JP2003315560A - 導光体及びこれを用いた面光源装置と液晶ディスプレイ装置 - Google Patents

導光体及びこれを用いた面光源装置と液晶ディスプレイ装置

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JP2003315560A
JP2003315560A JP2002121236A JP2002121236A JP2003315560A JP 2003315560 A JP2003315560 A JP 2003315560A JP 2002121236 A JP2002121236 A JP 2002121236A JP 2002121236 A JP2002121236 A JP 2002121236A JP 2003315560 A JP2003315560 A JP 2003315560A
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Yoshinori Suga
義訓 菅
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Yuka Denshi Co Ltd
Mitsubishi Chemical Corp
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Yuka Denshi Co Ltd
Mitsubishi Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶ディスプレイ等の背面照明手段として良
く用いられるサイドライト型面光源装置10に関して、
大型であっても画像の均整度を高く保ちながら、従来以
上の高い光学特性を賦与することが可能な導光体11を
提供する。 【解決手段】 面光源装置10の導光体11として、体
積的に光散乱性を有する光散乱材質からなり、前記光散
乱性材質のASTM D1003に基づく1mm厚みで
のヘーズは1%〜35%の範囲とされ、発光面11bと
対向する面11cに、光源を見込む傾斜角度が15度〜
75度の平滑な傾斜面からなる凹みアレー17を多数配
置した光取り出し機構170を設けたものを使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、導光体に関し、
更には、導光体を有する面光源装置のエネルギー効率を
改善する技術、及びこの面光源装置をバックライト光学
系として用いたエネルギー効率の高い液晶ディスプレイ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、パーソナルコンピュータ向けモニ
ターや薄型TV等の表示装置として透過型の液晶表示
(ディスプレイ)装置が多用されており、このような液
晶表示装置では、通常、液晶素子の背面に面状の照明装
置、即ちバックライト(面光源装置)が配設されてい
る。この面光源装置は、例えば冷陰極放電管等の線状光
源を面状の光に変換する機構とされている。
【0003】具体的には、液晶素子の背面直下に光源を
配設する方法や、側面に光源を設置し、アクリル板等の
透光性の導光体を用いて面状に光を変換して面光源を得
る方法(サイドライト方式)が代表的であり、特に薄型
かつ輝度分布の均一性に優れた面光源としてはサイドラ
イト型が好適であることから、数多く実用に供されてい
る。
【0004】従来のサイドライト方式の面光源装置は、
代表的には図12に示されるように透光性の平板からな
る基板、即ち導光体1の一側端に当該側端面に沿うよう
に線状光源2を配設し、この線状光源2を覆うようにリ
フレクタ3が取り付けられ、線状光源2による直接光と
リフレクタ3で反射された反射光とが導光体1に、光入
射端面である一側端面1a(光入射面)から内部に入射
する機構とされている。
【0005】導光体1の一表面は発光面1bとされ、こ
の発光面1bの上にはほぼ三角プリズム状の集光素子ア
レー4を形成した調光シート5が頂角を観察者側に向け
て配設され、他方、導光体1における発光面1bとは反
対側の面1cには光散乱性インキにより多数のドット6
a、6a、6a……を所定のパターンで印刷形成してな
る光取り出し機構6が設けられている態様が代表的であ
る。
【0006】このようなサイドライト方式の面光源装置
は、軽量、薄型という液晶表示装置の特徴をより有効に
引き出すことができることから、各種液晶表示装置のバ
ックライトとして多く使用されてきた。しかしながら、
従来型の透過型液晶ディスプレイ装置に用いられるサイ
ドライト方式の面光源装置の効率は未だ不十分であり、
例えば液晶ディスプレイを用いた薄型テレビ等では、明
るさが不十分であるため普及の妨げとなっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、か
かる従来の問題点を解決するためになされたもので、液
晶ディスプレイ装置等に用いられるサイドライト方式の
面光源装置に関し、簡素な構造であっても照明強度を高
く保つ、極めてエネルギー利用効率に優れた照明光学系
を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、少なくとも一つの側端部を光入射面
とし、且つ一表面を発光面とする導光体を次のように構
成したものである。即ち、この発明に係る導光体は、体
積的に光散乱性を有する光散乱材質からなり、前記光散
乱性材質のASTM D1003に基づく1mm厚みで
のヘーズは1%〜35%の範囲とされ、前記導光体の前
記発光面と対向する面には光取り出し機構が設けられ、
前記光取り出し機構は光源を見込む傾斜角度が15度〜
75度の平滑な傾斜面からなる凹みアレーを多数配置さ
れてなるものである。
【0009】前記体積的に光散乱性を有する光散乱材質
は、透明熱可塑性樹脂に微粒子を添加して得られる。
【0010】また、前記導光体の前記発光面の法線方向
に対する出射光量の選択比は65%〜100%の範囲が
好ましい。
【0011】さらに、前記平滑な傾斜面からなる凹みア
レーの断面がドーム状であることが好ましい。
【0012】前記ドーム状の凹みアレーにおける前記光
入射面に垂直な方向への断面は、前記ドームの幅をWと
し、前記ドームの高さをHとした時に、比率H/Wが
0.10〜0.87の範囲である。
【0013】前記平滑な傾斜面からなる凹みアレーの配
置ピッチは、不規則に変化していることが好ましい。
【0014】前記導光体の発光面には、稜線を前記光源
の配設された側端部にほぼ垂直な方向とする、ピッチ1
μm〜500μmなる集光素子が設けられていることが
好ましい。
【0015】前記導光体に設けられる前記集光素子は、
ピッチ10μm〜150μm、頂角70度〜160度の
範囲とする三角プリズムアレーであることが好ましい。
【0016】前記導光体と、前記導光体の側端付近に配
された光源と、前記発光面と相対する面側に配された光
反射シートからなる面光源装置においては、前記発光面
上にはレンズ効果を有する光拡散シートを1〜3枚配置
することが好ましい。
【0017】この発明において用いられる光取り出し機
構は、従来型の面光源装置に多く見られる、光散乱性の
インキを印刷した態様や粗面をパターニングした態様の
様な単純な光散乱現象を利用したものとは異なり、全反
射現象を利用した極めて効率の高い構造のものが用いら
れる。この発明により、液晶ディスプレイ等の背面照明
手段として良く用いられるサイドライト型面光源装置に
関して、大型であっても画像の均整度を高く保ちなが
ら、従来以上の高い光学特性を賦与することが可能な導
光体を提供することができる。また、画質に不自然な印
象を与える暗転現象を抑え、部材点数が少なく、組立て
性に優れた、低コストの面光源装置を提供することが可
能となる。これらの特徴を備えた面光源装置は、近時、
低コストと高性能の両立が求められる液晶ディスプレイ
パネルの背面照明手段として極めて有用である。
【0018】この発明においては全反射現象による光の
方向変換を用いて導光体の外に照明光線を取り出す光取
り出し機構が用いられる。即ち、光取り出し機構とし
て、平滑な傾斜面を有する凹みアレーが用いられ、尚か
つ、該傾斜面の光源を見込む傾斜角度が15〜75度、
より好適には25〜65度、さらに好適には30〜55
度、極めて好適には35度〜50度なる傾斜面が用いら
れるのである。
【0019】この平滑な傾斜面の効果によって、導光体
内を伝搬する照明光線は正面方向に方向変換され、粗面
等の光取り出し機構6に比較して、正面方向に高い照明
強度を得ることができるのである。
【0020】凹みアレーの平滑性が十分に保たれていれ
ば、導光体の発光面側の法線方向には大量の光線が出射
するが、発光面と対向する面側の法線方向には殆ど照明
光線が出射しない。これに対して、凹みアレーの平滑性
が不十分である場合には、凹み部分で光散乱を生じてし
まい、発光面と対向する面側の法線方向にも照明光線が
出射するようになってしまうからである。
【0021】以上の様に、この発明による平滑面からな
るドーム状の凹みドットに代表される光取り出し機構
は、照明光を効率良く出射するため、照明効率に極めて
優れたものである。しかしながら、モニター用バックラ
イトモジュールや液晶テレビジョン用バックライトモジ
ュールでは導光体が極めて厚く、光取り出し機構が配設
された面と相互作用が果たされず、対向側に貫通してし
まう損失光が発生する問題がある。即ち、せっかく照明
効率が高い光取り出し機構が設けられているにも関わら
ず、これが十分に活かされないのである。
【0022】この発明においては、導光体の材質として
光散乱性を有する材質を用い、平滑な傾斜面からなる凹
みアレーによる効果を、最大限、有効活用する構成とさ
れている。即ち、前方散乱性を適切に保つ程度にシリカ
等の光拡散性微粒子が添加されているため、直進して対
向側に抜けてしまうことによる損失光が発生せず、光取
り出し機構の配設された面に照明光が十分に行き渡るた
め、損失光が発生しない。しかも、平滑な傾斜面によっ
て方向変換された照明光は、導光体それ自体が体積的に
光散乱性を有する材料とされている為、正面輝度に大き
な悪影響を与えない程度に出射角度分布が拡大され、そ
のため、ギラツキ感をも抑えることが可能となるのであ
る。
【0023】導光体の発光面の法線方向に対する出射光
量の選択比λを算出し、該λが少なくとも65%〜10
0%、好ましくは75%〜100%、さらに好ましくは
85%〜100%、極めて好ましくは90%〜100
%、最も好ましくは95%〜100%とされる様、光取
り出し機構の平滑性を保持することによって、全反射モ
ードでの出射光を十分に利用したこの発明に用いるに極
めて理想的な光取り出し機構を得ることが可能となるの
である。
【0024】また、出射光を正面方向に効率よく向ける
為に好適なドーム部の断面形状としては、光線の主たる
進行方向(光源の配される側端部に垂直な方向)への断
面について、ドームの幅をWとし、ドームの高さをHと
した時に、比率H/Wとして好ましくは0.10〜0.
87、より好ましくは0.15〜0.68、さらに好ま
しくは0.20〜0.50とする。この様な範囲をとる
ことによって、効率良く正面方向へ照明光線を出射する
ことが可能となるのである。
【0025】この様なドーム状の構造をとることによっ
て、前述の様に断面V溝状の構造で発生してしまう、頂
角部分での光散乱が発生せず、効率良く照明光線の方向
変換を行うことが可能となり、正面から外れた方向への
光出射を極めて抑制することが可能となるのである。
【0026】最も一般的な熱可塑性樹脂に微粒子を分散
させた光散乱性材質の代表例としては、シリカの他に
も、酸化チタン、硫酸バリウム、アルミナ、ポリスチレ
ン、シリコーン、フッ素樹脂等からなる微粒子が挙げら
れ、好ましい粒径としては、0.01〜50μm、より
好ましくは0.05〜20μm、さらに好ましくは0.
1〜10μmが挙げられる。
【0027】また、光散乱性の好適な程度としては、ヘ
ーズ量によって規定され、ASTMD1003に基づく
1mm厚みでのヘーズ量が好ましくは0.2%〜35
%、より好ましくは1%〜20%、さらに好ましくは
1.5%〜10%とされる。
【0028】この発明の導光体は、液晶ディスプレイ装
置等の画像表示装置のバックライト光源手段として用い
られるため、光取り出し機構であるドーム状の凹みアレ
ーは、視認が困難な程度に微細化されている必要があ
る。具体的には、例えば透過型若しくは半透過型液晶パ
ネルの下部に配されるバックライトの導光体としては、
ドームの幅Wは、好ましくは2000μm以下、より好
ましくは1000μm以下、さらに好ましくは500μ
m以下とされる。また、ドーム部の配置ピッチPは、好
ましくは4000μm以下、より好ましくは2000μ
m以下、さらに好ましくは1000μm以下とされる。
【0029】また、この発明の導光体において、光取り
出し機構として配置されるドーム部の配置ピッチは、液
晶パネルとの光学的な干渉現象を生じないよう不規則に
配置されていることが好ましい。
【0030】この発明の導光体は照明光線の出射効率が
高く、高輝度の要求される液晶パネルのバックライト用
の導光体として極めて好適である。この発明による導光
体の照明効率をさらに高めるためには、導光体の発光面
側に集光素子を設けることが望ましい。
【0031】この際に集光素子は、導光体内における光
束の伝搬をできる限り妨げないように配置されるべきで
ある。プリズムアレー、レンチキュラーレンズアレー、
波板状アレー等の集光素子は、該集光素子の稜線を光源
の配された側端部にほぼ垂直な方向とするように配置さ
れる。
【0032】また、この発明の導光体を用いた面光源装
置において、導光体の発光面上に配設する調光シートは
特に限定はされず、プリズムシート等の集光性を有した
シートを用いることができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、この発明の導光体11、及
びこれを用いた面光源装置10について図1〜図5に示
される実施形態に基づいて更に詳細に説明する。
【0034】図1は、この発明の一実施形態に係る面光
源装置10の主要部を概略的に示す部分的な構成説明図
である。
【0035】この実施形態に係る面光源装置10は、体
積的に光散乱性を有する光散乱材質からなる基板、即ち
導光体11を備え、この導光体11の一側端には当該側
端面11aに沿うように線状光源12が配置されてい
る。この線状光源12は、蛍光管又はLEDアレー等を
用いることができるが、特にこれらに限定されるもので
はない。たとえば、線状光源12としては、発光効率に
優れ、小型化の容易な冷陰極管の利用が最も好適であ
る。
【0036】ここで、体積的に光散乱性を有する光散乱
材質とは、即ち、材質内に屈折率が異なる境界面が存在
し、材質内に入射した照明光線がミー散乱やレーリー散
乱を受ける材質を意味する。代表的には、例えばアクリ
ル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ノルボルネン系環状ポ
リオレフィン樹脂等の熱可塑性樹脂中にシリカ、チタニ
ア、アルミナ、シリコーン、ポリスチレン、ポリアクリ
レート等からなる微粒子フィラーが分散した態様が挙げ
られ、また、この他にも、相分離構造を有するポリマー
ブレンド、ミクロ相分離するブロック共重合ポリマー、
結晶部(球晶部)と非晶部が混在した結晶性熱可塑性樹
脂等が挙げられる。この発明において材質の光散乱性が
導光体11の光学特性に与える効果については後述す
る。
【0037】線状光源12の配置形態としては、この態
様に限定されるものではなく、この他にも、一側端部の
みに冷陰極管が配設された1灯式の態様、一側端部に2
本の冷陰極管が配設された2灯式の態様、1灯又は2灯
の冷陰極管が一側端部に配設され、これが同様に対向す
る側端部にも設けられ、合計2灯又は4灯となっている
態様等が代表的である。
【0038】また、光源の態様として、例えば小型の面
光源装置では図5(a)、(b)に示されるようにLE
D等の点光源を用いることもできる。即ち、図5(a)
は、導光体11のコーナー部を平面で見て三角形状にカ
ットして形成されたコーナーカット面12dに、点光源
であるLED12aを配置した例を示している。また、
図5(b)は、導光体11の一側端部に光学ロッド12
bを近接配置し、この光学ロッド12bの端面に点光源
であるLED12aを配置した例を示している。
【0039】この導光体11の一側端には、線状光源1
2を覆うようにリフレクタ13が取り付けられ、線状光
源12による直接光とリフレクタ13で反射された反射
光とが導光体11に、光入射端面である一側端面11a
から内部に入射する機構とされている。
【0040】導光体11は、例えば、板厚が約0.8〜
10mm程度の略四角形状をした透光性の薄板であり、
図1で見て上面である一方の表面が光を出射する発光面
11bであり、これとは反対側の他方の表面(図1で見
て下面)は発光面と対向する面11cである。図1にお
いて、符号14は、導光体11の発光面11bに垂直な
線、即ち導光体11の法線を示している。
【0041】液晶ディスプレイ装置のバックライト等と
してこの発明の面光源装置が用いられる場合には、導光
体11の発光面11bとは反対側の面11c側に近接し
て光反射シート15が配設される。ここで、光反射シー
ト15は高い光反射率を有するものであれば特に限定は
されないが、例えば、ポリエステル樹脂やポリプロピレ
ン樹脂に代表される発泡性熱可塑性樹脂フィルム、白色
顔料や蛍光増白剤を混練した熱可塑性樹脂フィルム、銀
やアルミニウムを蒸着した熱可塑性樹脂フィルム等が代
表的である。
【0042】導光体11の一側端から入射した照明光線
は、導光体11に設けられた光取り出し機構170によ
って導光体11外に取り出されるが、この発明において
用いられる光取り出し機構170は、従来型の面光源装
置に多く見られる、光散乱性のインキを印刷した態様や
粗面をパターニングした態様の様な単純な光散乱現象を
利用したものとは異なり、全反射現象を利用した極めて
効率の高い構造のものが用いられる。
【0043】この効果について次に説明する。まず、図
12に示す様な従来型の光散乱性インキのドット6aや
図13に示す様な粗面6cに代表される光散乱現象を利
用した光取り出し機構6では、導光体1内を伝搬する光
線8が光散乱性の微粒子や粗面と相互作用を果たし、図
13に見られるように方向変換されて、もはや導光体1
内に留まっていることができなくなって導光体1外に出
射していた。
【0044】しかしながら、この様な方法による光の取
り出し機構6では、まず第一に、図13に示される如
く、出射光線はランダムに発生する散乱過程を経て出射
する為、自ずから出射する光束の出射角度分布が拡大せ
ざるを得ず、特定方向に対して強い出射光強度を持った
光束を作り出すことが難しく、一定方向への輝度を高く
保ちづらいという問題点があった。
【0045】加えて、光散乱によって生成される出射光
束では、図13に示される様に、斜め前方方向に出射光
強度のピーク位置が来ることが通常である。したがっ
て、図12に示すように、アクリルビーズのコーティン
グされた光拡散シートやプリズムアレー4の配されたレ
ンズシート(集光シート)5を用いて、正面に照明光を
向けなければならないため、これらのシート類を省略す
ることが難しく、面光源装置の構造が複雑化してしまう
問題点があった。
【0046】さらに、光散乱現象を利用した光の取り出
し機構6では、図14に見られるように、微視的に見る
と散乱現象が局所的に多数発生することになるため、散
乱光線どうしが打ち消しあって光線強度が低下してしま
い、損失が大きい(多重散乱損失が発生する)という問
題もあった。
【0047】以上のように単純な粗面6cやインキのド
ット6aの光散乱現象による光の取り出し機構6には、
自ずから限界がある。
【0048】これらの限界を打破するため、この発明に
おいては全反射現象による光の方向変換を用いて導光体
11の外に照明光線を取り出す光取り出し機構170が
用いられる。即ち、光取り出し機構170として、平滑
な傾斜面を有する凹みアレー17が用いられ、尚かつ、
該傾斜面の光源を見込む傾斜角度が15〜75度、より
好適には25〜65度、さらに好適には30〜55度、
極めて好適には35度〜50度なる傾斜面が用いられる
のである。
【0049】ここで、凹みアレー17とは、即ち、図1
〜図3に例示される如く、平滑な傾斜面を有する凹みド
ットが多数配置した態様、図4に例示される如く、平滑
な傾斜面を有する凹みメッシュが多数配置した態様の総
称である。また、光源を見込む傾斜角度とは、光源の配
される光入射面に垂直な方向への導光体11の断面で見
て、図6(a)の様に光源との関係から計測した傾斜角
度θのことであり、例えば、断面曲面状なる態様におい
ても、図6(a)に示される如く、凹みアレー17の高
さ(H)が半分(H/2)となる点における傾斜面部の
接線をもって傾斜角度が定義されるのである。
【0050】この平滑な傾斜面の効果によって、図6
(a)に示される如く、導光体11内を伝搬する照明光
線は正面方向に方向変換され、粗面等の光取り出し機構
6に比較して、正面方向に高い照明強度を得ることがで
きるのである。より具体的に、この発明において好適な
光取り出し機構170の態様を述べれば、図7の様な各
種の断面形状を有する態様が挙げられる、この中でも特
に好ましいのは図7(a)に示されるようなドーム状の
断面形状を有した平滑面からなる凹みドット、若しく
は、凹みメッシュが挙げられる。これは、光取り出し機
構170の全体が滑らかな表面から形成されている為、
図8に見られるようなV溝構造等で発生する光散乱が多
く発生せず、斜め出射による効率低下が抑制できるため
であり、図6(a)に示される軌跡をたどった全反射モ
ードでの出射光束を最大限活用することができるからで
ある。
【0051】また、ドーム状の凹み部分の平滑性を評価
する指標として、面粗度等を用いても良いが、最も好適
には、光線の軌跡に示されるような全反射モードで出射
する光線の割合を用いて定量化することが好ましい。即
ち、ドーム部分の平滑性が十分に保たれていれば、図9
(a)に示される如く、導光体11の発光面11b側の
法線方向には大量の光線が出射するが、発光面11bと
対向する面11c側の法線方向には殆ど照明光線が出射
しない。これに対して、ドーム部分の平滑性が不十分で
ある場合には、図9(b)に示される如く、ドーム部分
で光散乱を生じてしまい、発光面11bと対向する面1
1c側の法線方向にも照明光線が出射するようになって
しまうからであり、導光体11の法線方向に対する輝度
の比率によって、導光体11として必要なドーム状凹み
部分の平滑性を妥当に評価することができるからであ
る。
【0052】具体的には、光反射率5%以下の黒色シー
ト20を通常光反射シートが配される位置に配し、図1
0(a)の如く、該導光体11の発光面11bにおける
中心付近の法線方向への輝度を輝度計52により測定
し、LNとする(測光距離500mm、測光角度2
度)。次に、導光体11を裏返しにして、図10(b)
の様に、発光面11bが黒色シート20の側に来るよう
にして同様に輝度を測定しL Aとする。こうして測定し
たLN、LAを用いて
【数1】 として該導光体11の発光面11bの法線方向に対する
出射光量の選択比λを算出し、該λが少なくとも65%
〜100%、好ましくは75%〜100%、さらに好ま
しくは85%〜100%、極めて好ましくは90%〜1
00%、最も好ましくは95%〜100%とされる様、
光取り出し機構170の平滑性を保持することによっ
て、全反射モードでの出射光を十分に利用したこの発明
に用いるに極めて理想的な光取り出し機構170を得る
ことが可能となるのである。
【0053】また、出射光を正面方向に効率よく向ける
為に好適なドーム部の断面形状としては、図6(a)に
示されるように、光線の主たる進行方向(光源の配され
る側端部に垂直な方向)への断面について、ドームの幅
をWとし、ドームの高さをHとした時に、比率H/Wと
して好ましくは0.10〜0.87、より好ましくは
0.15〜0.68、さらに好ましくは0.20〜0.
50とする。この様な範囲をとることによって、効率良
く正面方向へ照明光線を出射することが可能となるので
ある。
【0054】この様なドーム状の構造をとることによっ
て、前述の様に断面V溝状の構造で発生してしまう、頂
角部分での光散乱が発生せず、効率良く照明光線の方向
変換を行うことが可能となり、正面から外れた方向への
光出射を極めて抑制することが可能となるのである。
【0055】以上の様に、この発明による平滑面からな
るドーム状の凹みドットに代表される光取り出し機構1
70は、照明光を効率良く出射するため、照明効率に極
めて優れたものである。しかしながら、モニター用バッ
クライトモジュールや液晶テレビジョン用バックライト
モジュールでは導光体11が極めて厚く(4mm〜10
mm)、図11(a)の光線の軌跡に見られるように、
光取り出し機構170が配設された面と相互作用が果た
されず、対向側に貫通してしまう損失光が発生する問題
がある。即ち、せっかく照明効率が高い光取り出し機構
170が設けられているにも関わらず、これが十分に活
かされないのである。
【0056】また、別な問題として、平滑な傾斜面を有
する凹みアレー17からなる光取り出し機構170で
は、集光した光束が正面方向に強く集中的に出射する特
性がある。これは正面の輝度を高めるためには確かに有
効ではあるものの、液晶テレビの様に広い範囲で画像を
見る用途においては、このままでは正面方向のみが明る
くぎらついてしまい不自然な印象を与えるディスプレイ
となってしまう問題が発生するため、適度にギラツキ感
を緩和する必要があるのである。
【0057】そこで、この発明においては、導光体11
の材質として光散乱性を有する材質を用い、平滑な傾斜
面からなる凹みアレー17による効果を、最大限、有効
活用する構成とされている。即ち、前方散乱性を適切に
保つ程度にシリカ等の光拡散性微粒子が添加されている
ため、図11(a)の様に直進して対向側に抜けてしま
うことによる損失光が発生せず、光取り出し機構の配設
された面に照明光が十分に行き渡るため、損失光が発生
しない。しかも、平滑な傾斜面によって方向変換された
照明光は、導光体11それ自体が体積的に光散乱性を有
する材料とされている為、正面輝度に大きな悪影響を与
えない程度に出射角度分布が拡大され、そのため、ギラ
ツキ感をも抑えることが可能となるのである。
【0058】ここで、導光体11に用いる材質の光散乱
性は、導光体の厚み、サイズによって、適宜、定められ
るものであるが、この発明においては、僅かな前方散乱
によって直進する損失光を除去することが目的であるか
ら、あまりにも材質の光散乱性を上げてしまい、導光体
材料の光散乱によって発光面から斜め方向にリークして
しまう照明光成分が多く生じてしまうことのないように
材質の光散乱性をコントロールする必要がある。
【0059】より具体的に光散乱性材料の好適な構成に
ついて述べれば、最も一般的な熱可塑性樹脂に微粒子を
分散させた光散乱性材質の代表例として、アクリル樹脂
にシリカ製の球形微粒子(平均サイズ4〜5μm)を分
散させた態様において、15インチ(330mm×24
5mm、厚み4mm)サイズにてシリカ微粒子の好まし
い濃度範囲は、0.0005〜1.0wt%、より好ま
しくは0.001〜0.7wt%、さらに好ましくは
0.005〜0.3wt%であった。また、熱可塑性樹
脂に分散させる微粒子の代表例としては、シリカの他に
も、酸化チタン、硫酸バリウム、アルミナ、ポリスチレ
ン、シリコーン、フッ素樹脂等からなる微粒子が挙げら
れ、好ましい粒径としては、0.01〜50μm、より
好ましくは0.05〜20μm、さらに好ましくは0.
1〜10μmが挙げられる。
【0060】また、光散乱性の好適な程度としては、ヘ
ーズ量によって規定され、ASTMD1003に基づく
1mm厚みでのヘーズ量が好ましくは0.2%〜35
%、より好ましくは1%〜20%、さらに好ましくは
1.5%〜10%とされる。
【0061】この発明の導光体11は、液晶ディスプレ
イ装置等の画像表示装置のバックライト光源手段として
用いられるため、光取り出し機構170であるドーム状
の凹みアレー17は、視認が困難な程度に微細化されて
いる必要がある。具体的には、例えば透過型若しくは半
透過型液晶パネルの下部に配されるバックライトの導光
体11としては、ドームの幅Wは、好ましくは2000
μm以下、より好ましくは1000μm以下、さらに好
ましくは500μm以下とされる。また、ドーム部の配
置ピッチPは、好ましくは4000μm以下、より好ま
しくは2000μm以下、さらに好ましくは1000μ
m以下とされる。
【0062】また、この発明の導光体11において、光
取り出し機構170として配置されるドーム部の配置ピ
ッチは、液晶パネルとの光学的な干渉現象を生じないよ
う不規則に配置されていることが好ましい。
【0063】さらに、輝度ムラを精度良くコントロール
する為には、光取り出し機構170は特に平滑面からな
る凹みドットとして与えられることが好ましい。この際
に凹みドットパターンの形状変化として特に好ましいの
は、図15(a)(b)に示される如く、光源から離れ
るにしたがって照明光線が主として伝搬する方向とは略
垂直な方向、即ち、光源の配された側端部と略平行な方
向に沿って、一軸方向に凹みドットの長さが変化する態
様等に代表される様な比率H/Wを略一定に保つ態様で
あり、照明光線の利用効率を高く保ちながら輝度分布を
きめ細かく制御することができるようになり、高い面光
源品質を得ることができるようになるのである。
【0064】上述のように、この発明の導光体11は照
明光線の出射効率が高く、高輝度の要求される液晶パネ
ルのバックライト用の導光体11として極めて好適であ
ることは既に述べた通りであるが、この発明による導光
体11の照明効率をさらに高めるためには、図2〜4に
示される如く、導光体11の発光面11b側に集光素子
23が設けられることが望ましい。
【0065】この際に、集光素子23の配置は導光体1
1内における光束の伝搬をできる限り妨げないように配
置されるべきであり、プリズムアレー、レンチキュラー
レンズアレー、波板状アレー等の集光素子が、該集光素
子23の稜線を光源の配された側端部にほぼ垂直な方向
とするように配置される。
【0066】特に好ましくは、図2〜4に示される如
く、微細な三角プリズムアレーが配される態様であり、
該三角プリズムアレーの配置ピッチPが好ましくは10
μm〜150μm、より好ましくは20μm〜100μ
m、さらに好ましくは30μm〜70μmとされ、該三
角プリズムアレーの登頂角βが好ましくは70度〜16
0度、より好ましくは80度〜150度、さらに好まし
くは85度〜145度の範囲とされる。これにより、こ
の発明による平滑面からなるドーム状凹み部等の凹みア
レーによって正面方向に向けられた出射光束には十分な
集光が為され、正面方向への照明効率をさらに高めるこ
とが可能となるのである。
【0067】また、この発明の導光体11を用いた面光
源装置において、導光体11の発光面上に配設する調光
シートは特に限定はされず、プリズムシート等の集光性
を有したシート36を用いることができる。中でも特に
好適なのは、図16に示される様な、熱可塑性樹脂21
の表面にアクリル樹脂等の透明ビーズ28がコーティン
グされた、正面輝度向上効果を有する光拡散シートを用
いることが好ましい。この際に、レンズ効果を有効利用
する為には、図1〜2に示される如く、2〜3枚のシー
トを重ねて用いた態様を用いることが好適である。
【0068】ここで、レンズ効果を有する光拡散シート
とは、いわゆるヘーズを有する曇りガラス様の調光シー
トでありながら、導光体11の発光面直上に配置した際
に、図17に見られる如く、透明ビーズ28等の効果に
よって集光効果を発揮することのできる光拡散シートを
意味し、代表的には2軸延伸ポリエチレンテレフタレー
ト等の基材フィルム上にアクリル樹脂ビーズ等を適切な
配合でコーティングし、レンズ効果を実現した光拡散フ
ィルムが挙げられる。この際に、集光性の目安として、
導光体11の発光面11bの法線方向にて測定した輝度
値に関し、該光拡散シートを置いた場合の輝度値が無か
った場合に比較して1.05倍以上、好ましくは1.1
倍以上、更に好ましくは1.15倍以上となる光拡散シ
ートが好ましいのである。
【0069】この様な態様では、プリズムシートを用い
て集光を果たした面光源装置と比較して、斜めから見た
ときに明暗が目まぐるしく入れ替わる現象(暗転現象)
が少ないため、ディスプレイ装置として自然な印象を与
えることができるという利点も挙げられる。
【0070】加えて、この発明においては光反射シート
として、図3〜4に示される如く、傾斜した光反射面1
6aを備える多数の基本ユニット16が微細なピッチで
基材の表面に形成されて構成された光反射シート15を
用いることもできる。これによって、光反射シート15
方向に出射した光束を選択的に正面方向に向けることが
できるようになるため、通常の光反射シートを用いる態
様に較べて、遙かに効率良く照明光を正面方向に向ける
ことができる様になるのである。
【0071】光反射シートの表面に設けられる傾斜した
光反射面16aからなるほぼ同一及び/又はほぼ相似形
の基本ユニット16として、代表的には図18〜19
(a)、(b)に示されるように基本ユニット16が断
面鋸歯状とされるか、或いは図20〜21(a)、
(b)に示されるように基本ユニット16が山形状とさ
れ、ピッチ3000μm以下、好ましくは800μm以
下、より好ましくは300μm以下で、光反射シートを
上方から見た際に尾根線(稜線)がほぼ平行に配列し
た、平行直線状で且つ平坦な傾斜反射面からなる基本ユ
ニット16の配列が用いられている態様が挙げられる。
【0072】この様な、ほぼ相似形の傾斜した光反射面
16aからなる基本ユニット16を多数配した光反射シ
ート15と、この発明による導光体11とを組み合わせ
ることによって、従来型の面光源装置でプリズムアレー
等の製造が困難で高価な部材を用いて実現していた集光
効果を、このような部材を用いずとも実現可能になるの
であり、高い光学特性を保ちながら、面光源装置を極め
て簡略化された構成にすることができるようになり、組
立て工程数の低減、歩留まりの向上、ゴミ混入確率の低
減、低コスト化等、実用的な面光源装置として極めて多
くの利点を賦与することができるようになるのである。
【0073】また、上記の様なほぼ相似形の傾斜した光
反射面16aからなる基本ユニット16を多数配した光
反射シート15が配される光学設計においては、導光体
11の発光面11bからの出射光束は既に高く集光され
ているため、この様な態様では前述のレンズ効果を有す
る光拡散フィルムを組み合わせる必要は必ずしもない。
加えて、導光体11を格納するフレーム材質に高い光反
射率を有する材質を用い、前記ほぼ相似形の傾斜した光
反射面16aからなる基本ユニット16の構造をフレー
ム部に形成して、前記ほぼ相似形の傾斜した光反射面1
6aからなる基本ユニット16を多数配した光反射シー
ト15を省略することができることはいうまでもない。
【0074】この発明において、液晶ディスプレイ装置
とは液晶分子の電気光学効果、即ち光学異方性(屈折率
異方性)、配向性等を利用し、任意の表示単位に電界印
加或いは通電して液晶の配向状態を変化させ、光線透過
率や反射率を変えることで駆動する、光シャッタの配列
体である液晶セルを用いて表示を行うものをいう。
【0075】具体的には、透過型単純マトリクス駆動ス
ーパーツイステッドネマチックモード、透過型アクティ
ブマトリクス駆動ツイステッドネマチックモード、透過
型アクティブマトリクス駆動インプレーンスイッチング
モード、透過型アクティブマトリクス駆動マルチドメイ
ンヴァーチカルアラインドモード等の液晶表示素子が挙
げられる。
【0076】この発明により、液晶ディスプレイ等の背
面照明手段として良く用いられるサイドライト型面光源
装置に関して、大型であっても画像の均整度を高く保ち
ながら、従来以上の高い光学特性を賦与することが可能
な導光体を提供することができる。また、画質に不自然
な印象を与える暗転現象を抑え、部材点数が少なく、組
立て性に優れた、低コストの面光源装置を提供すること
が可能となる。これらの特徴を備えた面光源装置は、近
時、低コストと高性能の両立が求められる液晶ディスプ
レイパネルの背面照明手段として極めて有用である。
【0077】
【実施例】以下、この発明を実施例により、さらに詳細
に説明するが、この発明は、その要旨を越えない限り、
以下の実施例に限定されるものではない。
【0078】(実施例1)導光体11として、309.
6×234.6mm、厚みが4.0mmなる平板状の光
散乱性材質からなるものを作成した。材質にはアクリル
樹脂(三菱レイヨン製、VH5)を使用し、光散乱性を
賦与するために添加する微粒子として、平均粒径4.3
μmなる球形のシリカパウダーを用いて2軸混練機にて
分散させ添加し光散乱性材質としている。
【0079】2つの長辺部に管径2.2mmの冷陰極管
(ハリソン東芝ライティング製)からなる線状光源12
を配設し、さらに該冷陰極管の周囲を、Ag蒸着層を光
反射面とするリフレクタ13(三井化学製シルバーリフ
レクタープレート)にて覆い、導光体11の側端部(光
入射面11a)に効率良く線状光源12からの出射光線
が入射するようにした。
【0080】導光体11の発光面11bと対向する面1
1cには、線状光源12から離れるにしたがって光源の
配された側端部に平行な方向への長さが徐々に長くな
る、平滑面からなる断面ドーム状の凹みドットを多数形
成した。凹みドットの幅Wは160μmでほぼ一定とさ
れ、長さは112μmから214μmの範囲で変化して
いる。また、高さHは40μmでほぼ一定とされ、比率
H/Wは0.25となっている。
【0081】また、凹みドットの配置は、凹みドットど
うしが相互に接触しない程度にランダムに分布した態様
とされ、凹みドットの規則的な配置によって生じる、外
観的に好ましくない光学的な干渉現象が生じないように
工夫されている。
【0082】ここで、平滑面からなる凹みドットの成型
に用いる金型は、厚さ5.8μmなるフォトレジストを
鏡面研磨した銅基板上にディップコーティング法によっ
てコーティングし、平行光源によるフォトリソグラフィ
ーによって凹みドットを形成すべき位置以外にフォトレ
ジストを残存させ、該フォトレジストによるパターニン
グを施した銅基板を用いて行った。凹みドット対応位置
のみが開口した銅基板にニッケルを電着させ、レジスト
の膜厚5.8μmを大きく越えて電着を進行させた結
果、レジスト上にニッケルの電着が進行し、平滑な傾斜
面からなる断面ドーム状の突起部が形成され、導光体1
1に凹みドットを形成するために好適な表面形状を有す
る金型が得られた。突起部の高さが40μmとなったと
ころで電着を停止し、フォトレジストを剥離して後に、
表面平滑性の向上と強度の確保のため、更に5μm程度
ニッケルをメッキして金型とした。
【0083】導光体11の成型には常法の射出成型法を
用い、上記の様にして得た金型をスタンパとして、平滑
面からなる断面ドーム状の凹みドットが、多数、表面に
転写された導光体11を成型した。
【0084】該導光体11の発光面11bの法線方向に
対する出射方向選択率を測定するため、図10に示され
る如く、光反射シート15が本来配される位置に光反射
率1%以下なる黒色の植毛紙20を配し、発光面11b
の中心で発光面11bに垂直な方向へ輝度計52(トプ
コム製BM−7)をセットしてLNの測定を行った。次
に導光体11を裏返してセットし、光取り出し機構が上
側に来るようにセットしてLAの測定を行った。これら
の値から算出した発光面11bの法線方向に対する出射
光量の選択比は81%となり、発光面11bの法線方向
に対して全反射モードによって高強度の照明光線が出射
する、この発明の導光体11として用いるに好適な平滑
性を備えた凹みドットが形成されていることが確認され
た。
【0085】光反射シート15として拡散反射性を有す
る白色の発泡性ポリエステルフィルム(東レ製、ルミラ
ーE60L)を配し、導光体11の発光面11b上には
透明ポリエステルフィルム上にアクリルビーズがコーテ
ィングされた、レンズ効果を有する光拡散シート36
(ツジデン製、D121Z)を配して面光源装置とし
た。
【0086】インバーター(ハリソン東芝ライティング
製)を介して冷陰極管光源12を高周波点灯し、管電流
を5mAとして、輝度測定装置52(トプコム製、BM
−7)を用いて面内25点の平均輝度、色度を測定し
た。結果を表1に示す。
【0087】発光面11bに見苦しい明部や暗部は認め
られず、輝度分布の均一性に優れた、高品質な面光源が
得られた。
【0088】(実施例2)実施例1記載の導光体11を
用い、光反射シート15として断面形状が図20に示さ
れる、尾根線が平行に配列した平行直線状傾斜面を基本
ユニット16とする、微細な傾斜した光反射面16aが
多数配列した光反射シートが用いられた。基本ユニット
16の配置ピッチは50μmとされ、光反射面16aに
はアルミニウムの蒸着層が用いられ、該アルミニウム蒸
着層表面には透明絶縁性物質であるシリカが蒸着されて
いる。
【0089】光反射シートに設けられる傾斜面の傾斜角
度は32度とされ、前記導光体に設けられた平滑面から
なる断面ドーム状の凹みドットより光反射シートの方向
に出射した光束を効率良く発光面11bの法線方向に出
射する構造とされた。この効果によって、実施例1に較
べて光反射シート15の方向に出射する光束がより有効
に生かせるようになり、さらに照明効率が高い光学系が
得られた。結果を表1に示す。
【0090】(実施例3)実施例1記載の導光体11を
用い、導光体11の発光面11bにピッチ50μm、頂
角140度なる三角プリズムアレーを、該三角プリズム
アレーの尾根線が導光体11の光源を配置した側端面に
対して垂直となるように配置した。該三角プリズムアレ
ーの賦形にはNi無電解メッキを施した鋼材(STAV
AX)に単結晶ダイヤモンドバイトによる精密フライス
加工を施して得た金型を用いている。その他の部材は実
施例1と同様にして面光源装置を構成した。結果を表1
に示す。また、該面光源装置をアクティブマトリクス駆
動インプレーンスイッチングモードの透過型液晶パネル
の背面に配し、液晶ディスプレイ装置を構成した結果、
正面輝度が高く、明るさの優れた面光源装置が得られて
いることが確認された。
【0091】(比較例1)実施例1記載の導光体11に
おいて、導光体11を構成する材質としてアクリル樹脂
のみを用い、シリカ微粒子を添加せずに光散乱性材質と
せず、さらに光取り出し機構として平滑面からなる断面
ドーム状の凹みドットを用いず、粗面からなるパターン
を用いたことの他は実施例1と同様に面光源装置を作成
した。
【0092】ここで、粗面からなるパターンの作成には
鏡面研磨したステンレス板の塩化第2鉄によるフォトエ
ッチングが用いられ、長方形状のパターンが光源から離
れるにしたがって光源が配された側端部と垂直な方向の
長さが徐々に長くなる様にして変化する態様とされてい
る。幅は160μmでほぼ一定とされ、長さは180μ
mから230μmの範囲で変化している
【0093】実施例1と同様の方法で光源を点灯評価し
た結果、実施例1と異なり、粗面による光散乱を主体と
して照明光が導光体外に出射しているため、光が色々な
方向に拡散してしまい、尚かつ、導光体内を直線的に透
過する、光線成分が有効利用されなかった為、正面方向
の輝度が低い面光源装置しか得ることができなかった。
結果を表1に示す。
【0094】
【表1】
【0095】
【発明の効果】この発明によれば、液晶ディスプレイ等
の背面照明手段として良く用いられるサイドライト型面
光源装置に関して、大型であっても画像の均整度を高く
保ちながら、従来以上の高い光学特性を賦与することが
可能な導光体を提供することができる。また、画質に不
自然な印象を与える暗転現象を抑え、部材点数が少な
く、組立て性に優れた、低コストの面光源装置を提供す
ることが可能となる。これらの特徴を備えた面光源装置
は、近時、低コストと高性能の両立が求められる液晶デ
ィスプレイパネルの背面照明手段として極めて有用であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はこの発明に係る導光体を用いた面光源
装置の一実施形態を示す概略構成図、(b)はその縦断
方向の側面図である。
【図2】(a)はこの発明に係る導光体を用いた面光源
装置の他の実施形態を示す概略構成図、(b)はその縦
断方向の側面図である。
【図3】(a)はこの発明に係る導光体を用いた面光源
装置の他の実施形態を示す概略構成図、(b)はその縦
断方向の側面図である。
【図4】この発明に係る導光体を用いた面光源装置の他
の実施形態を示す概略構成図である。
【図5】(a)(b)は、点光源を用いた面光源装置の
概略図である。
【図6】(a)(b)は凹みアレーの出射光のパターン
を示す拡大図である。
【図7】(a)〜(e)は凹みアレーの各例を示す概略
図である。
【図8】凹みアレーの出射光のパターンを示す拡大図で
ある。
【図9】(a)は平滑な傾斜面を有する光取り出し機構
を備える面光源装置の光束を示す概略図、(b)は傾斜
面が平滑でない光取り出し機構を備える面光源装置の光
束を示す概略図である。
【図10】(a)(b)は法線選択比の測定方法を示す
概略図である。
【図11】(a)は光散乱性を有しない導光体の光束を
示す概略図、(b)は光散乱性を有する導光体の光束を
示す概略図である。
【図12】従来の面光源装置を示す概略図である。
【図13】粗面による光取り出し機構を備える面光源装
置の光束を示す概略図である。
【図14】(a)は図13の拡大図、(b)はインキに
よる光取り出し機構を備える面光源装置の光束を示す拡
大図である。
【図15】(a)(b)は凹みアレーの配列パターンの
例を示す概略図である。
【図16】光拡散シートの一例を示す概略断面図であ
る。
【図17】図16の光拡散シートの光束を示す拡大図で
ある。
【図18】(a)はこの発明に係る面光源装置に使用す
る光反射シート表面の部分拡大平面図、(b)は(a)
の18b−18bの断面図である。
【図19】(a)はこの発明に係る面光源装置に使用す
る光反射シート表面の部分拡大平面図、(b)は(a)
の19b−19bの断面図である。
【図20】(a)はこの発明に係る面光源装置に使用す
る光反射シート表面の部分拡大平面図、(b)は(a)
の20b−20bの断面図である。
【図21】(a)はこの発明に係る面光源装置に使用す
る光反射シート表面の部分拡大平面図、(b)は(a)
の21b−21bの断面図である。
【符号の説明】
10 面光源装置 11 導光体 11a 側端面 11b 発光面 12 光源 12a 点光源 12b 光学ロッド 13 リフレクタ 14 法線 15 光反射シート 16 基本ユニット 16a 光反射面 17 凹みアレー 170 光取り出し機構 36 シート
フロントページの続き Fターム(参考) 2H038 AA55 BA06 2H091 FA14Z FA21Z FA23Z FA29Z FA31Z FA42Z FB02 FB12 FB13 LA18

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つの側端部を光入射面と
    し、且つ一表面を発光面とする導光体であって、体積的
    に光散乱性を有する光散乱材質からなり、前記光散乱性
    材質のASTM D1003に基づく1mm厚みでのヘ
    ーズは1%〜35%の範囲とされ、 前記導光体の前記発光面と対向する面には光取り出し機
    構が設けられ、前記光取り出し機構は光源を見込む傾斜
    角度が15度〜75度の平滑な傾斜面からなる凹みアレ
    ーを多数配置されてなることを特徴とする導光体。
  2. 【請求項2】 前記体積的に光散乱性を有する光散乱材
    質は透明熱可塑性樹脂に微粒子を添加して得られること
    を特徴とする請求項1に記載の導光体。
  3. 【請求項3】 前記導光体の前記発光面の法線方向に対
    する出射光量の選択比は65%〜100%の範囲である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の導光体。
  4. 【請求項4】 前記平滑な傾斜面からなる凹みアレーの
    断面がドーム状であることを特徴とする請求項3に記載
    の導光体。
  5. 【請求項5】 前記ドーム状の凹みアレーにおける前記
    光入射面に垂直な方向への断面は、前記ドームの幅をW
    とし、前記ドームの高さをHとした時に、比率H/Wが
    0.10〜0.87の範囲であることを特徴とする請求
    項4に記載の導光体。
  6. 【請求項6】 前記平滑な傾斜面からなる凹みアレーの
    配置ピッチは不規則に変化していることを特徴とする請
    求項4又は5に記載の導光体。
  7. 【請求項7】 前記導光体の発光面には、稜線を前記光
    源の配設された側端部にほぼ垂直な方向とする、ピッチ
    1μm〜500μmなる集光素子が設けられていること
    を特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の導光体。
  8. 【請求項8】 前記導光体に設けられる前記集光素子が
    ピッチ10μm〜150μm、頂角70度〜160度の
    範囲とする三角プリズムアレーであることを特徴とする
    請求項7に記載の導光体。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8に記載の導光体と、前記導
    光体の側端付近に配された光源と、前記発光面と相対す
    る面側に配された光反射シートからなる面光源装置であ
    って、前記発光面上にはレンズ効果を有する光拡散シー
    トが1〜3枚配されてなる面光源装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の前記面光源装置を用い
    た液晶ディスプレイ装置。
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