JP2006254775A - 植物育成情報の提供方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】植物育成の知識が不足している一般人にとっても植物育成の過程が楽しめ、且つ失敗の無い植物育成ができる植物育成情報の提供方法を提供することにある。
【解決手段】管理用サーバー4の植物育成情報作成機能40bは、育成対象の植物の情報が与えられると、植物育成基本データを格納しているデータベース5から当該植物の植物育成基本データを検索し、顧客A側の植物育成設備Yのセッティングから植物育成終了までの育成作業スケジュールに沿って、植物育成基本データから育成途中で為すべき作業内容を示す作業情報及び制御機器の制御情報からなる時系列的な植物育成情報を作成し、育成作業スケジュールに沿って顧客Aの植物育成設備YへネットワークINTを通じて送信提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、植物育成情報の提供方法に関するものである。
太古から植物は、厳しい自然界の気象変化や他の動植物の振る舞いに対して適応し生きてきた。またこの外的要因は、時には種の絶滅などへも作用したが、その度にそれに耐え得る新種が生まれることとなり、現在まで多種多様の植物が生まれてきた。そうして植物は、姿形また適合する成育条件の違いなど多様な品種を持つこととなり、その内部においても多彩な外的要因に対処でき得るよう多様な遺伝子情報を持つこととなった。
野菜や花卉類は古くから人類によって栽培されており、その栽培方法は年代と共に様々に変化してきている。古くは、植物の育成の手助けをするというもので、土地の選定、周りの雑草の処理や害虫の処理、水管理などが主であった。
現在はこれに積極的に植物の育成を促進するための、肥料の管理、温度管理、光管理などが加わり、広大な畑の作物からハウス栽培や一貫大量生産の植物工場へと移り変わってきている。
このハウス栽培や植物工場において生産される植物は、古くから栽培されその育成方法や条件がある程度明らかになっているもので、更に前記生産方法に適した品種に限られてきている。或いは品種改良などによって同生産方法に適した品種を作り出してきている。
これに加え人間の欲求は、花卉類であれば「もっと色合いの良いもの、形の良いもの、珍しいもの等」、野菜であれば「もっと美味しいもの、大きいもの、収穫量の多いもの等」と、現状に満足することなく次々と現れてくる。
これらを満足させていくため、更に新しい品種改良を進めたり、新しい育成方法を開発したりする必要性がでてきている。しかしながらこれらの開発に当たっては、多数のサンプルと広大な土地、精密な制御管理技術、更に長い期間が必要であり、コスト負担は多大なものがある。このためこれを行っているのは、各地の農業試験所や大学の研究機関などの非営利機関が主であり、営利目的である民間では非常に限られた分野でしか行われていないのが実情である。また前記農業試験所や大学においても、学術的に興味のあるテーマがあっても、差し当たっての注目性のあるもの、社会貢献度の大きいもの、速効性のあるものから行うこととなり、実際の開発は同様に限られた分野や限られた方式が対象となっている。
一方、農業分野における大量生産(高効率生産)や高付加価値生産の手段は、品種改良などによる種子レベルでの情報操作と、育成段階での様々な環境条件制御である。
前者は、交配技術や遺伝子組み替えなどの高度な技術分野として確立され、現在も新種の植物がどんどん生み出されている。
後者は、気温・地温・湿度・水分量・炭酸ガス濃度・光の強さ・光の波長・光のリズムなどを機械的に制御し自然界で起こるマイナスの育成条件を省き、安定的な育成栽培を行うものである。
これはハウス栽培や植物工場などで、特定の作物や花卉類において絞り込んだ条件のもとで行われており、研究室で準備された育成条件をもとに、各育成条件を電気的に制御できるようにし、更にインターネット等を介し遠隔地から集中的に制御する方式も試みられつつある(例えば特許文献1)。
特開平10−191787号公報(図1、段落番号0037)
ところで、上述の特許文献1に開示されている植物栽培システムは、植物栽培装置に対して遠隔から環境制御や液肥料の供給量の制御を時系列的に自動的に行うものであるが、植物栽培装置側で単に育成対象の植物情報を中央管理装置に与えると、中央管理装置側で予め記憶している当該植物の生育情報を読み出して植物栽培装置側へ送り生育情報に含まれる制御データと、植物栽培装置側の検知手段の検知情報に基づいてフィードバック的に自動的に制御を行うものである。
このようなシステムでは、植物の育成過程で必要とする作業に対する適時なアドバイスを与えるようになっていないため、植物の個体差に対応して適切な植物育成を行うことができず、また自動制御に任せるため、植物個体差に起因する育成状態を把握できない一般人にとって、かえって植物育成の失敗に繋がるという遅れがあった。
つまり、大量生産に適した植物の栽培にはふさわしいものの、植物育成の過程を楽しむという一般人向けではなかった。
本発明は、上述の点に鑑みて為されたもので、その目的とするところは各種の植物の育成に必要な作業情報を含む植物育成情報を育成作業スケジュールに沿って管理用サーバーから各植物育成設備側へ提供して植物育成者に呈して日々の作業項目の作業内容を指示することが可能で、植物育成の知識が不足している一般人にとっても植物育成の過程が楽しめ、且つ失敗の無い植物育成ができる植物育成情報の提供方法を提供することにある。
上述の目的を達成するために、請求項1の発明では、育成植物を植え付けるベース部を備えた育成用閉空間を有するとともに育成用閉空間の環境を制御する制御機器を付設した植物育成装置と、制御機器の制御情報や植物育成作業に関する情報を含む植物育成情報の受信や前記育成閉空間の環境の情報や植物育成状態の情報をネットワーク上に発信する情報授受用機器とを備えた植物育成設備と、ネットワーク及び前記植物育成設備との間で情報の授受を行う管理用サーバーとで構成され、前記管理用サーバーから前記ネットワークを通じて与えられる植物育成情報に基づいて植物育成設備で植物育成者への育成作業情報の提示と制御機器の制御を行う植物育成システムに用いられ、前記管理用サーバーでは、育成対象の植物の情報が与えられると、植物育成基本データを格納しているデータベースから当該植物の植物育成基本データを検索し、前記植物育成設備のセッティングから植物育成終了までの育成途中で為すべき作業内容を示す作業情報及び前記制御機器の制御情報からなる時系列的な植物育成情報を作成し、該植物育成情報を植物育成設備へネットワークを通じて送信提供することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、植物育成設備に備えた制御機器の制御を育成対象の植物に適した環境となるように制御する情報と、植物育成設備のセッティングから植物育成終了までの育成途中で為すべき作業内容を示す作業情報を植物育成設備側へ提供することで、植物育成者に対して育成状態に対応した適切な作業内容を指示することができ、そのため植物育成のための知識が不足している一般人でも育成作業を植物育成が失敗することなく、楽しむことができる植物育成情報を提供できる。
請求項2の発明では、請求項1の発明において、前記植物育成情報には作業内容に呼応した確認を行う情報が含まれ、前記管理用サーバーでは、当該作業情報の作業内容に呼応した確認入力があったことを示す結果情報を植物育成者側からネットワークを通じて受け取ると、植物育成設備からの確認結果を考慮して確認結果に呼応した植物育成情報を作成することを特徴とする。
請求項2の発明によれば、植物育成者側から収集する結果情報を植物育成者に提供する作業情報に反映させることができ、植物育成状態に適した作業情報を含む植物育成情報として植物育成者側へ提供でき、植物個体差にも適応させた育成作業が可能となる。
請求項3の発明では、請求項2の発明において、前記管理用サーバーからの呼びかけに応じて植物育成者が前記確認入力を行うことを特徴とする。
請求項3の発明によれば、確認入力は管理用サーバーからの呼びかけに応じれば良く、植物育成者の作業に混乱を生じさせない。
請求項4の発明では、請求項2の発明において、前記管理用サーバーから確認命令が植物育成設備側に送られてくると、前記植物育成装置に設けた確認手段が確認命令に沿って確認を行うことを特徴とする。
請求項4の発明によれば、自動的に確認が為されるので、植物育成者側の確認作業の負担が無い。
本発明は、植物育成設備に備えた制御機器の制御を育成対象の植物に適した環境となるように制御する情報と、種付けから植物育成終了までの育成作業スケジュールに沿って作業項目とその内容を植物育成設備側へ提供することで、植物育成者に対して育成状態に対応した適切な作業内容を育成作業スケジュールに沿って指示することができ、そのため植物育成のための知識が不足している一般人でも育成作業を植物育成が失敗することなく、楽しむことができる植物育成情報を提供できるという効果がある。
以下本発明を実施形態により詳説する。
図1は本発明を用いた植物育成システムの実施形態の構成を示しており、該植物育成システムは、植物育成者である顧客A側には、様々な植物を育成するための植物育成装置1が屋内或いは屋外に設置される。植物育成装置1は、育成植物を植え付けるベース部を備えた育成用閉空間を有するとともに、該育成用閉空間の様々な環境条件や施肥条件を制御するための後述する各種制御機器及び環境検知用センサーや施肥状態を検知するセンサー等各種のセンサーを有し、隣接(或いは内包)された制御ユニット2に接続される。制御ユニット2は、外部情報用の入出力部(入出力用ポート)を有し、情報表示手段と情報入力操作手段とを兼ねた例えばパソコン3からなる情報授受用装置を通じてインターネットのようなネットワークINTに接続され、このネットワークINTを介して事業者B側に設置されている管理用サーバー4との間で情報の授受を行えるようになっている。
ここで植物育成装置1と、制御ユニット2と、パソコン3とで植物育成設備Yが構成され、事業者Bからは植物育成装置1,制御ユニット2及びパソコン3で実行させる当該システムのアプリケーションが顧客Aに販売或いはレンタルされる。勿論必要に応じてパソコン3も販売或いはレンタルされる。
事業者B側の設備は、ネットワークINTに接続されたコンピュータシステムからなる管理用サーバー4により複数の植物育成設備Yとの間で様々な情報のやり取りを行うと共に、植物育成情報の自動作成等や顧客Aの管理を行うことができるようになっている。
植物育成装置1は、実際に育成植物Xを育成する育成用閉空間を構成する構造体からなり、図2に示すようにその一部はガラス或いはアクリルなどの透明なカバー10によって構成され、育成状態の観察や観葉の機能を有する。
さて植物育成設備Yの中核となる植物育成装置1の育成用閉空間を内部に設ける構造体は、前記カバー10と、底部11と、天井部12と、装置本体13との4つのブロックに分かれており、底部11は上面開口の凹平面11aを持つ扁平箱状に形成され、育成植物Xが植え付けられ、該育成植物Xの根を張る部分であるベース部15を設けてある。このベース部15としては、土耕又は水耕などの用途に合わせたタイプが準備提供される。
また装置本体13は、底部11の一端の外側面に内側面下部を沿うように底部11の一端部に立設され、内側面下部に突出させている給水口部16を、底部11の一端部側壁に形成した孔17に貫挿させて凹平面11a内に臨ませ、凹平面11a上のベース15に給水することができるようになっている。
前記カバー10は水平断面形状がコ字状で、その両側片の端部を装置本体13の内側面の両側に当接するようにしてベース15上に配設し、このカバー10と装置本体13とで育成用閉空間の四方の周壁を構成している。
そしてカバー10は上述したようにベース15に植え付けた育成植物Xの育成状態の観察や観葉のための観察窓を兼ねるもので、通気孔18を図示するように穿設してある。また天井部12はカバー10及び装置本体13で構成される四方の周壁で囲まれる空間の天井部に被着される。
而して育成用閉空間はカバー10,底部11,天井部12、装置本体13とで囲まれた内部空間により構成される。
さて前記天井部12には、育成植物Xの種類や育成方式に合わせて、植物育成用照明ランプ19が設けられ、また制御機器としてベース15と凹平面11aとの間にベース用ヒーター14を配設したり、或いは空調用として装置本体13内に空調機を、また植物育成用照明ランプ19を調光するための調光器、更に制御機器を時間制御するためのタイムスイッチ、前記の給水口部16を用いたて自動給水或いは施肥を行うための自動給水器や肥料供給装置、更に気流制御用のファン等の制御機器が育成する植物や育成方式に応じてセットされる。
制御機器として、図3に示すようにファン/ヒーター装置20が装置本体13内にセットされており、装置本体13の側面にはファン/ヒーター装置20のために外気を取り込むための通気孔21を穿設するとともに、内側面には送風用孔22を穿設してある。
また、育成用閉空間内の環境状態を検知するためセンサーとして、ベース温度センサー(土壌用、水中用)、温度センサー、湿度センサー、照度センサー、水分量センサー、炭酸ガスセンサーなどの環境検知用のセンサーが育成植物Xの種類や育成方式に併せてセットされる。
図3の場合には、ベース用温度センサー23をベース15に対応して配設され、また装置本体13内に育成用閉空間内の温度及び湿度を検知するための温度/湿度センサー24を内蔵してあり、この温度/湿度センサー22に対応して装置本体13の前面側に通気孔25を穿設してある。
また装置本体13内にはベース用ヒーター14、ファン/ヒーター装置20、植物育成用照明ランプ19等の制御機器に対する動作指令を送るとともに、その動作状態を示す情報の受信を行う機能を備え、また育成用閉空間内(場合によっては装置外も含む)の環境状態検知用のセンサー、例えばベース用温度センサー23,温度/湿度センサー24等のセンサーと接続され、これらセンサー23,24からの環境の情報を受け取る機能を備えている制御ユニット2を設けてある。勿論制御ユニット2は装置本体13外に設けても良い。
本実施形態の制御ユニット2は、図4に示すようにパソコン3に接続される入/出力ポート30と、事業者B側から提供される植物育成情報に含まれる制御情報から各制御機器Cへの制御信号に変換して送出する機能を有する。
逆に植物育成装置1側の各制御機器Cからの動作状態信号及び環境検知用の各センサーDからの検知情報を、制御結果及び植物育成結果を示す結果情報に変換し、事業者B側へ送信する機能を有する。
またセンサーDからの検知情報が、意図した育成環境にならない場合もある。このため、制御ユニット2は、制御機器Cを動作させる基となっている植物育成情報とセンサーが検知する環境の情報を常に比較して、そのずれを算出し、その算出結果に基づいて再び制御機器Cに制御信号として指令を出すフィードバック制御機能を有する。
尚本実施形態では、肥料や水の外部からの補給や、剪定、摘心などの直接的な操作は、顧客Aが行う。
次に植物育成システムを用いて顧客Aが植物育成を行う流れを説明する。
まず事業者B側は本システムを利用して可能な各種植物のリスト並びに植物育成装置1やその他育成に必要な各種情報を、前記管理用サーバー4により構築したWebサーバー40aによって提供されるホームページに掲載し、顧客A側でパソコン3のWebブラウザにより前記ホームページを閲覧することができるようになっている。
そして、顧客Aはこれらの情報をもとに、育成する植物並びに育成方法を決め、植物育成情報と種苗を事業者B側から入手すると共に、植物育成装置1がない場合は同時に植物育成装置1と制御ユニット2の購入或いはレンタル(有料貸与)契約を行う
その後、事業者B側は顧客Aの注文及び契約状況に従って、植物育成装置1や制御ユニット2、種苗、その他植物育成に必要とする用品(サプライ品)の発送を行う。
顧客Aは受け取った制御ユニット2を含めた植物育成装置1を受け取ると、ネットワークINTに接続しているパソコン3で本システムのアプリケーションを実行すると、自動的に管理用サーバー4が構築しているWebサーバー機能40aで提供されるホームページにアクセスし、契約者としての認証を受けて契約者用のページにログインする。管理用サーバー4には認証用顧客情報及び後述する各植物に対応した標準の植物育成基本データを予め格納しているデータベース5を備えている。
さて契約者用のページではこれらから育成しようとする植物名や必要事項をインプットする初期設定メニューが用意されており、メニューに従って育成しようとする植物名等必要事項を入力する。管理用サーバー4はWebサーバー機能40aを通じて受け取った育成対象の植物名を植物育成情報作成機能40bに渡す。植物育成情報作成機能40bは当該植物の標準的な植物育成基本データを、データベース5から検索する。
ここで用いる植物育成基本データは植物育成装置1のセッティングから植物育成終了までの育成作業スケジュールに沿って、作業項目とその内容を示す作業情報、植物育成空間の制御する環境制御機器の制御内容や施肥用の制御機器の制御内容を示す制御情報とからなる植物育成情報を時系列的に記述したものである。
図5はこの植物育成基本データを模式的に表化したものであって、最上段には種付け日を0として植物育成終了日までと、種付け日に至るまでの日を1日単位で区分して0日からの±日数を記入した育成作業スケジュール欄Tとしてある(図6に一部拡大した図を示す)。
そして種付け日から植物育成終了日までを植物育成状態の遷移に対応して夫々の状態の期間を時系列的に設定している。例えばメロンが育成対象植物の場合には、左端の項目欄Nに示すように発芽期(1)、幼苗期(2)、成長期(3)、開花(4)、結実(5)、横ネット発生(6)、縦ネット発生(7)、成熟期(8)、収穫・育成終了(9)という各植物育成状態の想定期間を育成作業スケジュールに対応付けて割り当てている。育成作業スケジュール欄Tの下方の数字が各植物育成状態(1)〜(9)に対応している。
そしてこれらの植物育成状態に対応した項目Nの欄n1…に示した作業項目と手入れ・操作の内容Mの欄m1…に示した作業内容からなる作業情報とを各植物育成状態の期間の日程に対応して割り付けるようになっており、割り付けを丸印(●又は○)で示している。ここで丸印中●は後述すように作業内容に対する作業実行や作業情報が管理用サーバー4から送信されたことを示し、○はこれらが実行されなかった状態を示す。
また図5<一部拡大した図7を参照>では項目欄o1…に示した制御項目に対応する制御情報としてその制御目標値を各植物育成状態の期間の日程に対応して記述している。
そして前記のように初期設定メニューによる顧客Aからの入力があると、管理用サーバー4の植物育成情報作成機能40bが検索した標準の植物育成基本データからセッティング当日の作業項目とその内容をピックアップして植物育成情報を作成し、その植物育成情報を当該顧客Aのパソコン3に送信する。
尚各顧客Aのパソコン3はISPが提供する接続サービスによりネットワークINTに対して常時接続することで、事業者B側により提供されるアプリケーションにより例えばVPNクライアントとして機能し、管理用サーバー4から植物育成情報の提供を受けることができるようになっている。
さて送られてきた植物育成情報は、パソコン3のモニタ装置にWebブラウザ或いは専用表示アプリケーションによって提供される表示画面で表示される。この情報により植物育成者はその表示を見ることで作業項目と実行しなければならない内容を知ることができる。初日(−1日目)では図8に示すように植物育成設備Yのセッティング(n1)と、養液の準備(n2)、培地準備(n3)、環境設定(n4)等の作業項目とその作業内容(m1)〜(m4)とが記述された植物育成情報が管理用サーバー4で作成されて顧客A側のパソコン3へ送られてくる。この初日では育成は開始されていないため、施肥や環境制御のための制御情報は送られこない。
一方管理用サーバー4では育成作業スケジュールの管理のためのスケジュール管理機能40cを備えており、顧客A毎に育成作業スケジュールの遷移を管理するようになっている。さてスケジュール管理機能40cが当該顧客Aに対応した育成作業スケジュールに沿って次日を計時すると、植物育成情報作成機能40bは種付け(n5)や灌水状態の確認(n6)の作業項目及びその内容(m5)、(m6)を示す作業情報と、植物育成開始に当たり、施肥のための養液量、灌水量、更に照明の光質、照明サイクル、更には植物育成空間の温度等を対応する制御機器に指示する制御情報とからなる植物育成情報を植物育成基本データに基づいて作成して対応する顧客Aのパソコン3へネットワークINTを通じて送信する。
パソコン3では作業情報に対応して作業項目とその内容をモニタ装置で表示させ、一方制御ユニット2に対して制御情報を渡す。これにより顧客Aは当日の作業項目とその内容とを知ることができ、その提示される作業項目の内容を実行すれば良いことになる。一方植物育成装置1では制御ユニット2が制御情報に示される制御目標とセンサーの検知情報とに基づいて対応する制御機器を制御する処理を行い、これにより植物育成状態に適した環境が作り出されるとともに、適量な施肥や灌水が自動的に為されることになる。
このようにして植物育成状態に対応した作業項目及びその内容からなる作業情報n1…と、制御機器の制御情報とからなる植物育成情報を、スケジュール管理機能40bが管理する育成作業スケジュールに沿って植物育成作業機能40bが作成し、対応する顧客Aのパソコン3へネットワークINTを介して送信することで、顧客Aは当日の作業項目とその内容をモニタ装置の表示から知ることができ、一方植物育成装置1の環境制御、施肥量、灌水量が自動制御されることになる。
ところで植物育成過程では、育成状態を実際に確認し、その確認結果に基づいて作業項目のスケジュールを繰り上げる必要となる場合がある。例えば育成植物Xの過半数の発芽が確認されると、未発芽の育成植物Xを間引きするなどの作業を行う必要があるが、発芽自体は植物固体差などにより発芽時点がずれることになる。そこで発芽期間終了間近の日から、作業項目が発芽確認(n7)であって、その内容(m7)を育成植物Xの例えば過半数が発芽しているかを確認することを顧客Aに求める内容とした作業情報を含む植物育成情報を植物育成情報作成機能40bで作成して送信する期間として所定日数を割り当てている。
そして顧客Aはその送信されてくる期間においてパソコン3のモニタ装置で提示される作業項目(n7)とその内容(m7)に基づいて育成植物Xの状態を観察し、過半数が発芽していることが確認できた場合には作業項目(n8)とその内容に(m8)に呼応し、パソコン3を通じて確認したことを示す情報を結果情報として送るか、或いはネット端末となるPDA、携帯電話機から管理用サーバー4の所定のホープページをアクセスして確認したことを示す結果情報を送る作業を行う。
管理用サーバー4の植物育成情報作成機能40bは確認を示す結果情報が受信されると、それに対応して設定している発芽確認のための期間が途中であっても、発芽確認後の次の作業項目である間引き(n9)とその内容(m9)とからなる作業情報を含む植物育成情報を繰り上げて作成し、翌日から当該顧客Aのパソコン3に送信する。これにより顧客Aは遅延することなく間引きの作業を行い、適正な植物育成を行うことが可能となる。
ところで、顧客Aの何らかの原因で発芽の確認に対応する作業情報を送信する期間の最終日になっても確認を示す結果情報が送られてこなかった場合には、植物育成情報作成機能40bは発芽確認後の次の作業項目である間引き(n9)とその内容(m9)からなる作業情報を含む植物育成情報を作成し、育成作業スケジュールに基づいて翌日から当該顧客Aのパソコン3に送信することで、間引きの遅れを最小限に止めるようにする。
発芽の確認と間引きというように適正な植物育成に必要な作業としては、それ以外に苗の生長確認(n10)と定植(n11)とがある。
そこで間引きに対応する作業情報を送信する期間の終了後若しくは並行して成長の確認という作業項目(n10)とその内容(m10)からなる作業情報を含む植物育成情報を植物育成情報作成機能40bが作成して、育成作業スケジュールに沿って顧客A側のパソコン3へ送信する。
そして顧客Aがパソコン3のモニタ装置で表示される作業項目(n10)とその内容(m10)に沿って作業を行い、次に送られてくる定植という作業項目(n11)及びその内容(n11)に基づいて元気の良い株を所定位置に定植する作業を行い、その作業が終了した時点でパソコン3或いはその他のネット端末を通じて確認したことを示す結果情報を発芽確認の場合と同様に管理用サーバー4へ送ると、植物育成情報作成機能40bは所定期間の途中であっても、定植後の次の作業項目である支柱立て(n12)とその内容(m12)からなる作業情報を含む植物育成情報を繰り上げて作成し、翌日から当該顧客Aのパソコン3に送信する。これにより顧客Aは定植後の作業を遅延することなく行える。
勿論定植の確認を示す結果情報が、前記所定期間終了まで無ければ、植物育成情報作成機能40bは定植後の次の作業項目である支柱立て(n12)とその内容(m12)からなる作業情報を含む植物育成情報を作成し、育成作業スケジュールに基づいて翌日から当該顧客Aのパソコン3に送信する。
前記の発芽確認や成長具合の確認以外に、作業項目で求めた確認を示す結果情報を受け取ると、確認を求める作業項目の作業情報を含む植物育成情報の変わりに次の作業項目を含む植物育成情報を植物育成情報作成機能40bが作成するその他の事例としては、図9に示すように発芽確認、成長確認以外に初開花の確認(n21)、メロンの場合の縦ネット発生の確認(n29)、横ネット発生の確認(n31)、ネット終了の確認(n33)の場合がある。
またある期間継続されるような育成状態の確認要求、例えばメロンのような果実の場合には図9(a)に示すに結実の確認(n24)というような作業内容に対応した作業情報を含む植物育成情報を結実の想定期間を送る場合、植物育成情報作成機能40bは最初の結実確認を示す結果情報が送られてきても、想定期間が終了するまで、結実の確認要求という作業内容に対応した作業情報を含む植物育成情報を送信し続ける。この場合植物育成情報作成機能40bは想定期間の途中からは結実確認後の次の作業となる雄花の除去(n26)というような作業内容に対応した作業情報も含めた植物育成情報を作成し想定した期間の途中から並行して顧客Aのパソコン3に送信する。
更に図9(b)に示す植物育成終了の確認(n37)の場合には結果情報を受け取ると、植物育成情報作成機能40bは以後植物育成情報の作成送信を停止する。
以上のように本発明の植物育成情報の提供方法を採用した植物育成システムでは、顧客A側に、植物育成装置1の制御機器の制御情報と、植物育成者である顧客Aの為す必要のある作業内容からなる作業情報とからなる植物育成情報を作成して顧客A側へネットワークINTを通じて提供することで、植物育成装置1の環境、施肥、灌水などを自動的に制御することができる上に、育成作業の知識が少ない一般人の顧客Aでも育成状態に応じて育成作業が行う、しかも植物育成にとって重要な育成状態の確認を示す結果情報から植物育成情報作成機能40bが育成作業スケジュールを変更する形で最適な植物育成情報を作成提供できるので、失敗の無い植物育成結果が得られる。
尚本実施形態では育成状態の確認は植物育成者である顧客Aの観察により行っているが、管理用サーバー4からの確認命令に従って自動的に確認を行う確認手段を植物育成装置1に設けてもよい。例えば育成植物Xを撮像カメラで撮像し、その撮像画像を用いて育成植物Xの育成状態(生育状態)を葉の面積、茎の丈、花の面積等の具合を画像処理により分析し、その分析結果に基づいて自動的に上述の確認作業と同様な結果情報を管理用サーバー4へ転送するようにしても良い。或いは赤外線等を用いた対向しきの光電センサを用いて草丈を自動的に測定する手段を確認手段として用いても良い。
また上述の実施形態では、育成作業スケジュールに沿って植物育成情報を管理用サーバー4から植物育成設備Y側に日々送るようになっているが、セッティングから育成終了までの育成作業スケージュールに沿った全ての植物育成情報を初期時に管理用サーバー4から植物育成設備Aのパソコン3へ送り、育成途中の確認結果による修正をパソコン3に搭載しているシステム対応のアプリケーションで自律的に行うようにしても良い。自律的な修正の替わりに、顧客A側から管理用サーバー4に修正要求を行って修正情報を管理用サーバー4からパソコン3へ送らせるようにしても良い。
本発明方法を用いた植物育成システムの一実施形態のシステム構成図である。 同上に用いる植物育成装置の一部破断せる全体斜視図である。 同上に用いる植物育成装置の分解斜視図である。 同上に用いる制御ユニットの接続関係説明図である。 同上に用いる植物育成基本データの構成を示し模式図である。 図5の一部拡大且つ省略せる模式図である。 図5の一部拡大且つ省略せる模式図である。 図5の一部拡大且つ省略せる模式図である。 (a),(b)は図5の一部拡大且つ省略せる模式図である。
符号の説明
A 顧客
B 事業者
INT ネットワーク
Y 植物育成設備
1 植物育成装置
2 制御ユニット
3 パソコン
4 管理用サーバー
40a Webサーバー機能
40b 植物育成情報作成機能
40c スケジュール管理機能

Claims (4)

  1. 育成植物を植え付けるベース部を備えた育成用閉空間を有するとともに育成用閉空間の環境や施肥を制御する制御機器を付設した植物育成装置と、制御機器の制御情報や植物育成作業に関する情報を含む植物育成情報の受信や前記育成閉空間の環境の情報や植物育成状態の情報をネットワーク上に発信する情報授受用機器とを備えた植物育成設備と、ネットワーク及び前記植物育成設備との間で情報の授受を行う管理用サーバーとで構成され、前記管理用サーバーから前記ネットワークを通じて与えられる植物育成情報に基づいて植物育成設備で植物育成者への育成作業情報の提示と制御機器の制御を行う植物育成システムに用いられ、
    前記管理用サーバーでは、育成対象の植物の情報が与えられると、植物育成基本データを格納しているデータベースから当該植物の植物育成基本データを検索し、前記植物育成設備のセッティングから植物育成終了までの育成途中で為すべき作業内容を示す作業情報及び前記制御機器の制御情報からなる時系列的な植物育成情報を作成し、該植物育成情報を植物育成設備へネットワークを通じて送信提供することを特徴とする植物育成情報の提供方法。
  2. 前記植物育成情報には作業内容に呼応した確認を行う情報が含まれ、
    前記管理用サーバーでは、当該作業情報の作業内容に呼応した確認入力があったことを示す結果情報を植物育成者側からネットワークを通じて受け取ると、植物育成設備からの確認結果を考慮して確認結果に呼応した植物育成情報を作成することを特徴とする請求項1記載の植物育成情報の提供方法。
  3. 前記管理用サーバーからの呼びかけに応じて植物育成者が前記確認入力を行うことを特徴とする請求項2記載の植物育成情報の提供方法。
  4. 前記管理用サーバーから確認命令が植物育成設備側に送られてくると、前記植物育成装置に設けた確認手段が確認命令に沿って確認動作を行うことを特徴とする請求項2記載の植物育成情報の提供方法。
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