JP2003314284A - 産業車両のラジエータ清掃装置 - Google Patents

産業車両のラジエータ清掃装置

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JP2003314284A
JP2003314284A JP2002125785A JP2002125785A JP2003314284A JP 2003314284 A JP2003314284 A JP 2003314284A JP 2002125785 A JP2002125785 A JP 2002125785A JP 2002125785 A JP2002125785 A JP 2002125785A JP 2003314284 A JP2003314284 A JP 2003314284A
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air
cleaning device
tube
air tube
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Tadayoshi Aoki
忠義 青木
Kazuo Ishida
一雄 石田
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TCM Corp
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TCM Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ラジエータの清掃作業を簡単に行うことができ
る産業車両のラジエータ清掃装置を提供する。 【解決手段】オイルクーラ14とラジエータ15との間
隙に、そのラジエータ15の冷却フィンの汚れや目詰ま
りを除去する清掃手段を設ける。その清掃手段は、ラジ
エータ14に向かってエアを噴き出すエア噴出孔16a
〜16cを有するエアチューブ15で構成する。エア噴
出孔16aは中心線がラジエータ15の垂直面に対して
直交し、エア噴出孔16bは中心線がラジエータ15の
垂直面に対して上方向にほぼ30°程度傾斜し、エア噴
出孔16cは中心線がラジエータ15の垂直面に対して
下方向にほぼ30°程度傾斜している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、産業車両のラジエ
ータ清掃装置、とくにオイルクーラおよびラジエータと
を備える産業車両のラジエータ清掃装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、土砂や岩石等の掘削作業を行うホ
イールローダ(産業車両)として、車両のほぼ中央部に
運転室を備え、その運転室の前方にバケット等の作業機
が揺動自在に取着され、その後方にエンジンルームが配
置されたものは知られている。そのようなホイールロー
ダは、前記作業機を作動するために、油圧シリンダ等の
油圧装置が設けられている。そして、そのような作業機
には間欠的あるいは連続的に重負荷が作用するので、前
記油圧装置の中の作動油の温度は上昇する傾向となる。
そのため、そのような油圧装置を備えるホイールローダ
では、作動油を冷却するためにオイルクーラが使用され
ている。
【0003】そして、そのエンジンルーム内には、ホイ
ールローダの動力源であるエンジンが配置され、その出
力軸には、冷却用ファンが取り付けられている。この冷
却用ファンの後方には、シュラウドとオイルクーラおよ
びラジエータがこの順番で配置され、前記冷却ファンに
よりオイルクーラおよびラジエータが冷却されるように
なっている。
【0004】また、前記エンジンルームは、左右側面部
と天井面部が包囲され、前方部分が運転室に連設され、
後方部(ラジエータの後方部)にはラジエータグリルが
設けられている。そして、底面部には覆板(アンダーカ
バー)がなく、外気を直接、導入する構成としている。
【0005】従って、冷却用ファンの回転により、エン
ジンルームの底面部より外気を取り込み、その冷却ファ
ンによる冷却風は、シュラウドからオイルクーラとラジ
エータに導かれ、それらを冷却して熱風となった冷却風
は、ラジエータグリルより後方に排出される。
【0006】ところで、このようなホイールローダは、
通常、土砂や油脂、および各種の塵埃が飛来する土木作
業現場や廃棄物処理場で使用されるため、前記冷却風中
にはこれらのダストが混在する。そのため、これらのダ
ストによって、オイルクーラやラジエータの冷却フィン
が汚れたり、目詰まりが起こったりする。このように汚
れたり目詰まりが起こったりすると、冷却効果が低下す
るので、これらの汚れを除去したり目詰まりを解消した
りするために、エア洗浄などによる清掃作業を、定期的
あるいは必要に応じて適宜行わなければならない。
【0007】そこで、例えば特開2001−73770
号公報に記載されるように、オイルクーラの下側部分を
軸支して、ラジエータに対して、オイルクーラの上方を
傾動できるようにした清掃装置が提案されている。この
清掃装置は、オイルクーラを傾動させてオイルクーラと
ラジエータとの開口幅を広くし、その開口を通じてエア
ガンによるエアや高圧水をオイルクーラやラジエータに
吹き付けて、汚れや目詰まりを取り除くものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うな清掃装置では、ラジエータを清掃するたびに、重量
のあるオイルクーラを傾動しなければならず、装置全体
が大がかりになり、コストアップの原因ともなってい
る。また、オイルクーラを傾動しなければならないた
め、清掃作業も面倒な作業となっている。
【0009】この発明は、ラジエータの清掃作業を簡単
に行うことができる産業車両のラジエータ清掃装置を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、エン
ジンルームの内部に、冷却ファンを有するエンジンと、
その冷却ファンにより冷却されるオイルクーラおよびラ
ジエータとを備える産業車両のラジエータ清掃装置にお
いて、前記オイルクーラとラジエータとの間隙に、その
ラジエータの冷却フィンの汚れや目詰まりを除去する清
掃手段が設けられ、その清掃手段が、前記ラジエータに
向かってエアを噴き出すエア噴出孔を有するエアチュー
ブをラジエータの垂直面に平行な面内で屈曲して構成さ
れることを特徴とする。この場合、清掃手段(エアチュ
ーブ)が冷却ファンによる冷却風の流れる経路に存在す
ることになるが、予め所定の冷却性能を確保できるよう
に清掃手段(エアチューブ)が設けられることはもちろ
んである。また、前記清掃手段は、エアチューブのみで
構成される必要はなく、また、エアチューブのレイアウ
トも、ラジエータ全体に清掃のためのエアを一様に吹き
付けることができるものであれば、特に制限されない。
【0011】請求項1の発明によれば、エアチューブの
エア噴出孔を通じてラジエータに向かってエアを噴き出
すだけで、ラジエータの冷却フィンの汚れや目詰まりを
エアで清掃される。つまり、オイルクーラやラジエータ
を通常位置から移動させたりすることなく、エアチュー
ブのエア噴出孔を通じて、清掃のためのエアを噴出させ
るだけで、従来エアガンによるエアによる清掃と同様
に、ラジエータの清掃が行われる。よって、オイルクー
ラを傾動させ、ラジエータとの開口幅を広くして、清掃
を行う従来の場合(特開2001−73770号公報参
照)に比べて、清掃作業が非常に簡単になり、清掃作業
を容易かつ効率よく行える。
【0012】請求項2に記載のように、前記エア噴出孔
には、前記ラジエータの垂直面に対して、中心線が直
交するものと、中心線が上方向に傾斜しているもの
と、中心線が下方向に傾斜しているものとで構成され
ることが望ましい。
【0013】請求項2の発明によれば、エアチューブの
エア噴出孔よりエアを、ラジエータの垂直面に対して、
直交する方向や、上下方向の3方向に噴き出すことがで
きるようになる。よって、エアチューブに設けるエア噴
出孔の位置や中心線の向きを調整することで、簡単にラ
ジエータ全体にわたってエアを一様に噴き付けることが
可能となり、ラジエータのいずれの部位も一様に清掃を
行うことができる。
【0014】請求項3に記載のように、前記エアチュー
ブは、前記ラジエータの垂直面に平行な面内で多重に屈
曲している構成とすることが望ましい。ここで、「多重
に屈曲している」とは、エアチューブにて形成されるエ
ア通路が蛇行していることを意味し、上下方向において
蛇行していても、左右方向において蛇行していてもよ
く、その蛇行(多重屈曲)の向きやエアチューブが通過
する位置(経路)については問わない。
【0015】請求項3の発明によれば、エアチューブ
が、前記ラジエータの垂直面に平行な面内で多重に屈曲
しているので、エアチューブのエア噴出孔を通じてラジ
エータ全体にわたってエアを一様に噴き付けるレイアウ
トを簡単に実現することが可能となる。
【0016】請求項4に記載のように、前記エアチュー
ブは、エア導入端部に風量調整用コックが設けられ、そ
の風量調整用コックにワンタッチカプラを介して、エア
を供給するエアホースが連結される構成とすることがで
きる。
【0017】請求項4の発明によれば、エアチューブの
エア噴出孔から噴き出すエアの風量を風量調整用コック
によって簡単に調整できるだけでなく、エアチューブに
ワンタッチカプラを介してエアホースを連結するだけ
で、清掃のためのエアの供給が可能となるので、ラジエ
ータの清掃作業および準備作業が簡単になり、作業者の
負担が大幅に軽減される。
【0018】請求項5に記載のように、前記エアチュー
ブは、前記ラジエータのフレームに着脱可能に設けられ
る構成としてもよい。
【0019】請求項5の発明によれば、ラジエータの清
掃時以外には取り外しておけるので、通常運転時におい
ては、オイルクーラとラジエータとの間にはエアチュー
ブ(清掃手段)はなく、エアチューブが冷却ファンによ
る冷却風の流れを妨げる抵抗となることがない。よっ
て、あらかじめ所定の冷却性能を確保できるように清掃
手段(エアチューブ)を設ける必要がなくなり、設計の
自由度が高まる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に沿って説明する。
【0021】図1は本発明に係る産業車両の一例である
ホイールローダを示す側面図、図2は本発明に係るホイ
ールローダのラジエータ清掃装置の全体構成の側面を示
す説明図である。
【0022】図1および図2に示すように、ホイールロ
ーダ1は、車体2の前方に作業用バケット3を備えるも
のである。この作業用バケット3は、前記車体2に対
し、一対のブーム4によりブームシリンダ5を介して昇
降可能に支持されている。前記作業用バケット3は、ブ
ーム4の先端部においてリンク機構6を介して上下方向
において旋回可能に支持され、バケットシリンダ5Aを
介して旋回される。
【0023】前記車体2の前部には運転室7が設けら
れ、後部にエンジンルーム8が配置されている。このエ
ンジンルーム8の内部には、冷却ファン11を有するエ
ンジン12が配設され、その冷却ファン11からの冷却
風が、前方シュラウド13Aに導かれて、オイルクーラ
14およびラジエータ15を冷却し、後方シュラウド1
3Bを経て排出されるように構成されている。すなわ
ち、エンジンルーム8の前側から、エンジン12、冷却
ファン11、前方シュラウド13A、オイルクーラ1
4、ラジエータ15および後方シュラウド13Bが順に
配置されている。なお、ラジエータ15は、上部に注水
口15aおよび上部水タンク15bを備え、下部に下部
水タンク15cを備える。本例では、ラジエータコアは
幅955mm、高さ1200mmであり、オイルクーラ
コアは幅800mm、高さ720mmである。
【0024】前記オイルクーラ14とラジエータ15と
の間に形成される間隙(例えば15mm程度)には、そ
のラジエータ15の冷却フィン(図示せず)の汚れや目
詰まりを除去する清掃手段として、ラジエータ15の垂
直面に平行な面内において多重に屈曲(蛇行)している
エアチューブ16が設けられている。すなわち、図3に
示すように、エアチューブ16は、上下方向に一定間隔
を存して配設されるラジエータ幅方向の第1〜第4の直
線チューブ部16A,16B,16C,16Dと、この
直線チューブ部16A,16B,16C,16Dの端部
を連結して各直線チューブ部を相互に連通する湾曲チュ
ーブ部16E,16F,16Gとにより構成される。こ
こで、エアチューブ16としては、銅管などの錆びにく
い材質で、外径は6mm〜10mmぐらいで、肉厚2m
m程度のものが用いられ、前記オイルクーラ14とラジ
エータ15との間隙に応じて適宜選択される。なお、前
記エアチューブ16の直線チューブ部および湾曲チュー
ブ部の数、エア噴出孔の数、エア噴出孔の中心線の向き
はラジエータ15の大きさなどに応じて適宜決定され
る。
【0025】前記エアチューブ16(第1〜第4の直線
チューブ部16A,16B,16C,16D)は、複数
のエア噴出孔16a,16b,16cを有し、そのエア
噴出孔16a〜16cから前記ラジエータ15に向かっ
てエアを特定の方向に噴き出すことで、ラジエータ15
の冷却フィンの汚れや目詰まりを除去する清掃を簡単に
行えるように構成されている。
【0026】前記エアチューブ16は、一端部(上端
部)がエア導入端部とされ、そのエア導入端部に風量調
整用コック17が設けられている。エアチューブ16の
他端部(下端部)には、エアが漏れないようにめくら栓
18が着脱可能に嵌合されている。なお、エアチューブ
6の他端部は、めくら栓18を設ける代わりに、押し潰
して閉鎖された状態として、エアが漏れないようにして
もよい。
【0027】前記風量調整用コック17には、ワンタッ
チカプラ20を介して、エアを供給するエアホース21
が着脱可能に連結される構成とされている。
【0028】前記エアチューブ16の両端部は、それぞ
れ、30〜50mm程度側方に突出しており、その突出
部分がラジエータ15のフレーム15Aに、図4に示す
ように、バンド状の取付具19A(19B)を介してビ
ス20にて取付固定されている。これにより、エアチュ
ーブ16が、オイルクーラ14とラジエータ15との間
に形成される間隙の特定位置に取付固定される。
【0029】前記エアチューブ16のエア噴出孔として
は、図5(a)に示すように、その中心線が前記ラジエ
ータ15の垂直面に対して直交するエア噴出孔16a、
図5(b)に示すように、その中心線が前記ラジエータ
15の垂直面に対して上方向にほぼ30°程度傾斜して
いるエア噴出孔16b、あるいは図5(c)に示すよう
に、その中心線が前記ラジエータ15の垂直面に対して
下方向にほぼ30°程度傾斜しているエア噴出孔16c
とが混在して設けられている。
【0030】上記装置によれば、オイルクーラ14とラ
ジエータ15との間に形成される間隙にエアチューブ1
6を取付固定しているので、エアチューブ16のエア噴
出孔16a〜16cを通じてラジエータ15(ラジエー
タコア)に向かってエアを噴き出すことができ、ラジエ
ータ15の冷却フィンの汚れや目詰まりをエアで簡単に
清掃することができる。つまり、オイルクーラ14やラ
ジエータ15を移動させたりすることなく、エアホース
21をワンタッチカプラ20を介してエアチューブ16
に着脱可能に接続するだけで、エアチューブ16のエア
噴出孔16a〜16cを通じてエアを噴出させることが
できるようになり、ラジエータ15の清掃を簡単かつ容
易に行うことができる。また、ラジエータ15の清掃の
準備作業も簡単になり、作業者の負担を大幅に軽減する
ことができる。
【0031】とくに、エアチューブ16のエア噴出孔と
して、前記ラジエータ15の垂直面に対して、中心線が
直交するエア噴出孔16a、中心線が上方向に傾斜して
いるエア噴出孔16b、中心線が下方向に傾斜している
エア噴出孔16cを適宜混在させているので、エアチュ
ーブ16のエア噴出孔16a〜16cよりのエアを、ラ
ジエータ15の垂直面に対して、直交する方向や、上下
方向の3方向に噴き出させることができるようになり、
簡単にラジエータ15全体にわたってエアを一様に噴き
付けることができる。よって、ラジエータ15のいずれ
の部位も一様に清掃を行うことができる。
【0032】また、前記エアチューブ16のエア導入端
部に風量調整用コック17を設けているので、エアチュ
ーブ16のエア噴出孔16a〜16cから噴き出すエア
の風量を風量調整用コック17によって簡単に調整する
ことができる。その風量調整用コック17にワンタッチ
カプラ20を介して、エアを供給するエアホース21を
連結するだけで、エア供給が可能となるので、ラジエー
タ15の清掃作業およびその準備が簡単になり、作業者
の負担を軽減することができる。
【0033】前記実施の形態においては、前記エアチュ
ーブ16はラジエータ15のフレーム15aに取付固定
される構成としているが、オイルクーラ14側に取付固
定するようにしてもよい。また、エアチューブをラジエ
ータなどに予め取付固定している方が便利であるが、必
ずしも取付固定する必要はなく、前記ラジエータあるい
はオイルクーラに着脱可能に設ける構成とすることも可
能である。このようにすれば、ラジエータ15の清掃時
以外には取り外しておけるので、エアチューブ16が冷
却ファン11による冷却風の流れを妨げる抵抗となるこ
とがなく、予め所定の冷却性能を確保できるようにレイ
アウトを考慮する必要もない。
【0034】また、前記実施の形態においては、ラジエ
ータ15に向かってエアが噴出されるようにしている
が、オイルクーラ14側にもエアが噴出されるようにし
て、オイルクーラの清掃に用いてもよいのはもちろんで
ある。また、インタークーラの清掃に用いることもでき
る。
【0035】
【発明の効果】この発明は、以上に説明したように実施
され、以下に述べるような効果を奏する。
【0036】請求項1の発明は、オイルクーラとラジエ
ータとの間隙に、そのラジエータの冷却フィンの汚れや
目詰まりを除去するエアチューブ(清掃手段)を設け、
そのエアチューブのエア噴出孔を通じてラジエータに向
かってエアを噴き出すことによりラジエータの目詰まり
をエアで清掃するようにしているので、ラジエータを傾
動させる従来の場合(特開2001−73770号公報
参照)に比べて、清掃作業が簡単になる。
【0037】請求項2に記載のように、エアチューブの
エア噴出孔よりエアを、ラジエータの垂直面に対して直
交する方向や、上下いずれかの方向に傾斜している方向
に噴き出すようにすれば、ラジエータ全体にわたってエ
アを噴き付け、ラジエータ全体を一様に清掃することが
できる。
【0038】請求項3に記載のように、エアチューブ
を、前記ラジエータの垂直面に平行な面内で多重に屈曲
させれば、エアチューブのエア噴出孔を通じてラジエー
タ全体にわたってエアを一様に噴き付けるレイアウトを
簡単に実現することができる。
【0039】請求項4に記載のように、エアチューブの
エア導入端部に風量調整用コックを設け、その風量調整
用コックにワンタッチカプラを介して、エアを供給する
エアホースを連結する構成とすれば、エアチューブのエ
ア噴出孔より噴き出すエアの風量を調整できるだけでな
く、ワンタッチカプラを介してエアホースを連結するだ
けで、エア供給が可能となるので、ラジエータの清掃作
業の準備が簡単になり、作業者の負担を軽減することが
できる。
【0040】請求項5に記載のように、前記エアチュー
ブを、前記ラジエータのフレームに着脱可能に設けれ
ば、ラジエータの清掃時以外には取り外しておけるの
で、通常運転時において、エアチューブが冷却風の流れ
を妨げる抵抗となることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る産業車両の一例であるホイールロ
ーダを示す側面図である。
【図2】本発明に係るホイールローダのラジエータ清掃
装置の全体構成の側面を示す説明図である。
【図3】図2のA−A線における矢視図である。
【図4】図3のB−B線における断面図である。
【図5】(a)(b)(c)はそれぞれエアチューブの
エア噴出孔の向きの説明図である。
【符号の説明】
1 ホイールローダ(産業車両) 8 エンジンルーム 11 冷却ファン 12 エンジン 14 オイルクーラ 15 ラジエータ 16 エアチューブ 16a〜16c エア噴出孔 17 風量調整用コック 20 ワンタッチカプラ 21 エアホース

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンルームの内部に、冷却ファンを
    有するエンジンと、その冷却ファンにより冷却されるオ
    イルクーラおよびラジエータとを備える産業車両のラジ
    エータ清掃装置において、 前記オイルクーラとラジエータとの間隙に、そのラジエ
    ータの冷却フィンの汚れや目詰まりを除去する清掃手段
    が設けられ、 その清掃手段が、前記ラジエータに向かってエアを噴き
    出す複数のエア噴出孔を有するエアチューブにて構成さ
    れることを特徴とする産業車両のラジエータ清掃装置。
  2. 【請求項2】 前記エア噴出孔は、前記ラジエータの垂
    直面に対して、中心線が直交するものと、中心線が上方
    向に傾斜しているものと、中心線が下方向に傾斜してい
    るものとで構成されている請求項1記載の産業車両のラ
    ジエータ清掃装置。
  3. 【請求項3】 前記エアチューブは、前記ラジエータの
    垂直面に平行な面内で多重に屈曲している請求項1また
    は2記載の産業車両のラジエータ清掃装置。
  4. 【請求項4】 前記エアチューブは、エア導入端部に風
    量調整用コックが設けられ、 その風量調整用コックにワンタッチカプラを介して、前
    記エアチューブにエアを供給するエアホースが連結され
    る請求項1または2記載の産業車両のラジエータ清掃装
    置。
  5. 【請求項5】 前記エアチューブは、前記ラジエータの
    フレームに着脱可能に設けられる請求項1〜3のいずれ
    かに記載の産業車両のラジエータ清掃装置。
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