JP2001356836A - コンピュータシステム、その画面保護の制御方法及び記憶媒体 - Google Patents

コンピュータシステム、その画面保護の制御方法及び記憶媒体

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JP2001356836A
JP2001356836A JP2000180947A JP2000180947A JP2001356836A JP 2001356836 A JP2001356836 A JP 2001356836A JP 2000180947 A JP2000180947 A JP 2000180947A JP 2000180947 A JP2000180947 A JP 2000180947A JP 2001356836 A JP2001356836 A JP 2001356836A
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Hoten Senoo
奉典 妹尾
Naoya Yamashita
直也 山下
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来技術では、所定の時間入力を超えてキー
ボードやマウス等の入力装置からの入力が無い場合、ス
クリーンセーバが自動的に実行される。従って、ユーザ
がPCのディスプレイのそばに設置されたカメラに対峙
し、ディスプレイの内容を検討するために注視している
間、設定時間以内に断続的に手で入力装置を動かさなけ
れば、自動的にスクリーンセーバが実行されるという問
題があった。 【解決手段】 コンピュータシステムは、操作者の人物
画像を取込む撮影カメラにより取込まれた操作者の人物
画像と予め登録された人物画像とを照合する個人認証手
段と、前記認証手段による人物画像との照合処理の結
果、予め登録された人物画像と認識した場合、コンピュ
ータの画面保護機能の実行を制限する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンピュータシ
ステム、その画面保護方法及び記憶媒体に係わり、特
に、個人認識中のスクリーンセーバ等の画面保護機能を
制御する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータ(以下、
PCと称す)では、マウス、キーボードからの入力がな
くなってから、一定時間経過するとディスプレイの表示
内容を隠蔽するスクリーンセーバのような機能(以下、
スクリーンセーバと称す)を実行することができる。
【0003】また、従来、同一出願人により既に発明さ
れた特開平9−251534号公報では、輝度変化など
に影響されずに、入力画像から、人間の目、鼻などの特
徴点を安定に抽出して個人認証を高精度に行う技術を開
示している。この従来の技術では、ディスプレイ装置の
そばに撮影カメラ(画像入力部)により人物等の動画像
を入力画像として取得し、顔領域抽出部により入力画像
から当該人物の顔領域を抽出する。顔領域が抽出された
際に、特徴点抽出部はその顔領域の中から分離度フィル
タを用いて顔の各特徴点候補を抽出する。特徴点セット
候補選択部は、顔の構造的な制約を用いて特徴点セット
候補を絞り込む。ここで、パターン評価部は、予め登録
してある目、鼻、口領域などのテンプレートとの類似度
を計算してその加重和の整合度を求め、最も高い整合度
を持つ特徴点セットを正しい組み合せと決定する。これ
により、正規化生成部はその特徴点セットから正規化画
像を生成し、認識部はその正規化画像と予め登録されて
いる各登録者の辞書画像との類似度を計算し、類似度が
高い辞書画像を表す人物を当人と識別する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術に於
いて、所定の時間入力を超えてキーボードやマウス等の
入力装置からの入力が無い場合、スクリーンセーバが自
動的に実行される。従って、ユーザがPCのディスプレ
イのそばに設置されたカメラに対峙し、ディスプレイの
内容を検討するために注視している間、設定時間以内に
断続的に手で入力装置を動かさなければ、自動的にスク
リーンセーバが実行されるという問題があった。
【0005】そこで、本発明は上記の問題を解決するた
めになされたものであり、個人認証技術を利用して、ユ
ーザがディスプレイ装置のそばに設置されたカメラに対
峙している間、即ち、撮影カメラに顔を向けている間、
マウスやキーボード等の入力装置に手を触れなくても、
スクリーンセーバの起動を自動的に抑止できる、あるい
は、登録者以外の人物を認証した時にスクリーンセーバ
を自動的に起動できるコンピュータシステム、その画面
保護の制御方法及び記憶媒体を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、操作者の人
物画像を取込む撮影カメラと、前記カメラにより取込ま
れた操作者の人物画像と予め登録された人物画像とを照
合する個人認証手段と、前記認証手段による人物画像と
の照合処理の結果に基づいて、コンピュータの画面保護
機能の実行を制御する制御手段とを具備することを特徴
とする。
【0007】また、この発明の制御手段は、個人認証手
段の人物画像との照合結果、予め登録された人物画像と
認識した場合、コンピュータの画面保護機能の実行を制
限することを特徴とする。
【0008】このような構成によれば、個人認証技術を
利用して、ユーザがディスプレイ装置のそばに設置され
たカメラに対峙している間、即ち、撮影カメラに顔を向
けている間、マウスやキーボード等の入力装置に手を触
れなくても、スクリーンセーバの起動を自動的に抑止す
ることが可能となる。
【0009】更に、この発明の制御手段は、個人認証手
段の人物画像との照合結果、予め登録された人物画像と
認識した場合、登録者別にスクリーンセーバの実行を設
定可能とする。
【0010】このような構成によれば、個人認証技術を
利用して、登録者を認証した時、初めて、登録者別にス
クリーンセーバの実行設定を可能となる。
【0011】また、更に、この発明の制御手段は、個人
認証手段の人物画像との照合結果、人物画像と認識でき
なかった際のコンピュータの画面保護機能を実行するこ
とを特徴とする。
【0012】このような構成によれば、個人認証技術を
利用して、登録者以外の人物を認証した時にスクリーン
セーバを自動的に起動することが可能となる。
【0013】この発明は、撮影カメラにより取込まれた
操作者の人物画像と予め登録された人物画像とを照合す
る個人認証ステップと、前記認証ステップによる人物画
像との照合処理の結果に基づいて、コンピュータの画面
保護機能の実行を制御するステップとを具備することを
特徴とする。
【0014】また、この発明の前記制御するステップ
は、個人認証ステップの人物画像との照合結果、予め登
録された人物画像と認識した場合、コンピュータの画面
保護機能の実行を制限することを特徴とする。
【0015】このような構成によれば、個人認証技術を
利用して、ユーザがディスプレイ装置のそばに設置され
たカメラに対峙している間、即ち、撮影カメラに顔を向
けている間、マウスやキーボード等の入力装置に手を触
れなくても、スクリーンセーバの起動を自動的に抑止す
ることが可能となる。
【0016】更に、この発明の制御ステップは、個人認
証ステップの人物画像との照合結果、予め登録された人
物画像と認識した場合、登録者別にコンピュータの画面
保護機能の実行を設定可能とすることを特徴とする。
【0017】このような構成によれば、個人認証技術を
利用して、登録者を認証した時、初めて、登録者別にス
クリーンセーバの実行設定を可能となる。
【0018】また、更に、制御ステップは、個人認証ス
テップの人物画像との照合結果、人物画像と認識できな
かった際のコンピュータの画面保護機能を実行すること
を特徴とする。
【0019】このような構成によれば、個人認証技術を
利用して、登録者以外の人物を認証した時にスクリーン
セーバを自動的に起動することが可能となる。
【0020】この発明は、撮影カメラを備えたコンピュ
ータシステムに適用されるプログラムを記憶した機械読
取可能な記憶媒体に於いて、前記カメラにより取込まれ
た操作者の人物画像と予め登録された人物画像とを照合
する個人認証機能と、前記認証機能による人物画像との
照合処理の結果、コンピュータの画面保護機能の実行を
制御する機能とを実現されるためのプログラムを記録し
たことを特徴とする。
【0021】また、機械読取可能な記憶媒体に於いて、
制御機能は個人認証ステップの人物画像との照合結果に
基づいて、予め登録された人物画像と認識した場合、登
録者別にコンピュータの画面保護機能の実行を設定可能
とすることを特徴とする。
【0022】このような構成によれば、個人認証技術を
利用して、ユーザがディスプレイ装置のそばに設置され
たカメラに対峙している間、即ち、撮影カメラに顔を向
けている間、マウスやキーボード等の入力装置に手を触
れなくても、スクリーンセーバの起動を自動的に抑止す
ることが可能となる。
【0023】更に、機械読取可能な記憶媒体に於いて、
制御機能は個人認証ステップの人物画像との照合結果、
人物画像と認識できなかった際のコンピュータの画面保
護機能を実行すること特徴とする。
【0024】このような構成によれば、個人認証技術を
利用して、登録者を認証した時、初めて、登録者別にス
クリーンセーバの実行設定を可能となる。
【0025】また、更に、機械読取可能な記憶媒体に於
いて、制御機能は個人認証ステップの人物画像との照合
結果、人物画像と認識できなかった際のコンピュータの
画面保護機能を実行することを特徴とする。
【0026】このような構成によれば、個人認証技術を
利用して、登録者以外の人物を認証した時にスクリーン
セーバを自動的に起動することが可能となる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施形態を説明する。
【0028】図1は、本発明の一実施形態に係わるパー
ソナルコンピュータ(以下、PCと称す)のシステム構
成を示すブロック図である。
【0029】このPCは、サブノートタイプあるいはポ
ケットタイプなどのポータブルコンピュータであり、P
C本体と、このPC本体に開閉自在に取付けられたLC
Dパネルユニットとから構成される。このPCは、内蔵
バッテリを有しており、その内蔵バッテリからの電力に
よって動作可能に構成される。また、ACアダプタを介
してAC商用電源などの外部電源から電力供給を受ける
こともできる。外部電源から電力供給を受けている時
は、その外部電源からの電力がコンピュータシステムの
動作電源として使用される。このとき、外部電源からの
電力によって内蔵バッテリの充電も自動的に行われる。
ACアダプタが取外されたり、あるいはAC商用電源の
ブレーカが落とされた時などは、内蔵バッテリからの電
力がコンピュータシステムの動作電源として利用され
る。
【0030】本願発明の実施形態に於いては、上記LC
Dパネルユニットを回転自在に指示する上記PC本体の
ヒンジ部筐体に、操作者(ユーザ)の顔を撮影する撮影
カメラ37が設けられる。
【0031】また、コンピュータ本体には、IDEイン
ターフェースを有するハードディスクドライブ(HD
D)17が装着される。このHDD17はコンピュータ
の二次記憶として使用されるもので、各種の情報ファイ
ルが書き込まれると共に、各種アプリケーション、例え
ば、「オーディオ」、「ボイスレコーダ」、「メール読
上げ」、「インターネット起動」、「ビデオカメラ」、
「電子カメラ」等のアプリケーションがインストールさ
れる。
【0032】本願発明の実施形態に於いては、上記HD
D17に、図2、図7乃至図13に示すような各処理機
能を実現する個人認証プログラム(PA)が格納される
と共に、登録者の顔画像を格納する辞書画像ファイル
(DB1)、図3に示すような登録者管理用データベー
ス(DB2)、及び登録者管理用データベース(DB
2)により管理される個人用データベース(DB3)
と、共通データベース(DB4)等が格納される。上記
個人認証処理プログラム(PA)のうち、図7のステッ
プS2で実行される認識処理部の処理機能は、ここでは
上述した同一出願人により既に発明された特開平9−2
51534号「人物認証装置及び人物認証方法」を用い
て実現されるもので、その処理機能を図2に機能ブロッ
ク図として示す。更に、本願発明の実施形態に於いて
は、上記個人認証処理プログラム(PA)に、図5と図
6に示すような各種の設定画面の生成処理ルーチンが含
まれる。
【0033】また、このPCのシステムボード上には、
CPU11、CPUバス1とPCIバス2間をつなぐホ
スト−PCIブリッジ12、主メモリ13、VGAコン
トローラ14、PCI−ISAブリッジ(PCI/IS
A・BUS−Bridge)15、バスマスタIDEコ
ントローラ16、BIOS−ROM18、リアルタイム
クロック(RTC)19、埋め込みコントローラ(E
C)20、電源コントローラ(PSC)21、キーボー
ドコントローラ(KBC)22、USBコントローラ2
3、サウンドコントローラ24、画像インターフェース
(I/F)25等が設けられる。
【0034】CPU11は、BIOS−ROM18に格
納された各種制御プログラム、及びHDD17から主メ
モリ13にロードされた各種プログラム等に従い、シス
テム全体の動作制御及びデータ処理を実行する。ここで
は、PC本体に設けられた上記撮影カメラ37により、
顔画像が撮影されることにより、個人認証処理プログラ
ム(PA)に従い、図2、図7、図10及び図12に示
すような個人認証処理と、スクリーンセーバの起動抑制
処理が実行される。
【0035】ホスト−PCIブリッジ12には、システ
ム内のメモリ及びI/O全体の制御を行うための回路が
内蔵される。
【0036】主メモリ13は、このシステムの主記憶、
つまりシステムメモリとして使用されるものであり、オ
ペレーティングシステム、処理対象のアプリケーション
プログラム、及びアプリケーションプログラムによって
作成されたユーザデータ等が格納されると共に、リモー
トコントロール操作による設定情報ファイルが格納され
る。この主メモリ13は、DRAMなどの半導体メモリ
によって実現される。
【0037】VGAコントローラ14は、このシステム
のディスプレイモニタとして使用されるLCD32を制
御するためのものであり、VRAM31に描画された画
面データをLCDパネルユニット内のLCD32に表示
する。ここでは、個人認証処理プログラム(PA)に従
うCPU11の制御の下に、図4に示すような顔画像、
図5及び図6に示すようなユーザ設定画面等を表示す
る。
【0038】PCI−ISAブリッジ15は、PCIバ
ス2とISAバス3との間を接続するバスブリッジであ
る。バスマスタIDEコントローラ16は、PC本体に
装着されたIDEデバイス(ここでは、HDD17)を
制御するためのものであり、IDEデバイスと主メモリ
13との間のDMA転送を実行可能なバスマスタ機能に
対応する。BIOS−ROM18は、システムBIOS
を記憶する為のものであり、プログラム書き換えが可能
なようにフラッシュメモリによって構成される。システ
ムBIOSは、このシステム内の各種ハードウェアをア
クセスする為のファンクション実行ルーチンを体系化し
たものであり、リアルモードアクセで動作するように構
成される。このシステムBIOSには、システムのパワ
ーオン時に実行されるIRTルーチンと、各種ハードウ
ェア制御のためのBIOSドライバ群などが含まれる。
各BIOSドライバは、ハードウェア制御の為の複数の
機能をオペレーティングシステムやアプリケーションプ
ログラムに提供するためにそれら機能に対応する複数の
ファンクション実行ルーチン群を含む。RTC19は時
計モジュールであり、独自の電池によりバックアップさ
れたCMOSメモリを有する。このCMOSメモリに
は、パワーアップモードを指定する情報などを含む各種
システムコンフィグレーション情報が設定される。
【0039】EC20は、システムがもつ付加機能を制
御するためのコントローラであり、電源コントローラ2
1と共同してシステム電源のオン/オフ等を制御する電
源シーケンス制御機能及び電源ステータス通知機能など
を有しており、電源コントローラ21は、I2Cバスを
介してEC20に接続され、バッテリ26及び外部電源
27に対する制御を行う。キーボードコントローラ22
は、キーボード(KB)33のキー入力制御を行う。U
SBコントローラ23は、USBポート34及びリモコ
ンポート35に接続される外部機器に対する接続制御を
行う。サウンドコントローラ24は、ISAバス3に接
続され、例えば、スピーカ、ヘッドホン等への音声出力
およびマイクロフォンからの音声入力などに対するサウ
ンド制御を行う。
【0040】画像インターフェース25は、PCIバス
2とカメラ用コネクタ36との間に設けられ、カメラ用
コネクタ36には、上記LCDパネルユニットを回転自
在に支持するPC本体のヒンジ部筐体に設けられた操作
者(ユーザ)の顔を撮影する撮影カメラ37がインター
フェース接続される。
【0041】図2は、上記CPU11が主メモリ13上
にロードされた個人認証処理プログラム(PA)を実行
することにより実現される、顔の特徴抽出により個人認
識処理を示す機能ブロックである。ここでは、上述した
ように入力画像(撮影カメラ37)で撮影した画像から
目、鼻などの特徴点を安定に抽出して人物を認証するも
ので、この図2に示す機能構成部分をここでは「認識処
理部」と称す。
【0042】この「認識処理部」の処理は、図7に示す
処理手順のステップS2に於いて、実行されるもので、
顔領域抽出部212は、画像入力部211より入力され
た画像(撮影カメラ37で撮影した画像)から当該人物
の顔領域を抽出する。特徴点抽出部213は、その顔領
域の中から分離度フィルタを用いて顔の各特徴点候補を
抽出する。特徴点セット候補選択部214は、顔の構造
的な制約を用いて特徴点セット候補を絞り込む。ここ
で、パターン評価部215は、予め登録してある目、
鼻、口領域などのテンプレートとの類似度を計算してそ
の加重和の整合度を求め、最も高い整合度を持つ特徴点
セットを正しい組み合わせと決定する。これにより、正
規化生成部216はその特徴点セットから正規化画像を
生成し、認識部217はその正規化画像と予め登録され
ている核登録者の辞書画像との類似度を検査し、類似度
が高い辞書画像を表す人物を当人と識別する。この際、
参照される登録者の辞書画像は、辞書画像ファイル(D
B1)としてHDD17に格納され、CPU11の制御
の下に管理される。
【0043】図3は、本願発明の実施形態で適用するデ
ータベースの構成例を示す図であり、適用するデータベ
ースは、登録者用データベース(DB2)と、個人用デ
ータベース(DB3)及び共通データベース(DB4)
とから構成される。
【0044】登録者管理用データベース(DB2)は、
登録者IDと各登録者の個人用データベースへのアドレ
スを管理する。また、登録者管理者用データベース(D
B2)では、直前に個人を認証した登録者の登録者ID
を管理する。これは、連続して同じ登録者を認証した場
合、認証したときの処理を連続して行なわないようにす
るために利用される。
【0045】また、個人用データベース(DB3)は、
個人を認証したときにスクリーンセーバの起動抑止処理
の設定「restraint」を示す実行フラグを管理
する。共通データベース(DB4)は、登録者以外を認
証したときにスクリーンセーバの起動の設定「wake
up」を示す実行フラグおよび、コンピュータシステ
ムで前回選択していたスクリーンセーバの種類「SCR
NAME」を文字列で管理する。
【0046】図4乃至図6はそれぞれ本発明の実施形態
の動作を説明するための表示画面構成例を示したもので
ある。図4は、撮影カメラ37から撮込んだ映像(顔画
面)の表示画面の構成例を示し、図5は、個人を認証し
たときの処理に関する設定を行う表示画面の構成例であ
る。図6は、登録者以外を認証したときの処理に関する
設定を行う表示画面の構成例である。
【0047】図7及び図8は、それぞれ本発明の実施形
態に於ける個人認証処理プログラム(PA)に従い、個
人認証時のスクリーンセーバ起動抑止処理と、その個人
別の設定処理に関する手順を示すフローチャートであ
る。
【0048】図9は、上記図3の共通データベース(D
B4)にセキュリティの設定処理に関する手順を示すフ
ローチャートである。
【0049】図10、図11及び図13は、それぞれ上
記図7に示すフローチャートのステップS6、S9〜S
11で実行される個人認証時の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【0050】図12は、上記図10に示すフローチャー
トのステップS34で実行されるスクリーンセーバ起動
抑制処理時の処理手順を示すフローチャートである。
【0051】ここで、上記各図を参照して、本願発明の
実施形態に於ける個人認証処理プログラム(PA)の動
作を説明する。
【0052】操作者(ユーザ)がPCを操作可能な状態
に位置するとき、即ち、LCDパネルユニットに設けら
れたLCD32の表示面と対峙した状態にある時、当該
操作者の顔が撮影カメラ37により撮影される(図7の
ステップS1)。撮影カメラ37で撮影された操作者の
顔画像(図4)は、LCDパネルユニットに設けられた
LCD32に表示される(図7のステップS8)と共
に、個人認証の処理対象として、図2に示す認識処理部
に渡される(図7のステップS2)。
【0053】図2に示す認識処理部に於いては、上述し
たような処理動作により、撮影カメラ37より取り込ま
れた顔画像と辞書画像ファイル(DB1)に登録されて
いる顔画像との特徴点照合により、撮影カメラ37より
取り込まれた顔画像の操作者が辞書画像ファイル(DB
1)に既に登録されている登録済みユーザであるか否か
を判別する(図2のステップ213〜ステップ21
7)。
【0054】上記図2に示す認識処理部の認識処理の結
果において、人物の顔を検出したかどうかを示す「認識
結果」と、撮影カメラから取り込んだ顔の画像(顔画
像)が予め登録されているユーザであると判定された場
合、登録者辞書(DB1)における個人を識別する登録
者IDを取得する(図7のステップS3)。登録者ID
とは、登録者辞書(DB1)における登録者の管理ID
である。個人認証処理プログラム(PA)は、既登録者
を検出した場合、「登録者ID」に0〜nの正の整数を
登録者管理者用データベース(DB2)の「登録者ID
(例えば、ID1〜ID2)」に格納する。又、個人認
証処理プログラム(PA)は、登録者以外を検出した場
合、「登録者ID」に負の整数を登録者管理者用データ
ベース(DB2)の「登録者ID(例えば、ID3)」
に格納する。
【0055】先ず、個人認証処理プログラム(PA)
は、認識処理部の認識処理の出力結果である「認識結
果」を利用して、操作者(人物)の顔画像から顔領域を
検出できたか否か判断する(図7のステップS4)。操
作者(人物)の顔が検出できたと判断された場合、個人
認証処理プログラム(PA)は、処理を進める(図7の
ステップS4のYes→ステップS5)。もし操作者
(人物)の顔が検出できなかったと判断された場合、個
人認証処理プログラム(PA)は、撮影カメラ37、即
ち、LCDディスプレイ32の前に操作者がいない又は
対峙していないと判断し、スクリーンセーバ設定復旧処
理部に処理を進める(図7のステップS4のNo→ステ
ップS9)。
【0056】ステップS9のスクリーンセーバ設定復旧
処理部は、直前に、図12のスクリーンセーバ起動抑止
処理部の処理により、オペレーティングシステム(以
下、「OS」と称す)のスクリーンセーバの設定が変更
され、スクリーンセーバの自動起動が抑止されていた場
合、本来のスクリーンセーバによる画面保護機能を設定
変更前の元の状態に復旧するための処理である。
【0057】また、操作者(ユーザ)の顔を検出できた
と判断された場合、個人認証処理プログラム(PA)
は、検出した顔が既登録者であるか否かを判断する為、
認識処理部の出力結果である「登録者ID」が正の整数
の値であるか否かを調べる(図7のステップS5)。
「登録者ID」が正の整数の値ならば、個人認証処理プ
ログラム(PA)は、検出した人物が登録者辞書(DB
1)で管理されている既登録者であると見なし、スクリ
ーンセーバの起動抑止を行うための処理を実行する(図
7のステップS5のYes→ステップS6)。
【0058】また、ステップS5において、認識処理部
の出力結果である「登録者ID」が負の整数であると判
断された場合、個人認証処理プログラム(PA)は検出
した人物が登録者辞書(DB1)に登録されていないも
のと見なす。登録者以外を検出した場合、個人認証処理
プログラム(PA)は、S9と同様に、スクリーンセー
バ設定復旧処理部に進む(図7のステップS5のNo→
ステップS10)。スクリーンセーバ設定復旧処理部
は、PCの設定をスクリーンセーバ起動抑止処理部の処
理により設定変更された以前の状態に戻し、スクリーン
セーバを起動し、LCDディスプレイ23に表示されて
いる内容を隠蔽する(図7のステップS10→ステップ
S12)。
【0059】個人認証処理プログラム(PA)は、ステ
ップS6において、スクリーンセーバの起動抑止を行う
ための処理を実行後、キーボード入力またはメニュー操
作により「ユーザ別設定機能」が起動されたか否かをを
判断する(図7のステップS6→ステップS7)。ユー
ザ別設定機能とは、検出された既登録者1人1人に対し
てスクリーンセーバ起動抑止機能に関する個別設定を可
能にする機能であり、起動された場合、図8のユーザ別
設定処理部に処理を進め、図5のユーザ別設定画面を表
示する(図7のステップS7のYes)。
【0060】ユーザ別設定処理部が起動されなかったと
判断された場合、個人認証処理プログラム(PA)は、
その処理をステップS1に戻る(図7のステップS7の
No)。この場合、登録者以外を検出した状態および人
物の顔が検出できない状態では、PCの操作者はユーザ
別設定処理部を起動することはできない。
【0061】次に、図8のフローチャートを参照して、
本願発明の一実施形態であるユーザ別設定処理部の手順
を次に説明する。
【0062】ユーザ別設定処理部が起動実行されると、
個人認証処理プログラム(PA)は、認識処理部の認識
結果として、直前に、取得した個人を識別する登録者I
Dに対応する登録者管理用データベース(DB2)の個
人用データベースアドレスに基づき、個人用データベー
ス(DB3)の「restraint」フラグの情報を
取得する。取得した「restraint」フラグ(D
B3)のON、OFF状態の情報は、図5のユーザ別の
設定画面表示の際、登録者別のチェックボックスの状態
の初期値として使用される(図8のステップ12)。
【0063】ユーザ別設定の画面表示では、操作者(ユ
ーザ)本人が自分の顔が検出された時、スクリーンセー
バ起動抑止を実行するか否かをチェックボックスで選択
することができる。チェックボックスをON状態に設定
した場合、ユーザ本人が自分の顔が検出された時にスク
リーンセーバの起動が抑止される。チェックボックスを
OFF状態に設定した場合、スクリーンセーバの起動は
抑止されない。
【0064】次に、ユーザ別設定処理部は、ユーザの操
作により、スクリーンセーバの設定を変更されたか否か
を判断する(図8のステップS13)。スクリーンセー
バの設定が変更されていると判断した場合、ユーザ別設
定処理部は、図5のチェックボックスのON、OFF状
態に合わせて個人用データベースの「restrain
t」フラグ(DB3)のON、OFF状態を更新して処
理を終了する(図8のステップS13のYes→ステッ
プS14)。スクリーンセーバの設定が変更されていな
いと判断された場合、ユーザ別設定処理部は、個人用デ
ータベース(DB3)を更新せずに、処理を終了する
(図8のステップ13のNo)。ユーザ別設定処理部の
終了後、個人認証処理プログラム(PA)は、図7のス
テップS1に戻り、再度、撮影カメラ37からの人物の
顔画像を取得し、認証処理を実行する。
【0065】次に、図6のセキュリティの設定画面及び
図9のフローチャートを参照して、本願発明の一実施形
態におけるセキュリティの設定処理部の処理手順を説明
する。
【0066】セキュリティの設定処理部は、システム共
通の設定であるため、図7の個人認証の結果に関わら
ず、キーボード入力またはメニュー操作により実行可能
である。
【0067】セキュリティの設定処理部が起動実行され
ると、共通データベース(DB4)の「wake u
p」フラグの情報を取得する。取得した「wake u
p」フラグのON、OFF状態の値は、図6のセキュリ
ティの設定画面が表示された時、登録者以外を認識した
場合のチェックボックスの状態の初期値として使用され
る(図9のステップS21)。
【0068】セキュリティの設定画面の表示では、操作
者(ユーザ)に登録者以外が検出された時、スクリーン
セーバを起動するか否かをチェックボックスで選択する
ことを提供する。チェックボックスがON状態に設定さ
れた場合、登録者以外が人物認識処理で検出された時、
個人認証処理プログラム(PA)は、スクリーンセーバ
を起動し、OFF状態に設定された時は起動しない。セ
キュリティの設定処理部は、操作者(ユーザ)の操作に
より、セキュリティの設定変更の有無を判断する(図9
のステップS22)。セキュリティの設定が変更されて
いると判断された場合、セキュリティの設定処理部はチ
ェックボックスのON、OFF状態に従い、共通データ
ベース(DB4)の「wake up」フラグを更新す
る(図9のステップS22のYes→ステップS2
3)。セキュリティの設定が変更されていないと判断さ
れた場合、セキュリティの設定処理部はデータベースを
更新せずに処理を終了する(図9のステップS22のN
o)。
【0069】次に、図3のデータベース構成図及び図1
0のフローチャートを参照して、個人認証で得られた結
果を利用して個人認証時の処理部の処理の手順を説明す
る。
【0070】個人認証処理プログラム(PA)は、図7
のステップS5において、既登録者を検出したと判断し
た場合、個人認証時の処理部の処理に進む。個人認証時
の処理部は、図7のステップS3で取得した登録者辞書
(DB2)の登録者IDを受け取り、受け取った登録者
IDに基づき、該当する個人用データベースのアドレス
(DB2)を取得する(図10のステップS31)。個
人認証時の処理部は、取得した個人用データベースのア
ドレスから該当する個人用データベース(DB3)を探
し出す(図10のステップS32)。個人認証時の処理
部は、該当する個人用データベース(DB3)の「re
straint」実行フラグの状態を判断する(図10
のステップS33)。もし「restraint」実行
フラグがON状態であると判断された場合、個人認証時
の処理部はスクリーンセーバ起動抑止処理を実行する
(図10のステップS33のON→ステップS34)。
【0071】また、もし「restraint」実行フ
ラグがOFF状態であれると判断された場合、個人認証
時の処理部はスクリーンセーバ起動抑止処理を実行せず
に、図7のステップS7に制御を移す。
【0072】次に、図3のデータベース構成図および図
11のフローチャートを参照して、本願発明の一実施形
態に係わる登録者以外を検出した時の処理の手順を説明
する。
【0073】図7のステップ10のスクリーンセーバ設
定復旧処理部の処理終了後、非登録者検出時の処理部
は、まず、共有データベース(DB4)の実行フラグ
「wake up」の状態を判断する(図11のステッ
プS41)。もし実行フラグがON状態であると判断さ
れた場合、非登録者検出時の処理部は、現在、OSに設
定されているスクリーンセーバを起動する(図11のス
テップS41のON→ステップS42)。
【0074】スクリーンセーバ機能を実行するアプリケ
ーションは、例えば、OSの「System.ini」
ファイルの[boot]キーにある「SCRNSAVE.EXE=」
の右辺に実行プログラム名が記述される。
【0075】また、もし実行フラグがOFF状態であれ
ると判断された場合、非登録者検出時の処理部は、処理
を終了する(図11のステップS41のOFF)。
【0076】次に、図12のフローチャートを参照し
て、本願発明の一実施形態に係わるスクリーンセーバの
起動抑制処理部の処理の手順を説明する。
【0077】スクリーンセーバ起動抑制処理部は、現
在、OSにスクリーンセーバがセットされているか否か
を判断する(図12のステップS51)。もしスクリー
ンセーバがセットされていると判断された場合、スクリ
ーンセーバ起動抑制処理部はOSでスクリーンセーバが
任意の時間に起動するように設定されていると判断す
る。スクリーンセーバ起動抑制処理部は、スクリーンセ
ーバの設定を復旧処理のために、スクリーンセーバの種
類を示す文字列、即ち、「SCRNSAVE.EXE=」キーの右辺
を共通データベース(DB4)の「SCRNAME」を
示す番地に格納する(図12のステップS52のYes
→ステップS53)。
【0078】スクリーンセーバの起動抑制処理部は、O
Sのスクリーンセーバの設定を(なし)に変更設定し、
登録者以外が認証されるか、あるいは人物が認証できな
くなるまで、スクリーンセーバを起動しないように制御
する(図12のステップS53)。例えば、スクリーン
セーバの起動抑制処理部は、「SCRNSAVE.EXE=」キーの
右辺を空白に設定する。
【0079】また、もしスクリーンセーバの設定が(な
し)に設定されていたと判断された場合、スクリーンセ
ーバの起動抑制処理部は、スクリーンセーバが起動しな
いように設定されていると見なして、処理を終了する
(図12のステップS52のNo)。
【0080】次に、図3のデータベース構成図及び図1
3のフローチャートを参照して、本願発明の一実施形態
に係わるスクリーンセーバの設定復旧処理部の処理の手
順を説明する。
【0081】図7のステップS4で人物の顔を検出でき
なかったと判断された場合、又は、図7のステップS5
で登録者以外を検出したと判断された場合、個人認証処
理プログラム(PA)はOSのスクリーンセーバ設定を
復旧するための処理に制御を進める(図7のステップS
9、又は、ステップS10)。
【0082】スクリーンセーバ設定復旧処理部は、共通
データベース(DB4)の「SCRNAME」番地に文
字列が格納されているか否かを判断する(図13のステ
ップS61)。もし文字列が格納されていると判断され
た場合、スクリーンセーバ設定復旧処理部は、図12の
スクリーンセーバ起動抑止処理が実行される以前にOS
に登録されていたスクリーンセーバの設定が(なし)以
外に設定されていたと判断する。即ち、OSでスクリー
ンセーバが任意の時間に起動するように設定されていた
と判断する(図13のステップS62のYes)。スク
リーンセーバの設定復旧処理部は、共通データベース
(DB4)の「SCRNAME」に格納されているスク
リーンセーバの種類を示す文字列をOSの「SCRNSAVE.E
XE=」キーに設定し、OSのスクリーンセーバの設定を
変更される前の状態に設定し直す(図13のステップS
63)。
【0083】また、もし共通データベース(DB4)の
「SCRNAME」番地に格納されている文字列が空白
であると判断された場合、スクリーンセーバ設定復旧処
理部は、スクリーンセーバの元の設定が(なし)、即
ち、スクリーンセーバが起動しないように設定されてい
たものと見なし処理を終了する。
【0084】尚、本願発明の実施形態では、個人を認証
した際、スクリーンセーバの起動を制御していたが、設
定登録されたパスワードの入力がない限り、キーボード
からの入力をロック状態に維持し、LCDディスプレイ
23のバックライトをオフ状態にする「インスタントセ
キュリティ」機能の起動実行を設定することもできる。
この場合、個人認証処理の結果、登録者以外を認証した
際、インスタントセキュリティ機能を実行する。また、
登録者管理用データベース(DB2)に既に登録されて
いる登録者を人物(個人)認証した際、インスタントセ
キュリティ機能をユーザ毎に設定可能とすることも容易
にできる。
【0085】この様な構成にすることにより、個人認証
プログラムを利用してコンピュータシステムの省電力化
及びセキュリティ機能の向上を図ることができる。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、個人認証技術を利用して、ユーザがディスプレイ装
置のそばに設置されたカメラに対峙している間、即ち、
カメラに顔を向けている間、マウスやキーボード等の入
力装置に手を触れなくても、スクリーンセーバの起動を
自動的に抑止できる。
【0087】更に、この発明によれば、登録者以外の個
人を認証した時にスクリーンセーバを自動的に起動する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わるパーソナルコンピ
ュータのシステム構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態の個人認証処理プログラム(PA)
を実行することにより実現される、顔の特徴抽出により
個人認証処理機能を示す機能ブロック図。
【図3】同実施形態で適用するデータベースの構成例を
示す図。
【図4】同実施形態の動作を説明するための、撮影カメ
ラから撮込んだ映像(顔画面)の表示画面構成例を示す
図。
【図5】同実施形態の動作を説明するための、個人を認
証したときのユーザ別処理を示す画面の構成例を示す
図。
【図6】同実施形態の動作を説明するための、登録者以
外を認証したときのセキュリティの設定処理を示す画面
の構成例を示す図。
【図7】同実施形態に於ける個人認証処理プログラム
(PA)の処理に関する手順を示すフローチャート。
【図8】同実施形態に於ける個人認証処理プログラム
(PA)に従い、個人別の設定処理に関する手順を示す
フローチャート。
【図9】同実施形態に於ける共通データベース(DB
4)にセキュリティの設定処理を行う手順を示すフロー
チャート。
【図10】同実施形態に於ける個人認証処理の結果を利
用してスクリーンセーバの起動抑止処理に関する手順を
示すフローチャート。
【図11】同実施形態に於ける個人認証処理の結果を利
用して個人を認証した際に登録者以外を検出した場合、
スクリーンセーバを自動的に起動するための処理を示す
フローチャート。
【図12】同実施形態に於ける個人認証処理の結果を利
用して個人認証した際にスクリーンセーバの起動抑止処
理を実行するため、スクリーンセーバの設定変更の処理
を示すフローチャート。
【図13】同実施形態に於ける個人認証処理の結果、人
物の顔を検出できなかった時に、スクリーンセーバを本
来のオペレーティングシステムの設定に戻すための処理
を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…CPU(ローカル)バス、2…PCIバス、3…I
SAバス、11…CPU、12…ホスト−PCIブリッ
ジ、13…主メモリ、14…VGAコントローラ、15
…PCI−ISAブリッジ、16…バスマスタIDEコ
ントローラ、17…HDD、18…BIOS ROM、
19…RTC、20…EC、21…PSC、22…KB
C、23…USBコントローラ、24…サウンドコント
ローラ、25…画像I/F、26…バッテリ、27…外
部電源、31…VRAM、32…LCD、33…KB、
36…カメラ用コネクタ、37…撮影カメラ、PA…個
人認証処理プログラム、DB1…顔画像を格納する辞書
画像ファイル、DB2…登録者管理用データベース、D
B3…個人用データベース、DB4…共通データベース

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作者の人物画像を取込む撮影カメラ
    と、前記カメラにより取込まれた操作者の人物画像と予
    め登録された人物画像とを照合する個人認証手段と、前
    記認証手段による人物画像との照合処理の結果に基づい
    て、コンピュータの画面保護機能の実行を制御する制御
    手段とを具備することを特徴とするコンピュータシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記個人認証手段の人
    物画像との照合結果、予め登録された人物画像と認識し
    た場合、コンピュータの画面保護機能の実行を制限する
    ことを特徴とする請求項1記載のコンピュータシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記個人認証手段の人
    物画像との照合結果、予め登録された人物画像と認識し
    た場合、登録者別にコンピュータの画面保護機能の実行
    を設定可能とすることを特徴とする請求項2記載のコン
    ピュータシステム。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記個人認証手段の人
    物画像との照合結果、予め登録された人物画像と認識し
    て、コンピュータの画面保護機能の実行を制限する設定
    がなされている時、前記コンピュータシステムに設定さ
    れている画面保護機能の実行を停止することを特徴とす
    る請求項3記載のコンピュータシステム。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記個人認証手段の人
    物画像との照合結果、人物画像と認識できなかった際の
    コンピュータの画面保護機能を実行することを特徴とす
    る請求項1記載のコンピュータシステム。
  6. 【請求項6】 撮影カメラにより取込まれた操作者の人
    物画像と予め登録された人物画像とを照合する個人認証
    ステップと、前記認証ステップによる人物画像との照合
    処理の結果に基づいて、コンピュータの画面保護機能の
    実行を制御するステップとを具備することを特徴とする
    コンピュータシステムの画面保護の制御方法。
  7. 【請求項7】 前記制御するステップは、前記個人認証
    ステップの人物画像との照合結果、予め登録された人物
    画像と認識した場合、コンピュータの画面保護機能の実
    行を制限することを特徴とする請求項6記載のコンピュ
    ータシステムの画面保護の制御方法。
  8. 【請求項8】 前記制御ステップは、前記個人認証ステ
    ップの人物画像との照合結果、予め登録された人物画像
    と認識した場合、登録者別にコンピュータの画面保護機
    能の実行を設定可能とすることを特徴とする請求項7記
    載のコンピュータシステムの画面保護の制御方法。
  9. 【請求項9】 前記制御ステップは、前記個人認証手段
    の人物画像との照合結果、予め登録された人物画像と認
    識して、コンピュータの画面保護機能の実行を制限する
    設定がなされている時、前記コンピュータシステムに設
    定されている画面保護の実行機能を停止することを特徴
    とする請求項8記載のコンピュータシステムの制御方
    法。
  10. 【請求項10】 前記制御ステップは、前記個人認証ス
    テップの人物画像との照合結果、人物画像と認識できな
    かった際のコンピュータの画面保護機能を実行すること
    を特徴とする請求項6記載のコンピュータシステムの制
    御方法。
  11. 【請求項11】 撮影カメラを備えたコンピュータシス
    テムに於いて、前記カメラにより取込まれた操作者の人
    物画像と予め登録された人物画像とを照合する個人認証
    機能と、前記認証機能による人物画像との照合処理の結
    果に基づいて、コンピュータの画面保護機能の実行を制
    御する機能とを実現されるためのプログラムを記録した
    機械読取可能な記憶媒体。
  12. 【請求項12】 前記制御機能は、前記個人認証ステッ
    プの人物画像との照合結果、予め登録された人物画像と
    認識した場合、登録者別にコンピュータの画面保護機能
    の実行を設定可能とすることを実現されるためのプログ
    ラムを記録した請求項11記載の機械読取可能な記憶媒
    体。
  13. 【請求項13】 前記制御機能は、前記個人認証ステッ
    プの人物画像との照合結果、人物画像と認識できなかっ
    た際のコンピュータの画面保護機能を実行することを実
    現されるためのプログラムを記録した請求項12記載の
    機械読取可能な記憶媒体。
  14. 【請求項14】 前記制御機能は、前記個人認証手段の
    人物画像との照合結果、予め登録された人物画像と認識
    して、コンピュータの画面保護機能の実行を制限する設
    定がなされている時、前記コンピュータシステムに設定
    されている画面保護の実行機能を停止することを実現さ
    れるためのプログラムを記録した請求項13記載の機械
    読取可能な記憶媒体。
  15. 【請求項15】 前記制御機能は、前記個人認証ステッ
    プの人物画像との照合結果、人物画像と認識できなかっ
    た際のコンピュータの画面保護機能を実行することを実
    現されるためのプログラムを記録した請求項11記載の
    機械読取可能な記憶媒体。
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