JP2003316131A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003316131A
JP2003316131A JP2002121271A JP2002121271A JP2003316131A JP 2003316131 A JP2003316131 A JP 2003316131A JP 2002121271 A JP2002121271 A JP 2002121271A JP 2002121271 A JP2002121271 A JP 2002121271A JP 2003316131 A JP2003316131 A JP 2003316131A
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JP
Japan
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cleaning
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JP2002121271A
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Kenji Suzuki
健司 鈴木
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Katsuragawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Katsuragawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、装置自体のコストダウンを図り、
かつメンテナンス性を向上することができる画像形成装
置を提供する。また、簡単な構成で、感光体表面を傷つ
けることなく、帯電部および露光部のクリーニングを確
実に行うことを目的とする。 【構成】 長手方向に装置本体100内に固定された露
光部220と、該露光部220に平行に配置され、装置
本体100内から着脱自在な帯電部230とを有し、露
光部220および帯電部230は、各々クリーニング部
材(500、600)が設けられ、一方のクリーニング
部材(500、600)の作動に追従して他方のクリー
ニング部材(600、500)が作動するクリーニング
機構600を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
等の電子写真装置において、クリーニング機構を備えた
画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 使用中の装置(複写機、プリンタ等の
電子写真装置)を停止し一定の時間放置すると、感光体
上に塵等を含んだ現像剤の雰囲気が作られる。この結
果、露光部に現像剤等が付着する。この状態で、再び装
置を作動させると、転写材上に出力される画像の画質に
問題を生じる。また、装置を使用しているときも、感光
体から飛散した現像剤や装置内に浮遊する塵等が露光部
に付着する。
【0003】 このため、露光部の表面のクリーニング
機構として特開平9−160470号公報がある。この
機構を適用する画像形成装置は、感光体と、その周辺装
置を一体的に組み込まれた画像プロセスユニットとで構
成されている。この画像プロセスユニットは、装置本体
部内の取付位置に着脱可能に装着されている。
【0004】 このクリーニング機構は、画像形成プロ
セスユニットを、装置本体部の側面に設けられた挿抜用
開口部から引き出し、その引き出し中に、クリーニング
部材の接触部を光学系の光出射面(露光部の表面)と摺
接させるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 しかし、この機構で
は、露光部の表面のクリーニングのみしかできない。し
たがって、次のような不具合がある。露光部の他に、転
写材に出力する画像の画質に問題を生じるところがある
場合、例えば、画像形成プロセスユニットの帯電装置も
あり、この点についても考慮しなければならない。
【0006】 このため、帯電装置にもクリーニング部
材を設ける必要がある。帯電装置のクリーニング部材の
機構として、露光部とは別に設けるものがある。しか
し、この場合、露光部、帯電装置毎にクリーニング機構
を設けなければならず、この部品点数が多くなり、装置
のコストアップになっている。
【0007】 また、上記のクリーニング機構では、帯
電装置のクリーニングと露光部のクリーニングを各々行
う必要があり、その都度、画像形成プロセスユニットを
装置本体部から引き出す作業が必要となり、メンテナン
ス性が良くない。
【0008】 さらに、露光部と帯電装置の各クリーニ
ング部材を、一つのユニットとして構成することもでき
る。しかし、このユニット化は、露光部と感光体の間が
約4mmと狭いため、装置本体部から画像形成プロセス
ユニットを引き出す時にユニットが感光体に接触し、感
光体表面が傷つきやすいという問題を生じる。
【0009】 また、各クリーニング部材をユニット化
した構成にしても、露光部が装置本体部内部で固定され
ているため、画像形成プロセスユニットを引き出す時に
ユニットを分解する必要が生じ、メンテナンス性が悪
い。
【0010】 本発明の目的は、上記した問題点に鑑み
てなされたものであり、装置自体のコストダウンを図
り、かつメンテナンス性を向上することができる画像形
成装置を提供する。また、簡単な構成で、感光体表面を
傷つけることなく、帯電部および露光部のクリーニング
を確実に行うことも目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】 上記問題を解決するた
めに、請求項1記載の発明は、長手方向に装置本体内に
固定された露光部と、該露光部に平行に配置され、装置
本体内から着脱自在な帯電部とを有し、露光部および帯
電部は、各々クリーニング部材が設けられ、一方のクリ
ーニング部材の作動に追従して他方のクリーニング部材
が作動するクリーニング機構を備えたことを特徴とす
る。
【0012】 請求項2記載の発明は、クリーニング機
構は、一方の前記クリーニング部材と他方の前記クリー
ニング部材とを連結解除自在な連結部と、帯電部または
露光部のいずれかに設けられ各クリーニング部材を長手
方向に動かす移動部と該移動部を駆動するための駆動部
とを備えた作動部とを有することを特徴とする。
【0013】 請求項3記載の発明は、連結部は、一方
のクリーニング部材に設けられた保持部と、他方のクリ
ーニング部材に設けられた受部とにより構成され、保持
部の作用を受部に受けることにより、連結解除動作が行
われることを特徴とする。
【0014】 請求項4記載の発明は、保持部または受
部のいずれかを磁石により形成するとともに、磁石によ
り形成されていない該保持部または該受部を磁性体によ
り形成することを特徴とする。
【0015】 請求項5記載の発明は、保持部または受
部のいずれかを弾性体により形成するとともに、弾性体
で形成されてない該保持部または該受部を弾性体の弾性
力を受けるように形成されたことを特徴とする。
【0016】 請求項6記載の発明は、帯電部は、装置
本体内に装着可能かつ該装置本体外に引き出し可能プロ
セスユニットに設けられたことを特徴とする。
【0017】 請求項7記載の発明は、長手方向に装置
本体内に固定された露光部と、該露光部に平行に配置さ
れ、装置本体内から着脱自在な帯電部とを有し、露光部
および帯電部は、各々クリーニング部材が設けられ、一
方のクリーニング部材の作動に追従して他方のクリーニ
ング部材が作動するクリーニング機構を備え、クリーニ
ング機構は、帯電部のクリーニング部材と露光部のクリ
ーニング部材とを連結解除自在な連結部と、帯電部また
は露光部のいずれかに設けられ各クリーニング部材を長
手方向に動かす移動部と該移動部を駆動するための駆動
部とを備えた作動部とを有し、連結部は、一方のクリー
ニング部材に設けられた保持部と、他方のクリーニング
部材に設けられた受部とにより構成され、保持部の作用
を受部に受けることにより、連結解除動作が行われるこ
とを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の好適な実施形態
を図に基づいて説明する。図1に本発明の画像形成装置
の概略図を示す。図1、2に示すように、画像形成装置
は、装置本体100と、感光体210と、露光部220
と、帯電部230と、現像部240と、転写部300と
有し、周知の画像形成プロセスにより、外部から入力さ
れたデータを搬送路400から搬送されたシート上に出
力する。
【0019】 露光部220は、光書き込みヘッド部、
具体的にはLEDヘッドであり、長手方向に延び、装置
本体100内に固定されている。露光部220のヘッド
部221には、長手方向に移動可能なクリーニング部材
500が設けられている。このクリーニング部材500
は、効率良く、光書き込みヘッド部の表面に付着してい
る塵や現像剤等を除去できるように、光書き込みヘッド
部221の表面に対し一定の圧力で接触している。
【0020】 感光体210および感光体210周辺に
配置された帯電部230および現像部240はプロセス
ユニット200として一体化されている。プロセスユニ
ット200は、装置本体100内に設けられたガイドレ
ール700により、矢印方向(A、B)に引き出しおよ
び引き入れ動作により、装置本体100から着脱自在と
なっている。
【0021】 帯電部230は、張力がかかった状態で
ワイヤー(コロナワイヤー231)を掛け渡して形成さ
れた非接触方式ものである。この帯電部230には、コ
ロナワイヤー231に付着した異物を取除くクリーニン
グ部材600が設けられている。
【0022】 具体的に帯電部230のクリーニング部
材600は、図3に示すように、装置本体100の引き
出し側に配置され、コ字状に形成されたフレーム部23
2を有する帯電部230に取り付けられた取付部610
と、コロナワイヤー231の現像剤等の異物を取除く清
掃部620とからなる。取付部610は、後に述べる作
動部820に接続されている。
【0023】 露光部220のクリーニングと帯電部2
30のクリーニングは、クリーニング機構800により
行われる。クリーニング機構800は、各クリーニング
部材(500、600)を連結解除自在な連結部810
と、いずれかのクリーニング部材(500、600)を
動かす作動部820とから構成される。なお、以下の説
明で、作動部820は帯電部230に設けられている
が、露光部220に設けても良い。
【0024】 連結部810は、各クリーニング部材
(500、600)を連結解除自在するものであり、保
持部830と受部840からなる。連結時は、一方のク
リーニング部材(500、600)が作動すると、他方
のクリーニング部材(600、500)が追従するよう
に作動する。また、解除時は、露光部220および露光
部220のクリーニング部材500が装置本体100に
残った状態で、プロセスユニット200が引き出され
る。
【0025】 保持部830は、ある一定の作用が働く
と受部840の連結・解除が行われるように構成されて
いる。連結部810は、感光体210から離れた位置、
この実施態様では感光体210の上方に配置されてい
る。
【0026】 具体的には、保持部830を磁石、受部
840を薄鋼板等の磁性体を組み合わせて磁力を利用し
たもの、あるいは保持部830をバネ等の弾性部材、受
部840を弾性部材の弾性力を受ける部材等の組み合わ
せがある。この実施態様では、保持部830を帯電部2
30のクリーニング部材600に設け、受部840を露
光部220に設け、磁力を利用したもので説明する。ク
リーニング部材600は、作動部820により作動す
る。
【0027】 作動部820は、クリーニング部材60
0を長手方向に動かす移動部850と移動部850を駆
動するための駆動部860とから構成される。移動部8
50は、長手方向に延び螺旋状に形成されたスクリュー
部851と、スクリュー部851の駆動力をクリーニン
グ部材600に伝える伝達部852とからなる。
【0028】 この実施態様において、スクリュー部8
51は、帯電部230のクリーニング部材600が長手
方向に動けるようにフレーム部232に平行に設けられ
ている。さらに、伝達部852はこのクリーニング部材
600の取付部610に設けられている。伝達部852
はスクリュー部851にネジが噛み合って接した状態と
なっている。
【0029】 駆動部860は、スクリュー部851の
一端に接続され、駆動部860の駆動力をスクリュー部
851に伝達する。具体的に駆動部860はモータであ
り、スクリュー部851と同様に装置本体100の引き
出し側に配置されている。
【0030】 以上の構成により、帯電部230および
露光部220にクリーニング部材500を駆動させるた
めの機構を、個別に設ける必要がなくなるため、この機
構に必要な部品点数が少なくなり、装置自体のコストを
低減することができる。
【0031】 次に、本発明の動作について説明する。
先ず、プロセスユニット200が装置本体100内にあ
る時は、保持部830と受部840は磁力(磁力の吸引
力)により連結している。この状態において、帯電部2
30のクリーニング部材500と露光部220のクリー
ニング部材600は引き出し側に位置している。これ
は、各クリーニング部材、クリーニング機構800のメ
ンテナンスの作業が行いやすくするためである。
【0032】 クリーニング機構800を作動させる
と、駆動部860が作動する。この駆動力がスクリュー
部851に伝達され、スクリュー部851が回転する。
【0033】 スクリュー部851の回転は伝達部85
2で直進運動に変換され、帯電部230のクリーニング
部材600が長手方向(矢印X方向)に移動する。この
間、受部840は保持部830と連結されているため、
帯電部230のクリーニング部材600の動きに追従し
て、露光部220のクリーニング部材500も矢印X方
向に動く。これにより、帯電部230のクリーニング作
動で露光部220のクリーニングを同時にかつ確実に行
うことができ、帯電部230、露光部220と個別にク
リーニングを行う必要がない。各部のクリーニングが終
了すると、スクリュー部851を反回転させて、各クリ
ーニング部材(500、600)を矢印Y方向に移動さ
せ、元の位置に復帰させる。
【0034】 さらに、プロセスユニット200を装置
本体100外に引き出す時は、装置本体100内に設け
られたガイドレール700により、矢印方向に引き出
す。この間に、保持部830は装置本体100外に移動
し、装置本体内部で固定されている受部840から引き
離され、連結が解除される。
【0035】 また、装置本体100外から引き出した
プロセスユニット200を装置本体100内に引き入れ
る時は、保持部830が受部840を磁力により吸引す
ることで、保持部830と受部840が連結される。
【0036】 このように、装置本体100内からプロ
セスユニット200を引き出し、引き入れという簡単な
動作で、帯電部230のクリーニング部材600と露光
部220のクリーニング部材500を併合分離すること
ができる。また、プロセスユニット200を引き出しお
よび引き入れを、ガイドレール700を介して行う構成
であるため、感光体210と各クリーニング部材(50
0、600)との間隙が一定となり、感光体210を傷
つけることなく、プロセスユニット200のセット、各
部のクリーニングのセットを行うことができる。
【0037】
【発明の効果】 帯電部、露光部毎にクリーニング機構
を設ける必要がなく、装置のコストを低減することがで
きる。また、帯電部および露光部のクリーニングを同時
に確実に行うことができる。
【0038】 さらに、本発明のクリーニング機構は、
ユニット部の引き出し引き入れという簡単な動作で、帯
電部のクリーニング部材と露光部のクリーニング部材を
併合分割が自在にできるので、サービス時の動作を減ら
すことができ、メンテナンス性が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像形成装置の構成図。
【図2】 本発明の画像形成装置の上面図。
【図3】 本発明のクリーニング機構の詳細図。
【符号の説明】
100 装置本体 200 プロセス部 220 露光部 230 帯電部 500 帯電部のクリーニング部材 600 露光部のクリーニング部材 800 クリーニング機構 810 連結部 820 作動部 830 保持部 840 受部 850 移動部 860 駆動部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に装置本体内に固定された露光
    部と、該露光部に平行に配置され、装置本体内から着脱
    自在な帯電部とを有し、 前記露光部および前記帯電部は、各々クリーニング部材
    が設けられ、 一方の前記クリーニング部材の作動に追従して他方の前
    記クリーニング部材が作動するクリーニング機構を備え
    たことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記クリーニング機構は、一方の前記ク
    リーニング部材と他方の前記クリーニング部材とを連結
    解除自在な連結部と、前記帯電部または前記露光部のい
    ずれかに設けられ各前記クリーニング部材を長手方向に
    動かす移動部と該移動部を駆動するための駆動部とを備
    えた作動部とを有することを特徴とする請求項1記載の
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記連結部は、一方の前記クリーニング
    部材に設けられた保持部と、他方の前記クリーニング部
    材に設けられた受部とにより構成され、 前記保持部の作用を前記受部に受けることにより、連結
    解除動作が行われることを特徴とする請求項2記載の画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記保持部または前記受部のいずれかを
    磁石により形成するとともに、磁石により形成されてい
    ない該保持部または該受部を磁性体により形成すること
    を特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記保持部または前記受部のいずれかを
    弾性体により形成するとともに、弾性体で形成されてな
    い該保持部または該受部を弾性体の弾性力を受けるよう
    に形成されたことを特徴とする請求項3記載の画像形成
    装置。
  6. 【請求項6】 前記帯電部は、装置本体内に装着可能か
    つ該装置本体外に引き出し可能プロセスユニットに設け
    られたことを特徴とする請求項1または2記載の画像形
    成装置。
  7. 【請求項7】 長手方向に装置本体内に固定された露光
    部と、該露光部に平行に配置され、装置本体内から着脱
    自在な帯電部とを有し、 前記露光部および前記帯電部は、各々クリーニング部材
    が設けられ、 一方の前記クリーニング部材の作動に追従して他方の前
    記クリーニング部材が作動するクリーニング機構を備
    え、 前記クリーニング機構は、一方の前記クリーニング部材
    と他方の前記クリーニング部材とを連結解除自在な連結
    部と、前記帯電部または前記露光部のいずれかに設けら
    れ各前記クリーニング部材を長手方向に動かす移動部と
    該移動部を駆動するための駆動部とを備えた作動部とを
    有し、 前記連結部は、一方の前記クリーニング部材に設けられ
    た保持部と、他方の前記クリーニング部材に設けられた
    受部とにより構成され、 前記保持部の作用を前記受部に受けることにより、連結
    解除動作が行われることを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009115932A (ja) * 2007-11-05 2009-05-28 Kyocera Mita Corp 光学ユニットの自動清掃装置
JP2012185507A (ja) * 2012-04-25 2012-09-27 Kyocera Document Solutions Inc 光学ユニットの自動清掃装置とこれを備えた光学ユニット及び画像形成装置

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