JP2003318601A - 高周波伝送線路及びこれを用いた光モジュール - Google Patents

高周波伝送線路及びこれを用いた光モジュール

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JP2003318601A JP2002123620A JP2002123620A JP2003318601A JP 2003318601 A JP2003318601 A JP 2003318601A JP 2002123620 A JP2002123620 A JP 2002123620A JP 2002123620 A JP2002123620 A JP 2002123620A JP 2003318601 A JP2003318601 A JP 2003318601A
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signal
signal wiring
wiring conductor
transmission line
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Naoki Matsushima
直樹 松嶋
Kazutami Kawamoto
和民 川本
Hideyuki Kuwano
英之 桑野
Yoshiaki Niwa
善昭 丹羽
Tetsuya Kato
哲哉 加藤
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P1/00Auxiliary devices
    • H01P1/02Bends; Corners; Twists

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  • Semiconductor Lasers (AREA)
  • Waveguides (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 屈曲部の反射損失を抑制した、高周波伝送特
性の良好な伝送線路を提供する、また、これを用いて高
周波伝送特性の良好な光モジュールを提供する。 【解決手段】 屈曲部を具備するコプレーナ線路、グラ
ンド付きコプレーナ線路、コプレーナスプリット線路の
いずれかからなる伝送線路であって、信号配線導体11
の屈曲部外側角部に面取り部111を設け、内側角部に
三角形状導体112を付加し、面取り部長さをa、三角
形状導体の配線端辺にあたる長さをb、信号配線導体の
幅をcとしたとき、a>b+c×√2を満たす形状とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高周波伝送線路及び
それを用いた光モジュールに係り、特に信号の伝送方向
を変換でき、かつ高周波特性が良好な高周波伝送線路及
びそれを用いた光モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】光通信分野においては、高度情報化に伴
い送受信データが年々高ビットレート化する傾向にあ
る。光変調器を用いて光信号を伝送させるレーザモジュ
ールに関しても、高ビットレート光信号を送信側から受
信側へ誤りなく伝達するためには、光変調器に電気信号
を伝える高周波伝送線路の高周波特性を良好にすること
が必須の課題となっている。
【0003】図8は従来の光モジュール内部の上面図で
ある。本従来例では、光変調器として変調器集積化半導
体レーザ21を用いている。変調器集積化半導体レーザ
21から発した光ビームは、レンズ22により集光され
て光ファイバ23に伝搬される。光変調器集積化半導体
レーザ21は、誘電体材料からなる基板24上に搭載さ
れる。基板24の表面には高周波伝送線路25が形成さ
れており、ワイヤボンディング30を介して変調器集積
化半導体レーザ21と電気的に接続される。伝送線路2
5は、信号配線導体とその両脇のグランド配線導体が同
一平面上に形成されるコプレーナ型の伝送線路となって
いる。モジュールパッケージ28の信号入力伝送線路2
6と基板24の伝送線路25との間には、表面に伝送線
路27が形成された中継基板29が配置されており、そ
れぞれの伝送線路間はボンディングワイヤ31、32に
よって電気的に接続され、パッケージ外部から高周波信
号が変調器集積化半導体レーザ21に入力される構造に
なっている。
【0004】高周波伝送線路の形態としては、コプレー
ナ線路の他に、コプレーナ線路の形成された誘電体基板
の下にグランド層を設けたグランド付きコプレーナ線
路、コプレーナ線路の片側のグランド線が存在しない構
成となるコプレーナスプリット線路等がある。
【0005】各基板に形成された伝送線路は、特性イン
ピーダンスが50Ωとなるようにそれらの寸法を規定し
ており、インピーダンス不整合による反射が発生しない
ようにしている。また、各線路を繋ぐボンディングワイ
ヤも適切な配置・寸法により反射損が最小限となるよう
に設置されている。その結果、伝送線路は良好な高周波
特性を実現でき、これを用いた光モジュールは広帯域に
亘って良好な伝送特性を得ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図8に示す光モジュー
ルでは、モジュールパッケージの信号入力線と変調器集
積型半導体レーザ21とが、光の伝搬方向に対してほぼ
垂直でかつ屈曲部のない直線伝送線路によって繋ぐこと
ができる配置となっている。光モジュールの構造がこの
配置を許容する場合は問題ないが、光学的配置、部品寸
法、実装プロセス上等の制約から、このような形態を採
ることができない場合がある。例えば、信号入力線が図
8に示すよりも光の伝搬方向に沿って前または後に存在
するケース、あるいは信号入力線が光信号伝搬方向と平
行方向にあるケース等である。
【0007】このような形態に対しては、屈曲部を具備
した高周波伝送線路を用いることで対処可能である。図
9は従来の高周波伝送線路における屈曲部の構造を示す
上面図である。図9(a)は信号導体配線とグランド配
線導体が略直角に折れ曲っている場合の屈曲部の構造
を、図9(b)は信号導体配線の外側角部に面取り部を
有する場合の屈曲部の構造を示す。図9(a)、(b)
に示すように、高周波伝送線路1a、1bは、同一平面
内に信号導体配線11a、11bと、信号導体配線11
a、または11bの両側に配置されたグランド配線導体
12a、13a、または12b、13bとを有するコプ
レーナ線路として構成されている。信号導体配線11a
の屈曲部の構造は、図9(a)に示すような、同一幅の
配線を直角に折り曲げた形状を有するような単純な屈曲
部でなく、例えば特開平10−197836号公報に示
されてような信号導体配線、即ち、図9(b)に示され
るような信号配線導体11bの外側角部に面取り部11
1bを具備した構造とすれば、屈曲部における反射損失
はある程度軽減できる。
【0008】しかしながら、高ビットレート光モジュー
ルに適用した場合は、このような構造では反射損失を無
視することができなくなる。これは、屈曲部において
は、信号の伝搬方向に対して垂直断面の形状を所望の特
性インピーダンスとなるように規定しても、例えば、信
号導体配線11bの内側角部を挟んだ信号配線端面間で
のキャパシタンス成分等が発生し、特性インピーダンス
が所望の値を示さなくなるためである。また、コプレー
ナ線路のように、同一平面上にグランド線を具備する伝
送線路構造においては、屈曲部における信号配線導体1
1a、11bとグランド配線導体間においても上記と同
様の現象が起こり、やはり反射損失を増大させる原因と
なる。
【0009】本発明の目的は、上記問題を解決し、伝送
線路に屈曲部が存在する場合においても高周波特性の良
好な高周波伝送線路およびこれを用いた高ビットレート
光モジュールを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ために、第1の発明では、高周波伝送線路は、基板と、
該基板の表面または内部に設けられ第1の信号配線導体
と、該基板の表面または内部に設けられ、該第1の信号
配線導体と略直交するように配置された第2の信号配線
導体と、該第1及び第2の信号配線導体間を接続する屈
曲部とを備え、該屈曲部の外側を面取りして外側中間信
号導体辺を構成し、該屈曲部の内側に三角形導体を付加
して内側中間信号導体辺を構成し、該外側中間信号導体
辺の長さをa、該内側中間信号導体辺の長さをb、該第
1及び第2の信号配線導体の幅をcとしたとき、a>
(b+c×√2)を満足するように構成する。
【0011】第2の発明では、高周波伝送線路は、基板
と、該基板の表面または内部に設けられ第1の信号配線
導体と、該基板の表面または内部に設けられ、該第1の
信号配線導体と略直交するように配置された第2の信号
配線導体と、該第1及び第2の信号配線導体間を接続す
る屈曲部とを備え、該屈曲部の外側を面取りして外側中
間信号導体辺を構成し、該屈曲部の内側に三角形導体を
付加して内側中間信号導体辺を構成し、該第1及び第2
の信号配線導体の幅をc、該第1または該第2の信号配
線導体と直交する面に投影された内側中間信号導体辺の
長さをe、該面に投影された該外側中間信号導体辺の長
さをfとしたとき、f>(c+e)を満足するように構
成する。
【0012】第3の発明では、高周波伝送線路は、基板
と、該基板の表面または内部に設けられ第1の信号配線
導体と、該基板の表面または内部に設けられ、該第1の
信号配線導体と略直交するように配置された第2の信号
配線導体と、該第1及び第2の信号配線導体間を接続す
る屈曲部とを備え、該屈曲部の外側を面取りして外側中
間信号導体辺を構成し、該屈曲部の内側に三角形導体を
付加して内側中間信号導体辺を構成し、該第1の信号配
線導体の外側信号導体辺と該外側中間信号導体辺の交点
を第1の交点とし、該第1の信号配線導体の内側信号導
体辺と該内側中間信号導体辺の交点を第2の交点とし、
該第2の信号配線導体の外側信号導体辺と該外側中間信
号導体辺の交点を第3の交点とし、該第2の信号配線導
体の内側信号導体辺と該内側中間信号導体辺の交点を第
4の交点と、第1の交点と第2の交点を結ぶ第1の線と
第3の交点と第4の交点を結ぶ第2の線のなす角度を9
0°より大きくするように構成する。
【0013】第4の発明では、高周波伝送線路は、基板
と、該基板の表面または内部に設けられ第1の信号配線
導体と、該基板の表面または内部に設けられ、該第1の
信号配線導体と略直交するように配置された第2の信号
配線導体と、該第1及び第2の信号配線導体間を接続す
る屈曲部とを備え、該屈曲部の外側を面取りして外側中
間信号導体辺を構成し、該屈曲部の内側に三角形導体を
付加して外側中間信号導体辺と平行になるように内側中
間信号導体辺を構成し、該第1及び第2の信号配線導体
の幅をcとし、該外側中間信号導体辺と該内側中間信号
導体辺に直交する幅をgとした時、g<c/√2を満足
するように構成する。
【0014】第5の発明では、第1乃至4のいずれかの
発明において、該第1の信号配線導体、該第2の信号配
線導体間及び該屈曲部で構成される信号配線導体の内側
に屈曲部を有するグランド配線導体を配置し、該屈曲部
の角部を面取りして外側中間グランド導体辺を構成す
る。
【0015】第6の発明では、第5の発明において、該
外側中間グランド導体辺の長さをdとし、該該内側中間
信号導体辺の長さをbとすると、0.5b<d<1.5
bを満足するように構成する。
【0016】第7の発明では、第1乃至4のいずれかの
発明において、該第1の信号配線導体、該第2の信号配
線導体間及び該屈曲部で構成される信号配線導体の外側
に、グランド配線導体を配置し、該グランド導体の該第
1の信号配線導体と対向する第1の対向辺と該グランド
導体の該第2の信号配線導体と対向する第2の対向辺の
交点を角部とする。
【0017】第8の発明では、第1乃至4のいずれかの
発明において、第2の信号配線導体と略直交する第3の
信号配線導体を設け、該第2の信号配線導体と該第3の
信号配線導体の間に他の屈曲部を設ける。
【0018】第9の発明では、光モジュールは、第1乃
至4のいずれかの発明において、請求項1乃至8のいず
れかに記載の高周波伝送線路を備える。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、実
施例を用い、図を参照して説明する。以下、第1の実施
例について、図1を用いて説明する。図1は本発明によ
る高周波伝送線路の第1の実施例を示す平面図及び断面
図であり、図1(a)は上面図を、図1(b)はA1−
A2断面図を示す。図において、高周波伝送線路1は、
基板2の表面に形成された信号配線導体11と、その両
脇に配置されたグランド配線導体12、13とが設けら
れたコプレーナ線路形状となっている。基板2には、誘
電体材料であるアルミナ(Al2O3)を用いている。
また、各配線導体には金薄膜を使用している。この高周
波伝送線路は、直線部において特性インピーダンスが5
0Ωとなるように信号配線導体11の伝送方向や垂直方
向の幅やグランド配線導体間との距離を規定の寸法に設
計している。また、屈曲部14aの角度は90°として
おり、直線線路部における信号配線導体11の幅は場所
によらず常に一定としている。
【0020】図1(a)に示す信号配線導体11の内側
信号導体辺11aと11bからなる屈曲部14aにおい
ては、内側信号導体辺11aと内側信号導体辺11bの
間に容量が発生するので、この容量の増加を抑えるため
に、信号配線導体11と同じ部材の材料で構成された三
角形状の配線導体112が付加された構造となってい
る。即ち、図1(a)に示すように、内側信号導体辺1
1aと内側信号導体辺11bの間の角部に三角形状配線
導体112を、信号配線導体11と一体化して追加する
ことによって、内側中間信号導体辺11cを設け、角部
を無くした構成としている。このように構成することに
よって、内側信号導体辺11aと11bの間に発生する
容量を減少させている。なお、図1(a)に示す点線は
便宜上記したもので実体のあるものではない。
【0021】また、信号配線導体11の外側角部、即
ち、外側信号導体辺11dと外側信号導体辺11eで構
成される外側角部は面取りされ、外側中間信号導体辺1
1fが構成される。内側中間信号導体辺11cと外側中
間信号導体辺11fは並行に構成される。今信号配線導
体11の幅をcとすると、即ち、内側信号導体辺11a
と外側信号導体辺11d間の幅、内側信号導体辺11b
と外側信号導体辺11e間の幅をcとすると、内側中間
信号導体辺11cと外側中間信号導体辺11fで構成さ
れる信号配線導体の幅はcより小さくなるように構成さ
れている。このように、信号配線導体11の屈曲部14
aの幅を狭くしてインダクタンスを増加させている。信
号配線導体11の特性インピーダンスは、インダクタン
スをL、容量をCとすると、L/Cの平方根に比例す
る。図1(a)に示すように、内側中間信号導体辺11
cを設けて、容量の増加を抑えても、ある程度容量は直
線状の信号配線導体より増加する。そこで、本実施例で
は、信号配線導体11の屈曲部近傍における配線導体の
幅を狭くしてインダクタンスを増加させて、特性インピ
ーダンスを略一定に保つようにしている。
【0022】シミュレーションにより計算した結果、外
側中間信号導体辺11fの長さをa、角部内側の内側中
間信号導体辺11cの長さをb、さらに信号配線導体1
1の伝送方向に垂直な断面の幅、即ち内側信号導体辺1
1aと外側信号導体辺11d間、または即ち内側信号導
体辺11bと外側信号導体辺11e間の幅をcとする
と、a>(b+c×√2)とすることにより高周波特性
を良好にすることができることが判明した。図1に示す
実施例では、a=2b+c×√2とし、上記不等式を満
たす形状となっている。
【0023】また、図1(a)に示すように、信号配線
導体11の屈曲部14aの内側に設けられたグランド配
線導体12に関しては、その角部が面取りされ、外側グ
ランド導体辺12aと外側グランド導体辺12bの間に
は外側中間グランド導体辺12cが設けられている。信
号配線導体11に付加部112を設けて内側中間信号導
体辺11cを形成した結果、グランド配線導体12の外
側グランド導体辺12aと12b交点との距離が近くな
り、容量が増える。これを防ぐために、グランド配線導
体12の外側を面取りして、外側中間グランド導体12
cを形成している。シミュレーションでの計算による
と、この外側中間グランド導体辺12cの長さdは、信
号配線導体11の内側中間信号導体辺11cの長さbに
対して0.5b<d<1.5bであることが望ましいこ
とが分かった。本実施例ではd=bとした。さらに、信
号配線導体11の屈曲部14aの外側角部に形成される
グランド配線導体13については、内側グランド導体辺
13aと13bに間に面取り部は設けられず、内側グラ
ンド導体辺11aと内側グランド導体辺11bの交点に
は角部が構成される構造となっている。
【0024】図1に示す本実施例においては、更に以下
のように構成されており、このように構成することによ
って、信号配線導体を略直角に屈曲させても、信号配線
導体のインピーダンスを略一定に保持し、伝送線路の高
周波特性を良好に保つことができる。 (1)略垂直に屈曲された信号配線導体11の一方の導
体をこれと直交する面に投影した時の長さcと内側中間
信号導体辺11cをこの面に投影した時の長さeの和を
(c+e)とし、外側中間信号導体辺11fを同じ面に
投影した時の長さをfとした場合、f>(c+e)を満
足するように構成されている。これによって、高周波特
性を良好にすることができる。 (2)また、内側信号導体辺11aと内側中間信号導体
辺11cの交点と、外側信号導体辺11dと外側中間信
号導体辺11fの交点を結んだ線を第1の線とし、内側
信号導体辺11bと内側中間信号導体辺11cの交点
と、外側信号導体辺11eと外側中間信号導体辺11f
の交点を結んだ線を第2の線とした場合、第1の線と第
2の線のなす角度が90°より大きくなるように、内側
中間信号導体辺11cと外側中間信号導体辺11fの長
さを定める。これによって、高周波特性を良好にするこ
とができる。 (3)更に、他の見方をすると、図1の実施例では、平
行になるように設けられている内側中間信号導体辺11
cと外側中間信号導体辺11fの幅、即ち、各辺11c
及び11fに対して直交する線の各辺と交わる点間の長
さをgとした場合、屈曲部14aを除いた信号配線導体
11の伝送方向に垂直な断面の幅をcとすると、g<c
/√2を満足するように、内側中間信号導体辺11cと
外側中間信号導体辺11fの幅gを決めることによっ
て、信号配線導体11の高周波特性を良好にすることが
できる。
【0025】図2は図1に示す高周波伝送線路の反射特
性を示す特性曲線図であり、横軸は周波数を、縦軸は反
射特性S11を示す。図2の特性曲線は、図1に示す高
周波伝送線路のS11特性(反射特性)を、電磁界シミ
ュレーションにより計算した結果を示す。曲線41は、
図1に示す実施例の伝送線路の特性を示す。また、比較
データとして図9(a)に示す屈曲部を持つ従来の伝送
線路の解析結果を曲線42、図9(b)に示す屈曲部を
持つ従来形伝送線路の結果を曲線43で示している。図
より明なように、本実施例による伝送線路は、従来の伝
送線路に比べて、特に高周波領域において反射損失が少
ないことが分かる。このような構造からなる伝送線路
は、高周波領域においても良好な伝送特性を示す。
【0026】図2に示す反射特性が得られるということ
は、図1に示す実施例の高周波伝送線路はその屈曲部1
4aにおける特性インピーダンスの変動が小さいことに
起因していることが分かる。図9に示す従来例では、角
部における断面のインピーダンスが所定の値からずれる
のみならず、信号配線導体内側角部におけるキャパシタ
ンスの発生、同じく内側角部における信号配線とグラン
ド配線導体とが形成するキャパシタンスの変動が起こ
り、これによって反射が発生する。一方、図1に示す本
発明による高周波伝送線路は、信号配線導体外側角部を
面取りすることにより角部断面のインピーダンス変動を
抑え、かつ角部内側に三角形状導体を付加することで信
号配線間のキャパシタンスの発生を抑え、さらには角部
内側のグランド配線導体の角部を面取りすることで、信
号配線とグランド配線導体が形成するキャパシタンスの
変動を抑えている。本実施例のように、内側中間信号導
体辺11c、外側中間信号導体辺11f等の寸法を前述
したように定めることによって、反射損失を低減するこ
とができる等の適切な効果を得ることができる。すなわ
ち、このような構造の伝送線路を用いることで、良好な
高周波特性を有する高周波伝送線路を提供することがで
きる。
【0027】なお、図1に示す実施例では、伝送線路の
形態としてコプレーナ線路を用いているが、誘電体基板
の裏面もしくは誘電体の内部にグランド層が形成された
グランド付きコプレーナ線路であっても構わない。ま
た、本実施例では基板2としてアルミナを用いたが、こ
れは窒化アルミニウム(AIN)等のセラミックや、有
機膜絶縁材、あるいはシリコン等の半導体でも構わな
い。また、信号導体線やグランド配線導体には金を用い
たが、銀、銅などでも構わない。但し、導体損を考慮す
ると比抵抗の低い材料であることが望ましい。
【0028】次に、本発明による第2の実施例につい
て、図3を用いて説明する。図3は本発明による高周波
伝送線路の第2の実施例を示す平面図であり、図4は本
発明による高周波伝送線路の第3の実施例を示す平面図
である。図3及び図4において、図1と同じ構成要素に
ついては同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0029】図3、図4に示す実施例では、高周波伝送
線路1は、信号配線導体11と同一平面内において、グ
ランド配線導体12または13が信号配線導体11の片
側のみに設けられているコプレーナストリップ線路であ
る。信号配線導体11及びグランド配線導体12は、図
1の場合と同様に基板2の表面に形成されている。コプ
レーナスプリット線路の場合、屈曲部においてグランド
配線導体が外側・内側のどちらかに存在するかで、線路
形状が異なってくる。図3はグランド配線導体12が屈
曲部の内側に存在する場合、図4は外側に存在する場合
である。図3、図4のいずれにおいても、信号配線導体
11の形状は図1の場合と同一であり、外側角部の面取
りされた部分、即ち外側中間信号導体辺11fの長さを
a、角部内側の内側中間信号導体辺11cの長さをb、
さらに、屈曲部14aを除く信号配線導体11の伝送方
向に垂直な断面の幅をcとしたとき、a=2b+c×√
2で表される形状となっている。
【0030】図3に示すように、グランド配線導体12
が内側にある場合は、グランド配線導体12の外側の角
部を面取して、外側中間グランド導体辺12cを形成す
ることが望ましい。その外側中間グランド導体辺12c
の長さdは、図1同様d=bとしている。グランド配線
導体が外側に存在する場合は、図4に示すように、内側
グランド導体辺13aと内側グランド導体辺13bが直
交し、これら2直線13aと13bの交点が角部を形成
するように構成することが望ましい。伝送線路1や基板
に用いられる材料に関しては、図1の実施例と同様であ
る。また、第2及び第3の実施例においても、第1の実
施例の(1)〜(3)に記載したように構成されてい
る。以上のように構成することにより、図1に示す実施
例と同様、高周波領域における反射損失の小さい高周波
特性の良好な伝送線路を提供することができる。
【0031】次に、本発明の第4の実施例を、図5を用
いて説明する。図5は本発明による高周波伝送線路の第
4の実施例を示す平面図である。本実施の高周波伝送線
路27は、2つの屈曲部14a、14bを具備した構造
となっている。伝送線路1の形態は、図1に示す伝送線
路と同様、同一平面内に信号配線導体11とその両脇に
グランド配線導体12、13が形成されたコプレーナ線
路である。屈曲部14aは図1と同様に形成されてい
る。屈曲部14bは屈曲部14aと点対称になるように
構成されている。グランド配線導体12は、内側グラン
ド導体辺12bと直交する内側グランド導体辺12cが
設けられる。また、信号配線導体11の内側信号導体辺
11bと直交するように内側信号導体辺11gが設けら
れ、内側信号導体辺11bと内側信号導体辺11gの間
には内側中間信号導体辺11hが設けられる。また、信
号配線導体11の外側信号導体辺11eと直交するよう
に、外側信号導体辺11jが設けられ、外側信号導体辺
11eと外側信号導体辺11jとの間に外側中間信号導
体辺11kが設けられる。また、グランド配線導体13
の内側グランド導体辺13bに直交するように内側グラ
ンド導体辺13cが設けられ、内側グランド導体辺13
bと内側グランド導体辺13cとは直交するように交わ
っており、その間に内側中間グランド導体辺13dが設
けられる。また、外側グランド導体辺13eと外側グラ
ンド導体辺13fは直交するように交わっており、外側
グランド導体辺13fと外側グランド導体辺13gは直
交するように交わっている。
【0032】本実施例においても、外側中間信号導体辺
11fと内側中間信号導体辺11hの長さをa、内側中
間信号導体辺11cと外側中間信号導体辺11kの長さ
をb、さらに信号配線導体の伝送方向に垂直な断面の幅
をcとしたとき、a=2b+c×√2で表される形状と
なっている。また、信号配線導体11の角部内側にある
グランド配線導体12の外側グランド導体辺12aと1
2b間は面取りをして、外側中間グランド導体辺12c
を設けることが望ましい。また、同様に、内側中間グラ
ンド導体辺13eを設けることが望ましい。外側中間グ
ランド導体辺12c及び内側中間グランド導体辺13e
の長さをdとすると、図1同様d=bとしている。内側
グランド導体辺12bと12c、外側グランド導体辺1
3fと13gはそれぞれ2直線の交点を角部とする構造
とすることが望ましい。また、第4の実施例の各屈曲部
14a、14bにおいても、第1の実施例の(1)〜
(3)に記載したように構成されている。このように構
成することにより、図1に示す実施例と同様、高周波領
域における反射損失の小さい高周波特性の良好な伝送線
路を提供することができる。伝送線路1や基板に用いら
れる材料に関しては、図1の実施例と同様である。
【0033】図5に示す構造の高周波伝送線路は、図
1、図3、図4に示す伝送線路と同様、屈曲部14a、
14bにおける反射損失が小さく、良好な高周波伝送特
性を得ることができる。従って、図5に示すように、伝
送線路1に2つ以上の屈曲部14a、14bを設けた構
造とすることで、信号入力線路が光変調器に対していか
なる位置、方向にあっても、反射損失を増大させること
なく信号を伝送できる高周波伝送線路を提供することが
できる。
【0034】次に、本発明による高周波伝送線路を光モ
ジュールに適用した場合の第1の実施例について、図6
を用いて説明する。図6は本発明による高周波伝送線路
を用いた光モジュールの第1の実施例を示す平面図であ
る。本実施例においては、モジュールパッケージ28の
信号入力線と変調器集積型半導体レーザ21の伝送線路
25を繋ぐ伝送線路のうち、中継基板29に形成される
伝送線路27を本発明による高周波伝送線路構造として
いる。本実施例においては、変調器集積型半導体レーザ
21が搭載された基板24に形成された伝送線路25
と、モジュールパッケージ28に形成された伝送線路2
6とが、直線で繋ぐことのできない構造となっている。
このとき、屈曲部14が2つ存在する図5に示す本実施
例による高周波伝送線路27をこれらの間に配置し、伝
送線路間をワイヤボンディング31、32で電気的に接
続すれば、本発明の効果により、伝送線路は良好な高周
波特性を得ることができ、よって光モジュールの特性を
良好なものとすることができる。なお、図において、2
2はレンズ、23は光ファイバである。本実施例におけ
る伝送線路27の構造は、図5に示した伝送線路と同等
の構造となっており、屈曲部を2ヶ所以上設けた構造で
は、変調器集積型半導体レーザ21(光変調器)の位置
と信号入力線の位置が異なり、かつ光信号の伝搬方向
が、電気信号伝搬方向に対して平行でない場合(特に垂
直な場合)に有効となる。
【0035】次に、本発明による高周波伝送線路を光モ
ジュールに適用した第2の実施例について、図7を用い
て説明する。図7は本発明による高周波伝送線路を用い
た光モジュールの第2の実施例を示す平面図である。本
図の実施例でも、図6の実施例と同様に、本発明による
高周波伝送線路を光モジュールへ適用した例である。本
実施例に用いる高周波伝送線路は屈曲部が1箇所の伝送
線路であり、図1に示す高周波伝送線路1を用いてい
る。この構造は、図から明かなように、高周波電気信号
の入力線が光信号の伝送方向と平行、例えば、モジュー
ルパッケージ後部から供給される場合に特に有効であ
る。
【0036】本発明による高周波伝送線路では、本発明
による屈曲部の構造を適切な位置に、適切な数を用いて
伝送線路を形成しているので、信号入力線がいかなる位
置や方向にあっても、高周波特性の良好な伝送線路を形
成することができる。従って、特性の良好な高ビットレ
ート光モジュールを提供することができる。
【0037】以上述べたように、本発明によれば、高周
波伝送線路において屈曲部が存在することによる高周波
領域における反射増大を抑制することができるため、高
周波特性の良好な伝送線路ならびにこれを用いた高周波
特性の良好な光伝送モジュールを提供できる。また、光
学設計、組立設計の自由度を高くすることができるた
め、低価格で・小形の光伝送モジュールを提供できる効
果を奏する。
【0038】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、屈
曲部での高周波領域における反射増大を抑制することが
できるため、高周波特性の良好な伝送線路ならびにこれ
を用いた高周波特性の良好な光伝送モジュールを得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による高周波伝送線路の第1の実施例を
示す平面図及び断面図である。
【図2】図1に示す高周波伝送線路の反射特性を示す特
性曲線図であ
【図3】本発明による高周波伝送線路の第2の実施例を
示す平面図である。
【図4】本発明による高周波伝送線路の第3の実施例を
示す平面図である。
【図5】本発明による高周波伝送線路の第4の実施例を
示す平面図である。
【図6】本発明による高周波伝送線路を用いた光モジュ
ールの第1の実施例を示す平面図である。
【図7】本発明による高周波伝送線路を用いた光モジュ
ールの第2の実施例を示す平面図である。
【図8】従来の光モジュール内部の上面図である。
【図9】従来の高周波伝送線路における屈曲部の構造を
示す上面図である。
【符号の説明】
1…高周波伝送線路、2…基板、11…信号配線導体、
12、13…グランド配線導体、14…屈曲部、21…
変調器集積型半導体レーザ、22…レンズ、23…光フ
ァイバ、24…基板、25、26、27…伝送線路、2
8…モジュールパッケージ、29…中継基板、30、3
1、32…ボンディングワイヤ、41…本発明による伝
送線路のS11特性曲線、42、43…従来技術による
伝送線路のS11特性曲線、111…信号配線導体面取
り部、112…三角形状付加部、113…グランド配線
面取り部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桑野 英之 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 日 本オプネクスト株式会社内 (72)発明者 丹羽 善昭 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 日 本オプネクスト株式会社内 (72)発明者 加藤 哲哉 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 日 本オプネクスト株式会社内 Fターム(参考) 5F073 AA89 AB12 BA02 EA14 FA27 FA28 FA30 5J014 CA02 CA41 CA42

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板と、該基板の表面または内部に設けら
    れ第1の信号配線導体と、該基板の表面または内部に設
    けられ、該第1の信号配線導体と略直交するように配置
    された第2の信号配線導体と、該第1及び第2の信号配
    線導体間を接続する屈曲部とを備え、該屈曲部の外側を
    面取りして外側中間信号導体辺を構成し、該屈曲部の内
    側に三角形導体を付加して内側中間信号導体辺を構成
    し、該外側中間信号導体辺の長さをa、該内側中間信号
    導体辺の長さをb、該第1及び第2の信号配線導体の幅
    をcとしたとき、a>(b+c×√2)を満足するよう
    に構成することを特徴とする高周波伝送線路。
  2. 【請求項2】基板と、該基板の表面または内部に設けら
    れ第1の信号配線導体と、該基板の表面または内部に設
    けられ、該第1の信号配線導体と略直交するように配置
    された第2の信号配線導体と、該第1及び第2の信号配
    線導体間を接続する屈曲部とを備え、該屈曲部の外側を
    面取りして外側中間信号導体辺を構成し、該屈曲部の内
    側に三角形導体を付加して内側中間信号導体辺を構成
    し、該第1及び第2の信号配線導体の幅をc、該第1ま
    たは該第2の信号配線導体と直交する面に投影された内
    側中間信号導体辺の長さをe、該面に投影された該外側
    中間信号導体辺の長さをfとしたとき、f>(c+e)
    を満足するように構成することを特徴とする高周波伝送
    線路。
  3. 【請求項3】基板と、該基板の表面または内部に設けら
    れ第1の信号配線導体と、該基板の表面または内部に設
    けられ、該第1の信号配線導体と略直交するように配置
    された第2の信号配線導体と、該第1及び第2の信号配
    線導体間を接続する屈曲部とを備え、該屈曲部の外側を
    面取りして外側中間信号導体辺を構成し、該屈曲部の内
    側に三角形導体を付加して内側中間信号導体辺を構成
    し、該第1の信号配線導体の外側信号導体辺と該外側中
    間信号導体辺の交点を第1の交点とし、該第1の信号配
    線導体の内側信号導体辺と該内側中間信号導体辺の交点
    を第2の交点とし、該第2の信号配線導体の外側信号導
    体辺と該外側中間信号導体辺の交点を第3の交点とし、
    該第2の信号配線導体の内側信号導体辺と該内側中間信
    号導体辺の交点を第4の交点と、第1の交点と第2の交
    点を結ぶ第1の線と第3の交点と第4の交点を結ぶ第2
    の線のなす角度を90°より大きくするように構成する
    ことを特徴とする高周波伝送線路。
  4. 【請求項4】基板と、該基板の表面または内部に設けら
    れ第1の信号配線導体と、該基板の表面または内部に設
    けられ、該第1の信号配線導体と略直交するように配置
    された第2の信号配線導体と、該第1及び第2の信号配
    線導体間を接続する屈曲部とを備え、該屈曲部の外側を
    面取りして外側中間信号導体辺を構成し、該屈曲部の内
    側に三角形導体を付加して外側中間信号導体辺と平行に
    なるように内側中間信号導体辺を構成し、該第1及び第
    2の信号配線導体の幅をcとし、該外側中間信号導体辺
    と該内側中間信号導体辺に直交する幅をgとした時、g
    <c/√2を満足するように構成することを特徴とする
    高周波伝送線路。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれかに記載の高周波
    伝送線路において、該第1の信号配線導体、該第2の信
    号配線導体間及び該屈曲部で構成される信号配線導体の
    内側に屈曲部を有するグランド配線導体を配置し、該屈
    曲部の角部を面取りして外側中間グランド導体辺を構成
    することを特徴とする高周波伝送線路。
  6. 【請求項6】請求項5記載の高周波伝送線路において、
    該外側中間グランド導体辺の長さをdとし、該該内側中
    間信号導体辺の長さをbとすると、0.5b<d<1.
    5bを満足するように構成することを特徴とする高周波
    伝送線路。
  7. 【請求項7】請求項1乃至4のいずれかに記載の高周波
    伝送線路において、該第1の信号配線導体、該第2の信
    号配線導体間及び該屈曲部で構成される信号配線導体の
    外側に、グランド配線導体を配置し、該グランド導体の
    該第1の信号配線導体と対向する第1の対向辺と該グラ
    ンド導体の該第2の信号配線導体と対向する第2の対向
    辺の交点を角部とすることを特徴とする高周波伝送線
    路。
  8. 【請求項8】請求項1〜4のいずれかに記載の高周波伝
    送線路において、第2の信号配線導体と略直交する第3
    の信号配線導体を設け、該第2の信号配線導体と該第3
    の信号配線導体の間に他の屈曲部を設けることを特徴と
    する高周波伝送線路。
  9. 【請求項9】請求項1乃至8のいずれかに記載の高周波
    伝送線路を備えることを特徴とする光モジュール。
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