JP2003312540A - 自動車におけるヒールストッパの衝撃吸収構造 - Google Patents

自動車におけるヒールストッパの衝撃吸収構造

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    • B60N3/06Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of footrests
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダッシュパネル下部に前席乗員の踵が係合可
能なヒールストッパ部材を配設した自動車において,衝
突時の足首の捩り防止と衝撃緩和を図る。 【解決手段】 ヒールストッパ部材Hは,外面に踵受け
面1sを有すると共に内面がダッシュパネルDに空隙S
を存して対面する受け板1と,この受け板1の前端部に
一体に連設されてダッシュパネルDに結合される前部支
持板2と,同受け板1の後端部に一体に連設されてダッ
シュパネルD又はフロアパネルFの少なくとも一方に結
合される後部支持板3とより構成され,受け板1に加わ
る所定値以上の押込荷重により後部支持板3が座屈する
ように該受け板1及び前部支持板2よりも該後部支持板
3が脆弱に形成される一方,受け板1に加わる所定値以
上の押込荷重により前部支持板2が前倒れして該受け板
1を前方に沈ませるように該前部支持板2及び受け板1
の曲げ剛性が設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,車体のダッシュパ
ネル下部に,そのパネル面よりも後方に張出し前席乗員
の踵が係合可能なヒールストッパ部材を配設した自動車
におけるヒールストッパの衝撃吸収構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の車体が正面衝突等に因り前方か
らの大きな衝撃を受けると,ダッシュパネルの上部側は
後方へ多少変形する一方で,前席乗員の足は慣性で前方
へ強く押し出される傾向があり,これにより,足の踵部
分が前方へ押され且つ爪先部分が後方へ押し返されるこ
とで,足首に対しては車幅方向軸線回りの大きなモーメ
ントが加わる恐れがある。
【0003】そこで,ダッシュパネル下部に,そのパネ
ル面より後方に張り出すヒールストッパ部材を配置し,
該部材の前部をダッシュパネルに固着する一方,その後
部をフロアパネル上でスライド可能とし,前記衝突の衝
撃でダッシュパネルの上部側が後方へ変形したときに,
これに連動してヒールストッパ部材がフロアパネル上で
後方へスライドするようにして踵の前方移動を規制し,
足首に加わる上記モーメントを低減できるようにしたも
のが従来公知である(例えば特開2001-219872号公報を
参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記従来のも
のでは,ヒールストッパ部材の後部側がフロアパネルに
固定されてはおらず,このため,組付過程,使用過程ま
たは衝突過程でのヒールストッパ部材の後部の位置ずれ
により, 踵がヒールストッパ部材の踵受け面に的確に当
たらなくなったり,或いは後方へのスライド中にヒール
ストッパ部材が傾いて足首を捩ったりする虞れがある。
【0005】また,従来のヒールストッパ部材では,そ
れ自体に十分な衝撃吸収能力が付与されていなかったの
で,前記衝突の際のダッシュパネルの変形や,その前側
の車体構成部品(例えばサブフレーム)のヒールストッ
パ部材側への突入等に因り該ヒールストッパ部材に作用
する大きな衝撃がそのまま足首に伝達されてしまう虞れ
もある。
【0006】本発明は,上記の事情に鑑み提案されたも
ので,従来のものの上記問題を解決できる構造簡単な,
自動車におけるヒールストッパの衝撃吸収構造を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に,請求項1の発明は,車体のダッシュパネル下部に,
そのパネル面よりも後方に張出し前席乗員の踵が係合可
能なヒールストッパ部材を配設した自動車において,ヒ
ールストッパ部材は,外面に踵受け面を有すると共に内
面がダッシュパネルに空隙を存して対面する受け板と,
この受け板の前端部に一体に連設されて先端部がダッシ
ュパネルに結合される前部支持板と,同受け板の後端部
に一体に連設されて先端部がダッシュパネル又はフロア
パネルの少なくとも一方に結合される後部支持板とより
構成され,受け板に加わる所定値以上の押込荷重により
後部支持板が座屈するように該受け板及び前部支持板よ
りも該後部支持板が脆弱に形成される一方,受け板に加
わる所定値以上の押込荷重により前部支持板が前倒れし
て該受け板を前方に沈ませるように該前部支持板及び受
け板の曲げ剛性が設定され,自動車の衝突で踵と受け板
との相互間に所定値以上の圧迫荷重が作用したときに,
踵が受ける衝撃が,後部支持板の前記座屈により一次的
に吸収され,更に前部支持板の前記前倒れにより二次的
に吸収されることを特徴としている。
【0008】請求項1の前記特徴によれば,自動車の衝
突時に車体にその前方から加わる大きな衝撃でダッシュ
パネルの上部側が後方へ多少変形し且つ前席乗員の足が
慣性で前方へ強く押し出された場合でも,踵がヒールス
トッパ部材の踵受け面に係合することで,踵の過度の前
進移動が抑えられる。またその際に踵が受ける衝撃は,
ヒールストッパ部材の後部支持板が座屈することにより
一次的に吸収され,更に同部材の踵受け面を前方へ沈ま
せるように前部支持板が前倒れ変形することで二次的に
吸収される。この場合,ヒールストッパ部材は,その後
部支持板の先端部がダッシュパネル又はフロアパネルの
少なくとも一方に,またその前部支持板の先端部がダッ
シュパネルにそれぞれ結合されていてダッシュパネルや
フロアパネルに対して大きく位置ずれする虞れはない
上,後部支持板の上記座屈と前部支持板の上記前倒れに
よって受け板の傾斜角度が所定の適正な角度範囲に保た
れて,足首が無理に捩じられることはない。従って,受
け板の踵受け面に対して踵を的確に係合,支持させて踵
の過度の前方移動を効果的に抑制でき,しかもその踵と
の係合の際に,ヒールストッパ部材自体の変形(後部支
持板の上記座屈,前部支持板の上記前倒れ)によって,
踵が受ける衝撃が効果的に吸収,緩和される。以上によ
り,足首が無理に捩じられるのを回避しつつ,足首に加
わる車幅方向軸線回りのモーメントや衝撃を効果的に低
減できるから,足首の負担が大幅に軽減され,その損傷
防止に極めて効果的である。
【0009】また請求項2の発明は,請求項1の上記特
徴に加えて,前記前部支持板の先端部が少なくとも2点
以上で前記ダッシュパネルに固定されることを特徴と
し,この特徴によれば,前,後部支持板の取付位置が左
右方向に互いにオフセットしている場合や或いはその両
支持板に加わる力の作用方向が不均一である場合でも,
ヒールストッパ部材の剛直な前部支持板及び受け板部分
が前後軸線回りに回動して左右に傾くのを効果的に阻止
できるから,その受け板の傾きに起因した足首の捩れを
防止できる。
【0010】また請求項3の発明は,請求項1又は2の
上記特徴に加えて,前記ダッシュパネルの前方側でエン
ジンを車体に支持するためのサブフレームの後端部に対
応してガセットが該ダッシュパネル及びフロアパネルの
少なくとも一方に固着され,このガセットの,フロアパ
ネル上面より離間させた隆起部に前記後部支持板の先端
部が固定されることを特徴としている。この特徴によれ
ば,ヒールストッパ部材の後部支持板が,これをガセッ
トを介して,即ちフロアパネルの前端部上面より浮かせ
た状態で車体に支持されるから,ヒールストッパ部材の
前側にサブフレームが存する自動車において,衝突時の
前記衝撃でサブフレームが勢いよく後退してフロアパネ
ルの前端部に突入しても,そのサブフレームの後端部が
ヒールストッパ部材を直撃するのを極力回避でき,ヒー
ルストッパ部材に所期の衝撃吸収機能や踵支持機能を有
効に発揮させることが可能となる。
【0011】また請求項4の発明は,請求項1〜3の何
れか上記特徴に加えて,前記前部支持板が,これと受け
板との間に車体左右方向に延びる稜線が形成されるよう
に該受け板と所定角度をなして連続しており,その前部
支持板及び受け板の各々の左右少なくとも一側縁には下
向きフランジが一体に形成され,前記ヒールストッパ部
材には,前部支持板の下向きフランジと受け板の下向き
フランジとを分断し且つ前記稜線の少なくとも一端に食
い込む切欠きが形成されることを特徴とし,この特徴に
よれば,該下向きフランジの特設によりヒールストッパ
部材の受け板と前部支持板の各々に必要な剛性を付与し
つつ,その両者の上記稜線での折曲げ変形(従って前部
支持板の上記前倒れ変形)を,該切欠きの特設により無
理なく生じさせることが可能となる。
【0012】また請求項5の発明は,請求項1〜4の何
れかの上記特徴に加えて,前記後部支持板の中間部に
は,該後部支持板の前記座屈を生じ易くするための少な
くとも1つの折り曲げ線が形成されていることを特徴と
し,この特徴によれば,後部支持板が板材で形成されて
も前記座屈を無理なく生じさせることが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を,添付図面
に例示した本発明の実施例に基づいて以下に具体的に説
明する。
【0014】添付図面において,図1は,本発明の一実
施例を示す自動車の前席足元の縦断面図,図2は図1の
2矢視拡大平面図,図3は,本発明の実施例の要部の分
解斜視図,図4は,自動車の衝突時の状態を簡略的に示
す図1対応図である。
【0015】先ず,図1において,車体の,車室とエン
ジンルームとを区画するダッシュパネルDは,その下部
が後下りに傾斜しており,その下端がフロアパネルFに
一体的に接続されている。車室内でアクセルペダルAを
踏む前席乗員の右足の踵Kの位置に対応してダッシュパ
ネルDの下端部には,そのパネル面よりも後方に張出す
ヒールストッパ部材Hが配設されており,このヒールス
トッパ部材Hは,自動車の衝突時に慣性で前方へ移動す
る前記踵Kと係合して,該踵Kの過度の前進移動を抑制
できるようになっている。
【0016】またそのヒールストッパ部材Hよりも上側
でダッシュパネルDには,車室側に張出す支持ブラケッ
トBrが一体的に突設されている。また,フロアパネル
F上に敷設したフロアカーペットCAの前端延長部は,
ヒールストッパ部材Hおよび支持ブラケットBを順次経
てそれらの上方まで延出していて,ダッシュパネルDを
覆っている。
【0017】ダッシュパネルDの前方側のエンジンルー
ム内には,図示しないエンジンを車体に支持すべく前後
方向に各々延びる左右一対の剛直なサブフレームSFが
配設されており,図示例では,その一方のサブフレーム
SFの後端部が前記ヒールストッパ部材Hと対応する位
置にある。そこで,後述する衝突時に後退したサブフレ
ームSFがヒールストッパ部材Hを直撃するのを回避す
るために,該サブフレームSFに対応する剛直なガセッ
トGがダッシュパネルD及びフロアパネルFにその両者
に跨って固着される。このガセットGは,フロアパネル
Fの前端部上面を空隙S′を存して覆い且つ前後方向に
延びる山形断面の隆起部Gaを一体に有しており,この
隆起部Ga上にヒールストッパ部材Hの後述する後部支
持板3が固定される。
【0018】次に図2,3も併せて参照して,ヒールス
トッパ部材Hの構造を説明する。そのヒールストッパ部
材Hは,後下がりに傾斜した平坦な踵受け面1sを外面
に有すると共に内面がダッシュパネルDに空隙Sを存し
て対面する受け板1と,この受け板1の前端部に一体に
連設されて先端部2aがダッシュパネルDに結合される
前部支持板2と,同受け板1の後端部に一体に連設され
て先端部3aがフロアパネルFに結合される後部支持板
3とより構成され,側方より見て概ねハット状に形成さ
れている。
【0019】而してこのヒールストッパ部材Hにおいて
は,受け板1に加わる所定値以上の押込荷重により後部
支持板3が座屈するように受け板1及び前部支持板2よ
りも後部支持板3が脆弱に形成される一方,受け板1に
加わる所定値以上の押込荷重により前部支持板2が前倒
れして該受け板1を前方に沈ませるように前部支持板2
及び受け板1の曲げ剛性が設定されており,これによ
り,自動車の衝突で踵Kと受け板1との相互間に所定値
以上の圧迫荷重が作用したときに,踵Kが受ける衝撃
が,後部支持板3の前記座屈により一次的に吸収される
と共に,前部支持板2の前記前倒れにより二次的に吸収
されるようになっている。斯かる衝撃吸収機能を有効に
発揮させるためのヒールストッパ部材Hの構造の一例を
次に具体的に説明する。
【0020】前部支持板2は,概ね横長矩形状をなす受
け板1と略同幅の横長矩形状に形成される支持板本体2
mと,その支持板本体2mの下端に前向きフランジ状に
一体に連設されてダッシュパネルDに重合する先端部と
しての座板部2aとより構成される。その支持板本体2
mは,車体左右方向に延びる前部稜線Lを介して受け板
1と一体に連なり該受け板1と所定角度αをなしてい
る。また前記座板部2aは,図示例では,アクセルペダ
ルAの近くでダッシュパネルDに形成された組立作業穴
Dhを迂回するように左右一方側に偏位して形成されて
おり,その座板部2aに間隔をおいて設けた2つの係合
孔h1,h2に,ダッシュパネルDに各々植設したボル
ト4及び回り止めピン5をそれぞれ挿通,係合させて該
ボルト4にナット6を締着することにより,前部支持板
2がダッシュパネルDに結合され且つ二箇所で相対回動
不能に固定される。
【0021】一方,後部支持板3は,受け板1よりかな
り狭幅の縦長矩形状の支持板本体3mと,その支持板本
体3mの下端に後向きフランジ状に一体に連設されて前
記ガセットGの隆起部Ga上面に重合する先端部として
の座板部3aとより構成される。その支持板本体3m
は,車体左右方向に延びる後部稜線L′を介して受け板
1と一体に連なり該受け板1と所定角度βをなしてい
る。
【0022】その後部支持板3の支持板本体3mの長手
方向(上下方向)中間部には,該後部支持板3の前記座
屈を生じ易くするための左右方向に延びる1条の折り曲
げ線3Lが形成され,この折り曲げ線3Lを挟んで上側
部分と下側部分とが,180°に近い所定角度γをなし
て連続している。また前記座板部3aには1つの係合孔
h3が形成され,この係合孔h3を貫通するボルト8
を,ガセットGの隆起部Ga裏面に固設したナット7に
締着することで,後部支持板2がガセットG(従ってフ
ロアパネルF)に結合,固定される。
【0023】前部支持板2の支持板本体2m及び受け板
1の各々の左右少なくとも一側縁(図示例では両側
縁),並びに受け板1の後側縁にはそれぞれ下向きフラ
ンジ2f,1f,1f′が一体に形成されており,特に
受け板1の後側縁の下向きフランジ1f′は,後部支持
板3の支持板本体3mの上端部と一体に連続している。
これら下向きフランジ2f,1f,1f′の特設によれ
ば,前部支持板2(支持板本体2m)と受け板1とが各
々広幅に形成されている効果とも相俟って,その前部支
持板2(支持板本体2m)と受け板1の各々に対し後部
支持板3よりも十分高い剛性を付与することができる。
【0024】さらにこのヒールストッパ部材Hには,前
部支持板2の下向きフランジ2fと受け板1の左右側縁
の下向きフランジ1fとを分断し且つ前部稜線Lの少な
くとも一端(図示例では両端)に食い込む前部切欠きC
と,受け板1の左右側縁の下向きフランジ1fと後側縁
の下向きフランジ1f′とを分断し且つ後部稜線L′の
少なくとも一端(図示例では両端)に食い込む後部切欠
きC′とが形成されている。これらの切欠きC,C′の
特設によれば,受け板1と前,後部支持板2,3との各
間の前,後部稜線L,L′での折曲げ変形(従って前部
支持板2の後述する前倒れ変形)を無理なく生じさせる
ことが可能となる。
【0025】次に前記実施例の作用を説明する。自動車
の正面衝突時等において車体にその前方から加わる大き
な衝撃でダッシュパネルDの上部側が後方へ多少変形し
且つ前席乗員の足が慣性で前方へ強く押し出されても,
その踵Kがヒールストッパ部材Hの踵受け面1sに係合
することで,踵Kの過度の前進移動が抑えられる。そし
て,上記係合の際に踵Kが受ける衝撃は,図4に模式的
に示すようにヒールストッパ部材Hの後部支持板3が中
間部の折曲げ線3Lで屈曲するよう座屈(γ>γ′)す
ることで一次的に吸収され,次いで同部材Hの受け板1
(踵受け面1s)を前方へ沈ませるように前部支持板2
が前倒れ変形(α>α′,β<β′)することで二次的
に吸収される。
【0026】このとき,ヒールストッパ部材Hは,その
後部支持板3の先端部(座板部3a)がガセットGを介
してダッシュパネルD及びフロアパネルFに,また前部
支持板2の先端部(座板部2a)がダッシュパネルDに
それぞれ結合されていてダッシュパネルDやフロアパネ
ルFに対して大きな位置ずれを起こす虞れはない上,後
部支持板3の上記座屈と前部支持板2の上記前倒れによ
って受け板1の傾斜角度が所定の適正な角度範囲に保た
れて,足首が無理に捩じられることはない。このため,
受け板1の踵受け面1sに対して踵Kを的確に係合,支
持させて踵Kの過度の前方移動を効果的に抑制でき,し
かもその踵Kとの係合の際に,ヒールストッパ部材H自
体の変形(後部支持板3の上記座屈,前部支持板2の上
記前倒れ)によって,踵Kが受ける衝撃を効果的に吸
収,緩和することができる。これらにより,足首が無理
に捩じられるのを回避しつつ,足首に加わる車幅方向軸
線回りのモーメントや衝撃を効果的に低減できることか
ら,衝突時の足首の負担を大幅に軽減でき,足首の損傷
防止に極めて効果的である。
【0027】また図示例では,サブフレームSFの後端
部に対応してガセットGがダッシュパネルD及びフロア
パネルFに固着され,このガセットGの,フロアパネル
F上面より離間させた隆起部Gaに後部支持板3の先端
部(座板部3a)が固定される。即ち,ヒールストッパ
部材Hの後部支持板3が,これをフロアパネルFの前端
部上面より浮かせた状態で,ガセットGを介して車体に
支持されるから,自動車の衝突時の前記衝撃でサブフレ
ームSFが勢いよく後退してフロアパネルFの前端部に
突入しても,そのサブフレームSFの後端部がヒールス
トッパ部材Hを直撃するのを極力回避でき,ヒールスト
ッパ部材Hに,前記した所期の衝撃吸収機能や踵支持機
能を有効に発揮させることができる。
【0028】また図示例では,前部支持板2の先端部
(座板部2a)がボルト4及び回り止めピン5に対応し
た2点でダッシュパネルDに固定されているため,図示
例の如く前,後部支持板2,3の取付位置が左右方向に
互いにオフセットしていても或いはその両支持板2,3
に加わる力の作用方向が不均一であったとしても,ヒー
ルストッパ部材Hの剛直な前部支持板2及び受け板1が
前後方向軸線回りに回動して左右に傾くのを効果的に阻
止でき,その受け板1の傾きに起因した足首の捩れを防
止できる。
【0029】以上,本発明の実施例を詳述したが,本発
明は前記実施例に限定されるものでなく,種々の設計変
更を行うことができる。
【0030】例えば,前記実施例では,ヒールストッパ
部材Hの配設位置を,アクセルペダルAを踏む右足の踵
Kが置かれる位置に対応させて設定したが,本発明で
は,ブレーキペダルを踏む右足の踵が置かれる位置に対
応させて設定してもよく,さらに左足の踵が置かれる位
置(即ちフットレストを設けるべき位置)に対応させて
設定してもよい。
【0031】また前記実施例では,後部支持板3の中間
部に形成されて該後部支持板3の座屈を生じ易くするた
めの折り曲げ線3Lを1条だけ設けたものを示したが,
本発明では後部支持板3の中間部に平行な複数条の折曲
げ線を設けてもよい。また斯かる折り曲げ線に代えて,
又は加えて,座屈を生じさせ易くするための孔や薄肉部
を後部支持板3の中間部に形成してもよい。
【0032】また前記実施例では,後部支持板3の先端
部(座板部3a)をダッシュパネルD及びフロアパネル
Fに,その両者D,Fに跨がって固着されるガセットG
を介して結合したものを示したが,その後部支持板3の
先端部(座板部3a)をダッシュパネルD又はフロアパ
ネルFの何れか一方にだけ,ガセットを介して結合して
もよい。
【0033】さらにヒールストッパ部材Hの前側に,こ
れを直撃する虞れのある車体構成部品(サブフレームS
F)が設けられていない場合には,後部支持板3の先端
部(座板部3a)をダッシュパネルD及びフロアパネル
Fの一方にガセットを介さずに直接結合してもよい。
【0034】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば,
自動車の衝突時に車体にその前方から加わる大きな衝撃
でダッシュパネルの上部側が後方へ変形し,且つ前席乗
員の足が慣性で前方へ強く押し出されても,その際に踵
が受ける衝撃は,ヒールストッパ部材の後部支持板が座
屈することにより一次的に吸収され,更に同部材の踵受
け面を前方へ沈ませるように前部支持板が前倒れ変形す
ることで二次的に吸収される。このとき,ヒールストッ
パ部材は,その後部支持板の先端部がダッシュパネル又
はフロアパネルに,また前部支持板の先端部がダッシュ
パネルにそれぞれ結合されていてダッシュパネルやフロ
アパネルに対して大きな位置ずれを起こす虞れはない
上,後部支持板の上記座屈と前部支持板の上記前倒れに
よって受け板の傾斜角度が所定の適正な角度範囲に保た
れて,足首が無理に捩じられることはないため,受け板
の踵受け面に対して踵を的確に係合,支持させて踵の過
度の前方移動を効果的に抑制でき,しかもその踵との係
合の際に,ヒールストッパ部材自体の変形(後部支持板
の上記座屈,前部支持板の上記前倒れ)によって,踵が
受ける衝撃を効果的に吸収,緩和することができる。以
上の結果,足首が無理に捩じられるのを回避しつつ,足
首に加わる車幅方向軸線回りのモーメントや衝撃を効果
的に低減できて,足首の負担が大幅に軽減され,その損
傷防止に極めて効果的である。
【0035】また特に請求項2の発明によれば,前部支
持板の先端部が少なくとも2点以上でダッシュパネルに
固定されるので,前,後部支持板の取付位置が左右方向
に互いにオフセットしていても或いはその両支持板に加
わる力の作用方向が不均一であっても,ヒールストッパ
部材の比較的剛直な前部支持板及び受け板部分が前後軸
線回りに回動して左右に傾くのを効果的に阻止でき,従
ってその受け板の傾きに起因した足首の捩れを効果的に
防止できる。
【0036】また特に請求項3の発明によれば,サブフ
レームの後端部に対応してガセットがダッシュパネル及
びフロアパネルの少なくとも一方に固着され,このガセ
ットの,フロアパネル上面より離間させた隆起部に後部
支持板の先端部が固定されるので,自動車の衝突時の前
記衝撃でサブフレームが後退してフロアパネルの前端部
に突入しても,そのサブフレームの後端部がヒールスト
ッパ部材を直撃するのを極力回避でき,ヒールストッパ
部材に所期の衝撃吸収機能や踵支持機能を有効に発揮さ
せることが可能となる。
【0037】また特に請求項4の発明によれば,前部支
持板が,これと受け板との間に車体左右方向に延びる稜
線が形成されるように該受け板と所定角度をなして連続
しており,その前部支持板及び受け板の各々の左右少な
くとも一側縁には下向きフランジが一体に形成され,ヒ
ールストッパ部材には,前部支持板の下向きフランジと
受け板の下向きフランジとを分断し且つ前記稜線の少な
くとも一端に食い込む切欠きが形成されるので,ヒール
ストッパ部材の受け板と前部支持板の各々に必要な剛性
を付与しつつ,その両者の上記稜線での折曲げ変形(従
って前部支持板の上記前倒れ変形)を無理なく的確に生
じさせることができる。
【0038】また特に請求項5の発明によれば,後部支
持板の中間部には,該後部支持板の前記座屈を生じ易く
するための少なくとも1つの折り曲げ線が形成されてい
るので,後部支持板が板材で形成されても前記座屈を無
理なく生じさせることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す自動車の前席足元の縦
断面図
【図2】図1の2矢視拡大平面図
【図3】本発明の実施例の要部の分解斜視図
【図4】自動車の衝突時の状態を簡略的に示す図1対応
【符号の説明】
C 切欠き D ダッシュパネル F フロアパネル G ガセット Ga 隆起部 H ヒールストッパ部材 K 踵 L 稜線としての前部稜線 S 空隙 SF サブフレーム α 所定角度 1 受け板 1f 下向きフランジ 1s 踵受け面 2 前部支持板 2a 先端部としての座板部 2f 下向きフランジ 3L 折り曲げ線 3 後部支持板 3a 先端部としての座板部
フロントページの続き (72)発明者 本田 桂一 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 菊地 裕司 栃木県芳賀郡芳賀町芳賀台143番地 株式 会社ピーエスジー内 Fターム(参考) 3D003 AA05 BB02 CA05 CA14

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体のダッシュパネル(D)下部に,そ
    のパネル面よりも後方に張出し前席乗員の踵(K)が係
    合可能なヒールストッパ部材(H)を配設した自動車に
    おいて,ヒールストッパ部材(H)は,外面に踵受け面
    (1s)を有すると共に内面がダッシュパネル(D)に
    空隙(S)を存して対面する受け板(1)と,この受け
    板(1)の前端部に一体に連設されて先端部(2a)が
    ダッシュパネル(D)に結合される前部支持板(2)
    と,同受け板(1)の後端部に一体に連設されて先端部
    (3a)がダッシュパネル(D)又はフロアパネル
    (F)の少なくとも一方に結合される後部支持板(3)
    とより構成され,受け板(1)に加わる所定値以上の押
    込荷重により後部支持板(3)が座屈するように該受け
    板(1)及び前部支持板(2)よりも該後部支持板
    (3)が脆弱に形成される一方,受け板(1)に加わる
    所定値以上の押込荷重により前部支持板(2)が前倒れ
    して該受け板(1)を前方に沈ませるように該前部支持
    板(2)及び受け板(1)の曲げ剛性が設定され,自動
    車の衝突で踵(K)と受け板(1)との相互間に所定値
    以上の圧迫荷重が作用したときに,踵(K)が受ける衝
    撃は,後部支持板(3)の前記座屈により一次的に吸収
    され,更に前部支持板(2)の前記前倒れにより二次的
    に吸収されることを特徴とする,自動車におけるヒール
    ストッパの衝撃吸収構造。
  2. 【請求項2】 前記前部支持板(2)の先端部(2a)
    は,少なくとも2点以上で前記ダッシュパネル(D)に
    固定されることを特徴とする,請求項1に記載の自動車
    におけるヒールストッパの衝撃吸収構造。
  3. 【請求項3】 前記ダッシュパネル(D)の前方側でエ
    ンジンを車体に支持するためのサブフレーム(SF)の
    後端部に対応してガセット(G)が該ダッシュパネル
    (D)及びフロアパネル(F)の少なくとも一方に固着
    され,このガセット(G)の,フロアパネル(F)上面
    より離間させた隆起部(Ga)に前記後部支持板(3)
    の先端部(3a)が固定されることを特徴とする,請求
    項1又は2に記載の自動車におけるヒールストッパの衝
    撃吸収構造。
  4. 【請求項4】 前記前部支持板(2)は,これと受け板
    (1)との間に車体左右方向に延びる稜線(L)が形成
    されるように該受け板(1)と所定角度(α)をなして
    連続しており,その前部支持板(2)及び受け板(1)
    の各々の左右少なくとも一側縁には下向きフランジ(2
    f,1f)が一体に形成され,前記ヒールストッパ部材
    (H)には,前部支持板(2)の下向きフランジ(2
    f)と受け板(1)の下向きフランジ(1f)とを分断
    し且つ前記稜線(L)の少なくとも一端に食い込む切欠
    き(C)が形成されることを特徴とする,請求項1〜3
    の何れかに記載の自動車におけるヒールストッパの衝撃
    吸収構造。
  5. 【請求項5】 前記後部支持板(3)の中間部には,該
    後部支持板(3)の前記座屈を生じ易くするための少な
    くとも1つの折り曲げ線(3L)が形成されていること
    を特徴とする,請求項1〜4の何れかに記載の自動車に
    おけるヒールストッパの衝撃吸収構造。
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