JP2003316106A - 画像記録装置、その制御方法および現像器 - Google Patents

画像記録装置、その制御方法および現像器

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JP2003316106A
JP2003316106A JP2002121019A JP2002121019A JP2003316106A JP 2003316106 A JP2003316106 A JP 2003316106A JP 2002121019 A JP2002121019 A JP 2002121019A JP 2002121019 A JP2002121019 A JP 2002121019A JP 2003316106 A JP2003316106 A JP 2003316106A
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Atsushi Suzuki
淳 鈴木
Satoshi Tsuruya
聡 鶴谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用頻度の高い特定の色における現像剤の補
充頻度を減らし、現像剤の補充作業に要する労力を低減
可能な画像記録装置を提供する。 【解決手段】 カラープリンタに着脱可能に装着される
複数の現像器にそれぞれ現像剤の色を識別できる情報を
記録したメモリを設置しておき、カラープリンタに装着
された各現像器の現像剤の色が同じ場合にはカラープリ
ンタを単色プリンタとして用い、装着された各現像器の
現像剤の色が異なる場合にはカラープリンタとして用い
る。カラープリンタを単色プリンタとして用いる場合に
は、現像器の交換回数が減少できるので現像剤の補充作
業に要する労力を低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザプリンタ
ー、複写機、ファクシミリ等の電子写真記録方式を利用
する画像記録装置、その制御方法およびプロセスカート
リッジに関し、特に、使用者に対して画像記録装置本体
に着脱可能な現像器、プロセスカートリッジの交換作業
に対する負担を低減することができる画像記録装置、そ
の制御方法、プロセスカートリッジ、制御プログラム、
コンピュータ可読記憶媒体に関する。
【従来の技術】従来から異なる色の現像剤をそれぞれ含
む複数の現像器を備え、接触現像方式を用いてカラー画
像を得るカラーレーザビームプリンタが知られている。
【0002】図9は、このカラーレーザビームプリンタ
の現像器の周辺を示す一例である。このカラーレーザビ
ームプリンタは主に、像担持体としての感光ドラム11
0、前記感光ドラム110を一様に帯電する帯電器11
1、画像情報を与える露光器112、複数の現像器11
3a、113b、113c、113dを支持する回転体
114、および中間転写体115によって構成されてい
る。
【0003】図10に回転体114の拡大図を示す。こ
の回転体114は、4個の現像器113a〜113dを
保持し、前記回転体114の回転によって、各々の現像
器113a〜113dを順次現像位置に定置する。回転
体114は回転体回転軸114aを中心とする同一円周
上に、各現像器113a〜113dの現像用開口面を有
している。
【0004】現像器113a〜113dは、現像剤を感
光ドラム110との接触部に搬送するため、現像剤を担
持する現像ローラ117a、117b、117c、11
7dをそれぞれ有している。また現像ローラ117a〜
117dの周囲には、図10中矢印方向に回転して現像
ローラ117a〜117d上に非磁性一成分現像剤を塗
布する塗布ローラ118a、118b、118c、11
8d、および現像ローラ117a〜117d上の現像剤
に所望の帯電量を与え現像剤量を規制する規制ブレード
119a、119b、119c、119dが配設され、
また、現像ローラ117a〜117dへ現像バイアス電
圧を印加する現像バイアス電圧電源113が配設されて
いる。
【0005】また、この回転体114では、現像時にの
み現像器113a〜113dを加圧部120で加圧する
ことにより、現像器113a〜113d内の現像ローラ
117a〜117dと感光ドラム110が接触し、回転
体114が回転している間や、非現像時には加圧部12
0の加圧動作を解除することにより現像器113a〜1
13d内の現像ローラ117a〜117dを感光ドラム
110から離す構成ととなってている。
【0006】図9において、感光ドラム110は図中の
矢印方向に回転され、帯電器111によって一様に帯電
され、その後露光器112によって感光ドラム110上
に静電潜像が形成される。前述の潜像は、現像器113
a〜113d内のカラー現像剤、例えばイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(B
k)の各色に対応した潜像である。
【0007】詳しく述べると、まず1色目、例えばイエ
ロー現像剤に対応する静電潜像を感光ドラム110上に
形成し、イエロー現像剤の収容された現像器113aに
よって可視化した後、中間転写体115に転写する。続
いて感光ドラム110上の残留する現像剤を、例えばブ
レード等のクリーニング部121で清掃した後、2色
目、例えばマゼンタ現像剤に対応する静電潜像を感光ド
ラム110上に形成し、マゼンタ現像剤の収容された現
像器113bによって可視化した後、既に1色目のイエ
ロー可視画像が転写された中間転写体115上に重ねて
転写する。
【0008】前述動作を複数回行った後、中間転写体1
15上に複数層に重ねられた現像剤は転写材Pに一括転
写され、定着部122によって融解固着される。
【0009】また、以上述べた複数の現像器113a〜
113dを回転体114に担持させ、電子写真方式を用
いてカラー画像を得る従来のカラーレーザビームプリン
タでは、各々の現像器113a〜113dは、それぞれ
の現像器に応じた固有の位置に配置されており、凹凸等
で構成された現像器113a〜113d側の識別部と、
各々の現像器装着部に設けたカラーレーザビームプリン
タ本体側の識別部とを選択的に嵌合することにより、機
械的に現像器113a〜113dに収納されている現像
剤の種類を識別する方式が用いられていた。
【0010】このため、例えばレーザビームプリンタの
使用者が、現像器113aを回転体114の所定位置
(予め現像器113a用に設定されている位置)に配置
する際に誤って現像器113aを現像器113b用に設
定されている位置に設置しようとしても、現像器113
aと現像器113bの形状が異なるため配置することが
できず、使用者は、現像器113aを所定位置に正しく
配置することができた。従来のレーザビームプリンタで
は、このようにして、使用者の現像器113a〜113
dの配置時における配置ミスによるのレーザビームプリ
ンタの故障を未然に防いでいた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】近年、スペース効率を
有効に利用すると言う観点から、例えば図9に示したカ
ラーレーザビームプリンタでも小型化が進み、それに伴
って回転体114の小径化も進められている。
【0012】しかしながら、回転体114の外径を小型
化すると、回転体114に装着する現像器113a〜1
13dを小型化する必要があり、このため現像器113
a〜113dに充填する現像剤の量が減少する。そのた
め、各現像器113a〜113dに対する現像剤の補充
頻度が増加すことにより、使用者の現像剤の交換作業に
対する負担は増加する。同様にして、複数の現像器11
3a〜113dを一体化したプロセスカートリッジを使
用するカラーレーザビームプリンタにおいても、プロセ
スカートリッジの交換頻度が増すため、使用者の交換作
業に対する負担は増加する。
【0013】また、カラーレーザビームプリンタの使用
方法も多岐にわたっており、カラー画像の印刷と単色画
像のみの印刷を併用する場合も多い。例えば、カラー画
像の印刷頻度が低く、単色画像のみの印刷を多く行う使
用者の場合には、特定の現像剤、例えば、現像材ブラッ
ク(Bk)の補充頻度が更に増すことになる。
【0014】このような場合には、より一層使用者の現
像剤あるいはプロセスカートリッジの交換作業に対する
負担は増加する。
【0015】しかしながら、上記説明した図10のカラ
ーレーザビームプリンタにおいて、機械的に現像器11
3a〜113dに含まれる現像剤の識別を行う場合に
は、それぞれの現像器装着部には予め設定されている現
像器113a〜113dしか装着することができなかっ
た。
【0016】本発明は上記説明した従来技術の問題点を
解決することを出発点としてなされたものでありその目
的は、複数の現像器やプロセスカートリッジなどを着脱
可能に設置できる画像記録装置において、画像記録装置
本体を小型化でき、かつ使用頻度の高い色の現像剤の補
充頻度を減らして現像剤の補充作業に要する労力を低減
できる画像記録装置およびその制御方法を提供する。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る一実施形態の画像記録装置は、以下の構
成を有する。すなわち、画像記録用の現像剤と前記現像
剤の色に関する情報を記憶する記憶手段とを有する現像
手段を着脱可能に複数個備える画像記録装置であって、
前記現像剤の色に関する情報に基づいて、前記複数個の
現像手段に充填されている各現像剤の色を識別する識別
手段と、前記識別された前記複数個の現像手段の各現像
剤の色の種類に応じて、前記画像記録用に使用する現像
手段をカラー用あるいは単色用現像手段として選択する
選択手段と、前記選択された現像手段を用いて画像記録
する画像記録手段と、を有することを特徴とする。
【0018】ここで、例えば、前記複数個の現像手段に
全て異なる色の現像剤が充填されていると識別された場
合には、前記選択手段は、前記複数個の現像手段全てを
カラー記録用の現像手段として使用するために選択する
ことが好ましい。
【0019】ここで、例えば、前記複数個の現像手段に
全て同じ色の現像剤が充填されていると識別された場合
には、前記選択手段は、所定位置に配置されている現像
手段のみを単色記録用の現像手段として使用するために
選択することが好ましい。
【0020】ここで、例えば、前記複数個の現像手段が
配置される位置には予め使用順が設定されており、前記
選択手段が選択する前記所定位置とは、前記使用順のう
ち最初に使用するように設定されている位置であること
が好ましい。
【0021】ここで、例えば、前記記録手段には、前記
現像手段が装着された時期情報が記憶されることが好ま
しい。
【0022】ここで、例えば、前記現像手段に充填され
ている現像剤の量を検出する検出手段を更に有し、前記
選択手段により選択された現像手段の現像剤の量が、前
記検出手段によって所定量以下であると検出されると、
前記選択手段は前記時期情報の中で最も古い装着時期を
記憶する記憶手段を備える現像手段を、次の記録用の現
像手段として選択することが好ましい。
【0023】ここで、例えば、前記最も古い装着時期が
記憶されている現像手段が複数ある場合には、前記選択
手段は、前記複数の現像手段のうちで前記現像剤の量が
最も少ない現像手段を次の記録用の現像手段として選択
することが好ましい。
【0024】ここで、例えば、少なくとも前記複数の現
像手段を一体化して備えるプロセスカートリッジを着脱
可能に有することが好ましい。
【0025】上記目的を達成するための本発明に係る一
実施形態の現像器は、以下の構成を有する。すなわち、
画像を記録するための現像剤と、前記現像剤の色に関す
る情報および装着時期に関する情報を記憶する記憶手段
と、を有する。
【0026】上記目的を達成するための本発明に係る一
実施形態の画像記録装置の制御方法は、以下の構成を有
する。すなわち、画像記録用の現像剤と前記現像剤の色
に関する情報を記憶するメモリとを有する現像器を着脱
可能に複数個備える画像記録装置の制御方法であって、
前記現像剤の色に関する情報に基づいて、前記複数個の
現像器に充填されている各現像剤の色を識別する識別工
程と、前記識別された前記複数個の現像器の各現像剤の
色の種類に応じて、前記画像記録用に使用する現像器を
カラー用あるいは単色用現像器として選択する選択工程
と、前記選択された現像器を用いて画像記録する画像記
録工程と、を有することを特徴とする。
【0027】上記目的を達成するための本発明に係る一
実施形態の画像記録装置を制御する制御プログラムは、
以下の構成を有する。すなわち、画像記録用の現像剤と
前記現像剤の色に関する情報を記憶するメモリとを有す
る現像器を着脱可能に複数個備える画像記録装置を制御
する制御プログラムであって、前記現像剤の色に関する
情報に基づいて、前記複数個の現像器に充填されている
各現像剤の色を識別する識別工程のコードと、前記識別
された前記複数個の現像器の各現像剤の色の種類に応じ
て、前記画像記録用に使用する現像器をカラー用あるい
は単色用現像器として選択する選択工程のコードと、前
記選択された現像器を用いて画像記録する画像記録工程
のコードと、を有することを特徴とする。
【0028】上記目的を達成するための本発明に係る一
実施形態の画像記録装置を制御する制御プログラムを格
納したコンピュータ可読記憶媒体は、以下の構成を有す
る。すなわち、画像記録用の現像剤と前記現像剤の色に
関する情報を記憶するメモリとを有する現像器を着脱可
能に複数個備える画像記録装置を制御する制御プログラ
ムを格納したコンピュータ可読記憶媒体であって、前記
制御プログラムは、前記現像剤の色に関する情報に基づ
いて、前記複数個の現像器に充填されている各現像剤の
色を識別する識別工程のコードと、前記識別された前記
複数個の現像器の各現像剤の色の種類に応じて、前記画
像記録用に使用する現像器をカラー用あるいは単色用現
像器として選択する選択工程のコードと、前記選択され
た現像器を用いて画像記録する画像記録工程のコード
と、を有することを特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、本発明に
係る一実施の形態の画像記録装置についてを説明する。
なお本実施の形態では、画像記録装置としてカラーレー
ザビームプリンタを用いて説明するが、本発明の範囲を
記載例に限定する趣旨のものではない。
【0030】<第1の実施形態>[概要]本実施形態の
カラーレーザビームプリンタ1では、各々の現像器に含
む現像剤の色を識別できる識別情報が記憶されたメモリ
(記憶媒体)を有する現像器を複数個、回転軸を中心に
回転可動に設置した回転体に着脱可能に配置し、この回
転体を回転させることによって、所望の現像器を像担持
体(感光ドラム10)と対向する現像位置に移動させ
て、像担持体上に形成された静電潜像を可視像化する。
【0031】また本実施形態のカラーレーザビームプリ
ンタ1では、異なる色の現像剤が充填された現像器の形
状は全て同じであり、回転体の任意の位置に異なる色の
現像剤が充填された現像器を配置することができる。
【0032】また各現像剤にはそれぞれ、現像器に含ま
れる現像剤の色を識別できる情報が記憶された記憶媒体
が設置されているため、本実施形態のカラーレーザビー
ムプリンタ1は、記憶媒体に記憶された識別情報を用い
て、回転体に装着した各々の現像器に含まれる現像剤の
色を識別し、その識別結果に基づいた処理を行うことが
できる。
【0033】例えば、回転体に配置されている複数の現
像器の全てに同じ色の現像剤が充填されている場合、カ
ラーレーザビームプリンタ1は、単色プリンタとして用
いられ、第1の現像器の現像剤が所定量以下まで使用さ
れ印刷に必要な現像剤が不足することを検出すると、回
転体に配置されている現像器の位置を変更し、現像剤が
十分に充填されている第2の現像器を用いて現像するよ
うに制御する。この単色として使用する場合には、同じ
色の現像器4つを回転体に配置することができるので消
耗した現像器を交換する手間が従来の4回に比べて1回
に低減することができる。
【0034】また本実施形態のカラーレーザビームプリ
ンタ1では、回転体に4色の現像剤が充填された現像器
を配置することにより、カラー印刷としてでも使用でき
る。
【0035】[カラーレーザビームプリンタの概略構
成:図1]まず、カラーレーザビームプリンタ1の概略
構成について説明する。
【0036】図1に、カラーレーザビームプリンタ1の
概略構成を示す。カラーレーザビームプリンタ1は主
に、像担持体としての感光ドラム10、感光ドラム10
を一様に帯電するための帯電器11、画像情報を与える
露光器12、複数の現像器13y、13m、13c、1
3kを支持する回転体14、および中間転写体15によ
って構成されている。
【0037】[回転体内部の構成:図2]次に、回転体
内部の構成について説明する。
【0038】図2に回転体14の拡大図を示す。この回
転体14は、4個の現像器13y、13m、13c、1
3kの一つを支持体16の回転により現像位置に定置す
る方式である。回転体14は支持体回転軸14aを中心
とする同一円周上に、各現像器13y、13m、13
c、13kの現像用の開口面を有している。
【0039】現像器13y、13m、13c、13k
は、現像剤を接触部に搬送するため、現像剤を担持する
現像ローラ17y、17m、17c、17kをそれぞれ
有している。
【0040】また現像ローラ17y、17m、17c、
17kの周囲には、図2中の矢印方向に回転して現像ロ
ーラ17y、17m、17c、17k上に非磁性一成分
現像剤を塗布する塗布ローラ17y、17m、17c、
17k、および現像ローラ17y、17m、17c、1
7k上の現像剤に所望の帯電量を与え現像剤量を規制す
る現像ブレード19y、19m、19c、19kが配設
されている。また、図1の現像バイアス電圧電源21
は、現像ローラ17y、17m、17c、17kへ現像
バイアス電圧を印加する。
【0041】本実施形態のカラーレーザビームプリンタ
1では、例えば、回転体14の外形を120mmとし、
例えばA4原稿上で各色4%相当の印字率で印字を行う
際1000枚のフルカラー画像を得ることができる様に
予め現像器13y、13m、13c、13k内に充填す
る現像剤量が調整されている。即ち、各現像器13y、
13m、13c、13kは、例えば、それぞれA4原稿
1000枚分の単色画像を形成することが可能である。
【0042】また、この回転体14は、現像時にのみ現
像器13y、13m、13c、13kを加圧部20で加
圧することにより、現像器13y、13m、13c、1
3k内の現像ローラ17y、17m、17c、17kと
を当接させる。また、回転体14が回転している間や非
現像時には、加圧部20の加圧動作を解除することによ
り現像器13y、13m、13c、13k内の現像ロー
ラ17y、17m、17c、17kとを離間する構成と
されている。
【0043】なお、各現像器13y、13m、13c、
13kには、現像器内部に含まれる現像剤Tの残量を検
知する手段(図示せず)が設けられており、現像剤Tの残
量が所定の値になると、カラーレーザビームプリンタ1
本体内に設けられた制御部24に対して信号を発する。
【0044】また、現像器13mの着脱を行う場合に
は、カラーレーザビームプリンタ1本体に設けられた現
像器交換ハッチ(図示せず)を開き、図1中のマゼンタ
現像器16mの位置で行う。また、その他の色の現像器
13y、13c、13kの着脱を行う場合には、回転体
14を回転し、各現像器13y、13c、13kを順次
マゼンタ現像器16mの位置まで移動し、着脱する。
【0045】[カラーレーザビームプリンタの全体構
成:図3]次に、カラーレーザビームプリンタの全体構
成について説明する。
【0046】図3はカラーレーザビームプリンタ1おけ
る、制御部24と、各現像器13y、13m、13c、
13k等との接続を示すブロック図である。
【0047】本実施形態のカラーレーザビームプリンタ
1で用いる各色の現像器13y、13m、13c、13
kには、記憶媒体23y、23m、23c、23kが搭
載される。なお、本実施形態では前述記憶媒体として、
カラーレーザビームプリンタ1本体と接触して通信を行
うコネクタ16aを備える2kバイトの記憶容量を持つ
不揮発性RAM(Non Volatile−RAM)を
用いたが、これは例えば磁性記憶媒体や光記憶媒体等の
記憶媒体であっても良い。記憶媒体23y、23m、2
3c、23kには、各現像器に含まれる現像剤の色を示
す固有の識別情報が予め記憶される。
【0048】一方、回転体14に配置された現像器13
y、13m、13c、13kの装着部には、各々の記憶
媒体23y、23m、23c、23kの取り付け位置に
対応したコネクタ16bがそれぞれ備えられている。
【0049】カラーレーザビームプリンタ1のメイン電
源(図示せず)がONされる、若しくはカラーレーザビー
ムプリンタ1のメイン電源がONされた状態で現像器交
換ハッチ23(図示せず)の開閉が行われた場合に、各
現像器13y、13m、13c、13kに備えられた記
憶媒体23y、23m、23c、23kとカラーレーザ
ビームプリンタ1本体間の通信が行われ、各現像器に含
まれる現像剤の色を示す識別情報が制御部24に読み込
まれる。
【0050】なお、本実施形態のカラーレーザビームプ
リンタ1では、記憶媒体23y、23m、23c、23
kに記憶された識別情報を用い、各現像器13y、13
m、13c、13kに内包される現像剤の色を識別する
ため、各々の現像器に固有の識別部を備える必要はな
い。
【0051】従って、本実施形態の現像器13y、13
m、13c、13kには、外観上で識別できるような形
状の差異を設ける必要はない。また、本実施形態のカラ
ーレーザビームプリンタ1本体は、回転体14に設けら
れた各々の現像器装着部に、何れの色の現像剤を内包し
た現像器も装着できる様になっている。そのため本実施
形態のカラーレーザビームプリンタ1には、例えば、回
転体に使用頻度の高い特定色の現像剤、例えばブラッ
ク、が充填された現像器のみを複数個配置することも可
能である。
【0052】制御部24は、各現像器13y、13m、
13c、13kに備えられた記憶媒体23y、23m、
23c、23kの他に、画像記録時に各プロセス手段に
供給する電源の制御を行う電源制御部25と、カラーレ
ーザビームプリンタ1の各可動部分の作動制御を行う機
械制御部26等と接続される他、カラーレーザビームプ
リンタ1本体に設けられた操作パネル、若しくはカラー
レーザビームプリンタ1外に接続されたパソコン27等
とも接続される。
【0053】また、本実施形態では制御部24と各現像
器13y、13m、13c、13kに備えられた記憶媒
体23y、23m、23c、23kとの通信を、各々独
立したコネクタ16a、16bを介して行う様にした
が、カラーレーザビームプリンタ1本体側のコネクタを
1つとし、回転体の回転に伴い所定の位置で交互に各記
憶媒体23y、23m、23c、23k側コネクタとの
接続を行う様にしても良い。(但し、前述の方式を採っ
た場合、識別情報の認識には少なくとも回転体14を1
周させる必要が生じる。) [制御部の画像記録動作]次に、レーザビームプリンタ
1に、上記説明したように例えば現像器13y、13
m、13c、13kが設置され、記憶媒体23y、23
m、23c、23kとの通信により制御部24に識別情
報が送信された場合における制御部24が実施する画像
記録動作について説明する。
【0054】制御部24により実施される画像記録動作
としては、例えば各現像器13y、13m、13c、1
3kから得られる識別情報の内容により、以下に示す2
通りの画像記録動作がある。 1) 回転体に装着される現像器に全て異なる色の現像剤
が充填されている場合 2) 回転体に装着される現像器に全て同じ色の現像剤が
充填されている場合 以下、1)および2)の場合について、制御部24の画
像記録動作の内容について説明する。
【0055】[1)現像器に全て異なる色の現像剤が充
填されている場合]まず、回転体14に全て異なる色の
現像剤が装着された場合、例えば、図2に示すように、
イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラ
ック(Bk)の各色が充填された現像器13y、13
m、13c、13kが装着された場合、の画像記録動作
について説明する。
【0056】カラーレーザビームプリンタ1本体内に設
けられた制御部24は、カラーレーザビームプリンタ1
本体に設けられた操作パネル(図示せず)、若しくはカラ
ーレーザビームプリンタ1外に接続されたパソコン27
から発せられた画像記録命令を受けると、以下の述べる
画像記録動作を行うようにレーザビームプリンタ1の各
部を制御する。
【0057】図1において、感光ドラム10は図1中矢
印方向に回転され、帯電器11によってその周面を一様
に帯電された後、露光器12によって帯電面に静電潜像
が形成される。なお、前述した静電潜像は、現像器13
y、13m、13c、13kにそれぞれ充填されている
現像剤、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、ブラック(Bk)の各色に対応した静電潜像で
ある。
【0058】更に詳しく述べると、まず1色目のイエロ
ー現像剤に対応する静電潜像を感光ドラム10上に形成
し、イエロー現像剤の収容された現像器13yによって
可視化した後、前述のイエロー現像剤像は中間転写体1
5に転写(1次転写)される。続いて感光ドラム10上の
残留現像剤を、クリーニング部21で清掃した後、2色
目のマゼンタ現像剤に対応する静電潜像を感光ドラム1
0上に形成し、マゼンタ現像剤の収容された現像器13
mによって可視化した後、前述のマゼンタ現像剤像は既
に1色目のイエロー可視画像が転写ている中間転写体1
5上に重ねて転写される。
【0059】以上の動作を同様にシアン、ブラックにつ
いても行い、中間転写体15上に4層に重ねられた現像
剤は、記録媒体である転写材Pに一括転写(2次転写)さ
れる。引続いて、転写材Pは定着部22によって融解固
着され、カラーレーザビームプリンタ1外へ排出され
る。
【0060】また、本実施形態のカラーレーザビームプ
リンタ1は、図1において、画像記録をしない時には、
回転体14内の現像器13y、13m、13c、13k
を、感光ドラム10に対向しない位置で停止させ、現像
器13y、13m、13c、13kに対する加圧も解除
することで、現像器13y、13m、13c、13kと
現像ローラ17y、17m、17c、17kとは完全に
離間される。
【0061】なお、各現像器13y、13m、13c、
13kに充填されている現像剤の残量が所定の値まで減
少した時点で、制御部24は、カラーレーザビームプリ
ンタ1本体に設けられた操作パネル(図示せず)、若しく
はカラーレーザビームプリンタ1外に接続されたパソコ
ン27に対し、現像器交換13y、13m、13c、1
3kが必要な旨を報知する。
【0062】このようにして、回転体14に装着された
現像器13y、13m、13c、13kが、全て異なっ
た色の現像剤で充填されている場合、レーザビームプリ
ンタ1は、例えば、各色の単色画像をそれぞれ1000
枚分ずつ(A4原稿上で4%相当の印字率で印字を行う
場合)出力可能な現像器として機能することになる。
【0063】[2)現像器が全て同じ色の現像剤が充填
された場合]次に、回転体14に装着された現像器13
y、13m、13c、13kが全て同じ色の現像剤、例
えば、ブラックが充填された場合、すなわち、図4に示
すように、それぞれの現像器に13kが装着された場合
の画像記録動作について説明する。
【0064】カラーレーザビームプリンタ1本体内に設
けられた制御部24は、カラーレーザビームプリンタ1
本体に設けられた操作パネル(図示せず)、若しくはカラ
ーレーザビームプリンタ1外に接続されたパソコン27
から発せられた画像記録命令を受けると、以下の述べる
画像記録動作を行うようにレーザビームプリンタ1の各
部を制御する。
【0065】図1において、感光ドラム10は、図1中
矢印方向に回転され、帯電器11によってその周面を一
様に帯電された後、露光器12によって前述帯電面に静
電潜像が形成される。なお、本実施形態では、ブラック
の単色画像を形成する場合について説明するため、前述
した静電潜像は現像器13k内のブラック現像剤に対応
した静電潜像とする。
【0066】一方、回転体14の各現像器の装着部に
は、予め以下の通り優先順位が定められている。すなわ
ち、(1)イエロー現像器13y装着位置、(2)マゼ
ンタ現像器13m装着位置、(3)シアン現像器13c
装着位置、(4)ブラック現像器13k装着位置であ
る。
【0067】制御部24は、以上述べた優先順位に従
い、まずイエロー現像器13yの装着位置に相当するポ
ジションに装着されたにブラック現像器13kに対応す
る静電潜像を感光ドラム10上に形成し、ブラック現像
剤の収容されたブラック現像器13kによって可視化し
た後、前述のブラック現像剤像は中間転写体15に転写
(1次転写)され、続いて前述中間転写体15上の1次転
写像は転写材Pに転写(2次転写)される。転写材Pは定
着部22によって融解固着され、カラーレーザビームプ
リンタ1外へ排出される。
【0068】一方、1次転写の際、感光ドラム10上に
残留するブラック現像剤は、クリーニング部21で清掃
され、次の画像記録に備える。
【0069】また、本実施形態のカラーレーザビームプ
リンタ1では、図1において画像を記録しない時には、
回転体14内の現像器13kを、感光ドラム10に対向
しない位置で停止させ、ブラック現像器13kに対する
加圧も解除することで、ブラック現像器13kと現像ロ
ーラ17kは完全に離間される。
【0070】なお、制御部24は画像記録命令が出され
る度、イエロー現像器13y装着位置に装着されたブラ
ック現像器13kを繰り返し現像に使用する様に制御を
行う。但し、イエロー現像器13y装着位置に装着され
たブラック現像器13kの現像剤の残量が所定の値まで
減少すると、マゼンタ現像器13m装着位置に装着され
た現像器13kを使用して現像を行う様に制御する。以
降、マゼンタ現像器13m装着位置に装着された現像器
13kの現像剤の残量が所定の値まで減少すると、シア
ン現像器13c装着位置に装着された現像器13k、ブ
ラック現像器13k装着位置に装着された現像器13k
の順で、同様の制御が行われ、ブラック現像器13k装
着位置に装着された現像器13kの現像剤の残量が所定
の値に達した時点で、カラーレーザビームプリンタ1本
体に設けられた操作パネル(図示せず)、若しくはカラー
レーザビームプリンタ1外に接続されたパソコン27に
対し、現像器交換が必要な旨を報知する。
【0071】即ち、カラーレーザビームプリンタ1は、
回転体14に装着された4つの現像器に全てブラックの
現像剤が充填されている場合、第1のブラック現像器の
現像剤が所定量以下まで減少したのを検出すると、回転
体14の現像器の位置を変更し、現像剤が十分充填され
ている第2のブラック現像器を用いて現像するように制
御し、第2の現像器の現像剤が所定量以下まで減少した
のを検出すると、同様の方法で、第3の現像器および第
4の現像器を用いて現像するように制御する。したがっ
て、カラーレーザビームプリンタ1は、ブラック単色画
像として4×1000=4000枚分 (A4原稿上で4
%相当の印字率で印字を行う場合)の出力が可能な現像
器として機能することになる。
【0072】言い換えれば、従来であれば4回のブラッ
ク現像器を交換しなければならなかった場合でも、本レ
ーザビームプリンタ1では、1回の交換作業で済むた
め、交換に要する時間と労力を節約することができる。
【0073】以上述べた様に、本実施形態のカラーレー
ザビームプリンタ1では、各々の現像器13y、13
m、13c、13kに含む現像剤の色に関する固有の識
別情報を、現像器に搭載した記憶媒体23y、23m、
23c、23kに記憶し、前述の識別情報を用いて現像
器13y、13m、13c、13kに内包された現像剤
の色を識別することができる。そのため、各々の現像器
13y、13m、13c、13kに固有の識別部(例え
ば、現像器ごとに異なる形状とするなど)を備える必要
がなくなり、それぞれの現像器13y、13m、13
c、13kは、外観上の形状による差異は生じなくな
る。
【0074】従って、カラーレーザビームプリンタ1本
体の回転体に設けられた各々の現像器の装着部に、何れ
の色の現像剤を内包した現像器も装着できる様になり、
回転体に使用頻度の高い特定色の現像剤を内包した現像
器のみを回転体14複数個担持することができる様にな
った。
【0075】更に、カラーレーザビームプリンタ1は、
回転体14の現像器装着部に装着された現像器に内包さ
れた現像剤の色を記憶媒体23y、23m、23c、2
3kから送信される信号により識別できる。
【0076】そのため、カラーレーザビームプリンタ1
にそれぞれ異なった色の現像器が装着された場合には、
カラーレーザビームプリンタ1をカラー記録に使用する
ように制御し、また特定の色の現像器、例えばブラッ
ク、のみが装着された場合には、カラーレーザビームプ
リンタ1を単色、例えば黒記録に使用するように制御す
ることができる。
【0077】したがって、本実施形態のカラーレーザビ
ームプリンタ1は、カラー記録用プリンタとしての他
に、大容量の現像剤収容部を備えた単色記録用プリンタ
として違和感無く画像記録が行うことができ、現像剤補
充に係わる使用者の労力を軽減することができる。ま
た、本実施形態のカラーレーザビームプリンタ1は、ユ
ーザビリティーを損なわずに、従来のレーザビームプリ
ンタに比べて小型化することができる。
【0078】<第2の実施形態>本実施形態のカラーレ
ーザビームプリンタ101は、第1の実施形態のカラー
レーザビームプリンタ1が特定色の現像器のみ回転体に
収容し、単色記録用プリンタとして動作する場合に、回
転体の回転動作に要する時間を短縮して、よりスムーズ
に印字出力を行うことができるように、像担持体(感光
ドラム10)に対する現像器の当接・離間動作を改良し
たものである。
【0079】すなわち、カラーレーザビームプリンタ1
01は、カラーレーザビームプリンタ1の回転体14に
装着された複数の現像器が異なる色の現像剤が充填され
た場合には、画像記録動作時に現像器と像担持体(感光
ドラム10)の当接・離間動作を行うように制御し、回
転体14に装着された複数の現像器が何れも同色の現像
剤が充填された場合には、現像器と像担持体の当接・離
間動作を行わないように制御する。このように制御する
ことにより、本実施形態のカラーレーザビームプリンタ
101は、第1の実施形態のカラーレーザビームプリン
タ1に比べて画像記録命令を受けてから画像出力を行う
までの時間を短縮することができる。
【0080】従って、カラーレーザビームプリンタ10
1を構成する各々の構成要素や、帯電・露光・現像・転
写・定着等の一連の画像記録プロセス等は、図1〜図4
を用いて説明した第1の実施形態のカラーレーザビーム
プリンタ1に準ずるので、ここでの説明は重複するので
省略する。また以下の説明では、カラーレーザビームプ
リンタ101の各構成部は、図1〜図4の各構成部と同
じ符号を用いて説明する。
【0081】以下、本実施形態のカラーレーザビームプ
リンタ101で行われる一連の画像記録動作について、
図5に示すフローチャートを用いて説明を行う。
【0082】[画像記録動作:図5]まず、ステップS
1において、カラーレーザビームプリンタ101のメイ
ン電源(図示せず)がONされる、若しくはカラーレーザ
ビームプリンタ101のメイン電源がONされた状態で
現像器交換ハッチ(図示せず)の開閉を検知する。
【0083】次に、ステップS2において、各現像器1
3y、13m、13c、13kに備えられた記憶媒体2
3y、23m、23c、23kとカラーレーザビームプ
リンタ101本体間の通信が行われ、識別情報が制御部
24に読み込まれる。
【0084】次に、ステップS3において、各現像器1
3y、13m、13c、13kの識別情報を得た制御部
24は、回転体14に装着された現像器に全て同じ色の
現像剤が充填されているか否かを調べ、回転体14に装
着された現像器に全て同じ色の現像剤が充填されている
場合にはステップS4に進み、全て異なる色の現像剤が
充填されている場合には、ステップS8に進む。
【0085】まず、ステップS8〜ステップS16の処
理について説明する。
【0086】ステップS8において、制御部24が、回
転体14に装着された現像器が全て異なる色の現像剤が
充填されていると判断した場合には、制御部24は画像
記録命令を受けるまで特別な制御を行わない。ここで、
画像記録命令が下されると画像記録動作を開始する。
【0087】すなわち、ステップS9において、図1の
回転体14を回転させ、イエロー現像器13yを感光ド
ラム10に対向させ、次にステップS10において、イ
エロー現像器13yを感光ドラム10に接触(当接)さ
せ、次にステップS11において、イエローを現像し、
次にステップS12において、イエロー現像器13yを
感光ドラム10から離す(離間させる)。
【0088】次に、ステップS13において、上記説明
したステップS9〜ステップS12と同様の処理をマゼ
ンタ現像器13mについて行う。
【0089】次に、ステップS14において、上記説明
したステップS9〜ステップS12と同様の処理をシア
ン現像器13cについて行う。
【0090】次に、ステップS15において、上記説明
したステップS9〜ステップS12と同様の処理をブラ
ック現像器13kについて行い、ステップS16におい
て、画像記録処理を終了する。
【0091】すなわち、現像はイエローから順に、マゼ
ンタ、シアン、ブラックと連続して行い、この際に各現
像器13y、13m、13c、13kは、回転体14の
回転に伴って感光ドラム10に対し、当接・離間を繰り
返す。従って、画像記録が終了した後は、各各現像器1
3y、13m、13c、13kと感光ドラム10が離間
された状態となる。
【0092】次に、ステップS4〜ステップS7の処理
について説明する。
【0093】ステップS4において、制御部24が、回
転体14に装着された現像器が全て同色の現像剤が充填
されていると判断した場合には、制御部24は画像記録
命令を受けるまでに、回転体14を回転することによ
り、イエロー現像器13yの装着位置に装着された現像
器を感光ドラム10に対向させてから、ステップS5に
進み、現像器を感光ドラム10に当接させる。
【0094】次に、ステップS6において、画像記録命
令が下されると、画像記録動作を開始し、次に、ステッ
プS7において、画像記録動作が終了した後も現像器と
感光ドラム10の離間を行わない。
【0095】前述の状態は、引続いて行われる画像記録
時にも継続されるため、回転体14の回転(ステップS
4)と、現像器を感光ドラム10に当接させる(ステップ
S5)動作を画像記録の都度繰り返す必要が無くなる。
従って、画像記録命令を受けてから画像出力を行うまで
の時間を短縮できる。
【0096】但し、イエロー現像器13yの装着位置に
装着された現像剤に充填されている現像剤の残量が所定
の値まで減少すると、制御部24は、カラーレーザビー
ムプリンタ101のメイン電源がONされ、画像記録動
作が行われていない状態(スタンバイ時)にある場合に
おいて、この現像器を感光ドラム10より離間した後、
回転体14を回転させ、マゼンタ現像器13mの装着位
置に装着された現像器を感光ドラム10に対向させて当
接させる様に制御する。
【0097】制御部24は、シアン現像器13c、ブラ
ック現像器13kの装着位置に装着された現像器につい
ても上記説明したのと同様の制御を繰り返し行う。
【0098】以上述べた様に、本実施形態のカラーレー
ザビームプリンタ101では、カラーレーザビームプリ
ンタ101が特定色の現像器のみ回転体に収容し、単色
カラーレーザビームプリンタ101として動作する際
に、像担持体(感光ドラム10)に対する現像器の当接
・離間動作について、回転体の回転動作に要する時間を
短縮することによって、よりスムーズに印字出力を行う
ことができる。
【0099】<第3の実施形態>本実施形態のカラーレ
ーザビームプリンタ201は、第1の実施形態のカラー
レーザビームプリンタ1が、特定色の現像器のみ回転体
に収容し、単色記録用プリンタとして動作する場合に、
記憶媒体に記憶された情報より装着時期が古く、現像剤
の残量の少ない現像器を特定して、順次当該現像器を優
先的に画像記録に用いることができるように改良したも
のである。このため、カラーレーザビームプリンタ20
1では、特定の現像器のみが長期間に亘って交換されず
に使用され続けることが無くなり、使用者は効率良く現
像剤の補充を行うことができる。
【0100】すなわち本実施形態のカラーレーザビーム
プリンタ201は、図6に示す通り、第1の実施形態の
カラーレーザビームプリンタ1に制御部24に接続され
た計時手段28を追加し、各現像器13y、13m、1
3c、13kに備えられた記憶媒体23y、23m、2
3c、23kに、それぞれの現像器13y、13m、1
3c、13kがカラーレーザビームプリンタ201の回
転体14に装着された日時を記憶する様に改良し、回転
体14に装着された複数の現像器が何れも同色の現像剤
が充填された場合に、記憶媒体に記憶された情報より装
着時期が古く、現像剤の残量の少ない現像器を特定し
て、順次当該現像器を優先的に画像記録に用いるように
制御する。
【0101】従って、カラーレーザビームプリンタ20
1を構成する各々の構成要素や、帯電・露光・現像・転
写・定着等の一連の画像記録プロセス等は、本出願に係
わる第1の実施形態のカラーレーザビームプリンタ1に
準ずるので、ここでの説明は重複するので省略する。ま
た以下の説明では、カラーレーザビームプリンタ101
の各構成部は、図1〜図4の各構成部と同じ符号を用い
て説明する。
【0102】以下、本実施形態のカラーレーザビームプ
リンタ201の制御部24が行う一連の画像記録動作に
ついて、図7に示すフローチャートを用いて説明を行
う。
【0103】[画像記録動作:図7]まず、ステップS
201において、カラーレーザビームプリンタ201の
メイン電源(図示せず)がONされる、若しくはカラーレ
ーザビームプリンタ201のメイン電源がONされた状
態で現像器交換ハッチ(図示せず)の開閉を検知する。
【0104】次に、ステップS202において、各現像
器13y、13m、13c、13kに備えられた記憶媒
体23y、23m、23c、23kとカラーレーザビー
ムプリンタ201本体間の通信が行われ、識別情報が制
御部24に読み込まれる。
【0105】次に、ステップS203において、制御部
24は各記憶媒体23y、23m、23c、23kとの
通信を行い、各々の現像器13y、13m、13c、1
3kが過去にカラーレーザビームプリンタ201に装着
されたかどうかの判断を行う。前述の判断は、各記憶媒
体23y、23m、23c、23k内に装着日時の情報
が記憶されているか否かで行われ、装着日時の情報が得
られない場合、制御部24は今回の装着日時を履歴情報
として記憶媒体内に記憶させる。
【0106】次に、ステップS204において、各現像
器13y、13m、13c、13kの識別情報及び、カ
ラーレーザビームプリンタ201への装着履歴に係わる
情報を得た制御部24は、回転体14に装着された現像
器が全て同じ色の現像剤が充填されているか否かを調
べ、回転体14に装着された現像器に全て同じ色の現像
剤が充填されている場合にはステップS205に進み、
全て異なる色の現像剤が充填されている場合には、ステ
ップS214に進む。
【0107】まず、ステップS214〜ステップS21
5の処理について説明する。
【0108】ステップS214において、制御部24
が、回転体14に装着された現像器が全て異なる色の現
像剤が充填されていると判断した場合には、制御部24
は画像記録命令を受けるまで特別な制御を行わない。こ
こで、画像記録命令が下されると画像記録動作を開始す
る。
【0109】すなわち、ステップS215において、第
1の実施形態で説明した通りの画像記録(図5のステッ
プS9〜ステップS15)が行われた後、ステップS2
15において、一連の画像記録動作が終了する。
【0110】一方、ステップS204において、制御部
24が、回転体14に装着された現像器が全て同色の現
像剤が充填されていると判断した場合には、ステップS
205に進み、制御部24は画像記録命令を受けるまで
に、各々の記憶媒体23y、23m、23c、23kよ
り得られた装着履歴に係わる情報より、回転体14に装
着を行った時期、即ち使用を開始した時期が最も古い現
像器を選択する。
【0111】次にステップS206において、装着され
た時期が最も古いとされる現像器の個数を算出し、装着
された時期が最も古いとされる現像器の個数が1つの場
合には、ステップS207に進み、装着された時期が最
も古いとされる現像器の個数が複数の場合には、ステッ
プS210に進む。
【0112】ステップS210では、回転体14に装着
された時期が最も古いとされる現像器の個数が複数の場
合のみを対象に、現像器内の現像剤の残量の検知を行
い、最も現像剤の残量の少ない現像器の特定を行う。
【0113】なお、本実施形態のカラーレーザビームプ
リンタ201では、現像剤の残量の判断を、第1の実施
形態であるカラーレーザビームプリンタ1で行った様
に、所定の値まで減少しているか否かで行う。従って、
回転体14に装着された時期が最も古いとされる複数の
現像器が何れも予め定めた所定の現像剤の残量まで減少
していた場合、予め現像器の装着位置に優先順位をつけ
ることで、次回の現像に使用する現像器の特定を行うこ
とができる。
【0114】本実施形態のカラーレーザビームプリンタ
201では、その優先順位を、(1)イエロー現像器1
3y装着位置、(2)マゼンタ現像器13m装着位置、
(3)シアン現像器13c装着位置、(4)ブラック現
像器13k装着位置、とする。
【0115】なお、逐次現像剤の残量を検知する手段を
追加し、ステップS210の判断の精度を更に高めるよ
うにしてもよい。
【0116】次に、ステップS211において、画像記
録命令が下されると、ステップS212に進み、回転体
14に装着された時期が最も古いとされる現像器の個数
が複数の場合には、回転体14に装着された時期が最も
古い現像器の中で、最も現像剤の残量が少ないものを用
いて、第1の実施形態で説明した通りの画像記録(図5
のステップS9〜ステップS15)が行われた後、ステ
ップS213において、一連の画像記録動作を終了す
る。
【0117】一方、ステップS207において、画像記
録命令が下されると、ステップS208に進み、回転体
14に装着された時期が最も古いとされる現像器の個数
が一つに限られる場合にはこの現像器を用いて、第1の
実施形態で説明した通りの画像記録(図5のステップS
9〜ステップS15)が行われた後、ステップS209
において、一連の画像記録動作を終了する。
【0118】以上述べた様に、本実施形態のカラーレー
ザビームプリンタ201では、第1の実施形態であるカ
ラーレーザビームプリンタ1において、制御部24に接
続された計時手段28を追加し、各現像器13y、13
m、13c、13kに備えられた記憶媒体23y、23
m、23c、23kに、それぞれの現像器13y、13
m、13c、13kがカラーレーザビームプリンタ20
1の回転体14に装着された日時を記憶する様にして、
回転体14に装着された複数の現像器が何れも同色の現
像剤が充填された場合に、記憶媒体23y、23m、2
3c、23kに記憶された情報より装着時期が古く、現
像剤の残量の少ない現像器を特定して、順次その現像器
を優先的に画像記録に用いるように制御を行う。
【0119】前述の手段を用いることにより、カラーレ
ーザビームプリンタ201が特定色の現像器のみ回転体
に収容し、単色カラーレーザビームプリンタ201とし
て動作する際に、現像剤の残量の少ない現像器から順次
画像記録に使用することが可能となるため、特定の現像
器のみが長期間に亘って交換されずに使用され続けるこ
とが無くなり、使用者は効率良く現像剤の補充を行うこ
とができる。
【0120】<第4の実施形態>本実施形態のカラーレ
ーザビームプリンタ301は、装着されるプロセスカー
トリッジの種別により、カラー記録用、若しくは単色記
録用として動作する様に制御が行われるため、カラー記
録用としての他に、大容量の現像剤収容部を備えた単色
記録用のプリンタとして違和感無く画像記録を行えるよ
うに改良したものである。このため、現像剤補充に要す
る使用者の労力を軽減することができる。すなわち本実
施形態のカラーレーザビームプリンタ301は、図8に
示す通り、第1の実施形態のカラーレーザビームプリン
タ1において、各色に対応した複数の現像器13y、1
3m、13c、13kと、現像器13y、13m、13
c、13kを収容する回転体14を一体化してプロセス
カートリッジ30とすることで、カラーレーザビームプ
リンタ301本体と着脱可能に構成したことを特徴とす
る。
【0121】また、プロセスカートリッジ30には記憶
媒体31が装着され、複数の現像器13y、13m、1
3c、13kがそれぞれ異なる色の現像剤が充填された
場合と、全て同色の現像剤が充填された場合を識別でき
るように、記憶媒体31には各々固有の識別情報が記憶
されている。
【0122】カラーレーザビームプリンタ301の制御
部24は、記憶媒体31との通信を行い、前述の識別情
報を利用することにより、プロセスカートリッジの種別
を判別し、単色カラーレーザビームプリンタ301若し
くはカラーレーザビームプリンタ301の何れとして動
作するかの切換えを行って画像記録動作を実施する。
【0123】プロセスカートリッジ30として一体化さ
れた現像器13y、13m、13c、13kが、全て異
なった色の現像剤が充填された場合、プロセスカートリ
ッジ30は各色の単色画像をそれぞれ1000枚分 (A
4原稿上で4%相当の印字率で印字を行う場合)出力可
能な現像器として、多色画像を形成することが可能にな
る。
【0124】また、プロセスカートリッジ30として一
体化された現像器13y、13m、13c、13kが全
てブラックの現像剤が充填された場合、プロセスカート
リッジ30はブラック単色画像4000枚分 (A4原稿
上で4%相当の印字率で印字を行う場合)の出力が可能
な現像器として機能することになる。
【0125】本実施形態のカラーレーザビームプリンタ
301では、装着されるプロセスカートリッジの種別に
より、カラーレーザビームプリンタ301、若しくは単
色カラーレーザビームプリンタ301として動作する様
に制御が行われるため、カラーレーザビームプリンタ3
01としての他に、大容量の現像剤収容部を備えた単色
カラーレーザビームプリンタ301として違和感無く画
像記録が行うことが可能となり、現像剤補充に係わる使
用者の労力を軽減することができる。
【0126】よって、ユーザビリティーを損なわず、カ
ラーレーザビームプリンタ301を小型化することが可
能となった。
【0127】また、本実施形態のカラーレーザビームプ
リンタ301では、複数の現像器13y、13m、13
c、13kの交換を一括して行え、現像剤の交換に係わ
る使用者の労力を軽減することができる。
【0128】
【他の実施形態】なお、上記説明したレーザビームプリ
ンタでは、電子写真感光体(感光体ドラム)および電子
写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカートリ
ッジ化して画像記録装置本体に着脱可能とするプロセス
カートリッジとして、例えば、帯電器、現像器、または
クリーニング器と感光体ドラムとを一体化したもの、帯
電器、現像器、クリーニング器の少なくとも一つと感光
体ドラムとを一体化したもの、あるいは、少なくとも現
像器と感光体ドラムとを一体化したもの、感光体ドラ
ム、帯電装置、クリーニング装置、および除去トナー容
器が一体となったものなどが使用できる。
【0129】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0130】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読み出し実行することによっても、
達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体
から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施
形態の機能を実現することになり、そのプログラムコー
ドを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実
行することにより、前述した実施形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステ
ム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0131】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0132】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した(図図5、7に示す)フ
ローチャートに対応するプログラムコードが格納される
ことになる。
【0133】本実施形態のレーザビームプリンタの構成
と作用は、以下の通りである。
【0134】第1の実施形態では、各々の現像器に含む
現像剤の色に係わる、固有の識別情報が記憶された記憶
媒体を具備した複数の現像器を、回転軸を中心に回転可
動に設置した回転体に着脱可能に配設し、回転体を回転
させることによって、所望の現像器を像担持体(感光ド
ラム)と対向する現像位置に移動させて、当該像担持体
上に形成された静電潜像を可視像化するカラーレーザビ
ームプリンタにおいて、記憶媒体に記憶された識別情報
を利用して、回転体に装着した各々の現像器が含む現像
剤の色を判別する手段と、前記判別結果を利用すること
により、単色カラーレーザビームプリンタ若しくはカラ
ーレーザビームプリンタの何れとして動作するかの切換
えを行う制御手段を備えると言う手段を用いる。
【0135】各々の現像器に含む現像剤の色に係わる固
有の識別情報を、現像器に搭載した記憶媒体に記憶し、
前述の識別情報を用いて現像器に内包された現像剤の色
を識別することによって、各々の現像器に固有の識別部
を備える必要がなくなり、それぞれの現像器で外観上の
差異が生じなくなる。従って、カラーレーザビームプリ
ンタ本体の回転体に設けられた各々の現像器装着部に、
何れの色の現像剤を内包した現像器も装着できる様にな
り、回転体に使用頻度の高い特定色の現像剤を内包した
現像器のみを複数個担持することができる。
【0136】更に、回転体の現像器装着部に装着された
現像器に内包された現像剤の色を識別できるため、それ
ぞれ異なった色の現像器が装着された場合にはカラーレ
ーザビームプリンタとして、また特定の色の現像器のみ
が装着された場合には単色カラーレーザビームプリンタ
として動作する様に制御が行われるため、カラーレーザ
ビームプリンタとしての他に、大容量の現像剤収容部を
備えた単色カラーレーザビームプリンタとして違和感無
く画像記録が行うことができ、現像剤補充に係わる使用
者の労力を軽減することができる。よって、ユーザビリ
ティーを損なわず、カラーレーザビームプリンタを小型
化することが可能となる。
【0137】第2の実施形態では、第1の実施形態のカ
ラーレーザビームプリンタにおいて、少なくとも各々の
現像器が具備する記憶媒体に対し、各現像器がカラーレ
ーザビームプリンタ本体に装着された時期を情報として
記録する手段と、各々の現像器が含む現像剤の量を検出
する手段と、各現像器が具備する記憶媒体に対し検出手
段によって得られた現像剤量を情報として記録する手段
とを有し、且つ回転体に装着された複数の現像器が何れ
も同色の現像剤が充填された場合に、前記記憶媒体に記
憶された情報より装着時期が古く、現像剤の残量の少な
い現像器を特定して、順次当該現像器を優先的に画像記
録に用いる様制御を行うと言う手段を用いる。
【0138】前述の手段を用いることによって、カラー
レーザビームプリンタが特定色の現像器のみ回転体に収
容し、単色カラーレーザビームプリンタとして動作する
際に、現像剤の残量の少ない現像器から順次画像記録に
使用することが可能となるため、特定の現像器のみが長
期間に亘って交換されずに使用され続けることが無くな
り、使用者は効率良く現像剤の補充を行うことができ
る。
【0139】第3の実施形態では、第1の実施形態のカ
ラーレーザビームプリンタにおいて、画像記録動作時
に、回転体に装着された複数の現像器が異なる色の現像
剤が充填された場合には、現像器と像担持体(感光ドラ
ム)の当接・離間動作を行い、且つ回転体に装着された
複数の現像器が何れも同色の現像剤が充填された場合、
現像器と像担持体の当接・離間動作を行わない様制御を
行うと言う手段を用いる。
【0140】前述の手段を用いることによって、カラー
レーザビームプリンタが特定色の現像器のみ回転体に収
容し、単色カラーレーザビームプリンタとして動作する
際に、像担持体(感光ドラム)に対する現像器の当接・
離間動作、延いては回転体の回転動作に要する時間を短
縮でき、よりスムーズに印字出力を行うことができる。
【0141】第4の実施形態では、第1の実施形態のカ
ラーレーザビームプリンタにおいて、少なくとも現像手
段を含むプロセス手段を一体化して、回転軸を中心に回
転可動に設置した回転体に着脱可能としたプロセスカー
トリッジを収容し、画像記録動作を行うと言う手段を用
いる。上記の手段を用いることで、現像剤補給や寿命を
過ぎた像担持体(感光ドラム)の交換等、諸々メンテナ
ンス作業に係わる使用者の労力を軽減でき、プロセスカ
ートリッジを交換するという簡単な操作のみで安定した
出力画像を容易に得られる様になる。
【0142】以上述べた通り、第1の実施形態では、各
々の現像器に含む現像剤の色に係わる、固有の識別情報
が記憶された記憶媒体を具備した複数の現像器を、回転
軸を中心に回転可動に設置した回転体に着脱可能に配設
し、回転体を回転させることによって、所望の現像器を
像担持体(感光ドラム)と対向する現像位置に移動させ
て、当該像担持体上に形成された静電潜像を可視像化す
るカラーレーザビームプリンタにおいて、記憶媒体に記
憶された識別情報を利用して、回転体に装着した各々の
現像器が含む現像剤の色を判別する手段と、前記判別結
果を利用することにより、単色カラーレーザビームプリ
ンタ若しくはカラーレーザビームプリンタ101の何れ
として動作するかの切換えを行う制御手段を備えるとい
う手段を用いた。
【0143】前述の手段を用いることで、各々の現像器
に含む現像剤の色に係わる固有の識別情報を、現像器に
搭載した記憶媒体に記憶し、前述の識別情報を用いて現
像器に内包された現像剤の色を識別することによって、
各々の現像器に固有の識別部を備える必要がなくなり、
それぞれの現像器で外観上の差異が生じなくなる。従っ
て、カラーレーザビームプリンタ本体の回転体に設けら
れた各々の現像器装着部に、何れの色の現像剤を内包し
た現像器も装着できる様になり、回転体に使用頻度の高
い特定色の現像剤を内包した現像器のみを複数個担持す
ることができた。
【0144】更に、回転体の現像器装着部に装着された
現像器に内包された現像剤の色を識別できるため、それ
ぞれ異なった色の現像器が装着された場合にはカラーレ
ーザビームプリンタとして、また特定の色の現像器のみ
が装着された場合には単色カラーレーザビームプリンタ
として動作する様に制御が行われるため、カラーレーザ
ビームプリンタとしての他に、大容量の現像剤収容部を
備えた単色カラーレーザビームプリンタとして違和感無
く画像記録が行うことができ、現像剤補充に係わる使用
者の労力を軽減することができた。よって、ユーザビリ
ティーを損なわず、カラーレーザビームプリンタを小型
化することが可能となった。
【0145】また、第2の実施形態では、第1の実施形
態のカラーレーザビームプリンタにおいて、少なくとも
各々の現像器が具備する記憶媒体に対し、各現像器がカ
ラーレーザビームプリンタ本体に装着された時期を情報
として記録する手段と、各々の現像器が含む現像剤の量
を検出する手段と、各現像器が具備する記憶媒体に対し
検出手段によって得られた現像剤量を情報として記録す
る手段とを有し、且つ回転体に装着された複数の現像器
が何れも同色の現像剤が充填された場合に、前記記憶媒
体に記憶された情報より装着時期が古く、現像剤の残量
の少ない現像器を特定して、順次当該現像器を優先的に
画像記録に用いる様制御を行うと言う手段を用いた。
【0146】前述の手段を用いることによって、カラー
レーザビームプリンタが特定色の現像器のみ回転体に収
容し、単色カラーレーザビームプリンタとして動作する
際に、現像剤の残量の少ない現像器から順次画像記録に
使用することが可能現像剤るため、特定の現像器のみが
長期間に亘って交換されずに使用され続けることが無く
なり、使用者が効率良く現像剤の補充を行うことができ
る様になった。
【0147】第3の実施形態では、第1の実施形態カラ
ーレーザビームプリンタにおいて、画像記録動作時に、
回転体に装着された複数の現像器が異なる色の現像剤が
充填された場合には、現像器と像担持体(感光ドラム)
の当接・離間動作を行い、且つ回転体に装着された複数
の現像器が何れも同色の現像剤が充填された場合、現像
器と像担持体の当接・離間動作を行わない様制御を行う
と言う手段を用いた。
【0148】前述の手段を用いることによって、カラー
レーザビームプリンタが特定色の現像器のみ回転体に収
容し、単色カラーレーザビームプリンタとして動作する
際に、像担持体(感光ドラム)に対する現像器の当接・
離間動作、延いては回転体の回転動作に要する時間を短
縮でき、よりスムーズに印字出力を行うことができる様
になった。
【0149】第4の実施形態では、第1の実施形態のカ
ラーレーザビームプリンタにおいて、少なくとも現像手
段を含むプロセス手段を一体化して、回転軸を中心に回
転可動に設置した回転体に着脱可能としたプロセスカー
トリッジを収容し、画像記録動作を行うと言う手段を用
いた。
【0150】上記の手段を用いることで、現像剤補給や
寿命を過ぎた像担持体(感光ドラム10)の交換等、諸
々メンテナンス作業に係わる使用者の労力を軽減でき、
プロセスカートリッジを交換するという簡単な操作のみ
で安定した出力画像を容易に得られる様になった。
【0151】以上説明したように本発明によれば、部門
管理やコントロールカード等の出力カウント手段を用い
てカウント値の管理や出力枚数の上限管理をしているレ
ーザビームプリンタにおいて、出力枚数の制限が行なわ
れているレーザビームプリンタのコピーやコンピュータ
からの出力は、部数単位で出力を行なうようにし、部数
の区切れ目では1部数辺りの出力枚数とカウント値に達
するまでの枚数を比較し、出力途中で上限に達すると判
断された場合には部数の区切れ目で出力を終了し再度出
力ができるようになったときに継続できるようにするこ
とで製本時の無駄な出力や両面時の白紙出力を防ぐこと
ができるため、出力を効率的に行なうことができる。
【0152】以上説明した通り本発明によれば、カラー
プリンタに着脱可能に装着される複数の現像器にそれぞ
れ現像剤の色を識別できる情報を記録したメモリを設置
しておき、カラープリンタに装着された各現像器の現像
剤の色が同じ場合にはカラープリンタを単色プリンタと
して用い、装着された各現像器の現像剤の色が異なる場
合にはカラープリンタとして用いる。そのため、カラー
レーザビームプリンタの小型化が図れるとともに、カラ
ープリンタを単色プリンタとして用いる場合には、現像
器の交換回数が減少できるので現像剤の補充作業に要す
る労力を低減できる。また、特定の色の画像のみの印刷
を行う場合の画像記録に要する時間を短縮し、ユーザビ
リティーを向上させることができる。
【0153】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の現像器やプロセスカートリッジなどを着脱可能に
設置できる画像記録装置において、画像記録装置本体を
小型化でき、かつ使用頻度の高い色の現像剤の補充頻度
を減らして現像剤の補充作業に要する労力を低減できる
画像記録装置およびその制御方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施形態のカラーレーザビ
ームプリンタの概略構成図である。
【図2】本発明に係る第1の実施形態のカラーレーザビ
ームプリンタに具備された回転式現像部の拡大図であ
る。
【図3】本発明に係る第1の実施形態のカラーレーザビ
ームプリンタの制御部と、各現像器等との接続を示すブ
ロック図である。
【図4】本発明に係る第1の実施形態のカラーレーザビ
ームプリンタにおいて、回転体に全て同色の現像剤が充
填された現像器を装着した状態を説明する図である。
【図5】本発明に係る第1の実施形態のカラーレーザビ
ームプリンタにおいて実施される処理を説明するフロー
チャートである。
【図6】本発明に係る第3の実施形態のカラーレーザビ
ームプリンタの制御部と、各現像器等との接続を示すブ
ロック図である。
【図7】本発明に係る第3の実施形態のカラーレーザビ
ームプリンタにおいて実施される処理を説明するフロー
チャートである。
【図8】本発明に係る第4の実施形態のカラーレーザビ
ームプリンタの概略構成図である。
【図9】現像器を複数個備えた、従来のカラーレーザビ
ームプリンタの概略構成図である。
【図10】従来のカラーレーザビームプリンタの具備さ
れた、回転式現像部の拡大図である。
【符号の説明】
1 カラーレーザビームプリンタ 10 感光ドラム 11 帯電器 12 露光器 13y、13m、13c、13k 現像器 14 回転体 15 中間転写体 16a、16b コネクタ 17y、17m、17c、17k 現像ローラ 18y、18m、18c、18k 塗布ローラ 19y、19m、19c、19k 現像量規制ブレード 20 加圧部 21 現像バイアス電圧電源 23y、23m、23c、23k 記憶媒体 24 制御部 25 電源制御部 26 機会制御部 27 パソコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H077 AB04 AC04 AD06 AD13 AD17 BA08 BA09 DA15 DA24 DA42 DB14 GA13 GA15 2H300 EA14 EB02 EB09 EB12 EC04 EF03 EG02 EJ09 EJ15 EJ33 EJ46 EJ47 FF01 FF02 FF05 FF08 GG33 GG35 GG46 QQ13 QQ15 QQ26 QQ28 RR21 RR50

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像記録用の現像剤と前記現像剤の色に
    関する情報を記憶する記憶手段とを有する現像手段を着
    脱可能に複数個備える画像記録装置であって、前記現像
    剤の色に関する情報に基づいて、前記複数個の現像手段
    に充填されている各現像剤の色を識別する識別手段と、 前記識別された前記複数個の現像手段の各現像剤の色の
    種類に応じて、前記画像記録用に使用する現像手段をカ
    ラー用あるいは単色用現像手段として選択する選択手段
    と、 前記選択された現像手段を用いて画像記録する画像記録
    手段と、を有することを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記複数個の現像手段に全て異なる色の
    現像剤が充填されていると識別された場合には、前記選
    択手段は、前記複数個の現像手段全てをカラー記録用の
    現像手段として使用するために選択することを特徴とす
    る請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】 前記複数個の現像手段に全て同じ色の現
    像剤が充填されていると識別された場合には、前記選択
    手段は、所定位置に配置されている現像手段のみを単色
    記録用の現像手段として使用するために選択することを
    特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  4. 【請求項4】 前記複数個の現像手段が配置される位置
    には予め使用順が設定されており、前記選択手段が選択
    する前記所定位置とは、前記使用順のうち最初に使用す
    るように設定されている位置であることを特徴とする請
    求項3に記載の画像記録装置。
  5. 【請求項5】 前記記録手段には、前記現像手段が装着
    された時期情報が記憶されることを特徴とする請求項1
    に記載の画像記録装置。
  6. 【請求項6】 前記現像手段に充填されている現像剤の
    量を検出する検出手段を更に有し、前記選択手段により
    選択された現像手段の現像剤の量が、前記検出手段によ
    って所定量以下であると検出されると、前記選択手段は
    前記時期情報の中で最も古い装着時期を記憶する記憶手
    段を備える現像手段を、次の記録用の現像手段として選
    択することを特徴とする請求項3に記載の画像記録装
    置。
  7. 【請求項7】 前記最も古い装着時期が記憶されている
    現像手段が複数ある場合には、前記選択手段は、前記複
    数の現像手段のうちで前記現像剤の量が最も少ない現像
    手段を次の記録用の現像手段として選択することを特徴
    とする請求項6に記載の画像記録装置。
  8. 【請求項8】 少なくとも前記複数の現像手段を一体化
    して備えるプロセスカートリッジを着脱可能に有するこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に
    記載の画像記録装置。
  9. 【請求項9】 画像を記録するための現像剤と、前記現
    像剤の色に関する情報および装着時期に関する情報を記
    憶する記憶手段と、を有することを特徴とする現像器。
  10. 【請求項10】 画像記録用の現像剤と前記現像剤の色
    に関する情報を記憶するメモリとを有する現像器を着脱
    可能に複数個備える画像記録装置の制御方法であって、 前記現像剤の色に関する情報に基づいて、前記複数個の
    現像器に充填されている各現像剤の色を識別する識別工
    程と、 前記識別された前記複数個の現像器の各現像剤の色の種
    類に応じて、前記画像記録用に使用する現像器ををカラ
    ー用あるいは単色用現像器として選択する選択工程と、 前記選択された現像器を用いて画像記録する画像記録工
    程と、を有することを特徴とする画像記録装置の制御方
    法。
  11. 【請求項11】 画像記録用の現像剤と前記現像剤の色
    に関する情報を記憶するメモリとを有する現像器を着脱
    可能に複数個備える画像記録装置を制御する制御プログ
    ラムであって、 前記現像剤の色に関する情報に基づいて、前記複数個の
    現像器に充填されている各現像剤の色を識別する識別工
    程のコードと、 前記識別された前記複数個の現像器の各現像剤の色の種
    類に応じて、前記画像記録用に使用する現像器ををカラ
    ー用あるいは単色用現像器として選択する選択工程のコ
    ードと、 前記選択された現像器を用いて画像記録する画像記録工
    程のコードと、を有することを特徴とする画像記録装置
    を制御する制御プログラム。
  12. 【請求項12】 画像記録用の現像剤と前記現像剤の色
    に関する情報を記憶するメモリとを有する現像器を着脱
    可能に複数個備える画像記録装置を制御する制御プログ
    ラムを格納したコンピュータ可読記憶媒体であって、 前記制御プログラムは、 前記現像剤の色に関する情報に基づいて、前記複数個の
    現像器に充填されている各現像剤の色を識別する識別工
    程のコードと、 前記識別された前記複数個の現像器の各現像剤の色の種
    類に応じて、前記画像記録用に使用する現像器ををカラ
    ー用あるいは単色用現像器として選択する選択工程のコ
    ードと、 前記選択された現像器を用いて画像記録する画像記録工
    程のコードと、を有することを特徴とする画像記録装置
    を制御する制御プログラムを格納したコンピュータ可読
    記憶媒体。
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