JP2003308130A - 情報装置 - Google Patents

情報装置

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JP2003308130A
JP2003308130A JP2002111713A JP2002111713A JP2003308130A JP 2003308130 A JP2003308130 A JP 2003308130A JP 2002111713 A JP2002111713 A JP 2002111713A JP 2002111713 A JP2002111713 A JP 2002111713A JP 2003308130 A JP2003308130 A JP 2003308130A
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Takashi Kusakari
高 草刈
Kaoru Morita
かおる 森田
Suketoshi Watanabe
佐年 渡辺
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが保護を所望する情報やアプリケーシ
ョン等のコンテンツについて、他人への貸与を行って
も、個人情報が流出することがなく、盗難等に遭って
も、第三者の成りすましを防いで、高いセキュリティ保
護を行うことができ、かつユーザにとって認証の際の負
担が小さい情報装置を提供する。 【解決手段】 認証方式として虹彩認証を用いる。ま
た、その認証を行うユーザの違いや、認証する目の違い
によって、モード設定を切り換えたり、所定のアプリケ
ーションの起動を行ったり、逆に制限する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話装置、P
DA、パソコン等の情報装置に関する。さらに詳しく
は、光学系を介してCCDやCMOS等で撮像した人体
の目の虹彩パターン情報を用いて、ユーザの認証を行う
虹彩認証装置を搭載した情報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の携帯電話装置、PDA(Pers
onal Digital Assistant)、お
よびパソコン(パーソナルコンピュータ)等の携帯情報
装置の普及が急激に進んでおり、特に携帯電話装置にお
いて、装置の小型化、軽量化、多機能化を背景として、
携帯電話会社毎に設けられた、i−mode、J−sk
y、EZ−Webサービス(いずれも登録商標)等に対
応した、Webブラウザやインターネット対応のメーラ
等を搭載したネットワーク対応型の装置の普及が急速に
進んでいる。このようなネットワーク対応型の携帯電話
装置を用いて、インターネット等のネットワーク上の情
報を閲覧することや、電子メール等の電子情報を交換す
ることが盛んに行われている。
【0003】また、近年の携帯電話装置は、電話やメー
ル等の発信および着信の履歴や、メール等内容の保存機
能、相手先のアドレス管理機能、さらに個人のスケジュ
ール管理機能等も備えており、ユーザにとって、極めて
個人的な、他人には知られたくない情報が多く格納され
るに至っている。
【0004】さらに、近年では、物品や株式の売買等の
eコマースや、銀行等の金融機関への振り込み等の入出
金等もまた、このようなネットワーク対応型の携帯電話
装置で行われるようになっている。
【0005】このように、近年の携帯電話装置は、極め
て個人的、かつ重要な他人に知られたくないような情報
がその装置内に格納されている。このため、例えば、他
人に携帯電話装置を貸与した場合、簡単に上述したよう
な個人情報が流出してしまうので、携帯電話装置を他人
に貸与することに対して、多くの人々は大きな抵抗感を
有している。
【0006】さらに、一般的な携帯電話装置は、小型、
軽量である、という特徴のために、紛失しやすく、かつ
盗難されやすい。このため、万が一紛失や盗難等で本来
のユーザではない第三者が、ユーザと同じキー操作を行
うことにより、簡単に本人に成り代わって操作を行うこ
とができる、いわゆる成りすましが比較的容易である、
というセキュリティ面に大きな課題を有していた。
【0007】このような、貸し渡しによる情報流出や、
第三者による成りすましを防止するために、様々な技術
が開示されている。
【0008】例えば、特開2001−274897号公
報には、携帯電話装置にバイオメトリックスを用いた認
証方式の一つである、指紋認証装置を搭載した構成が開
示されている。
【0009】この構成の場合、本人認証を行うに際し
て、静電容量式素子等の指紋読取部から入力されたユー
ザの指紋情報と、あらかじめ登録された指紋情報とを照
合し、ユーザの本人認証を行うことで、携帯電話装置の
セキュリティ面での課題を解決し、情報流出や成りすま
しを防止しようとする構成であった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような構成の携帯電話装置においては、ユーザの本人
認証を行うに際して、指紋認証方式を用いるために、指
が乾いていたり、逆に濡れていたりした場合には、照合
に適した指紋情報を得ることは難しい。また、指先を酷
使する仕事をしていて、指紋そのものが薄くなっている
ような場合や、怪我をしていて指紋情報そのものが得ら
れない場合のユーザの認証は極めて困難であり、さらに
は、指紋を取られることに否定的な感情を抱くユーザも
多く、携帯電話装置にもっとも適した本人認証の方式で
あるとは言えなかった。
【0011】本発明においては、上述したような課題に
鑑み、ユーザが保護を所望する情報やアプリケーション
等のコンテンツについて、他人への貸与を行っても、個
人情報が流出することがなく、盗難等に遭っても、第三
者の成りすましを防いで、高いセキュリティ保護を行う
ことができ、かつユーザにとって認証の際の負担が小さ
い情報装置を提供することを目的とする。
【0012】さらに、一台の携帯電話装置を多人数で用
いる場合においても、ユーザ毎に異なる使用モードや使
用可能なアプリケーションを変更され、個人情報が他人
には漏出しない情報装置を提供することも本発明の目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の情報装置は、あ
らかじめ登録された、ユーザの虹彩情報を含む情報を蓄
積する虹彩情報蓄積部と、ユーザの虹彩情報を取得する
撮像部と、撮像部で取得された虹彩情報が、虹彩情報蓄
積部に蓄積された虹彩情報のうち、いずれの虹彩情報で
あるかを判別する虹彩照合処理部と、虹彩情報蓄積部に
蓄積された虹彩情報の、それぞれに対応付けられた使用
モード情報を格納したモード選択部とを具備し、虹彩照
合処理部で判別された結果に応じて、モード選択部が使
用モードを選択することを特徴としている。
【0014】このような構成により、本人認証の方式と
して虹彩認証を行うので、より確実性の高い、ユーザ負
担の小さい個人認証を行うことが可能である。また、そ
の認証を行うユーザや、認証する目の違い(右目左目の
違い)によって、異なるモード設定を読み込んで設定す
ることにより、同一の端末を複数のユーザが用いる場合
にも、有効な高いセキュリティ保護を実現した携帯電話
装置を提供することができる。
【0015】また、本発明の情報装置は、あらかじめ登
録された、ユーザの左目の虹彩情報および右目の虹彩情
報のそれぞれを含む情報を蓄積する虹彩情報蓄積部と、
ユーザの虹彩情報を取得する撮像部と、撮像部によって
取得した虹彩情報をコード化する虹彩情報抽出部と、虹
彩情報抽出部でコード化された情報にもとづいて、ユー
ザの左右いずれの目の虹彩情報であるかを判別する虹彩
照合処理部と、ユーザの右目の虹彩情報および左目の虹
彩情報のそれぞれに対応付けられた使用モード情報を格
納したモード選択部とを具備し、虹彩照合処理部で判別
された結果に応じて、モード選択部が使用モードを選択
することを特徴としている。
【0016】このような構成により、本人認証に虹彩認
証を用いて認証を行うので、ユーザ負担の小さい、高い
本人認識率の認証を行うことが可能である。また、認証
を行う目の違いによって、使用モードを切り換えること
により、他人に気づかれずに、使用モードを切り換えて
使用することが可能である。
【0017】また、本発明の情報装置は、あらかじめ登
録された、ユーザの左目の虹彩情報および右目の虹彩情
報のそれぞれを含む情報を蓄積する虹彩情報蓄積部と、
ユーザの虹彩情報を取得する撮像部と、撮像部によって
取得した虹彩情報をコード化する虹彩情報抽出部と、虹
彩情報抽出部でコード化された情報にもとづいて、ユー
ザの左右いずれの目の虹彩情報であるかを判別し、出力
する虹彩照合処理部と、ユーザの右目の虹彩情報および
左目の虹彩情報のそれぞれに対応付けられた使用モード
情報を格納するデータメモリ部と、虹彩照合処理部の出
力結果に関連付けられた使用モード情報をデータメモリ
部から取得して、出力する情報切換部と、情報切換部か
ら出力された使用モード情報にもとづいて、使用モード
を設定する演算部と、演算部で設定された結果を表示す
る表示部とを備え、ユーザが虹彩認証を行う際の目の違
いによって、異なる使用モードが設定されることを特徴
としている。
【0018】このような構成によって、本人認証に虹彩
認証を用いて認証を行うので、ユーザ負担の小さい、高
い本人認識率の認証を行うことが可能である。また、認
証を行う目の違いによって、使用モードを切り換えるこ
とにより、他人に気づかれずに、使用モードを切り換え
て使用することが可能である。さらに、表示部を有する
ので、認証の結果や、認証に失敗して、再度認証を促す
場合等のユーザの誘導を効果的に行うことができる。
【0019】また、使用モード情報が、他人に知られて
もよい情報を扱うモードである、公的モード情報と、他
人に知られたくない情報を扱うモードである、私的モー
ド情報とであり、ユーザが虹彩認証を行う際の目の違い
によって、公的モードと私的モードとが選択される構成
であれば、よりユーザの要求に即した情報装置を提供す
ることが可能である。
【0020】次に、本発明の情報装置は、あらかじめ登
録された、ユーザの左目の虹彩情報および右目の虹彩情
報のそれぞれを含む情報を蓄積する虹彩情報蓄積部と、
ユーザの虹彩情報を取得する撮像部と、撮像部によって
取得した虹彩情報をコード化する虹彩情報抽出部と、虹
彩情報抽出部でコード化された情報にもとづいて、ユー
ザの左右いずれの目の虹彩情報であるかを判別する虹彩
照合処理部と、ユーザの右目の虹彩情報および左目の虹
彩情報のそれぞれに対応付けられたアプリケーション情
報を格納したアプリケーション選択部とを具備し、虹彩
照合処理部で判別された結果に応じて、アプリケーショ
ン選択部がアプリケーションを実行することを特徴とし
ている。
【0021】このような構成によって、ユーザが認証を
行う目の左右の違いにより、異なるアプリケーションを
起動することが可能であるので、よりユーザ毎にカスタ
マイズされた異なるアプリケーションを、手を使った入
力を行わずに、虹彩を撮像する、すなわち情報装置を見
るだけで起動することが可能な、ユーザ負担の小さい情
報装置を提供することが可能となる。
【0022】また、本発明の情報装置は、あらかじめ登
録された、ユーザの左目の虹彩情報および右目の虹彩情
報のそれぞれを含む情報を蓄積する虹彩情報蓄積部と、
ユーザの虹彩情報を取得する撮像部と、撮像部によって
取得した虹彩情報をコード化する虹彩情報抽出部と、虹
彩情報抽出部でコード化された情報にもとづいて、ユー
ザの左右いずれの目の虹彩情報であるかを判別し、出力
する虹彩照合処理部と、ユーザの右目の虹彩情報および
左目の虹彩情報のそれぞれに対応付けられたアプリケー
ション情報を格納するデータメモリ部と、虹彩照合処理
部の出力結果に関連付けられたアプリケーション情報を
データメモリ部から取得して、出力する情報切換部と、
情報切換部から出力されたアプリケーション情報にもと
づいてアプリケーションを実行する演算部と、演算部で
実行された結果を表示する表示部とを備え、ユーザが虹
彩認証を行う際の目の違いによって、異なるアプリケー
ションが実行されることを特徴としている。
【0023】このような構成によっても、ユーザが認証
を行う目の左右の違いにより、異なるアプリケーション
を起動することが可能であるので、より、ユーザ毎にカ
スタマイズされた複数のアプリケーションを手を使わず
に、他人に気づかれずに切り換えて起動することが可能
となる。さらに、表示部を有しているので、認証の誘導
や、認証の結果等を有効にユーザに知らせることが可能
である。
【0024】また、本発明の情報装置は、あらかじめ登
録された、複数のユーザの虹彩情報を含む情報を蓄積す
る虹彩情報蓄積部と、ユーザの虹彩情報を取得する撮像
部と、撮像部によって取得した虹彩情報をコード化する
虹彩情報抽出部と、虹彩情報抽出部でコード化された情
報にもとづいて、複数のユーザのうち、いずれのユーザ
の虹彩情報であるかを判別する虹彩照合処理部と、複数
のユーザの虹彩情報のそれぞれに対応付けられた使用モ
ード情報を格納したモード選択部とを具備し、虹彩照合
処理部で判別された結果に応じて、モード選択部が使用
モードを選択することを特徴としている。
【0025】このような構成によって、認証を行うユー
ザの違いにより、異なる使用モードでの使用が可能であ
るので、よりユーザ毎にカスタマイズされ、かつ効果的
にセキュリティ保護された、多人数で使用可能な情報装
置を得ることができる。
【0026】また、本発明の情報装置は、あらかじめ登
録された、複数のユーザの虹彩情報を含む情報を蓄積す
る虹彩情報蓄積部と、ユーザの虹彩情報を取得する撮像
部と、撮像部によって取得した虹彩情報をコード化する
虹彩情報抽出部と、虹彩情報抽出部でコード化された情
報にもとづいて、複数のユーザのうち、いずれのユーザ
の虹彩情報であるかを判別し、出力する虹彩照合処理部
と、複数のユーザの虹彩情報のそれぞれに対応付けられ
た使用モード情報を格納するデータメモリ部と、虹彩照
合処理部の出力結果に関連付けられた使用モード情報を
データメモリ部から取得して、出力する情報切換部と、
情報切換部から出力された使用モード情報にもとづい
て、使用モードを設定する演算部と、演算部で設定され
た結果を表示する表示部とを備え、ユーザの違いによっ
て、異なる使用モードが設定されることを特徴としてい
る。
【0027】このような構成によって、認証を行うユー
ザの違いにより、異なる使用モードが設定されるので、
一台の端末を複数のユーザで使用する場合にも、ユーザ
毎にカスタマイズされ、かつ効果的にセキュリティ保護
を図ることの可能な、多人数で使用可能な情報装置を得
ることができる。さらに、表示部を有しているので、認
証の誘導や、認証の結果等を有効にユーザに知らせるこ
とが可能である。
【0028】さらに、本発明の情報装置は、あらかじめ
登録された、複数のユーザ虹彩情報を含む情報を蓄積す
る虹彩情報蓄積部と、ユーザの虹彩情報を取得する撮像
部と、撮像部によって取得した虹彩情報をコード化する
虹彩情報抽出部と、虹彩情報抽出部でコード化された情
報にもとづいて、複数のユーザのうち、いずれのユーザ
の虹彩情報であるかを判別する虹彩照合処理部と、ユー
ザの虹彩情報のそれぞれに対応付けられたアプリケーシ
ョン情報を格納するアプリケーション選択部とを具備
し、虹彩照合処理部で判別された結果に応じて、アプリ
ケーション選択部がアプリケーションを実行することを
特徴としている。
【0029】このような構成によって、認証を行うユー
ザの違いにより、異なるアプリケーションを起動するこ
とが可能であるので、より、ユーザ毎にカスタマイズさ
れ、かつ効果的にセキュリティ保護を図ることの可能
な、情報装置を得ることができる。
【0030】また、本発明の情報装置は、あらかじめ登
録された、複数のユーザ虹彩情報を含む情報を蓄積する
虹彩情報蓄積部と、ユーザの虹彩情報を取得する撮像部
と、撮像部によって取得した虹彩情報をコード化する虹
彩情報抽出部と、虹彩情報抽出部でコード化された情報
にもとづいて、複数のユーザのうち、いずれのユーザの
虹彩情報であるかを判別し、出力する虹彩照合処理部
と、ユーザの虹彩情報のそれぞれに対応付けられたアプ
リケーション情報を格納するデータメモリ部と、虹彩照
合処理部の出力結果に関連付けられたアプリケーション
情報をデータメモリ部から取得して、出力する情報切換
部と、情報切換部から出力されたアプリケーション情報
にもとづいてアプリケーションを実行する演算部と、演
算部で実行された結果を表示する表示部とを備え、ユー
ザの違いによって、異なるアプリケーションが実行され
ることを特徴としている。
【0031】このような構成によって、認証を行うユー
ザの違いにより、異なるアプリケーションを起動するこ
とが可能であるので、より、ユーザ毎にカスタマイズさ
れ、かつ効果的にセキュリティ保護を図ることの可能
な、情報装置を得ることができる。さらに、表示部を有
しているので、認証の誘導をユーザに行ったり、認証の
結果等を有効にユーザに知らせることが可能である。
【0032】さらに、虹彩照合処理部で判別された結果
に応じて、アプリケーション選択部がアプリケーション
の実行を制限することにより、例えば子供のいたずら等
を効果的に防ぐことが可能な、セキュリティ保護効果の
高い情報装置を得ることができる。
【0033】また、本発明の情報装置は、あらかじめ登
録された、複数のユーザ虹彩情報を含む情報を蓄積する
虹彩情報蓄積部と、ユーザの虹彩情報を取得する撮像部
と、撮像部によって取得した虹彩情報をコード化する虹
彩情報抽出部と、虹彩情報抽出部でコード化された情報
にもとづいて、複数のユーザのいずれのユーザの虹彩情
報であるかを判別する虹彩照合処理部と、ユーザの虹彩
情報のそれぞれに対応付けられたアプリケーション情報
を格納するデータメモリ部と、虹彩照合処理部の出力結
果に関連付けられたアプリケーション情報をデータメモ
リ部から取得して、出力する情報切換部と、情報切換部
から出力されたアプリケーション情報を実行する演算部
と、演算部で実行された結果を表示する表示部とを備
え、ユーザの違いによって、アプリケーションが選択さ
れて実行されることを特徴としている。
【0034】このような構成によって、認証を行うユー
ザの違いにより、異なるアプリケーションを起動するこ
とが可能であるので、より、ユーザ毎にカスタマイズさ
れ、かつ効果的にセキュリティ保護を図ることの可能
な、情報装置を得ることができる。また、表示部を有す
ることによって、より適切にユーザを誘導したり、ユー
ザに認証結果を表示することができる。
【0035】さらに、ユーザの違いにより、異なるアプ
リケーションの実行が制限されることによって、例えば
子供のいたずら等を効果的に防ぐことが可能な、セキュ
リティ保護効果の高い情報装置を得ることができる。
【0036】さらに、表示部を有する構成であれば、実
行の制限されたアプリケーションを起動しようとした場
合等における、禁止メッセージ等も効果的に表示するこ
とが可能である。
【0037】さらに、ユーザが入力を行う入力部を有
し、使用モード情報またはアプリケーション情報と、虹
彩情報との間の対応付けに代えて、使用モード情報また
はアプリケーション情報と、取得された虹彩情報および
入力部への入力との間の対応付けを行うことにより、よ
り多様な使用モードや、アプリケーション等をカスタマ
イズして使用でき、かつ高いセキュリティ保護の可能な
情報装置を提供することが可能である。
【0038】さらに、ユーザの虹彩情報の取得を複数回
行い、使用モード情報またはアプリケーション情報と、
虹彩情報との間の対応付けに代えて、使用モード情報ま
たはアプリケーション情報と、複数回行った虹彩情報の
取得の結果、取得された虹彩情報の順番と、使用モード
情報またはアプリケーション情報との間の対応付けを行
うことによっても、より多様な使用モードや、アプリケ
ーション等をカスタマイズして使用でき、かつ高いセキ
ュリティ保護の可能な、かつ手を使わないで使用モード
やアプリケーションの選択が可能な情報装置を提供する
ことができる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0040】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施
の形態として、情報装置の例である、携帯電話装置を用
いて説明する。
【0041】図1は、本発明の第1の実施の形態におけ
る、携帯電話装置の外観を示す正面図である。
【0042】本実施の形態の携帯電話装置1は、上側筐
体7および下側筐体9が、蝶番部10を備えた継部8を
介して接続された、折り畳み可能な構成である。上側筐
体7にはアンテナ部5、スピーカ部4およびLCD(L
iquid CrystalDisplay)やEL
(Electro−Luminescent)等のディ
スプレイデバイスを用いて、ユーザに対して表示を行う
表示部6、光源部11、および鏡部13を有する虹彩認
証装置50を具備した構成である。
【0043】鏡部13の中央部には、鏡部13の一部に
穴をあけた穴部14が形成され、その中央部には、撮像
部の光学系15がユーザから見えるような構成になって
いる。
【0044】携帯電話装置1の下側筐体9には、相手先
の電話番号の入力や電子メール等のテキスト入力を行う
ダイレクトキー部2、および、音声を入力したり、電話
機として通話を行う際に用いるマイク部3の入力部を具
備した構成である。
【0045】図2は、携帯電話装置1の構成を示すブロ
ック図である。
【0046】図2において、撮像部20は、ユーザ側か
ら順に、穴部14を有する鏡部13、光学系15、可視
光カットフィルタ22、およびCCDまたはCMOS等
の素子から構成される、撮像素子23を具備する構成で
ある。
【0047】光学系15は、固定焦点の光学系を用いて
もよいし、ズームレンズやオートフォーカスレンズを用
いた光学系を用いてもよい。本実施の形態の虹彩認証装
置は、携帯電話装置に搭載され、比較的近距離(10c
mから15cm程度)からユーザの虹彩認証を行う構成
であるので、固定焦点の場合は、焦点を10cmから1
5cm程度のところに合わせた光学系15を用いるのが
好適である。
【0048】さらに撮像部20に隣接するように、光源
部11が形成され、ユーザの瞳60に対して、近赤外光
を照射する。虹彩の認証は、この光源部11によってユ
ーザの瞳60に照射された近赤外光の、虹彩での反射像
を撮像部20で撮像して、画像処理し、公知の方法でコ
ード化された情報を、あらかじめ蓄積した情報と照合す
ることによって行う。
【0049】本実施の形態の虹彩認証装置50は、前述
した構成に加えて、撮像素子23が取得した画像を信号
処理して、虹彩認証が可能な情報になるようにコントラ
スト調整や信号のデジタル化等の前処理を行う信号処理
部24、信号処理部24から出力された情報にもとづい
て、その情報の基となる画像が撮像された際、焦点があ
った状態で撮像されたものかどうかを判定する合焦度判
定部81を備える。
【0050】さらに、合焦度判定部81において、良画
像、すなわち焦点の合った画像として判定、出力された
情報を入力して、入力された情報から虹彩に関する情報
を抜き取ってコード化する虹彩情報抽出部51、あらか
じめ登録されたユーザの右目および左目の虹彩データを
蓄積された虹彩情報蓄積部52、さらに、虹彩情報蓄積
部52に蓄積された情報と、虹彩情報抽出部51から送
られてきた情報とを照合して本人認証を行う、虹彩照合
処理部53からなる認証処理部70を具備する。
【0051】さらに、本実施の形態の虹彩認証装置50
は、エラーメッセージや、ユーザへの操作ガイドや、情
報提供を行うためのキャラクタ文字を生成するキャラク
タジェネレータ33、および前述の表示部6からなる表
示手段30を有する。
【0052】さらに、光源部11、撮像素子23、信号
処理部24、合焦度判定部81、虹彩情報抽出部51、
および虹彩照合処理部53、さらにキャラクタジェネレ
ータ33とに接続され、それぞれの制御を行う、制御部
42を有する。
【0053】このような虹彩認証装置50の構成に、携
帯電話装置1に搭載される機能を実現させる携帯端末部
45として、ユーザ毎、もしくは同一ユーザでも右目左
目毎に、その使用モード情報(例えば、右目であればビ
ジネスモード、左目であればプライベートモードを起動
する等)や、起動可能なアプリケーションの種類に関す
る情報を格納したユーザテーブル41、ユーザのスケジ
ュールやアドレス帳や電子メールの履歴等のユーザデー
タを格納するデータメモリ49、使用可能なアプリケー
ションプログラムを格納されたプログラムメモリ48、
および、データメモリ49に接続され、虹彩照合処理部
53の出力にもとづいて、照合されたユーザ毎や右目左
目毎の情報毎に、ユーザテーブル41から、関連付けら
れた使用モード情報や起動可能なアプリケーションに関
する情報を取り出し、演算部47へ送信する情報切換部
46、ならびにデータメモリ49およびプログラムメモ
リ48に接続され、それぞれの使用モード情報やアプリ
ケーション等の読込み(設定)や起動を行う演算部47
を備える。
【0054】なお、ここでビジネスモードとは、他人に
見せてもよい情報、すなわち仕事上のスケジュールや、
得意先のアドレス等の情報を、ユーザが扱うことができ
るモードのことを指す。またプライベートモードとは、
個人的な、他人には見せたくない情報、例えば、友人等
のアドレスや、個人のスケジュール、または、個人の電
子メールの履歴や、その内容等を、ユーザが扱うことが
できるモードのことを指す。
【0055】次に、このような携帯電話装置の動作の一
例について、図3を用いて詳細に説明する。
【0056】まず、ユーザがダイレクトキー部を押下し
ても機能させることができないような状態にある(以
下、キーロック状態と記す)携帯電話装置1の、キーロ
ック状態をユーザが解除する場合を例として、以下の動
作を説明する。
【0057】ユーザが、キーロック状態にある、携帯電
話装置1を使用する場合、キーロック解除に必要な、フ
ァンクションキーなどの所定のダイレクトキーを押下し
て、キーロックの解除を要求する(ステップS1)。
【0058】携帯電話装置1の制御部42は、撮像部2
0に対してユーザの虹彩画像の撮像を行うように指示を
出す。
【0059】このとき、キャラクタジェネレータ33で
作成した、「認証しますので、目を鏡に映してくださ
い」等の、ユーザに誘導を行うメッセージ、あるいは、
あらかじめ作成されていたメッセージを表示部6上に表
示してもよい。
【0060】ユーザはこれを受けて、自らの瞳60を、
鏡部13に映すことにより、ごく自然に撮像部20の光
軸上に瞳60を配置することができる。これにより撮像
部20は、ユーザの瞳60を正確にその光学系15の画
角内に収めることができ、正確な虹彩認証を行うことが
可能となる。
【0061】このとき、本実施の形態の携帯電話装置1
によれば、ユーザの瞳60の位置の誘導に、鏡部13を
用いることにより、瞳60位置を光学系15の画角内に
誘導することができるとともに、鏡部13と、瞳60と
の間の距離をも所定の距離に誘導することが可能であ
る。
【0062】これは、一般的な視力の人間の明視距離が
20〜30cm程度であることと、鏡に映る自らの像
は、実際の鏡までの距離の2倍の距離離間した位置に見
えることとを利用する。すなわち、本実施の形態の携帯
電話装置1を用いれば、鏡部13と瞳60との距離が、
自然に明視距離の半分、つまり10〜15cm程度に自
然に誘導される。これにより、光学系15の焦点距離
を、固定焦点とすることも可能である。さらに、このよ
うな構成にすることにより、ユーザは瞳60を鏡部13
に対して比較的近距離に置くように誘導されることによ
り、自然に片目で鏡部13を見るように誘導されるの
で、片目の虹彩パターンを用いた認証を行うための、虹
彩情報を得ることを容易に行うことができる。
【0063】以上述べたように、本実施の形態の携帯電
話装置1においては、前述したような、鏡部13および
穴部14を用いた誘導作用によって、ユーザに負担をか
けることなく、ユーザの瞳60の位置を、撮像部の光学
系15の光軸上で、かつ鏡部13から、ある一定範囲の
距離に離間した位置に自然に配置することが可能であ
る。
【0064】図3において、ユーザが瞳60を所定の位
置に配置した後、ユーザはキー入力等を行って、キーロ
ック解除の要求、すなわち虹彩認証を開始する旨を制御
部42へ送信する(ステップS1)。
【0065】制御部42では、まず光源部11を点灯
し、瞳60に光を照射する。次に、撮像素子23を制御
して、光学系15および可視光カットフィルタ22を通
して得た瞳60の虹彩画像情報を得て、信号処理部24
へ送る(ステップS2)。
【0066】信号処理部24では、取得された虹彩画像
情報について、コントラスト調整等の前処理を行って、
合焦度判定部81へ送る。
【0067】次に、虹彩情報抽出部51では、合焦度判
定部81から送られてきた画像のうち、虹彩部分を切り
出し(ステップS3)、その画像情報をコード化(ステ
ップS4)し、コード化された情報を、虹彩情報蓄積部
52に送ると共に、虹彩照合処理部53へ送る(コード
化の例としては、例えば米国特許第5291560号明
細書に記載された方法等を用いることができるが、特に
これに限定されるものではない)。
【0068】虹彩照合処理部53では、送られてきたコ
ード化された情報が、虹彩情報蓄積部52に蓄積され
た、あらかじめ登録された情報と一致するかを照合する
(ステップS5)。
【0069】照合の結果、あらかじめ登録された情報と
一致する場合には、その特定されたユーザ、および右目
左目の別の情報を携帯端末部45へ送信し、制御部42
はキーロックを解除する(ステップS6)。
【0070】一方、照合の結果が一致しない場合には、
キャラクタジェネレータ33で作成された、「認証でき
ませんでした。認証をやり直してください」等の誘導を
行うエラーメッセージ、または、あらかじめ作成された
エラーメッセージを表示部6に表示する(ステップS1
0)。または、図3に破線で示したように、ステップS
2に戻って、虹彩認証を再度行う構成であってもよい。
【0071】次に、使用モード選択部またはアプリケー
ション選択部として機能する携帯端末部45において、
情報切換部46は、虹彩照合処理部53から出力され
た、認証されたユーザ名や右目左目の別に関連付けられ
た、読込み可能な使用モード情報、個人別データ、およ
び、実行可能なアプリケーションプログラムの情報をデ
ータメモリ49や、データメモリ49に格納されたユー
ザテーブル41から抽出して、演算部47へ送る(ステ
ップS7)。
【0072】これによって、例えば、同一ユーザが認証
を行った場合であっても、ユーザが認証を行った目が右
目であれば、あらかじめ設定された右目用の設定、例え
ば公的モード、すなわちビジネスモードの設定がデータ
メモリ49から演算部47へ読み込まれ、図5に示した
ような、ビジネスモードの待ち受け画面を表示部6に表
示し(ステップS8)、一方でユーザが認証を行った目
が左目であれば、左目用の設定、例えば私的モード、す
なわちプライベートモード用の設定がデータメモリ49
から演算部47へ読み込まれ、図6に示したようなプラ
イベートモード用の待ち受け画面を表示部6に表示する
(ステップS9)構成が実現できる。
【0073】このような状態で、ユーザがアプリケーシ
ョンを起動しようと、所定の操作をする場合、あらかじ
め、認証を行った目毎に、所定の操作毎に起動するアプ
リケーションを変えておいたり、アプリケーション起動
時に読み込まれる初期設定等を変えておくこともでき、
より個人での使用に適した携帯電話装置を提供できる。
【0074】これにより、同一ユーザの認証する左右の
目の違いによって異なる設定やアプリケーションを起動
させたり、逆に所定の設定やアプリケーションの起動に
制限をかけることが可能になる。
【0075】例えば、プライベートモードで、携帯電話
装置を他人に貸与する必要が生じた際には、他人に気づ
かれないように右目で虹彩認証を行い、ビジネスモード
にしてから他人に貸与することも可能である。
【0076】なお、本実施の形態においては、同一ユー
ザに関して、認証する目が右目の場合を公的モード、左
目の場合を私的モードと関連付けて説明を行ったが、本
発明の情報装置はこれに限定されるものではない。認証
する目の違いに応じてそれぞれ異なる使用モードや使用
可能なアプリケーションを関連付けるものは、全て本発
明の情報装置に含まれる。また、認証を行う回数を複数
回として、認証を行う目の順番と、使用モードや使用可
能なアプリケーションを関連付けたり、ダイレクトキー
部2からの入力や、マイク部3からの音声入力等を一部
組み合わせた(「#」キー+右目、等)認証を行ってそ
の結果と使用モードや使用可能なアプリケーションとを
関連付けた構成のものも、本発明の情報装置に含まれる
ことはいうまでもない。
【0077】例えば、本発明の情報装置において、認証
を行う目の違いによって異なる設定を行う例として、電
話帳(アドレス帳)表示内容、着信音設定内容、ブック
マーク表示内容、スケジュール表示内容、待ち受け画面
表示内容、通話受信可否選択内容、メール表示内容、画
像ライブラリ表示内容、メモ表示内容、受発信履歴、利
用内容表示(利用時間、利用料金等)、利用可能範囲等
を異なる設定にする構成であってもよい。
【0078】また、認証する目と使用モードやアプリケ
ーションの対応付けは、ユーザが行ってもよいし、携帯
電話装置の管理者が行うことができる構成であってもよ
い。
【0079】さらに、本実施の形態は、本発明の携帯電
話装置の外観や構成を何ら限定するものではない。
【0080】(第2の実施の形態)本発明の第1の実施
の形態においては、同一ユーザが認証する目を使い分け
て認証を行い、異なる使用モード設定や異なるアプリケ
ーションを起動する例を示したが、本発明の情報装置は
これに限定されるものではない。
【0081】本実施の形態においては、一台の端末を複
数のユーザが共用して使う場合にも、高いセキュリティ
保護が可能となる情報装置を実現可能である。
【0082】本実施の形態においても、情報装置とし
て、携帯電話装置1を例として説明を行う。その構成は
図1、図2に示し、第1の実施の形態に説明した通りで
あるので、説明は省略する。
【0083】ここでは、複数のユーザが単一の端末を使
用する場合の処理フローについて、図4に示したフロー
チャートにもとづいて説明を行う。
【0084】本実施の形態の携帯電話装置1の図2に示
した構成のうち、データメモリ49には、ユーザ毎に、
読み込み可能な使用モード設定、アプリケーションの初
期設定、および、ユーザ毎に起動可能な、あるいは起動
を制限されたアプリケーションプログラムと関連付けら
れた情報を格納したユーザテーブル41が格納されてい
る。
【0085】図4に示したフローチャートにおいて、ス
テップS1からステップS4までに示した処理ステップ
は、図3に示したような、第1の実施の形態における、
携帯電話装置の処理フローと同一であるが、本実施の形
態の携帯電話装置においては、ステップS4において、
虹彩情報抽出部51で虹彩情報をコード化した後に、そ
のデータと、虹彩情報蓄積部52にあらかじめ登録され
たユーザのものと一致するかを比較、認証できるかを虹
彩照合処理部53で判定(ステップS11)し、その結
果、ユーザを特定できた場合には、制御部42がキーロ
ックを解除(ステップS12)し、その認証されたユー
ザに関連付けられた情報を情報切換部46がデータメモ
リ49のユーザテーブル41から取り出し、演算部47
へ送る。
【0086】演算部47では、情報切換部46から送ら
れた、認証されたユーザに関連付けられたアプリケーシ
ョンや使用モードや初期設定等を、プログラムメモリ4
8やデータメモリ49から読み込む(ステップS1
3)。
【0087】この結果、例えば、図7に示したような、
認証されたユーザに対するウェルカムメッセージ(「○
○さんこんにちは」)を表示したり、図8に示したよう
な、認証されたユーザ用にカスタマイズされた、アプリ
ケーションやデータ(「○○さん用アドレス帳」)等が
起動する構成が可能である。これにより、他人に見せた
くないようなデータを見る際や、課金を伴うアプリケー
ションの実行時に、虹彩認証を行う構成とすることで、
自分の、他人に見せたくないデータやアプリケーション
をユーザは安心して使用することができる。
【0088】図4に示したフローチャートにおいて、ス
テップS11でユーザの認証が不可能であった場合に
は、キャラクタジェネレータ33でエラーメッセージ
(例えば、「認証できませんでした。再度認証してくだ
さい」等)を生成したり、あらかじめ生成したものを、
表示部6に表示する(ステップS14)。
【0089】このような認証動作を行うことにより、認
証されたユーザについて、あらかじめ特定されたアプリ
ケーションを起動したり、使用モード情報や、アプリケ
ーションの初期設定等を読み込んだり(設定したり)す
ることが可能になる。一方、特定のユーザに関しては、
携帯電話装置の機能の一部を制限することも可能であ
る。
【0090】例えば、幼い子供については、電話の発呼
制限を行ったり、メール送信を制限したりすることで、
いたずら防止を図ることができ、安心して子供に携帯電
話装置を貸与することができる。例えば、受信のみに機
能を制限した携帯電話装置を持たせたとき、認証を行っ
た子供が、電話の発呼動作を行った場合、図9に示した
ような、ガイドメッセージ(「××ちゃんはでんわをか
けることができません」等)を表示部6に表示して、ユ
ーザの注意を促すことも可能である。また、この場合、
他人、例えば親が制限を行うアプリケーションを設定す
ることができたり、さらに、使用履歴を後ほど参照でき
る構成であってもよい。このように設定できることで、
例えば家族全員で一台の携帯電話装置を使用することが
可能となる。
【0091】さらに、本発明の携帯電話装置において
は、このような認証をある一定の時間毎に定期的にユー
ザに行わせるような制御を行ったり、eコマース等のユ
ーザの特定や制限を行うべき動作を行う場合に都度、ユ
ーザに虹彩認証をさせることで、より効果的に第三者の
成りすましや、情報の流出を防ぐ、高いセキュリティ保
護が可能な携帯電話装置を構成することが可能である。
【0092】なお、本発明の情報装置において、認証を
行うユーザの違いによって異なる設定を行う例として、
電話帳(アドレス帳)表示内容、着信音設定内容、ブッ
クマーク表示内容、スケジュール表示内容、待ち受け画
面表示内容、通話受信可否選択内容、メール表示内容、
画像ライブラリ表示内容、メモ表示内容、受発信履歴、
利用内容表示(利用時間、利用料金等)、利用可能範囲
等を異なる設定にする構成であってもよい。
【0093】また、認証されたユーザと使用モードやア
プリケーションとの対応付けは、ユーザが行う構成であ
ってもよいし、携帯電話装置の管理者が行う構成であっ
てもよい。こうすることによって、より管理者が効果的
に携帯電話装置の使用を限定することが可能である。
【0094】なお、本発明の第1および第2の実施の形
態においては、情報装置の例として、携帯電話装置を用
いて説明を行ったが、本発明の情報装置は、これに限定
されず、PDAやパソコン等の他の情報装置においても
適用可能であることはいうまでもない。
【0095】さらに、本発明の第1および第2の実施の
形態においては、虹彩認証の方式として、コード化され
た虹彩情報同士を照合して、認証を行う構成を示した
が、本発明の情報装置はこれに限定されず、例えば、コ
ード化しない虹彩情報同士を比較照合して、本人認証を
行う構成であってもよいことはいうまでもない。
【0096】また、本発明の情報装置は、虹彩情報のコ
ード化方法について限定するものではないこともいうま
でもない。
【0097】
【発明の効果】以上、述べたように、本発明の情報装置
においては、その認証方式として虹彩認証を行う構成に
より、より確実性の高い、ユーザ負担の小さい個人認証
を行うことが可能である。
【0098】また、その認証を行うユーザや、認証する
目の違い(右目左目の違い)によって、異なる設定を読
み込んで設定したり、異なるアプリケーションを起動し
たり、逆にその起動を制限することにより、同一の端末
を複数のユーザが用いる場合にも、有効な携帯電話装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における、携帯電話
装置の外観を示す正面図
【図2】本発明の第1の実施の形態における、携帯電話
装置の構成を示すブロック図
【図3】本発明の第1の実施の形態における、虹彩認証
の処理フローを示すフローチャート
【図4】本発明の第2の実施の形態における、虹彩認証
の処理フローを示すフローチャート
【図5】本発明の第1の実施の形態における、携帯電話
装置の表示の一例を示す図
【図6】本発明の第1の実施の形態における、携帯電話
装置の表示の一例を示す図
【図7】本発明の第2の実施の形態における、携帯電話
装置の表示の一例を示す図
【図8】本発明の第2の実施の形態における、携帯電話
装置の表示の一例を示す図
【図9】本発明の第2の実施の形態における、携帯電話
装置の表示の一例を示す図
【符号の説明】 1 携帯電話装置 2 ダイレクトキー部 3 マイク部 4 スピーカ部 5 アンテナ部 6 表示部 7 上側筐体 8 継部 9 下側筐体 10 蝶番部 11 光源部 13 鏡部 14 穴部 15 光学系 20 撮像部 22 可視光カットフィルタ 23 撮像素子 24 信号処理部 30 表示手段 33 キャラクタジェネレータ 41 ユーザテーブル 42 制御部 45 携帯端末部 46 情報切換部 47 演算部 48 プログラムメモリ 49 データメモリ 50 虹彩認証装置 51 虹彩情報抽出部 52 虹彩情報蓄積部 53 虹彩照合処理部 60 瞳 70 認証処理部 81 合焦度判定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 佐年 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5B047 AA23 AB02 BB04 BC11 BC14 BC23 CB22 DC06 5B057 BA02 DA11 DB02 DB09 DC33 DC36 5L096 AA06 CA14 EA35 HA09 JA11

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あらかじめ登録された、ユーザの虹彩情
    報を含む情報を蓄積する虹彩情報蓄積部と、 ユーザの虹彩情報を取得する撮像部と、 前記撮像部で取得された虹彩情報が、前記虹彩情報蓄積
    部に蓄積された虹彩情報のうち、いずれの虹彩情報であ
    るかを判別する虹彩照合処理部と、 前記虹彩情報蓄積部に蓄積された虹彩情報の、それぞれ
    に対応付けられた使用モード情報を格納したモード選択
    部とを具備し、 前記虹彩照合処理部で判別された結果に応じて、前記モ
    ード選択部が使用モードを選択することを特徴とする情
    報装置。
  2. 【請求項2】 あらかじめ登録された、ユーザの左目の
    虹彩情報および右目の虹彩情報のそれぞれを含む情報を
    蓄積する虹彩情報蓄積部と、 前記ユーザの虹彩情報を取得する撮像部と、 前記撮像部によって取得した前記虹彩情報をコード化す
    る虹彩情報抽出部と、 前記虹彩情報抽出部でコード化された情報にもとづい
    て、前記ユーザの左右いずれの目の虹彩情報であるかを
    判別する虹彩照合処理部と、 前記ユーザの前記右目の虹彩情報および前記左目の虹彩
    情報のそれぞれに対応付けられた使用モード情報を格納
    したモード選択部とを具備し、 前記虹彩照合処理部で判別された結果に応じて、前記モ
    ード選択部が使用モードを選択することを特徴とする情
    報装置。
  3. 【請求項3】 あらかじめ登録された、ユーザの左目の
    虹彩情報および右目の虹彩情報のそれぞれを含む情報を
    蓄積する虹彩情報蓄積部と、 前記ユーザの虹彩情報を取得する撮像部と、 前記撮像部によって取得した前記虹彩情報をコード化す
    る虹彩情報抽出部と、 前記虹彩情報抽出部でコード化された情報にもとづい
    て、前記ユーザの左右いずれの目の虹彩情報であるかを
    判別し、出力する虹彩照合処理部と、 前記ユーザの前記右目の虹彩情報および前記左目の虹彩
    情報のそれぞれに対応付けられた使用モード情報を格納
    するデータメモリ部と、 前記虹彩照合処理部の出力結果に関連付けられた使用モ
    ード情報を前記データメモリ部から取得して、出力する
    情報切換部と、 前記情報切換部から出力された使用モード情報にもとづ
    いて、使用モードを設定する演算部と、 前記演算部で設定された結果を表示する表示部とを備
    え、 ユーザが虹彩認証を行う際の目の違いによって、異なる
    使用モードが設定されることを特徴とする情報装置。
  4. 【請求項4】 前記使用モード情報が、公的モード情報
    と私的モード情報とであり、ユーザが虹彩認証を行う際
    の目の違いによって、公的モードと私的モードとが選択
    されることを特徴とする請求項2または請求項3に記載
    の情報装置。
  5. 【請求項5】 あらかじめ登録された、ユーザの左目の
    虹彩情報および右目の虹彩情報のそれぞれを含む情報を
    蓄積する虹彩情報蓄積部と、 前記ユーザの虹彩情報を取得する撮像部と、 前記撮像部によって取得した前記虹彩情報をコード化す
    る虹彩情報抽出部と、 前記虹彩情報抽出部でコード化された情報にもとづい
    て、前記ユーザの左右いずれの目の虹彩情報であるかを
    判別する虹彩照合処理部と、 前記ユーザの前記右目の虹彩情報および前記左目の虹彩
    情報のそれぞれに対応付けられたアプリケーション情報
    を格納したアプリケーション選択部とを具備し、 前記虹彩照合処理部で判別された結果に応じて、前記ア
    プリケーション選択部がアプリケーションを実行するこ
    とを特徴とする情報装置。
  6. 【請求項6】 あらかじめ登録された、ユーザの左目の
    虹彩情報および右目の虹彩情報のそれぞれを含む情報を
    蓄積する虹彩情報蓄積部と、 前記ユーザの虹彩情報を取得する撮像部と、 前記撮像部によって取得した前記虹彩情報をコード化す
    る虹彩情報抽出部と、 前記虹彩情報抽出部でコード化された情報にもとづい
    て、前記ユーザの左右いずれの目の虹彩情報であるかを
    判別し、出力する虹彩照合処理部と、 前記ユーザの前記右目の虹彩情報および前記左目の虹彩
    情報のそれぞれに対応付けられたアプリケーション情報
    を格納するデータメモリ部と、 前記虹彩照合処理部の出力結果に関連付けられたアプリ
    ケーション情報を前記データメモリ部から取得して、出
    力する情報切換部と、 前記情報切換部から出力されたアプリケーション情報に
    もとづいてアプリケーションを実行する演算部と、 前記演算部で実行された結果を表示する表示部とを備
    え、 ユーザが虹彩認証を行う際の目の違いによって、異なる
    アプリケーションが実行されることを特徴とする情報装
    置。
  7. 【請求項7】 あらかじめ登録された、複数のユーザの
    虹彩情報を含む情報を蓄積する虹彩情報蓄積部と、 ユーザの虹彩情報を取得する撮像部と、 前記撮像部によって取得した前記虹彩情報をコード化す
    る虹彩情報抽出部と、 前記虹彩情報抽出部でコード化された情報にもとづい
    て、前記複数のユーザのうち、いずれのユーザの虹彩情
    報であるかを判別する虹彩照合処理部と、 前記複数のユーザの虹彩情報のそれぞれに対応付けられ
    た使用モード情報を格納したモード選択部とを具備し、 前記虹彩照合処理部で判別された結果に応じて、前記モ
    ード選択部が使用モードを選択することを特徴とする情
    報装置。
  8. 【請求項8】 あらかじめ登録された、複数のユーザの
    虹彩情報を含む情報を蓄積する虹彩情報蓄積部と、 ユーザの虹彩情報を取得する撮像部と、 前記撮像部によって取得した前記虹彩情報をコード化す
    る虹彩情報抽出部と、 前記虹彩情報抽出部でコード化された情報にもとづい
    て、前記複数のユーザのうち、いずれのユーザの虹彩情
    報であるかを判別し、出力する虹彩照合処理部と、 前記複数のユーザの虹彩情報のそれぞれに対応付けられ
    た使用モード情報を格納するデータメモリ部と、 前記虹彩照合処理部の出力結果に関連付けられた使用モ
    ード情報を前記データメモリ部から取得して、出力する
    情報切換部と、 前記情報切換部から出力された使用モード情報にもとづ
    いて、使用モードを設定する演算部と、 前記演算部で設定された結果を表示する表示部とを備
    え、 ユーザの違いによって、異なる使用モードが設定される
    ことを特徴とする情報装置。
  9. 【請求項9】 あらかじめ登録された、複数のユーザ虹
    彩情報を含む情報を蓄積する虹彩情報蓄積部と、 ユーザの虹彩情報を取得する撮像部と、 前記撮像部によって取得した前記虹彩情報をコード化す
    る虹彩情報抽出部と、 前記虹彩情報抽出部でコード化された情報にもとづい
    て、前記複数のユーザのうち、いずれのユーザの虹彩情
    報であるかを判別する虹彩照合処理部と、 前記ユーザの虹彩情報のそれぞれに対応付けられたアプ
    リケーション情報を格納するアプリケーション選択部と
    を具備し、 前記虹彩照合処理部で判別された結果に応じて、前記ア
    プリケーション選択部がアプリケーションを実行するこ
    とを特徴とする情報装置。
  10. 【請求項10】 あらかじめ登録された、複数のユーザ
    虹彩情報を含む情報を蓄積する虹彩情報蓄積部と、 ユーザの虹彩情報を取得する撮像部と、 前記撮像部によって取得した前記虹彩情報をコード化す
    る虹彩情報抽出部と、前記虹彩情報抽出部でコード化さ
    れた情報にもとづいて、前記複数のユーザのうち、いず
    れのユーザの虹彩情報であるかを判別し、出力する虹彩
    照合処理部と、 前記ユーザの虹彩情報のそれぞれに対応付けられたアプ
    リケーション情報を格納するデータメモリ部と、 前記虹彩照合処理部の出力結果に関連付けられたアプリ
    ケーション情報を前記データメモリ部から取得して、出
    力する情報切換部と、 前記情報切換部から出力されたアプリケーション情報に
    もとづいてアプリケーションを実行する演算部と、 前記演算部で実行された結果を表示する表示部とを備
    え、 ユーザの違いによって、異なるアプリケーションが実行
    されることを特徴とする情報装置。
  11. 【請求項11】 前記ユーザの違いによって、異なる前
    記アプリケーションの実行が制限されることを特徴とす
    る請求項9または請求項10に記載の情報装置。
  12. 【請求項12】 さらに、ユーザが入力を行う入力部を
    有し、 前記使用モード情報または前記アプリケーション情報
    と、前記虹彩情報との間の前記対応付けに代えて、前記
    使用モード情報または前記アプリケーション情報と、取
    得された虹彩情報および前記入力部への入力との間の対
    応付けを行うことを特徴とする請求項1から請求項11
    までのいずれか1項に記載の情報装置。
  13. 【請求項13】 ユーザの虹彩情報の取得を複数回行
    い、前記使用モード情報または前記アプリケーション情
    報と、前記虹彩情報との間の前記対応付けに代えて、前
    記使用モード情報または前記アプリケーション情報と、
    前記複数回行った虹彩情報の取得の結果、取得された虹
    彩情報の順番と、前記使用モード情報または前記アプリ
    ケーション情報との間の対応付けを行うことを特徴とす
    る請求項1から請求項11までのいずれか1項に記載の
    情報装置。
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