JP2003312685A - 調味料などの収納袋 - Google Patents

調味料などの収納袋

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JP2003312685A
JP2003312685A JP2002364500A JP2002364500A JP2003312685A JP 2003312685 A JP2003312685 A JP 2003312685A JP 2002364500 A JP2002364500 A JP 2002364500A JP 2002364500 A JP2002364500 A JP 2002364500A JP 2003312685 A JP2003312685 A JP 2003312685A
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storage bag
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storage bags
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JP2002364500A
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Takeaki Nokura
武明 野倉
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Original Assignee
Daiwa Gravure Co Ltd
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数種類の調味料あるいは2液混合接着剤など
の被収納物が入れられた複数の収納袋を同時にカットし
て被収納物を同時に取り出すことができるようにする。 【解決手段】2種類の被収納物をそれぞれ個別に収納す
る合成樹脂フィルムからなるシートで作られた2つの収
納袋1,1を繋がらせ、繋がり部の位置に複数の収納袋
1,1を折り重ねるための折り曲げ線としてのカット線
3を形成し、前記カット線3の位置で被収納物取り出し
口形成用のノッチ部8を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば餃子のたれ
のような複数種類混ぜ合わされる調味料や、ホットドッ
グなどにつけるマスタード、ケチャップなどの複数種類
の調味料を個別に収納し、好みに応じて一種類あるいは
複数種類の調味料を取り出すようにした調味料などの収
納袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばインスタント食品として知
られる餃子にはラー油やたれなどの複数種類の調味料が
個別に収納された小袋が餃子を入れた袋の中に入れられ
ており、餃子を食するときに特許文献1に記載のような
形状の複数の小袋を別々にカットして複数種類の調味料
を取り出しているのが現状である。また、上記のような
調味料とは別に2液を混ぜ合わせて使用される2液混合
接着剤が知られているが、この2液混合接着剤について
も各液を個別に収納する2つの袋を別々にカットして2
液を取り出しているのが現状である。
【0003】しかしながら、上記のような複数種類の調
味料にしろ、2液混合接着剤にしろ、何れの場合も複数
の袋を別々にカットしなければならず、取り出しに手間
がかかるという問題があった。
【0004】
【特許文献1】特開平11−79240号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような課
題を解決するもので、複数種類の調味料あるいは2液混
合接着剤などの被収納物が入れられた複数の収納袋を同
時にカットして被収納物を同時に取り出すことができる
ようにすることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、2種類の被収納物をそれぞれ個別に収納す
る合成樹脂フィルムを含むシートで作られた2つの収納
袋を繋がらせ、繋がり部の位置に前記2つの収納袋を折
り重ねるための折り曲げ線を形成し、前記折り曲げ線の
位置で被収納物取り出し口形成用のノッチ部を形成して
なることを要旨とするものである。また本発明は、3種
類以上の被収納物をそれぞれ個別に収納する合成樹脂フ
ィルムを含むシートで作られた3つ以上複数の収納袋を
繋がらせ、繋がり部の位置に前記複数の収納袋を折り重
ねるための折り曲げ線を形成し、前記折り曲げ線の位置
で被収納物取り出し口形成用のノッチ部を形成してなる
ことを要旨とするものである。また本発明は、ノッチ部
は折り曲げ線の端部近傍で収納袋の被収納物収納部の側
部に位置するように形成されていることを要旨とするも
のである。また本発明は、ノッチ部は折り曲げ線の長さ
方向等間隔おきに複数箇所に形成されていることを要旨
とするものである。また本発明は、2種類の被収納物を
それぞれ個別に収納する合成樹脂フィルムを含むシート
で作られた2つの収納袋を繋がらせ、繋がり部の位置に
前記2つの収納袋を折り重ねるための折り曲げ線を形成
し、前記折り曲げ線の位置で被収納物取り出し口形成用
の無数の微孔を形成してなることを要旨とするものであ
る。また本発明は、3種類以上の被収納物をそれぞれ個
別に収納する合成樹脂フィルムを含むシートで作られた
3つ以上複数の収納袋を繋がらせ、繋がり部の位置に前
記複数の収納袋を折り重ねるための折り曲げ線を形成
し、前記折り曲げ線の位置で被収納物取り出し口形成用
の無数の微孔を形成してなることを要旨とするものであ
る。また本発明は、無数の微孔は折り曲げ線の端部近傍
で収納袋の被収納物収納部の側部に位置するように形成
されていることを要旨とするものである。また本発明
は、折り曲げ線のほぼ全長に亘って無数の微孔を形成し
てなることを要旨とするものである。また本発明は、2
種類の被収納物をそれぞれ個別に収納する合成樹脂フィ
ルムを含むシートで作られた2つの収納袋を繋がらせ、
繋がり部の位置に前記2つの収納袋を折り重ねるための
折り曲げ線を形成し、前記折り曲げ線の位置で被収納物
取り出し口を形成するためにセラミックス、金属などの
粒体が混在するコーティング層を外面に設けてなること
を要旨とするものである。また本発明は、3種類以上の
被収納物をそれぞれ個別に収納する合成樹脂フィルムを
含むシートで作られた3つ以上複数の収納袋を繋がら
せ、繋がり部の位置に前記複数の収納袋を折り重ねるた
めの折り曲げ線を形成し、前記折り曲げ線の位置で被収
納物取り出し口を形成するためにセラミックス、金属な
どの粒体が混在するコーティング層を外面に設けてなる
ことを要旨とするものである。また本発明は、折り曲げ
線の端部近傍で収納袋の被収納物収納部の側部において
セラミックス、金属などの粒体が混在するコーティング
層を外面に設けてなることを要旨とするものである。ま
た本発明は、折り曲げ線のほぼ全長に亘ってセラミック
ス、金属などの粒体が混在するコーティング層を外面に
設けてなることを要旨とするものである。さらに本発明
は、折り曲げ線としてカット線を形成してなることを要
旨とするものである。
【0007】この構成により、2種類もしくは3種類以
上の被収納物をそれぞれ個別に収納する複数の収納袋を
繋がらせて、繋がり部の位置で折って複数の収納袋を折
り重ね、折り目の位置に形成されているノッチ部あるい
は無数の微孔(傷)あるいはセラミックス、金属などの
粒体が混在するコーティング層により複数の収納袋を同
時にカットして別々の異なる被収納物を同時に取り出せ
るようになっており、前記従来例のように複数の袋を別
々にカットして取り出す場合に比べて、取り出し作業性
を向上させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づいて説明する。先ず、図1〜図4に示す
第1の実施の形態について説明すると、1,1は合成樹
脂フィルムからなる2枚のシート2,2を用い、1つの
長辺同士で繋がるように形成された2つの平行四辺形の
収納袋であって、1つの長辺同士の繋がり部において長
辺に沿ってカット線3が形成されている。さらに詳しく
は、前記2つの収納袋1,1は周囲がヒートシール部
4,4により閉じられて密封状態となっており、一方の
収納袋1の内部には被収納物としてマスタード5が、他
方の収納袋1の内部には被収納物としてケチャップ6が
収納されている。この2つの収納袋1,1に個別に収納
されたマスタード5およびケチャップ6は店で販売され
るホットドッグの調味料として食するときに収納袋1,
1から取り出されて使用される。
【0009】前述の平行四辺形の2つの収納袋1,1が
繋がった状態における外形は一端側がV状に突出し、他
端側がV状に抉れた形状を呈し、前記一端側のV状突出
部7の近傍において前記カット線3に跨るようにヒート
シール部4にノッチ部8が形成されている。詳しくはノ
ッチ部8は前記一端側のV状突出部7の近傍であるカッ
ト線3の端部近傍で収納袋1,1の被収納物収納部の側
部に位置するように形成されている。
【0010】上記のようにカット線3を介して繋がる2
連の収納袋1,1は各収納袋1に被収納物が充填されな
がら充填口がヒートシール部4により閉じられて密封状
態となり、2連の隣り合う収納袋1,1間にカット線3
が形成されるとともにノッチ部8が入れられて図3に示
すように作られる。
【0011】カット線3を介して繋がる2連の収納袋
1,1には前述のようにマスタード5やケチャップ6が
収納されており、ホットドッグにマスタード5やケチャ
ップ6を載せて食するときに前記2連の収納袋1,1を
カット線3を折り目として2つ折りにし、かかる状態で
前記ノッチ部8より2つの収納袋1,1を同時にカット
して被収納物取り出し口を形成し、収納袋1,1を指先
で絞ることにより被収納物であるマスタード5やケチャ
ップ6を同時に取り出すことができる。
【0012】次に、図5および図6に示す第2の実施の
形態について説明すると、第1の実施の形態ではノッチ
部8は前記一端側のV状突出部7の近傍であるカット線
3の端部近傍で収納袋1,1の被収納物収納部の側部に
位置するように形成されているが、図5に示す第2の実
施の形態のようにノッチ部8をカット線3の長さ方向全
長に亘ってカット線3の長さ方向等間隔おきに形成する
ことも可能である。このようにノッチ部8を複数箇所に
形成することにより、2つ折りされた2連の収納袋1,
1の折り目に存在する何れか1つのノッチ部8を選択し
て2つの収納袋1,1を同時にカットして被収納物取り
出し口を形成することができる。つまり、形成しようと
する被収納物取り出し口の大きさに合わせてカットした
いノッチ部8を選択すれば良い。
【0013】次に、図7〜図9に示す第3の実施の形態
について説明すると、第1の実施の形態および第2の実
施の形態では合成樹脂フィルムからなる2枚のシート
2,2を用いて2つの収納袋1,1を同時に作るように
しているが、第3の実施の形態では合成樹脂フィルムか
らなる1枚のシート2を2つ折りにして、折り目9以外
の周囲を前記第1の実施の形態と同様にヒートシール部
4により閉じて2連の収納袋1,1を形成している。か
かる構成によれば、2連の収納袋1,1の内、一方は周
囲4辺がヒートシール部4により閉じられ、他方は折り
目9を除く3辺がヒートシール部4により閉じられる。
他の構成は第1の実施の形態と同じであるため、その詳
細説明は省略する。
【0014】この第3の実施の形態の応用例として、第
2の実施の形態のようにノッチ部8をカット線3の長さ
方向全長に亘ってカット線3の長さ方向等間隔おきに形
成することも可能である。
【0015】次に、図10および図11に示す第4の実
施の形態について説明すると、第1の実施の形態では平
行四辺形の2つの収納袋1,1が繋がり、その状態にお
ける外形は一端側がV状に突出し、他端側がV状に抉れ
た形状を呈しているが、第4の実施の形態では1つの長
辺同士で互いに繋がる2つの収納袋1,1は長方形を呈
している。つまり、第1の実施の形態では収納袋1は平
行四辺形を呈しているが、第4の実施の形態では長方形
を呈しており、2連の収納袋1,1をカット線3を折り
目として2つ折りにした状態でノッチ部8より2つの収
納袋1,1を同時にカットすることにより被収納物の取
り出し口が大きく形成されるようになっている点で第1
の実施の形態のものと異なり、他の構成は第1の実施の
形態と同じであるため、その詳細説明は省略する。
【0016】なお、この第4の実施の形態の変形例とし
て第3の実施の形態のように合成樹脂フィルムからなる
1枚のシート2を2つ折りにして1つの長辺同士で互い
に繋がる2つの長方形の収納袋1,1を形成することも
可能である。また、ノッチ部8をカット線3の長さ方向
全長に亘ってカット線3の長さ方向等間隔おきに形成す
ることも可能である。
【0017】次に、図12および図13に示す第5の実
施の形態について説明すると、第4の実施の形態では2
連の収納袋1,1をカット線3を折り目として2つ折り
にし、かかる状態で前記ノッチ部8より2つの収納袋
1,1を同時にカットして収納袋1,1を指先で絞るこ
とにより被収納物であるマスタード5やケチャップ6を
同時に取り出すようになっているが、第5の実施の形態
ではノッチ部を設ける代わりにカット線3に沿うヒート
シール部4における2枚のシート2,2に無数の微孔
(傷)10を形成し、2連の収納袋1,1をカット線3
を折り目として2つ折りにした状態で折り目のどの位置
からも2つの収納袋1,1を同時にカットできるように
してある。他の構成は第4の実施の形態と同じであるた
め、その詳細説明は省略する。図面では無数の微孔
(傷)10はカット線3のほぼ全長に亘って形成されて
いるが、カット線3の端部近傍で収納袋1の被収納物収
納部の側部に位置するように部分的に形成されていても
良い。
【0018】さらに、図面では示されていないが、前記
第3の実施の形態や第4の実施の形態の変形例で述べた
ような合成樹脂フィルムからなる1枚のシート2を2つ
折りにして1つの長辺同士で互いに繋がる2つの収納袋
1,1を形成するようにしたものにおいても2連の収納
袋1,1間のカット線3に沿うヒートシール部4におけ
る2枚のシート2に無数の微孔(傷)を形成して、2連
の収納袋1,1をカット線3を折り目として2つ折りに
した状態で折り目のどの位置からも2つの収納袋1,1
を同時にカットできるようにすることも可能である。勿
論、前記第1の実施の形態で述べた形状の収納袋にあっ
てもカット線3に沿うヒートシール部4における2枚の
シート2に無数の微孔(傷)を形成することも可能であ
る。
【0019】2つ折りにした2連の収納袋1,1をカッ
トするために上記したノッチ部8や無数の微孔(傷)1
0を形成する以外に、カット線3の位置でセラミック
ス、金属などの粒体が混在するコーティング層を表裏外
面の少なくとも一方に設けるようにしても良い。このよ
うに表裏外面の少なくとも一方にセラミックス、金属な
どの粒体が混在するコーティング層を設けることによ
り、コーティング層を設けてある部分で収納袋を引き裂
くようにすれば、引き裂こうとする部分に存在するセラ
ミックス、金属などの粒体によって収納袋の外面を形成
するシートに傷がつき、収納袋は簡単に引き裂かれ、収
納袋のカットを容易に行なえるものである。このコーテ
ィング層を設ける範囲も前記した実施の形態と同様にカ
ット線3の一部あるいはほぼ全長であっても良い。
【0020】さらに、上記した図面に示す実施の形態の
2連の収納袋1,1は互いに同じ大きさであるが、一方
の収納袋を大きく他方の収納袋を小さくすることも可能
である。
【0021】ところで、以上述べた各実施の形態では2
つの収納袋1,1の内、一方の収納袋1の内部にマスタ
ード5が、他方の収納袋1の内部にケチャップ6が収納
され、店で販売されるホットドッグの調味料として食す
るときに収納袋1,1から取り出されて使用されるよう
になっているが、例えば餃子用としてラー油、たれなど
の混ぜ合わされて使用される調味料、あるいは2液混合
接着剤の各液を収納するようにしても良い。
【0022】また、以上述べた各実施の形態では収納袋
1が2つ繋がり、2連の収納袋1,1を同時にカットで
きるようにしてあるが、3つまたは4つまたは5つまた
は6つの収納袋を繋がらせて、各収納袋にそれぞれ別々
の異なる被収納物を収納し、繋がり部の位置で折って複
数の収納袋を折り重ね、前記と同様にノッチ部あるいは
無数の微孔(傷)あるいはセラミックス、金属などの粒
体が混在するコーティング層を形成することにより複数
の収納袋を同時にカットして別々の異なる被収納物を同
時に取り出せるようにしても良い。
【0023】図14に収納袋1が3つ繋がった折り重ね
状態、4つ繋がった折り重ね状態、6つ繋がった折り重
ね状態を平面図で概略的に示しており、図14(A)に
示す収納袋1が3つ繋がったものにあっては折り重ね状
態において折り目となる2本のカット線3a,3bの少
なくとも一方のカット線3a、即ち2つの収納袋1,1
を繋ぐ一方のカット線3aの位置でノッチ部あるいは無
数の微孔(傷)あるいはセラミックス、金属などの粒体
が混在するコーティング層を形成しておけば良く、残り
の1つの収納袋1が繋がる他方のカット線3bの位置に
はノッチ部あるいは無数の微孔(傷)あるいはセラミッ
クス、金属などの粒体が混在するコーティング層があっ
ても、無くても良い。そして、残りの1つの収納袋1に
おいて、他方のカット線3bに沿うヒートシール部4に
対向するヒートシール部4が存在する残りの1つの収納
袋1の遊端辺の位置でノッチ部あるいは無数の微孔
(傷)あるいはセラミックス、金属などの粒体が混在す
るコーティング層を形成しておけば、3つの収納袋1の
折り重ね状態において3つの収納袋1を同時にカットし
て被収納物取り出し口を形成することができる。また、
図14(B)に示す収納袋1が4つ繋がったものにあっ
ては折り重ね状態において折り目となる3本のカット線
3c,3d,3eの少なくとも中央のカット線3dを除
く両側のカット線3c,3eの位置でノッチ部あるいは
無数の微孔(傷)あるいはセラミックス、金属などの粒
体が混在するコーティング層を形成しておけば良く、残
りの中央のカット線3dの位置にはノッチ部あるいは無
数の微孔(傷)あるいはセラミックス、金属などの粒体
が混在するコーティング層があっても、無くても良い。
これにより、4つの収納袋1の折り重ね状態において4
つの収納袋1を同時にカットして被収納物取り出し口を
形成することができる。さらに、図14(C)に示す収
納袋1が6つ繋がったものにあっても同様で、全てのカ
ット線3f〜3jの内、少なくとも両端および中央のカ
ット線3f,3h,3jの位置でノッチ部あるいは無数
の微孔(傷)あるいはセラミックス、金属などの粒体が
混在するコーティング層を形成しておけば良く、残りの
3g,3iの位置にはノッチ部あるいは無数の微孔
(傷)あるいはセラミックス、金属などの粒体が混在す
るコーティング層があっても、無くても良い。これによ
り、6つの収納袋1の折り重ね状態において6つの収納
袋1を同時にカットして被収納物取り出し口を形成する
ことができる。
【0024】なお、以上述べた各実施の形態では隣り合
う収納袋間にカット線3を設けて、このカット線3を折
り目として2つあるいは3つ以上の収納袋を折り重ねて
各収納袋に収納される被収納物を同時に取り出す場合で
あり、このような各収納袋に収納される被収納物を同時
に取り出す場合は隣り合う収納袋間にカット線を必ずし
も設ける必要はなく、折り曲げ線が形成されてあっても
良い。
【0025】上記のような隣り合う収納袋間にカット線
を設けることにより、被収納物が調味料の場合、好みに
応じて一種類の調味料を取り出したい場合はその調味料
が入っている収納袋を他の収納袋から切り離し、好みの
一種類の調味料を取り出すこともできるものである。
【0026】また、収納袋を構成するシートは複数の合
成樹脂フィルムを積層してなるものを用いても良いが、
合成樹脂のフィルム材料にアルミニウム蒸着したものを
用いて作られたシートであっても良く、シートの構成は
特に限定されるものではない。さらに、収納袋の形態も
上記した実施の形態で示すものに限定されるものではな
い。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、2種類も
しくは3種類以上の被収納物をそれぞれ個別に収納する
複数の収納袋を繋がらせて、繋がり部の位置で折って複
数の収納袋を折り重ね、折り目の位置に形成されている
ノッチ部あるいは無数の微孔(傷)あるいはセラミック
ス、金属などの粒体が混在するコーティング層により複
数の収納袋を同時にカットして別々の異なる被収納物を
同時に取り出せるようになっており、前記従来例のよう
に複数の袋を別々にカットして取り出す場合に比べて、
取り出し作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における収納袋の斜
視図である。
【図2】同収納袋の断面図である。
【図3】同収納袋の作り方の説明図である。
【図4】同収納袋から被収納物を取り出す状態を示す斜
視図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態における収納袋の斜
視図である。
【図6】同収納袋から被収納物を取り出す状態を示す斜
視図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態における収納袋の斜
視図である。
【図8】同収納袋の断面図である。
【図9】同収納袋から被収納物を取り出す状態を示す斜
視図である。
【図10】本発明の第4の実施の形態における収納袋の斜
視図である。
【図11】同収納袋から被収納物を取り出す状態を示す斜
視図である。
【図12】本発明の第5の実施の形態における収納袋の斜
視図である。
【図13】同収納袋から被収納物を取り出す状態を示す斜
視図である。
【図14】(A)〜(C)は収納袋が3つ以上繋がった場
合におけるノッチ部などの形成位置を示す概略平面図で
ある。
【符号の説明】
1 収納袋 2 シート 3 カット線 3a〜3j カット線 4 ヒートシール部 5 マスタード 6 ケチャップ 8 ノッチ部 10 微孔
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 85/72 B65D 85/72 D

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2種類の被収納物をそれぞれ個別に収納す
    る合成樹脂フィルムを含むシートで作られた2つの収納
    袋を繋がらせ、繋がり部の位置に前記2つの収納袋を折
    り重ねるための折り曲げ線を形成し、前記折り曲げ線の
    位置で被収納物取り出し口形成用のノッチ部を形成して
    なることを特徴とする調味料などの収納袋。
  2. 【請求項2】 3種類以上の被収納物をそれぞれ個別に収
    納する合成樹脂フィルムを含むシートで作られた3つ以
    上複数の収納袋を繋がらせ、繋がり部の位置に前記複数
    の収納袋を折り重ねるための折り曲げ線を形成し、前記
    折り曲げ線の位置で被収納物取り出し口形成用のノッチ
    部を形成してなることを特徴とする調味料などの収納
    袋。
  3. 【請求項3】 ノッチ部は折り曲げ線の端部近傍で収納袋
    の被収納物収納部の側部に位置するように形成されてい
    ることを特徴とする請求項1または2記載の調味料など
    の収納袋。
  4. 【請求項4】 ノッチ部は折り曲げ線の長さ方向等間隔お
    きに複数箇所に形成されていることを特徴とする請求項
    1または2記載の調味料などの収納袋。
  5. 【請求項5】 2種類の被収納物をそれぞれ個別に収納す
    る合成樹脂フィルムを含むシートで作られた2つの収納
    袋を繋がらせ、繋がり部の位置に前記2つの収納袋を折
    り重ねるための折り曲げ線を形成し、前記折り曲げ線の
    位置で被収納物取り出し口形成用の無数の微孔を形成し
    てなることを特徴とする調味料などの収納袋。
  6. 【請求項6】 3種類以上の被収納物をそれぞれ個別に収
    納する合成樹脂フィルムを含むシートで作られた3つ以
    上複数の収納袋を繋がらせ、繋がり部の位置に前記複数
    の収納袋を折り重ねるための折り曲げ線を形成し、前記
    折り曲げ線の位置で被収納物取り出し口形成用の無数の
    微孔を形成してなることを特徴とする調味料などの収納
    袋。
  7. 【請求項7】 無数の微孔は折り曲げ線の端部近傍で収納
    袋の被収納物収納部の側部に位置するように形成されて
    いることを特徴とする請求項5または6記載の調味料な
    どの収納袋。
  8. 【請求項8】 折り曲げ線のほぼ全長に亘って無数の微孔
    を形成してなることを特徴とする請求項5または6記載
    の調味料などの収納袋。
  9. 【請求項9】 2種類の被収納物をそれぞれ個別に収納す
    る合成樹脂フィルムを含むシートで作られた2つの収納
    袋を繋がらせ、繋がり部の位置に前記2つの収納袋を折
    り重ねるための折り曲げ線を形成し、前記折り曲げ線の
    位置で被収納物取り出し口を形成するためにセラミック
    ス、金属などの粒体が混在するコーティング層を外面に
    設けてなることを特徴とする調味料などの収納袋。
  10. 【請求項10】 3種類以上の被収納物をそれぞれ個別に
    収納する合成樹脂フィルムを含むシートで作られた3つ
    以上複数の収納袋を繋がらせ、繋がり部の位置に前記複
    数の収納袋を折り重ねるための折り曲げ線を形成し、前
    記折り曲げ線の位置で被収納物取り出し口を形成するた
    めにセラミックス、金属などの粒体が混在するコーティ
    ング層を外面に設けてなることを特徴とする調味料など
    の収納袋。
  11. 【請求項11】 折り曲げ線の端部近傍で収納袋の被収納
    物収納部の側部においてセラミックス、金属などの粒体
    が混在するコーティング層を外面に設けてなることを特
    徴とする請求項9または10記載の調味料などの収納
    袋。
  12. 【請求項12】 折り曲げ線のほぼ全長に亘ってセラミッ
    クス、金属などの粒体が混在するコーティング層を外面
    に設けてなることを特徴とする請求項9または10記載
    の調味料などの収納袋。
  13. 【請求項13】 折り曲げ線としてカット線を形成してな
    ることを特徴とする請求項1から12までのいずれか1
    項記載の調味料などの収納袋。
JP2002364500A 2002-02-13 2002-12-17 調味料などの収納袋 Pending JP2003312685A (ja)

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