JP2003311170A - ミルの粗粉分離ベーン開度制御装置 - Google Patents

ミルの粗粉分離ベーン開度制御装置

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JP2003311170A
JP2003311170A JP2002117643A JP2002117643A JP2003311170A JP 2003311170 A JP2003311170 A JP 2003311170A JP 2002117643 A JP2002117643 A JP 2002117643A JP 2002117643 A JP2002117643 A JP 2002117643A JP 2003311170 A JP2003311170 A JP 2003311170A
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誠 越前屋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボイラの負荷変化に応じて自動的にベーンの
開度を変更し得、微粉炭の粒径並びに出炭特性をそのと
きの状況に応じて制御でき、負荷変化に対する追従性を
向上し得、負荷変化率を大きくできるミルの粗粉分離ベ
ーン開度制御装置を提供する。 【解決手段】 駆動装置の作動により粗粉分離器のベー
ンの開度を調整可能とすると共に、負荷静定時には、給
炭量37と負荷指令40とに基づく静特性基本ベーン開
度指令43をベーン開度指令35として前記駆動装置へ
出力し、負荷変動時には、前記静特性基本ベーン開度指
令43に対し、負荷変化率45に基づく動特性補正ベー
ン開度指令53を加算したベーン開度指令35を前記駆
動装置へ出力する制御器36を備える。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ミルの粗粉分離ベ
ーン開度制御装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】一般に、石炭焚ボイラへ供給される粒状
体としての石炭を粉砕して微粉炭を得るために、竪型ミ
ルが用いられている。 【0003】図7は従来の竪型ミルの一例を表わすもの
であって、ミル本体1のケーシング2内下部には、電動
機3により減速機4を介して回転駆動されるテーブル5
が配置され、該テーブル5上方の周方向所要位置には、
ピボットブラケット6が、ケーシング2のジャーナルカ
バー2aに支承された水平軸7を支点として傾動自在に
配設され、該ピボットブラケット6の先端部には、ロー
ラ8が水平軸7と略直交する方向に延びる軸Oを中心と
して回転自在に取り付けられ、前記ケーシング2のジャ
ーナルカバー2aには、油等の流体を用いた流体圧シリ
ンダ9が取り付けられており、該流体圧シリンダ9のロ
ッド9aを伸長させ、プランジャハウジング10に嵌挿
されたプランジャ11を介して前記ピボットブラケット
6の押圧部6aを押すことにより、ローラ8を水平回転
しているテーブル5上面に押し付け、ローラ8とテーブ
ル5を協働させ、テーブル5上の石炭を粉砕し得るよう
になっている。 【0004】前記ケーシング2内の底部には、テーブル
5の下側に一次空気室15が形成されると共に、テーブ
ル5を包囲するよう環状体12が配設され、一次空気室
15には、一次空気供給ダクト16から一次空気入口ノ
ズル17を介して一次空気13が供給されるようになっ
ており、前記環状体12には、一次空気室15内へ導入
された一次空気13をケーシング2上部へ吹き込むため
のエアポート14が設けられている。 【0005】前記ケーシング2の上部には、ケーシング
2内と連通するようにしたヘッドフレーム18が設置さ
れ、該ヘッドフレーム18の上面中心部には、図示して
いない給炭機から供給される石炭をケーシング2内にお
けるテーブル5上へ投入するためのシュート管19が貫
通配置されると共に、前記ヘッドフレーム18の上面所
要箇所には、粉砕した微粉炭をボイラのバーナ(図示せ
ず)へ送給するための微粉送給管20が接続されてい
る。 【0006】前記ケーシング2内の上部には、粉砕され
た石炭から粗粉を分離するための粗粉分離器21が設置
されると共に、該粗粉分離器21の下側に連結されるよ
う、截頭逆円錐状のリジェクトシュート22が設置され
ており、該リジェクトシュート22の下端部には、粗粉
分離器21のベーン23によって弾き落とされてリジェ
クトシュート22の内側を滑落した粗粉をテーブル5上
へ戻すための開閉自在なリジェクトシュートドア24が
取り付けられている。 【0007】前記粗粉分離器21は、図7及び図8に示
される如く、ベーンハウジング25に対し、その円周方
向へ複数のベーン23がそれぞれ鉛直方向ヘ延びる支持
軸26を中心として回動自在となるよう配設され、前記
各ベーン23の基端部から突設した連結用ブラケット2
7が連結用リンク28でつながれると共に、前記複数の
ベーン23のうち所要の一つのベーン23の基端部から
突設した駆動用ブラケット29と、手動ハンドル30
(図7参照)によって回転される駆動軸31の下端部か
ら張り出す駆動用アーム32とが駆動用リンク33を介
して連結される構成を有しており、前記手動ハンドル3
0の操作により複数のベーン23を一括して開度調整可
能となるようにしている。 【0008】図7に示す竪型ミルにおいては、図示して
いないコールバンカから給炭機へ切り出された石炭は、
該給炭機の駆動によりそのシュートからシュート管19
を介してケーシング2内に投入され、テーブル5上へ落
下し、電動機3により減速機4を介して駆動されて水平
方向へ回転しているテーブル5と該テーブル5に対し接
触し回転しているローラ8との協働作業により粉砕さ
れ、粉砕された石炭は、エアポート14から吹き出す一
次空気13により同伴されてケーシング2内におけるリ
ジェクトシュート22の外側を矢印に示す如く上昇し、
粗粉分離器21を通過する際、該粗粉分離器21の開度
調整されたベーン23によって粗粉が弾き落とされ、こ
れにより粗粉を分級された微粉炭は、ヘッドフレーム1
8へ入り、該ヘッドフレーム18から微粉送給管20へ
送出されてボイラのバーナ(図示せず)へ送給され、
又、前記粗粉分離器21のベーン23によって弾き落と
された粗粉は、リジェクトシュート22の内側を滑落し
てテーブル5上へ戻されるようになっている。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
如き従来の竪型ミルにおいては、手動ハンドル30の操
作によりベーン23の開度調整を行っているため、ボイ
ラの負荷変化に応じて自動的にベーン23の開度を変更
することができず、微粉炭の粒径並びに出炭特性をその
ときの状況に応じて制御することが困難となり、急速な
負荷変化に対応した燃料制御が行えず、負荷変化率を大
きくできないという欠点を有していた。 【0010】本発明は、斯かる実情に鑑み、ボイラの負
荷変化に応じて自動的にベーンの開度を変更し得、微粉
炭の粒径並びに出炭特性をそのときの状況に応じて制御
でき、負荷変化に対する追従性を向上し得、負荷変化率
を大きくできるミルの粗粉分離ベーン開度制御装置を提
供しようとするものである。 【0011】 【課題を解決するための手段】本発明は、駆動装置の作
動により開度調整可能なベーンを有する粗粉分離器が設
けられたミルの粗粉分離ベーン開度制御装置であって、
負荷静定時には、給炭量と負荷指令とに基づく静特性基
本ベーン開度指令をベーン開度指令として駆動装置へ出
力し、負荷変動時には、前記静特性基本ベーン開度指令
に対し、負荷変化率に基づく動特性補正ベーン開度指令
を加算したベーン開度指令を駆動装置へ出力する制御器
を備えたことを特徴とするミルの粗粉分離ベーン開度制
御装置にかかるものである。 【0012】上記手段によれば、以下のような作用が得
られる。 【0013】負荷静定時には、給炭量と負荷指令とに基
づく静特性基本ベーン開度指令がベーン開度指令として
制御器から駆動装置へ出力され、ベーンの開度が調整さ
れる一方、負荷変動時には、前記静特性基本ベーン開度
指令に対し、負荷変化率に基づく動特性補正ベーン開度
指令を加算したベーン開度指令が制御器から駆動装置へ
出力され、ベーンの開度が調整される。 【0014】この結果、従来のように、手動ハンドルの
操作によりベーンの開度調整を行うのとは異なり、ボイ
ラの負荷変化に応じて自動的にベーンの開度を変更する
ことが可能となり、微粉炭の粒径並びに出炭特性をその
ときの状況に応じて制御することが容易となり、急速な
負荷変化に対応した燃料制御が行えるようになり、負荷
変化率を大きくすることが可能となる。 【0015】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例と共に説明する。 【0016】図1〜図6は本発明を実施する形態の一例
であって、図中、図7及び図8と同一の符号を付した部
分は同一物を表わしており、基本的な構成は図7及び図
8に示す従来のものと同様であるが、本図示例の特徴と
するところは、図1〜図6に示す如く、粗粉分離器21
のベーン23の駆動軸31に対し、従来の手動ハンドル
30に代えてモータ等の駆動装置34を連結し、該駆動
装置34の作動によって前記駆動軸31を回転させるこ
とにより、駆動用アーム32と駆動用リンク33と駆動
用ブラケット29とを介してベーン23の開度を調整可
能とすると共に、前記駆動装置34へベーン開度指令3
5を出力する制御器36を備えるようにした点にある。 【0017】前記制御器36は、図2に示す如く、給炭
量37に基づいて基本ベーン開度指令38を出力する第
一関数発生器39と、負荷指令40(MWD)に基づい
てベーン開度バイアス指令41を出力する第二関数発生
器42と、前記第一関数発生器39から出力される基本
ベーン開度指令38に対し前記第二関数発生器42から
出力されるベーン開度バイアス指令41を加算して静特
性基本ベーン開度指令43を出力する第一加算器44
と、負荷上昇中における負荷変化率45に基づいて負荷
上昇中補正ベーン開度指令46を出力する第三関数発生
器47と、負荷下降中における負荷変化率45に基づい
て負荷下降中補正ベーン開度指令48を出力する第四関
数発生器49と、負荷上昇中である場合には、図2中、
a側に切り換えられ、前記第三関数発生器47から出力
される負荷上昇中補正ベーン開度指令46を出力する一
方、負荷上昇中でない場合には、図2中、b側に切り換
えられ、0(ゼロ)の信号50を出力する第一切換リレ
ー51と、負荷下降中である場合には、図2中、a側に
切り換えられ、前記第四関数発生器49から出力される
負荷下降中補正ベーン開度指令48を出力する一方、負
荷下降中でない場合には、図2中、b側に切り換えら
れ、0(ゼロ)の信号50を出力する第二切換リレー5
2と、前記第一切換リレー51からの出力と前記第二切
換リレー52からの出力とを加算して動特性補正ベーン
開度指令53を出力する第二加算器54と、前記第一加
算器44から出力される静特性基本ベーン開度指令43
に対し前記第二加算器54から出力される動特性補正ベ
ーン開度指令53を加算してベーン開度指令35を駆動
装置34へ出力する第三加算器55とを備えてなる構成
を有しており、これにより、負荷静定時には、給炭量3
7と負荷指令40とに基づく静特性基本ベーン開度指令
43をベーン開度指令35として前記駆動装置34へ出
力し、負荷変動時には、前記静特性基本ベーン開度指令
43に対し、負荷変化率45に基づく動特性補正ベーン
開度指令53を加算したベーン開度指令35を前記駆動
装置34へ出力するようにしてある。 【0018】前記第一関数発生器39には、例えば、図
3に示す如く、給炭量37と基本ベーン開度指令38と
の関係を表わす関数を入力してあり、該関数は、給炭量
37がある値を越えるまでは、基本ベーン開度指令38
を略一定とし、給炭量37がある値を越えた場合には、
基本ベーン開度指令38を若干絞るような関数として設
定してある。尚、このようにしているのは、負荷の上昇
に伴って給炭量37を増加させた場合、ボイラ排ガス中
に含まれるNOxや未燃分が増加する傾向にあり、これ
を回避すべく、給炭量37がある値を越えた場合には、
基本ベーン開度指令38を若干絞ることにより、より粒
径の細かい炭をボイラへ送るようにするためである。 【0019】前記第二関数発生器42には、例えば、図
4に示す如く、負荷指令40とベーン開度バイアス指令
41との関係を表わす関数を入力してあり、該関数は、
負荷指令40がある値を越えるまでは、ベーン開度バイ
アス指令41を若干開き勝手となるよう略一定とし、負
荷指令40がある値を越えた場合には、ベーン開度バイ
アス指令41を略ゼロとするような関数として設定して
ある。尚、このようにしているのは、負荷が低いときに
は、一般にミルの稼働台数が少ないので、ベーン23の
開度を若干広げることにより、微粉炭の供給量を確保す
る必要があり、又、負荷がある値以上では、ミルの稼働
台数は低負荷時より増加して一定となるためである。 【0020】前記第三関数発生器47には、例えば、図
5に示す如く、負荷変化率45と負荷上昇中補正ベーン
開度指令46との関係を表わす関数を入力してあり、該
関数は、負荷上昇中である場合には、負荷変化率45の
大きさに応じて負荷上昇中補正ベーン開度指令46を大
きくすることにより、ベーン23の開度を広げて出炭を
促進するような関数として設定してある。 【0021】前記第四関数発生器49には、例えば、図
6に示す如く、負荷変化率45と負荷下降中補正ベーン
開度指令48との関係を表わす関数を入力してあり、該
関数は、負荷下降中である場合には、負荷変化率45の
大きさに応じて負荷下降中補正ベーン開度指令48をマ
イナスの値で小さくすることにより、ベーン23の開度
を絞って出炭を抑制するような関数として設定してあ
る。 【0022】次に、上記図示例の作動を説明する。 【0023】運転時には、給炭量37に基づいて基本ベ
ーン開度指令38が第一関数発生器39から第一加算器
44へ出力されると共に、負荷指令40に基づいてベー
ン開度バイアス指令41が第二関数発生器42から第一
加算器44へ出力され、該第一加算器44において、前
記第一関数発生器39から出力される基本ベーン開度指
令38に対し前記第二関数発生器42から出力されるベ
ーン開度バイアス指令41が加算されて静特性基本ベー
ン開度指令43が第三加算器55へ出力される。 【0024】ここで、負荷静定時には、第一切換リレー
51と第二切換リレー52とがそれぞれ、図2中、b側
に切り換えられ、0(ゼロ)の信号50が第二加算器5
4へ出力され、該第二加算器54から第三加算器55へ
出力される動特性補正ベーン開度指令53もゼロとなる
ため、第三加算器55からは、前記給炭量37と負荷指
令40とに基づく静特性基本ベーン開度指令43がベー
ン開度指令35として駆動装置34へ出力され、ベーン
23の開度が調整される。 【0025】これに対し、負荷変動時であって且つ負荷
上昇中である場合には、第一切換リレー51のみが図2
中、a側に切り換えられ、負荷上昇中における負荷変化
率45に基づいて第三関数発生器47から出力される負
荷上昇中補正ベーン開度指令46が第一切換リレー51
と第二加算器54とを介し、動特性補正ベーン開度指令
53として第三加算器55へ出力され、前記静特性基本
ベーン開度指令43に対し、負荷上昇中における負荷変
化率45に基づく動特性補正ベーン開度指令53(負荷
上昇中補正ベーン開度指令46)を加算したベーン開度
指令35が第三加算器55から駆動装置34へ出力さ
れ、ベーン23の開度が調整される。 【0026】一方、負荷変動時であって且つ負荷下降中
である場合には、第二切換リレー52のみが図2中、a
側に切り換えられ、負荷下降中における負荷変化率45
に基づいて第四関数発生器49から出力される負荷下降
中補正ベーン開度指令48が第二切換リレー52と第二
加算器54とを介し、動特性補正ベーン開度指令53と
して第三加算器55へ出力され、前記静特性基本ベーン
開度指令43に対し、負荷下降中における負荷変化率4
5に基づく動特性補正ベーン開度指令53(負荷下降中
補正ベーン開度指令48)を加算したベーン開度指令3
5が第三加算器55から駆動装置34へ出力され、ベー
ン23の開度が調整される。 【0027】これにより、負荷静定時には、給炭量37
と負荷指令40とに基づく静特性基本ベーン開度指令4
3がベーン開度指令35として制御器36から駆動装置
34へ出力され、ベーン23の開度が調整される一方、
負荷変動時には、前記静特性基本ベーン開度指令43に
対し、負荷変化率45に基づく動特性補正ベーン開度指
令53を加算したベーン開度指令35が制御器36から
駆動装置34へ出力され、ベーン23の開度が調整され
る形となる。 【0028】この結果、従来のように、手動ハンドル3
0の操作によりベーン23の開度調整を行うのとは異な
り、ボイラの負荷変化に応じて自動的にベーン23の開
度を変更することが可能となり、微粉炭の粒径並びに出
炭特性をそのときの状況に応じて制御することが容易と
なり、急速な負荷変化に対応した燃料制御が行えるよう
になり、負荷変化率45を大きくすることが可能とな
る。 【0029】こうして、ボイラの負荷変化に応じて自動
的にベーン23の開度を変更し得、微粉炭の粒径並びに
出炭特性をそのときの状況に応じて制御でき、負荷変化
に対する追従性を向上し得、負荷変化率45を大きくで
きる。 【0030】尚、本発明のミルの粗粉分離ベーン開度制
御装置は、上述の図示例にのみ限定されるものではな
く、負荷変化率45が絶対値としてではなく正負の値と
して入力される場合には、第三関数発生器47と第四関
数発生器49とを一つの関数発生器にまとめると共に、
第一切換リレー51と第二切換リレー52とを一つの切
換リレーにまとめるようにしてもよいこと等、その他、
本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加
え得ることは勿論である。 【0031】 【発明の効果】以上、説明したように本発明のミルの粗
粉分離ベーン開度制御装置によれば、ボイラの負荷変化
に応じて自動的にベーンの開度を変更し得、微粉炭の粒
径並びに出炭特性をそのときの状況に応じて制御でき、
負荷変化に対する追従性を向上し得、負荷変化率を大き
くできるという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明を実施する形態の一例の概要構成図であ
る。 【図2】本発明を実施する形態の一例における制御器の
ブロック図である。 【図3】図2の第一関数発生器に入力された関数を表わ
す線図である。 【図4】図2の第二関数発生器に入力された関数を表わ
す線図である。 【図5】図2の第三関数発生器に入力された関数を表わ
す線図である。 【図6】図2の第四関数発生器に入力された関数を表わ
す線図である。 【図7】従来例の概要構成図である。 【図8】図7のVIII−VIII矢視相当図である。 【符号の説明】 1 ミル本体 21 粗粉分離器 23 ベーン 25 ベーンハウジング 26 支持軸 27 連結用ブラケット 28 連結用リンク 29 駆動用ブラケット 31 駆動軸 32 駆動用アーム 33 駆動用リンク 34 駆動装置 35 ベーン開度指令 36 制御器 37 給炭量 38 基本ベーン開度指令 40 負荷指令 41 ベーン開度バイアス指令 43 静特性基本ベーン開度指令 45 負荷変化率 46 負荷上昇中補正ベーン開度指令 48 負荷下降中補正ベーン開度指令 53 動特性補正ベーン開度指令

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 駆動装置の作動により開度調整可能なベ
    ーンを有する粗粉分離器が設けられたミルの粗粉分離ベ
    ーン開度制御装置であって、 負荷静定時には、給炭量と負荷指令とに基づく静特性基
    本ベーン開度指令をベーン開度指令として駆動装置へ出
    力し、負荷変動時には、前記静特性基本ベーン開度指令
    に対し、負荷変化率に基づく動特性補正ベーン開度指令
    を加算したベーン開度指令を駆動装置へ出力する制御器
    を備えたことを特徴とするミルの粗粉分離ベーン開度制
    御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102192519A (zh) * 2010-03-01 2011-09-21 长沙理工大学 煤粉注入式粗粉分离器
CN102802800A (zh) * 2009-06-22 2012-11-28 巴布科克和威尔科克斯能量产生集团公司 控制磨煤机中煤流动的系统
WO2012009450A3 (en) * 2010-07-16 2013-09-26 Savvy Engineering Llc Pulverizer classifier

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