JP2003316511A - 入力方法及び入力制御方法 - Google Patents

入力方法及び入力制御方法

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JP2003316511A
JP2003316511A JP2002123017A JP2002123017A JP2003316511A JP 2003316511 A JP2003316511 A JP 2003316511A JP 2002123017 A JP2002123017 A JP 2002123017A JP 2002123017 A JP2002123017 A JP 2002123017A JP 2003316511 A JP2003316511 A JP 2003316511A
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Takaharu Iijima
隆治 飯嶋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の傾き角度を検出して情報を入力する入
力装置では、装置の傾きに応じた速度でカーソルが移動
するために、装置が傾いている場合にカーソルが移動し
てしまい、カーソルを選択したい項目の位置に持って来
たり、その項目位置に維持するのが難しかった。 【解決手段】 カーソルが移動する装置の傾き角度を、
装置の傾きに応じた角度に計算する手順と、カーソル移
動角度テーブルを記憶する手順と、カーソル移動角度テ
ーブルに基づいてカーソル移動させる手順と、カーソル
移動不感帯を持たせる手順と、カーソルが置かれた項目
を選択する手順を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、PDA(Persona
l Digital Assistants)と呼ばれる携帯情報機器や携帯
電話の入力方法に関する物で、特に装置の傾きによって
入力する手段を備えた入力装置の入力方法、及び入力制
御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】装置の傾き角度を検出して、情報を入力
する装置としては、特開2000−250702号公報
に、「カーソル位置入力装置」として、装置の傾き角度
に応じたスピードでカーソルを移動させる入力装置が開
示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開2000
−250702号公報の装置では、装置の傾きに応じた
速度でカーソルが移動するために、装置が傾いている場
合にカーソルが移動してしまい、カーソルを選択したい
項目の位置に持ってくる、または、その項目位置に維持
するのが難しかった。
【0004】また、装置の画面上のカーソル位置を見な
がら装置を傾けなければならず、画面を見ないで入力が
出来なかった。
【0005】さらに、装置の傾き角度を検出してカーソ
ルを移動させるのみであるため、カーソルが置かれた項
目の選択や、割り込み動作が発生した場合の処理への移
行や、その後の終了処理への移行が別の入力手段を使用
しなければならなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような事情
に鑑みてなされたもので、情報を表示する表示手段と、
縦・横方向の傾きを検出する傾き角度検出センサとバイ
ブレータを使用して、カーソル移動と、カーソルの項目
位置への維持が容易で、カーソルの置かれた項目の選択
や、装置の動作変更が行え、画面を見ないで入力が可能
な入力方法、及び入力制御方法の提供を目的とする。
【0007】本発明の入力方法は、入力装置の傾き角度
に応じた表示手段上の座標位置付近にカーソルを置くカ
ーソル位置計算手順を含む。
【0008】カーソル位置計算手順は、表示手段上に複
数表示された各項目へカーソルが移動する角度を、入力
装置の傾きに応じた角度に計算する手順と、それによっ
て得られた各項目へのカーソル移動角度テーブルを記憶
する手順と、記憶したカーソル移動角度テーブルと装置
の傾き角度に従って、カーソルを移動させる手順と、装
置の傾き角度変化が所定の角度以下の場合は、次項目に
カーソルを移動させない不感帯を作成する手順と、装置
の傾き角度が所定時間内に所定量より大きく変化した時
にカーソルが置かれた項目を選択する手順を含む。
【0009】また、本発明の入力方法は、各項目上にカ
ーソルが置かれた場合の振動パターンを対応させたバイ
ブレータ振動パターンテーブルを作成する手順と、その
テーブルを記憶する手順と、カーソルが置かれている項
目に従ってバイブレータ振動パターンテーブルに基づい
てバイブレータの振動を変化させる手順とを含む。
【0010】さらに、本発明の入力装置は、割り込み動
作発生時にバイブレータを起動させる手順と、そのバイ
ブレータ起動後に、装置が所定の傾き角度近傍に所定時
間維持されたことを検出する手順と、その検出後にバイ
ブレータを停止しさせる手順と、バイブレータ停止後予
め決められた動作を行う手順と、動作実行開始後に装置
が所定の傾き角度近傍に所定時間維持された場合に動作
を終了させる手順を含む。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明につき図面を参照
しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態により、
この発明が限定されるものではない。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1にかか
わる入力装置のハードウェアのブロック図である。本実
施の形態のハードウェアは、装置の縦方向(Y方向)と
横方向(X方向)の傾きを検出する傾き角度検出センサ
101と、センサ101の信号をデジタル信号に変換
し、傾き角度値に変換するセンサ入力手段102と、情
報を表示する液晶パネル104と、液晶パネル駆動回路
105と、装置にバイブレーションを発生するバイブレ
ーションモータ106と、バイブレーションモータのモ
ータ駆動回路107と、情報を処理するCPU103
と、CPU103のソフトウェアと固定データを記憶す
るROM108と、可変データを記憶するRAM109
と、CPU103から時間の設定、呼び出し、クリアの
可能なタイマ110で構成される。
【0012】図2は、本発明の実施の形態1にかかわる
入力方法の操作の概念を示す図である。202、20
4、206、208、210、212は、入力装置を操
作する人の側から見た斜視図で、202、204、20
6、208、210、212の順に入力装置の傾き角度
は、手前側が低くなる方向に大きくなっている。
【0013】また、201、203、205、207、
209、211はそれぞれの傾き角度に対応した前記入
力装置の液晶パネルの画面を示し、202の傾きの時は
最上段の「1、アドレス」の項目にカーソルが有り、2
04の傾きの時は、上から2番目の「2、予定表」の項
目にカーソルが有り、206の傾きの時は、上から3番
目の「3、クロック」の項目にカーソルが有り、208
の傾きの時は、上から4番目の「4、メモ帳」の項目に
カーソルが有り、210の傾きの時は、上から5番目の
「5、メール」の項目にカーソルが有り、212の傾き
の時は、上から6番目の「6、電話」の項目にカーソル
が有る。
【0014】例えば、カーソルが「4、メモ帳」の場所
に有る時に、入力装置の傾き角度を急激に変化させた場
合、メモ帳機能が選択されてメモ帳画面が表示される。
【0015】図2の画面は、入力装置を縦方向に傾けて
カーソルを移動させる場合の画面例であるが、本発明の
入力方法は、図3で示したように選択する項目が、上
下、左右にある場合も、入力装置を縦、横に傾けること
で対応可能である。
【0016】図4は、本発明の実施の形態1にかかわる
液晶パネルの表示画面の一例である。入力装置の傾きが
0°の場合の表示で、カーソルが「3、項目3」に置か
れている。
【0017】図5は、図4の画面の場合にROM108
に格納したソフトウェアをCPU103で実行すること
によって作成し、RAM109内に記憶されるカーソル
移動角度テーブルを模式的に表した図である。このカー
ソル移動角度テーブルに従って、カーソルの移動処理が
行われる。ここで、入力装置を操作する人から見て、遠
い方の側が低くなる方向に入力装置を傾ける時は、+方
向の角度への傾き、その逆方向に装置を傾ける時は−方
向角度への傾きとしている。
【0018】図6は、図4の画面の場合の各表示項目と
対応させて、前記RAM109内に記憶されるバイブレ
ータ振動パターンテーブルを模式的に表した図である。
【0019】バイブレータ振動の欄は、バイブレータパ
ターンNoに対応した、バイブレータ振動状態を表す一
例で、「−」は、バイブレータが振動している時間を表
す。カーソルの置かれた項目に応じたバイブレータ振動
パターンテーブルに基づいて、バイブレータ振動が変更
される。カーソルが「1、項目1」上にある場合は、1
回の短い振動の繰り返しを行う。カーソルが「2、項目
2」上にある場合は、2回ずつの短い振動の繰り返しを
行う。カーソルが「3、項目3」上にある場合は、3回
ずつの短い振動の繰り返しを行う。カーソルが「4、項
目4」上にある場合は、4回ずつの短い振動の繰り返し
を行う。カーソルが「5.項目5」上にある場合は、5
回ずつの短い振動の繰り返しを行う。カーソルが「6、
項目6」上にある場合は、6回ずつの短い振動の繰り返
しを行う。
【0020】図7は、図5のカーソル移動角度テーブル
と、図6のバイブレータ振動パターンテーブルを作成す
るための計算手順を示すフローチャートである。ステッ
プS701でカーソル移動単位を計算する。例えば、装
置を最大で絶対値30°傾けるとして、30°を項目数
で割り算する。図4の画面では項目数は「1、項目1」
から「6.項目6」まで6個なので、カーソル移動単位
は、5°となる。最大の傾き30°は、入力装置の画面
を見て、表示を見ることができる範囲のストロークの傾
き角度を予め設定する。
【0021】ステップS702で、項目Noの初期値を
設定する。項目No=1の時は、「1、項目1」に対応
したバイブレータパターンと、カーソル移動角度を計算
する。
【0022】ステップS703で、それぞれの項目に対
するカーソル移動角度を計算する。項目数から項目No
を引いた数に、カーソル移動単位を掛けた値から、15
°を引き算する。項目No=1の場合は、カーソル移動
角度は10°に計算される。ステップS703で引き算
する15°は、最大の傾き30°の半分とする。
【0023】ステップS704で、バイブレータパター
ンを決定する。バイブレータパターンは、項目Noと一致
する値が設定される。
【0024】ステップS705で、得られたカーソル移
動角度とバイブレータパターンをそれぞれ、カーソル移
動角度テーブルとバイブレータ振動パターンテーブルに
記憶する。
【0025】ステップS706で項目Noに1を足し、
ステップS707で項目Noが項目数より大きい場合
は、全ての項目に対するカーソル移動角度とバイブレー
タパターンが計算出来たので処理を終了する。ステップ
S707で項目Noが項目数より小さいか同じ場合は、
ステップS703に戻り次の項目のカーソル移動角度と
バイブレータパターンを計算する。
【0026】尚、図7のフローチャートは装置傾き角度
とカーソル移動角度を比例関係とする場合のフローチャ
ートであるが、ステップS703で使用するカーソル移
動単位を項目Noに従って変更することによって、装置
傾き角度とカーソル移動角度の関係は、比例以外の関係
にすることも出来る。例えは表示画面の上端、下端近く
にある項目ではステップS703で使用するカーソル移
動単位を小さい値に、表示画面の真ん中近辺にある項目
ではステップS703で使用するカーソル移動単位を大
きい値にすることによって、装置傾き角度が急になる
程、カーソルの移動感度を鋭くすることが出来る。
【0027】図8は、図7のフローチャートに従って作
成し、RAM109に記憶された図5のカーソル移動角
度テーブルと、図6のバイブレータ振動パターンテーブ
ルを使用してカーソル移動、項目選択、バイブレータ振
動変更動作を行うためのフローチャートである。
【0028】図8のステップS801で、傾き角度検出
センサからY軸方向(操作する人から見て縦方向)の傾
き角度データを読み出し、傾き角度の値をyに代入す
る。この傾き角度データの読み出し処理は10msec
毎に行われる。(10msec待つ処理はステップS8
07)ステップS802で、傾き角度yから前回の傾き
角度を引き算した値の絶対値が設定角度以上であるか判
断する。設定角度以上である場合は、10msecの間
に設定角度以上の傾き変化があり、傾きが急激に変化し
たと判断出来るので、ステップS811へ進み項目選択
処理に移行する。この設定角度は、入力装置の傾きが急
激に変更された事を検出するパラメータで、実験等によ
って決定して予め設定する。
【0029】ステップS811でカーソルが置かれた項
目を選択して、ステップS812に進み選択された項目
の処理に移行する。ステップS802で傾きが緩やかに
変化したと判断された場合は、ステップS803へ進
む。
【0030】ステップS803では、ステップS801
で読み出した傾き角度データを、前回の傾き角度として
記憶する。
【0031】ステップS804で、現在カーソルが置か
れた項目へのカーソル移動角度を図5のカーソル移動角
度データテーブルから読み出して、傾き角度データyか
らカーソル移動角度を引き算して、その値が5°より大
きい場合は、カーソルが上方向の次項目に移動するのに
充分な角度が傾けられたと判断できるので、ステップS
808へ進む、前記値が5°より小さい場合は、上方向
の次項目にカーソルが移動する程大きく角度が傾けられ
て無いと判断出来るので、ステップS805へ進む。こ
こで、ステップS804の比較値5°は、図7のステッ
プS701で計算した「カーソル移動単位」を使用す
る。この5°がプラスの角度方向の不感帯値となる。
【0032】ステップS805で、S801で読み出し
た傾き角度データyから、現在カーソルが置かれた項目
へのカーソル移動角度を引き算して、その値が−5°よ
り小さい場合は、カーソルが下方向の次項目に移動する
のに充分な角度が傾けられたと判断できるので、ステッ
プS806へ進む。前記値が−5°より大きい場合は、
下方向の次項目にカーソルが移動する程大きく角度が傾
けられて無いと判断出来るので、ステップS807へ進
む。ここで、ステップS805の比較値−5°は、図7
のステップS701で計算された「カーソル移動単位」
を負の数に直した数値を使用する。この−5°が負の角
度方向の不感帯値となる。
【0033】ステップS808は、現状のカーソル位置
への移動角度より5°以上、+方向に傾いた場合の処理
で、液晶パネルの上方向の次の項目にカーソルを移動し
て、ステップS809へ進む。
【0034】ステップS809でカーソルの位置に応じ
て、図6のバイブレータ振動パターンテーブルからバイ
ブレータパターンを選んで、バイブレータの振動を変更
する。
【0035】ステップS806は、現状のカーソル位置
への移動角度より5°以上、−方向に傾いた場合の処理
で、液晶パネルの下方向の次の項目にカーソルを移動し
て、ステップS809へ移動する。
【0036】ステップS807は、10msec待つ処
理で、一連の動作を10msec毎に行う為の処理であ
る。この処理によってステップS801でY方向の傾き
角度を10msec毎に読み出す事になるので、ステッ
プS802で、今回読み出した傾き角度と、前回読み出
した傾き角度を比較することによって、急激に傾きが変
化したかどうかを判断することが出来る。
【0037】図9は、図8のフローチャートを実行した
入力方法の入力装置傾き角度と、カーソルの位置を示す
図である。
【0038】入力装置が水平状態(傾き角度0°)にあ
るとき、カーソルは液晶パネルの中央付近に表示された
「3、項目3」上にある。入力装置を操作する人から見
て、遠い方の側が低くなる方向に入力装置を傾ける時
は、+方向の角度への傾き、その逆方向に入力装置を傾
ける時は−方向の角度への傾きとした時、入力装置を+
5°傾けると、カーソルは「2、項目2」に移動する。
さらに入力装置を+10°傾けると、カーソルは「1、
項目1」に移動する。
【0039】入力装置を、−5°傾けると、カーソルは
「4、項目4」に移動する。さらに入力装置を−10°
傾けると、カーソルは「5、項目5」に移動する。さら
に入力装置を−15°傾けるとカーソルは「6、項目
6」に移動する。
【0040】また、例えばカーソルが「4、項目4」の
位置に有る場合、+あるいは、−方向に5°以上傾けな
いと次の項目に移動しない不感帯を持つ。
【0041】項目選択は、例えばカーソルが「4、項目
4」の位置にある時に、急激に入力装置の傾きが変化し
た時、「4、項目4」の項目が選択される。 (実施の形態2)図10、図11は、本発明の実施の形
態2にかかわるフローチャートである。本実施の形態の
入力方法は、電話機能を持つ情報端末装置に使用出来る
物で、電話が着信するとバイブレータが振動して、その
状態で装置を一定時間、ほぼ水平にするとバイブレータ
が停止し、電話が接続され、電話のトーキングが出来る
ようになる。トーキング終了後に装置を一定時間ほぼ垂
直にすると電話が切断される。
【0042】また、図10のステップS1001で電話
の着信があるかどうかを判断する。電話の着信がある場
合は、ステップS1002に進みバイブレータを動作さ
せ、ステップS1003へ進む。
【0043】ステップS1003でタイマを起動する。
タイマ設定値は、どの程度の時間装置が水平であった
ら、次の動作に移行するかの時間で、予め設定した値を
使用する。
【0044】ステップS1004で傾き角度検出センサ
からX方向(横方向)、Y方向(縦方向)の傾き角度デ
ータを入力し、ステップS1005へ進む。
【0045】ステップS1005で、X方向の傾き角度
の絶対値が5°より小さく、かつY方向の傾き角度の絶
対値が5°より小さいか判断する。S1005の判断処
理が真である場合は、装置は、ほぼ水平であると判断出
来る。装置が水平でないと判断された場合は、ステップ
S1006へ戻りタイマをクリアしてステップS100
4に戻り再び傾き角度検出センサからX、Y方向の傾き
角度データを入力する。
【0046】装置が水平であると判断された場合はステ
ップS1007へ進む。ここで、ステップS1005の
比較値である5°は、ほぼ水平であるかの判断値で予め
設定することが出来る。
【0047】ステップS1007で、タイマ設定時間経
過したか判断する。タイマ設定時間経過した場合は一定
時間装置が、ほぼ水平の状態にあったと判断できるので
ステップS1008へ進みバイブレータを停止する。タ
イマ設定時間経過していない場合は、装置は、まだ、一
定時間以上水平の状態には無いと判断できるので、ステ
ップS1004に戻り、再び傾き検出センサからX、Y
方向の傾きデータを入力する。
【0048】ステップS1008でバイブレータを停止
して、ステップS1009で電話を接続して、電話のト
ーキングを可能にする。
【0049】次に、図11のステップS1010でタイ
マを起動する。タイマ設定値は、どの程度の時間装置が
垂直であったら、次の動作に移行するかの時間で、予め
設定した値を使用する。
【0050】ステップS1011で傾き角度検出センサ
からX方向(横方向)、Y方向(縦方向)の傾き角度デ
ータを入力し、ステップS1012へ進む。
【0051】ステップS1012で、X、Y方向の傾き
角度データから装置がほぼ垂直であるか判断する。判断
は、X方向の傾き角度の絶対値とY方向の傾き角度の絶
対値が80°より大きいか判断することで行う。装置が
垂直でないと判断された場合は、ステップS1013へ
進みタイマをクリアしてステップS1011に戻り再び
傾き検出センサからX、Y方向の傾き角度データを入力
する。装置が垂直であると判断された場合はステップS
1014へ進む。
【0052】ここで、ステップS1012の比較値であ
る80°は、装置がほぼ垂直であるかの判断値で予め設
定することが出来る。
【0053】ステップS1014で、タイマ設定時間経
過したか判断する。経過した場合は一定時間装置は、ほ
ぼ垂直の状態にあったと判断できるのでステップS10
15へ進み、電話を切断して、再び図10のステップS
1001の電話着信待ちの処理に移る。
【0054】ステップS1014で、タイマ設定時間経
過していない場合は、装置は一定時間垂直の状態にはな
いと判断出来るので、ステップS1011に戻り、再び
傾き検出センサからX、Y方向の傾き角度データの入力
処理を行う。 (実施の形態3)図12、図13は、本発明の実施の形
態3にかかわるフローチャートである。本実施の形態の
入力方法は、Eメール受信機能のある情報端末に使用出
来る物で、Eメールが着信するとバイブレータ振動し
て、その状態で装置を一定時間、ほぼ水平にするとバイ
ブレータが停止し、液晶パネルのバックライトが点灯し
て、着信したEメールの内容が表示される。その後、装
置を一定時間ほぼ垂直にするとEメール内容の表示が消
えて、液晶パネルのバックライトが消燈する。
【0055】まず、図12のステップS1201でEメ
ールの着信が有るかどうかを判断する。Eメールの着信
がある場合は、ステップS1202に進みバイブレータ
を動作させステップS1203へ進む。
【0056】ステップS1203でタイマを起動する。
タイマ設定値は、どの程度の時間装置が水平であった
ら、次の動作に移行するかの時間で、予め設定した値を
使用する。
【0057】ステップS1204で傾き角度検出センサ
からX方向(横方向)、Y方向(縦方向)の傾きデータ
を入力し、ステップS1205へ進む。
【0058】ステップS1205で、X方向の傾き角度
の絶対値が5°より小さく、かつY方向の傾き角度の絶
対値が5°より小さいか判断する。ステップS1205
の判断処理が真である場合は、装置は、ほぼ水平である
と判断出来る。装置が水平でないと判断された場合は、
ステップS1206へ進みタイマをクリアしてステップ
S1204に戻り再び傾き角度検出センサからX、Y方
向の傾き角度データを読み込む。
【0059】装置が水平であると判断された場合はステ
ップS1207へ進む。ここで、ステップS1205の
比較値である5°は、ほぼ水平であるかの判断値で予め
設定することが出来る。
【0060】次に、図13のステップS1207で、タ
イマ設定時間経過したかを判断する。タイマ設定時間経
過した場合は、一定時間装置は水平の状態にあったと判
断できるのでステップS1208へ進む。タイマ設定時
間経過していない場合は、まだ、装置が一定時間以上水
平の状態には無いと判断出来るので、ステップS120
4に戻り、再び傾き角度検出センサからX、Y方向の傾
き角度データを読み込む。
【0061】ステップS1208でバイブレータを停止
して、ステップS1209で液晶パネルのバックライト
を点灯して、ステップ1210で、着信したEメールの
内容を表示する。
【0062】ステップS1211でタイマを起動する。
タイマ設定値は、どの程度の時間装置が垂直であった
ら、次の動作に移行するかの時間で、予め設定した値を
使用する。
【0063】ステップS1212で傾き角度検出センサ
からX方向(横方向)、Y方向(縦方向)の傾き角度デ
ータを入力し、ステップS1213へ進む。ステップ1
213で、X、Y方向の傾き角度データから装置がほぼ
垂直であるか判断する。判断は、X方向の傾き角度の絶
対値とY方向の傾き角度の絶対値が80°より大きいか
判断することで行う。装置が垂直でないと判断された場
合は、ステップS1214へ進みタイマをクリアしてス
テップS1212に戻り再び傾き角度検出センサから
X、Y方向の傾き角度データを入力する。装置が垂直で
あると判断された場合はステップS1215へ進む。
【0064】ここで、ステップS1213の比較値であ
る80°は、ほぼ垂直にあるかの判断値で予め設定する
ことが出来る。
【0065】ステップS1215で、タイマ設定時間経
過していない場合は、装置は一定時間垂直の状態にはな
いと判断出来るので、ステップS1212に戻り、再び
傾き検出センサからX、Y方向の傾き角度データの入力
処理を行う。
【0066】ステップS1215で、タイマ設定時間経
過したか判断して、経過した場合は、一定時間装置は、
ほぼ垂直の状態にあったと判断できるのでステップS1
216へ進み、ステップS1216でバックライトを消
燈して、ステップS1217で着信Eメールの表示を消
す。再び図12のステップS1201の処理に戻りEメ
ールの着信待ち処理を行う。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の入力方法
は、入力装置の傾き角度に応じた表示手段上の座標位置
付近にカーソルを置くカーソル位置計算手順を備え、カ
ーソル位置計算手順は、表示手段上に複数表示された各
項目へカーソルが移動する角度を、入力装置の傾きに応
じた角度に計算する手順と、それによって得られた各項
目へのカーソル移動角度データテーブルを記憶する手順
と、記憶したカーソル移動角度データテーブルと入力装
置の傾き角度に従って、カーソルを移動させる手順と、
入力装置の傾き角度変化が所定の角度以下の場合は、次
項目にカーソルを移動させない不感帯を作成する手順
と、入力装置の傾き角度が所定時間内に所定量より大き
く変化した時にカーソルが置かれた項目を選択する手順
を備えているので、入力装置の傾き角度が一定の場合
は、カーソルは一定の位置にあり、かつ項目上にカーソ
ルがある場合は、多少入力装置の傾き角度が変化しても
カーソル移動が行われないので、カーソルを選択したい
項目の位置に持ってくる、または、その項目位置に維持
するのが容易に出来る。
【0068】また、カーソルが置かれた項目の選択は、
入力装置の傾き角度を急激に変えるだけで良いので、他
の入力手段を使用しないで項目の選択が出来る。
【0069】また、本発明の入力方法は、各項目上にカ
ーソルが置かれた場合の振動パターンを対応させたバイ
ブレータ振動パターンテーブルを記憶する手順と、カー
ソルが置かれている項目に従ってバイブレータ振動パタ
ーンテーブルに基づいてバイブレータの振動を変化させ
る手順とを備えているので、カーソルが置かれた項目に
従ってバイブレータ振動が変化するので、画面を見なく
てもカーソルが置かれた位置が分かり、画面を見ないで
入力が可能である。
【0070】また、割り込み動作発生時にバイブレータ
を起動させる手順と、そのバイブレータ振動時に、入力
装置が所定の傾き角度近傍に所定時間維持されたことを
検出する手順と、その検出後にバイブレータを停止しさ
せる手順と、バイブレータ停止後予め決められた動作を
起動する手順と、動作実行後に入力装置が所定の傾き角
度近傍に所定時間維持された場合に動作を終了させる手
順を備えているので、割り込み動作発生時の通報と、そ
の後の動作への移行と動作の終了が、他の入力手段を使
用せずに片手で可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかわるハードウェア
を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1にかかわる入力操作を示
す概念図である。
【図3】本発明の実施の形態1にかかわる入力方法の応
用例を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態1にかかわる液晶パネルの
表示画面を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態1にかかわるカーソル移動
角度テーブルを示す模式図である。
【図6】本発明の実施の形態1にかかわるバイブレータ
振動パターンテーブルを示す模式図である。
【図7】本発明の実施の形態1にかかわるカーソル移動
角度テーブルとバイブレータ振動パターンテーブルを作
成する手順を示したフローチャートである。
【図8】本発明の実施の形態1のカーソル移動、項目選
択、バイブレータ振動変更動作を行うための手順を示し
たフローチャートである。
【図9】本発明の実施の形態1の装置傾き角度とカーソ
ル位置の関係を示した図である。
【図10】本発明の実施の形態2にかかわる入力方法を
示すフローチャートである。
【図11】本発明の実施の形態2にかかわる入力方法を
示すフローチャートの続きである。
【図12】本発明の実施の形態3にかかわる入力方法を
示すフローチャートである。
【図13】本発明の実施の形態3にかかわる入力方法を
示すフローチャートの続きである。
【符号の説明】
101 傾き角度検出センサ 102 センサ入力手段 103 CPU 104 液晶パネル 105 液晶パネル駆動回路 106 バイブレーションモータ 107 モータ駆動回路 108 ROM 109 RAM 110 タイマ 201 入力装置画面 202 入力装置 203 入力装置画面 204 入力装置 205 入力装置画面 206 入力装置 207 入力装置画面 208 入力装置 209 入力装置画面 210 入力装置 211 入力装置画面 212 入力装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を表示する表示手段と、縦・横方向
    の傾きを検出する傾き角度検出センサとバイブレータを
    持ち、装置の傾きによって表示手段の画面操作をして情
    報を入力する入力装置であって、 入力装置の傾き角度に応じた表示手段上の座標位置付近
    にカーソルを置くカーソル位置計算手順を含むことを特
    徴とする入力方法。
  2. 【請求項2】 前記カーソル位置計算手順は、 表示手段上に複数表示された各項目へカーソルが移動す
    る角度を、入力装置の傾きに応じた角度に計算する手順
    と、 それによって得られた各項目へのカーソル移動角度テー
    ブルを記憶する手順と、 記憶したカーソル移動角度テーブルと装置の傾き角度に
    従って、カーソルを移動させる手順と、 装置の傾き角度変化が所定の角度以下の場合は、次項目
    にカーソルを移動させない不感帯を作成する手順と、 装置の傾き角度が所定時間内に所定量より大きく変化し
    た時にカーソルが置かれた項目を選択する手順を含むこ
    とを特徴とする請求項1記載の入力方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の入力方法であって、 さらに、各項目上にカーソルが置かれた場合のバイブレ
    ータ振動パターンを登録するバイブレータ振動パターン
    テーブルを作成する手順と、 そのテーブルを記憶する手順と、 カーソルが置かれている項目に従ってバイブレータ振動
    パターンテーブルに基づいてバイブレータの振動を変化
    させる手順とを含むことを特徴とする入力制御方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の入力方法であって、 さらに、割り込み動作発生時にバイブレータを起動させ
    る手順と、 そのバイブレータ起動後に、装置が所定の傾き角度近傍
    に所定時間維持されたことを検出する手順と、 その検出後にバイブレータを停止させる手順と、 バイブレータ停止後に予め決められた動作を実行する手
    順と、 動作実行開始後に装置が所定の傾き角度近傍に所定時間
    維持された場合に動作を終了させる手順を含むことを特
    徴とする入力制御方法。
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