JP2003309462A - レベルシフト回路 - Google Patents

レベルシフト回路

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JP2003309462A
JP2003309462A JP2002112486A JP2002112486A JP2003309462A JP 2003309462 A JP2003309462 A JP 2003309462A JP 2002112486 A JP2002112486 A JP 2002112486A JP 2002112486 A JP2002112486 A JP 2002112486A JP 2003309462 A JP2003309462 A JP 2003309462A
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gate
type transistor
level
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JP2002112486A
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Toshifumi Kobayashi
稔史 小林
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/353Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of field-effect transistors with internal or external positive feedback
    • H03K3/356Bistable circuits
    • H03K3/356104Bistable circuits using complementary field-effect transistors
    • H03K3/356165Bistable circuits using complementary field-effect transistors using additional transistors in the feedback circuit
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    • H03K3/356113Bistable circuits using complementary field-effect transistors using additional transistors in the input circuit

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 変換可能な電位差が大きく、遅延時間が短
く、貫通電流が少ないレベルシフト回路を得る。 【解決手段】 充電手段を、入力信号IN_Lの変化に
よってノードN0103が論理“H”から論理“L”に
変化した場合は、P型トランジスタMP0104をON
状態に設定してノードN0104を論理“H”に充電し
た後、P型トランジスタMP0104をOFF状態に戻
し、入力信号IN_Lの変化によってノードN0104
が論理“H”から論理“L”に変化した場合は、P型ト
ランジスタMP0103をON状態に設定してノードN
0103を論理“H”に充電した後、P型トランジスタ
MP0103をOFF状態に戻す充電制御回路で構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、論理レベルを変
換するレベルシフト回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のレベルシフト回路を示す回
路図であり、このレベルシフト回路は、低電圧源(VC
CL)と高電圧源(VCCH)の2種類の電圧源を用い
る半導体装置において、VCCLの論理レベルをVCC
Hの論理レベルに変換する回路である(VCCL<VC
CH)。同図において、IN_Lは、VCCLの論理レ
ベルの入力信号、OUT_Hは、VCCHの論理レベル
の出力信号、INV0701_L、INV0702_
は、低電圧源(VCCL)で動作するインバータ、IN
V0703は、高電圧源(VCCH)で動作するインバ
ータ、MP0701、MP0702はP型トランジス
タ、MN0701、MN0702は、N型トランジスタ
である。図8は従来のレベルシフト回路の動作を示す波
形図である。
【0003】次に動作について説明する。次に、図8の
波形図を用いて図7のレベルシフト回路の動作を説明す
る。なお、以下の説明において電圧VCCLの論理Hi
ghレベルを“H_l”レベル、電圧VCCHの論理H
ighレベルを“H_h”レベル、双方の論理Lowレ
ベル(0v)を“L”レベルと記す。入力信号IN_
が“L”レベルで静止している状態では、ノードN07
01は“H_l”レベル、ノードN0702は“L”レ
ベルであり、N型トランジスタMN0701はON状
態、N型トランジスタMN0702はOFF状態であ
る。また、ノードN0703は“L”レベル、ノードN
0704は“H_h”レベルであり、P型トランジスタ
MP0701はOFF状態、MP0702はON状態で
ある。出力信号OUT_Hは“L”レベルである。
【0004】入力信号IN_Lが“L”レベルから“H
_l”レベルに変化すると[図8のt0]、インバータ
INV0701_L、INV0702_Lの動作によっ
て、ノードN0701が“L”レベル、ノードN070
2が“H_l”レベルとなり[図8の1,2]、N型ト
ランジスタMN0701がOFF状態、N型トランジス
タMN0702がON状態となる。この時、P型トラン
ジスタMP0702はON状態のままであるので、ノー
ドN0704の電位はP型トランジスタMP0702の
ON抵抗とN型トランジスタMN0702のON抵抗で
VCCHが分圧された値V0まで低下する[図8の
3]。ノードN0704の電位がVCCH−VthP
(VthPはP型トランジスタのしきい値電圧)以下に
なるとP型トランジスタMP0701がON状態となっ
てノードN0703はVCCHまで充電され[図8の
4]、ノードN0704の電位がインバータINV07
03のしきい値電圧以下になると出力信号OUT_Hが
“H_l”レベルになる[図8の5]。また、ノードN
0703がVCCHまで充電されたことによってP型ト
ランジスタMP0702がOFF状態となり、ノードN
0704は0vまで完全に放電される[図8の6]。
【0005】入力信号IN_Lが“H_l”レベルから
“L”レベルに変化した場合[図8のt1]も上記とほ
ぼ同様に、ノードN0701が“H_l”レベル、ノー
ドN0702が“L”レベルに変化[図8の11,1
2]→N型トランジスタMN0701がON状態、N型
トランジスタMN0702がOFF状態に変化→ノード
N0703の電位がV0まで低下[図8の13]→P型
トランジスタMP0702がON状態に変化→ノードN
0704の電位がVCCHまで上昇[図8の14]→ノ
ードN0704の電位がインバータINV0703のし
きい値電圧以上になった時点で出力信号OUT_Hが
“L”レベルに変化し[図8の15]、ノードN070
3の電位が0Vに変化[図8の16]、という一連の動
作を行う。
【0006】上記の説明のように、従来のレベルシフト
回路ではP型トランジスタMP0701とN型トランジ
スタMN0701が同時にON状態、あるいは、P型ト
ランジスタMP0702とN型トランジスタMN070
2が同時にON状態となる場合が存在し[図8の3,
4]、その時のノードN0701、あるいは、ノードN
0702の電圧V0はVCCH−VthP以下でなけれ
ばならない。P型トランジスタのON抵抗をRonP、
N型トランジスタのON抵抗をRonNとすると、V0
=VCCH*RonN/(RonP+RonN)となる
ので、V0をある程度低い値にするためにはRonP>
RonNとする必要がある。なお、トランジスタのチャ
ネル幅をW、チャネル長をLとすると、トランジスタの
ON抵抗はL/Wに比例するので、ON抵抗を高くする
には、W→小、and/or、L→大、ON抵抗を低く
するには、W→大、and/or、L→小の設定とな
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のレベルシフト回
路は以上のように構成されているので、P型トランジス
タMP0701およびMP0702がON状態の時のゲ
ート・ソース間電圧(−VCCH)に比べてN型トラン
ジスタMN0701およびMN0702がON状態の時
のゲート・ソース間電圧(VCCL)は低いので、N型
トランジスタMN0701およびMN0702のL/W
を小さくしてもRonNは下がりにくく、VCCHとV
CCLの差が大きくなるほどその傾向は強くなる。した
がって、RonP>RonNの関係を満たすためにはR
onPを極めて高くする必要がある。しかし、ノードN
0701およびN0702はP型トランジスタMP07
01およびMP0702によって充電されるので[図8
の4,14]、RonPが極めて高いとその充電速度が
遅くなり、これは、入力信号IN_Lに対する出力信号
OUT_Hの遅延時間が増大するという課題がある。こ
れに対して、N型トランジスタMN0701およびMN
0702のL/WをP型トランジスタMP0701およ
びMP0702のL/Wに比べて極めて小さくすること
によって、RonPをある程度低く保ったままでRon
P>RonNの関係を満たすことも可能であるが、この
場合はRonP+RonNの値が小さくなるので、P型
トランジスタMP0701とN型トランジスタMN07
01が同時にON状態、あるいは、P型トランジスタM
P0702とN型トランジスタMN0702が同時にO
N状態となった時に流れる貫通電流が大きくなり消費電
力が増大するという課題があった。
【0008】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、変換可能な電位差が大きく、遅延
時間が短く、貫通電流が少ないレベルシフト回路を得る
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るレベルシ
フト回路は、充電手段を、ドレインが第1および第2の
ノードに各々接続され、ゲートが第2および第1のノー
ドに各々接続され、ソースが第2の電圧源に接続された
第1および第2のP型トランジスタと、第1および第2
のP型トランジスタに並列に接続され、入力信号が変化
しない定常時にはOFF状態を保つ第1および第2のス
イッチ回路と、入力信号の変化によって第1のノードが
論理“H”から論理“L”に変化した場合は、第2のス
イッチ回路をON状態に設定して第2のノードを論理
“H”に充電した後、第2のスイッチ回路をOFF状態
に戻し、入力信号の変化によって第2のノードが論理
“H”から論理“L”に変化した場合は、第1のスイッ
チ回路をON状態に設定して第1のノードを論理“H”
に充電した後、第1のスイッチ回路をOFF状態に戻す
充電制御回路とで構成したものである。
【0010】この発明に係るレベルシフト回路は、第1
および第2のスイッチ回路を、ドレインが第1および第
2のノードに各々接続され、ソースが第2の電圧源に接
続された第3および第4のP型トランジスタで構成さ
れ、充電制御回路を、入力端子が、第2のノードに接続
された第1のNORゲートと、第1のノードに接続され
た第2のNORゲートとで構成されるRSフリップフロ
ップと、入力端子が第1のNORゲートの出力と第2の
ノードに接続された第3のNORゲートと、入力端子が
第2のNORゲートの出力と第1のノードに接続された
第4のNORゲートと、入力端子が第3のNORゲート
の出力に接続され、出力端子が第3のP型トランジスタ
のゲートに接続された第1のインバータと、入力端子が
第4のNORゲートの出力に接続され、出力端子が第4
のP型トランジスタのゲートに接続された第2のインバ
ータとで構成したものである。
【0011】この発明に係るレベルシフト回路は、第1
および第2のスイッチ回路を、ドレインが第1および第
2のノードに各々接続され、ソースが第2の電圧源に接
続された第3および第4のP型トランジスタで構成さ
れ、充電制御回路を、入力端子が第2のノードに接続さ
れた第3のインバータと、入力端子が第1のノードに接
続された第4のインバータと、入力端子が、第3のイン
バータに接続された第1のNANDゲートと、第4のイ
ンバータに接続された第2のNANDゲートとで構成さ
れるRSフリップフロップと、入力端子が第1のNAN
Dゲートの出力と第3のインバータの出力に接続され、
出力端子が第3のP型トランジスタのゲートに接続され
た第3のNANDゲートと、入力端子が第2のNAND
ゲートの出力と第4のインバータの出力に接続され、出
力端子が第4のP型トランジスタのゲートに接続された
第4のNANDゲートとで構成したものである。
【0012】この発明に係るレベルシフト回路は、第1
のスイッチ回路を、直列接続された第3および第4のP
型トランジスタで構成され、第2のスイッチ回路を、直
列接続された第5および第6のP型トランジスタで構成
され、充電制御回路を、入力端子が、第2のノードに接
続された第1のNORゲートと、第1のノードに接続さ
れた第2のNORゲートとで構成されるRSフリップフ
ロップで構成され、第3および第4のP型トランジスタ
のゲートは第2のノードおよび第1のNORゲートの出
力に各々接続され、第5および第6のP型トランジスタ
のゲートは第1のノードおよび第2のNORゲートの出
力に各々接続されるように構成したものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるレ
ベルシフト回路を示す回路図であり、このレベルシフト
回路は、低電圧源(VCCL:第1の電圧源)と高電圧
源(VCCH:第2の電圧源)の2種類の電圧源を用い
る半導体装置において、VCCLの論理レベルをVCC
Hの論理レベルに変換する回路である。同図において、
IN_Lは、VCCLの論理ベルの入力信号、OUT_
Hは、VCCHの論理レベルの出力信号である。INV
0101_Lは、低電圧源(VCCL)で動作するイン
バータであり、入力信号IN_Lが入力される。INV
0102_Lは、低電圧源(VCCL)で動作するイン
バータであり、インバータINV0101_Lの出力
(ノードN0101)を入力とする。MN0101はド
レインがノードN0103(第1のノード)に接続さ
れ、ゲートがインバータINV0101_Lの出力(ノ
ードN0101)に接続され、ソースが接地されたN型
トランジスタ(第1のN型トランジスタ)である。MN
0102はドレインがノードN0104(第2のノー
ド)に接続され、ゲートがインバータINV0102_
Lの出力(ノードN0102)に接続され、ソースが接
地されたN型トランジスタ(第2のN型トランジスタ)
である。
【0014】MP0101は、ドレインがノードN01
03に接続され、ゲートがノードN0104に接続さ
れ、ソースが高電圧源(VCCH)に接続されたP型ト
ランジスタ(第1のP型トランジスタ)である。MP0
102はドレインがノードN0104に接続され、ゲー
トがノードN0103に接続され、ソースが高電圧源
(VCCH)に接続されたP型トランジスタ(第2のP
型トランジスタ)である。MP0103は、P型トラン
ジスタMP0101に並列に接続されたP型トランジス
タ(第1のスイッチ回路、第3のP型トランジスタ)で
あり、MP0104は、P型トランジスタMP0102
に並列に接続されたP型トランジスタ(第2のスイッチ
回路、第4のP型トランジスタ)である。NOR010
1およびNOR0102は、高電圧源(VCCH)で動
作するNORゲート(第1および第2のNORゲート)
であり、各々の出力(ノードN0105およびノードN
0106)が他方のゲートの入力に接続されてRSフリ
ップフロップ(充電制御回路)を構成している。このR
SフリップフロップのNOR0101側の入力はノード
N0104に接続され、NOR0102側の入力はノー
ドN0103に接続されている。NOR0103は、入
力がノードN0104とノードN0105に接続された
高電圧源(VCCH)で動作するNORゲート(充電制
御回路、第3のNORゲート)である。INV0104
は、入力がNORゲートNOR0103の出力に接続さ
れ、出力がP型トランジスタMP0103のゲート(ノ
ードN0107)に接続された高電圧源(VCCH)で
動作するインバータ(充電制御回路、第1のインバー
タ)である。NOR0104は、入力がノードN010
3とノードN0106に接続された高電圧源(VCC
H)で動作するNORゲート(充電制御回路、第4のN
ORゲート)である。INV0105は、入力がNOR
ゲートNOR0104の出力に接続され、出力がP型ト
ランジスタMP0104のゲート(ノードN0108)
に接続された高電圧源(VCCH)で動作するインバー
タ(充電制御回路、第2のインバータ)である。INV
0103は、入力がノードN0104に接続され、出力
が出力信号OUT_Hとなる高電圧源(VCCH)で動
作するインバータである。本構成において、P型トラン
ジスタMP0101およびMP0102のON抵抗は極
めて高く設定され、P型トランジスタMP0103およ
びMP0104のON抵抗はノードN0103およびN
0104を適切な速度で充電可能な値に設定される。N
型トランジスタMN0101およびMN0102のON
抵抗はノードN0103およびN0104を適切な速度
で放電可能な値に設定される。図2はこの発明の実施の
形態1によるレベルシフト回路の動作を示す波形図であ
る。
【0015】次に動作について説明する。以下、上記レ
ベルシフト回路の動作について、図2の波形図を用いて
説明する。入力信号IN_Lが“L”レベルで静止して
いる状態では、ノードN0101は“H_l”レベル、
ノードN0102は“L”レベルであり、N型トランジ
スタMN0101はON状態、N型トランジスタMN0
102はOFF状態である。また、ノードN0103は
“L”レベル、ノードN0104は“H_h”レベルで
あり、P型トランジスタMP0101はOFF状態、M
P0102はON状態、出力信号OUT_Hは“L”レ
ベルである。NORゲートNOR0101とNOR01
02で構成されるRSフリップフロップは、ノードN0
105が“L”レベル、ノードN0106が“H_h”
レベルにセットされている。P型トランジスタMP01
03およびMP0104のゲート(ノードN0107お
よびノードN0108)は共に“H_h”レベルであ
り、P型トランジスタMP0103およびMP0104
はOFF状態である。
【0016】入力信号IN_Lが“L”レベルから“H
_l”レベルに変化すると(図2のt0)、インバータ
INV0101_L、INV0102_Lの動作によっ
て、ノードN0101が“L”レベル、ノードN010
2が“H_l”レベルとなり[図2の1,2]、N型ト
ランジスタMN0101がOFF状態、N型トランジス
タMN0102がON状態となる。この時、P型トラン
ジスタMP0102はON状態のままであるので、ノー
ドN0104の電位はP型トランジスタMP0102の
ON抵抗とN型トランジスタMN0102のON抵抗で
VCCHが分圧された値V1まで低下する[図2の
3]。ノードN0104の電位がNORゲートNOR0
103のしきい値電圧以下になると、ノードN0107
が“L”レベルとなり[図2の4]、ノードN0104
の電位がインバータINV0103のしきい値電圧以下
になると、出力信号OUT_Hが“H_h”レベルにな
る[図2の5]。N0107が“L”レベルになると、
P型トランジスタMP0103がON状態となってノー
ドN0103をVCCHまで充電する[図2の6]。ノ
ードN0103が“H_h”レベルになると、P型トラ
ンジスタMP0102がOFF状態となってノードN0
104は0vまで完全に放電され[図2の7]、NOR
ゲートNOR0101とNOR0102で構成されるR
SフリップフロップはノードN0105が“H_h”レ
ベル、ノードN0106が“L”レベルにセットされる
[図2の8,9]。ノードN0105が“H_h”レベ
ルになると、ノードN0107は“H_h”レベルにな
ってP型トランジスタMP0103はOFF状態となる
が[図2の10]、ノードN0104ノードの電位がV
CCH−VthP(VthPはP型トランジスタのしき
い値電圧)以下になった時点[図2の3]でP型トラン
ジスタMP0101がON状態となっているので、ノー
ドN0103の“H_h”レベルは保持される。以上
が、入力信号IN_Lが“L”レベルから“H_l”レ
ベルに変化したことに起因するレベルシフト回路の一連
の動作である。入力信号IN_Lが“H_l”レベルか
ら“L”レベルに変化した場合[図2のt1]の動作も
上記と同様であり、各ノードの電位変化を図2の11〜
20に示す。
【0017】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、P型トランジスタMP0101とMP0102のO
N抵抗を極めて高く設定しているので、P型トランジス
タMP0101とN型トランジスタMN0101、ある
いは、P型トランジスタMP0102とN型トランジス
タMN0102が同時にON状態となった時に流れる貫
通電流を極めて小さくできる。さらに、VCCLとVC
CHの差が大きくなってN型トランジスタMN010
1、MN0102のON抵抗が比較的大きくなっても、
V1の値を低くすることが可能である。また、ノードN
0103、N0104を充電するためのP型トランジス
タMP0103、MP0104を介して貫通電流が流れ
ることはないので、それらのON抵抗は充電速度優先で
最適化可能であり、低消費電力化によって遅延時間が増
大することはない。
【0018】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2によるレベルシフト回路を示す回路図であり、この
実施の形態2は、上記実施の形態1の構成要素であるN
ORゲートをNANDゲートに置き換えたものである。
このレベルシフト回路は、低電圧源(VCCL)と高電
圧源(VCCH)の2種類の電圧源を用いる半導体装置
において、VCCLの論理レベルをVCCHの論理レベ
ルに変換する回路である。同図において、IN_Lは、
VCCLの論理ベルの入力信号、OUT_Hは、VCC
Hの論理レベルの出力信号である。INV0301_
は、低電圧源(VCCL)で動作するインバータであ
り、入力信号IN_Lが入力される。INV0302_
Lは、低電圧源(VCCL)で動作するインバータであ
り、インバータINV0301_Lの出力(ノードN0
301)を入力とする。
【0019】MN0301は、ドレインがノードN03
03に接続され、ゲートがインバータINV0301_
Lの出力(ノードN0301)に接続され、ソースが接
地されたN型トランジスタである。MN0302は、ド
レインがノードN0304に接続され、ゲートがインバ
ータINV0302_Lの出力(ノードN0302)に
接続され、ソースが接地されたN型トランジスタであ
る。MP0301は、ドレインがノードN0303に接
続され、ゲートがノードN0304に接続され、ソース
が高電圧源(VCCH)に接続されたP型トランジスタ
である。MP0302は、ドレインがノードN0304
に接続され、ゲートがノードN0303に接続され、ソ
ースが高電圧源(VCCH)に接続されたP型トランジ
スタである。MP0303は、P型トランジスタMP0
301に並列に接続されたP型トランジスタであり、M
P0304は、P型トランジスタMP0302に並列に
接続されたP型トランジスタである。INV0304お
よびINV0305は、入力が各々ノードN0304お
よびN0303に接続された高電圧源(VCCH)で動
作するインバータ(充電制御回路、第3および第4のイ
ンバータ)である。NAND0301およびNAND0
302は、高電圧源(VCCH)で動作するNANDゲ
ート(第1および第2のNANDゲート)であり、各々
の出力(ノードN0305およびノードN0306)が
他方のゲートの入力に接続されてRSフリップフロップ
を構成している。このRSフリップフロップのNOR0
301側の入力は、インバータINV0304の出力に
接続され、NAND0302側の入力は、インバータI
NV0305の出力に接続されている。NAND030
3は、入力がインバータINV0304の出力とノード
N0305に接続され、出力がP型トランジスタMP0
303のゲート(ノードN0307)に接続された高電
圧源(VCCH)で動作するNANDゲート(充電制御
回路、第3のNANDゲート)である。NAND030
4は入力がインバータINV0305の出力とノードN
0306に接続され、出力がP型トランジスタMP03
04のゲート(ノードN0308)に接続された高電圧
源(VCCH)で動作するNANDゲート(充電制御回
路、第4のNANDゲート)である。INV0303
は、入力がノードN0304に接続され、出力が出力信
号OUT_Hとなる高電圧源(VCCH)で動作するイ
ンバータである。本構成において、P型トランジスタM
P0301およびMP0302のON抵抗は極めて高く
設定され、P型トランジスタMP0303およびMP0
304のON抵抗はノードN0303およびN0304
を適切な速度で充電可能な値に設定される。N型トラン
ジスタMN0301およびMN0302のON抵抗はノ
ードN0303およびN0304を適切な速度で放電可
能な値に設定される。図4はこの発明の実施の形態2に
よるレベルシフト回路の動作を示す波形図である。
【0020】次に動作について説明する。以下、上記レ
ベルシフト回路の動作について、図4の波形図を用いて
説明する。入力信号IN_Lが“L”レベルで静止して
いる状態では、ノードN0301は“H_l”レベル、
ノードN0302は“L”レベルであり、N型トランジ
スタMN0301はON状態、N型トランジスタMN0
302はOFF状態である。また、ノードN0303は
“L”レベル、ノードN0304は“H_h”レベルで
あり、P型トランジスタMP0301はOFF状態、M
P0302はON状態、出力信号OUT_Hは“L”レ
ベルである。NANDゲートNAND0301とNAN
D0302で構成されるRSフリップフロップは、ノー
ドN0305が“H_h”レベル、ノードN0306が
“L”レベルにセットされている。P型トランジスタM
P0303およびMP0304のゲート(ノードN03
07およびノードN0308)は共に“H_h”レベル
であり、P型トランジスタMP0303およびMP03
04はOFF状態である。
【0021】入力信号IN_Lが“L”レベルから“H
_l”レベルに変化すると(図4のt0)、インバータ
INV0301_L、INV0302_Lの動作によっ
て、ノードN0301が“L”レベル、ノードN030
2が“H_l”レベルとなり[図4の1,2]、N型ト
ランジスタMN0301がOFF状態、N型トランジス
タMN0302がON状態となる。この時、P型トラン
ジスタMP0302はON状態のままであるので、ノー
ドN0304の電位はP型トランジスタMP0302の
ON抵抗とN型トランジスタMN0302のON抵抗で
VCCHが分圧された値V1まで低下する[図4の
3]。ノードN0304の電位がインバータINV03
04のしきい値電圧以下になるとノードN0307が
“L”レベルとなり[図4の4]、ノードN0304の
電位がインバータINV0303のしきい値電圧以下に
なると出力信号OUT_Hが“H_h”レベルになる
[図4の5]。N0307が“L”レベルになるとP型
トランジスタMP0303がON状態となってノードN
0303をVCCHまで充電する[図4の6]。ノード
N0303が“H_h”レベルになるとP型トランジス
タMP0302がOFF状態となってノードN0304
は0vまで完全に放電され[図4の7]、NANDゲー
トNAND0301とNAND0302で構成されるR
SフリップフロップはノードN0305が“L”レベ
ル、ノードN0306が“H_h”レベルにセットされ
る[図4の8,9]。ノードN0305が“L”レベル
になるとノードN0307は“H_h”レベルになって
P型トランジスタMP0303はOFF状態となるが
[図4の10]、ノードN0304の電位がVCCH−
VthP(VthPはP型トランジスタのしきい値電
圧)以下になった時点[図4の3]でP型トランジスタ
MP0301がON状態となっているので、ノードN0
303の“H_h”レベルは保持される。以上が、入力
信号IN_Lが“L”レベルから“H_l”レベルに変
化したことに起因するレベルシフト回路の一連の動作で
ある。入力信号IN_Lが“H_l”レベルから“L”
レベルに変化した場合(図4のt1)の動作も上記と同
様であり、各ノードの電位変化を図4の11〜20に示
す。
【0022】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、P型トランジスタMP0301とMP0302のO
N抵抗を極めて高く設定しているので、P型トランジス
タMP0301とN型トランジスタMN0301、ある
いは、P型トランジスタMP0302とN型トランジス
タMN0302が同時にON状態となった時に流れる貫
通電流を極めて小さくできる。さらに、VCCLとVC
CHの差が大きくなってN型トランジスタMN030
1、MN0302のON抵抗が比較的大きくなっても、
V1の値を低くすることが可能である。また、ノードN
0303、N0304を充電するためのP型トランジス
タMP0303、MP0304を介して貫通電流が流れ
ることはないので、それらのON抵抗は充電速度優先で
最適化可能であり、低消費電力化によって遅延時間が増
大することはない。
【0023】実施の形態3.図5はこの発明の実施の形
態3によるレベルシフト回路を示す回路図であり、この
実施の形態3は、上記実施の形態1を構成する論理ゲー
トを削減したものである。このレベルシフト回路は、低
電圧源(VCCL)と高電圧源(VCCH)の2種類の
電圧源を用いる半導体装置において、VCCLの論理レ
ベルをVCCHの論理レベルに変換する回路である。同
図において、IN_Lは、VCCLの論理ベルの入力信
号、OUT_Hは、VCCHの論理レベルの出力信号で
ある。INV0501_Lは、低電圧源(VCCL)で
動作するインバータであり、入力信号IN_Lが入力さ
れる。INV0502_Lは、低電圧源(VCCL)で
動作するインバータであり、インバータINV0501
_Lの出力(ノードN0501)を入力とする。
【0024】MN0501は、ドレインがノードN05
03に接続され、ゲートがインバータINV0501_
Lの出力(ノードN0501)に接続され、ソースが接
地されたN型トランジスタである。MN0502は、ド
レインがノードN0504に接続され、ゲートがインバ
ータINV0502_Lの出力(ノードN0502)に
接続され、ソースが接地されたN型トランジスタであ
る。MP0501は、ドレインがノードN0503に接
続され、ゲートがノードN0504に接続され、ソース
が高電圧源(VCCH)に接続されたP型トランジスタ
である。MP0502は、ドレインがノードN0504
に接続され、ゲートがノードN0503に接続され、ソ
ースが高電圧源(VCCH)に接続されたP型トランジ
スタである。NOR0501およびNOR0502は、
高電圧源(VCCH)で動作するNORゲートであり、
各々の出力(ノードN0505およびノードN050
6)が他方のゲートの入力に接続されてRSフリップフ
ロップを構成している。このRSフリップフロップのN
OR0501側の入力は、ノードN0504に接続さ
れ、NOR0502側の入力は、ノードN0503に接
続されている。MP0503、および、MP0504
は、高電圧源(VCCH)とノードN0503との間に
直列接続で挿入されたP型トランジスタ(第1のスイッ
チ回路、第3および第4のP型トランジスタ)であり、
MP0503のゲートは、ノードN0504に接続さ
れ、MP0504のゲートは、ノードN0505に接続
されている。MP0505、および、MP0506は、
高電圧源(VCCH)とノードN0504との間に直列
接続で挿入されたP型トランジスタ(第2のスイッチ回
路、第5および第6のP型トランジスタ)であり、MP
0505のゲートは、ノードN0503に接続され、M
P0506のゲートは、ノードN0506に接続されて
いる。INV0503は、入力がノードN0504に接
続され、出力が出力信号OUT_Hとなる高電圧源(V
CCH)で動作するインバータである。本構成におい
て、P型トランジスタMP0501およびMP0502
のON抵抗は極めて高く設定される。P型トランジスタ
MP0503およびMP0504のON抵抗は、ノード
N0503を適切な速度で充電可能な値に設定され、P
型トランジスタMP0505およびMP0506のON
抵抗は、ノードN0506を適切な速度で充電可能な値
に設定される。N型トランジスタMN0501およびM
N0502のON抵抗はノードN0503およびN05
04を適切な速度で放電可能な値に設定される。図6は
この発明の実施の形態3によるレベルシフト回路の動作
を示す波形図である。
【0025】次に動作について説明する。以下、上記レ
ベルシフト回路の動作について、図6の波形図を用いて
説明する。入力信号IN_Lが“L”レベルで静止して
いる状態では、ノードN0501は“H_l”レベル、
ノードN0502は“L”レベルであり、N型トランジ
スタMN0501はON状態、N型トランジスタMN0
502はOFF状態である。また、ノードN0503は
“L”レベル、ノードN0504は“H_h”レベルで
あり、P型トランジスタMP0501はOFF状態、M
P0502はON状態、出力信号OUT_Hは“L”レ
ベルである。NORゲートNOR0501とNOR05
02で構成されるRSフリップフロップは、ノードN0
505が“L”レベル、ノードN0506が“H_h”
レベルにセットされている。この時、直列接続されたP
型トランジスタMP0503はOFF状態、P型トラン
ジスタMP0504はON状態であり、同じく直列接続
されたP型トランジスタMP0505はON状態、P型
トランジスタMP0506はOFF状態である。
【0026】入力信号IN_Lが“L”レベルから“H
_l”レベルに変化すると(図6のt0)、インバータ
INV0501_L、INV0502_Lの動作によっ
て、ノードN0501が“L”レベル、ノードN050
2が“H_l”レベルとなり[図6の1,2]、N型ト
ランジスタMN0501がOFF状態、N型トランジス
タMN0502がON状態となる。この時、P型トラン
ジスタMP0502は、ON状態のままであるので、ノ
ードN0504の電位はP型トランジスタMP0502
のON抵抗とN型トランジスタMN0502のON抵抗
でVCCHが分圧された値V1まで低下する[図6の
3]。ノードN0504の電位がVCCH−VthP
(VthPはP型トランジスタのしきい値電圧)以下に
なるとP型トランジスタMP0503がON状態とな
り、ノードN0504の電位がインバータINV050
3のしきい値電圧以下になると出力信号OUT_Hが
“H_h”レベルになる[図6の4]。P型トランジス
タMP0503がON状態となると、直列接続されたP
型トランジスタMP0503、MP0504が共にON
状態となるので、ノードN0503はVCCHまで充電
される[図6の5]。ノードN0503が“H_h”レ
ベルになるとP型トランジスタMP0502がOFF状
態となってノードN0504は0vまで完全に放電され
[図6の6]、NORゲートNOR0501とNOR0
502で構成されるRSフリップフロップはノードN0
505が“H_h”レベル、ノードN0506が“L”
レベルにセットされる[図6の7,8]。ノードN05
05が“H_h”レベルになるとP型トランジスタMP
0504はOFF状態となるが、ノードN0504の電
位がVCCH−VthP(VthPはP型トランジスタ
のしきい値電圧)以下になった時点[図6の3]でP型
トランジスタMP0501がON状態となっているの
で、ノードN0503の“H_h”レベルは保持され
る。以上が、入力信号IN_Lが“L”レベルから“H
_l”レベルに変化したことに起因するレベルシフト回
路の一連の動作である。入力信号IN_Lが“H_l”
レベルから“L”レベルに変化した場合(図6のt1)
の動作も上記と同様であり、各ノードの電位変化を図6
の11〜18に示す。
【0027】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、P型トランジスタMP0501とMP0502のO
N抵抗を極めて高く設定しているので、P型トランジス
タMP0501とN型トランジスタMN0501、ある
いは、P型トランジスタMP0502とN型トランジス
タMN0502が同時にON状態となった時に流れる貫
通電流を極めて小さくできる。さらに、VCCLとVC
CHの差が大きくなってN型トランジスタMN050
1、MN0502のON抵抗が比較的大きくなっても、
V1の値を低くすることが可能である。また、ノードN
0503、およびN0504を充電するための直列接続
されたP型トランジスタMP0503とMP0504、
および、MP0505とMP0506を介して貫通電流
が流れることはないので、それらのON抵抗は充電速度
優先で最適化可能であり、低消費電力化によって遅延時
間が増大することはない。
【0028】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、充電
手段を、ドレインが第1および第2のノードに各々接続
され、ゲートが第2および第1のノードに各々接続さ
れ、ソースが第2の電圧源に接続された第1および第2
のP型トランジスタと、第1および第2のP型トランジ
スタに並列に接続され、入力信号が変化しない定常時に
はOFF状態を保つ第1および第2のスイッチ回路と、
入力信号の変化によって第1のノードが論理“H”から
論理“L”に変化した場合は、第2のスイッチ回路をO
N状態に設定して第2のノードを論理“H”に充電した
後、第2のスイッチ回路をOFF状態に戻し、入力信号
の変化によって第2のノードが論理“H”から論理
“L”に変化した場合は、第1のスイッチ回路をON状
態に設定して第1のノードを論理“H”に充電した後、
第1のスイッチ回路をOFF状態に戻す充電制御回路と
で構成したので、第1および第2のP型トランジスタの
ON抵抗を極めて高く設定しているので、第1のP型ト
ランジスタと第1のN型トランジスタ、あるいは第2の
P型トランジスタと第2のN型トランジスタが同時にO
N状態となった時に流れる貫通電流を極めて小さくでき
る。また、第1の電圧源と第2の電圧源の差が大きくな
って第1および第2のN型トランジスタのON抵抗が比
較的大きくなっても、分圧電圧値を低くすることが可能
である。さらに、第1および第2のノードを充電するた
めの第1および第2のスイッチ回路を介して貫通電流が
流れることはないので、それらのON抵抗は充電速度優
先で最適化可能であり、低消費電力化によって遅延時間
が増大することはない。このように、変換可能な電位差
が大きく、遅延時間が短く、貫通電流が少ないレベルシ
フト回路が得られる効果がある。
【0029】この発明によれば、第1および第2のスイ
ッチ回路を、ドレインが第1および第2のノードに各々
接続され、ソースが第2の電圧源に接続された第3およ
び第4のP型トランジスタで構成され、充電制御回路
を、入力端子が、第2のノードに接続された第1のNO
Rゲートと、第1のノードに接続された第2のNORゲ
ートとで構成されるRSフリップフロップと、入力端子
が第1のNORゲートの出力と第2のノードに接続され
た第3のNORゲートと、入力端子が第2のNORゲー
トの出力と第1のノードに接続された第4のNORゲー
トと、入力端子が第3のNORゲートの出力に接続さ
れ、出力端子が第3のP型トランジスタのゲートに接続
された第1のインバータと、入力端子が第4のNORゲ
ートの出力に接続され、出力端子が第4のP型トランジ
スタのゲートに接続された第2のインバータとで構成し
たので、変換可能な電位差が大きく、遅延時間が短く、
貫通電流が少ないレベルシフト回路が得られる効果があ
る。
【0030】この発明によれば、第1および第2のスイ
ッチ回路を、ドレインが第1および第2のノードに各々
接続され、ソースが第2の電圧源に接続された第3およ
び第4のP型トランジスタで構成され、充電制御回路
を、入力端子が第2のノードに接続された第3のインバ
ータと、入力端子が第1のノードに接続された第4のイ
ンバータと、入力端子が、第3のインバータに接続され
た第1のNANDゲートと、第4のインバータに接続さ
れた第2のNANDゲートとで構成されるRSフリップ
フロップと、入力端子が第1のNANDゲートの出力と
第3のインバータの出力に接続され、出力端子が第3の
P型トランジスタのゲートに接続された第3のNAND
ゲートと、入力端子が第2のNANDゲートの出力と第
4のインバータの出力に接続され、出力端子が第4のP
型トランジスタのゲートに接続された第4のNANDゲ
ートとで構成したので、変換可能な電位差が大きく、遅
延時間が短く、貫通電流が少ないレベルシフト回路が得
られる効果がある。
【0031】この発明によれば、第1のスイッチ回路
を、直列接続された第3および第4のP型トランジスタ
で構成され、第2のスイッチ回路を、直列接続された第
5および第6のP型トランジスタで構成され、充電制御
回路を、入力端子が、第2のノードに接続された第1の
NORゲートと、第1のノードに接続された第2のNO
Rゲートとで構成されるRSフリップフロップで構成さ
れ、第3および第4のP型トランジスタのゲートは第2
のノードおよび第1のNORゲートの出力に各々接続さ
れ、第5および第6のP型トランジスタのゲートは第1
のノードおよび第2のNORゲートの出力に各々接続さ
れるように構成したので、変換可能な電位差が大きく、
遅延時間が短く、貫通電流が少ないレベルシフト回路が
得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるレベルシフト
回路を示す回路図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるレベルシフト
回路の動作を示す波形図である。
【図3】 この発明の実施の形態2によるレベルシフト
回路を示す回路図である。
【図4】 この発明の実施の形態2によるレベルシフト
回路の動作を示す波形図である。
【図5】 この発明の実施の形態3によるレベルシフト
回路を示す回路図である。
【図6】 この発明の実施の形態3によるレベルシフト
回路の動作を示す波形図である。
【図7】 従来のレベルシフト回路を示す回路図であ
る。
【図8】 従来のレベルシフト回路の動作を示す波形図
である。
【符号の説明】
IN_L VCCLの論理レベルの入力信号、INV×
××× VCCHで動作するインバータ、INV×××
×_L VCCLで動作するインバータ、MN××××
N型トランジスタ、MP×××× P型トランジス
タ、N××××ノード、NAND×××× VCCHで
動作するNANDゲート、NOR×××× VCCHで
動作するNORゲート、OUT_H VCCHの論理レ
ベルの出力信号、VCCH 高電圧源、VCCL 低電
圧源。但し、××××は4桁の数字。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電圧源を電源とする相補入力信号
    によって第1および第2のノードの放電を実行する放電
    手段と、 第2の電圧源を電源とし、上記第2のノードの論理レベ
    ルによって上記第1のノードの充電を実行し、上記第1
    のノードの論理レベルによって上記第2のノードの充電
    を実行する充電手段とを備えたレベルシフト回路におい
    て、 上記放電手段は、 ドレインが上記第1および第2のノードに各々接続さ
    れ、ゲートが上記相補入力信号に各々接続され、ソース
    が接地された第1および第2のN型トランジスタで構成
    され、 上記充電手段は、 ドレインが上記第1および第2のノードに各々接続さ
    れ、ゲートが上記第2および第1のノードに各々接続さ
    れ、ソースが上記第2の電圧源に接続された第1および
    第2のP型トランジスタと、 上記第1および第2のP型トランジスタに並列に接続さ
    れ、上記入力信号が変化しない定常時にはOFF状態を
    保つ第1および第2のスイッチ回路と、 上記入力信号の変化によって上記第1のノードが論理
    “H”から論理“L”に変化した場合は、上記第2のス
    イッチ回路をON状態に設定して上記第2のノードを論
    理“H”に充電した後、上記第2のスイッチ回路をOF
    F状態に戻し、上記入力信号の変化によって上記第2の
    ノードが論理“H”から論理“L”に変化した場合は、
    上記第1のスイッチ回路をON状態に設定して上記第1
    のノードを論理“H”に充電した後、上記第1のスイッ
    チ回路をOFF状態に戻す充電制御回路とで構成される
    ことを特徴とするレベルシフト回路。
  2. 【請求項2】 第1および第2のスイッチ回路は、 ドレインが第1および第2のノードに各々接続され、ソ
    ースが第2の電圧源に接続された第3および第4のP型
    トランジスタで構成され、 充電制御回路は、 入力端子が、上記第2のノードに接続された第1のNO
    Rゲートと、上記第1のノードに接続された第2のNO
    Rゲートとで構成されるRSフリップフロップと、 入力端子が上記第1のNORゲートの出力と上記第2の
    ノードに接続された第3のNORゲートと、 入力端子が上記第2のNORゲートの出力と上記第1の
    ノードに接続された第4のNORゲートと、 入力端子が上記第3のNORゲートの出力に接続され、
    出力端子が上記第3のP型トランジスタのゲートに接続
    された第1のインバータと、 入力端子が上記第4のNORゲートの出力に接続され、
    出力端子が上記第4のP型トランジスタのゲートに接続
    された第2のインバータとで構成されることを特徴とす
    る請求項1記載のレベルシフト回路。
  3. 【請求項3】 第1および第2のスイッチ回路は、 ドレインが第1および第2のノードに各々接続され、ソ
    ースが第2の電圧源に接続された第3および第4のP型
    トランジスタで構成され、 充電制御回路は、 入力端子が上記第2のノードに接続された第3のインバ
    ータと、 入力端子が上記第1のノードに接続された第4のインバ
    ータと、 入力端子が、上記第3のインバータに接続された第1の
    NANDゲートと、上記第4のインバータに接続された
    第2のNANDゲートとで構成されるRSフリップフロ
    ップと、 入力端子が上記第1のNANDゲートの出力と上記第3
    のインバータの出力に接続され、出力端子が上記第3の
    P型トランジスタのゲートに接続された第3のNAND
    ゲートと、 入力端子が上記第2のNANDゲートの出力と上記第4
    のインバータの出力に接続され、出力端子が上記第4の
    P型トランジスタのゲートに接続された第4のNAND
    ゲートとで構成されることを特徴とする請求項1記載の
    レベルシフト回路。
  4. 【請求項4】 第1のスイッチ回路は、 直列接続された第3および第4のP型トランジスタで構
    成され、 第2のスイッチ回路は、 直列接続された第5および第6のP型トランジスタで構
    成され、 充電制御回路は、 入力端子が、上記第2のノードに接続された第1のNO
    Rゲートと、上記第1のノードに接続された第2のNO
    Rゲートとで構成されるRSフリップフロップで構成さ
    れ、 上記第3および第4のP型トランジスタのゲートは上記
    第2のノードおよび上記第1のNORゲートの出力に各
    々接続され、 上記第5および第6のP型トランジスタのゲートは上記
    第1のノードおよび上記第2のNORゲートの出力に各
    々接続されていることを特徴とする請求項1記載のレベ
    ルシフト回路。
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