JP2001014052A - コンピュータシステムの個人認証方法、コンピュータシステム、及び記録媒体 - Google Patents

コンピュータシステムの個人認証方法、コンピュータシステム、及び記録媒体

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JP2001014052A
JP2001014052A JP11180596A JP18059699A JP2001014052A JP 2001014052 A JP2001014052 A JP 2001014052A JP 11180596 A JP11180596 A JP 11180596A JP 18059699 A JP18059699 A JP 18059699A JP 2001014052 A JP2001014052 A JP 2001014052A
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Kazuhiro Akiyama
和浩 秋山
Shiyunichi Suiban
俊一 水挽
Takayuki Nakajima
隆幸 中島
Yoshihiro Katayama
善裕 片山
Naoya Yamashita
直也 山下
Yasuyo Saneishi
安代 實石
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Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
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    • G06F21/00Security arrangements for protecting computers, components thereof, programs or data against unauthorised activity
    • G06F21/30Authentication, i.e. establishing the identity or authorisation of security principals
    • G06F21/31User authentication
    • G06F21/32User authentication using biometric data, e.g. fingerprints, iris scans or voiceprints
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07CTIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • G07C9/00Individual registration on entry or exit
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    • G07C9/37Individual registration on entry or exit not involving the use of a pass in combination with an identity check using biometric data, e.g. fingerprints, iris scans or voice recognition
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、ユーザの操作負担を軽減できるとと
もに、信頼性の高いセキュリティ機能を実現できる、コ
ンピュータシステムの個人認証方法、撮像カメラを備え
たコンピュータシステム、及び同コンピュータシステム
に適用される記録媒体を提供することを課題とする。 【解決手段】CPU11は個人認証処理プログラム(P
A)に従い、撮像カメラ37で撮影した顔画像により個
人認証を行って、所定のアプリケーションプログラム、
または個人別に設定したプログラム等、設定した任意の
処理を自動的に実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータシス
テムの個人認証方法、撮像カメラを備えたコンピュータ
システム、及び撮像カメラを備えたコンピュータシステ
ムに適用される機械読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータに於いては、拡
張機能の一種として、撮像カメラを有し、当該カメラの
画像を取り込んで、例えばメールにはめ込む等のカメラ
映像の処理機能をもつものが存在する。
【0003】この種パーソナルコンピュータに於いて、
当該パーソナルコンピュータの使用者(ユーザ)を特定
する際、従来では、パスワード登録による個人認証手段
が用いられていた。また、ユーザが任意のアプリケーシ
ョンプログラムを起動させる際は、システムを立上げた
後に於いて、ユーザが所望のアプリケーションプログラ
ムを選択し起動をかける操作を必要としていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のコンピュータシステムに於いては、当該コンピュータ
を使用するユーザを特定する際に、パスワード登録設定
を必要とし、また、ユーザが任意のアプリケーションプ
ログラムを起動させる際は、システムを立上げた後に於
いて、ユーザが所望のアプリケーションプログラムを選
択し起動をかける操作を必要とすることから使い勝手の
面で問題があった。
【0005】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
ユーザの操作負担を軽減できるとともに、信頼性の高い
セキュリティ機能を実現できる、コンピュータシステム
の個人認証方法、撮像カメラを備えたコンピュータシス
テム、及び同コンピュータシステムに適用される記録媒
体を提供することを目的とする。
【0006】また、本発明は、撮像カメラで撮影した顔
画像により個人認証を行って、所定のアプリケーション
プログラム、または個人別に設定したプログラムを自動
立上げする機能を実現した、高いセキュリティ機能をも
つ、使い勝手のよい、コンピュータシステムの個人認証
方法、撮像カメラを備えたコンピュータシステム、及び
同コンピュータシステムに適用される記録媒体を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、撮像カメラに
より撮影した顔画像による個人認証手続きを経て所定の
アプリケーション、または個人別に設定したプログラム
を自動立上げする機能を実現したもので、顔画像による
個人認証技術としては、例えば同一出願人により発明さ
れた、特願平8−61463号「人物認証装置及び人物
認証方法」が適用可能である。この顔画像による個人認
証技術によれば、輝度変化などに影響されずに、入力画
像から、目、鼻などの特徴点を安定に抽出して人物認証
を高精度に行うことが可能である。
【0008】本発明は、上記したような、顔画像による
個人認証技術により個人認証した結果をトリガにして、
予め定められたアプリケーションの起動、個人別に設定
されたアプリケーションの起動等、任意の処理を自動継
続して実行できる機能を実現したことを特徴とする。
【0009】即ち、本発明は、撮像カメラを有してなる
コンピュータシステムの個人認証方法であって、ユーザ
操作時に、装置に設けられたカメラによりユーザの顔を
撮影し、当該撮影により取得した顔画像を予め登録され
た顔画像と照合して個人認証を行い、認証したとき、予
め設定された処理を実行することを特徴とする。
【0010】また、上記個人認証方法に於いて、装置の
使用を許可する個人認証のためのユーザの顔画像と、実
行するプログラム名とを対応付けて登録しておき、ユー
ザ操作時に、装置に設けられたカメラによりユーザの顔
を撮影し、当該撮影により取得した顔画像を前記登録さ
れた顔画像と照合して個人認証を行い、認証したとき当
該顔画像に対応付けて予め登録されたプログラム名に従
うプログラムを起動することを特徴とする。
【0011】また、上記個人認証方法に於いて、装置の
使用を許可する個人認証のためのユーザの顔画像と、実
行するプログラム名を含む個人用ファイルとを対応付け
た個人用データベースを予め作成し登録して、ユーザ操
作時に、装置に設けられたカメラによりユーザの顔を撮
影し、当該撮影により取得した顔画像を前記登録された
顔画像と照合して個人認証を行い、認証したとき当該顔
画像に対応する個人用ファイルの内容に従う、例えば文
書メッセージ出力、サウンドメッセージ出力等の処理を
実行することを特徴とする。
【0012】また、本発明は、ユーザ操作時に当該ユー
ザの顔を撮影可能な筐体位置に撮像カメラを有してなる
コンピュータシステムに於いて、ユーザ操作時に当該ユ
ーザの顔を前記カメラで撮影し、当該撮影により取得し
た顔画像の特徴抽出により装置を使用するユーザの正当
性をチェックする手段と、前記チェックにより正当性が
確認されたとき、予め設定された処理を実行する手段と
を具備してなることを特徴とする。
【0013】また、上記コンピュータシステムに於い
て、ユーザの顔画像と、実行するプログラム名とを対応
付けて登録する手段と、ユーザ操作時に当該ユーザの顔
を前記カメラで撮影し、当該撮影により取得した顔画像
の特徴抽出により装置を使用するユーザの正当性をチェ
ックする手段と、前記チェックにより正当性が確認され
たとき、当該顔画像に対応付けて登録されたプログラム
名に従うプログラムを起動する手段とを具備してなるこ
とを特徴とする。。
【0014】また、上記コンピュータシステムに於い
て、装置の使用を許可する個人認証のためのユーザの顔
画像と個人別に設定される個人用ファイルとを対応付け
た個人用データベースを作成し登録する手段と、ユーザ
操作時に当該ユーザの顔を前記カメラで撮影し、当該撮
影により取得した顔画像と前記登録された顔画像との照
合によりユーザの正当性をチェックする手段と、前記チ
ェックにより正当性が確認されたとき、当該正当性を確
認した顔画像に対応付けて登録された個人用ファイルの
内容に従う、例えば文書メッセージ出力、サウンドメッ
セージ出力等の処理を実行する手段とを具備してなるこ
とを特徴とする。
【0015】また、上記コンピュータシステムに於い
て、顔画像に合成するイメージ部品の選択画面を提示す
る手段と、前記選択画面からイメージ部品が選択された
際に、当該イメージ部品を前記顔画像に合成する手段と
を具備してなることを特徴とする。
【0016】また、本発明は、撮像カメラを備えたコン
ピュータに適用されるプログラムを記録した機械読み取
り可能な記録媒体であって、コンピュータに、前記カメ
ラより取得した顔画像を予め登録された顔画像と照合し
て個人認証処理を実行する機能と、前記個人認証処理で
認証判定したとき、予め設定された処理を実行する機能
とを実現させるためのプログラムを記録したことを特徴
とする。
【0017】また、上記記録媒体に於いて、コンピュー
タに、当該コンピュータの使用を許可する個人認証のた
めのユーザの顔画像と、実行するプログラム名とを対応
付けて設定し登録する機能と、前記カメラより取得した
顔画像を予め登録された顔画像と照合して個人認証処理
を実行する機能と、前記個人認証処理で認証判定したと
き、当該顔画像に対応付けて予め登録されたプログラム
名に従うプログラムを起動する機能とを実現させるため
のプログラムを記録したことを特徴とする。
【0018】また、上記記録媒体に於いて、コンピュー
タに、当該コンピュータの使用を許可する個人認証のた
めのユーザの顔画像と、個人情報ファイルとを対応付け
た個人用データベースを作成し登録する機能と、前記カ
メラより取得した顔画像を前記登録された顔画像と照合
して個人認証処理を実行する機能と、前記個人認証処理
で認証判定したとき、当該顔画像に対応する個人用情報
ファイルの内容に従う処理を実行する機能とを実現させ
るためのプログラムを記録したことを特徴とする。
【0019】上記したような処理機能を備えることによ
り、ユーザの操作負担を軽減できるとともに、信頼性の
高いセキュリティ機能を実現できる。また、本発明は、
撮像カメラで撮影した顔画像により個人認証を行い、そ
の認証手続きを経て、所定のアプリケーションプログラ
ム、または個人別に設定したプログラムを自動立上げす
る機能を実現でき、これによって、高いセキュリティ機
能をもつ、使い勝手のよいシステムが提供できる。具体
的には、個人認証手続を経て実行されるアプリケーショ
ン等の情報定義を予め設定し、または個人別に設定し管
理することができることから、多数のユーザが登録され
ている場合であっても、カメラの前にいるユーザを認証
して、そのユーザの処理を設定でき、これによりユーザ
が自分の情報を探し出して設定する必要がなく、操作性
を大幅に向上できる。また、個人認証を任意の文章、音
声メッセージ、サウンド等で通知することができること
から、個人を認証した場合に画面にメッセージを表示す
るだけでなく、ユーザごとに異なったメッセージで通知
することができ、これによりユーザに確実に認証結果を
伝えることができる。また、個人を認証したときに任意
のアプリケーションを起動することができることからユ
ーザが変わっても設定を変更する必要がなく、操作性を
大幅に向上できる。また、個人を認証した後に、任意の
予め準備されたコンピュータグラフィックス画像を入力
画像に合成して表示できることから、個人を認証した場
合に画面にメッセージを表示するだけでなく、ユーザご
とに異なったメッセージで通知することができ、これに
よりユーザに確実に認証結果を伝えることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0021】図1は本発明が適用されるパーソナルコン
ピュータのシステム構成例を示すブロック図である。こ
のコンピュータシステムは、サブノートタイプあるいは
ポケットタイプなどのポータブルパーソナルコンピュー
タであり、コンピュータ本体と、このコンピュータ本体
に開閉自在に取り付けられたLCDパネルユニットとか
ら構成されている。このコンピュータは、内蔵バッテリ
を有しており、その内蔵バッテリからの電力によって動
作可能に構成されている。また、ACアダプタを介して
AC商用電源などの外部電源から電力供給を受けること
もできる。外部電源から電力供給を受けているときは、
その外部電源からの電力がコンピュータシステムの動作
電源として用いられる。このとき、外部電源からの電力
によって内蔵バッテリの充電も自動的に行なわれる。A
Cアダプタが取り外されたり、あるいはAC商用電源の
ブレーカが落とされたときなどは、内蔵バッテリからの
電力がコンピュータシステムの動作電源として用いられ
る。
【0022】この実施形態に於いては、上記LCDパネ
ルユニットを回動自在に支持する上記コンピュータ本体
のヒンジ部筐体に、操作者(ユーザ)の顔を撮影する撮
像カメラ37が設けられる。
【0023】また、コンピュータ本体には、IDEイン
ターフェースを有するハードディスクドライブ(HD
D)17が装着されている。このHDD17はコンピュ
ータの二次記憶として使用されるもので、各種の情報フ
ァイルが書込まれると共に、各種アプリケーション、例
えば「オーディオ」、「ボイスレコーダ」、「メール読
み上げ」、「インターネット起動」、「ビデオカメ
ラ」、「電子カメラ」等のアプリケーションがインスト
ールされる。
【0024】この実施形態では、上記HDD17に、図
2、図7、図8、図12、及び図13に示すような各処
理機能を実現する個人認証処理プログラム(PA)が格
納されるとともに、顔画像を格納する辞書画像ファイル
(DB1)、図3、図9、図11に示すような登録者管
理用データベース(DB2)、及び当該登録者管理用デ
ータベース(DB2)により管理される、図3、図1
0、図11に示すような個人用データベース(DB3)
等が格納される。上記個人認証処理プログラム(PA)
のうち、図7のステップS2で実行される認識処理部の
処理機能は、ここでは上述した同一出願人により既に発
明された特願平8−61463号「人物認証装置及び人
物認証方法」を用いて実現されるもので、その処理機能
を図2に機能ブロック図として示している。更に、この
実施形態に於いては、上記個人認証処理プログラム(P
A)に、図5、図6、図15に示すような各種の設定画
面の生成処理ルーチン、当該画面上に於けるポインティ
ングデバイスの座標指定による操作処理ルーチン、図1
5に示す合成パーツを選択した際の顔画像合成処理ルー
チン等が含まれる。
【0025】また、このコンピュータのシステムボード
上には、CPU11、CPUバス1とPCIバス2間を
つなぐホスト−PCIブリッジ12、主メモリ13、V
GAコントローラ14、PCI−ISAブリッジ(PC
I/ISA・BUS−Bridge)15、バスマスタ
IDEコントローラ16、BIOS−ROM18、リア
ルタイムクロック(RTC)19、埋め込みコントロー
ラ(EC)20、電源コントローラ(PSC)21、キ
ーボードコントローラ(KBC)22、USBコントロ
ーラ23、サウンドコントローラ24、画像インターフ
ェース(I/F)25などが設けられている。
【0026】CPU11は、BIOS−ROM18に格
納された各種制御プログラム、及びHDD17から主メ
モリ13にロードされた各種プログラム等に従い、シス
テム全体の動作制御及びデータ処理を実行する。ここで
は、コンピュータ本体に設けられた上記撮像カメラ37
により、顔画像が撮影されることにより、個人認証処理
プログラム(PA)に従う、図2、図7、図8、図1
2、及び図13に示すような個人認証処理が実行され
る。
【0027】ホスト−PCIブリッジ12には、システ
ム内のメモリ及びI/O全体の制御を行なうための回路
が内蔵されている。
【0028】主メモリ13は、このシステムの主記憶つ
まりシステムメモリとして使用されるものであり、オペ
レーティングシステム、処理対象のアプリケーションプ
ログラム、及びアプリケーションプログラムによって作
成されたユーザデータ等が格納されると共に、リモート
コントロール操作による設定情報ファイルが格納され
る。この主メモリ13は、DRAMなどの半導体メモリ
によって実現されている。
【0029】VGAコントローラ14は、このシステム
のディスプレイモニタとして使用されるLCD32を制
御するためのものであり、VRAM31に描画された画
面データをLCDパネルユニット内のLCD32に表示
する。ここでは、個人認証処理プログラム(PA)に従
うCPU11の制御の下に、図4に示すような顔画像、
図5、図6に示すようなユーザ別設定画面、図15に示
すような合成パーツ選択画面等を表示する。
【0030】PCI−ISAブリッジ15は、PCIバ
ス2とISAバス3との間を接続するバスブリッジであ
る。バスマスタIDEコントローラ16は、コンピュー
タ本体に装着されたIDEデバイス(ここでは、HDD
17)を制御するためのものであり、IDEデバイスと
主メモリ13との間のDMA転送を実行可能なバスマス
タ機能に対応している。BIOS−ROM18は、シス
テムBIOSを記憶するためのものであり、プログラム
書き替えが可能なようにフラッシュメモリによって構成
されている。システムBIOSは、このシステム内の各
種ハードウェアをアクセスするためのファンクション実
行ルーチンを体系化したものであり、リアルモードで動
作するように構成されている。このシステムBIOSに
は、システムのパワーオン時に実行されるIRTルーチ
ンと、各種ハードウェア制御のためのBIOSドライバ
群などが含まれている。各BIOSドライバは、ハード
ウェア制御のための複数の機能をオペレーティングシス
テムやアプリケーションプログラムに提供するためにそ
れら機能に対応する複数のファンクション実行ルーチン
群を含んでいる。RTC19は時計モジュールであり、
独自の電池によりバックアップされたCMOSメモリを
有している。このCMOSメモリには、パワーアップモ
ードを指定する情報などを含む各種システムコンフィグ
レーション情報が設定される。EC20は、システムが
持つ付加機能を制御するためのコントローラであり、電
源コントローラ21と協同してシステム電源のオン/オ
フなどを制御する電源シーケンス制御機能及び電源ステ
ータス通知機能などを有しており、電源コントローラ2
1間の通信はICバスを介して行なわれる。電源コン
トローラ21は、ICバスを介してEC20に接続さ
れ、バッテリ26及び外部電源27に対する制御を行な
う。キーボードコントローラ22は、キーボード(K
B)33のキー入力制御を行なう。USBコントローラ
23は、USBポート34及びリモコンポート35に接
続される外部機器に対する接続制御を行なう。サウンド
コントローラ24は、ISAバス3に接続され、例えば
スピーカ、ヘッドフォーン等への音声出力及びマイクロ
フォンからの音声入力等に対するサウンド制御を行な
う。画像インターフェース25は、PCIバス2とカメ
ラ用コネクタ36との間に設けられ、カメラ用コネクタ
36には、上記LCDパネルユニットを回動自在に支持
する上記コンピュータ本体のヒンジ部筐体に設けられ
た、操作者(ユーザ)の顔を撮影する撮像カメラ37が
インタフェース接続される。
【0031】図2は上記CPU11が主メモリ13上に
ロードされた個人認証処理プログラム(PA)を実行す
ることにより実現される、顔の特徴抽出による個人認証
処理機能を示す機能ブロック図である。ここでは、上述
したように、入力画像(撮像カメラ37で撮影した画
像)から目、鼻などの特徴点を安定に抽出して人物を認
証するもので、この図2に示す機能構成部分をここでは
「認識処理部」と称している。
【0032】この「認識処理部」の処理は、図7に示す
処理手順のステップS2に於いて実行されるもので、顔
領域抽出部212は、画像入力部211より入力された
画像(撮像カメラ37で撮影した画像)から当該人物の
顔領域を抽出する。特徴点抽出部213はその顔領域の
中から分離度フィルタを用いて顔の各特徴点候補を抽出
する。特徴点セット候補選択部214は顔の構造的な制
約を用いて特徴点セット候補を絞り込む。ここで、パタ
ーン評価部215は予め登録してある目、鼻、口領域な
どのテンプレートとの類似度を計算してその加重和の整
合度を求め、最も高い整合度を持つ特徴点セットを正し
い組み合せと決定する。これにより、正規化生成部21
6はその特徴点セットから正規化画像を生成し、認識部
217はその正規化画像と予め登録されている各登録者
の辞書画像との類似度を計算し、類似度が高い辞書画像
を表す人物を当人と識別する。この際、参照される登録
者の辞書画像は、辞書画像ファイル(DB1)としてH
DD17に格納され、CPU11の制御の下に管理され
る。
【0033】図3は本発明で適用するデータベースの構
成例を示す図であり、本発明に於いて適用するデータベ
ースは、登録者管理用データベース(DB2)と、個人
用データベース(DB3)とにより構成される。
【0034】登録者管理用データベース(DB2)は、
登録者IDと各登録者の個人用データベースへのアドレ
スを管理する。また、登録者管理用データベース(DB
2)では、直前に個人を認証した登録者の登録者IDを
管理している。これは、連続して同じ登録者を認証した
場合に、認証したときの処理を連続して行わないように
するために利用される。
【0035】また、個人用データベース(DB3)は、
個人を認証したときに読み上げるメッセージ(text)、個
人を認証したときに鳴らすサウンドファイル(sound)、
個人を認証したときに起動するアプリケーション(apl.)
等を管理する。更に個人用データベース(DB3)に
は、管理されている内容を実際に個人を認証したときに
実行するか否かを制御する実行フラグ(EX-FLG)が設け
られる。
【0036】図4乃至図6はそれぞれ上記実施形態の動
作を説明するための表示画面構成例を示したもので、図
4は撮像カメラ37から取込んだ映像(顔画像)の表示
画面構成例を示し、図5及び図6はそれぞれ個人を認証
したときの処理を設定する画面の構成例を示している。
【0037】図7及び図8はそれぞれ本発明の実施形態
に於ける個人認証処理プログラム(PA)に従う個人認
証処理手順を示すフローチャートである。
【0038】図9乃至図11はそれぞれ上記個人認証処
理の動作説明で参照される登録者管理用データベース
(DB2)及び個人用データベース(DB3)の状態例
を示す図である。
【0039】図12及び図13はそれぞれ上記図7に示
すフローチャートのステップS11で実行される個人認
証時の処理手順を示すフローチャートである。
【0040】ここで、上記各図を参照して本発明の実施
形態に於ける動作を説明する。操作者(ユーザ)がコン
ピュータを操作可能な状態に位置するとき、即ちLCD
パネルユニットに設けられたLCD32の表示面と対峙
した状態にあるとき、当該操作者(ユーザ)の顔が撮像
カメラ37により撮影される(図7ステップS1)。撮
像カメラ37で撮影された操作者(ユーザ)の顔画像
は、LCDパネルユニットに設けられたLCD32に表
示される(図7ステップS10)とともに、個人認証の
処理対象として図2に示す認識処理部に渡される(図7
ステップS2)。
【0041】図2に示す認識処理部に於いては、上述し
たような処理動作により、撮像カメラ37より取り込ま
れた顔画像と辞書画像ファイル(DB1)に登録されて
いる顔画像との特徴点照合により、撮像カメラ37より
取り込まれた顔画像の操作者が辞書画像ファイル(DB
1)に既に登録されている登録済みユーザであるか否か
を判別する。
【0042】上記図2に示す認識処理部の認証処理に於
いて、撮像カメラ37から取込んだ顔の映像(顔画像)
が予め登録されているユーザであると判定した際は、個
人を識別する登録者IDを取得し、当該登録者IDを、
個人を認証したときに行う処理(メッセージの読み上
げ、サウンドファイルの再生、アプリケーションの起
動)に関するデータベースの作成、および個人を認証し
たときの処理を行う処理ルーチン(ここではユーザ別処
理部と称す)に渡して、制御を当該ユーザ別処理部に移
す。また、撮像カメラ37から取込んだ顔の映像(顔画
像)が予め登録されているユーザでないと判定した際
は、その旨をユーザ別処理部に通知する(図7ステップ
S3)。
【0043】ユーザ別処理部は、個人を識別する登録者
IDがあるか否かをチェックし(図7ステップS4)、
ない場合は処理を終了する。また、上記チェック(図7
ステップS4)に於いて登録者IDがある場合は、つぎ
にユーザの操作により[ユーザ設定]のメニューが選択
されているか否かをチェックする(図7ステップS
5)。また、[ユーザ設定]のメニューが選択されてい
ない場合は、個人を認証したときの処理ルーチンに制御
を移す(図7ステップS11)。
【0044】[ユーザ設定]のメニューが選択されてい
る場合は、個人を認証したときに行う処理に関するデー
タベースの作成処理ルーチンに制御を移す(図7ステッ
プS6、図8ステップS7〜S9)。
【0045】ここで上記ステップS6では、認識処理部
(ステップS2、及び図2参照)より得た登録者IDを
図3に示す登録者管理用データベース(DB2)に登録
する(図8に示すID4参照)。
【0046】上記ステップS7では、図5または図6に
示すような「ユーザ別設定画面」をLCDパネルユニッ
トに設けられたLCD32に表示する(ここで、図5及
び図6は、タブで切り換えられるようになっている)。
【0047】図5または図6に示す画面上で、ユーザ
は、自己の存在を装置が認識した際(自分が認証された
とき)に、おこなってほしい処理(例えば、メッセージ
の読み上げ、サウンドファイルの再生、アプリケーショ
ンの起動等)を設定することができる。例えば図5に示
す[テキストを読み上げる]の項目では、任意のテキス
トを設定することができ、[サウンド(*.WAV)を鳴ら
す]の項目では、任意のサウンドファイルを設定するこ
とができる。また、図6に示す[アプリケーション]の
項目には、任意のアプリケーションを設定することがで
きる。
【0048】上記ステップS7に於いて、図5または図
6に示す画面上で、ユーザが、自己の存在を装置が認識
した際(自分が認証されたとき)に、おこなってほしい
処理が設定されると、ステップS8に於いて個人用デー
タベースが作成される。
【0049】このステップS8では、上記ステップS7
でユーザが設定した情報をもとに、図3に示す個人用デ
ータベース(DB3)を作成する。例えば図5、図6の
設定では[テキストを読み上げる]だけが設定されてい
るので、ステップS8で作成したデータベースは図10
のようになる。
【0050】上記ステップS8に於いて個人用データベ
ースの作成が完了すると、次にステップS9に於いて、
上記ステップS8で作成した個人用データベースのアド
レスを上記ステップS6で登録した登録者IDとリンク
させるために、当該アドレスを図10に示すように登録
者管理用データベース(DB2)に登録して処理を終了
する。
【0051】また、[ユーザ設定]のメニューが選択さ
れていない場合に実行される、個人を認証したときの処
理(図7ステップS11)について、図12及び図13
に示すフローチャートと図11に示すデータベース構成
図を参照して説明する。
【0052】図12及び図13は、上記図2に示す認識
処理部に於ける、目鼻パターンを照合して人物を認証す
る手段により得られた結果を利用して、個人を認証した
ときの通知や個人を認証したときのアプリケーションの
起動に関する処理手順を示すフローチャートである。
【0053】上記図7に示すステップS5に於いて[ユ
ーザ設定]のメニューが選択されていない際は、先ず、
図2に示す認識処理部から得た登録者IDと、図11に
示す登録者管理用データベース(DB2)登録の直前に
認証した登録者IDとを比較する(図12ステップS2
1)。
【0054】ここで、図2に示す認識処理部から得た登
録者IDと図11に示す個人用データベース(DB3)
登録の直前に認証した登録者IDとが一致した際は、直
前にも個人を認証したときの通知やアプリケーションの
起動を行っていることになる。従って、この際は、その
まま処理を終了する。
【0055】また、上記登録者IDの比較(図12ステ
ップS21)に於いて、図2に示す認識処理部から得た
登録者IDと図11に示す登録者管理用データベース
(DB2)登録の直前に認証した登録者IDとが異なる
際は、直前に個人を認証した登録者とは、異なる人物を
認証したことになるので、ステップS22以降の通知や
アプリケーション起動等の処理を行う。
【0056】ここでは、先ず、図11に示す登録者管理
用データベース(DB2)をチェックし、図2に示す認
識処理部から得た登録者IDと同じ登録者IDを検索す
る(図12ステップS22)。次に、検索した登録者I
Dから、該当する個人用データベース(DB3)のアド
レスを取得し(図12ステップS23)、当該取得した
個人用データベースのアドレスから該当する個人用デー
タベース(DB3)を検索する(図12ステップS2
4)。
【0057】ここで検索した個人用データベース(DB
3)に於いて、先ずTextの実行フラグをチェックし(図
13ステップS25)、Onであれば、当該個人用データ
ベース(DB3)に登録された(図8に示すステップS
7に於いて、図5または図6に示す画面上で設定した)
任意のテキストをサウンドコントローラ24等でなる音
声合成システムを利用して読み上げる(図13ステップ
S26)。また上記ステップS25に於いて、Textの実
行フラグがOffの場合は、該当する個人用データベース
(DB3)のSoundの実行フラグをチェックし(図13
ステップS27)、ここでOnであれば、個人用データベ
ース(DB3)に登録された(図8に示すステップS7
に於いて、図5または図6に示す画面上で設定した)任
意のSoundファイルを再生する(図13ステップS2
8)。また上記ステップS27に於いて、Soundの実行
フラグがOffの場合は、該当する個人用データベース
(DB3)のApl.の実行フラグをチェックし(図13ス
テップS29)、Onであれば、個人用データベース(D
B3)に登録された(図8に示すステップS7に於いて
図6に示す画面上で設定した)任意のアプリケーション
を実行し処理を終了する(図13ステップS30)。
【0058】このようにして、撮像カメラ37で撮影し
た顔画像により個人認証を行い、その認証手続きを経て
所定のアプリケーションプログラム、または個人別に設
定したプログラムを自動立上げする機能を実現したこと
により、高いセキュリティ機能をもつ、使い勝手のよい
システムが提供できる。
【0059】次に、図14乃至図17を参照して本発明
の他の実施形態を説明する。
【0060】上述した実施形態に於いては、個人を認証
したときに実行する処理として、任意のメッセージの読
み上げ、任意のサウンドファイルの再生、任意のアプリ
ケーションの起動について説明した。これに対して当該
実施形態では、個人を認証した場合に実行する処理を上
述した実施形態に追加した例を示している。
【0061】個人を認証した場合に実行する処理の追加
を任意の予め準備されたCG(コンピュータグラフィッ
クス)画像を入力画像に合成して表示する処理を例に説
明するすると、まず、図14に示すように、個人用デー
タベース(DB3)に、CG画像のデータ名の情報を格
納する領域(image領域)と、その実行フラグ(EX-FL
G)を追加する。また、図15に示すように、ユーザの
存在を装置が認識した際(自分が認証されたとき)に合
成してほしいCG画像を設定するための合成パーツ選択
画面を追加する。また、図15に示す選択画面上でユー
ザが設定した情報を図14に示す個人用データベース
(DB3)に登録する処理を図8に示すステップS8に
於いて追加する。更に、図16のステップS31、S3
2に示すように、該当する個人用データベース(DB
3)のimageの実行フラグをチェックし、Onであれば、
個人用データベース(DB3)に登録されたCG画像の
データ名をもとに撮像カメラ37から取込んだ映像にC
G画像を重ね合わせて表示する(図17参照)処理を追
加する。
【0062】このようなイメージ合成処理機能を持たせ
ることにより、個人を認証した場合に、画面にメッセー
ジを表示するだけでなく、ユーザごとに異なった任意の
イメージを表示することができ、個人認証に伴う処理機
能を拡充できる。
【0063】上記したように、本発明の実施形態によれ
ば、個人を認証した際に実行する処理を設定する機能に
於いて、目鼻パターンを照合して人物を認証する方法で
得られた結果を利用して個人を認証しているときに任意
の処理を設定することができることから、多数の人物
(ユーザ)が登録されている場合であっても、カメラの
前にいる人物(ユーザ)を認証して、そのユーザの処理
を設定でき、これによりユーザが自分の情報を探し出し
て設定する必要がなく、操作性を大幅に向上できる。
【0064】また、個人を認証した際に実行する処理を
設定する機能に於いて、ユーザごとにデータベースを管
理し、ユーザごとに異なったことなった情報を管理する
機能をもつことにより、個人を認証したときに実行する
処理について、ユーザごとに異なった処理を実行するこ
とができ、これによりユーザが変わっても設定を変更す
る必要がなく、操作性を大幅に向上できる。
【0065】また、目鼻パターンを照合して人物を認証
する方法で得られた結果を利用して、個人を認証した際
に、その旨を任意の音声メッセージで通知することがで
きることから、個人を認証した場合に画面にメッセージ
を表示するだけでなく、ユーザごとに異なったメッセー
ジで通知することができ、これによりユーザに確実に認
証結果を伝えることができる。
【0066】また、目鼻パターンを照合して人物を認証
する方法で得られた結果を利用して、個人を認証した際
に任意のサウンドで通知する手段をもつことにより、個
人を認証した場合に画面にメッセージを表示するだけで
なく、ユーザごとに異なったメッセージで通知すること
ができ、これによりユーザに確実に認証結果を伝えるこ
とができる。
【0067】また、目鼻パターンを照合して人物を認証
する方法で得られた結果を利用して、個人を認証した際
に任意のアプリケーションを起動する機能をもつことに
より、個人を認証した際に自動的にユーザごとに異なっ
たアプリケーションを起動できるようになり、たとえば
いつも必ず使用するアプリケーションならば、わざわざ
起動操作をする必要がなくなり、操作性を大幅に向上で
きる。
【0068】また、目鼻パターンを照合して人物を認証
する方法で得られた結果を利用して、個人を認証した際
に任意の予め用意されたCG(コンピュータグラフィッ
クス)画像を入力画像に合成して表示する機能をもつこ
とにより、個人を認証した場合に画面にメッセージを表
示するだけでなく、ユーザごとに異なったメッセージで
通知することができ、これによりユーザに確実に認証結
果を伝えることができる。
【0069】なお、上述した実施形態において記載した
手法、すなわち、図2、図7及び図8、図12及び図1
3、図16に示される個人認証処理は、コンピュータに
実行させることができるプログラムとして、例えばメモ
リカード(ROMカード、RAMカード等)、磁気ディ
スク(フロッピーディスク、ハードディスク等)、光デ
ィスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の
外部記憶媒体に格納して配布することができる。そし
て、コンピュータは、この外部記憶媒体に記憶されたプ
ログラムを磁気ディスク装置等の記憶媒体読取部(実施
形態ではHDD17)によって読み込み、この読み込ん
だプログラムによって動作が制御されることにより、前
記実施形態において説明した個人認証処理機能を実現す
ることができる。
【0070】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、ユ
ーザの操作負担を軽減できるとともに、信頼性の高いセ
キュリティ機能を実現できる、コンピュータシステムの
個人認証方法、撮像カメラを備えたコンピュータシステ
ム、及び同コンピュータシステムに適用される記録媒体
が提供できる。
【0071】また、本発明によれば、撮像カメラで撮影
した顔画像により個人認証を行って、所定のアプリケー
ションプログラム、または個人別に設定したプログラム
を自動立上げする機能を実現したことにより、高いセキ
ュリティ機能をもつ、使い勝手のよい、コンピュータシ
ステムの個人認証方法、撮像カメラを備えたコンピュー
タシステム、及び同コンピュータシステムに適用される
記録媒体が提供できる。
【0072】更に本発明によれば、個人認証手続を経て
実行されるアプリケーション等の情報定義を予め設定
し、または個人別に設定し管理することができることか
ら、多数のユーザが登録されている場合であっても、カ
メラの前にいるユーザを認証して、そのユーザの処理を
設定でき、これによりユーザが自分の情報を探し出して
設定する必要がなく、操作性を大幅に向上できる。ま
た、個人認証を任意の文章、音声メッセージ、サウンド
等で通知することができることから、個人を認証した場
合に画面にメッセージを表示するだけでなく、ユーザご
とに異なったメッセージで通知することができ、これに
よりユーザに確実に認証結果を伝えることができる。ま
た、個人を認証したときに任意のアプリケーションを起
動することができることからユーザが変わっても設定を
変更する必要がなく、操作性を大幅に向上できる。ま
た、個人を認証した後に、任意の予め準備されたコンピ
ュータグラフィックス画像を入力画像に合成して表示で
きることから、個人を認証した場合に画面にメッセージ
を表示するだけでなく、ユーザごとに異なったメッセー
ジで通知することができ、これによりユーザに確実に認
証結果を伝えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるパーソナルコンピュータの
システム構成例を示すブロック図。
【図2】上記実施形態に於いて、個人認証処理プログラ
ム(PA)を実行することにより実現される、顔の特徴
抽出による個人認証処理機能を示す機能ブロック図。
【図3】上記実施形態に於いて適用されるデータベース
の構成例を示す図。
【図4】上記実施形態の動作を説明するための、撮像カ
メラ37から取込んだ映像(顔画像)の表示画面構成例
を示す図。
【図5】上記実施形態の動作を説明するための、個人を
認証したときの処理を設定する画面の構成例を示す図。
【図6】上記実施形態の動作を説明するための、個人を
認証したときの処理を設定する画面の構成例を示す図。
【図7】上記実施形態に於ける個人認証処理プログラム
(PA)に従う個人認証処理手順を示すフローチャー
ト。
【図8】上記実施形態に於ける個人認証処理プログラム
(PA)に従う個人認証処理手順を示すフローチャー
ト。
【図9】上記実施形態の動作を説明するための、登録者
管理用データベース(DB2)の状態例を示す図。
【図10】上記実施形態の動作を説明するための、個人
用データベース(DB3)の状態例を示す図。
【図11】上記実施形態の動作を説明するための、登録
者管理用データベース(DB2)及び個人用データベー
ス(DB3)の状態例を示す図。
【図12】上記実施形態に於ける個人認証時の処理手順
を示すフローチャート。
【図13】上記実施形態に於ける個人認証時の処理手順
を示すフローチャート。
【図14】本発明の他の実施形態に於ける登録者管理用
データベース(DB2)の構成例を示す図。
【図15】本発明の他の実施形態に於ける合成イメージ
選択画面の構成例を示す図。
【図16】本発明の他の実施形態に於ける個人認証時の
処理手順を示すフローチャート。
【図17】本発明の他の実施形態に於ける合成イメージ
例を示す図。
【符号の説明】
11…CPU 12…PCIブリッジ 13…主メモリ 14…VGAコントローラ 15…ISAブリッジ 16…IDEコントローラ 17…HDD 18…ROM 19…RTC 20…EC 23…USBコントローラ 24…サウンドコントローラ 34…USBポート 35…リモコンポート 37…撮像カメラ PA…個人認証処理プログラム DB1…顔画像を格納する辞書画像ファイル DB2…登録者管理用データベース DB3…個人用データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水挽 俊一 東京都青梅市新町3丁目3番地の1 東芝 コンピュータエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 中島 隆幸 東京都青梅市新町3丁目3番地の1 東芝 コンピュータエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 片山 善裕 東京都青梅市新町3丁目3番地の1 東芝 コンピュータエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 山下 直也 東京都青梅市新町3丁目3番地の1 東芝 コンピュータエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 實石 安代 東京都青梅市新町3丁目3番地の1 東芝 コンピュータエンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 5B076 AB17 FA01

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザ操作時に、装置に設けられたカメ
    ラによりユーザの顔を撮影し、当該撮影により取得した
    顔画像を予め登録された顔画像と照合して個人認証を行
    い、認証したとき、予め設定された処理を実行すること
    を特徴とした撮像カメラを有してなるコンピュータシス
    テムの個人認証方法。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の個人認証方法に於い
    て、 装置の使用を許可する個人認証のためのユーザの顔画像
    と、実行するプログラム名とを対応付けて登録してお
    き、前記顔画像の照合により個人を認証したとき、当該
    顔画像に対応付けて予め登録されたプログラム名に従う
    プログラムを起動するコンピュータシステムの個人認証
    方法。
  3. 【請求項3】 前記請求項1記載の個人認証方法に於い
    て、 装置の使用を許可する個人認証のためのユーザの顔画像
    と、実行するプログラム名を含む個人用ファイルとを対
    応付けた個人用データベースを予め作成し登録して、前
    記顔画像の照合により個人を認証したとき、当該認証し
    た顔画像に対応する個人用ファイルの内容に従う処理を
    実行するコンピュータシステムの個人認証方法。
  4. 【請求項4】 前記請求項3記載の個人認証方法に於い
    て、 前記個人用ファイルには、文書メッセージ、サウンドメ
    ッセージのいずれかもしくは双方が含まれるコンピュー
    タシステムの個人認証方法。
  5. 【請求項5】 ユーザ操作時に当該ユーザの顔を撮影可
    能な筐体位置に設けられた撮像カメラと、 ユーザ操作時に当該ユーザの顔を前記カメラで撮影し、
    当該撮影により取得した顔画像の特徴抽出により装置を
    使用するユーザの正当性をチェックする手段と、 前記チェックにより正当性が確認されたとき、予め設定
    された処理を実行する手段とを具備してなることを特徴
    とするコンピュータシステム。
  6. 【請求項6】 前記請求項5記載のコンピュータシステ
    ムに於いて、 ユーザの顔画像と、実行するプログラム名とを対応付け
    て登録する手段と、 前記チェックにより正当性が確認されたとき、当該顔画
    像に対応付けて登録されたプログラム名に従うプログラ
    ムを起動する手段とを具備してなることを特徴とするコ
    ンピュータシステム。
  7. 【請求項7】 前記請求項5記載のコンピュータシステ
    ムに於いて、 装置の使用を許可する個人認証のためのユーザの顔画像
    と個人別に設定される個人用ファイルとを対応付けた個
    人用データベースを作成し登録する手段と、 前記チェックにより正当性が確認されたとき、当該正当
    性を確認した顔画像に対応付けて登録された個人用ファ
    イルの内容に従う処理を実行する手段とを具備してなる
    ことを特徴とするコンピュータシステム。
  8. 【請求項8】 前記請求項7記載のコンピュータシステ
    ムに於いて、 前記個人用ファイルには、文書メッセージ、サウンドメ
    ッセージのいずれかもしくは双方が含まれることを特徴
    とするコンピュータシステム。
  9. 【請求項9】 前記請求項5記載のコンピュータシステ
    ムに於いて、 顔画像に合成するイメージ部品の選択画面を提示する手
    段と、 前記選択画面からイメージ部品が選択された際に、当該
    イメージ部品を前記顔画像に合成する手段とを具備して
    なることを特徴とするコンピュータシステム。
  10. 【請求項10】 撮像カメラを備えたコンピュータに、 前記カメラより取得した顔画像を予め登録された顔画像
    と照合して個人認証処理を実行する機能と、 前記個人認証処理で認証判定したとき、予め設定された
    処理を実行する機能とを実現させるためのプログラムを
    記録した機械読み取り可能な記録媒体。
  11. 【請求項11】 前記請求項10の記録媒体に於いて、 個人認証のためのユーザの顔画像と、実行するプログラ
    ム名とを対応付けて設定し登録する機能と、 前記個人認証処理で認証判定したとき、当該顔画像に対
    応付けて予め登録されたプログラム名に従うプログラム
    を起動する機能とを実現させるためのプログラムを更に
    記録した機械読み取り可能な記録媒体。
  12. 【請求項12】 前記請求項10の記録媒体に於いて、 前記コンピュータの使用を許可する個人認証のためのユ
    ーザの顔画像と、個人情報ファイルとを対応付けた個人
    用データベースを作成し登録する機能と、 前記個人認証処理で認証判定したとき、当該顔画像に対
    応する個人用情報ファイルの内容に従う処理を実行する
    機能とを実現させるためのプログラムを更に記録した機
    械読み取り可能な記録媒体。
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