JPH06311099A - コードレス電話システム - Google Patents

コードレス電話システム

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JPH06311099A
JPH06311099A JP5123496A JP12349693A JPH06311099A JP H06311099 A JPH06311099 A JP H06311099A JP 5123496 A JP5123496 A JP 5123496A JP 12349693 A JP12349693 A JP 12349693A JP H06311099 A JPH06311099 A JP H06311099A
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JP
Japan
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call
unit
handset
identification information
network
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JP5123496A
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English (en)
Inventor
Yoshinobu Iwashita
義信 岩下
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、家庭用コードレス電話機の親機を
基地局として利用し、この基地局に対する自己及び他の
子機のエアーアクセスをネットワークで管理して課金す
ることにより、基地局の設置コストを低減して、第二世
代コードレス電話システムの利便性の向上とシステムコ
ストの低減を図るコードレス電話システムを提供するこ
とを目的とする。 【構成】 課金センター50は、公衆電話ボックス5〜
7及び家8、9内の家庭内基地局14b、15b、公衆
基地局21〜23にアクセスする屋外の移動携帯電話機
41〜45の通話時間及び家庭内基地局14b、15
b、公衆基地局21〜23へのアクセスを、各移動携帯
電話機41〜45及び家庭内基地局14b、15b、公
衆基地局21〜23が持つ後述する識別情報(親機ID
番号BID、子機ID番号PID、サービス識別番号S
ID)に基づいて管理し、その通話料金及び各基地局の
使用料金を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話システムに係り、
詳細には、第二世代コードレス電話システムに適用して
好適な課金システムを提供するコードレス電話システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、ディジタル技術の急速な進歩に伴
って、移動体通信システムもアナログ通信方式からディ
ジタル通信方式に移行しつつある。移動体通信システム
では、基地局と移動機の間の制御信号の授受が欠かせな
いが、この制御信号にディジタル信号を利用することに
より高効率、高品質の無線伝送を実現する基本システム
を構築することができる。また、移動体通信システムに
おけるディジタル技術の応用は、基地局と移動機のより
小型化を可能とし、移動機の持ち運びをより容易にする
ことができる。
【0003】このため、最近では、移動機としてのコー
ドレス電話機の普及台数が急増している。しかし、従来
のアナログ方式では、利用周波数の割当て制限から加入
者の増大に対応が難しく、また、秘匿性に難がありビジ
ネスユースへの利用にも問題がある。このため、これら
のアナログ方式の問題を解決すべくディジタル技術を広
範に利用した第二世代コードレス電話についての検討が
進められている。
【0004】この第二世代コードレス電話は、マイクロ
セルという小ゾーンに移動機の使用エリアを限定し、周
波数の繰り返し利用を可能にして膨大なチャネル数を創
造し、限られた周波数資源を有効に活用するシステムと
なっている。また、ゾーン(セルともいう)を小さくし
ているので、移動機の送信出力は小さくてよく、移動機
の小型化にも役立ち、消費電力も少なくでき、電池の小
型化や動作時間の長時間化にも役立つ。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の第二世代コードレス電話にあっては、ゾーン
を小さく設定するため、通話エリアを拡大するために基
地局を数多く設置しなければならず、日本全国をカバー
するためには膨大な数の基地局が必要になり、その建設
コストが莫大になるという欠点がある。
【0006】また、自動車電話やディジタル自動車電話
のように、通信事業者を限定すると、利用率の高い大都
市の人口集中エリアにのみ建設され、地域によっては全
く基地局がない空白地帯ができるという欠点がある。
【0007】また、第二世代コードレス電話にあって
は、事業者が異なるサービスエリア間であっても通話を
可能とするローミング、すなわち、サービスエリア間の
移動に伴う異なる事業者による連続したサービス提供が
必須であるが、基地局の数が多く、しかも複雑に入り組
んで設置されることが容易に想像される状況では、その
ローミングに費やすコストが莫大になるという欠点もあ
る。
【0008】さらに、ハンドオーバ処理(通信中のチャ
ネル切換え処理)まで加わると、基地局やネットワーク
に対する制御負担も相当多くなる。これは、基地局を運
営する通信事業体の数を限定しない場合は、尚さらであ
ることはいうまでもない。
【0009】また、第二世代コードレス電話システムで
は、送信と受信で同一の周波数で行うTDD(Time Div
ision Duplex)方式が採用されるが、この場合、親機を
介さない子機間通話が可能となり、公共の無線周波数を
私的な内線通話に使われてしまうという弊害も発生す
る。
【0010】また、従来のアナログコードレス電話と同
様に家庭用として子機とセットで使われる親機に、第二
世代コードレス電話システムの基地局としての機能を設
けた場合は、家庭用の親機が他人の子機に使用されると
いう弊害が発生し、所有者本人が使いたい時に使えない
という弊害も発生する。
【0011】そこで本発明は、家庭用コードレス電話機
の親機を基地局として利用し、この基地局に対する自己
及び他の子機のエアーアクセスをネットワークで管理し
て課金することにより、基地局の設置コストを低減し
て、第二世代コードレス電話システムの利便性の向上と
システムコストの低減を図るコードレス電話システムを
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、親機に対して発呼を要求する際に無線通
信により相手先電話番号を送信し、親機及びネットワー
クを介して相手先電話機との間で通話信号を送・受信す
る子機と、ネットワークと接続し、子機からの無線発呼
要求に応じてネットワークにアクセスし、子機から送信
される相手先電話番号をネットワークに送信し、ネット
ワークを介して子機と相手先電話機との間で通話信号を
送・受信する基地局としての機能を有する親機と、複数
の基地局機能を有する親機が接続され、発呼要求のあっ
た親機と相手先電話機の親機との間で通話信号を送・受
信するネットワークと、から構成されるコードレス電話
システムであって、上記子機が、自己の子機識別情報を
記憶する記憶手段と、上記親機に無線通信による発呼要
求をする際に、この記憶手段に記憶した自己の子機識別
情報を付加して送信する送信手段と、を具備し、上記親
機が、上記子機の送信手段により送信される子機識別情
報を記憶するとともに、自己の親機識別情報及び無線通
信による子機からの発呼要求である旨の無線子機識別情
報を記憶する記憶手段と、上記ネットワークへのアクセ
スに際して、この記憶手段に記憶した子機識別情報、親
機識別情報及び無線子機識別情報を付加して送信する送
信手段と、を具備し、上記ネットワークが、複数の上記
子機識別情報及び親機識別情報を記憶する記憶手段と、
上記親機の送信手段により送信される無線子機識別情報
により無線子機からの発呼要求である旨を判別すると、
記憶手段に記憶した子機識別情報に基づいて発呼要求中
の子機が登録されているか否かを判別し、その子機の発
呼要求の許可を判別する判別手段と、判別手段により発
呼要求が許可されたとき、その登録子機の通話時間を管
理して通話料金を算出するとともに、その通話に利用さ
れた親機の当該ネットワークにおける使用料金を算出す
る課金手段と、を具備したことを特徴としている。
【0013】
【作用】本発明の手段の作用は次の通りである。
【0014】本発明によれば、親機が、記憶手段に子機
から送信される子機識別情報を記憶するとともに、自己
の親機識別情報及び無線通信による子機からの発呼要求
である旨の無線子機識別情報を記憶し、ネットワークへ
のアクセスに際して、送信手段により記憶手段に記憶し
た子機識別情報、親機識別情報及び無線子機識別情報を
付加して送信し、ネットワークが、記憶手段に複数の上
記子機識別情報及び親機識別情報を記憶し、判別手段に
より送信された無線子機識別情報により無線子機からの
発呼要求である旨を判別すると、記憶手段に記憶した子
機識別情報に基づいて発呼要求中の子機が登録されてい
るか否かを判別し、その子機の発呼要求の許可を判別
し、発呼要求を許可したとき、課金手段により、その登
録子機の通話時間を管理して通話料金を算出するととも
に、その通話に利用された親機の当該ネットワークにお
ける使用料金を算出する。
【0015】したがって、子機の通話料金とともに親機
を基地局として利用してネットワークへのアクセスに利
用されたときの使用料金を算出することができ、基地局
の設置コストを低減することができる。その結果、本発
明のコードレス電話システムを第二世代コードレス電話
システムに適用することによりシステムの建設コストを
低減することができる。
【0016】
【実施例】以下、図1〜図11を参照して実施例を説明
する。
【0017】図1〜図11は、本発明のコードレス電話
システムを適用した第二世代コードレス電話システムの
一実施例を示す図であり、基地局とネットワーク間を通
信事業者の局線により接続した例である。
【0018】まず、構成を説明する。図1は、第二世代
コードレス電話システム1の全体システム構成を示す図
である。この図1において、第二世代コードレス電話シ
ステム1は、複数のネットワーク2、3と、このネット
ワーク2、3に局線により接続される公衆電話ボックス
5〜7及び家8、9とにより構成される。
【0019】なお、各ネットワーク2、3は、PSTN
(公衆電話網)でもよいし、ISDN(サービス総合デ
ジタル網)でもよい。
【0020】図1において、各公衆電話ボックス5〜7
内には、通常の電話機(TEL)11〜13が設置され
るとともに、第二世代コードレス電話システム1におけ
る基地局(BS)21〜23が設置されている。
【0021】また、図1において、家8、9内には、局
線4に接続され、家庭用コードレス電話機の親機(TE
L)14a、15aとしての機能と第二世代コードレス
電話システム1における基地局(BS)14b、15b
としての機能を有する親機14、15が設置されるとと
もに、この親機14、15に対して無線でアクセスする
家庭用コードレス電話機の子機としての機能と第二世代
コードレス電話システム1における移動機としての機能
を有する子機(PS)31、32が家5、6内に置かれ
ている。この子機31、32は、屋外に持出して第二世
代コードレス電話システム1における移動携帯電話機と
しての機能も有する。
【0022】さらに、図1において、公衆電話ボックス
5〜7及び家8、9の屋外では、ユーザーによって持ち
歩かれる第二世代コードレス電話システム1における移
動携帯電話機41〜45があり、この移動携帯電話機
(PS)41〜45は、移動中に近傍にある基地局の通
信エリア(ゾーン)に入ることにより、無線によるアク
セス(エアーアクセス)が可能である。
【0023】また、図1において、ネットワーク2内に
は、課金センター50が設けられている。この課金セン
ター50は、局線4を介して接続する公衆電話ボックス
5〜7内の電話機11〜13及び家8、9内のコードレ
ス電話機からの通常の通話による通話時間を管理し、そ
の通話料金を算出するとともに、その公衆電話ボックス
5〜7及び家8、9内の家庭内基地局14b、15b、
公衆基地局21〜23にアクセスする屋外の移動携帯電
話機41〜45の通話時間及び家庭内基地局14b、1
5b、公衆基地局21〜23へのアクセスを、各移動携
帯電話機41〜45及び家庭内基地局14b、15b、
公衆基地局21〜23が持つ後述する識別情報(親機I
D番号BID、子機ID番号PID、サービス識別番号
SID)に基づいて管理し、その通話料金及び各基地局
の使用料金を算出する。
【0024】また、課金センター50は、子機ID番号
PIDにより登録された子機毎に算出する通話料金デー
タを記憶するする子機課金メモリと、親機ID番号BI
D毎に基地局に払い戻す料金を算出する料金データを記
憶する基地局課金メモリを内蔵する。
【0025】図2は、上記図1における親機14、15
及び公衆基地局21〜23のブロック構成図である。
【0026】図2において、親機14、15及び公衆基
地局21〜23は、局線接続端子61、局線インターフ
ェース回路62、加算アンプ63〜65、リンガー検出
回路66、ボイスエンコーダー67、68、ボイスデコ
ーダー69、70、プロトコルフォーマッター71、モ
デム72、RF部73、アンテナ74、CPU75、入
力部76及び出力部77から構成されている。
【0027】局線接続端子61は、上記図4に示した局
線4と接続し、局線インターフェース回路62は、加算
アンプ63から入力される送話信号T及びCPU75か
ら入力される送信情報を局線4を介してネットワーク
2、3に送出し、局線4を介してネットワーク2、3か
ら入力される受信情報をCPU75に出力するともに、
受話信号を加算アンプ64、65及びリンガ検出回路6
6に出力する。
【0028】なお、局線インターフェース回路62は、
接続されるネットワークの種類に応じて異なる内部構成
となる。
【0029】例えば、PSTNに接続してDTMFトー
ンによりデータ通信を行う場合は、図3に示すように、
局線4を介してPSTNとの間で信号を授受する局線イ
ンターフェース部101と、送話信号と受話信号を切換
える音声スイッチ部102と、DTMFトーン信号を発
・受信するDTMF発・受信部103により構成され
る。
【0030】また、PSTNに接続してモデムによりデ
ータ通信を行う場合は、図4に示すように、図3のDT
MF発・受信部103の部分にモデム105を接続する
構成とする。
【0031】また、ISDNに接続してデータ通信を行
う場合は、図5に示すように、局線4に接続するインタ
ーフェース規定点U、Sの間にDSU(宅内データ回線
終端装置)111を接続するとともに、局線インターフ
ェース回路62内には、ドライバー/レシーバー112
と、ISDNの通信規約に基づいて通信制御シーケンス
を実行して信号を授受するIインターフェース部113
と、ISDNにおける2つのBチャネル別に設けられて
ADPCM(Adaptive Differential PCM(適応差分
PCM))処理で音声データを符号化するコーデック部
114により構成される。
【0032】なお、ISDNに接続した場合は、ISD
Nが(2B+D)の3チャネル分有るため、そのいずれ
のチャネルを利用することも可能である。
【0033】以上のように、局線インターフェース回路
62に接続するネットワークの種類に応じて、その構成
を図3〜図5に示したように変更することにより、親機
14、15及び公衆基地局21〜23は、PSTNやI
SDNに対応して接続することができる。
【0034】加算アンプ63は、ボイスデコーダー6
9、70から入力される図中a、bで示す音声信号a、
bを加算して送話信号Tを局線インターフェース回路6
2に出力する。加算アンプ64は、局線インターフェー
ス回路62から入力される受話信号Rによる図中cで示
す音声信号cとボイスデコーダー69から入力される音
声信号aを加算して音声信号(a+c)をボイスエンコ
ーダー67に出力する。加算アンプ65は、局線インタ
ーフェース回路62から入力される受話信号Rによる音
声信号cとボイスデコーダー70から入力される音声信
号bを加算して音声信号(b+c)をボイスエンコーダ
ー68に出力する。
【0035】リンガ検出回路66は、局線インターフェ
ース回路62から入力される受話信号から呼出信号を検
出し、その検出情報をCPU75に出力する。
【0036】ボイスエンコーダー67、68は、それぞ
れ加算アンプ64、65から入力される音声信号(a+
c)及び音声信号(b+c)を所定の符号化方式により
符号化して音声データとしてプロトコルフォーマッター
71に出力する。
【0037】ボイスデコーダー69、70は、それぞれ
プロトコルフォーマッター71から入力される符号化さ
れた音声データを復号化して音声信号a、bとして加算
アンプ63に出力するプロトコルフォーマッター71
は、上記図1に示した子機31、32及び移動携帯電話
機41〜45との間でCPU75が実行する無線通信プ
ロトコルに基づく送信データとするために、ボイスエン
コーダー67、68から入力される音声データ(a+
b、b+c)及びCPU75から入力される送信情報を
フォーマットし、無線送信データとしてモデム72に出
力するとともに、モデム72から入力されるフォーマッ
トされた無線受信データから音声データ及び受信情報を
抽出してボイスデコーダー69、70及びCPU75に
出力する。
【0038】本実施例では、プロトコルフォーマッター
71は、後述する親機14、15、公衆基地局21〜2
3との間で無線通信プロトコルを実行中にリンクチャネ
ル確立要求SCCHのメッセージフォーマット中のオプ
ション欄を利用して子機のID番号PIDを親機14、
15及び公衆基地局21〜23内の基地局(BS)に送
信する。
【0039】モデム72は、プロトコルフォーマッター
71から入力される送話データの変調を行ってRF部7
3に出力し、RF部73から入力される受話データの復
調を行ってプロトコルフォーマッター71に出力する。
【0040】RF部73は、モデム72から入力される
送信データを上記図1に示した子機31、32及び移動
携帯電話機41〜45に無線送信するために、所定の無
線周波数の送信信号に変換してアンテナ74から送信
し、アンテナ74により子機から受信する受信信号をモ
デム72に出力する。
【0041】CPU(Central Processing Unit)75
は、ROM(Read Only Memory)等に格納される家庭用
コードレス電話機における親機としての通信制御プログ
ラム及び第二世代コードレス電話システム1における基
地局としての通信制御プログラムに基づいて家庭用コー
ドレス電話及び第二世代コードレス電話の通信制御シー
ケンスを実行する。
【0042】すなわち、CPU75は、子機31、32
及び移動携帯電話機41〜45との間で後述する無線通
信プロトコルに基づく通信制御シーケンスを実行し、子
機31、32及び移動携帯電話機41〜45から無線通
信により送信される発呼要求、相手先電話番号、子機I
D番号PIDがプロトコルフォーマッター71を介して
入力されると、親機14、15及び公衆基地局21〜2
3内の各部を制御し、後述するネットワーク2、3との
間で所定の通信プロトコルに基づく通信制御シーケンス
を実行し、ネットワーク2、3との間で、ネットワーク
2、3からの受信情報が局線インターフェース回路62
を介して入力され、リンガ検出回路66により呼出音検
出情報が入力されると、親機14、15及び公衆基地局
21〜23内の各部を制御して通話信号の送・受信処理
を実行する。
【0043】また、CPU75は、EEPROM(Elec
trical Erasable Programmable ROM)等を内蔵し、
自己の親機ID番号BID、第二世代コードレス電話シ
ステムにおける子機からの発呼要求である旨をネットワ
ーク2、3に通知するためのサービス識別番号SIDを
登録しておく。また、CPU75は、入力部76からキ
ー入力される発呼要求、相手先電話番号によっても上記
ネットワーク2、3に対する通信制御シーケンスを実行
し、そのキー入力情報及び通話中の通信状態を示す情報
等を出力部98に設けられる液晶表示部等に表示する。
【0044】図6は、上記図1における子機31、32
及び携帯電話機41〜45のブロック構成図である。
【0045】図6において、子機31、32及び移動携
帯電話機41〜45は、大きく分けてアンテナ81、本
体82、送受話器83から構成されている。図6におい
て、本体82は、RF部91、モデム92、プロトコル
フォーマッター93、側音制御部94、ボイスコーデッ
ク95、CPU96、入力部97及び出力部98から構
成されている。
【0046】RF部91は、モデム92から入力される
送信データを上記図1に示した親機14、15、公衆基
地局21〜23に無線送信するために、所定の無線周波
数の送信信号に変換してアンテナ81から送信し、アン
テナ81により親機から受信する受信信号をモデム92
に出力する。
【0047】モデム92は、プロトコルフォーマッター
93から入力される送話データの変調を行ってRF部9
1に出力し、RF部91から入力される受話データの復
調を行ってプロトコルフォーマッター93に出力する。
【0048】プロトコルフォーマッター93は、上記図
2に示した親機14、15及び公衆基地局21〜23と
の間でCPU96が実行する後述する無線通信プロトコ
ルに基づく送信データとするために、側音制御部94か
ら入力される音声データa及びCPU96から入力され
る送信情報をフォーマットし、無線送信データとしてモ
デム72に出力するとともに、モデム72から入力され
るフォーマットされた無線受信データから音声データ
b、c及び受信情報を抽出して側音制御部94及びCP
U96に出力する。
【0049】側音制御部94は、プロトコルフォーマッ
ター93からボイスコーデック95に出力される図中b
で示す受話データに対して、局線4からの反射等により
重畳される図中aで示す送話データaの音声側音を低減
する機能を有する。
【0050】なお、図中の音声データa´は、送話信号
aの側音信号を示している。
【0051】ボイスコーデック95は、送受話器83か
ら入力される送話信号aを所定の符号化方式で符号化し
て音声データaを側音制御部94に出力するエンコーダ
ー95aと、側音制御部94から入力される符号化され
た音声データa´、b、cを復号化して受話信号a´、
b、cとして送受話器83に出力する。
【0052】CPU96は、ROM等に格納される家庭
用コードレス電話機における子機としての通信制御プロ
グラム及び第二世代コードレス電話システム1における
子機としての通信制御プログラムに基づいて家庭用コー
ドレス電話及び第二世代コードレス電話の通信制御シー
ケンスを実行する。
【0053】すなわち、CPU96は、親機14、15
及び公衆基地局21〜23との間で後述する無線通信プ
ロトコルに基づく通信制御シーケンスを実行して子機内
の各部を制御し、入力部97からキー入力される発呼要
求、相手先電話番号及び予め登録された子機ID番号P
IDをプロトコルフォーマッター93によりフォーマッ
トさせて無線送信データとして親機14、15及び公衆
基地局21〜23に無線送信する送信処理を実行する。
【0054】また、CPU96は、EEPROM等を内
蔵し、自己の親機ID番号PIDを登録しておく。ま
た、CPU96は、入力部97からのキー入力情報や通
話中の通信状態を示す情報等を出力部98に設けられる
液晶表示部等に表示する。
【0055】次に、本実施例の動作を説明する。
【0056】まず、図1において、公衆電話ボックス5
〜7及び家8、9内の基地局(BS)21〜23及び親
機14、15に対して子機31、32及び移動携帯電話
機41〜45から無線によるアクセス(エアーアクセ
ス)があった場合の通信シーケンスを図4に示すプロト
コルシーケンスに基づいて説明する。
【0057】図7は、RCR−STD−28に基づく子
機(PS)と基地局(BS)との間のプロトコルシーケ
ンスである。
【0058】図1の子機31、32あるいは移動携帯電
話機41〜45において、送受話器83等の操作により
オフフック(OFF HOOK)されると、CPU96
による無線通信プロトコルに基づく通信制御シーケンス
が開始され、図7において、プロトコルフォーマッター
93によりフォーマットされるリンクチャネル確立要求
SCCH(Signaling Control Channel )が家庭内基地
局14b、15b、21〜23に対して送信される。
【0059】このリンクチャネル確立要求SCCHの送
信により必要なリンクチャネル(LCH)の種別や呼接
続のプロトコルの種別が指定される。
【0060】この子機31、32あるいは移動携帯電話
機41〜45から家庭内基地局14b、15b、21〜
23に送信されるリンクチャネル確立要求SCCHのメ
ッセージフォーマットを図8及び図9に示す。
【0061】本実施例では、図9に示すメッセージフォ
ーマット中のオプション欄を利用して子機のID番号P
IDを家庭内基地局14b、15b、21〜23に送信
し、第二世代コードレス電話システム1における子機で
ある旨を通知する。
【0062】家庭内基地局14b、15b、21〜23
では、このリンクチャネル確立要求SCCHを受信する
と、子機31、32あるいは移動携帯電話機41〜45
からのエアーアクセスであることを認識し、CPU75
による無線通信プロトコルに基づく通信制御シーケンス
が開始され、リンクチャネル割当SCCHが子機31、
32あるいは移動携帯電話機41〜45に対して送信さ
れる。
【0063】このリンクチャネル確立要求SCCH及び
リンクチャネル割当SCCHの授受の後、図7に示すよ
うに、子機31、32あるいは移動携帯電話機41〜4
5と家庭内基地局14b、15b、21〜23の間で一
連の通信制御信号の授受が行われ、後述する家庭内基地
局14b、15b、21〜23とネットワーク2、3の
間の通信シーケンスにより発呼相手先との間の呼が接続
された後、通話状態に移行する。
【0064】次に、家庭内基地局14b、15b、21
〜23とネットワーク2、3の間で発呼の際に行われる
通信シーケンスについて図10に示すプロトコルシーケ
ンスに基づいて説明する。
【0065】図10において、公衆電話ボックス5〜7
及び家8、9内の家庭内基地局14b、15b、21〜
23は、上記図7に示したように、子機からの発呼要求
を受信すると、ネットワーク2、3との間で呼接続のた
めの呼接続シーケンスを実行し、ネットワーク2、3を
介して子機から発呼要求のあった相手先との呼接続が終
了すると、セットアップ信号をネットワーク2、3に送
信する。ネットワーク2、3は、家庭内基地局14b、
15b、21〜23から送信されるセットアップ信号を
受信すると、セットアップ受付信号を家庭内基地局14
b、15b、21〜23に送信して応答する。
【0066】次いで、家庭内基地局14b、15b、2
1〜23は、認証要求信号をネットワーク2、3に送信
し、ネットワーク2、3は、基地局から送信される認証
要求信号を受信すると、認証要求受付信号を基地局に送
信して応答する。
【0067】次いで、家庭内基地局14b、15b、2
1〜23は、自己の親機ID番号BID、子機ID番号
PID及びサービス識別番号SIDをネットワーク2、
3に送信する。ネットワーク2、3は、親機ID番号B
ID、子機ID番号PID及サービス識別番号SIDを
受信すると、サービス識別番号SIDにより第二世代コ
ードレス電話システムにおける子機からの発呼要求であ
ることを判別し、課金センター50に受信した親機ID
番号BID及び子機ID番号PIDを送信する。
【0068】このとき、課金センター50では、ネット
ワーク2、3から受信した子機ID番号PIDを予め登
録されたPIDファイルにより照合し、登録された子機
であることを確認すると、その登録確認をネットワーク
2、3に通知して呼接続処理を実行し、登録されていな
い子機のときは、呼接続処理を拒否する。
【0069】ネットワーク2、3は、課金センター50
から子機31、32あるいは移動携帯電話機41〜45
の登録確認が通知されると、認証確認信号及びコネクト
OK信号を基地局に送信し、呼接続を許可する旨を通知
する。家庭内基地局14b、15b、21〜23は、ネ
ットワーク2、3から認証確認信号及びコネクトOK信
号を受信すると、呼接続の了解信号及びセットアップ終
了信号をネットワーク2、3に出力して本手順を終了
し、以後、通話状態に移行する。
【0070】通話中は、課金センター50では、発光要
求のあった子機31、32あるいは移動携帯電話機41
〜45の通話時間を管理し、その通話が終了すると、通
話料金を算出し、その子機31、32あるいは移動携帯
電話機41〜45の子機ID番号PIDにより管理する
子機課金メモリを更新する。また、子機31、32ある
いは移動携帯電話機41〜45からのエアーアクセス
が、家8、9内の基地局としての機能を備えた親機1
4、15に対して行われた場合は、子機31、32ある
いは移動携帯電話機41〜45の家庭内基地局14b、
15bに対するエアーアクセスに係わる利用料金は、そ
の基地局に払い戻す必要があり、本実施例の課金センタ
ー50では、その基地局料金を管理するための基地局課
金メモリを内蔵し、その親機ID番号BID毎に家庭内
基地局14b、15bに払い戻す料金を算出して基地局
課金メモリを更新する。
【0071】この課金センター50で算出される登録さ
れた子機31、32あるいは移動携帯電話機41〜45
の通話料金及び家庭内基地局14b、15bへの払い戻
し料金は、事業者の所定の通信サービスセンター等を通
して子機の利用者及び事業依託者に通知される。なお、
家庭用コードレス電話の親機を基地局として登録してい
る場合は、自己の子機による通話料金と、他の子機から
基地局としてエアーアクセスされて利用された場合の払
い戻し料金とを合算して算出し、通話料金の方が多い場
合は、通話料金を徴収し、払い戻し料金の方が多い場合
は、その多い分を払い戻すことになる。
【0072】したがって、本実施例の第二世代コードレ
ス電話システム1では、公衆電話ボックス5〜7及び家
8、9内に設置される家庭内基地局14b、15b、公
衆基地局21〜23にアクセスする屋内の子機31、3
2あるいは屋外の移動携帯電話機41〜45の通話時間
及び家庭内基地局14b、15b、公衆基地局21〜2
3へのアクセスを、各移動携帯電話機41〜45及び家
庭内基地局14b、15b、公衆基地局21〜23が持
つ識別情報(親機ID番号BID、子機ID番号PI
D、サービス識別番号SID)に基づいてネットワーク
2内に設けられる課金センター50により管理し、その
通話料金及び各基地局の使用料金を算出するようにした
ため、家庭内の親機としの機能も備える基地局が第3者
の子機に使用されても、基地局の使用料金が自動的に第
3者から徴収されて払い戻されるため、家庭用コードレ
ス電話を基地局として利用した場合の使用料金の問題を
解決することができる。
【0073】これは、ユーザーが家庭内に基地局を設置
する場合の障害を低減することになり、第二世代コード
レス電話システム1における基地局の全国家庭内への普
及を促すことができ、高価な基地局を設ける必要がなく
なり、第二世代コードレス電話システムを実現するため
の建設コストを大幅に低減することができる。
【0074】また、家庭用のコードレス電話に第二世代
コードレス電話システムにおける基地局としての機能を
搭載したとしても、従来のアナログコードレス電話と同
様に留守録音機能や内線子機間通話機能等を利用可能と
することにより、ユーザーは、従来のアナログコードレ
ス電話と同様の操作感覚で利用することができ、操作面
の違いによる普及の妨げを回避することができる。
【0075】なお、上記課金センター50は、ネットワ
ーク2内だけに設けられていたが、ネットワーク3内に
設けてもよいし、ネットワーク2、3の双方に設けても
よい、要は、複数の通信事業者間で管理する複数のネッ
トワーク間を移動して利用する場合は、その通信事業者
の管理するネットワーク毎に、本発明の課金算出機能を
備えた課金センターを設けておけばよい。また、同一ネ
ットワークであっても、課金センターを分散配置して分
散処理を行わせるようにしてもよい。
【0076】これは、ネットワーク側にとっては、コス
ト負担が増加するように思われるが、第二世代コードレ
ス電話システムの普及に伴って事業の発展が期待できる
ため、すなわち、上記のように家庭内コードレス電話機
を基地局として利用することにより移動携帯電話機の急
速な普及が期待でき、システム全体の利益に比べてネッ
トワーク側のコスト増加に占める割合は、急速に低下す
るため問題とならない。
【0077】また、複数の通信事業者間で管理する複数
のネットワーク間を移動して利用する場合は、従来から
移動機の加入者情報を異なるネットワーク間で交換する
ローミング処理を行うことにより、異なる通信事業者に
よる連続したサービス提供が行われているが、各ネット
ワークに設置した課金センター間で親機へのエアーアク
セスに伴う課金情報を交換するようにすれば、ローミン
グ処理と同様に課金に対するサービスを提供することが
できる。
【0078】また、第二世代コードレス電話システムで
は、家庭に基地局を設置することにより数多くの依託通
信事業体が出現することになる。従って、従来のアナロ
グ方式のコードレス電話と同様に内線通話を無制限に使
用可能とすると、公衆網の基地局として利用する場合
に、先に内線通話で使用されていると公衆網への接続が
できず、外線通話が滞るという問題が発生する。
【0079】この問題を解決するためには、子機側で内
線通話と外線通話を識別する識別コードを予め設定し、
内線通話あるいは外線通話の際に、その識別コードを通
話フレームに挿入して基地局に送信し、基地局は、その
識別コードを認識し、通話チャネルに空きチャネルが無
い場合は、優先的に外線通話に通話チャネルを割当てる
ようにすればよい。
【0080】また、第二世代コードレス電話システムに
おけるサービス形態としては、上記課金サービスの他に
事前の位置登録による着信サービスを提供することも可
能である。
【0081】すなわち、子機(PS)が位置登録用の無
線信号を基地局(BS)に送信すると、位置登録である
旨のサービス識別番号SID、子機ID番号PID、親
機ID番号BIDをネットワークに送信する。ネットワ
ークでは、課金センターで子機ID番号PIDを照合
し、登録者の子機であれば、位置メモリに子機ID番号
PIDと親機ID番号BIDを登録し、この登録者の子
機が親機ID番号BIDのエリアにいる旨のメッセージ
データ等も登録する。
【0082】この位置登録に伴う親機へのエアーアクセ
ス料金は、上記実施例の説明と同様に親機ID番号BI
Dの基地局課金メモリにより更新されて支払われる。
【0083】また、ネットワークは、位置登録した子機
への発呼要求を受信すると、登録した位置メモリ内の位
置情報に基づいて親機の親機ID番号BIDを検索し、
所定の基地局を通じて子機を呼出す。すなわち、位置登
録した子機への着信サービスを可能とする。
【0084】このとき、エアーアクセスが行われた基地
局は、上記と同様の課金方法で料金を徴収することがで
きる。着呼の場合の料金支払者は、着呼を受けた子機側
にするか、発呼要求を行った子機側にするかは、制度的
な面で不明であるが、本発明のコードレス電話システム
では、いずれの場合にも対処することが可能である。
【0085】
【発明の効果】本発明によれば、子機の通話料金ととも
に親機を基地局として利用してネットワークへのアクセ
スに利用されたときの使用料金を算出することができ、
基地局の設置コストを低減することができる。その結
果、本発明のコードレス電話システムを第二世代コード
レス電話システムに適用することによりシステムの建設
コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコードレス電話システムを適用した第
二世代コードレス電話システムの全体システム構成図。
【図2】図1の公衆電話ボックス及び家庭内に設置され
る親機のブロック構成図。
【図3】PSTNにDTMF信号でアクセスする際の図
2の局線インターフェース回路のブロック構成図。
【図4】PSTNにモデムでアクセスする際の図2の局
線インターフェース回路のブロック構成図。
【図5】ISDNにアクセスする際の図2の局線インタ
ーフェース回路のブロック構成図。
【図6】図1の家庭内に設置される子機及び屋外で利用
される移動携帯電話機のブロック構成図。
【図7】図1の子機と基地局の間で実行される無線通信
プロトコルシーケンス。
【図8】図7の子機から基地局に送信されるリンクチャ
ネル確立要求SCCHのメッセージフォーマットを示す
図。
【図9】図7の子機から基地局に送信されるリンクチャ
ネル確立要求SCCHのメッセージフォーマットを示す
図。
【図10】図1の基地局とネットワークの間で実行され
る通信プロトコルシーケンス。
【符号の説明】
1 第二世代コードレス電話システム 2、3 ネットワーク 4 局線 5〜7 公衆電話ボックス 8、9 家 11〜13 電話機 14、15 親機 14a、15a 親機 14b、15b 基地局 21〜23 基地局(BS) 31、32 子機 41〜45 移動携帯電話機 50 課金センター 62 局線インターフェース回路 63〜65 加算アンプ 66 リンガ検出回路 67、68 ボイスエンコーダー 69、70 ボイスデコーダー 71、93 プロトコルフォーマッター 72、92 モデム 73、91 RF部 74、81 アンテナ 75、96 CPU 76、97 入力部 77、98 出力部 82 本体 83 送受話器 94 側音制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親機に対して発呼を要求する際に無線通
    信により相手先電話番号を送信し、親機及びネットワー
    クを介して相手先電話機との間で通話信号を送・受信す
    る子機と、 ネットワークと接続し、子機からの無線発呼要求に応じ
    てネットワークにアクセスし、子機から送信される相手
    先電話番号をネットワークに送信し、ネットワークを介
    して子機と相手先電話機との間で通話信号を送・受信す
    る基地局としての機能を有する親機と、 複数の基地局機能を有する親機が接続され、発呼要求の
    あった親機と相手先電話機の親機との間で通話信号を送
    ・受信するネットワークと、 から構成されるコードレス電話システムであって、 上記子機が、 自己の子機識別情報を記憶する記憶手段と、 上記親機に無線通信による発呼要求をする際に、この記
    憶手段に記憶した自己の子機識別情報を付加して送信す
    る送信手段と、 を具備し、 上記親機が、 上記子機の送信手段により送信される子機識別情報を記
    憶するとともに、自己の親機識別情報及び無線通信によ
    る子機からの発呼要求である旨の無線子機識別情報を記
    憶する記憶手段と、 上記ネットワークへのアクセスに際して、この記憶手段
    に記憶した子機識別情報、親機識別情報及び無線子機識
    別情報を付加して送信する送信手段と、 を具備し、 上記ネットワークが、 複数の上記子機識別情報及び親機識別情報を記憶する記
    憶手段と、 上記親機の送信手段により送信される無線子機識別情報
    により無線子機からの発呼要求である旨を判別すると、
    記憶手段に記憶した子機識別情報に基づいて発呼要求中
    の子機が登録されているか否かを判別し、その子機の発
    呼要求の許可を判別する判別手段と、 判別手段により発呼要求が許可されたとき、その登録子
    機の通話時間を管理して通話料金を算出するとともに、
    その通話に利用された親機の当該ネットワークにおける
    使用料金を算出する課金手段と、 を具備したことを特徴とするコードレス電話システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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