JP2003310323A - ランドセル - Google Patents

ランドセル

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JP2003310323A
JP2003310323A JP2002122636A JP2002122636A JP2003310323A JP 2003310323 A JP2003310323 A JP 2003310323A JP 2002122636 A JP2002122636 A JP 2002122636A JP 2002122636 A JP2002122636 A JP 2002122636A JP 2003310323 A JP2003310323 A JP 2003310323A
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JP
Japan
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gusset
back plate
bent portion
school bag
notebooks
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Pending
Application number
JP2002122636A
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English (en)
Inventor
Kaiu Nakamura
夬卯 中村
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Matsuzaki KK
Original Assignee
Matsuzaki KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小学生はA4サイズ等の大型の教科書やノー
トを使用することが多くなっているが、従来のランドセ
ルは、ノート等収納空間7の幅や深さが小さいので、教
科書やノート等を収容するのが困難であるという不満が
あった。そこで、本発明は、背板の横幅を増大させず
に、ノート等収納空間の横幅を増大することができて、
A4サイズ等の大型の教科書やノート等を楽に収容する
ことができるランドセルの提供を課題とする。 【解決手段】 マチ10の後辺部に内側方向への折曲部
11を設けるとともに、背板8の側辺部に前方への折曲
部12を設けて、マチ10の折曲部11を背板8の裏面
側に重ね合わせるとともに、背板8の折曲部12をマチ
10の表面側に重ね合わせて背板8とマチ10とを接合
したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はランドセルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的なランドセルは、図11に
示すように、マチ1の後辺部に外側方向への折曲部2を
設けて、その折曲部2を背板3の側辺部の裏面側に重ね
合わせ、さらに、それらの外側にヘリ巻き4を被せて一
体的に縫着した構造となっている。図中、符号5が縫着
の糸目を示している。したがって、背板3の側縁部6よ
りもマチ1が内側方向へ凹んだ形状となって、ランドセ
ル本体のノート等収納空間7の横幅が背板3の横幅より
も小さくなっている。また、図示はしないが、ランドセ
ル本体の底もマチ1と一連になっていて、背板3に対す
る接合構造がマチ1と同一になっているので、背板3の
下縁部よりも底が上側へ凹んだ形状となっていて、ラン
ドセル本体のノート等収納空間7の深さが背板3の縦方
向の長さより小さくなっている。
【0003】ところで、小学生はA4サイズ等の大型の
教科書やノートを使用することが多くなっているが、上
記のような従来のランドセルは、ノート等収納空間7の
幅や深さが小さいので、教科書やノート等を収容するの
が困難であるという不満がある。そして、この不満を解
消するために、背板3の横幅や縦方向の長さを増大する
と、材料コストがアップするという弊害がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、マチ
を内側へ凹まないようにして、ノート等収納空間の横幅
を大きくすることができ、A4サイズ等の大型の教科書
やノート等を楽に収容することができるランドセルの提
供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のランドセルは、マチ10の後辺部に内側方
向への折曲部11を設けるとともに、背板8の側辺部に
前方への折曲部12を設けて、マチ10の折曲部11を
背板8の裏面側に重ね合わせるとともに、背板8の折曲
部12をマチ10の表面側に重ね合わせて背板8とマチ
10とを接合したことを特徴とする、という構成にした
ものである。
【0006】また、上記課題を解決するために、本発明
のランドセルは、マチ10の後辺部に内側方向への折曲
部11を設けるとともに、背板8の側辺部に前方への折
曲部12を設けて、背板8の折曲部12をマチ10の裏
面側に重ね合わせるとともに、マチ10の折曲部11を
背板8の表面側に重ね合わせて背板8とマチ10とを接
合した構成にすることも可能である。
【0007】なお、本発明のランドセルは、背板8の裏
面側と、マチ10の折曲部11又は背板8の折曲部12
を裏地13で被覆することも可能である。
【0008】また、本発明のランドセルは、背板8の側
辺部とマチ10の後辺部との角部接合個所の表面を角革
14により被覆することも可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図を用いて本発明の実施の
形態を説明する。まず、図1及び図2に示した第1実施
例は、マチ10の後辺部に内側方向への折曲部11を設
けるとともに、背板8の側辺部に前方への折曲部12を
設けて、マチ10の折曲部11を背板8の裏面側に重ね
合わせるとともに、背板8の折曲部12をマチ10の表
面側に重ね合わせて背板8とマチ10とを接合したもの
である。なお、接合は図示したように縫着により行なう
ことができ、図中、符号15がその縫着による糸目を示
している。
【0010】マチ10と背板8をこのように接合するこ
とによって、マチ10は内側へ凹まないようになるの
で、ノート等収納空間16の横幅を上記従来例よりも少
し拡大することができる。
【0011】なお、背板8の材料及び構造は自由であ
る。例えば、表地を皮革製とし、裏地を布製として、そ
の間にウレタン等のクッション材を挟んだ構造にするこ
とが可能である。また、マチ10の材料及び構造も自由
である。例えば、表地を皮革製とし、裏地を布製とし
て、その間に硬質厚紙等の芯材を挟んだ構造にすること
が可能である。なお、図面上、背板8とマチ10は図を
簡略化するために1枚の板で表した。
【0012】背板8には、その上端中央部に背負いベル
ト9を取付け、また、ランドセル本体には、ノート等収
納空間16の上方に開閉自在な冠17を設ける。
【0013】図3及び図4に示した第2実施例は、マチ
10の後辺部に内側方向への折曲部11を設けるととも
に、背板8の側辺部に前方への折曲部12を設けて、背
板8の折曲部12をマチ10の裏面側に重ね合わせると
ともに、マチ10の折曲部11を背板8の表面側に重ね
合わせて背板8とマチ10とを接合したものである。
【0014】この第2実施例も、マチ10が内側へ凹ま
ないので、ノート等収納空間16の横幅を上記従来例よ
りも少し拡大することができる。
【0015】図5に示した第3実施例は、上記第1実施
例のランドセルにおける背板8の裏面側とマチ10の折
曲部11を裏地13で被覆したものである。
【0016】図6に示した第4実施例は、上記第2実施
例のランドセルにおける背板8の裏面側と、背板8の折
曲部12を裏地13で被覆したものである。
【0017】第3実施例や第4実施例のように、背板8
の裏面側と、マチ10の折曲部11又は背板8の折曲部
12を裏地13で被覆すれば、ノート等収納空間16の
内面部の見栄えが良くなるとともに、その裏地13にソ
フトな素材を用いることによりノートや教科書等が損傷
しにくくなる。
【0018】図7及び図8に示した第5実施例は、上記
第3実施例のランドセルにおける背板8の側辺部とマチ
10の後辺部との角部接合個所の表面を角革14により
被覆したものである。
【0019】図9及び図10に示した第6実施例は、上
記第4実施例のランドセルにおける背板8の側辺部とマ
チ10の後辺部との角部接合個所の表面を角革14によ
り被覆したものである。
【0020】上記の第5実施例や第6実施例のように角
革14を設ければ、マチ10と背板8の接合部が補強さ
れる。
【0021】なお、角革14を、上記の第1実施例と第
2実施例のランドセルに設けることも可能である。
【0022】また、図示はしないが、上記の各実施例に
おけるランドセルにおいて、背板8に対する底の接合構
造を、背板8とマチ10の接合構造と同一にすることが
できる。このようにすれば、底が上側へ凹まないので、
ランドセル本体のノート等収納空間16の深さを上記従
来例よりも少し大きくすることができる。なお、底はマ
チ10と一連に形成することができる。
【0023】
【発明の効果】請求項1ないし請求項4記載の本発明の
ランドセルは、いずれも、マチ10が内側へ凹まず、ノ
ート等収納空間16の横幅が少し拡大することになるの
で、A4サイズ等の大型の教科書やノート等でも楽に収
容することができる。底と背板8の接合構造をマチ10
と背板8の接合構造と同一にすれば、底が上側へ凹ま
ず、ノート等収納空間14の深さを少し大きくすること
ができ、同じくA4サイズ等の大型の教科書やノート等
でも楽に収容することができる。また、請求項3記載の
本発明のランドセルは、背板8の裏面側と、マチ10の
折曲部11又は背板8の折曲部12を裏地13で被覆し
たことにより、ノート等収納空間16の内面部の見栄え
が良くなるとともに、その裏地13にソフトな素材を用
いることによりノートや教科書等が損傷しにくくなる。
また、請求項4記載の本発明のランドセルは、角革14
を設けたことによりマチ10と背板8の接合部を補強す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の斜視図である。
【図2】図1のA−A線における断面図である。
【図3】第2実施例の斜視図である。
【図4】図3のB−B線における断面図である。
【図5】第3実施例の断面図である。
【図6】図4実施例の断面図である。
【図7】第5実施例の斜視図である。
【図8】図7のC−C線における断面図である。
【図9】第6実施例の斜視図である。
【図10】図9のD−D線における断面図である。
【図11】従来例の部分断面図である。
【符号の説明】
1 マチ 2 折曲部 3 背板 4 角革 5 糸目 6 背板の側縁部 7 ノート等収納空間 8 背板 9 背負いベルト 10 マチ 11 マチの折曲部 12 背板の折曲部 13 裏地 14 角革 15 糸目 16 ノート等収納空間 17 冠

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マチ10の後辺部に内側方向への折曲部
    11を設けるとともに、背板8の側辺部に前方への折曲
    部12を設けて、マチ10の折曲部11を背板8の裏面
    側に重ね合わせるとともに、背板8の折曲部12をマチ
    10の表面側に重ね合わせて背板8とマチ10とを接合
    したことを特徴とするランドセル。
  2. 【請求項2】 マチ10の後辺部に内側方向への折曲部
    11を設けるとともに、背板8の側辺部に前方への折曲
    部12を設けて、背板8の折曲部12をマチ10の裏面
    側に重ね合わせるとともに、マチ10の折曲部11を背
    板8の表面側に重ね合わせて背板8とマチ10とを接合
    したことを特徴とするランドセル。
  3. 【請求項3】 背板8の裏面側と、マチ10の折曲部1
    1又は背板8の折曲部12を裏地13で被覆した請求項
    1又は2記載のランドセル。
  4. 【請求項4】 背板8の側辺部とマチ10の後辺部との
    角部接合個所の表面を角革14により被覆した請求項
    1、2又は3記載のランドセル。
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