JP2003284141A - 携帯通信端末用認証装置 - Google Patents

携帯通信端末用認証装置

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JP2003284141A
JP2003284141A JP2002079229A JP2002079229A JP2003284141A JP 2003284141 A JP2003284141 A JP 2003284141A JP 2002079229 A JP2002079229 A JP 2002079229A JP 2002079229 A JP2002079229 A JP 2002079229A JP 2003284141 A JP2003284141 A JP 2003284141A
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Atsushi Kagaya
淳 加賀谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯通信端末のセキュリティ性を高める。 【解決手段】 携帯電話器1の制御部15は、携帯電話
器1を操作しようとする操作者がカメラ25を用いて撮
影して得た操作者顔写真画像データDを基地局100に
設けられた認証サーバ50に送信し、認証サーバ50
は、記憶部65に記憶された該携帯電話器1の所有者の
顔写真画像データSにより表される顔写真画像と、操作
者顔写真画像データDにより表される顔写真画像とを照
合して認証を行うと共に、認証結果を携帯電話器1の制
御部15に返送する。携帯電話器1の制御部15は、認
証サーバ50から返送されてきた認証結果に基づいて、
操作者が所有者であれば、該操作者による携帯電話器1
の操作を可能にするが、操作者が所有者ではなければ、
該操作者による携帯電話器1の操作を阻止すると共に、
警告音を鳴らして警告を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話などの携
帯通信端末用認証装置、より具体的には、携帯通信端末
の安全性を高めるための認証装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話や、電子メール送受信用
携帯ツールなどの携帯通信端末が急激に普及しつつあ
る。これらの携帯通信端末は、機能が充実し、本来の通
話や、電子メールの送受信などのことは勿論、インター
ネットにアクセスしたり、ネットショッピングをしたり
するなど、様々な形態で利用されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の携帯通信端末は、4桁の暗証番号を用いて操作者が所
有者本人であることを確認する程度の簡易なセキュリテ
ィ措置を持ったものが殆どである。4桁の暗証番号によ
るセキュリティ措置は、例えば最大1万回試せば簡単に
破られるものであり、セキュリティ性が低いという問題
がある。暗証番号の桁数を増やしても、暗証番号を知ら
ない人間は試す回数を増やすだけで確実に破ることがで
きる。そのため、現在の携帯通信端末は、他人に悪用さ
れることを完全に防ぐことができず、ユーザが安心して
使用することができるように、携帯通信端末のセキュリ
ティ性を高めることが要求されている。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みなされたもので
あり、携帯電話などの携帯通信端末のセキュリティ性を
高くすることができる携帯通信端末装置用認証装置を提
供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の携帯通信端末用
認証装置は、携帯通信端末の所有者の身体的特徴を表す
情報を登録する所有者身体的特徴登録手段と、前記携帯
通信端末を操作する操作する操作者の前記身体的特徴を
表す情報を取得する操作者身体的特徴取得手段と、前記
操作者の前記身体的特徴を表す情報と、前記登録手段に
登録された前記所有者の前記身体的特徴を表す情報とを
照合する照合手段と、前記操作者の前記身体的特徴を表
す情報と、前記登録手段により登録された前記所有者の
身体的特徴を表す情報とが一致するとき、前記操作者に
よる前記携帯通信端末の操作を可能にし、前記操作者の
前記身体的特徴を表す情報と、前記登録手段により登録
された前記所有者の前記身体的特徴を表す情報とが一致
しないとき、前記操作者による前記携帯通信端末の操作
を阻止する操作制御手段とを備えてなるものであること
を特徴とするものである。
【0006】即ち、本発明の携帯通信端末用認証装置
は、従来の暗証番号の替わりに、携帯通信端末の所有者
の身体的特徴を表す情報を利用して、該携帯通信端末の
操作者が所有者であるかを確認するものである。「身体
的特徴を表す情報」とは、対象者を特定することができ
るいかなる身体的特徴を表す情報(以下略して身体的特
徴情報という)であってもよく、例えば、顔写真、声
紋、目の虹彩、指紋などとすることができる。
【0007】また、本発明の携帯通信端末用認証装置が
用いる前記身体的特徴情報としては、上述した特徴情報
の1つでもよいし、複数の組合せであってもよい。複数
の身体的特徴情報を用いる場合、本発明の携帯通信端末
用認証装置の操作制御手段は、操作者の複数の身体的特
徴情報と、登録手段により登録された所有者の複数の身
体的特徴情報とが全て一致しない限り、該操作者に携帯
通信端末の操作を阻止するようにするものであってもよ
いし、操作者と所有者の身体的特徴情報が、1つでも一
致するものがあれば、該操作者に携帯通信端末の操作を
可能にするものであってもよい。
【0008】また、本発明の携帯通信端末用認証装置
は、認証対象となる所有者が所有する携帯通信端末と接
続して使用される独立型のものであってもよいし、携帯
通信端末装置に内蔵されるものであってもよい。
【0009】本発明の携帯通信端末用認証装置の前記身
体的特徴登録手段は、本発明の認証装置本体に内蔵され
るものであってもよいし、認証装置の負担を減少する視
点から、例えば前記身体的特徴情報登録手段として各々
の携帯通信端末の所有者の身体的特徴情報を登録する登
録専用サーバを設け、前記操作者身体的特徴取得手段お
よび前記操作制御手段とは、該登録専用サーバとネット
ワークを介して接続されるようにしてもよい。
【0010】本発明の携帯通信端末用認証装置の前記操
作制御手段は、操作者の身体的特徴情報と所有者の身体
的特徴情報とが一致しないとき、該操作者による携帯通
信端末装置の操作を阻止すると共に、警告も行うもので
あることが好ましい。なお、警告を行う警告手段として
は、警告音を鳴らすなどの通常の警告を行うものであっ
てもよいし、操作者が行おうとする操作に応じてより効
果的な警告を行うものであってもよい。例えば、操作者
は、携帯通信端末を用いてネットショッピングを行おう
とする際に、該操作者の身体的特徴情報と所有者の身体
的特徴情報とが一致しなければ、ネットショッピング先
のウェブアドレスなどのネットアドレスに「今の操作者
は該携帯通信端末の所有者ではない」旨のメッセージを
送信したり、操作者が電話をかける受話側、または電子
メールを送信する送信先の端末に「今の操作者は該携帯
通信端末の所有者ではない」旨のメッセージを送信した
りするようにしてもよい。
【0011】
【発明の効果】本発明の携帯通信端末用認証装置は、携
帯通信端末の操作者および所有者の顔写真や、声紋、目
の虹彩、指紋などの身体的特徴情報を照合し、両者の身
体的特徴情報が一致すれば、該操作者による携帯通信端
末の操作を可能にするが、両者の身体的特徴情報が一致
しなければ、該操作者による携帯通信端末の操作を阻止
するようにしているので、所有者だけ、該所有者の所有
する携帯通信端末を使用することができるので、セキュ
リティ性が極めて高い。
【0012】また、所有者の身体的特徴情報を登録する
身体的特徴情報登録手段を、本発明の認証装置本体に内
蔵せず、ネットワークにより本発明の認証装置本体と接
続するようにすれば、本発明の認証装置本体内に所有者
の身体的特徴情報を登録するための記憶手段などを設け
る必要が無くなるので、認証装置の軽量化、構造の簡単
化を図ることができる。
【0013】また、本発明の認証装置の操作制御手段
は、操作者と所有者との身体的特徴情報が一致しないと
き、該操作者による操作を阻止すると共に、警告も行う
ようにすれば、「ひょっとしたら使えるかもしれない」
や、「使えないとしてもばれることもない」などの僥倖
心理からの悪用を防ぐことができるので、より携帯通信
端末のセキュリティ性を高めることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態について説明する。
【0015】図1は、本発明の実施形態となる通信(通
話を含む)システムの構成を示すブロック図である。図
1に示すように、本実施形態の携帯電話システムは、携
帯電話器1、設置電話器2、コンピュータ3などの通信
端末と、携帯電話器1の通信を中継するための携帯電話
用基地局100と、設置電話器2の通信を中継するため
の設置電話器用基地局200と、コンピュータ3の通信
を中継するためのプロバイダ(SP)300とからな
り、基地局100には、携帯電話器1の使用者が該当す
る携帯電話器の所有者であるか否かを認証する認証サー
バ50を備えている。
【0016】図2(a)は、図1に示す通信システムに
おける携帯電話器1の構成を示すブロック図であり、図
2(b)は、基地局100に備えられた認証サーバ50
の構成を示すブロック図である。
【0017】図2(a)に示すように、図1の通信シス
テムの携帯電話器1は、基地局100を介して他の通信
端末および基地局100の認証サーバ50と通信と行う
通信部10と、電話をかけたり、電子メールを送信した
り、インタネットにアクセスしたりするなどの操作を行
う操作部20と、前記操作部20にて何らかの操作が行
われる際(例えば、電話番号を入力して電話をかける
際、送信先の電子メールアドレスを指定して電子メール
を送信する際)に、操作者に後述するカメラ25を用い
て自分の顔写真を撮影する指示や、撮影して得た操作者
の顔写真画像データを認証サーバ50に送信すること
や、認証サーバ50の認証結果に基づいて、該操作者に
操作を許可するか否かなどの決定などを行う制御部15
と、撮影を行うカメラ25とからなる。なお、制御部1
5には、認証結果は、操作者が所有者ではないことを示
す結果であるとき、警告を行う図示しない警告部を備え
ている。
【0018】図2(b)に示すように、携帯電話用基地
局100に設けられた認証サーバ50は、携帯電話器1
と通信を行う通信部60と、携帯電話器1を購入した際
に販売店において撮影して得た該携帯電話器1の所有者
の顔写真画像データ(Sとする)を携帯電話器1の電話
番号と関連付けて記憶する記憶部65と、携帯電話器1
から送信されてきた操作者の顔写真画像データ(Dとす
る)により表される画像と、記憶部65により記憶され
た該携帯電話器1の所有者の顔写真画像データSにより
表される画像とを照合することによって操作者所有者で
あるか否かを判断し、判断結果(認証結果)を携帯電話
器1に送信する照合部70と、照合部70により操作者
が所有者ではないと判断されたとき、警告を行う警告部
75とからなる。
【0019】また、設置電話器2は、基地局200を介
して他の通信端末と通話を行うものであり、コンピュー
タ3は、SP300を介して他の通信端末と通信を行う
ものである。
【0020】次いで、図3および図4を参照して、本実
施形態の通信システムの動作を具体的に説明する。な
お、本発明の主旨を分かりやすくするために、携帯電話
器1および認証サーバ50の動作に重点をおいて説明を
進める。また、説明上の便宜のため、携帯電話器1に対
する操作として、設置電話器2に電話をかけること、コ
ンピュータ3に電子メールを送信することだけを例にし
て説明を行う。
【0021】図3は、図1に示す実施形態の通信システ
ムにおける携帯電話器1の動作を示すフローチャートで
ある。図示のように、操作者が、携帯電話器1の操作部
20を用いて携帯電話器1に対して操作(ここでは、設
置電話器2の電話番号を入力して電話をかける操作と、
電子メールアドレスを入力してコンピュータ3に電子メ
ールを送る操作の2つとする)を行うと(S10)、携
帯電話器1の制御部15は、「顔写真を撮影してくださ
い」旨の音声メッセージを出し、操作者に顔写真の撮影
指示を行う(S15)。操作者は、カメラ25を用いて
撮影を行って、操作者の顔写真画像データDを得ると、
制御部15は、この画像データDと共に、操作者の入力
した電話番号または電子メールアドレスを基地局100
に送信する(S20)。基地局100の認証サーバ50
から認証結果が返信されるまで待機するが、認証サーバ
50から認証結果を受信すると(S25)、制御部15
は、この認証結果を確認する(S30)。認証結果が、
操作者が所有者であることを示す結果であれば(S3
0:Yes)、ステップS10により指示された操作を
該操作者にさせる(S35。例えば、設置電話器2と通
話することや、電子メールの内容を送信することなど)
が、認証結果が、操作者が所有者ではないことを示す結
果であれば(S30:No)、操作部20の操作をロッ
クすると共に、図示しない警告部により警告音を鳴らす
ことによって警告を行う(S40)。
【0022】図4は、図1に示す実施形態の通信システ
ムにおける基地局100に備えられた認証サーバ50の
動作を示すフローチャートである。図示のように、認証
サーバ50が、通信部60により携帯電話器1の制御部
15から送信されてきた(図3におけるステップS2
0)操作者の顔写真画像データDを受信すると(S5
0)、照合部70は、記憶部65から該携帯電話器1の
電話番号と関連付けて記憶されている所有者の顔写真画
像データSを読み出して、画像データDと画像データS
により表される夫々の顔写真画像を照合する(S55)
と共に、照合の結果(認証結果)を携帯電話器1に送信
する(S60)。また、認証サーバ50側において、認
証結果が、2つの顔写真画像は同一人物のものであるこ
とを示すものであれば(S65:Yes)、基地局10
0の図示しない通信のための中継装置に通信を成立させ
るが(S70)、認証結果が、2つの顔写真画像は同一
人物のものではないことを示すものであれば(S65:
No)、警告部75により要求された電話の通話先(設
置電話器2)または電子メールの送信先のアドレスに、
夫々音声と電子メール方式で「電話番号*******
**の携帯電話器1でお客様に電話をかける者がいます
が、この者は携帯電話器1の所有者ではない」と、「今
電話番号*******の携帯電話器1からお客様にメ
ールを送信しようとする者がいますが、この者は携帯電
話器1の所有者ではない」旨のメッセージを送信するこ
とによって警告を行う(S40)。
【0023】基地局100の図示しない中継装置は、認
証サーバ50の認証結果に応じて携帯電話器1による通
信を成立させるか、携帯電話器1の通信を切断する。
【0024】このように、本実施形態の通信システムに
おける携帯電話器1および認証サーバ50によれば、操
作者の顔写真画像と携帯電話器1の所有者の顔写真画像
とを照合することによって、操作者が所有者であるか否
かを確実に判別し、所有者ではない操作者に対して、携
帯電話器1に対する操作を阻止するようにしているの
で、携帯電話器1が他人に悪用されることを防ぐことが
でき、セキュリティ性が高い。
【0025】また、携帯電話器1と認証サーバ50との
両側において、所有者ではない操作者の操作に対して警
告を行うようにしているので、所有者ではない携帯電話
器を悪用することを心理的に防ぐことができ、より安全
である。
【0026】以上、本発明の携帯電話端末用認証装置の
望ましい実施形態について説明したが、本発明は、上述
した実施形態に限られるものではなく、本発明の主旨を
変えない限り、様々な変更を加えることができる。
【0027】例えば、図1に示す通信システムにおい
て、携帯電話器1の所有者の顔写真画像データSを記憶
する記憶部60および本人認証を行う照合部70は、携
帯電話器用基地局100の認証サーバ50に備えられて
いるが、記憶部60と照合部70とを、携帯電話器1側
に設けるようにしてもよいし、照合部70と記憶部60
とを夫々携帯電話器1と認証サーバ50に設け、照合部
70により照合を行う際に、認証サーバ50の記憶部6
0から所有者の顔写真画像データSをダウンロードして
照合を行うようにしてもよい。
【0028】また、上述した実施形態において、制御部
15とカメラ25とが、携帯電話器1に内蔵されている
が、本発明の認証装置は、携帯通信端末と一体化された
ものであってもよいし、携帯通信端末と接続して使用さ
れる独立型のものであってもよい。
【0029】また、上述した実施形態において、所有者
および操作者の身体的特徴情報として、顔写真を用いた
が、本発明の認証装置が本人認証を行う際に使用する所
有者および操作者の身体的特徴情報は、顔写真に限られ
るものではなく、目の虹彩、声紋、指紋などのうちの1
つまたは複数の組合せであってもよい。
【0030】また、上述した実施形態における認証サー
バ50の警告部75は、操作者が指示された送信先の通
信端末に警告メッセージを送信するようにしているが、
例えば、操作者が所有者ではないと判断したとき、警備
会社などに通報するメッセージを送信するようにして警
告を行うようにしてもよい。
【0031】また、上述した実施形態において、携帯電
話器1に対する操作として、電話をかける操作と、電子
メールを送信しようとする操作だけを例として挙げた
が、本発明の認証装置は、必要と思われるいかなる操作
(通信履歴を確認する操作や、電話帳を参照する操作な
ど)に対して、認証を行うようにしてもよい。
【0032】また、上述した実施形態において、携帯電
話器1に対する操作を行う際に必ず本人認証が行われる
ようになっているが、例えば、携帯通信端末に「通常モ
ード」と「悪用防止モード」を設定できるようにし、
「通常モード」に設定された時本人認証を行わないが、
「悪用防止モード」に設定された時に、設定の変更を含
むいかなる操作に対しても認証を行うようにしてもよ
い。
【0033】また、上述した実施形態において、携帯通
信端末として携帯電話器を例にしたが、本発明の携帯電
話端末用認証装置は、携帯電話器に限らず、いかなる携
帯通信端末にも適用することができる。
【0034】また、上述した実施形態において、所有者
の顔写真画像データを認証サーバ50の記憶部に登録さ
せることは、携帯電話器1の販売店において販売時に登
録されるようになっているが、例えば、携帯電話器1の
販売時に、携帯電話器の所有者の顔写真画像データを登
録するための暗証番号を所有者に決めてもらい、この暗
証番号を知っている者が、携帯電話器1を用いて顔写真
画像データを登録するようにしてもよい。
【0035】また、時が経つことによって、所有者の顔
に変化が生じることもあるので、定期的に所有者によっ
て登録した顔写真画像データの更新を行うことができる
ようにしてもよい。
【0036】また、顔写真による人物認証の場合、顔写
真の位置のずれにより認証結果に影響が出ることがある
ので、携帯電話器のカメラを用いて顔写真を撮影しよう
とする操作者に、目の位置などを示すテンプレートを表
示するようにして認証のし易さおよび精度を高めるよう
にしてもよい。
【0037】本発明の認証装置は、携帯通信端末を用い
て電話をかけることや、インタネットにアクセスするこ
となどの通信操作を行う際のセキュリティ措置として利
用されるだけではなく、他の形態で利用されることもで
きる。例えば、金融機関のATM装置を操作する際に、
本発明の認証装置が実装された携帯電話器を本人の身分
証明書のように利用してもよい。具体的には、例えば、
ATM装置に受信装置および契約者の携帯電話番号を記
憶した記憶部を備え、ATM装置は、ある契約者の口座
に対して何らかの操作しようとする者に対して、該契約
者の携帯電話番号を有する携帯電話器からATMの受信
装置に何らかのメッセージを送信することを要求し、受
信装置により該契約者の携帯電話器からメッセージを受
信することによって操作者が携帯電話器の所有者、すな
わち口座の契約者であることを確認することができる。
この方法も、従来の4桁の暗証番号によるセキュリティ
措置より確実である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯通信端末用認証装置の実施形態と
なる通信システムの構成を示すブロック図
【図2】図1に示す通信システムにおける携帯電話器1
および基地局100に備えられた認証サーバ50の構成
を示すブロック図
【図3】携帯電話器1の動作を示すフローチャート
【図4】認証サーバ50の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1 携帯電話器 2 設置電話器 3 コンピュータ 10 通信部 15 操作制御部 20 操作部 25 カメラ 50 認証サーバ 60 通信部 65 記憶部 70 照合部 75 警告部 100 基地局 200 基地局 300 プロバイダ D 操作者顔写真画像データ S 所有者顔写真画像データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B085 AE25 AE26 AE27 5J104 AA07 KA01 KA16 KA17 KA18 KA19 PA02 5K027 AA11 BB09 HH11 HH26 5K067 AA32 BB04 DD17 EE02 EE16 FF01 GG01 KK13 KK15

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯通信端末の所有者の身体的特徴を表
    す情報を登録する所有者身体的特徴登録手段と、 前記携帯通信端末を操作する操作者の前記身体的特徴を
    表す情報を取得する操作者身体的特徴取得手段と、 前記操作者の前記身体的特徴を表す情報と、前記登録手
    段に登録された前記所有者の前記身体的特徴を表す情報
    とを照合する照合手段と、 前記操作者の前記身体的特徴を表す情報と、前記登録手
    段により登録された前記所有者の身体的特徴を表す情報
    とが一致するとき、前記操作者による前記携帯通信端末
    の操作を可能にし、前記操作者の前記身体的特徴を表す
    情報と、前記登録手段により登録された前記所有者の前
    記身体的特徴を表す情報とが一致しないとき、前記操作
    者による前記携帯通信端末の操作を阻止する操作制御手
    段とを備えてなるものであることを特徴とする携帯通信
    端末用認証装置。
  2. 【請求項2】 前記身体的特徴が、顔写真、声紋、目の
    虹彩、指紋のうち、少なくとも1つを含むものであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の携帯通信端末用認証装
    置。
  3. 【請求項3】 前記操作者身体的特徴取得手段および前
    記操作制御手段が、ネットワークにより前記登録手段と
    接続されるものであることを特徴とする請求項1または
    2記載の携帯通信端末用認証装置。
  4. 【請求項4】 前記操作者の前記身体的特徴を表す情報
    と、前記登録手段に登録された前記所有者の前記身体的
    特徴を表す情報とが一致しないとき、警告を行う警告手
    段を更に備えたことを特徴とする請求項1から3のいず
    れか1項記載の携帯通信端末用認証装置。
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