JPH01198804A - メアンダ線路 - Google Patents

メアンダ線路

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JPH01198804A
JPH01198804A JP63023571A JP2357188A JPH01198804A JP H01198804 A JPH01198804 A JP H01198804A JP 63023571 A JP63023571 A JP 63023571A JP 2357188 A JP2357188 A JP 2357188A JP H01198804 A JPH01198804 A JP H01198804A
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JP
Japan
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line
lines
coplanar
adjacent
coplaner
Prior art date
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Pending
Application number
JP63023571A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Muraguchi
正弘 村口
Takayuki Sugata
孝之 菅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は半導体基板上に長い伝送線路をコンパクトに
レイアウトするメアンダ線路に関するものである。
「従来の技術」 半導体基板上に形成する超高周波伝送線路は、主に、マ
イクロストリップ線路が用いられていた。
長いマイクロストリ、ツブ線路を、半導体基板上にコン
パクトにレイアウトするには以下のような問題を生じた
第4図に示すように半導体基板1上にマイクロストリッ
プ線路2をメアンダ(つづら折り)状にレイアウトする
ことが最もコンパクトにできると考えられるが、隣接線
路間の干渉を小さくするため寸法上の制約がある。第5
図に、2本の隣接するマイクロストリップ線路A、Bの
断面を示す。
ここで、hは半導体基板の厚さ、dをマイクロストリッ
プ線路の隣接線路間隔とすると、図中の2本の隣接する
マイクロストリップ線路A、B間での伝搬波の干渉を無
視できる程度に小さくするには、d)2hとする必要が
あった。これは、図中に示すマイクロストリップ線路A
およびBが、丁度、図のように電界方向が逆方向(逆相
−)になった場合、隣接効果が最大となり、さらにd−
2hの時、裏面の接地導体方向への電界強度と、隣接線
路方向への電界強度とがほぼ一致するからである。d≦
2hでは、電気結合による隣接線路間の干渉が顕著とな
る。この論理からすれば、半導体基板厚さhを薄くすれ
ば、隣接線路間の干渉を小さくすることが可能とはなる
が、hをあまり薄くすると半導体チップの取り扱いが困
難となり、歩留りを下げる要因となるため、通常は、1
00μm以上の基板厚が選ばれている。従って、隣接線
路間隔dはマイクロストリップ線路においては200μ
m以上必要であった。
一方、コプレーナ線路自体は、既に存在しており、隣接
線路間での干渉が小さいことは知られている。隣接する
2本のコプレーナ線路A、Bの断面図を第6図に示す。
コプレーナ線路では、G(hの時、コプレーナ線路の寸
法WおよびGは、基板厚さhにほとんど関係なく決定す
ることができる。
ここで、Wはコプレーナ線路の中心導体幅、Gは中心導
体と接地導体とのギャップの寸法を示す。
コプレーナ線路AとBとが互いに逆相の時、電気結合が
最大となるが、コプレーナ線路では隣接線路間隔dに対
しd)2Gの関係が常に成立しているので、中心導体か
ら接地導体へ向か5電界強度が、中心導体から隣接線路
の中心導体へ向かう電界強度を越えることは無い。従っ
て、隣接線路間に存在する接地導体(図中では幅Sで示
す)が、使用周波数帯で電気的に十分接地されている限
りにおいては、隣接線路間での干渉は無視できる程小さ
いと予想でき−る。コプレーナ線路の各部の寸法W、G
、Sは、伝送損失の問題を別とすれば、プロセス技術で
限定されている。現在のプロセス技術では、隣接線路間
隔d=2W+8を30μm以下にすることも可能であり
、マイクロストリップ線路の6倍以上の高密度レイアウ
トが可能であると推測される。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、従来技術ではマイクロストリップ線路に
比べ、コプレーナ線路の優位性が十分に発揮されなかっ
た。その理由は、隣接線路間に存在する接地導体が、高
周波的には十分な接地導体と認識されなかったためであ
る。これは、コプレーナ線路の曲がりにより中心導体の
両側の接地導体に流れる電流の経路長に差が生じ、両側
の導体間での高周波電位に差を生じるため、正常なコプ
レーナ線路の伝搬モードを維持できなかったからである
この発明の目的は隣接伝送線路間の伝搬波の干渉を抑制
し、半導体基板上に伝送線路をコンパクトにレイアウト
することを可能としたメアンダ線路を提供することにあ
る。
「課題を解決するための手段」 この発明によれば半導体基板上にコプレーナ線路が折り
曲げを繰り返してメアンダ状に構成され、そのコプレー
ナ線路の折り曲げの位置においてコプレーナ線路の中心
導体の両側の接地導体がエアブリッジで電気的に接続さ
れている。
「作 用」 この発明では、隣接伝送線路においても必ず接地導体が
存在するコプレーナ線路が用いられているため、隣接線
路間での伝搬波の干渉が抑圧される。また折り曲げの位
置にエアブリッジ技術によりコプレーナ線路の中心導体
の両側の接地導体間を電気的に接続されているため常に
伝送線路がコプレーナ線路の伝搬モードを維持する。
「実施例」 第1図はこの発明の実施例を示す。半導体基板1上にコ
プレーナ線路3が折り曲げを繰り返してメアンダ状に構
成されている。この発明においてはコプレーナ線路3の
折り曲げの位置においてコプレーナ線路3の中心導体の
両側の接地導体がエアブリッジ4で電気的に接続される
。この例ではコプレーナ線路の各折り曲げ位置にエアブ
リッジ4が設けられた場合である。
コプレーナ線路の折り曲げ位置にエアブリッジ4を用い
て接地導体間を電気的に接続する必然性は以下にある。
コプレーナ線路を用いたメアンダ線路において、コプレ
ーナ線路の伝搬モードを乱すのは曲がりの位置のみであ
る。線路の直線部では、コプレーナ線路の中心導体の両
側の接地導体を流れる電流の経路長は等しく、伝搬モー
ドが乱れることは無い。一般にエアブリッジを用いると
その部分で集中的な容量を持つため、伝搬波にわずかで
はあるが好ましくない影響を与える。それ故、エアブリ
ッジを多用すべきではない。特に、電気的接続を必要と
しない直線部におけるコプレーナ線路の接地導体間での
エアブリッジ接続は悪影響を及ぼす。従って、コプレー
ナ線路のモードを乱す原因の箇所である曲がり部分にの
みエアブリッジを用いて接地導体間での高周波における
電位を強制的に一致させ、コプレーナ線路のモードを維
持させることが最良の選択であると言える。
第2図は0.9 myr X 1.3 mtnのガリウ
ムひ素基板上に形成したコプレーナ線路を用いたメアン
ダ線路を示している。ガリウムひ素基板厚は600μm
である。第6図の記号に対応させると、コプレーナ線路
の中心導体幅Wは20μm、ギャップ幅Gは20μm、
接地導体幅Sば60μmであり、コプレーナ線路間隔d
は100μmである。コプレーナ線路の全長は4.4 
mmで曲がりの部分5箇所にエアブリッジを用いている
第3図に第2図のメアンダ線路の伝送損失および入力反
射損失の測定値を示す。伝送損失は0.5GHz 〜2
5.5 GHzの帯域でldB以内であり、コノ帯域内
で隣接線路間の干渉によるリップルは生じていない。ま
た、入力反射損失も0.5 GHz〜25.5GHzの
帯域で29dB以上になっており、隣接線路間の干渉は
観測されない。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば、超高周波伝送
線路において、隣接線路間の干渉の効果を考慮せずに伝
送線部間隔を狭めることが可能となり、半導体チップ上
に長い伝送線路をコンパクトにレイアウトすることがで
きるという利点がある。
この発明を用いれば、ガリウムひ素基板上に形成したモ
ノリシックマイクロ波集積回路のチップサイズを大幅に
縮小することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明によるコプレーナ線路を用いたメアン
ダ線路の一例を示す斜視図、第2図はこの発明の具体例
を示す平面図、第3図は第2図の具体例の測定結果を示
す伝送損失特性図および入力反射損失特性図、第4図は
従来のマイクロストリップ線路を用いたメアンダ線路の
斜視図、第5図は2本の隣接するマイクロストリップ線
路の断面図、第6図は2本の隣接するコプレーナ線路の
断面図である。 特許出願人  日本電信電話株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体基板上に超高周波伝送線路の折り曲げを繰
    り返して構成したメアンダ線路において、上記超高周波
    伝送線路はコプレーナ線路で構成され、 そのコプレーナ線路の折り曲げの位置において、コプレ
    ーナ線路の中心導体の両側の接地導体間がエアブリッジ
    で電気的に接続されていることを特徴とするメアンダ線
    路。
JP63023571A 1988-02-03 1988-02-03 メアンダ線路 Pending JPH01198804A (ja)

Priority Applications (1)

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JP63023571A JPH01198804A (ja) 1988-02-03 1988-02-03 メアンダ線路

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JP63023571A JPH01198804A (ja) 1988-02-03 1988-02-03 メアンダ線路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01198804A true JPH01198804A (ja) 1989-08-10

Family

ID=12114226

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JP63023571A Pending JPH01198804A (ja) 1988-02-03 1988-02-03 メアンダ線路

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JP (1) JPH01198804A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03120736A (ja) * 1989-10-03 1991-05-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置
JPH04185102A (ja) * 1990-11-20 1992-07-02 Tokimec Inc 電力分配合成器
US5291153A (en) * 1991-04-26 1994-03-01 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Oscillating MMIC circuit with dielectric resonator
JP2006270026A (ja) * 2005-02-28 2006-10-05 Tokyo Univ Of Science 配線構造、プリント配線板、集積回路および電子機器
US7177549B2 (en) 2002-04-25 2007-02-13 Opnext Japan, Inc. High-frequency transmission line and an optical module incorporating the same line

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JP4660738B2 (ja) * 2005-02-28 2011-03-30 学校法人東京理科大学 プリント配線板及び電子機器

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