JP2004018125A - 携帯端末および配送システム - Google Patents
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Abstract
【課題】荷物の配送先を間違うという事態の発生を防止する。
【解決手段】配送先の位置を緯度経度標高で示したバーコードを印刷した荷札を荷物に貼る。配送先に到着して荷受人に渡す際、携帯式バーコード読取装置1がバーコードから取得した配送先の位置と、GPS衛星17の電波を基に位置情報サーバ16の支援を得て取得した現在位置とが一致していることを確認して荷受人に荷物を渡す。
【選択図】 図1
【解決手段】配送先の位置を緯度経度標高で示したバーコードを印刷した荷札を荷物に貼る。配送先に到着して荷受人に渡す際、携帯式バーコード読取装置1がバーコードから取得した配送先の位置と、GPS衛星17の電波を基に位置情報サーバ16の支援を得て取得した現在位置とが一致していることを確認して荷受人に荷物を渡す。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、配送を依頼された物品を配送先に渡す際に、配送先に間違いがないか否かを確認することができるようにした携帯端末および配送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、宅配便業者が荷物の配送を依頼された場合、従来は、配送を依頼された物品に配送先の住所を記載した荷札を貼り付け、配送作業者はその荷物に貼られた荷札の住所から配送先の家を特定し、そして、配送先住所地に到着したところで、その家の人に荷物を渡すようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の配達システムでは、配送先でその家の人に荷物を渡す際、その配送先の場所が荷札に記載された場所と一致しているか否かについては、家の表札などによって確認するしかなく、特に同姓の人が多い地区では、配達先を間違え易いという問題があった。
【0004】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、物品を相手側に渡した場所が配送すべき場所と一致しているか否かを確認することができ、配送先を間違うという事態の発生を効果的に防止できる携帯端末および配送システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明は、配送する物品に配送先の位置を示す位置情報を記録した情報記録媒体を設け、物品を配送先に渡すに際し、携帯端末の読取手段により情報記録媒体から位置情報を読み取ると共に、携帯端末の現在位置取得手段によって現在位置を取得し、そして、読取手段により取得した位置と、現在位置取得手段により得た現在位置とが一致しているか否かを判断するので、物品を違う所に配達してしまうという事態の発生を効果的に防止することができる。
【0006】
この場合、携帯端末には、読取手段により読み取った情報により取得した位置と、前記物品を配送先に渡す際に前記現在位置取得手段により取得した現在位置とが一致しているか否かを判断する判断手段と、この判断手段の判断結果を報知する報知手段を具備させることが好ましく、更には、報知手段は、読取手段により取得した位置と、現在位置取得手段により取得した現在位置とが不一致のとき警報を発する警報装置とすることが好ましい。
【0007】
また、携帯端末の現在位置取得手段を、GPS衛星から発信された電波信号を受信するGPS受信部と、GPS衛星から受信した電波信号を通信網を介して位置情報サーバに送信し、当該位置情報サーバから現在位置情報を受信する無線通信部とから構成することにより、携帯端末にGPS衛星から受信した信号により現在位置を割り出す機能を設けなくとも済み、携帯端末のコストの上昇を抑制することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例につき図面を参照しながら説明する。この実施例は、ハンディタイプ(携帯式)のバーコード読取装置に現在位置取得機能を持たせ、荷物を荷受人に渡す際、荷札に印刷されたバーコードから読み取った配送先の位置が、現在位置取得機能によって取得した現在位置に一致しているか否かを判断するようにしたものである。
【0009】
図1はハンディタイプのバーコード読取装置1(以下、BHT1と称する。)、およびBHT1を使用した配送システムを示すブロック図である。BHT1は、本発明にいう携帯端末に相当するもので、マイクロコンピュータを主体とする制御部2、バーコードを光学的に読み取る画像読取部3、GPS(Global Positioning System)受信部4、無線通信部としてのCDMA無線通信部5、各種のキースイッチなどからなる操作部6、液晶ディスプレイなどから構成された表示部7、計時機能を有する時計部8、報知手段例えば警報装置としての小型スピーカ9を有するアラーム発生部10、外部機器との間でデータの入出力を行う入出力部11、記憶部12などから構成されている。
【0010】
上記画像読取部3は、CCDエリアセンサなどの画像検出部、A/D変換器などを有している。そして、この画像読取部3は、光学的情報、例えばバーコードを光学的に読み込んでデジタルデータにし、制御部2は、そのデジタルデータに含まれたバーコードをデコードする。従って、画像読取部3および制御部2は、情報記録媒体たるバーコードを読み込んで解読する読取手段として機能する。
【0011】
CDMA無線通信部5は、CDMA(Code Division Multiple Access:符号分割多元接続)方式に準じた電話処理を行う。そして、BHT1は、例えば測位の開始を指示する操作が操作部6にてあった場合、幾つかの基地局13から当該基地局13を表す基地局識別番号(Base−ID)を受信し、その受信した幾つかの基地局からいずれかの基地局識別番号により表される基地局を例えば受信電波の受信電界強度などに基づいて自機1との間で通信する通信基地局として決定する。
【0012】
そして、CDMA無線通信部5は、上記受信した幾つかの基地局13の識別番号、それら幾つかの基地局13から受信した電波信号、および通信基地局として決定した基地局の識別番号を通信基地局13、基地局制御装置14並びに通信網としてのCDMA電話網15を通じて位置情報サーバ16に送信する。
【0013】
位置情報サーバ16は、CDMA無線通信部5から送信されてきた幾つかの基地局識別番号とそれらからの電波信号に基づいてBHT1の位置を決定すると共に、その決定した位置の情報と、当該位置でBHT1のGPS受信部4がGPS衛星17を捕捉するのに有益なアシスト情報をCDMA電話網15、基地局制御装置14並びに基地局13を通じてCDMA無線通信部5に送信する。
【0014】
そして、BHT1のGPS受信部4は、CDMA無線通信部5が位置情報サーバ16から取得したアシスト情報に基づいてGPS衛星17を捕捉する。GPS衛星17からGPS受信部4が受信した測位のための信号(以下、GPS信号と称する。)は、CDMA無線通信部5から通信基地局13、基地局制御装置14並びにCDMA電話網15を介して位置情報サーバ16に送信される。すると、位置情報サーバ16は、GPS信号によりBHT1の位置を割り出し、その位置をCDMA電話網15、基地局制御装置14並びに通信基地局13を通じてBHT1のCDMA無線通信部5に送信する。なお、現在位置の割り出しにおいて、GPS衛星17からの電波の受信状況が悪く、GPS信号から位置を割り出すことができない場合には、幾つかの基地局からの電波信号に基づいてBHT1の位置を決定し、これを現在位置とする(以下、同じ)。
【0015】
更に、位置情報サーバ16は、BHT1のCDMA無線通信部5から荷物の配送先の位置情報を受信すると、その配送先位置をポイントで示した周辺の地図データをCDMA無線通信部5に送信するようになっている。
【0016】
また、BHT1の制御部2は、配送終了の操作が操作部6にて行われると、配送した荷物の識別情報、配送した日時、配送先に荷物を渡したときの現在位置情報などをCDMA無線通信部5から通信基地局13、基地局制御装置14並びにCDMA電話網15を介して配送サーバ18に送信する。
【0017】
上記したようなBHT1を使用して荷物を配送する場合の手順を具体的に説明する。運送業者が配送を依頼された物品(以下、荷物)19には、図3に示すように荷札20が貼り付けられる。この荷札20には、荷受人の住所および氏名、荷物19に運送業者が付した識別番号などが記載されると共に、その住所地の緯度、経度および標高、並びに識別番号をコード化してなるバーコード21が印刷されている。
【0018】
ここで、荷物を配送する運送業者の配送用車両22には、図4に示すようにカーナビゲーション装置23が取り付けられており、このカーナビゲーション装置23は、BHT1との間でデータを送受するための入出力部(図示せず)が設けられているものとする。
【0019】
車両22を担当する複数の荷物19を車両22に積み込む際に、運転手は各荷物19に貼り付けられている荷札20のバーコード21をBHT1の画像読取部3により読み取ってデコードする(ステップS1)。制御部2は、バーコード21から読み取った位置およびその読み取り時刻(時計部8から取得)を荷物19の車両22への積み込み時刻として記憶手段、例えば自身が有するRAM或は記憶部12に記憶する(ステップS2)。
【0020】
バーコード21の読み取りを全ての荷物19について行うと(ステップS3で「YES」)、次に、現在位置と荷物19の配送先の位置情報とを位置情報サーバ16に送信する操作を操作部6にて行う(ステップS4)。すると、CDMA無線通信部5が位置情報サーバ16からアシスト情報を受信して当該アシスト情報によりGPS受信部4がGPS衛星17を捕捉する。そして、GPS衛星17から受信したGPS信号、各荷物19の識別番号および配送先の位置情報をCDMA無線通信部5から位置情報サーバ16に送信する。
【0021】
位置情報サーバ16は、受信したGPS信号によりBHT1の現在位置を割り出し、現在位置から各荷物19の配送位置を順に経て現在位置に戻るルートを探索し、そして各荷物19の配送位置を網羅した地図データ、その地図データ上での荷物19の配送位置を配送順および荷物19の識別番号に関連させたデータをBHT1のCDMA無線通信部5に送信する(ステップS5)。これらのデータをCDMA無線通信部5が受信すると、制御部2は、表示部7の画面上に地図を表示し、その地図上に第1番目に荷物を配送する配送位置をポイントで表示すると共に、第1番目に配送する荷物19の識別番号を表示する。
【0022】
車両22のカーナビゲーション装置23により配送経路案内をさせる場合には、BHT1の入出力部11をカーナビゲーション装置23の入出力部に接続し、操作部6を操作して各荷物19の配送位置情報および配送順情報を送信する。すると、カーナビゲーション装置23は、現在位置から各荷物19の配送位置を配送順に経て現在位置に戻る配送経路を探索し、探索した配送経路をカーナビゲーション装置23の表示器に地図と共に表示するので、以後、このカーナビゲーション装置23による経路案内によって各荷物19を配送する。
【0023】
なお、その後に配送する荷物が増加した場合には、その新たに配送することになった荷物について、以上のような操作を行う(ステップS6で「YES」、ステップS1〜ステップS5)。
【0024】
さて、車両22が1番目の荷物19の配送先近くに到着すると、運転手は車両22を停車させて荷台から該当する識別番号の荷物19を取り出し、そして配送先玄関まで来たところで(ステップS7で「YES」)、渡すべき荷物19のバーコード21をBHT1の画像読取部3で読み取る(ステップS8)。すると、BHT1の制御部2は、上記したと同様にして位置情報サーバ16から現在位置を取得し(ステップS9)、誤配送、つまりバーコード21から読み取った配送先位置と位置情報サーバ16から取得した現在位置とが所定範囲を超えて異なるか否かを判断する(ステップS10;判断手段)。この場合、位置情報には標高も含まれているので、高層住宅のような緯度経度は同じでも高さが異なるような状況、例えば高層住宅の階が異なるでも、判断が可能である。なお、GPS衛星を捕捉できない場所では、現在位置はCDMA通信網15の基地局13との通信によって割り出した位置を用いる。
【0025】
ステップ10で「NO」、すなわちバーコード21から読み取った配送先位置と位置情報サーバ16から取得した現在位置とが一致、或は異なっていても誤差が所定範囲内であった場合には、その現在位置と現在時刻とをRAM、或は記憶部12に記憶する(ステップS11)。
【0026】
また、ステップS10で「YES」、バーコード21から読み取った配送先位置と位置情報サーバ16から取得した現在位置との誤差が所定範囲を超えていた場合、制御部2はアラーム発生部10を駆動し、スピーカ9から配送先が違っている旨のアラームを発する(ステップS12)。
【0027】
アラームが発せられた場合には、運転手は持参した荷物19が違っていないかどうか、違っていなければ、配送先と思っていた家が荷札20に記載された配送先と違っていないかを確認する。配送先と思っていた家が荷札20に記載された配送先と違っていた場合には、再度正しい配送先位置を捜し、配送先に到着したところで、上記したと同様にして現在位置と荷札20に記載された位置とが一致しているか否かを確認する。
【0028】
以上のような動作を全ての荷物19が配送されるまで実行し、全ての荷物19を配送し終えると(ステップS13)、制御部2は各荷物19について車両22への積み込み時刻、配送終了時刻、配送位置などの配送情報を物品の識別番号と共に配送センター18に送信し(ステップS14)、エンドとなる。
【0029】
このように本実施例によれば、荷物19を配送先に渡す際、バーコード21に記録された配送先の位置と位置情報サーバ16からの支援により取得した現在位置とが一致していることを確認するので、誤配送するおそれがない。
【0030】
なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施例に限定されるものではなく、以下のような拡張或は変更が可能である。
配送先位置を記録する記録媒体は、バーコード21に限らず、他の一次元コードでも良く、またQRコードなどの二次元コード、或はICなどであっても良い。
BHT1への配送位置の地図表示はなくとも良い。
更に、カーナビゲーション装置23による配送位置への案内経路表示はなくとも良い。
配送位置の案内経路表示はBHT1自身が表示部7に行うものであっても良い。
現在位置を位置情報サーバ16の支援により取得するものに限られず、BHT1自身がGPS信号から現在位置を割り出す構成であっても良い。
携帯端末はBHT1に限られず、携帯電話機、PDAなどであっても良い。 バーコード21から読み取った位置と、位置情報サーバ16が割り出した位置とを表示部7に表示し、両位置の一致不一致は使用者が判断するようにしても良い。
バーコード21から読み取った位置と、位置情報サーバ16が割り出した位置との一致、不一致は表示部7(報知手段)に表示するようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図
【図2】配送システムのフローチャート
【図3】荷物の斜視図
【図4】配送用の車両の側面図
【符号の説明】
図中、1は携帯式バーコード読取装置(携帯端末)、2は制御部(読取手段)、3は画像読取部(読取手段)、4はGPS受信部、5はCDMA無線通信部(無線通信部)、10はアラーム発生部(報知手段、警報装置)、13は基地局、15はCDMA電話網(通信網)、16は位置情報サーバ、17はGPS衛星、18は配送センター、19は荷物(物品)、20は荷札、21はバーコード(情報記録媒体)である。
【発明の属する技術分野】
本発明は、配送を依頼された物品を配送先に渡す際に、配送先に間違いがないか否かを確認することができるようにした携帯端末および配送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、宅配便業者が荷物の配送を依頼された場合、従来は、配送を依頼された物品に配送先の住所を記載した荷札を貼り付け、配送作業者はその荷物に貼られた荷札の住所から配送先の家を特定し、そして、配送先住所地に到着したところで、その家の人に荷物を渡すようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の配達システムでは、配送先でその家の人に荷物を渡す際、その配送先の場所が荷札に記載された場所と一致しているか否かについては、家の表札などによって確認するしかなく、特に同姓の人が多い地区では、配達先を間違え易いという問題があった。
【0004】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、物品を相手側に渡した場所が配送すべき場所と一致しているか否かを確認することができ、配送先を間違うという事態の発生を効果的に防止できる携帯端末および配送システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明は、配送する物品に配送先の位置を示す位置情報を記録した情報記録媒体を設け、物品を配送先に渡すに際し、携帯端末の読取手段により情報記録媒体から位置情報を読み取ると共に、携帯端末の現在位置取得手段によって現在位置を取得し、そして、読取手段により取得した位置と、現在位置取得手段により得た現在位置とが一致しているか否かを判断するので、物品を違う所に配達してしまうという事態の発生を効果的に防止することができる。
【0006】
この場合、携帯端末には、読取手段により読み取った情報により取得した位置と、前記物品を配送先に渡す際に前記現在位置取得手段により取得した現在位置とが一致しているか否かを判断する判断手段と、この判断手段の判断結果を報知する報知手段を具備させることが好ましく、更には、報知手段は、読取手段により取得した位置と、現在位置取得手段により取得した現在位置とが不一致のとき警報を発する警報装置とすることが好ましい。
【0007】
また、携帯端末の現在位置取得手段を、GPS衛星から発信された電波信号を受信するGPS受信部と、GPS衛星から受信した電波信号を通信網を介して位置情報サーバに送信し、当該位置情報サーバから現在位置情報を受信する無線通信部とから構成することにより、携帯端末にGPS衛星から受信した信号により現在位置を割り出す機能を設けなくとも済み、携帯端末のコストの上昇を抑制することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例につき図面を参照しながら説明する。この実施例は、ハンディタイプ(携帯式)のバーコード読取装置に現在位置取得機能を持たせ、荷物を荷受人に渡す際、荷札に印刷されたバーコードから読み取った配送先の位置が、現在位置取得機能によって取得した現在位置に一致しているか否かを判断するようにしたものである。
【0009】
図1はハンディタイプのバーコード読取装置1(以下、BHT1と称する。)、およびBHT1を使用した配送システムを示すブロック図である。BHT1は、本発明にいう携帯端末に相当するもので、マイクロコンピュータを主体とする制御部2、バーコードを光学的に読み取る画像読取部3、GPS(Global Positioning System)受信部4、無線通信部としてのCDMA無線通信部5、各種のキースイッチなどからなる操作部6、液晶ディスプレイなどから構成された表示部7、計時機能を有する時計部8、報知手段例えば警報装置としての小型スピーカ9を有するアラーム発生部10、外部機器との間でデータの入出力を行う入出力部11、記憶部12などから構成されている。
【0010】
上記画像読取部3は、CCDエリアセンサなどの画像検出部、A/D変換器などを有している。そして、この画像読取部3は、光学的情報、例えばバーコードを光学的に読み込んでデジタルデータにし、制御部2は、そのデジタルデータに含まれたバーコードをデコードする。従って、画像読取部3および制御部2は、情報記録媒体たるバーコードを読み込んで解読する読取手段として機能する。
【0011】
CDMA無線通信部5は、CDMA(Code Division Multiple Access:符号分割多元接続)方式に準じた電話処理を行う。そして、BHT1は、例えば測位の開始を指示する操作が操作部6にてあった場合、幾つかの基地局13から当該基地局13を表す基地局識別番号(Base−ID)を受信し、その受信した幾つかの基地局からいずれかの基地局識別番号により表される基地局を例えば受信電波の受信電界強度などに基づいて自機1との間で通信する通信基地局として決定する。
【0012】
そして、CDMA無線通信部5は、上記受信した幾つかの基地局13の識別番号、それら幾つかの基地局13から受信した電波信号、および通信基地局として決定した基地局の識別番号を通信基地局13、基地局制御装置14並びに通信網としてのCDMA電話網15を通じて位置情報サーバ16に送信する。
【0013】
位置情報サーバ16は、CDMA無線通信部5から送信されてきた幾つかの基地局識別番号とそれらからの電波信号に基づいてBHT1の位置を決定すると共に、その決定した位置の情報と、当該位置でBHT1のGPS受信部4がGPS衛星17を捕捉するのに有益なアシスト情報をCDMA電話網15、基地局制御装置14並びに基地局13を通じてCDMA無線通信部5に送信する。
【0014】
そして、BHT1のGPS受信部4は、CDMA無線通信部5が位置情報サーバ16から取得したアシスト情報に基づいてGPS衛星17を捕捉する。GPS衛星17からGPS受信部4が受信した測位のための信号(以下、GPS信号と称する。)は、CDMA無線通信部5から通信基地局13、基地局制御装置14並びにCDMA電話網15を介して位置情報サーバ16に送信される。すると、位置情報サーバ16は、GPS信号によりBHT1の位置を割り出し、その位置をCDMA電話網15、基地局制御装置14並びに通信基地局13を通じてBHT1のCDMA無線通信部5に送信する。なお、現在位置の割り出しにおいて、GPS衛星17からの電波の受信状況が悪く、GPS信号から位置を割り出すことができない場合には、幾つかの基地局からの電波信号に基づいてBHT1の位置を決定し、これを現在位置とする(以下、同じ)。
【0015】
更に、位置情報サーバ16は、BHT1のCDMA無線通信部5から荷物の配送先の位置情報を受信すると、その配送先位置をポイントで示した周辺の地図データをCDMA無線通信部5に送信するようになっている。
【0016】
また、BHT1の制御部2は、配送終了の操作が操作部6にて行われると、配送した荷物の識別情報、配送した日時、配送先に荷物を渡したときの現在位置情報などをCDMA無線通信部5から通信基地局13、基地局制御装置14並びにCDMA電話網15を介して配送サーバ18に送信する。
【0017】
上記したようなBHT1を使用して荷物を配送する場合の手順を具体的に説明する。運送業者が配送を依頼された物品(以下、荷物)19には、図3に示すように荷札20が貼り付けられる。この荷札20には、荷受人の住所および氏名、荷物19に運送業者が付した識別番号などが記載されると共に、その住所地の緯度、経度および標高、並びに識別番号をコード化してなるバーコード21が印刷されている。
【0018】
ここで、荷物を配送する運送業者の配送用車両22には、図4に示すようにカーナビゲーション装置23が取り付けられており、このカーナビゲーション装置23は、BHT1との間でデータを送受するための入出力部(図示せず)が設けられているものとする。
【0019】
車両22を担当する複数の荷物19を車両22に積み込む際に、運転手は各荷物19に貼り付けられている荷札20のバーコード21をBHT1の画像読取部3により読み取ってデコードする(ステップS1)。制御部2は、バーコード21から読み取った位置およびその読み取り時刻(時計部8から取得)を荷物19の車両22への積み込み時刻として記憶手段、例えば自身が有するRAM或は記憶部12に記憶する(ステップS2)。
【0020】
バーコード21の読み取りを全ての荷物19について行うと(ステップS3で「YES」)、次に、現在位置と荷物19の配送先の位置情報とを位置情報サーバ16に送信する操作を操作部6にて行う(ステップS4)。すると、CDMA無線通信部5が位置情報サーバ16からアシスト情報を受信して当該アシスト情報によりGPS受信部4がGPS衛星17を捕捉する。そして、GPS衛星17から受信したGPS信号、各荷物19の識別番号および配送先の位置情報をCDMA無線通信部5から位置情報サーバ16に送信する。
【0021】
位置情報サーバ16は、受信したGPS信号によりBHT1の現在位置を割り出し、現在位置から各荷物19の配送位置を順に経て現在位置に戻るルートを探索し、そして各荷物19の配送位置を網羅した地図データ、その地図データ上での荷物19の配送位置を配送順および荷物19の識別番号に関連させたデータをBHT1のCDMA無線通信部5に送信する(ステップS5)。これらのデータをCDMA無線通信部5が受信すると、制御部2は、表示部7の画面上に地図を表示し、その地図上に第1番目に荷物を配送する配送位置をポイントで表示すると共に、第1番目に配送する荷物19の識別番号を表示する。
【0022】
車両22のカーナビゲーション装置23により配送経路案内をさせる場合には、BHT1の入出力部11をカーナビゲーション装置23の入出力部に接続し、操作部6を操作して各荷物19の配送位置情報および配送順情報を送信する。すると、カーナビゲーション装置23は、現在位置から各荷物19の配送位置を配送順に経て現在位置に戻る配送経路を探索し、探索した配送経路をカーナビゲーション装置23の表示器に地図と共に表示するので、以後、このカーナビゲーション装置23による経路案内によって各荷物19を配送する。
【0023】
なお、その後に配送する荷物が増加した場合には、その新たに配送することになった荷物について、以上のような操作を行う(ステップS6で「YES」、ステップS1〜ステップS5)。
【0024】
さて、車両22が1番目の荷物19の配送先近くに到着すると、運転手は車両22を停車させて荷台から該当する識別番号の荷物19を取り出し、そして配送先玄関まで来たところで(ステップS7で「YES」)、渡すべき荷物19のバーコード21をBHT1の画像読取部3で読み取る(ステップS8)。すると、BHT1の制御部2は、上記したと同様にして位置情報サーバ16から現在位置を取得し(ステップS9)、誤配送、つまりバーコード21から読み取った配送先位置と位置情報サーバ16から取得した現在位置とが所定範囲を超えて異なるか否かを判断する(ステップS10;判断手段)。この場合、位置情報には標高も含まれているので、高層住宅のような緯度経度は同じでも高さが異なるような状況、例えば高層住宅の階が異なるでも、判断が可能である。なお、GPS衛星を捕捉できない場所では、現在位置はCDMA通信網15の基地局13との通信によって割り出した位置を用いる。
【0025】
ステップ10で「NO」、すなわちバーコード21から読み取った配送先位置と位置情報サーバ16から取得した現在位置とが一致、或は異なっていても誤差が所定範囲内であった場合には、その現在位置と現在時刻とをRAM、或は記憶部12に記憶する(ステップS11)。
【0026】
また、ステップS10で「YES」、バーコード21から読み取った配送先位置と位置情報サーバ16から取得した現在位置との誤差が所定範囲を超えていた場合、制御部2はアラーム発生部10を駆動し、スピーカ9から配送先が違っている旨のアラームを発する(ステップS12)。
【0027】
アラームが発せられた場合には、運転手は持参した荷物19が違っていないかどうか、違っていなければ、配送先と思っていた家が荷札20に記載された配送先と違っていないかを確認する。配送先と思っていた家が荷札20に記載された配送先と違っていた場合には、再度正しい配送先位置を捜し、配送先に到着したところで、上記したと同様にして現在位置と荷札20に記載された位置とが一致しているか否かを確認する。
【0028】
以上のような動作を全ての荷物19が配送されるまで実行し、全ての荷物19を配送し終えると(ステップS13)、制御部2は各荷物19について車両22への積み込み時刻、配送終了時刻、配送位置などの配送情報を物品の識別番号と共に配送センター18に送信し(ステップS14)、エンドとなる。
【0029】
このように本実施例によれば、荷物19を配送先に渡す際、バーコード21に記録された配送先の位置と位置情報サーバ16からの支援により取得した現在位置とが一致していることを確認するので、誤配送するおそれがない。
【0030】
なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施例に限定されるものではなく、以下のような拡張或は変更が可能である。
配送先位置を記録する記録媒体は、バーコード21に限らず、他の一次元コードでも良く、またQRコードなどの二次元コード、或はICなどであっても良い。
BHT1への配送位置の地図表示はなくとも良い。
更に、カーナビゲーション装置23による配送位置への案内経路表示はなくとも良い。
配送位置の案内経路表示はBHT1自身が表示部7に行うものであっても良い。
現在位置を位置情報サーバ16の支援により取得するものに限られず、BHT1自身がGPS信号から現在位置を割り出す構成であっても良い。
携帯端末はBHT1に限られず、携帯電話機、PDAなどであっても良い。 バーコード21から読み取った位置と、位置情報サーバ16が割り出した位置とを表示部7に表示し、両位置の一致不一致は使用者が判断するようにしても良い。
バーコード21から読み取った位置と、位置情報サーバ16が割り出した位置との一致、不一致は表示部7(報知手段)に表示するようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図
【図2】配送システムのフローチャート
【図3】荷物の斜視図
【図4】配送用の車両の側面図
【符号の説明】
図中、1は携帯式バーコード読取装置(携帯端末)、2は制御部(読取手段)、3は画像読取部(読取手段)、4はGPS受信部、5はCDMA無線通信部(無線通信部)、10はアラーム発生部(報知手段、警報装置)、13は基地局、15はCDMA電話網(通信網)、16は位置情報サーバ、17はGPS衛星、18は配送センター、19は荷物(物品)、20は荷札、21はバーコード(情報記録媒体)である。
Claims (5)
- 配送する物品に設けられた情報記録媒体であって配送先の位置を示す位置情報を記録した情報記録媒体から位置情報を読み取る読取手段と、
現在位置を取得するための現在位置取得手段とを備え、
前記読取手段により取得した位置と、前記物品を配送先に渡す際に前記現在位置取得手段により取得した現在位置とが一致しているか否かを判断するようにしてなる携帯端末。 - 前記読取手段により読み取った情報により取得した位置と、前記物品を配送先に渡す際に前記現在位置取得手段により取得した現在位置とが一致しているか否かを判断する判断手段と、
この判断手段の判断結果を報知する報知手段と
を備えていることを特徴とする請求項1記載の携帯端末。 - 前記報知手段は、前記読取手段により取得した位置と、前記物品を配送先に渡す際に前記現在位置取得手段により取得した現在位置とが不一致のとき警報を発する警報装置であることを特徴とする請求項2記載の携帯端末。
- 前記現在位置取得手段は、
GPS衛星から発信された電波信号を受信するGPS受信部と、
GPS衛星から受信した電波信号を通信網を介して位置情報サーバに送信し、当該位置情報サーバから現在位置情報を受信する無線通信部と
から構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の携帯端末。 - 配送される物品に設けられ、配送先の位置を示す位置情報を記録した情報記録媒体と、
この配送記録媒体に記録された情報を読み取る読取手段、および現在位置を取得するための現在位置取得手段を備えた携帯端末とを具備し、
配送する物品を配送先に渡す際に、前記読取手段により取得した位置と、前記現在位置取得手段により取得した現在位置とが一致しているか否かを判断するようにしたことを特徴とする配送システム。
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---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (1)
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ID=31171221
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