JP2003237796A - 包装体 - Google Patents

包装体

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JP2003237796A JP2002041016A JP2002041016A JP2003237796A JP 2003237796 A JP2003237796 A JP 2003237796A JP 2002041016 A JP2002041016 A JP 2002041016A JP 2002041016 A JP2002041016 A JP 2002041016A JP 2003237796 A JP2003237796 A JP 2003237796A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用時に簡単に自立させて安定した状態で置
くことができるために食品を零すことがなく、また、容
器の代用として使用することができる包装体を提供する
ことにある。 【解決手段】 可撓性を有する袋体の少なくとも底部側
外面に板紙を折曲部を有するように折って筒状となした
筒状紙体を接着固定した包装体において、前記筒状紙体
に前記筒状紙体を筒状に保持する保形手段が設けられ、
該保形手段が前記筒状紙体の前記折曲部の対向する位置
に形成された折込部であることを特徴とする包装体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、お菓子やおつまみ
等の食品を収容する包装体に関し、さらに詳しくは、使
用時に簡単に自立させて容器の代用として使用すること
ができる包装体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、お菓子やおつまみ等の食品が
四方シールタイプ、ピロータイプ等の包装袋に収容され
て駅等の売店やコンビニエンスストア等で広く販売され
ている。そして、これらの包装袋はいずれも自立させる
ことができないために、販売時には平面的に並べて置か
れる(平置き)か、積み重ねられて置かれるか、あるい
は、縦列状に並べて置かれるか、あるいは、吊下げ可能
な何等かの手段により引っ掛け具等に引っ掛けられて販
売されている。
【0003】確かに、各種食品は上記したような包装袋
に密封された状態で販売されており、販売時においては
販売者にとっても購買者にとっても何等問題は生じな
い。しかし、購買者が包装袋に収容された食品を購入
し、包装袋を開封して食品を取出して食する際には、包
装袋が自立しないことが大きな問題となる。すなわち、
一度包装袋を開封すると、包装袋に何等かの再封手段が
具備されているか、立て掛けて置くものがない限りにお
いては平置きとなるために、食品が包装袋の開封口から
零れるといった問題が発生する。また特に、電車やバス
等で旅行する際の車内においては振動や揺れのために上
記問題は一層顕著になると共に開封した包装袋を平置き
すると置くスペースが限られるために、他の食品が置け
ないという問題が発生する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、上記
問題を解決するためになしたものであって、その目的と
するところは、使用時に簡単に自立させて安定した状態
で置くことができるために食品を零すことがなく、ま
た、容器の代用として使用することができる包装体を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成するために、請求項1記載の本発明は、可撓性を有
する袋体の少なくとも底部側外面に板紙を折曲部を有す
るように折って筒状となした筒状紙体を接着固定した包
装体において、前記筒状紙体に前記筒状紙体を筒状に保
持する保形手段が設けられていることを特徴とするもの
である。このように構成することにより、保形手段を用
いて確実に筒状紙体を筒状に保形することができ、包装
体を自立させることができる。
【0006】また、請求項2記載の本発明は、請求項1
記載の包装体において、前記保形手段が前記筒状紙体の
前記折曲部の対向する位置に形成された折込部であるこ
とを特徴とするものである。このように構成することに
より、保形手段の形成が容易であると共に筒状紙体を確
実に筒状に保形することができ、包装体を自立させるこ
とができる。
【0007】また、請求項3記載の本発明は、請求項2
記載の包装体において、前記袋体は前記筒状紙体の前記
折込部を設けた位置に対応する部分が少なくとも幅狭に
なっていることを特徴とするものである。このように構
成することにより、筒状紙体を筒状にするために折込部
を袋体側に折込んだ際に、前記折込部が袋体に邪魔され
ることなく折込むことができ、筒状紙体を一層確実に筒
状に保形することができ、包装体を自立させることがで
きる。
【0008】また、請求項4記載の本発明は、請求項1
〜3のいずれかに記載の包装体において、前記袋体が前
記筒状紙体内面の上縁側の対向する位置に上縁に平行に
略全幅に亘って形成された上部接着部で前記筒状紙体と
接着固定されていることを特徴とするものである。この
ように構成することにより、折込部を袋体側に折込んで
筒状紙体を筒状とした際に、袋体が皺になることなく開
かれるために、見栄えのよい自立状態を得ることができ
る。
【0009】また、請求項5記載の本発明は、請求項4
記載の包装体において、前記袋体が前記筒状紙体内面の
下縁側略中央部の対向する位置に形成された下部接着部
で前記筒状紙体と接着固定されていることを特徴とする
ものである。このように構成することにより、袋体の底
部が確実に拡開されるために、一層安定した状態で自立
させることができる。
【0010】また、請求項6記載の本発明は、請求項1
〜5のいずれかに記載の包装体において、前記袋体が両
側端に折曲端縁を有し、前記筒状紙体の前記折曲部に前
記袋体の前記折曲端縁が位置するように設けられている
ことを特徴とするものである。このように構成すること
により、袋体が筒状紙体にきっちり沿って開かれるため
に、一層見栄えのよい自立状態を得ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】上記の本発明について、図面等を
用いて以下に詳述する。図1は本発明にかかる包装体の
一実施例を示す透視背面図、図2は図1に示す包装体を
構成する筒状紙体の正面から見た展開図、図3は図1に
示す包装体の使用状態を説明する図、図4は本発明にか
かる包装体を構成する袋体の他の実施例を示す斜視図、
図5は本発明にかかる包装体を構成する袋体の更に他の
実施例を示す斜視図であり、図中のAは包装体、1は袋
体、2は筒状紙体、2’は筒状紙体のブランク板、1
0、10’は折曲端縁、11,11’は背シール部、1
2,12’は底部熱接着部、13は天部熱接着予定部、
14は上部接着部、15は下部接着部、16は側部熱接
着部、20,20’は折曲部、21,21’は折込部、
24,25,243,253は折罫、30,31はV字
状折込部、210は前面板、220は背面主板、22
0’は背面補助板、241,251は切刃、242,2
52,244,254は切欠部をそれぞれ示す。
【0012】図1は本発明にかかる包装体の一実施例を
示す透視背面図であり、包装体Aは、内層に熱接着性樹
脂層を有する矩形状の積層フィルムの対向する両端部の
内層を合わせて熱接着することにより合掌貼りされた背
シール部11と両端部の一方の端部(図1上、底部側)
を舟底状の底部熱接着部12で熱接着すると共に舟底状
の外形となるように前記底部熱接着部12の外縁に沿っ
て切断し、他方の端部(図1上、天部側)に開口部を有
するように製袋された逆台形状をした変形ピロータイプ
の袋体1の底部側外面に板紙を2つの折曲部20、2
0’を有するように折って矩形状となした筒状紙体2を
前記袋体1の両折曲端縁10、10’と前記筒状紙体2
の前記折曲部20、20’が略一致するように接着固定
したものである。なお、他方の端部(図1上、天部側)
の開口部は、この開口部からお菓子やおつまみ等の食品
が充填されるなどした後に、天部熱接着予定部13で熱
接着されて封止されるものである。
【0013】そして、前記筒状紙体2の前記両折曲部2
0、20’の対向する位置に前記筒状紙体2を筒状に保
持する保形手段としての折込部21、21’が設けられ
ると共に前記筒状紙体2を筒状に保形するために前記折
込部21、21’を前記袋体1側に折込んだ際に、前記
折込部21、21’が袋体1に邪魔されることなく折込
むことができるように前記袋体1の前記底部熱接着部1
2の傾斜部が位置するように前記袋体1は前記筒状紙体
2に接着固定されている。
【0014】また、前記袋体1と前記筒状紙体2とは、
前記筒状紙体2内面の上縁側の対向する位置に上縁に平
行に略全幅に亘って形成された上部接着部14と前記筒
状紙体2の下縁側略中央部の対向する位置に形成された
下部接着部15とで接着固定されている。このように前
記袋体1と前記筒状紙体2とを接着固定することによ
り、前記折込部21、21’を前記袋体1側に折込んで
前記筒状紙体2を筒状とした際に、前記袋体1の前記筒
状紙体2の上縁側が皺になることなく前記筒状紙体2に
沿って開かれるために前記袋体1を見栄えのよい筒状形
状とすることができ、また、前記袋体1の底部が確実に
拡開されるために、安定した状態で自立させることがで
きる。なお、前記下部接着部14の形成位置は、前記筒
状紙体2を筒状としたときの拡開幅と前記袋体1の前記
底部熱接着部12の底部内縁からの距離を考慮して適宜
決められるべきものである。また、前記上部接着部14
および前記下部接着部15を図1上では帯状で示した
が、複数個の点状からなる接着部であってもよいもので
ある。さらにまた、前記上部接着部14および前記下部
接着部15を形成する材料としては特に限定するもので
はないが、周知のホットメルト接着剤により形成するの
が適当である。
【0015】次に、本発明の包装体Aを構成する袋体1
の構成について説明する。前記袋体1の内層の熱接着性
樹脂層としては、熱により溶融し相互に溶着し得る熱接
着性樹脂から形成された層であれば特に限定されるもの
ではなく、袋体1に要求される物性により適宜選択され
るべきものであり、例示するならば、低密度ポリエチレ
ン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状
(線状)低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレ
ン−αオレフィン共重合体、エチレン−プロピレン共重
合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹
脂、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリ
ル酸メチル共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体
等の樹脂の一種ないしそれ以上からなる樹脂を挙げるこ
とができる。
【0016】そして、前記袋体1は内層のみで構成する
こともできるが、通常は内層の外面に外層として機械
的、物理的、化学的等において優れた性質を有する合成
樹脂製フィルムが積層される。この合成樹脂製フィルム
としては、たとえば、ポリエステル系、ポリアミド系、
ポリプロピレン系、ポリアセタール系等の樹脂からなる
フィルムを挙げることができる。これらの樹脂からなる
フィルムとしては、未延伸フィルム、あるいは、一軸方
向ないし二軸方向に延伸した延伸フィルム等のいずれの
ものでも使用することができ、フィルムの厚さとしては
前記袋体1に求められる諸物性やコスト等を勘案して適
宜決められるべきものである。また、前記袋体1に要求
される物性によってはセロハンを用いてもよいものであ
る。
【0017】また、前記袋体1は、外層と内層との間に
必要に応じて中間層が設けられる。この中間層は、酸素
ガス、水蒸気ガス等のガスバリアー性、および/ない
し、遮光性を付与するために設けられる層であり、この
中間層を構成する材料としては、たとえば、アルミニウ
ム、鉄、銅、錫等の金属箔、あるいは、ポリビニルアル
コール、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物、ポリ
塩化ビニリデン等のフィルム、あるいは、ポリエステ
ル、ポリアミド、ポリエチレン,ポリプロピレン,エチ
レン−プロピレン共重合体等のポリオレフィン、ポリビ
ニルアルコール等のフィルムにポリ塩化ビニリデンを塗
工したフィルムないしはアルミニウム、酸化珪素、酸化
アルミニウム、酸化インジウム、酸化錫、酸化ジルコニ
ウム等の無機物の蒸着を施したフィルムなど挙げること
ができる。また、前記中間層は、上記したガスバリアー
性、および/ないし、遮光性を付与するのみならず、た
とえば、機械的強靭性、耐屈曲性、耐突き刺し性、耐衝
撃性、耐寒性、耐熱性、耐薬品性等の機能を付与するこ
とができ、上記したガスバリアー性、および/ないし、
遮光性を付与する材料と、たとえば、ポリエステル、ポ
リアミド、ポリエチレン,ポリプロピレン,エチレン−
プロピレン共重合体等のポリオレフィン等のフィルムと
組合わせて用いても構わない。
【0018】なお、外層に用いる上記した合成樹脂製フ
ィルムにポリ塩化ビニリデンを塗工したものやアルミニ
ウム、酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化インジウム、
酸化錫、酸化ジルコニウム等の無機物の蒸着層を形成し
たものを用いる場合には、ガスバリアー性、および/な
いし、遮光性を付与するための前記中間層は用いなくと
もよいが、必要に応じて、たとえば、機械的強靭性、耐
屈曲性、耐突き刺し性、耐衝撃性、耐寒性、耐熱性、耐
薬品性等の機能を付与するために、たとえば、ポリエス
テル、ポリアミド、あるいは、ポリエチレン,ポリプロ
ピレン,エチレン−プロピレン共重合体等のポリオレフ
ィン等のフィルムなどの一種ないしそれ以上を組み合わ
せて中間層として用いることができる。
【0019】次に、本発明の包装体Aを構成する筒状紙
体2について説明する。図2は図1に示す包装体を構成
する筒状紙体の正面から見た展開図であって、筒状紙体
2は、背面補助板220’、前面板210、背面主板2
20が折罫24、25を介して順次連接されると共に前
記折罫24及び25のそれぞれの略中央部に前記折罫2
4及び25に対して線対称となるように略コの字形状の
切刃241、251が設けられ、そして前記切刃24
1、251に連接して上縁側に前記折罫24及び25に
対して線対称となるように略半円状の切欠部242、2
52が設けられ、かつ、前記切刃241、251のそれ
ぞれの両端部から下縁側に延びて前記折罫24及び25
にそれぞれ交わる前記折罫24及び25に対して線対称
な折罫243、243及び253、253が設けられる
と共に、前記折罫24と前記折罫243、243の交点
(図示せず)及び前記折罫25と前記折罫253、25
3の交点(図示せず)をそれぞれ中心とする円形状の切
欠部244、254が設けられたブランク板2’から構
成されている。
【0020】そして、前記ブランク板2’を図2の裏面
が上側になるように置いて前記前面板210と前記背面
主板220にホットメルト接着剤を塗布して上部接着部
14(図1参照)と下部接着部15(図1参照)を形成
すると共に前記袋体1の背シール部を上側にして前記前
面板210に図1に示すように載置し、まず前記背面主
板220を前記折罫25で前記袋体1上に折り重ね、次
に前記背面主板220上に前記背面補助板220’を前
記折罫24で折り重ねると共に前記背面主板220と前
記背面補助板220’とを接着剤等により接着すること
により、図1に示す包装体Aを得ることができる。な
お、前記ブランク板2’は、周知の打抜機(型抜き機)
で容易に製造することができる。
【0021】ところで、図1に示した前記折込部20は
前記切刃241と前記略半円状の切欠部242と前記折
罫243、243と前記円形状の切欠部244及び前記
切刃241と前記円形状の切欠部244との間の前記折
罫24で形成されるように構成されると共に、前記折込
部20’は前記切刃251と前記略半円状の切欠部25
2と前記折罫253、253と前記円形状の切欠部25
4及び前記切刃251と前記円形状の切欠部254との
間の前記折罫25で形成されるように構成される。な
お、前記筒状紙体2を構成する材料としては、たとえ
ば、200〜340g/m2の板紙が適当である。
【0022】図3は図1に示す包装体の使用状態を説明
する図であって、お菓子やおつまみ等の食品(図示せ
ず)が収容された包装体Aを購入した購買者は、まず包
装体Aの袋体1を開封すると共に、筒状紙体2に設けら
れた折込部20、20’を前記袋体1側に折込むことに
より図3に示すように前記筒状紙体2が筒状に保形され
るために、この状態で自立させて安定して置くことがで
き、容器の代用として使用することができると共に食品
が包装体Aの開封口から零れることもない。また、自立
させて置くことができるために置くスペースが限られる
車内等でも複数の食品を置くことができ、車内の楽しさ
が増大する。
【0023】ところで、図1に示した包装体Aは、本発
明の一実施例を示したものであって、これに限るもので
はなく、包装体Aを構成する袋体1としては、たとえ
ば、図4に示すような両側部に浅いV字状折込部30を
備えたガセットタイプの袋(斜線で示した部分は背シー
ル部11と底部熱接着部12’)、あるいは、図示はし
ないが通常のピロータイプや三方シールタイプ、四方シ
ールタイプの袋であってもよいし、また、図1に示した
ように上記した三方シールタイプ、四方シールタイプ、
ガセットタイプの袋の底部が舟型状に形成されると共に
舟型状の底部熱接着部を有する形状に製袋された袋であ
ってもよいものである。さらにまた、包装体Aを構成す
る袋体1としては、図5に示すように底部にV字状折込
部31を備えると共に両側端部を熱接着して側部熱接着
部16を形成した底部にガセット部を有する袋体とする
ことにより、図示はしないが図1に示した包装体Aは袋
体1の底部が筒状紙体2から露出するのに対して袋体の
底部を筒状紙体2内に露出することなく納めることがで
きるために見栄えの良い包装体とすることができる。ま
た、図示はしないが、前記袋体1には開封を容易ならし
めるための易開封手段、たとえば、IノッチやVノッチ
等のノッチ、あるいは、袋体の外層等に形成される傷痕
群〔所謂マジックカット(登録商標)〕などの周知の易
開封手段が袋体の種類により適宜の個所に適宜に設けら
れている。さらにまた、図示はしないが、たとえば、図
1に示す天部熱接着予定部13を多少幅広に形成し、前
記熱接着予定部13の略中央部に円形状の切欠を設けた
構成とすることにより、店頭において引っ掛け具等に引
っ掛けて販売することも可能となる。
【0024】また、袋体と同様に筒状紙体2についても
本発明の一実施例を示したものであって、これに限るも
のではなく、折曲部を有するように折って筒状に形成さ
れ、かつ、何等かの保形手段が設けられているものは、
本発明の趣旨を逸脱しない範囲で本発明に含まれるもの
である。
【0025】
【発明の効果】本発明の包装体は、今まで縷々説明して
きたが、販売時等においては嵩張ることなく四方シール
タイプやピロータイプ等の包装袋と同様に取扱うことが
でき、購買者が購入して食する際には、簡単に自立させ
て安定した状態で置くことができるために食品を零すこ
とがなく、また、容器の代用として使用することができ
るという優れた効果を奏するものである。また、自立さ
せて置くことができるために置くスペースが限られる車
内等でも複数の食品を置くことができるという優れた効
果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる包装体の一実施例を示す透視背
面図である。
【図2】図1に示す包装体を構成する筒状紙体の正面か
ら見た展開図である。
【図3】図1に示す包装体の使用状態を説明する図であ
る。
【図4】本発明にかかる包装体を構成する袋体の他の実
施例を示す斜視図である。
【図5】本発明にかかる包装体を構成する袋体の更に他
の実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
A 包装体 1 袋体 2 筒状紙体 2’ 筒状紙体のブラ
ンク板 10、10’ 折曲端縁 11,11’ 背シール部 12,12’ 底部熱接着部 13 天部熱接着予定
部 14 上部接着部 15 下部接着部 16 側部熱接着部 20,20’ 折曲部 21,21’ 折込部 24,25,243,253 折罫 30,31 V字状折込部 210 前面板 220 背面主板 220’ 背面補助板 241,251 切刃 242,252,244,254 切欠部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性を有する袋体の少なくとも底部側
    外面に板紙を折曲部を有するように折って筒状となした
    筒状紙体を接着固定した包装体において、前記筒状紙体
    に前記筒状紙体を筒状に保持する保形手段が設けられて
    いることを特徴とする包装体。
  2. 【請求項2】 前記保形手段が前記筒状紙体の前記折曲
    部の対向する位置に形成された折込部であることを特徴
    とする請求項1記載の包装体。
  3. 【請求項3】 前記袋体は前記筒状紙体の前記折込部を
    設けた位置に対応する部分が少なくとも幅狭になってい
    ることを特徴とする請求項2記載の包装体。
  4. 【請求項4】 前記袋体が前記筒状紙体内面の上縁側の
    対向する位置に上縁に平行に略全幅に亘って形成された
    上部接着部で前記筒状紙体と接着固定されていることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の包装体。
  5. 【請求項5】 前記袋体が前記筒状紙体内面の下縁側略
    中央部の対向する位置に形成された下部接着部で前記筒
    状紙体と接着固定されていることを特徴とする請求項4
    記載の包装体。
  6. 【請求項6】 前記袋体が両側端に折曲端縁を有し、前
    記筒状紙体の前記折曲部に前記袋体の前記折曲端縁が位
    置するように設けられていることを特徴とする請求項1
    〜5のいずれかに記載の包装体。
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