JP2003311985A - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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JP2003311985A
JP2003311985A JP2002120581A JP2002120581A JP2003311985A JP 2003311985 A JP2003311985 A JP 2003311985A JP 2002120581 A JP2002120581 A JP 2002120581A JP 2002120581 A JP2002120581 A JP 2002120581A JP 2003311985 A JP2003311985 A JP 2003311985A
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JP
Japan
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ink
brush
ejection surface
ejection
recording head
Prior art date
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Application number
JP2002120581A
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English (en)
Inventor
Ryuji Tanno
龍司 丹野
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録ヘッドに対するメンテナンス操作の際、
吐出面に付着したインク滴を容易かつ確実に除去できる
ようにする。 【解決手段】 記録ヘッド2の吐出面5に付着したイン
ク滴を、ブラシ71を備えたインク除去手段7により除
去する。ブラシ71は繊維材710、710、…を互い
に平行な形態で束ねて形成される。ブラシ71は、記録
ヘッド2に対して相対的に移動する際、先端と吐出面5
とが接触するか、もしくは先端と吐出面5とが0mmを
超えるとともに5mm以下となる距離で離間するように
して設置される。上述のような形態でインク除去手段7
が記録ヘッド2に対して相対的に移動することにより、
吐出面5に付着したほこり等の異物に阻害されることな
く吐出面5に付着したインク滴を吸収、除去することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録ヘッドの吐出
面に残留したインクをブラシで除去することにより、吐
出状態を維持するインクジェットプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタにおいては、イ
ンクを記録媒体に吐出する吐出口が、記録ヘッドの一面
(吐出面)に備えられている。この記録ヘッドには、イ
ンクの粘度の増大、インクの固着によるインク吐出口の
目詰まり、あるいは吐出口に通じる液路内に発生した気
泡やごみ等による目詰まりを回復するために、記録ヘッ
ドの吐出面をキャップ部材で密閉するように覆い、該キ
ャップ部材を介して吸引ポンプで吸引することにより、
流路内に残留している気泡をインクとともに吐出口から
吸引除去したり、吐出面に付着したごみ等を除去したり
するメンテナンスが行われている。
【0003】通常、キャップ部材を記録ヘッドから取り
外した際には、吐出面にインク滴が多数残留し、このイ
ンク滴が吐出面に残ったままであると、明瞭な印刷が行
えない。このため、キャップ部材離脱後においては、ブ
レードで吐出面を摺擦することで、吐出面に対して拭き
取り清掃を行ない、記録ヘッドのインク吐出状態を最適
に維持している。上記ブレードは、ゴムなどの弾性体か
らなる板材により形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
インクジェットプリンタでは、ブレードで吐出面を摺擦
する際に十分にインクを除去できなかったり、インクが
吐出口から制御通りに吐出されないインク欠が起きたり
する問題点があった。
【0005】すなわち、例えば吐出面にほこり等の異物
が付着している場合、この異物によって吐出面とブレー
ドとの接触が阻害されるため、この場合には十分に吐出
面のインクを除去することができない。また、ブレード
による吐出面のインク滴の除去はいわば掻き取る形態で
行なうこととなる。このとき、吐出穴に吐出面のインク
を押し込むことで吐出穴のメニスカス部分の空気が記録
ヘッド内部に気泡として押し込まれ、インク欠の原因と
なって、形成される画像の質を低下させる。
【0006】上記課題を解決するため、本発明では、イ
ンク欠を発生させることなく確実に吐出面からインクを
除去して吐出口の吐出状態を維持するインクジェットプ
リンタを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、記録媒体にインクを吐出
して記録を行なうインクジェットプリンタであって、記
録媒体に向けてインクを吐出する吐出口と、前記吐出口
を複数配列した吐出面と、を有する記録ヘッドと、前記
吐出面に付着したインクを除去するインク除去手段と、
を備え、前記インク除去手段は、複数の繊維材を互いに
ほぼ平行に束ねた形態のブラシと、前記ブラシを前記吐
出面に対して相対的に移動させる駆動部と、を有し、前
記ブラシは、前記吐出面に対して相対的に移動する際
に、前記吐出面に先端部で当接することを特徴とする。
【0008】請求項1に記載の発明によれば、ブラシは
繊維材を互いにほぼ平行に束ねた状態で構成されている
ので、ブラシの先端及び先端近傍の部分からなる先端部
で吐出面に当接した際、この吐出面に付着したインク滴
を毛管現象により吸収することができる。そして、この
先端部で吐出面に当接した状態で、吐出面に対して相対
的に移動させることで、この吐出面をぬぐうこととな
り、吐出面に付着しているインク滴を容易かつ確実に吸
収して除去することができる。
【0009】ここで、吐出面にほこり等の異物が付着し
ていた場合には、ブラシが相対的に移動する際に、ブラ
シの進行方向の前側の繊維材によって掃われることでこ
の異物が除去される。さらに、この異物近傍にあったイ
ンク滴はブラシの進行方向の後側の繊維材によって吸収
される。
【0010】それに加えて、ブラシはインク滴を掻き取
るのではなく、吸収することで除去するので、吐出面に
付着したインク滴が吐出口に押し込まれるようなことが
回避される。そのため、記録ヘッド内部に気泡が入り込
んでインク欠を来たすようなことが回避される。よっ
て、異物により阻害されたりインク欠を引き起こしたり
することなく、容易かつ確実に吐出面に付着したインク
滴を除去して、記録ヘッドのインク吐出状態を最適に維
持することができる。
【0011】請求項2に記載の発明は、記録媒体にイン
クを吐出して記録を行なうインクジェットプリンタであ
って、記録媒体に向けてインクを吐出する吐出口と、前
記吐出口を複数配列した吐出面と、を有する記録ヘッド
と、前記吐出面に付着したインクを除去するインク除去
手段と、を備え、前記インク除去手段は、複数の繊維材
を互いにほぼ平行に束ねた形態のブラシと、前記ブラシ
を前記吐出面に対して相対的に移動させる駆動部と、を
有し、前記ブラシが前記吐出面に対して相対的に移動す
る際、前記ブラシの先端と前記吐出面とは5mm以下と
なる距離で離間していることを特徴とする。
【0012】請求項2に記載の発明によれば、ブラシは
先端が5mm以下となる距離で吐出面から離間して設置
されることにより、吐出面に触れることなく、この吐出
面に付着したインク滴に触れることができる。このよう
にして、この吐出面に付着したインク滴を毛管現象によ
り効果的に吸収して除去することができる。
【0013】そのため、吐出面に異物が付着している場
合でも、この異物によってインク滴の除去が阻害される
ことはない。さらに、インク滴を吐出口に押し込んでイ
ンク欠を引き起こすこともない。よって、請求項1に記
載の発明と同様の効果を奏することができる。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
のインクジェットプリンタであって、前記繊維材は、そ
の先端から1mm〜40mmの位置で固定されているこ
とを特徴とする。
【0015】請求項3に記載の発明によれば、ブラシに
おいて、先端部を含む変形自在な部分が1mm〜40m
mに設定されることで、ブラシの先端部が記録ヘッドの
吐出面に接触して記録ヘッドに対し相対的に移動する
際、この変形自在な部位が吐出面の形状に応じて適度に
変形して上記吐出面をぬぐうことにより、吐出面に付着
したインク滴を効果的に吸収して除去することができ
る。よって、請求項1に記載の発明と同様の効果を奏す
ることができる。
【0016】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか1つに記載のインクジェットプリンタであっ
て、前記繊維材は、平均直径が0.005mm〜2mm
であることを特徴とする。
【0017】請求項4に記載の発明によれば、繊維材の
平均直径を毛管現象により能率よくインクを吸収可能と
なるように2mm以下とするとともに、安価にブラシを
作成可能となるように0.005mm以上とすること
で、毛管現象により効率よく吐出面に付着したインク滴
を吸収することができるブラシを安価に作成することが
できる。
【0018】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の
いずれか1つに記載のインクジェットプリンタであっ
て、前記インク除去手段は、前記ブラシが除去したイン
クを吸収するインク吸収体を前記ブラシに接触して備え
ることを特徴とする。
【0019】請求項5に記載の発明によれば、吐出面に
付着し、ブラシにより吸収、除去されたインク滴はブラ
シに常時接触したインク吸収体によって容易かつ速やか
に吸収、回収される。よって、ブラシは常時インク滴を
吸収可能な状態に維持される。そのため、容易かつ確実
に吐出面に付着したインク滴を除去して記録ヘッドの吐
出状態を最適に維持することができる。
【0020】請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれか1つに記載のインクジェットプリンタであっ
て、前記ブラシに付着した異物を除去するブラシクリー
ナを有することを特徴とする。
【0021】請求項6に記載の発明によれば、吐出面に
付着し、ブラシによって掃い取られたほこり等の異物
や、ブラシをなす繊維材に付着したまま乾燥して固化し
たり高粘性化したりしたインクといった異物は、ブラシ
クリーナによって除去される。このことにより、ブラシ
は常に容易かつ確実にインク滴を吸収、除去することの
できる状態に維持される。
【0022】
【発明の実施の形態】〔第1の実施形態〕以下、本発明
の第1の実施形態について図面を参照しながら説明す
る。本実施形態で例示されるインクジェットプリンタ1
は、記録媒体Mにインクを吐出して印刷を行うものであ
る。
【0023】このインクジェットプリンタ1の印刷を行
う部分の主要構成は、図1に示すように、記録媒体Mを
印刷時に前方へ搬送させる搬送手段(図示省略)と、イ
ンクを記録媒体Mに吐出する記録ヘッド2、2、…を複
数備えたキャリッジ21を有する印刷手段20と、この
印刷手段20の記録ヘッド2、2、…のメンテナンスを
行うメンテナンスユニット30と、印刷時あるいはメン
テナンス時などにキャリッジ21を水平方向(図1にお
ける矢印Aの方向)に沿って案内するガイドレール50
と、前記キャリッジ21の待機所となるホームポジショ
ン90と、これら各部の制御を行う制御部(図示省略)
とを備えている。
【0024】搬送手段は、印刷時において、キャリッジ
21の動作にタイミングを合わせて、記録媒体Mを印刷
領域上で搬送する。
【0025】印刷手段20には、前記したように、記録
ヘッド2、2、…、キャリッジ21等が備えられてい
る。記録ヘッド2には、インクを吐出するインクノズル
である吐出口が、記録媒体Mに対向する面である吐出面
5に複数設けられている。また、キャリッジ21には、
前記記録ヘッド2、2、…が、記録媒体Mに吐出するイ
ンクの色(ここではイエロー、マゼンダ、シアン、ブラ
ック)に応じて複数設けられている。
【0026】キャリッジ21は、ガイドレール50に沿
って水平方向Aに移動可能に構成されており、後述する
メンテナンスユニット30から記録媒体Mの直上の領域
を経てホームポジション90までの間を移動可能となっ
ている。また、このガイドレール50には、リニアエン
コーダ51が設けられており、このリニアエンコーダ5
1によってキャリッジ21の現在位置を制御部が把握で
きるようになっている。
【0027】メンテナンスユニット30は、図2に示す
ように駆動部4、吸引キャップ6、インク除去手段7、
インク受け部8、ブラシクリーナ32、メンテナンスユ
ニット本体31等を備えて構成され、記録ヘッド2、
2、…が上述の様に往復移動する領域の端部に設置され
る。メンテナンスユニット30は、記録ヘッド2からイ
ンクが吐出される吐出状態を最適に維持するための維持
操作を記録ヘッド2に対して施す。
【0028】駆動部4は、内部に図示しないギア、カ
ム、伝動モータ等の周知の動力装置を備えており、その
上部にはメンテナンスユニット本体31が配置されてい
る。駆動部4はメンテナンスユニット本体31を、水平
かつ記録ヘッド2の移動方向に対して垂直な方向及び上
下方向に移動させることで、メンテナンスユニット本体
31を記録ヘッド2に対して相対的に移動させる。
【0029】メンテナンスユニット本体31は吸引キャ
ップ6、インク除去手段7、インク受け部8等を保持
し、記録ヘッド2に対するメンテナンス操作の際に駆動
部4の作動によって、記録ヘッド2の下側を水平方向か
つ記録ヘッド2の移動方向に垂直な方向に移動する。こ
こで、説明の便宜上、メンテナンスユニット本体31
の、図2における左側を前側とし、図2における右側を
後側とする。
【0030】吸引キャップ6はメンテナンスユニット本
体31の前部分に位置し、記録ヘッド2の吐出面5を密
閉して吐出口を覆った状態で、吐出口からインクを吸引
する。この吸引キャップ6は吸引管62を通じて吸引ポ
ンプ61及び廃インクタンク65と接続されている。吸
引ポンプ61は吸引キャップ6と吐出面5により形成さ
れた空間内部を減圧し、吐出口からインクを吸引するた
めの吸引力を発生する。吸引ポンプ61により吸引され
たインクは排インクタンクに排出される。
【0031】インク受け部8はメンテナンスユニット本
体31の後部分に位置している。インク受け部8は、吸
引ポンプ61によるインクの吸引後、記録ヘッド2の吐
出口から空吐出されたインクを受け、空吐出管81を通
じて廃インクタンク65に排出する。
【0032】インク除去手段7は、吸引キャップ6とイ
ンク受け部8との中間に配置され、図3に示すようにブ
ラシ71、インク吸収体72等を備えて構成される。ブ
ラシ71は、複数本の繊維材710、710、…を環状
体もしくは帯状体からなるホルダ711で互いにほぼ平
行に束ねて形成される。ブラシ71の幅(図1における
A方向の長さ)は、吐出面5の幅(図1におけるA方向
の長さ)とほぼ同じか、吐出面5の幅より広くなるよう
形成される。また、ブラシ71をなす繊維材710、7
10、…は、インク滴の吸収に適した周知の材質のもの
が適宜選択される。なお、繊維材710の先端は、吐出
面5を傷つけないよう球面をなしていることが好まし
い。
【0033】ここで、ブラシ71において、ブラシ71
をなす繊維材710、710、…間の間隙を円筒形に近
似し、上記間隙によって上方向にインクを吸い上げさせ
ると仮定した場合、上記間隙が毛管現象によりインクを
吸い上げ可能な高さは上記円筒の半径に反比例する。よ
って、繊維材710、710、…間の間隙を小さくする
ことで効果的にインク滴を吸収できるようにするため、
繊維材710、710、…の平均直径は2mm以下とす
ることが好ましい。また、繊維材710、710、…を
極めて細くした場合、繊維材710、710、…が高価
となるとともに、この繊維材710、710、…をホル
ダ711で束ねるためのコストが増大するため、コスト
の観点から、繊維材710、710、…の平均直径は
0.005mm以上とすることが好ましい。
【0034】また、毛管現象によりインク滴を効果的に
吸収させるため、ホルダ711によって束ねられてブラ
シ71を形成する繊維材710、710、…の数は20
本以上5万本以下とすることが好ましい。
【0035】さらに、ブラシ71は、先端が吐出面5に
対してほぼ平行となる形態で、繊維材710、710、
…同士が互いに平行となるようにホルダ711で繊維材
710、710、…を固定し、束ねて形成される。ここ
で、上記先端とホルダ711との間の変形自在な部位の
長さ、すなわちブラシ71の先端から繊維材710、7
10、…を固定した位置までの距離は、後述するように
上記部位と吐出面5とを接触、当接させた際、ブラシ7
1が適度に変形して吐出面5をなぞることで効果的にイ
ンク滴を吸収できるよう、1mm以上40mm以下とす
ることが好ましい。
【0036】インク吸収体72は例えばスポンジのよう
な吸水性の高い材質で形成されており、ブラシ71の下
端部と常時接触する形態で設置される。吐出面5に付着
し、ブラシ71により吸収、除去されたインク滴はさら
に毛管現象と重力の作用により下方に移動してインク吸
収体72により吸収される。
【0037】ここでブラシ71は、記録ヘッド2の吐出
面5と隣接した側面と、ブラシ71の上部先端側とが所
定長さ(図4(a)におけるd1)だけ重なるように設
置する。上記所定長さd1は、図4(a)の矢印で示す
ようにブラシ71が吐出面5に対して相対的に移動する
際、ブラシ71の先端及び先端近傍部が吐出面5に当接
するとともに吐出面5の表面形状に応じて変形し、吐出
面5をぬぐって効果的にインク滴を吸収するよう、0m
m以上10mm以下に設定されることが好ましい。所定
長さd1はブラシ71の先端とホルダ711との間の部
位の長さ等を考慮して適宜決定される。
【0038】ブラシクリーナ32は、インク除去手段7
からみて記録ヘッド2より前側に配置された部材であ
り、後述するようにしてブラシ71に付着した異物を除
去できるよう、例えばへら状の形状を有して形成され
る。
【0039】ブラシクリーナ32は、メンテナンスユニ
ット30が移動してブラシ71が記録ヘッド2の吐出面
5に付着したインク滴を除去した後、さらにメンテナン
スユニット本体31が移動することでブラシ71と接触
し、ブラシ71に付着している異物を除去する。
【0040】ホームポジション90には、吐出面5、
5、…を保湿する保湿キャップ92、92、…が、記録
ヘッド2、2、…と同数設けられて保湿キャップ機構9
1を構成しており、キャリッジ21の待機中において
は、記録ヘッド2、2、…の吐出面5、5、…を覆って
密閉している。
【0041】次に、インク除去手段7を備えたメンテナ
ンスユニット30が記録ヘッド2に対して行なうメンテ
ナンス操作について説明する。
【0042】メンテナンス操作の際、記録ヘッド2は上
述の往復移動可能な領域端部の、メンテナンスユニット
30直上の位置に移動する。記録ヘッド2の移動後、駆
動部4の作動によって、メンテナンスユニット本体31
が前向きに移動し、図4(a)に示すように吐出面5と
吸引キャップ6とが対向するよう吸引キャップ6がメン
テナンス対象の記録ヘッド2直下となる位置で停止す
る。
【0043】引き続いて駆動部4はメンテナンスユニッ
ト本体31を上昇させ、記録ヘッド2の吐出面5で吸引
キャップ6を密閉した形態にする。上記形態に移行後、
吸引ポンプ61が作動した状態で吐出口からインクの吐
出が行われるとともに吐出されたインクが吸引されて廃
インクタンク65に排出される。この吸引により、吐出
口近傍部分の乾燥して固化したインクやほこり等の異物
が除去される。
【0044】インク吸引後、吸引キャップ6内部の減圧
状態が解除される。減圧状態の解除に引き続いて、駆動
部4はメンテナンスユニット本体31を下降させて吐出
面5と吸引キャップ6とを離間させる。このとき、吐出
面5には吐出口から吐出された際に吸引ポンプ61によ
り吸引し切れなかったインクがインク滴として付着して
いる。この状態で、駆動部4は上記離間後、吐出面5と
インク受け部8とが対向する位置までメンテナンスユニ
ット本体31を前方向に移動させる。
【0045】上記移動の際、吸引キャップ6とインク受
け部8との中間に設置されたインク除去手段7のブラシ
71は図5(b)に示すように先端部で吐出面5と当
接、接触する。ブラシ71は吐出面5と接触し、吐出面
5の表面形状に合わせて変形した状態で移動する。この
様にして移動することにより、ブラシ71は吐出面5を
ぬぐって吐出面5に付着したインク滴を吸収、除去す
る。
【0046】ここで、吐出面5にほこり等の異物が付着
している場合、ブラシ71はこの異物を進行方向に対し
て前方向の部位で押して掃いながら移動を続ける。さら
に、ブラシ71の上記異物を押している部位の直後の部
位が吐出面5に当接することで、吐出面5の上記異物が
付着していた部位のインク滴を吸収する。こうして、吐
出面5に付着したインク滴が、吐出面5に付着していた
異物に阻害されることなく除去される。
【0047】ブラシ71により吸収され、吐出面5から
除去されたインク滴はブラシ71をなす繊維材710、
710、…による毛管現象と重力との作用により下降
し、インク吸収体72によって吸収、回収される。
【0048】インク除去手段7はメンテナンスユニット
本体31の移動に伴なってさらに前方へ移動する。そし
て、吐出面5からのインク除去を終えて吐出面5から離
間するのに引き続いてブラシクリーナ32に到達する。
さらにブラシ71はブラシクリーナ32に押し当てられ
る。このとき、吐出面5から掃き取られた異物はブラシ
71の先端部分に付着しているが、ブラシ71がブラシ
クリーナ32に押し当てられるときにブラシクリーナ3
2によってこすり落とされ、ブラシ71から除去され
る。また、ブラシ71にインクが乾燥して固化したり高
粘性となった状態で付着している場合には、これらのイ
ンクもこのときに除去される。
【0049】上述の様にしてブラシ71から異物が除去
された後、吐出面5とインク受け部8とが対向する位置
でメンテナンスユニット本体31が停止する。この状態
で、記録ヘッド2の吐出口からインクが空吐出される。
この空吐出により、記録ヘッド2内部の気泡等が除去さ
れるとともに記録ヘッド2内部が清浄なインクで充たさ
れる。こうして記録ヘッド2は記録媒体Mに高精度で画
像を形成できる吐出状態に回復する。
【0050】この様に、記録ヘッド2のメンテナンスの
ため記録ヘッド2に対してインクの吸引を行なった際に
吐出面5に付着したインクをインク除去手段7で吸収し
て除去することにより、上記インクの除去を確実に行な
う事ができる。
【0051】従来の弾性材の板からなるブレードで吐出
面5を摺擦して掻き取る形態でインク滴を除去する場合
と異なり、本発明に適用されるインク除去手段7では、
吐出面5にほこり等の異物が付着している場合、ブラシ
71を形成する繊維材710、710、…のうち、この
異物と接触した繊維材710、710、…でこの異物を
押して除去するとともに上記繊維材710、710、…
の後側にある繊維材710、710、…が上記異物があ
った部位のインク滴を吸収することで、吐出面5のイン
クをもれなく除去することができる。
【0052】また、インク滴の除去はブラシ71で吐出
面5をぬぐう際、平行に束ねられた繊維材710、71
0、…間の毛管現象によってインク滴を吸収して行なう
ので、吐出口にインク滴を押し込んでガス欠を引き起こ
すようなことが回避される。よって、従来の弾性体の板
からなるブレードに較べて、インク除去手段7を適用し
たインクジェットプリンタ1では確実に吐出面5に付着
したインク滴を除去し、記録ヘッド2のインク吐出状態
を最適に維持することができる。
【0053】また、ブラシ71により吸収されたインク
は、ブラシ71と常時接触して設置されるインク吸収体
72によって速やかに吸収され、ブラシ71から除去さ
れる。そのため、ブラシ71がインク滴吸収に最適な状
態となるよう行なう維持管理を省力化することができ
る。
【0054】さらに、吐出面5に付着したインクの除去
後、記録ヘッド2に対するメンテナンス操作の進行に合
わせて、ブラシクリーナ32により吐出面5からブラシ
71に移動したほこり等の異物や、ブラシ71に付着し
た状態で乾燥して高粘性化したり固化したりしたインク
滴を除去するようにすることで、ブラシ71がインク滴
吸収に最適な状態となるように行なう維持管理をさらに
容易に行なう事ができる。
【0055】〔第2の実施形態〕次に、本発明に係る第
2の実施形態に係るインクジェットプリンタ1について
説明する。なお、第2の実施形態に係るインクジェット
プリンタ1において、第1の実施形態にかかるインクジ
ェットプリンタ1と共通の構成要素については同一の符
号を付して詳細な説明を省略する。また、図2及び図5
は第1の実施形態に係るインクジェットプリンタ1につ
いて描図したものであるが、記録ヘッド2とブラシ71
との位置関係を除いて、第2の実施形態に係るインクジ
ェットプリンタ1に近似しているので、第2の実施形態
に係るインクジェットプリンタ1の説明でも図2及び図
5を適宜参照する。
【0056】第2の実施形態に係るインクジェットプリ
ンタ1は、印刷手段20、メンテナンスユニット30等
を備えて構成される。
【0057】記録ヘッド2は図示しない記録媒体M上を
水平方向に往復移動しながらこの記録媒体M上面に向け
てインクを吐出することにより、記録媒体M上に画像を
形成する。記録ヘッド2には、インクを吐出するインク
吐出口の吐出口が、記録媒体Mに対向する底面である吐
出面5に複数個が設けられている。
【0058】メンテナンスユニット30は、駆動部4、
吸引キャップ6、インク除去手段7、インク受け部8、
ブラシクリーナ32、メンテナンスユニット本体31等
を備えて構成される。メンテナンスユニット30は、記
録ヘッド2に対して維持操作を施す。
【0059】駆動部4はメンテナンスユニット本体31
を記録ヘッド2に対して相対的に移動させる。メンテナ
ンスユニット本体31は吸引キャップ6、インク除去手
段7、インク受け部8といった構成要素を保持する。
【0060】吸引キャップ6は記録ヘッド2の吐出面5
を密閉して吐出口を覆った状態で、吐出口からインクを
吸引する。インク受け部8は吸引キャップ6でインクを
吸引後、記録ヘッド2の吐出口から空吐出されたインク
を受けて廃インクタンク65へ排出する。
【0061】インク除去手段7は、ブラシ71、インク
吸収体72等を備えて構成される。ブラシ71は、繊維
材710、710、…をホルダ711で束ねて形成され
る。繊維材710、710、…は、第1の実施例で適用
したものと同様なものが第2の実施例でも適用される。
例えば、繊維材710の平均直径は毛管現象により効率
的にインク滴を吸収できるとともに作成に要する経費が
高くならないよう0.005mm以上2mm以下に設定
されることが好ましく、ブラシ71をなす繊維材71
0、710、…の数は同様に20本以上5万本以下とす
ることが好ましい。
【0062】上記繊維材710、710、…は、先端が
一致し、互いにほぼ平行となる形態でホルダ711に束
ねられることでブラシ71を形成する。インク吸収体7
2は例えばスポンジのような吸水性の高い材質で形成さ
れており、ブラシ71の下端部と常時接触する形態で設
置される。
【0063】ブラシ71は、記録ヘッド2の吐出面5
と、ブラシ71の先端とが所定距離(図4(b)におけ
るd2)だけ離間するようにして設置する。上記所定距
離d2は、図4(b)で矢印により示すようにブラシ7
1が吐出面5に対して相対的に移動する際、吐出面5に
接触することなく吐出面5に付着しているインク滴に接
触することができるように設定される。所定距離d2の
範囲は、5mm以下となるように設定されることが好ま
しい。また、所定距離d2は0.2mm以上0.3mm
以下とすることが、インク滴に接触した際に効率よくイ
ンク滴を吸収できる点でさらに好ましい。
【0064】ブラシクリーナ32は、インク除去手段7
からみて記録ヘッド2より前側に配置された部材であ
り、後述するようにしてブラシ71に付着した異物を除
去できるよう、例えばへら状の形状を有して形成され
る。
【0065】次に、本実施形態に係るインク除去手段7
を備えたメンテナンスユニット30が記録ヘッド2に対
して行なうメンテナンス操作について説明する。
【0066】メンテナンス操作では、まず、記録ヘッド
2とメンテナンスユニット本体31とがそれぞれ移動
し、メンテナンス対象の記録ヘッド2と吐出面5と吸引
キャップ6とが対向する位置で停止する。引き続いて駆
動部4の動作によりメンテナンスユニット本体31が上
昇し、吐出面5で吸引キャップ6が密閉される。吐出面
5で吸引キャップ6が密閉された状態で、吸引ポンプ6
1が作動し、吐出面5及び吸引キャップ6からなる空間
が減圧状態にされる。この状態で吐出口からインクの吐
出が行われるとともに吐出されたインクが吸引されるこ
とにより、吐出口近傍部分の乾燥して固化したインクや
ほこり等の異物が除去される。
【0067】インク吸引後、吐出面5と吸引キャップ6
とが離間する。このとき、吐出面5には吐出口から吐出
された際に吸引ポンプ61により吸引し切れなかったイ
ンクがインク滴として付着している。この状態で、駆動
部4は上記離間後、吐出面5とインク受け部8とが対向
する位置までメンテナンスユニット本体31を前方向に
移動させる。
【0068】上記移動の際、吸引キャップ6とインク受
け部8との中間に設置されたインク除去手段7のブラシ
71は先端が吐出面5より所定距離d2だけ離間した状
態で記録ヘッド2の直下を通過する。このとき、ブラシ
71の先端は吐出面5と接触することなく吐出面5に付
着しているインク滴に接触する。こうして毛管現象によ
り、インク滴は吐出面5から吸収されて除去される。
【0069】ここで、吐出面5にほこり等の異物が付着
している場合、ブラシ71はこの異物に接触することな
く、この異物の直下を通過する。このとき、ブラシ71
はこの異物の近傍のインク滴に接触してこのインク滴を
吸収して除去する。こうして、吐出面5に付着したイン
ク滴が、吐出面5に付着していた異物に阻害されること
なく除去される。
【0070】また、吐出面5に付着していた異物のう
ち、インク滴内で拡散しているものやインク滴の表面に
あるものは、インク滴がブラシ71に吸収される際にこ
のインク滴とともにブラシ71に移動して吐出面5から
除去される。
【0071】ブラシ71により吸収され、吐出面5から
除去されたインク滴はブラシ71をなす繊維材710、
710、…による毛管現象と重力との作用により下降
し、インク吸収体72によって吸収、回収される。
【0072】インク除去手段7はメンテナンスユニット
本体31の移動に伴なってさらに前方へ移動し、ブラシ
クリーナ32に到達するとともにこのブラシクリーナ3
2に押し当てられる。このとき、ブラシ71に乾燥して
固化したり高粘性となった状態で付着しているインク等
の異物が除去される。
【0073】さらに、記録ヘッド2の吐出口からインク
受け部8にむけてインクが空吐出されることにより、記
録ヘッド2内部の気泡等が除去され、記録ヘッド2内部
が清浄なインクで充たされる。こうして記録ヘッド2は
記録媒体Mに高精度で画像を形成できる吐出状態に回復
する。
【0074】第2の実施形態に係るインクジェットプリ
ンタ1でも、第1の実施形態の場合と同様、吐出面5に
付着したインク滴を異物に阻害されることなく確実に除
去することができる。
【0075】すなわち、吐出面5にほこり等の異物が付
着している場合、吐出面5から所定距離d2だけ離間し
たブラシ71は吐出面5に接触することなく吐出面5に
付着したインク滴にだけ接触する。このとき、ブラシ7
1は、上記異物の接触による阻害を受けることなく、ほ
ぼ平行に束ねられた繊維材710、710、…間の毛管
現象によってインク滴を吸収することができる。また、
こうしてインク滴を吸収することで、インク滴が吐出口
に押し込まれてインク欠を来たすことも回避される。よ
って、第1の実施形態に係るインクジェットプリンタ1
では記録ヘッド2のインク吐出状態を最適に維持するこ
とが容易にできる。
【0076】なお、本発明に係るインクジェットプリン
タ1は、上述のものに限らない、例えば、本発明に係る
インクジェットプリンタ1では、第1の実施形態と第2
の実施形態の両方を実施可能な形態としてもよい。すな
わち、インク除去手段7の記録ヘッド2に対する取りつ
け位置を変更し、吐出面5とブラシ71の先端が接触し
ている形態と、吐出面5とブラシ71とが離間している
形態とを切り替えられる形状としてもよい。このことに
より、記録ヘッド2の種類や、記録媒体Mの種類といっ
た要因によって、適宜吐出面5からのインク滴の除去方
法を選択して効率的に記録ヘッド2に対するメンテナン
ス操作を行なうことができる。
【0077】なお、本発明に係るインクジェットプリン
タ1は、ブラシ71をメンテナンスユニット本体31と
ともに動かすものに限らない。メンテナンス操作の際、
記録ヘッド2を移動させることで、ブラシ71を吐出面
5に対して相対的に移動させることとしてもよい。
【0078】また、インク吸収体72はスポンジで形成
され、ブラシ71の最下部に接触して設置されるものと
は限らない。インク吸収体72はブラシ71から速やか
にインクを除去することでブラシ71をインク滴吸収可
能な状態に回復できるのであればそれ以外のいかなる形
態、設置位置としてもよい。
【0079】なお、本発明に係るインクジェットプリン
タ1において、ブラシクリーナ32の形態は上述のもの
に限らず、ブラシ71から速やかに異物を除去できるよ
う適宜決定される。例えば、ブラシクリーナ32はへら
状の形状を有した部位とスポンジ等のインク吸収体から
なる部位とを備えることとしてもよい。この場合、ブラ
シ71に付着した異物は、ブラシ71がブラシクリーナ
32のへら状の部位と、インク吸収体からなる部位とに
こすり付けられるように接触することによって能率的に
除去される。また、ブラシクリーナ32の設置位置も、
記録ヘッド2に対するメンテナンス操作の際にブラシ7
1に付着した異物を速やかに除去できるよう適宜決定さ
れる。
【0080】
【発明の効果】本発明によれば、記録ヘッドに対するメ
ンテナンスの際、吐出面に付着したほこり等の異物に阻
害されることなく吐出面に付着したインクを、容易かつ
確実に除去することで、記録ヘッドを最適な吐出条件に
維持することを容易に行なうことができる。また、上述
の様に吐出面に付着したインクを除去するためのブラシ
を安価に作成することができるとともに、上記ブラシの
維持管理を容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインクジェットプリンタ1の概略
を示す正面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態のインクジェットプリ
ンタ1の主要部を表す側面図である。
【図3】本発明に係るインクジェットプリンタ1に適用
されるインク除去手段7の側面図である。
【図4】第1の実施形態(a)及び第2の実施形態
(b)に係るインク除去手段7と記録ヘッド2との位置
関係を示す側面図である。
【図5】本発明に係るインクジェットプリンタ1におけ
る記録ヘッド2のメンテナンス操作を示す要部側面図で
ある。
【符号の説明】
1 インクジェットプリンタ 2 記録ヘッド 3 メンテナンスユニット 4 駆動部 5 吐出面 7 インク除去手段 12 ブラシクリーナ 31 メンテナンスユニット本体 32 ブラシクリーナ 71 ブラシ 72 インク吸収体 710 繊維材 711 ホルダ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体にインクを吐出して記録を行なう
    インクジェットプリンタであって、 記録媒体に向けてインクを吐出する吐出口と、前記吐出
    口を複数配列した吐出面と、を有する記録ヘッドと、 前記吐出面に付着したインクを除去するインク除去手段
    と、を備え、 前記インク除去手段は、複数の繊維材を互いにほぼ平行
    に束ねた形態のブラシと、前記ブラシを前記吐出面に対
    して相対的に移動させる駆動部と、を有し、 前記ブラシは、前記吐出面に対して相対的に移動する際
    に、前記吐出面に先端部で当接することを特徴とするイ
    ンクジェットプリンタ。
  2. 【請求項2】記録媒体にインクを吐出して記録を行なう
    インクジェットプリンタであって、 記録媒体に向けてインクを吐出する吐出口と、前記吐出
    口を複数配列した吐出面と、を有する記録ヘッドと、 前記吐出面に付着したインクを除去するインク除去手段
    と、を備え、 前記インク除去手段は、複数の繊維材を互いにほぼ平行
    に束ねた形態のブラシと、前記ブラシを前記吐出面に対
    して相対的に移動させる駆動部と、を有し、 前記ブラシが前記吐出面に対して相対的に移動する際、
    前記ブラシの先端と前記吐出面とは5mm以下となる距
    離で離間していることを特徴とするインクジェットプリ
    ンタ。
  3. 【請求項3】前記繊維材は、その先端から1mm〜40
    mmの位置で固定されていることを特徴とする請求項1
    に記載のインクジェットプリンタ。
  4. 【請求項4】前記繊維材は、平均直径が0.005mm
    〜2mmであることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    か1つに記載のインクジェットプリンタ。
  5. 【請求項5】前記インク除去手段は、前記ブラシが除去
    したインクを吸収するインク吸収体を前記ブラシに接触
    して備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1
    つに記載のインクジェットプリンタ。
  6. 【請求項6】前記ブラシに付着した異物を除去するブラ
    シクリーナを有することを特徴とする請求項1〜5のい
    ずれか1つに記載のインクジェットプリンタ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007175906A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Brother Ind Ltd ヘッドクリーニング装置
JP2013184418A (ja) * 2012-03-09 2013-09-19 Seiko Epson Corp 液体吐出装置
JP2016043589A (ja) * 2014-08-22 2016-04-04 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置
CN105538912A (zh) * 2015-12-11 2016-05-04 无锡普瑞明思机械制造有限公司 一种具有清洁功能的彩印机

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