JP2003312072A - プリンタ - Google Patents
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- B41J11/70—Applications of cutting devices cutting perpendicular to the direction of paper feed
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Forests & Forestry (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Handling Of Sheets (AREA)
- Nonmetal Cutting Devices (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 固定刃と可動刃を有するギロチン式カッタを
有し、固定刃が取り外し可能なプリンタにおいて固定刃
と可動刃の相対位置がばらつかないようにする。 【解決手段】 筐体（１０）の外側に底板（２１）と一
対の側板（２２）を有するカッタ取り付け部材（２０）
が固定され、カッタ取り付け部材の側板（２２）は第１
突出部（２３）と第２突出部（２４）を有し、第１突出
部には、カッタ取り付け部材は位置決め穴（２３ａ、２
３ｂ）を有し、この位置決め穴にギロチン式カッタの可
動刃駆動部（３０）の小突起（３３ａ、３３ｂ）を係合
して位置決めして、ネジ（３１、３２）でネジ止めされ
る。第２突出部の上端は底辺に平行な第１辺（２５）
と、第１辺に垂直な第２辺（２６）を有し、取り外し可
能な固定刃（４０）の幅方向への突出部（４１）の底面
（４１ａ）が第１辺に密接し突出部の右端面（４１ｂ）
が第２辺に密接せしめられて位置決めされる。
有し、固定刃が取り外し可能なプリンタにおいて固定刃
と可動刃の相対位置がばらつかないようにする。 【解決手段】 筐体（１０）の外側に底板（２１）と一
対の側板（２２）を有するカッタ取り付け部材（２０）
が固定され、カッタ取り付け部材の側板（２２）は第１
突出部（２３）と第２突出部（２４）を有し、第１突出
部には、カッタ取り付け部材は位置決め穴（２３ａ、２
３ｂ）を有し、この位置決め穴にギロチン式カッタの可
動刃駆動部（３０）の小突起（３３ａ、３３ｂ）を係合
して位置決めして、ネジ（３１、３２）でネジ止めされ
る。第２突出部の上端は底辺に平行な第１辺（２５）
と、第１辺に垂直な第２辺（２６）を有し、取り外し可
能な固定刃（４０）の幅方向への突出部（４１）の底面
（４１ａ）が第１辺に密接し突出部の右端面（４１ｂ）
が第２辺に密接せしめられて位置決めされる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンタに関し、特
には固定刃と可動刃を有するギロチン式カッタを有し、
固定刃が取り外し可能とされているプリンタに関する。
には固定刃と可動刃を有するギロチン式カッタを有し、
固定刃が取り外し可能とされているプリンタに関する。
【０００２】
【従来の技術】プリンタが非常に多くの分野で使用され
ているが、ある種のプリンタ、特に小形のプリンタでは
ロール紙を使用するものが多い。このようにロール紙を
使用するものでは、ロール紙を所定の位置で切断するた
めにカッタを備えている。このカッタには、可動刃を固
定刃の面上を摺動させる、所謂ギロチン式のカッタがあ
る。一方、小形のプリンタではロール紙の交換が頻繁に
行われることが多く、このロール紙の交換を容易にする
ために、あるいは内部の清掃等のために、上記のギロチ
ン式のカッタの固定刃にプラテンを連結し、これらを一
体に取り外し可能としたものがある。ギロチン式のカッ
タにおいては、可動刃の動線と固定刃の相対位置がずれ
ると切断が良好におこなわれないが、上記のように固定
刃を取り外し可能としたものでは、可動刃の動線と固定
刃の相対位置がずれる可能性があり、その結果切断が良
好におこなわれないという問題が発生する。
ているが、ある種のプリンタ、特に小形のプリンタでは
ロール紙を使用するものが多い。このようにロール紙を
使用するものでは、ロール紙を所定の位置で切断するた
めにカッタを備えている。このカッタには、可動刃を固
定刃の面上を摺動させる、所謂ギロチン式のカッタがあ
る。一方、小形のプリンタではロール紙の交換が頻繁に
行われることが多く、このロール紙の交換を容易にする
ために、あるいは内部の清掃等のために、上記のギロチ
ン式のカッタの固定刃にプラテンを連結し、これらを一
体に取り外し可能としたものがある。ギロチン式のカッ
タにおいては、可動刃の動線と固定刃の相対位置がずれ
ると切断が良好におこなわれないが、上記のように固定
刃を取り外し可能としたものでは、可動刃の動線と固定
刃の相対位置がずれる可能性があり、その結果切断が良
好におこなわれないという問題が発生する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題に鑑
み、固定刃と可動刃を有するギロチン式カッタを有し、
固定刃が取り外し可能とされているプリンタにおいて、
固定刃と可動刃の相対位置がばらつかないようにするこ
とを目的とする。
み、固定刃と可動刃を有するギロチン式カッタを有し、
固定刃が取り外し可能とされているプリンタにおいて、
固定刃と可動刃の相対位置がばらつかないようにするこ
とを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明によれ
ば、固定刃と固定刃に向けて移動せしめられる可動刃を
有するギロチン式カッタを備えるプリンタであって、固
定刃にプラテン支持部材を介してプラテンが取り付けら
れ、プラテンと共に取り外し可能にされていて、印字部
を含むプリンタ本体部を収容するプリンタ筐体に固定さ
れる一体成形されたカッタ取り付け部材を有し、カッタ
取り付け部材は、底板と底板に立設される一対の側板を
有し、可動刃を駆動する可動刃駆動部材がカッタ取り付
け部材に対して可動刃用位置決め手段で位置決めされ、
固定刃がカッタ取り付け部材に対して固定刃用位置決め
手段で位置決めされ、固定刃用位置決め手段はカッタ取
り付け部材の側板の上端辺に形成されている、ことを特
徴とするプリンタが提供される。このように構成される
プリンタでは、ギロチン式カッタの可動刃と固定刃が、
共に、一体成形され底板と底板に立設される一対の側板
を有するカッタ取り付け部材に対して位置決めされ、相
対位置がずれない、しかも、固定刃はカッタ取り付け部
材の側板の上端辺に形成されるので加工が容易である。
ば、固定刃と固定刃に向けて移動せしめられる可動刃を
有するギロチン式カッタを備えるプリンタであって、固
定刃にプラテン支持部材を介してプラテンが取り付けら
れ、プラテンと共に取り外し可能にされていて、印字部
を含むプリンタ本体部を収容するプリンタ筐体に固定さ
れる一体成形されたカッタ取り付け部材を有し、カッタ
取り付け部材は、底板と底板に立設される一対の側板を
有し、可動刃を駆動する可動刃駆動部材がカッタ取り付
け部材に対して可動刃用位置決め手段で位置決めされ、
固定刃がカッタ取り付け部材に対して固定刃用位置決め
手段で位置決めされ、固定刃用位置決め手段はカッタ取
り付け部材の側板の上端辺に形成されている、ことを特
徴とするプリンタが提供される。このように構成される
プリンタでは、ギロチン式カッタの可動刃と固定刃が、
共に、一体成形され底板と底板に立設される一対の側板
を有するカッタ取り付け部材に対して位置決めされ、相
対位置がずれない、しかも、固定刃はカッタ取り付け部
材の側板の上端辺に形成されるので加工が容易である。
【０００５】請求項２の発明によれば、請求項１の発明
において、プリンタ筐体にプラテンストッパが取り付け
られていて、プラテンストッパは、固定刃にプラテン支
持部材を介して取り付けられたプラテンの軸がプリンタ
筐体に設けられているガイド内に挿入されると、固定刃
が固定刃用位置決め手段に押し付けられる方向に付勢す
る、ことを特徴とするプリンタが提供される。
において、プリンタ筐体にプラテンストッパが取り付け
られていて、プラテンストッパは、固定刃にプラテン支
持部材を介して取り付けられたプラテンの軸がプリンタ
筐体に設けられているガイド内に挿入されると、固定刃
が固定刃用位置決め手段に押し付けられる方向に付勢す
る、ことを特徴とするプリンタが提供される。
【０００６】請求項３の発明によれば、請求項１の発明
において、固定刃と可動刃の相対角度を、固定刃位置決
め手段、または、可動刃位置決め手段を変更して調整す
る、ことを特徴とするプリンタが提供される。
において、固定刃と可動刃の相対角度を、固定刃位置決
め手段、または、可動刃位置決め手段を変更して調整す
る、ことを特徴とするプリンタが提供される。
【０００７】請求項４の発明によれば、請求項１の発明
において、可動刃位置決め手段を変更して、フルカット
とパーシャルカットの変更をおこなう、ことを特徴とす
るプリンタが提供される。
において、可動刃位置決め手段を変更して、フルカット
とパーシャルカットの変更をおこなう、ことを特徴とす
るプリンタが提供される。
【０００８】請求項５の発明によれば、請求項１の発明
において、可動刃の幅方向の両端に、固定刃に向かって
移動したときに最初に固定刃の上面に乗り上がる案内部
が設けられていて、固定刃と可動刃の一方、または、両
方に、案内部の固定刃への乗り上げをスムーズにする乗
り上げスムーズ化手段を有する、ことを特徴とするプリ
ンタが提供される。
において、可動刃の幅方向の両端に、固定刃に向かって
移動したときに最初に固定刃の上面に乗り上がる案内部
が設けられていて、固定刃と可動刃の一方、または、両
方に、案内部の固定刃への乗り上げをスムーズにする乗
り上げスムーズ化手段を有する、ことを特徴とするプリ
ンタが提供される。
【０００９】請求項６、７，８の発明によれば、請求項
５の発明において、乗り上げスムーズ化手段が、それぞ
れ、案内部を固定刃側に上反りして成る、固定刃の上面
の幅方向の両端部の可動刃側の縁の角を落として成る、
固定刃の上面の幅方向の両端部を外側に向かうにつれて
下面に近づけた傾斜面である、ことを特徴とするプリン
タが提供される。
５の発明において、乗り上げスムーズ化手段が、それぞ
れ、案内部を固定刃側に上反りして成る、固定刃の上面
の幅方向の両端部の可動刃側の縁の角を落として成る、
固定刃の上面の幅方向の両端部を外側に向かうにつれて
下面に近づけた傾斜面である、ことを特徴とするプリン
タが提供される。
【００１０】請求項９の発明によれば、請求項１の発明
において、プラテン支持部材が、固定刃にバネ部材を介
して取り付けられ、バネ部材はプラテン支持部材を常時
固定側刃に付勢している、ことを特徴とするプリンタが
提供される。請求項１０の発明によれば、請求項９の発
明において、バネ部材にロール紙の巻き込みを防止する
ロール紙ガイドが形成されている、ことを特徴とするプ
リンタが提供される。
において、プラテン支持部材が、固定刃にバネ部材を介
して取り付けられ、バネ部材はプラテン支持部材を常時
固定側刃に付勢している、ことを特徴とするプリンタが
提供される。請求項１０の発明によれば、請求項９の発
明において、バネ部材にロール紙の巻き込みを防止する
ロール紙ガイドが形成されている、ことを特徴とするプ
リンタが提供される。
【００１１】請求項１１の発明によれば、請求項１の発
明において、プラテン支持部材が、固定刃にガタを設け
て取り付けられていることを特徴とするプリンタが提供
される。
明において、プラテン支持部材が、固定刃にガタを設け
て取り付けられていることを特徴とするプリンタが提供
される。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の実施の形態について説明する。図１は本発明のギロ
チン式カッタ付きのロール紙プリンタの第１の実施の形
態の特徴を示す側面図であって、上方が開放された筐体
１０の内部には駆動モータ１１、サーマルヘッド１２、
ロール紙ガイド部材１３等を含むプリンタ本体部が取り
付けられている。この筐体１０の外側に、底板２１と一
対の側板２２を有し、上側が開放された断面コの字形状
のカッタ取り付け部材２０が固定されている。
明の実施の形態について説明する。図１は本発明のギロ
チン式カッタ付きのロール紙プリンタの第１の実施の形
態の特徴を示す側面図であって、上方が開放された筐体
１０の内部には駆動モータ１１、サーマルヘッド１２、
ロール紙ガイド部材１３等を含むプリンタ本体部が取り
付けられている。この筐体１０の外側に、底板２１と一
対の側板２２を有し、上側が開放された断面コの字形状
のカッタ取り付け部材２０が固定されている。
【００１３】ロール紙は図示しないロール紙支持部材に
支持された巻き芯に巻かれそこからロール紙ガイド部材
１３とプラテン６０の間を通り、プラテン６０とサーマ
ルヘッド１２の間を通る時に印字され、その後、上方に
向かい、図１において可動刃３４と固定刃４０の間から
上方空間に排出され、所望の位置で、可動刃３４を図中
右方向に移動せしめて切断される。
支持された巻き芯に巻かれそこからロール紙ガイド部材
１３とプラテン６０の間を通り、プラテン６０とサーマ
ルヘッド１２の間を通る時に印字され、その後、上方に
向かい、図１において可動刃３４と固定刃４０の間から
上方空間に排出され、所望の位置で、可動刃３４を図中
右方向に移動せしめて切断される。
【００１４】カッタ取り付け部材２０の側板２２は第１
突出部２３と第２突出部２４を有し、第１突出部２３に
は、ギロチン式カッタの可動刃駆動部３０がネジ３１、
３２でネジ止めされるが、カッタ取り付け部材２０は位
置決め穴２３ａ、２３ｂを有し、この位置決め穴２３
ａ，２３ｂに可動刃駆動部３０の小突起３３ａ、３３ｂ
が係合するようにされており、カッタ取り付け部材２０
に対して可動刃駆動部３０の取り付け位置はずれること
がない。
突出部２３と第２突出部２４を有し、第１突出部２３に
は、ギロチン式カッタの可動刃駆動部３０がネジ３１、
３２でネジ止めされるが、カッタ取り付け部材２０は位
置決め穴２３ａ、２３ｂを有し、この位置決め穴２３
ａ，２３ｂに可動刃駆動部３０の小突起３３ａ、３３ｂ
が係合するようにされており、カッタ取り付け部材２０
に対して可動刃駆動部３０の取り付け位置はずれること
がない。
【００１５】可動刃駆動部３０は図示しない可動刃駆動
モータによって可動刃３４を、図示されるように固定刃
側を若干上げた姿勢で、可動刃ガイド板３５の上を移動
せしめる。したがって、図示しないが、可動刃駆動部３
０の内部の下側部分は可動刃３４が移動できるように空
洞にされ、また可動刃駆動部３０の右側の壁３６下側部
分は開口されている。
モータによって可動刃３４を、図示されるように固定刃
側を若干上げた姿勢で、可動刃ガイド板３５の上を移動
せしめる。したがって、図示しないが、可動刃駆動部３
０の内部の下側部分は可動刃３４が移動できるように空
洞にされ、また可動刃駆動部３０の右側の壁３６下側部
分は開口されている。
【００１６】一方、カッタ取り付け部材２０の第２突出
部２４の上端には底辺に平行な第１辺２５と、第１辺２
５に垂直な第２辺２６を有し、取り外し可能な、固定刃
４０が第１辺２５と第２辺２６で位置決めされながら、
第２突出部２４の上に配設される。より、具体的には、
固定刃４０が図面の表裏方向に突出する突出部４１を有
し、この突出部４１の底面４１ａがカッタ取り付け部材
２０の第１辺２５に密接し、突出部４１の右端面４１ｂ
がカッタ取り付け部材２０の第２辺２６に密接するよう
に、配設される。
部２４の上端には底辺に平行な第１辺２５と、第１辺２
５に垂直な第２辺２６を有し、取り外し可能な、固定刃
４０が第１辺２５と第２辺２６で位置決めされながら、
第２突出部２４の上に配設される。より、具体的には、
固定刃４０が図面の表裏方向に突出する突出部４１を有
し、この突出部４１の底面４１ａがカッタ取り付け部材
２０の第１辺２５に密接し、突出部４１の右端面４１ｂ
がカッタ取り付け部材２０の第２辺２６に密接するよう
に、配設される。
【００１７】以下、図２を参照しながら、固定刃４０を
カッタ取り付け部材２０の第２突出部２４の上に配設す
る手順について、さらに詳細に説明する。まず、固定刃
４０の下面にはプラテン支持部材５０が取り付けられて
いる。プラテン支持部材５０は下方に伸びる一対の二股
腕５１を有し、この二股腕５１がプラテン６０の軸６１
を支持している。
カッタ取り付け部材２０の第２突出部２４の上に配設す
る手順について、さらに詳細に説明する。まず、固定刃
４０の下面にはプラテン支持部材５０が取り付けられて
いる。プラテン支持部材５０は下方に伸びる一対の二股
腕５１を有し、この二股腕５１がプラテン６０の軸６１
を支持している。
【００１８】そして、プラテン６０の軸６１は、上記の
プラテン支持部材５０の外側に延伸しており、この軸６
１の外側に延伸した部分を筐体１０の側壁１１に支点１
２の周りに回動可能に取り付けられた図において左側が
開放された略コの字状のプラテンストッパ１３を図中時
計周りに回転させプラテンストッパ１３の上側の腕１３
ａを押しよけながら、筐体１０の側壁１１の上端から切
りかかれた略Ｕ字形状の切り欠き１４内に挿入される。
プラテン支持部材５０の外側に延伸しており、この軸６
１の外側に延伸した部分を筐体１０の側壁１１に支点１
２の周りに回動可能に取り付けられた図において左側が
開放された略コの字状のプラテンストッパ１３を図中時
計周りに回転させプラテンストッパ１３の上側の腕１３
ａを押しよけながら、筐体１０の側壁１１の上端から切
りかかれた略Ｕ字形状の切り欠き１４内に挿入される。
【００１９】プラテンストッパ１３は、常に図の位置ま
で戻るように図示しないバネ手段で付勢されている。し
たがって、プラテン６０の軸６１がＵ字形状の切り欠き
１４内に挿入されるとプラテンストッパ１３は図に示さ
れる位置に戻り、上側の腕１３ａが、プラテン６０の軸
６１を図中右下方向に押し下げる。これにより、プラテ
ン６０の軸６１とプラテン支持部材５０を介して結合さ
れている固定刃４０が突出部４１の底面４１ａがカッタ
取り付け部材２０の第１辺２５に密接し、突出部４１の
右端面４１ｂがカッタ取り付け部材２０の第２辺２６に
密接するのである。
で戻るように図示しないバネ手段で付勢されている。し
たがって、プラテン６０の軸６１がＵ字形状の切り欠き
１４内に挿入されるとプラテンストッパ１３は図に示さ
れる位置に戻り、上側の腕１３ａが、プラテン６０の軸
６１を図中右下方向に押し下げる。これにより、プラテ
ン６０の軸６１とプラテン支持部材５０を介して結合さ
れている固定刃４０が突出部４１の底面４１ａがカッタ
取り付け部材２０の第１辺２５に密接し、突出部４１の
右端面４１ｂがカッタ取り付け部材２０の第２辺２６に
密接するのである。
【００２０】ここで、Ｕ字形状の切り欠き１４の底部１
４ａにプラテン６０の軸６１が接すると、プラテン６０
の軸６１にプラテン支持部材５０を介して結合されてい
る固定刃４０の突出部４１の底面４１ａがカッタ取り付
け部材２０の第２突出部２４の第１辺２５の上に密着せ
ず浮き上がる可能性がある。したがって、プラテン６０
の軸６１をＵ字形状の切り欠き１４内に配置したとき
に、Ｕ字形状の切り欠き１４の底部１４ａとプラテン６
０の軸６１の間に隙間ｄが存在するように、切り欠き１
４の切り欠き深さが決められている。
４ａにプラテン６０の軸６１が接すると、プラテン６０
の軸６１にプラテン支持部材５０を介して結合されてい
る固定刃４０の突出部４１の底面４１ａがカッタ取り付
け部材２０の第２突出部２４の第１辺２５の上に密着せ
ず浮き上がる可能性がある。したがって、プラテン６０
の軸６１をＵ字形状の切り欠き１４内に配置したとき
に、Ｕ字形状の切り欠き１４の底部１４ａとプラテン６
０の軸６１の間に隙間ｄが存在するように、切り欠き１
４の切り欠き深さが決められている。
【００２１】図３は、図２の矢印IIIの方向から見た筐
体１０、プラテンストッパ１３、カッタ取り付け部材２
０、固定刃４０、プラテン支持部材５０、プラテン６０
の位置関係を示す図である（図が煩雑になるのを避ける
ために、その他の部品は省略してある）。
体１０、プラテンストッパ１３、カッタ取り付け部材２
０、固定刃４０、プラテン支持部材５０、プラテン６０
の位置関係を示す図である（図が煩雑になるのを避ける
ために、その他の部品は省略してある）。
【００２２】第１の実施の形態は上記の様に、可動刃駆
動部３０はカッタ取り付け部材２０に固定されており、
可動刃３４はカッタ取り付け部材２０に対して規定され
る動線上を移動し、固定刃４０はカッタ取り付け部材２
０の第１突出部２３にネジ止め等をされるわけではない
がカッタ取り付け部材２０の第２突出部２４の第１辺２
５と第２辺２６により位置決めされる。したがって、可
動刃３４の動線と固定刃４０が共にカッタ取り付け部材
２０に対して、一定に規定され、その結果、可動刃３４
と固定刃４０の相対位置が変動しない。
動部３０はカッタ取り付け部材２０に固定されており、
可動刃３４はカッタ取り付け部材２０に対して規定され
る動線上を移動し、固定刃４０はカッタ取り付け部材２
０の第１突出部２３にネジ止め等をされるわけではない
がカッタ取り付け部材２０の第２突出部２４の第１辺２
５と第２辺２６により位置決めされる。したがって、可
動刃３４の動線と固定刃４０が共にカッタ取り付け部材
２０に対して、一定に規定され、その結果、可動刃３４
と固定刃４０の相対位置が変動しない。
【００２３】ところで、ギロチン式のカッタでは、可動
刃のＶ字状にされた前端の下縁が、固定刃の前端の上縁
に接しながら移動するときにロール紙を切断する。した
がって、可動刃と固定刃の間の相対角度を最適な値に設
定することが重要である。
刃のＶ字状にされた前端の下縁が、固定刃の前端の上縁
に接しながら移動するときにロール紙を切断する。した
がって、可動刃と固定刃の間の相対角度を最適な値に設
定することが重要である。
【００２４】そこで、図４に示す第２の実施の形態で
は、可動刃駆動部材３０の取り付けは、一定にしておい
て、可動刃と固定刃の間の相対角度を最適な値となるよ
うに、カッタ取り付け部材２０の第２突出部２４の第１
辺２５の角度が選択され、第２辺２６は第１辺２５に対
して直角とされる。なお、固定刃４０の上面４０ａは固
定刃４０の突出部４１の下面４１ａに平行であり、固定
刃４０の下面は固定刃４０の突出部４１の下面４１ａと
面一である（図２参照）。
は、可動刃駆動部材３０の取り付けは、一定にしておい
て、可動刃と固定刃の間の相対角度を最適な値となるよ
うに、カッタ取り付け部材２０の第２突出部２４の第１
辺２５の角度が選択され、第２辺２６は第１辺２５に対
して直角とされる。なお、固定刃４０の上面４０ａは固
定刃４０の突出部４１の下面４１ａに平行であり、固定
刃４０の下面は固定刃４０の突出部４１の下面４１ａと
面一である（図２参照）。
【００２５】逆に、図５に示す第３の実施の形態では、
カッタ取り付け部材２０の第２突出部２４の第１辺２５
の角度を一定、例えば、カッタ取り付け部材２０の底板
２１に平行にしておき、可動刃駆動部材３０を取り付け
るカッタ取り付け部材２０の位置決め穴２３ａ，２３ｂ
の位置を調整するようにしたものである。
カッタ取り付け部材２０の第２突出部２４の第１辺２５
の角度を一定、例えば、カッタ取り付け部材２０の底板
２１に平行にしておき、可動刃駆動部材３０を取り付け
るカッタ取り付け部材２０の位置決め穴２３ａ，２３ｂ
の位置を調整するようにしたものである。
【００２６】次に、第４の実施の形態について説明す
る。これは、第１の実施の形態に対して、可動刃駆動部
材３０の取り付け位置を、固定刃４０に近づけ、あるい
は、遠ざけることにより、フルカット（完全切断）とパ
ーシャルカット（一部を残した切断）に対応させたもの
である。図６の（Ａ）はフルカットする場合の可動刃３
４の最大突出位置を示す上面図であり、図６の（Ｂ）は
側面図である。
る。これは、第１の実施の形態に対して、可動刃駆動部
材３０の取り付け位置を、固定刃４０に近づけ、あるい
は、遠ざけることにより、フルカット（完全切断）とパ
ーシャルカット（一部を残した切断）に対応させたもの
である。図６の（Ａ）はフルカットする場合の可動刃３
４の最大突出位置を示す上面図であり、図６の（Ｂ）は
側面図である。
【００２７】図６の（Ｂ）に示されるように、カッタ取
り付け部材２０の第１突出部２３に予め、第１の実施の
形態の位置決め穴２３ａに対応するものとして２つの位
置決め穴２３ｃ，２３ｄを設け、またと、第１の実施の
形態の位置決め穴２３ｂに対応するものとして位置決め
穴２３ｅを設け、位置決め穴２３ｅは位置決め穴２３
ｃ，２３ｄをつなげたものより大きな長さの長円として
おく。また、ネジ３１、３２を通すネジ貫通穴を位置決
め穴２３ｃ，２３ｄの間隔と同じ間隔で、合計４個設け
ておく。一方、可動刃駆動部材３０に設ける小突起３３
ａ，３３ｂ、及び、ネジ止穴は第１の実施の形態と同じ
ものにしておく。そして、位置決め穴２３ｄ、２３ｅに
可動刃駆動部材３０に設けた小突起３３ａ，３３ｂを係
合させ、固定刃４０に近い方のネジ貫通穴にネジ３１、
３２を通して可動刃駆動部材３０をカッタ取り付け部材
２０に取り付ける。
り付け部材２０の第１突出部２３に予め、第１の実施の
形態の位置決め穴２３ａに対応するものとして２つの位
置決め穴２３ｃ，２３ｄを設け、またと、第１の実施の
形態の位置決め穴２３ｂに対応するものとして位置決め
穴２３ｅを設け、位置決め穴２３ｅは位置決め穴２３
ｃ，２３ｄをつなげたものより大きな長さの長円として
おく。また、ネジ３１、３２を通すネジ貫通穴を位置決
め穴２３ｃ，２３ｄの間隔と同じ間隔で、合計４個設け
ておく。一方、可動刃駆動部材３０に設ける小突起３３
ａ，３３ｂ、及び、ネジ止穴は第１の実施の形態と同じ
ものにしておく。そして、位置決め穴２３ｄ、２３ｅに
可動刃駆動部材３０に設けた小突起３３ａ，３３ｂを係
合させ、固定刃４０に近い方のネジ貫通穴にネジ３１、
３２を通して可動刃駆動部材３０をカッタ取り付け部材
２０に取り付ける。
【００２８】一方、図７の（Ａ）はパーシャルカット
（中央に小さな切り残しを作る）する場合の可動刃３４
の最大突出位置を示す上面図であり、図７の（Ｂ）は側
面図である。これは、上述した位置決め穴２３ｃ、２３
ｅに可動刃駆動部材３０に設けた小突起３３ａ，３３ｂ
を係合させ、固定刃４０に遠い方のネジ貫通穴にネジ３
１、３２を通して可動刃駆動部材３０をカッタ取り付け
部材２０に取り付けたものである。第４の実施の形態で
はこのようにすることにより、フルカットとパーシャル
カットを容易に切り替えることができる。
（中央に小さな切り残しを作る）する場合の可動刃３４
の最大突出位置を示す上面図であり、図７の（Ｂ）は側
面図である。これは、上述した位置決め穴２３ｃ、２３
ｅに可動刃駆動部材３０に設けた小突起３３ａ，３３ｂ
を係合させ、固定刃４０に遠い方のネジ貫通穴にネジ３
１、３２を通して可動刃駆動部材３０をカッタ取り付け
部材２０に取り付けたものである。第４の実施の形態で
はこのようにすることにより、フルカットとパーシャル
カットを容易に切り替えることができる。
【００２９】図８は第５の実施の形態を説明する図であ
って、可動刃３４の幅方向の両端の、切断時に固定刃４
０と最初に接する端部部分３４ｗを、固定刃側に上反り
させたものである。このようにすることにより、可動刃
３４の移動初期の固定刃４０への乗り上げがスムーズに
なる。
って、可動刃３４の幅方向の両端の、切断時に固定刃４
０と最初に接する端部部分３４ｗを、固定刃側に上反り
させたものである。このようにすることにより、可動刃
３４の移動初期の固定刃４０への乗り上げがスムーズに
なる。
【００３０】図９は第６の実施の形態を説明する図であ
って、固定刃４０の可動刃側の上縁の幅方向の両端部
（切断作用をおこなわない部分）に角落とし４３を設け
たものであって、このようにすることにより、第５の実
施の形態と同様に可動刃３４の移動初期の固定刃４０へ
の乗り上げがスムーズになる。
って、固定刃４０の可動刃側の上縁の幅方向の両端部
（切断作用をおこなわない部分）に角落とし４３を設け
たものであって、このようにすることにより、第５の実
施の形態と同様に可動刃３４の移動初期の固定刃４０へ
の乗り上げがスムーズになる。
【００３１】図１０は第７の実施の形態を説明する図で
あって、固定刃４０の幅方向の両端部（切断作用をおこ
なわない部分）の上面を外側に向かうにつれて下面に近
づくテーパー面４４としたものであって、このようにす
ることにより、第５、６の実施の形態と同様に可動刃３
４の移動初期の固定刃４０への乗り上げがスムーズにな
る。
あって、固定刃４０の幅方向の両端部（切断作用をおこ
なわない部分）の上面を外側に向かうにつれて下面に近
づくテーパー面４４としたものであって、このようにす
ることにより、第５、６の実施の形態と同様に可動刃３
４の移動初期の固定刃４０への乗り上げがスムーズにな
る。
【００３２】次に、第８の実施の形態について説明す
る。この第８の実施の形態はプラテン支持部材５０をバ
ネ部材を介して固定刃４０に取り付けたものである。図
１１の（Ａ）、（Ｂ）がこの第８の実施の形態の構造と
作用を説明する図であって、図１１の（Ａ）を参照する
と、太線で示されるバネ部材５３は、バネ鋼で形成さ
れ、固定刃４０の幅方向中央部分に配設され、下側バネ
部５４と上側バネ部５５を有する。下側バネ部５４が固
定刃４０に設けられた下方突出部４５に対してネジ５７
でネジ止めされ、下側バネ部５４と上側バネ部５５の間
にプラテン支持部材５０の上面部５２が位置せしめら
れ、上側バネ部５５は全部分が固定刃の下面に密着して
いる。
る。この第８の実施の形態はプラテン支持部材５０をバ
ネ部材を介して固定刃４０に取り付けたものである。図
１１の（Ａ）、（Ｂ）がこの第８の実施の形態の構造と
作用を説明する図であって、図１１の（Ａ）を参照する
と、太線で示されるバネ部材５３は、バネ鋼で形成さ
れ、固定刃４０の幅方向中央部分に配設され、下側バネ
部５４と上側バネ部５５を有する。下側バネ部５４が固
定刃４０に設けられた下方突出部４５に対してネジ５７
でネジ止めされ、下側バネ部５４と上側バネ部５５の間
にプラテン支持部材５０の上面部５２が位置せしめら
れ、上側バネ部５５は全部分が固定刃の下面に密着して
いる。
【００３３】一方、下側バネ部５４はネジ止め部分より
可動刃側で下方に突出していてプラテン支持部材５０の
上面部５２を常時固定刃４０の方に付勢している。そし
て、前述したように、プラテン６０の軸６１がプラテン
ストッパ１３により下方に押し下げられると（図２参
照）、図１１の（Ｂ）に示されるように、プラテン支持
部材５０の上面部５２も下方に押し下げられ、その結
果、バネ部材５３の下側バネ部５４のネジ止め部分より
可動刃側の下方に突出した部分が下方に下がる。する
と、下側バネ部５４は図１１の（Ａ）の状態に戻ろうと
し、その結果、固定刃４０に下向きの力を加える。下向
きの力を加えられた固定刃４０の突出部４１（図２参
照）は、カッタ取り付け部材２０の第２突出部２４の第
１辺２５に当接し、位置決めされる。なお、バネ部材５
３の上側バネ部５５は可動刃側の端部で下方に折り曲げ
られてロール紙の巻き込みを防止するロール紙ガイド５
６を形成している。第８の実施の形態は上記のように構
成され作用し、固定刃４０の位置決めがより確実に行わ
れるのである。
可動刃側で下方に突出していてプラテン支持部材５０の
上面部５２を常時固定刃４０の方に付勢している。そし
て、前述したように、プラテン６０の軸６１がプラテン
ストッパ１３により下方に押し下げられると（図２参
照）、図１１の（Ｂ）に示されるように、プラテン支持
部材５０の上面部５２も下方に押し下げられ、その結
果、バネ部材５３の下側バネ部５４のネジ止め部分より
可動刃側の下方に突出した部分が下方に下がる。する
と、下側バネ部５４は図１１の（Ａ）の状態に戻ろうと
し、その結果、固定刃４０に下向きの力を加える。下向
きの力を加えられた固定刃４０の突出部４１（図２参
照）は、カッタ取り付け部材２０の第２突出部２４の第
１辺２５に当接し、位置決めされる。なお、バネ部材５
３の上側バネ部５５は可動刃側の端部で下方に折り曲げ
られてロール紙の巻き込みを防止するロール紙ガイド５
６を形成している。第８の実施の形態は上記のように構
成され作用し、固定刃４０の位置決めがより確実に行わ
れるのである。
【００３４】図１２は、第９の実施の形態を説明する図
であって、第８の実施の形態のようにバネ部材５４で固
定刃４０にプラテン支持部材を取り付けるものにおい
て、固定刃４０に設ける位置決め用の穴４６を長穴に
し、回転及び平行移動しプラテン６０と固定刃４０を非
平行でも取り付けられるようにしたものである。このよ
うにすることにより、例えば、固定刃４０に対して、サ
ーマルヘッド８０を含むサーマルプリンタが平行でない
場合でも、プラテン６０がサーマルヘッド８０に平行に
なるように取り付けることができる。
であって、第８の実施の形態のようにバネ部材５４で固
定刃４０にプラテン支持部材を取り付けるものにおい
て、固定刃４０に設ける位置決め用の穴４６を長穴に
し、回転及び平行移動しプラテン６０と固定刃４０を非
平行でも取り付けられるようにしたものである。このよ
うにすることにより、例えば、固定刃４０に対して、サ
ーマルヘッド８０を含むサーマルプリンタが平行でない
場合でも、プラテン６０がサーマルヘッド８０に平行に
なるように取り付けることができる。
【００３５】以上、本発明の実施の形態を、第１の実施
の形態から第９の実施の形態まで説明してきたが、これ
らは適宜組み合わせることが可能である。
の形態から第９の実施の形態まで説明してきたが、これ
らは適宜組み合わせることが可能である。
【００３６】
【発明の効果】各請求項に記載の発明は、固定刃と固定
刃に向けて移動せしめられる可動刃を有するギロチン式
カッタを有するプリンタであるが、固定刃にプラテン支
持部材を介してプラテンが取り付けられ、プラテンと共
に取り外し可能にされていて、印字部を含むプリンタ本
体部を収容するプリンタ筐体に固定される一体成形され
たカッタ取り付け部材を有し、カッタ取り付け部材は、
底板と底板に立設される一対の側板を有し、可動刃を駆
動する可動刃駆動部材がカッタ取り付け部材に対して可
動刃用位置決め手段で位置決めされ、固定刃がカッタ取
り付け部材に対して固定刃用位置決め手段で位置決めさ
れ、固定刃用位置決め手段はカッタ取り付け部材の側板
の上端辺に形成されており、ギロチン式カッタの可動刃
と固定刃が、共に、一体成形され底板と底板に立設され
る一対の側板を有するカッタ取り付け部材に対して位置
決めされ、相対位置がずれない、しかも、固定刃はカッ
タ取り付け部材の側板の上端辺に形成されるので加工が
容易である。また、プリンタ筐体は従来のものを使用す
ることもできる。さらに、加工が容易であるので相対位
置の変更を容易におこなうことができ、請求項３に記載
のように固定刃と可動刃の相対角度を変更することが容
易であり、請求項４に記載のようにパーシャルカットと
フルカットの変更をおこなうことも容易である。
刃に向けて移動せしめられる可動刃を有するギロチン式
カッタを有するプリンタであるが、固定刃にプラテン支
持部材を介してプラテンが取り付けられ、プラテンと共
に取り外し可能にされていて、印字部を含むプリンタ本
体部を収容するプリンタ筐体に固定される一体成形され
たカッタ取り付け部材を有し、カッタ取り付け部材は、
底板と底板に立設される一対の側板を有し、可動刃を駆
動する可動刃駆動部材がカッタ取り付け部材に対して可
動刃用位置決め手段で位置決めされ、固定刃がカッタ取
り付け部材に対して固定刃用位置決め手段で位置決めさ
れ、固定刃用位置決め手段はカッタ取り付け部材の側板
の上端辺に形成されており、ギロチン式カッタの可動刃
と固定刃が、共に、一体成形され底板と底板に立設され
る一対の側板を有するカッタ取り付け部材に対して位置
決めされ、相対位置がずれない、しかも、固定刃はカッ
タ取り付け部材の側板の上端辺に形成されるので加工が
容易である。また、プリンタ筐体は従来のものを使用す
ることもできる。さらに、加工が容易であるので相対位
置の変更を容易におこなうことができ、請求項３に記載
のように固定刃と可動刃の相対角度を変更することが容
易であり、請求項４に記載のようにパーシャルカットと
フルカットの変更をおこなうことも容易である。
【図１】第１の実施の形態の側面図である。
【図２】第１の実施の形態のプラテン軸の支持を説明す
る拡大図である。
る拡大図である。
【図３】第１の実施の形態の主要部品の配置を正面図で
示した図である。
示した図である。
【図４】第２の実施の形態の側面図である。
【図５】第３の実施の形態の側面図である。
【図６】第４の実施の形態でフルカットをおこなうよう
にした場合を説明する図であって、（Ａ）は上方から見
た図であり、（Ｂ）は側方から見た図である。
にした場合を説明する図であって、（Ａ）は上方から見
た図であり、（Ｂ）は側方から見た図である。
【図７】第４の実施の形態でパーシャルカットをおこな
うようにした場合を説明する図であって、（Ａ）は上方
から見た図であり、（Ｂ）は側方から見た図である。
うようにした場合を説明する図であって、（Ａ）は上方
から見た図であり、（Ｂ）は側方から見た図である。
【図８】第５の実施の形態を説明する側面図である。
【図９】第６の実施の形態を説明する図であって、
（Ａ）は上方から見た図であり、（Ｂ）は（Ａ）のIXB-
IXB線に沿って見た断面図である。
（Ａ）は上方から見た図であり、（Ｂ）は（Ａ）のIXB-
IXB線に沿って見た断面図である。
【図１０】第７の実施の形態を説明する図であって、
（Ａ）は上方から見た図であり、（Ｂ）は（Ａ）のXB-X
B線に沿って見た断面図である。
（Ａ）は上方から見た図であり、（Ｂ）は（Ａ）のXB-X
B線に沿って見た断面図である。
【図１１】第８の実施の形態を図３と同様に示す図であ
る。
る。
【図１２】第９の実施の形態のバネ部の詳細を説明する
図であって、（Ａ）はバネ部によりプラテン支持部材が
固定刃の下面に当接している場合を示し、（Ｂ）はバネ
部の付勢力に抗してプラテン支持部材が下方に引っ張ら
れている状態を示す。
図であって、（Ａ）はバネ部によりプラテン支持部材が
固定刃の下面に当接している場合を示し、（Ｂ）はバネ
部の付勢力に抗してプラテン支持部材が下方に引っ張ら
れている状態を示す。
１０…筐体
１１…側壁
１２…支点
１３…プラテンストッパ
１３ａ…上側の腕
１４…Ｕ字形状の切り欠き
２０…カッタ取り付け部材
２１…底板
２２…側板
２３…第１突出部
２３ａ、２３ｂ、２３ｃ、２３ｄ、２３ｅ…位置決め穴
２４…第２突出部
２５…第１辺
２６…第２辺
３０…可動刃駆動部
３１、３２…ネジ
３３ａ、３３ｂ…小突起
３４…可動刃
３５…可動刃ガイド板
３６…側壁
４０…固定刃
４１…突出部
４１ａ…底面
４１ｂ…側端面
４５…下方突出部
５０…プラテン支持部材
５１…腕
５２…上面部
５３…バネ部材
５４…下側バネ部
５５…上側バネ部
５６…ロール紙ガイド
６０…プラテン
６１…軸
７０…駆動モータ
８０…サーマルヘッド
９０…ロール紙ガイド部材
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考）
Ｂ６５Ｈ 35/06 Ｂ６５Ｈ 35/06
(72)発明者 櫻井 文夫
東京都品川区東五反田二丁目３番５号 富
士通コンポーネント株式会社内
Ｆターム(参考） 2C058 AB06 AC06 AE04 AF06 AF31
AF51 DA10 DA26 LA03 LA08
LA09 LB09 LB17 LB35 LC11
2C060 BA01 BC02 BC12 BC41 BC46
BC84
3C027 JJ02
3F104 AA02 FA06
Claims (11)
- 【請求項１】 固定刃と固定刃に向けて移動せしめられ
る可動刃を有するギロチン式カッタを備えるプリンタで
あって、 固定刃にプラテン支持部材を介してプラテンが取り付け
られ、プラテンと共に取り外し可能にされていて、 印字部を含むプリンタ本体部を収容するプリンタ筐体に
固定される一体成形されたカッタ取り付け部材を有し、
カッタ取り付け部材は、底板と底板に立設される一対の
側板を有し、 可動刃を駆動する可動刃駆動部材がカッタ取り付け部材
に対して可動刃用位置決め手段で位置決めされ、 固定刃がカッタ取り付け部材に対して固定刃用位置決め
手段で位置決めされ、固定刃用位置決め手段はカッタ取
り付け部材の側板の上端辺に形成されている、 ことを特徴とするプリンタ。 - 【請求項２】 プリンタ筐体にプラテンストッパが取り
付けられていて、 プラテンストッパは、固定刃にプラテン支持部材を介し
て取り付けられたプラテンの軸がプリンタ筐体に設けら
れているガイド内に挿入されると、固定刃が固定刃用位
置決め手段に押し付けられる方向に付勢する、ことを特
徴とする請求項１に記載のプリンタ。 - 【請求項３】 固定刃と可動刃の相対角度を、固定刃位
置決め手段、または、可動刃位置決め手段を変更して調
整する、ことを特徴とする請求項１に記載のプリンタ。 - 【請求項４】 可動刃位置決め手段を変更して、フルカ
ットとパーシャルカットの変更をおこなう、ことを特徴
とする請求項１に記載のプリンタ。 - 【請求項５】 可動刃の幅方向の両端に、固定刃に向か
って移動したときに最初に固定刃の上面に乗り上がる案
内部が設けられていて、 固定刃と可動刃の一方、または、両方に、案内部の固定
刃への乗り上げをスムーズにする乗り上げスムーズ化手
段を有する、ことを特徴とする請求項１に記載のプリン
タ。 - 【請求項６】 乗り上げスムーズ化手段は、案内部を固
定刃側に上反りして成る、ことを特徴とする請求項５に
記載のプリンタ。 - 【請求項７】 乗り上げスムーズ化手段は、固定刃の上
面の幅方向の両端部の可動刃側の縁の角を落として成
る、ことを特徴とする請求項５に記載のプリンタ。 - 【請求項８】 乗り上げスムーズ化手段は、固定刃の上
面の幅方向の両端部を外側に向かうにつれて下面に近づ
けた傾斜面である、ことを特徴とする請求項５に記載の
プリンタ。 - 【請求項９】 プラテン支持部材が、固定刃にバネ部材
を介して取り付けられ、バネ部材はプラテン支持部材を
常時固定刃側に付勢している、ことを特徴とする請求項
１に記載のプリンタ。 - 【請求項１０】 バネ部材にロール紙の巻き込みを防止
するロール紙ガイドが形成されている、ことを特徴とす
る請求項９に記載のプリンタ。 - 【請求項１１】 プラテン支持部材が、固定刃にガタを
設けて取り付けられていることを特徴とする請求項１に
記載のプリンタ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002120731A JP2003312072A (ja) | 2002-04-23 | 2002-04-23 | プリンタ |
| US10/342,299 US6814516B2 (en) | 2002-04-23 | 2003-01-15 | Printer having a cutting apparatus that maintains a relative position between a movable cutter and a removable fixed cutter |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002120731A JP2003312072A (ja) | 2002-04-23 | 2002-04-23 | プリンタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003312072A true JP2003312072A (ja) | 2003-11-06 |
Family
ID=29208017
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002120731A Pending JP2003312072A (ja) | 2002-04-23 | 2002-04-23 | プリンタ |
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|---|---|
| US (1) | US6814516B2 (ja) |
| JP (1) | JP2003312072A (ja) |
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|---|---|---|---|---|
| JP2008194828A (ja) * | 2007-02-08 | 2008-08-28 | Seiko Instruments Inc | シート切断装置およびプリンタ |
| JP2010052130A (ja) * | 2008-07-28 | 2010-03-11 | Hitachi Metals Ltd | シート材切断装置 |
| JP2010173129A (ja) * | 2009-01-28 | 2010-08-12 | Fujitsu Component Ltd | プリンタモジュール |
| CN111452520A (zh) * | 2019-01-21 | 2020-07-28 | 精工爱普生株式会社 | 印刷装置、以及印刷装置的控制方法 |
| JPWO2019065653A1 (ja) * | 2017-09-26 | 2020-09-03 | サトーホールディングス株式会社 | プリンタ |
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|---|---|---|---|---|
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