JP2011050623A - スロットマシン - Google Patents

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貴弘 長谷山
Yuji Yamada
裕二 山田
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Abstract

【課題】組立・調整が容易で、リーフの損傷や誤動作を生じ難い構造のリーフ式表示器を備えたスロットマシンを提供する。
【解決手段】スロットマシン1は、リーフ式表示器50を筐体2の上部に備えると共に、リーフ式表示器50は、(1)多数のリーフを取り付けるためのリーフ取付用孔を円周方向に等角度間隔で備えたスリーブ付き円板をシャフトに固定してなるボビンを備え、(2)シャフトの一端にリーフ駆動モータの軸が直結され、(3)リーフを当接させて停止させるための部材として、リーフの自由端側の縁の幅のほぼ全体に渡って当接するステーを備え、(4)ボビンを構成する左右のスリーブ付き円板の間にリーフの固定側の縁を接触支持し得る直径の中間の円板を備え、(5)梨地加工のされた板紙製のリーフには突起部近傍の切り込み部で円板との間に空隙を形成する構造を備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、リーフ式表示器を備えるスロットマシンに関する。
一般的に、スロットマシンにいおては、複数の回転リールを有する回胴式表示装置を本体中央部に備え、遊技者のスタートレバー操作に応じてこれら複数の回転リールを回転させ、ストップボタン操作に応じて、回転リールを一つずつ停止させる演出を主として実施している。こうした演出の他に、内部の抽選処理による大当たり状態突入等を報知するための各種演出として、照明ランプによるフラッシュ演出、LCDによる画像演出、LEDによるドットマトリクス演出などを行うものもある。
こうした回胴式表示装置以外による演出手段として、リーフ式表示器の採用が検討されている。
リーフ式表示器とは、円筒状の回転ドラムの外周に多数の表示板を揺動可能に支持しておき、回転ドラムを回転させている最中に、特定の表示板の裏面の絵柄と次の表示板の前面の絵柄とで一対の絵柄を表示した状態で停止する様に回転ドラムの駆動制御を行うものであり、従来より、遊技機への適用が検討されている(例えば、特許文献1〜4)。
特許文献1に開示されるリーフ式表示器は、図25(A)に示す様に、モータによる駆動機構とラチェット機構とを組み合わせた構造となっている。
特許文献2に開示されるリーフ式表示器は、図25(B)に示す様に、本体の後部に横向きに設置されたモータの出力軸に固着されたモータギヤ、モータギヤと噛み合う仲介ギヤ、仲介ギヤの回転支軸に固着されたゼネバギヤ原車、ゼネバギヤ原車と噛み合うゼネバギヤ従車を介して、リーフ式表示器の筒軸を間欠送りの状態で回転させる構造となっている。
特許文献3に開示されるリーフ式表示器は、図25(C)に示す様に、並列に設けられた3つの表示ユニットの回転ドラムのそれぞれの内部に、ステッピングモータを内蔵させた構造となっている。
特許文献4に開示されるリーフ式表示器は、図25(D)に示す様に、ユニットケースの後壁に固定されたステッピングモータの動力を、ピニオンギヤとスパーギヤを介して回転ドラムに伝達する構造となっている。
特公昭57−8623号公報(図4) 特公平6−71491号公報(図3) 特開平6−296740号公報(図1) 特開2007−268101号公報(図6,7)
特許文献1,2,4の提案するリーフ式表示器は、奥行き方向の寸法が大きくなるという問題がある。一方、奥行き寸法が大きくなることのない特許文献3の提案するリーフ式表示器には、ステッピングモータへの配線が困難になるという問題がある。
また、特許文献1〜4の提案するリーフ式表示器は、いずれも駆動系の部品点数が多く、組立工数が増大すると共に、調整のための工数も増大するという問題がある。
さらに、従来技術では、リーフ式表示器の表示板を停止させた状態にするためのストッパ片が一定の部位に当たる構造であるため、表示板の一部が衝撃によって損傷し、割れ等が生じるおそれもある。
そこで、本発明は、組立・調整が容易で、リーフの損傷や誤動作を生じ難い構造のリーフ式表示器を備えたスロットマシンを提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた本発明のスロットマシンは、筐体の中央部に三個の回転リールをそれぞれが独立に回転可能な状態で備え、前記回転リールをスタートレバーの操作で回転させ、ストップボタンの操作で停止させたとき、ベット数に基づいて設定された停止ライン上に揃った絵柄に応じた枚数のコインが払い出されるスロットマシンであって、演出用のリーフ式表示器を前記筐体の上部に備えると共に、さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする。
(1)前記リーフ式表示器は、多数のリーフを取り付けるためのリーフ取付用孔を円周方向に等角度間隔で備えたスリーブ付き円板をシャフトに固定してなるボビンを備えていること。
(2)前記リーフ式表示器は、前記シャフトの一端にリーフ駆動モータの軸が直結されていること。
(3)前記リーフ式表示器は、前記リーフを当接させて停止させるための部材として、該リーフの自由端側の縁の幅のほぼ全体に渡って当接するステーを備えていること。
本発明のスロットマシンによれば、(3)の構成を備えたことによって回転中のリーフはその自由端側の縁のほぼ前部がステーに当接することからリーフの損傷を防止することができ、(1),(2)の構成を採用したことによってコンパクトで組立易く、かつ調整もし易いという作用が発揮される。
ここで、本発明のスロットマシンは、上記目的を達成する上で、さらに、以下の構成をも備えることができる。
(4)前記シャフトには、前記ボビンを構成する左右のスリーブ付き円板の間に、該スリーブ付き円板に取り付けられたリーフの固定側の縁を接触支持し得る直径の中間の円板を備えていること。
(4)の構成をも備えることにより、リーフを演出効果の高い幅広のものとして目立たせた場合においても、中間の円板で縁を支えることができる結果、ゆがみや歪みが生じ難く、リーフの損傷や誤動作を防止することができる。
また、これらの本発明のスロットマシンは、上記目的を達成する上で、さらに、以下の構成をも備えることができる。
(5)前記リーフは、それぞれ、全体として長方形状のリーフ本体と、該リーフ本体の固定側の縁の左右の端に形成され、該リーフ本体の左右縁よりも先端が飛び出した突起部と、該突起部の上の部分に形成され、前記リーフ本体の左右縁よりも内側に入り込む切り込み部とを備え、前記左右の突起部を前記リーフ取付孔にボビン中央側から挿入することによって取り付けられたときに前記切り込み部が左右のスリーブ付き円板の側面及び外周面に対する空隙を形成する形状とされていること。
(5)の構成をも備えることにより、左右の円板間に組み込まれるリーフの縁が円板に擦れることがなく、その結果、リーフの損傷防止、ゆがみ・歪みの防止に効果を発揮し、リーフの長寿命化と誤動作の防止にさらなる効果を発揮することができる。
さらに、上述した本発明の各スロットマシンは、上記目的を達成する上で、さらに、以下の構成をも備えることができる。
(6)前記リーフは、表面及び裏面に微細な凹凸が形成された板紙によって形成されていること。
(6)の構成をも備えることにより、多数のリーフを密に備えたリーフ式表示器であっても、リーフ同士が静電気で密着してしまうのを防止又は緩和し、その結果、リーフの損傷や誤動作の防止に有効な作用が発揮される。
さらに、上述した本発明の各スロットマシンは、上記目的を達成する上で、さらに、以下の構成をも備えることができる。
(7)前記ステーは、帯状の金属板で形成され、その左右の端が直角に後方へ折り曲げられたブラケット部とされ、このブラケット部には、上下方向に伸びる長孔が開口され、この長孔を介して、前記ブラケット部をリーフ式表示器のシャーシの左右の側壁の内面側に、上下方向に距離をおいた複数本のネジで固定する構造とされていること。
(7)の構成をも備えることにより、ステーの高さ調節を容易に実行することができ、リーフの損傷防止と誤動作防止を確実に実行することを可能にしている。
さらに、上述した本発明の各スロットマシンは、上記目的を達成する上で、さらに、以下の構成をも備えることができる。
(8)前記リーフ式表示器は、上面及び前後開放のコの字状の金属製シャーシの左右側壁間に前記シャフトを、前記リーフ駆動モータと直結されていない側の軸をクリップベアリングで支持した状態に軸支すると共に、前記金属製シャーシの上面及び背面を覆い、前記ステーの前面を押さえる様に前面側にも回り込んだ壁を有するカバーが取り付けられていること。
(8)の構成をも備えることにより、リーフ式表示器の組立・調整の際には上及び前後開放の状態で作業をすることができ、さらに、シャフトの支持を簡略化することができ、加えて、ステーの補強を行うこともできる。
さらに、上述した本発明の各スロットマシンは、上記目的を達成する上で、さらに、以下の構成をも備えることができる。
(9)前記シャフトのモータ軸との直結部分には、シャフト1回転に対して1回の割合で原点位置を検出をするための原点位置検出センサが設置されていること。
(10)前記リーフ駆動モータは、ステッピングモータで構成され、前記ボビンを形成する左右のスリーブ付き円板には、前記ステッピングモータを1回転させるステップ数と等しい枚数のリーフが等角度間隔で取り付けられていること。
(11)前記原点位置検出センサによる原点位置検出による修正を加えつつ、前記リーフ駆動モータに対して指令したステップ数に基づいてリーフの回転位置を判定し、リーフ停止位置を制御する処理を実行する演出制御装置を備えていること。
(9)〜(11)の構成を備えることにより、精度よくリーフ式表示器の回転位置制御を実行することができ、誤動作の防止に対する制御面での作用をより確実なものにすることができる。
ここで、少なくとも(1)〜(3)と(9)〜(11)とを備えた本発明のスロットマシンは、上記目的を達成する上で、さらに、以下の構成をも備えることができる。
(12)前記演出制御装置は、前記リーフ式表示器による演出を実行するに当たり、疑似回転音を電子的に発生させる音声発生装置による音声演出を、前記リーフ式表示器の駆動状態と対応させて作動させる音声付きリーフ駆動演出を実行する手段として構成されていること。
(9)〜(11)に加えて(12)の構成をも備えることで、リーフ式表示器の動作と同期させてパタパタという疑似回転音を電子的に発生させる演出を加えることによってリーフの回転状態をリアルに表現したり、逆にリーフ式表示器の動作とはずらしてパタパタという疑似回転音を電子的に発生させる演出を加えることによって回転動作の変化を予測させたりダイナミックさを増したりするといった演出が可能になる。
より、リーフの回転状態をリアルに表現したり、
また、少なくとも(1)〜(3)と(9)〜(11)(あるいは(9)〜(12))とを備えた本発明のスロットマシンは、上記目的を達成する上で、さらに、以下の構成をも備えることができる。
(13)前記演出制御装置は、前記リーフ式表示器による演出を実行するに当たり、各種ランプによる照明演出を、前記リーフ式表示器の駆動状態と対応させて作動させる照明付きリーフ駆動演出を実行する手段として構成されていること。
(13)の構成をも備えることにより、リーフのアナログ的な動作に対して照明によるアクセントを加えることができる。これによって、リーフ式表示器の限られた演出に対して種々のバリエーションを与えることができる。
また、この(13)の構成を備えた本発明のスロットマシンは、上記目的を達成する上で、さらに、以下の構成をも備えることができる。
(14)前記リーフ式表示器は、前面に、面発光樹脂板で形成され、前記リーフの回転を許容する窓開口を有し、エッジライト用LEDによって面発光を利用した演出を実施可能な前面プレートを備えていること。
(15)前記前面プレートの窓開口は、その左右の縁間の距離が前記リーフの幅よりも若干大きく、その下縁は前記シャフトの中心からの距離が前記リーフの高さよりも若干大きく、その上縁は逆に前記シャフトの中心からの距離がリーフの高さよりも若干小さくなる寸法に開口され、各縁には、背面側に広がるテーパ面が形成されていること。
(16)前記演出制御装置は、前記照明付きリーフ駆動演出を実行する際に、前記前面プレートのエッジライト用LEDに対する照明制御を実行する手段として構成されていること。
(13)に加えて(14)〜(16)の構成をも備えた本発明のスロットマシンは、リーフの回転を阻害することのない形態の面発光樹脂板製の前面プレートを用いて、回転するリーフの近傍での照明演出を行うことができ、リーフの限られた動作により多くの変化を与えることができる。
また、上述してきた本発明の各スロットマシンは、上記目的を達成する上で、さらに、以下の構成をも備えることができる。
(17)前記リーフ式表示器として、複数のリーフ群を、少なくともそれらの一つを他のリーフ群よりも遅れて停止させることができる様に備えていること。
(17)の構成をも備えることにより、リーフ式表示器による演出のバリエーションを増加させることができる。
本発明によれば、リーフ式表示器というアナログ的な動作による演出の可能な機器を、組立・調整の容易な部品としてスロットマシンに組み込むことができ、しかも、当該リーフ式表示器の損傷を防止して長寿命化を実現でき、誤動作も防止して的確な演出を実行することができる。
実施例1のスロットマシンの正面図である。 実施例1のスロットマシンの右側面図である。 実施例1のスロットマシンの左側面図である。 実施例1のスロットマシンの平面図である。 実施例1のスロットマシンの底面図である。 実施例1のスロットマシンの背面図である。 実施例1のスロットマシンにおけるリーフ式表示器ユニットの設置位置を示す左側面図である。 実施例1のスロットマシンの制御系統の構成を示すブロック図である。 実施例1のスロットマシンで用いるリーフ式表示器を示し(A)は正面図、(B)は背面図、(C)は内部のリーフの様子を示す説明図である。 実施例1のスロットマシンで用いるリーフ式表示器を示し(A)はリーフを省略した状態の平面図、(B)は左側面図、(C)は右側面図である。 実施例1のスロットマシンで用いるリーフ式表示器のリーフの形状を示す平面図である。 実施例1のスロットマシンについてのリーフで表示する絵柄の一例を示す正面図である。 実施例1のスロットマシンについてのリーフで表示する絵柄の他の例を示す正面図である。 実施例1のスロットマシンのリーフ式表示器のカバーについて説明する左側面図である。 実施例1のスロットマシンの制御処理の内容を示すフローチャートである。 実施例1のスロットマシンの制御処理の内容を示すフローチャートである。 実施例1のスロットマシンの制御処理の内容を示すフローチャートである。 実施例1のスロットマシンにおいてリーフが回転している状態を示す正面図である。 実施例1のスロットマシンにおいてリーフが回転から停止する状態を示す説明図である。 実施例2のスロットマシンの正面図である。 実施例2のスロットマシンにおいてリーフが回転している状態を示す正面図である。 実施例2のスロットマシンにおいて左側のリーフだけが回転している状態を示す正面図である。 実施例2のスロットマシンにおいて右側のリーフだけが回転している状態を示す正面図である。 実施例2のスロットマシンで用いるリーフ式表示器において、リーフを省略した状態の平面図である。 従来技術の説明図である。
以下、本発明の実施形態として、具体的な実施例を図面に基づき詳細に説明する。
実施例1のスロットマシンを、図面に基づき詳細に説明する。
まず、図1〜図7に基づいて実施例1のスロットマシンの外観を説明する。実施例1のスロットマシン1は、筐体2の中央部に、三個の回転リール3a,3b,3cをそれぞれが独立に回転可能な状態で備えている。各回転リール3a〜3cの表面には、「ベル」,「チェリー」,「7」などの各種絵柄が表示されている。これら各回転リール3a〜3cの絵柄は、三列程度だけが表示窓4から見えるようになっている。この表示窓4には、水平方向に三本、斜め方向に二本の停止ラインLが設けられている。この停止ラインLは、コイン投入口5から投入されるコイン枚数に応じて、スロットマシンゲームにおける当選か否かの判定に有効な本数が設定される様になっている。
スロットマシン1には、シングルベットボタン11、マックスベットボタン12、スタートレバー13、ストップボタン14a,14b,14c、コイン受け皿15などが備えられている。また、本実施例では、筐体2の上部中央に演出用のリーフ式表示器50が備えられている。
コイン投入後、スタートレバー13を操作すると、三個の回転リール3a〜3cが一斉または順次に回転を開始し、それぞれの回転リール3a,3b,3cに対応するストップボタン14a,14b,14cが押されることにより、該当する回転リール3a,3b,2cが停止する。そして、そのとき有効な停止ラインL上に当選絵柄が揃った場合、ストップボタン14a〜14cに内蔵されているLED(図示せず)が点灯し、受け皿15に所定枚数のコインが払い出される。
図8に示される様に、このスロットマシン1は、メイン制御装置20と、サブ制御装置30とを備えている。メイン制御装置20は、CPU21、ROM22、RAM23等を備えたマイクロコンピュータによって構成され、ゲーム毎に乱数を発生させて抽選処理を実行している。サブ制御装置30も、CPU31、ROM32、RAM33等を備えたマイクロコンピュータによって構成され、メイン制御装置20から抽選結果を入力したりメイン制御装置20に対してスタートレバー操作情報を出力するメイン−サブ入出力ドライバ41、各種センサS1,S2,…からの信号を入力するセンサ信号入力ドライバ42、リール3a〜3cの駆動モータM1〜M3に対して制御信号を出力するリール駆動制御信号出力ドライバ43、コイン払出装置COINに対して払出信号を出力するコイン払出制御信号出力ドライバ44、リーフ式表示器50のリーフ駆動モータM50に対して制御信号を出力するリーフ式表示器制御信号出力ドライバ45、音声発生装置SOUNDに対して制御信号を出力する音声制御信号出力ドライバ46、各種ランプLAMPSに対して制御信号を出力するランプ制御信号出力ドライバ47等を備えている。
リーフ式表示器50は、図9,図10に示す様に、上面及び前後開放のコの字状に板金加工で形成した金属製シャーシ51と、この金属製シャーシ51の左右側壁51L,51R間に軸支されたシャフト52と、シャフト52の一端に直結されたリーフ駆動モータM50と、シャフト52にイモネジで左右所定位置及びそれらの中央に固定されたスリーブ付き円板52L,52R,52Cと、左右のスリーブ付き円板52L,52Rに取り付けられる多数のリーフ53とを備えている。
金属製シャーシ51の各側壁51L,51Rには、シャーシを構成する金属板をシャーシ底面の前縁と面一に左方向へ直角に折り曲げられた左前面壁54L及び右前面壁54Rが備えられている。そして、この左右前面壁54L,54Rの正面側に、プラスチックス製で長方形の窓開口55を備えた前面プレート56がスペーサ57L,57Rを介して固定されている。
この前面プレート56は、面発光樹脂板で形成され、図示省略したエッジライト用LEDによってプレート全体を面発光させることができる様になっている。なお、この面発光樹脂板としては、例えば、旭化成テクノプラス株式会社製の面発光メタクリル樹脂板(「デラグラス(登録商標)」シリーズ)、同社製のエンボス加工付きの面発光メタクリル樹脂板(「デラプリズム(登録商標)」シリーズ)、などを利用することができる。
前面プレート56の窓開口55は、左右縁55L,55R間の距離がリーフ53の幅よりも若干大きくなり、下縁55Bはシャフト52の中心からの距離がリーフ52の高さよりも若干大きくなり、上縁55Uは逆にシャフト52の中心からの距離がリーフ52の高さよりも若干小さくなる寸法に開口されている。また、窓開口55の縁55L,55R,55U,55Bには、背面側に広がるテーパ面55Tが形成されている。
また、金属製シャーシ51の各側壁51L,51Rの前面上部には、窓開口55の上縁55Uと下縁58Bが面一となる様に、ステー58が取り付けられている。このステー58は、帯状の金属板で形成され、左右の端が直角に後方へ折り曲げられたブラケット部58L,58Rとされている。このブラケット部58L,58Rには、上下方向に伸びる長孔59L,59Rが開口されている。この長孔59L,59Rを介して、ブラケット部58L,58Rを左右の側壁51L,51Rの内面側からそれぞれ上下2本のネジで固定することにより、ステー58の下縁58Bの水平度及び高さの調整が可能となっている。
シャフト52の左側のシャーシ貫通部は、クリップベアリング61にて軸支されている。一方、シャフト52の右側端部は、スリーブ継ぎ手62を介してモータ軸M50aと直結状態に結合されている。このスリーブ継ぎ手62の上部にはセンサS1が取り付けられており、シャフト1回転に対して1回の割合で原点位置を検出をすることができる様に構成されている。
リーフ駆動モータM50は、ステッピングモータで構成され、本実施例においては、50ステップで1回転するタイプのものを用いている。また、このステップ数に合わせて、左右の円板52L,52Rには、50枚のリーフ53が、角度間隔7.2°(360°/50)毎に取り付けられ、設計上、モータの1ステップ送りで、リーフ53の1枚送りを行うことができる様に構成されている。
このため、左右の円板52L,52Rは、図11(A)に示す様に、リーフ53を50枚装着するための各50個のリーフ取付用円孔63,63,…が、円周付近において同心円の上に孔中心が乗る様に周方向に等間隔で形成されている。また、これら左右の円板52L,52Rの直径D1は、リーフ53の高さ、窓開口55aの上下の縁55U,55Bの高さ及びステー58の下縁58Bの高さに基づいて、シャフト52を極低速で回転させているときにリーフ53を一枚ずつパタパタと送ることができる様に設計されている。これに対し、中央の円板52Cの直径D2は、左右の円板52L,52Rの直径D1よりも小さく、これら左右の円板52L,52Rに装着されたリーフ53の中心側の縁53Bに周面がほぼ接する程度の大きさとされている。
本実施例では、リーフ53として、図9に示す様に、その幅が前面プレート56の窓開口55の左右の縁55L,55R間の距離よりも若干小さく、その高さが窓開口55の上下の縁55U,55B間の距離の約半分程度となり、全体としては長方形状を呈する紙製のものを採用している。そして、図11(B)に示す様に、下縁53Bの左右の端には、円板52L,52Rのリーフ取付用円孔63,63,…に挿入するためにリーフ本体の左右縁53L,53Rよりも先端が飛び出した突起部53a,53bが形成され、この突起部53a,53bの上の部分には、左右縁53L,53Rよりも内側に入り込む切り込み部53c,53dが形成され、各角部はR取り加工されたものとなっている。また、リーフ53を構成する紙としては、表面及び裏面に梨地加工による微細な凹凸が形成された板紙を用いている。
そして、各リーフ53,53,…には、表面側に絵柄の上半分が印刷され、一枚前に取り付けられるリーフの裏面に当該絵柄の下半分が印刷されている。この結果、前後2枚のリーフ53x,53yによって、図12に例示する様にボーリングピンの絵柄を表示したり、図13に例示する様にボーリングの球の絵柄を表示したりすることができる。なお、絵柄は、ボールが徐々に転がって小さくなっていき、ボーリングピンが弾ける様子を示す様に順次変化する絵柄とすることで、リーフを回転させることによって動画の様な表示状態を実現するなどの態様で実施するとよい。
なお、このリーフ式表示器50は、図14に示す様に、上面及び背面を覆い、ステー58の前面を押さえる様に前面側にも回り込んだ壁を有するプラスチック成形品の透明カバー65を取り付けることによって、シャーシの補強、埃等の侵入防止、ステーの補強を行う。
次に、本実施例のスロットマシン1における制御処理の内容について説明する。
メイン制御装置20は、図15(A)に示す抽選処理を実行している。具体的には、メイン制御基板20は、スタートレバー13が操作される毎に(S10)、乱数発生処理を実行し(S20)、発生した乱数値を当選役決定テーブルと照合して今回のゲームの抽選処理を実行し(S30)、この抽選処理の結果をサブ制御装置30に送信する(S40)、という演算処理を実行している。なお、スタートレバー13が操作されたことは、サブ制御装置30側のセンサ信号入力ドライバ42を介して入力させるセンサ信号によってサブ制御装置30が検知し、メイン−サブ入出力ドライバ41を介してメイン制御装置20に出力される。また、当選役決定テーブルは、予め、メイン制御装置20のROM22に記憶されている。その内容は、乱数値とボーナスモード当選・ボーナスモード否当選とが対応付けられたテーブルとして構成され、ボーナスモード当選は、さらに、ビッグボーナスモード当選とレギュラーボーナスモード当選に分けられている。
サブ制御装置30は、図15(B)に示す演出制御処理を実行している。その概要は、メイン制御装置20から、メイン−サブ入出力ドライバ41を介して抽選結果を入力すると(S110)、この抽選結果に対する演出選択処理を実行し(S120)、演出選択処理の結果に基づいて、リーフ式表示器制御信号出力ドライバ45、音声制御信号出力ドライバ46、ランプ制御信号出力ドライバ47に対して制御信号を出力する(S130)、という演算処理を実行している。なお、演出の詳細については後述する。
サブ制御装置30はまた、図16に示すコイン払出制御処理も実行している。具体的には、センサ信号入力ドライバ42を介して、シングルベットボタン11、マックスベットボタン12の操作によるベット数を入力し(S210)、このベット数に基づいて停止ラインLの本数を決定し(S220)、停止ラインLを設定し(S230)、リール停止位置判定を行う(S240)。具体的には、スタートレバー13の操作に引き続いてストップボタン14a〜14cが押下されて各リール3a〜3cが停止するのを待ち(S242a〜S242c)、各リール3a〜3cの停止位置をリール毎に設置されているセンサからの出力に基づいて判定する(S244a〜S244c)、という処理が、各リール3a〜3cについて実行されている。そして、全てのリール3a〜3cについて停止位置が判定できたとき、S240から次の処理に進み、S230で設定した停止ラインL上の絵柄の関係に基づいて、コイン払出数を決定し(S250)、コイン払出制御信号出力ドライバ44に対して制御信号を出力する(S260)、という演算処理を実行している。なお、スタートレバー13停止位置等の情報は、センサ信号入力ドライバ42を介して入力される。
次に、サブ制御装置30の実行する演出制御処理の詳細について説明する。図17(A)に示す様に、演出選択処理では、抽選結果がボーナスモードであるか否かを判定する(S310)。ボーナスモードであるときは(S310:YES)、ボーナスモード演出選択用の乱数を発生させ(S320)、ボーナスモード演出選択テーブルと照合してボーナスモード用の演出コードを決定する(S330)。一方、ボーナスモードでないときは(S310:NO)、通常モード演出選択用の乱数を発生させ(S325)、通常モード演出選択テーブルと照合して通常モード用の演出コードを決定する(S335)。ここで、ボーナスモード演出選択テーブル及び通常モード演出選択テーブルは、それぞれ、サブ制御装置30のROM32に予め記憶されている。また、ボーナスモード演出選択テーブルは、ボーナスモード演出選択用の乱数値と演出内容を特定するコード番号とが、通常モード演出選択テーブルには、通常モード演出用の乱数値と演出内容を特定するコード番号とが、それぞれ対応付けられている。
こうして演出コードが決定されると、当該演出コードに対応する演出制御プログラムを読み出す(S340)。この演出制御プログラムは、サブ制御装置30のハードディスク装置に演出コードで検索して抽出することができる態様で予め記憶されている。さらに具体的には、各コードに対応する演出制御プログラムは、リーフ式表示器50、音声発生装置SOUND及び各種ランプLAMPSに対して指令すべき制御信号によって構成されている。
本実施例では、音声発生装置SOUNDから、リーフ式表示器50のリーフが回転する際のパタパタという音を演出として出力する構成としている。そして、この音声とリーフの回転状況とが一致するパターン、ずれたパターンなどにより、遊技者に対してボーナスモード突入の可能性を予想させ、期待感を高めてゲームが単調にならない様にするなどの工夫をしている。また、ランプ制御においては、面発光樹脂板で形成された前面プレート56を種々の色に面発光させたり、筐体2の各所に配置されているランプ類を点滅・発光等させて遊技者が期待感を抱きながら遊技を続けることができる様にしている。
本実施例では、音声発生装置SOUNDから、リーフ式表示器50のリーフが回転する際のパタパタという音を演出として出力する構成としている。そして、この音声とリーフの回転状況とが一致するパターン、ずれたパターンなどにより、遊技者に対してボーナスモード突入の可能性を予想させ、期待感を高めてゲームが単調にならない様にするなどの工夫をしている。
こうして、サブ制御装置30は、メイン制御装置20の抽選結果に基づいて決定した演出コードに従って演出制御プログラムが読み出すと(S310〜S340)、そのプログラムに従って、リーフ式表示器制御信号出力ドライバ45、音声制御信号出力ドライバ46、ランプ制御信号出力ドライバ47を介して制御信号を出力し(S350)、リーフ式表示器50、音声発生装置SOUND及び各種ランプLAMPSによる演出を実行させる。
また、サブ制御装置30は、演出制御を実行する際に、リーフ式表示器50による演出において、リーフ53の回転速度、リーフ53を回転させる回数、どのリーフで停止させるか等について、図17(B)に示す様に、リーフ式表示器制御信号出力ドライバ45からモータM50に対する制御パルスが出力される毎に(S410:YES)、パルスカウント値Nを1ずつインクリメントし(S420)、停止タイミングNstopとの照合と(S430)、センサS1からの検出信号が入力された場合のパルスカウント値Nの初期化(S440,S450)を実行することにより、所望の位置でリーフ53を停止させるためのタイミングを判定している。
以上の様にな制御が行われることにより、本実施例では、リーフ式表示器50は、図1に示した停止状態から、図18に示したリーフ53がパタパタと回転する状態となり、上述のリーフ位置判定の結果に基づいて、最後は、図19(A)〜(F)に示す様に、停止すべきリーフ53stopの一枚前のリーフ53stop-1がパタンと下りて、所望の絵柄を表示した状態で停止する、というリーフ53が回転するというアナログ的な動作に基づく演出を実行する。
以上説明した本実施例のスロットマシン1によれば、筐体2の上部中央に配置した大型のリーフ式表示器50による演出を実行することで、遊技者のスロットゲームへの集中を邪魔することなく、十分に注目を集めることができる。特に、リーフ式表示器50による演出は、リーフの回転という機械的動作によるため、液晶ディスプレイを利用した動画による演出よりも新鮮で注目を集める効果が期待できる。また、本実施例では、リーフ式表示器50の回転状況を聴覚によってイメージさせる音声発生装置SOUNDによるパタパタ音の演出を同時に行うことで、臨場感の高い演出が可能となっている。さらに、リーフ式表示器50のリーフ部分を取り囲む面発光樹脂製の前面プレート56の照明効果により、臨場感を昂揚させる効果がより一層高くなっている。
そして、大型のリーフを回転させるにも拘わらず、モーターM50をシャフト52と直結にしたことで、回転ロス、バックラッシュ等の発生を防止し、リーフによる的確な演出を可能にすることができている。また、直結型としたことにより、筐体2の上部の空間を有効に利用することのできるコンパクトな部品としてリーフ式表示器50を提供することができている。
また、アースをサイドから取ることが可能なため、リーフ53を表示器50の中心に揃えられるようになったということも、モータ直結型としたことによる作用として有利なものである。
さらに、モータM50と反対側の軸受け部分にクリップベアリング61を使用することで構造を単純化し、イモネジでシャフト52に固定可能なスリーブ付き円板52L,52Rでボビンを構成することにより、リーフ53をリーフ取付用円孔63に差し込んで組み立てる作業を容易にし、リーフ式表示器50自体を製造し易いものとしている。また、この構造により、リーフ53の幅の変更も容易であり、種々のバリエーションの装置を容易に設計することが可能になっている。
また、リーフ53を停止させる部材として、リーフ幅全体に渡って当接可能なステー58を採用しているので、リーフ53に加わる衝撃荷重は分散され、リーフ53を幅広の大型のものとしても破損し難いという効果が発揮される。加えて、ステー53は左右のブラケット部58L,58Rの長孔59L,59Rによって高さ調整の容易な構造とすると共に、ステー58の前面を押さえる様に前面側にも回り込んだ壁を有する透明カバー65を取り付けてあるので、ステー58自体も補強されている。
さらに、左右の円板52L,52Rの中間に、リーフ53の中心側の縁53Bに当接して幅方向中央付近でリーフ53を支える中央の円板52Cを備えているので、幅広のリーフ53を左右の円板52L,52Rに取り付けただけの構造であっても、リーフ53のゆがみ、たわみを軽減させることができ、リーフ53の長寿命化に寄与する構造となっている。
そして、センサS1によってシャフト52が1回転する間に原点検出を行い、この原点検出位置の検出結果とモータM50に対する制御ステップ数とに基づいて、リーフの停止位置を精度よく検出している結果、リーフ式表示器50による演出での誤動作を防止することができている。
また、上述の様に、幅広のリーフ53における損傷やゆがみの発生を防止する構造を採用した結果、リーフ53を印刷のしやすい紙とすることも可能になっている。さらに、リーフ53を50枚も備えさせているが、表面及び裏面を梨地加工とすることで、リーフ同士が静電気によって密着し難いものとなっている。加えて、リーフ53の左右円板52L,52Rとの取付部分を、リーフ取付用円孔63,63,…に挿入するために本体の左右縁53L,53Rよりも先端が飛び出した突起部53a,53bと、この突起部53a,53bの上の部分に左右縁53L,53Rよりも内側に入り込む切り込み部53c,53dとを備えた形状としたので、各リーフ53,53,…とボビンを構成する左右の円板52L,52Rの内側面との摩擦接触を回避することが可能となり、動作不良や損傷が防止できている。このこともまた、リーフ53を紙製とする上で有利な作用を発揮する構成となっている。
さらに、前面プレート56の面発光による演出に加えて、電子音を利用したリーフ53の回転音による演出が、機械的に動作するリーフ53の動きをリアルかつダイナミックなものとし、アナログとデジタルの融合した斬新な演出を可能にしている。
実施例2のスロットマシン101は、図20に示す様に、リーフ式表示器150が二連式リーフ群153L,153Rを採用した点を除き、実施例1と同様の構成を備えている。そこで、実施例1と同じ構成の部分は符号を同じにして説明を省略する。
構造の説明の前に動作を説明する。本実施例のスロットマシン101は、二連式リーフ群153L,153Rを備えていることから、演出において、図21に示す様に、左右のリーフ群153L,153Rを回転させ、これらを図20に示す状態へと同時に停止させたり、図21に示す様に先に右側のリーフ群153Rを停止させてから両方停止の状態にしたり、その反対に、図22に示す様に左側のリーフ群153Lを先に停止させて両方停止の状態にするなど、実施例1よりもさらに演出のバリエーションを広げることができる。なお、各リーフ群153L,153Rの停止直前の状態は、図19に示した状態と同様になる。
次に、リーフ式表示器150の構造について説明する。図24に示す様に、基本的には、実施例1と同様であるが、左右対称の構造となっており、左側のリーフ群153Lを支持する左側のボビン152Lと、右側のリーフ群153Rを支持する右側のボビン152Rとを備え、これらは中央の仕切り壁151Cに取り付けられたクリップベアリング161L,161Rによってそれぞれのシャフトの一端を回転可能に支持されると共に、他端にはリーフ駆動モータM150L,M150Rがそれぞれ直結されている。この結果、左側のリーフ群153Lと右側のリーフ群153Rとは、別々の動作状態へと駆動制御することが可能となっている。その結果、図21〜図23で示した様な駆動状態を実現することができている。なお、ステー158は左右のリーフ群153L,153Rに対し共通のものとして設置され、前面プレート156には面発光樹脂板を用いるといった点は、実施例1と同様である。
従って、この実施例2も、リーフの動作というアナログ的な演出に加えて、面発光による照明や電子音による音声での演出と共に、大いに注目を集める様な演出をすることができる。そして、リーフの停止は、リーフ幅全体に渡って当接するステー158を用いることでリーフの損傷を防止し、モータ直結とすることで制御精度を向上すると共にコンパクト化を達成するなど、実施例1と同様の効果はもちろん、実施例2は、さらに、図21〜図23に示した様なより多くのバリエーションによる演出を可能とする効果をも備えたものとなっている。
以上、発明を実施形態として実施例1,2を説明したが、本発明は、これらに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内における種々の変更が可能である。
例えば、実施例2の様に二連式リーフ群を備える場合に、中央のクリップベアリング161に変えて、クラッチ部材を用い、リーフ駆動モータは一方のリーフ群の軸端に直結し、他方のリーフ群の軸端はシャーシ側壁に取り付けたクリップベアリングで支持する様にしてもよい。この場合、先に停止するリーフ群は、モータ直結側ではない方に限定されるが、演出効果としては、実施例1よりも多くのバリエーションを実現することができる。
本発明は、スロットマシンに用いることができる技術である。
1・・・スロットマシン
2・・・筐体
3a,3b,3c・・・回転リール
4・・・表示窓
20・・・メイン制御装置
30・・・サブ制御装置
41・・・メイン−サブ入出力ドライバ
42・・・センサ信号入力ドライバ
43・・・リール駆動制御信号出力ドライバ
44・・・コイン払出制御信号出力ドライバ
45・・・リーフ式表示器制御信号出力ドライバ
46・・・音声制御信号出力ドライバ
47・・・ランプ制御信号出力ドライバ
50・・・リーフ式表示器 M50・・・リーフ駆動モータ
51・・・金属製シャーシ
51L・・・左側壁 51R・・・右側壁
52・・・シャフト
52L,52R,52C・・・スリーブ付き円板
53・・・リーフ
56・・・前面プレート
58・・・ステー
61・・・クリップベアリング
62・・・スリーブ継ぎ手
63・・・リーフ取付用円孔
65・・・透明カバー
101・・・スロットマシン
150・・・リーフ式表示器 M150L,M150R・・・リーフ駆動モータ
151C・・・中央の仕切り壁
152L・・・左側のボビン 152R・・・右側のボビン
153L・・・左側のリーフ群 153R・・・右側のリーフ群
156・・・前面プレート
158・・・ステー
161L,161R・・・クリップベアリング

Claims (11)

  1. 筐体の中央部に三個の回転リールをそれぞれが独立に回転可能な状態で備え、前記回転リールをスタートレバーの操作で回転させ、ストップボタンの操作で停止させたとき、ベット数に基づいて設定された停止ライン上に揃った絵柄に応じた枚数のコインが払い出されるスロットマシンであって、演出用のリーフ式表示器を前記筐体の上部に備えると共に、さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とするスロットマシン。
    (1)前記リーフ式表示器は、多数のリーフを取り付けるためのリーフ取付用孔を円周方向に等角度間隔で備えたスリーブ付き円板をシャフトに固定してなるボビンを備えていること。
    (2)前記リーフ式表示器は、前記シャフトの一端にリーフ駆動モータの軸が直結されていること。
    (3)前記リーフ式表示器は、前記リーフを当接させて停止させるための部材として、該リーフの自由端側の縁の幅のほぼ全体に渡って当接するステーを備えていること。
  2. さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項1記載のスロットマシン。
    (4)前記シャフトには、前記ボビンを構成する左右のスリーブ付き円板の間に、該スリーブ付き円板に取り付けられたリーフの固定側の縁を接触支持し得る直径の中間の円板を備えていること。
  3. さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項1又は2記載のスロットマシン。
    (5)前記リーフは、それぞれ、全体として長方形状のリーフ本体と、該リーフ本体の固定側の縁の左右の端に形成され、該リーフ本体の左右縁よりも先端が飛び出した突起部と、該突起部の上の部分に形成され、前記リーフ本体の左右縁よりも内側に入り込む切り込み部とを備え、前記左右の突起部を前記リーフ取付孔にボビン中央側から挿入することによって取り付けられたときに前記切り込み部が左右のスリーブ付き円板の側面及び外周面に対する空隙を形成する形状とされていること。
  4. さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載のスロットマシン。
    (6)前記リーフは、表面及び裏面に微細な凹凸が形成された板紙によって形成されていること。
  5. さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか記載のスロットマシン。
    (7)前記ステーは、帯状の金属板で形成され、その左右の端が直角に後方へ折り曲げられたブラケット部とされ、このブラケット部には、上下方向に伸びる長孔が開口され、この長孔を介して、前記ブラケット部をリーフ式表示器のシャーシの左右の側壁の内面側に、上下方向に距離をおいた複数本のネジで固定する構造とされていること。
  6. さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか記載のスロットマシン。
    (8)前記リーフ式表示器は、上面及び前後開放のコの字状の金属製シャーシの左右側壁間に前記シャフトを、前記リーフ駆動モータと直結されていない側の軸をクリップベアリングで支持した状態に軸支すると共に、前記金属製シャーシの上面及び背面を覆い、前記ステーの前面を押さえる様に前面側にも回り込んだ壁を有するカバーが取り付けられていること。
  7. さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか記載のスロットマシン。
    (9)前記シャフトのモータ軸との直結部分には、シャフト1回転に対して1回の割合で原点位置を検出をするための原点位置検出センサが設置されていること。
    (10)前記リーフ駆動モータは、ステッピングモータで構成され、前記ボビンを形成する左右のスリーブ付き円板には、前記ステッピングモータを1回転させるステップ数と等しい枚数のリーフが等角度間隔で取り付けられていること。
    (11)前記原点位置検出センサによる原点位置検出による修正を加えつつ、前記リーフ駆動モータに対して指令したステップ数に基づいてリーフの回転位置を判定し、リーフ停止位置を制御する処理を実行する演出制御装置を備えていること。
  8. さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項7記載のスロットマシン。
    (12)前記演出制御装置は、前記リーフ式表示器による演出を実行するに当たり、疑似回転音を電子的に発生させる音声発生装置による音声演出を、前記リーフ式表示器の駆動状態と対応させて作動させる音声付きリーフ駆動演出を実行する手段として構成されていること。
  9. さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項7又は8記載のスロットマシン。
    (13)前記演出制御装置は、前記リーフ式表示器による演出を実行するに当たり、各種ランプによる照明演出を、前記リーフ式表示器の駆動状態と対応させて作動させる照明付きリーフ駆動演出を実行する手段として構成されていること。
  10. さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項9記載のスロットマシン。
    (14)前記リーフ式表示器は、前面に、面発光樹脂板で形成され、前記リーフの回転を許容する窓開口を有し、エッジライト用LEDによって面発光を利用した演出を実施可能な前面プレートを備えていること。
    (15)前記前面プレートの窓開口は、その左右の縁間の距離が前記リーフの幅よりも若干大きく、その下縁は前記シャフトの中心からの距離が前記リーフの高さよりも若干大きく、その上縁は逆に前記シャフトの中心からの距離がリーフの高さよりも若干小さくなる寸法に開口され、各縁には、背面側に広がるテーパ面が形成されていること。
    (16)前記演出制御装置は、前記照明付きリーフ駆動演出を実行する際に、前記前面プレートのエッジライト用LEDに対する照明制御を実行する手段として構成されていること。
  11. さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか記載のスロットマシン。
    (17)前記リーフ式表示器として、複数のリーフ群を、少なくともそれらの一つを他のリーフ群よりも遅れて停止させることができる様に備えていること。
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