JP2000114801A - 高周波伝送線路の接続構造 - Google Patents

高周波伝送線路の接続構造

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JP2000114801A JP10276186A JP27618698A JP2000114801A JP 2000114801 A JP2000114801 A JP 2000114801A JP 10276186 A JP10276186 A JP 10276186A JP 27618698 A JP27618698 A JP 27618698A JP 2000114801 A JP2000114801 A JP 2000114801A
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transmission line
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慎一 郡山
Hidehiro Nanjiyou
英博 南上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】伝送方向の異なる2つの高周波伝送線路の接続
部において信号の反射を抑制した線路の接続構造を提供
する。 【解決手段】誘電体基板2の表面あるいは内部に設けら
れ、所定の線幅を有する信号導体線3とグランド層4と
を具備してなるマイクロストリップ線路、トリプレート
線路、コプレーナ線路などの高周波伝送線路からなり、
信号伝送方向が所定の角度をもって同一平面内にて配置
された2つの信号導体線3a、3bを接続するための構
造であって、2つの信号導体線3a、3bの信号伝送方
向に直交する端部における内側角部5a,5b同士、お
よび外側角部6a、6b同士とを直線的に接続した2つ
の線分7,8を線路縁とする接続用導体線9によって接
続することにより、特に10GHz以上の高周波領域に
おいて、伝送方向の異なる2つの高周波伝送線路の接続
部における信号の反射を抑制することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高周波伝送線路を
具備する高周波伝送線路の接続構造に関するもので、特
に、マイクロ波帯からミリ波帯領域の高周波信号を進行
方向を変えて伝送するのに好適な伝送線路の接続構造の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高度情報化時代を迎え、情報伝達
に用いられる電波は1〜30GHzのマイクロ波領域か
ら、更に30〜300GHzのミリ波領域の周波数まで
活用することが検討されており、例えば、車間レーダー
やオフィス内高速データ通信システム(無線LAN)の
ようなミリ波を用いたさまざまな高周波システムも提案
されるようになっている。
【0003】このような高周波技術において、信号の伝
送を担う高周波伝送線路としては、従来から導波管、誘
電体導波管、マイクロストリップ線路、コプレーナ線
路、トリプレート線路などが知られている。これらの中
でもマイクロストリップ線路、コプレーナ線路、トリプ
レート線路などの線路は、誘電体材料からなる誘電体基
板の表面あるいは内部に設けられた、信号導体線とグラ
ンド層とを対として、両者の電磁的な結合によって信号
を所定の方向に伝送するものである。
【0004】また、上記の高周波システムは、いずれも
電波を利用したものであり、アンテナの指向性をコント
ロールしたりビームを切り替えたりする必要があること
から、このような信号を伝送する高周波伝送線路におい
ては、信号の伝送方向を屈曲したり、あるいは分岐する
ことが行われている。
【0005】通常、このような高周波伝送線路の屈折に
関して、例えば、信号伝送方向が90度の角度をもって
同一平面内に配置された2つの信号導体線21、22間
を接続する場合、図4の(a)に示すように、信号導体
線21、22を一辺が信号導体線の線幅からなる四角形
状の接続部23によって接続したもの、(b)に示すよ
うに、(a)の四角形状の接続部23の外側の線路縁に
テーパ24を設けて、内側角部aからテーパ24までの
距離を導体線の線幅xに整合させたもの、(c)に示す
ように、接続部23における外側線路縁bを内側角部a
を中心とする円弧状に形成して、接続部23での内側角
部aから外側線路縁bまでの線路幅を導体線21、22
の線幅xと同一となるようにしたもの、(d)信号導体
線21、22を同一の線幅xの接続用線路25によって
接続したもの、などが知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】また、従来の図4
(a)に示すような単純構造の接続構造においては、接
続部における線路幅yが信号導体線の線路幅xより大き
くなり、特性インピーダンスが小さくなってインピーダ
ンス不整合による反射が大きくなるという観点から、
(b)(c)(d)に示すような、接続部における線路
幅が直線部の線路幅と実質的に同一となるようにしたも
のである。
【0007】しかしながら、このような図4(b)
(c)(d)に示されるような改善構造においては、周
波数が比較的低い信号に対してはある程度の効果はあっ
ても、伝送する信号の周波数が10GHz以上のなると
線路の接続部で高周波信号が反射するという現象が生じ
ることがわかった。
【0008】これは、上記従来の構造において、信号導
体線21から導体線22に高周波信号が伝送される場
合、図4(a)〜(d)の構造では、いずれも信号導体
線21の信号伝送方向に対して直交方向の信号導体線幅
Lが接続部23で急激に大きくなっており、その結果、
特性インピーダンスが急激に小さくなるために高周波信
号の反射が大きくなってしまうものであった。
【0009】従来より、高周波領域における信号伝送方
向の異なる2つの導体線を接続する場合には、特定長さ
の整合用伝送線路の挿入について検討されるものの、高
周波伝送線路における接続部での線路幅の制御による反
射の抑制については、十分検討されていないのが現状で
あり、高周波技術における損失の小さい線路の引き回し
を行うためには、この接続部における反射の小さい線路
構造が必要不可欠となっていた。
【0010】従って、本発明は、伝送方向の異なる2つ
の高周波伝送線路の接続部において信号の反射を抑制し
た線路の接続構造を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記課題
に対して検討を重ねた結果、誘電体材料からなる誘電体
基板の表面あるいは内部に設けられ、所定の線幅を有す
る信号導体線とグランド層とを具備してなる高周波伝送
線路からなり、信号伝送方向が所定の角度をもって同一
平面内にて配置された2つの信号導体線を接続するため
の構造であって、前記2つの信号導体線の信号伝送方向
に直交する端部における内側角部同士、および外側角部
同士とを接続した2つの線分を線路縁とする接続用導体
線によって接続することにより、接続部での反射を抑制
できることを見いだしたものである。
【0012】なお、この高周波伝送線路としては、前記
誘電体基板表面に形成された信号導体線と、前記誘電体
基板内部または基板裏面に形成されたグランド層とから
なるマイクロストリップ線路、前記誘電体基板の内部に
形成された信号導体線と、前記信号導体線の上下に設け
られた一対のグランド層とからなるトリプレート線路、
前記誘電体基板の表面あるいは内部に設けられた信号導
体線と、該信号導体線と同一平面内の両側に形成された
一対のグランド層を具備するコプレーナ線路などのいず
れに対しても適用できる。
【0013】また、本発明における線路構造は、周波数
10GHz以上の信号が伝送される伝送線路に最も有効
的であり、さらに損失を低減する上では、前記信号導体
線が誘電体基板表面に薄膜法によって形成されてなり、
さらには、銀、銅および金のうちの少なくとも1種の低
抵抗金属によって形成されてなることが望ましい。
【0014】
【作用】従来の図4(a)〜(d)の接続構造において
は、例えば、図4(d)を例にして説明すると、信号導
体線21、22をそれらと同一の線路幅の接続用線路2
5によって接続した場合、高周波信号の伝送方向に対し
て直交方向の導体幅が、信号導体線21から屈曲部とな
る接続用線路25との接続部で線路幅zとなり、大きく
なってしまうために、特性インピーダンスが小さくなっ
てしまう。このため、この図3(d)における線路構造
では、反射が大きくなってしまうと考えられる。このよ
うな原理に基づくと、図4(a)(b)(c)の線路構
造によれば、接続部において、信号導体線の線路幅xか
ら屈曲後の線路幅zに急激に変化することから、その反
射はさらに大きいものである。
【0015】これに対して、前記2つの信号導体線の信
号伝送方向に直交する端部における内側角部同士、およ
び外側角部同士とを接続した2つの線分を線路縁とする
接続用導体線によって接続すると、信号の伝送方向に直
交する線幅は、接続部において、接続部における信号入
力側の線幅が信号導体線の線幅を維持した状態となるた
めに急激な線幅の変化がないことから特性インピーダン
スの変化が小さくなり接続部での反射を低減することが
できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の伝送線路を図面に
基づき詳述する。図1は、本発明の高周波伝送線路の接
続構造の一例を説明するための(a)平面図と、(b)
(a)におけるA−A’断面図である。図1の接続構造
における高周波伝送線路1は、マイクロストリップ線路
からなるもので、誘電体材料からなる誘電体基板2の表
面に設けられ、所定の線幅を有する信号導体線3と、グ
ランド層4とを具備してなるものである。
【0017】そして、図1の接続構造においては、その
平面図(a)に示されるように、誘電体基板2の表面に
は、信号の伝送方向X、Yが90度異なり、且つ同一の
線幅mからなる2つの信号導体線3aと3bが被着形成
されている。そして、この2つの信号導体線3a,3b
は、各信号導体線の信号伝送方向に直交する端部におけ
る内側角部5a,5b同士、および外側角部6a,6b
同士を接続した2つの線分7、8を線路縁とする接続用
導体線9によって接続されている。なお、上記内側角部
5a,5b同士、および外側角部6a,6b同士は、直
線的に接続し、線分7,8が平行線からなることが望ま
しい。
【0018】かかる接続構造では、信号導体線3aから
信号導体線3bに信号が伝送される場合、信号導体線3
aの信号伝送方向に対して直交方向の線幅が、信号導体
線3aから接続用導体線9に至った場合においてもほぼ
同一の線幅からなり線幅が急激に変化することがないた
めに、この接続部における高周波信号の反射を抑制する
ことができる。
【0019】また、上記の接続構造においては、接続用
導体線9の中央部における高周波信号の進行方向は信号
導体線3aの進行方向Xと信号導体線3bの進行方向Y
との中間の方向となる。従って、この中央部での高周波
信号の進行方向Zの直交方向の線幅nは、信号導体線3
a,3bの線幅mよりも狭くなっており、特性インピー
ダンスの不整合が生じることが懸念されるが、接続用導
体線9の中央部で線幅は一定の場合、この接続用導体線
9の形状に倣って高周波信号の電磁界分布が変化しなが
らその進行方向を変えるため、信号導体線の線幅が変化
して特性インピーダンスが変化する場合があり、インピ
ーダンス不整合による高周波信号の反射は小さくなる。
また、接続部の各領域で特性インピーダンスが一定にな
るように、導体幅を連続的に変化させる、具体的には、
角部5a,5b,6a,6bを曲線によって形成すれ
ば、更に反射を小さくすることができる。
【0020】本発明の接続構造は、図1に示したマイク
ロストリップ線路のみならず、図1の信号導体線3a、
3bが誘電体基板内部に設けられ、その信号導体線3
a、3bの上下面に一対のグランド層が設けられたトリ
プレート線路に適用できる。
【0021】また、本発明の接続構造は、誘電体基板の
表面あるいは内部に設けられた信号導体線と、信号導体
線と同一平面内の両側に形成された一対のグランド層を
具備するコプレーナ線路や、そのコプレーナ線路の上面
あるいは下面に別のグランド層を配置したグランド付き
コプレーナ線路に対しても適用することもできる。
【0022】図2は、本発明の接続構造をこれらのコプ
レーナ線路に適用した場合の一例を示す平面図である。
図2によれば、誘電体基板10の表面に信号の伝送方向
X、Yが90度異なり、且つ同一の線幅mからなる2つ
の信号導体線11aと11bが被着形成されており、こ
の2つの信号導体線11a,11bは、図1の同様に、
各信号導体線の信号伝送方向に直交する端部における内
側角部12a,12b同士、および外側角部13a,1
3b同士を直線的に接続した2つの線分14、15を線
路縁とする接続用導体線16によって接続されている。
そして、この信号導体線11a,11bおよび接続用導
体線16の両側には、所定の間隔pをもってグランド層
17が形成された構造からなる。
【0023】かかる接続構造においても、信号導体線1
1aから信号導体線11bに信号が伝送される場合、信
号導体線11aの信号伝送方向に対して直交方向の線幅
が、信号導体線11aから接続用導体線16に至った場
合においてもほぼ同一の線幅からなり線幅が急激に変化
することがないために、この接続部における高周波信号
の反射を抑制することができる。
【0024】本発明の接続構造において、用いられる誘
電体基板材料としては、アルミナ(Al2 3 )、ガラ
スセラミックス、窒化アルミニウム(AlN)等のセラ
ミックスや有機樹脂を構成要素とする有機質絶縁材によ
って構成されるが、高周波信号の伝送損失を小さくする
ためには、比誘電率が10以下の誘電体からなることが
望ましい。
【0025】また、信号導体線やグランド層を形成する
導体材料としては、銀、銅および金のうちのいずれかの
低抵抗金属から形成されてなることが望ましい。これ
は、上記低抵抗導体を信号伝送用の導体として採用する
ことにより、周波数が高くなるとその平方根に比例して
増大する導体損を低減でき、従来のW、Moなどの高融
点金属による場合に比較して導体損を更に低減すること
が可能となり、特に周波数が10GHz以上の領域にな
るとその効果は更に顕著となる。
【0026】また、誘電体基板としてセラミックスを用
いる場合には、信号導体線やグランド層と誘電体基板と
を同時に焼成して形成することができ、特に、上記低抵
抗金属を用いる場合には、誘電体基板用セラミックスと
しては、焼成温度が800〜1000℃程度のガラスセ
ラミックスが最適である。
【0027】誘電体基板と上記の接続構造を有する高周
波伝送線路とを具備する配線基板を同時焼成によって形
成する場合には、例えば、ガラスセラミックスを構成す
る原料粉末に有機物系のバインダーを混合して調製した
成形材料を、ドクターブレード法やプレス成形法、圧延
法等の周知の成形方法でシート状の成形体を得た後、A
g、Cu、Au等の低抵抗金属を主体とするペーストを
用いて伝送線路の信号導体線やグランド層の導体パター
ンを印刷形成する。その後、必要に応じて前記所要パタ
ーンを印刷形成したシート状成形体を位置合わせして複
数枚積層し、該積層体を800〜1000℃の温度で、
窒素等の非酸化性雰囲気中で焼成することにより伝送線
路が得られる。
【0028】また、焼結後の誘電体基板表面に形成され
る信号導体線あるいはグランド層は、上記の同時焼成法
に限られず、焼結後の誘電体基板の表面に公知の厚膜
法、薄膜法によっても形成することができるが、特に薄
膜法は、パターンを高精度に形成できる点で望ましい。
【0029】
【実施例】本発明の接続構造による信号の反射特性(S
11)について電磁界シミュレータによりシミュレーシ
ョンした結果を図3に示した。この反射特性は、図1に
示したマイクロストリップ線路による接続構造によるも
ので、誘電率が9の誘電体材料と、信号導体線およびグ
ランド層を完全導体によって形成したものである。図3
から明らかなように、10GHz〜80GHzの高周波
領域においても反射が−20(dB)以下の優れた特性
を示した。
【0030】これに対して、図4(a)および図4
(b)の接続構造に対しても同様の測定を行った結果を
図5、図6に示した。図5、図6から明らかなように、
周波数が10GHzより小さい場合には、反射は−20
dB以下と小さいが、周波数が10GHzよりも大きく
なると、反射が次第に大きくなり、図3と図5、図6の
対比から本発明の接続構造による信号の反射が効果的に
抑制されることが理解される。
【0031】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明の高周波伝送
線路の接続構造によれば、特に10GHz以上の高周波
領域において、伝送方向の異なる2つの高周波伝送線路
の接続部における信号の反射を抑制することができるこ
とから、高周波領域における損失のない高周波伝送線路
の引き回しを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高周波伝送線路の接続構造として、マ
イクロストリップ線路を用いた場合の一例を説明するた
めの(a)平面図および(b)(a)のA−A’断面図
である。
【図2】本発明の高周波伝送線路の接続構造として、コ
プレーナ線路を用いた場合の一例を説明するための平面
図である。
【図3】図1の高周波伝送線路の接続構造による伝送特
性を示した図である。
【図4】従来の高周波伝送線路の接続構造を説明するた
めの平面図である。
【図5】図4(a)の接続構造による伝送特性を示した
図である。
【図6】図4(b)の接続構造による伝送特性を示した
図である。
【符号の説明】
1 高周波伝送線路 2,10 誘電体基板 3,3a,3b,11a,11b 信号導体線 4,17 グランド層 5a,5b,12a,12b 内側角部 6a,6b,13a,13b 外側角部 7,8,14,15 線分 9,16 接続用導体線

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】誘電体材料からなる誘電体基板の表面ある
    いは内部に設けられ、所定の線幅を有する信号導体線と
    グランド層とを具備してなる高周波伝送線路からなり、
    信号伝送方向が所定の角度をもって同一平面内にて配置
    された2つの信号導体線を接続するための構造であっ
    て、前記2つの信号導体線の信号伝送方向に直交する端
    部における内側角部同士、および外側角部同士とを接続
    した2つの線分を線路縁とする接続用導体線によって接
    続してなることを特徴とする高周波伝送線路の接続構
    造。
  2. 【請求項2】前記2つの線分が直線からなる請求項1記
    載の高周波伝送線路の接続構造。
  3. 【請求項3】前記高周波伝送線路が、前記誘電体基板表
    面に形成された信号導体線と、前記誘電体基板内部また
    は基板裏面に形成されたグランド層とからなるマイクロ
    ストリップ線路である請求項1記載の高周波伝送線路の
    接続構造。
  4. 【請求項4】前記高周波伝送線路が、前記誘電体基板の
    内部に形成された信号導体線と、前記信号導体線の上下
    に設けられた一対のグランド層とからなるトリプレート
    線路である請求項1記載の高周波伝送線路の接続構造。
  5. 【請求項5】前記高周波伝送線路が、前記誘電体基板の
    表面あるいは内部に設けられた信号導体線と、該信号導
    体線の両側に形成された一対のグランド層を具備するコ
    プレーナ線路である請求項1記載の高周波伝送線路の接
    続構造。
  6. 【請求項6】前記高周波伝送線路に、周波数10GHz
    以上の信号が伝送される請求項1記載の高周波伝送線路
    の接続構造。
  7. 【請求項7】前記信号導体線が誘電体基板表面に薄膜法
    によって形成されてなる請求項1、請求項2または請求
    項4記載の高周波伝送線路の接続構造。
  8. 【請求項8】前記信号導体線が、Ag、CuおよびAu
    のうちの少なくとも1種により形成されてなる請求項1
    乃至請求項5のいずれか記載の高周波伝送線路の接続構
    造。
  9. 【請求項9】前記誘電体基板が、セラミックスからな
    り、前記信号導体線および前記グランド層と同時焼成に
    よって形成されてなる請求項1乃至請求項7のいずれか
    記載の高周波伝送線路の接続構造。
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