチ素子32を流
れる電流ピーク値が低いものと判断して、過電流保護の
動作レベルPを低く設定する。こうすることで、二次側
半導体スイッチ素子32を流れる電流ピーク値に応じて、
過電流保護の動作レベルPが可変し、結果的に安定した
過電流保護動作を得ることが可能になる。
【0044】以上のように本実施例によれば、整流回路
18からの整流電圧を検出する電圧検出手段としてのタッ
プ電圧検出手段61と、出力回路15からの出力電流が動作
レベルPを越えたときに、二次側半導体スイッチ素子32
をオフにして過電流保護を行なう過電流保護手段62とを
備え、タップ電圧検出手段61で検出される整流電圧に応
じて、動作レベルPを可変するように構成している。
【0045】このようにすると、タップ電圧検出手段61
で検出される整流電圧に基づき、過電流保護手段62の動
作レベルPが可変するので、二次側半導体スイッチ素子
32を流れる電流ピーク値の高低に応じて、過電流保護の
動作レベルPも変動する。したがって、過電流保護手段
62は安定した過電流保護動作を得ることが可能になる。
【0046】また、別の例として、動作レベルPを一定
にする代わりに、タップ電圧検出手段61で検出される整
流電圧に応じて、二次側半導体スイッチ素子32を流れる
電流ピーク値が、主スイッチング素子6のオンとオフで
一定となるように、二次側半導体スイッチ素子32を制御
してもよい。
【0047】その具体的な例を、図6の波形図に基づき
説明する。なお、この図6において、上段は整流回路18
からの整流電圧で、以下、スイッチ素子制御手段33に内
蔵する発振回路の基準三角波と、二次側半導体スイッチ
素子33に供給するパルス駆動信号をそれぞれ示してい
る。
【0048】スイッチ素子制御手段33は、発振回路(図
示せず)からの基準三角波を出力電圧Vo1の検出レベル
Dと比較し、出力電圧Vo1の検出レベルDよりも基準三
角はの電圧レベルが高ければ、二次側半導体スイッチ素
子33にH(高)レベルのパルス駆動信号を供給する。特
に本実施例では、整流回路18からの整流電圧が高い程、
基準三角波のスロープすなわち傾斜を急にし、整流回路
18からの整流電圧が高い程、基準三角波のスロープを緩
やかにして、二次側半導体スイッチ素子32へのパルス駆
動信号の導通幅を可変する。これにより、二次側半導体
スイッチ素子32を流れる電流ピーク値が、主スイッチン
グ素子6のオンとオフとに拘らず略一定となり、過電流
保護手段62は安定した過電流保護動作を得ることが可能
になる。
【0049】以上のように、この変形例では、二次側半
導体スイッチ素子32を流れる電流ピーク値が、主スイッ
チング素子6のオンとオフで一定となるように、スイッ
チ素子制御手段33が二次側半導体スイッチ素子32を制御
している。
【0050】この場合、二次側半導体スイッチ素子32を
流れる電流ピーク値が、主スイッチング素子6のオンと
オフで一定となるように、二次側半導体スイッチ素子32
を制御するため、二次側半導体スイッチ素子32を流れる
電流ピーク値が、主スイッチング素子6のオンとオフと
に拘らず略一定となり、過電流保護手段62は安定した過
電流保護動作を得ることが可能になる。
【0051】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、種々の変形が可能である。例えば主スイッ
チング素子6は、実施例におけるMOS型FETに限ら
ず、それ以外の各種のスイッチング素子を利用すること
ができる。
【0052】
【発明の効果】本発明における請求項1のスイッチング
電源装置によれば、二次側ポストレギュレータのスイッ
チング電源装置において、簡単な構成でありながら、出
力回路の極端な小型化を容易に達成できる。
【0053】本発明における請求項2のスイッチング電
源装置によれば、出力回路の損失を小さくできると共
に、出力回路の大電流低出力電圧化にも容易に対応でき
る。
【0054】本発明における請求項3のスイッチング電
源装置によれば、安定した過電流保護動作を得ることが
可能になる。
【0055】本発明における請求項4のスイッチング電
源装置によれば、安定した過電流保護動作を得ることが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すスイッチング電源装
置の回路図である。
【図2】本発明の第2実施例を示すスイッチング電源装
置の回路図である。
【図3】本発明の各実施例に共通して、二次側半導体ス
イッチ素子のドレイン・ソース間を流れる電流を示す波
形図である。
【図4】本発明の第3実施例を示すスイッチング電源装
置の回路図である。
【図5】本発明の第3実施例を示す出力回路各部の波形
図である。
【図6】本発明の別の実施例を示す出力回路各部の波形
図である。
【図7】従来例を示すスイッチング電源装置の回路図で
ある。
【符号の説明】
3 トランス 4 一次巻線 5 二次巻線 6 主スイッチング素子 15 第1の出力回路(出力回路) 18 制御回路 32 二次側半導体スイッチ素子 33 スイッチ素子制御手段 51C,51D 整流スイッチ素子 61 タップ電圧検出手段(電圧検出手段) 62 過電流保護手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主スイッチング素子のスイッチングによ
    りトランスの一次巻線に入力電圧を断続的に印加し、前
    記トランスの二次巻線に発生した電圧を出力回路により
    整流平滑して出力電圧を取り出すと共に、前記トランス
    の二次側で前記出力電圧を直接的に安定化させるため
    に、前記出力回路に接続される二次側半導体スイッチ素
    子と、この二次側半導体スイッチ素子の動作タイミング
    を制御するスイッチ素子制御手段とからなる二次側ポス
    トレギュレータを備えたスイッチング電源装置におい
    て、前記主スイッチング素子のオンおよびオフにそれぞ
    れ合わせて前記二次側半導体スイッチ素子にパルス駆動
    信号を供給するように前記スイッチ素子制御手段を構成
    すると共に、前記トランスの二次巻線に接続する全波整
    流回路を前記出力回路に備えたことを特徴とするスイッ
    チング電源装置。
  2. 【請求項2】 前記主スイッチング素子のオンオフに同
    期した整流スイッチ素子により前記全波整流回路を構成
    したことを特徴とする請求項1記載のスイッチング電源
    装置。
  3. 【請求項3】 前記全波整流回路の整流電圧を検出する
    電圧検出手段と、前記出力回路からの出力電流が動作レ
    ベルを越えたときに、前記二次側半導体スイッチ素子を
    オフにして過電流保護を行なう過電流保護手段とを備
    え、前記電圧検出手段で検出される整流電圧に応じて、
    前記動作レベルを可変するように構成したことを特徴と
    する請求項1または2記載のスイッチング電源装置。
  4. 【請求項4】 前記全波整流回路の整流電圧を検出する
    電圧検出手段と、前記出力回路からの出力電流が動作レ
    ベルを越えたときに、前記二次側半導体スイッチ素子を
    オフにして過電流保護を行なう過電流保護手段とを備
    え、前記二次側半導体スイッチ素子を流れる電流ピーク
    値が、前記主スイッチング素子のオンとオフで一定とな
    るように、該二次側半導体スイッチ素子を制御する構成
    としたことを特徴とする請求項1または2記載のスイッ
    チング電源装置。
JP2002116253A 2002-04-18 2002-04-18 スイッチング電源装置 Expired - Fee Related JP4217821B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002116253A JP4217821B2 (ja) 2002-04-18 2002-04-18 スイッチング電源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002116253A JP4217821B2 (ja) 2002-04-18 2002-04-18 スイッチング電源装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003319656A true JP2003319656A (ja) 2003-11-07
JP4217821B2 JP4217821B2 (ja) 2009-02-04

Family

ID=29533946

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002116253A Expired - Fee Related JP4217821B2 (ja) 2002-04-18 2002-04-18 スイッチング電源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4217821B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008236998A (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Densei Lambda Kk 多出力電源装置
CN102244473A (zh) * 2010-05-11 2011-11-16 Nxp股份有限公司 功率转换器
JP2018510603A (ja) * 2015-03-09 2018-04-12 フロニウス・インテルナツィオナール・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツングFronius International Gmbh センタータップ付きの変圧器を有する回路装置及び出力電圧の測定

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008236998A (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Densei Lambda Kk 多出力電源装置
CN102244473A (zh) * 2010-05-11 2011-11-16 Nxp股份有限公司 功率转换器
EP2387138A1 (en) * 2010-05-11 2011-11-16 Nxp B.V. A power converter
JP2018510603A (ja) * 2015-03-09 2018-04-12 フロニウス・インテルナツィオナール・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツングFronius International Gmbh センタータップ付きの変圧器を有する回路装置及び出力電圧の測定
US10379142B2 (en) 2015-03-09 2019-08-13 Fronius International Gmbh Circuit assembly having a transformer with centre tapping and measuring of the output voltage

Also Published As

Publication number Publication date
JP4217821B2 (ja) 2009-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6618274B2 (en) Synchronous rectifier controller to eliminate reverse current flow in a DC/DC converter output
US7023186B2 (en) Two stage boost converter topology
US6344986B1 (en) Topology and control method for power factor correction
US7831401B2 (en) Power outage detection in a switched mode power supply
US20110235369A1 (en) Synchronous rectifier post regulator
US20030026115A1 (en) Switching-type DC-DC converter
US6778412B2 (en) Synchronous converter with reverse current protection through variable inductance
US20080304291A1 (en) Switched Mode Power Converter and Method of Operation Thereof
JP2005503099A (ja) 調整された2つの出力を有する電力コンバータ
US6642630B2 (en) Multi-output switching power source circuit
US11606037B2 (en) Detection circuit and switching converter
JPH11127576A (ja) 直流電源装置
US10707763B1 (en) Partially clamped resonant half-bridge converter for highly efficient constant power LED driver with inherent hard-switching protection
US6900996B2 (en) Method and apparatus for controlling a DC-DC converter
US7254045B2 (en) Power supply circuit and electronic equipment
JP4217821B2 (ja) スイッチング電源装置
JP4406929B2 (ja) スイッチング電源装置
JP2005065395A (ja) 電源装置
JP3428008B2 (ja) スイッチング電源装置の出力電圧検出回路
JP2006223070A (ja) 力率改善回路
JP3562385B2 (ja) フォワードコンバータ
WO2022185404A1 (ja) スイッチング電源装置および電力供給システム
JP2002272107A (ja) Dc/dcコンバータ
JP3623765B2 (ja) スイッチングコンバータ
WO2019159902A1 (ja) 電力変換回路、dc-dcコンバータ、及びac-dcコンバータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080307

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080317

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080422

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080616

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080805

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081014

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081027

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121121

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121121

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131121

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees