JP2003319427A - 通話システム及び通話回線制御方法 - Google Patents

通話システム及び通話回線制御方法

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JP2003319427A
JP2003319427A JP2002117208A JP2002117208A JP2003319427A JP 2003319427 A JP2003319427 A JP 2003319427A JP 2002117208 A JP2002117208 A JP 2002117208A JP 2002117208 A JP2002117208 A JP 2002117208A JP 2003319427 A JP2003319427 A JP 2003319427A
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Tetsuya Matsumura
哲也 松村
Osamu Koide
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組織体内部に専用のネットワーク設備を設け
ることなく、その組織の構成員が使用できる内線通話シ
ステムを提供する。 【解決手段】 番号変換装置50は、内線番号と電話番
号とが対応付けられた変換テーブル51を記憶してお
り、交換局30から送信されてくる内線番号を上記変換
テーブルの内容に従って電話番号に変換し、変換後の電
話番号を上記の交換局30に返信する。これによって、
移動局10は、電話番号とは異なる内線番号によって通
話先を呼びだすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、企業や工場等の組
織における内線通話を公衆電話網を用いて行うための技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】PHS(Personal handyphone Syste
m)等の通話が可能な移動局が普及している。最近で
は、企業内や工場内等の限られたエリア内においてその
エリア専用のネットワーク設備を設置し、これによっ
て、社員同士がPHSを用いて内線通話を行えるように
している例も少なくない。このような内線通話は、公衆
電話網を介した通話と比較すると、企業等の組織が初期
の設備投資やメンテナンスコストさえ負担すれば、設備
導入以後の通話料金を支払わなくて済むというメリット
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなネットワ
ーク設備は、構内交換局(PBX)や無線基地局等によ
って構成されている。このため、組織は、これら構内交
換局や専用無線基地局を設置するためのスペースを企業
内や工場内に確保する必要がある。さらに、前述した初
期の設備投資やメンテナンスコストも決して安価とは言
えず、これらの負担をさらに軽くしてほしいという要望
は従前からある。このように、組織に専用のネットワー
ク設備を導入するためには様々な障壁があるのが現状で
ある。
【0004】本発明は、このような背景の下になされた
ものであり、組織の内部に専用のネットワーク設備を設
けることなく、その組織における内線番号を用いて通話
が可能な仕組みを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明は、通信事業者の事業基準に基づいて発呼
元電話機に割り当てられた電話番号と、発呼先電話機を
特定するための発呼先指定情報とを含む発呼信号を受信
する受信手段と、前記受信手段が受信した発呼信号に含
まれる発呼先指定情報が、ある組織の内部基準に基づい
て当該組織に属するユーザの電話機に割り当てられた内
線番号であるか否かを判別する判別手段と、前記判別手
段によって前記発呼先指定情報が前記内線番号であると
判別された場合において、当該内線番号を、前記発呼先
電話機に対して前記通信事業者の事業基準に基づいて割
り当てられている電話番号に変換する変換手段と、前記
変換手段によって変換された電話番号を用いて前記発呼
先電話機を呼び出す呼出手段とを備えた通話システムを
提供する。
【0006】この通話システムによれば、発呼元電話機
に割り当てられた電話番号と発呼先電話機を特定するた
めの発呼先指定情報とを含む発呼信号を受信すると、受
信した発呼信号に含まれる発呼先指定情報がある組織の
内部基準に基づいて当該組織に属するユーザの電話機に
割り当てられた内線番号であるか否かを判別する。ここ
で、前記発呼先指定情報が前記内線番号であると判別さ
れた場合、当該内線番号を前記発呼先電話機に対して前
記通信事業者の事業基準に基づいて割り当てられている
電話番号に変換し、変換された電話番号を用いて前記発
呼先電話機を呼び出す。従って、電話番号とは異なる内
線番号が割り当てられている電話機をその内線番号を用
いて呼びだすことができる。
【0007】好ましい態様において、前記変換手段は、
前記内線番号と、当該内線番号に対応する電話機に割り
当てられている前記電話番号とを対応付けて予め記憶し
た記憶手段と、前記記憶手段によって前記発呼信号に含
まれている内線番号に対応付けられて記憶されている前
記電話番号を取得する取得手段とを有している。
【0008】また、好ましい態様において、前記発呼元
電話機が、前記発呼先電話機に割り当てられている内線
番号と同一組織の内部基準によって割り当てられた前記
内線番号に対応する電話機であるか否かを判断する判断
手段を備え、前記呼出手段は、前記判断手段によって前
記発呼元電話機が同一組織の内部基準によって割り当て
られた前記内線番号に対応する電話機であると判断され
た場合にのみ、前記発呼先電話機を呼び出す。
【0009】この場合、前記判断手段は、前記内線番号
と、当該内線番号に対応する電話機に割り当てられてい
る電話番号とを対応付けて予め記憶した記憶手段を備え
ており、前記受信手段が受信した発呼信号に含まれてい
る発呼元電話機の電話番号に対応する内線番号が、前記
発呼先電話機に割り当てられている内線番号と同一組織
の内部基準によって割り当てられた前記内線番号として
記憶されているか否かにより前記判断を行うようにすれ
ばよい。
【0010】また、好ましい態様において、前記発呼先
電話機及び前記発呼元電話機の双方に前記内線番号が割
り当てられている場合になされた通話に対しては、前記
発呼元電話機或いは前記発呼先電話機の少なくともいず
れか一方に前記内線番号が割り当てられていない場合に
なされた通話とは異なる基準で課金処理を行う課金手段
を備えている。
【0011】また、好ましい態様において、前記異なる
基準は、一定期間一定額の基本料金のみを課金するとい
う基準であってもよいし、前記通話の通話時間に基づい
て定まる通話料金に一定率を乗じて算出される料金を課
金するという基準であってもよい。
【0012】また、好ましい態様において、前記課金手
段は、前記組織毎に前記課金処理を行う。さらに、前記
電話機は移動局であってもよい。
【0013】また、本発明は、通信事業者の事業基準に
基づいて発呼元電話機に割り当てられた電話番号と、発
呼先電話機を特定するための発呼先指定情報とを含む発
呼信号を受信する受信ステップと、前記受信ステップに
おいて受信した発呼信号に含まれる指定情報が、ある組
織の内部基準に基づいて当該組織に属するユーザの電話
機に割り当てられた内線番号であるか否かを判別する判
別ステップと、前記判別ステップにおいて前記発呼先指
定情報が前記内線番号であると判別された場合におい
て、当該内線番号を、前記発呼先電話機に対して前記通
信事業者の事業基準に基づいて割り当てられている電話
番号に変換する変換ステップと、前記変換ステップにお
いて変換された電話番号を用いて発呼先電話機を呼び出
す呼出ステップとを備えた通話回線制御方法を提供す
る。
【0014】この通話回線制御方法によれば、発呼元電
話機に割り当てられた電話番号と発呼先電話機を特定す
るための発呼先指定情報とを含む発呼信号を受信する
と、受信した発呼信号に含まれる発呼先指定情報がある
組織の内部基準に基づいて当該組織に属するユーザの電
話機に割り当てられた内線番号であるか否かを判別す
る。ここで、前記発呼先指定情報が前記内線番号である
と判別された場合、当該内線番号を前記発呼先電話機に
対して前記通信事業者の事業基準に基づいて割り当てら
れている電話番号に変換し、変換された電話番号を用い
て前記発呼先電話機を呼び出す。従って、電話番号とは
異なる内線番号が割り当てられている電話機をその内線
番号を用いて呼びだすことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施形態について説明する。ただし、本発明は、かか
る実施形態に限定されず、その技術思想の範囲内で種々
の変更が可能である。 A:構成 以下、本発明の実施の一形態である通話システムについ
て説明する。なお、図面において、共通する部分には同
一の符号が付されている。図1に示されるように、この
通話システムは、移動局10a〜10eと、基地局20
a〜20dと、交換局30a,30bと、ホームロケー
ションレジスタ40と、番号変換装置50と、課金シス
テム60とを備えている。移動局10a〜10e以外の
構成要素の各々は通信ケーブルによって接続されてお
り、これによって公衆電話網1が形成されている。な
お、図1においては、図面が繁雑になるのを避けるた
め、5つの移動局、4つの基地局、及び、2つの交換局
しか図示していないが、これらは実際には多数存在す
る。また、移動局10a〜10e、基地局20a〜20
d及び交換局30a,30bの中で同種の構成要素はそ
れぞれ共通の構成及び動作なので、以下では特に区別し
て説明する必要がある場合を除き、それぞれ、移動局1
0、基地局20、交換局30と総称して説明を行うこと
とする。
【0016】移動局10は、例えばPDC(Personal
Digital Cellular)方式やIMT2000(Internati
onal Mobile Telecommunication-2000)方式の携帯電
話機や、PHS(Personal Handyphone System)方式
の簡易携帯電話機である。この通話システムにおいて
は、公衆電話網1を管理する通信事業者の事業基準に基
づいて全ての移動局10に対して電話番号が割り当てら
れており、全ての移動局10の各々のROM(Read On
ly Memory)には自局に割り当てられた電話番号が記憶
されている。全ての移動局10は、この電話番号を用い
ることにより公衆電話網1から提供される通話サービス
(以下、通常通話サービスという)を受けることが可能
となっている。一方、ある企業(組織)に属する社員が
携帯する一部の移動局10に対しては、上記の通常通話
サービスに加えて、電話番号とは異なる内線番号を用い
ることにより公衆電話網1から提供される通話サービス
(以下、内線通話サービスという)が提供されるように
なっている。即ち、このような一部の移動局10に対し
ては、内線番号を用いて呼びだすこともできるし、電話
番号を用いて呼びだすこともできるのである。この内線
番号は、各々の企業の内部基準に基づいて各移動局10
に割り当てられている。また、この内線番号は、上述し
た電話番号とは異なり、各移動局10のROMには記憶
されておらず、公衆電話網1側で記憶されているだけで
ある。図1においては、移動局10eを通常通話サービ
スのみを受ける移動局とし、移動局10a〜10dを通
常通話サービスに加えて内線通話サービスを受ける移動
局とする。さらに、移動局10a〜10dのうち、移動
局10a及び10cが企業Aの社員によって携帯される
移動局とし、移動局10b及び10dが企業Bの社員に
よって携帯される移動局とする。
【0017】基地局20は、地上を例えば半径500m
等の範囲で分割するように分散配置されており、各々が
形成する無線セルに在圏している移動局10との間で無
線通信を行う。
【0018】交換局30は、複数の基地局20を収容し
ており、公衆電話網1内の通話回線の交換処理を行う。
より具体的には、交換局30は、発信側となる移動局1
0からの発呼信号を基地局20を介して受信すると、図
示せぬスイッチング機構を動作させることによって、着
信側となる移動局10への通話回線を確立するようにな
っている。交換局30によって処理された回線交換の結
果は、課金処理を行うための通話情報として、交換局3
0から課金システム60に供給されるようになってい
る。この通話情報には、発呼元の移動局10の電話番号
(以下、発呼元電番という)と、発呼先の移動局10の
電話番号(以下、発呼先電番という)と、これら発呼元
と発呼先との間でなされた通話の通話開始日時と、その
通話がなされていた通話時間等が含まれている。
【0019】ホームロケーションレジスタ40には、移
動局10の位置登録情報、即ち移動局10が在圏する位
置登録エリアのエリアIDとその移動局10の電話番号
とが対応付けられて記憶されている。この位置登録情報
は、移動局10からの位置登録要求に応じてホームロケ
ーションレジスタ40に登録され、この移動局10を呼
び出す際に利用される。
【0020】番号変換装置50は、内線番号と電話番号
とが対応付けられた変換テーブル51を予め記憶してお
り、発呼先を特定するための情報として交換局30から
送信されてくる内線番号を上記変換テーブルの内容に従
って電話番号に変換し、変換後の電話番号を上記交換局
30に返信するようになっている。ここで、図2の概念
図を参照しながら、変換テーブル51の内容について説
明する。上述したように移動局10a〜10dには、電
話番号のほかに内線番号が割り当てられているが、この
内線番号は図2に示すように、例えば「企業番号」と
「社員番号」という2種類の番号によって構成されてい
る。企業番号は、通信事業者と内線通話サービス契約を
締結した企業の各々に割り当てられた番号であり、社員
番号は、各々の企業がその内部基準に基づいて、その企
業に属する社員の各々に割り当てた番号である。
【0021】図2に示す例では、企業番号「0501」
が割り当てられた企業(前述した企業Aとする)の社員
の社員番号は「101」、「102」、「103」・・
・であることが示されており、内線番号「0501−1
01」が割り当てられた移動局(移動局10aとする)
には、電話番号「090−111−11111」が割り
当てられていることが示されている。また、図2に例示
するように、企業番号は全て「050」という数字から
始まるようになっている。現在利用されている移動局の
電話番号は、通常、「090−×××−×××××」と
いうように「090」から始まるので、交換局30は、
移動局10によって送信されてくる発呼信号の中から発
呼先を特定するための番号を抽出し、抽出した番号の最
初の3つの数字が「090」か「050」かを判別する
ことによって、その発呼信号に含まれている番号が電話
番号か内線番号かということを判別することができる。
【0022】課金システム60は、交換局30から供給
される通話情報に基づいて各移動局10が行った通話に
係る通話料金を算出し、さらにその通話料金の課金先毎
に課金額を算出するための設備である。この課金システ
ム60は、図1に示すように、内線通話対象電番データ
ベースサーバ61、通話料金データベースサーバ62及
び課金額データベースサーバ63を含む各種サーバ群に
よって構成されている。以下では、これらの内線通話対
象電番データベースサーバ61、通話料金データベース
サーバ62及び課金額データベースサーバ63によって
記憶されている内容について詳細に説明する。なお、図
面及び以下の説明においては、「データベースサーバ」
を「DBS」と略称する。
【0023】内線通話対象電番DBS61は、図3の概
念図に示すように、通信事業者と内線通話サービス契約
を締結した各企業に割り当てられた企業番号と、その企
業内の内線通話について課金する際の課金基準と、その
企業に属する社員の移動局10(即ち内線通話サービス
を受ける移動局10)の電話番号とを対応付けて記憶し
ている。このような内容は、各企業と通信事業者との間
で締結された契約に従って、この内線通話対象電番DB
S61に予め記憶されるようになっている。図3に示す
例では、企業番号「0501」の企業(企業A)に対し
ては、「基本料金のみ」が課金され、この企業の社員の
移動局10の電話番号は、電話番号「090−111−
11111」、「090−111−11112」、「0
90−111−11113」・・・であることが示され
ている。ここでいう、「基本料金」とは、例えば「毎月
100万円」というような一定期間一定額の料金であ
る。これに対し、企業番号「0502」の企業(企業
B)に対しては、「基本料金+通話料金×1/10」が
課金されるようになっている。ここでいう「通話料金」
とは、所定の通話料金算出基準(例えば3分の通話で通
話料金10円を課金するという基準)に基づき通話時間
に応じて従量的に決定される料金である。「通話料金×
1/10」というのは、上記通話料金算出基準に基づい
て算出された通話料金に10分の1を乗じて課金額を算
出することを示しており、この結果、通話料金の10分
の9が割り引かれることを意味している。また、企業番
号「0503」の企業(企業C)に対しては、「基本料
金+通話料金×2/10」が課金されるようになってい
る。
【0024】ただし、この内線通話対象電番DBS61
に記憶されている課金基準に基づいて課金額が算出され
るのは、同一企業内における内線通話に関してのみであ
る。例えば企業Aに属する社員同士が内線通話を行う場
合には、図3に示されるように企業Aに対して「基本料
金のみ」が課金される(即ち通話料金は課金されない)
が、企業Aの社員が企業Aの社員以外のユーザ(例え
ば、企業Bの社員や、図1に示した内線番号がいっさい
割り当てられていない移動局10eのユーザ)と通話を
行った場合には、上記の課金基準は適用されず、通常の
基準に基づいて課金額が算出されることとなる。即ち、
本実施形態でいう内線通話とは、同一企業に属する社員
の移動局10同士が内線番号を用いて行う通話のことを
いい、異なる企業に属する社員の移動局10間での内線
番号を用いた通話は、本実施形態における内線通話とい
う用語の範疇には含まれない。
【0025】次に、通話料金DBS62は、図4に示す
ように、各々の通話について交換局30から供給される
通話情報と、この通話情報と上述した通話料金算出基準
とに基づいて算出される通話料金と、その通話が内線通
話であるか否かによってオン/オフ設定が切り替えられ
る内線通話フラグとを対応付けて記憶している。図4に
示す例では、電話番号「090−111−11111」
に対応した移動局10が発呼元で、電話番号「090−
111−11112」に対応した移動局10が発呼先で
あり、「10月1日10時」から「9分」間に行われた
通話に対しては、通話料金「30円」が算出されている
ことが示されている。ここで、電話番号「090−11
1−11111」に対応した移動局10aと電話番号
「090−111−11112」に対応した移動局10
cとは、図3に示すように同一企業内の内線通話である
ので、内線通話フラグが「オン」設定されている。これ
に対し、図4において、電話番号「090−111−1
1112」に対応した移動局10と電話番号「090−
123−45678」に対応した移動局10との間の通
話に対しては、電話番号「090−123−4567
8」が図3に示した内線通話対象電番DBS61に登録
されていない(即ち内線通話サービスを受ける移動局で
はない)ことから、同一企業内の内線通話ではなく、通
常通話であると判断され、内線通話フラグが「オフ」設
定されている。また、電話番号「090−111−11
113」に対応した移動局10と電話番号「090−2
22−11111」に対応した移動局10との間の通話
に対しては、図3に示しているようにいずれの移動局1
0も内線通話サービスを受けることが可能な移動局では
あるが、企業A(企業番号「0501」)と企業B(企
業番号「0502」)とにまたがった通話であって同一
企業内の内線通話ではなく、通常通話であるので、内線
通話フラグが「オフ」設定されることになる。
【0026】次に、課金額DBS63は、図5〜図7の
概念図に示すように、課金先毎に算出された課金額を記
憶している。図5に示す例では、企業番号「0501」
の電話番号「090−111−11111」に対応する
移動局10が発呼元となって行った内線通話に対する通
話料金は「1850円」であり、通常通話に対する通話
料金は「500円」であることが示されている。ただ
し、この企業番号「0501」に対しては、図3に示し
たように通話料金は課金されず、基本料金のみが課金さ
れるので、電話番号「090−111−11111」に
対応する移動局10が発呼元となって行った通話に対し
て課金されるべき課金額は、通常通話に対応した通話料
金「500円」だけである。このようにして算出された
各移動局10に対応した課金額「500円」、「0
円」、「150円」・・・を合計すると「38000
円」となり、さらに、これに基本料金「1000000
円」が加算されて、結局、企業番号「0501」に対応
する企業Aに対して課金される課金額は「103800
0円」となっている。これに対し、図6に示す企業番号
「0502」の電話番号「090−222−2222
2」、「090−222−22223」、「090−2
22−22224」に対応する移動局10が行った通話
に対して課金されるべき通話料金は図3に例示したよう
に「1/10」になるので、「5000円」、「153
0円」、「3500円」がそれぞれ「500円」、「1
53円」、「350円」となる。そして、例えば電話番
号「090−222−22222」に対応した移動局1
0は通常通話を「200円」分行っているので、この
「200円」と上記の「500円」とが合算されて、上
記移動局10が行った通話に対して課金されるべき課金
額が「700円」となっている。このようにして算出さ
れた各移動局10に対応した課金額「700円」、「2
53円」、「350円」・・・を合計すると「7500
0円」となり、さらに、これに基本料金「500000
円」が加算されて、結局、企業番号「0502」に対応
する企業Bに対して課金される課金額は「575000
円」となっている。また、これと同じ仕組みで、図7に
おいては、企業番号「0503」に対応する通話に対し
て課金されるべき通話料金が「2/10」となることが
示されている。
【0027】なお、課金額DBS63に格納されたデー
タ例としては、図5〜図7に示すような内線通話サービ
スを受ける企業を課金先とした例を示して説明したが、
このほかにも、上記のような内線通話サービスを受けな
い移動局10のユーザ個々人が行った通常通話に対する
課金額も課金額DBS63に格納されている。ただし、
この点については周知技術となんら異なるところはない
ので図示を省略している。以上が本実施形態の構成であ
る。
【0028】B:動作 次に、図8に示すシーケンスを参照しながら、上記構成
からなる通話システムの動作について説明する。以下の
説明においては、移動局10a(内線番号「0501−
101、電話番号「 090−111−11111」)
が発呼元となり、移動局10c(内線番号「0501−
102」、電話番号「090−111−11112」)
が発呼先となって、10月1日10時から9分間の通話
を行う場合を例に挙げて説明する。
【0029】まず、企業Aの社員が移動局10aのテン
キーを操作して発呼先である移動局10cの内線番号
「0501−102」を入力し、オフフックキーを押圧
する。移動局10aはこの操作を受け付け、ROMから
自局の電話番号「090−111−11111」を読み
出し、この電話番号と社員によって入力された内線番号
「0501−102」とを含む発呼信号を発信する。こ
の発呼信号は、移動局10aが在圏する無線セルを形成
している基地局20aによって受信され、更に、基地局
20aから交換局30aに送信される(ステップS
1)。
【0030】交換局30aは、受信した発呼信号の中か
ら発呼先を特定するための番号である「0501−10
2」を抽出し、その番号が「050」から始まることを
検出すると、内線番号であると判断する。この場合、交
換局30aは、番号変換装置50に対して、内線番号
「0501−102」を含む番号変換要求を送信する。
この要求に応じて、番号変換装置50は、図2に示した
変換テーブル51を参照し、上記内線番号「0501−
102」に対応する電話番号「090−111−111
12」を抽出し、これを交換局30aに送信する。この
ようにして、交換局30aは内線番号「0501−10
2」に対応する電話番号「090−111−1111
2」を取得する(ステップS2)。
【0031】交換局30aが発呼先の電話番号を取得し
た以降のステップS3〜ステップS10は、通常通話と
同じ処理の流れで行われる。即ち、交換局30aは、ホ
ームロケーションレジスタ40にアクセスし、電話番号
「090−111−11112」に対応するエリアID
を取得する(ステップS3)。そして、交換局30a
は、取得したエリアIDに対応する交換局30bに対
し、発呼先電番「090−111−11112」を含む
接続要求を送信する(ステップS4)。
【0032】この接続要求を受信した交換局30bは、
発呼先電番「090−111−11112」を含む呼出
信号を配下の基地局20c及び基地局20dを介して送
信する(ステップS5)。基地局20cが形成する無線
セルに在圏している移動局10cが、この呼出信号を受
信し、これに応答することによって、移動局10aと移
動局10cとの間の通話回線が確立され、通話がなされ
る(ステップS6)。
【0033】そして、通話が終了し、移動局10aの社
員がオンフックキーを押圧すると、移動局10aはこの
操作を受け付け、切断要求信号を送信する(ステップS
7)。交換局30aは、この切断要求信号を受信する
と、移動局10aに対して回線を切断するとともに(ス
テップS8)、移動局10cに対しても回線を切断する
(ステップS9)。この後、交換局30aは、上記のよ
うにしてなされた通話に関する通話情報を課金システム
60に送信する(ステップS10)。この通話情報に
は、発呼元電番「090−111−11111」、発呼
先電番「090−111−11112」、通話開始日時
「10月1日10時」及び通話時間「9分」が含まれて
いる。
【0034】そして、課金システム60においては、交
換局30aから送信されてくる通話情報に基づいて各種
データベースが更新される(ステップS11)。具体的
には以下のような更新処理が行われる。まず、交換局3
0aから送信されてくる通話情報、即ち、発呼元電番
「090−111−11111」、発呼先電番「090
−111−11112」、通話開始日時「10月1日1
0時」及び通話時間「9分」は、通話料金DBS62に
格納される。
【0035】次いで、通話料金DBS62は、格納した
通話情報と前述した通話料金算出基準に基づいて通話料
金「30円」を算出し、これを格納する。さらに、通話
料金DBS62は、通話情報に含まれている発呼先電番
及び発呼元電番が内線通話対象電番DBS61において
同一企業内で内線通話サービスの対象となる電話番号と
して格納されているか否かを判断し、これらが同一企業
内の内線番号として格納されていれば内線通話フラグを
オン設定し、これらが同一企業内の内線番号として格納
されていなければ内線通話フラグをオフ設定する。ここ
では、発呼元電番「090−111−11111」及び
発呼先電番「090−111−11112」はいずれも
図3に示すように企業番号「0501」に対応した電話
番号であるので、内線フラグはオン設定される。これに
よって、図4に示すように、発呼元電番「090−11
1−11111」、発呼先電番「090−111−11
112」、通話開始日時「10月1日10時」、通話時
間「9分」、通話料金「30円」が格納されるととも
に、内線通話フラグが「オン」設定される。このような
処理が移動局10による通話がある度に行われ、通話料
金DBS62の記憶内容がその都度更新されていく。
【0036】さて、課金額DBS63は、所定期間毎
(例えば毎月末)に通話料金DBS62の記憶内容に基
づいて課金先毎に課金額を算出し、算出した課金額を記
憶する。例えば、移動局10aが10月中に行った通話
を例に挙げると、課金額DBS63は、通話料金DBS
61を参照して、10月中に移動局10a(電話番号
「090−111−11111」)が発呼元となって行
った通話の通話料金と、その通話に対応する内線フラグ
のオンオフ設定状況を抽出する。そして、課金額DBS
63は、抽出した通話料金を、オン設定に対応する通話
料金とオフ設定に対応する通話料金とに分別して各々集
計し、これらをそれぞれ図5〜図7に示す「通話料金」
の「内線通話」と「通常通話」とに対応したフィールド
に格納する。これによって、図5に例示するように、企
業番号「0501」の電話番号「090−111−11
111」に対応する移動局10が発呼元となって行った
内線通話に対する通話料金は「1850円」となり、通
常通話に対する通話料金は「500円」となる。
【0037】この企業番号「0501」に対しては、図
3に示したように通話料金は課金されず、基本料金のみ
が課金されるので、電話番号「090−111−111
11」に対応する移動局10が発呼元となって行った通
話に対して課金されるべき通話料金は、通常通話の分で
ある「500円」だけである。
【0038】このようにして、企業番号「0501」に
対応する全ての移動局10について課金額が算出され、
これらが合計されて「38000円」となる。そして、
この「38000円」に基本料金「1000000円」
が加算され、最終的な課金額「10380000円」が
算出される。そして、各課金先毎に算出された課金額
は、図示せぬ銀行システムによって各課金先の銀行口座
から引き落とされ、通信事業者の銀行口座に入金され
る。
【0039】以上説明したように、上記の通話システム
によれば、発呼元の移動局10に割り当てられた電話番
号と発呼先の移動局10を特定するための番号とを含む
発呼信号を受信すると、受信した発呼信号に含まれる番
号が内線番号であるか否かを判別し、この結果、内線番
号であると判別された場合には、この内線番号を電話番
号に変換し、変換された電話番号を用いて発呼先の移動
局10を呼び出す。従って、電話番号とは異なる内線番
号が割り当てられている移動局10をその内線番号を用
いて呼びだすことができ、各企業専用のネットワーク設
備を設置することなく、その企業における内線通話が可
能となる。また、同一企業内の内線通話に対しては、通
常通話よりも割安な課金額を算出するようになっている
ので、各企業は内線通話サービスを導入しやすいという
利点もある。
【0040】なお、既述の通り、本発明は上述した実施
形態に限定されず、以下のような種々の変更が可能であ
る。例えば、実施形態では電話機として移動局を用いた
例を説明したが、これに限らず、固定電話機を用いたも
のであってもよい。また、これらの電話機は、VoIP
(Voice over Internet Protcol)を用いることによ
り、IPネットワーク上での通話を可能とする電話機で
あってもよい。
【0041】また、内線通話に対して課金額を算出する
際の課金基準は、実施形態で示した「基本料金のみ」と
いう基準や、「通常料金」に対して一定率を乗じた額を
「基本料金」に加えるという基準に限らず、通信事業者
と企業との契約によって様々な態様を採用し得る。
【0042】また、実施形態においては、内線番号が企
業番号と社員番号とによって構成される場合について説
明した。このような番号構成にすれば、移動局10を一
意に識別できるとともに、課金先である企業を一意に識
別できるという利点がある。しかし、このような番号構
成に限定されることはなく、内線番号を電話番号に変換
可能なものであればどのような番号構成を採用してもか
まわない。また、実施形態では内線番号が「050」か
ら始まっていたが、これに限定されず、通常通話と内線
通話とが識別できるような番号であればどのようなもの
でもよい。また、内線番号は数字によって構成される場
合に限らず、例えば「#」や「*」等の記号を用いても
よい。
【0043】また、番号変換テーブル51は番号変換装
置50が保持する構成に限らず、各交換局30が保持す
る構成でもよい。
【0044】また、実施形態においては、原理的には、
内線番号を用いた通常通話が可能となっている。例え
ば、内線通話サービスを受けることができない移動局1
0eや、企業Bの移動局10b及び10dが、企業Aの
移動局10aの内線番号を含む発呼信号を発信すると、
公衆電話網1においてこの内線番号が電話番号に変換さ
れて移動局10aが呼びだされる。ただし、この場合は
同一企業内の内線通話ではないので、通常通話と同じ基
準で課金額が算出される。しかし、このような実施態様
に限らず、内線番号を用いて発呼先を呼びだすことがで
きる発呼元の移動局10は、その発呼先の移動局10と
同一企業内の移動局10に限定してもよい。即ち、同一
企業内の移動局10同士は内線番号によって通話できる
ようにするが、内線通話サービスを受けることができな
い移動局10eや、企業Bの移動局10b及び10d
が、企業Aの移動局10aをその内線番号によって呼び
だすことはできないようにしてもよい。よって、移動局
10e、移動局10b及び10dが移動局10aを呼び
だすためには移動局10aの電話番号を用いるしかな
い。この場合、交換局30は、内線通話対象電番DBS
61と連携して、発呼信号に含まれている発呼元電番に
対応した内線番号が、その発呼信号に含まれている内線
番号と同一企業内のものか否かを判断し、この判断の結
果、同一企業のものであった場合にのみ、発呼先の移動
局10を呼びだす。一方、同一企業内のものでなけれ
ば、通話不能の旨のメッセージを発呼元の移動局10に
送信すればよい。
【0045】また、本実施形態でいう内線通話とは、同
一企業(組織)内に属する社員の移動局10同士が内線
番号を用いて行う通話のことであったが、同一企業内に
限らず、特定の複数企業間での内線通話を可能としても
よい。例えば、グループを構成する各企業のように、各
々の企業自体は別組織であって内線番号の割り当て基準
も異なるが、内線通話に関してはグループ内の企業間で
自由に行いたいという要望もあり得るからである。この
場合、上記の通信システムは、グループを構成する各企
業全体を1つの組織と考えて処理を行えばよい。
【0046】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、発呼元
電話機に割り当てられた電話番号と発呼先電話機を特定
するための発呼先指定情報とを含む発呼信号を受信する
と、受信した発呼信号に含まれる発呼先指定情報がある
組織の内部基準に基づいて当該組織に属するユーザの電
話機に割り当てられた内線番号であるか否かを判別し、
この判別の結果、前記発呼先指定情報が前記内線番号で
あると判別された場合には、当該内線番号を前記発呼先
電話機に対して前記通信事業者の事業基準に基づいて割
り当てられている電話番号に変換し、変換された電話番
号を用いて前記発呼先電話機を呼び出す。従って、電話
番号とは異なる内線番号が割り当てられている電話機を
その内線番号を用いて呼びだすことができ、各々の組織
専用のネットワーク設備を設置することなく、その組織
における内線通話が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の一形態に係る通話システムの
構成を示すブロック図である。
【図2】 同システムにおける変換テーブルの構成を示
す概念図である。
【図3】 同システムにおける内線通話対象電番DBS
が記憶している内容を示す概念図である。
【図4】 同システムにおける通話料金DBSが記憶し
ている内容を示す概念図である。
【図5】 同システムにおける課金額DBSが記憶して
いる内容を示す概念図である。
【図6】 同システムにおける課金額DBSが記憶して
いる内容を示す概念図である。
【図7】 同システムにおける課金額DBSが記憶して
いる内容を示す概念図である。
【図8】 同システムにおける動作例を示すシーケンス
図である。
【符号の説明】 10a〜10e・・・移動局、 20a〜20d・・・基地局、 30a,30b・・・交換局、 40・・・ホームロケーションレジスタ、 50・・・番号変換装置、 51・・・変換テーブル、 60・・・課金システム、 61・・・内線通話対象電番DBS、 62・・・通話料金DBS、 63・・・課金額DBS。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K024 AA02 AA12 AA14 BB04 CC11 GG01 GG03 5K049 AA06 AA18 BB16 EE01 EE02 EE04 FF35 FF36 5K051 AA09 BB01 CC07 DD03 DD15 HH18 JJ04 5K067 AA21 BB04 DD11 DD16 DD18 EE02 EE10 EE16 FF02 HH06 HH07 HH11 HH22

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信事業者の事業基準に基づいて発呼元
    電話機に割り当てられた電話番号と、発呼先電話機を特
    定するための発呼先指定情報とを含む発呼信号を受信す
    る受信手段と、 前記受信手段が受信した発呼信号に含まれる発呼先指定
    情報が、ある組織の内部基準に基づいて当該組織に属す
    るユーザの電話機に割り当てられた内線番号であるか否
    かを判別する判別手段と、 前記判別手段によって前記発呼先指定情報が前記内線番
    号であると判別された場合において、当該内線番号を、
    前記発呼先電話機に対して前記通信事業者の事業基準に
    基づいて割り当てられている電話番号に変換する変換手
    段と、 前記変換手段によって変換された電話番号を用いて前記
    発呼先電話機を呼び出す呼出手段とを備えた通話システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記変換手段は、 前記内線番号と、当該内線番号に対応する電話機に割り
    当てられている前記電話番号とを対応付けて予め記憶し
    た記憶手段と、 前記発呼信号に含まれている内線番号に対応付けられて
    前記記憶手段に記憶されている前記電話番号を取得する
    取得手段とを有した請求項1記載の通話システム。
  3. 【請求項3】 前記発呼元電話機が、前記発呼先電話機
    に割り当てられている内線番号と同一組織の内部基準に
    よって割り当てられた前記内線番号に対応する電話機で
    あるか否かを判断する判断手段を備え、 前記呼出手段は、前記判断手段によって前記発呼元電話
    機が同一組織の内部基準によって割り当てられた前記内
    線番号に対応する電話機であると判断された場合にの
    み、前記発呼先電話機を呼び出す請求項1記載の通話シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記判断手段は、 前記内線番号と、当該内線番号に対応する電話機に割り
    当てられている電話番号とを対応付けて予め記憶した記
    憶手段を備えており、 前記受信手段が受信した発呼信号に含まれている発呼元
    電話機の電話番号に対応する内線番号が、前記発呼先電
    話機に割り当てられている内線番号と同一組織の内部基
    準によって割り当てられた前記内線番号として記憶され
    ているか否かにより前記判断を行う請求項3記載の通話
    システム。
  5. 【請求項5】 前記発呼先電話機及び前記発呼元電話機
    の双方に前記内線番号が割り当てられている場合になさ
    れた通話に対しては、前記発呼元電話機或いは前記発呼
    先電話機の少なくともいずれか一方に前記内線番号が割
    り当てられていない場合になされた通話とは異なる基準
    で課金処理を行う課金手段を備えた請求項1に記載の通
    話システム。
  6. 【請求項6】 前記異なる基準は、一定期間一定額の基
    本料金のみを課金するという基準である請求項5記載の
    通話システム。
  7. 【請求項7】 前記異なる基準は、前記通話の通話時間
    に基づいて定まる通話料金に一定率を乗じて算出される
    料金を課金するという基準である請求項5記載の通話シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 前記課金手段は、前記組織毎に前記課金
    処理を行う請求項5記載の通話システム。
  9. 【請求項9】 前記電話機は移動局である請求項1記載
    の通話システム。
  10. 【請求項10】 通信事業者の事業基準に基づいて発呼
    元電話機に割り当てられた電話番号と、発呼先電話機を
    特定するための発呼先指定情報とを含む発呼信号を受信
    する受信ステップと、 前記受信ステップにおいて受信した発呼信号に含まれる
    指定情報が、ある組織の内部基準に基づいて当該組織に
    属するユーザの電話機に割り当てられた内線番号である
    か否かを判別する判別ステップと、 前記判別ステップにおいて前記発呼先指定情報が前記内
    線番号であると判別された場合において、当該内線番号
    を、前記発呼先電話機に対して前記通信事業者の事業基
    準に基づいて割り当てられている電話番号に変換する変
    換ステップと、 前記変換ステップにおいて変換された電話番号を用いて
    発呼先電話機を呼び出す呼出ステップとを備えた通話回
    線制御方法。
  11. 【請求項11】 前記発呼元電話機が、前記発呼先電話
    機に割り当てられている内線番号と同一組織の内部基準
    によって割り当てられた前記内線番号に対応する電話機
    であるか否かを判断する判断ステップを備え、 前記判断手段によって前記発呼元電話機が同一組織の内
    部基準によって割り当てられた前記内線番号に対応する
    電話機であると判断された場合にのみ、前記呼出ステッ
    プにおいて前記発呼先電話機を呼び出す請求項10記載
    の通話回線制御方法。
  12. 【請求項12】 前記発呼先電話機及び前記発呼元電話
    機の双方に前記内線番号が割り当てられている場合にな
    された通話に対しては、前記発呼元電話機或いは前記発
    呼先電話機の少なくともいずれか一方に前記内線番号が
    割り当てられていない場合になされた通話とは異なる基
    準で課金処理を行う課金ステップを備えた請求項10に
    記載の通話回線制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007052348A1 (ja) * 2005-11-02 2007-05-10 Fujitsu Limited 移動通信ネットワーク運用方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007052348A1 (ja) * 2005-11-02 2007-05-10 Fujitsu Limited 移動通信ネットワーク運用方法

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