JP2003312812A - シャーシー管理システム及びシャーシー管理方法及びトラクター搭載システム及びトラクター稼動情報発信方法及びシャーシー管理サーバ及びシャーシー管理方法及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及びプログラム - Google Patents

シャーシー管理システム及びシャーシー管理方法及びトラクター搭載システム及びトラクター稼動情報発信方法及びシャーシー管理サーバ及びシャーシー管理方法及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及びプログラム

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JP2003312812A
JP2003312812A JP2002117724A JP2002117724A JP2003312812A JP 2003312812 A JP2003312812 A JP 2003312812A JP 2002117724 A JP2002117724 A JP 2002117724A JP 2002117724 A JP2002117724 A JP 2002117724A JP 2003312812 A JP2003312812 A JP 2003312812A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トラクターに牽引され、コンテナを積載する
シャーシーを管理するシャーシー管理システムに係り、
使用対象となるシャーシーの所在と状況の管理を自動化
することを課題とする。 【解決手段】 シャーシー管理サーバのトラクター稼動
情報受信部901は、トラクターIDとともに、トラク
ターの位置情報とシャーシータグ発信情報と発信時刻と
を含むトラクター稼動情報を、トラクター搭載システム
から受信し、非接続シャーシー状況情報抽出部903
は、シャーシータグ発信情報を含み、最も遅い発信時刻
を含むトラクター稼動情報を判定し、非接続シャーシー
配置出力部903は、位置情報に従ってシャーシーのア
イコンを配置した地図を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラクターに牽引
され、コンテナを積載するシャーシーを管理するシャー
シー管理システムに係り、使用対象となるシャーシーの
所在と状況の管理を自動化する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】トラクターにシャーシーを牽引させるト
ラックにおいては、適宜シャーシーを解放し(切り離
し)、接続する(連結する)。従って、シャーシーが必
要な場合に備えて、常に使用可能なシャーシーの所在を
把握しておかなければならない。
【0003】しかし、現実的には運転手による報告ミス
などの理由により、完全にシャーシーの所在を管理でき
ていない。
【0004】具体的には、無断で解放したシャーシーの
所在が不明になったり、コンテナを積載したままのシャ
ーシーを他のコンテナの運搬に使用しようとするなどの
問題が生じている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した従
来技術の欠点を除くためになされたものであって、その
目的とするところは、シャーシーの管理に必要な報告を
ICタグ技術と無線技術を用いて自動化し、更に、シャ
ーシーの所在と状況の管理を自動化し、適宜使用可能な
シャーシーの配置を出力することを可能とすることを課
題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るシャーシー
管理システムは、シャーシータグ発信情報を発信するシ
ャーシータグを取りつけたシャーシーを接続可能なトラ
クターに搭載されるトラクター搭載システムと、トラク
ター搭載システムからのトラクター稼動情報を受信可能
なシャーシー管理サーバとからなるシャーシー管理シス
テムであって、トラクター搭載システムは、タグリーダ
と、位置特定装置と、無線通信装置と、情報処理装置と
を備え、情報処理装置は、位置特定装置より、繰り返し
トラクターの位置情報を取得する位置情報取得部と、タ
グリーダを用いて、繰り返しシャーシータグ発信情報を
受信するタグ発信情報受信部と、取得したトラクターの
位置情報と、受信したシャーシータグ発信情報と、トラ
クター稼動情報の発信時刻とを含むトラクター稼動情報
を、トラクターを識別する情報とともに、無線通信装置
を用いて、繰り返しシャーシー管理サーバへ送信するト
ラクター稼動情報発信部とを有し、シャーシー管理サー
バは、シャーシータグ発信情報を記憶するシャーシー管
理テーブルと、トラクターを識別する情報とともに、ト
ラクターの位置情報とシャーシータグ発信情報とトラク
ター稼動情報の発信時刻とを含むトラクター稼動情報を
受信するトラクター稼動情報受信部と、トラクター毎
に、受信したトラクター稼動情報を記憶するトラクター
稼動情報記憶部と、シャーシー管理テーブルで記憶する
シャーシータグ発信情報について、各トラクターの最新
トラクター稼動情報に含まれるか判定し、いずれの最新
トラクター稼動情報にも当該シャーシータグ発信情報が
含まれない場合に、当該シャーシータグ発信情報を含む
いずれかのトラクターのトラクター稼動情報のうち、前
記発信時刻が最も現在時刻に近いトラクター稼動情報を
判定する非接続シャーシー状況情報抽出部と、判定した
トラクター稼動情報に含まれる前記位置情報に従って、
シャーシーの所在を表示した非接続シャーシー配置地図
を出力する非接続シャーシー配置出力部とを備えること
を特徴とする。
【0007】前記シャーシーは、コンテナタグ発信情報
を発信するコンテナタグを取りつけたコンテナを積載可
能であって、前記タグ発信情報受信部は、更に、タグリ
ーダを用いて、繰り返しコンテナタグ発信情報を受信
し、前記トラクター稼動情報発信部は、受信したコンテ
ナタグ発信情報を送信するトラクター稼動情報に含め、
前記トラクター稼動情報受信部は、コンテナタグ発信情
報を含むトラクター稼動情報を受信し、前記非接続シャ
ーシー配置出力部は、判定したトラクター稼動情報にコ
ンテナタグ発信情報が含まれる場合には、使用不能なシ
ャーシーとして非接続シャーシー配置地図に所在を表示
し、判定したトラクター稼動情報にコンテナタグ発信情
報が含まれない場合には、使用可能なシャーシーとして
非接続シャーシー配置地図に所在を表示することを特徴
とする。
【0008】前記シャーシーは、コンテナタグ発信情報
を発信するコンテナタグを取りつけたコンテナを積載可
能であって、前記タグ発信情報受信部は、更に、タグリ
ーダを用いて、繰り返しコンテナタグ発信情報を受信
し、前記トラクター稼動情報発信部は、受信したコンテ
ナタグ発信情報を送信するトラクター稼動情報に含め、
前記トラクター稼動情報受信部は、コンテナタグ発信情
報を含むトラクター稼動情報を受信し、前記非接続シャ
ーシー配置出力部は、判定したトラクター稼動情報にコ
ンテナタグ発信情報が含まれない場合にのみ、非接続シ
ャーシー配置地図にシャーシーの所在を表示することを
特徴とする。
【0009】本発明に係るシャーシー管理システムは、
シャーシータグ発信情報のうち、トラクター稼動情報発
信部による繰り返しの発信サイクルの間にタグリーダで
受信したもののみを有効とすることを特徴とする。
【0010】本発明に係るシャーシー管理システムは、
シャーシータグ発信情報のうち、タグリーダによる受信
時刻から所定時間内にシャーシー管理サーバへトラクタ
ー稼動情報として送信されるもののみを有効とすること
を特徴とする。
【0011】本発明に係るシャーシー管理システムは、
コンテナタグ発信情報のうち、トラクター稼動情報発信
部による繰り返しの発信サイクルの間にタグリーダで受
信したもののみを有効とすることを特徴とする。
【0012】本発明に係るシャーシー管理システムは、
コンテナタグ発信情報のうち、タグリーダによる受信時
刻から所定時間内にシャーシー管理サーバへトラクター
稼動情報として送信されるもののみを有効とすることを
特徴とする。
【0013】本発明に係るシャーシー管理方法は、シャ
ーシータグ発信情報を発信するシャーシータグを取りつ
けたシャーシーを接続可能なトラクターに搭載されるト
ラクター搭載システムであって、タグリーダと、位置特
定装置と、無線通信装置と、情報処理装置とを備えたト
ラクター搭載システムと、トラクター搭載システムから
のトラクター稼動情報を受信可能なシャーシー管理サー
バであって、シャーシータグ発信情報を記憶するシャー
シー管理テーブルを備えたシャーシー管理サーバとから
なるシャーシー管理システムによるシャーシー管理方法
であって、以下の要素を有することを特徴とする (1)情報処理装置によって、位置特定装置より、繰り
返しトラクターの位置情報を取得する工程 (2)情報処理装置によって、タグリーダを用いて、繰
り返しシャーシータグ発信情報を受信する工程 (3)情報処理装置によって、取得したトラクターの位
置情報と、受信したシャーシータグ発信情報と、トラク
ター稼動情報の発信時刻とを含むトラクター稼動情報
を、トラクターを識別する情報とともに、無線通信装置
を用いて、繰り返しシャーシー管理サーバへ送信する工
程 (4)シャーシー管理サーバによって、トラクターを識
別する情報とともに、トラクターの位置情報とシャーシ
ータグ発信情報とトラクター稼動情報の発信時刻とを含
むトラクター稼動情報を受信する工程 (5)シャーシー管理サーバによって、トラクター毎
に、受信したトラクター稼動情報を記憶する工程 (6)シャーシー管理サーバによって、シャーシー管理
テーブルで記憶するシャーシータグ発信情報について、
各トラクターの最新トラクター稼動情報に含まれるか判
定し、いずれの最新トラクター稼動情報にも当該シャー
シータグ発信情報が含まれない場合に、当該シャーシー
タグ発信情報を含むいずれかのトラクターのトラクター
稼動情報のうち、前記発信時刻が最も現在時刻に近いト
ラクター稼動情報を判定する工程 (7)シャーシー管理サーバによって、判定したトラク
ター稼動情報に含まれる前記位置情報に従って、シャー
シーの所在を表示した非接続シャーシー配置地図を出力
する工程。
【0014】本発明に係るトラクター搭載システムは、
シャーシータグ発信情報を発信するシャーシータグを取
りつけたシャーシーを接続可能なトラクターに搭載さ
れ、タグリーダと、位置特定装置と、シャーシー管理サ
ーバに送信可能な無線通信装置と、情報処理装置とを備
えたトラクター搭載システムであって、以下の要素を有
することを特徴とする (1)位置特定装置より、繰り返しトラクターの位置情
報を取得する位置情報取得部 (2)タグリーダを用いて、繰り返しシャーシータグ発
信情報を受信するタグ発信情報受信部 (3)取得したトラクターの位置情報と、受信したシャ
ーシータグ発信情報と、トラクター稼動情報の発信時刻
とを含むトラクター稼動情報を、トラクターを識別する
情報とともに、無線通信装置を用いて、繰り返しシャー
シー管理サーバへ送信するトラクター稼動情報発信部。
【0015】本発明に係るトラクター稼動情報発信方法
は、シャーシータグ発信情報を発信するシャーシータグ
を取りつけたシャーシーを接続可能なトラクターに搭載
され、タグリーダと、位置特定装置と、シャーシー管理
サーバに送信可能な無線通信装置と、情報処理装置とを
備えたトラクター搭載システムによるトラクター稼動情
報発信方法であって、以下の要素を有することを特徴と
する (1)情報処理装置によって、位置特定装置より、繰り
返しトラクターの位置情報を取得する工程 (2)情報処理装置によって、タグリーダを用いて、繰
り返しシャーシータグ発信情報を受信する工程 (3)情報処理装置によって、取得したトラクターの位
置情報と、受信したシャーシータグ発信情報と、トラク
ター稼動情報の発信時刻とを含むトラクター稼動情報
を、トラクターを識別する情報とともに、無線通信装置
を用いて、繰り返しシャーシー管理サーバへ送信する工
程。
【0016】本発明に係るプログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体は、シャーシータグ発信
情報を発信するシャーシータグを取りつけたシャーシー
を接続可能なトラクターに搭載され、タグリーダと、位
置特定装置と、シャーシー管理サーバに送信可能な無線
通信装置とを備えたトラクター搭載システムに含まれる
情報処理装置となるコンピュータに、以下の処理を実行
させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体であることを特徴とする (1)位置特定装置より、繰り返しトラクターの位置情
報を取得する処理 (2)タグリーダを用いて、繰り返しシャーシータグ発
信情報を受信する処理 (3)取得したトラクターの位置情報と、受信したシャ
ーシータグ発信情報と、トラクター稼動情報の発信時刻
とを含むトラクター稼動情報を、トラクターを識別する
情報とともに、無線通信装置を用いて、繰り返しシャー
シー管理サーバへ送信する処理。
【0017】本発明に係るプログラムは、シャーシータ
グ発信情報を発信するシャーシータグを取りつけたシャ
ーシーを接続可能なトラクターに搭載され、タグリーダ
と、位置特定装置と、シャーシー管理サーバに送信可能
な無線通信装置とを備えたトラクター搭載システムに含
まれる情報処理装置となるコンピュータに、以下の手順
を実行させるためのプログラムであることを特徴とする (1)位置特定装置より、繰り返しトラクターの位置情
報を取得する手順 (2)タグリーダを用いて、繰り返しシャーシータグ発
信情報を受信する手順 (3)取得したトラクターの位置情報と、受信したシャ
ーシータグ発信情報と、トラクター稼動情報の発信時刻
とを含むトラクター稼動情報を、トラクターを識別する
情報とともに、無線通信装置を用いて、繰り返しシャー
シー管理サーバへ送信する手順。
【0018】本発明に係るシャーシー管理サーバは、シ
ャーシータグ発信情報を発信するシャーシータグを取り
つけたシャーシーを接続可能なトラクターに搭載される
トラクター搭載システムからのトラクター稼動情報を受
信可能なシャーシー管理サーバであって、以下の要素を
有することを特徴とする (1)シャーシータグ発信情報を記憶するシャーシー管
理テーブル (2)トラクターを識別する情報とともに、トラクター
の位置情報とシャーシータグ発信情報とトラクター稼動
情報の発信時刻とを含むトラクター稼動情報を受信する
トラクター稼動情報受信部 (3)トラクター毎に、受信したトラクター稼動情報を
記憶するトラクター稼動情報記憶部 (4)シャーシー管理テーブルで記憶するシャーシータ
グ発信情報について、各トラクターの最新トラクター稼
動情報に含まれるか判定し、いずれの最新トラクター稼
動情報にも当該シャーシータグ発信情報が含まれない場
合に、当該シャーシータグ発信情報を含むいずれかのト
ラクターのトラクター稼動情報のうち、前記発信時刻が
最も現在時刻に近いトラクター稼動情報を判定する非接
続シャーシー状況情報抽出部 (5)判定したトラクター稼動情報に含まれる前記位置
情報に従って、シャーシーの所在を表示した非接続シャ
ーシー配置地図を出力する非接続シャーシー配置出力
部。
【0019】本発明に係るシャーシー管理方法は、シャ
ーシータグ発信情報を発信するシャーシータグを取りつ
けたシャーシーを接続可能なトラクターに搭載されるト
ラクター搭載システムからのトラクター稼動情報を受信
可能なシャーシー管理サーバであって、シャーシータグ
発信情報を記憶するシャーシー管理テーブルを備えたシ
ャーシー管理サーバによるシャーシー管理方法であっ
て、以下の要素を有することを特徴とする (1)トラクターを識別する情報とともに、トラクター
の位置情報とシャーシータグ発信情報とトラクター稼動
情報の発信時刻とを含むトラクター稼動情報を受信する
工程 (2)トラクター毎に、受信したトラクター稼動情報を
記憶する工程 (3)シャーシー管理テーブルで記憶するシャーシータ
グ発信情報について、各トラクターの最新トラクター稼
動情報に含まれるか判定し、いずれの最新トラクター稼
動情報にも当該シャーシータグ発信情報が含まれない場
合に、当該シャーシータグ発信情報を含むいずれかのト
ラクターのトラクター稼動情報のうち、前記発信時刻が
最も現在時刻に近いトラクター稼動情報を判定する工程 (4)判定したトラクター稼動情報に含まれる前記位置
情報に従って、シャーシーの所在を表示した非接続シャ
ーシー配置地図を出力する工程。
【0020】本発明に係るプログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体は、シャーシータグ発信
情報を発信するシャーシータグを取りつけたシャーシー
を接続可能なトラクターに搭載されるトラクター搭載シ
ステムからのトラクター稼動情報を受信可能なシャーシ
ー管理サーバであって、シャーシータグ発信情報を記憶
するシャーシー管理テーブルを備えたシャーシー管理サ
ーバとなるコンピュータに、以下の処理を実行させるた
めのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体であることを特徴とする (1)トラクターを識別する情報とともに、トラクター
の位置情報とシャーシータグ発信情報とトラクター稼動
情報の発信時刻とを含むトラクター稼動情報を受信する
処理 (2)トラクター毎に、受信したトラクター稼動情報を
記憶する処理 (3)シャーシー管理テーブルで記憶するシャーシータ
グ発信情報について、各トラクターの最新トラクター稼
動情報に含まれるか判定し、いずれの最新トラクター稼
動情報にも当該シャーシータグ発信情報が含まれない場
合に、当該シャーシータグ発信情報を含むいずれかのト
ラクターのトラクター稼動情報のうち、前記発信時刻が
最も現在時刻に近いトラクター稼動情報を判定する処理 (4)判定したトラクター稼動情報に含まれる前記位置
情報に従って、シャーシーの所在を表示した非接続シャ
ーシー配置地図を出力する処理。
【0021】本発明に係るプログラムは、シャーシータ
グ発信情報を発信するシャーシータグを取りつけたシャ
ーシーを接続可能なトラクターに搭載されるトラクター
搭載システムからのトラクター稼動情報を受信可能なシ
ャーシー管理サーバであって、シャーシータグ発信情報
を記憶するシャーシー管理テーブルを備えたシャーシー
管理サーバとなるコンピュータに、以下の手順を実行さ
せるためのプログラムであることを特徴とする (1)トラクターを識別する情報とともに、トラクター
の位置情報とシャーシータグ発信情報とトラクター稼動
情報の発信時刻とを含むトラクター稼動情報を受信する
手順 (2)トラクター毎に、受信したトラクター稼動情報を
記憶する手順 (3)シャーシー管理テーブルで記憶するシャーシータ
グ発信情報について、各トラクターの最新トラクター稼
動情報に含まれるか判定し、いずれの最新トラクター稼
動情報にも当該シャーシータグ発信情報が含まれない場
合に、当該シャーシータグ発信情報を含むいずれかのト
ラクターのトラクター稼動情報のうち、前記発信時刻が
最も現在時刻に近いトラクター稼動情報を判定する手順 (4)判定したトラクター稼動情報に含まれる前記位置
情報に従って、シャーシーの所在を表示した非接続シャ
ーシー配置地図を出力する手順。
【0022】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下本発明を図面
に示す実施例に基づいて説明する。図1は、本発明に係
るシャーシ管理システムのネットワーク環境を示す図で
ある。1は、シャーシー管理サーバ、2は、携帯電話
網、3は、基地局、4は、トラック、5は、トラクタ
ー、6は、シャーシー、7は、コンテナである。トラク
ター5は、トラクター搭載システムを搭載しており、本
発明に係るシャーシ管理システムは、そのトラクター搭
載システムと、シャーシー管理サーバ1により構成され
ている。トラクター搭載システムとシャーシー管理サー
バ1は、少なくとも一部に無線媒体を含むネットワーク
により接続可能なように構成されている。ネットワーク
の構成としては、携帯電話網と公衆網の組み合わせ(シ
ャーシ管理サーバ1は、公衆網に接続)、あるいは、携
帯電話網とインターネット網(シャーシ管理サーバ1
は、インターネット網に接続)などが考えられる。
【0023】また、シャーシー6には、微弱電波発信型
のタグ(ICタグ)が取りつけられており、トラクター
搭載システムに含まれるタグリーダにより、トラクター
5にシャーシー6を接続している状態で、当該タグの発
信情報を受信出来るように構成されている。このタグ
を、以下シャーシータグと呼ぶ。
【0024】更に、コンテナ7にも、同様に微弱電波発
信型のタグ(ICタグ)が取りつけられており、トラク
ター搭載システムに含まれるタグリーダにより、トラク
ター5に接続されたシャーシー6にコンテナ7が積載さ
れた状態で、当該タグの発信情報を受信出来るように構
成されている。このタグを、以下コンテナタグと呼ぶ。
【0025】まず、トラクター搭載システムについて説
明する。図2は、トラクター搭載システムの構成を示す
図である。21は、携帯端末、22は、タグリーダ、2
3は、GPS(Global Positioning
System)ユニット、24は、携帯電話である。
携帯端末21には、タグリーダ22と、GPSユニット
23と、携帯電話24とが接続されている。
【0026】タグリーダ22は、シャーシタグからシャ
ーシータグ発信情報を受信し、更にコンテナタグからコ
ンテナタグ発信情報を受信するように構成されている。
シャーシタグとコンテナタグは、それぞれの発信情報
を、所定のサイクル(例えば、5秒間隔)で発信してい
る。
【0027】GPSユニット23は、測地衛星の発信す
る電波を受信することにより、地球上の位置を特定す
る。これにより、携帯端末21は緯度経度による位置情
報をGPSユニット23から取得することが可能とな
る。但し、GPSユニット23以外であっても、位置を
特定することが出来る位置特定装置であれば足りる。
【0028】携帯電話24は、前述のネットワークを介
して、携帯端末21からの情報をシャーシー管理サーバ
1に送信するために用いられる。但し、移動体通信に対
応できていれば、携帯電話24以外の無線通信装置であ
っても構わない。
【0029】次に、携帯端末21の動作について説明す
る。図3は、携帯端末の処理モジュールの構成を示す図
である。31は、タグ発信情報受信部、32は、タグ発
信情報記憶部、33は、トラクター稼動情報発信部、3
4は、トラクターID記憶部、35は、位置情報取得部
である。タグ発信情報受信部31と、トラクター稼動情
報発信部33は、非同期のプロセスとして、それぞれの
処理を行うように構成されている。
【0030】タグ発信情報記憶部32には、タグ発信情
報受信部31により受信したタグ発信情報が記憶され
る。図4から図6は、タグ発信情報記憶部の構成例を示
す図である。図4は、シャーシーを接続していない状態
のトラクターにおけるタグ発信情報記憶部の例である。
図5は、シャーシーを接続しているが、コンテナを積載
していない状態のトラクターにおけるタグ発信情報記憶
部の例である。図6は、シャーシーを接続し、コンテナ
を積載している状態のトラクターにおけるタグ発信情報
記憶部の例である。図中、無効は、タグ発信情報を受信
していないことを示している。この例で“STAG”
は、シャーシータグ発信情報に含まれるコードであり、
“CTAG”は、コンテナタグ発信情報に含まれるコー
ドである。後に続く数列は、識別コードを示している。
このように、所定のルール等によって、シャーシータグ
発信情報とコンテナタグ発信情報は、区別できるように
構成されている。
【0031】タグ発信情報受信部31による非同期プロ
セス処理について説明する。図7は、タグ発信情報受信
処理フローを示す図である。S701に示すように、タ
グ発信情報の受信を待ち(S701)、受信した場合に
は、タグ発信情報記憶部32にすでに記憶されているか
判定し(S702)、記憶されていない場合には、タグ
発信情報記憶部32に追加して記憶する(S703)。
これにより、図4から図6のような状態が得られる。
【0032】一方のトラクター稼動情報発信部33によ
る非同期プロセス処理について説明する。トラクター稼
動情報発信部33は、所定の発信サイクル(この例で
は、1分間)でトラクター稼動情報を発信するように動
作する。図8は、トラクター稼動情報発信処理フローを
示す図である。初期化として、タグ発信情報記憶部32
のタグ発信情報をクリアする(S801)。これによ
り、図4の状態となる。次に、日付、時刻を取得し(S
802)、発信のタイミングかを判定する(S80
3)。つまり、前述の発信サイクルに従って、タイミン
グを判定する。発信のタイミングに至った場合には、ト
ラクターID記憶部34からトラクターIDを取得する
(S804)。トラクターIDは、トラクターを識別す
る情報として用いられる。但し、この例に拠らず、携帯
電話24の電話番号など他の情報を用いて、トラクター
を識別することも有効である。
【0033】続いて、GPSユニット23とのインター
フェースを制御する位置情報取得部35より、位置情報
を取得する(S805)。更に、タグ発信情報記憶部3
2からタグ発信情報(シャーシタグ発信情報とコンテナ
タグ発信情報)を取得する(S806)。そして、トラ
クター稼動情報発信部33から、トラクターIDととも
に、トラクター稼動情報(日付、時刻(トラクター稼動
情報の発信時刻)、位置情報、タグ発信情報を含む。)
をシャーシー管理サーバ1宛てに送信する(S80
7)。送信を完了すると、次の発信サイクルに移行する
ために、S801に戻る。
【0034】上述のように、トラクター搭載システム
は、発信サイクル毎に、タグリーダで受信したシャーシ
タグ発信情報とコンテナタグ発信情報を、転送すること
ができる。
【0035】次に、シャーシー管理サーバ1の動作につ
いて説明する。図9は、シャーシー管理サーバ1の処理
モジュールの構成を示す図である。901は、トラクタ
ー稼動情報受信部、902は、トラクター稼動情報記憶
部、903は、非接続シャーシー状況情報抽出部、90
4は、シャーシー管理テーブル、905は、非接続シャ
ーシー状況テーブル、906は、非接続シャーシー配置
出力部、907は、地図データベースである。
【0036】シャーシー管理テーブル904は、シャー
シーを識別する情報であるシャーシIDと、当該シャー
シーに取りつけられたシャーシータグが発信するシャー
シータグ発信情報を予め対応付けて記憶している。図1
0は、シャーシー管理テーブルの構成例を示す図であ
る。
【0037】地図データベース907は、指定された表
示条件(表示位置と縮尺等)に基づいて、地図情報を提
供するように構成されている。
【0038】トラクター稼動情報受信部901は、前述
のネットワークを介して、トラクターIDとトラクター
稼動情報を受信し、トラクター稼動情報記憶部902に
記憶させるように構成されている。トラクター稼動情報
記憶部902は、トラクターID毎にトラクター稼動テ
ーブルを備え、受信したトラクター稼動情報を日付と時
刻の順に記憶するように構成されている。トラクター稼
動情報受信部901は、受信したトラクター稼動情報に
含まれるタグ発信情報を、前述の所定のルールに従っ
て、シャーシータグ発信情報と、コンテナタグ発信情報
に区別し、区別したタグ発信情報の種類に従って記憶す
る。
【0039】ここで、具体的な配送フローの例に従って
生成されるトラクター稼動情報テーブルの例について説
明する。図11は、配送フローの第一例の概要を示す図
である。図12は、配送フローの第一例により生成され
たトラクター稼動情報テーブルの構成例を示す図であ
る。
【0040】図11に示すように、トラクターID:T
001として識別されるトラクターは、単体の状態で、
時刻T11に配送センター(PS1の位置)を出発し、
シャーシー置場(PS2の位置)へ向かう。このときの
トラクター稼動情報は、図12のレコード1252によ
り示され、レコード1253までの間、経過時刻ととも
に、トラクターの経路を示す位置情報が記録される。シ
ャーシータグ発信情報とコンテナタグ発信情報ともに、
有効な情報が受信されていないので、無効のステータス
となっている。
【0041】シャーシー置場に到着したトラクターは、
時刻T12にシャーシーID:S001により識別され
るシャーシーを接続し(連結し)、コンテナヤード(P
S3の位置)へ向かう。シャーシー接続の前後のトラク
ター稼動情報は、図12のレコード1254と1255
により示されている。シャーシーを接続すると、有効な
シャーシータグ発信情報が受信され、記録される。但
し、コンテナタグ発信情報は、無効のステータスのまま
である。対応付けられている位置情報は、PS2を示
し、時刻は、T12を示している。コンテナヤードへの
移動中は、経過時刻とともに、トラクターの経路を示す
位置情報が記録される。
【0042】コンテナヤードに到着したトラクターは、
時刻T13に貨物を乗せたコンテナを積載し、配送先
(PS4の位置)へ向かう。コンテナ積載の前後のトラ
クター稼動情報は、図12のレコード1258と125
9により示されている。コンテナを積載すると、有効な
コンテナタグ発信情報が受信され、記録される。対応付
けられている位置情報は、PS3を示し、時刻は、T1
3を示している。配送先への移動中は、経過時刻ととも
に、トラクターの経路を示す位置情報が記録される。
【0043】配送先に到着したトラクターは、時刻T1
4にコンテナを降ろし、シャーシー置場へ向かう。コン
テナを降ろす前後のトラクター稼動情報は、図12のレ
コード1262と1263により示されている。コンテ
ナを降ろすと、有効なコンテナタグ発信情報を受信でき
ず、無効のステータスが記録される。対応付けられてい
る位置情報は、PS4を示し、時刻は、T14を示して
いる。シャーシー置場への移動中は、経過時刻ととも
に、トラクターの経路を示す位置情報が記録される。
【0044】シャーシー置場に到着したトラクターは、
時刻T15にシャーシーを解放し(切り離し)、配送セ
ンターへ向かう。シャーシーを解放する前後のトラクタ
ー稼動情報は、図12のレコード1266と1267に
より示されている。シャーシーを解放すると、有効なシ
ャーシータグ発信情報を受信できず、無効のステータス
が記録される。対応付けられている位置情報は、PS2
を示し、時刻は、T15を示している。配送センターへ
の移動中は、経過時刻とともに、トラクターの経路を示
す位置情報が記録される。以上のように、この例では、
コンテナを積載していないシャーシーが、PS2の位置
のシャーシー置場に配置される。
【0045】続けて、別の例について説明する。図13
は、配送フローの第二例の概要を示す図である。図14
は、配送フローの第二例により生成されたトラクター稼
動情報テーブルの構成例を示す図である。図13に示す
ように、トラクターID:T002として識別されるト
ラクターは、単体の状態で、時刻T21に配送センター
(PS1の位置)を出発し、シャーシー置場(PS2’
の位置)へ向かう。このときのトラクター稼動情報は、
図14のレコード1452により示され、レコード14
53までの間、経過時刻とともに、トラクターの経路を
示す位置情報が記録される。シャーシータグ発信情報と
コンテナタグ発信情報ともに、有効な情報が受信されて
いないので、無効のステータスとなっている。
【0046】シャーシー置場に到着したトラクターは、
時刻T22にシャーシーID:S002により識別され
るシャーシーを接続し(連結し)、コンテナの回収元
(PS5の位置)へ向かう。シャーシー接続の前後のト
ラクター稼動情報は、図14のレコード1454と14
55により示されている。シャーシーを接続すると、有
効なシャーシータグ発信情報が受信され、記録される。
但し、コンテナタグ発信情報は、無効のステータスのま
まである。対応付けられている位置情報は、PS2’を
示し、時刻は、T22を示している。回収元への移動中
は、経過時刻とともに、トラクターの経路を示す位置情
報が記録される。
【0047】回収元に到着したトラクターは、時刻T2
3に空のコンテナを積載し、コンテナヤードへ向かう。
コンテナ積載の前後のトラクター稼動情報は、図14の
レコード1458と1459により示されている。コン
テナを積載すると、有効なコンテナタグ発信情報が受信
され、記録される。対応付けられている位置情報は、P
S5を示し、時刻は、T23を示している。コンテナヤ
ードへの移動中は、経過時刻とともに、トラクターの経
路を示す位置情報が記録される。
【0048】コンテナヤードに到着したトラクターは、
コンテナの保管場所を確保出来ずに、時刻T24に、そ
のままシャーシー置場へ向かう。このときのトラクター
稼動情報は、図14のレコード1461〜1464によ
り示されている。対応付けられている位置情報は、PS
3を示し、時刻は、T24を示している。シャーシー置
場への移動中は、経過時刻とともに、トラクターの経路
を示す位置情報が記録される。
【0049】シャーシー置場に到着したトラクターは、
時刻T25にコンテナを積載したシャーシーを解放し
(切り離し)、配送センターへ向かう。シャーシーを解
放する前後のトラクター稼動情報は、図14のレコード
1466と1467により示されている。シャーシーを
解放すると、有効なシャーシータグ発信情報を受信でき
ず、無効のステータスが記録される。同時に、有効なシ
ャーシータグ発信情報を受信できず、無効のステータス
が記録される。対応付けられている位置情報は、PS
2’を示し、時刻は、T25を示している。配送センタ
ーへの移動中は、経過時刻とともに、トラクターの経路
を示す位置情報が記録される。以上のように、この例で
は、コンテナを積載しているシャーシーが、PS2’の
位置のシャーシー置場に配置される。
【0050】次に、これらのトラック稼動情報に基づい
て、非接続シャーシーの状況を示す非接続シャーシー状
況情報を抽出する動作について説明する。図15は、非
接続シャーシー状況情報抽出処理フローを示す図であ
る。尚、この動作は、非接続のシャーシーの問い合わせ
(非接続シャーシー配置地図の出力要求)を指示された
ときに前処理として起動してもよいし、前記指示と非同
期に、常時繰り返し起動させてもよい。
【0051】図に示した処理フローの前処理として、非
接続シャーシー状況テーブル905をクリアし、シャー
シー管理テーブル904で管理するシャーシー毎に以下
の処理を繰り返す(S1501)。つまり、図10に例
を示したシャーシー管理テーブル904のレコード毎に
処理を繰り返す。当該レコードに含まれるシャーシーI
D1001とシャーシー発信情報1002を取得する
(S1502)。続いて、接続判定処理(S1503)
を行う。この処理の詳細については後述する。判定結果
が非接続の場合には、更に、最終解放判定処理(S15
04)を行う。これにより、非接続シャーシーの状況を
示す非接続シャーシー状況情報を非接続シャーシー状況
テーブル905に記録する。この処理の詳細については
後述する。一方、判定結果が接続中の場合には、次の処
理に移行する。すべてのシャーシーについて処理した時
点で(S1505)、処理を終了する。
【0052】ここで、前述の接続判定処理について詳述
する。図16は、接続判定処理フローを示す図である。
トラクター稼動テーブル毎に、以下の処理を繰り返す
(S1601)。最新のレコード(現状のトラクター稼
動情報)を取得し(S1602)、当該シャーシータグ
発信情報を含んでいるかを判定する(S1603)。最
新のレコードに当該シャーシータグ発信情報を含んでい
る場合は、接続中と判定する(S1604)。含んでい
ない場合には、すべてのトラクター稼動テーブルについ
て処理するまでS1602からの処理を繰り返す(S1
605)。すべてのトラクター稼動テーブルについて処
理した場合には、非接続と判定する(S1606)。当
該シャーシーは、いずれのトラクターにも接続されてい
ないと想定されるからである。
【0053】更に、前述の最終解放判定処理について詳
述する。図17は、最終解放判定処理フローを示す図で
ある。当日から順に遡って、各日付毎に以下の処理を繰
り返す(S1701)。更に、トラクターに対応するト
ラクター稼動テーブル毎に、以下の処理を繰り返す(S
1702)。当該トラクター稼動テーブル上で、当該シ
ャーシーIDを検索する(S1703)。該当するレコ
ードがある場合には(S1704)、最も遅い時刻のレ
コード(トラクター稼動情報の発信時刻が最も現在時刻
に近いトラクター稼動情報)を特定する(S170
5)。特定したレコードの情報を、非接続シャーシー状
況情報の候補として一時的に記憶する(S1706)。
該当するレコードが無い場合には、当該トラクター稼動
テーブルについての処理を終える。すべてのトラクター
稼動テーブルについて処理した時点で(S1707)、
一時記憶した非接続シャーシー状況情報の候補があるか
判定する(S1708)。候補がない場合には、日付を
遡って、S1702以下の処理を繰り返す。候補が一つ
の場合には、上記候補を非接続シャーシー状況情報とす
る(S1710)。複数ある場合には(S1709)、
最も遅い時刻を含む候補(トラクター稼動情報の発信時
刻が最も現在時刻に近いトラクター稼動情報)を非接続
シャーシー状況情報とする(S1711)。最後に、シ
ャーシーIDと対応つけて、非接続シャーシー状況情報
を非接続シャーシー状況テーブル905に記憶する(S
1712)。
【0054】上述の処理により、その時点において非接
続のシャーシーの状況をまとめた非接続シャーシー状況
テーブルが生成される。図18は、非接続シャーシー状
況テーブルの構成例を示す図である。各レコードは、非
接続のシャーシーの状況を示している。
【0055】非接続シャーシー配置出力部906は、非
接続のシャーシーの問い合わせ(非接続シャーシー配置
地図の出力要求)の指示に応じて、非接続シャーシーの
配置を地図に示して出力する。この例では、出力の形態
としては、表示する場合について説明するが、印刷ある
いは送信等、他の出力形態であっても有効である。図1
9は、非接続シャーシー配置出力処理フローを示す図で
ある。まず、地図表示の初期条件(表示位置、縮尺等)
を取得する(S1901)。この条件は、デフォルトと
して予め登録しておいてもよいし、問い合わせの指示の
際に入力してもよい。この条件に対応する地図情報を、
地図データベース907から取得する(S1902)。
そして、非接続シャーシー状況情報毎に以下の処理を繰
り返す(S1903)。つまり、図18に例を示した非
接続シャーシー状況テーブル905の各レコード毎に以
下の処理を繰り返す。位置情報を取得し(S190
4)、その位置が当該地図情報の範囲に含まれるか判定
する(S1905)。範囲に含まれる場合には、そのレ
コードで示されているシャーシーが使用可能であるか否
かの使用可否判定処理を行う(S1906)。この処理
については、後述する。そして、使用可否判定結果に応
じた表示アイコンを選択する(S1907)。つまり、
使用可能な場合は、使用可能なシャーシーを示すアイコ
ンを選択し、使用不可な場合は、使用不能なシャーシー
を示すアイコンを選択する。位置情報に従って、地図情
報上に選択した表示アイコンを配置する(S190
8)。これらのアイコンにより、シャーシーの所在を非
接続シャーシー配置地図上に表示することができる。ア
イコンによらず、文字や記号等の他の形態により、所在
を表示してもよい。すべての非接続シャーシー状況情報
について処理した時点で(S1909)、アイコンを配
置した地図情報を表示する(S1910)。
【0056】その後、指示入力待ちとなり(S191
1)、表示切替指示が入力された場合には(S191
2)、変更された表示条件(表示位置、縮尺等)を入力
し(S1913)、その条件に従って、S1902の処
理を行う。終了指示が入力された場合には(S191
4)、処理を終了する。
【0057】前述した使用可否判定処理について説明す
る。図20は、使用可否判定処理フローを示す図であ
る。当該レコード(非接続シャーシー状況情報)に、コ
ンテナタグ識別情報がある場合には(S2001)、使
用不可と判定する(S2003)。コンテナタグ識別情
報がない場合、つまり無効のステータスの場合には、使
用可能と判定する(S2002)。
【0058】このようにして、出力される非接続シャー
シー配置地図を示す。図21は、非接続シャーシー配置
地図の例を示す図である。この例では、対応するシャー
シーIDも併せて表示している。S001のシャーシー
を示すアイコンは、使用可能なシャーシを示すアイコン
である。S002のシャーシーを示すアイコンは、使用
不能なシャーシを示すアイコンである。尚、これらのア
イコンは、シャーシーを示すアイコンと使用可否を示す
アイコンを組み合わせて構成しても構わない。
【0059】実施の形態2.本実施の形態では、使用可
能なシャーシを示すアイコンのみを出力する形態につい
て説明する。図22は、実施の形態2における非接続シ
ャーシー配置出力処理フローを示す図である。S220
6の判定において、使用不可と判定された場合には、ア
イコンを配置せずに、当該レコード(非接続シャーシー
状況情報)についての処理を終える。
【0060】図23は、実施の形態2における非接続シ
ャーシー配置地図の例を示す図である。これにより、図
に示すように使用可能なシャーシを示すアイコンのみが
出力される。
【0061】実施の形態3.実施の形態1では、図8の
S801に示すように、トラクター稼動情報発信のサイ
クル内の前処理として、タグ発信情報をクリアすること
により、有効に受信したタグ発信情報のみを抽出するよ
うにした。つまり、発信サイクルの間にタグリーダで受
信したもののみを有効とした。しかし、他の方法によっ
て、有効なタグ発信情報を抽出するようにしてもよい。
例えば、タグ発信情報を受信したタグ発信情報時刻を、
タグ発信情報と併せて記憶し、このタグ発信情報時刻に
基づいて無効なタグ発信情報を判定し、無効のステータ
スに書き換えてもよい。例えば、トラクター搭載システ
ム側で、タグ発信情報時刻から所定時間以上経過した時
点で、対応するタグ発信情報を無効と判定する方法が考
えられる。また、タグ発信情報時刻をタグ発信情報とと
もに、シャーシー管理サーバ1に送信し、シャーシー管
理サーバ1側でトラクター稼動情報発信の時刻(例え
ば、図12の1202)と比較し、所定時間差以上の場
合に、対応するタグ発信情報を無効と判定する方法が考
えられる。このように、タグリーダによる受信時刻から
所定時間内にシャーシー管理サーバへトラクター稼動情
報として送信されるタグ発信情報のみを有効することも
効果的である。
【0062】実施の形態4.実施の形態1では、シャー
シー管理サーバ1で、受信したタグ発信情報をシャーシ
タグ発信情報とコンテナシャーシタグ発信情報に分類す
る例を示したが、トラクター搭載システム側で、タグ発
信情報をシャーシタグ発信情報とコンテナシャーシタグ
発信情報に分類し、シャーシタグ発信情報とコンテナシ
ャーシタグ発信情報を区別してシャーシー管理サーバ1
側へ送信することも有効である。
【0063】尚、シャーシー管理サーバ1と携帯端末2
1は、コンピュータであり、各要素はプログラムにより
処理を実行することができる。また、プログラムを記憶
媒体に記憶させ、記憶媒体からコンピュータに読み取ら
れるようにすることができる。
【0064】
【発明の効果】本発明においては、トラクターを識別す
る情報とともに、トラクターの位置情報とシャーシータ
グ発信情報とトラクター稼動情報の発信時刻とを含むト
ラクター稼動情報を、トラクター搭載システムからシャ
ーシー管理サーバへ送信し、いずれの最新トラクター稼
動情報にも当該シャーシータグ発信情報が含まれない場
合に、前記発信時刻が最も現在時刻に近いトラクター稼
動情報を判定し、位置情報に従って、シャーシーの所在
を表示した非接続シャーシー配置地図を出力するので、
接続されていないシャーシーの所在の確認が完全に自動
化される。
【0065】更に、判定したトラクター稼動情報にコン
テナタグ発信情報が含まれる場合には、使用不能なシャ
ーシーとして非接続シャーシー配置地図に所在を表示
し、判定したトラクター稼動情報にコンテナタグ発信情
報が含まれない場合には、使用可能なシャーシーとして
非接続シャーシー配置地図に所在を表示するので、シャ
ーシーの使用可否の状況も一目瞭然となる。
【0066】また、判定したトラクター稼動情報にコン
テナタグ発信情報が含まれない場合にのみ、非接続シャ
ーシー配置地図にシャーシーの所在を表示するので、使
用可能なシャーシーのみを選別して出力できる。このよ
うに、シャーシーの所在と状況を的確に把握することに
より、シャーシー手配のミスが無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るシャーシ管理システムのネット
ワーク環境を示す図である。
【図2】 トラクター搭載システムの構成を示す図であ
る。
【図3】 携帯端末の処理モジュールの構成を示す図で
ある。
【図4】 タグ発信情報記憶部の構成例を示す図であ
る。
【図5】 タグ発信情報記憶部の構成例を示す図であ
る。
【図6】 タグ発信情報記憶部の構成例を示す図であ
る。
【図7】 タグ発信情報受信処理フローを示す図であ
る。
【図8】 トラクター稼動情報発信処理フローを示す図
である。
【図9】 シャーシー管理サーバ1の処理モジュールの
構成を示す図である。
【図10】 シャーシー管理テーブルの構成例を示す図
である。
【図11】 配送フローの第一例の概要を示す図であ
る。
【図12】 配送フローの第一例により生成されたトラ
クター稼動情報テーブルの構成例を示す図である。
【図13】 配送フローの第二例の概要を示す図であ
る。
【図14】 配送フローの第二例により生成されたトラ
クター稼動情報テーブルの構成例を示す図である。
【図15】 非接続シャーシー状況情報抽出処理フロー
を示す図である。
【図16】 接続判定処理フローを示す図である。
【図17】 最終解放判定処理フローを示す図である。
【図18】 非接続シャーシー状況テーブルの構成例を
示す図である。
【図19】 非接続シャーシー配置出力処理フローを示
す図である。
【図20】 使用可否判定処理フローを示す図である。
【図21】 非接続シャーシー配置地図の例を示す図で
ある。
【図22】 実施の形態2における非接続シャーシー配
置出力処理フローを示す図である。
【図23】 実施の形態2における非接続シャーシー配
置地図の例を示す図である。
【符号の説明】
1 シャーシー管理サーバ、2 携帯電話網、3 基地
局、4 トラック、5トラクター、6 シャーシー、7
コンテナ、21 携帯端末、22 タグリーダ、23
GPSユニット、24 携帯電話、31 タグ発信情
報受信部、32 タグ発信情報記憶部、33 トラクタ
ー稼動情報発信部、34 トラクターID記憶部、35
位置情報取得部、901 トラクター稼動情報受信
部、902 トラクター稼動情報記憶部、903 非接
続シャーシー状況情報抽出部、904 シャーシー管理
テーブル、905 非接続シャーシー状況テーブル、9
06 非接続シャーシー配置出力部、907 地図デー
タベース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 114 G06F 17/60 114 H04M 3/42 H04M 3/42 U 11/00 302 11/00 302 H04Q 7/34 H04B 7/26 106A Fターム(参考) 3F022 AA15 EE10 LL05 MM08 MM42 PP06 5K024 AA76 CC11 DD01 FF01 GG01 GG13 5K067 BB04 BB33 DD17 EE03 EE10 EE23 FF03 FF05 FF07 FF23 HH23 JJ52 JJ56 5K101 KK08 LL01 LL02 LL12 MM07 NN04 NN18 (54)【発明の名称】 シャーシー管理システム及びシャーシー管理方法及びトラクター搭載システム及びトラクター稼 動情報発信方法及びシャーシー管理サーバ及びシャーシー管理方法及びプログラムを記録したコ ンピュータ読み取り可能な記録媒体及びプログラム

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャーシータグ発信情報を発信するシャ
    ーシータグを取りつけたシャーシーを接続可能なトラク
    ターに搭載されるトラクター搭載システムと、トラクタ
    ー搭載システムからのトラクター稼動情報を受信可能な
    シャーシー管理サーバとからなるシャーシー管理システ
    ムであって、 トラクター搭載システムは、タグリーダと、位置特定装
    置と、無線通信装置と、情報処理装置とを備え、 情報処理装置は、 位置特定装置より、繰り返しトラクターの位置情報を取
    得する位置情報取得部と、 タグリーダを用いて、繰り返しシャーシータグ発信情報
    を受信するタグ発信情報受信部と、 取得したトラクターの位置情報と、受信したシャーシー
    タグ発信情報と、トラクター稼動情報の発信時刻とを含
    むトラクター稼動情報を、トラクターを識別する情報と
    ともに、無線通信装置を用いて、繰り返しシャーシー管
    理サーバへ送信するトラクター稼動情報発信部とを有
    し、 シャーシー管理サーバは、 シャーシータグ発信情報を記憶するシャーシー管理テー
    ブルと、 トラクターを識別する情報とともに、トラクターの位置
    情報とシャーシータグ発信情報とトラクター稼動情報の
    発信時刻とを含むトラクター稼動情報を受信するトラク
    ター稼動情報受信部と、 トラクター毎に、受信したトラクター稼動情報を記憶す
    るトラクター稼動情報記憶部と、 シャーシー管理テーブルで記憶するシャーシータグ発信
    情報について、各トラクターの最新トラクター稼動情報
    に含まれるか判定し、いずれの最新トラクター稼動情報
    にも当該シャーシータグ発信情報が含まれない場合に、
    当該シャーシータグ発信情報を含むいずれかのトラクタ
    ーのトラクター稼動情報のうち、前記発信時刻が最も現
    在時刻に近いトラクター稼動情報を判定する非接続シャ
    ーシー状況情報抽出部と、 判定したトラクター稼動情報に含まれる前記位置情報に
    従って、シャーシーの所在を表示した非接続シャーシー
    配置地図を出力する非接続シャーシー配置出力部とを備
    えることを特徴とするシャーシー管理システム。
  2. 【請求項2】 前記シャーシーは、コンテナタグ発信情
    報を発信するコンテナタグを取りつけたコンテナを積載
    可能であって、 前記タグ発信情報受信部は、更に、タグリーダを用い
    て、繰り返しコンテナタグ発信情報を受信し、 前記トラクター稼動情報発信部は、受信したコンテナタ
    グ発信情報を送信するトラクター稼動情報に含め、 前記トラクター稼動情報受信部は、コンテナタグ発信情
    報を含むトラクター稼動情報を受信し、 前記非接続シャーシー配置出力部は、判定したトラクタ
    ー稼動情報にコンテナタグ発信情報が含まれる場合に
    は、使用不能なシャーシーとして非接続シャーシー配置
    地図に所在を表示し、判定したトラクター稼動情報にコ
    ンテナタグ発信情報が含まれない場合には、使用可能な
    シャーシーとして非接続シャーシー配置地図に所在を表
    示することを特徴とする請求項1記載のシャーシー管理
    システム。
  3. 【請求項3】 前記シャーシーは、コンテナタグ発信情
    報を発信するコンテナタグを取りつけたコンテナを積載
    可能であって、 前記タグ発信情報受信部は、更に、タグリーダを用い
    て、繰り返しコンテナタグ発信情報を受信し、 前記トラクター稼動情報発信部は、受信したコンテナタ
    グ発信情報を送信するトラクター稼動情報に含め、 前記トラクター稼動情報受信部は、コンテナタグ発信情
    報を含むトラクター稼動情報を受信し、 前記非接続シャーシー配置出力部は、判定したトラクタ
    ー稼動情報にコンテナタグ発信情報が含まれない場合に
    のみ、非接続シャーシー配置地図にシャーシーの所在を
    表示することを特徴とする請求項1記載のシャーシー管
    理システム。
  4. 【請求項4】 シャーシータグ発信情報のうち、トラク
    ター稼動情報発信部による繰り返しの発信サイクルの間
    にタグリーダで受信したもののみを有効とすることを特
    徴とする請求項1記載のシャーシー管理システム。
  5. 【請求項5】 シャーシータグ発信情報のうち、タグリ
    ーダによる受信時刻から所定時間内にシャーシー管理サ
    ーバへトラクター稼動情報として送信されるもののみを
    有効とすることを特徴とする請求項1記載のシャーシー
    管理システム。
  6. 【請求項6】 コンテナタグ発信情報のうち、トラクタ
    ー稼動情報発信部による繰り返しの発信サイクルの間に
    タグリーダで受信したもののみを有効とすることを特徴
    とする請求項2または3のいずれかに記載のシャーシー
    管理システム。
  7. 【請求項7】 コンテナタグ発信情報のうち、タグリー
    ダによる受信時刻から所定時間内にシャーシー管理サー
    バへトラクター稼動情報として送信されるもののみを有
    効とすることを特徴とする請求項2または3のいずれか
    に記載のシャーシー管理システム。
  8. 【請求項8】 シャーシータグ発信情報を発信するシャ
    ーシータグを取りつけたシャーシーを接続可能なトラク
    ターに搭載されるトラクター搭載システムであって、タ
    グリーダと、位置特定装置と、無線通信装置と、情報処
    理装置とを備えたトラクター搭載システムと、 トラクター搭載システムからのトラクター稼動情報を受
    信可能なシャーシー管理サーバであって、シャーシータ
    グ発信情報を記憶するシャーシー管理テーブルを備えた
    シャーシー管理サーバとからなるシャーシー管理システ
    ムによるシャーシー管理方法であって、以下の要素を有
    することを特徴とするシャーシー管理方法 (1)情報処理装置によって、位置特定装置より、繰り
    返しトラクターの位置情報を取得する工程 (2)情報処理装置によって、タグリーダを用いて、繰
    り返しシャーシータグ発信情報を受信する工程 (3)情報処理装置によって、取得したトラクターの位
    置情報と、受信したシャーシータグ発信情報と、トラク
    ター稼動情報の発信時刻とを含むトラクター稼動情報
    を、トラクターを識別する情報とともに、無線通信装置
    を用いて、繰り返しシャーシー管理サーバへ送信する工
    程 (4)シャーシー管理サーバによって、トラクターを識
    別する情報とともに、トラクターの位置情報とシャーシ
    ータグ発信情報とトラクター稼動情報の発信時刻とを含
    むトラクター稼動情報を受信する工程 (5)シャーシー管理サーバによって、トラクター毎
    に、受信したトラクター稼動情報を記憶する工程 (6)シャーシー管理サーバによって、シャーシー管理
    テーブルで記憶するシャーシータグ発信情報について、
    各トラクターの最新トラクター稼動情報に含まれるか判
    定し、いずれの最新トラクター稼動情報にも当該シャー
    シータグ発信情報が含まれない場合に、当該シャーシー
    タグ発信情報を含むいずれかのトラクターのトラクター
    稼動情報のうち、前記発信時刻が最も現在時刻に近いト
    ラクター稼動情報を判定する工程 (7)シャーシー管理サーバによって、判定したトラク
    ター稼動情報に含まれる前記位置情報に従って、シャー
    シーの所在を表示した非接続シャーシー配置地図を出力
    する工程。
  9. 【請求項9】 シャーシータグ発信情報を発信するシャ
    ーシータグを取りつけたシャーシーを接続可能なトラク
    ターに搭載され、タグリーダと、位置特定装置と、シャ
    ーシー管理サーバに送信可能な無線通信装置と、情報処
    理装置とを備えたトラクター搭載システムであって、以
    下の要素を有することを特徴とするトラクター搭載シス
    テム (1)位置特定装置より、繰り返しトラクターの位置情
    報を取得する位置情報取得部 (2)タグリーダを用いて、繰り返しシャーシータグ発
    信情報を受信するタグ発信情報受信部 (3)取得したトラクターの位置情報と、受信したシャ
    ーシータグ発信情報と、トラクター稼動情報の発信時刻
    とを含むトラクター稼動情報を、トラクターを識別する
    情報とともに、無線通信装置を用いて、繰り返しシャー
    シー管理サーバへ送信するトラクター稼動情報発信部。
  10. 【請求項10】 シャーシータグ発信情報を発信するシ
    ャーシータグを取りつけたシャーシーを接続可能なトラ
    クターに搭載され、タグリーダと、位置特定装置と、シ
    ャーシー管理サーバに送信可能な無線通信装置と、情報
    処理装置とを備えたトラクター搭載システムによるトラ
    クター稼動情報発信方法であって、以下の要素を有する
    ことを特徴とするトラクター稼動情報発信方法 (1)情報処理装置によって、位置特定装置より、繰り
    返しトラクターの位置情報を取得する工程 (2)情報処理装置によって、タグリーダを用いて、繰
    り返しシャーシータグ発信情報を受信する工程 (3)情報処理装置によって、取得したトラクターの位
    置情報と、受信したシャーシータグ発信情報と、トラク
    ター稼動情報の発信時刻とを含むトラクター稼動情報
    を、トラクターを識別する情報とともに、無線通信装置
    を用いて、繰り返しシャーシー管理サーバへ送信する工
    程。
  11. 【請求項11】 シャーシータグ発信情報を発信するシ
    ャーシータグを取りつけたシャーシーを接続可能なトラ
    クターに搭載され、タグリーダと、位置特定装置と、シ
    ャーシー管理サーバに送信可能な無線通信装置とを備え
    たトラクター搭載システムに含まれる情報処理装置とな
    るコンピュータに、以下の処理を実行させるためのプロ
    グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 (1)位置特定装置より、繰り返しトラクターの位置情
    報を取得する処理 (2)タグリーダを用いて、繰り返しシャーシータグ発
    信情報を受信する処理 (3)取得したトラクターの位置情報と、受信したシャ
    ーシータグ発信情報と、トラクター稼動情報の発信時刻
    とを含むトラクター稼動情報を、トラクターを識別する
    情報とともに、無線通信装置を用いて、繰り返しシャー
    シー管理サーバへ送信する処理。
  12. 【請求項12】 シャーシータグ発信情報を発信するシ
    ャーシータグを取りつけたシャーシーを接続可能なトラ
    クターに搭載され、タグリーダと、位置特定装置と、シ
    ャーシー管理サーバに送信可能な無線通信装置とを備え
    たトラクター搭載システムに含まれる情報処理装置とな
    るコンピュータに、以下の手順を実行させるためのプロ
    グラム (1)位置特定装置より、繰り返しトラクターの位置情
    報を取得する手順 (2)タグリーダを用いて、繰り返しシャーシータグ発
    信情報を受信する手順 (3)取得したトラクターの位置情報と、受信したシャ
    ーシータグ発信情報と、トラクター稼動情報の発信時刻
    とを含むトラクター稼動情報を、トラクターを識別する
    情報とともに、無線通信装置を用いて、繰り返しシャー
    シー管理サーバへ送信する手順。
  13. 【請求項13】 シャーシータグ発信情報を発信するシ
    ャーシータグを取りつけたシャーシーを接続可能なトラ
    クターに搭載されるトラクター搭載システムからのトラ
    クター稼動情報を受信可能なシャーシー管理サーバであ
    って、以下の要素を有することを特徴とするシャーシー
    管理サーバ (1)シャーシータグ発信情報を記憶するシャーシー管
    理テーブル (2)トラクターを識別する情報とともに、トラクター
    の位置情報とシャーシータグ発信情報とトラクター稼動
    情報の発信時刻とを含むトラクター稼動情報を受信する
    トラクター稼動情報受信部 (3)トラクター毎に、受信したトラクター稼動情報を
    記憶するトラクター稼動情報記憶部 (4)シャーシー管理テーブルで記憶するシャーシータ
    グ発信情報について、各トラクターの最新トラクター稼
    動情報に含まれるか判定し、いずれの最新トラクター稼
    動情報にも当該シャーシータグ発信情報が含まれない場
    合に、当該シャーシータグ発信情報を含むいずれかのト
    ラクターのトラクター稼動情報のうち、前記発信時刻が
    最も現在時刻に近いトラクター稼動情報を判定する非接
    続シャーシー状況情報抽出部 (5)判定したトラクター稼動情報に含まれる前記位置
    情報に従って、シャーシーの所在を表示した非接続シャ
    ーシー配置地図を出力する非接続シャーシー配置出力
    部。
  14. 【請求項14】 シャーシータグ発信情報を発信するシ
    ャーシータグを取りつけたシャーシーを接続可能なトラ
    クターに搭載されるトラクター搭載システムからのトラ
    クター稼動情報を受信可能なシャーシー管理サーバであ
    って、シャーシータグ発信情報を記憶するシャーシー管
    理テーブルを備えたシャーシー管理サーバによるシャー
    シー管理方法であって、以下の要素を有することを特徴
    とするシャーシー管理方法 (1)トラクターを識別する情報とともに、トラクター
    の位置情報とシャーシータグ発信情報とトラクター稼動
    情報の発信時刻とを含むトラクター稼動情報を受信する
    工程 (2)トラクター毎に、受信したトラクター稼動情報を
    記憶する工程 (3)シャーシー管理テーブルで記憶するシャーシータ
    グ発信情報について、各トラクターの最新トラクター稼
    動情報に含まれるか判定し、いずれの最新トラクター稼
    動情報にも当該シャーシータグ発信情報が含まれない場
    合に、当該シャーシータグ発信情報を含むいずれかのト
    ラクターのトラクター稼動情報のうち、前記発信時刻が
    最も現在時刻に近いトラクター稼動情報を判定する工程 (4)判定したトラクター稼動情報に含まれる前記位置
    情報に従って、シャーシーの所在を表示した非接続シャ
    ーシー配置地図を出力する工程。
  15. 【請求項15】 シャーシータグ発信情報を発信するシ
    ャーシータグを取りつけたシャーシーを接続可能なトラ
    クターに搭載されるトラクター搭載システムからのトラ
    クター稼動情報を受信可能なシャーシー管理サーバであ
    って、シャーシータグ発信情報を記憶するシャーシー管
    理テーブルを備えたシャーシー管理サーバとなるコンピ
    ュータに、以下の処理を実行させるためのプログラムを
    記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 (1)トラクターを識別する情報とともに、トラクター
    の位置情報とシャーシータグ発信情報とトラクター稼動
    情報の発信時刻とを含むトラクター稼動情報を受信する
    処理 (2)トラクター毎に、受信したトラクター稼動情報を
    記憶する処理 (3)シャーシー管理テーブルで記憶するシャーシータ
    グ発信情報について、各トラクターの最新トラクター稼
    動情報に含まれるか判定し、いずれの最新トラクター稼
    動情報にも当該シャーシータグ発信情報が含まれない場
    合に、当該シャーシータグ発信情報を含むいずれかのト
    ラクターのトラクター稼動情報のうち、前記発信時刻が
    最も現在時刻に近いトラクター稼動情報を判定する処理 (4)判定したトラクター稼動情報に含まれる前記位置
    情報に従って、シャーシーの所在を表示した非接続シャ
    ーシー配置地図を出力する処理。
  16. 【請求項16】 シャーシータグ発信情報を発信するシ
    ャーシータグを取りつけたシャーシーを接続可能なトラ
    クターに搭載されるトラクター搭載システムからのトラ
    クター稼動情報を受信可能なシャーシー管理サーバであ
    って、シャーシータグ発信情報を記憶するシャーシー管
    理テーブルを備えたシャーシー管理サーバとなるコンピ
    ュータに、以下の手順を実行させるためのプログラム (1)トラクターを識別する情報とともに、トラクター
    の位置情報とシャーシータグ発信情報とトラクター稼動
    情報の発信時刻とを含むトラクター稼動情報を受信する
    手順 (2)トラクター毎に、受信したトラクター稼動情報を
    記憶する手順 (3)シャーシー管理テーブルで記憶するシャーシータ
    グ発信情報について、各トラクターの最新トラクター稼
    動情報に含まれるか判定し、いずれの最新トラクター稼
    動情報にも当該シャーシータグ発信情報が含まれない場
    合に、当該シャーシータグ発信情報を含むいずれかのト
    ラクターのトラクター稼動情報のうち、前記発信時刻が
    最も現在時刻に近いトラクター稼動情報を判定する手順 (4)判定したトラクター稼動情報に含まれる前記位置
    情報に従って、シャーシーの所在を表示した非接続シャ
    ーシー配置地図を出力する手順。
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