JP2003312343A - フロントシールド付き自動車用シート - Google Patents
フロントシールド付き自動車用シートInfo
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- JP2003312343A JP2003312343A JP2002118704A JP2002118704A JP2003312343A JP 2003312343 A JP2003312343 A JP 2003312343A JP 2002118704 A JP2002118704 A JP 2002118704A JP 2002118704 A JP2002118704 A JP 2002118704A JP 2003312343 A JP2003312343 A JP 2003312343A
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- shield
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Abstract
も、フロントシールドの上縁部が常にシートクッション
の前側部に密着して優れた見栄えを呈するフロントシー
ルド付き自動車用シートを提供すること。 【解決手段】 上下方向に位置調整自在なシートクッシ
ョン1aの前側部1cに装飾用のフロントシールド2を
取り付けてなるフロントシールド付き自動車用シートで
あって、前記フロントシールド2を下部において回動自
在に枢着するとともに、該枢着部10に上縁部がシート
クッション1aの前側部1cに付勢されるように弾発部
材3を装着した。
Description
の高さ調整をした場合にも、フロントシールドの上縁部
が常にシートクッションの前側部に密着して優れた見栄
えを呈するフロントシールド付き自動車用シートに関す
るものである。 【0002】 【従来の技術】最近の自動車用シートにおいては、運転
者に最適なドライビングポジションが確保できるように
シートクッションが昇降動して高さ調整ができるように
したものが提案され、実用に供されている。一方、自動
車用シートの見栄えを向上する目的でシートクッション
の前側部に装飾用のフロントシールドを取り付けてなる
フロントシールド付き自動車用シートも提案されてい
る。 【0003】従来のこの種のフロントシールド付き自動
車用シートにおいては、図3に示されるように、フロン
トシールド20は固定した状態で取り付けた構造であ
り、シートクッション21が最下部に位置している時は
フロントシールド20の上縁部がシートクッション21
の前側部21aに密着した状態にある。しかしながら、
シートクッション21を上昇させた場合(一点鎖線参
照)は、フロントシールド20の上縁部とシートクッシ
ョン21の前側部21aとの間に隙間が生じてしまい見
栄えが悪くなるという問題点や、前記隙間に物が落ちた
場合には取り出すのが難しいという問題点があった。一
方、前記隙間をなくすように、フロントシールド20の
上縁部を強くシートクッション21の前側部21aに密
着させておくことも考えられるが、この場合には強干渉
により異音が発生してしまうという問題点があった。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
従来の問題点を解決して、シートクッションの高さ調整
をした場合にも、フロントシールドの上縁部が常にシー
トクッションの前側部に追従・密着して両者間に隙間を
生じることがなく、優れた見栄えを呈することができ、
しかもフロントシールドの上縁部とシートクッションの
前側部間の干渉力も弱く異音の発生も防止することがで
きるフロントシールド付き自動車用シートを提供するこ
とを目的として完成されたものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明のフロントシールド付き自動車用シ
ートは、上下方向に位置調整自在なシートクッションの
前側部に装飾用のフロントシールドを取り付けてなるフ
ロントシールド付き自動車用シートであって、前記フロ
ントシールドを下部において回動自在に枢着するととも
に、該枢着部に上縁部がシートクッションの前側部に付
勢されるように弾発部材を装着したことを特徴とするも
のである。 【0006】 【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しつつ本発明
の好ましい実施の形態を示す。図面は本発明をフロント
シートに適用した場合を示すものであって、図中1はシ
ートクッション1aとシートバック1bよりなるシート
本体である。そして、前記シートクッション1aは上下
方向に位置調整自在とされているとともに、該シートク
ッション1aの前側部1cには装飾用のフロントシール
ド2が取り付けられている点は、従来のこの種のフロン
トシールド付き自動車用シートと基本的に同じである。 【0007】そして本発明では、前記フロントシールド
2を下部において回動自在に枢着するとともに、該枢着
部10に上縁部がシートクッション1aの前側部1cに
付勢されるように弾発部材3を装着した点に特徴を有す
る。このような構成とすることにより、フロントシール
ド2の上縁部がシートクッション1aの昇降動に追従し
て常にシートクッション1aの前側部1cに密着させる
ことが可能となる。 【0008】前記フロントシールド2は、例えばポリプ
ロピレン等の合成樹脂からなる板状体であって、シート
フロント部の目隠しと装飾を目的に設けられるものであ
る。なお、図示のものでは、シート本体1の側面側にも
同様の目的でサイドシールド4を取り付けたものとなっ
ている。そして、前記フロントシールド2は、下方部の
枢着部10をもって回動自在に枢着され、上縁部が揺動
するように構成されている。また、枢着部10には弾発
部材3が装着されており、フロントシールド2の上縁部
がシートクッション1aの前側部1cに常に付勢される
ように構成されている。なお、図示のものでは、前記弾
発部材3としてトーションバーが用いられているが、そ
の他、同様の弾発力を付与できるものであれば種類を問
わない。 【0009】このように構成したものは、シートクッシ
ョン1aの前側部1cには装飾用のフロントシールド2
が取り付けられているので、シートの前方部がスッキリ
していて優れた外観を呈することとなる。しかも、前記
フロントシールド2を下部において回動自在に枢着する
とともに、該枢着部10に上縁部がシートクッション1
aの前側部1cに付勢されるように弾発部材3を装着し
た構造としてあるため、シートクッション1aの位置を
上昇させた場合には、フロントシールド2の上縁部がシ
ートクッション1aの昇降動に追従して常にシートクッ
ション1aの前側部1cに密着することとなる。従っ
て、従来のようにフロントシールド2の上縁部とシート
クッション1aの前側部1cとの間に隙間が生じること
がなく、より品質の高いシートを提供できることとな
る。更には、フロントシールド2の上縁部とシートクッ
ション1aの前側部1c間の干渉力も弱いため、異音の
発生も確実に防止することができることとなる。 【0010】 【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明はシートクッションの高さ調整をした場合にも、フロ
ントシールドの上縁部が常にシートクッションの前側部
に追従・密着して両者間に隙間を生じることがなく、優
れた見栄えを呈することができ、しかもフロントシール
ドの上縁部とシートクッションの前側部間の干渉力も弱
く異音の発生も防止することができるものである。よっ
て本発明は従来の問題点を一掃したフロントシールド付
き自動車用シートとして、産業の発展に寄与するところ
は極めて大である。
る。 【図3】従来例を示す説明図である。 【符号の説明】 1 シート本体 1a シートクッション 1c シートクッションの前側部 2 フロントシールド 3 弾発部材 10 枢着部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 上下方向に位置調整自在なシートクッシ
ョンの前側部に装飾用のフロントシールドを取り付けて
なるフロントシールド付き自動車用シートであって、前
記フロントシールドを下部において回動自在に枢着する
とともに、該枢着部に上縁部がシートクッションの前側
部に付勢されるように弾発部材を装着したことを特徴と
するフロントシールド付き自動車用シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002118704A JP4019778B2 (ja) | 2002-04-22 | 2002-04-22 | フロントシールド付き自動車用シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002118704A JP4019778B2 (ja) | 2002-04-22 | 2002-04-22 | フロントシールド付き自動車用シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003312343A true JP2003312343A (ja) | 2003-11-06 |
JP4019778B2 JP4019778B2 (ja) | 2007-12-12 |
Family
ID=29535464
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002118704A Expired - Fee Related JP4019778B2 (ja) | 2002-04-22 | 2002-04-22 | フロントシールド付き自動車用シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4019778B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102006006158B3 (de) * | 2006-02-10 | 2007-03-29 | Faurecia Autositze Gmbh | Vorrichtung zum Abdecken eines Spaltes zwischen einem Sitzteil und einem Boden eines Fahrzeugs |
-
2002
- 2002-04-22 JP JP2002118704A patent/JP4019778B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102006006158B3 (de) * | 2006-02-10 | 2007-03-29 | Faurecia Autositze Gmbh | Vorrichtung zum Abdecken eines Spaltes zwischen einem Sitzteil und einem Boden eines Fahrzeugs |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4019778B2 (ja) | 2007-12-12 |
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