JP2003312908A - ノイズ防止テープ - Google Patents
ノイズ防止テープInfo
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- JP2003312908A JP2003312908A JP2002126749A JP2002126749A JP2003312908A JP 2003312908 A JP2003312908 A JP 2003312908A JP 2002126749 A JP2002126749 A JP 2002126749A JP 2002126749 A JP2002126749 A JP 2002126749A JP 2003312908 A JP2003312908 A JP 2003312908A
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- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
発生する電磁波を遮蔽したり、電磁波ノイズを抑制する
ために用いるノイズ防止テープの改良に関する発明であ
る。 【構成】 本発明は、遮断テープの下面に粘着剤を塗布
し、前記粘着剤に剥離紙を貼着させたことを特徴とする
ノイズ防止テープの構成とした。
Description
電子機器等から発生する電磁波を遮蔽したり、電磁波ノ
イズを抑制するために用いるノイズ防止テープの改良に
関する発明である。 【0002】 【従来の技術】従来、図4に示すように、家電製品、電
子機器等から発生するノイズを遮蔽及び遮断するために
使用されているノイズ防止テープは、Cu、Al、ステ
ンレス等の素材を加工した薄板を用いたテープである。 【0003】また、従来の電磁波等のノイズを防止する
ためのノイズ防止テープは、テープに粘着剤を塗布した
粘着テープであったり、ポリエステル、ポリアミド等の
自己融着剤をテープに塗布した自己融着テープであっ
た。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ノイズを防止するテープ、粘着テープ及び自己融着テー
プでは、図4に示すように、帯状に巻いた時に重なり合
うテープ4aとテープ4a間の間隙に空気が入り込み、
テープ4aとテープ4aが密着することなく歪み部4b
が発生し、テープ4aとテープ4aが密着した状態に巻
くことができないとの欠点があった。 【0005】歪み部4bには隙間が発生しているため
に、隙間に空気が入り込み易く、接着剤が塗られたテー
プに空気が触れて粘着剤や融着剤は乾き、更に歪んでし
まうために、密着した状態で綺麗に巻き付けることがで
きず見た目にも極めて悪いとの欠点があった。 【0006】そこで、本発明は、巻き付けてもテープ4
aとテープ4a間に歪み部4bが発生して隙間ができ
ず、しかも空気の侵入による粘着剤等の乾きを防ぎ、巻
いた状態が常に極めて綺麗に巻き付けることができ、ノ
イズを防止するノイズ防止テープを使用する時には容易
に巻き戻して使用することができるノイズ防止テープを
提供することを目的とするものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明であるノイズ防止
テープは、上記の課題を解決するために、遮断テープの
下面に粘着剤を塗布し、前記粘着剤に剥離紙を貼着させ
たことを特徴とするノイズ防止テープの構成とした。 【0008】 【実施例】以下に、添付図面に基づき、本発明であるノ
イズ防止テープの詳細について詳細に説明する。 【0009】図1は、本発明であるノイズ防止テープを
巻き付けて環状にした状態の斜視図である。図1に示す
ように、本発明であるノイズ防止テープ1は長い帯状に
加工されたテープである。そして、一般に市販されてい
るノイズ防止テープ1は、使用し易くするとともに運搬
し易くするために環状の芯材3の外周面3aに巻き付け
て売られている。 【0010】図1に示すように、本発明であるノイズ防
止テープ1では、ノイズを遮断する遮断テープ2を環状
の芯材3の外周面3aに巻き付けても、芯材3に巻き付
けたノイズ防止テープ1の外側に更に巻き付けられたノ
イズ防止テープ1間にたわみが生じることがないので歪
み部が全く発生しない。そのために、芯材3の外周面3
aに巻き付けられたノイズ防止テープ1が整然として極
めて綺麗な状態で巻き付けられている 【0011】図2は、本発明であるノイズ防止テープの
先端部を剥離した状態を示した斜視図である。図2に示
すように、本発明であるノイズ防止テープ1は、外部か
らのノイズを遮断する遮断テープ2と、前記遮断テープ
2に塗布されているアクリル系の粘着剤2aと前記粘着
剤2aに剥離可能に接着されている剥離紙2bからな
る。 【0012】図3は、図2中に示したAーAに沿った拡
大縦断面図である。図3に示すように、本発明であるノ
イズ防止テープ1を構成する遮断テープ2は、外部から
侵入する電磁波等のノイズの侵入を遮断する遮断材2c
と、前記遮断材2cの上面に貼着されている上保護テー
プ2dと、前記遮断材2cの下面に貼着されている下保
護テープ2eとからなる。 【0013】即ち、遮断材2cは、Cu、Al、ステン
レス等の素材を加工した薄板、アモルファス金属等であ
る。遮断材2cの上面及び下面には、極めて薄く透明の
上保護テープ2c及び下保護テープ2dが貼着されてい
る。 【0014】また、図3に示すように、下保護テープ2
dの下面には、粘着剤2aが塗布されている。下保護テ
ープ2dの下面に貼着されている粘着剤2aは、赤色タ
イプでしかもアクリル系の粘着剤である。勿論、粘着剤
2aは、赤色タイプ以外のものでもよい。 【0015】このアクリル系の粘着剤2aは、下保護テ
ープ2dの下面に全面的に塗布するのではなく、下保護
テープ2dの左端部2f及び右端部2gの僅かな部分に
は塗布することなく、下保護テープ2dの長手方向に塗
布する。勿論、下保護テープ2dの下面に全面的にアク
リル系の粘着剤2aを塗布しても良い。この場合には、
剥離紙2bを粘着剤2aが塗られた幅の剥離紙2bを貼
り付ける。 【0016】この粘着剤2aの粘着特性は下記の通りで
ある。即ち、下保護テープ2eの下面に塗られる粘着剤
は、薄く塗ることができ、極めて薄く塗っても粘着力が
おちることがない粘着特性があるためにこの粘着剤を用
いる。 【0017】粘着剤の粘着特性は、表1の通りである。 【表1】 【0018】粘着剤2aの粘着物性は表2のとおりであ
る。 【表2】【0019】そして、粘着剤2aには、剥離紙2bを隔
離可能に貼着する。この剥離紙2bは下保護テープ2e
に塗布されている幅と同幅の大きさに形成し、粘着剤2
aに全面的に剥離可能に貼着されている。 【0020】この剥離紙2bは、白色の上質紙の上面に
はポリエチレンをラミネートした上質紙である。しか
も、上質紙の両面にラミネートされたポリエチレンに容
易に剥離できるよう剥離処理をしたものである。勿論、
上質紙である剥離紙2bの下面及び上面の双方にポリエ
チレンをラミネートしてもよい。 【0021】 【発明の効果】本発明は、以上に説明したような構成で
あるから、芯材の外周面に本発明であるノイズ防止テー
プを芯に巻き付けても、ノイズ防止テープ自体がたわん
で歪み部が生じることがなく、綺麗に整然と芯材に巻き
付けることができ、見栄えもよい。 【0022】また、芯材の外周面に巻き付けた本発明で
あるノイズ防止テープを使用する時には、容易に巻き戻
して使用することができる。 【0023】本発明であるノイズ防止テープは、芯材の
外周面に綺麗に巻き付けることができるために、本ノイ
ズ防止テープ自体にたわんで歪み部が無くなるので、本
ノイズ防止テープ自体の品質が損なわれることがなくな
る。
状にした状態の斜視図である。 【図2】本発明であるノイズ防止テープの先端部を剥離
した状態を示した斜視図である。 【図3】図2中に示したAーAに沿った拡大縦断面図で
ある。 【図4】従来のノイズ防止テープの斜視図である。 【符号の説明】 1 ノイズ防止テープ 2 遮断テープ 2a 粘着剤 2b 剥離紙 2c 遮断材 2d 上保護テープ 2e 下保護テープ 3 芯材 3a 外周面 4 従来のノイズ防止テープ 4a テープ 4b 歪み部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 遮断テープの下面に粘着剤を塗布し、前
記粘着剤に剥離紙を貼着させたことを特徴とするノイズ
防止テープ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002126749A JP2003312908A (ja) | 2002-04-26 | 2002-04-26 | ノイズ防止テープ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002126749A JP2003312908A (ja) | 2002-04-26 | 2002-04-26 | ノイズ防止テープ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003312908A true JP2003312908A (ja) | 2003-11-06 |
Family
ID=29541078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002126749A Pending JP2003312908A (ja) | 2002-04-26 | 2002-04-26 | ノイズ防止テープ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003312908A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018061364A1 (ja) * | 2016-09-29 | 2018-04-05 | 株式会社寺岡製作所 | 粘着テープ巻回体の製造方法及び製造装置 |
-
2002
- 2002-04-26 JP JP2002126749A patent/JP2003312908A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018061364A1 (ja) * | 2016-09-29 | 2018-04-05 | 株式会社寺岡製作所 | 粘着テープ巻回体の製造方法及び製造装置 |
CN109789980A (zh) * | 2016-09-29 | 2019-05-21 | 株式会社寺冈制作所 | 粘着带卷绕体的制造方法和制造装置 |
JPWO2018061364A1 (ja) * | 2016-09-29 | 2019-07-04 | 株式会社寺岡製作所 | 粘着テープ巻回体の製造方法及び製造装置 |
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Legal Events
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050929 |