JP3110206B2 - 組立防塵ハウス - Google Patents
組立防塵ハウスInfo
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- JP3110206B2 JP3110206B2 JP05104217A JP10421793A JP3110206B2 JP 3110206 B2 JP3110206 B2 JP 3110206B2 JP 05104217 A JP05104217 A JP 05104217A JP 10421793 A JP10421793 A JP 10421793A JP 3110206 B2 JP3110206 B2 JP 3110206B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばガス絶縁電気
機器の組立・分解に用いる組立防塵ハウス関するもので
ある。
機器の組立・分解に用いる組立防塵ハウス関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、発電所で発電された電力は、種々
の配管が付設されている洞道を利用してガス絶縁電気機
器を接続して変電所に送電されている。そこで、発電所
から変電所までの距離は例えば4.5kmと非常に長
く、一方ガス絶縁電気機器は7.5m程度の長さであ
り、洞道内で約600本のガス絶縁電気機器を互いに接
続して電力を送電することになる。
の配管が付設されている洞道を利用してガス絶縁電気機
器を接続して変電所に送電されている。そこで、発電所
から変電所までの距離は例えば4.5kmと非常に長
く、一方ガス絶縁電気機器は7.5m程度の長さであ
り、洞道内で約600本のガス絶縁電気機器を互いに接
続して電力を送電することになる。
【0003】図13の(a)、(b)はそれぞれ従来の
ガス絶縁電気機器の付設状態を示す断面図および側面図
であり、図において1は洞道、2は洞道1内における種
々の配管の付設している領域、3はガス絶縁電気機器で
あり、このガス絶縁電気機器3は例えば円筒状のタンク
3a(直径:480mm、長さ7.5m)内に主母線が
絶縁支持され、かつ、SF6ガスが充填されて構成され
ている。3bはガス絶縁電気機器3のフランジ、4は架
台である。
ガス絶縁電気機器の付設状態を示す断面図および側面図
であり、図において1は洞道、2は洞道1内における種
々の配管の付設している領域、3はガス絶縁電気機器で
あり、このガス絶縁電気機器3は例えば円筒状のタンク
3a(直径:480mm、長さ7.5m)内に主母線が
絶縁支持され、かつ、SF6ガスが充填されて構成され
ている。3bはガス絶縁電気機器3のフランジ、4は架
台である。
【0004】このように、洞道1内では、配管の付設し
ている領域2を避けて、中央部に架台4が所定間隔毎に
設置され、ガス絶縁電気機器3がその両端側をそれぞれ
架台4に支持されて設置されている。そして、隣接する
ガス絶縁電気機器3同士の主母線およびフランジ3bが
互いに接続されている。ここでは、R,S,T相の三相
2回線の場合を示している。
ている領域2を避けて、中央部に架台4が所定間隔毎に
設置され、ガス絶縁電気機器3がその両端側をそれぞれ
架台4に支持されて設置されている。そして、隣接する
ガス絶縁電気機器3同士の主母線およびフランジ3bが
互いに接続されている。ここでは、R,S,T相の三相
2回線の場合を示している。
【0005】次に、従来のガス絶縁電気機器3の接続方
法を図に基づいて説明する。まず、ガス絶縁電気機器3
は、図14の(a)に示すように、主母線を絶縁支持し
たタンク3a内をクリーンな状態にしてフランジ3bに
めくら板5を取り付けて工場から出荷される。そして、
現場において、ガス絶縁電気機器3をコロに乗せて洞道
1内の設置場所に移動し、ジャッキ等により持ち上げて
架台4上に設置する。ついで、ガス絶縁電気機器3は、
図14の(b)に示すように、めくら板5が取り外さ
れ、速やかにフランジ3bを覆うようにビニール袋6a
がかぶせられる。その後、図14の(c)に示すよう
に、隣接するガス絶縁電気機器3同士をビニール袋6b
で覆う。そこで、粉塵計および湿度計を用いて接続作業
場所の粉塵量および湿度が計測され、接続作業場所が組
立環境基準に適合していることを確認した後、ビニール
6a,6bを取り外してガス絶縁電気機器3同士を接続
する。すべてのガス絶縁電気機器3を接続した後、SF
6ガスを充填して接続作業が完了される。
法を図に基づいて説明する。まず、ガス絶縁電気機器3
は、図14の(a)に示すように、主母線を絶縁支持し
たタンク3a内をクリーンな状態にしてフランジ3bに
めくら板5を取り付けて工場から出荷される。そして、
現場において、ガス絶縁電気機器3をコロに乗せて洞道
1内の設置場所に移動し、ジャッキ等により持ち上げて
架台4上に設置する。ついで、ガス絶縁電気機器3は、
図14の(b)に示すように、めくら板5が取り外さ
れ、速やかにフランジ3bを覆うようにビニール袋6a
がかぶせられる。その後、図14の(c)に示すよう
に、隣接するガス絶縁電気機器3同士をビニール袋6b
で覆う。そこで、粉塵計および湿度計を用いて接続作業
場所の粉塵量および湿度が計測され、接続作業場所が組
立環境基準に適合していることを確認した後、ビニール
6a,6bを取り外してガス絶縁電気機器3同士を接続
する。すべてのガス絶縁電気機器3を接続した後、SF
6ガスを充填して接続作業が完了される。
【0006】ここで、ガス絶縁電気機器3の組立環境基
準は、ゴミや水分の存在がその絶縁性能を低下させるこ
とから、粉塵量が20cpm以下、湿度が80%以下に
規定されている。
準は、ゴミや水分の存在がその絶縁性能を低下させるこ
とから、粉塵量が20cpm以下、湿度が80%以下に
規定されている。
【0007】しかし、上記従来のガス絶縁電気機器3の
接続方法は、組立作業環境が隔離されていないので、風
等により粉塵がたった場合には作業を中止しなければな
らず、また雨天の場合には作業ができず、作業効率が非
常に悪く、工事工程がたてにくいという欠点あった。
接続方法は、組立作業環境が隔離されていないので、風
等により粉塵がたった場合には作業を中止しなければな
らず、また雨天の場合には作業ができず、作業効率が非
常に悪く、工事工程がたてにくいという欠点あった。
【0008】その改善策として、防塵ハウスを用いた接
続作業が提案されている。
続作業が提案されている。
【0009】図15は従来の防塵ハウスを用いたガス絶
縁電気機器の接続方法の一例を示す斜視図であり、図1
5の(a)はその防塵ハウスのフレーム組立状態を示
し、図15の(b)は防塵ハウスの組立完成状態を示し
ている。図において、7は防塵ハウス、8はフレーム、
9はキャスタ、10は屋根幕、11は側幕、12は対向
する一対の側幕11に設けられた機器貫通孔、13は機
器貫通孔12を綴じるマジックテープ、14はロープ、
15は空調機である。
縁電気機器の接続方法の一例を示す斜視図であり、図1
5の(a)はその防塵ハウスのフレーム組立状態を示
し、図15の(b)は防塵ハウスの組立完成状態を示し
ている。図において、7は防塵ハウス、8はフレーム、
9はキャスタ、10は屋根幕、11は側幕、12は対向
する一対の側幕11に設けられた機器貫通孔、13は機
器貫通孔12を綴じるマジックテープ、14はロープ、
15は空調機である。
【0010】次に、上記従来の防塵ハウスを用いたガス
絶縁電気機器3の接続方法について説明する。まず、洞
道1内において、めくら板5が取り付けられたガス絶縁
電気機器3を架台4上に設置する。そして、図15の
(a)に示すように、ガス絶縁電気機器3同士の接続部
を取り囲むように、フレーム8を用いて防塵ハウス7の
箱形の骨組を組み立てる。その後、防塵ハウス7の骨組
の天井部に屋根幕10を取り付け、さらに側幕11を取
り付ける。この時、対向する一対の側幕11は、ガス絶
縁電気機器3のタンク3aが機器貫通孔12を貫通する
ように取り付けている。ついで、機器貫通孔12をマジ
ックテープ13およびロープ14により綴じて、ガス絶
縁電気機器3のタンク3aの外周部を密閉して、図15
の(b)に示すように、防塵ハウス7の据え付けが完了
する。
絶縁電気機器3の接続方法について説明する。まず、洞
道1内において、めくら板5が取り付けられたガス絶縁
電気機器3を架台4上に設置する。そして、図15の
(a)に示すように、ガス絶縁電気機器3同士の接続部
を取り囲むように、フレーム8を用いて防塵ハウス7の
箱形の骨組を組み立てる。その後、防塵ハウス7の骨組
の天井部に屋根幕10を取り付け、さらに側幕11を取
り付ける。この時、対向する一対の側幕11は、ガス絶
縁電気機器3のタンク3aが機器貫通孔12を貫通する
ように取り付けている。ついで、機器貫通孔12をマジ
ックテープ13およびロープ14により綴じて、ガス絶
縁電気機器3のタンク3aの外周部を密閉して、図15
の(b)に示すように、防塵ハウス7の据え付けが完了
する。
【0011】そこで、防塵ハウス7内は周囲環境と遮断
されている。そして、空調機15を防塵ハウス7に接続
して、防塵ハウス7内を空調する。粉塵計および湿度計
により防塵ハウス7内が組立環境基準に合致しているこ
とを確認した後、ガス絶縁電気機器3のめくら板5を取
り外して接続作業を行う。1ケ所での接続作業が完了し
た後、防塵ハウス7を部分的にあるいは完全に分解し
て、隣接する次の接続場所に運搬して上述の作業を繰り
返す。
されている。そして、空調機15を防塵ハウス7に接続
して、防塵ハウス7内を空調する。粉塵計および湿度計
により防塵ハウス7内が組立環境基準に合致しているこ
とを確認した後、ガス絶縁電気機器3のめくら板5を取
り外して接続作業を行う。1ケ所での接続作業が完了し
た後、防塵ハウス7を部分的にあるいは完全に分解し
て、隣接する次の接続場所に運搬して上述の作業を繰り
返す。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来のガス絶縁電気機
器の接続作業は以上のように、接続作業環境が隔離され
ていないので、風等により粉塵がたった場合には作業を
中止しなければならず、また雨天の場合には作業ができ
ず、作業効率が非常に悪く、工事工程がたてにくいとい
う課題があった。
器の接続作業は以上のように、接続作業環境が隔離され
ていないので、風等により粉塵がたった場合には作業を
中止しなければならず、また雨天の場合には作業ができ
ず、作業効率が非常に悪く、工事工程がたてにくいとい
う課題があった。
【0013】また、従来の改善策としてのガス絶縁電気
機器の接続作業は、ガス絶縁電気機器3の接続部を取り
囲んで防塵ハウス7を据え付けているので、接続作業環
境を外界と遮断して外界の状態によらず接続作業をする
ことができるものの、防塵ハウス7の移動の際に、箱形
の骨組を構成する四隅に立設されたフレーム8や底部の
フレーム8がガス絶縁電気機器3のタンク3aや架台4
にあたり、接続場所毎に防塵ハウス7の分解・組立が必
要となり、また洞道1内のスペースが狭く、防塵ハウス
7の分解・組立が困難となり、さらに洞道1内では、配
管等の付設された領域2と架台4との狭い間隙を分解さ
れた防塵ハウス7を移動しなければならず、接続作業性
が低下するという課題があった。
機器の接続作業は、ガス絶縁電気機器3の接続部を取り
囲んで防塵ハウス7を据え付けているので、接続作業環
境を外界と遮断して外界の状態によらず接続作業をする
ことができるものの、防塵ハウス7の移動の際に、箱形
の骨組を構成する四隅に立設されたフレーム8や底部の
フレーム8がガス絶縁電気機器3のタンク3aや架台4
にあたり、接続場所毎に防塵ハウス7の分解・組立が必
要となり、また洞道1内のスペースが狭く、防塵ハウス
7の分解・組立が困難となり、さらに洞道1内では、配
管等の付設された領域2と架台4との狭い間隙を分解さ
れた防塵ハウス7を移動しなければならず、接続作業性
が低下するという課題があった。
【0014】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、特に洞道等の狭い作業環境でも
簡便に組立、据え付けおよび移動ができ、ガス絶縁電気
機器の接続環境を容易に確立できるとともに、ガス絶縁
電気機器の接続作業性を向上することができる組立防塵
ハウスを得ることを目的とする。
ためになされたもので、特に洞道等の狭い作業環境でも
簡便に組立、据え付けおよび移動ができ、ガス絶縁電気
機器の接続環境を容易に確立できるとともに、ガス絶縁
電気機器の接続作業性を向上することができる組立防塵
ハウスを得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の発明に
係る組立防塵ハウスは、一側壁面側が開口されていると
ともに他の側壁面の少なくとも一つの側壁面に出入口が
設けられた箱状のハウス本体と、ハウス本体の天井部か
ら開口された側壁面前方に向かって伸縮自在に延出する
天井フレームと、開口された側壁面を塞ぐようにハウス
本体および天井フレームに取り付けられた包被部材と、
包被部材の両側面の部位に相対して対をなして形成され
た絶縁母線用貫通孔とを備えたものである。
係る組立防塵ハウスは、一側壁面側が開口されていると
ともに他の側壁面の少なくとも一つの側壁面に出入口が
設けられた箱状のハウス本体と、ハウス本体の天井部か
ら開口された側壁面前方に向かって伸縮自在に延出する
天井フレームと、開口された側壁面を塞ぐようにハウス
本体および天井フレームに取り付けられた包被部材と、
包被部材の両側面の部位に相対して対をなして形成され
た絶縁母線用貫通孔とを備えたものである。
【0016】また、この発明の第2の発明に係る組立防
塵ハウスは、一側壁面側が開口されているとともに他の
側壁面の少なくとも一つの側壁面に出入口が設けられた
箱状のハウス本体と、ハウス本体の天井部から開口され
た側壁面前方に向かって伸縮自在に延出する天井フレー
ムと、開口された側壁面を塞ぐようにハウス本体および
天井フレームに取り付けられた包被部材と、包被部材の
両側面の部位に相対して対をなして形成された絶縁母線
用貫通孔と、包被部材を絶縁母線用貫通孔間で自在に分
離・接続する分割接続手段とを備えたものである。
塵ハウスは、一側壁面側が開口されているとともに他の
側壁面の少なくとも一つの側壁面に出入口が設けられた
箱状のハウス本体と、ハウス本体の天井部から開口され
た側壁面前方に向かって伸縮自在に延出する天井フレー
ムと、開口された側壁面を塞ぐようにハウス本体および
天井フレームに取り付けられた包被部材と、包被部材の
両側面の部位に相対して対をなして形成された絶縁母線
用貫通孔と、包被部材を絶縁母線用貫通孔間で自在に分
離・接続する分割接続手段とを備えたものである。
【0017】また、この発明の第3の発明に係る組立防
塵ハウスは、一側壁面側が開口されているとともに他の
側壁面の少なくとも一つの側壁面に出入口が設けられた
箱状のハウス本体と、ハウス本体の天井部から開口され
た側壁面前方に向かって伸縮自在に延出する天井フレー
ムと、開口された側壁面を塞ぐようにハウス本体および
天井フレームに取り付けられた包被部材と、包被部材の
両側面の部位に相対して対をなして形成された絶縁母線
用貫通孔と、ハウス本体を移動する移動手段とを備えた
ものである。
塵ハウスは、一側壁面側が開口されているとともに他の
側壁面の少なくとも一つの側壁面に出入口が設けられた
箱状のハウス本体と、ハウス本体の天井部から開口され
た側壁面前方に向かって伸縮自在に延出する天井フレー
ムと、開口された側壁面を塞ぐようにハウス本体および
天井フレームに取り付けられた包被部材と、包被部材の
両側面の部位に相対して対をなして形成された絶縁母線
用貫通孔と、ハウス本体を移動する移動手段とを備えた
ものである。
【0018】また、この発明の第4の発明に係る組立防
塵ハウスは、一側壁面側が開口されているとともに他の
側壁面の少なくとも一つの側壁面に出入口が設けられた
箱状のハウス本体と、ハウス本体の対向する両側壁面の
上部に取り付けられた一対のブラケットと、一対のブラ
ケットに対向して設けられたガイド溝と、ハウス本体の
天井部から開口された側壁面前方に向かってガイド溝に
案内されて伸縮自在に延出する天井フレームと、開口さ
れた側壁面を塞ぐようにハウス本体および天井フレーム
に取り付けられた包被部材と、包被部材の両側面の部位
に相対して対をなして形成された絶縁母線用貫通孔とを
備えたものである。
塵ハウスは、一側壁面側が開口されているとともに他の
側壁面の少なくとも一つの側壁面に出入口が設けられた
箱状のハウス本体と、ハウス本体の対向する両側壁面の
上部に取り付けられた一対のブラケットと、一対のブラ
ケットに対向して設けられたガイド溝と、ハウス本体の
天井部から開口された側壁面前方に向かってガイド溝に
案内されて伸縮自在に延出する天井フレームと、開口さ
れた側壁面を塞ぐようにハウス本体および天井フレーム
に取り付けられた包被部材と、包被部材の両側面の部位
に相対して対をなして形成された絶縁母線用貫通孔とを
備えたものである。
【0019】また、この発明の第5の発明に係る組立防
塵ハウスは、一側壁面側が開口されているとともに他の
側壁面の少なくとも一つの側壁面に出入口が設けられた
箱状のハウス本体と、ハウス本体の天井部から開口され
た側壁面前方に向かって伸縮自在に延出する天井フレー
ムと、開口された側壁面を塞ぐようにハウス本体および
天井フレームに取り付けられた包被部材と、包被部材の
両側面の部位に相対して対をなして形成された絶縁母線
用貫通孔と、ハウス本体の底部から開口された側壁面前
方に向かって伸縮自在に延出する床フレームとを備えた
ものである。
塵ハウスは、一側壁面側が開口されているとともに他の
側壁面の少なくとも一つの側壁面に出入口が設けられた
箱状のハウス本体と、ハウス本体の天井部から開口され
た側壁面前方に向かって伸縮自在に延出する天井フレー
ムと、開口された側壁面を塞ぐようにハウス本体および
天井フレームに取り付けられた包被部材と、包被部材の
両側面の部位に相対して対をなして形成された絶縁母線
用貫通孔と、ハウス本体の底部から開口された側壁面前
方に向かって伸縮自在に延出する床フレームとを備えた
ものである。
【0020】また、この発明の第6の発明に係る組立防
塵ハウスは、一側壁面側が開口されているとともに他の
側壁面の少なくとも一つの側壁面に出入口が設けられた
箱状のハウス本体と、ハウス本体の天井部から開口され
た側壁面前方に向かって伸縮自在に延出する天井フレー
ムと、開口された側壁面を塞ぐようにハウス本体および
天井フレームに取り付けられた包被部材と、包被部材の
両側面の部位に相対して対をなして形成された絶縁母線
用貫通孔と、天井フレームの伸長状態を固定する第1の
固定手段と、天井フレームの縮退状態を固定する第2の
固定手段とを備えたものである。
塵ハウスは、一側壁面側が開口されているとともに他の
側壁面の少なくとも一つの側壁面に出入口が設けられた
箱状のハウス本体と、ハウス本体の天井部から開口され
た側壁面前方に向かって伸縮自在に延出する天井フレー
ムと、開口された側壁面を塞ぐようにハウス本体および
天井フレームに取り付けられた包被部材と、包被部材の
両側面の部位に相対して対をなして形成された絶縁母線
用貫通孔と、天井フレームの伸長状態を固定する第1の
固定手段と、天井フレームの縮退状態を固定する第2の
固定手段とを備えたものである。
【0021】また、この発明の第7の発明に係る組立防
塵ハウスは、一側壁面側が開口されているとともに他の
側壁面の少なくとも一つの側壁面に出入口が設けられた
箱状のハウス本体と、ハウス本体の天井部から開口され
た側壁面前方に向かって伸縮自在に延出する天井フレー
ムと、開口された側壁面を塞ぐようにハウス本体および
天井フレームに取り付けられた包被部材と、包被部材の
両側面の部位に相対して対をなして形成された絶縁母線
用貫通孔と、ハウス本体の底部から開口された側壁面前
方に向かって伸縮自在に延出する床フレームと、天井フ
レームの縮退状態で床フレームを縮退可能とするととも
に床フレームの伸長状態で天井フレームを伸長可能とす
る制御機構とを備えたものである。
塵ハウスは、一側壁面側が開口されているとともに他の
側壁面の少なくとも一つの側壁面に出入口が設けられた
箱状のハウス本体と、ハウス本体の天井部から開口され
た側壁面前方に向かって伸縮自在に延出する天井フレー
ムと、開口された側壁面を塞ぐようにハウス本体および
天井フレームに取り付けられた包被部材と、包被部材の
両側面の部位に相対して対をなして形成された絶縁母線
用貫通孔と、ハウス本体の底部から開口された側壁面前
方に向かって伸縮自在に延出する床フレームと、天井フ
レームの縮退状態で床フレームを縮退可能とするととも
に床フレームの伸長状態で天井フレームを伸長可能とす
る制御機構とを備えたものである。
【0022】また、この発明の第8の発明に係る組立防
塵ハウスは、一側壁面側が開口されているとともに他の
側壁面の少なくとも一つの側壁面に出入口が設けられた
箱状のハウス本体と、ハウス本体の天井部から開口され
た側壁面前方に向かって伸縮自在に延出する天井フレー
ムと、開口された側壁面を塞ぐようにハウス本体および
天井フレームに取り付けられた包被部材と、包被部材の
両側面の部位に相対して対をなして形成された絶縁母線
用貫通孔と、出入口を介してハウス本体の内部と連通す
るようにハウス本体に接続された前室とを備えたもので
ある。
塵ハウスは、一側壁面側が開口されているとともに他の
側壁面の少なくとも一つの側壁面に出入口が設けられた
箱状のハウス本体と、ハウス本体の天井部から開口され
た側壁面前方に向かって伸縮自在に延出する天井フレー
ムと、開口された側壁面を塞ぐようにハウス本体および
天井フレームに取り付けられた包被部材と、包被部材の
両側面の部位に相対して対をなして形成された絶縁母線
用貫通孔と、出入口を介してハウス本体の内部と連通す
るようにハウス本体に接続された前室とを備えたもので
ある。
【0023】また、この発明の第9の発明に係る組立防
塵ハウスは、一側壁面側が開口されているとともに他の
側壁面の少なくとも一つの側壁面に出入口が設けられた
箱状のハウス本体と、ハウス本体の天井部から開口され
た側壁面前方に向かって伸縮自在に延出する天井フレー
ムと、開口された側壁面を塞ぐようにハウス本体および
天井フレームに取り付けられた包被部材と、包被部材の
両側面の部位に相対して対をなして形成された絶縁母線
用貫通孔と、包被部材の外壁面に設けられて他の組立防
塵ハウスと連結する連結手段とを備えたものである。
塵ハウスは、一側壁面側が開口されているとともに他の
側壁面の少なくとも一つの側壁面に出入口が設けられた
箱状のハウス本体と、ハウス本体の天井部から開口され
た側壁面前方に向かって伸縮自在に延出する天井フレー
ムと、開口された側壁面を塞ぐようにハウス本体および
天井フレームに取り付けられた包被部材と、包被部材の
両側面の部位に相対して対をなして形成された絶縁母線
用貫通孔と、包被部材の外壁面に設けられて他の組立防
塵ハウスと連結する連結手段とを備えたものである。
【0024】
【作用】この発明の第1の発明においては、箱状のハウ
ス本体はその一側壁面側が開口されているとともに他の
側壁面の少なくとも一つの側壁面に出入口が設けられて
構成され、天井フレームがハウス本体の天井部から開口
された側壁面前方に向かって伸縮自在に延出するように
取り付けられているので、作業場所の上方に天井フレー
ムを伸長して延出させることにより作業スペースを確保
して組立防塵ハウスを据え付けることができ、天井フレ
ームを縮退させることにより組立防塵ハウスが小形化さ
れて狭いスペースでの移動が可能となる。さらに、包被
部材が開口された側壁面を塞ぐようにハウス本体および
天井フレームに取り付けられ、絶縁母線用貫通孔が包被
部材の両側面の部位に相対して対をなして形成されてい
るので、組立防塵ハウス内が簡易に外界と遮断でき、対
をなす絶縁母線用貫通孔を介して組立防塵ハウス内に挿
通された絶縁母線同士を外界の環境条件に拘わらず接続
することができる。
ス本体はその一側壁面側が開口されているとともに他の
側壁面の少なくとも一つの側壁面に出入口が設けられて
構成され、天井フレームがハウス本体の天井部から開口
された側壁面前方に向かって伸縮自在に延出するように
取り付けられているので、作業場所の上方に天井フレー
ムを伸長して延出させることにより作業スペースを確保
して組立防塵ハウスを据え付けることができ、天井フレ
ームを縮退させることにより組立防塵ハウスが小形化さ
れて狭いスペースでの移動が可能となる。さらに、包被
部材が開口された側壁面を塞ぐようにハウス本体および
天井フレームに取り付けられ、絶縁母線用貫通孔が包被
部材の両側面の部位に相対して対をなして形成されてい
るので、組立防塵ハウス内が簡易に外界と遮断でき、対
をなす絶縁母線用貫通孔を介して組立防塵ハウス内に挿
通された絶縁母線同士を外界の環境条件に拘わらず接続
することができる。
【0025】また、この発明の第2の発明においては、
上記第1の発明に加えて、包被部材を絶縁母線用貫通孔
間で自在に分離・接続する分割接続手段を備えているの
で、分割接続手段により包被部材を絶縁母線用貫通孔間
で分離して、天井フレームを伸長して延出することによ
り、あらかじめ隣接して設置されている絶縁母線が分割
された包被部材を介して絶縁母線用貫通孔に挿入され、
さらに分割接続手段により分割されている包被部材を接
続することにより、接続される絶縁母線が組立防塵ハウ
スの作業空間内に収納される。
上記第1の発明に加えて、包被部材を絶縁母線用貫通孔
間で自在に分離・接続する分割接続手段を備えているの
で、分割接続手段により包被部材を絶縁母線用貫通孔間
で分離して、天井フレームを伸長して延出することによ
り、あらかじめ隣接して設置されている絶縁母線が分割
された包被部材を介して絶縁母線用貫通孔に挿入され、
さらに分割接続手段により分割されている包被部材を接
続することにより、接続される絶縁母線が組立防塵ハウ
スの作業空間内に収納される。
【0026】また、この発明の第3の発明においては、
上記第1の発明に加えて、ハウス本体を移動する移動手
段と備えているので、ガス絶縁電気機器の組立場所への
組立防塵ハウスの移動が容易となる。
上記第1の発明に加えて、ハウス本体を移動する移動手
段と備えているので、ガス絶縁電気機器の組立場所への
組立防塵ハウスの移動が容易となる。
【0027】また、この発明の第4の発明においては、
上記第1の発明に加えて、ハウス本体の対向する両側壁
面の上部に一対のブラケットが取り付けられ、一対のブ
ラケットに対向してガイド溝が設けられ、天井フレーム
がハウス本体の天井部から開口された側壁面前方に向か
ってガイド溝に案内されて伸縮自在に延出するように取
り付けられているので、組立防塵ハウスの据え付けある
いは撤去の際に、天井フレームがガイド溝に案内されて
確実に安定して伸縮される。
上記第1の発明に加えて、ハウス本体の対向する両側壁
面の上部に一対のブラケットが取り付けられ、一対のブ
ラケットに対向してガイド溝が設けられ、天井フレーム
がハウス本体の天井部から開口された側壁面前方に向か
ってガイド溝に案内されて伸縮自在に延出するように取
り付けられているので、組立防塵ハウスの据え付けある
いは撤去の際に、天井フレームがガイド溝に案内されて
確実に安定して伸縮される。
【0028】また、この発明の第5の発明においては、
上記第1の発明に加えて、ハウス本体の底部から開口さ
れた側壁面前方に向かって伸縮自在に延出する床フレー
ムを備えているので、組立防止ハウスの据え付け時に
は、床フレームを伸長させることにより底面積が増大さ
れて組立防止ハウスの転倒が防止され、移動時には、床
フレームを縮退させることにより組立防止ハウスが小形
化される。
上記第1の発明に加えて、ハウス本体の底部から開口さ
れた側壁面前方に向かって伸縮自在に延出する床フレー
ムを備えているので、組立防止ハウスの据え付け時に
は、床フレームを伸長させることにより底面積が増大さ
れて組立防止ハウスの転倒が防止され、移動時には、床
フレームを縮退させることにより組立防止ハウスが小形
化される。
【0029】また、この発明の第6の発明においては、
上記第1の発明に加えて、天井フレームの伸長状態を固
定する第1の固定手段と、天井フレームの縮退状態を固
定する第2の固定手段とを備えているので、据え付け時
には、第1の固定手段により伸長されて延出された天井
フレームが固定されて、作業中における天井フレームの
縮退が防止され、移動時には、第2の固定手段により縮
退された天井フレームが固定されて、移動中における天
井フレームの揺動が防止される。
上記第1の発明に加えて、天井フレームの伸長状態を固
定する第1の固定手段と、天井フレームの縮退状態を固
定する第2の固定手段とを備えているので、据え付け時
には、第1の固定手段により伸長されて延出された天井
フレームが固定されて、作業中における天井フレームの
縮退が防止され、移動時には、第2の固定手段により縮
退された天井フレームが固定されて、移動中における天
井フレームの揺動が防止される。
【0030】また、この発明の第7の発明においては、
上記第6の発明に加えて、天井フレームの縮退状態で床
フレームを縮退可能とするとともに床フレームの伸長状
態で天井フレームを伸長可能とする制御機構を備えてい
るので、据え付け時には、床フレームが伸長された後天
井フレームが伸長され、撤去時には、天井フレームが縮
退された後床フレームが縮退され、据え付け、撤去作業
における重心の移動に伴う組立防止ハウスの転倒が防止
される。
上記第6の発明に加えて、天井フレームの縮退状態で床
フレームを縮退可能とするとともに床フレームの伸長状
態で天井フレームを伸長可能とする制御機構を備えてい
るので、据え付け時には、床フレームが伸長された後天
井フレームが伸長され、撤去時には、天井フレームが縮
退された後床フレームが縮退され、据え付け、撤去作業
における重心の移動に伴う組立防止ハウスの転倒が防止
される。
【0031】また、この発明の第8の発明においては、
上記第1の発明に加えて、ハウス本体の出入口を介して
ハウス本体の内部と連通するようにハウス本体に接続さ
れた前室を備えているので、組立防塵ハウスへの出入が
前室を介して行われ、作業員を介しての組立防塵ハウス
への粉塵の侵入が抑えられ、さらに前室での工具、部品
類の管理により、ボルト締めわすれ等が検知でき、接続
不良等が低減される。
上記第1の発明に加えて、ハウス本体の出入口を介して
ハウス本体の内部と連通するようにハウス本体に接続さ
れた前室を備えているので、組立防塵ハウスへの出入が
前室を介して行われ、作業員を介しての組立防塵ハウス
への粉塵の侵入が抑えられ、さらに前室での工具、部品
類の管理により、ボルト締めわすれ等が検知でき、接続
不良等が低減される。
【0032】また、この発明の第9の発明においては、
上記第1の発明に加えて、包被部材の外壁面に設けられ
て他の組立防塵ハウスと連結する連結手段を備えている
ので、連結手段により2つの組立防塵ハウスを連結し
て、接続作業スペースを拡大できる。
上記第1の発明に加えて、包被部材の外壁面に設けられ
て他の組立防塵ハウスと連結する連結手段を備えている
ので、連結手段により2つの組立防塵ハウスを連結し
て、接続作業スペースを拡大できる。
【0033】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。 実施例1.この実施例1は、この発明の第1乃至第5の
発明に係る一実施例である。図1はこの発明の実施例1
に係る組立防塵ハウスの全体構成を示す一部破断斜視図
であり、図において図13乃至図15に示した従来の組
立防塵ハウスと同一または相当部分には同一符号を付
し、その説明を省略する。図において、20はハウス本
体、21はハウス本体20を構成する本体枠組、22は
本体枠組21の上面および一側面を覆うように取り付け
られた本体幕、23は本体枠組21に伸縮自在に取り付
けられた天井フレーム、24は天井フレーム23の上面
を覆うように取り付けられた包被部材としての屋根幕、
25は天井フレーム23の周縁部および本体幕22の両
端縁部に取り付けられた包被部材としての側幕、26は
側幕25に設けられた絶縁母線用貫通孔、27は側幕2
5にL字状に分離・接続自在に設けられて出入口を構成
するファスナである。
る。 実施例1.この実施例1は、この発明の第1乃至第5の
発明に係る一実施例である。図1はこの発明の実施例1
に係る組立防塵ハウスの全体構成を示す一部破断斜視図
であり、図において図13乃至図15に示した従来の組
立防塵ハウスと同一または相当部分には同一符号を付
し、その説明を省略する。図において、20はハウス本
体、21はハウス本体20を構成する本体枠組、22は
本体枠組21の上面および一側面を覆うように取り付け
られた本体幕、23は本体枠組21に伸縮自在に取り付
けられた天井フレーム、24は天井フレーム23の上面
を覆うように取り付けられた包被部材としての屋根幕、
25は天井フレーム23の周縁部および本体幕22の両
端縁部に取り付けられた包被部材としての側幕、26は
側幕25に設けられた絶縁母線用貫通孔、27は側幕2
5にL字状に分離・接続自在に設けられて出入口を構成
するファスナである。
【0034】つぎに、この実施例1による組立防塵ハウ
スの各部の構成について詳細に説明する。図2に示すよ
うに、本体枠組21は、床板28の四隅にそれぞれ縦フ
レーム29が立設され、縦フレーム29の上端に対向し
て一対のブラケット30が取り付けられ、さらに一対の
ブラケット30間に3本の横フレーム31が取り付けら
れて構成されている。一対のブラケット30には、ガイ
ド溝としてのガイド穴32が対向して上方から斜め下方
に向かって円弧状に穿設されており、そのガイド穴32
の上終端は上方に折れ曲がり、係止穴32aを構成して
いる。また、各ブラケット30の係止穴32a近傍に
は、一対のガイドローラ33がそれぞれ配設されてい
る。床板28の両端部には、床フレーム34が伸縮自在
に取り付けられている。さらに、床板28および床フレ
ーム34の下面には移動手段としてのキャスタ35が取
り付けられている。一方、天井フレーム23は、四角形
の枠組と、その一辺両端部を突出させてなる係合部23
aとから構成されている。
スの各部の構成について詳細に説明する。図2に示すよ
うに、本体枠組21は、床板28の四隅にそれぞれ縦フ
レーム29が立設され、縦フレーム29の上端に対向し
て一対のブラケット30が取り付けられ、さらに一対の
ブラケット30間に3本の横フレーム31が取り付けら
れて構成されている。一対のブラケット30には、ガイ
ド溝としてのガイド穴32が対向して上方から斜め下方
に向かって円弧状に穿設されており、そのガイド穴32
の上終端は上方に折れ曲がり、係止穴32aを構成して
いる。また、各ブラケット30の係止穴32a近傍に
は、一対のガイドローラ33がそれぞれ配設されてい
る。床板28の両端部には、床フレーム34が伸縮自在
に取り付けられている。さらに、床板28および床フレ
ーム34の下面には移動手段としてのキャスタ35が取
り付けられている。一方、天井フレーム23は、四角形
の枠組と、その一辺両端部を突出させてなる係合部23
aとから構成されている。
【0035】また、図3に示すように、側幕25には、
対をなす絶縁母線用貫通孔26が上下に3組設けられ、
対をなす絶縁母線用貫通孔26間を上下に分離・接続す
る分割接続手段としてのファスナ36、37が設けら
れ、その一端側にはL字状に分離・接続して出入口を構
成するファスナ27が設けられている。さらに、その上
縁部には取付穴25aが設けられ、その両端縁部には本
体幕22と接続するファスナ38が設けられている。
対をなす絶縁母線用貫通孔26が上下に3組設けられ、
対をなす絶縁母線用貫通孔26間を上下に分離・接続す
る分割接続手段としてのファスナ36、37が設けら
れ、その一端側にはL字状に分離・接続して出入口を構
成するファスナ27が設けられている。さらに、その上
縁部には取付穴25aが設けられ、その両端縁部には本
体幕22と接続するファスナ38が設けられている。
【0036】このように構成された組立防塵ハウスを組
み立てるには、まず、天井フレーム23を、一対のガイ
ドローラ33間を通しその係合部23aをブラケット3
0のガイド穴32に係合させて、本体枠組21に取り付
ける。そこで、天井フレーム23は、その係合部23a
がガイド穴32に案内されて伸縮自在に延出することが
でき、その延出方向は、床フレーム34の延出方向と一
致している。ついで、本体枠組21に本体幕22を取り
付け、本体枠組21の天井部および一側面部を覆う。そ
して、天井フレーム23に屋根幕24を取り付け、天井
フレーム23の上面を覆う。その後、側幕25を、取付
穴25aを利用してロープ等によりその上縁部を天井フ
レーム23の周縁部に取り付け、ファスナ38を利用し
て両端縁部を本体幕22の両端縁部に接続して、外界と
遮断された組立防塵ハウスが組み立てられる。さらに、
この組立防塵ハウスには空調機15が接続されてハウス
内部を空調できるようになっている。
み立てるには、まず、天井フレーム23を、一対のガイ
ドローラ33間を通しその係合部23aをブラケット3
0のガイド穴32に係合させて、本体枠組21に取り付
ける。そこで、天井フレーム23は、その係合部23a
がガイド穴32に案内されて伸縮自在に延出することが
でき、その延出方向は、床フレーム34の延出方向と一
致している。ついで、本体枠組21に本体幕22を取り
付け、本体枠組21の天井部および一側面部を覆う。そ
して、天井フレーム23に屋根幕24を取り付け、天井
フレーム23の上面を覆う。その後、側幕25を、取付
穴25aを利用してロープ等によりその上縁部を天井フ
レーム23の周縁部に取り付け、ファスナ38を利用し
て両端縁部を本体幕22の両端縁部に接続して、外界と
遮断された組立防塵ハウスが組み立てられる。さらに、
この組立防塵ハウスには空調機15が接続されてハウス
内部を空調できるようになっている。
【0037】このように組み立てられた組立防塵ハウス
では、ハウス本体20は、本体枠組21の天井部および
三方の側面が本体幕22および側幕25の一部により覆
われて、一側壁面側が開口するように、かつ、ファスナ
27により出入口が設けられて構成されている。また、
天井フレーム23は、ハウス本体20の天井部から開口
された側壁面前方に向かって伸縮自在に延出するように
構成されている。さらに、絶縁母線用貫通孔26は、延
出した天井フレーム23の両側面下方に位置する側幕2
5の部位に対向して対をなして設けられている。
では、ハウス本体20は、本体枠組21の天井部および
三方の側面が本体幕22および側幕25の一部により覆
われて、一側壁面側が開口するように、かつ、ファスナ
27により出入口が設けられて構成されている。また、
天井フレーム23は、ハウス本体20の天井部から開口
された側壁面前方に向かって伸縮自在に延出するように
構成されている。さらに、絶縁母線用貫通孔26は、延
出した天井フレーム23の両側面下方に位置する側幕2
5の部位に対向して対をなして設けられている。
【0038】つぎに、この実施例1の動作について説明
する。洞道1内では、所定間隔毎に架台4が設置され、
ガス絶縁電気機器3がその両端部をそれぞれ架台4に支
持されて設置されている。そこで、ガス絶縁電気機器3
の接続部に組立防塵ハウスを移動する。この時、図4の
(a)に示すように、天井フレーム23はハウス本体2
0側に縮退され、側幕25はハウス本体20の開口側縁
部近傍に折り畳まれている。ついで、床フレーム34を
延出し、係止手段(図示せず)により床フレーム34を
係止する。そして、ファスナ36、37により側幕25
を上下に分割した後、係合部23aが係止穴32aに係
合するまで天井フレーム23をガス絶縁電気機器3上方
に延出する。ガス絶縁電気機器3は、この天井フレーム
23の延出操作により、図4の(b)に示すように、側
幕25の上下に分割された開口部を通って絶縁母線用貫
通孔26に挿入される。そして、ファスナ36、37に
より上下に分割されている側幕25を接続して、図4の
(c)に示すように、組立防塵ハウス内に外界と遮断し
た状態でガス絶縁電気機器3の接続部を収納する。その
後、空調機15を配置し、据え付けが完了する。
する。洞道1内では、所定間隔毎に架台4が設置され、
ガス絶縁電気機器3がその両端部をそれぞれ架台4に支
持されて設置されている。そこで、ガス絶縁電気機器3
の接続部に組立防塵ハウスを移動する。この時、図4の
(a)に示すように、天井フレーム23はハウス本体2
0側に縮退され、側幕25はハウス本体20の開口側縁
部近傍に折り畳まれている。ついで、床フレーム34を
延出し、係止手段(図示せず)により床フレーム34を
係止する。そして、ファスナ36、37により側幕25
を上下に分割した後、係合部23aが係止穴32aに係
合するまで天井フレーム23をガス絶縁電気機器3上方
に延出する。ガス絶縁電気機器3は、この天井フレーム
23の延出操作により、図4の(b)に示すように、側
幕25の上下に分割された開口部を通って絶縁母線用貫
通孔26に挿入される。そして、ファスナ36、37に
より上下に分割されている側幕25を接続して、図4の
(c)に示すように、組立防塵ハウス内に外界と遮断し
た状態でガス絶縁電気機器3の接続部を収納する。その
後、空調機15を配置し、据え付けが完了する。
【0039】組立防塵ハウスの据え付けが完了した後、
空調機15によりハウス内を空調して組立環境基準に適
合していることを確認し、ガス絶縁電気機器3のめくら
板5を取り外して接続作業を行う。この時、組立防塵ハ
ウスへの出入りはファスナ27により側幕25をL字状
に開閉して行われる。
空調機15によりハウス内を空調して組立環境基準に適
合していることを確認し、ガス絶縁電気機器3のめくら
板5を取り外して接続作業を行う。この時、組立防塵ハ
ウスへの出入りはファスナ27により側幕25をL字状
に開閉して行われる。
【0040】接続作業が完了した後、ファスナ36、3
7により側幕25を上下に分割し、天井フレーム23を
縮退させる。そして、係止手段による床フレーム34の
係止を解除して床フレーム34を縮退する。この天井フ
レーム23の縮退操作の際に、側幕25はハウス本体2
0方向に移動するが、ガス絶縁電気機器3は側幕25の
上下に分割された開口領域を通るので、図4の(a)に
示す状態となり、ハウスの撤去が完了する。そして、ガ
ス絶縁電気機器3の次の接続部に移動し、上記操作を繰
り返す。
7により側幕25を上下に分割し、天井フレーム23を
縮退させる。そして、係止手段による床フレーム34の
係止を解除して床フレーム34を縮退する。この天井フ
レーム23の縮退操作の際に、側幕25はハウス本体2
0方向に移動するが、ガス絶縁電気機器3は側幕25の
上下に分割された開口領域を通るので、図4の(a)に
示す状態となり、ハウスの撤去が完了する。そして、ガ
ス絶縁電気機器3の次の接続部に移動し、上記操作を繰
り返す。
【0041】このように、上記実施例1によれば、一側
壁面側が開口された箱状のハウス本体20にその天井部
から天井フレーム23を開口された側壁面前方に向かっ
て伸縮自在に取り付け、該開口された側壁面を塞ぐよう
に屋根幕24および側幕25を取り付けているので、外
界と遮断された作業空間が簡易に形成でき、外界環境に
拘わらず接続作業をすることができ、天井フレーム23
を延出および縮退することによりハウスの据え付けおよ
び撤去が行われ、作業性が向上するとともに、撤去時に
はその容積がハウス本体20まで縮小されて、移動スペ
ースを縮小でき、特に洞道1でのガス絶縁電気機器3の
接続作業にも適用できる。
壁面側が開口された箱状のハウス本体20にその天井部
から天井フレーム23を開口された側壁面前方に向かっ
て伸縮自在に取り付け、該開口された側壁面を塞ぐよう
に屋根幕24および側幕25を取り付けているので、外
界と遮断された作業空間が簡易に形成でき、外界環境に
拘わらず接続作業をすることができ、天井フレーム23
を延出および縮退することによりハウスの据え付けおよ
び撤去が行われ、作業性が向上するとともに、撤去時に
はその容積がハウス本体20まで縮小されて、移動スペ
ースを縮小でき、特に洞道1でのガス絶縁電気機器3の
接続作業にも適用できる。
【0042】また、側幕25の対をなす絶縁母線用貫通
孔26間を上下に分割・接続するファスナ36、37を
備えているので、ファスナ36、37により側幕25を
上下に分割した状態での天井フレーム23の伸縮操作に
よりガス絶縁電気機器3は上下に分割された側幕25の
開口部を通って絶縁母線用貫通孔26に挿脱され、ハウ
スの据え付けおよび撤去作業を大幅に簡略化できる。
孔26間を上下に分割・接続するファスナ36、37を
備えているので、ファスナ36、37により側幕25を
上下に分割した状態での天井フレーム23の伸縮操作に
よりガス絶縁電気機器3は上下に分割された側幕25の
開口部を通って絶縁母線用貫通孔26に挿脱され、ハウ
スの据え付けおよび撤去作業を大幅に簡略化できる。
【0043】また、床板28の下面にキャスタ35を取
り付けているので、ハウスを容易に移動することができ
る。
り付けているので、ハウスを容易に移動することができ
る。
【0044】また、上方から斜め下方に向かって円弧状
のガイド穴32が穿設された一対のブラケット30を本
体枠組21の上部に対向して取り付け、天井フレーム2
3の一辺両端に突設された係合部23aを該ガイド穴3
2に係合させて天井フレーム23を取り付けているの
で、天井フレーム23は係合部23aがガイド穴32に
案内されて伸縮でき、天井フレーム23の伸縮操作を安
定して確実に行うことができる。
のガイド穴32が穿設された一対のブラケット30を本
体枠組21の上部に対向して取り付け、天井フレーム2
3の一辺両端に突設された係合部23aを該ガイド穴3
2に係合させて天井フレーム23を取り付けているの
で、天井フレーム23は係合部23aがガイド穴32に
案内されて伸縮でき、天井フレーム23の伸縮操作を安
定して確実に行うことができる。
【0045】また、床板28の両端部に床フレーム34
が伸縮自在に取り付けられているので、ハウスの据え付
けの際には、床フレーム34を伸長させて天井フレーム
23の伸長による重心移動にともなう転倒を防止できる
とともに、撤去の際には、床フレーム34を縮退させて
ハウスを小形化することができる。
が伸縮自在に取り付けられているので、ハウスの据え付
けの際には、床フレーム34を伸長させて天井フレーム
23の伸長による重心移動にともなう転倒を防止できる
とともに、撤去の際には、床フレーム34を縮退させて
ハウスを小形化することができる。
【0046】なお、上記実施例1では、ハウス本体20
の出入口を一側面に1ケ所設けるものとしているが、出
入口は1ケ所に限らず、複数ケ所設けてもよい。
の出入口を一側面に1ケ所設けるものとしているが、出
入口は1ケ所に限らず、複数ケ所設けてもよい。
【0047】実施例2.この実施例2は、この発明の第
1の発明に係る他の実施例である。上記実施例1では、
本体枠組21の天井部および一側面を本体幕22で塞
ぎ、対向する両側面を側幕25の両端部で塞ぐものとし
ているが、この実施例2では、本体枠組21の対向する
両側面を側幕25と別体で構成するものとし、同様の効
果を奏する。
1の発明に係る他の実施例である。上記実施例1では、
本体枠組21の天井部および一側面を本体幕22で塞
ぎ、対向する両側面を側幕25の両端部で塞ぐものとし
ているが、この実施例2では、本体枠組21の対向する
両側面を側幕25と別体で構成するものとし、同様の効
果を奏する。
【0048】実施例3.この実施例3は、この発明の第
3の発明に係る他の実施例である。図5はこの発明の実
施例3に係る組立防塵ハウスを示す要部側面図である。
上記実施例1では、床板28に移動手段としてのキャス
タ35を取り付けるものとしているが、この実施例3で
は、洞道1内にレール38を付設し、本体枠組21の床
板28に車輪39を取り付け、レール38および車輪3
9により移動手段を構成し、さらに転倒防止用コロ40
を取り付けるものとしている。
3の発明に係る他の実施例である。図5はこの発明の実
施例3に係る組立防塵ハウスを示す要部側面図である。
上記実施例1では、床板28に移動手段としてのキャス
タ35を取り付けるものとしているが、この実施例3で
は、洞道1内にレール38を付設し、本体枠組21の床
板28に車輪39を取り付け、レール38および車輪3
9により移動手段を構成し、さらに転倒防止用コロ40
を取り付けるものとしている。
【0049】この実施例3によれば、洞道1内にレール
38を付設しているので、レール38上を運搬台車を走
行させて、重量物であるガス絶縁電気機器3の運搬が容
易となり、さらに組立防塵ハウスの移動も容易となる。
さらに、転倒防止用コロ40によりハウスの転倒が防止
でき、床フレーム34を省略できる。
38を付設しているので、レール38上を運搬台車を走
行させて、重量物であるガス絶縁電気機器3の運搬が容
易となり、さらに組立防塵ハウスの移動も容易となる。
さらに、転倒防止用コロ40によりハウスの転倒が防止
でき、床フレーム34を省略できる。
【0050】実施例4.この実施例4は、この発明の第
4の発明に係る他の実施例である。上記実施例1では、
一対のブラケット30にガイド穴32を穿設するものと
しているが、この実施例4では、断面コの字状に折り曲
げられたガイドレールをブラケット30に取り付けるも
のとし、同様の効果を奏する。
4の発明に係る他の実施例である。上記実施例1では、
一対のブラケット30にガイド穴32を穿設するものと
しているが、この実施例4では、断面コの字状に折り曲
げられたガイドレールをブラケット30に取り付けるも
のとし、同様の効果を奏する。
【0051】なお、実施例4では、断面コの字状に折り
曲げられたガイドレールをブラケット30に取り付ける
ものとしているが、該ガイドレールを本体枠組21に直
接取り付けてもよい。
曲げられたガイドレールをブラケット30に取り付ける
ものとしているが、該ガイドレールを本体枠組21に直
接取り付けてもよい。
【0052】実施例5.この実施例5は、この発明の第
5の発明に係る他の実施例である。上記実施例1では、
床板28の両端部に棒状の床フレーム34を伸縮自在に
取り付けるものとしているが、この実施例5では、床板
28に平板状の床フレームを平面的に伸縮可能に取り付
けるものとし、作業足場の平坦度が確保でき、作業の安
全性を向上できる。
5の発明に係る他の実施例である。上記実施例1では、
床板28の両端部に棒状の床フレーム34を伸縮自在に
取り付けるものとしているが、この実施例5では、床板
28に平板状の床フレームを平面的に伸縮可能に取り付
けるものとし、作業足場の平坦度が確保でき、作業の安
全性を向上できる。
【0053】実施例6.この実施例6は、この発明の第
5の発明に係るさらに他の実施例である。上記実施例1
では、床板28の両端部に棒状の床フレーム34を伸縮
自在に取り付けるものとしているが、この実施例6で
は、図6に示すように、床フレーム34の一端部を縦フ
レーム29に回動自在に取り付けるものとしている。
5の発明に係るさらに他の実施例である。上記実施例1
では、床板28の両端部に棒状の床フレーム34を伸縮
自在に取り付けるものとしているが、この実施例6で
は、図6に示すように、床フレーム34の一端部を縦フ
レーム29に回動自在に取り付けるものとしている。
【0054】この実施例6による床フレーム34は、据
え付けの際には、床フレーム34を縦フレーム29を中
心として時計回り(図中)に回動して伸長した後、ロッ
クバー41にて固定され、撤去の際には、キャスタ35
が床板28に設けられた凹部42に納まるように床フレ
ーム34を反時計回りに回動して縮退した後、ロックバ
ー41にて固定され、上記実施例1と同様の効果を奏す
る。
え付けの際には、床フレーム34を縦フレーム29を中
心として時計回り(図中)に回動して伸長した後、ロッ
クバー41にて固定され、撤去の際には、キャスタ35
が床板28に設けられた凹部42に納まるように床フレ
ーム34を反時計回りに回動して縮退した後、ロックバ
ー41にて固定され、上記実施例1と同様の効果を奏す
る。
【0055】実施例7.この実施例7は、この発明の第
6の発明に係る一実施例である。図7はこの発明の実施
例7に係る組立防塵ハウスを示す要部斜視図であり、図
において43は天井フレーム23の伸長状態を固定する
第1の固定手段としての第1固定装置、44は天井フレ
ーム23の縮退状態を固定する第2の固定手段としての
第2固定装置である。なお、上記実施例1と構成上の異
なる点は、第1および第2固定装置43、44が設置さ
れている点と空調機15が床板28上に設置されている
点である。
6の発明に係る一実施例である。図7はこの発明の実施
例7に係る組立防塵ハウスを示す要部斜視図であり、図
において43は天井フレーム23の伸長状態を固定する
第1の固定手段としての第1固定装置、44は天井フレ
ーム23の縮退状態を固定する第2の固定手段としての
第2固定装置である。なお、上記実施例1と構成上の異
なる点は、第1および第2固定装置43、44が設置さ
れている点と空調機15が床板28上に設置されている
点である。
【0056】この第1固定装置43は、図8の(a)に
示すように、天井フレーム23と係合して固定する係止
部45aを有するL字状のロックプレート45が横フレ
ーム31に軸着され、ロックプレート45に引っ張り力
が作用するようにロックプレート45と横フレーム31
との間に引っ張りバネ46が配設され、さらにロックプ
レート45の過回動を防止するストッパ47が配設され
て構成されている。また、第2固定装置44は、図8の
(b)に示すように、第1固定装置43と同様に構成さ
れている。
示すように、天井フレーム23と係合して固定する係止
部45aを有するL字状のロックプレート45が横フレ
ーム31に軸着され、ロックプレート45に引っ張り力
が作用するようにロックプレート45と横フレーム31
との間に引っ張りバネ46が配設され、さらにロックプ
レート45の過回動を防止するストッパ47が配設され
て構成されている。また、第2固定装置44は、図8の
(b)に示すように、第1固定装置43と同様に構成さ
れている。
【0057】つぎに、この実施例7の動作について説明
する。まず、天井フレーム23を延出する場合には、第
1固定装置43のロックプレート45の一端側を押し下
げて係止部45aを上方に上げ、天井フレーム23を延
出する。そして、引っ張りバネ46の付勢力によりロッ
クプレート45がストッパ47に当接するまで下げら
れ、その係止部45aが天井フレーム23を固定する。
したがって、天井フレーム23が係止部45aに当接し
て、ガイド穴32に案内されての天井フレーム23の縮
退動作が阻止される。また、天井フレーム23を縮退す
る場合には、第2固定装置44のロックプレート45の
一端側を図中左方向に押して係止部45aを図中右方向
に動かし、天井フレーム23を縮退する。そして、引っ
張りバネ46の付勢力によりロックプレート45がスト
ッパ47に当接するまで回動し、その係止部45aが天
井フレーム23を固定する。したがって、天井フレーム
23が係止部45aに当接して、ガイド穴32に案内さ
れての天井フレーム23の伸長動作が阻止される。
する。まず、天井フレーム23を延出する場合には、第
1固定装置43のロックプレート45の一端側を押し下
げて係止部45aを上方に上げ、天井フレーム23を延
出する。そして、引っ張りバネ46の付勢力によりロッ
クプレート45がストッパ47に当接するまで下げら
れ、その係止部45aが天井フレーム23を固定する。
したがって、天井フレーム23が係止部45aに当接し
て、ガイド穴32に案内されての天井フレーム23の縮
退動作が阻止される。また、天井フレーム23を縮退す
る場合には、第2固定装置44のロックプレート45の
一端側を図中左方向に押して係止部45aを図中右方向
に動かし、天井フレーム23を縮退する。そして、引っ
張りバネ46の付勢力によりロックプレート45がスト
ッパ47に当接するまで回動し、その係止部45aが天
井フレーム23を固定する。したがって、天井フレーム
23が係止部45aに当接して、ガイド穴32に案内さ
れての天井フレーム23の伸長動作が阻止される。
【0058】このように構成された実施例7によれば、
第1および第2固定装置43、44が天井フレーム23
の伸長状態および縮退状態をそれぞれ固定して、作業中
での突然の天井フレーム23の縮退が防止でき、移動の
際には天井フレーム23の揺動が防止でき、作業の安全
性を向上することができる。さらに、第1固定装置43
により天井フレーム23の伸長状態を固定できるので、
上記実施例1におけるガイド穴32の上終端の係止穴3
2aを省略できる。
第1および第2固定装置43、44が天井フレーム23
の伸長状態および縮退状態をそれぞれ固定して、作業中
での突然の天井フレーム23の縮退が防止でき、移動の
際には天井フレーム23の揺動が防止でき、作業の安全
性を向上することができる。さらに、第1固定装置43
により天井フレーム23の伸長状態を固定できるので、
上記実施例1におけるガイド穴32の上終端の係止穴3
2aを省略できる。
【0059】実施例8.この実施例8は、この発明の第
6の発明に係る他の実施例である。上記実施例7では、
天井フレーム23の伸長状態および縮退状態を固定する
第1および第2の固定手段としてメカ式の第1および第
2固定装置43、44を用いるものとしているが、この
実施例8では、第1および第2の固定手段として電気的
に制御するソレノイドあるいはシリンダを用いるものと
し、同様の効果を奏する。
6の発明に係る他の実施例である。上記実施例7では、
天井フレーム23の伸長状態および縮退状態を固定する
第1および第2の固定手段としてメカ式の第1および第
2固定装置43、44を用いるものとしているが、この
実施例8では、第1および第2の固定手段として電気的
に制御するソレノイドあるいはシリンダを用いるものと
し、同様の効果を奏する。
【0060】実施例9.この実施例9は、この発明の第
7の発明に係る一実施例である。図9はこの発明の実施
例9に係る組立防塵ハウスの動作説明図であり、図にお
いて48はブラケット30のガイド穴32の上終端近傍
に配設されて天井フレーム23の伸長状態を固定する第
1シリンダ、49は床板28に配設されて床フレーム3
4の伸長状態を固定する第2シリンダ、50はブラケッ
ト30のガイド穴32の下終端近傍に配設されて天井フ
レーム23の縮退状態を検知する第1リミットスイッ
チ、51は床板28に配設されて床フレーム34の縮退
状態を検知する第2リミットスイッチである。ここで、
第1シリンダ48は、床フレーム34の伸長状態、つま
り第2シリンダ49が伸長しているとともに第2リミッ
トスイッチ51がオフとなっている状態でその縮退作動
が可能に、第2シリンダ49は、天井フレーム23が縮
退状態、つまり第2リミットスイッチ50がオンとなっ
ている状態でその縮退作動が可能に制御されている。な
お、他の構成は、上記実施例1と同様の構成である。
7の発明に係る一実施例である。図9はこの発明の実施
例9に係る組立防塵ハウスの動作説明図であり、図にお
いて48はブラケット30のガイド穴32の上終端近傍
に配設されて天井フレーム23の伸長状態を固定する第
1シリンダ、49は床板28に配設されて床フレーム3
4の伸長状態を固定する第2シリンダ、50はブラケッ
ト30のガイド穴32の下終端近傍に配設されて天井フ
レーム23の縮退状態を検知する第1リミットスイッ
チ、51は床板28に配設されて床フレーム34の縮退
状態を検知する第2リミットスイッチである。ここで、
第1シリンダ48は、床フレーム34の伸長状態、つま
り第2シリンダ49が伸長しているとともに第2リミッ
トスイッチ51がオフとなっている状態でその縮退作動
が可能に、第2シリンダ49は、天井フレーム23が縮
退状態、つまり第2リミットスイッチ50がオンとなっ
ている状態でその縮退作動が可能に制御されている。な
お、他の構成は、上記実施例1と同様の構成である。
【0061】つぎに、この実施例9の動作を説明する。
まず、据え付け状態では、図9の(a)に示すように、
天井フレーム23が伸長し、第1シリンダ48が伸長作
動し天井フレーム23を係止して天井フレーム23の伸
長状態が固定され、床フレーム34が伸長し、第2シリ
ンダ49が伸長作動し床フレーム34を係止して床フレ
ーム34の伸長状態が固定されている。この時、第1お
よび第2リミットスイッチ50、51はオフとなってい
る。
まず、据え付け状態では、図9の(a)に示すように、
天井フレーム23が伸長し、第1シリンダ48が伸長作
動し天井フレーム23を係止して天井フレーム23の伸
長状態が固定され、床フレーム34が伸長し、第2シリ
ンダ49が伸長作動し床フレーム34を係止して床フレ
ーム34の伸長状態が固定されている。この時、第1お
よび第2リミットスイッチ50、51はオフとなってい
る。
【0062】図9の(a)の状態では、第2シリンダ4
9は伸長し、第2リミットスイッチ51がオフであり、
すなわち床フレーム34が伸長状態であるので、第1シ
リンダ48の縮退作動が可能となっている。そこで、図
9の(b)に示すように、第1シリンダ48を縮退作動
して天井フレーム23の係止を解除し、天井フレーム2
3を縮退できる。天井フレーム23が完全に縮退される
と、図9の(c)に示すように、第1リミットスイッチ
50がオンとなり、天井フレーム23の縮退の完了が検
知される。また、第1リミットスイッチ50がオンとな
ると、第1シリンダ48が伸長作動して天井フレーム2
3を係止する。この状態では、第1リミットスイッチ5
0がオンであり、すなわち天井フレーム23が縮退状態
であるので、第2シリンダ49の縮退作動が可能となっ
ている。そこで、第2シリンダ49を縮退作動して床フ
レーム34の係止を解除し、床フレーム34を縮退でき
る。床フレーム34の縮退が完了されると、第2リミッ
トスイッチ51がオンとなり、床フレーム34の縮退の
完了が検知される。
9は伸長し、第2リミットスイッチ51がオフであり、
すなわち床フレーム34が伸長状態であるので、第1シ
リンダ48の縮退作動が可能となっている。そこで、図
9の(b)に示すように、第1シリンダ48を縮退作動
して天井フレーム23の係止を解除し、天井フレーム2
3を縮退できる。天井フレーム23が完全に縮退される
と、図9の(c)に示すように、第1リミットスイッチ
50がオンとなり、天井フレーム23の縮退の完了が検
知される。また、第1リミットスイッチ50がオンとな
ると、第1シリンダ48が伸長作動して天井フレーム2
3を係止する。この状態では、第1リミットスイッチ5
0がオンであり、すなわち天井フレーム23が縮退状態
であるので、第2シリンダ49の縮退作動が可能となっ
ている。そこで、第2シリンダ49を縮退作動して床フ
レーム34の係止を解除し、床フレーム34を縮退でき
る。床フレーム34の縮退が完了されると、第2リミッ
トスイッチ51がオンとなり、床フレーム34の縮退の
完了が検知される。
【0063】図9の(c)の状態では、第2シリンダ4
9が縮退し、第2リミットスイッチ51がオンである、
すなわち床フレーム34が伸長状態でないので、第1シ
リンダ48の縮退作動ができず、天井フレーム23の伸
長ができない。そこで、床フレーム34を伸長し第2シ
リンダ49を伸長作動して、床フレーム34を係止す
る。この時、第2リミットスイッチ51はオフとなっ
て、床フレーム34の伸長の完了が検知される。床フレ
ーム34の伸長の完了が検知されると、第1シリンダ4
8の縮退作動が可能となり、第1シリンダ48を縮退作
動し、天井フレーム23を伸長する。そして、第1シリ
ンダ48を伸長作動して天井フレーム23を係止し、図
9の(a)に示す状態となる。
9が縮退し、第2リミットスイッチ51がオンである、
すなわち床フレーム34が伸長状態でないので、第1シ
リンダ48の縮退作動ができず、天井フレーム23の伸
長ができない。そこで、床フレーム34を伸長し第2シ
リンダ49を伸長作動して、床フレーム34を係止す
る。この時、第2リミットスイッチ51はオフとなっ
て、床フレーム34の伸長の完了が検知される。床フレ
ーム34の伸長の完了が検知されると、第1シリンダ4
8の縮退作動が可能となり、第1シリンダ48を縮退作
動し、天井フレーム23を伸長する。そして、第1シリ
ンダ48を伸長作動して天井フレーム23を係止し、図
9の(a)に示す状態となる。
【0064】このように、この実施例9によれば、天井
フレーム23の伸長状態を固定する第1シリンダ48
と、床フレーム34の伸長状態を固定する第2シリンダ
49と、天井フレーム23の縮退状態を検知する第1リ
ミットスイッチ50と、床フレーム34の縮退状態を検
知する第2リミットスイッチ51とを設け、第2シリン
ダ49が伸長しているとともに第2リミットスイッチ5
1がオフとなっている状態で第1シリンダ48の縮退作
動が可能に、第2リミットスイッチ50がオンとなって
いる状態で第2シリンダ49の縮退作動が可能に制御し
ているので、組立防塵ハウスの据え付け、撤去におい
て、天井フレーム23の伸長状態での床フレーム34の
縮退ができず、また床フレーム34の縮退状態での天井
フレーム23の伸長ができず、重心移動にともなうハウ
スの転倒が防止できる。
フレーム23の伸長状態を固定する第1シリンダ48
と、床フレーム34の伸長状態を固定する第2シリンダ
49と、天井フレーム23の縮退状態を検知する第1リ
ミットスイッチ50と、床フレーム34の縮退状態を検
知する第2リミットスイッチ51とを設け、第2シリン
ダ49が伸長しているとともに第2リミットスイッチ5
1がオフとなっている状態で第1シリンダ48の縮退作
動が可能に、第2リミットスイッチ50がオンとなって
いる状態で第2シリンダ49の縮退作動が可能に制御し
ているので、組立防塵ハウスの据え付け、撤去におい
て、天井フレーム23の伸長状態での床フレーム34の
縮退ができず、また床フレーム34の縮退状態での天井
フレーム23の伸長ができず、重心移動にともなうハウ
スの転倒が防止できる。
【0065】実施例10.この実施例10は、この発明
の第7の発明に係る他の実施例である。上記実施例9で
は、天井フレーム23の伸長状態を固定する第1シリン
ダ48と、床フレーム34の伸長状態を固定する第2シ
リンダ49と、天井フレーム23の縮退状態を検知する
第1リミットスイッチ50と、床フレーム34の縮退状
態を検知する第2リミットスイッチ51とを設け、第1
および第2シリンダ48、49による天井フレーム23
および床フレーム34の係止/解除を電気的に制御する
ものとしているが、この実施例10では、天井フレーム
23および床フレーム34の伸長状態を固定する固定手
段としてメカ式の固定装置(例えば図8に示す第1固定
装置43)と、天井フレーム23の縮退状態で床フレー
ム34の固定を解除し、かつ、床フレーム34の伸長状
態で天井フレーム23の固定を解除するように構成され
たリンク機構とを用いるものとし、同様の効果を奏す
る。
の第7の発明に係る他の実施例である。上記実施例9で
は、天井フレーム23の伸長状態を固定する第1シリン
ダ48と、床フレーム34の伸長状態を固定する第2シ
リンダ49と、天井フレーム23の縮退状態を検知する
第1リミットスイッチ50と、床フレーム34の縮退状
態を検知する第2リミットスイッチ51とを設け、第1
および第2シリンダ48、49による天井フレーム23
および床フレーム34の係止/解除を電気的に制御する
ものとしているが、この実施例10では、天井フレーム
23および床フレーム34の伸長状態を固定する固定手
段としてメカ式の固定装置(例えば図8に示す第1固定
装置43)と、天井フレーム23の縮退状態で床フレー
ム34の固定を解除し、かつ、床フレーム34の伸長状
態で天井フレーム23の固定を解除するように構成され
たリンク機構とを用いるものとし、同様の効果を奏す
る。
【0066】実施例11.この実施例11は.この発明
の第8の発明に係る一実施例である。図10はこの発明
の実施例11に係る組立防塵ハウスを示す要部斜視図で
あり、図において52はハウス本体20の出入口にファ
スナ53で接続された前室であり、この前室52は図示
していないが箱状の枠体を幕54で包囲して構成され、
その一側面にファスナ55が取り付けられて出入口が形
成されている。なお、他の構成は上記実施例1と同様の
構成である。
の第8の発明に係る一実施例である。図10はこの発明
の実施例11に係る組立防塵ハウスを示す要部斜視図で
あり、図において52はハウス本体20の出入口にファ
スナ53で接続された前室であり、この前室52は図示
していないが箱状の枠体を幕54で包囲して構成され、
その一側面にファスナ55が取り付けられて出入口が形
成されている。なお、他の構成は上記実施例1と同様の
構成である。
【0067】この実施例11によれば、作業者は前室5
2内できれいな防塵服にはきかえてハウス本体20に入
り、接続作業することができ、作業者の出入りにともな
うハウス内への粉塵の侵入が低減できる。さらに、前室
52内で持ち込み工具、ボルト等の接続部品の管理を行
うことにより、ガス絶縁電気機器3の接続部内への工具
の置き忘れやボルト締め忘れ等が検知できる。
2内できれいな防塵服にはきかえてハウス本体20に入
り、接続作業することができ、作業者の出入りにともな
うハウス内への粉塵の侵入が低減できる。さらに、前室
52内で持ち込み工具、ボルト等の接続部品の管理を行
うことにより、ガス絶縁電気機器3の接続部内への工具
の置き忘れやボルト締め忘れ等が検知できる。
【0068】実施例12.この実施例12は、この発明
の第9の発明に係る一実施例である。図11はこの発明
の実施例12に係る組立防塵ハウスの側幕を示す展開
図、図12はこの発明の実施例12に係る組立防塵ハウ
スを示す要部斜視図であり、図において56は側幕25
にコの字状に取り付けられた連結手段としての接続幕、
57は側幕25を左右に分割、接続するファスナ、58
は接続幕56に取り付けられた連結手段としてのファス
ナである。なお、他の構成は上記実施例1と同様の構成
である。
の第9の発明に係る一実施例である。図11はこの発明
の実施例12に係る組立防塵ハウスの側幕を示す展開
図、図12はこの発明の実施例12に係る組立防塵ハウ
スを示す要部斜視図であり、図において56は側幕25
にコの字状に取り付けられた連結手段としての接続幕、
57は側幕25を左右に分割、接続するファスナ、58
は接続幕56に取り付けられた連結手段としてのファス
ナである。なお、他の構成は上記実施例1と同様の構成
である。
【0069】この実施例12によれば、例えは洞道1内
に三相2回線で付設されたガス絶縁電気機器3の接続部
が両回線で一致した場合に、組立防塵ハウス同士を対向
して配置し、互いの接続幕56同士をファスナ58で接
続し、ファスナ37、57により接続幕56で囲まれた
側幕25の領域を上下左右に分離して組立防塵ハウス同
士を連通させ、2組の組立防塵ハウスを一体に接続する
ことができ、接続の作業性を向上することができる。
に三相2回線で付設されたガス絶縁電気機器3の接続部
が両回線で一致した場合に、組立防塵ハウス同士を対向
して配置し、互いの接続幕56同士をファスナ58で接
続し、ファスナ37、57により接続幕56で囲まれた
側幕25の領域を上下左右に分離して組立防塵ハウス同
士を連通させ、2組の組立防塵ハウスを一体に接続する
ことができ、接続の作業性を向上することができる。
【0070】なお、上記各実施例では、洞道1内でのガ
ス絶縁電気機器3の接続作業に適用するものとして説明
しているが、この発明による組立防塵ハウスは洞道1内
に限らず、例えば屋外におけるガス絶縁電気機器3の接
続作業にも適用することができる。
ス絶縁電気機器3の接続作業に適用するものとして説明
しているが、この発明による組立防塵ハウスは洞道1内
に限らず、例えば屋外におけるガス絶縁電気機器3の接
続作業にも適用することができる。
【0071】また、上記各実施例では、分割・接続手
段、連結手段にファスナを用いるものとしているが、こ
れらの手段はファスナに限らず、マジックテープ、ロー
プ、ボタン等を用いることができる。
段、連結手段にファスナを用いるものとしているが、こ
れらの手段はファスナに限らず、マジックテープ、ロー
プ、ボタン等を用いることができる。
【0072】また、上記各実施例では、R,S,T相三
相2回線のガス絶縁電気機器3の接続作業に適用するも
のとして説明しているが、相数、回線数はこれに限定さ
れるものではない。
相2回線のガス絶縁電気機器3の接続作業に適用するも
のとして説明しているが、相数、回線数はこれに限定さ
れるものではない。
【0073】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0074】この発明の第1の発明によれば、一側壁面
側が開口されているとともに他の側壁面の少なくとも一
つの側壁面に出入口が設けられた箱状のハウス本体と、
ハウス本体の天井部から開口された側壁面前方に向かっ
て伸縮自在に延出する天井フレームと、開口された側壁
面を塞ぐようにハウス本体および天井フレームに取り付
けられた包被部材と、包被部材の両側面の部位に相対し
て対をなして形成された絶縁母線用貫通孔とを備えてい
るので、天井フレームの伸長によりハウスが据え付けら
れ、天井フレームの縮退によりハウスが小形化されて撤
去され、狭い作業環境でもハウスの据え付け、撤去およ
び移動作業が簡便に行うことができるとともに、ハウス
内が外界と遮断されて、外界環境に拘わらず接続作業を
行うことができるという効果が得られる。
側が開口されているとともに他の側壁面の少なくとも一
つの側壁面に出入口が設けられた箱状のハウス本体と、
ハウス本体の天井部から開口された側壁面前方に向かっ
て伸縮自在に延出する天井フレームと、開口された側壁
面を塞ぐようにハウス本体および天井フレームに取り付
けられた包被部材と、包被部材の両側面の部位に相対し
て対をなして形成された絶縁母線用貫通孔とを備えてい
るので、天井フレームの伸長によりハウスが据え付けら
れ、天井フレームの縮退によりハウスが小形化されて撤
去され、狭い作業環境でもハウスの据え付け、撤去およ
び移動作業が簡便に行うことができるとともに、ハウス
内が外界と遮断されて、外界環境に拘わらず接続作業を
行うことができるという効果が得られる。
【0075】また、この発明の第2の発明によれば、一
側壁面側が開口されているとともに他の側壁面の少なく
とも一つの側壁面に出入口が設けられた箱状のハウス本
体と、ハウス本体の天井部から開口された側壁面前方に
向かって伸縮自在に延出する天井フレームと、開口され
た側壁面を塞ぐようにハウス本体および天井フレームに
取り付けられた包被部材と、包被部材の両側面の部位に
相対して対をなして形成された絶縁母線用貫通孔と、包
被部材を絶縁母線用貫通孔間で自在に分離・接続する分
割接続手段とを備えているので、上記第1の発明の効果
に加えて、天井フレームの伸縮操作により絶縁母線用貫
通孔への絶縁母線の挿脱が行われ、ハウスの据え付け・
撤去作業性を一層向上することができる。
側壁面側が開口されているとともに他の側壁面の少なく
とも一つの側壁面に出入口が設けられた箱状のハウス本
体と、ハウス本体の天井部から開口された側壁面前方に
向かって伸縮自在に延出する天井フレームと、開口され
た側壁面を塞ぐようにハウス本体および天井フレームに
取り付けられた包被部材と、包被部材の両側面の部位に
相対して対をなして形成された絶縁母線用貫通孔と、包
被部材を絶縁母線用貫通孔間で自在に分離・接続する分
割接続手段とを備えているので、上記第1の発明の効果
に加えて、天井フレームの伸縮操作により絶縁母線用貫
通孔への絶縁母線の挿脱が行われ、ハウスの据え付け・
撤去作業性を一層向上することができる。
【0076】また、この発明の第3の発明によれば、一
側壁面側が開口されているとともに他の側壁面の少なく
とも一つの側壁面に出入口が設けられた箱状のハウス本
体と、ハウス本体の天井部から開口された側壁面前方に
向かって伸縮自在に延出する天井フレームと、開口され
た側壁面を塞ぐようにハウス本体および天井フレームに
取り付けられた包被部材と、包被部材の両側面の部位に
相対して対をなして形成された絶縁母線用貫通孔と、ハ
ウス本体を移動する移動手段とを備えているので、上記
第1の発明の効果に加えて、ハウスの移動性を向上する
ことができる。
側壁面側が開口されているとともに他の側壁面の少なく
とも一つの側壁面に出入口が設けられた箱状のハウス本
体と、ハウス本体の天井部から開口された側壁面前方に
向かって伸縮自在に延出する天井フレームと、開口され
た側壁面を塞ぐようにハウス本体および天井フレームに
取り付けられた包被部材と、包被部材の両側面の部位に
相対して対をなして形成された絶縁母線用貫通孔と、ハ
ウス本体を移動する移動手段とを備えているので、上記
第1の発明の効果に加えて、ハウスの移動性を向上する
ことができる。
【0077】また、この発明の第4の発明によれば、一
側壁面側が開口されているとともに他の側壁面の少なく
とも一つの側壁面に出入口が設けられた箱状のハウス本
体と、ハウス本体の対向する両側壁面の上部に取り付け
られた一対のブラケットと、一対のブラケットに対向し
て設けられたガイド溝と、ハウス本体の天井部から開口
された側壁面前方に向かってガイド溝に案内されて伸縮
自在に延出する天井フレームと、開口された側壁面を塞
ぐようにハウス本体および天井フレームに取り付けられ
た包被部材と、包被部材の両側面の部位に相対して対を
なして形成された絶縁母線用貫通孔とを備えているの
で、上記第1の発明の効果に加えて、天井フレームを確
実に安定して伸縮させることができる。
側壁面側が開口されているとともに他の側壁面の少なく
とも一つの側壁面に出入口が設けられた箱状のハウス本
体と、ハウス本体の対向する両側壁面の上部に取り付け
られた一対のブラケットと、一対のブラケットに対向し
て設けられたガイド溝と、ハウス本体の天井部から開口
された側壁面前方に向かってガイド溝に案内されて伸縮
自在に延出する天井フレームと、開口された側壁面を塞
ぐようにハウス本体および天井フレームに取り付けられ
た包被部材と、包被部材の両側面の部位に相対して対を
なして形成された絶縁母線用貫通孔とを備えているの
で、上記第1の発明の効果に加えて、天井フレームを確
実に安定して伸縮させることができる。
【0078】また、この発明の第5の発明によれば、一
側壁面側が開口されているとともに他の側壁面の少なく
とも一つの側壁面に出入口が設けられた箱状のハウス本
体と、ハウス本体の天井部から開口された側壁面前方に
向かって伸縮自在に延出する天井フレームと、開口され
た側壁面を塞ぐようにハウス本体および天井フレームに
取り付けられた包被部材と、包被部材の両側面の部位に
相対して対をなして形成された絶縁母線用貫通孔と、ハ
ウス本体の底部から開口された側壁面前方に向かって伸
縮自在に延出する床フレームとを備えているので、据え
付け時には、床フレームを伸長し床面積を増大して、ハ
ウスの転倒を防止することができ、移動時には、床フレ
ームを縮退しハウスを小形化することができる。
側壁面側が開口されているとともに他の側壁面の少なく
とも一つの側壁面に出入口が設けられた箱状のハウス本
体と、ハウス本体の天井部から開口された側壁面前方に
向かって伸縮自在に延出する天井フレームと、開口され
た側壁面を塞ぐようにハウス本体および天井フレームに
取り付けられた包被部材と、包被部材の両側面の部位に
相対して対をなして形成された絶縁母線用貫通孔と、ハ
ウス本体の底部から開口された側壁面前方に向かって伸
縮自在に延出する床フレームとを備えているので、据え
付け時には、床フレームを伸長し床面積を増大して、ハ
ウスの転倒を防止することができ、移動時には、床フレ
ームを縮退しハウスを小形化することができる。
【0079】また、この発明の第6の発明によれば、一
側壁面側が開口されているとともに他の側壁面の少なく
とも一つの側壁面に出入口が設けられた箱状のハウス本
体と、ハウス本体の天井部から開口された側壁面前方に
向かって伸縮自在に延出する天井フレームと、開口され
た側壁面を塞ぐようにハウス本体および天井フレームに
取り付けられた包被部材と、包被部材の両側面の部位に
相対して対をなして形成された絶縁母線用貫通孔と、天
井フレームの伸長状態を固定する第1の固定手段と、天
井フレームの縮退状態を固定する第2の固定手段とを備
えているので、上記第1の発明の効果に加えて、据え付
け時の天井フレームの縮退が防止され、移動時の天井フ
レームの揺動が防止され、ハウスの安全性を向上するこ
とができる。
側壁面側が開口されているとともに他の側壁面の少なく
とも一つの側壁面に出入口が設けられた箱状のハウス本
体と、ハウス本体の天井部から開口された側壁面前方に
向かって伸縮自在に延出する天井フレームと、開口され
た側壁面を塞ぐようにハウス本体および天井フレームに
取り付けられた包被部材と、包被部材の両側面の部位に
相対して対をなして形成された絶縁母線用貫通孔と、天
井フレームの伸長状態を固定する第1の固定手段と、天
井フレームの縮退状態を固定する第2の固定手段とを備
えているので、上記第1の発明の効果に加えて、据え付
け時の天井フレームの縮退が防止され、移動時の天井フ
レームの揺動が防止され、ハウスの安全性を向上するこ
とができる。
【0080】また、この発明の第7の発明によれば、一
側壁面側が開口されているとともに他の側壁面の少なく
とも一つの側壁面に出入口が設けられた箱状のハウス本
体と、ハウス本体の天井部から開口された側壁面前方に
向かって伸縮自在に延出する天井フレームと、開口され
た側壁面を塞ぐようにハウス本体および天井フレームに
取り付けられた包被部材と、包被部材の両側面の部位に
相対して対をなして形成された絶縁母線用貫通孔と、ハ
ウス本体の底部から開口された側壁面前方に向かって伸
縮自在に延出する床フレームと、天井フレームの縮退状
態で床フレームを縮退可能とするとともに床フレームの
伸長状態で天井フレームを伸長可能とする制御機構とを
備えているので、上記第1の発明の効果に加えて、ハウ
スの据え付けおよび撤去時の重心移動にともなうハウス
の転倒が防止できる。
側壁面側が開口されているとともに他の側壁面の少なく
とも一つの側壁面に出入口が設けられた箱状のハウス本
体と、ハウス本体の天井部から開口された側壁面前方に
向かって伸縮自在に延出する天井フレームと、開口され
た側壁面を塞ぐようにハウス本体および天井フレームに
取り付けられた包被部材と、包被部材の両側面の部位に
相対して対をなして形成された絶縁母線用貫通孔と、ハ
ウス本体の底部から開口された側壁面前方に向かって伸
縮自在に延出する床フレームと、天井フレームの縮退状
態で床フレームを縮退可能とするとともに床フレームの
伸長状態で天井フレームを伸長可能とする制御機構とを
備えているので、上記第1の発明の効果に加えて、ハウ
スの据え付けおよび撤去時の重心移動にともなうハウス
の転倒が防止できる。
【0081】また、この発明の第8の発明によれば、一
側壁面側が開口されているとともに他の側壁面の少なく
とも一つの側壁面に出入口が設けられた箱状のハウス本
体と、ハウス本体の天井部から開口された側壁面前方に
向かって伸縮自在に延出する天井フレームと、開口され
た側壁面を塞ぐようにハウス本体および天井フレームに
取り付けられた包被部材と、包被部材の両側面の部位に
相対して対をなして形成された絶縁母線用貫通孔と、出
入口を介してハウス本体の内部と連通するようにハウス
本体に接続された前室とを備えているので、上記第1の
発明の効果に加えて、作業者の出入りにともなう粉塵の
侵入を抑えることができるとともに、工具わすれやボル
ト締めわすれ等を検知でき、接続不良を低減することが
できる。
側壁面側が開口されているとともに他の側壁面の少なく
とも一つの側壁面に出入口が設けられた箱状のハウス本
体と、ハウス本体の天井部から開口された側壁面前方に
向かって伸縮自在に延出する天井フレームと、開口され
た側壁面を塞ぐようにハウス本体および天井フレームに
取り付けられた包被部材と、包被部材の両側面の部位に
相対して対をなして形成された絶縁母線用貫通孔と、出
入口を介してハウス本体の内部と連通するようにハウス
本体に接続された前室とを備えているので、上記第1の
発明の効果に加えて、作業者の出入りにともなう粉塵の
侵入を抑えることができるとともに、工具わすれやボル
ト締めわすれ等を検知でき、接続不良を低減することが
できる。
【0082】また、この発明の第9の発明によれば、一
側壁面側が開口されているとともに他の側壁面の少なく
とも一つの側壁面に出入口が設けられた箱状のハウス本
体と、ハウス本体の天井部から開口された側壁面前方に
向かって伸縮自在に延出する天井フレームと、開口され
た側壁面を塞ぐようにハウス本体および天井フレームに
取り付けられた包被部材と、包被部材の両側面の部位に
相対して対をなして形成された絶縁母線用貫通孔と、包
被部材の外壁面に設けられて他の組立防塵ハウスと連結
する連結手段とを備えているので、上記第1の発明の効
果に加えて、2組のハウスを簡易に連結でき、作業スペ
ースを拡大することができる。
側壁面側が開口されているとともに他の側壁面の少なく
とも一つの側壁面に出入口が設けられた箱状のハウス本
体と、ハウス本体の天井部から開口された側壁面前方に
向かって伸縮自在に延出する天井フレームと、開口され
た側壁面を塞ぐようにハウス本体および天井フレームに
取り付けられた包被部材と、包被部材の両側面の部位に
相対して対をなして形成された絶縁母線用貫通孔と、包
被部材の外壁面に設けられて他の組立防塵ハウスと連結
する連結手段とを備えているので、上記第1の発明の効
果に加えて、2組のハウスを簡易に連結でき、作業スペ
ースを拡大することができる。
【図1】この発明の実施例1に係る組立防塵ハウスの全
体構成を示す一部破断斜視図である。
体構成を示す一部破断斜視図である。
【図2】この発明の実施例1に係る組立防塵ハウスの本
体枠組を示す斜視図である。
体枠組を示す斜視図である。
【図3】この発明の実施例1に係る組立防塵ハウスの側
幕を示す展開図である。
幕を示す展開図である。
【図4】この発明の実施例1に係る組立防塵ハウスの据
え付け動作を説明する工程側面図である。
え付け動作を説明する工程側面図である。
【図5】この発明の実施例3に係る組立防塵ハウスを示
す要部側面図である。
す要部側面図である。
【図6】この発明の実施例6に係る組立防塵ハウスを示
す要部斜視図である。
す要部斜視図である。
【図7】この発明の実施例7に係る組立防塵ハウスを示
す要部斜視図である。
す要部斜視図である。
【図8】この発明の実施例7に係る組立防塵ハウスの固
定手段の構成を示す側断面図である。
定手段の構成を示す側断面図である。
【図9】この発明の実施例9に係る組立防塵ハウスの動
作を説明する工程側面図である。
作を説明する工程側面図である。
【図10】この発明の実施例11に係る組立防塵ハウス
を示す要部斜視図である。
を示す要部斜視図である。
【図11】この発明の実施例12に係る組立防塵ハウス
の側幕を示す展開図である。
の側幕を示す展開図である。
【図12】この発明の実施例12に係る組立防塵ハウス
を示す要部斜視図である。
を示す要部斜視図である。
【図13】(a)および(b)はそれぞれ従来のガス絶
縁電気機器の付設状態を示す断面図および側面図であ
る。
縁電気機器の付設状態を示す断面図および側面図であ
る。
【図14】従来のガス絶縁電気機器の接続方法の一例を
示す工程図である。
示す工程図である。
【図15】従来のガス絶縁電気機器の接続方法の他の例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
20 ハウス本体 21 本体枠組 22 本体幕 23 天井フレーム 24 屋根幕(包被部材) 25 側幕(包被部材) 26 絶縁母線用貫通孔 27 ファスナ(出入口) 30 ブラケット 32 ガイド穴(ガイド溝) 34 床フレーム 35 キャスタ(移動手段) 36、37 ファスナ(分割接続手段) 38 レール(移動手段) 39 車輪(移動手段) 43 第1固定装置(第1の固定手段) 44 第2固定装置(第2の固定手段) 52 前室 56 接続幕(連結手段) 58 ファスナ(連結手段)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−97082(JP,A) 特開 昭60−227095(JP,A) 特開 昭56−20271(JP,A) 実開 平5−7862(JP,U) 実開 昭52−26413(JP,U) 実開 昭61−150953(JP,U) 実開 昭56−13921(JP,U) 実開 平2−53453(JP,U) 実開 昭59−120202(JP,U) 実開 昭60−94501(JP,U) 実開 昭57−42048(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04H 15/00 - 15/64
Claims (9)
- 【請求項1】 一側壁面側が開口されているとともに他
の側壁面の少なくとも一つの側壁面に出入口が設けられ
た箱状のハウス本体と、前記ハウス本体の天井部から前
記開口された側壁面前方に向かって伸縮自在に延出する
天井フレームと、前記開口された側壁面を塞ぐように前
記ハウス本体および前記天井フレームに取り付けられた
包被部材と、前記包被部材の両側面の部位に相対して対
をなして形成された絶縁母線用貫通孔とを備えたことを
特徴とする組立防塵ハウス。 - 【請求項2】 一側壁面側が開口されているとともに他
の側壁面の少なくとも一つの側壁面に出入口が設けられ
た箱状のハウス本体と、前記ハウス本体の天井部から前
記開口された側壁面前方に向かって伸縮自在に延出する
天井フレームと、前記開口された側壁面を塞ぐように前
記ハウス本体および前記天井フレームに取り付けられた
包被部材と、前記包被部材の両側面の部位に相対して対
をなして形成された絶縁母線用貫通孔と、前記包被部材
を前記絶縁母線用貫通孔間で自在に分離・接続する分割
接続手段とを備えたことを特徴とする組立防塵ハウス。 - 【請求項3】 一側壁面側が開口されているとともに他
の側壁面の少なくとも一つの側壁面に出入口が設けられ
た箱状のハウス本体と、前記ハウス本体の天井部から前
記開口された側壁面前方に向かって伸縮自在に延出する
天井フレームと、前記開口された側壁面を塞ぐように前
記ハウス本体および前記天井フレームに取り付けられた
包被部材と、前記包被部材の両側面の部位に相対して対
をなして形成された絶縁母線用貫通孔と、前記ハウス本
体を移動する移動手段とを備えたことを特徴とする組立
防塵ハウス。 - 【請求項4】 一側壁面側が開口されているとともに他
の側壁面の少なくとも一つの側壁面に出入口が設けられ
た箱状のハウス本体と、前記ハウス本体の対向する両側
壁面の上部に取り付けられた一対のブラケットと、前記
一対のブラケットに対向して設けられたガイド溝と、前
記ハウス本体の天井部から前記開口された側壁面前方に
向かって前記ガイド溝に案内されて伸縮自在に延出する
天井フレームと、前記開口された側壁面を塞ぐように前
記ハウス本体および前記天井フレームに取り付けられた
包被部材と、前記包被部材の両側面の部位に相対して対
をなして形成された絶縁母線用貫通孔とを備えたことを
特徴とする組立防塵ハウス。 - 【請求項5】 一側壁面側が開口されているとともに他
の側壁面の少なくとも一つの側壁面に出入口が設けられ
た箱状のハウス本体と、前記ハウス本体の天井部から前
記開口された側壁面前方に向かって伸縮自在に延出する
天井フレームと、前記開口された側壁面を塞ぐように前
記ハウス本体および前記天井フレームに取り付けられた
包被部材と、前記包被部材の両側面の部位に相対して対
をなして形成された絶縁母線用貫通孔と、前記ハウス本
体の底部から前記開口された側壁面前方に向かって伸縮
自在に延出する床フレームとを備えたことを特徴とする
組立防塵ハウス。 - 【請求項6】 一側壁面側が開口されているとともに他
の側壁面の少なくとも一つの側壁面に出入口が設けられ
た箱状のハウス本体と、前記ハウス本体の天井部から前
記開口された側壁面前方に向かって伸縮自在に延出する
天井フレームと、前記開口された側壁面を塞ぐように前
記ハウス本体および前記天井フレームに取り付けられた
包被部材と、前記包被部材の両側面の部位に相対して対
をなして形成された絶縁母線用貫通孔と、前記天井フレ
ームの伸長状態を固定する第1の固定手段と、前記天井
フレームの縮退状態を固定する第2の固定手段とを備え
たことを特徴とする組立防塵ハウス。 - 【請求項7】 一側壁面側が開口されているとともに他
の側壁面の少なくとも一つの側壁面に出入口が設けられ
た箱状のハウス本体と、前記ハウス本体の天井部から前
記開口された側壁面前方に向かって伸縮自在に延出する
天井フレームと、前記開口された側壁面を塞ぐように前
記ハウス本体および前記天井フレームに取り付けられた
包被部材と、前記包被部材の両側面の部位に相対して対
をなして形成された絶縁母線用貫通孔と、前記ハウス本
体の底部から前記開口された側壁面前方に向かって伸縮
自在に延出する床フレームと、前記天井フレームの縮退
状態で前記床フレームを縮退可能とするとともに前記床
フレームの伸長状態で前記天井フレームを伸長可能とす
る制御機構とを備えたことを特徴とする組立防塵ハウ
ス。 - 【請求項8】 一側壁面側が開口されているとともに他
の側壁面の少なくとも一つの側壁面に出入口が設けられ
た箱状のハウス本体と、前記ハウス本体の天井部から前
記開口された側壁面前方に向かって伸縮自在に延出する
天井フレームと、前記開口された側壁面を塞ぐように前
記ハウス本体および前記天井フレームに取り付けられた
包被部材と、前記包被部材の両側面の部位に相対して対
をなして形成された絶縁母線用貫通孔と、前記出入口を
介して前記ハウス本体の内部と連通するように前記ハウ
ス本体に接続された前室とを備えたことを特徴とする組
立防塵ハウス。 - 【請求項9】 一側壁面側が開口されているとともに他
の側壁面の少なくとも一つの側壁面に出入口が設けられ
た箱状のハウス本体と、前記ハウス本体の天井部から前
記開口された側壁面前方に向かって伸縮自在に延出する
天井フレームと、前記開口された側壁面を塞ぐように前
記ハウス本体および前記天井フレームに取り付けられた
包被部材と、前記包被部材の両側面の部位に相対して対
をなして形成された絶縁母線用貫通孔と、前記包被部材
の外壁面に設けられて他の組立防塵ハウスと連結する連
結手段とを備えたことを特徴とする組立防塵ハウス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05104217A JP3110206B2 (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 組立防塵ハウス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05104217A JP3110206B2 (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 組立防塵ハウス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06313380A JPH06313380A (ja) | 1994-11-08 |
JP3110206B2 true JP3110206B2 (ja) | 2000-11-20 |
Family
ID=14374799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05104217A Expired - Fee Related JP3110206B2 (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 組立防塵ハウス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3110206B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010240270A (ja) * | 2009-04-09 | 2010-10-28 | Spacio Kk | 簡易隔離ブース |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107947008A (zh) * | 2017-12-05 | 2018-04-20 | 国家电网公司 | 一种组合式移动防尘室 |
KR102039539B1 (ko) * | 2018-12-10 | 2019-11-01 | 백귀현 | 방진 하우스 구조체 |
-
1993
- 1993-04-30 JP JP05104217A patent/JP3110206B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010240270A (ja) * | 2009-04-09 | 2010-10-28 | Spacio Kk | 簡易隔離ブース |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06313380A (ja) | 1994-11-08 |
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---|---|---|---|
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