JP2003310055A - 植物育成装置および植物育成方法、並びにその方法を記録した記録媒体 - Google Patents

植物育成装置および植物育成方法、並びにその方法を記録した記録媒体

Info

Publication number
JP2003310055A
JP2003310055A JP2002126806A JP2002126806A JP2003310055A JP 2003310055 A JP2003310055 A JP 2003310055A JP 2002126806 A JP2002126806 A JP 2002126806A JP 2002126806 A JP2002126806 A JP 2002126806A JP 2003310055 A JP2003310055 A JP 2003310055A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plant
information
environment
growing
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002126806A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Koshiga
健二 越賀
Kenji Takenaka
賢治 竹中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2002126806A priority Critical patent/JP2003310055A/ja
Publication of JP2003310055A publication Critical patent/JP2003310055A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

Landscapes

  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Greenhouses (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 育成者が植物の知識や植物を育てる知識を詳
しく知っているかどうかに関係なく、植物を失敗なく育
成する装置およびシステムおよび方法を実現する。 【解決手段】 外部との通信手段16を備え、環境検出
手段13から入力された情報を情報処理手段18に送信
し、また受信する情報をもとに育成制御手段15は、適
切な量の水、あるいは光、あるいは温度、あるいは湿
度、あるいは肥料を与えたり、与える量をコントロール
するので、従来、個人が育てるのが難しい種類の植物も
手軽に育てることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、植物育成装置にお
いて、育成者が植物の知識や植物を育てる知識を詳しく
知っているかどうかに関係なく、植物を失敗なく育成す
る装置およびシステムおよび方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、植物を育てようとすると、育成者
は、植物に関する知識を、書籍などから得られる情報を
用い、植物を育てる容器、土、肥料を用意し、植物の種
をまき、あるいは苗や若木を季節に応じて買い求めて植
え、手作業にて世話を行い育てるのが通常であった。図
4に従来の植物育成のシステムを示すが、1は植物、2
は植物育成用の容器から構成されている。そして、育成
者は、植物に関する知識を書籍や他の人から聞いたりす
ることで得、育てる植物1を決定し、植物の店に出向い
て購入する。その際、店の店員さんに希望の植物1の育
て方や関連する知識を教えてもらい購入して、その後は
手作業にて育てていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の方法では、植物を育てようとすると、植物に関する
書籍を書店で購入して読み、得た知識の中でお店に出か
け目当ての植物を注文し、育て方は書籍で蓄えた知識
と、お店の店員に言われた注意を忘れずに実行したり、
知人から育て方の知識を教えてもらえる程度で、育てる
植物の知識は限られていた。しかも、実際に育成しよう
とすると、気温や日照条件、雨、風などの場所等の違い
による植物の育ち具合の差があり、その時々の対応が分
からず植物を枯らしてしまうことがあった。また上記の
問題を起こす心配のない種類の植物に限定して育てるし
かなかった等の課題を有していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、植物を育てる植物育成用の容器と、前記容器
内の温度あるいは湿度あるいは酸素の濃度あるいは炭酸
ガスの濃度あるいは臭気成分の濃度あるいは画像のうち
少なくともひとつ以上の状態を検出する環境検出手段
と、前記容器内に供給する水の量あるいは光の量あるい
は温度を調節する熱の量あるいは湿度を調節する水分の
量あるいは肥料の量をコントロールする手段のうち少な
くともひとつ以上を有する環境操作手段と、前記環境検
出手段の検出情報を入力するとともに前記環境操作手段
の動作を制御する育成制御手段と、外部の情報を処理す
る情報処理手段と情報の通信をする通信手段とを備え、
前記育成制御手段は、前記通信手段から得られる情報に
応じて前記環境操作手段の動作を制御するものである。
これによって、利用者の植物に対する知識レベル、育成
場所の条件に関係なく、育成者が、簡単に植物を育成す
ることを補助し実現するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、植物を
育てる植物育成用の容器と、前記容器内の温度あるいは
湿度あるいは酸素の濃度あるいは炭酸ガスの濃度あるい
は臭気成分の濃度あるいは画像のうち少なくともひとつ
以上の状態を検出する環境検出手段と、前記容器内に供
給する水の量あるいは光の量あるいは温度を調節する熱
の量あるいは湿度を調節する水分の量あるいは肥料の量
をコントロールする手段のうち少なくともひとつ以上を
有する環境操作手段と、前記環境検出手段の検出情報を
入力するとともに前記環境操作手段の動作を制御する育
成制御手段と、外部の情報を処理する情報処理手段と情
報の通信をする通信手段とを備え、前記育成制御手段
は、前記通信手段を介し前記環境検出手段により検出さ
れた情報を外部に送信し、かつ外部から前記環境操作手
段を操作する情報を受信し、この受信した情報に応じて
前記環境操作手段の動作を制御する植物育成装置とする
もので、これにより、環境検知手段を使って、植物育成
の容器内の情報を収集し、通信手段を使って外部の情報
を処理する手段に送り、この通信手段から得られる情報
に応じて前記環境操作手段の動作を制御し、適切な水の
量、あるいは光の量、あるいは温度を調節する熱の量、
あるいは湿度を調節する水分の量、あるいは肥料の量を
コントロールすることが可能となり、従来個人が育てる
のが難しい種類の植物も手軽に育てることができる。
【0006】請求項2に記載の発明は上記に加え、育成
制御手段は、通信手段を介して受信した情報と環境検出
手段の検出情報に応じて前記環境操作手段の動作を制御
する植物育成装置とするもので、これにより、外部の情
報を活用でき、さらにきめこまかに植物の育成容器内の
環境をコントロールすることが可能となり、従来個人が
育てるのが難しい種類の植物も手軽に育てることができ
る。
【0007】請求項3に記載の発明は上記に加え、環境
検出手段は温度検知手段を備え、環境操作手段は温度を
調節するための温風発生手段と冷風発生手段を備え、育
成制御手段は、前記温度検知手段で検出した検出温度が
あらかじめ設定される所定値よりも低いときには、前記
温風発生手段を動作させ、前記温度検知手段で検出した
検出温度があらかじめ設定される所定値よりも高いとき
には、前記冷風発生手段を動作させる植物育成装置とす
るもので、これにより容器内の温度を安定して適切な温
度に保つことができ、きめこまかに植物の育成容器内の
環境をコントロールすることが可能となり、従来個人が
育てるのが難しい種類の植物も手軽に育てることができ
る。
【0008】請求項4に記載の発明は上記に加え、環境
検出手段は湿度検知手段を備え、環境操作手段は湿度を
調節するための加湿手段を備え、育成制御手段は、前記
湿度検知手段で検出した検出湿度があらかじめ設定され
る所定値よりも低いときには、前記加湿手段を動作させ
る植物育成装置とするもので、これにより容器内の湿度
を安定して適切な温度に保つことができ、湿度に敏感な
植物に対しても、きめこまかに植物の育成容器内の環境
をコントロールすることが可能となり、従来個人が育て
るのが難しい種類の植物も手軽に育てることができる。
【0009】請求項5に記載の発明は上記に加え、環境
検出手段は酸素濃度検知手段を備え、環境操作手段は容
器内に入射する太陽光を遮断する開閉可能なカーテンを
備え、育成制御手段は、前記酸素濃度検知手段で検出し
た検出濃度があらかじめ設定される所定値よりも高いと
きには、前記カーテンを動作させ太陽光を遮断する植物
育成装置とするもので、これにより植物が受光する光量
を調節でき、曇りが連続したり晴れが連続しても天候に
作用されることなく受光量を安定でき従来個人が育てる
のが難しい種類の植物も手軽に育てることができる。
【0010】請求項6に記載の発明は上記に加え、環境
検出手段は炭酸ガス濃度検知手段を備え、環境操作手段
は照明手段を備え、育成制御手段は、前記炭酸ガスの濃
度検知手段で検出した検出濃度があらかじめ設定される
所定値よりも高いときには、前記照明を点灯する植物育
成装置とするもので、炭酸ガス(主として二酸化炭素)
の濃度が多くなることで、光合成による二酸化炭素の消
費量低下として照明により受光量を増加させることがで
き、従来個人が育てるのが難しい種類の植物も手軽に育
てることができる。
【0011】請求項7に記載の発明は上記に加え、環境
検出手段は臭気成分濃度検知手段を備え、環境操作手段
は容器内の空気を換気する換気手段を備え、育成制御手
段は、前記臭気成分濃度検知手段で検出した検出濃度が
あらかじめ設定される所定値よりも高いときには、前記
換気手段を動作させ容器内の空気を換気する植物育成装
置とするもので、容器内に異常な臭気や臭気を有したガ
スが大量に発生すると容器内の空気を換気することで異
常な空気の充満を防止でき、濃度の高い臭素ガスや硫化
水素ガスなどの影響で植物が枯れることの無いようにで
きるもので、従来個人が育てるのが難しい種類の植物も
手軽に育てることができる。
【0012】請求項8に記載の発明は上記に加え、環境
検出手段は画像撮影手段を備え、環境操作手段は農薬の
散布手段を備え、育成制御手段は、前記画像検知手段の
検知画像があらかじめ設定される条件に適合したときに
は、前記農薬散布手段を動作させる植物育成装置とする
もので、画像撮影手段により撮影された画像を分析して
病害虫の発生をいち早く検出し農薬を散布することで、
病害虫の発生を除去するもので、従来個人が育てるのが
難しい種類の植物も手軽に育てることができる。
【0013】請求項9に記載の発明は上記に加え、入力
手段と表示手段とを備え、育成制御手段は、植物育成シ
ステムからの植物情報を受信しこの植物情報を表示する
と共に、植物を選択する信号を入力し、前記選択信号を
植物購入の注文データとして送信する植物育成装置とす
るもので、これにより、外部の情報蓄積手段から利用者
に適した植物の情報を表示手段に表示し、利用者は、入
力手段を用いて、前記表示をもとに植物を選択し入力す
ることで、前記選択信号を植物購入の注文データとして
送信することが可能となり、利用者は植物の知識がなく
ても、植物の知識があいまいでも、観賞用、果実収穫
用、香りを楽しみたい等の利用目的に応じた植物の情報
を入手し、入力手段に登録することで、自動的に植物購
入の注文データとして送信することができる。
【0014】請求項10に記載の発明は上記に加え、環
境検出手段は画像撮影手段を備え、環境操作手段は肥料
の散布手段を備え、育成制御手段は、前記画像検知手段
の検知画像があらかじめ設定される条件に適合したとき
には、前記肥料の散布手段を動作させる植物育成装置と
するもので、画像撮影手段により撮影された画像を分析
して植物の生育状態に応じた肥料の給付ができるため、
従来個人が育てるのが難しい種類の植物も手軽に育てる
ことができる。
【0015】請求項11に記載の発明は上記に加え、計
時手段を備え、育成制御手段は、前記計時手段があらか
じめ設定される時刻になると環境操作手段を動作させる
植物育成装置とするもので、時間に応じた環境操作が行
えるため、毎日のうちの決まった時間に所定の操作を行
うことができる、例えば、毎朝給水を行うなどのことが
自動で行え個人が毎朝早起きする必要もなく、また植物
にとっては決まった時刻に給水を受けることができ、安
定して成長するため、従来個人が育てるのが難しい種類
の植物も手軽に育てることができる。
【0016】請求項12に記載の発明は上記に加え、入
力手段と表示手段とを備え、育成制御手段は、植物育成
システムからの農薬情報を受信しこの農薬情報を表示す
ると共に、農薬を選択する入力と農薬の量を入力し、前
記入力を農薬購入の注文データとして送信する植物育成
装置とするもので、これにより、外部の情報蓄積手段か
ら利用者に適した植物の肥料や農薬情報を表示手段に表
示し、利用者は、入力手段を用いて、前記表示をもとに
肥料や農薬を選択し入力することで、前記選択信号を農
薬や肥料の注文データとして送信することが可能とな
り、利用者は植物の肥料や農薬の知識がなくても、植物
の知識があいまいでも目的に応じた情報を入手し、入力
手段に登録することで、自動的に農薬や肥料の注文デー
タとして送信することができる。
【0017】請求項13に記載の発明は、植物を育てる
植物育成用の容器内の温度あるいは湿度あるいは酸素の
濃度あるいは炭酸ガスの濃度あるいは臭気成分の濃度あ
るいは画像のうち少なくともひとつ以上の状態を入力す
るステップと、前記容器内に供給する水の量あるいは光
の量あるいは温度を調節する熱の量あるいは湿度を調節
する水分の量あるいは肥料の量をコントロールする手段
のうち少なくともひとつ以上を操作するステップと、環
境検出手段の検出情報を入力し前記環境操作手段の動作
を制御して植物の育成を制御するステップと、外部の情
報を処理する情報処理手段と情報を通信する通信手段か
ら得られる情報に応じて前記環境操作手段の動作を制御
するステップを有した植物育成方法とするもので、これ
により、環境検知手段を使って、植物育成の容器内の情
報を収集し、通信手段を使って外部の情報を処理する手
段に送り、この通信手段から得られる情報に応じて前記
環境操作手段の動作を制御し、適切な水の量、あるいは
光の量、あるいは温度を調節する熱の量、あるいは湿度
を調節する水分の量、あるいは肥料の量をコントロール
することが可能となり、従来個人が育てるのが難しい種
類の植物も手軽に育てることができる。
【0018】請求項14に記載の発明は上記に記載した
方法を請求項1から12に記載した植物育成装置あるい
は植物育成装置に動作させるコンピュータのプログラム
とするものでこれにより上記に加え、上記方法をコンピ
ュータなどを用いて容易に実現できるようにするもので
ある。
【0019】請求項15に記載の発明は上記に記載した
プログラムを読みとり可能なプログラムとして記憶した
植物育成記録媒体とするもので、これにより、上記に加
え、コンピュータなどを用いて容易に実現でき、かつ、
プログラムの設定やインストールが容易に実行できるよ
うにするものである。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0021】(実施例1)図1は本発明の第1の実施例
における植物育成装置の全体構成を示すものである。図
1を参照しながら説明する。図1において、11は植
物、12は植物11を育てる植物育成用の容器、13は
容器12内の温度と湿度と酸素の濃度と炭酸ガスの濃度
と臭気成分の濃度および容器内の画像を定期的に検出す
る環境検出手段、14は容器内に水を噴射して供給し温
風と冷風を吹き出し温度と湿度を調節し肥料を噴出して
土壌の状態をコントロールする環境操作手段、15は環
境検出手段13の検出情報を入力するとともに前記環境
操作手段14の動作を制御する育成制御手段、16は外
部の通信回線となるネットワーク17を介し情報の通信
をする通信手段であり他の同様にネットワーク17に情
報接続され情報を処理する情報処理手段18と情報の通
信をする。また、育成制御手段15は、通信手段16か
ら得られる情報に応じて環境操作手段14の動作を制御
する。また、育成制御手段15は、通信手段16から得
られる情報と環境検出手段13の検出情報に応じて環境
操作手段14の動作を制御するものである。そして、容
器12およびこれら13〜16の手段は植物育成装置1
9を構成する主要な要素となっている。
【0022】18は植物育成装置19から送られる情報
を通信手段20で受信し記憶手段21に蓄積するととも
に蓄積した情報をもとにあらかじめプログラムされた処
理方法を用いて、環境操作手段14の動作を制御する設
定値を演算する情報処理手段18、そして、この演算結
果を植物の育成情報として植物育成装置14に送信する
ものである。また、情報処理手段18は、植物育成装置
19を利用する利用者の設定する利用者情報を登録する
登録手段22を備え、この登録情報をもとに環境操作手
段14の動作を制御する設定値を演算を行い、また、登
録情報をもとに生成する情報をネットワーク17を介し
送信して、利用者に提供する。また、情報処理手段18
は、利用者の植物の利用目的あるいは植物に関する知識
あるいは嗜好の情報を登録手段22に登録し、この登録
情報に応じて、植物の情報を収容したデータベース23
に情報照会し利用者に適した植物を選択し、選択した情
報あるいは選択した植物の情報を送信する。これら18
と20〜22の手段は植物育成システム24を構成する
主要な要素となっている。
【0023】25はキーボードやマウスなどのデータを
入力する入力手段、26はCRTやテレビ画面などの表
示手段で、植物育成システム24からの植物情報を表示
すると共に、植物を選択する信号を入力し、選択信号を
植物購入の注文データとして送信する。
【0024】27はプリンターなどの出力手段で、情報
処理手段18は、植物育成装置19からの注文データを
受信し、植物を配送するための指示情報を生成し、出力
手段27に出力する、また、この情報は、通信手段20
を介しネットワーク17を介し、外部の植物を配送する
営業所に電子メールとして送信し、植物育成装置19か
らの注文データをもとに、植物料金の課金情報を生成
し、出力手段27に出力する、また、この情報は、通信
手段20を介しネットワーク17を介し植物育成装置1
9に送信する。
【0025】28はネットワーク17に情報接続された
電話局で携帯端末(携帯電話)29と通信接続してい
る。
【0026】育成制御手段15は、通信手段16を介し
ネットワーク17を介し、電話局28を経由し携帯端末
29に電子メールとして育成状況や環境検出手段13の
検出データ送信する。また、植物育成装置19は、携帯
端末29からの遠隔制御情報を受信し、遠隔制御情報を
もとに環境操作手段14を制御する。同様に、情報処理
手段18は、通信手段20を介しネットワーク17を介
し、電話局28を経由し携帯端末29に電子メールとし
て育成状況や環境検出手段13の検出データ送信する。
また、情報処理手段18は、携帯端末29からの遠隔制
御情報を受信し、遠隔制御情報をもとに環境操作手段1
4を制御する処理の演算を行い演算結果を植物育成装置
に送信する。
【0027】以上のように構成された植物育成装置19
はハーブのような植物や果実を収穫する植物、観葉植物
を育てる場合、植物の情報を温度、湿度、酸素量、炭酸
量、臭気、画像、さらにNoxガスなどを環境検出手段
13を使って収集し、情報を通信する通信手段16を使
って情報処理手段18に送り、情報処理手段18は、蓄
積したデータをもとに最適の条件を計算し、通信手段2
0を通じて指示を出し、育成制御手段15は水の量、光
の量、温度を調節する熱の量、湿度を調節する水分の
量、肥料の量をコントロールするなどの環境操作手段1
4を使い植物を育てる。これによって、ハーブのような
植物や果実を収穫する植物、観葉植物などの中でデリケ
ートで育成の困難な植物でも、手軽に育てることができ
る。
【0028】(実施例2)本発明の第2の実施例は、本
発明の第1の実施例における植物育成装置の全体構成と
同じである。図2において、環境検出手段13は容器1
2内の気温を検出する温度検知手段31、容器12内の
湿度を測定する湿度検知手段32、容器12内の空気中
の酸素の濃度を検出する酸素濃度検知手段33、容器1
2内の空気中の二酸化炭素34の濃度を検出する炭酸ガ
ス濃度検知手段34、容器12内の空気中の硫化水素の
濃度を検出する臭気成分濃度検知手段35、容器12内
の画像を撮影し電子ファイルに変換する画像撮影手段を
備えている。また、環境操作手段14は容器12内に水
を散布する給水手段37、容器12内の温度を調節する
ため容器12内の空気を加熱する温風発生手段38と容
器12内の空気を冷却する冷風発生手段39、水蒸気を
吐出し容器12内の湿度を調節するための加湿手段4
0、容器12内に入射する太陽光を遮断し開閉すること
で光量を調節する電動カーテン41と容器12内に光を
照射する照明手段42、容器12内の空気を換気する換
気手段43、容器12内に農薬を散布する農薬散布手段
44、容器12内に液体肥料を散布する肥料散布手段4
5を備えている。
【0029】そして、育成制御手段15は、温度検知手
段31で検出した検出温度を通信手段16で植物育成シ
ステム24に送信し、植物育成システム24から受信す
る指示データによりあらかじめ設定される所定値よりも
検出した温度が低いときには、温風発生手段38を動作
させ容器12内の気温を上げる、また、温度検知手段3
1で検出した検出温度があらかじめ設定される所定値よ
りも高いときには、冷風発生手段39を動作させ容器1
2内の気温をさげることで容器12内の気温は所定の温
度に保たれることで安定して植物が育てられる。
【0030】また、育成制御手段15は、湿度検知手段
32で検出した検出湿度を通信手段16で植物育成シス
テム24に送信し、植物育成システム24から受信する
指示データによりあらかじめ設定される所定値よりも検
出した湿度があらかじめ設定される所定値よりも低いと
きには、前記加湿手段を動作させ容器内の湿度を上昇さ
せ、植物が乾燥しすぎるのを防止でき、安定して育成が
できる。
【0031】また、育成制御手段15は、酸素濃度検知
手段33で検出した検出濃度を通信手段16で植物育成
システム24に送信し、植物育成システム24から受信
する指示データによりあらかじめ設定される所定値より
も検出した酸素濃度があらかじめ設定される所定値より
も高いときには、前記カーテンを動作させ太陽光を遮断
することで過剰な光合成を防止し、植物が安定して育成
されるようにできる。
【0032】また、育成制御手段15は、炭酸ガス濃度
検知手段34で検出した炭酸ガスの濃度を通信手段16
で植物育成システム24に送信し、植物育成システム2
4から受信する指示データによりあらかじめ設定される
所定値よりも検出した濃度があらかじめ設定される所定
値よりも高いときには、照明手段42を点灯して植物の
光合成を促進させることで日射量不足での育成不良を防
止でき植物が安定して育つようにすることができる。
【0033】また、育成制御手段15は、臭気成分濃度
検知手段35で検出した検出濃度を通信手段16で植物
育成システム24に送信し、植物育成システム24から
受信する指示データによりあらかじめ設定される所定値
よりも検出した温度ががあらかじめ設定される所定値よ
りも高いときには、換気手段43を動作させ容器12内
の空気を換気することで、腐敗臭などが異常に高まった
ときには自動的に外気との換気が行われ容器12内の空
気が清浄に保たれ植物が異常なガスなどにより障害を受
けることを防止でき安定して育つようにすることができ
る。このとき、換気により容器12内の温度が低下する
と温風発生手段38を動作させ容器12内の気温を上げ
る、また、このとき外気が温度が高く容器12内の温度
が高くなると、冷風発生手段39を動作させ容器12内
の気温をさげることで容器12内の気温は所定の温度に
保たれることで安定して植物が育てられる。
【0034】また、育成制御手段15は、画像検知手段
36の検知画像を通信手段16で植物育成システム24
に送信送信する、植物育成システム24は送られてきた
画像を画像分析し害虫が発生していないか、病気にかか
っていないかを判断する。画像の中に害虫に食べられた
葉などがある、あるいは、画像を拡大すると害虫が写っ
ているなどで異常が認められると、農薬を散布するよう
に指示を出す。育成制御手段15は、農薬散布手段44
を動作させることで害虫の繁殖を防止する。また、育成
成魚手段24は送られてきた画像を画像分析し画像の中
に葉や茎に変色や枯れや異常が画像で認識でき異常が認
められると、農薬を散布するように指示を出す。育成制
御手段15は、農薬散布手段44を動作させることで病
気の拡大を防止する。また、育成成魚手段24は送られ
てきた画像を画像分析し画像の中に葉や茎の成長が少な
くないか画像で認識でき成長に異常が認められると、液
体肥料を散布するように指示を出す。このように画像検
知手段36の検知画像があらかじめ設定される条件に適
合したときに肥料散布手段45を動作させることで安定
して植物が育てられる。
【0035】このとき、植物育成システム24は害虫や
病気に応じた農薬をデータベースより選択し、農薬情報
を送信する。育成制御手段15は、植物育成システムか
らの農薬情報を受信しこの農薬情報を表示手段26に表
示する。使用者は、この表示を参考にし、表示の中から
農薬を選択する入力を入力手段25により行い農薬の量
を入力する。この入力を農薬購入の注文データとして送
信することで迅速に注文がなされる。
【0036】また、育成制御手段15は内部に計時手段
を備えている(図示せず)、育成制御手段15は、前記
計時手段があらかじめ設定される時刻になると環境操作
手段14を動作させ、定期的に肥料散布手段45を動作
させ肥料を散布し、給水手段37を動作させ水を散布す
ることで自動的に安定して植物が育てられる。
【0037】使用者が、旅行に出かけるなどで植物11
の植生場所より離れた場所に長期間滞在し、育成の作業
が直接行えないようなとき、例えば使用者は1日に1
回、携帯電話29の電子メール送信機能を用いて、育成
制御手段15に宛てて、電子メールで、植物11に水を
やるように指示する内容のメールを送信する。送信する
メールには供給する水の量を記載したものである。送信
したメールは、電話局28を介しネットワーク17を介
し通信手段16に届けられる。育成制御手段15は、通
信手段16を介し携帯電話29から得られた情報に応じ
環境操作手段14を操作し、給水手段37の水を噴出す
るバルブを開き、水を所定量噴出すると、バルブを閉じ
る。これにより、使用者は遠隔した場所から植物11に
水やりを行うことができる。
【0038】(実施例3)図1および図2を用いて本発
明の実施例3について説明する。構成は実施例1実施例
2と同様なものである。育成制御手段15は、通信手段
16を介し携帯電話29から得られた情報に応じ環境操
作手段14を操作し、環境操作手段14の水を噴出する
バルブを開くが、あらかじめセットされたプログラムに
より、設定情報を参照し比較することで、例えば、環境
検出手段13から得られる容器12内の湿度の最大値の
設定が90%であり、環境検出手段13の検出により湿
度が90%を越えていれば、この情報に応じて環境操作
手段14のバルブの開動作をしないように働くものであ
る。このように、本実施例においては環境検出手段13
の検出情報をもとに、さらにきめこまかに植物の育成容
器内の環境をコントロールすることが可能となり、使用
者は遠隔場所からも電子メールを送るだけで植物の水や
りが行え便利である。
【0039】また、植物11が、熱帯植物のように、雰
囲気の温度を高温に保持する必要のある植物の場合、使
用者が、常時容器12内の温度を監視するのは不可能で
ある。このようなときは、育成制御手段15にあらかじ
め容器12内の温度を所定の温度幅例えば気温を20度
から30度に制御するようにプログラム設定しておく。
そうすることで、育成制御手段15は定期的に環境検出
手段13から容器11内の温度を検出し温度情報を得
る。得られた温度情報は、通信手段16、ネットワーク
17を介し植物育成システム24に送信する。植物育成
手段24は、植物育成装置19から定期的に送られる温
度情報を通信手段20で受信し記憶手段21に随時記憶
し蓄積するとともに、情報処理手段18は、この蓄積し
た情報をもとにあらかじめプログラムされた処理方法を
用いて、環境操作手段14の動作を制御する設定値を演
算する。たとえば情報処理手段18は、蓄積した温度情
報をもとに演算処理により容器12内の温度が、安定し
ているのか上昇しているのかあるいは下降しているのか
判断でき、下降している場合、温度幅の下限値20度と
比較し20度に近付いているような場合、最新の受信し
た温度に応じて、気温を上昇させるヒータの通電量を
強、中、弱の3段階より選択し演算結果として決定す
る。そして、この演算結果を植物の育成情報として植物
育成装置19に送信する。育成制御手段15は、通信手
段16を介し植物育成システム24から得られた情報に
応じ環境操作手段14を操作し、環境操作手段14のヒ
ータに通電を行う。これにより、自動的に容器12内の
気温が低下することを未然に防止でき、気温が自動的に
保持される。使用者は常時容器12内の監視を行う必要
が無く、従来個人が育てるのが難しい種類の植物も手軽
に育てることが出来る。
【0040】また、情報処理手段18の上記演算は、容
器12の容量や環境操作手段14のヒータの加熱能力に
応じて演算により選択される通電量も異なるが、あらか
じめ、容器12の容量やヒータの加熱能力は登録情報と
して登録手段22に登録されており、この登録内容に応
じて通電量を強、中、弱の3段階より選択するさいに演
算結果に補正を加え決定することで、さらにきめこまか
に植物の育成容器内の環境をコントロールすることが可
能である。
【0041】たとえば、植物11が果実を収穫するよう
な種類の植物である場合、収穫時期において、育成制御
手段15は植物の情報を温度、湿度、酸素量、炭酸量、
臭気、画像、さらにNoxガスなどを定期的に環境検出
手段13を使って収集し、この情報を通信手段16を介
し送信し、植物育成システム24は、前記植物育成装置
19から送られてくるこれら情報を受信し、記憶手段2
1に蓄積して記憶する。また、使用者は、収穫すべき果
実の種類と、希望する果実の収穫状態、例えば、個数を
多く収穫するのか、個数を少なくし一個あたりの大きさ
を大きく収穫するのか希望条件を入力手段25を介して
入力する、育成制御手段15はこれらの情報も通信手段
16を介し送信する。植物育成システム24は、前記植
物育成装置19から送られてくるこの入力手段25から
の情報を受信し、登録手段22に登録する。
【0042】植物育成手段24は、植物育成装置19か
ら定期的に送られる画像情報を通信手段20で受信し記
憶手段21に随時記憶し蓄積するとともに、情報処理手
段18は、この蓄積した情報をもとにあらかじめプログ
ラムされた処理方法を用いて、たとえば使用者の希望す
る果実の収穫状態が個数を少なくし一個あたりの大きさ
を大きく収穫するというものであれば、情報処理手段1
8は、蓄積した画像情報をもとに演算処理により、果実
の間引くなどのアドバイス等を演算結果として得る。情
報処理手段18は、この演算結果を植物の育成情報とし
て植物育成装置19に送信する。育成制御手段15は、
通信手段16を介し植物育成システム24から得られた
情報を受信し、表示手段26を介して表示することで、
時々刻々植物を育てる上で必要な情報を使用者に提供す
ることが出来る。
【0043】また、育成情報としては、間引きの指示の
みならず、環境検出手段13では把握できない内容を例
えば、植物を育てている周りの状況とか質問形式で情報
を入手することも出来る。これらをもとに最適の条件を
計算し、通信手段16を通じて指示を出し、水の量、光
の量、温度を調節する熱の量、湿度を調節する水分の
量、肥料の量をコントロールするなどの環境操作手段1
4を使い植物を育てる。また、使用者が利用者情報を登
録する登録手段22に利用者自体が感じた事柄、育成に
関する注文等の情報を加え、情報を通信する通信手段1
6を介して情報の蓄積および情報処理手段18に送り、
情報処理手段18は、蓄積したデータをもとに最適の条
件を計算し、通信手段20を通じて指示を出し、水の
量、光の量、温度を調節する熱の量、湿度を調節する水
分の量、肥料の量をコントロールするなどの情報を、使
用者に通知できる。さらに、情報処理手段18は、蓄積
したデータをもとに植物に関する育成の状況、植物の関
連情報知識、植物の育成に関係する気象情報、害虫の除
法などを蓄積したデータベース23から検索し使用者に
通知することもできる。
【0044】以上のように、きめこまかな植物に関する
詳細な育てる知識や指示を提供できるので、より細かな
植物の育成をすることができ、利用者も参加することが
出来る歓びを得ることができ、従来、個人が育てるのが
難しい種類の植物も手軽に育てることができる。
【0045】(実施例4)図3に育成制御手段15の動
作を示すフローチャートを示す。上記実施例の動作は、
図3に示すフローチャートにより実行される。育成制御
手段15はST1より動作を開始し、植物を育てる植物
育成用の容器内の温度をST2で入力し、湿度をST3
で入力し、酸素の濃度をST4で入力し、炭酸ガスの濃
度をST5で入力し、臭気成分の濃度をST6で入力
し、画像をST7で入力する、これらST2からST7
は環境検出手段の状態を入力するステップとなる。そし
て、ST8で外部の情報を処理する手段と情報を通信す
るため通信手段16より上記検出情報を送信し、また、
ST9では通信手段16より情報を受信する。また、S
T10において入力手段からのデータ入力があれば入力
を行う。ST11では、これらの環境検出手段の検出情
報と通信手段16からの情報と入力手段からの入力とを
もとに各情報演算を行い、前記環境操作手段の動作制御
を決定する。この決定内容によりST12では環境操作
手段の水の量を制御し、ST13では環境操作手段の光
の量を制御し、ST14では環境操作手段の温度を調節
する熱の量を制御し、ST15では環境操作手段の湿度
を調節する水分の量を制御し、ST16では環境操作手
段の肥料の量を制御する。これらST12からST16
で育成制御するステップを構成している。そして必要に
応じてST17にて表示手段に表示を行う。これらST
2からST17の一連の動作を、定期的に繰り返し実行
するものである。以上の動作は、コンピュータのプログ
ラムとして育成制御手段15に、セットされるものであ
る。そして、コンピュータのプログラムで動作を実現さ
せることで、動作の変更や更新が容易に行えるように形
成している。また、これらプログラムを読みとり可能な
記録媒体に記憶し使用者に配布することで、使用者は容
易にプログラムの更新ができる。
【0046】また、図4に情報処理手段18の動作を示
すフローチャートを示す。上記実施例の動作は、図4に
示すフローチャートにより実行される。情報処理手段1
8はST18より動作を開始し、ST19で外部の育成
制御手段15や携帯端末29などから送られる情報を通
信手段20より受信する。受信した情報はST20で登
録手段に登録し、ST21で記憶手段に記憶する。ST
22においてはデータベースよりデータを入力し、ST
22においてこれらの登録手段と記憶手段と通信手段2
0から得られる情報とデータベースの情報をもとに各情
報演算を行い、演算結果は、ST23において通信手段
20から育成制御手段15や携帯端末に送信する。そし
て必要に応じてST24にて出力手段に出力を行う。こ
れらST19からST24の一連の動作を、定期的に繰
り返し実行するものである。
【0047】以上の動作は、コンピュータのプログラム
として情報処理手段18に、セットされるものである。
そして、コンピュータのプログラムで動作を実現させる
ことで、動作の変更や更新が容易に行えるように形成し
ている。また、これらプログラムを読みとり可能な記録
媒体に記憶し使用者に配布することで、使用者は容易に
プログラムの更新ができる。
【0048】以上のように、本実施例においては、植物
育成する装置を容易に構成でき、また、使用者が家に居
なくても、何時でも植物を管理し育てることができ、よ
り一層、容易に植物を育て管理することを実現出来る。
しかも植物育成システムを用い、簡単に植物の管理がで
きるため、使用者が、植物の管理あるいは世話が出来な
い時に代わりに植物を管理するサービスを容易に提供す
ることもできる。植物育成システムを用いて、利用者独
自の育て方を長期出張中あるいは、入院中でも、きめこ
まかく植物の育成することができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、外
部との通信手段を備え、環境検出手段から入力された情
報を情報の蓄積および情報処理手段に送信し、情報の蓄
積および情報処理手段からの指示で、適切な量の水、あ
るいは光、あるいは温度、あるいは湿度、あるいは肥料
を与えたり、与える量をコントロールするので、従来、
個人が育てるのが難しい種類の植物も手軽に育てること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の植物育成装置を示す図
【図2】本発明の実施例2の植物育成装置を示すブロッ
ク図
【図3】本発明の実施例4の育成制御手段の動作を示す
フローチャート
【図4】本発明の実施例4の情報処理手段の動作を示す
フローチャート
【図5】従来の植物育成する場合を示す図
【符号の説明】
11 植物 12 容器 13 環境検出手段 14 環境操作手段 15 育成制御手段 16 通信手段 17 ネットワーク 18 情報処理手段 19 植物育成装置 20 通信手段 21 記憶手段 22 登録手段 23 データベース 24 植物育成システム 25 入力手段 26 表示手段 27 出力手段 29 携帯端末 31 温度検知手段 32 湿度検知手段 33 酸素濃度センサ 34 炭酸ガス濃度検知手段 35 臭気成分濃度検知手段 36 画像検知手段 37 給水手段 38 温風発生手段 39 冷風発生手段 40 加湿手段 41 電動カーテン 42 照明手段 43 換気手段 44 農薬散布手段 45 液体肥料散布手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A01G 9/24 A01G 9/24 N R X 9/26 9/26 B G06F 17/60 318 G06F 17/60 318G Fターム(参考) 2B022 DA01 DA15 DA17 DA19 DA20 2B029 AB10 DC01 JA10 KB03 KB05 LA03 MA01 MA04 MA06 MA07 MA08 MA09 MA10 PA03 SA01 SE05 SF08 TA01

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植物を育てる植物育成用の容器と、前記
    容器内の温度あるいは湿度あるいは酸素の濃度あるいは
    炭酸ガスの濃度あるいは臭気成分の濃度あるいは画像の
    うち少なくともひとつの状態を検出する環境検出手段
    と、前記容器内に供給する水の量あるいは光の量あるい
    は温度を調節する熱の量あるいは湿度を調節する水分の
    量あるいは肥料の量をコントロールする手段のうち少な
    くともひとつを有する環境操作手段と、前記環境検出手
    段の検出情報を入力するとともに前記環境操作手段の動
    作を制御する育成制御手段と、外部の情報を処理する情
    報処理手段と情報の通信をする通信手段とを備え、前記
    育成制御手段は、前記通信手段を介し前記環境検出手段
    により検出された情報を外部に送信し、かつ外部から前
    記環境操作手段を操作する情報を受信し、この受信した
    情報に応じて前記環境操作手段の動作を制御する植物育
    成装置。
  2. 【請求項2】 育成制御手段は、通信手段を介して受信
    した情報と環境検出手段の検出情報に応じて前記環境操
    作手段の動作を制御する請求項1に記載の植物育成装
    置。
  3. 【請求項3】 環境検出手段は温度検知手段を備え、環
    境操作手段は温度を調節するための温風発生手段と冷風
    発生手段を備え、育成制御手段は、前記温度検知手段で
    検出した検出温度があらかじめ設定される所定値よりも
    低いときには、前記温風発生手段を動作させ、前記温度
    検知手段で検出した検出温度があらかじめ設定される所
    定値よりも高いときには、前記冷風発生手段を動作させ
    る請求項1または2に記載の植物育成装置。
  4. 【請求項4】 環境検出手段は湿度検知手段を備え、環
    境操作手段は湿度を調節するための加湿手段を備え、育
    成制御手段は、前記湿度検知手段で検出した検出湿度が
    あらかじめ設定される所定値よりも低いときには、前記
    加湿手段を動作させる請求項1または2に記載の植物育
    成装置。
  5. 【請求項5】 環境検出手段は酸素濃度検知手段を備
    え、環境操作手段は容器内に入射する太陽光を遮断する
    開閉可能なカーテンを備え、育成制御手段は、前記酸素
    濃度検知手段で検出した検出濃度があらかじめ設定され
    る所定値よりも高いときには、前記カーテンを動作させ
    太陽光を遮断する請求項1または2に記載の植物育成装
    置。
  6. 【請求項6】 環境検出手段は炭酸ガス濃度検知手段を
    備え、環境操作手段は照明手段を備え、育成制御手段
    は、前記炭酸ガスの濃度検知手段で検出した検出濃度が
    あらかじめ設定される所定値よりも高いときには、前記
    照明を点灯する請求項1または2に記載の植物育成装
    置。
  7. 【請求項7】 環境検出手段は臭気成分濃度検知手段を
    備え、環境操作手段は容器内の空気を換気する換気手段
    を備え、育成制御手段は、前記臭気成分濃度検知手段で
    検出した検出濃度があらかじめ設定される所定値よりも
    高いときには、前記換気手段を動作させ容器内の空気を
    換気する請求項1または2に記載の植物育成装置。
  8. 【請求項8】 環境検出手段は画像撮影手段を備え、環
    境操作手段は農薬の散布手段を備え、育成制御手段は、
    前記画像検知手段の検知画像があらかじめ設定される条
    件に適合したときには、前記農薬散布手段を動作させる
    請求項1または2に記載の植物育成装置。
  9. 【請求項9】 入力手段と表示手段とを備え、育成制御
    手段は、植物育成システムからの植物情報を受信しこの
    植物情報を表示すると共に、植物を選択する信号を入力
    し、前記選択信号を植物購入の注文データとして送信す
    る請求項1または2に記載の植物育成装置。
  10. 【請求項10】 環境検出手段は画像撮影手段を備え、
    環境操作手段は肥料の散布手段を備え、育成制御手段
    は、前記画像検知手段の検知画像があらかじめ設定され
    る条件に適合したときには、前記肥料の散布手段を動作
    させる請求項1または2に記載の植物育成装置。
  11. 【請求項11】 計時手段を備え、育成制御手段は、前
    記計時手段があらかじめ設定される時刻になると環境操
    作手段を動作させる請求項3から10のいずれか1項に
    記載の植物育成装置。
  12. 【請求項12】 入力手段と表示手段とを備え、育成制
    御手段は、植物育成システムからの農薬情報を受信しこ
    の農薬情報を表示すると共に、農薬を選択する入力と農
    薬の量を入力し、前記入力を農薬購入の注文データとし
    て送信する請求項1または2に記載の植物育成装置。
  13. 【請求項13】 植物を育てる植物育成用の容器内の温
    度あるいは湿度あるいは酸素の濃度あるいは炭酸ガスの
    濃度あるいは臭気成分の濃度あるいは画像のうち少なく
    ともひとつの状態を入力するステップと、前記容器内に
    供給する水の量あるいは光の量あるいは温度を調節する
    熱の量あるいは湿度を調節する水分の量あるいは肥料の
    量をコントロールする手段のうち少なくともひとつを操
    作するステップと、環境検出手段の検出情報を入力し前
    記環境操作手段の動作を制御して植物の育成を制御する
    ステップと、外部の情報を処理する情報処理手段と情報
    を通信する通信手段から得られる情報に応じて前記環境
    操作手段の動作を制御するステップを有した植物育成方
    法。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載した方法を請求項1
    から12に記載した植物育成装置あるいは植物育成装置
    に動作させるコンピュータのプログラム。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載したプログラムを読
    みとり可能なプログラムとして記憶した記録媒体。
JP2002126806A 2002-04-26 2002-04-26 植物育成装置および植物育成方法、並びにその方法を記録した記録媒体 Pending JP2003310055A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002126806A JP2003310055A (ja) 2002-04-26 2002-04-26 植物育成装置および植物育成方法、並びにその方法を記録した記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002126806A JP2003310055A (ja) 2002-04-26 2002-04-26 植物育成装置および植物育成方法、並びにその方法を記録した記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003310055A true JP2003310055A (ja) 2003-11-05

Family

ID=29541121

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002126806A Pending JP2003310055A (ja) 2002-04-26 2002-04-26 植物育成装置および植物育成方法、並びにその方法を記録した記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003310055A (ja)

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006254775A (ja) * 2005-03-16 2006-09-28 Matsushita Electric Works Ltd 植物育成情報の提供方法
WO2008136190A1 (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Elm Inc. 発芽・育成装置及び植物栽培用器具
JP2010511402A (ja) * 2006-12-07 2010-04-15 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 温室のための制御装置
JP2011192022A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Japan Research Institute Ltd 農作物モニタリング方法、農作物モニタリングシステム及び農作物モニタリング装置
JP2011191956A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Japan Research Institute Ltd 農作物購入予約方法、農作物購入予約システム及び農作物購入予約装置
JP2012070753A (ja) * 2011-12-02 2012-04-12 Casio Computer Co Ltd 植物管理装置及びプログラム
JP2012080892A (ja) * 2011-12-02 2012-04-26 Casio Computer Co Ltd 環境管理装置及びプログラム
JP2012080790A (ja) * 2010-10-07 2012-04-26 Mega Chips Corp 育成支援システム
JP2012095655A (ja) * 2011-12-26 2012-05-24 Casio Computer Co Ltd 通信装置及びプログラム
KR20120075558A (ko) * 2010-11-23 2012-07-09 한국전자통신연구원 온실 제어 방법 및 이를 위한 시스템
CN103760308A (zh) * 2014-01-21 2014-04-30 镇江市科达环境系统工程有限公司 一种新型食用菌工厂co2浓度检测设备
KR101402487B1 (ko) * 2012-10-30 2014-06-03 숭실대학교산학협력단 식물공장 시스템
JP2015012860A (ja) * 2013-07-05 2015-01-22 台達電子工業股▲ふん▼有限公司 状況監視システム
CN106171669A (zh) * 2016-07-05 2016-12-07 九江学院 一种自动化降温系统
JP6101878B1 (ja) * 2016-08-05 2017-03-22 株式会社オプティム 診断装置
CN107505967A (zh) * 2017-08-22 2017-12-22 南京索乐优节能科技有限公司 一种利用太阳能的移动式农业监控装置
WO2018073899A1 (ja) * 2016-10-18 2018-04-26 株式会社オプティム コンピュータシステム、植物の診断方法及びプログラム
WO2019172536A1 (ko) * 2018-03-09 2019-09-12 주식회사 리퓨터 생육 레시피를 생성 및 제공하는 식물 재배 시스템
KR102573153B1 (ko) * 2023-02-14 2023-09-01 주식회사 팜스태프 생육 변수를 활용한 작물재배 제어방법

Cited By (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4645248B2 (ja) * 2005-03-16 2011-03-09 パナソニック電工株式会社 植物育成情報の提供方法
JP2006254775A (ja) * 2005-03-16 2006-09-28 Matsushita Electric Works Ltd 植物育成情報の提供方法
JP2010511402A (ja) * 2006-12-07 2010-04-15 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 温室のための制御装置
CN101668416B (zh) * 2007-04-27 2012-06-27 株式会社Elm 发芽及培育装置以及植物栽培用器具
WO2008136190A1 (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Elm Inc. 発芽・育成装置及び植物栽培用器具
US8327580B2 (en) 2007-04-27 2012-12-11 Elm Inc. Germination/growing apparatus and plant cultivation device
JP5034030B2 (ja) * 2007-04-27 2012-09-26 株式会社エルム 発芽・育成装置及び植物栽培用器具
JP2011191956A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Japan Research Institute Ltd 農作物購入予約方法、農作物購入予約システム及び農作物購入予約装置
JP2011192022A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Japan Research Institute Ltd 農作物モニタリング方法、農作物モニタリングシステム及び農作物モニタリング装置
JP2012080790A (ja) * 2010-10-07 2012-04-26 Mega Chips Corp 育成支援システム
KR101696611B1 (ko) 2010-11-23 2017-01-17 한국전자통신연구원 온실 제어 방법 및 이를 위한 시스템
KR20120075558A (ko) * 2010-11-23 2012-07-09 한국전자통신연구원 온실 제어 방법 및 이를 위한 시스템
JP2012070753A (ja) * 2011-12-02 2012-04-12 Casio Computer Co Ltd 植物管理装置及びプログラム
JP2012080892A (ja) * 2011-12-02 2012-04-26 Casio Computer Co Ltd 環境管理装置及びプログラム
JP2012095655A (ja) * 2011-12-26 2012-05-24 Casio Computer Co Ltd 通信装置及びプログラム
KR101402487B1 (ko) * 2012-10-30 2014-06-03 숭실대학교산학협력단 식물공장 시스템
JP2015012860A (ja) * 2013-07-05 2015-01-22 台達電子工業股▲ふん▼有限公司 状況監視システム
CN103760308A (zh) * 2014-01-21 2014-04-30 镇江市科达环境系统工程有限公司 一种新型食用菌工厂co2浓度检测设备
CN106171669A (zh) * 2016-07-05 2016-12-07 九江学院 一种自动化降温系统
JP6101878B1 (ja) * 2016-08-05 2017-03-22 株式会社オプティム 診断装置
WO2018073899A1 (ja) * 2016-10-18 2018-04-26 株式会社オプティム コンピュータシステム、植物の診断方法及びプログラム
JPWO2018073899A1 (ja) * 2016-10-18 2019-08-22 株式会社オプティム コンピュータシステム、植物の診断方法及びプログラム
US10690644B2 (en) 2016-10-18 2020-06-23 Optim Corporation Computer system, plant diagnosis method, and program
CN107505967A (zh) * 2017-08-22 2017-12-22 南京索乐优节能科技有限公司 一种利用太阳能的移动式农业监控装置
WO2019172536A1 (ko) * 2018-03-09 2019-09-12 주식회사 리퓨터 생육 레시피를 생성 및 제공하는 식물 재배 시스템
KR102573153B1 (ko) * 2023-02-14 2023-09-01 주식회사 팜스태프 생육 변수를 활용한 작물재배 제어방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003310055A (ja) 植物育成装置および植物育成方法、並びにその方法を記録した記録媒体
US10966377B2 (en) Intelligent growing management method and intelligent growing device
JP4876439B2 (ja) 植物育成情報の提供方法
JPH11313594A (ja) 農作業決定支援装置および方法、並びに記録媒体
US20210029890A1 (en) Information processing apparatus, information processing method, and vegetation management system
CN206820788U (zh) 一种植物工厂植物长势记录和种植建议系统
JP6551943B2 (ja) 生育管理装置、生育管理方法、及び、プログラム
JP2008029307A (ja) 植物栽培管理装置とそのシステム、方法、及びプログラム
JPH11346578A (ja) 農業作業支援装置
JP2012083986A (ja) 育成支援システム
JP2021128756A (ja) 先物取引情報表示プログラム
JP2005013056A (ja) 植物育成システムと植物情報サービス
JP2004298069A (ja) 植物育成システムおよびこれを用いた植物育成情報サービス
KR20210061603A (ko) 버섯재배용 스마트 팜 시스템
KR100673601B1 (ko) 씨감자의 생산방법
WO2014118825A1 (ja) 栽培システム、栽培用プログラム、および栽培方法
KR20180080033A (ko) 스마트 식물재배기 및 이를 포함하는 스마트 식물재배 시스템
JP2004298068A (ja) 植物育成システムおよびこれを用いた植物育成サービス、ならびに植物育成装置
KR101933630B1 (ko) 노지 과원 종합관리를 위한 스마트 과수원 시스템
JP2003102274A (ja) 情報再生装置、植物育成支援方法及び記録媒体
JP2003310054A (ja) 植物育成システム及び植物育成方法、並びにその方法を動作させるコンピュータのプログラム、並びにそのプログラムを記録した記録媒体
KR20060129986A (ko) 씨감자의 대량 생산방법
JP2000342066A (ja) 茶園管理計画策定方法並びにそのシステム
JP4645248B2 (ja) 植物育成情報の提供方法
KR102114405B1 (ko) 작물 재배 서비스를 제공하는 서버