JP2003308476A - バーコード読み取り装置 - Google Patents

バーコード読み取り装置

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JP2003308476A
JP2003308476A JP2002110852A JP2002110852A JP2003308476A JP 2003308476 A JP2003308476 A JP 2003308476A JP 2002110852 A JP2002110852 A JP 2002110852A JP 2002110852 A JP2002110852 A JP 2002110852A JP 2003308476 A JP2003308476 A JP 2003308476A
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Norio Nakamura
則男 中村
Osayasu Goto
修康 後藤
Takaaki Shimizu
孝明 清水
Yutaka Ichinohe
裕 一戸
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Original Assignee
Toshiba Corp
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/10Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
    • G06K7/10544Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation by scanning of the records by radiation in the optical part of the electromagnetic spectrum
    • G06K7/10821Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation by scanning of the records by radiation in the optical part of the electromagnetic spectrum further details of bar or optical code scanning devices
    • G06K7/10851Circuits for pulse shaping, amplifying, eliminating noise signals, checking the function of the sensing device

Abstract

(57)【要約】 【課題】雑音成分を除去し、有効に信号成分のみを検波
することを可能にするバーコード読み取り装置を提供す
る。 【解決手段】所定周波数のパルス信号を発生する発振器
の出力パルスによりレーザダイオードをパルス駆動する
回路70と、レーザダイオードの発光出力により走査され
るバーコードからの反射光をフォトディテクタが読み取
って電流変換するバーコード信号を電圧に変換して増幅
するプリアンプ30と、この出力信号に含まれる直流分を
除去した信号に対する増幅利得を制御し、出力レベルが
ほぼ一定化するように自動利得制御が行われる可変利得
増幅器73と、この出力信号に含まれるパルス信号を発振
器の出力パルスとの間で同期検波する同期検波器20と、
この出力信号を2値化する2値化回路10とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バーコード読み取
り装置に係り、特にレーザ走査方式のバーコード読み取
り装置の信号処理部に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザ走査方式のバーコード読み取り装
置は、レーザダイオードを光源とし、その発光出力をミ
ラーによってバーコード情報(パターン)上を走査さ
せ、バーコードからの反射光の強弱をフォトディテクタ
で読み取り、バーコード信号に変換する。
【0003】図15は、従来のレーザ走査方式のバーコ
ード読み取り装置の一例を示している。
【0004】レーザ駆動回路70によりレーザダイオード
LDを駆動され、バーコードからの反射光をフォトディテ
クタPDで読み取って電流変換する。
【0005】信号処理部は、フォトディテクタPDで読み
取って電流変換したバーコード信号を電圧に変換して増
幅するための前置増幅器(プリアンプ)71と、このプリ
アンプ71の出力信号に含まれる直流分を除去するハイパ
スフィルタ(HPF) 72と、このHPF72 の出力信号に対する
増幅利得を制御する可変利得増幅器(GCA) 73と、このGC
A 73の出力信号を検波するための検波器74と、この検波
器74の出力信号を2値化する2値化回路75を有する。こ
の場合、検波器74の出力レベルをほぼ一定化するため
に、検波器74の出力レベルに応じてGCA 73の利得を制御
する自動利得制御(AGC) ループが形成されている。
【0006】なお、フォトディテクタPDの出力信号に
は、バーコード信号の他に、太陽光等の周囲光(外乱
光)に起因するDC(直流分)オフセットが含まれてい
る。
【0007】図16(A)は、バーコード読み取り装置
の対象であるバーコードパターンの一例を示す。
【0008】図16(B)は、同図(A)のバーコード
パターンを幅方向にレーザ光で走査し、その反射光をフ
ォトディテクタPDで変換し、プリアンプ71で電圧変換す
ることにより得られた信号の波形の一例を示す。
【0009】上記構成の従来のバーコード読取装置は、
プリアンプ71、検波器74、2値化回路75において以下に
述べるような問題点があった。
【0010】(1)検波器74として二乗検波器を用いて
いたので、バーコードの黒色部のように、反射光が小さ
くて受光信号の振幅がほぼ零となる箇所では、検波器74
の出力レベルが検波器74の入力信号に含まれる雑音信号
のパワーに比例してオフセットした値となる。上記雑音
信号の主要因は、プリアンプ71自体が発生する雑音およ
び周囲光によってフォトディテクタPDが発生する雑音で
ある。
【0011】また、検波器74の入力信号に含まれる雑音
信号レベルはほぼ一定であるのに対して、バーコードか
らの反射光の強度は距離の二乗に反比例し、遠方ほど信
号強度が弱くなる。
【0012】したがって、遠方になるほどGCA73 の利得
を高くする必要があり、雑音による検波出力のオフセッ
トも大きくなり、バーコード読み取り装置とバーコード
との間の距離(バーコードの読み取り距離)の増大が要
望されながら、バーコードの読み取り距離を長くできな
いという問題が発生している。
【0013】図17は、図15中のバーコード読み取り
装置のプリアンプ71の従来例を示す。
【0014】このプリアンプは、フォトディテクタPDの
出力信号(電流)が反転入力ノードに入力し、基準電圧
VREFが非反転入力ノードに入力する演算増幅器(オペア
ンプOPAMP )83と、このオペアンプ83の出力ノードと反
転入力ノードとの間に接続された帰還抵抗82(抵抗値
R)とからなる。なお、オペアンプ83の転入力ノードに
は、基準電圧源84から基準電圧VREFが供給される。
【0015】前記フォトディテクタPDの出力信号に含ま
れているオフセットに対応する電流(例えば5 μA)
は、バーコード信号に対応する電流(例えば最大1 μ
A)に比べて相当大きい。このようにプリアンプの入力
信号にはバーコード信号Sの他にノイズ信号成分Nも含
まれており、このプリアンプが入力信号の電流―電圧変
換および増幅を行って出力する際、出力のS/Nは20
log(R/√R)に比例する。
【0016】図18は、図17に示したプリアンプの帰
還抵抗82の抵抗値Rと出力のS/Nとの関係の一例を示
す特性図である。
【0017】図18から分かるように、S/Nの面では
帰還抵抗82の抵抗値Rは大きいほど有利になるが、前述
の外乱光によるDCオフセットによって出力信号が持ち
上がり、プリアンプのダイナミックレンジが取れなくな
るので、帰還抵抗82の抵抗値Rが制限を受け、S/Nを
十分に確保できないという問題がある。
【0018】一方、バーコード読み取り装置の被写体で
あるバーコードからの反射光は、読み取り距離が長いほ
ど、微弱で、且つ、周波数成分は高くなる。バーコード
からの反射光の周波数成分は、バーコード読み取り距離
だけでなく、バーコード印刷物のパターン間隔(バーコ
ードパターンの粗さ)にも依存し、さらに、被写体上を
走査する光源の角速度によって異なる。
【0019】したがって、図15中の2値化回路75に入
力するバーコード信号の周波数成分がバーコード読み取
り距離、バーコードパターンの粗さによって変動するこ
とがあるが、従来の2値化回路は、信号処理の周波数特
性が固定である。
【0020】図19は、図15中の2値化回路75の従来
例を示している。
【0021】この2値化回路は、入力端子51に図15中
の検波器74から出力するバーコード信号が入力し、この
入力信号を2値化処理し、2値化信号を出力端子52に出
力するものである。
【0022】53は入力端子51の入力信号が入力し、その
高周波成分を除去するローパスフィルタ(LPF )であ
る。54は前記入力信号が入力し、その低域成分と高域成
分を除去するバンドパスフィルタ(BPF )である。
【0023】55はLPF53 とBPF54 の各出力信号が入力
し、両者の差信号を出力する加算器である。56は加算器
55の出力信号が入力し、それを2値化処理して出力端子
52に出力するコンパレータである。
【0024】上記構成の従来の2値化回路において、LP
F53 、BPF54 の周波数特性は固定であり、その信号処理
の周波数特性は固定である。したがって、入力するバー
コード信号の周波数成分がバーコード読み取り距離、バ
ーコードパターンの粗さによって変動した場合に、周波
数成分の変動に応じた最適条件から信号処理特性がずれ
てしまう不具合が生じるおそれがある。
【0025】換言すれば、バーコード信号の周波数成分
がバーコード読み取り距離、バーコードパターンの粗さ
によって変動した場合に、バーコード情報を正常に読み
取れなくなるおそれがあり、前述したようにバーコード
読み取り装置に対する読み取り距離の増大が要望されて
いるにも拘らず、読み取り距離が減少し、装置の性能を
著しく劣化させるおそれがある。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
バーコード読み取り装置の信号処理部は、二乗検波器を
用いて受光信号を検波しているので、入力信号の雑音パ
ワーを検波してしまうという問題があった。
【0027】また、従来のバーコード読み取り装置の信
号処理部は、プリアンプのダイナミックレンジが十分に
取れず、S/Nを十分に確保できないという問題があっ
た。
【0028】また、従来のバーコード読み取り装置の信
号処理部は、信号処理特性がバーコード読み取り距離や
バーコードパターンの粗さに依存し、バーコード情報を
正常に読み取れなくなるという問題があった。
【0029】本発明は上記の問題点を解決すべくなされ
たもので、雑音成分を除去し、有効に信号成分のみを検
波することを可能にするバーコード読み取り装置を提供
することを目的とする。
【0030】また、本発明の他の目的は、高いS/Nを
実現し得るプリアンプを備えたバーコード読取装置を提
供することにある。
【0031】また、本発明の他の目的は、バーコード読
み取り距離やバーコードパターンの粗さに依存する入力
信号の周波数成分に応じて信号処理部の特性を変化させ
て最適な信号処理を行うことが可能となり、読み取り距
離を増大させ、読み取り性能を向上させることを可能に
するバーコード読取装置を提供することにある。
【0032】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のバーコー
ド読み取り装置は、所定周波数のパルス信号を発生する
発振器と、前記発振器の出力パルスによりレーザダイオ
ードをパルス駆動するためのレーザ駆動回路と、前記レ
ーザダイオードの発光出力により走査されるバーコード
からの反射光を読み取って電流変換するフォトディテク
タから出力するバーコード信号を電圧に変換して増幅す
るためのプリアンプと、前記プリアンプの出力信号に含
まれる直流分を除去するハイパスフィルタと、前記ハイ
パスフィルタの出力信号に対する増幅利得を制御し、出
力レベルがほぼ一定化するように自動利得制御が行われ
る可変利得増幅器と、前記可変利得増幅器の出力信号に
含まれるパルス信号を前記発振器の出力パルスとの間で
同期検波する同期検波器と、前記同期検波器の出力信号
を2値化する2値化回路とを具備することを特徴とす
る。
【0033】本発明の第2のバーコード読み取り装置
は、レーザダイオードの発光出力により走査されるバー
コードからの反射光を読み取って電流変換するフォトデ
ィテクタから出力するバーコード信号を電圧に変換して
増幅するためのプリアンプと、前記プリアンプの出力信
号に含まれる直流分を除去するハイパスフィルタと、前
記ハイパスフィルタの出力信号に対する増幅利得を制御
し、出力レベルがほぼ一定化するように自動利得制御が
行われる可変利得増幅器と、前記可変利得増幅器の出力
信号に含まれるパルス信号を検波する検波器と、前記検
波器の出力信号を2値化する2値化回路とを具備し、前
記プリアンプは、前記フォトディテクタの出力信号が反
転入力ノードに入力するオペアンプおよびこのオペアン
プの出力ノードと反転入力ノードとの間に接続された帰
還抵抗とから構成されたプリアンプ部と、基準電圧VREF
を生成する基準電圧源と、前記プリアンプ部の出力信号
と前記基準電圧VREFを加算する加算器と、前記加算器の
出力信号に応じて電流を作り出し、出力ノードが前記オ
ペアンプの非反転入力ノードに接続された電圧―電流変
換器と、前記電圧―電流変換器の出力ノードと接地ノー
ドとに間に接続され容量とを具備することを特徴とす
る。
【0034】本発明の第3のバーコード読み取り装置
は、レーザダイオードの発光出力により走査されるバー
コードからの反射光を読み取って電流変換するフォトデ
ィテクタから出力するバーコード信号を電圧に変換して
増幅するためのプリアンプと、前記プリアンプの出力信
号に含まれる直流分を除去するハイパスフィルタと、前
記ハイパスフィルタの出力信号に対する増幅利得を制御
し、出力レベルがほぼ一定化するように自動利得制御が
行われる可変利得増幅器と、前記可変利得増幅器の出力
信号に含まれるパルス信号を検波する検波器と、前記検
波器の出力信号を2値化する2値化回路とを具備し、前
記プリアンプは、前記フォトディテクタの出力信号が反
転入力ノードに入力するオペアンプおよびこのオペアン
プの出力ノードと反転入力ノードとの間に接続された帰
還抵抗とから構成されたプリアンプ部と、基準電圧VREF
を生成し、前記オペアンプの非反転入力ノードに基準電
圧VREFを供給する基準電圧源と、前記プリアンプ部の出
力信号と前記基準電圧VREFを加算する加算器と、前記加
算器の出力側あるいは入力側に挿入され、前記プリアン
プ部の出力信号のDCオフセット電圧に相当するDC成
分を取り出すローパスフィルタと、前記加算器あるいは
ローパスフィルタの出力信号に応じて電流を作り出し、
出力ノードが前記オペアンプの非反転入力ノードに接続
された電圧―電流変換器とを具備することを特徴とす
る。
【0035】本発明の第4のバーコード読み取り装置
は、レーザダイオードの発光出力により走査されるバー
コードからの反射光を読み取って電流変換するフォトデ
ィテクタから出力するバーコード信号を電圧に変換して
増幅するためのプリアンプと、前記プリアンプの出力信
号に含まれる直流分を除去するハイパスフィルタと、前
記ハイパスフィルタの出力信号に対する増幅利得を制御
し、出力レベルがほぼ一定化するように自動利得制御が
行われる可変利得増幅器と、前記可変利得増幅器の出力
信号に含まれるパルス信号を検波する検波器と、前記検
波器の出力信号を2値化する2値化回路とを具備し、前
記2値化回路は、入力信号に対する周波数特性をそれぞ
れ変化し得る2つの可変フィルタと、前記2つの可変フ
ィルタの出力信号の振幅をそれぞれ対応して検出する2
つの振幅検出器と、前記2つの振幅検出器の検出出力を
比較し、その差に応じた制御信号を出力し、この比較出
力により前記2つの可変フィルタの周波数特性を制御す
る振幅比較器と、前記2つの可変フィルタの各出力信号
の振幅差を検出する加算器と、前記加算器の出力信号を
2値化するコンパレータとを具備することを特徴とす
る。
【0036】本発明の第5のバーコード読み取り装置
は、レーザダイオードの発光出力により走査されるバー
コードからの反射光を読み取って電流変換するフォトデ
ィテクタから出力するバーコード信号を電圧に変換して
増幅するためのプリアンプと、前記プリアンプの出力信
号に含まれる直流分を除去するハイパスフィルタと、前
記ハイパスフィルタの出力信号に対する増幅利得を制御
し、出力レベルがほぼ一定化するように自動利得制御が
行われる可変利得増幅器と、前記可変利得増幅器の出力
信号に含まれるパルス信号を検波する検波器と、前記検
波器の出力信号を2値化する2値化回路とを具備し、前
記2値化回路は、入力信号の低域成分を通過させるロー
パスフィルタと、前記入力信号に対して所定の周波数帯
域を通過させるバンドパスフィルタと、前記バンドパス
フィルタの利得特性を前記振幅比較器からの制御信号に
応じて調整する利得調整器と、前記2つのフィルタの出
力信号の振幅をそれぞれ対応して検出する2つの振幅検
出器と、前記2つの振幅検出器の検出出力を比較し、そ
の差に応じた制御信号を出力し、この比較出力により前
記利得調整器を制御する振幅比較器と、前記2つのフィ
ルタの各出力信号の振幅差を検出する加算器と、前記加
算器の出力信号を2値化するコンパレータとを具備する
ことを特徴とする。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0038】<第1の実施形態>図1は、本発明の第1
の実施形態に係るバーコード読み取り装置の全体構成を
概略的に示している。
【0039】従来例のバーコード読取装置において、バ
ーコードからの反射光をフォトディテクタPDが電流に変
換した出力信号には、バーコード信号の他に、太陽光等
の周囲光(外乱光)に起因して発生したノイズ信号成分
がDCオフセットとして重畳されている。
【0040】そこでバーコード読取装置は、太陽光等の
周囲光(外乱光)に起因するDCオフセットを軽減する
とともにレーザダイオードの駆動電流を低減する目的
で、レーザダイオードを2MHz程度の周波数でパルス駆動
(チョッピング)する方式が採用されている場合を想定
している。
【0041】このバーコード読取装置は、図15を参照
して前述したバーコード読取装置と比べて、2値化回路
10、同期検波器20、プリアンプ30が異なり、その他は同
じであるので図15中と同一符号を付している。
【0042】図1において、レーザ駆動部は、例えば2M
Hz程度のパルス信号を発生する発振器76と、この発振器
76の出力パルスによりレーザダイオードLDをパルス駆動
するためのレーザ駆動回路70とから構成されている。な
お、通常は、レーザダイオードLDの出力パワーを所定の
一定レベルに制御するための、自動パワー制御回路(図
示せず)が採用される。受光部は、バーコードからの反
射光を読み取って電流変換するフォトディテクタPDから
なる。
【0043】信号処理部は、前記フォトディテクタPDで
読み取って電流変換したバーコード信号を電圧に変換し
て増幅するためのプリアンプ30と、このプリアンプ30の
出力信号に含まれる直流分を除去するハイパスフィルタ
(HPF) 72と、このHPF72 の出力信号に対する増幅利得を
制御する可変利得増幅器(GCA) 73と、このGCA 73の出力
信号に含まれる2MHz程度のパルス信号を前記発振器76の
出力パルスとの間で同期検波するための同期検波器20
と、この同期検波器20の出力信号を2値化する2値化回
路10とを有する。この場合、同期検波器20の出力レベル
をほぼ一定化するために、同期検波器20の出力レベルに
応じてGCA73 の利得を制御する自動利得制御(AGC) ルー
プが形成されている。
【0044】<第1の実施例>第1の実施例は、図1の
バーコード読取装置の信号処理部において、前述したよ
うにGCA73 の出力信号をレーザ駆動部の発振器76の出力
信号と同期検波する同期検波器20を用いていることであ
る。この場合、発振器76、レーザ駆動回路70、信号処理
部およびレーザ光を走査させるためのミラー駆動系を制
御するための制御回路(図示せず)などを同一半導体チ
ップ上に形成しておき、同一チップ上で発振器76の出力
パルスを同期検波器20に供給することによって、全体構
成を小型化し、コストの低減を図ることが望ましい。な
お、発振器76として振動子をチップに外付け接続する場
合には、発振器76の主要部分を同期検波器20と同一チッ
プ上に形成することになる。
【0045】入力雑音の主たるものはフォトディテクタ
PDおよびプリアンプ30で発生するホワイトノイズであ
り、GCA73 の出力信号を発振器76の出力信号と同期検波
すると、入力雑音の周波数成分のうち発振器76の発振周
波数と同一の周波数成分のみが検波出力に現われるの
で、入力雑音による検波出力のオフセットは殆んど無視
することができる。
【0046】<第2の実施例>図2は、図1中の信号処
理部の他の実施例を示している。
【0047】この信号処理部は、図1中に示した信号処
理部と比べて、発振器76の出力信号を位相補償回路21を
通して同期検波器20に入力させるようにした点が異な
り、その他は同じであるので図1中と同一符号を付して
いる。
【0048】上記位相補償回路21は、同期検波器20の2
つの入力(発振器76からの入力信号とGCA73 の出力信
号)の間に、プリアンプ30、HPF72 、GCA73 の遅延量分
の位相差が存在する場合にその遅延量分に見合うだけ発
振器76からの入力信号を補正するものである。
【0049】このような位相補償回路21を付加すること
により、同期検波器20の2つの入力の位相を正確に合わ
せ、検波効率をより高めることが可能になる。
【0050】<第3の実施例>図3は、図2中の位相補
償回路21の一具体例を示している。
【0051】本例では、カットオフ周波数が固定のオー
ルパスフィルタ(APF) 21a で位相補償回路を構成してい
る。
【0052】プリアンプ30、HPF72 の周波数特性は固定
であり、GCA73 も利得は可変であるが周波数特性として
はほぼ固定であるので、周波数特性が固定のAPF21aでも
位相補償回路を実現可能である。
【0053】<第4の実施例>図4は、図2中の位相補
償回路21の他の具体例を示している。
【0054】本例では、発振器76の出力信号が入力し、
カットオフ周波数が可変である可変APF22 と、この可変
APF22 の出力の位相をアナログ的に90度シフトさせる90
度シフタ23と、この90度シフタ23の出力と前記GCA73 の
出力を乗算器24で乗算し、乗算結果が0 となるように可
変APF22 のカットオフ周波数を制御するように位相補償
回路を構成している。
【0055】ここで、乗算器24の乗算結果が0 となるの
は、乗算器24の2つの入力の位相差が90度となっている
時であり、この時、同期検波器20の入力である可変APF2
2 の出力とGCA73 の出力の位相は一致する。
【0056】<第5の実施例>図5は、図2中の位相補
償回路21のさらに他の具体例を示している。
【0057】本例では、第1のパルス信号およびそれよ
り90度遅れた第2のパルス信号を生成するパルス生成回
路25と、上記第1のパルス信号が入力し、カットオフ周
波数が可変である第1の可変APF26 と、前記第2のパル
ス信号が入力し、前記第1の可変APF26 と連動してカッ
トオフ周波数が可変である第2の可変APF27 と、この第
2の可変APF27 の出力と前記GCA73 の出力を乗算器28で
乗算し、乗算結果が0となるように前記第2の可変APF27
のカットオフ周波数を制御する(第1の可変APF26 の
カットオフ周波数も連動させて制御する)ように位相補
償回路を構成している。
【0058】ここで、乗算器28の乗算結果が0 となるの
は、乗算器28の2つの入力の位相差が90度となっている
時であり、この時、同期検波器20の入力である第1の可
変APF26 の出力とGCA73 の出力の位相は一致する。
【0059】なお、前記パルス生成回路25として、前記
発振器76と、この発振器76の出力信号をアナログ的に90
度シフトさせる90度シフタ29とにより構成してもよい
が、所望の発振周波数の2倍の周波数で発振する発振器
と、この発振器の出力信号を2分周する分周回路とで構
成すれば、この分周回路から前記したように位相が90度
異なる2つのパルス信号を極めて容易に生成することが
できる。
【0060】<第6の実施例>図6は、図1中のプリア
ンプ30の一実施例を示している。
【0061】図6において、プリアンプ部は、フォトデ
ィテクタPDの出力信号が反転入力ノードに入力するオペ
アンプ(OPAMP)67 と、このオペアンプ67の出力ノードと
反転入力ノードとの間に接続された帰還抵抗66(抵抗値
R)とから構成されている。
【0062】基準電圧源68は、基準電圧VREFを生成する
ものである。加算器(ADDER)69 は、前記プリアンプ部の
出力信号と基準電圧VREFを加算してプリアンプ出力信号
のレベルを検出するためのものである。上記基準電圧源
68、加算器69はオフセット検出器を構成している。
【0063】電圧―電流変換器61は、前記加算器69の出
力信号に含まれるDC成分(プリアンプ出力のDCオフ
セット電圧に相当する)に応じて電流を作り出すもので
あり、その出力ノードは前記オペアンプ67の非反転入力
ノードに接続されている。
【0064】容量62は、前記電圧―電流変換器61の出力
ノード(オペアンプ67の非反転入力ノード)と接地ノー
ドとに間に接続されており、前記プリアンプ出力信号に
含まれるDC成分を最終的に取り出す役割を有する。こ
の場合、容量62として、例えば半導体集積回路の外部に
設け、十分に大きな容量値を持たせることにより、極力
低いカットオフ周波数を持たせることが望ましい。そし
て、電圧―電流変換器61で変換された電流を容量62で充
放電することにより、オペアンプ67の基準電圧を作る。
【0065】次に、図6のプリアンプの動作を説明す
る。
【0066】プリアンプ部は、バーコード信号Sの他
に、太陽光などの外乱光に起因して発生されたノイズ信
号成分NがDCオフセットとして重畳された信号が入力
し、入力信号の電流―電圧変換および増幅を行って出力
する。このプリアンプ出力信号は、加算器69で基準電圧
VREFと加算されてその電圧レベルが検出される。
【0067】この加算器69の出力電圧は電圧―電流変換
器61により電流に変換され、この電流に応じて容量62が
充放電される。この際、容量62はカットオフ周波数が十
分低いLPF を形成しており、加算器69の出力に含まれる
DC成分(プリアンプ出力のDCオフセット電圧に相当
する)が検出される。上記したように容量62が充放電さ
れることにより、オペアンプ67の基準電圧VREFが可変さ
れ、プリアンプ出力のオフセット電圧がキャンセルされ
ることになる。
【0068】上記したような動作により、プリアンプ部
の出力にはオフセットが現われず、一定のDCレベルが
保たれ、ダイナミックレンジが確保される。これによ
り、帰還抵抗66の抵抗値Rの制限が緩和され、この抵抗
値Rをより高く設定することで、S/Nが高いプリアン
プを実現することが可能になる。
【0069】なお、本実施例のプリアンプは、図15を
参照して前述した従来例のバーコード読取装置にも適用
可能である。
【0070】<第7の実施例>図7は、図1中のプリア
ンプの他の実施例を示している。
【0071】このプリアンプは、図6を参照して前述し
た第1の実施例のプリアンプと比べて、プリアンプ部
(オペアンプ67、帰還抵抗66)、基準電圧源68、加算器
69、電圧―電流変換器61は同じであるが、次の点が異な
る。
【0072】(1)電圧―電流変換器61の出力ノードと
接地ノードとの間の容量(図6中62)が省略され、電圧
―電流変換器61の出力ノードがオペアンプ67の反転入力
ノードに接続されるとともに、オペアンプ67の非反転入
力ノードに基準電圧VREFが直接に供給されている。
【0073】(2)上記省略された容量の代わりに、前
記プリアンプ出力信号のDCオフセット電圧に相当する
DC成分を取り出すための極力低いカットオフ周波数を
持つLPF60 が加算器69の出力側(あるいは入力側でもよ
い)が挿入されている。
【0074】上記第2の実施例のプリアンプによれば、
電圧―電流変換器61による変換電流によりオフセット電
流をキャンセルし、プリアンプ部のダイナミックレンジ
を確保し、第1の実施例のプリアンプと同様の効果を得
ることができる。
【0075】なお、本実施例のプリアンプは、図15を
参照して前述した従来例のバーコード読取装置にも適用
可能である。
【0076】<第8の実施例>図8は、図1中の2値化
回路10の一具体例を示している。
【0077】この2値化回路は、入力端子1 に図1中の
同期検波器20から出力するバーコード信号が入力し、こ
の入力信号を2値化処理し、2値化信号を出力端子2 に
出力するものである。
【0078】この2値化回路は、入力信号に対する周波
数特性をそれぞれ変化し得る2つの可変フィルタ3,4
と、この2つの可変フィルタ3,4 の出力信号の振幅をそ
れぞれ対応して検出する2つの振幅検出器7,8 と、この
2つの振幅検出器7,8 の検出出力を比較し、その差に応
じた制御信号を出力し、この比較出力により前記2つの
可変フィルタ3,4 の周波数特性を制御する振幅比較器9
と、前記2つの可変フィルタ3,4 の各出力信号の振幅差
を検出する加算器5 と、この加算器5 の出力信号を2値
化するコンパレータ6 とにより構成されている。
【0079】この場合、2つの振幅検出器7,8 の検出振
幅が例えば等しくなるように、換言すれば、入力信号の
周波数成分に応じてLPF3とBPF4のカットオフ周波数を制
御するように構成されている。
【0080】前記2つの可変フィルタ3,4 として、入力
信号に対して前記振幅比較器9 からの制御信号に応じた
低域成分を通過させるLPF3と、前記入力信号に対して前
記振幅比較器9 からの制御信号に応じた周波数帯域を通
過させるBPF4が用いられている。ここで、LPF3a とBPF4
a は、特性方程式が同一であり、群遅延特性が同一であ
るものが用いられている。
【0081】図8の2値化回路は、入力信号の周波数成
分に応じてLPF3とBPF4の例えば動作電流を変化させてカ
ットオフ周波数を自動的に変化させるように制御するこ
とによって信号品質を高めることが可能になっている。
【0082】ここで、図8中のLPF3とBPF4を例えば4次
のフィルタとして両者の特性について説明する。
【0083】LPF3の特性は次の多項式(1)で表現され
る。
【数1】
【0084】また、BPF4の特性は次の多項式(2)で表
される。
【数2】 ここで、sはラプラス演算子、a0 〜a4 は係数であ
る。
【0085】LPF3とBPF4の群遅延特性を一致させるため
に、上式(1)から分かるように多項式の分母(極、特
性方程式)を同一に設定している。
【0086】図8中の加算器5 は、前式(1)、(2)
の差の信号を出力し、この差信号の周波数特性EQ(s) は
次式(3)で表される。
【0087】
【数3】
【0088】加算器5 の出力の信号品質は、上式(3)
で表される周波数特性に大きく依存する。そのため、上
式(3)の利得特性と群遅延特性を最適に設定すること
が好ましい。
【0089】前式(3)式において、右辺の分子中の係
数a2 は任意に設定できることが望ましく、次式(4)
のように表現できる回路が好ましい。
【0090】
【数4】 ここで、k・a2 は係数である。
【0091】上式(4)において、k・a2 =0として
BPF4の出力成分をなくした場合はLPF3の利得特性を表わ
し、a4 =0としてLPF3の出力成分をなくした場合はBP
F4の利得特性を表わす。
【0092】上式(4)を実現するには、図8中に示す
ように、第2の振幅検出器8 と振幅比較器9 の間(もし
くは、BPF4と第2の振幅検出器8 の間)に、係数kを有
する振幅調整器11を付加することで容易に実現できる。
本例では、k・a2 =4に設計している。
【0093】図9(A)、(B)は、前式(4)で得ら
れるLPF3とBPF4の利得(ゲイン)、群遅延の周波数特性
の一例を示しており、カットオフ周波数は50KHz であ
る。
【0094】ここで、図9(A)中に示すようにLPF3の
利得特性とBPF4の利得特性は異なるが、図9(B)に示
すようにLPF3とBPF4の群遅延特性は同一である。
【0095】図10(A)および(B)は、図9(A)
および(B)の特性を有するLPF3とBPF4の入力信号とし
て、異なる周波数成分を持つ2種類の入力信号の波形例
を示している。ここで、図10(A)は、バーコード信
号の周波数が低い信号(最高繰り返し周波数=30KHz)に
ノイズが重畳した波形であり、図10(B)は、バーコ
ード信号の周波数が高い信号(最高繰り返し周波数=80K
Hz)にノイズが重畳した波形である。
【0096】図11(A)、(B)、(C)、(D)
は、図10(A)に示したバーコード信号の周波数が低
い信号が入力した時の前記LPF3、BPF4、加算器5 、コン
パレータ6 の出力信号の波形例を示している。
【0097】図12(A)、(B)、(C)、(D)
は、図10(B)に示したバーコード信号の周波数が高
い信号が入力した時の前記LPF3、BPF4、加算器5 、コン
パレータ6 の出力信号の波形例を示している。
【0098】図11(A)〜(D)と図12(A)〜
(D)を比較すると、波形が異なり、例えば図11
(B)と図12(B)とでは信号振幅に大きな違いがあ
ることが分かる。即ち、図11(B)に示したBPF4の出
力信号は、信号成分が無く、ノイズだけが存在してい
る。この理由は、入力信号の周波数成分がBPF4の通過帯
域よりも低い領域に存在することによる。
【0099】上述したことから、LPF3とBPF4の周波数特
性は、入力信号の周波数成分に応じて変化させることが
好ましい。図8の2値化回路によれば、バーコード信号
の周波数成分を検出し、その検出量に応じてLPF3とBPF4
の周波数特性を変化させて信号処理を行うことが可能と
なるので、バーコード読み取り距離を著しく改善するこ
とが可能である。
【0100】なお、前記2つの振幅検出器7,8 および振
幅比較器9 は、2つの可変フィルタ3,4 の出力信号の最
大振幅を検出(ピーク値検出)して比較するように構成
すれば、回路構成を簡易化することができる。
【0101】なお、本実施例の2値化回路は、図15を
参照して前述した従来例のバーコード読取装置にも適用
可能である。
【0102】<第9の実施例>図13は、図1中の2値
化回路10の他の具体例を示している。
【0103】この2値化回路は、図8に示した2値化回
路と比べて、LPF3a の特性を固定とし、BPF4a の利得特
性を前記振幅比較器9 からの制御信号に応じて調整する
ようにした点が異なり、その他は同じであるので図8中
と同一符号を付している。
【0104】図14(A)は、図13中に示したLPF3a
の利得特性(固定)とBPF4a の利得特性が変化する様子
(点線表示)を示している。図14(B)は、LPF3a と
BPF4a の群遅延特性の一例を示している。LPF3a とBPF4
a の特性方程式は同一であり、群遅延特性は同一であ
る。
【0105】即ち、図13の2値化回路によれば、バー
コード信号の周波数成分を検出し、その検出量に応じて
BPF4a の利得特性を変化させることにより、等価的に周
波数特性を変化させて信号処理を行うことが可能となる
ので、バーコード読み取り距離を著しく改善することが
可能である。
【0106】なお、本実施例の2値化回路は、図15を
参照して前述した従来例のバーコード読取装置にも適用
可能である。
【0107】
【発明の効果】上述したように本発明のバーコード読み
取り装置によれば、雑音成分を除去し、有効に信号成分
のみを検波することができる。また、本発明のバーコー
ド読み取り装置によれば、高いS/Nを有するプリアン
プを実現することができる。また、本発明のバーコード
読み取り装置によれば、バーコードパターンの読み取り
距離を著しく改善することができる。結果として、集積
回路の製造歩留まりを改善し、バーコード読み取り装置
の低廉化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るバーコード読み
取り装置の全体構成を概略的に示すブロック図。
【図2】図1中の信号処理部の他の実施例を示すブロッ
ク図。
【図3】図2中の位相補償回路の一具体例を示すブロッ
ク図。
【図4】図2中の位相補償回路の他の具体例を示すブロ
ック図。
【図5】図2中の位相補償回路のさらに他の具体例を示
すブロック図。
【図6】図1中のプリアンプの一実施例を示す回路図。
【図7】図1中のプリアンプの他の実施例を示す回路
図。
【図8】図1中の2値化回路の一具体例を示すブロック
図。
【図9】図8中のLPF とBPF の利得、群遅延の周波数特
性の一例を示す特性図。
【図10】図8中のLPF とBPF に対する異なる周波数成
分を持つ2種類の入力信号の波形例を示す図。
【図11】図10(A)に示したバーコード信号の周波
数が低い信号が入力した時の図8中のLPF 、BPF 、加算
器、コンパレータの出力信号の波形例を示す図。
【図12】図10(B)に示したバーコード信号の周波
数が高い信号が入力した時の図8中のLPF 、BPF 、加算
器、コンパレータの出力信号の波形例を示す図。
【図13】図1中の2値化回路の他の具体例を示すブロ
ック図。
【図14】図13中のLPF 、BPF の利得、群遅延の周波
数特性の一例を示す特性図。
【図15】従来のレーザ走査方式のバーコード読み取り
装置の一例を示すブロック図。
【図16】バーコード読み取り装置の対象であるバーコ
ードパターンの一例およびそれを幅方向にレーザ光で走
査し、その反射光をフォトディテクタで電流変換し、さ
らに電圧変換することにより得られた信号の一例を示す
波形図。
【図17】図15中のバーコード読み取り装置のプリア
ンプを示す回路図。
【図18】図17に示したプリアンプの帰還抵抗と出力
のS/Nとの関係の一例を示す特性図。
【図19】図15中の2値化回路の従来例を示すブロッ
ク図。
【符号の説明】
10…2値化回路、 20…同期検波器、 30…プリアンプ、 LD…レーザダイオード、 PD…フォトディテクタ、 30…プリアンプ、 70…レーザ駆動回路、 72…HPF 、 73…GCA 、 76…発振器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 修康 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝マイクロエレクトロニクスセン ター内 (72)発明者 清水 孝明 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝マイクロエレクトロニクスセン ター内 (72)発明者 一戸 裕 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝マイクロエレクトロニクスセン ター内 Fターム(参考) 5B072 CC24 DD02 FF02 LL01 LL12 LL18

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定周波数のパルス信号を発生する発振
    器と、 前記発振器の出力パルスによりレーザダイオードをパル
    ス駆動するためのレーザ駆動回路と、 前記レーザダイオードの発光出力により走査されるバー
    コードからの反射光を読み取って電流変換するフォトデ
    ィテクタから出力するバーコード信号を電圧に変換して
    増幅するためのプリアンプと、 前記プリアンプの出力信号に含まれる直流分を除去する
    ハイパスフィルタと、 前記ハイパスフィルタの出力信号に対する増幅利得を制
    御し、出力レベルがほぼ一定化するように自動利得制御
    が行われる可変利得増幅器と、 前記可変利得増幅器の出力信号に含まれるパルス信号を
    前記発振器の出力パルスとの間で同期検波する同期検波
    器と、 前記同期検波器の出力信号を2値化する2値化回路とを
    具備することを特徴とするバーコード読み取り装置。
  2. 【請求項2】 前記発振器、レーザ駆動回路および信号
    処理部は同一半導体チップ上に形成されていることを特
    徴とする請求項1記載のバーコード読み取り装置。
  3. 【請求項3】 前記同期検波器の2つの入力信号の位相
    を合わせるために前記発振器の出力パルスの位相を補償
    して前記同期検波器に入力させる位相補償回路をさらに
    具備することを特徴とする請求項1または2記載のバー
    コード読み取り装置。
  4. 【請求項4】 前記位相補償回路は、カットオフ周波数
    が固定のオールパスフィルタで構成されていることを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のバーコ
    ード読み取り装置。
  5. 【請求項5】 前記位相補償回路は、 前記発振器の出力信号が入力し、カットオフ周波数が可
    変である可変オールパスフィルタと、 前記可変オールパスフィルタの出力の位相をアナログ的
    に90度シフトさせる90度シフト回路と、 前記90度シフト回路の出力と前記可変利得増幅器の出力
    信号を乗算する乗算器とを具備し、乗算結果が0 となる
    ように可変オールパスフィルタのカットオフ周波数を制
    御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項
    に記載のバーコード読み取り装置。
  6. 【請求項6】 前記位相補償回路は、 第1のパルス信号およびそれより90度遅れた第2のパル
    ス信号を生成するパルス生成回路と、 前記第1のパルス信号が入力し、カットオフ周波数が可
    変であり、出力信号が前記同期検波器の一方の入力とな
    る第1の可変オールパスフィルタと、 前記第2のパルス信号が入力し、前記第1の可変オール
    パスフィルタと連動してカットオフ周波数が可変である
    第2の可変オールパスフィルタと、 前記第2の可変オールパスフィルタの出力と前記可変利
    得増幅器の出力を乗算する乗算器とを具備し、乗算結果
    が0 となるように前記第1の可変オールパスフィルタの
    カットオフ周波数を制御することを特徴とする請求項1
    乃至3のいずれか1項に記載のバーコード読み取り装
    置。
  7. 【請求項7】 前記パルス生成回路は、所望の発振周波
    数の2倍の周波数で発振する発振器と、前記発振器の出
    力信号を2分周する分周回路とで構成されていることを
    特徴とする請求項6記載のバーコード読み取り装置。
  8. 【請求項8】 レーザダイオードの発光出力により走査
    されるバーコードからの反射光を読み取って電流変換す
    るフォトディテクタから出力するバーコード信号を電圧
    に変換して増幅するためのプリアンプと、 前記プリアンプの出力信号に含まれる直流分を除去する
    ハイパスフィルタと、 前記ハイパスフィルタの出力信号に対する増幅利得を制
    御し、出力レベルがほぼ一定化するように自動利得制御
    が行われる可変利得増幅器と、 前記可変利得増幅器の出力信号に含まれるパルス信号を
    検波する検波器と、 前記検波器の出力信号を2値化する2値化回路とを具備
    し、 前記プリアンプは、 前記フォトディテクタの出力信号が反転入力ノードに入
    力するオペアンプおよびこのオペアンプの出力ノードと
    反転入力ノードとの間に接続された帰還抵抗とから構成
    されたプリアンプ部と、 基準電圧VREFを生成する基準電圧源と、 前記プリアンプ部の出力信号と前記基準電圧VREFを加算
    する加算器と、 前記加算器の出力信号に応じて電流を作り出し、出力ノ
    ードが前記オペアンプの非反転入力ノードに接続された
    電圧―電流変換器と、 前記電圧―電流変換器の出力ノードと接地ノードとに間
    に接続され容量とを具備することを特徴とするバーコー
    ド読み取り装置。
  9. 【請求項9】 レーザダイオードの発光出力により走査
    されるバーコードからの反射光を読み取って電流変換す
    るフォトディテクタから出力するバーコード信号を電圧
    に変換して増幅するためのプリアンプと、 前記プリアンプの出力信号に含まれる直流分を除去する
    ハイパスフィルタと、 前記ハイパスフィルタの出力信号に対する増幅利得を制
    御し、出力レベルがほぼ一定化するように自動利得制御
    が行われる可変利得増幅器と、 前記可変利得増幅器の出力信号に含まれるパルス信号を
    検波する検波器と、 前記検波器の出力信号を2値化する2値化回路とを具備
    し、 前記プリアンプは、 前記フォトディテクタの出力信号が反転入力ノードに入
    力するオペアンプおよびこのオペアンプの出力ノードと
    反転入力ノードとの間に接続された帰還抵抗とから構成
    されたプリアンプ部と、 基準電圧VREFを生成し、前記オペアンプの非反転入力ノ
    ードに基準電圧VREFを供給する基準電圧源と、 前記プリアンプ部の出力信号と前記基準電圧VREFを加算
    する加算器と、 前記加算器の出力側あるいは入力側に挿入され、前記プ
    リアンプ部の出力信号のDCオフセット電圧に相当する
    DC成分を取り出すローパスフィルタと、 前記加算器あるいはローパスフィルタの出力信号に応じ
    て電流を作り出し、出力ノードが前記オペアンプの非反
    転入力ノードに接続された電圧―電流変換器とを具備す
    ることを特徴とするバーコード読み取り装置。
  10. 【請求項10】 レーザダイオードの発光出力により走
    査されるバーコードからの反射光を読み取って電流変換
    するフォトディテクタから出力するバーコード信号を電
    圧に変換して増幅するためのプリアンプと、 前記プリアンプの出力信号に含まれる直流分を除去する
    ハイパスフィルタと、 前記ハイパスフィルタの出力信号に対する増幅利得を制
    御し、出力レベルがほぼ一定化するように自動利得制御
    が行われる可変利得増幅器と、 前記可変利得増幅器の出力信号に含まれるパルス信号を
    検波する検波器と、 前記検波器の出力信号を2値化する2値化回路とを具備
    し、前記2値化回路は、 入力信号に対する周波数特性をそれぞれ変化し得る2つ
    の可変フィルタと、 前記2つの可変フィルタの出力信号の振幅をそれぞれ対
    応して検出する2つの振幅検出器と、 前記2つの振幅検出器の検出出力を比較し、その差に応
    じた制御信号を出力し、この比較出力により前記2つの
    可変フィルタの周波数特性を制御する振幅比較器と、 前記2つの可変フィルタの各出力信号の振幅差を検出す
    る加算器と、 前記加算器の出力信号を2値化するコンパレータとを具
    備することを特徴とするバーコード読み取り装置。
  11. 【請求項11】 前記2つの可変フィルタは、 前記入力信号に対して前記振幅比較器からの制御信号に
    応じた低域成分を通過させるローパスフィルタと、 前記入力信号に対して前記振幅比較器からの制御信号に
    応じた周波数帯域を通過させるバンドパスフィルタであ
    ることを特徴とする請求項10記載のバーコード読み取
    り装置。
  12. 【請求項12】 レーザダイオードの発光出力により走
    査されるバーコードからの反射光を読み取って電流変換
    するフォトディテクタから出力するバーコード信号を電
    圧に変換して増幅するためのプリアンプと、 前記プリアンプの出力信号に含まれる直流分を除去する
    ハイパスフィルタと、 前記ハイパスフィルタの出力信号に対する増幅利得を制
    御し、出力レベルがほぼ一定化するように自動利得制御
    が行われる可変利得増幅器と、 前記可変利得増幅器の出力信号に含まれるパルス信号を
    検波する検波器と、 前記検波器の出力信号を2値化する2値化回路とを具備
    し、 前記2値化回路は、 入力信号の低域成分を通過させるローパスフィルタと、 前記入力信号に対して所定の周波数帯域を通過させるバ
    ンドパスフィルタと、 前記バンドパスフィルタの利得特性を前記振幅比較器か
    らの制御信号に応じて調整する利得調整器と、 前記2つのフィルタの出力信号の振幅をそれぞれ対応し
    て検出する2つの振幅検出器と、 前記2つの振幅検出器の検出出力を比較し、その差に応
    じた制御信号を出力し、この比較出力により前記利得調
    整器を制御する振幅比較器と、 前記2つのフィルタの各出力信号の振幅差を検出する加
    算器と、 前記加算器の出力信号を2値化するコンパレータとを具
    備することを特徴とするバーコード読み取り装置。
  13. 【請求項13】 前記ローパスフィルタおよびバンドパ
    スフィルタは特性方程式が一致していることを特徴とす
    る請求項11または12記載のバーコード読み取り装
    置。
  14. 【請求項14】 前記2つの振幅検出器のうちの一方の
    入力信号あるいは出力信号に対して所定の係数を掛ける
    振幅調整器をさらに具備することを特徴とする請求項1
    3記載のバーコード読み取り装置。
  15. 【請求項15】 前記2つの振幅検出器および振幅比較
    器は、前記2つのフィルタの出力信号の最大振幅を検出
    して比較するように構成されていることを特徴とする請
    求項10乃至14のいずれか1項に記載のバーコード読
    み取り装置。
  16. 【請求項16】 前記プリアンプは、 前記フォトディテクタの出力信号が反転入力ノードに入
    力するオペアンプおよびこのオペアンプの出力ノードと
    反転入力ノードとの間に接続された帰還抵抗とから構成
    されたプリアンプ部と、 基準電圧VREFを生成する基準電圧源と、 前記プリアンプ部の出力信号と前記基準電圧VREFを加算
    する加算器と、 前記加算器の出力信号に応じて電流を作り出し、出力ノ
    ードが前記オペアンプの非反転入力ノードに接続された
    電圧―電流変換器と、 前記電圧―電流変換器の出力ノードと接地ノードとに間
    に接続され容量とを具備することを特徴とする請求項1
    乃至7、10乃至14のいずれか1項に記載のバーコー
    ド読み取り装置。
  17. 【請求項17】 前記プリアンプは、 前記フォトディテクタの出力信号が反転入力ノードに入
    力するオペアンプおよびこのオペアンプの出力ノードと
    反転入力ノードとの間に接続された帰還抵抗とから構成
    されたプリアンプ部と、 基準電圧VREFを生成し、前記オペアンプの非反転入力ノ
    ードに基準電圧VREFを供給する基準電圧源と、 前記プリアンプ部の出力信号と前記基準電圧VREFを加算
    する加算器と、 前記加算器の出力側あるいは入力側に挿入され、前記プ
    リアンプ部の出力信号のDCオフセット電圧に相当する
    DC成分を取り出すローパスフィルタと、 前記加算器あるいはローパスフィルタの出力信号に応じ
    て電流を作り出し、出力ノードが前記オペアンプの非反
    転入力ノードに接続された電圧―電流変換器とを具備す
    ることを特徴とする請求項1乃至7、10乃至14のい
    ずれか1項に記載のバーコード読み取り装置。
  18. 【請求項18】 前記2値化回路は、 入力信号に対する周波数特性をそれぞれ変化し得る2つ
    の可変フィルタと、 前記2つの可変フィルタの出力信号の振幅をそれぞれ対
    応して検出する2つの振幅検出器と、 前記2つの振幅検出器の検出出力を比較し、その差に応
    じた制御信号を出力し、この比較出力により前記2つの
    可変フィルタの周波数特性を制御する振幅比較器と、 前記2つの可変フィルタの各出力信号の振幅差を検出す
    る加算器と、 前記加算器の出力信号を2値化するコンパレータとを具
    備することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項
    に記載のバーコード読み取り装置。
  19. 【請求項19】 前記2値化回路は、 入力信号の低域成分を通過させるローパスフィルタと、 前記入力信号に対して所定の周波数帯域を通過させるバ
    ンドパスフィルタと、 前記バンドパスフィルタの利得特性を前記振幅比較器か
    らの制御信号に応じて調整する利得調整器と、 前記2つのフィルタの出力信号の振幅をそれぞれ対応し
    て検出する2つの振幅検出器と、 前記2つの振幅検出器の検出出力を比較し、その差に応
    じた制御信号を出力し、この比較出力により前記利得調
    整器を制御する振幅比較器と、 前記2つのフィルタの各出力信号の振幅差を検出する加
    算器と、 前記加算器の出力信号を2値化するコンパレータとを具
    備することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項
    に記載のバーコード読み取り装置。
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