JPH0780338A - 石炭粉砕用ローラミルの運転方法 - Google Patents

石炭粉砕用ローラミルの運転方法

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JPH0780338A
JPH0780338A JP23165693A JP23165693A JPH0780338A JP H0780338 A JPH0780338 A JP H0780338A JP 23165693 A JP23165693 A JP 23165693A JP 23165693 A JP23165693 A JP 23165693A JP H0780338 A JPH0780338 A JP H0780338A
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JP
Japan
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coal
crushing
housing
primary air
classifier
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JP23165693A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Yuasa
博司 湯浅
Hiroaki Kanemoto
浩明 金本
Tadashi Hasegawa
忠 長谷川
Teruaki Tatsuma
照章 立間
Yoshinori Taoka
善憲 田岡
Kazunori Shoji
一紀 正路
Nobuyasu Meguri
信康 廻
Kazunori Satou
一教 佐藤
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Mitsubishi Power Ltd
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Babcock Hitachi KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ローラミル停止に伴う残炭パージの際に、ミ
ルの振動を防止すると共に、ボイラから排出されるSO
2 濃度を安定化し、脱硫装置の負担を軽減する。 【構成】 粉砕テーブル7への石炭の供給を停止した
後、ハウジング5内に残った石炭を一次空気入口20か
ら導入された一次空気にてパージする際、一次空気量を
一定に保ち、かつ粉砕テーブルの回転を続行したまま、
加圧シリンダ31を操作して粉砕テーブルの上面から粉
砕ローラ9を離隔し、回転分級機16の回転数を徐々に
低下させるか、あるいは回転分級機の回転数を段階的に
低下させる。固定分級機を備えたローラミルにあって
は、固定分級機のベーンを徐々に開くか、あるいは固定
分級機のベーンを段階的に開く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば石炭焚ボイラ等
に付設される、石炭を粉砕・乾燥・分級するためのロー
ラミルに係り、特にミルの振動を低減、防止すると共に
ミル内の残炭を徐々にパージするのに好適なローラミル
の運転方法に関する。
【0002】
【従来の技術】石油ショック以来、火力発電所の燃料の
多様化が進められる中、石炭焚ボイラは低コストでかつ
安定な電力供給源として火力発電の中に占める割合が年
々増加している。石炭焚火力発電所では電力の需給調整
用に中間負荷運用が要求されるようになつてきている。
また、低NOx ・高効率燃焼の面から石炭の粒度を細か
くすることができる回転分級式の竪型ローラミルの使用
が一般的になつている。
【0003】従来の回転分級式竪型ローラミルを図3に
より説明する。ハウジング5内には、粉砕テーブル7
と、粉砕リング8と、粉砕ローラ9とからなる原料石炭
の粉砕部が設けられている。粉砕テーブル7は、ギヤボ
ックス11を介してモータ10と連結されており、モー
タ10を起動することによって、ギヤボックス11内の
ギヤ(図示せず)を介して数十rpmで回転駆動され
る。該粉砕テーブル7の上面外周部には、上面に凹部が
連続的に形成された円環状の粉砕リング8が固定されて
おり、該粉砕リング8の上面には、複数の粉砕ローラ9
が上部の加圧フレーム12によつて押圧された状態で当
接している。粉砕ローラ9は、被粉砕物である石炭を介
して粉砕リング8により回転力が付与される。加圧フレ
ーム12は、加圧シリンダ13のロッド14に連結され
ており、加圧シリンダ13を駆動することによって前記
粉砕リング8と粉砕ローラ9との押圧力が調節される。
【0004】前記ハウジング5の上方には、前記粉砕部
に石炭を供給する給炭部が配設されている。給炭部は、
石炭を貯めておくバンカ1と、バンカ1からの出炭を断
続するコールゲート2と、粉砕テーブル7上への給炭量
を調節する給炭機3と、給炭機3によって供給された石
炭を前記粉砕テーブル7の中心部に導く給炭管6とから
なる。給炭機3は、前記コールゲート2の出口と前記給
炭管6の入口とを連結するコンベアによって構成されて
おり、該コンベアの移送速度を給炭機モータ4で調節す
ることによって、前記粉砕テーブル7上への給炭量を調
節するようになっている。
【0005】前記ハウジング5内に導入された給炭管6
の外周面には、回転軸24と該回転軸24の外面に放射
状に固着された回転羽根18とからなる回転分級機16
が回転可能に設けられており、また、この回転分級機1
6よりも上方に位置する前記ハウジング5の一部には、
所定粒度以下に粉砕された石炭粒子を石炭焚ボイラのバ
ーナへ排出する排出口19が開口されている。回転分級
機16は、分級機モータ17によって回転駆動され、粉
砕された粉粒体を当該回転羽根18の回転数に応じた大
きさに仕分け、所定粒度以下のものを排出口19より石
炭焚ボイラのバーナへ移送すると共に、所定粒度に達し
ないものを前記粉砕部へ戻し、さらに細かく粉砕する。
【0006】前記ハウジング5の粉砕テーブル設定部よ
り下方には、一次空気入口20が開口され、この一次空
気入口20内には、アクチュエータ22によって開閉さ
れるダンパ21が設定されている。また、前記ハウジン
グ5の内面と前記粉砕テーブル7の外周面との間には、
円環状の空気噴射流路であるスロートリング15が形成
されている。したがって、前記アクチュエータ22によ
って前記ダンパ21を開き、前記一次空気入口20から
前記ハウジング5内に一次空気を導入すると、その一次
空気がスロートリング15を通って粉砕テーブル7の上
方に噴出され、前記粉砕部にて粉砕された石炭が前記回
転分級機16に移送されて、石炭粒子の乾燥及び分級が
行なわれる。
【0007】前記コールゲート2、給炭機モータ4、粉
砕テーブル駆動モータ10、分級機モータ17、アクチ
ュエータ22の制御は、制御システム23によって行な
われる。
【0008】次に、前記構成に係る竪型ローラミルの動
作について説明する。石炭の粉砕・乾燥・分級は、ダン
パ21を開いて一次空気入口20よりハウジング5内に
ダンパ21の開度に応じた一次空気を導入しつつ、給炭
管6を通じて粉砕テーブル7上に原料石炭を供給するこ
とによって行なわれる。すなわち、粉砕テーブル7上に
直径が40mm以下の原料石炭を供給すると、供給され
た原料石炭は、粉砕テーブル7の回転に伴う遠心力によ
って粉砕リング8と粉砕ローラ9との間に導入され、圧
潰されて粉粒状に粉砕される。そして、粉砕された石炭
粒子は、粉砕テーブル7の回転に伴う遠心力によって粉
砕リング8外に排出され、スロートリング15より噴出
する一次空気によって上方へ吹き上げられる。
【0009】上方へ吹き上げられた石炭粒子のうち粗い
粒子は、自重によって気流から分離し、再び粉砕テーブ
ル7上へ戻される(一次分級)。また、粒径が小さい粒
子は、一次空気と共にハウジング5に沿つて上昇し、回
転羽根18に到達するが、そのうちのいまだ所望の粒径
に達しないものは、回転羽根18による遠心力の影響を
受け、ハウジング5の内壁を旋回しながら下降する。そ
して、粉砕テーブル7上へ落下し、再粉砕される。一
方、回転羽根18による遠心力の影響を受けにくい微粒
子は、回転羽根18によって分離されずに一次空気とと
もに系外へ排出される(二次分級)。
【0010】このように竪型ローラミル内へ供給された
石炭は、所定の粒度になるまで何回かミル内を循環した
後、製品として系外へ取り出される。ミル内を循環する
石炭の量、すなわち粉砕テーブル7、粉砕リング8及び
粉砕ローラ9より構成される粉砕部を通過する石炭量
は、製品の粒度等により異なるが、製品量の5倍前後で
あり、そのうち約半分が一次分級で戻される。
【0011】前記竪型ローラミルを備えた石炭焚ボイラ
では、中間負荷運用に対応するため、竪型ローラミルへ
の給炭量の調節と運転台数の調整とが行なわれる。ミル
の停止に際しては、ミル内に残留した石炭を排出し、発
火・着火の危険性を回避するため、給炭機3を止め、粉
砕部への石炭の供給を停止した後も粉砕部の運転を継続
し、一次空気入口20より導入された一次空気によって
ミル内をパージすることが一般に行なわれている。しか
るに、パージが進行してミル内の石炭量が少なくなり、
粉砕リング8と粉砕ローラ9の間の炭層が薄くかつ粒径
が細かくなると、粉砕ローラ9が炭層上で滑りやすくな
るためにミルが振動するといった問題を生じる。
【0012】従来は、ミルの振動を回避するため、図1
(b)に破線で示すようにミル内の残炭が少なくなる前
に一次空気量を急激に増やして残炭を一気にパージする
と共に、図1(c)に破線で示すように回転分級機の回
転数を一気に低下するという運転方法が取られている。
なお、この種のローラミルの停止方法に関係する従来技
術としては、例えば特開平4−83541号公報、特開
平4−83542号公報に記載の技術などを挙げること
ができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前記運転方法による
と、図1(d)に破線で示すように、ミル内の残炭によ
る出炭量が一次空気量の増加及び回転分級機の回転数の
低下に伴って急激に増加するために、ボイラの燃焼部で
高濃度のCOが発生し、その結果、図1(e)に破線で
示すように、ボイラ出口のSO2 濃度が急激に高くな
る。かように、1台でもミルの停止操作をするとボイラ
出口のSO2 濃度が高くなることが分かっているので、
実機の石炭焚ボイラでは、予め脱硫装置の運転条件を変
更してSO2 除去をするようにしなければならず、脱硫
装置の負担が増加する。
【0014】したがって、かかる不都合を未然に回避す
るためには、残炭をパージする際の出炭量を急激に増加
させない運転方法の開発が不可欠である。
【0015】本発明は、かかる技術的な課題を解決する
ためになされたものであって、その目的は、ローラミル
停止に伴う残炭パージの際に、ミルを振動させることな
く、かつボイラから排出されるSO2 濃度を安定化でき
る石炭粉砕用ローラミルの運転方法を提供することにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成するため、給炭部からハウジング内に備えられた回
転する粉砕テーブル上に石炭を供給し、この石炭を前記
粉砕テーブル及びこの粉砕テーブルの上面に押圧された
粉砕ローラにて粉砕しつつ、粉砕された石炭粒子を前記
ハウジング内に導入された一次空気にて回転分級機に搬
送し、該回転分級機の分級条件により所定の粒度に分級
された石炭粒子を前記ハウジングの所定位置に設けられ
た排出口より排出する石炭粉砕用ローラミルの運転方法
において、前記粉砕テーブルへの石炭の供給を停止した
後、前記ハウジング内に残った石炭を前記一次空気にて
パージする際、前記一次空気量を一定に保ち、かつ前記
粉砕テーブルの回転を続行したまま、前記粉砕テーブル
の上面から前記粉砕ローラを離隔し、前記回転分級機の
回転数を徐々に低下させるか、あるいは前記回転分級機
の回転数を段階的に低下させる。
【0017】また、固定分級機を備えた石炭粉砕用ロー
ラミルにおいては、粉砕テーブルへの石炭の供給を停止
した後、ハウジング内に残った石炭を前記一次空気にて
パージする際、一次空気量を一定に保ち、かつ前記粉砕
テーブルの回転を続行したまま、粉砕テーブルの上面か
ら粉砕ローラを離隔し、固定分級機のベーンを徐々に開
くか、あるいは固定分級機のベーンを段階的に開く。
【0018】
【作用】本発明の運転方法を用いれば、給炭を止めて竪
型ローラミルを停止するときに粉砕テーブルの上面から
粉砕ローラを離隔するので、ミル内の残炭量が減少して
もミルが振動することがない。また、一定の一次空気量
を保ったまま分級機回転数を徐々に低下させるか、ある
いは段階的に低下させるので、ミルからの出炭量も従来
のように急激に増加せず、したがってボイラの燃焼部で
高濃度のCOが発生しないので、ボイラから排出される
SO2 濃度を安定化できる。固定式分級機を備えたロー
ラミルにあってもこれと同様であって、固定式分級機の
ベーンを徐々に開くか、あるいは段階的に開くので、ミ
ルからの出炭量が抑制され、ボイラから排出されるSO
2 濃度が安定化される。
【0019】
【実施例】本発明に係る石炭粉砕用ローラミルの運転方
法を説明するに先立ち、本発明を実行するに好適な石炭
粉砕用ローラミルの構成を図2に基づいて説明する。
【0020】図2において、符号31は加圧シリンダ、
符号32はその加圧ロッドを示し、その他前出の図3と
対応する部分には、同一の符号が表示されている。加圧
シリンダ31は、図2に示すように、ベース33に固定
されており、加圧ロッド32の先端部には、粉砕ローラ
9が搭載された加圧フレーム12が連結されている。加
圧シリンダ31としては、同図に示すように、粉砕ロー
ラ9を粉砕リング8の上面から離隔する位置まで上昇可
能なストロークを有するものが用いられる。粉砕リング
8に対する粉砕ローラ9の押圧力、及び粉砕リング8に
対する粉砕ローラ9の当接又は離隔は、加圧シリンダ3
1によつて調節される。すなわち、加圧ロッド32を下
降すると、粉砕ローラ9は粉砕リング8に押圧され、逆
に加圧ロッド32を上昇すると、粉砕ローラ9は除荷さ
れ、さらに加圧ロッド32を上昇すると、粉砕ローラ9
は粉砕リング8から離隔され、粉砕ローラ9が宙づり状
態となる。その他の部分については、従来技術の欄で説
明したと同じであるので、重複を避けるために説明を省
略する。
【0021】以下、図1(a)〜(e)に基づいて本発
明に係る竪型ローラミルの運転方法の一例を説明する。
ローラミルを停止するには、図1(a)に示すように、
運転条件の給炭量W1から一旦ローラミルの最低給炭量
2 まで下げる。またこれに伴って図1(b)に示すよ
うに、一次空気量も運転条件の一次空気量V1 から給炭
量に合わせてある一定の比率でV2 まで下げる。このよ
うにすると、ミルからの出炭量は、図1(d)に示すよ
うに、一次空気量の減少に対応して低下する。
【0022】上記の各操作を行なった後の時刻t0 でコ
ールゲート2を閉じ、給炭機3を止め、かつ加圧シリン
ダ31の油圧にて加圧ロツド32を上昇して、粉砕ロー
ラ9を粉砕リング8から離隔する。このときローラミル
内には石炭が残つているが、しばらくこの状態を保持す
ると、図1(d)に示すように、ローラミルからの出炭
量が減り始める。
【0023】このままの状態でローラミルを停止する
と、ミル内に石炭が残留し、残留石炭の発火、着火とい
った不都合を生じる。そこで、図1(c)に示すよう
に、ローラミルからの出炭量が減り始めた後の所定時刻
1 、t2 、t3 ごとに回転分級機16の回転数を段階
的に下げる。このようにすると、分級される石炭の粒径
が回転分級機16の回転数が低下するごとに粗くなるの
で、回転分級機16の回転数に応じた粒径の石炭が順次
出炭される。よって、図1(d)に示すように、ミルか
らの出炭量を徐々に減じつつ、最終的にはミル内の石炭
を全てパージすることができる。上記の諸操作は、制御
システム23からの指令に基づいて行なわれる。
【0024】かように、本例の運転方法によると、粉砕
ローラ9を粉砕リング8から離隔した状態でミル内のパ
ージを行なうので、ミル内の石炭料が減少した場合に
も、ローラミルに振動を生じない。また、回転分級機1
6の回転数を段階的に下げるようにしたので、ローラミ
ルからの出炭量を図1(d)に示すように徐々に下げる
ことができる。したがって、ボイラからのSO2 濃度も
図1(e)に示すように安定化することができ、脱硫装
置の負担を軽減できる。
【0025】なお、前記実施例においては、回転分級機
16の回転数を段階的に下げることによってミルからの
出炭量を徐々に減少するようにしたが、回転分級機16
の回転数を連続的に下げることによっても同様の効果が
得られる。
【0026】また、前記実施例においては、回転分級機
を備えたローラミルを例にとって説明したが、固定分級
機を備えたローラミルにも応用できる。この場合には、
粉砕テーブルへの石炭の供給を停止した後、ハウジング
内に残った石炭を一次空気にてパージする際、一次空気
量を一定に保ち、かつ前記粉砕テーブルの回転を続行し
たまま、前記粉砕テーブルの上面から粉砕ローラを離隔
し、固定分級機のベーンを徐々に開くか、あるいは固定
分級機のベーンを段階的に開くことによって、同様の効
果を得ることができる。
【0027】さらに、前記実施例においては、竪型ロー
ラミルを例にとって説明したが、その他の型式のローラ
ミルにも応用できることは勿論である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ローラミル内をパージする際に粉砕ローラを粉砕リング
から離隔するようにしたので、ローラミルに振動を生じ
ない。また、分級機を操作することでミル内に残つた石
炭を徐々にパージするようにしたので、ローラミル停止
時のミル出炭量及びボイラから排出されるSO2 濃度を
安定化することができ、脱硫装置の負担を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るローラミルの運転方法の一例とそ
の効果を、従来技術との比較のもとに示すグラフ図であ
る。
【図2】本発明の実施に適用される竪型ローラミルの説
明図である。
【図3】従来例に係る竪型ローラミルの説明図である。
【符号の説明】
3 給炭機 5 ハウジング 6 給炭管 7 粉砕テーブル 8 粉砕リング 9 粉砕ローラ 12 加圧フレーム 13 加圧シリンダ 15 スロートリング 16 回転分級機 19 排出口 20 一次空気入口 23 制御システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 立間 照章 広島県呉市宝町6番9号 バブコック日立 株式会社呉工場内 (72)発明者 田岡 善憲 広島県呉市宝町6番9号 バブコック日立 株式会社呉工場内 (72)発明者 正路 一紀 広島県呉市宝町3番36号 バブコック日立 株式会社呉研究所内 (72)発明者 廻 信康 広島県呉市宝町3番36号 バブコック日立 株式会社呉研究所内 (72)発明者 佐藤 一教 広島県呉市宝町3番36号 バブコック日立 株式会社呉研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給炭部からハウジング内に備えられた回
    転する粉砕テーブル上に石炭を供給し、この石炭を前記
    粉砕テーブル及びこの粉砕テーブルの上面に押圧された
    粉砕ローラにて粉砕しつつ、粉砕された石炭粒子を前記
    ハウジング内に導入された一次空気にて回転分級機に搬
    送し、該回転分級機の分級条件により所定の粒度に分級
    された石炭粒子を前記ハウジングの所定位置に設けられ
    た排出口より排出する石炭粉砕用ローラミルの運転方法
    において、 前記粉砕テーブルへの石炭の供給を停止した後、前記ハ
    ウジング内に残った石炭を前記一次空気にてパージする
    際、前記一次空気量を一定に保ち、かつ前記粉砕テーブ
    ルの回転を続行したまま、前記粉砕テーブルの上面から
    前記粉砕ローラを離隔し、前記回転分級機の回転数を徐
    々に低下させるか、あるいは前記回転分級機の回転数を
    段階的に低下させることを特徴とする石炭粉砕用ローラ
    ミルの運転方法。
  2. 【請求項2】 給炭部からハウジング内に備えられた回
    転する粉砕テーブル上に石炭を供給し、この石炭を前記
    粉砕テーブル及びこの粉砕テーブルの上面に押圧された
    粉砕ローラにて粉砕しつつ、粉砕された石炭粒子を前記
    ハウジング内に導入された一次空気にて固定分級機に搬
    送し、該固定分級機の分級条件により所定の粒度に分級
    された石炭粒子を前記ハウジングの所定位置に設けられ
    た排出口より排出する石炭粉砕用ローラミルの運転方法
    において、 前記粉砕テーブルへの石炭の供給を停止した後、前記ハ
    ウジング内に残った石炭を前記一次空気にてパージする
    際、前記一次空気量を一定に保ち、かつ前記粉砕テーブ
    ルの回転を続行したまま、前記粉砕テーブルの上面から
    前記粉砕ローラを離隔し、前記固定分級機のベーンを徐
    々に開くか、あるいは前記固定分級機のベーンを段階的
    に開くことを特徴とする石炭粉砕用ローラミルの運転方
    法。
JP23165693A 1993-09-17 1993-09-17 石炭粉砕用ローラミルの運転方法 Pending JPH0780338A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008178840A (ja) * 2007-01-26 2008-08-07 Ube Machinery Corporation Ltd 竪型粉砕機の制御方法
JP2009219964A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Ube Ind Ltd 粉砕機の運転方法
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JP2020023729A (ja) * 2018-08-06 2020-02-13 Jfeスチール株式会社 高炉吹込み用微粉炭の製造方法およびその製造装置

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