JP2003312964A - エレベータのガイド装置 - Google Patents
エレベータのガイド装置Info
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Abstract
地を高めることにある。 【解決手段】 昇降路内に立設されるガイドレール6に
当接し摺動させて乗りかごを案内するエレベータのガイ
ド装置において、ガイドレールを外嵌摺動する摺動部材
11を保持する摺動部材保持体12と、乗りかごのかご
枠を構成する立枠3cまたは当該乗りかごのかご室1の
側面に取付けられ、摺動部材保持体を支持する弾性体が
内装された保持体支持機構14とを設け、摺動部材を所
要の押付け力でガイドレールに当接するエレベータのガ
イド装置である。
Description
って乗りかごを昇降させるためのエレベータのガイド装
置に関する。
それぞれガイド装置が取り付けられ、これらガイド装置
は昇降路に立設されるガイドレールに案内されながら昇
降路にそって昇降する構成となっている。
枠を構成する上梁と下梁に取付けられているが、上梁よ
りも上方又は下梁よりも下方に突出していることから、
その突出した部分だけ余分にオーバヘッド寸法やピット
深さが増加する問題がある。ここで、オーバヘッド寸法
とは最上階床面から昇降路天井までの距離をいい、また
ピット深さとは最下階の床面から昇降路底部の床面まで
の距離をいう。
るために、幾つかのガイド装置が提案されている。
乗りかごのかご上梁51とかご下梁52との両端部に連
結する外側に開口を有する断面コ字形のかご枠柱53が
取付けられ、このかご枠柱53の開口面と昇降路に立設
されるガイドレール54とが互いに対峙する位置関係に
設定される。各かご枠柱53の上部よりやや下側及び下
部よりやや上側にはガイドレール54を外嵌摺動するガ
イド装置55がボルト・ナット56によるボルト止めに
よって固定されている。
る断面コ字形のガイド基体55aと、このガイド基体5
5aのコ字形内部に保持され、ガイドレール54に外嵌
摺動する断面コ字形をなす摺動部材55bとからなって
いる。
の上面及びかご下梁52の下面から突出していないの
で、従来のようにガイド装置の突出に起因するオーバヘ
ッド寸法やピット深さが増加する問題がなくなる。
ご下梁との両端部に連結する外側に開口を有する断面コ
字形のかご枠柱が取付けられ、かご上梁及びかご下梁と
かご枠柱との各角部にL字形の当て板を当てがい、当該
L字形当て板のうちかご上梁の上面側及びかご下梁の下
面側に伸びる一方の板片がボルトにてかご上梁及びかご
下梁にボルト止めし、またかご上梁の上面側及びかご下
梁の下面側を含む乗りかごの側面側の方向に伸びる他方
の板片面には図8と同様なガイド装置が固着され、この
ガイド装置の摺動部材がガイドレールを外嵌摺動する構
成である。
かご下梁の下面側に一部突出されているが、この突出高
さがボルトの高さとほぼ同一の高さであるので、かご上
梁及びかご下梁からの突出量が零であり、かつ、ガイド
装置の取り付け、交換が容易である。
は、かご上梁及びかご下梁とかご枠柱との角部にL字形
当て板を当てがい、当該L字形当て板のうちかご上梁の
上面側及びかご下梁の下面側に伸びる一方の板片がボル
トにてかご上梁及びかご下梁にボルト止めし、またかご
上梁の上面側及びかご下梁の下面側を含む乗りかごの側
面側の方向に伸びる他方の板片面には図8と同様なガイ
ド装置が固着されている。特に異なるところは、前述す
る図8に示す断面コ字形のかご枠柱とガイド装置の断面
コ字形のガイド基体の両側面との間に弾性体を介在させ
た構成となっている。つまり、断面コ字形のかご枠柱に
添着された弾性体を介してガイド装置を支持する構成で
ある。
面側及びかご下梁の下面側に一部突出されているが、こ
の突出高さがボルトの高さとほぼ同一の高さであるの
で、かご上梁及びかご下梁からの突出量が零であり、ま
た弾性体を介してガイド基体の両側面に支持されている
ので、かご枠への振動の伝達を抑制することができる。
(1)、(2)で説明したガイド装置55は、かご枠を
構成するかご枠柱53やかご上梁、かご下梁にボルトに
より固定されているため、走行速度の増加に伴って増加
してくるガイドレール54の不整,例えばガイドレール
54のたわみやレール54の継目等に起因する横振動が
直接乗りかごに伝達される。特に、横振動は乗りかごの
左右に位置する2本のガイドレール54を結ぶ方向に顕
著であり、この横振動の伝達によって乗りかごの乗り心
地が悪化する。
ごとガイドレール54との相対変位を吸収する機構がな
いことから、走行速度の増加とともにガイドレール54
の不整に起因する乗りかごの横振動が増加してくると、
ガイド装置55がガイドレール54から一旦離れた後、
ガイドレール54に衝突することから、振動・騒音が生
じ、乗客が不快を与える。
の積載が偏荷重になった場合、或いは昇降によって乗り
かごのバランスが変化した場合、乗りかごが何れか一方
に傾くために、ガイド装置55がガイドレール54から
離れ易くなり、同様にガイド装置55がガイドレール5
4に衝突し、同様に振動・騒音が発生する問題がある。
は、弾性体を介してガイド装置を構成する摺動部材が支
持されていることから、摺動部材がガイドレール54に
擦れることによる高周波の振動を抑制できるが、反面、
ガイドレール54のたわみ等の変位やガイドレール54
の継目等によって生じる大きな振幅の低周波の振動が弾
性体で吸収するには限界がある。その結果、低周波の振
動が限界を越えた場合、前述するようにガイド装置がガ
イドレールから離れ、ガイドレールに衝突し、振動・騒
音が生じ、乗りかごの乗り心地が著しく低下する。
の積載が偏荷重になった場合、或いは昇降によって乗り
かごのバランスが変化した場合、乗りかごが何れか一方
に傾き、ガイド装置55がガイドレール54から離れ易
くなり、同様にガイド装置55がガイドレール54に衝
突し振動・騒音が発生し易くなる。
で、乗りかごの乗客の乗り心地を高めるエレベータのガ
イド装置を提供することを目的とする。
するために、昇降路内に立設されるガイドレールに当接
し摺動させて乗りかごを案内する本発明に係わるエレベ
ータのガイド装置は、ガイドレールに摺動する摺動部材
を保持する摺動部材保持体と、前記乗りかごのかご枠ま
たは当該乗りかごに取付けられ、前記摺動部材保持体を
支持する弾性体が内装された保持体支持機構とを備え、
前記摺動部材を所要の押付け力で前記ガイドレールに当
接する構成である。
り、乗りかごのかご枠または当該乗りかごにガイド装置
を取付けることにより、乗りかごの走行時のガイドレー
ルの不整に起因する横振動が生じても、保持体支持機構
に内装される弾性体で吸収するので、乗りかごに伝達さ
れる横振動が低減され、乗客の乗り心地が高められる。
また、常に、弾性体が摺動部材保持体を介して摺動部材
をガイドレールに押し付けるので、ガイド装置がガイド
レールから離れることがなく、乗りかごが常に安定した
状態で運転可能となる。
ド装置は、ガイドレールに摺動する摺動部材を保持する
摺動部材保持枠と、この摺動部材保持枠の少なくとも左
右面部に摺動部弾性体を介在させて当該摺動部材保持枠
を保持する摺動部材保持体と、乗りかごのかご枠または
当該乗りかごに取付けられ、前記摺動部材保持体を支持
する弾性体が内装された保持体支持機構とを備え、前記
摺動部材を所要の押付け力で前記ガイドレールに当接す
る構成である。
り、前記(1)と同様な作用を有する他、摺動部材の摺
動に伴う高周波振動については、摺動部弾性体により吸
収するので、乗りかごに発生する横振動を更に低減可能
となる。
て図面を参照して説明する。
発明に係わるエレベータのガイド装置の一実施の形態を
説明する構成図である。なお、図1は乗りかごのかご枠
に取付けられたガイド装置がガイドレールに摺動可能な
状態に外嵌された側面図、図2は図1に示すガイド装置
の上面図、図3は図2に示すガイド装置の側面図であ
る。
を載せる乗りかごであって、この乗りかご1は弾性体2
を介してかご枠3に設置されている。この弾性体2は、
例えば乗りかご1の両側面の適宜な高さ位置、例えば中
腹部よりやや高い位置に少なくとも1個ずつ設けられ、
さらに乗りかご1の下部側で比較的縁部に近い位置に少
なくとも1個ずつ設けられている。また、かご枠3は、
かご下梁3aと、かご上梁3bと、これらかご下梁3a
およびかご上梁3bのそれぞれの両端部を支える図2に
示す如く外側に開口を有する断面コ字形の立枠3c,3
cとで構成され、当該かご枠3と乗りかご1との間に前
述するように弾性体2が介在されている。このかご枠3
の下部側には従動シーブ4が配置され、この従動シーブ
4には1組のロープ5が懸架されている。
3b高さよりも下方位置及び両立枠3c下部の下梁3a
高さよりも上方位置にそれぞれガイド装置10が設けら
れている。つまり、ガイド装置10は、両立枠3cにそ
れぞれ少なくとも2つずつ設けられている。図1におい
て6は昇降路に立設されるガイドレールである。
て外嵌摺動可能な例えば断面コ字形に形成された摺動部
材11と、この摺動部材11を保持する断面凹形状体1
2aの両端部から直交するごとく左右方向に支持片12
bを突設させた摺動部材保持体12と、この摺動部材保
持体12の両支持片12bを所要の弾性力に調整しつつ
支持する前記各立枠3cの両側面側にそれぞれボルト・
ナット13にてボルト止めされる保持体支持機構14と
によって構成されている。12cは補強部材である。
に立枠3cに対しボルト・ナット13により上下2ヶ所
が締め付け固定される方形状の板体14aと、この板体
14a上の2つのボルト13間に当該2つのボルト13
を結ぶ直線に対して直交する方向に膨出され、かつ、内
部に所要の径の空間部が形成されている筒状体14b
と、摺動部材保持体12の両支持片12b裏面側にそれ
ぞれネジ、ボルト或いは直付け等により固定されて筒状
体14bの空間部に挿入され、後端部側の段差をもつ細
径部分にコイルばねなどの弾性体14cが装着されてな
る固定軸14dと、この筒状体14bの後端部側の空間
部に形成されるネジ溝14eに螺入され、弾性体14c
の押付け力を調整するナットなどの調整部材14fとで
構成されている。
14dが筒状体14bに形成された空間部に挿入され、
ガイドレール6に押付ける方向に摺動部材保持体12を
押出す機能をもっている。また、保持体支持機構14に
支持される摺動部材保持体12は、固定軸14dと筒状
体14bとの接触部で支持する構成となっている。
部材保持体12の両支持片12b裏面側に取付けられた
固定軸14dを筒状体14bの空間部に挿入させた後、
当該筒状体14bの空間部後部側から弾性体14cを内
装し、引き続き、調整部材14fをネジ溝14eに螺入
する。これによって、摺動部材11を保持する摺動部材
保持体12は、各保持体支持機構14により支持され
る。
4fを所要の締め付け力で締め付けることにより、摺動
部材11によるガイドレール6への押付け力を調整す
る。また、乗りかご1とガイドレール6との相対的な変
位によって大きな変位の振動が生じても、弾性体14c
の伸縮作用により吸収するので、ガイド装置10がガイ
ドレール6から離れるようなことがない。その結果、乗
りかご1がガイドレール6に安定に案内される。また、
走行速度の増加に伴うガイドレール6の不整に起因する
横振動が発生しても、筒状体14b内の弾性体14cが
吸収するので、乗りかご1への横振動を容易に防振でき
る。
14は立枠3cより乗りかご1側に突出しないので、乗
りかご1と干渉することはない。さらに、調整部材14
fは立枠3cの外側に存在するので、押付け力の所要の
調整が容易に行える。
は、摺動部材11とガイドレール6の当接位置とほぼ同
じ高さになっているので、段差を通過する際の衝撃力を
弾性体14cで吸収でき、この衝撃力が乗りかご1に伝
達されて振動を増加させるのを防止できる。
るガイド装置10の他の実施の形態を示す上面図であ
る。
2及び保持体支持機構14が第1の実施の形態と同様で
あるので、同一符号を付して図1ないし図3の説明に譲
り、以下、特に異なる部分について説明する。
持体12と摺動部材11とを分離し、断面コ字形の摺動
部材保持枠15に摺動部材11を保持する一方、この摺
動部材保持枠11a両側面と摺動部材保持体12との間
に摺動部弾性体16を介在させてなる構成である。
装置10としては第1の実施の形態と同様の作用効果を
奏する他、横振動は弾性体14cにより吸収で、摺動部
材11の摺動に伴う高周波振動については、摺動部弾性
体16により吸収できることから、乗りかご1に発生す
る横振動を更に抑制できる。
明に係わるガイド装置10のさらに他の実施の形態を説
明する図であって、図5は乗りかごに取付けられたガイ
ド装置がガイドレールに摺動可能な状態に外嵌された一
方側面図、図6は図5に示すガイド装置の上面図であ
る。
ど同じ構成であるので、これらの図と同一部分には同一
符号を付して図1及び図2の説明に譲り、以下、異なる
部分について説明する。
イド装置10が取り付けられているが、この実施の形態
では、かご枠3ではなく、乗りかご1の両側面に断面コ
字形フレーム17を介して直接ガイド装置10が取付け
られた構成である。
態と同様に、摺動部材保持体12の両支持片12b裏面
側に固定された固定軸14dを筒状体14bの空間部に
挿入させた後、当該筒状体14bの空間部後端部側から
弾性体14cを挿着し、引き続き、調整部材14fを空
間部に形成されるネジ溝14eに螺入する。これによっ
て、摺動部材11を保持する摺動部材保持体12は、各
保持体支持機構14により支持される。なお、乗りかご
1と筒状体14b後端部とは少なくとも調整部材14f
が余裕をもって固定軸14dに嵌め込む距離とするか、
予め調整部材14fを筒状体14bのネジ溝14eに螺
入した状態で、外側から固定軸14dを筒状体14bに
挿入した後、当該固定軸14dを摺動部材保持体12に
ボルトないしネジにより固定する方法であっても良い。
も同様に適用できることは言うまでもない。
直接ガイド装置10を設置しても、前述する第1の実施
の形態と同様の作用効果を奏するので、第1の実施の形
態の説明に譲り、ここでは省略する。
ーム17に直接ガイド装置10を設置する構成のものに
おいても、図4に示す構成、つまり摺動部弾性体16を
介在させる構成も同様に適用できるものである。従っ
て、この場合には、第2の実施の形態と同様な作用効果
を奏することができる。
るガイド装置の他の実施の形態を説明する図である。
耗状態を認識可能な形状に改良した例である。
ル6の両側面に摺動する2つの側面摺動体11a,11
bとガイドレール6の正面側に摺動する中央摺動体11
cとからなる。これら摺動体11a,11b,11c
は、それぞれガイドレール6と接する面の上下端から中
央部分に向かって徐々に膨出するような凸形状部11a
a,11ba,11caに形成され、また中央部分の上
下方向には所要の深さの溝11ab,11bb,11c
bが形成されている。3つの摺動体11a,11b,1
1cは、図2に示すように連通し一体化することにより
断面コ字形状に形成されるものである。
ば、通常、摺動部材11がガイドレール6に摺動しつつ
ガイドレール継目などの段差を通過する際、レール段差
による衝撃力が乗りかご1に伝達され、かご振動が増加
する。
11が丸みを帯びた凸形状部11aa,11ba,11
caとなっているので、ガイドレール6の継目となる段
差で引っかかることがなく、滑らかに通過できる。その
結果、ガイドレール6の継目の段差を通過する際の衝撃
力を少なくでき、乗りかご1の振動増加を抑制できる。
dは、摺動部材11とガイドレール6との当接位置とほ
ぼ同じ高さになっているので、段差を通過する際の衝撃
力を弾性体14cで吸収でき、この衝撃力が乗りかご1
に伝達されて振動を増加させるのを防止できる。
しても、固定軸14dには曲げ力が作用しないので、筒
状体14bの空間部と固定軸14dとの嵌合部分での摺
動が円滑に行われる。
部分がガイドレール6に当接するので、当該中央部分の
溝の減り具合から摺動部材11の摩耗量を容易に把握で
き、ひいては摺動部材11の交換時期を的確に判断でき
る。なお、摺動部材11の摩耗量を把握する必要がない
場合には各摺動体11a,11b,11cに溝11a
b,11bb,11cbが無くてもよい。
6の段差から生じる衝撃力による振動が乗りかご1に伝
達されるのを抑制でき、しかも摺動部材11が摩耗して
振動が大きくなる前に的確な判断のもとに容易に交換す
ることが可能であり、乗りかご1の振動の増加を未然に
回避できる。
したとしても、固定軸14dには曲げ力が作用しないの
で、筒状体14bの空間部と固定軸14dとの嵌合部分
での摺動が円滑に行われる。
されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変
形して実施できる。
として、固定軸14dの後端側の細径部と筒状体14b
の空間部との隙間部分に弾性体14cを内装したが、例
えば固定軸14dの後端側の細径部をなくし、固定軸1
4dの後端部と調整部材14fとの間に弾性体14cを
介在させる構成であってもよい。
11b,11cの中央部分長手方向に溝を形成したが、
要はガイドレール6と接触する部分であれば、中央部分
である必要がない。
せて実施することが可能であり、その場合には組み合わ
せによる効果が得られる。さらに、上記各実施の形態に
は種々の上位,下位段階の発明が含まれており、開示さ
れた複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発
明が抽出され得るものである。例えば問題点を解決する
ための手段に記載される全構成要件から幾つかの構成要
件が省略されうることで発明が抽出された場合には、そ
の抽出された発明を実施する場合には省略部分が周知慣
用技術で適宜補われるものである。
ご上梁やかご下梁からのガイド装置の突出量を零にでき
るだけでなく、保持体支持機構に緩衝作用をもつ保持体
支持機構ににより摺動部材保持体を支持することによ
り、乗客の乗り心地を高めることができる。
施の形態を示す側面から見た構成図。
ら見た構成図。
ら見た拡大図。
実施の形態を説明する上面から見た構成図。
に他の実施の形態を側面から見た構成図。
ら見た構成図。
説明する分解図。
成図。
立枠) 6…ガイドレール 10…ガイド装置 11…摺動部材 11a,11b…側面摺動体 11c…中央摺動体 11aa,11ba,11ca…凸形状部 11ab,11bb,11cb…溝 12…摺動部材保持体 14…保持体支持機構 14b…筒状体 14c…弾性体 14d…固定軸、 14e…ネジ溝 14f…調整部材 16…摺動部弾性体 17…コ字形フレーム
Claims (5)
- 【請求項1】 昇降路内に立設されるガイドレールに摺
動させて乗りかごを案内するエレベータのガイド装置に
おいて、 前記ガイドレールに摺動する摺動部材を保持する摺動部
材保持体と、 前記乗りかごのかご枠または当該乗りかごに取付けら
れ、前記摺動部材保持体を支持する弾性体が内装された
保持体支持機構とを備え、前記摺動部材を所要の押付け
力で前記ガイドレールに当接することを特徴とするエレ
ベータのガイド装置。 - 【請求項2】 昇降路内に立設されるガイドレールに摺
動させて乗りかごを案内するエレベータのガイド装置に
おいて、 前記ガイドレールに摺動する摺動部材を保持する摺動部
材保持枠と、 この摺動部材保持枠の少なくとも左右面部に摺動部弾性
体を介在させて当該摺動部材保持枠を保持する摺動部材
保持体と、 前記乗りかごのかご枠または当該乗りかごに取付けら
れ、前記摺動部材保持体を支持する弾性体が内装された
保持体支持機構とを備え、前記摺動部材を所要の押付け
力で前記ガイドレールに当接することを特徴とするエレ
ベータのガイド装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のエレベ
ータのガイド装置において、 前記保持体支持機構は、前記乗りかごのかご枠または当
該乗りかごの側面に取付けられる筒状体と、前記摺動部
材保持体の端部に取付けられ、前記筒状体の空間部に挿
入される固定軸と、この固定軸の後端部と前記筒状体の
空間部との間に内装される弾性体と、この弾性体の弾性
力を調整する前記筒状体の空間部に螺挿される調整部材
とを設けたことを特徴とするエレベータのガイド装置。 - 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載のエレベ
ータのガイド装置において、 前記摺動部材は、前記ガイドレールの両側面にそれぞれ
摺動する複数の側面摺動体と前記ガイドレールの正面部
に摺動する摺動体とが断面コ字形状となるように連通さ
れ、 前記摺動体の前記ガイドレール摺動面部は、上下端部か
ら中央部分に向かって膨出するような凸形状体に形成す
ることを特徴とするエレベータのガイド装置。 - 【請求項5】 請求項1または請求項2に記載のエレベ
ータのガイド装置において、 前記摺動部材は、前記ガイドレールの両側面にそれぞれ
摺動する複数の側面摺動体と前記ガイドレールの正面部
に摺動する摺動体とが断面コ字形状となるように連通さ
れ、 前記摺動体の前記ガイドレール摺動面部は、上下端部か
ら中央部分に向かって膨出するような凸形状体に形成
し、かつ、前記ガイドレール長手方向に所定深さの溝を
形成したことを特徴とするエレベータのガイド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002117896A JP4208479B2 (ja) | 2002-04-19 | 2002-04-19 | エレベータのガイド装置 |
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JP2002117896A JP4208479B2 (ja) | 2002-04-19 | 2002-04-19 | エレベータのガイド装置 |
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CN103832926A (zh) * | 2014-03-12 | 2014-06-04 | 甄建海 | 单轨道滑动装置 |
CN110902533A (zh) * | 2019-12-30 | 2020-03-24 | 昆山市飞鹏金属工业有限公司 | 一种电梯轿厢 |
CN111362099A (zh) * | 2020-04-22 | 2020-07-03 | 施密特电梯有限公司 | 一种电梯导向装置及包含其的高速电梯 |
-
2002
- 2002-04-19 JP JP2002117896A patent/JP4208479B2/ja not_active Expired - Fee Related
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