JP3167517B2 - 組立防塵ハウス - Google Patents
組立防塵ハウスInfo
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばガス絶縁開閉
装置の組立・分解に用いる組立防塵ハウスに関するもの
である。
装置の組立・分解に用いる組立防塵ハウスに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、発電所で発電された電力は、変電
所に送電され変圧されて、工場等に供給されている。こ
こで、変電所建設に当たっては、土地の有効活用並びに
周囲環境への調和等の社会情勢への対応とともに、電力
機器自体の信頼性の向上、保守点検の省力化並びに安全
性、耐環境性の高い変電所を建設しようとする動きが活
発になっている。そこで、従来、大気絶縁方式に代わっ
て、優れた絶縁特性をもつSF6(六ふっ化硫黄)ガス
を使用したガス絶縁開閉装置(GIS)やガス遮断器の
応用機器である複合開閉器(GCS)等が用いられるよ
うになってきた。そして、ガス絶縁開閉装置や複合開閉
器は、遮断器、断路器等の機器を接地された金属容器内
に収納し、その空間にSF6ガスを封入し密閉化したガ
ス絶縁電気機器で構成されたもので、その組立・分解に
当たっては、ゴミや水分の存在がその絶縁性能を低下さ
せることから、組立防塵ハウスを付設して組立・分解作
業を実施している。
所に送電され変圧されて、工場等に供給されている。こ
こで、変電所建設に当たっては、土地の有効活用並びに
周囲環境への調和等の社会情勢への対応とともに、電力
機器自体の信頼性の向上、保守点検の省力化並びに安全
性、耐環境性の高い変電所を建設しようとする動きが活
発になっている。そこで、従来、大気絶縁方式に代わっ
て、優れた絶縁特性をもつSF6(六ふっ化硫黄)ガス
を使用したガス絶縁開閉装置(GIS)やガス遮断器の
応用機器である複合開閉器(GCS)等が用いられるよ
うになってきた。そして、ガス絶縁開閉装置や複合開閉
器は、遮断器、断路器等の機器を接地された金属容器内
に収納し、その空間にSF6ガスを封入し密閉化したガ
ス絶縁電気機器で構成されたもので、その組立・分解に
当たっては、ゴミや水分の存在がその絶縁性能を低下さ
せることから、組立防塵ハウスを付設して組立・分解作
業を実施している。
【0003】図16の(a)、(b)はそれぞれ従来の
ガス絶縁開閉装置の組立方法の一例を示す模式図、図1
7は従来の組立防塵ハウスの組立方法の一例を示す斜視
図であり、図17の(a)は組立防塵ハウスの骨組み状
態を示し、図17の(b)は組立防塵ハウスの完成状態
を示している。図において、1は遮断器、断路器等の機
器が接地された金属容器内に収納され、その空間にSF
6ガスが封入され密閉化されるガス絶縁電気機器、2は
母線が絶縁支持されて収納され、その空間にSF6ガス
が封入され密閉化されるタンク、3はクレーンである。
4はハウス本体部5とこのハウス本体部5に分離可能に
取り付けられた屋根部6とから構成された組立防塵ハウ
スである。7はハウス本体部5の骨組みを構成する本体
部フレーム、8はハウス本体部5の四側面を覆うように
取り付けられた側面幕、9は屋根部6の骨組みを構成す
る屋根部フレーム、10は屋根部3の骨組みを覆うよう
に取り付けられた屋根幕、11は側面幕8に設けられた
機器貫通孔、12は機器貫通孔11を綴じるマジックテ
ープ、13はロープ、14は側面幕8に設けられた出入
口である。15は本体部フレーム4の底部に取り付けら
れたキャスタ、16は組立防塵ハウス4に取り付けられ
る空調機である。
ガス絶縁開閉装置の組立方法の一例を示す模式図、図1
7は従来の組立防塵ハウスの組立方法の一例を示す斜視
図であり、図17の(a)は組立防塵ハウスの骨組み状
態を示し、図17の(b)は組立防塵ハウスの完成状態
を示している。図において、1は遮断器、断路器等の機
器が接地された金属容器内に収納され、その空間にSF
6ガスが封入され密閉化されるガス絶縁電気機器、2は
母線が絶縁支持されて収納され、その空間にSF6ガス
が封入され密閉化されるタンク、3はクレーンである。
4はハウス本体部5とこのハウス本体部5に分離可能に
取り付けられた屋根部6とから構成された組立防塵ハウ
スである。7はハウス本体部5の骨組みを構成する本体
部フレーム、8はハウス本体部5の四側面を覆うように
取り付けられた側面幕、9は屋根部6の骨組みを構成す
る屋根部フレーム、10は屋根部3の骨組みを覆うよう
に取り付けられた屋根幕、11は側面幕8に設けられた
機器貫通孔、12は機器貫通孔11を綴じるマジックテ
ープ、13はロープ、14は側面幕8に設けられた出入
口である。15は本体部フレーム4の底部に取り付けら
れたキャスタ、16は組立防塵ハウス4に取り付けられ
る空調機である。
【0004】つぎに、上記従来のガス絶縁開閉装置の組
立方法について説明する。ガス絶縁電気機器1およびタ
ンク2は工場にて組み立てられ、その内部を清浄な状態
として現地に搬送されてくる。そして、まずガス絶縁電
気機器1が所望の位置に敷設される。
立方法について説明する。ガス絶縁電気機器1およびタ
ンク2は工場にて組み立てられ、その内部を清浄な状態
として現地に搬送されてくる。そして、まずガス絶縁電
気機器1が所望の位置に敷設される。
【0005】そこで、本体部フレーム7を用いてハウス
本体部5の骨組みを組み立て、その四側面を覆うように
側面幕8を取り付けてハウス本体部5を組み立てる。つ
いで、屋根部フレーム9を用いて屋根部6の骨組みを組
み立て、屋根幕10を取り付けて屋根部6を組み立て
る。そして、屋根部6をクレーン3で吊り上げ、ハウス
本体部5上に屋根部3を位置させ、ボルト等により固定
して組立防塵ハウス4を組み立てる。この時、吊り上げ
られた屋根部6は不安定となりボルト締め等の取付作業
が困難となるので、屋根部6の四隅から補助ロープ(図
示せず)を垂らし、これらの補助ロープを作業者が引っ
張って、屋根部6の揺動を防止している。その後、機器
貫通孔11を通してガス絶縁電気機器1に接続されたタ
ンク2を挿入しながら、組立防塵ハウス4を所望の位置
まで移動する。そして、接続すべきタンク2をクレーン
3で吊り上げ、図16の(a)に示すように、機器貫通
孔11を通して組立防塵ハウス4内に挿入する。つい
で、マジックテープ12およびロープ13により機器貫
通孔11を綴じて、タンク2、2の外周部を密閉して、
図17の(b)に示すように、組立防塵ハウス4の据え
付けが完了する。
本体部5の骨組みを組み立て、その四側面を覆うように
側面幕8を取り付けてハウス本体部5を組み立てる。つ
いで、屋根部フレーム9を用いて屋根部6の骨組みを組
み立て、屋根幕10を取り付けて屋根部6を組み立て
る。そして、屋根部6をクレーン3で吊り上げ、ハウス
本体部5上に屋根部3を位置させ、ボルト等により固定
して組立防塵ハウス4を組み立てる。この時、吊り上げ
られた屋根部6は不安定となりボルト締め等の取付作業
が困難となるので、屋根部6の四隅から補助ロープ(図
示せず)を垂らし、これらの補助ロープを作業者が引っ
張って、屋根部6の揺動を防止している。その後、機器
貫通孔11を通してガス絶縁電気機器1に接続されたタ
ンク2を挿入しながら、組立防塵ハウス4を所望の位置
まで移動する。そして、接続すべきタンク2をクレーン
3で吊り上げ、図16の(a)に示すように、機器貫通
孔11を通して組立防塵ハウス4内に挿入する。つい
で、マジックテープ12およびロープ13により機器貫
通孔11を綴じて、タンク2、2の外周部を密閉して、
図17の(b)に示すように、組立防塵ハウス4の据え
付けが完了する。
【0006】そこで、組立防塵ハウス4に空調機16を
接続して、組立防塵ハウス4内を組立環境基準に合致す
るように空調する。そして、作業者が出入口14から組
立防塵ハウス4内に入り、タンク2、2のめくら板2a
を取り外し、母線およびタンク2、2の接続作業を行
う。その後、組立防塵ハウス4を部分的あるいは完全に
分解し、隣接する次の接続場所に運搬して、上述の接続
作業を繰り返し、全てのガス絶縁電気機器1を接続す
る。そして、接続されたガス絶縁電気機器1およびタン
ク2等内にSF6ガスを封入してガス絶縁開閉装置の敷
設を完了する。
接続して、組立防塵ハウス4内を組立環境基準に合致す
るように空調する。そして、作業者が出入口14から組
立防塵ハウス4内に入り、タンク2、2のめくら板2a
を取り外し、母線およびタンク2、2の接続作業を行
う。その後、組立防塵ハウス4を部分的あるいは完全に
分解し、隣接する次の接続場所に運搬して、上述の接続
作業を繰り返し、全てのガス絶縁電気機器1を接続す
る。そして、接続されたガス絶縁電気機器1およびタン
ク2等内にSF6ガスを封入してガス絶縁開閉装置の敷
設を完了する。
【0007】ここで、接続すべきタンク2の長さが短い
場合には、タンク2をクレーン3により吊り上げて機器
貫通孔11から挿入しても、ガス絶縁電気機器1に接続
されているタンク2までは届かない。そこで、ハウス本
体部5と屋根部6とを連結しているボルト等を外し、ク
レーン3により屋根部6を吊り降ろす。その後、クレー
ン3により接続すべきタンク2を吊り上げ、図16の
(b)に示すように、ハウス本体部5の天井部から組立
防塵ハウス4内に吊り降ろし、上述の接続作業を行うこ
とになる。
場合には、タンク2をクレーン3により吊り上げて機器
貫通孔11から挿入しても、ガス絶縁電気機器1に接続
されているタンク2までは届かない。そこで、ハウス本
体部5と屋根部6とを連結しているボルト等を外し、ク
レーン3により屋根部6を吊り降ろす。その後、クレー
ン3により接続すべきタンク2を吊り上げ、図16の
(b)に示すように、ハウス本体部5の天井部から組立
防塵ハウス4内に吊り降ろし、上述の接続作業を行うこ
とになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の組立防塵ハウス
は以上のように構成されているので、例えば短いタンク
2を接続する場合には、屋根部6をクレーン3で吊り上
げ、吊り下げて屋根部6を取り外す作業が必要となり、
ガス絶縁開閉装置の組立・分解の作業効率が低下すると
いう課題があった。また、屋根部6の取り付け時には、
屋根部6をクレーン3により吊り上げる必要がある。そ
こで、吊り上げられた屋根部6が不安定となるため、屋
根部6の四隅から補助ロープを垂らし、それらの補助ロ
ープを作業者が引っ張って屋根部6を安定にする必要が
あり、多くの作業者が必要となるとともに、組立防塵ハ
ウスの組立性が悪くなるという課題もあった。
は以上のように構成されているので、例えば短いタンク
2を接続する場合には、屋根部6をクレーン3で吊り上
げ、吊り下げて屋根部6を取り外す作業が必要となり、
ガス絶縁開閉装置の組立・分解の作業効率が低下すると
いう課題があった。また、屋根部6の取り付け時には、
屋根部6をクレーン3により吊り上げる必要がある。そ
こで、吊り上げられた屋根部6が不安定となるため、屋
根部6の四隅から補助ロープを垂らし、それらの補助ロ
ープを作業者が引っ張って屋根部6を安定にする必要が
あり、多くの作業者が必要となるとともに、組立防塵ハ
ウスの組立性が悪くなるという課題もあった。
【0009】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、屋根部の天井幕を開閉可能な構
造とし、ガス絶縁開閉装置の組立・分解の作業効率を向
上できるとともに、簡易に組立・分解できる組立防塵ハ
ウスを得ることを目的とする。
ためになされたもので、屋根部の天井幕を開閉可能な構
造とし、ガス絶縁開閉装置の組立・分解の作業効率を向
上できるとともに、簡易に組立・分解できる組立防塵ハ
ウスを得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の発明に
係る組立防塵ハウスは、箱状の骨組みの各側面がハウス
本体部側幕により覆われたハウス本体部と、ハウス本体
部側幕の両側面の部位に設けられた機器貫通孔と、各側
面が屋根部側幕により覆われ、かつ、天井部が天井幕に
より覆われ、ハウス本体部に取り付けられた箱状の屋根
部と、屋根部の天井幕を開閉する手段とを備えているも
のである。
係る組立防塵ハウスは、箱状の骨組みの各側面がハウス
本体部側幕により覆われたハウス本体部と、ハウス本体
部側幕の両側面の部位に設けられた機器貫通孔と、各側
面が屋根部側幕により覆われ、かつ、天井部が天井幕に
より覆われ、ハウス本体部に取り付けられた箱状の屋根
部と、屋根部の天井幕を開閉する手段とを備えているも
のである。
【0011】また、この発明の第2の発明に係る組立防
塵ハウスは、上記第1の発明において、屋根部がハウス
本体部に着脱可能に取り付けられているものである。
塵ハウスは、上記第1の発明において、屋根部がハウス
本体部に着脱可能に取り付けられているものである。
【0012】また、この発明の第3の発明に係る組立防
塵ハウスは、上記第1の発明において、屋根部が、互い
に平行に配置された一対のガイドレールと、一対のガイ
ドレールと直交し、かつ、互いに平行に一対のガイドレ
ール間に移動可能に架設され、天井幕が取り付けられた
複数の天井幕支持梁と、天井幕支持梁を一対のガイドレ
ールに沿って移動させる天井幕支持梁移動手段とを備え
ているものである。
塵ハウスは、上記第1の発明において、屋根部が、互い
に平行に配置された一対のガイドレールと、一対のガイ
ドレールと直交し、かつ、互いに平行に一対のガイドレ
ール間に移動可能に架設され、天井幕が取り付けられた
複数の天井幕支持梁と、天井幕支持梁を一対のガイドレ
ールに沿って移動させる天井幕支持梁移動手段とを備え
ているものである。
【0013】また、この発明の第4の発明に係る組立防
塵ハウスは、上記第3の発明において、一対のガイドレ
ールが、互いに水平に、かつ、段差をもって配置され、
一対のガイドレール間に架設された複数の天井幕支持梁
が傾斜をもつようにしたものである。
塵ハウスは、上記第3の発明において、一対のガイドレ
ールが、互いに水平に、かつ、段差をもって配置され、
一対のガイドレール間に架設された複数の天井幕支持梁
が傾斜をもつようにしたものである。
【0014】また、この発明の第5の発明に係る組立防
塵ハウスは、上記第3の発明において、天井幕支持梁移
動手段が、複数の天井幕支持梁のそれぞれの両端側に取
り付けられ一対のガイドレールに係合するローラと、一
対のガイドレールのそれぞれの両端側もしくはその下方
に配置された滑車と、一端部が複数の天井幕支持梁のう
ちの一側端部に位置する天井幕支持梁の両端にそれぞれ
取り付けられ、滑車のそれぞれに掛け渡されて他端部が
垂下されたロープとを備えているものである。
塵ハウスは、上記第3の発明において、天井幕支持梁移
動手段が、複数の天井幕支持梁のそれぞれの両端側に取
り付けられ一対のガイドレールに係合するローラと、一
対のガイドレールのそれぞれの両端側もしくはその下方
に配置された滑車と、一端部が複数の天井幕支持梁のう
ちの一側端部に位置する天井幕支持梁の両端にそれぞれ
取り付けられ、滑車のそれぞれに掛け渡されて他端部が
垂下されたロープとを備えているものである。
【0015】また、この発明の第6の発明に係る組立防
塵ハウスは、上記第2の発明において、ハウス本体部の
箱状の骨組みが、四隅のそれぞれに立設された縦フレー
ムと、隣合う縦フレームのそれぞれの上端側に直交する
ように接続された横フレームとを有し、縦フレームが折
り畳み可能に構成されているものである。
塵ハウスは、上記第2の発明において、ハウス本体部の
箱状の骨組みが、四隅のそれぞれに立設された縦フレー
ムと、隣合う縦フレームのそれぞれの上端側に直交する
ように接続された横フレームとを有し、縦フレームが折
り畳み可能に構成されているものである。
【0016】また、この発明の第7の発明に係る組立防
塵ハウスは、上記第2の発明において、ハウス本体部の
箱状の骨組みが、四隅のそれぞれに立設された縦フレー
ムと、隣合う縦フレームのそれぞれの上端側に直交する
ように接続された横フレームとを有し、縦フレームが伸
縮可能に構成されているものである。
塵ハウスは、上記第2の発明において、ハウス本体部の
箱状の骨組みが、四隅のそれぞれに立設された縦フレー
ムと、隣合う縦フレームのそれぞれの上端側に直交する
ように接続された横フレームとを有し、縦フレームが伸
縮可能に構成されているものである。
【0017】また、この発明の第8の発明に係る組立防
塵ハウスは、上記第2の発明において、ハウス本体部の
箱状の骨組みが、四隅のそれぞれに立設された縦フレー
ムと、隣合う縦フレームのそれぞれの上端側に直交する
ように接続された横フレームとを有し、縦フレームおよ
び横フレームが分解可能に構成されているものである。
塵ハウスは、上記第2の発明において、ハウス本体部の
箱状の骨組みが、四隅のそれぞれに立設された縦フレー
ムと、隣合う縦フレームのそれぞれの上端側に直交する
ように接続された横フレームとを有し、縦フレームおよ
び横フレームが分解可能に構成されているものである。
【0018】
【作用】この発明の第1の発明においては、ガス絶縁電
気機器からなるガス絶縁開閉装置あるいは複合開閉器の
組立の際には、組み立てた組立防塵ハウスを既に敷設さ
れているガス絶縁電気機器の近傍に移動して据え付けら
れる。この時、ガス絶縁電気機器に接続されているタン
クは一方の機器貫通孔を通してハウス内に挿入される。
そして、接続すべきタンクが長い場合には、タンクはク
レーンで吊り上げられて、ハウスの外側から他方の機器
貫通孔を通してハウス内に挿入され、タンク同士の接続
作業が行われる。また、接続すべきタンクが短い場合に
は、屋根部の天井幕を開放し、タンクはクレーンで吊り
上げられ、開放された天井部からハウス内に吊り降ろさ
れ、タンク同士の接続作業が行われる。一方、ガス絶縁
開閉装置および複合開閉器を分解する場合には、組立防
塵ハウスは分解場所を包囲するように据え付けられる。
そして、分解すべきタンクが長い場合には、タンクはク
レーンで吊られた状態で接続が解除され、機器貫通孔を
通してハウス外に排出される。また、分解すべきタンク
が短い場合には、屋根部の天井幕を開放し、タンクはク
レーンで吊られた状態で接続が解除され、開放された天
井部からハウス外に吊り出される。
気機器からなるガス絶縁開閉装置あるいは複合開閉器の
組立の際には、組み立てた組立防塵ハウスを既に敷設さ
れているガス絶縁電気機器の近傍に移動して据え付けら
れる。この時、ガス絶縁電気機器に接続されているタン
クは一方の機器貫通孔を通してハウス内に挿入される。
そして、接続すべきタンクが長い場合には、タンクはク
レーンで吊り上げられて、ハウスの外側から他方の機器
貫通孔を通してハウス内に挿入され、タンク同士の接続
作業が行われる。また、接続すべきタンクが短い場合に
は、屋根部の天井幕を開放し、タンクはクレーンで吊り
上げられ、開放された天井部からハウス内に吊り降ろさ
れ、タンク同士の接続作業が行われる。一方、ガス絶縁
開閉装置および複合開閉器を分解する場合には、組立防
塵ハウスは分解場所を包囲するように据え付けられる。
そして、分解すべきタンクが長い場合には、タンクはク
レーンで吊られた状態で接続が解除され、機器貫通孔を
通してハウス外に排出される。また、分解すべきタンク
が短い場合には、屋根部の天井幕を開放し、タンクはク
レーンで吊られた状態で接続が解除され、開放された天
井部からハウス外に吊り出される。
【0019】また、この発明の第2の発明においては、
組立防塵ハウスの組立の際には、ハウス本体部と屋根部
とを別々に組み立て、その後ハウス本体部に屋根部が連
結される。そこで、組立作業位置が低くなり、高所での
作業が削減され、組立作業性が向上する。また、ガス絶
縁開閉装置および複合開閉器のある組立(あるいは分
解)位置から次の組立(あるいは分解)位置への組立防
塵ハウスの移動の際には、組立防塵ハウスを完全に分解
することなく、ハウス本体部と屋根部とを分離した状態
で移動でき、作業能率が向上する。
組立防塵ハウスの組立の際には、ハウス本体部と屋根部
とを別々に組み立て、その後ハウス本体部に屋根部が連
結される。そこで、組立作業位置が低くなり、高所での
作業が削減され、組立作業性が向上する。また、ガス絶
縁開閉装置および複合開閉器のある組立(あるいは分
解)位置から次の組立(あるいは分解)位置への組立防
塵ハウスの移動の際には、組立防塵ハウスを完全に分解
することなく、ハウス本体部と屋根部とを分離した状態
で移動でき、作業能率が向上する。
【0020】また、この発明の第3の発明においては、
天井幕が取り付けられた複数の天井幕支持梁は、一対の
ガイドレール間に移動可能に架設されている。そこで、
複数の天井幕支持梁は、天井幕支持梁手段によりガイド
レールに沿って一側に移動される。そして、複数の天井
幕支持梁の一側への移動にともなって、天井幕が開放さ
れる。
天井幕が取り付けられた複数の天井幕支持梁は、一対の
ガイドレール間に移動可能に架設されている。そこで、
複数の天井幕支持梁は、天井幕支持梁手段によりガイド
レールに沿って一側に移動される。そして、複数の天井
幕支持梁の一側への移動にともなって、天井幕が開放さ
れる。
【0021】また、この発明の第4の発明においては、
一対のガイドレールが、互いに水平に、かつ、段差をも
って配置されているので、一対のガイドレール間に架設
された複数の天井幕支持梁は傾斜をもっている。そこ
で、天井幕支持梁に取り付けられている天井幕も傾斜を
もち、雨天の場合、雨は速やかに流れ落ちる。そこで、
天井幕上に溜まった雨水の自重により天井幕が破損され
ることがない。
一対のガイドレールが、互いに水平に、かつ、段差をも
って配置されているので、一対のガイドレール間に架設
された複数の天井幕支持梁は傾斜をもっている。そこ
で、天井幕支持梁に取り付けられている天井幕も傾斜を
もち、雨天の場合、雨は速やかに流れ落ちる。そこで、
天井幕上に溜まった雨水の自重により天井幕が破損され
ることがない。
【0022】また、この発明の第5の発明においては、
天井幕支持梁移動手段が、複数の天井幕支持梁のそれぞ
れの両端側に取り付けられ一対のガイドレールに係合す
るローラと、一対のガイドレールのそれぞれの両端側も
しくはその下方に配置された滑車と、一端部が複数の天
井幕支持梁のうちの一側端部に位置する天井幕支持梁の
両端にそれぞれ取り付けられ、滑車のそれぞれに掛け渡
されて他端部が垂下されたロープとを備えている。そこ
で、一側のロープの垂下した他端を引っ張ると、ロープ
は滑車上を滑らかに走行し、天井幕支持梁を引っ張るよ
うに作用する。そして、天井幕支持梁はガイドレール内
をローラが回転しながら移動して、天井幕が開放され
る。また、他側のロープの垂下した他端を引っ張ると、
同様にして、天井幕が閉鎖される。
天井幕支持梁移動手段が、複数の天井幕支持梁のそれぞ
れの両端側に取り付けられ一対のガイドレールに係合す
るローラと、一対のガイドレールのそれぞれの両端側も
しくはその下方に配置された滑車と、一端部が複数の天
井幕支持梁のうちの一側端部に位置する天井幕支持梁の
両端にそれぞれ取り付けられ、滑車のそれぞれに掛け渡
されて他端部が垂下されたロープとを備えている。そこ
で、一側のロープの垂下した他端を引っ張ると、ロープ
は滑車上を滑らかに走行し、天井幕支持梁を引っ張るよ
うに作用する。そして、天井幕支持梁はガイドレール内
をローラが回転しながら移動して、天井幕が開放され
る。また、他側のロープの垂下した他端を引っ張ると、
同様にして、天井幕が閉鎖される。
【0023】また、この発明の第6の発明においては、
ハウス本体部の箱状の骨組みが、四隅のそれぞれに立設
された縦フレームと、隣合う縦フレームのそれぞれの上
端側に直交するように接続された横フレームとを有し、
縦フレームが折り畳み可能に構成されている。そこで、
組立防塵ハウスの組立作業では、縦フレームを折り畳ん
だ状態で組立作業位置を低くしてハウス本体部の組み立
てを行い、最後に伸長させて、組立を完了させることが
できる。また、組立防塵ハウスの分解作業では、まず縦
フレームを折り畳み、分解作業位置を低くしてハウス本
体部の分解を行うことができる。
ハウス本体部の箱状の骨組みが、四隅のそれぞれに立設
された縦フレームと、隣合う縦フレームのそれぞれの上
端側に直交するように接続された横フレームとを有し、
縦フレームが折り畳み可能に構成されている。そこで、
組立防塵ハウスの組立作業では、縦フレームを折り畳ん
だ状態で組立作業位置を低くしてハウス本体部の組み立
てを行い、最後に伸長させて、組立を完了させることが
できる。また、組立防塵ハウスの分解作業では、まず縦
フレームを折り畳み、分解作業位置を低くしてハウス本
体部の分解を行うことができる。
【0024】また、この発明の第7の発明においては、
ハウス本体部の箱状の骨組みが、四隅のそれぞれに立設
された縦フレームと、隣合う縦フレームのそれぞれの上
端側に直交するように接続された横フレームとを有し、
縦フレームが伸縮可能に構成されているので、上記第6
の発明と同様に作用する。さらに、ガス絶縁開閉装置お
よび複合開閉器の組立・分解作業の際に、作業環境に高
さ制限がある場合には、縦フレームを伸縮させて組立防
塵ハウスの高さを調整することができる。
ハウス本体部の箱状の骨組みが、四隅のそれぞれに立設
された縦フレームと、隣合う縦フレームのそれぞれの上
端側に直交するように接続された横フレームとを有し、
縦フレームが伸縮可能に構成されているので、上記第6
の発明と同様に作用する。さらに、ガス絶縁開閉装置お
よび複合開閉器の組立・分解作業の際に、作業環境に高
さ制限がある場合には、縦フレームを伸縮させて組立防
塵ハウスの高さを調整することができる。
【0025】また、この発明の第8の発明においては、
ハウス本体部の箱状の骨組みが、四隅のそれぞれに立設
された縦フレームと、隣合う縦フレームのそれぞれの上
端側に直交するように接続された横フレームとを有し、
縦フレームおよび横フレームが分解可能に構成されてい
るので、組立防塵ハウスが各構成部品に分解でき、小容
積となり、現地への搬送が簡単となる。
ハウス本体部の箱状の骨組みが、四隅のそれぞれに立設
された縦フレームと、隣合う縦フレームのそれぞれの上
端側に直交するように接続された横フレームとを有し、
縦フレームおよび横フレームが分解可能に構成されてい
るので、組立防塵ハウスが各構成部品に分解でき、小容
積となり、現地への搬送が簡単となる。
【0026】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。 実施例1.図1はこの発明の実施例1に係る組立防塵ハ
ウスの組立状態を示す斜視図であり、図において図17
に示した従来の組立防塵ハウスと同一または相当部分に
は同一符号を付し、その説明を省略する。
る。 実施例1.図1はこの発明の実施例1に係る組立防塵ハ
ウスの組立状態を示す斜視図であり、図において図17
に示した従来の組立防塵ハウスと同一または相当部分に
は同一符号を付し、その説明を省略する。
【0027】図において、20はハウス本体部21と屋
根部22とからなる組立防塵ハウスである。このハウス
本体部21は、その骨組みの四側面を覆うように4枚の
ハウス本体部側幕23を張設して構成されている。そし
て、ハウス本体部側幕23同士はファスナ24により互
いに接続され、ハウス本体部21の各コーナー部にはハ
ウス本体部側幕23のたるみ部25が設けられている。
また、ハウス本体部21の相対する一対のハウス本体部
側幕23には、機器貫通孔11が設けられ、ハウス本体
部21の1側面のハウス本体部側幕23にはファスナ2
6により開閉可能な出入口14が設けられている。一
方、屋根部22はその骨組みの四側面を覆うように4枚
の屋根部側幕27を張設し、さらにその天井を覆うよう
に天井幕28を取り付けて構成されている。そして、屋
根部側幕27同士はファスナ29により互いに接続され
ている。また、天井幕28はロープ30の操作によりガ
イドレール31に案内されて開閉可能に構成されてい
る。さらに、ガイドレール31にはロープ30の操作を
円滑に行うための滑車32が設けられている。このよう
に、組立防塵ハウス20は、ハウス本体部側幕23、屋
根部側幕27および天井幕28によりその内部が外部と
隔離されるように構成されている。
根部22とからなる組立防塵ハウスである。このハウス
本体部21は、その骨組みの四側面を覆うように4枚の
ハウス本体部側幕23を張設して構成されている。そし
て、ハウス本体部側幕23同士はファスナ24により互
いに接続され、ハウス本体部21の各コーナー部にはハ
ウス本体部側幕23のたるみ部25が設けられている。
また、ハウス本体部21の相対する一対のハウス本体部
側幕23には、機器貫通孔11が設けられ、ハウス本体
部21の1側面のハウス本体部側幕23にはファスナ2
6により開閉可能な出入口14が設けられている。一
方、屋根部22はその骨組みの四側面を覆うように4枚
の屋根部側幕27を張設し、さらにその天井を覆うよう
に天井幕28を取り付けて構成されている。そして、屋
根部側幕27同士はファスナ29により互いに接続され
ている。また、天井幕28はロープ30の操作によりガ
イドレール31に案内されて開閉可能に構成されてい
る。さらに、ガイドレール31にはロープ30の操作を
円滑に行うための滑車32が設けられている。このよう
に、組立防塵ハウス20は、ハウス本体部側幕23、屋
根部側幕27および天井幕28によりその内部が外部と
隔離されるように構成されている。
【0028】つぎに、ハウス本体部21の構成について
詳細に説明する。図2はこの発明の実施例1に係る組立
防塵ハウスにおけるハウス本体部の骨組みを示す斜視図
である。図において、35はハウス本体部21の縦フレ
ームであり、この縦フレーム35はピンジョイント36
により折り畳み可能に構成され、その一端側には屋根部
22との接続部37が設けられるとともに、2本の支柱
38が垂直に設けられ、さらにその他端側にはキャスタ
39が取り付けられている。40は縦フレーム35と支
柱38との間に設けられ支柱38の強度を補強する補助
梁である。41は一対の縦フレーム35の支柱38間に
着脱自在に取り付けられる横フレーム、42は支柱38
および横フレーム41に設けられたハウス本体部側幕2
3を取り付ける側幕取付レール、43はターンバック
ル、44は金属梁である。
詳細に説明する。図2はこの発明の実施例1に係る組立
防塵ハウスにおけるハウス本体部の骨組みを示す斜視図
である。図において、35はハウス本体部21の縦フレ
ームであり、この縦フレーム35はピンジョイント36
により折り畳み可能に構成され、その一端側には屋根部
22との接続部37が設けられるとともに、2本の支柱
38が垂直に設けられ、さらにその他端側にはキャスタ
39が取り付けられている。40は縦フレーム35と支
柱38との間に設けられ支柱38の強度を補強する補助
梁である。41は一対の縦フレーム35の支柱38間に
着脱自在に取り付けられる横フレーム、42は支柱38
および横フレーム41に設けられたハウス本体部側幕2
3を取り付ける側幕取付レール、43はターンバック
ル、44は金属梁である。
【0029】このように構成されたハウス本体部21を
組み立てるには、まず4本の縦フレーム35を折り畳ん
だ状態とし、それらの支柱38間にそれぞれ横フレーム
41を装着する。ついで、取付金具45を用いて、図3
に示すように、支柱38および横フレーム41に設けら
れた側幕取付レール42にハウス本体部側幕23を取り
付ける。この時、取付金具45は、図4に示すように、
その弁体45aが開閉自在に構成されており、この弁体
45aを側幕取付レール42に押し当てることにより、
装着される。そして、コーナー部ではハウス本体部側幕
23にたるみ部25を設け、さらにハウス本体部側幕2
3同士をファスナ24により互いに接続する。その後、
図5に示すように、ピンジョイント36にて縦フレーム
35を回動して伸長させ、ボルト46等により連結固定
する。つぎに、金属梁44を掛け渡し、ターンバックル
43により金属梁44を緊張させて、ハウス本体部21
の組立が完了される。
組み立てるには、まず4本の縦フレーム35を折り畳ん
だ状態とし、それらの支柱38間にそれぞれ横フレーム
41を装着する。ついで、取付金具45を用いて、図3
に示すように、支柱38および横フレーム41に設けら
れた側幕取付レール42にハウス本体部側幕23を取り
付ける。この時、取付金具45は、図4に示すように、
その弁体45aが開閉自在に構成されており、この弁体
45aを側幕取付レール42に押し当てることにより、
装着される。そして、コーナー部ではハウス本体部側幕
23にたるみ部25を設け、さらにハウス本体部側幕2
3同士をファスナ24により互いに接続する。その後、
図5に示すように、ピンジョイント36にて縦フレーム
35を回動して伸長させ、ボルト46等により連結固定
する。つぎに、金属梁44を掛け渡し、ターンバックル
43により金属梁44を緊張させて、ハウス本体部21
の組立が完了される。
【0030】つぎに、屋根部22の構成について詳細に
説明する。図6はこの発明の実施例1に係る組立防塵ハ
ウスにおける屋根部の骨組みを示す斜視図である。図に
おいて、50は長さの異なる2対の屋根部22の縦フレ
ームであり、これらの縦フレーム50はそれぞれの下端
にハウス本体部21との接続部51が設けられ、梁52
により互いに平行に組み立てられている。この縦フレー
ム50の組立体はその高さ方向に段差をもって構成さ
れ、短い一対の縦フレーム50の上端間および長い一対
の縦フレーム50の上端間にそれぞれガイドレール31
が互いに水平に、かつ、平行に、そして段差をもって架
設されている。53は天井幕支持梁であり、この天井幕
支持梁53は、図7に示すように、その両端部にそれぞ
れ装着されたローラ54を一対のガイドレール31にそ
れぞれ係合し、一対のガイドレール31に対して直交し
て移動可能に複数架設されている。そして、複数架設さ
れた天井幕支持梁53の一側端に位置する天井幕支持梁
53の両端部には、それぞれロープ30の一端側が固着
され、他側端に位置する天井幕支持梁53にはローラ5
4が装着されず、ガイドレール31に係止されている。
説明する。図6はこの発明の実施例1に係る組立防塵ハ
ウスにおける屋根部の骨組みを示す斜視図である。図に
おいて、50は長さの異なる2対の屋根部22の縦フレ
ームであり、これらの縦フレーム50はそれぞれの下端
にハウス本体部21との接続部51が設けられ、梁52
により互いに平行に組み立てられている。この縦フレー
ム50の組立体はその高さ方向に段差をもって構成さ
れ、短い一対の縦フレーム50の上端間および長い一対
の縦フレーム50の上端間にそれぞれガイドレール31
が互いに水平に、かつ、平行に、そして段差をもって架
設されている。53は天井幕支持梁であり、この天井幕
支持梁53は、図7に示すように、その両端部にそれぞ
れ装着されたローラ54を一対のガイドレール31にそ
れぞれ係合し、一対のガイドレール31に対して直交し
て移動可能に複数架設されている。そして、複数架設さ
れた天井幕支持梁53の一側端に位置する天井幕支持梁
53の両端部には、それぞれロープ30の一端側が固着
され、他側端に位置する天井幕支持梁53にはローラ5
4が装着されず、ガイドレール31に係止されている。
【0031】ここで、ガイドレール31は、図7および
図8に示すように、両端が塞口された断面コの字状に構
成され、その開口側には天井幕28のからみ防止のため
のゴム片55が取り付けられ、さらにその両端側の側面
にはそれぞれロープ30を案内するU形ガイド56およ
びロープ30の操作を円滑に行う滑車32が取り付けら
れている。なお、ローラ54、ロープ30および滑車3
2により、天井幕支持梁移動手段を構成している。
図8に示すように、両端が塞口された断面コの字状に構
成され、その開口側には天井幕28のからみ防止のため
のゴム片55が取り付けられ、さらにその両端側の側面
にはそれぞれロープ30を案内するU形ガイド56およ
びロープ30の操作を円滑に行う滑車32が取り付けら
れている。なお、ローラ54、ロープ30および滑車3
2により、天井幕支持梁移動手段を構成している。
【0032】そして、この縦フレーム50の組立体に
は、その四側面を覆うように屋根部側幕27が、上述し
たハウス本体部側幕23の取付方法と同様にして、取り
付けられている。さらに、一対のガイドレール31間に
複数架設された天井幕支持梁53のそれぞれには、図9
および図10に示すように、鉄板57により上方から天
井幕28を挟み付け、ボルト58とナット59との締付
により天井幕28が取り付けられて、屋根部22が構成
されている。また、天井幕支持梁53に取り付けられた
天井幕28には、天井幕28を閉じた際に、天井幕28
と屋根部側幕27との隙間を塞ぐための補助側幕60が
天井幕28に対して垂直方向に取り付けられている。
は、その四側面を覆うように屋根部側幕27が、上述し
たハウス本体部側幕23の取付方法と同様にして、取り
付けられている。さらに、一対のガイドレール31間に
複数架設された天井幕支持梁53のそれぞれには、図9
および図10に示すように、鉄板57により上方から天
井幕28を挟み付け、ボルト58とナット59との締付
により天井幕28が取り付けられて、屋根部22が構成
されている。また、天井幕支持梁53に取り付けられた
天井幕28には、天井幕28を閉じた際に、天井幕28
と屋根部側幕27との隙間を塞ぐための補助側幕60が
天井幕28に対して垂直方向に取り付けられている。
【0033】このように組み立てられたハウス本体部2
1と屋根部22とは、図11に示すように、ハウス本体
部21の接続部37に屋根部22の接続部51を嵌合さ
せ、ボルト61とナット62との締付により連結固定さ
れ、組立防塵ハウス20の組立が完了する。この時、ハ
ウス本体部21と屋根部21との連結作業位置を低くす
るために、この連結作業中はピンジョイント36にて折
り畳み、作業後にピンジョイント36にて縦フレーム3
5を回動して伸長させるようにしている。
1と屋根部22とは、図11に示すように、ハウス本体
部21の接続部37に屋根部22の接続部51を嵌合さ
せ、ボルト61とナット62との締付により連結固定さ
れ、組立防塵ハウス20の組立が完了する。この時、ハ
ウス本体部21と屋根部21との連結作業位置を低くす
るために、この連結作業中はピンジョイント36にて折
り畳み、作業後にピンジョイント36にて縦フレーム3
5を回動して伸長させるようにしている。
【0034】ここで、組立防塵ハウス20の天井幕28
の開閉動作を図12を参照しつつ説明する。まず、一対
のガイドレール31の図中左側からそれぞれ垂れ下がる
ロープ30を引っ張る。すると、一対のガイドレール3
1間に直交して複数架設された天井幕支持梁53の図中
右端に位置する天井支持梁53は、ローラ54が回転し
ながらガイドレール31内を図中左側に移動する。この
右端に位置する天井幕支持梁53の図中左側への移動に
ともない、隣接する天井幕支持梁53が順次図中左側に
移動される。そして、全ての天井幕支持梁53が図中左
側に移動すれば、ロープ30を固定して、図12に示す
ように、屋根部22の天井部の開放が完了する。つい
で、一対のガイドレール31の図中右側からそれぞれ垂
れ下がるロープ30を引っ張ると、一対のガイドレール
31間に直交して複数架設された天井幕支持梁53の図
中右端に位置する天井支持梁53は、ローラ54が回転
しながらガイドレール31内を図中右側に移動する。こ
の右端に位置する天井幕支持梁53の図中右側への移動
にともない、隣接する天井幕支持梁53が順次図中右側
に移動される。そして、右端に位置する天井幕支持梁5
3が図中右端に完全に移動すれば、ロープ30を固定し
て、図1に示すように、屋根部22の天井部の閉鎖が完
了する。
の開閉動作を図12を参照しつつ説明する。まず、一対
のガイドレール31の図中左側からそれぞれ垂れ下がる
ロープ30を引っ張る。すると、一対のガイドレール3
1間に直交して複数架設された天井幕支持梁53の図中
右端に位置する天井支持梁53は、ローラ54が回転し
ながらガイドレール31内を図中左側に移動する。この
右端に位置する天井幕支持梁53の図中左側への移動に
ともない、隣接する天井幕支持梁53が順次図中左側に
移動される。そして、全ての天井幕支持梁53が図中左
側に移動すれば、ロープ30を固定して、図12に示す
ように、屋根部22の天井部の開放が完了する。つい
で、一対のガイドレール31の図中右側からそれぞれ垂
れ下がるロープ30を引っ張ると、一対のガイドレール
31間に直交して複数架設された天井幕支持梁53の図
中右端に位置する天井支持梁53は、ローラ54が回転
しながらガイドレール31内を図中右側に移動する。こ
の右端に位置する天井幕支持梁53の図中右側への移動
にともない、隣接する天井幕支持梁53が順次図中右側
に移動される。そして、右端に位置する天井幕支持梁5
3が図中右端に完全に移動すれば、ロープ30を固定し
て、図1に示すように、屋根部22の天井部の閉鎖が完
了する。
【0035】つぎに、この実施例1による組立防塵ハウ
ス20を用いたガス絶縁開閉装置の組立方法について説
明する。まず、ガス絶縁電気機器1が所望の位置に敷設
される。そこで、ハウス本体部21および屋根部22を
それぞれ組み立てる。そして、クレーン3により屋根部
22をハウス本体部21上に吊り上げて、ハウス本体部
21に屋根部22を連結する。ついで、クレーン3によ
り屋根部22を吊り上げ、ハウス本体部21の縦フレー
ム35を伸長させて、組立防塵ハウス20を組み立て
る。その後、機器貫通孔11を通してガス絶縁電気機器
1に接続されたタンク2を挿入しながら、組立防塵ハウ
ス20を所望の位置まで移動して、据え付ける。そし
て、接続すべきタンク2をクレーン3で吊り上げ、図1
3の(a)に示すように、機器貫通孔11を通して組立
防塵ハウス20内に挿入する。ついで、機器貫通孔11
を綴じて、タンク2、2の外周部を密閉し、空調機16
により組立防塵ハウス20内を組立環境基準に合致する
ように空調する。そして、作業者が出入口14から組立
防塵ハウス20内に入り、タンク2、2のめくら板2a
を取り外し、母線およびタンク2、2の接続作業を行
う。
ス20を用いたガス絶縁開閉装置の組立方法について説
明する。まず、ガス絶縁電気機器1が所望の位置に敷設
される。そこで、ハウス本体部21および屋根部22を
それぞれ組み立てる。そして、クレーン3により屋根部
22をハウス本体部21上に吊り上げて、ハウス本体部
21に屋根部22を連結する。ついで、クレーン3によ
り屋根部22を吊り上げ、ハウス本体部21の縦フレー
ム35を伸長させて、組立防塵ハウス20を組み立て
る。その後、機器貫通孔11を通してガス絶縁電気機器
1に接続されたタンク2を挿入しながら、組立防塵ハウ
ス20を所望の位置まで移動して、据え付ける。そし
て、接続すべきタンク2をクレーン3で吊り上げ、図1
3の(a)に示すように、機器貫通孔11を通して組立
防塵ハウス20内に挿入する。ついで、機器貫通孔11
を綴じて、タンク2、2の外周部を密閉し、空調機16
により組立防塵ハウス20内を組立環境基準に合致する
ように空調する。そして、作業者が出入口14から組立
防塵ハウス20内に入り、タンク2、2のめくら板2a
を取り外し、母線およびタンク2、2の接続作業を行
う。
【0036】その後、組立防塵ハウス20を部分的ある
いは完全に分解し、隣接する次の接続場所に運搬して、
上述の接続作業を繰り返し、全てのガス絶縁電気機器1
を接続する。そして、接続されたガス絶縁電気機器1お
よびタンク2等内にSF6ガスを封入してガス絶縁開閉
装置の敷設を完了する。
いは完全に分解し、隣接する次の接続場所に運搬して、
上述の接続作業を繰り返し、全てのガス絶縁電気機器1
を接続する。そして、接続されたガス絶縁電気機器1お
よびタンク2等内にSF6ガスを封入してガス絶縁開閉
装置の敷設を完了する。
【0037】ここで、接続すべきタンク2の長さが短い
場合には、屋根部22の天井部を開放し、クレーン3に
よりタンク2を吊り上げ、図13の(b)に示すよう
に、開放された屋根部22の天井部から組立防塵ハウス
20内に吊り降ろし、上述の接続作業を行う。
場合には、屋根部22の天井部を開放し、クレーン3に
よりタンク2を吊り上げ、図13の(b)に示すよう
に、開放された屋根部22の天井部から組立防塵ハウス
20内に吊り降ろし、上述の接続作業を行う。
【0038】つぎに、ガス絶縁開閉装置の分解作業につ
いて説明する。まず、ハウス本体部21の骨組みを組み
立てるとともに、屋根部22を組み立てる。ついで、ク
レーンにより屋根部22をハウス本体部21の骨組み上
に吊り上げ、両者を連結する。そして、分解作業位置に
移動し、機器貫通孔11にタンク2を通してハウス本体
部側幕23を取り付けながら、縦フレーム35を伸長さ
せて、組立防塵ハウス20を据え付ける。その後、分解
すべきタンク2が長い場合には、クレーン3で分解すべ
きタンク2を吊りながら、接続解除作業を行い、機器貫
通孔11を通してハウス外に排出される。また、分解す
べきタンク2が短い場合には、天井幕28を開放し、開
放された天井部からクレーンにより分解すべきタンク2
を吊りながら、接続解除作業を行い、天井部からタンク
2を吊り出す。
いて説明する。まず、ハウス本体部21の骨組みを組み
立てるとともに、屋根部22を組み立てる。ついで、ク
レーンにより屋根部22をハウス本体部21の骨組み上
に吊り上げ、両者を連結する。そして、分解作業位置に
移動し、機器貫通孔11にタンク2を通してハウス本体
部側幕23を取り付けながら、縦フレーム35を伸長さ
せて、組立防塵ハウス20を据え付ける。その後、分解
すべきタンク2が長い場合には、クレーン3で分解すべ
きタンク2を吊りながら、接続解除作業を行い、機器貫
通孔11を通してハウス外に排出される。また、分解す
べきタンク2が短い場合には、天井幕28を開放し、開
放された天井部からクレーンにより分解すべきタンク2
を吊りながら、接続解除作業を行い、天井部からタンク
2を吊り出す。
【0039】このように、この実施例1によれば、組立
防塵ハウス20の屋根部22の天井幕28が開閉可能に
構成されているので、ガス絶縁開閉装置の組立(分解)
すべきタンク2等の長さに応じて天井幕28を開閉して
対処することができる。そこで、組立(分解)すべきタ
ンク2の長さが変わっても、従来の組立防塵ハウス4の
ように、その都度クレーン3を用いて屋根部6を取り外
し、再組立する必要がなく、安全に、かつ、簡易にガス
絶縁開閉装置の組立・分解を行うことができ、その作業
効率および作業安全性を大幅に向上させることができ
る。
防塵ハウス20の屋根部22の天井幕28が開閉可能に
構成されているので、ガス絶縁開閉装置の組立(分解)
すべきタンク2等の長さに応じて天井幕28を開閉して
対処することができる。そこで、組立(分解)すべきタ
ンク2の長さが変わっても、従来の組立防塵ハウス4の
ように、その都度クレーン3を用いて屋根部6を取り外
し、再組立する必要がなく、安全に、かつ、簡易にガス
絶縁開閉装置の組立・分解を行うことができ、その作業
効率および作業安全性を大幅に向上させることができ
る。
【0040】また、屋根部22の縦フレーム50の下端
側に接続部51が設けられ、一方ハウス本体部21の縦
フレーム35の上端側に接続部37が設けられ、屋根部
22の接続部51をハウス本体部21の接続部37に嵌
合させて、ボルト61およびナット62により連結でき
るように構成されているので、ハウス本体部21と屋根
部22との着脱が可能となる。そこで、組立防塵ハウス
20の組み立ての際に、ハウス本体部21および屋根部
22を別々に組み立てることができ、組立作業位置が低
くなり、高所での作業が削減され、組立作業性を向上さ
せることができる。さらに、組立防塵ハウス20の移動
の際には、通常ハウス本体部21と屋根部22とを一体
化した状態で移動するが、例えば高さ制限のあるような
場所では、ハウス本体部21と屋根部22とを分離して
移動でき、移動の作業効率を向上させることができる。
側に接続部51が設けられ、一方ハウス本体部21の縦
フレーム35の上端側に接続部37が設けられ、屋根部
22の接続部51をハウス本体部21の接続部37に嵌
合させて、ボルト61およびナット62により連結でき
るように構成されているので、ハウス本体部21と屋根
部22との着脱が可能となる。そこで、組立防塵ハウス
20の組み立ての際に、ハウス本体部21および屋根部
22を別々に組み立てることができ、組立作業位置が低
くなり、高所での作業が削減され、組立作業性を向上さ
せることができる。さらに、組立防塵ハウス20の移動
の際には、通常ハウス本体部21と屋根部22とを一体
化した状態で移動するが、例えば高さ制限のあるような
場所では、ハウス本体部21と屋根部22とを分離して
移動でき、移動の作業効率を向上させることができる。
【0041】また、一対のガイドレール31が縦フレー
ム50間の互いに平行に配置され、天井幕28を取り付
けている複数の天井幕支持梁53が一対のガイドレール
31間に直交し、かつ、平行に架設され、複数の天井幕
支持梁53の両端側にガイドレール31に係合するロー
ラ54が装着され、一端を天井幕支持梁53に取り付け
ロープ30が滑車32に掛け渡されて垂下されているの
で、ロープ30を引っ張ることにより天井幕28を開閉
できる。そこで、簡単な開閉機構で簡易に天井幕28の
開閉動作を行うことができる。
ム50間の互いに平行に配置され、天井幕28を取り付
けている複数の天井幕支持梁53が一対のガイドレール
31間に直交し、かつ、平行に架設され、複数の天井幕
支持梁53の両端側にガイドレール31に係合するロー
ラ54が装着され、一端を天井幕支持梁53に取り付け
ロープ30が滑車32に掛け渡されて垂下されているの
で、ロープ30を引っ張ることにより天井幕28を開閉
できる。そこで、簡単な開閉機構で簡易に天井幕28の
開閉動作を行うことができる。
【0042】また、一対のガイドレール31は水平で、
かつ、段差をもって配置されているので、一対のガイド
レール31間に架設された複数の天井幕支持梁53は傾
斜をもっている。そこで、天井幕支持梁53に取り付け
られた天井幕28も傾斜をもち、雨天の場合に雨水は溜
まることなく流れ落ち、溜まった雨水の自重による天井
幕28の破損が防止される。
かつ、段差をもって配置されているので、一対のガイド
レール31間に架設された複数の天井幕支持梁53は傾
斜をもっている。そこで、天井幕支持梁53に取り付け
られた天井幕28も傾斜をもち、雨天の場合に雨水は溜
まることなく流れ落ち、溜まった雨水の自重による天井
幕28の破損が防止される。
【0043】また、ハウス本体部21の縦フレーム35
にピンジョイント36が設けられているので、ハウス本
体部21は、縦フレーム35を折り畳んだ状態で組み立
てることができる。そして、ハウス本体部21に屋根部
22を取り付けた後、縦フレーム35を伸長させること
により、組立防塵ハウス20を組み立てることができ
る。さらに、縦フレーム35を折り畳んでハウス本体部
21と屋根部22とを分解できる。そこで、作業位置が
低くなり、高所での作業が削減されて、ハウスの組立・
分解の作業性を向上させることができる。
にピンジョイント36が設けられているので、ハウス本
体部21は、縦フレーム35を折り畳んだ状態で組み立
てることができる。そして、ハウス本体部21に屋根部
22を取り付けた後、縦フレーム35を伸長させること
により、組立防塵ハウス20を組み立てることができ
る。さらに、縦フレーム35を折り畳んでハウス本体部
21と屋根部22とを分解できる。そこで、作業位置が
低くなり、高所での作業が削減されて、ハウスの組立・
分解の作業性を向上させることができる。
【0044】また、ハウス本体部21の骨組みを構成す
る縦フレーム35と横フレーム41とが分解可能に構成
されているので、組立防塵ハウス20が各構成部品に分
解され、小容積の状態で現地への搬送が可能となる。
る縦フレーム35と横フレーム41とが分解可能に構成
されているので、組立防塵ハウス20が各構成部品に分
解され、小容積の状態で現地への搬送が可能となる。
【0045】また、コーナー部にたるみ部25が形成さ
れるようにハウス本体部21の骨組みにハウス本体部側
幕23を取り付けているので、たるみ部25のハウス本
体部23の余裕によりタンク2の位置に機器貫通孔11
の位置を簡易に合わせることができ、組立防塵ハウス2
0を簡単に据え付けすることができる。
れるようにハウス本体部21の骨組みにハウス本体部側
幕23を取り付けているので、たるみ部25のハウス本
体部23の余裕によりタンク2の位置に機器貫通孔11
の位置を簡易に合わせることができ、組立防塵ハウス2
0を簡単に据え付けすることができる。
【0046】また、ガイドレール31にゴム板55を設
けているので、天井幕支持梁53の移動の際に、天井幕
28がからまることなく、天井幕28の開閉動作を確実
に行うことができる。
けているので、天井幕支持梁53の移動の際に、天井幕
28がからまることなく、天井幕28の開閉動作を確実
に行うことができる。
【0047】実施例2.図14はこの発明の実施例2に
係る組立防塵ハウスにおける屋根部の構成を示す斜視図
である。この実施例2では、短い縦フレーム50と長い
縦フレーム50との上端間に一対のガイドレール31を
互いに平行に、かつ、傾斜をもって架設している。そし
て、天井幕28が取り付けられた複数の天井幕支持梁5
3を一対のガイドレール31間にガイドレール31と直
交するように架設している。ここで、複数の天井幕支持
梁53の一側端(図中上)に位置する天井幕支持梁53
はローラ54を取り付けずガイドレール31の係止部6
1に係合されている。なお、他の構成は、上記実施例1
と同様に構成されている。
係る組立防塵ハウスにおける屋根部の構成を示す斜視図
である。この実施例2では、短い縦フレーム50と長い
縦フレーム50との上端間に一対のガイドレール31を
互いに平行に、かつ、傾斜をもって架設している。そし
て、天井幕28が取り付けられた複数の天井幕支持梁5
3を一対のガイドレール31間にガイドレール31と直
交するように架設している。ここで、複数の天井幕支持
梁53の一側端(図中上)に位置する天井幕支持梁53
はローラ54を取り付けずガイドレール31の係止部6
1に係合されている。なお、他の構成は、上記実施例1
と同様に構成されている。
【0048】この実施例2によれば、上記実施例1と同
様に、ロープ60の手動操作により天井幕28の開閉動
作を行うことができる。そして、天井幕支持梁53が天
井幕28の傾斜方向に対して直交する方向に配されてい
るので、天井幕28の弛みがあると雨水が溜まり、天井
幕28の破損を引き起こす恐れがある点を除いて、上記
実施例1と同様の効果を奏する。
様に、ロープ60の手動操作により天井幕28の開閉動
作を行うことができる。そして、天井幕支持梁53が天
井幕28の傾斜方向に対して直交する方向に配されてい
るので、天井幕28の弛みがあると雨水が溜まり、天井
幕28の破損を引き起こす恐れがある点を除いて、上記
実施例1と同様の効果を奏する。
【0049】実施例3.上記実施例1では、ハウス本体
部21の縦フレーム35にピンジョイント36を設け、
縦フレーム35を折り畳み可能に構成しているが、この
実施例3では、図15に示すように、縦フレーム62
を、中空の支持フレーム63と、この支持フレーム63
に移動可能に挿入された移動フレーム64とで伸縮可能
に構成している。なお、支持フレーム63には透孔65
を穿設し、さらに移動フレーム64には所定間隔で透孔
66を複数穿設している。
部21の縦フレーム35にピンジョイント36を設け、
縦フレーム35を折り畳み可能に構成しているが、この
実施例3では、図15に示すように、縦フレーム62
を、中空の支持フレーム63と、この支持フレーム63
に移動可能に挿入された移動フレーム64とで伸縮可能
に構成している。なお、支持フレーム63には透孔65
を穿設し、さらに移動フレーム64には所定間隔で透孔
66を複数穿設している。
【0050】このように構成された縦フレーム62を伸
縮させるには、透孔65と透孔66とが一致する位置に
移動フレーム64を移動し、透孔65、66に止め金具
67を貫通させて、移動フレーム64を支持フレーム6
3に固定する。そこで、組立防塵ハウス20やハウス本
体部21の組立・分解作業において、縦フレーム62を
縮小させて、作業位置を低くでき、上記実施例1と同様
の効果を奏する。また、縦フレーム62の伸縮により組
立防塵ハウス20の高さを調整でき、ガス絶縁開閉装置
の組立・分解の作業環境に高さの規制があっても、十分
対応することができる。
縮させるには、透孔65と透孔66とが一致する位置に
移動フレーム64を移動し、透孔65、66に止め金具
67を貫通させて、移動フレーム64を支持フレーム6
3に固定する。そこで、組立防塵ハウス20やハウス本
体部21の組立・分解作業において、縦フレーム62を
縮小させて、作業位置を低くでき、上記実施例1と同様
の効果を奏する。また、縦フレーム62の伸縮により組
立防塵ハウス20の高さを調整でき、ガス絶縁開閉装置
の組立・分解の作業環境に高さの規制があっても、十分
対応することができる。
【0051】なお、上記各実施例では、ガイドレール3
1の一端側に取り付けられたロープ60の手動操作によ
り天井幕28の開閉動作を行うものとして説明している
が、電動で天井幕28の開閉動作を行うようにしてもよ
い。
1の一端側に取り付けられたロープ60の手動操作によ
り天井幕28の開閉動作を行うものとして説明している
が、電動で天井幕28の開閉動作を行うようにしてもよ
い。
【0052】また、上記各実施例では、一対のガイドレ
ール31のそれぞれの両端側部に滑車32を取り付ける
ものとしているが、滑車32はガイドレール31に限ら
ず、例えば縦フレーム50あるいは梁52に取り付けて
もよい。この場合、滑車32の取付位置は、ガイドレー
ル31の両端側部の下方の位置がよい。
ール31のそれぞれの両端側部に滑車32を取り付ける
ものとしているが、滑車32はガイドレール31に限ら
ず、例えば縦フレーム50あるいは梁52に取り付けて
もよい。この場合、滑車32の取付位置は、ガイドレー
ル31の両端側部の下方の位置がよい。
【0053】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0054】この発明の第1の発明では、屋根部の天井
幕を開閉する手段を備え、天井幕が開閉可能に構成され
ているので、特に接続あるいは分解すべきタンク等の長
さが短い場合には天井幕を開放し、開放された天井部か
らクレーンを吊り下げて接続あるいは分解作業を行うこ
とができる。そこで、接続あるいは分解すべきタンク等
の長さが変わる都度、ハウスの分解、再組立を行う必要
がなく、ガス絶縁開閉装置や複合開閉器の組立・分解の
作業効率を向上させることができる。
幕を開閉する手段を備え、天井幕が開閉可能に構成され
ているので、特に接続あるいは分解すべきタンク等の長
さが短い場合には天井幕を開放し、開放された天井部か
らクレーンを吊り下げて接続あるいは分解作業を行うこ
とができる。そこで、接続あるいは分解すべきタンク等
の長さが変わる都度、ハウスの分解、再組立を行う必要
がなく、ガス絶縁開閉装置や複合開閉器の組立・分解の
作業効率を向上させることができる。
【0055】また、この発明の第2の発明では、上記第
1の発明において、屋根部がハウス本体部に着脱可能に
取り付けられているので、ハウス本体部および屋根部を
別々に組み立てることができる。そこで、ハウスの組立
作業位置が低くなり、高所での作業が削減され、上記第
1の発明の効果に加えて、ハウスの組立作業性を向上さ
せることができる。
1の発明において、屋根部がハウス本体部に着脱可能に
取り付けられているので、ハウス本体部および屋根部を
別々に組み立てることができる。そこで、ハウスの組立
作業位置が低くなり、高所での作業が削減され、上記第
1の発明の効果に加えて、ハウスの組立作業性を向上さ
せることができる。
【0056】また、この発明の第3の発明では、上記第
1の発明において、互いに平行に配置された一対のガイ
ドレール間に、このガイドレールと直交し、かつ、互い
に平行に天井幕支持梁を移動可能に複数架設し、複数の
天井幕支持梁に天井幕を取り付け、さらに天井幕支持梁
をガイドレールに沿って移動させる天井幕支持梁移動手
段を設けているので、天井幕の開閉動作を簡易に行うこ
とができる。
1の発明において、互いに平行に配置された一対のガイ
ドレール間に、このガイドレールと直交し、かつ、互い
に平行に天井幕支持梁を移動可能に複数架設し、複数の
天井幕支持梁に天井幕を取り付け、さらに天井幕支持梁
をガイドレールに沿って移動させる天井幕支持梁移動手
段を設けているので、天井幕の開閉動作を簡易に行うこ
とができる。
【0057】また、この発明の第4の発明では、上記第
3の発明において、一対のガイドレールが互いに水平
に、かつ、段差をもって配置されているので、天井幕支
持梁が傾斜をもって架設され、天井幕も傾斜をもつ。そ
こで、雨水が溜まることなく速やかに流れ落ち、上記第
3の発明の効果に加えて、雨水が溜まることによる天井
幕の破損の発生を防止することができる。
3の発明において、一対のガイドレールが互いに水平
に、かつ、段差をもって配置されているので、天井幕支
持梁が傾斜をもって架設され、天井幕も傾斜をもつ。そ
こで、雨水が溜まることなく速やかに流れ落ち、上記第
3の発明の効果に加えて、雨水が溜まることによる天井
幕の破損の発生を防止することができる。
【0058】また、この発明の第5の発明では、上記第
3の発明において、天井幕支持梁の両端側に一対のガイ
ドレールに係合するローラを取り付け、一対のガイドレ
ールのそれぞれの両端側もしくはその下方に滑車を配置
し、さらにロープの一端部を複数の天井幕のうちの一側
端部に位置する天井幕支持梁の両端にそれぞれ取り付
け、滑車のそれぞれに掛け渡されて他端部を垂下するよ
うにしているので、ロープの手動操作により天井幕支持
梁を移動して天井幕を開閉できる。そこで、上記第3の
発明の効果に加えて、天井幕の開閉機構を簡易な構成と
し、低コスト化を図ることができる。
3の発明において、天井幕支持梁の両端側に一対のガイ
ドレールに係合するローラを取り付け、一対のガイドレ
ールのそれぞれの両端側もしくはその下方に滑車を配置
し、さらにロープの一端部を複数の天井幕のうちの一側
端部に位置する天井幕支持梁の両端にそれぞれ取り付
け、滑車のそれぞれに掛け渡されて他端部を垂下するよ
うにしているので、ロープの手動操作により天井幕支持
梁を移動して天井幕を開閉できる。そこで、上記第3の
発明の効果に加えて、天井幕の開閉機構を簡易な構成と
し、低コスト化を図ることができる。
【0059】また、この発明の第6の発明では、上記第
2の発明において、ハウス本体部の縦フレームが折り畳
み可能に構成されているので、ハウスおよびハウス本体
部の組立・分解の際に、縦フレームを折り畳み、作業位
置を低くして、高所での作業を削減できる。そこで、ハ
ウスの組立作業性を一層向上させることができる。
2の発明において、ハウス本体部の縦フレームが折り畳
み可能に構成されているので、ハウスおよびハウス本体
部の組立・分解の際に、縦フレームを折り畳み、作業位
置を低くして、高所での作業を削減できる。そこで、ハ
ウスの組立作業性を一層向上させることができる。
【0060】また、この発明の第7の発明では、上記第
2の発明において、ハウス本体部の縦フレームが伸縮可
能に構成されているので、ハウスおよびハウス本体部の
組立・分解の際に、縦フレームを縮小して、作業位置を
低くし、高所での作業を削減でき、ハウスの組立作業性
を一層向上させることができる。また、ハウスの据え付
けの際に、縦フレームを伸縮して、ハウスの高さを調整
でき、ガス絶縁開閉装置や複合開閉器の作業環境に高さ
規制がある場合に対しても十分対応することができる。
2の発明において、ハウス本体部の縦フレームが伸縮可
能に構成されているので、ハウスおよびハウス本体部の
組立・分解の際に、縦フレームを縮小して、作業位置を
低くし、高所での作業を削減でき、ハウスの組立作業性
を一層向上させることができる。また、ハウスの据え付
けの際に、縦フレームを伸縮して、ハウスの高さを調整
でき、ガス絶縁開閉装置や複合開閉器の作業環境に高さ
規制がある場合に対しても十分対応することができる。
【0061】また、この発明の第8の発明では、上記第
2の発明のおいて、ハウス本体部の縦フレームおよび横
フレームが分解可能に構成されているので、ハウスの組
立・分解作業が簡易となるとともに、ハウスが各構成部
品に分解されて小容積となり、簡易に搬送することがで
きる。
2の発明のおいて、ハウス本体部の縦フレームおよび横
フレームが分解可能に構成されているので、ハウスの組
立・分解作業が簡易となるとともに、ハウスが各構成部
品に分解されて小容積となり、簡易に搬送することがで
きる。
【図1】この発明の実施例1に係る組立防塵ハウスの組
立状態を示す斜視図である。
立状態を示す斜視図である。
【図2】この発明の実施例1に係る組立防塵ハウスにお
けるハウス本体部の骨組みを示す斜視図である。
けるハウス本体部の骨組みを示す斜視図である。
【図3】この発明の実施例1に係る組立防塵ハウスにお
けるハウス本体部側幕の取付状態を示す斜視図である。
けるハウス本体部側幕の取付状態を示す斜視図である。
【図4】この発明の実施例1に係る組立防塵ハウスにお
けるハウス本体部側幕の取付金具の動作を説明する側面
図である。
けるハウス本体部側幕の取付金具の動作を説明する側面
図である。
【図5】この発明の実施例1に係る組立防塵ハウスにお
けるハウス本体部の縦フレームの折り畳み動作を説明す
る斜視図である。
けるハウス本体部の縦フレームの折り畳み動作を説明す
る斜視図である。
【図6】この発明の実施例1に係る組立防塵ハウスにお
ける屋根部の骨組みを示す斜視図である。
ける屋根部の骨組みを示す斜視図である。
【図7】この発明の実施例1に係る組立防塵ハウスにお
ける天井幕支持梁とガイドレールとの係合状態を示す斜
視図である。
ける天井幕支持梁とガイドレールとの係合状態を示す斜
視図である。
【図8】この発明の実施例1に係る組立防塵ハウスにお
けるガイドレールの端部を示す斜視図である。
けるガイドレールの端部を示す斜視図である。
【図9】この発明の実施例1に係る組立防塵ハウスにお
ける天井幕の取付状態を示す斜視図である。
ける天井幕の取付状態を示す斜視図である。
【図10】図9のX−X線に沿った断面図である。
【図11】この発明の実施例1に係る組立防塵ハウスに
おけるハウス本体部と屋根部との連結状態を示す斜視図
である。
おけるハウス本体部と屋根部との連結状態を示す斜視図
である。
【図12】この発明の実施例1に係る組立防塵ハウスに
おける天井幕の解放状態を示す斜視図である。
おける天井幕の解放状態を示す斜視図である。
【図13】この発明の実施例1に係る組立防塵ハウスを
用いたガス絶縁開閉装置の組立方法を示す模式図であ
る。
用いたガス絶縁開閉装置の組立方法を示す模式図であ
る。
【図14】この発明の実施例2に係る組立防塵ハウスに
おける屋根部の構成を示す斜視図である。
おける屋根部の構成を示す斜視図である。
【図15】この発明の実施例3に係る組立防塵ハウスに
おけるハウス本体部の縦フレームの伸縮動作を説明する
斜視図である。
おけるハウス本体部の縦フレームの伸縮動作を説明する
斜視図である。
【図16】従来の組立防塵ハウスを用いたガス絶縁開閉
装置の組立方法を示す模式図である。
装置の組立方法を示す模式図である。
【図17】従来の組立防塵ハウスの一例を示す斜視図で
あり、(a)はその骨組みを示し、(b)は完成状態を
示している。
あり、(a)はその骨組みを示し、(b)は完成状態を
示している。
11 機器貫通孔 20 組立防塵ハウス 21 ハウス本体部 22 屋根部 23 ハウス本体部側幕 27 屋根部側幕 28 天井幕 30 ロープ(天井幕支持梁移動手段) 31 ガイドレール 32 滑車(天井幕支持梁移動手段) 35 縦フレーム 41 横フレーム 53 天井幕支持梁 54 ローラ(天井幕支持梁移動手段) 62 縦フレーム
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04H 15/00 - 15/64 E04H 1/12 E04H 5/02 E04B 1/343
Claims (8)
- 【請求項1】 箱状の骨組みの各側面がハウス本体部側
幕により覆われたハウス本体部と、前記ハウス本体部側
幕の両側面の部位に設けられた機器貫通孔と、各側面が
屋根部側幕により覆われ、かつ、天井部が天井幕により
覆われ、前記ハウス本体部に取り付けられた箱状の屋根
部と、前記屋根部の前記天井幕を開閉する手段とを具備
することを特徴とする組立防塵ハウス。 - 【請求項2】 屋根部は、ハウス本体部に着脱可能に取
り付けられていることを特徴とする請求項1記載の組立
防塵ハウス。 - 【請求項3】 屋根部は、互いに平行に配置された一対
のガイドレールと、前記一対のガイドレールと直交し、
かつ、互いに平行に前記一対のガイドレール間に移動可
能に架設され、天井幕が取り付けられた複数の天井幕支
持梁と、前記天井幕支持梁を前記一対のガイドレールに
沿って移動させる天井幕支持梁移動手段とを備えている
ことを特徴とする請求項1記載の組立防塵ハウス。 - 【請求項4】 一対のガイドレールは、互いに水平に、
かつ、段差をもって配置され、前記一対のガイドレール
間に架設された複数の天井幕支持梁が傾斜をもつように
したことを特徴とする請求項3記載の組立防塵ハウス。 - 【請求項5】 天井幕支持梁移動手段は、複数の天井幕
支持梁のそれぞれの両端側に取り付けられ一対のガイド
レールに係合するローラと、前記一対のガイドレールの
それぞれの両端側もしくはその下方に配置された滑車
と、一端部が前記複数の天井幕支持梁のうちの一側端部
に位置する天井幕支持梁の両端にそれぞれ取り付けら
れ、前記滑車のそれぞれに掛け渡されて他端部が垂下さ
れたロープとを備えていることを特徴とする請求項3記
載の組立防塵ハウス。 - 【請求項6】 ハウス本体部の箱状の骨組みは、四隅の
それぞれに立設された縦フレームと、隣合う縦フレーム
のそれぞれの上端側に直交するように接続された横フレ
ームとを有し、前記縦フレームが折り畳み可能に構成さ
れていることを特徴とする請求項2記載の組立防塵ハウ
ス。 - 【請求項7】 ハウス本体部の箱状の骨組みは、四隅の
それぞれに立設された縦フレームと、隣合う縦フレーム
のそれぞれの上端側に直交するように接続された横フレ
ームとを有し、前記縦フレームが伸縮可能に構成されて
いることを特徴とする請求項2記載の組立防塵ハウス。 - 【請求項8】 ハウス本体部の箱状の骨組みは、四隅の
それぞれに立設された縦フレームと、隣合う縦フレーム
のそれぞれの上端側に直交するように接続された横フレ
ームとを有し、前記縦フレームおよび横フレームが分解
可能に構成されていることを特徴とする請求項2記載の
組立防塵ハウス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30019193A JP3167517B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 組立防塵ハウス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30019193A JP3167517B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 組立防塵ハウス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07150816A JPH07150816A (ja) | 1995-06-13 |
JP3167517B2 true JP3167517B2 (ja) | 2001-05-21 |
Family
ID=17881835
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30019193A Expired - Fee Related JP3167517B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 組立防塵ハウス |
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---|---|
JP (1) | JP3167517B2 (ja) |
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KR102039539B1 (ko) * | 2018-12-10 | 2019-11-01 | 백귀현 | 방진 하우스 구조체 |
CN114233053A (zh) * | 2021-12-20 | 2022-03-25 | 山东中恒建设集团有限公司 | 一种可重复使用便于单人操作式防尘防护棚 |
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-
1993
- 1993-11-30 JP JP30019193A patent/JP3167517B2/ja not_active Expired - Fee Related
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