JP2003310821A - リールユニット - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 リールの回転方向の位置を検出する部分の取
付位置精度を高め、リールの回転方向の位置を確実に検
出できるようにする。 【解決手段】 複数種類の図柄を外周面に表示したリー
ル21と、リール21を回転駆動するためのモータ22
と、リール21とともに回転される基準片26aと、リ
ール21の回転方向における基準位置を検出するため
に、リール21の回転時に基準片26aの通過を検出す
る基準片検出部40とを備えるリールユニットであっ
て、基準片26aは、リール21の半径方向においてリ
ール21の回転中心と外端との中間点より少なくとも回
転中心側に配置されている。
付位置精度を高め、リールの回転方向の位置を確実に検
出できるようにする。 【解決手段】 複数種類の図柄を外周面に表示したリー
ル21と、リール21を回転駆動するためのモータ22
と、リール21とともに回転される基準片26aと、リ
ール21の回転方向における基準位置を検出するため
に、リール21の回転時に基準片26aの通過を検出す
る基準片検出部40とを備えるリールユニットであっ
て、基準片26aは、リール21の半径方向においてリ
ール21の回転中心と外端との中間点より少なくとも回
転中心側に配置されている。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スロットマシンや
弾球遊技機等に用いられ、複数種類の図柄を外周面に表
示したリールを備えるリールユニットに関するものであ
る。 【0002】 【従来の技術】従来より、複数種類の図柄を外周面に表
示したリールと、このリールを駆動する駆動源(モータ
等)と、リールの基準位置を読み取るためのセンサ部と
を有するリールユニットを、複数個並設した図柄変動表
示装置がスロットマシンや弾球遊技機に用いられてい
る。このような図柄変動表示装置は、制御装置の内部で
行われる抽選結果に基づいて、センサ部からの入力信号
に基づきモータを駆動制御することにより、リールを所
定位置に停止させるように構成されている。 【0003】具体的には、図26に示すように、リール
101の外輪部(リム部)から内周方向に突出する検出
片(遮光部)101aと、モータ102を固定する基板
部103に取り付けられるとともに、検出片101aの
通過を読取り可能な位置に設けられたセンサ(発光部及
び受光部から構成されるもの)104aを有するセンサ
基板104とにより、リール101の基準位置を特定
し、この基準位置からの移動量(モータ102がステッ
ピングモータの場合にはステップ数)を演算することに
より、図柄位置を判定しつつ、停止すべき位置にリール
101を停止させるように構成されている。 【0004】また、図27に示すように、モータ105
内部に、このモータ105の回転軸105aに固定され
た検出片105b(透光部105cを有するもの)と、
モータ105のケース部において透光部105cの通過
を読取り可能な位置に設けられたセンサ105dとによ
り、基準位置を特定する形態のものもある。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来の
技術では、以下の問題点があった。第1例において、リ
ール101に設けられた基準片101aと、この基準片
101aの通過を光学的に検知するセンサ104aとの
所定の相対位置精度が要求される。例えば、基準片10
1aとセンサ104aとの位置が近づきすぎると、リー
ル101の回転時に基準片101aがセンサ104aを
通過するときに、基準片101aがセンサ104aと干
渉(接触)してしまうという問題がある。また、基準片
101aとセンサ104aとの位置が離れすぎると、基
準片101aの通過を光学的に検知することができなく
なるという問題がある。 【0006】さらに、基準片101aとセンサ104a
との位置が近づきすぎて、リール101の回転時に基準
片101aがセンサ104aを通過するときに、基準片
101aがセンサ104aと接触してしまうと、基準片
101aが破損してしまうおそれがあるという問題があ
る。 【0007】ここで、リール101がスロットマシン用
である場合には、リール101の半径は約115mm程
度と大きいので、モータ102の回転軸に対してリール
101の回転軸が例えば0.5(deg)傾斜して取り
付けられたときには、基準片101aの位置で約1mm
ずれてしまう。しかし、基準片101aとセンサ104
aとの所定の相対位置精度を確保するためには、組立て
に時間がかかり、組立コストが高く付くという問題があ
る。 【0008】また、第1例において、リール101は比
較的高速で回転されるので、それに伴い、基準片101
aの周速度も速くなる。これにより、基準片101aと
センサ104aとの取付位置精度や、センサ104aの
検出能力等によっては、基準片101aを確実に検出す
ることができないおそれがあるという問題がある。 【0009】また、第2例のように、モータ105内部
に、回転方向における基準位置を検出するための部品
(検出子105bやセンサ105d等)を設けると、モ
ータ105が大型化するとともに、モータ105のコス
トが高くなるという問題がある。 【0010】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、リールの回転方向における位置を検出する部分の
取付位置精度を高め、リールの回転方向における位置を
確実に検出できるようにすることである。 【0011】 【課題を解決するための手段】本発明は、以下の解決手
段によって、上述の課題を解決する。請求項1の発明
は、複数種類の図柄を外周面に表示したリールと、前記
リールを回転駆動するための駆動部と、前記リールとと
もに回転される基準片と、前記リールの回転方向におけ
る基準位置を検出するために、前記リールの回転時に前
記基準片の通過を検出する基準片検出部とを備えるリー
ルユニットであって、前記基準片は、前記リールの半径
方向において前記リールの回転中心と外端との中間点よ
り少なくとも前記回転中心側に配置されていることを特
徴とする。 【0012】請求項1の発明においては、基準片は、リ
ールの半径方向においてリールの回転中心と外端との中
間点より少なくとも回転中心側に配置されている。例え
ば、基準片は、リールの回転中心近傍に配置されてい
る。したがって、基準片がリールの外周付近に設けられ
ている場合より、基準片の周速度を遅くすることができ
る。これにより、基準片検出部による基準片の検出をよ
り確実に行うことができる。 【0013】また、リールの回転中心と基準片との間の
距離が短くなるので、リールの回転時の基準片の位置ブ
レが少なくなる。したがって、基準片と基準片検出部と
の位置合わせをより容易に行うことができる。これによ
り、基準片検出部に対する基準片の正確な位置を確保す
ることができ、例えば基準片と基準片検出部との接触を
防止することができる。さらに、位置精度を確保しやす
くすることにより、組立も容易になるので、組立コスト
の削減を図ることもできる。 【0014】 【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
の一実施形態について説明する。なお、以下の実施形態
では、本発明のリールユニットを弾球遊技機に適用した
例を挙げている。 (第1実施形態)図1は、第1実施形態のリールユニッ
ト20を弾球遊技機の遊技盤1に取り付けた例を示す正
面図である。図1に示すように、遊技盤1には、図示し
ない発射装置から発射された遊技球を、遊技領域3に誘
導するレール(内リール及び外リール)2が設けられ、
その内側に、図柄変動表示装置10、図柄変動表示装置
10の図柄の変動開始条件となる特定入賞口4、図柄変
動表示装置10により表示された図柄の組合せが所定の
停止態様となった場合、例えばA−A−AのようにAの
図柄が揃った場合に開放して打球が入賞可能となる大入
賞口6、及び一般入賞口5等が配置されている。 【0015】ここで、本実施形態の弾球遊技機の遊技概
要について簡単に説明する。先ず、遊技者の操作により
発射装置が駆動されて遊技球が遊技領域3内に進入する
と、この遊技球は、図示しない風車や釘等に接触して落
下方向を変えながら、上記入賞口(特定入賞口4等)に
入り込むか、又はアウト口7に送られる。そして、入賞
口に遊技球が入賞した場合には、所定個数の賞球が図示
しない払出し装置から払い出されることとなる。 【0016】また、特定入賞口4に入賞した場合には、
賞球の払出しに加えて、図柄変動表示装置10に表示さ
れた図柄が所定の変動表示をした後に停止表示する遊技
が行われる。そして、この遊技の結果、すなわち停止表
示した図柄の組合せが予め定められた図柄の組合せとな
った場合に、大入賞口6が開放して、遊技者に利益を与
えやすくなる大当たり遊技が行われる。 【0017】次に、図柄変動表示装置10及びリールユ
ニット20について説明する。図柄変動表示装置10
は、図1に示すように、透明な表示窓11と、この表示
窓11の後方に配置された複数のリールユニット20と
から構成されている。本実施形態では、所定間隔を有し
てリールユニット20が3列(左リールユニット20、
中リールユニット20、及び右リールユニット20)並
設され、ケースに収容されて構成されている。以下の説
明では、左リールユニット20を用いてリールユニット
20について説明する。 【0018】図2は、並設したリールユニット20の要
部を示す正面図(一部断面図)であって、右リールユニ
ット20を省略して図示したものである。さらに図2で
は、リール21の一部を切断して内部構造が見えるよう
に図示しており、さらに左側のリール21の内部では、
内部構造の一部断面を示している。また、図3は、図2
中、左側のリールユニット20の内部構造の一部断面を
より拡大して示す図である。 【0019】また、図4は、リールユニット20の側面
図(一部断面図)である。さらにまた、図5は、図4
中、基準片26aとセンサ41との位置関係をより詳細
に示す図である。さらに、図6は、リールユニット20
において、リール21とモータ22、及びこれらの間に
取り付けられた各部材を分解して示す斜視図である。 【0020】リールユニット20は、図6に示すよう
に、モータ22と、モータ22を固定する取付板23
と、リールボス24と、基準片形成部材26と、リール
21と、バックライト部30とから構成されている。リ
ール21は、リング状に形成されており、その外周面に
は、複数種類かつ所定数の図柄が所定間隔で配列されて
いる(図15参照)。なお、図柄は、印刷等により形成
されている。リール21は、図4及び図6に示すよう
に、外周面を構成する外輪部21aと、モータ22に連
結される中心部分であるフランジ部21bとを有し、両
者間は、リール21の半径方向に延在するとともにリー
ル21の回転方向においてほぼ等角度で配置された複数
本(本実施形態では8本)のアーム部21cにより連結
されている。 【0021】また、モータ22は、本発明における駆動
部に相当するものであり、リール21を回転させるため
のものである。モータ22は、取付板23に固定されて
いるとともに、リール21の内周部に配置されている。
モータ22の回転軸22aは、その軸方向に垂直な面で
切断したときの切断面がほぼD形(以下、Dカット形状
と略称する)に形成されている。 【0022】リールボス24は、モータ22の回転軸2
2aに固定されている。リールボス24のモータ22と
対向する側の面の中心部には、図3に示すように穴24
aが形成されており、この穴24aはDカット形状に形
成されている。そして、モータ22の回転軸22aが穴
24aに挿入されることにより、モータ22の回転軸2
2aにリールボス24が取り付けられる。また、図3に
示すように、リールボス24がモータ22の回転軸22
aに取り付けられた後は、リールボス24の側面の一部
に形成されたネジ穴24bにネジ25が取り付けられる
ことによりネジ止めされ、固定される。また、リールボ
ス24のモータ22の回転軸22aが取り付けられた側
と反対側には、Dカット形状を有する筒部24c(図6
参照)を有する。 【0023】基準片形成部材26は、図6に示すよう
に、ほぼ円板状の基体の外周側面の一部に基準片26a
を一体形成したものである。この基準片26aは、後述
するセンサ41により検出されるものであり、この基準
片26aの検出によってリール21の回転方向における
基準位置が検出されるものである。 【0024】基準片形成部材26の中心部にはDカット
形状を有する穴26bが形成されており、この穴26b
の形状と、リールボス24のDカット形状を有する筒部
24cとが嵌合するように形成されている。そして、基
準片形成部材26の穴26bにリールボス24の筒部2
4cが入り込むことにより、両者が嵌合される。なお、
基準片形成部材26の穴26bにリールボス24の筒部
24cが入り込むと、筒部24cは、基準片形成部材2
6の穴26bを貫通し、基準片形成部材26の外面から
突出するようになる。 【0025】また、リールボス24の軸方向のほぼ中央
位置における外周面には鍔部24dが形成されており、
図3に示すように、この鍔部24dと、基準片形成部材
26の断面がほぼ凹状に形成された係合部26jとが嵌
合している。さらに、図3に示すように、リール21の
フランジ部21bにおいて、モータ22との取り付け側
には、断面がほぼ凹状の係合部21fが形成されてお
り、この係合部21fとリールボス24の筒部24cと
が嵌合している。 【0026】また、図6に示すように、リール21のフ
ランジ部21bの中心(リール21の回転中心)には、
貫通した穴21dが形成されている。また、リールボス
24の筒部24cには、ネジ穴24eが形成されてい
る。そして、図3に示すように、リール21の穴21d
にネジ27を挿入し、そのネジ27とリールボス24の
ネジ穴24eとをネジ止めしている。 【0027】これにより、モータ22に固定されたリー
ルボス24に、基準片形成部材26及びリール21が固
定される。以上より、モータ22の回転軸22aが回転
すると、回転軸22aに固定され、一体となっているリ
ールボス24、基準片形成部材26及びリール21が回
転される。 【0028】また、リールユニット20には、リール2
1の図柄を背後から照光し、さらには各種の演出を出力
するときに点滅や消灯等を行うバックライト部30を備
える(図4及び図6参照)。バックライト部30は、各
リール21の内周側にそれぞれ配置されるとともに、取
付板23に固定されている。 【0029】バックライト部30は、図4及び図6等に
示すように、板状のバックライト台座37にそれぞれ一
体形成されたランプケース38とセンサ取付部31とを
備える。ランプケース38は、ランプを実装したランプ
基板(図示せず)を取り付けるためのものである。ここ
で、本実施形態では、ランプ基板上にはランプが3つ並
設され、表示窓11から見えるリール21の上下に連続
する3図柄をそれぞれ照光するために、これらの図柄の
位置の背後に各ランプが配置されるように構成されてい
る。 【0030】また、図4及び図6に示すように、センサ
取付部31は、庇状のものであり、バックライト台座3
7の上部に設けられている。さらにまた、リールユニッ
ト20は、基準片26aを検出するためのセンサ41を
有するセンサ基板40(本発明における基準片検出部に
相当するもの)を備える。センサ基板40は、センサ取
付部31にネジ止めされている。なお、センサ41は、
図2及び図6に示すように、凹状に形成され、それぞれ
の内壁側に発光素子と受光素子とを備える光学センサで
ある。 【0031】また、センサ基板40がセンサ取付部31
に取り付けられたときには、センサ41と基準片形成部
材26との位置関係は、図2及び図5に示すようにな
る。すなわち、モータ22の回転に伴い基準片形成部材
26が回転されたときに、基準片26aがセンサ41の
受発光素子間(凹状の内部)を通過するように配置され
る。これにより、リール21が1回転するごとに1回、
基準片26aがセンサ41を通過するようになる。 【0032】以上の構成からなるリールユニット20に
おいて、モータ22の回転により、上述したように基準
片形成部材26及びリール21が回転される。基準片形
成部材26が回転すると、リール21が1回転するごと
に、基準片26aがセンサ41を通過する。センサ41
は、この基準片26aを検出する。センサ41の凹状の
部分の間に基準片26aが存在しない場合(基準片26
aが通過中でない場合)には、センサ41の発光素子か
らの出射光を受光素子で受光することができるが、基準
片26aがセンサ41内を通過しているときには、セン
サ41の発光素子からの出射光が基準片26aにより遮
光されるので、受光素子に入射しなくなる。この出射光
を検知できなくなったときに、基準片26aが通過した
と判断される。 【0033】なお、センサ41は、本実施形態で示した
光学センサ以外に、磁気センサ又は接触式のセンサであ
っても良い。磁気センサを用いる場合には、基準片形成
部材26が磁性を有するように、例えば基準片形成部材
26に磁性体を取り付けるか、又は基準片形成部材26
自体を磁性体から形成すれば良い。また、接触式のセン
サを用いる場合には、基準片形成部材26がセンサ41
を通過するときに、基準片形成部材26とセンサ41と
の少なくとも一部が接触するように形成すれば良い。 【0034】よって、基準片26aをリール21の回転
方向における基準位置(ホームポジション)に設定すれ
ば、この基準位置を検出することができる。さらに、こ
の基準位置の検出と、モータ22の回転パルス数をカウ
ントすることにより、リール21が基準位置からどの位
置まで回転した位置にいるかを判別することができる。
そして、基準位置を検出してからのモータ22の回転パ
ルス数と、リール21の外輪部21aの外周面に表示さ
れた図柄とを対応させて記憶しておけば、図柄の位置を
判別することができる。 【0035】また、本発明では、基準片26aは、リー
ル21の半径方向(リール21の軸方向に垂直な半径方
向)においてリール21の回転中心と外端(図柄が表示
されている外周表面)との中間点より少なくとも回転中
心側に配置されている。特に、リール21の回転中心近
傍に基準片26aを配置するのが好ましい。 【0036】以上、本発明の第1実施形態を説明した
が、第1実施形態では、以下の効果が期待できる。本実
施形態では、リール21の回転中心近傍に基準片26a
が配置されているので、従来(図26)のようなリール
101の外輪部の内周に基準片101aを設けた場合に
比べて基準片26aの周速度が遅くなる。従って、従来
のセンサ構成を利用しつつモータ22の回転速度を高速
にした場合でも、確実に基準片26aを検出することが
できる。 【0037】さらに、基準片26aがモータ22の回転
軸22aに近い位置を周回することになるので、従来の
ようにモータ102の回転軸から遠いリール101の外
輪部の内周に基準片101aを設けた場合に比べて基準
片26aの左右方向へのブレが小さくなる。したがっ
て、センサ41の取り付けを従来に比べて精密に行う必
要がなくなり、リールユニット20の組立工数の削減が
期待できるだけでなく、組み付け不要による基準片26
aやセンサ41の破損の可能性を極めて小さくすること
ができる。 【0038】また、本実施形態では、基準片26aをリ
ール21とを別体で構成しているので、従来(図26)
のようなリール101の外輪部の内周に基準片101a
を設けた場合に比べてセンサ41の取付位置を任意の場
所に設定しやすくなる。 【0039】さらに、本実施形態では、センサ基板40
を、モータ22を固定する取付板23に直接取り付ける
のではなく、バックライト部30側に取り付けている
(固定している)ので、従来(図26)のように取付板
103にセンサ104を取り付けたものに比べて取付板
23の構造を簡素化し、剛性を確保しやすくなる。 【0040】(第2実施形態)図7及び図8は、本発明
の第2実施形態を示す図である。図7は、第2実施形態
の要部を示す分解斜視図であり、図8は、リール21A
の内部が見えるように外輪部21aの一部を切断して示
す正面図(一部断面図)である。第2実施形態では、第
1実施形態の部材に相当する部材であって第1実施形態
と異なる部材に対して、符号「A」を付している。 【0041】第1実施形態では、基準片形成部材26
は、リールボス24とリール21との間に挟み込み、リ
ール21とリールボス24とをネジ27によりネジ止め
することにより基準片形成部材26を固定した。これに
対し、第2実施形態では、基準片形成部材26Aをリー
ル21Aに直接ネジ止めするようにしたものである。図
7に示すように、基準片形成部材26Aには、2つの貫
通穴26cが形成されている。なお、図8に示すよう
に、貫通穴26cのリール21Aとの対向面側は、ボス
状をなしている。 【0042】さらに、リール21Aのフランジ部21b
には、ネジ穴21eが形成されている。そして、基準片
形成部材26Aをリール21Aに取り付ける場合には、
基準片形成部材26Aをリール21Aのフランジ部21
bに重ね合わせ、さらにネジ51を基準片形成部材26
Aの貫通穴26cに挿入するとともに、ネジ穴21eに
ネジ止めする。 【0043】なお、基準片形成部材26Aの中心部に
は、ボス部26dが形成されている。このボス部26d
の外形は、第1実施形態で示したリールボス24に相当
する外形をなすものである。すなわち、基準片形成部材
26Aの中心部の外形は、第1実施形態において基準片
形成部材26とリールボス24とを嵌合させたときの基
準片形成部材26の中心部のリールボス24を含む外形
に相当する。 【0044】そして、ボス部26dには、第1実施形態
のリールボス24に形成されているネジ穴24bに相当
するネジ穴26eが形成されており、第1実施形態と同
様に、このネジ穴26eにネジ25が取り付けられるこ
とにより、モータ22の回転軸22aにネジ止めされ、
固定されている。以上のように形成すれば、第1実施形
態におけるリールボス24の部品を削減することができ
る。 【0045】(第3実施形態)図9及び図10は、本発
明の第3実施形態を示す図である。図9は、第3実施形
態の要部であるリール21Bのフランジ部21b近傍を
示す側面図であり、図10は、リール21Bの内部が見
えるように外輪部21aの一部を切断して示す正面図
(一部断面図)である。第3実施形態では、第1実施形
態の部材に相当する部材であって第1実施形態と異なる
部材に対して、符号「B」を付している。 【0046】第1実施形態(第2実施形態も同様)で
は、基準片形成部材26をリール21と別体で形成し
た。しかし、第3実施形態では、リール21Bのフラン
ジ部21bに基準片形成部材26Bを一体形成したもの
である。第3実施形態の基準片形成部材26Bは、第1
実施形態の基準片形成部材26のように円板状の基体を
有さず、環状の外輪部26fを有し、その一部に基準片
26aを一形成している。このため、基準片26aの長
さは、第1実施形態の基準片26aより長さが長く形成
されているが、回転中心から基準片26aの先端までの
距離は、第1実施形態と同一である。また、センサ41
は、第1実施形態のセンサ41と同一である。なお、図
10に示すように、基準片26aの長さを長くしたの
で、基準片26aの一方の面側には、成型時の倒れ防止
のためのリブが設けられている。 【0047】また、第3実施形態では、リール21Bと
基準片形成部材26Bとを成型により一体形成するにあ
たり、リール21Bの回転軸方向に分割される成型金型
を用いる。この成型金型の分割方向を考慮して、リール
21Bのアーム部21c間に基準片形成部材26aが位
置するように構成している。 【0048】第3実施形態のように形成すれば、基準片
形成部材26Bとリール21Bとを一体にしたことによ
り、基準片形成部材26B独自の部品を削減することが
できる。また、一体で形成した場合でも、本実施形態で
示したように、基準片形成部材26Bをリール21Bの
近傍に配置することができる。 【0049】(第4実施形態)図11及び図12は、本
発明の第4実施形態を示す図である。図11は、第4実
施形態の要部を示す分解斜視図であり、図12は、リー
ル21の内部が見えるように外輪部21aの一部を切断
して示す正面図(一部断面図)である。第4実施形態で
は、第1実施形態の部材に相当する部材であって第1実
施形態と異なる部材に対して、符号「C」を付してい
る。 【0050】第4実施形態では、基準片形成部材26C
を備える。基準片形成部材26Cは、第1実施形態の基
準片形成部材26に対し、筒状部26gを備えている点
が異なる。すなわち、第1実施形態の基準片形成部材2
6は、図6等に示したように、ほぼ円板状の基体を有す
るとともに、その外周側面の一部に基準片26aを設け
たものである。これに対し、第4実施形態の基準片形成
部材26Cでは、第1実施形態の基準片形成部材26の
基体から回転軸方向に延在する筒状部26gが設けられ
ている。そして、この筒状部26gの下端部に基準片形
成部材26aが一体形成されている。 【0051】筒状部26gは、図12に示すように、そ
の内部にモータ22を収容できる大きさを有している。
また、リールボス24は、第1実施形態と同一形状であ
り、第1実施形態と同様の位置に取り付けられる。ま
た、センサ基板40は、第1実施形態では、バックライ
ト部30のセンサ取付部31に取り付けられるととも
に、バックライト部30が取付板23に取り付けられて
いた。これに対して第4実施形態では、センサ基板40
は、取付板23の平坦面に直接取り付けられている。 【0052】このように、第4実施形態では、基準片2
6aは、取付板23の近傍に配置されている。そして、
取付板23にセンサ基板40を直接取り付けたときのセ
ンサ41の受発光素子間に基準片26aが位置するよう
に、筒状部26gの長さが設定されている。以上のよう
に形成すれば、取付板23に直接センサ基板40を取り
付けることができるので、バックライト部30に対し、
センサ取付部31を形成する必要がなく、バックライト
部30の形状を簡素化することができる。 【0053】(第5実施形態)図13及び図14は、本
発明の第5実施形態を示す図である。図13は、第5実
施形態の要部を示す分解斜視図であり、図14は、第5
実施形態の基準片形成部材26Dとセンサ41Dとの関
係を示す側面図である。第5実施形態では、第1実施形
態の部材に相当する部材であって第1実施形態と異なる
部材に対して、符号「D」を付している。 【0054】第5実施形態では、基準片形成部材26D
を備える。基準片形成部材26Dは、第1実施形態の基
準片形成部材26に対して、第1に、基準片26aの長
さが異なる。第5実施形態の基準片26aは、第1実施
形態のものより長く形成されている。 【0055】さらに、基準片形成部材26Dの外周側面
には、基準片26aの他に、位置検出片26hが設けら
れている。位置検出片26hは、本実施形態では回転方
向に36度間隔で9個設けられている。さらに、基準片
26aと位置検出片26hとの回転方向の間隔も36度
に設定されている。すなわち、基準片形成部材26Dの
外周側面には、1個の基準片26aと9個の位置検出片
26hとが36度間隔で配置されている。さらに、位置
検出片26hの長さは、基準片26aの長さより短く
(第1実施形態の基準片26aの長さ程度に)形成され
ている。 【0056】また、センサ基板40Dには、第1実施形
態と異なる構造のセンサ41Dが設けられている。セン
サ41Dは、発光素子と受光素子とからなるセンサ42
及び43を並設したものである。図14に示すように、
センサ41Dのセンサ42及び43は、それぞれ高さが
異なるように形成されている。 【0057】また、図14(A)に示すように、基準片
26aは、センサ42及び43の双方を通過するように
形成されている。これに対し、同図(B)に示すよう
に、位置検出片26hは、センサ43を通過するもの
の、センサ42を通過しないように形成されている。 【0058】そして、センサ42は、第1実施形態のセ
ンサ41と同様の形状及び機能を有し、基準片26aの
通過を検出することにより、リール21の回転方向にお
ける基準位置を検出する。また、センサ43は、基準片
26a及び位置検出片26hを検出することにより、リ
ール21の回転方向における位置を検出する。ここで、
例えばリール21の外輪部21aの外周面に10個の図
柄が表示されており、各図柄に対応する位置に基準片2
6a又は位置検出片26hを配置すれば、センサ43に
よる検出により、各図柄を検出することができる。さら
に、第1実施形態と同様に、リール21の基準位置を併
せて検出することができる。 【0059】このようにして、基準片26a及び位置検
出片26hを検出することで、図柄の位置を検出するこ
とができるので、第1実施形態のように、モータ22の
回転パルス数をカウントすることなく、リール21上の
図柄を検出することができる。なお、本実施形態では、
リール21に10個の図柄を配列したために合計10個
の基準片26a又は位置検出片26hを設けたが、図柄
数に応じて位置検出片26hの数及び配置間隔を設定す
れば良い。すなわち、リール21の図柄数を変えるとき
は、その図柄数だけ位置検出片26hを有する基準片形
成部材26Dに交換すれば良い。 【0060】図15は、第1実施形態と第5実施形態と
のリール位置検出を比較して示す正面図である。図中、
左側の基準片26a及びセンサ41は、第1実施形態の
ものであり、右側のセンサ41D並びに基準片26a及
び位置検出片26hは第5実施形態のものである。図1
5に示すように、リール21の4つの図柄として、図柄
「B」、「A」、「P」、「O」が表示されている。こ
のうち、図柄「A」が基準位置に設定されている。 【0061】この場合に、第1実施形態では、基準片2
6aがセンサ41を通過したときに、リール21の基準
位置(図柄「A」の位置)が検出される。また、第5実
施形態では、第1実施形態のセンサ41が配置された位
置に、センサ41Dのセンサ42が配置されている。そ
して、基準片26aがセンサ42を通過したときに、リ
ール21の基準位置(図柄「A」の位置)が検出され
る。また、図柄「B」や「P」に対応する位置には、位
置検出片26hが配置されている(図15では、図柄
「O」に対応する位置検出片26hの図示を省略してい
る)。そして、基準片26a又は位置検出片26hがセ
ンサ43を通過したときに、リール21の回転方向にお
ける位置(各図柄の位置)が検出される。 【0062】(第6実施形態)図16及び図17は、本
発明の第6実施形態を示す図である。図16は、第6実
施形態のセンサ41Eを有するセンサ基板40Eを示す
斜視図であり、図17は、第6実施形態の基準片形成部
材26Eとセンサ41Eとの関係を示す側面図である。
なお、第6実施形態では、第1実施形態の部材に相当す
る部材であって第1実施形態と異なる部材に対して、符
号「E」を付している。 【0063】第6実施形態は、第5実施形態の変形例で
あり、第5実施形態と同様に、リール21の基準位置の
他に、図柄位置を検出するようにしたものである。第6
実施形態では、図16に示すセンサ基板40Eを備え
る。センサ基板40Eは、第5実施形態で示したセンサ
42を2つ並設したセンサ41Eを備えている。すなわ
ち第6実施形態では、第5実施形態と異なり、同一形状
のセンサ42を2つ設けたものである。 【0064】また、第6実施形態では、基準片形成部材
26Eを備える。基準片形成部材26Eは、基準片26
a及び位置検出片26iを備えている。位置検出片26
iは、第5実施形態の位置検出片26hに相当するもの
である。 【0065】さらにまた、基準片26a及び位置検出片
26iの長さは、第1実施形態の基準片26aとほぼ同
一である。さらに、基準片26a及び位置検出片26i
は、第5実施形態の基準片26a及び位置検出片26h
と同一位置に配置されている。すなわち基準片26a及
び位置検出片26iは、基準片形成部材26Eの回転方
向に36度の等間隔で設けられている。 【0066】また、基準片26aは、第1実施形態の基
準片26aとほぼ同一の横幅を有するが、位置検出片2
6iの横幅は、基準片26a及び第5実施形態の位置検
出片26hの横幅のほぼ半分程度である。 【0067】図17(A)において、基準片形成部材2
6Eが図中、反時計回りに回転していると仮定すると、
基準片26aがセンサ41Eを通過する場合には、最初
に右側のセンサ42が基準片26aを検出する。さらに
基準片形成部材26Eが回転すると、左側のセンサ42
が基準片26aを検出する。ここで、左側のセンサ42
が基準片26aを検出したときに、右側のセンサ42が
未だ基準片26aを検出しているときには、位置検出片
26iではなく基準片26aを検出したと判別する。 【0068】これに対し、図17(B)に示すように、
位置検出片26iがセンサ41Eを通過するときには、
最初に右側のセンサ42が位置検出片26iを検出する
が、位置検出片26iが右側のセンサ42を通過してい
る間は、位置検出片26iは左側のセンサ42内には入
り込まないので、左側のセンサ42は位置検出片26i
を検出しない。さらに基準片形成部材26Eが図中、反
時計回りに回転し、位置検出片26iが左側のセンサ4
2を通過するときには、位置検出片26iは右側のセン
サ42の外に出た位置にある。よって、左側のセンサ4
2が位置検出片26iを検出したときには、右側のセン
サ42は、位置検出片26iを検出しない。 【0069】これにより、位置検出片26iは、センサ
41Eを通過するときには、いずれか一方のみのセンサ
42により検出される。このように、右側のセンサ42
が検出しているときには左側のセンサ42は検出せず、
かつ左側のセンサ42が検出しているときには右側のセ
ンサ42は検出しないときには、基準片26aではなく
位置検出片26iを検出したと判別する。 【0070】以上のようにすれば、基準片26aを検出
することにより、リール21の基準位置を検出すること
ができる。また、基準片26a又は位置検出片26iの
いずれかを検出することにより、第5実施形態と同様
に、リール21の回転方向における位置を検出すること
ができる。さらに、第5実施形態と同様に、センサ41
Eによる検出により、各図柄を検出することができる。 【0071】(第7実施形態)図18は、本発明の第7
実施形態を示す図であり、センサ基板40F及びバック
ライト部30Fを分解して示す斜視図である。なお、第
7実施形態では、第1実施形態の部材に相当する部材で
あって第1実施形態と異なる部材に対して、符号「F」
を付している。 【0072】図18に示すように、バックライト部30
Fには、センサ取付け部材32が取り付けられる。セン
サ取付け部材32は、上壁及び側壁を有し、外形がほぼ
L形をなしており、側壁側がバックライト部30Fにネ
ジ止めされる。このセンサ取付け部材32の側壁には、
小判型の貫通穴32bと、円弧状の貫通穴32cとが形
成されている。さらに、バックライト部30Fのセンサ
取付け部材32が取り付けられる面には、ネジ穴34
(図19参照)が形成されている。そして、センサ取付
け部材32の貫通穴32b及び32cにそれぞれネジ3
3を挿入し、ネジ穴34にネジ止めすることで、センサ
取付け部材32がバックライト部30Fに固定される。
また、センサ取付け部材32の上壁には、その上壁の長
手方向(リール21の回転軸方向)に沿って長穴(貫通
穴)32aが形成されている。 【0073】また、センサ取付け部材32の上壁の上面
側には、押さえ板35が配置される。押さえ板35は、
断面がほぼ逆凹状に形成されており、この逆凹状の内部
にセンサ取付け部材32の上壁が収容されるように構成
されている。また、押さえ板35には、凹状の切欠き部
35bが形成されている。さらに、押さえ板35の上壁
には、貫通穴35aが形成されている。 【0074】また、センサ取付け部材32の上壁の下面
側には、センサ基板40Fが配置される。センサ基板4
0Fの基板面は、第1実施形態より大きく形成されてお
り、その一部には凸状の部分が設けられ、この凸状の部
分にコネクタ45が実装されている。 【0075】センサ取付け部材32の上壁の上側に押さ
え板35が取り付けられるとともに、その下側にセンサ
基板40Fが取り付けられると、センサ基板40Fのコ
ネクタ45は、センサ取付け部材32の上壁の外側に配
置され、さらに押さえ板35の切欠き部35b内に収容
される。また、押さえ板35の貫通穴35a、センサ取
付け部材32の長穴32a、及びセンサ基板40Fのネ
ジ穴44が上下方向において重なり合う位置に配置され
る。そして、ネジ36を貫通穴35a及び長穴32aに
通すとともに、ネジ穴44にネジ止めすることにより、
押さえ板35、センサ取付け部材32及びセンサ基板4
0Fが固定される。 【0076】第7実施形態では、センサ41の位置を調
整することができる。第1に、リール21の回転軸方向
におけるセンサ41の位置を調整することができる。図
19及び図20は、第7実施形態において、リール21
の回転軸方向におけるセンサ41の位置調整を説明する
図であり、図19は側面図を示し、図20は、平面図
(一部断面図)を示す。 【0077】上述したように、ネジ36をネジ穴44に
ネジ止めすると、押さえ板35、センサ取付け部材32
及びセンサ基板40Fが固定されるが、ネジ36を緩め
れば、センサ基板40Fは、押さえ板35とともに、セ
ンサ取付け部材32の上壁の長手方向に沿ってスライド
する。ネジ36がセンサ取付け部材32の長穴32a内
で長穴32aに沿って移動できるようになるためであ
る。 【0078】これにより、図19及び20に示すよう
に、実線で示した位置の他、2点鎖線で示すように、セ
ンサ基板40F及び押さえ板35を、センサ取付け部材
32の上壁の長手方向に沿って移動させることができ
る。そして、基準片26aがセンサ41内に入り込んだ
適切な位置(例えば、基準片26aがセンサ41内の中
央に位置するように)ネジ36をネジ止めすれば(図1
9参照)、基準片26aに対してセンサ41を適切な位
置で固定することができる。このようにして、リール2
1の回転軸方向において、基準片26aに対するセンサ
41の位置を調整することができる。なお、本実施形態
のように長穴32aを形成すれば、無段階にセンサ41
の位置を調整することができるが、図20の点線で示す
ように、長穴32aではなく、複数個の貫通穴を並設す
れば、センサ41の位置を多段階に調整することもでき
る。 【0079】また、第7実施形態では、第2に、モータ
22、すなわちリール21の回転方向におけるセンサ4
1の位置を調整することができる。図21は、図20の
A−A断面を示す矢視断面図である。図21では、セン
サ41を途中から切断して図示している。センサ取付け
部材32の側壁には、上述したように貫通穴32b及び
32cが形成されており、センサ取付部材32は、この
貫通穴32b及び32cを通してネジ33によりバック
ライト部30Fにネジ止めされている。 【0080】ここで、2つのネジ33を緩めた状態で
は、貫通穴32b及び32cによる可動範囲内で、セン
サ取付け部材32を図21中、矢印方向に移動させるこ
とができる。よって、この範囲内では所望の位置にセン
サ取付け部材32をネジ止めすることができる。これに
より、リール21の回転方向においてセンサ41の位置
を調整することができる。なお、図示しないが、貫通穴
32bや32cを複数個の穴を並設したものから構成す
れば、上記と同様に、センサ41の位置を多段階に調整
することもできる。 【0081】(第8実施形態)図22及び図23は、本
発明の第8実施形態を示す図である。図22は、モータ
22Gの回転軸方向に向かって見た側面図(一部断面
図)であり、図23は、図22の正面側を分解して示す
正面図(一部断面図)である。なお、第8実施形態で
は、第1実施形態の部材に相当する部材であって第1実
施形態と異なる部材に対して、符号「G」を付してい
る。 【0082】第8実施形態は、第7実施形態の変形例で
あり、第7実施形態と同様にリール21の回転方向にお
けるセンサ41の位置を調整することができるようにし
たものであるが、その構造が異なるものである。図22
及び図23に示すように、第8実施形態では、センサ取
付け部材32Gが設けられている。センサ取付け部材3
2Gは、第7実施形態と同様に上壁及び側壁を有し、外
形がほぼL形をなしており、側壁側が取付板23Gにネ
ジ止めされる。 【0083】ここで、センサ取付け部材32Gの側壁の
形状は第7実施形態と異なり、上壁の形状は第7実施形
態と同様である。また、第8実施形態のセンサ基板40
Gは、第7実施形態のセンサ基板40Fと同一形状をな
し、押さえ板35によってセンサ取付け部材32Gの上
壁に取り付けられている。そして、第7実施形態と同様
に、センサ基板40Gを、リール21の回転軸方向にス
ライドさせることにより、センサ41の位置を調整する
ことができる。 【0084】また、図22に示すように、センサ取付け
部材32Gの側壁の下側部分は、円形状に形成されてい
るとともに、その中央に円形状の開口部32dが形成さ
れている。さらにまた、モータ22Gの回転軸22aが
設けられた面と反対側の面には、円筒状のボス22bが
形成されている。そして、このボス22bと上記の開口
部32dとが嵌合するように形成されている。 【0085】さらに、取付板23Gのモータ22Gが取
り付けられる部分には、ボス22bを貫通させるための
円形状の開口部23aが形成されている。モータ22G
を取付板23Gに固定する場合には、取付板23Gに形
成された貫通穴23bにネジ53を挿入するとともに、
モータ22Gのボス22bが設けられた面に形成された
ネジ穴(図示せず)にネジ止めする。 【0086】ここで、モータ22Gのボス22bが設け
られた面には、4つのワッシャ52が取り付けられる。
そして、ネジ53は、貫通穴23bとワッシャ52とを
介してモータ22Gのネジ穴にネジ止めされる。さら
に、モータ22Gのボス22bに、センサ取付け部材3
2Gの開口部32dが入り込むとともに、モータ22G
のボス22bの先端部が取付板23Gの開口部23aに
入り込んだ状態でネジ止めされる。 【0087】また、センサ取付け部材32Gの側壁に
は、第7実施形態と同様の円弧状の貫通穴32eが形成
されている。また、取付板23G側には、ネジ穴23c
が形成されている。そして、ネジ33を貫通穴32eに
挿入するとともに、ネジ穴23cにネジ止めすれば、セ
ンサ取付け部材32Gが取付板23Gに固定される。 【0088】ここで、ネジ33を緩めると、センサ取付
け部材32Gは、貫通穴32eの可動範囲内で、モータ
22Gのボス22bを中心として回動可能な状態とな
る。よって、センサ取付け部材32Gを回動させて、セ
ンサ取付け部材32Gの取付板23Gへの取付け位置を
調整すれば、第7実施形態と同様に、リール21の回転
方向にセンサ41の位置を調整することができる。 【0089】図24及び図25は、リール21の回転方
向においてセンサ41の位置を調整する例を示す側面図
であり、リール21上の図柄を併せて示すものである。
図24及び図25では、リール21の半径方向におい
て、基準片形成部材26の基準片26aと、リール21
上の図柄「A」とが同一ライン上に位置するように設定
されているものとする。 【0090】図24は、リール21の半径方向におい
て、基準片26aとリール21上の図柄「A」が同一ラ
イン上に位置している状態を示している。すなわち、リ
ール21の半径方向において、基準片形成部材26の基
準片26aの中心を通るラインは、リール21上の図柄
「A」の中心位置を通る。この状態では、ネジ33が貫
通穴32eの長手方向においてほぼ中央に位置するよう
にネジ33をネジ止めし、センサ取付け部材32Gを取
付板23Gに固定すれば、図柄「A」が基準位置にある
ときに、基準片26aがセンサ41を通過するように設
定することができる。 【0091】これに対し、図25は、リール21上の図
柄の位置がずれている例を示している。この場合には、
リール21の半径方向において、基準片形成部材26の
基準片26aの中心を通るラインは、リール21上の図
柄「A」の中心位置を通らない。よって、リール21の
基準位置が図柄「A」の位置に正しく合っていないこと
になる。 【0092】この場合には、図25に示すように、ネジ
33を緩めるとともに、図中、時計回りにセンサ取付け
部材32Gを回動させて、図柄「A」が基準位置にある
ときに、基準片26aがセンサ41を通過するように設
定することができる。そして、この位置で再度ネジ33
をネジ止めすれば良い。 【0093】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明は、上述した実施形態に限定されることな
く、種々の変形が可能である。例えば、実施形態として
第1〜第8実施形態を挙げたが、これらのうちの2以上
を適宜選択して組み合わせることも可能である。具体的
には、例えば第4実施形態で示した筒状部26gに、基
準片26aとともに、第5実施形態又は第6実施形態で
示した位置検出片26h又は26iを設けるようにして
も良い。 【0094】 【発明の効果】請求項1の発明によれば、基準片検出部
による基準片の検出を、より確実に行うことができる。
また、基準片と基準片検出部との位置合わせを、より容
易に行うことができるので、基準片検出部に対する基準
片の正確な位置を確保することができ、例えば基準片と
基準片検出部との接触を防止することができる。さら
に、位置精度を確保しやすくすることにより、組立も容
易になるので、組立コストの削減を図ることができる。
弾球遊技機等に用いられ、複数種類の図柄を外周面に表
示したリールを備えるリールユニットに関するものであ
る。 【0002】 【従来の技術】従来より、複数種類の図柄を外周面に表
示したリールと、このリールを駆動する駆動源(モータ
等)と、リールの基準位置を読み取るためのセンサ部と
を有するリールユニットを、複数個並設した図柄変動表
示装置がスロットマシンや弾球遊技機に用いられてい
る。このような図柄変動表示装置は、制御装置の内部で
行われる抽選結果に基づいて、センサ部からの入力信号
に基づきモータを駆動制御することにより、リールを所
定位置に停止させるように構成されている。 【0003】具体的には、図26に示すように、リール
101の外輪部(リム部)から内周方向に突出する検出
片(遮光部)101aと、モータ102を固定する基板
部103に取り付けられるとともに、検出片101aの
通過を読取り可能な位置に設けられたセンサ(発光部及
び受光部から構成されるもの)104aを有するセンサ
基板104とにより、リール101の基準位置を特定
し、この基準位置からの移動量(モータ102がステッ
ピングモータの場合にはステップ数)を演算することに
より、図柄位置を判定しつつ、停止すべき位置にリール
101を停止させるように構成されている。 【0004】また、図27に示すように、モータ105
内部に、このモータ105の回転軸105aに固定され
た検出片105b(透光部105cを有するもの)と、
モータ105のケース部において透光部105cの通過
を読取り可能な位置に設けられたセンサ105dとによ
り、基準位置を特定する形態のものもある。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来の
技術では、以下の問題点があった。第1例において、リ
ール101に設けられた基準片101aと、この基準片
101aの通過を光学的に検知するセンサ104aとの
所定の相対位置精度が要求される。例えば、基準片10
1aとセンサ104aとの位置が近づきすぎると、リー
ル101の回転時に基準片101aがセンサ104aを
通過するときに、基準片101aがセンサ104aと干
渉(接触)してしまうという問題がある。また、基準片
101aとセンサ104aとの位置が離れすぎると、基
準片101aの通過を光学的に検知することができなく
なるという問題がある。 【0006】さらに、基準片101aとセンサ104a
との位置が近づきすぎて、リール101の回転時に基準
片101aがセンサ104aを通過するときに、基準片
101aがセンサ104aと接触してしまうと、基準片
101aが破損してしまうおそれがあるという問題があ
る。 【0007】ここで、リール101がスロットマシン用
である場合には、リール101の半径は約115mm程
度と大きいので、モータ102の回転軸に対してリール
101の回転軸が例えば0.5(deg)傾斜して取り
付けられたときには、基準片101aの位置で約1mm
ずれてしまう。しかし、基準片101aとセンサ104
aとの所定の相対位置精度を確保するためには、組立て
に時間がかかり、組立コストが高く付くという問題があ
る。 【0008】また、第1例において、リール101は比
較的高速で回転されるので、それに伴い、基準片101
aの周速度も速くなる。これにより、基準片101aと
センサ104aとの取付位置精度や、センサ104aの
検出能力等によっては、基準片101aを確実に検出す
ることができないおそれがあるという問題がある。 【0009】また、第2例のように、モータ105内部
に、回転方向における基準位置を検出するための部品
(検出子105bやセンサ105d等)を設けると、モ
ータ105が大型化するとともに、モータ105のコス
トが高くなるという問題がある。 【0010】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、リールの回転方向における位置を検出する部分の
取付位置精度を高め、リールの回転方向における位置を
確実に検出できるようにすることである。 【0011】 【課題を解決するための手段】本発明は、以下の解決手
段によって、上述の課題を解決する。請求項1の発明
は、複数種類の図柄を外周面に表示したリールと、前記
リールを回転駆動するための駆動部と、前記リールとと
もに回転される基準片と、前記リールの回転方向におけ
る基準位置を検出するために、前記リールの回転時に前
記基準片の通過を検出する基準片検出部とを備えるリー
ルユニットであって、前記基準片は、前記リールの半径
方向において前記リールの回転中心と外端との中間点よ
り少なくとも前記回転中心側に配置されていることを特
徴とする。 【0012】請求項1の発明においては、基準片は、リ
ールの半径方向においてリールの回転中心と外端との中
間点より少なくとも回転中心側に配置されている。例え
ば、基準片は、リールの回転中心近傍に配置されてい
る。したがって、基準片がリールの外周付近に設けられ
ている場合より、基準片の周速度を遅くすることができ
る。これにより、基準片検出部による基準片の検出をよ
り確実に行うことができる。 【0013】また、リールの回転中心と基準片との間の
距離が短くなるので、リールの回転時の基準片の位置ブ
レが少なくなる。したがって、基準片と基準片検出部と
の位置合わせをより容易に行うことができる。これによ
り、基準片検出部に対する基準片の正確な位置を確保す
ることができ、例えば基準片と基準片検出部との接触を
防止することができる。さらに、位置精度を確保しやす
くすることにより、組立も容易になるので、組立コスト
の削減を図ることもできる。 【0014】 【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
の一実施形態について説明する。なお、以下の実施形態
では、本発明のリールユニットを弾球遊技機に適用した
例を挙げている。 (第1実施形態)図1は、第1実施形態のリールユニッ
ト20を弾球遊技機の遊技盤1に取り付けた例を示す正
面図である。図1に示すように、遊技盤1には、図示し
ない発射装置から発射された遊技球を、遊技領域3に誘
導するレール(内リール及び外リール)2が設けられ、
その内側に、図柄変動表示装置10、図柄変動表示装置
10の図柄の変動開始条件となる特定入賞口4、図柄変
動表示装置10により表示された図柄の組合せが所定の
停止態様となった場合、例えばA−A−AのようにAの
図柄が揃った場合に開放して打球が入賞可能となる大入
賞口6、及び一般入賞口5等が配置されている。 【0015】ここで、本実施形態の弾球遊技機の遊技概
要について簡単に説明する。先ず、遊技者の操作により
発射装置が駆動されて遊技球が遊技領域3内に進入する
と、この遊技球は、図示しない風車や釘等に接触して落
下方向を変えながら、上記入賞口(特定入賞口4等)に
入り込むか、又はアウト口7に送られる。そして、入賞
口に遊技球が入賞した場合には、所定個数の賞球が図示
しない払出し装置から払い出されることとなる。 【0016】また、特定入賞口4に入賞した場合には、
賞球の払出しに加えて、図柄変動表示装置10に表示さ
れた図柄が所定の変動表示をした後に停止表示する遊技
が行われる。そして、この遊技の結果、すなわち停止表
示した図柄の組合せが予め定められた図柄の組合せとな
った場合に、大入賞口6が開放して、遊技者に利益を与
えやすくなる大当たり遊技が行われる。 【0017】次に、図柄変動表示装置10及びリールユ
ニット20について説明する。図柄変動表示装置10
は、図1に示すように、透明な表示窓11と、この表示
窓11の後方に配置された複数のリールユニット20と
から構成されている。本実施形態では、所定間隔を有し
てリールユニット20が3列(左リールユニット20、
中リールユニット20、及び右リールユニット20)並
設され、ケースに収容されて構成されている。以下の説
明では、左リールユニット20を用いてリールユニット
20について説明する。 【0018】図2は、並設したリールユニット20の要
部を示す正面図(一部断面図)であって、右リールユニ
ット20を省略して図示したものである。さらに図2で
は、リール21の一部を切断して内部構造が見えるよう
に図示しており、さらに左側のリール21の内部では、
内部構造の一部断面を示している。また、図3は、図2
中、左側のリールユニット20の内部構造の一部断面を
より拡大して示す図である。 【0019】また、図4は、リールユニット20の側面
図(一部断面図)である。さらにまた、図5は、図4
中、基準片26aとセンサ41との位置関係をより詳細
に示す図である。さらに、図6は、リールユニット20
において、リール21とモータ22、及びこれらの間に
取り付けられた各部材を分解して示す斜視図である。 【0020】リールユニット20は、図6に示すよう
に、モータ22と、モータ22を固定する取付板23
と、リールボス24と、基準片形成部材26と、リール
21と、バックライト部30とから構成されている。リ
ール21は、リング状に形成されており、その外周面に
は、複数種類かつ所定数の図柄が所定間隔で配列されて
いる(図15参照)。なお、図柄は、印刷等により形成
されている。リール21は、図4及び図6に示すよう
に、外周面を構成する外輪部21aと、モータ22に連
結される中心部分であるフランジ部21bとを有し、両
者間は、リール21の半径方向に延在するとともにリー
ル21の回転方向においてほぼ等角度で配置された複数
本(本実施形態では8本)のアーム部21cにより連結
されている。 【0021】また、モータ22は、本発明における駆動
部に相当するものであり、リール21を回転させるため
のものである。モータ22は、取付板23に固定されて
いるとともに、リール21の内周部に配置されている。
モータ22の回転軸22aは、その軸方向に垂直な面で
切断したときの切断面がほぼD形(以下、Dカット形状
と略称する)に形成されている。 【0022】リールボス24は、モータ22の回転軸2
2aに固定されている。リールボス24のモータ22と
対向する側の面の中心部には、図3に示すように穴24
aが形成されており、この穴24aはDカット形状に形
成されている。そして、モータ22の回転軸22aが穴
24aに挿入されることにより、モータ22の回転軸2
2aにリールボス24が取り付けられる。また、図3に
示すように、リールボス24がモータ22の回転軸22
aに取り付けられた後は、リールボス24の側面の一部
に形成されたネジ穴24bにネジ25が取り付けられる
ことによりネジ止めされ、固定される。また、リールボ
ス24のモータ22の回転軸22aが取り付けられた側
と反対側には、Dカット形状を有する筒部24c(図6
参照)を有する。 【0023】基準片形成部材26は、図6に示すよう
に、ほぼ円板状の基体の外周側面の一部に基準片26a
を一体形成したものである。この基準片26aは、後述
するセンサ41により検出されるものであり、この基準
片26aの検出によってリール21の回転方向における
基準位置が検出されるものである。 【0024】基準片形成部材26の中心部にはDカット
形状を有する穴26bが形成されており、この穴26b
の形状と、リールボス24のDカット形状を有する筒部
24cとが嵌合するように形成されている。そして、基
準片形成部材26の穴26bにリールボス24の筒部2
4cが入り込むことにより、両者が嵌合される。なお、
基準片形成部材26の穴26bにリールボス24の筒部
24cが入り込むと、筒部24cは、基準片形成部材2
6の穴26bを貫通し、基準片形成部材26の外面から
突出するようになる。 【0025】また、リールボス24の軸方向のほぼ中央
位置における外周面には鍔部24dが形成されており、
図3に示すように、この鍔部24dと、基準片形成部材
26の断面がほぼ凹状に形成された係合部26jとが嵌
合している。さらに、図3に示すように、リール21の
フランジ部21bにおいて、モータ22との取り付け側
には、断面がほぼ凹状の係合部21fが形成されてお
り、この係合部21fとリールボス24の筒部24cと
が嵌合している。 【0026】また、図6に示すように、リール21のフ
ランジ部21bの中心(リール21の回転中心)には、
貫通した穴21dが形成されている。また、リールボス
24の筒部24cには、ネジ穴24eが形成されてい
る。そして、図3に示すように、リール21の穴21d
にネジ27を挿入し、そのネジ27とリールボス24の
ネジ穴24eとをネジ止めしている。 【0027】これにより、モータ22に固定されたリー
ルボス24に、基準片形成部材26及びリール21が固
定される。以上より、モータ22の回転軸22aが回転
すると、回転軸22aに固定され、一体となっているリ
ールボス24、基準片形成部材26及びリール21が回
転される。 【0028】また、リールユニット20には、リール2
1の図柄を背後から照光し、さらには各種の演出を出力
するときに点滅や消灯等を行うバックライト部30を備
える(図4及び図6参照)。バックライト部30は、各
リール21の内周側にそれぞれ配置されるとともに、取
付板23に固定されている。 【0029】バックライト部30は、図4及び図6等に
示すように、板状のバックライト台座37にそれぞれ一
体形成されたランプケース38とセンサ取付部31とを
備える。ランプケース38は、ランプを実装したランプ
基板(図示せず)を取り付けるためのものである。ここ
で、本実施形態では、ランプ基板上にはランプが3つ並
設され、表示窓11から見えるリール21の上下に連続
する3図柄をそれぞれ照光するために、これらの図柄の
位置の背後に各ランプが配置されるように構成されてい
る。 【0030】また、図4及び図6に示すように、センサ
取付部31は、庇状のものであり、バックライト台座3
7の上部に設けられている。さらにまた、リールユニッ
ト20は、基準片26aを検出するためのセンサ41を
有するセンサ基板40(本発明における基準片検出部に
相当するもの)を備える。センサ基板40は、センサ取
付部31にネジ止めされている。なお、センサ41は、
図2及び図6に示すように、凹状に形成され、それぞれ
の内壁側に発光素子と受光素子とを備える光学センサで
ある。 【0031】また、センサ基板40がセンサ取付部31
に取り付けられたときには、センサ41と基準片形成部
材26との位置関係は、図2及び図5に示すようにな
る。すなわち、モータ22の回転に伴い基準片形成部材
26が回転されたときに、基準片26aがセンサ41の
受発光素子間(凹状の内部)を通過するように配置され
る。これにより、リール21が1回転するごとに1回、
基準片26aがセンサ41を通過するようになる。 【0032】以上の構成からなるリールユニット20に
おいて、モータ22の回転により、上述したように基準
片形成部材26及びリール21が回転される。基準片形
成部材26が回転すると、リール21が1回転するごと
に、基準片26aがセンサ41を通過する。センサ41
は、この基準片26aを検出する。センサ41の凹状の
部分の間に基準片26aが存在しない場合(基準片26
aが通過中でない場合)には、センサ41の発光素子か
らの出射光を受光素子で受光することができるが、基準
片26aがセンサ41内を通過しているときには、セン
サ41の発光素子からの出射光が基準片26aにより遮
光されるので、受光素子に入射しなくなる。この出射光
を検知できなくなったときに、基準片26aが通過した
と判断される。 【0033】なお、センサ41は、本実施形態で示した
光学センサ以外に、磁気センサ又は接触式のセンサであ
っても良い。磁気センサを用いる場合には、基準片形成
部材26が磁性を有するように、例えば基準片形成部材
26に磁性体を取り付けるか、又は基準片形成部材26
自体を磁性体から形成すれば良い。また、接触式のセン
サを用いる場合には、基準片形成部材26がセンサ41
を通過するときに、基準片形成部材26とセンサ41と
の少なくとも一部が接触するように形成すれば良い。 【0034】よって、基準片26aをリール21の回転
方向における基準位置(ホームポジション)に設定すれ
ば、この基準位置を検出することができる。さらに、こ
の基準位置の検出と、モータ22の回転パルス数をカウ
ントすることにより、リール21が基準位置からどの位
置まで回転した位置にいるかを判別することができる。
そして、基準位置を検出してからのモータ22の回転パ
ルス数と、リール21の外輪部21aの外周面に表示さ
れた図柄とを対応させて記憶しておけば、図柄の位置を
判別することができる。 【0035】また、本発明では、基準片26aは、リー
ル21の半径方向(リール21の軸方向に垂直な半径方
向)においてリール21の回転中心と外端(図柄が表示
されている外周表面)との中間点より少なくとも回転中
心側に配置されている。特に、リール21の回転中心近
傍に基準片26aを配置するのが好ましい。 【0036】以上、本発明の第1実施形態を説明した
が、第1実施形態では、以下の効果が期待できる。本実
施形態では、リール21の回転中心近傍に基準片26a
が配置されているので、従来(図26)のようなリール
101の外輪部の内周に基準片101aを設けた場合に
比べて基準片26aの周速度が遅くなる。従って、従来
のセンサ構成を利用しつつモータ22の回転速度を高速
にした場合でも、確実に基準片26aを検出することが
できる。 【0037】さらに、基準片26aがモータ22の回転
軸22aに近い位置を周回することになるので、従来の
ようにモータ102の回転軸から遠いリール101の外
輪部の内周に基準片101aを設けた場合に比べて基準
片26aの左右方向へのブレが小さくなる。したがっ
て、センサ41の取り付けを従来に比べて精密に行う必
要がなくなり、リールユニット20の組立工数の削減が
期待できるだけでなく、組み付け不要による基準片26
aやセンサ41の破損の可能性を極めて小さくすること
ができる。 【0038】また、本実施形態では、基準片26aをリ
ール21とを別体で構成しているので、従来(図26)
のようなリール101の外輪部の内周に基準片101a
を設けた場合に比べてセンサ41の取付位置を任意の場
所に設定しやすくなる。 【0039】さらに、本実施形態では、センサ基板40
を、モータ22を固定する取付板23に直接取り付ける
のではなく、バックライト部30側に取り付けている
(固定している)ので、従来(図26)のように取付板
103にセンサ104を取り付けたものに比べて取付板
23の構造を簡素化し、剛性を確保しやすくなる。 【0040】(第2実施形態)図7及び図8は、本発明
の第2実施形態を示す図である。図7は、第2実施形態
の要部を示す分解斜視図であり、図8は、リール21A
の内部が見えるように外輪部21aの一部を切断して示
す正面図(一部断面図)である。第2実施形態では、第
1実施形態の部材に相当する部材であって第1実施形態
と異なる部材に対して、符号「A」を付している。 【0041】第1実施形態では、基準片形成部材26
は、リールボス24とリール21との間に挟み込み、リ
ール21とリールボス24とをネジ27によりネジ止め
することにより基準片形成部材26を固定した。これに
対し、第2実施形態では、基準片形成部材26Aをリー
ル21Aに直接ネジ止めするようにしたものである。図
7に示すように、基準片形成部材26Aには、2つの貫
通穴26cが形成されている。なお、図8に示すよう
に、貫通穴26cのリール21Aとの対向面側は、ボス
状をなしている。 【0042】さらに、リール21Aのフランジ部21b
には、ネジ穴21eが形成されている。そして、基準片
形成部材26Aをリール21Aに取り付ける場合には、
基準片形成部材26Aをリール21Aのフランジ部21
bに重ね合わせ、さらにネジ51を基準片形成部材26
Aの貫通穴26cに挿入するとともに、ネジ穴21eに
ネジ止めする。 【0043】なお、基準片形成部材26Aの中心部に
は、ボス部26dが形成されている。このボス部26d
の外形は、第1実施形態で示したリールボス24に相当
する外形をなすものである。すなわち、基準片形成部材
26Aの中心部の外形は、第1実施形態において基準片
形成部材26とリールボス24とを嵌合させたときの基
準片形成部材26の中心部のリールボス24を含む外形
に相当する。 【0044】そして、ボス部26dには、第1実施形態
のリールボス24に形成されているネジ穴24bに相当
するネジ穴26eが形成されており、第1実施形態と同
様に、このネジ穴26eにネジ25が取り付けられるこ
とにより、モータ22の回転軸22aにネジ止めされ、
固定されている。以上のように形成すれば、第1実施形
態におけるリールボス24の部品を削減することができ
る。 【0045】(第3実施形態)図9及び図10は、本発
明の第3実施形態を示す図である。図9は、第3実施形
態の要部であるリール21Bのフランジ部21b近傍を
示す側面図であり、図10は、リール21Bの内部が見
えるように外輪部21aの一部を切断して示す正面図
(一部断面図)である。第3実施形態では、第1実施形
態の部材に相当する部材であって第1実施形態と異なる
部材に対して、符号「B」を付している。 【0046】第1実施形態(第2実施形態も同様)で
は、基準片形成部材26をリール21と別体で形成し
た。しかし、第3実施形態では、リール21Bのフラン
ジ部21bに基準片形成部材26Bを一体形成したもの
である。第3実施形態の基準片形成部材26Bは、第1
実施形態の基準片形成部材26のように円板状の基体を
有さず、環状の外輪部26fを有し、その一部に基準片
26aを一形成している。このため、基準片26aの長
さは、第1実施形態の基準片26aより長さが長く形成
されているが、回転中心から基準片26aの先端までの
距離は、第1実施形態と同一である。また、センサ41
は、第1実施形態のセンサ41と同一である。なお、図
10に示すように、基準片26aの長さを長くしたの
で、基準片26aの一方の面側には、成型時の倒れ防止
のためのリブが設けられている。 【0047】また、第3実施形態では、リール21Bと
基準片形成部材26Bとを成型により一体形成するにあ
たり、リール21Bの回転軸方向に分割される成型金型
を用いる。この成型金型の分割方向を考慮して、リール
21Bのアーム部21c間に基準片形成部材26aが位
置するように構成している。 【0048】第3実施形態のように形成すれば、基準片
形成部材26Bとリール21Bとを一体にしたことによ
り、基準片形成部材26B独自の部品を削減することが
できる。また、一体で形成した場合でも、本実施形態で
示したように、基準片形成部材26Bをリール21Bの
近傍に配置することができる。 【0049】(第4実施形態)図11及び図12は、本
発明の第4実施形態を示す図である。図11は、第4実
施形態の要部を示す分解斜視図であり、図12は、リー
ル21の内部が見えるように外輪部21aの一部を切断
して示す正面図(一部断面図)である。第4実施形態で
は、第1実施形態の部材に相当する部材であって第1実
施形態と異なる部材に対して、符号「C」を付してい
る。 【0050】第4実施形態では、基準片形成部材26C
を備える。基準片形成部材26Cは、第1実施形態の基
準片形成部材26に対し、筒状部26gを備えている点
が異なる。すなわち、第1実施形態の基準片形成部材2
6は、図6等に示したように、ほぼ円板状の基体を有す
るとともに、その外周側面の一部に基準片26aを設け
たものである。これに対し、第4実施形態の基準片形成
部材26Cでは、第1実施形態の基準片形成部材26の
基体から回転軸方向に延在する筒状部26gが設けられ
ている。そして、この筒状部26gの下端部に基準片形
成部材26aが一体形成されている。 【0051】筒状部26gは、図12に示すように、そ
の内部にモータ22を収容できる大きさを有している。
また、リールボス24は、第1実施形態と同一形状であ
り、第1実施形態と同様の位置に取り付けられる。ま
た、センサ基板40は、第1実施形態では、バックライ
ト部30のセンサ取付部31に取り付けられるととも
に、バックライト部30が取付板23に取り付けられて
いた。これに対して第4実施形態では、センサ基板40
は、取付板23の平坦面に直接取り付けられている。 【0052】このように、第4実施形態では、基準片2
6aは、取付板23の近傍に配置されている。そして、
取付板23にセンサ基板40を直接取り付けたときのセ
ンサ41の受発光素子間に基準片26aが位置するよう
に、筒状部26gの長さが設定されている。以上のよう
に形成すれば、取付板23に直接センサ基板40を取り
付けることができるので、バックライト部30に対し、
センサ取付部31を形成する必要がなく、バックライト
部30の形状を簡素化することができる。 【0053】(第5実施形態)図13及び図14は、本
発明の第5実施形態を示す図である。図13は、第5実
施形態の要部を示す分解斜視図であり、図14は、第5
実施形態の基準片形成部材26Dとセンサ41Dとの関
係を示す側面図である。第5実施形態では、第1実施形
態の部材に相当する部材であって第1実施形態と異なる
部材に対して、符号「D」を付している。 【0054】第5実施形態では、基準片形成部材26D
を備える。基準片形成部材26Dは、第1実施形態の基
準片形成部材26に対して、第1に、基準片26aの長
さが異なる。第5実施形態の基準片26aは、第1実施
形態のものより長く形成されている。 【0055】さらに、基準片形成部材26Dの外周側面
には、基準片26aの他に、位置検出片26hが設けら
れている。位置検出片26hは、本実施形態では回転方
向に36度間隔で9個設けられている。さらに、基準片
26aと位置検出片26hとの回転方向の間隔も36度
に設定されている。すなわち、基準片形成部材26Dの
外周側面には、1個の基準片26aと9個の位置検出片
26hとが36度間隔で配置されている。さらに、位置
検出片26hの長さは、基準片26aの長さより短く
(第1実施形態の基準片26aの長さ程度に)形成され
ている。 【0056】また、センサ基板40Dには、第1実施形
態と異なる構造のセンサ41Dが設けられている。セン
サ41Dは、発光素子と受光素子とからなるセンサ42
及び43を並設したものである。図14に示すように、
センサ41Dのセンサ42及び43は、それぞれ高さが
異なるように形成されている。 【0057】また、図14(A)に示すように、基準片
26aは、センサ42及び43の双方を通過するように
形成されている。これに対し、同図(B)に示すよう
に、位置検出片26hは、センサ43を通過するもの
の、センサ42を通過しないように形成されている。 【0058】そして、センサ42は、第1実施形態のセ
ンサ41と同様の形状及び機能を有し、基準片26aの
通過を検出することにより、リール21の回転方向にお
ける基準位置を検出する。また、センサ43は、基準片
26a及び位置検出片26hを検出することにより、リ
ール21の回転方向における位置を検出する。ここで、
例えばリール21の外輪部21aの外周面に10個の図
柄が表示されており、各図柄に対応する位置に基準片2
6a又は位置検出片26hを配置すれば、センサ43に
よる検出により、各図柄を検出することができる。さら
に、第1実施形態と同様に、リール21の基準位置を併
せて検出することができる。 【0059】このようにして、基準片26a及び位置検
出片26hを検出することで、図柄の位置を検出するこ
とができるので、第1実施形態のように、モータ22の
回転パルス数をカウントすることなく、リール21上の
図柄を検出することができる。なお、本実施形態では、
リール21に10個の図柄を配列したために合計10個
の基準片26a又は位置検出片26hを設けたが、図柄
数に応じて位置検出片26hの数及び配置間隔を設定す
れば良い。すなわち、リール21の図柄数を変えるとき
は、その図柄数だけ位置検出片26hを有する基準片形
成部材26Dに交換すれば良い。 【0060】図15は、第1実施形態と第5実施形態と
のリール位置検出を比較して示す正面図である。図中、
左側の基準片26a及びセンサ41は、第1実施形態の
ものであり、右側のセンサ41D並びに基準片26a及
び位置検出片26hは第5実施形態のものである。図1
5に示すように、リール21の4つの図柄として、図柄
「B」、「A」、「P」、「O」が表示されている。こ
のうち、図柄「A」が基準位置に設定されている。 【0061】この場合に、第1実施形態では、基準片2
6aがセンサ41を通過したときに、リール21の基準
位置(図柄「A」の位置)が検出される。また、第5実
施形態では、第1実施形態のセンサ41が配置された位
置に、センサ41Dのセンサ42が配置されている。そ
して、基準片26aがセンサ42を通過したときに、リ
ール21の基準位置(図柄「A」の位置)が検出され
る。また、図柄「B」や「P」に対応する位置には、位
置検出片26hが配置されている(図15では、図柄
「O」に対応する位置検出片26hの図示を省略してい
る)。そして、基準片26a又は位置検出片26hがセ
ンサ43を通過したときに、リール21の回転方向にお
ける位置(各図柄の位置)が検出される。 【0062】(第6実施形態)図16及び図17は、本
発明の第6実施形態を示す図である。図16は、第6実
施形態のセンサ41Eを有するセンサ基板40Eを示す
斜視図であり、図17は、第6実施形態の基準片形成部
材26Eとセンサ41Eとの関係を示す側面図である。
なお、第6実施形態では、第1実施形態の部材に相当す
る部材であって第1実施形態と異なる部材に対して、符
号「E」を付している。 【0063】第6実施形態は、第5実施形態の変形例で
あり、第5実施形態と同様に、リール21の基準位置の
他に、図柄位置を検出するようにしたものである。第6
実施形態では、図16に示すセンサ基板40Eを備え
る。センサ基板40Eは、第5実施形態で示したセンサ
42を2つ並設したセンサ41Eを備えている。すなわ
ち第6実施形態では、第5実施形態と異なり、同一形状
のセンサ42を2つ設けたものである。 【0064】また、第6実施形態では、基準片形成部材
26Eを備える。基準片形成部材26Eは、基準片26
a及び位置検出片26iを備えている。位置検出片26
iは、第5実施形態の位置検出片26hに相当するもの
である。 【0065】さらにまた、基準片26a及び位置検出片
26iの長さは、第1実施形態の基準片26aとほぼ同
一である。さらに、基準片26a及び位置検出片26i
は、第5実施形態の基準片26a及び位置検出片26h
と同一位置に配置されている。すなわち基準片26a及
び位置検出片26iは、基準片形成部材26Eの回転方
向に36度の等間隔で設けられている。 【0066】また、基準片26aは、第1実施形態の基
準片26aとほぼ同一の横幅を有するが、位置検出片2
6iの横幅は、基準片26a及び第5実施形態の位置検
出片26hの横幅のほぼ半分程度である。 【0067】図17(A)において、基準片形成部材2
6Eが図中、反時計回りに回転していると仮定すると、
基準片26aがセンサ41Eを通過する場合には、最初
に右側のセンサ42が基準片26aを検出する。さらに
基準片形成部材26Eが回転すると、左側のセンサ42
が基準片26aを検出する。ここで、左側のセンサ42
が基準片26aを検出したときに、右側のセンサ42が
未だ基準片26aを検出しているときには、位置検出片
26iではなく基準片26aを検出したと判別する。 【0068】これに対し、図17(B)に示すように、
位置検出片26iがセンサ41Eを通過するときには、
最初に右側のセンサ42が位置検出片26iを検出する
が、位置検出片26iが右側のセンサ42を通過してい
る間は、位置検出片26iは左側のセンサ42内には入
り込まないので、左側のセンサ42は位置検出片26i
を検出しない。さらに基準片形成部材26Eが図中、反
時計回りに回転し、位置検出片26iが左側のセンサ4
2を通過するときには、位置検出片26iは右側のセン
サ42の外に出た位置にある。よって、左側のセンサ4
2が位置検出片26iを検出したときには、右側のセン
サ42は、位置検出片26iを検出しない。 【0069】これにより、位置検出片26iは、センサ
41Eを通過するときには、いずれか一方のみのセンサ
42により検出される。このように、右側のセンサ42
が検出しているときには左側のセンサ42は検出せず、
かつ左側のセンサ42が検出しているときには右側のセ
ンサ42は検出しないときには、基準片26aではなく
位置検出片26iを検出したと判別する。 【0070】以上のようにすれば、基準片26aを検出
することにより、リール21の基準位置を検出すること
ができる。また、基準片26a又は位置検出片26iの
いずれかを検出することにより、第5実施形態と同様
に、リール21の回転方向における位置を検出すること
ができる。さらに、第5実施形態と同様に、センサ41
Eによる検出により、各図柄を検出することができる。 【0071】(第7実施形態)図18は、本発明の第7
実施形態を示す図であり、センサ基板40F及びバック
ライト部30Fを分解して示す斜視図である。なお、第
7実施形態では、第1実施形態の部材に相当する部材で
あって第1実施形態と異なる部材に対して、符号「F」
を付している。 【0072】図18に示すように、バックライト部30
Fには、センサ取付け部材32が取り付けられる。セン
サ取付け部材32は、上壁及び側壁を有し、外形がほぼ
L形をなしており、側壁側がバックライト部30Fにネ
ジ止めされる。このセンサ取付け部材32の側壁には、
小判型の貫通穴32bと、円弧状の貫通穴32cとが形
成されている。さらに、バックライト部30Fのセンサ
取付け部材32が取り付けられる面には、ネジ穴34
(図19参照)が形成されている。そして、センサ取付
け部材32の貫通穴32b及び32cにそれぞれネジ3
3を挿入し、ネジ穴34にネジ止めすることで、センサ
取付け部材32がバックライト部30Fに固定される。
また、センサ取付け部材32の上壁には、その上壁の長
手方向(リール21の回転軸方向)に沿って長穴(貫通
穴)32aが形成されている。 【0073】また、センサ取付け部材32の上壁の上面
側には、押さえ板35が配置される。押さえ板35は、
断面がほぼ逆凹状に形成されており、この逆凹状の内部
にセンサ取付け部材32の上壁が収容されるように構成
されている。また、押さえ板35には、凹状の切欠き部
35bが形成されている。さらに、押さえ板35の上壁
には、貫通穴35aが形成されている。 【0074】また、センサ取付け部材32の上壁の下面
側には、センサ基板40Fが配置される。センサ基板4
0Fの基板面は、第1実施形態より大きく形成されてお
り、その一部には凸状の部分が設けられ、この凸状の部
分にコネクタ45が実装されている。 【0075】センサ取付け部材32の上壁の上側に押さ
え板35が取り付けられるとともに、その下側にセンサ
基板40Fが取り付けられると、センサ基板40Fのコ
ネクタ45は、センサ取付け部材32の上壁の外側に配
置され、さらに押さえ板35の切欠き部35b内に収容
される。また、押さえ板35の貫通穴35a、センサ取
付け部材32の長穴32a、及びセンサ基板40Fのネ
ジ穴44が上下方向において重なり合う位置に配置され
る。そして、ネジ36を貫通穴35a及び長穴32aに
通すとともに、ネジ穴44にネジ止めすることにより、
押さえ板35、センサ取付け部材32及びセンサ基板4
0Fが固定される。 【0076】第7実施形態では、センサ41の位置を調
整することができる。第1に、リール21の回転軸方向
におけるセンサ41の位置を調整することができる。図
19及び図20は、第7実施形態において、リール21
の回転軸方向におけるセンサ41の位置調整を説明する
図であり、図19は側面図を示し、図20は、平面図
(一部断面図)を示す。 【0077】上述したように、ネジ36をネジ穴44に
ネジ止めすると、押さえ板35、センサ取付け部材32
及びセンサ基板40Fが固定されるが、ネジ36を緩め
れば、センサ基板40Fは、押さえ板35とともに、セ
ンサ取付け部材32の上壁の長手方向に沿ってスライド
する。ネジ36がセンサ取付け部材32の長穴32a内
で長穴32aに沿って移動できるようになるためであ
る。 【0078】これにより、図19及び20に示すよう
に、実線で示した位置の他、2点鎖線で示すように、セ
ンサ基板40F及び押さえ板35を、センサ取付け部材
32の上壁の長手方向に沿って移動させることができ
る。そして、基準片26aがセンサ41内に入り込んだ
適切な位置(例えば、基準片26aがセンサ41内の中
央に位置するように)ネジ36をネジ止めすれば(図1
9参照)、基準片26aに対してセンサ41を適切な位
置で固定することができる。このようにして、リール2
1の回転軸方向において、基準片26aに対するセンサ
41の位置を調整することができる。なお、本実施形態
のように長穴32aを形成すれば、無段階にセンサ41
の位置を調整することができるが、図20の点線で示す
ように、長穴32aではなく、複数個の貫通穴を並設す
れば、センサ41の位置を多段階に調整することもでき
る。 【0079】また、第7実施形態では、第2に、モータ
22、すなわちリール21の回転方向におけるセンサ4
1の位置を調整することができる。図21は、図20の
A−A断面を示す矢視断面図である。図21では、セン
サ41を途中から切断して図示している。センサ取付け
部材32の側壁には、上述したように貫通穴32b及び
32cが形成されており、センサ取付部材32は、この
貫通穴32b及び32cを通してネジ33によりバック
ライト部30Fにネジ止めされている。 【0080】ここで、2つのネジ33を緩めた状態で
は、貫通穴32b及び32cによる可動範囲内で、セン
サ取付け部材32を図21中、矢印方向に移動させるこ
とができる。よって、この範囲内では所望の位置にセン
サ取付け部材32をネジ止めすることができる。これに
より、リール21の回転方向においてセンサ41の位置
を調整することができる。なお、図示しないが、貫通穴
32bや32cを複数個の穴を並設したものから構成す
れば、上記と同様に、センサ41の位置を多段階に調整
することもできる。 【0081】(第8実施形態)図22及び図23は、本
発明の第8実施形態を示す図である。図22は、モータ
22Gの回転軸方向に向かって見た側面図(一部断面
図)であり、図23は、図22の正面側を分解して示す
正面図(一部断面図)である。なお、第8実施形態で
は、第1実施形態の部材に相当する部材であって第1実
施形態と異なる部材に対して、符号「G」を付してい
る。 【0082】第8実施形態は、第7実施形態の変形例で
あり、第7実施形態と同様にリール21の回転方向にお
けるセンサ41の位置を調整することができるようにし
たものであるが、その構造が異なるものである。図22
及び図23に示すように、第8実施形態では、センサ取
付け部材32Gが設けられている。センサ取付け部材3
2Gは、第7実施形態と同様に上壁及び側壁を有し、外
形がほぼL形をなしており、側壁側が取付板23Gにネ
ジ止めされる。 【0083】ここで、センサ取付け部材32Gの側壁の
形状は第7実施形態と異なり、上壁の形状は第7実施形
態と同様である。また、第8実施形態のセンサ基板40
Gは、第7実施形態のセンサ基板40Fと同一形状をな
し、押さえ板35によってセンサ取付け部材32Gの上
壁に取り付けられている。そして、第7実施形態と同様
に、センサ基板40Gを、リール21の回転軸方向にス
ライドさせることにより、センサ41の位置を調整する
ことができる。 【0084】また、図22に示すように、センサ取付け
部材32Gの側壁の下側部分は、円形状に形成されてい
るとともに、その中央に円形状の開口部32dが形成さ
れている。さらにまた、モータ22Gの回転軸22aが
設けられた面と反対側の面には、円筒状のボス22bが
形成されている。そして、このボス22bと上記の開口
部32dとが嵌合するように形成されている。 【0085】さらに、取付板23Gのモータ22Gが取
り付けられる部分には、ボス22bを貫通させるための
円形状の開口部23aが形成されている。モータ22G
を取付板23Gに固定する場合には、取付板23Gに形
成された貫通穴23bにネジ53を挿入するとともに、
モータ22Gのボス22bが設けられた面に形成された
ネジ穴(図示せず)にネジ止めする。 【0086】ここで、モータ22Gのボス22bが設け
られた面には、4つのワッシャ52が取り付けられる。
そして、ネジ53は、貫通穴23bとワッシャ52とを
介してモータ22Gのネジ穴にネジ止めされる。さら
に、モータ22Gのボス22bに、センサ取付け部材3
2Gの開口部32dが入り込むとともに、モータ22G
のボス22bの先端部が取付板23Gの開口部23aに
入り込んだ状態でネジ止めされる。 【0087】また、センサ取付け部材32Gの側壁に
は、第7実施形態と同様の円弧状の貫通穴32eが形成
されている。また、取付板23G側には、ネジ穴23c
が形成されている。そして、ネジ33を貫通穴32eに
挿入するとともに、ネジ穴23cにネジ止めすれば、セ
ンサ取付け部材32Gが取付板23Gに固定される。 【0088】ここで、ネジ33を緩めると、センサ取付
け部材32Gは、貫通穴32eの可動範囲内で、モータ
22Gのボス22bを中心として回動可能な状態とな
る。よって、センサ取付け部材32Gを回動させて、セ
ンサ取付け部材32Gの取付板23Gへの取付け位置を
調整すれば、第7実施形態と同様に、リール21の回転
方向にセンサ41の位置を調整することができる。 【0089】図24及び図25は、リール21の回転方
向においてセンサ41の位置を調整する例を示す側面図
であり、リール21上の図柄を併せて示すものである。
図24及び図25では、リール21の半径方向におい
て、基準片形成部材26の基準片26aと、リール21
上の図柄「A」とが同一ライン上に位置するように設定
されているものとする。 【0090】図24は、リール21の半径方向におい
て、基準片26aとリール21上の図柄「A」が同一ラ
イン上に位置している状態を示している。すなわち、リ
ール21の半径方向において、基準片形成部材26の基
準片26aの中心を通るラインは、リール21上の図柄
「A」の中心位置を通る。この状態では、ネジ33が貫
通穴32eの長手方向においてほぼ中央に位置するよう
にネジ33をネジ止めし、センサ取付け部材32Gを取
付板23Gに固定すれば、図柄「A」が基準位置にある
ときに、基準片26aがセンサ41を通過するように設
定することができる。 【0091】これに対し、図25は、リール21上の図
柄の位置がずれている例を示している。この場合には、
リール21の半径方向において、基準片形成部材26の
基準片26aの中心を通るラインは、リール21上の図
柄「A」の中心位置を通らない。よって、リール21の
基準位置が図柄「A」の位置に正しく合っていないこと
になる。 【0092】この場合には、図25に示すように、ネジ
33を緩めるとともに、図中、時計回りにセンサ取付け
部材32Gを回動させて、図柄「A」が基準位置にある
ときに、基準片26aがセンサ41を通過するように設
定することができる。そして、この位置で再度ネジ33
をネジ止めすれば良い。 【0093】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明は、上述した実施形態に限定されることな
く、種々の変形が可能である。例えば、実施形態として
第1〜第8実施形態を挙げたが、これらのうちの2以上
を適宜選択して組み合わせることも可能である。具体的
には、例えば第4実施形態で示した筒状部26gに、基
準片26aとともに、第5実施形態又は第6実施形態で
示した位置検出片26h又は26iを設けるようにして
も良い。 【0094】 【発明の効果】請求項1の発明によれば、基準片検出部
による基準片の検出を、より確実に行うことができる。
また、基準片と基準片検出部との位置合わせを、より容
易に行うことができるので、基準片検出部に対する基準
片の正確な位置を確保することができ、例えば基準片と
基準片検出部との接触を防止することができる。さら
に、位置精度を確保しやすくすることにより、組立も容
易になるので、組立コストの削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のリールユニットを弾球遊技機の
遊技盤に取り付けた例を示す正面図である。 【図2】並設したリールユニットの要部を示す正面図
(一部断面図)であって、右リールユニットを省略して
図示したものである。 【図3】図2中、左側のリールユニットの内部構造の一
部断面をより拡大して示す図である。 【図4】リールユニットの側面図(一部断面図)であ
る。 【図5】図4中、基準片とセンサとの位置関係をより詳
細に示す図である。 【図6】リールユニットにおいて、リールとモータ、及
びこれらの間に取り付けられた各部材を分解して示す斜
視図である。 【図7】本発明の第2実施形態を示す図であって、第2
実施形態の要部を示す分解斜視図である。 【図8】本発明の第2実施形態を示す図であって、リー
ルの内部が見えるように外輪部の一部を切断して示す正
面図(一部断面図)である。 【図9】本発明の第3実施形態を示す図であって、第3
実施形態の要部であるリールのフランジ部近傍を示す側
面図である。 【図10】本発明の第3実施形態を示す図であって、リ
ールの内部が見えるように外輪部の一部を切断して示す
正面図(一部断面図)である。 【図11】本発明の第4実施形態を示す図であって、第
4実施形態の要部を示す分解斜視図である。 【図12】本発明の第4実施形態を示す図であって、リ
ールの内部が見えるように外輪部の一部を切断して示す
正面図(一部断面図)である。 【図13】本発明の第5実施形態を示す図であって、第
5実施形態の要部を示す分解斜視図である。 【図14】本発明の第5実施形態を示す図であって、第
5実施形態の基準片形成部材とセンサとの関係を示す側
面図である。 【図15】第1実施形態と第5実施形態とのリール位置
検出を比較して示す側面図である。 【図16】本発明の第6実施形態を示す図であって、第
6実施形態のセンサを有するセンサ基板を示す斜視図で
ある。 【図17】本発明の第6実施形態を示す図であって、第
6実施形態の基準片形成部材とセンサとの関係を示す側
面図である。 【図18】本発明の第7実施形態を示す図であって、セ
ンサ基板及びバックライト部を分解して示す斜視図であ
る。 【図19】第7実施形態において、リールの回転軸方向
におけるセンサの位置調整を説明する側面図である。 【図20】第7実施形態において、リールの回転軸方向
におけるセンサの位置調整を説明する平面図(一部断面
図)である。 【図21】図20のA−A断面を示す矢視断面図であ
る。 【図22】本発明の第8実施形態を示す図であって、モ
ータの回転軸方向に向かって見た側面図(一部断面図)
である。 【図23】本発明の第8実施形態を示す図であって、図
22の正面側を分解して示す正面図(一部断面図)であ
る。 【図24】リールの回転方向においてセンサの位置を調
整する例を示す側面図であり、リール上の図柄を併せて
示すものである。 【図25】リールの回転方向においてセンサの位置を調
整する例を示す側面図であり、リール上の図柄を併せて
示すものである。 【図26】従来のリールの回転方向における基準位置を
検出する方法の第1例を示す概略平面図(一部断面図)
である。 【図27】従来のリールの回転方向における基準位置を
検出する方法の第2例を説明する図であり、モータの内
部構造を示す概略斜視図である。 【符号の説明】 1 遊技盤 2 ガイドレール 3 遊技領域 4 特定入賞口 5 一般入賞口 6 特別入賞口 7 アウト口 10 図柄変動表示装置 11 表示窓 20 リールユニット 21、21A、21B リール 21a 外輪部 21b フランジ部 21c アーム部 21d 穴 21e ネジ穴 21f 係合部 22、22G モータ(駆動部) 22a 回転軸 22b ボス 23、23G 取付板 23a 開口部 23b 貫通穴 23c ネジ穴 24 リールボス 24a 穴2 24b ネジ穴 24c 筒部 24d 鍔部 24e ネジ穴 25 ネジ 26、26A、26B、26C、26D、26E 基準
片形成部材 26a 基準片 26b 穴 26c 貫通穴 26d ボス部 26e ネジ穴 26f 外輪部 26g 筒状部 26h 位置検出片 26i 位置検出片 26j 係合部 27 ネジ 30、30F バックライト部 31 センサ取付部 32、32G センサ取付け部材 32a 長穴 32b 貫通穴 32c 貫通穴 32d 開口部 32e 貫通穴 33 ネジ 34 ネジ穴 35 押さえ板 35a 貫通穴 35b 切欠き部 36 ネジ 37 バックライト台座 38 ランプケース 40、40D、40E、40F、40G センサ基板
(基準片検出部) 41、41D、41E センサ 42 センサ 43 センサ 44 ネジ穴 45 コネクタ 51 ネジ 52 ワッシャ 53 ネジ
遊技盤に取り付けた例を示す正面図である。 【図2】並設したリールユニットの要部を示す正面図
(一部断面図)であって、右リールユニットを省略して
図示したものである。 【図3】図2中、左側のリールユニットの内部構造の一
部断面をより拡大して示す図である。 【図4】リールユニットの側面図(一部断面図)であ
る。 【図5】図4中、基準片とセンサとの位置関係をより詳
細に示す図である。 【図6】リールユニットにおいて、リールとモータ、及
びこれらの間に取り付けられた各部材を分解して示す斜
視図である。 【図7】本発明の第2実施形態を示す図であって、第2
実施形態の要部を示す分解斜視図である。 【図8】本発明の第2実施形態を示す図であって、リー
ルの内部が見えるように外輪部の一部を切断して示す正
面図(一部断面図)である。 【図9】本発明の第3実施形態を示す図であって、第3
実施形態の要部であるリールのフランジ部近傍を示す側
面図である。 【図10】本発明の第3実施形態を示す図であって、リ
ールの内部が見えるように外輪部の一部を切断して示す
正面図(一部断面図)である。 【図11】本発明の第4実施形態を示す図であって、第
4実施形態の要部を示す分解斜視図である。 【図12】本発明の第4実施形態を示す図であって、リ
ールの内部が見えるように外輪部の一部を切断して示す
正面図(一部断面図)である。 【図13】本発明の第5実施形態を示す図であって、第
5実施形態の要部を示す分解斜視図である。 【図14】本発明の第5実施形態を示す図であって、第
5実施形態の基準片形成部材とセンサとの関係を示す側
面図である。 【図15】第1実施形態と第5実施形態とのリール位置
検出を比較して示す側面図である。 【図16】本発明の第6実施形態を示す図であって、第
6実施形態のセンサを有するセンサ基板を示す斜視図で
ある。 【図17】本発明の第6実施形態を示す図であって、第
6実施形態の基準片形成部材とセンサとの関係を示す側
面図である。 【図18】本発明の第7実施形態を示す図であって、セ
ンサ基板及びバックライト部を分解して示す斜視図であ
る。 【図19】第7実施形態において、リールの回転軸方向
におけるセンサの位置調整を説明する側面図である。 【図20】第7実施形態において、リールの回転軸方向
におけるセンサの位置調整を説明する平面図(一部断面
図)である。 【図21】図20のA−A断面を示す矢視断面図であ
る。 【図22】本発明の第8実施形態を示す図であって、モ
ータの回転軸方向に向かって見た側面図(一部断面図)
である。 【図23】本発明の第8実施形態を示す図であって、図
22の正面側を分解して示す正面図(一部断面図)であ
る。 【図24】リールの回転方向においてセンサの位置を調
整する例を示す側面図であり、リール上の図柄を併せて
示すものである。 【図25】リールの回転方向においてセンサの位置を調
整する例を示す側面図であり、リール上の図柄を併せて
示すものである。 【図26】従来のリールの回転方向における基準位置を
検出する方法の第1例を示す概略平面図(一部断面図)
である。 【図27】従来のリールの回転方向における基準位置を
検出する方法の第2例を説明する図であり、モータの内
部構造を示す概略斜視図である。 【符号の説明】 1 遊技盤 2 ガイドレール 3 遊技領域 4 特定入賞口 5 一般入賞口 6 特別入賞口 7 アウト口 10 図柄変動表示装置 11 表示窓 20 リールユニット 21、21A、21B リール 21a 外輪部 21b フランジ部 21c アーム部 21d 穴 21e ネジ穴 21f 係合部 22、22G モータ(駆動部) 22a 回転軸 22b ボス 23、23G 取付板 23a 開口部 23b 貫通穴 23c ネジ穴 24 リールボス 24a 穴2 24b ネジ穴 24c 筒部 24d 鍔部 24e ネジ穴 25 ネジ 26、26A、26B、26C、26D、26E 基準
片形成部材 26a 基準片 26b 穴 26c 貫通穴 26d ボス部 26e ネジ穴 26f 外輪部 26g 筒状部 26h 位置検出片 26i 位置検出片 26j 係合部 27 ネジ 30、30F バックライト部 31 センサ取付部 32、32G センサ取付け部材 32a 長穴 32b 貫通穴 32c 貫通穴 32d 開口部 32e 貫通穴 33 ネジ 34 ネジ穴 35 押さえ板 35a 貫通穴 35b 切欠き部 36 ネジ 37 バックライト台座 38 ランプケース 40、40D、40E、40F、40G センサ基板
(基準片検出部) 41、41D、41E センサ 42 センサ 43 センサ 44 ネジ穴 45 コネクタ 51 ネジ 52 ワッシャ 53 ネジ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数種類の図柄を外周面に表示したリー
ルと、 前記リールを回転駆動するための駆動部と、 前記リールとともに回転される基準片と、 前記リールの回転方向における基準位置を検出するため
に、前記リールの回転時に前記基準片の通過を検出する
基準片検出部とを備えるリールユニットであって、 前記基準片は、前記リールの半径方向において前記リー
ルの回転中心と外端との中間点より少なくとも前記回転
中心側に配置されていることを特徴とするリールユニッ
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002125311A JP2003310821A (ja) | 2002-04-26 | 2002-04-26 | リールユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002125311A JP2003310821A (ja) | 2002-04-26 | 2002-04-26 | リールユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003310821A true JP2003310821A (ja) | 2003-11-05 |
Family
ID=29540075
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002125311A Withdrawn JP2003310821A (ja) | 2002-04-26 | 2002-04-26 | リールユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003310821A (ja) |
-
2002
- 2002-04-26 JP JP2002125311A patent/JP2003310821A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050401 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20070124 |