JP2003314088A - 伸縮式テント装置 - Google Patents

伸縮式テント装置

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JP2003314088A
JP2003314088A JP2002117610A JP2002117610A JP2003314088A JP 2003314088 A JP2003314088 A JP 2003314088A JP 2002117610 A JP2002117610 A JP 2002117610A JP 2002117610 A JP2002117610 A JP 2002117610A JP 2003314088 A JP2003314088 A JP 2003314088A
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JP
Japan
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tent device
rails
frames
telescopic
telescopic tent
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JP2002117610A
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English (en)
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Katsuyuki Ogasawara
克行 小笠原
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TAIJUNSHA KK
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TAIJUNSHA KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より優れた伸縮式テント装置を提供するこ
と。 【解決手段】 上下に間隔をおいて互いに平行に配置さ
れた複数のレール20と、上下一対のローラ31をそれ
ぞれ具備した複数のフレーム30と、複数のフレームに
装着されたカバー40とを備え、複数のフレームにおけ
る上下一対のローラを、複数のレールにそれぞれ装着し
てなる伸縮式テント装置であり、複数のレールはそれぞ
れ、前記ローラを保持するチャンネル形状を呈し、前記
複数のレールの開口部20aは、互いに向きが異なる構
成の伸縮式テント装置である。また、当該伸縮式テント
装置は、フレーム及びカバーの一方の部位と他方の部位
とを連動可能に連結する連結手段60を備えたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伸縮可能に構成さ
れたテント装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】蛇腹状の伸縮式テントは、必要に応じて
簡単に広げたり畳んだりすることができるという利点が
あり、倉庫や車庫、屋外の雨よけ、トラックの荷台の幌
等として利用されている。
【0003】この種のテントとしては、例えば特開20
01−90391、実開平1−168321、特開昭5
3−121322等にも開示されているように、レール
に対して複数のフレームを移動可能に設け、複数のフレ
ームにカバーを装着してなるものが知られている。具体
的には、複数のフレームにはローラがそれぞれ具備さ
れ、各ローラはレールに装着されている。テントの伸縮
は、フレームの間隔を変えることによって行われる。
【0004】また特に、このような伸縮式テントについ
ては、各フレームを支える構造が極めて重要な問題とな
る。
【0005】例えば、特開2001−90391に記載
されたのものは、ステー脚部材なるものをフレームたる
架構にそれぞれ設け、各架構を支える構成となってい
る。また、実開平1−168321に記載されたもの
は、フレームたる縦支杆の端部に複数のローラを並べて
取付けたものである。更に、特開昭53−121322
に記載されたものは、フレームたるほろ支骨の却部下端
に嵌合主輪を設けるとともに、それより少し上方に前後
2つの補助輪を設け、嵌合主輪を嵌合レールに嵌合する
とともに、補助輪を上段レールに載置走行するように装
着したものである。その他、隣り合うフレーム同士をX
字状のリンク部材にて互いに連結したものもある。こう
した構成により、各フレームはそれぞれ所定の体勢に支
えられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した伸
縮式テントは、構造が簡素であること、強度的信頼性が
高いこと、容易に伸縮されること等が重要とされ、各フ
レームを所定の体勢に支える構造についても、これらの
諸点を考慮し、一層の合理化が望まれている。
【0007】また近年、この種のテントの使用形態はま
すます多様化されており、本願発明者はその一例とし
て、これを屋外エスカレータの屋根として利用すること
を提案するに至った。この場合は、特に強風に煽られた
ときの耐久性を十分に確保する必要がある。また、伸縮
式テントは、エスカレータに沿って傾斜した状態に設置
される。ここで問題となる点は、伸縮式テントを伸縮す
る際には、これを重力方向に逆らって持ち上げる必要が
生じることである。つまり、伸縮式テントを傾斜した状
態に設置するには、こうした不都合を回避するための構
成も重要となる。
【0008】本願発明は、かかる諸事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、より優れた伸縮式テント装
置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願第1請求項に記載し
た発明は、上下に間隔をおいて互いに平行に配置された
複数のレールと、上下一対のローラをそれぞれ具備した
複数のフレームと、前記複数のフレームに装着されたカ
バーとを備え、前記複数のフレームにおける前記上下一
対のローラを、前記複数のレールにそれぞれ装着してな
る伸縮式テント装置であり、前記複数のレールはそれぞ
れ、前記ローラを保持するチャンネル形状を呈し、前記
複数のレールの開口部は、互いに向きが異なる構成の伸
縮式テント装置である。このような構成によると、優れ
た伸縮式テント装置が得られる。
【0010】すなわち、本発明の伸縮式テント装置は、
複数のフレームにおける上下一対のローラを複数のレー
ルにそれぞれ装着することにより、各フレームをそれぞ
れ合理的に支えつつ、それらを円滑に移動できるように
構成したものである。そして、複数のレールがローラを
保持するとともに、各レールの開口部の向きが互いに異
なることによれば、レールからのローラの外脱が防止さ
れ、強度的信頼性が向上される。ついては、強風に煽ら
れたときの耐久性も十分に確保される。
【0011】本願第2請求項に記載した発明は、請求項
1において、前記複数のレールの開口部について、それ
らの一方は上向きであるとともに、他方は下向きである
構成の伸縮式テント装置である。このような構成による
と、レールからのローラの外脱がより確実に防止され、
強度的信頼性が一層向上される。
【0012】本願第3請求項に記載した発明は、レール
と、ローラをそれぞれ具備した複数のフレームと、前記
複数のフレームに装着されたカバーとを備え、前記複数
のフレームにおける前記ローラを、前記レールにそれぞ
れ装着してなる伸縮式テント装置であり、当該伸縮式テ
ント装置は、前記フレーム及び前記カバーの一方の部位
と他方の部位とを連動可能に連結する連結手段を備えた
構成の伸縮式テント装置である。このような構成による
と、優れた伸縮式テント装置が得られる。
【0013】すなわち、本発明の伸縮式テント装置は、
かかる連結手段により、一方の部位を動かすと他方の部
位がこれに連動するものであり、容易に伸縮されるとい
う利点がある。
【0014】本願第4請求項に記載した発明は、請求項
3において、当該伸縮式テント装置は、前記レールが傾
斜したものであり、前記フレーム及び前記カバーの一方
の部位が上昇すると、他方の部位が下降する構成の伸縮
式テント装置である。このような構成によると、当該伸
縮式テント装置の伸縮は一層容易化される。
【0015】すなわち、伸縮式テント装置を傾斜した状
態に設置する場合、その伸縮については、他方の部位が
下降する力を利用して一方の部位を上昇させることによ
り、それらの部位を動かす力を省力化することが可能で
ある。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の具体例を図面に
基いて詳細に説明する。
【0017】図1乃至図4に示す本例の伸縮式テント装
置1は、屋外のエスカレータEに沿って配置され、その
屋根として利用されるものである。かかる伸縮式テント
装置1は、両側の側部にそれぞれ、上下に所定の間隔を
おいて互いに平行に2本のレール20(合計4本)を配
置するとともに、これらのレール20に金属パイプをア
ーチ状に成形してなる複数のフレーム30を移動可能に
支持し、更に複数のフレーム30にシート状のカバー4
0を装着してなるものである。この伸縮式テント装置1
の伸縮は、各フレーム30の間隔を変えることによって
行われる。
【0018】各フレーム30の両下端部には、それぞれ
上下一対のローラ31を具備しており、各フレーム30
は、複数のレール20に対し、上下一対のローラ31を
それぞれ装着して支持される。
【0019】尚、各フレーム30の要所には、断面L字
状の突片30aがそれぞれ溶接されている。そして本例
のローラ31は、雄ねじが形成されたロッド31aを有
するユニット部品であり、突片30aにロッド31a挿
通するとともに、ロッド31aにナットを螺合してフレ
ーム30に装着される。
【0020】本例のレール20はそれぞれ、ローラ31
を保持するチャンネル形状を呈し、その断面は、一部を
開放した矩形を呈する。具体的には、チャンネル形状の
金属製の構成部材をはしご型の支持体21にねじ止め及
び溶接し、これを設置現場に固設して設けられている。
【0021】また本例では、上下に間隔を置いて配置さ
れた2本のレール20について、それらの開口部20a
は、互いに向きが異なる構成となっている。つまり、下
側のレール20の開口部20aは上向きであるととも
に、上側のレール20の開口部20aは下向きとなって
いる。レール20の開口部20aには、ローラ31のロ
ッド31aが貫通されている。このような構成による
と、一方のローラ31をレール20から引き抜こうとす
る力は、他方のローラ31によって確実に支えられる。
故に、レール20からローラ31が外脱する心配はな
い。
【0022】更に、本例の伸縮式テント装置1は、その
長手方向の両端に水平移動部1a、中央に傾斜移動部1
bを構築してなるものである(図1乃至図2参照)。水
平移動部1a及び傾斜移動部1bの間には、伸縮不能の
固設部1cがそれぞれ構築されている。また、図中の5
0は、一連のフレーム30及びカバー40の先端側にお
いて複数のフレーム30を桟で固定してなる移動端部で
あり、伸縮式テント装置1の伸縮は、移動端部50を固
設部1cに対して離反及び接近することによって行われ
る。
【0023】水平移動部1aにおいては、各レール20
は水平であり、フレーム30及びカバー40は水平方向
に移動する。
【0024】一方、傾斜移動部1bにおいては、各レー
ル20は所定の角度に傾斜しており、フレーム30及び
カバー40は上昇移動及び下降移動する。また、フレー
ム30及びカバー40は、上方部位と下方部位とに二分
されており、これらの両部位は、連結手段60にて連結
され、互いに連動する構成となっている。
【0025】本例の連結手段60は、固設部1cにそれ
ぞれ設けられた定滑車61と、定滑車61に掛け回され
たワイヤ62とを備え、上方部位及び下方部位の各移動
端部50には、ワイヤ62の要所がそれぞれ固定されて
いる。つまり、連結手段60によると、上方部位が上昇
すると下方部位が下降し、下方部位が上昇すると上方部
位が下降する。従って、それらの部位を動かす力は確実
に省力化することができる。
【0026】尚、伸縮式テント装置1の伸縮を終えた後
は、移動端部50は、不用意に移動することがないよう
に、ねじ止めやピン止め等にて所定の位置に固定する。
【0027】このように本例は、構造の簡素化、強度的
信頼性の向上、及び伸縮の容易性等を考慮しつつ各構成
を概括することにより、極めて顕著な効果を達成した伸
縮式テント装置であり、屋外エレベータの屋根として好
適に利用することができる。勿論、本例の構成は、その
他各種のテントに応用することも可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本願発明の構成に
よると、優れた伸縮式テント装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の具体例に係り、伸展された伸縮式テ
ント装置を示す説明図である。
【図2】 本発明の具体例に係り、収斂された伸縮式テ
ント装置を示す説明図である。
【図3】 本発明の具体例に係り、伸縮式テント装置の
横断面を示す説明図である。
【図4】 本発明の具体例に係り、伸縮式テント装置の
横断面要部を示す説明図である。
【符号の説明】
1 伸縮式テント装置 1a 水平移動部 1b 傾斜移動部 1c 固設部 20 レール 20a 開口部 21 支持体 30 フレーム 30a 突片 31 ローラ 31a ロッド 40 カバー 50 移動端部 60 連結手段 61 定滑車 62 ワイヤ E エスカレータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下に間隔をおいて互いに平行に配置さ
    れた複数のレールと、上下一対のローラをそれぞれ具備
    した複数のフレームと、前記複数のフレームに装着され
    たカバーとを備え、前記複数のフレームにおける前記上
    下一対のローラを、前記複数のレールにそれぞれ装着し
    てなる伸縮式テント装置であり、前記複数のレールはそ
    れぞれ、前記ローラを保持するチャンネル形状を呈し、
    前記複数のレールの開口部は、互いに向きが異なること
    を特徴とする伸縮式テント装置。
  2. 【請求項2】 前記複数のレールの開口部について、そ
    れらの一方は上向きであるとともに、他方は下向きであ
    ることを特徴とする請求項1記載の伸縮式テント装置。
  3. 【請求項3】 レールと、ローラをそれぞれ具備した複
    数のフレームと、前記複数のフレームに装着されたカバ
    ーとを備え、前記複数のフレームにおける前記ローラ
    を、前記レールにそれぞれ装着してなる伸縮式テント装
    置であり、当該伸縮式テント装置は、前記フレーム及び
    前記カバーの一方の部位と他方の部位とを連動可能に連
    結する連結手段を備えたことを特徴とする伸縮式テント
    装置。
  4. 【請求項4】 当該伸縮式テント装置は、前記レールが
    傾斜したものであり、前記フレーム及び前記カバーの一
    方の部位が上昇すると、他方の部位が下降することを特
    徴とする請求項3記載の伸縮式テント装置。
JP2002117610A 2002-04-19 2002-04-19 伸縮式テント装置 Pending JP2003314088A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015151701A (ja) * 2014-02-12 2015-08-24 鹿島建設株式会社 移動式テント
JP2018188300A (ja) * 2017-05-12 2018-11-29 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 エスカレーターの保守作業安全柵

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JP2015151701A (ja) * 2014-02-12 2015-08-24 鹿島建設株式会社 移動式テント
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